2010年06月13日

民主党幹事長代理 細野豪志様:政治資金で漫画購入が認められるなら政党助成金の増額はもってのほかです

民主党幹事長代理 細野豪志様

貴職は12日、荒井国家戦略相の政治団体が事務所経費に漫画購入費を計上していたことについて「政党交付金が入っている団体ではなく、税金を使ったわけではない。いわゆる裏金でもない」と述べています。

こうした認識には問題があると考えます。政党助成金(政党交付金)という税金は、政党・政治家が集めることができる政治資金だけでは足りないから、それを補充する類のものであるはずです。漫画購入や不動産業まがいに使えるほど政治資金に余裕があるのなら、1円でも政党助成金を減額するのが筋というものです。

あなたの上記認識は、政党助成金という税金の重みを分かっていないことを示しています。

貴党は「税金の無駄使い」をなくすために国会議員定数の削減――実態は少数政党を国会から締め出す選挙制度改定――をするのだと主張する一方で、「政治資金規正法等の一部を改正する法律案」で政党助成金増額の検討を謳っています。

税金でないから政治資金で漫画を購入してもよいのだと国会議員が考えているなら、政党助成金の増額などもってのほかです。

定数削減で身を切り、政党交付金で身を肥やす?
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/124381965.html

世界的に少なすぎる国会議員数を削減し、世界的に高すぎる政党助成金を増額する
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/125986595.html

太田光征
http://otasa.net/
posted by 風の人 at 00:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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