2013年08月28日

再掲載:シリアの化学兵器物語り:人道的大惨事を後押しした米=NATOの計画とは?

CNNは2012年12月9日付の記事「米国が貯蔵化学兵器の確保でシリア反乱軍の訓練を支援」で、米国と欧州の同盟国がヨルダンとトルコで軍事請負会社を使って、シリアにおける貯蔵化学兵器の確保方法について、シリア反乱軍を訓練していると伝えている。

Sources: U.S. helping underwrite Syrian rebel training on securing chemical weapons – CNN Security Clearance - CNN.com Blogs
http://security.blogs.cnn.com/2012/12/09/sources-defense-contractors-training-syrian-rebels-in-chemical-weapons/

以下、転載

太田光征



みなさまへ    (BCCにて)松元

サリンガスなど「シリアの化学兵器」について、昨日から日本の報道各社も「反体制派(反政府派)」のニュースソースを横並びで垂れ流しています。 「反体制派」が提供した「動画」も全世界のTV局で放映されているようです。

国連調査団がシリアに派遣されたこのときに、劣勢の「反体制派」が挽回のどんでん返しをねらったプロパガンダ攻勢であることは間違いなさそうで す。(国連視察団を招請したのがアサド政権側であってみれば、なおさらのこと。)とうぜん、 「反体制派」に資金援助、武器援助をしてきた米=NATO各国は、ただちにアサド政権に対する「遺憾の意」を表明して逆に共犯関係を明らかにしています。

エジプト情勢にしても、(欧米主導の)メディアが飛びつきそうな「現象」ばかりを追いかけていたのでは、真実をつかめそうにもありません。

シリアでの犠牲者は、すでに10万人を超え、200万とも300万とも言われる難民を生み出しています。イスラエルのために世界を攪乱しつづける 欺瞞的な戦争犯罪の犠牲者をこれ以上増やしてはなりません。

ここに今日のこの事態を予見し憂慮していたミシェル・チョスドフスキー氏の「シリアの化学兵器物語り:人道的大惨事を後押しした米=NATOの計 画とは?」を、リンクで再送させていただきます。(元論考は、昨年12月のもの。)

http://bcndoujimaru.web.fc2.com/fact-fiction/m-the_syria_chemical_weapons-saga.html
ミシェル・チョスドフスキィ著、『再掲載:シリアの化学 兵器物語り:人道的大惨事を後押しした米=NATOの計画とは?』(グローバル・リサーチ 2013年5月7日)――(7月3日に私 が配信したものを童子丸開氏がブログに掲載したもの。)

-----------------
以上
posted by 風の人 at 00:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | シリア
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック