2014年01月03日

歌は自由をめざす!パレスチナ映画『自由と壁とヒップホップ』

■■□「自由と壁とヒップホップ」 現在公開中!
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いかに抑圧されようと、人間が「自由を求める自由」は
誰にも奪えない――

忘れもしません、2009年12月、東京の友人から、興奮した声で、
電話がありました。「すっごく良かったから、明日京都で試写
会があるから、絶対に見て!」
パレスチナ映画「スリングショット・ヒップホップ」の試写会
を見た彼は、映画館を出るなり公衆電話から京都の私に電話を
かけたのです。その晩、東京の別の友人たちからも、同じ趣旨
のメールが複数、届きました。

翌日、仕事が終わるや試写会場に駆けつけました。東京の試写
の反応が伝わって、会場は超満員、みなの期待で異様な熱気に
満ちていました。そして映画が始まって……

封鎖下のガザで、占領下の西岸で、そしてイスラエルで、
ラップに生きるパレスチナ人の若者たちの、ヒップホップな
物語です。パレスチナのドキュメンタリーなんて、きっと深刻で
暗くて…という思い込みを、根底から覆してくれます。

「音楽は自由をめざす」(中川敬)、
どんなに抑圧されようと、人間の「自由を求める自由」(竹中労)
を奪うことなど誰にもできない……
この映画ほどそれを実感させてくれる作品はありません。
(個人的には、キンシャサのもう一つの奇蹟を描いた音楽ドキュ
メンタリー「ベンダビリリ」と並ぶ傑作です。)

その「スリングショット・ヒップホップ」が、『自由と壁と
ヒップホップ』のタイトルで、待望の日本公開!現在、東京、
青山のイメージ・フォーラムで上映中です(11:15、13:15、15:1
5の1日3回上映)。このあと、随時、全国公開します(関西は、
まず大阪、第七芸術劇場で2月1日から。京都はみなみ会館です
(日程未定))

4年前、試写をご覧になった方は、あの感動をもう一度、
まだの方は、ぜひ、この機会に。元気をいっぱい貰える作品、
寒さも何もかも吹き飛ばしてくれます。まさに新年に観るに
ふさわしい1本です。見ないと絶対に損です!

おか まり

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 12:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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