2009年03月29日

人工衛星迎撃や制裁中止を求める緊急署名

以下、転載です。

太田光征
http://otasa.net/

政府に人工衛星迎撃や制裁中止を求める緊急署名にご協力くだ
さい
http://okayama925.blog107.fc2.com/blog-entry-41.html

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 対話で平和を!日朝関係を考える神戸ネットワークの高橋と
いいます。
朝鮮の人工衛星に対する日本政府の対応は、臨戦態勢ともいえ
る異常な状況です。東北アジアの平和が脅かされる重要局面だ
という認識に立ち、現在の状況を少しでも変えるために、「核
とミサイル防衛にNO!キャンペーン」のみなさんらとともに、
外務省と防衛省への要請行動を4月1日に取り組みます。
 下記に要請文を貼り付けますので、賛同していただける方は
ぜひ、以下のアドレスに、「名前」「居住都道府県」「メール
アドレス」を記入してください。

このメール署名は、3月29日から31日までの3日間のみ取り組み
ます。
名前と居住都道府県は外務省と防衛省に提出します。
メールアドレスは、要請行動の報告を後日させていただくため
のものです。

署名集約先 satelite925@yahoo.co.jp

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朝鮮の人工衛星にかかわる外務省への要請文

外務大臣 中曽根弘文様
                            
       2009年4月1日
よびかけ 対話で平和を!日朝関係を考える神戸ネットワーク
                            
       賛同者 別紙

朝鮮民主主義人民共和国(以下朝鮮と略)の人工衛星うちあげ
に関連して、以下のことを要請します。
1 防衛省に弾道ミサイル等破壊措置命令の撤回を求め、あく
までも外交努力によって朝鮮政府に人工衛星うちあげの中止を
求めること。
2 国連安全保障理事会に朝鮮の人工衛星打ち上げへの制裁を
求めないこと。
3 朝鮮に対する輸出禁止対象の拡大などの制裁強化を行わず
、4月13日に予定されている制裁措置を延長しないこと。
4 在日コリアンの団体の口座凍結などの人権侵害措置を行わ
ないこと。

(要請趣旨)
 日本政府は、4月4日以降に朝鮮が人工衛星を打ち上げたなら
ば、国連安保理に制裁を求め、経済制裁の強化や在日コリアン
の資産凍結などの人権侵害措置を行うと発表しています。そし
てついに防衛省は3月27日、安全保障会議の承認のもとに「弾
道ミサイル等破壊措置命令」を出しました。すでに地上発射型
のPAC3が関東から東北へ移動し、ミサイル迎撃機能を持つイー
ジス艦が日本海に出動しました。私たちは、このような好戦的
な対応は東北アジアの緊張を激化させるだけであり、あくまで
も外交努力によって朝鮮に人工衛星の打ち上げ中止をもとめる
ことを日本政府に要求します。

1 確かに、朝鮮の人工衛星打ち上げにも問題があり、私たち
はその中止を求めます。宇宙開発の権利があるといっても、そ
の目的は軍事技術力を内外に誇示し、アメリカとの交渉を有利
に進めることにあるからです。
しかし、もともと在日米軍が日本や韓国の協力のもとに、海上
発射型の巡航ミサイルだけで500発以上をいつでも朝鮮に打ち
込める先制攻撃体制を作っていることが、東北アジアの緊張の
根本原因です。朝鮮の人々は、われわれ日本人とは比較になら
ないほどの脅威にさらされているのです。
 日本のミサイル防衛システムも、そのような先制攻撃態勢を
強化するために開発されたものです。ミサイル防衛システムの
演習ともいえる今回の迎撃態勢は、朝鮮の対応とも相まって、
東北アジアのミサイル軍拡をもたらします。
私たちは際限のないミサイル軍拡をもたらす「朝鮮の人工衛星
打ち上げ」「日本の迎撃」いずれにも反対します。

2 人工衛星うちあげを理由とした制裁はあり得ません。なぜ
なら、朝鮮の人工衛星打ち上げは国連安保理決議1718違反にな
りません。2006年の朝鮮の核実験に対応した1718決議は、朝鮮
に弾道ミサイル計画に関連するすべての活動の停止を求めてい
ます。しかし、宇宙の平和利用はすべての国家
に認められており(宇宙条約)、安保理がすべての国家に認め
られた条約上の権利行使を禁ずる権限などないからです。安保
理が個々の国の人工衛星打ち上げを問題にした前例もありませ
ん。

3 日本政府はこれまでも、朝鮮とのヒト・モノ・カネの交流
を禁止する制裁をしてきましたが、ぜいたく品に限定されてき
た輸出禁止をさらに拡大しようとしています。しかし朝鮮への
経済制裁は、エネルギー支援のサボタージュとあわ
せて、朝鮮半島の非核化にブレーキをかけただけでした。拉致
問題をはじめとする日朝間の諸問題の解決にも結びついていま
せん。いまもなお万景峰号の運航が禁止され、こどもや孫に会
えないという在日コリアンの高齢者がたくさんいます。日本政
府は、4月13日に期限が切れる朝鮮への経済制裁の延長もやめ
るべきです。

