2014年10月19日

従軍慰安婦: クマラスワミ報告書について

前田朗Blog: クマラスワミ報告書について
http://maeda-akira.blogspot.jp/2014/10/blog-post_15.html

以下は抜粋。

「岸田外相は「各国に説明する際、『詳細すぎる』との指摘を受け、簡潔な文書を改めて作成し、国連に提出した」と経緯を説明したと言う。」

「「詳細すぎる」などと言う批判ではない。第1に、国際法解釈が間違っている。第2に、特別報告者を侮辱している。この2点で批判を受けて、日本政府はあわてて、反論書を取り下げた。」

「クマラスワミ及びマクドゥーガルによる戦時性暴力や性奴隷制に関する国際法解釈は、その後の国連における議論だけでなく、国際刑法にも受け継がれた。旧ユーゴスラヴィア国際刑事法廷やルワンダ国際刑事法廷において、ついに戦時性奴隷制が人道に対する罪として裁かれた。国際刑事裁判所規程にも「人道に対する罪としての性奴隷制」という犯罪規定が盛り込まれた。この点こそが、クマラスワミ報告書の最大の意義であった。」

太田光征
posted by 風の人 at 23:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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