2014年10月09日

「朝日新聞吉田調書記事取り消し事件」

所長の最新伝言 (j-freedomジャーナリズム教育研究所)
http://www.hanadataz.jp/01/01dengon/2010/07/dengon20107.htm

2014年10月5日

「朝日新聞吉田調書記事取り消し事件」

9月12日の1面には、次のような見出しが並んでいる。

@ 吉田調書「命令違反し撤退」報道
  本社、記事取り消し謝罪
A 慰安婦巡る記事 撤回遅れを謝罪
B 池上氏連載判断 「責任を痛感」

では、その@はどのような理由で謝罪が行われたのだろうか。紙面掲載の社長のお詫び文から引用しよう。「(・・・)吉田調書を読み解く過程で評価を誤り、『命令違反で撤退』という表現を使ったため、多くの東電社員の方々がその場から逃げ出したかのような印象を与える間違った記事になったと判断しました。」 そこで記事を取り消し、お詫びするというのである。

つまり間違ったのは資料の「読み解き」と記事の「表現」だと言っているのである。そうであるのならば、訂正記事を出せばよく、記事のすべてを取り消す必要はないのではないだろうか。ましてや社長が謝罪記者会見を開く問題ではないだろう。記事の「表現」という問題で、そのようなことをした新聞社があっただろうか。

最後に再び、「朝日新聞吉田調書記事取り消し事件」と名付けられ記録されるべき、この出来事の本質とは何であろうか。それは、戦後最大級の経営による編集への介入であり、その介入に論拠を与える日本新聞協会「編集権声明」の問題であり、したがって「内部的メディアの自由」、すなわち「ジャーナリストの自由と自律」が侵害されたという事件なのである。決して「朝日新聞吉田調書誤報問題」ではない。

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以上、抜粋転載

太田光征
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2014年10月05日

沖縄とともに声をあげよう!横田基地もいらない!10.25市民交流集会(2014年)

yokota.PDF
今年も福生市民会館で市民交流集会が行われます。実行委員会には参加していませんが、チラシ配りなどで協力させていただいているので、ご紹介します。

スキャンしたチラシのPDFファイルには、「東京のオキナワ」と題して、市街地に囲まれた広大な横田基地の写真が載っています。まさに沖縄の普天間飛行場そっくり。

太田光征



沖縄とともに声をあげよう!横田基地もいらない!10.25市民交流集会(2014年)

日時:10月25日(土)
会場:福生市民会館大ホール
入場料:無料
主催:同実行委員会
連絡先:080-8721-7177

福生市民会館はJR青梅線牛浜駅東口から五日市街道沿いに徒歩5分です。

福生市民会館 - アクセス -
http://www.city.fussa.tokyo.jp/map/m1cpmb000001re8u.html

* 横田基地めぐり(集合場所は市民会館ロビー)

 Aグループ(午前10時出発)
 Bグループ(午前11時出発)
 先着順で各20名
 参加費 1000円
 申し込み先 渡辺(042-555-7834)

* 午前の部(10:00〜)

 DVD上映・解説 「辺野古・高江のたたかい」「横田基地もいらない!#2」

* 午後の部(13:00〜)

 天(SORA)の和太鼓演奏
 メイントーク(対談形式)(話し手は内藤功弁護士ほか)

* トーク終了後はデモ行進
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安倍首相は従軍慰安婦で恥を曝すより真珠湾攻撃で真を問え

朝日新聞憎さで国会(そして諸国)に嘘で恥をさらすより、
米国は真珠湾攻撃をそそのかし事前把握していたことを公開
して戦争の惨禍・愚挙の真を世界に問え!その方が一切の為!

http://globalethics.wordpress.com/2014/10/04/how-to-start-a-war-the-american-use-of-war-pretext-incidents/

(米国が戦争する為に口実を作ったかを過去の実例で示しています)

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以上、転載

太田光征
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2014年10月04日

Zaitokukai と打ってみましょう

-------- Original Message --------
Subject: [CML 034270] Zaitokukai と打ってみましょう
Date: Fri, 3 Oct 2014 20:53:26 -0700

グーグル英語サーチで "zaitokukai hete speech" と打ってみると
世界中の英語版ネットが並びますから、「在特会」いつの間にやらと言うか、さすが外から見ると異常に見えるのでしょうか、
世界中に報道されているようです。

東本さんの紹介、ニューヨークを拠点とする報道機関 The Daily Beast 記事の前半分翻訳がありますが、しかし他にもズラリと並びます。
慰安婦問題などに絡め、悪質なネット書き込みもこのような人種差別を煽る役目をしている事も確かなようですが、もうここまで海外では報道されています。
これも報道自主規制を引いて、一般には知らされていないのでは?

