2012年05月22日

【大緊急】21日に福井県原子力専門委:要請の集中を!

【大緊急】21日に福井県原子力安全専門委員会:要請の集中を!

東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

本日5月21日(月)15時〜16時30分頃まで、福井県庁にて、福井県原子力
安全専門委員会が開かれます。

開催告知(傍聴希望者は14時〜14時30分に県庁3階304で整理券受け取り)
http://www.atom.pref.fukui.jp/press/h24/20120521senmon.pdf

この委員会が報告書(大飯再稼働「容認」の可能性大)をまとめると、お
おい町長、福井県議会が直ちにそれを追認する危険性が高く、一気に西川
福井県知事の最終判断へと進む流れになりかねません。

ただ、事前の福井新聞や産経新聞の報道を読む限りは、本日21日の専門委
員会で「安全が確認されたので再稼働は妥当」という報告書がまとめられ
てしまう可能性は低いと思います。

再稼働で県専門委が21日会合 論点整理、報告書案は示さず(福井新聞、5/19)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/npp_restart/34768.html

活断層3連動の影響など議論へ 21日に県安全委会合 福井(産経、5/19)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120519/fki12051902070001-n1.htm

21日の委員会では、
「基準地震動(想定される最大の揺れの強さ)に対する制御棒の挿入時間」
「熊川断層と二つの海底断層が連動した場合、基準地震動を上回る一部周
期での機器への影響」「大飯1、2号機近くの斜面が基準地震動で崩落する
可能性があるとしている解析結果」などの検証と確認が予定されています。

これらは、極めて重要な論点ばかりであり、いい加減な応答で済まされな
いよう、しっかり監視しなければいけないと思います。

また、今回なぜか保安院は出席しません。関電の回答のみで審議を打ち切
らせるわけにはいきません。

そして、21日で見解がまとめられてしまわないとしても、審議はこれで打
ち切りとなる可能性はあります。その際には、傍聴者を含む県民、市民は、
専門委員たちに対して、声をぶつける必要があります。「審議は尽くされ
ていない!」「いい加減なやり取りで打ち切るな!」「保安院の報告を受
けずに審議を打ち切るな!」「危険な再稼働を認めるな!」等々。

★当初は、前回会合の終盤で中川委員長が「意見集約に入りたい」と表明
したため、実質審議は終了したものと見なされ、報道もそのトーンでした。
それが、ここに来て再度の審議が入った形です。県民や各地の市民からの
委員への要請が、一定の効果をもたらしている可能性があります。

以下に緊急要請できるよう、ファックスやメール、電話での要請先をまと
めてみましたので、大至急ご活用ください。

★ぜひ21日(月)の朝一番にでも、メールやファックスなどで声を届けて
ください。短いもので構いません(「慎重に審議を続けて」「危険な再稼
働を認めないで」)。1通でも多くの声が届くことに大きな意味があると
確信します。

また、この呼びかけを、転送、ツイッター、フェイスブック等でより多く
の人々に広めていただけるとありがたいです。よろしくお願いします!

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【福井県原子力安全専門委員会 連絡先(FAX・TEL・メール)一覧】

中川英之(委員長) 福井大学名誉教授
(FAX)0776-21-6875 (「中川英之委員長宛」と明記して:原子力安全対策課)
(メール)gennan@pref.fukui.lg.jp

三島嘉一郎 (株)原子力安全システム研究所 技術システム研究所長
(代表FAX)0770-37-2008 (三島嘉一郎さん宛)

田島俊彦 福井県立大学名誉教授
(代表FAX)0776-61-6011(田島俊彦さん宛)

西本和俊 福井工業大学教授
(代表TEL)0776-29-2620(「西本和俊教授に伝言したい」と)

小野公二 京都大学原子炉実験所教授
(代表FAX)072-451-2600(小野公二さん宛)
(メール)http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/index/toiawase.html
(件名に「小野公二さん宛」として)

岩崎行玄 福井県立大学教授
(代表FAX)0776-61-6011(岩崎行玄さん宛)
(研究室TEL)0776-61-6000:内線 3514
(メール)iwasaki@fpu.ac.jp

飯井俊行 福井大学大学院教授
(FAX・TEL)0776-27-9764
(メール)meshii@u-fukui.ac.jp

山本章夫 名古屋大学大学院教授
(FAX)052-789-3608 (TEL)052-789-5121
(メール)a-yamamoto@nucl.nagoya-u.ac.jp

泉佳伸 福井大学附属国際原子力工学研究所教授
(メール)y_izumi@u-fukui.ac.jp

大堀道広 福井大学附属国際原子力工学研究所准教授
(代表TEL)0770-25-0021(「大堀道広准教授に伝言したい」と)

釜江克宏(臨時委員)京都大学原子炉実験所教授
(代表FAX)072-451-2600(釜江克宏さん宛)
(メール)kamae@rri.kyoto-u.ac.jp

竹村恵二(臨時委員)京都大学大学院教授


★ファックスおよびメールで、西川一誠福井県知事にも要請を。

西川一誠福井県知事
(FAX)0776-20-0622 福井県県民サービス室「知事へのおたより」係
(メール)
https://info.pref.fukui.lg.jp/kenmin/otayori/otayori.html
または、 kenmin-s@pref.fukui.lg.jp


【参考資料】
福井県原子力安全専門委員会への公開質問状
(5月14日、「ふくいにあつまろう」実行委員会)
http://www2.interbroad.or.jp/shimada/denuclear/image/safecom0512.pdf

サヨナラ原発福井ネットワーク
http://www2.interbroad.or.jp/shimada/denuclear.html

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 14:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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