焼却灰の埋め立て基準はあっても汚染がれきの処分基準はない。地元処理の計画を作っても県に拒否された陸前高田市。
責任を共有すると言っても、各自治体で処分場は局在するわけで、平等な責任の共有は物理的に不可能。安全な処分方法を確立するしかないのです。
私はいわゆる生ごみ、と言いたくありませんが、天然有機物はアパート敷地の土に還しています。燃えるごみは年に数回しか出さない。トイレットペーパーは買わない。感応紙などのリサイクルに適さない紙もごみに出さず、用足しに使う。
震災で木質ごみが出ています。大量とはいえ、これらを焼却処分すること自体、間違っていると思います。
コンクリートなどは汚染されているとしても表面だけであり、雨水などを利用するだけでも除染することができるでしょう。ある程度の時間をかければ風化で放射性物質は土に集約されます。それを除染すればいいのです。表面処理・洗浄用の自動無人器械などを開発すれば、放射性瓦礫の容量は劇的に削減できるはずです。
太田光征
*****
*がれき問題−環境省他院内交渉〈3月26日〉のご案内*
本年2月末から政府、環境省による目に余るがれき(震災廃棄物)受け入れキャ
ンペーンが、洪水のごとくメディアをとおして流され、あたかもがれきを受け入
れないのは、日本人ではないと言わんばかりの論調がまかり通り始めています。
しかし今、国や環境省が進める宮城や岩手のがれきの全国化・広域化は、日本中
に放射能汚染を広げる亡国の政策です。
2011年3月11日東北地方太平洋沖地震の勃発、そして3月12日福島第一原発のあい
つぐ水素爆発により、東北はもとより首都圏にも放射能雲が襲い、広範囲に放射
能が拡散、定着し、東日本全体ではいまだに空気、食べ物、建築物、排水溝、剪
定ゴミ、草木、枯れ葉、土、水などから高い放射能の値が検出されています。国
は除染の一方で、放射能汚染された廃棄物は、下水処理場や清掃工場で平気で焼
却し、汚染が拡大しています。
国や環境省は、被災地や汚染地での放射能の影響から国民を守ることを最優先の
取り組みとして、放射能汚染物を閉じ込め、安全で安心できる場所を確保するた
めにあらゆる手立てを行うことが求められています。
しかしがれきの全国・広域化は、汚染物を拡散し、大気を汚し、国中に放射性物
質を広げる国際的な常識からも許されない政策です。
そこで全国でがれきが本格的に処理処分される前に、わたしたちは、直接担当省
である環境省他との交渉を通し、わたしたちの疑念と政策提言を行う機会を設け
ました。
各地で活動をされている個人、グループ、団体の方に是非一緒に交渉に参加され
ることをお願い申しあげます。またこの取り組みへの賛同をお願いします。
2012年3月14日記
*日時:2012年3月26日(月) 午前9:30〜午後6:00*
*場所:衆議院第二議員会館 1階多目的ホール*(途中参加の場合は別途連絡い
たします)**
*交通アクセス:*国会議事堂前駅(丸ノ内線・千代田線)
永田町駅(有楽町線・半蔵門線・南北線)
*呼びかけ人*
全 国: 山本太郎、木下黄太
北海道: 熊谷泰昌(夕張市)
秋 田: 松本美根子、加賀谷真由美、佐藤衣緒、東海林郁子、庄司節子、菅原雪子
(以上がれきサミット秋田実行委員会 共同代表)
千 葉: 藤原寿和、湯浅美和子
埼 玉: 加藤晶子
東 京: 杉山義信、佐藤れい子、青木泰、奈須りえ
神奈川: 榎本めぐみ、滝川きみえ、天貝あき
静 岡: 増田 明、天野枝里子、河原 麻未、白石 啓美(以上「安心して暮
らせる島田市民の会」)
川井和子(静岡市)
大 阪: 黒河内繁美
九 州: 加来久子
*事務局*
佐藤禮子 (止めよう!ダイオキシン汚染 東日本ネット代表)
藤原寿和 (廃棄物処分場問題全国ネットワーク共同代表)
青木泰 (環境ジャーナリスト)
杉山義信 (メディアコーディネーター)
*賛同申込み・26日参加申し込み:*
賛同いただける方、団体、そして26日に参加いただける方は以下のフォームにご
記入くださるか
メールにて連絡いただけますようお願いいたします。
*登録フォーム:**https://ssl.form-mailer.jp/fms/276e8498181117** ** ***
*連絡用メールアドレス: **seto1029@gmail.com *
* *
*3**月26日タイムスケジュール(案)*
9:30:集合(第2衆議院会館一階玄関前)
10:00:院内交渉に向けてー賛同者の打ち合わせ(一階・多目的ホール)
12:00:昼食休憩。
13:00 :交渉開始(一階・多目的ホール)
12:00:昼食休憩。
13:00 :交渉開始
15:00:交渉終了&決議文採択
15:30:記者会見
16:30:議員への要請行動
17:30:今後に向けての打ち合わせ。〈議員会館内別場所〉
20:00:終了
追)なお環境省他への要望書は、以下の文章を参考に事務局でまとめの作業に入
ります。案がまとまりましたらお知らせします。
原案@ー添付
原案Aー添付「誰にでも理解できるがれき広域処理が許されない理由」(沖縄陳
情書)ー全文は、同一内容でネット検索お願いします。
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