前回11月12日にひらかれた福島県県民健康管理調査検討委員会は、
今回14回委員会を2月7日(金)に開くと、県当局によって発表されました。
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=F466C7A901DF0CA661F574D0A53BE8F6?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=24809
http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/260207kentouiinkai.pdf
甲状腺検査においては、
穿刺細胞診の結果において「癌ないし癌うたがい」の小児(被曝時18歳以下)が、
前回2013年10月末締めにおいて、
59名(うち1名は手術の結果良性だったと発表)でしたが、
今回もまた、2次検査終了者の増加に伴って、
ほぼ比例して、その数を増やすと思われます。
県立医大の甲状腺検査システムにおいては、
100万人当たり凡そ440人の有病率を示しています。
◆傍聴報告 甲状腺検査結果について(添付)
これを「多発」と見るかどうかについては、
福島県立医大甲状腺部門長鈴木眞一氏と
岡山大学疫学専門津田 敏秀氏の間で、
12月21日に白河市でディスカッションが行われましたので、
その記録ビデオに再度ご注目ください。
◆「100ミリ以下はがん増えない」誤り?専門家会議で一致
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1706
このディスカッションに関連しますが、
第13回の席上
「100ミリシーベルトまでは影響はないというのが、
UNSCEAR2010報告の趣旨である」と、
福島県立医大安村教授は報告しました。
しかしこれを、UNSCEAR2010報告の文面と照合してみますと、
根拠薄弱で自分勝手な文章解釈、すなわち、
真っ赤な嘘であることがわかりました。
◆「という余りにも粗雑な」(添付)
なお、新しいUNSCEARの報告書ですが、
2013年5月付けでUNSCEAR年次総会で決定したという、
国連総会あて報告書は、いまだ本文は未公表です。
福島第一原発事故に関する結論部分の数ページだけが、
公称発表日時に遅れること7ヶ月、
去る12月に公表されたものの、
肝心の本文、300ページにも及ぶであろう科学的部分annex 1は、
1月に公表予定とされていましたが、
さらに延びて、4月公表予定と延期されました。
これこそ、言語道断、という日本語にピッタリです。
UNSCEARは、
「はじめに結論ありき」を地で行ってます。
ni0615田島拝
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以上、転載
太田光征
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