2014年10月19日

敗戦後の日本軍の資料焼却について証言

------- Original Message --------
Subject: [CML 034534] 公文書押収、内容、焼却、返還
Date: Fri, 17 Oct 2014 22:05:33 -0700

しかし、すでにこんな事はとっくに知られているのではないかとチェックしてみると、やはりありました。

http://ianhu.g.hatena.ne.jp/bbs/26

番号、42〜50
あたりにいろいろと興味のある事が書かれています。

48では私が少しだけ書いた
>佐世保海軍航空隊 連合軍上陸前に全書類の処分<
の処分についても像付き説明がすでにありました。
また
50にこうあります。

>敗戦後の日本軍の資料焼却については吉田裕が「現代歴史学と戦争責任」(青木書店、1997年)で詳しく書いていますね。1章を設けて
「敗戦前後における公文書の焼却と隠蔽」p127〜141で書いています。この中で、敗戦当時、官房文書課事務官であった大山正が「内務省
の文書を全部焼くようにという命令がでまして、後になってどういう人にどういう迷惑がかかるか判らないから、選択なしに全部燃やせということで、
内務省の裏庭で三日三晩、えんえんと夜空を焦がして燃やしました」と回想している。
とあります。(p129)<

9月『いま明かす戦後史』櫻田武/鹿内信隆サンケイ出版 1973 で鹿内信隆が慰安婦供給とかかわったことが紹介されましたが、やはり同じ本

>p.129-134を抜書き
(櫻田武)とにかく,あのころは書類を片っぱしからドラム缶の下のほうに穴をあけて,どんどんぶち込んで燃やすんですから,陸軍省でも海軍省でも.
それはもう,大変な書類の焼却でしたね. あれは,むしろ焼かないで,とって置いたほうがよかったんじゃないかと思いましたね。<

52
>(秦郁彦 『慰安婦と戦場の性』、1999年 新潮選書、177−178ページ。 強調は引用者による。)
たとえば、軍は有史いらい初めての敗戦に動転したのか、終戦の日に重要書類の大部分を燃やした。戦犯裁判の材料にされるのを恐れたからと
されるが、選別の余裕もないままに、人事記録まで処分してしまう。<

それらはどこか出所のハッキリしない、作り話(捏造)のたぐいではないと私はみてます。書類処分について興味のある方はそちらを薦めます。
私のはあくまでも補助的ということで(と言ってもそれらもすでに知られているかも知れませんが)。

-----------------
以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 12:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック