やっとのことで公務員採用人事の不正が表に出てきました。大分県教育委員会ぐるみの不正事件で証明されたわけですが、氷山の一角に過ぎないということはみなさん、薄々気がついているわけですね。
採用人事の不正だけでなく諸々の正当な行為の中でさえも、地域権力者集団の利権がらみで政治が動いてしまうわけです。「正義の道理」を彼等に提案してみても、所詮、いいかげんに対応されて、拒否されたり、わずかに改善されるも根本的解決には程遠いところで停止させられてしまう事は当然なんです。
一般市民まで利権のおこぼれをもらい、世話になった議員の支持を先祖代々まで続けるわけです。政策は市民のためではなく、利権集団とそれを取り巻く市民のために実施されるわけです。だからこそどんなに適切な提案や抗議活動をしても無視をするわけです。
役人の情報力は巨大なものがありますから、基本的には個人活動をしている議員では太刀打ちできるはずはありません。
「西・北欧州のように地方議員も比例代表制選挙で選出するべき」と私は考えます。その方が今のような個人プレーの議員の活動についての透明性が高まると考えられます。8月3日の柏の集会でそのことを議論したいと思います。
ヨーロッパの地方自治と選挙選挙――前犬山市長・石田芳弘さん講演会
http://pepop.jp/modules/piCal/index.php?smode=Monthly&action=View&event_id=0000004960&caldate=2008-8-1
議員も役人もいろいろな、しがらみのなかで政策を実行しているからこそ「道理の通らない政治」が虚しく続くのです。過去から未来にかけて役人の不正採用は続くことを見越して、私たちはどのような選挙制度下で、どのように投票したらいいのか、皆さんでぜひ考えて下さい。民意を反映する議会を求めて、しかし権力と癒着するメディアのために、本当の民意が歪められたとしても…でも民意を反映した議会を目指す以外に方法はないのです。
政策について公正に議論されて執行されるためには、地方議員を比例代表制選挙にして、そののちに首長の権限を大幅に削減する(順序の逆は不可)欧州のような方法を試してみるべきなんです。
それを実現する方法は私のホームページにあるような「選挙制度修正投票」を二大政党支持者に対してまで広げる試みを、市民運動を担う人々に私は訴えたいです。最近、日本ではやたらと巨大地震が発生。核燃再処理工場や原発が事故起こしたら、全ては終わるのです。
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