ヘイト スピーチ インターナショナル
https://www.hate-speech.org/meanwhile-in-japan/

ザ エコノミスト
http://www.economist.com/news/asia/21620252-troubling-rise-xenophobic-vitriol-spin-and-substance

ブルンバーグ
http://www.bloomberg.com/news/2014-08-07/abe-wants-hate-speech-against-non-japanese-dealt-with-properly.html

ザ ワールド ポスト
http://www.huffingtonpost.com/nancy-snow/japans-hate-speech-proble_1_b_3631248.html

... ...など。

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以上、転載

太田光征
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2014年10月03日

【11月21日】公職選挙法ってなあに?

公職選挙法ってなあに?
11月21日(金)夜7時〜9時 
場所 千駄ヶ谷区民会館
講師 田中隆弁護士
主催 都民参加への模索連絡会 担当 城倉

日本の選挙は規制だらけ。たとえば・・・
 供託金ウン百万円なければ立候補できません。
 ビラやハガキの枚数も内容も厳しい制限があります。
 戸別訪問ができません。
 「政治活動」と「選挙運動」の区別があり、選挙期間中は政治団体の政治活動が規制されます。
その一方で、ネット上ではほとんど自由に政治活動・選挙運動ができます。
 それってヘンじゃね?
これらはすべて公職選挙法という法律によって定められています。
 公職選挙法ってヘンじゃね?
一緒に一から公職選挙法の問題点を学んでみませんか。 資料代500円

【田中隆さんのプロフィール】 弁護士(都民中央法律事務所)。
2006年〜08年、自由法曹団元幹事長。現在は常任幹事。
主な著作:「これが秘密保護法だ。全条文徹底批判」(共著2014年 合同出版社)、「市民に選挙をとりもどせ!」(共著2013年 大月書店)ほか。

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 00:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2014年09月28日

産経新聞の誤報に抗議:日本軍「慰安婦」問題解決全国行動2010

産経新聞の誤報に抗議

日本軍「慰安婦」問題解決全国行動2010
http://restoringhonor1000.info/main/news02.html

 「日本軍『慰安婦』問題解決全国行動」と「第12回アジア連帯会議実行委員会」は、『産経新聞』5月25日付「『歴史戦第2部 慰安婦問題の原点』〜『日本だけが悪』周到な演出」の記事中に多数の虚偽、誤りが発見されたため、8月6日付で「訂正要求書」を産経新聞社に送り、その対応を待っていました。

|産経記事|

→|訂正要求書|

 しかし、9月18日付で産経新聞社から送られてきた回答書には、訂正記事を載せたことのみで、お詫びの言葉もありませんでした。これは、吉田清治証言の虚偽をめぐり産経新聞社が朝日新聞社の事後の対応を批判し続けてきたことを、そのまま自ら行っていることになるのではないでしょうか。
 私たちは産経新聞社に直接謝罪を要求すると同時に、産経新聞社の対応のダブルスタンダードを明らかにすることで、産経新聞に反省を促すため、当団体と産経新聞社とのやりとりをHPに掲載することにしました。

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以上、転載

太田光征
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なぜ朝日新聞は攻撃目標にされたのか−田中利幸投稿第二弾!

ご紹介です。

なぜ朝日新聞は攻撃目標にされたのか−田中利幸投稿第二弾!
http://peacephilosophy.blogspot.jp/2014/09/blog-post_23.html


朝日新聞騒動の大きな焦点は、個別誤報記事の問題より、政府と一体化するデマメディアと、朝日を含むメディア全体のあり方です。

産経や読売が消滅したらこの国のメディア状況が改善するのか。

黒塗りを平気で決定する朝日、自社の誤報は棚に上げて朝日を批判する毎日が、戦争加担しないだけでなく戦争推進の確かな歯止めになり、秘密保護法の運用に徹底的に抵抗できる保証など、ありません。

下掲は「田中利幸投稿第二弾」の一部要旨と抜粋です。祖父・岸信介、大叔父・佐藤栄作と、国民を騙してきた家系の中にある安倍首相。「私が保証します。(福島原発の)状況はコントロールされています」。「甘言」はどうってことない?