4 在日コリアンの資産を凍結することは、朝鮮政府の意向と
は全く関係ありません。外交上の国益のために在日外国人の財
産権や結社の自由を制限するというやり方は、日本政府の人権
感覚のなさを世界中に暴露するだけでしょう。

アメリカのクリントン国務長官はすでに、朝鮮の人工衛星発射
後も6カ国協議を継続する考えを打ち出しました。米政府は、
好戦的な麻生政権とは一線を画しています。事態はオバマ政権
の基本的スタンスである、米朝対話と6カ国協議推進にすすむ
でしょう。日本政府が迎撃や制裁をあきらめ、日
朝国交正常化に向けて対話を始めることこそが東北アジアの平
和を実現します。

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朝鮮の人工衛星にかかわる防衛省への要請文
防衛大臣 浜田靖一様
                            
     2009年4月1日
よびかけ 対話で平和を!日朝関係を考える神戸ネットワーク
                            
        
 賛同者 別紙

朝鮮民主主義人民共和国(以下朝鮮と略)の人工衛星打ち上げ
に関連して、以下のことを要請します。

3月27日に出した「弾道ミサイル等破壊措置命令」を撤回し、
人工衛星を迎撃する態勢を解除すること。

(要請趣旨)
 防衛省は3月27日に朝鮮の人工衛星が日本に落下した場合に
備えるとして「弾道ミサイル等破壊措置命令」を出しました。
それにもとづき航空自衛隊は27日夜、首都圏警戒のためとして
地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を陸自の朝霞駐屯地や市ヶ
谷駐屯地に配備しました。秋田・岩手駐屯地などにも30日まで
に配備するとしています。さらに海上自衛隊は海上配備型迎撃
ミサイル(SM3)を搭載したイージス艦「こんごう」「ちょう
かい」を日本海に、SM3を配備していないイージス艦「きりし
ま」を太平洋に配備しようとしています。こういった措置は、
朝鮮の人工衛星の打ち上げが失敗した場合で、ロケットブース
や破片などが日本に落下してきた場合に「迎撃」するためのも
のだとしています。

 しかし、政府自身が「万が一の場合」と強調するように、人
工衛星の破片が日本に落ちてくる確率は極めて低く、さらに上
述のミサイル防衛(MD)システムが落下物を破壊できる可能性
も、「ピストルの弾をピストルで撃ち落とせるはずがない」(
中曽根外相)と政府内部からも批判がでているように、極めて
低いものです。一方で確実なことは、日本政府の対応は、朝鮮
政府を刺激し、報復的な措置を招きます。日本が種子島で打ち
上げるH2ロケットを他国がミサイルだと言って迎撃するのと同
じだからです。
 確かに、朝鮮の人工衛星打ち上げにも問題があり、私たちは
その中止を求めます。宇宙開発の権利があると言っても、その
目的は軍事技術力を内外に誇示し、アメリカとの交渉を有利に
進めることにあるからです。しかし、もともと在日米軍が日本
や韓国の協力のもとに海上発射型の巡航ミサイルだけでも500
発以上をいつでも朝鮮に打ち込める先制攻撃態勢を作っている
ことが、東北アジアの緊張の根本原因です。朝鮮の人々は、わ
れわれ日本人とは比較にならないほどの脅威にさらされている
のです。
 ミサイル防衛システムも、そのような先制攻撃態勢を強化す
るために開発されたものです。ミサイル防衛システムの演習と
もいえる今回の迎撃態勢は、朝鮮の対応とも相まって、東北ア
ジアのミサイル軍拡をもたらします。
私たちは際限のないミサイル軍拡をもたらす「朝鮮の人工衛星
打ち上げ」「日本の迎撃」いずれにも反対します。
posted by 風の人 at 12:31 | Comment(8) | TrackBack(0) | 一般
この記事へのコメント
初めて書き込みをさせて頂きますが、まず、長文になる事を初めにお詫び致します。


趣旨1について

北朝鮮が打ち上げるのが何であれ、前回の打ち上げ実験の結果から日本国内に落ちてくる事態も予測されます。
国民の命を不測の事態から守るのは国の義務ではないでしょうか?
外交努力でしたら、今までも充分に行ってきたでしょうし、現在も世界中から中止の要請が届いている筈です。

また「日本人とは比較にならないほどの脅威にさらされている」とありますが、アメリカの核ミサイルは北朝鮮に向けられているのではなく、世界中の何処にでも撃てるようにしてあるだけです。

しかし、中国や北朝鮮の核ミサイルは、名指しで日本を狙っています。日本には核も長距離ミサイルも存在していませんから、報復措置を恐れずに撃ち込めます。これでも彼らの方が脅威に晒されているのでしょうか?


