2012年01月17日

双葉町の井戸川町長、子どもたちを避難させよと涙で訴え

皆様

脱原発世界会議、お疲れさまでした。OurPlanetTVの白石です。
動画のアーカイブ、徐々に整いつつあります。
完璧になるまでしばしお待ちください。

ところで、脱原発世界会議の首長会議に出席した双葉町の井戸川町長にインタビューした映像をyoutubeに再アップしたので、ぜひご覧ください。

重要なポイントは以下の通り
★自分は原発を推進してきた。責任はある。立地自治体は全て同じ責任
★この事故を絶対に最後にしなければならない
★東電の責任が明らかにならないまま、中間貯蔵施設の設置はありえない
★人形峠の事件の加害者(日本原子力研究機構)に入って欲しくない
★除染は費用も、時間もかかり、技術も確立していない。
★福島県内の子どもたちは、国で避難させるべき。
★安全委員会で、寄付金を貰っている人など、二度と自分の前に出てくるな

特に、子どもたちへの被曝に対して、非常に心配しており避難させて欲しいと訴えながら、涙がこぼれたのを見てびっくりしました。原発立地の他の自治体の首長さんに見てもらいたいです。

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「反面教師にしてほしい」双葉町井戸川町長インタビュー
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1297
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youtube版
http://youtu.be/98sudW4C4m8
togetterまとめ
http://togetter.com/li/243001

福島第一原子力発電所のある福島県双葉町の井戸川町長は1月15日、脱原発世界会議に参加。OurPlanetTVのインタビューに応じた。
 
井戸川町長は、福島第一原子力発電所からわずか3キロの地点に自宅がある。地震が起きたおきた当時は、車の中にいて、原発への影響をまず心配したという。結果的に、翌日早朝に避難指示となり、町民の避難を誘導中に、1号機が爆発。第一原発からのチリを直接かぶったという。その後、線量計で身辺の計測。汚-染の広がりが想像を超えていたため、福島県内では、被曝による危険性があると判断し、避難所を埼玉県に置くことを、自らの判断で決定したことを明らかにした。
  
現在、政府は、双葉郡に、放射性廃棄物の中間貯蔵施設を建設しようとしているが、井戸川町長は、真っ向から反対を表明。今月12日、その検討を行う電源地域政策協議会の第1回目の会合を欠席したが、インタビューの中で、今後一切、同-協議会には出席しない方針であることを明らかにした。
 
また、原発を誘致した責任については、「その責任はある」ときっぱり。どのように責任を表したら良いか考えているとしたうえで、「どの原発にも危険性はある」として、原発を誘致した自治体すべ同罪であるとの考えを示-した。また原発の再稼働に関しては、「今回の事故を最後にしなければならない」として、自分たちを「反面教師にして欲しい」と話した。
 
井戸川町長は、脱原発世界会議の首長会議に出席。他の自治体の首長に対し、福島の子どもたちの避難を受け入れて欲しいと、別室で話をしたという。「国が定めている基準は上-限年間1ミリシーベルトじ。除染には時間も費用もかかる」として「子どもたちを国で避難させてほしい」と涙をうかべて、訴えた。

(転送終了)
            
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太田光征
http://otasa.net/
posted by 風の人 at 23:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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