「第一弾」もあります。

朝日が修正した「吉田清治証言」は「河野談話」作成のためには全く使われていない。− 緊急寄稿「河野談話検証報告を検証する」(田中利幸)
http://peacephilosophy.blogspot.jp/2014/09/the-yoshida-seiji-testimony-that-asahi.html


太田光征



河野談話検証報告が公表されて1ヶ月も経たない7月15〜16日、国連自由権規約人権委員会に在特会がらみの一派が乗り込み、審査対象となったヘイトスピーチを委員たちの面前で実施。安倍一派の低劣な人権感覚を実証。この低劣さに気がつかない安倍一派の国際政治感覚の低劣さ。

「「甘言、強圧による等、総じて本人たちの意志に反してなされた」行為が由々しい人権侵害であり犯罪行為であるという認識が政府代表者にも完全に欠落している」

「『だまされていた』といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。」(1946年8月、伊丹万作『戦争責任者の問題』)

「掲載記事数は少ないとはいえ、産経、読売、毎日などが訂正や謝罪をするどころか、強烈な朝日新聞批判記事を、恥じることもなく一方的に出している。」

「しかも多くのメディアと知識人が、その卑劣で不当な大衆心理操作に自ら加担することで権力に媚びていることを恥とも思わない状況。これは第2次世界大戦中に日本の軍事政権やナチス政権が行ったメディア支配と大衆心理操作を彷彿させる。 」
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2014年09月27日

辺野古へカヌーを送ろう!贈ろう!

-------- Original Message --------
Subject: [chance-forum:26114] 辺野古へカヌーを送ろう!贈ろう!
Date: Mon, 15 Sep 2014 10:06:59 +0900 (JST)

先週のキンカン行動と川内原発再稼動反対!緊急アクション(9月12日〔金〕)の後で、たまたま沖縄から京都に来られていた知花昌一さんとキンカン行動の仲間と飲む機会がありました。辺野古現地での攻防戦のリアルなお話に現地の状況がよくわかりましたが、その中でひとつとても気になった点がありました。

 「カヌーがもっとあったら基地建設を阻止できる」という意味の発言でした。カヌー隊と海保の攻防戦(海保によるカヌー隊への弾圧)は藤本監督と影山さんの現地取材映像でも迫真の動画が撮影されて、京都での沖縄連帯集会でも上映して大きな反響を呼んでいます。カヌー1隻と櫂2本で約10万円くらいみたいですが、以下の会ではすでに100万円以上のカンパを集めているみたいです。

 辺野古現地の闘いを勝利させるためにもカヌーを辺野古現地に贈るカンパ運動を京都・全国の地から展開しませんか?

「NO BASE 沖縄とつながる京都の会」事務局次長 内富 一

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辺野古へカヌーを贈る会のブログ
http://ameblo.jp/henoko-canoe/

辺野古へカヌーを送ろう!贈ろう!
http://ameblo.jp/henoko-canoe/entry-11903331240.html

辺野古では、米軍基地の新設に反対をして、海と陸でがんばっている仲間たちがいる。カヌー隊の友人と話していたとき、彼がふっと言った。
「カヌー、ぼろぼろで、水が入ってきたらどうしようって思いながら漕いでるんだ」「新しいカヌー欲しい?」「もちろん!新しいカヌーがあったら、海上保安庁相手に思う存分、闘える」…私はツイッターでつぶやいた。「カヌーってお気軽に買えるものなのかな…」すぐに見知らぬ仲間から「買うならカンパする」って連絡がきた。

よしっ!カヌーを買おう!!

カヌーを調べる友人、口座を作ってくれる友人。小さなつぶやきが、いろんな人を巻き込みながら、カヌーを贈るプロジェクトが始まりました。

私たちの溢れる想いを載せたカヌーが辺野古の海に漕ぎ出すって、なんだかステキだと思いませんか?

