2007年02月22日

旧日本軍の発想に戻る防衛省bt大谷昭宏

 永岡です。
 防衛庁、防衛省での情報管理問題を、ジャーナリストの大谷昭宏さんが、危険と指摘しているのを見つけました。

http://homepage2.nifty.com/otani-office/flashup/n070220.html

 大谷さん、平和と戦争の問題では、さすが、黒田清さんの伝統を継いでいます。

 結論部分を示します、<明らかに、防衛庁が省になって、いままでとは違うからな、これからは軍隊なんだ。軍の秘密を漏らすやつは許さん、という旧日本軍の発想に戻っているのだ。警務隊とは、その日本軍でいうと、憲兵隊。あの「横浜事件」で無実の言論人を共産主義者にデッチ上げて何人も拷問の上、殺害した特高警察と並んで国民に恐れられた組織だ。あんな暗黒の時代を国民の前にいま一度、再現しようというのか。>

 軍隊は監視しないと、何をやるか分からないというのは歴史が示しています。皆さん読んで、広めてください。
posted by 風の人 at 18:15 | Comment(4) | TrackBack(1) | 一般
この記事へのコメント
先進国として軍隊を正式な形で持つという事がどうして=旧日本軍化するになるのか。逆に大谷氏の見識の方を疑ってしまいます。現在の日本の社会性、国際的な立場等を考えるに、戦後の教育やマスコミで刷り込まれた軍備=軍国主義化というパブロフの犬的な思考にこそ、怖ろしい洗脳を感じています。平和とは知性と体力、国際社会の機微などを絶えず感じて手を打っていく勇気のある国政にこそ訪れるものと最近は確信しています。今までがダダ漏れすぎなんですよ。
Posted by それは・・・・・ at 2007年05月03日 21:35
それは・・・・・さん

この記事の投稿者ではないですが、レスを。
「勇気ある国政」といった場合の主体は誰かというのが、問題だと思います。
アメリカでは、ブッシュ大統領はチキンホークスと呼ばれているとのこと。
参照:
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/40513170.html
軍備を持たないことのほうが、勇気が要るし、歴史的・合理的知性でもあるでしょう。
国際信義に基づく国際軍備管理の困難さ(総核武装へのエスカレーションなど)、銃武装化社会の混乱(教室内・家庭内で自衛の銃撃戦をやる?)などを考えれば、自ずと答えが出てくると思います。
Posted by ohta at 2007年05月04日 07:34
ohtaさん、レスをありがとうございます。私は40云才を迎えるものなんですが、若い頃から(憲法九条)に対して画一的に錦の御旗ように声高に叫ばれている市民グループの方々の行動にかなりの疑問を抱いておりました。振り返って戦後60年を経た日本に於いて、市民グループの方々の過去のスタンスは合致していない事が出てきているように感じます。私は平和を愛する者ですし、もちろん戦争を肯定するわけではありませんが憲法九条を廃止したとしても日本は積極的な軍事行動に出れるほど、国際的・経済的に未発達な国でしょうか?アメリカは他民族国家であり毎年相当数の移民を受け入れる事で新陳代謝を繰り返す特殊な国ゆえ国策として公共事業的に戦争を作り出す国です(笑)憲法九条があったから日本は戦争をしなかったと訴える事の矛盾はここにありますよね?
Posted by それは・・・・ at 2007年05月04日 23:05
それは…さんの言いたい事が分かりません。何が矛盾なんですか?アメリカと日本比べてる方が矛盾では?情報の羅列ばかりで、それは…さんが向かいたい方向が分かりません。私は憲法9条は日本が侵攻してきたアジアの国々に対して信頼を得る為に必要だったと思うし、戦争と軍隊を放棄したからこそ日本に対して敵意むきだしの国は少ないと思います。それを変える事は、戦後60年で築いてきた東アジアの国々の信頼を失う事になると思います。
Posted by うろこ at 2007年05月18日 15:07
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横浜事件とマスコミ
Excerpt: 戦時中の細川嘉六は、近衛文麿の近辺にあって、朝日新聞社出身のソ連のスパイ尾崎秀実と共に日本の対支米英戦争の遂行拡大を煽動正当化し、近衛新体制運動を推進して我が国の立憲自由主義議会制デモクラシーを衰退..
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Tracked: 2007-02-22 20:27