2008年08月16日

読みやすい近代史本を見つけました

この二週間、明治関連の本を読みまくりました。
お陰で今まで疑問に持っていた点がはっきりして有意義でしたが、
参ったのは読みやすい本があまりないこと。
最近出た岩波新書の近代史シリーズも、少なくとも戦前篇は読みやすく
ありません。
読んでいると頭痛がしてくるものもありました。

そこでたどり着いたのが、集英社が90年代始めに出した「日本の
歴史。
これがとてもいいですね。
全21巻ですが、14巻の「崩れゆく鎖国」以降が近代史です。

18巻の「日清・日露戦争」から読みはじめましたが、
「はじめに」が「アジアからみた日本軍国主義」。
湾岸戦争後の日本の政治情勢への、強い危機感が述べられています。

読みやすい通史が必要だと思います。
私が今回、浅学非才を顧みずに「映画が語る昭和史」を書いたのも、
昭和についての読みやすい通史がないと感じていたからです。
しかし覚悟はしていたものの、予想以上に手強いテーマでした(汗)
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昭和を生きた全ての人へ、そして昭和を知らないあなたへ
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                   川西玲子
posted by 風の人 at 19:58 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般
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Excerpt: 福岡市は昼頃から雷を伴った大雨。 その為、数十日ぶりに気温が下がり過ごし易い・・・生き返った! 雨で命拾いしても、こんな「赤紙」一枚で「お国の為」などと騙され、戦場に借り出されないようにしないと・・・..
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Tracked: 2008-08-16 20:57