やまぐち ちはる


【振込先】
ゆうちょ銀行

〇ゆうちょ銀行をご利用の場合
記号 10560
番号 18094791

口座名 辺野古へカヌーを贈る会


〇他の銀行をご利用の場合
店名 0五八(ゼロゴハチ)
店番 058

普通預金 1809479


個人プロジェクトです。振り込み料金のご負担をお願いします

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以上、転載

太田光征
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東京電力第1原発の吉田元所長の調書について海渡雄一弁護士が解説

9月16日に、東京電力第1発電所の吉田元所長の調書に対して、様々な原発問題にかかわって下さっている海渡雄一弁護士を中心に記者会見が行われました。その際に配布された資料ですが、問題を分かりやすく解説されていますので、紹介のためその一部を末尾に転載します。

作者の海渡雄一弁護士よりは、広めてくれるように依頼されています。下記のウェブページに全文が掲載されているので、よろしくお願いします。

http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/blog-entry-166.html

----------------------- Original Message -----------------------

事故原発への管理と対応がいったん放棄された事実を確認しなければならない

−3月15日午前中に行われた、福島第1原発作業員650名の福島第2原発への移動は誰
の指示によるものであり、どのような意味を持つものなのか−



海渡 雄一

(原発事故情報公開請求弁護団)

内容
第1 結論
1 問題の設定
2 事故時の実人員と緊急対策本部体制
3 政府官邸と東電側とのやりとりと吉田供述をどのように統一的に理解できるか
4 吉田調書は当時の現場の混乱を如実に示している。
5 パラメーターもとれなくなっていた
6 事故対応に必要な要員も2Fに撤退していた
7 朝日新聞報道は誤報といえるか疑問
8 線量が絶望的な状態のまま継続しなかった理由はわからない
9 その他の問題点
第2 基礎的な事実関係整理のためのデータ
1 吉田調書の原文<補足>
2 東電幹部らは全面撤退を官邸に求めたか
3 政府事故調の認定
4 国会事故調査報告書の認定とテレビ会議録画との矛盾
5 650名の退避により、事故対応作業に支障が生じたか
6 菅、海江田、福山、細野調書は全面撤退の計画を裏付けている
7 650人が退避した後、人員が戻らなければ原発はコントロール可能だったかを解明すべきである
8 なぜ高線量が続かなかったのかは解明されていない


第1 結論

1 問題の設定

650名の2Fへの移動が、吉田所長の「関係のない人は退避させる。」「IFに近い線量のひくいところで待機」という指示と矛盾していないかどうかという点がポイントである。

私は明らかに矛盾していると考える。

2 事故時の実人員と緊急対策本部体制

事故発生当時、この原子炉では、東京電力の社員が755人、協力会社の社員5660人ほどの作業員がいた。15日早朝の時点でも、この中の720名程度の作業員が残り、事故対策に当たっていた。

そして、この原子炉の緊急対策に必要な緊急対策本部の要員数は400人と定められていた(吉田020 10ページ)。この数字は、残された人員で十分な対策がとれたかを判断するうえで、重要な数字である。

3 政府官邸と東電側とのやりとりと吉田供述をどのように統一的に理解できるか
14日夜から、2号炉は圧力が上昇し、水が入らず冷却が不能状態に陥り、東京電力の清水社長以下の最高幹部は、官邸(海江田経産大臣、枝野官房長官、細野剛志首相補佐官)に対して、「全面的な撤退(退避)」についての了解を取ろうとしていた。このことは、東電のテレビ会議録画でも、「最終的避難についてしかるべきところと詰めている」と報告されている。官邸側の政治家の証言は、例外なく全面的な撤退の申し出であったとする点で一致している。

官邸(菅総理大臣)は、15日未明に清水社長に対して、撤退は認めないと宣告し、清水社長もこれに同意した。

しかし、15日の朝5 時30 分頃の段階で、菅総理が東電本店に来たあと、IFの現場で爆発が生じ、1Fの現場も、官邸に詰めていた武黒フェローも、班目原子力安全委員長も2号炉は完全に冷却不能となっており、メルトダウンは不可避で、水蒸気爆発などによって、大量の放射性物質が、拡散する事態は避けがたいと考えていた。
吉田所長は、全員撤退は考えていなかった、自分は残るつもりだったし、必要な要員は残すつもりだった、必要でない要員は1Fに近いところで待機するよう指示したと述べている。

