2014年10月26日

【2014年10月31日】<討論集会> 戦後ジャーナリズム 最大の危機―安倍暴走政権にどう立ち向かうか―

  <討論集会> 戦後ジャーナリズム 最大の危機
         ―安倍暴走政権にどう立ち向かうか―

開催日時:10月31日(金) 開場:18時  開会:18時30分

会  場:文京区民センター 3階・3A室
都営三田線・大江戸線春日駅下車すぐ
東京メトロ丸の内線・南北線線後楽園駅より徒歩3分

資 料 代;1000円(学生:無料)


 朝日新聞の「誤報」事件は、マスコミ界のうえに大きな影を落としましたが、それはいまだにあちこちに長い尾を引きずりながら、広がりつづけています。

 影の第一の部分は、政府が謝罪責任を負うべき慰安婦は存在しないとする歴史観や、原子力発電の再稼働に固執する安倍政権と、その政策を支持するメディアばかりが、朝日の過ちを奇貨とし、自分たちの主張を一方的に大きく叫ぶ状況の出現です。ついで第二の部分は、多数の市民までも含む右翼勢力が、「国益」を害する朝日関係者を葬れと気勢を上げ、対象者個人やその家族のプライバシーまで暴き、当人とその職場に危害を加えるぞと、威嚇するようになっている事態です。また三つ目として、誤報に絡む自社関係者を処分し、問題の収束を図ろうとする気配が朝日内部に感じられる点です。それは、ジャーナリストのやる気を挫き、それによって生じる現場の萎縮は、言論界全体に及ぶでしょう。

 安倍政権は今、問答無用で秘密保護法を施行、さらに「切れ目」のない日米防衛協力新ガイドラインを結び、アメリカが勝手に唱えるイスラム国相手の「有志連合」に、集団的自衛権を飛び越して加わる勢いです。そうなったら平和憲法は風前の灯です。この暴走を止めるには、ジャーナリストと市民が協力関係を鍛え直して無数の市民的要求を合体、戦後ジャーナリズムの復権を大胆に図り、安倍政権を打倒するほかありません。

<プログラム>
 [第1部] 問題提起と提言
司 会: 桂 敬一(マスコミ九条の会呼びかけ人)
発言者:原 寿雄(元共同通信編集主幹)
         永田浩三(元NHKディレクター、武蔵大教授)
         斎藤貴男(ジャーナリスト)
――――休憩――――
[第2部] リレートークと討論
トーク:北村 肇(元毎日記者、「週刊金曜日」発行人)
竹信三恵子(ジャーナリスト、和光大教員)
金平茂紀(テレビジャーナリスト)
         中野晃一(上智大教授、立憲デモクラシーの会)

その後、第1部発言者、フロア発言者を交えて討論

 主催  日本ジャーナリスト会議・マスコミ九条の会

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 12:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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