私たちは、内外の改憲をめぐる動きと9条改憲反対運動についての情報を発信します。(この情報を重複して受け取られた方は失礼をお許しください。転載・転送は自由です。)
弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策
連絡先:〒170-0005東京都豊島区南大塚3-4-4-203 河内謙策法律事務所
(電話03-6914-3844,FAX03-6914-3884)
弁護士アピールを支持する市民の会
http://2010ken.la.coocan.jp/kaiken-soshi/
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安倍首相が9条改憲を明言 アメリカの不思議な動き
安倍首相が15日、9条「改正」を明言しました。
「われわれは9条を改正し、その(自衛隊)存在と役割を明記していく。これがむしろ正しい姿だろう」とテレビ・インタビューで語ったと伝えられています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130716-00000073-san-pol
今までだって安倍は言ってきたではないか、という考えを持たれる方があるかも分かりません。しかし、自民党・圧勝が伝えられる中でのこの発言は、「自分は選挙で言ってきた。それが支持されたんだから」ということで、9条改憲に大胆に突き進むことになる可能性を秘めた重大発言とみるべきだと思います。
ぜひ、この重大発言を、周囲の方にも知らせてください。
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6月のオバマ・習近平会談について、私(河内)は、いったい何が話されたのか、注目していました。オバマは「日本はアメリカの同盟者だ」とガツンと習近平に言ったなどという報道もされましたが、それにしては8時間にも及ぶ話の中身はさっぱり分かりませんでした。また、それ以降、オバマが安倍首相を避けるような言動をとるなど、不思議な動きが続いています。
何かがあったのです。そして、その肝心の中身は隠されているのです。私は、ますます、そう考えるようになりました。
そういう私に、日本の保守派の中枢は、国民に知らせていない情報を共有しているのではないか、と思わせることがありました。
VOICE8月号です。
産経新聞の古森義久が「米中接近に高をくくっているうちに、本当にG2時代が到来するかもしれない。アメリカ政府高官の[オバマ・習近平]会談前後のブリーフィングを見ても、中国に対して刺激的な言葉を使わないようにしていました。中国を敵としないことに汲々となる姿勢です」と述べています(同誌70頁)。
中西輝政は、「米中首脳会談は、異例ずくめの展開であったが、はたしてそれは新たな「米中接近」の始まりを画するものとなるのだろうか。そして、それは日本を置き去りにして「日本の孤立化」をもたらすことになるのだろうか」と問題提起しながら、それについては明言を避ける一方で、「(われわれは)たゆまず自助努力と自力更生、つまり憲法改正と経済再生に努めながら「アメリカの目覚め」を待つしかない」(同誌78頁以降)と述べています。
日高義樹の指摘は、もっと生々しい。オバマ政権のトーマス・ドニロン安全保障担当補佐官が「オバマ大統領が今度の首脳会談を機会に、非公式ながら、太平洋と極東アジアにおいて、アメリカと中国が軍事上の妥協を図り、共存するための新しい米中体制を形づくった」と指摘している、と述べています(同誌98頁)。
私の得ている情報は、まだまだ不完全なものです。私の考えていることがおかしいかもしれません。しかし、戦前のABCD包囲網のことを思い起こせば、国外のことにすぎない、とか、所詮支配者どうしのことで民衆には関係がない、と考えることはできないと思います。安倍首相らは、このような中で、憲法改正に突っ込もうとしているのです。私は、日本が、アメリカにも中国にも毅然とした平和外交を推進することを心から願っています。
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以上、転載
太田光征
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