私の推測では、東京電力最高幹部らは、吉田所長の指示とは別個に、70名程度の要員を残し、緊急事故対策にも必要な者を含む、残りの職員・作業員650名は2Fに退避するオペレーションを、官邸の意向にもかかわらず実施したのだと考えると、前後の事態が合理的に説明できるように思われる。

4 吉田調書は当時の現場の混乱を如実に示している。

吉田所長が「本当は私、2Fに行けと言っていないんですよ。」「伝言した人間は、運転手に、福島第二に行けという指示をしたんです。」「よく考えれば2Fに行った方がはるかに正しいと思ったわけです。」と述べた(吉田077−1−1 55ページ)。

2Fに行けと言っていないという点こそが、明確な指示であり、2Fに行った方がはるかに正しいというのは、あとからの判断である。この供述自体は、このことが、論争になる前の2011年8月段階での供述であり、さまざまなバイアスがかかる前の証言で信用性が高い。

この本社指示と思われるオペレーションを、現場指揮者として、あとから追認したものであると評価できるが、部下が移動した先を把握していないという深刻な事態が発生し、所長の指示が末端まで伝わらないほど原発の現場が混乱していたことを示している。

問題は、この時点で吉田所長の下に残された70名程度の要員で、緊急事態を深めている4機の原発の事故管理、対応が可能だったのかと言う点こそが、日本国民の命運のかかった事実であり、最大のポイントである。事故時には、高線量地域に近寄り、弁の開閉など何らかの機器操作を行うためにも、多人数の作業員による人海戦術が必要であった。このような対応が可能な状況にあったのかが問われなければならない。


5 パラメーターもとれなくなっていた

15日の段階で1Fの1,2,3,4は中央操作室に常駐できないほど線量が高かった。定期的に人を送ってデータをとっていた(吉田051 58ページ)。

「中央操作室も一応、引き上げさせましたので、しばらくはそのパラメータは見られていない状況です。」(吉田077−1―4 56ページ)

東電HPに公表されているプリントパラメータデータ アーカイブによると、3月15日午前7時20分から11時25分まで、約3時間にわたって、プラントデータの記録すらできていない。

同時に4つの原子炉で深刻な事態が発生していた14−15日の状況では、むしろ1000人単位の作業員を追加して、集中的なオペレーションをしなければならない状況だったはずである。しかし、そのような状況で、東電の最高幹部らは、吉田所長の指示にも反して、バスを手配し、事故対応の判断に不可欠なGMレベルの幹部を含む650人の作業員を2Fに移動させたのだと考えざるを得ない(吉田077−1−4 54ページ)。

この点に関する14−15日の状況について、吉田調書の原文は次のようになっている。

(吉田077−1−4 49ページ)
「完全に燃料露出しているにもかかわらず、減圧もできない、水も入らないという状態が来ましたので、私は本当にここだけは一番思い出したくないところです。ここで何回目かに死んだと、ここで本当に死んだと思ったんです。

これで2号機はこのまま水が入らないでメルトして、完全に格納容器の圧力をぶち破って燃料が全部出ていってしまう。そうすると、その分の放射能が全部外にまき散らされる最悪の事故ですから。チェルノブイリ級ではなくて、チャイナシンドロームではないですけれども、ああいう状況になってしまう。そうすると、1号、3号の注水も停止しないといけない。これも遅かれ早かれこんな状態になる。

そうなると、結局、ここから退避しないといけない。たくさん被害者が出てしまう。勿論、放射能は、今の状態より、現段階よりも広範囲、高濃度で、まき散らす部分もありますけれども、まず、ここにいる人間が、ここというのは免震重要棟の近くにいる人間の命に関わると思っていましたから、それについて、免震重要棟のあそこで言っていますと、みんなに恐怖感与えますから、電話で武藤に言ったのかな。1つは、とんな状態で、非常に危ないと。操作する人間だとか、復旧の人聞は必要ミニマムで置いておくけれども、それらについては退避を考えた方がいいんではないかという話はした記憶があります。

