2007年03月31日

新社会党東京都本部浅野支援を決定。「反石原」で統一候補を要請

吉岡滋子です。
 都知事選について、情報を一つ。
 
 新社会党東京都本部は、都知事選について以下のように表明しています。
 「『反石原の都民の声を一つにして大きなうねりをつくる』立場から浅野氏を支持し闘うことを決めた。」
「『すべての反石原の候補者やその支持政党、諸団体、市民ら』に、浅野氏を”統一候補”とするよう呼びかける『声明』を出した。」とあります。(週刊「新社会」3月20日)

 私は「赤旗」を購読し、いろいろな情報を得るのに結構重宝していますが、「新社会」も購読しており、上記の記事を見つけました。同じ「新社会」(3.27)で、以下の記事も見つけました。石原三選阻止の意義がよくわかるものです。
 
 「日の丸君が代  闘う者を孤立させない  予防訴訟判決が武器  不服従の闘いが続く 東京教員集会」のタイトルで、「3月7日、東京都内で『不起立者支援・入学式直前・4者総決起集会』が開かれた」ことを報じる記事の中に、次のように報告されていましす。

 「卒・入学式4者対策本部の永井栄俊さんは、『卒業式での都教委の祝辞は、オリンッピク招致と東京マラソンのために高校生3000人が”奉仕”という名目で動員されたことなど、まるで石原都知事の選挙応援演説』と報告し、『石原三選阻止を実現できれば私たちの闘いは勝利することになる』と語った」
 
 石原三選を阻止することがどれほど必要とされているか、よくわかります。一番厳しいところで闘っている人たちほど、切実なのです。(都の養護学校の教員をしている渡辺厚子さんは、とうとう停職という処分を受けました。これから、校門前での闘いを始めるという報告をMLで先ほど見ました)三選阻止を現実のものとすることが、いかに求められているか?おわかりになっていただけるでしょう。
 
 新社会党が都知事選で「『反石原』で統一を」することを求め、「浅野史郎氏を支援」することに決めたのも上記の判断があるからに他ならないと思います。民主・社民・新社と共闘が事実上できている形になりますが、これに共産党は乗れないのでしょうか?

 「日本会議」の跳梁跋扈をこれ以上許さず、ファシズムの流れを断ち切る第一歩が踏み出せるかどうかの分かれ道となる重大な選挙です。賢明なる判断をぜひお願いしたいです。
posted by 風の人 at 13:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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