趣旨2について

今まで飢えた北朝鮮の人々を助けようと多くの援助を続けた結果が、自国民への義務を放棄してまでの宇宙開発と国際的な迷惑行為です。
例えミサイルでなくとも、国際的な批判や制裁を受けるのは当然かと思います。


趣旨3について

上記理由だけでも充分かと思いますが、加えて日本は北朝鮮の行った不法行為の被害者です。
普通の国家では戦争になっているような事態でも、今まで日本は我慢強く交渉を続けてきました。
むしろ、この程度の経済制裁で済ましているのは呆れる程のお人好しだと言えます。

かつて南アフリカのアパルトヘイトを集結させたのは国際的な経済制裁でした。
一時は効果が疑問視されましたが、現地の活動家が「制裁制裁を受けて困るのは支配者階級だ。初めから飢えた国民には援助物資など回って来ないのだから」と制裁を支持しました。
経済制裁とは、こうした実績もあるのです。


趣旨4について

上記理由の補足になりますが、必要なのは徹底的な経済制裁だけでなく、経済的な封鎖です。

勘違いされているようですが、在日コリアン団体の資産凍結というのは、あくまで直接・迂回での北への送金を止める為の処置で、一切の経済活動を禁止するような類のものではありません。
そもそも、今まで諸団体が北朝鮮に送金を続けて独裁政権を支援してきたのが問題視されているのを理解されていますか?


別紙について

「万が一」が起こりうるというのは、前回の発射実験により想定されています。全ての発射物が海に落ちたからです。

また、MDシステムは専門的見地からは充分な命中制度が報告されています。
また、一つの飛行物体に対して複数の迎撃ミサイルを撃つのが基本なので、命中確立はそれによっても上昇します。その為、日米韓から多くのイージス艦が派遣され「万が一」に備えているのです。
飛行物体の危険性については、システム上すぐに把握できます。

それにしても、発射場所やロケットの詳細まで世界中にオープンにしている日本と、発射するという事だけしか伝えない北朝鮮を一緒にするのはいかがなものでしょう。
確実なのは、北朝鮮が世界中から非難され、制裁を受けるということだけです。


はっきり言えば、理性的な国家の多くは、北朝鮮の軍事独裁政権が消滅するのを望んでいます。
それは北朝鮮という国家の消滅を望んでいるのではなく、体制の為に罪無き人々の生命が奪われるような状況の消滅を望んでいると言う事です。

今回の措置も、いかに血を流さずに悲惨な状況を解決できるかという、日米韓の必死の努力の現われだとは思えませんか?
Posted by 戊 at 2009年03月29日 20:00
以前からの行動を見れば北朝鮮の方に問題があることは明らかです。
ミサイルを使った恫喝ですよ、これは。
Posted by 愛国者 at 2009年03月29日 23:41
そんなに、日本が嫌いなら半島に帰ってください
Posted by 名無し at 2009年03月30日 11:56
何が平和への集結か!
こんなの、どう見たって日本が滅びるだけじゃないか。
相手が侵攻してきてその相手が平和であるなら、われわれは滅んでもいいというのか!
否、そんなことはない。人は自分の幸福のために日々努力している。ある程度周りに気遣いをしなくてはいけないが、自分が幸福である権利はある。
あなたたちはいいでしょう。日本に住んでいながら、自国の歴史に目を背け、自分は関係ないといったそぶりで自国の旗も揚げぬ。そのような人たちは日本が滅びたってちっとも何も感じないんでしょうな。
でもね、大半の人たちはこの国に頼らざる負えないということを知っておいてください。
この国が滅びたら大勢の人が不幸になる。あなた方は幸福でしょうが。
だからわれわれは、生きるためあなた方のような左派と戦っていかねばならない。
いくらこのような理屈っぽい屁理屈を並べても無駄だ。

守られなければ死ぬだけだ。
今その守りはPAC3のみ。
あの、自称人工衛星がミサイルだったら
あなたたち
どうする?
Posted by geoge at 2009年03月31日 00:51
人工衛星(笑)が飛んできたら
自衛隊の方々に代わって国民の盾になって下さるんですね!
ぜひとも頑張ってください!
Posted by ”日本人” at 2009年03月31日 01:23
九条ばりあーwww
Posted by 無防備まん at 2009年03月31日 22:43
ほかの記事で長文を書いていますので、手短に。

・この上のかたはばりあーとか無防備まんのように失礼な言い回しをしています、しかし、人によってはあなたたちの言動がこのような「ふざけた扱いをされるほどの言動」ということも覚えていただきたい。もちろん、正しいことは馬鹿にされる、ということもあるとは思いますが。


・「ピストルをピストルで」
 この表現はもはや正しくありません。これはPAC-2(それも初期型)が配備されていたころの言い回しだと考えています。いま迎撃で問題なのは日本と北朝鮮が近いことです。このような他人に誤解を生む言い回しをするのはよくないと思います。


・昔の迎撃ミサイルはそれ自体核兵器でした。
それに比べたらいったいどれだけ専守防衛でしょうか。
Posted by 大学院生 at 2009年04月01日 02:05
お〜い!!!
今、東トルキスタンでウイグル人の人たちが中国の武装警察に酷い目にあってるぞ!!!
平和への結集第2ブログの主よ!!!
Posted by 雲子 at 2009年07月07日 10:39
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