2012年07月25日

【7月25日】鎌田慧さん狭山事件報告集会

BCCで送信
狭山再審事件主任弁護人 中山 武敏
急な案内です。

明日、アジア記者クラブ(APC) 定例会で
「なぜメディアは狭山事件を検証しないのか」の
テーマで鎌田慧さんが主報告します。
再審請求人石川一雄さんの体験報告、私も
再審に向けての現状報告をします。
ご都合のつく方はどうぞ。

以下はアジア記者クラブメールの転送です。

地図入り案内チラシ・印刷用(PDF)
http://apc.cup.com/120725_APC_7-billa.pdf

2012年7月25日(水)18時45分〜20時45分
文京区民センター2A

ゲスト
鎌田慧さん(ジャーナリスト)
石川一雄さん(狭山事件冤罪被害者)

 狭山事件から49年の歳月が経過した。身代金誘拐殺人事件の犯人として、
当時24歳の石川一雄さんが逮捕された。それも微罪での違法な別件逮捕で
あった。釈放と再逮捕を警察署内で繰り返して長期拘留し、殺人罪に切り替
えて長時間にわたって自白を強いるという証拠に基づかない冤罪事件の典型
的なパターンであった。さらに悪質なことは、当時「吉展ちゃん事件」で犯
人を取り逃がして失態続きの警察が、予断に基づいて非差別部落への集中的
見込み捜査を行い、石川さんを犯人視して拘束したことである。ここで見逃
せないことは、「ペンを持った警察官」と揶揄されたように、マスメディア
が警察と一体となって、犯人視報道を繰り返したことである。「疑わしきは
罰せず」という刑事事件の鉄則は無視され、逮捕された途端に実名報道。
「常識外の異常性格」(埼玉新聞)、「町では札付きの不良」(東京新聞)、
「仮面の下の凶暴性」(毎日新聞)など全紙が警察発表を鵜呑みにして、根
拠のない思い込みで書き立てるという典型的な犯罪報道の洪水のなかで、石
川さんは犯人に仕立て上げられた。事件発生から半世紀近くが経過した今こ
そ、各紙ともその検証を社として行うべきではないのか。
 7月定例会は、31年以上にわたって不当に拘束されてきた石川一雄さん
と、『狭山事件の真実』を上梓し、狭山事件の再審請求と真相究明に長年尽
くしてきたジャーナリストの鎌田慧さんをゲストにお迎えします。マスメデ
ィアが腫物に触るように避けてきた被差別部落問題。調査報道の最大のテー
マの一つであるにもかかわらず、狭山事件の真相究明ができない理由は何か、
石川一雄さんの証言を交えて、鎌田慧さんに語っていただきます。

■会 場 文京区民センター2階2A(東京都文京区本郷4-15-14)
■交 通 地下鉄「後楽園」・都営線「春日」下車
■費 用 ビジター1500円、会員・学生・年金生活者・ハンディのある
     方1000円
■主 催 アジア記者クラブ(APC)

■連絡先 アジア記者クラブ(APC)
     〒101-0061東京都千代田区三崎町2-2-13-502
     Tel&Fax:03-6423-2452 
     http://apc.cup.com
     E-mail:apc@cup.com

※最新の情報(変更・中止の場合があります)は、必ずHPでご確認ください。 

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 10:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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