その状況については、細野さんに、退避するのかどうかは別にして、要するに、2号機については危機的状態だと。これで水が入らないと大変なことになってしまうという話はして、その場合は、現場の人聞はミニマムにして退避ということを言ったと思います。それは電話で言いました。ここで言うと、たくさん聞いている人聞がいますから、恐怖を呼びますから、わきに出て、電話でそんなととをやった記憶があります。ここは私が一番思い出したくないところです、はっきり言って。」

(吉田077−1−4 55−56ページ)
「○あと、一回退避していた人間たちが帰ってくるとき、聞いたあれだと、3月15日の10時か、午前中に、GMクラスの人たちは、基本的にほとんどの人たちが帰ってき始めていたと聞いていて、実際に2Fに退避した人が帰ってくる、その人にお話を伺ったんですけれども、どのクラスの人にまず帰ってこいとかいう。

○回答者 本当は私、2Fに行けと言っていないんですよ。ここがまた伝言ゲームのあれのところで、行くとしたら2Fかという話をやっていて、退避をして、車を用意してという話をしたら、伝言した人間は、運転手に、福島第二に行けという指示をしたんです。私は、福島第一の近辺で、所内に関わらず、線量の低いようなととろに一回退避して次の指示を待てと言ったつもりなんですが、2Fに行ってしまいましたと言うんで、しょうがないなと。2Fに着いた後、連絡をして、まずGMクラスは帰ってきてくれという話をして、まずはGMから帰ってきてということになったわけです。

○質問者 そうなんですか。そうすると、所長の頭の中では、1F周辺の線量の低いととろで、例えば、パスならパスの中で。

○回答者 今、2号機があって、2号機が一番危ないわけですね。放射能というか、放射線量。免震重要棟はその近くですから、ここから外れて、南側でも北側でも、線量が落ち着いているところで一回退避してくれというつもりで、言ったんですが、確かに考えてみれば、みんな全面マスクしているわけです。それで何時間も退避していて、死んでしまうよねとなって、よく考えれば2Fに行った方がはるかに正しいと思ったわけです。いずれにしても2Fに行って、面を外してあれしたんだと思うんです。マスク外して。

○質問者 最初にGMクラスを呼び戻しますね。それから、徐々に人は帰ってくるわけですけれども、それはこちらの方から、だれとだれ、悪いけれども、戻ってくれと。

○回答者 線量レベルが高くなりましたけれども、著しくあれしているわけではないんで、作業できる人間だとか、パックアップできる人間は各班で戻してくれという形は班長に。」


6 事故対応に必要な要員も2Fに撤退していた

現時点でわかっていることは、15日の正午ごろから順繰りに作業員を戻しているということである。東電が公表しているプラントデータでも午前11時25分までの3時間、原子炉内の水位や圧力の計測ができていない。いったん事故原発は管理を放棄された状態に陥っていたのである。

戻した人員の中にはGMレベルの職員や運転員まで含まれている。吉田氏は「作業ができる人間だとか、バックアップできる人間は各班で戻してくれという形は班長に」と述べている(吉田077−1−4 49ページ)。事故対応の作業を続けるために必要な人間までが2Fに撤退してしまっており、吉田氏の発言からも明らかで所長の指示に反した事態が生じていたのである。


7 朝日新聞報道は誤報といえるか疑問

650人の作業員の大半の者たち、とりわけ下請け作業員らにとっては、吉田所長の必要な要員は残るという指示は徹底されておらず、東電社員の指示に従って移動したという認識であり、朝日新聞報道によって「所長の命令違反」と言われたことに、違和感があったことは理解できる。しかし、所長自身が「しょうがないな」というように、所長の指示には明らかに反した状態になっているのである。

そして、問題の本質は、15日の午前中の1Fは、沈み行く船と運命を共にする覚悟を固めた所長と、これに従う少数の作業員だけを残し、事故対応のために不可欠なデータもとれない、絶望的な状況に陥ったと言うことである。吉田所長の「死を覚悟した、東日本全体は壊滅だ」というイメージこそ、国民的に共有しなければならないことである。

朝日新聞の報道は、このような事故現場の衝撃的な混乱状況を「所長の命令違反の撤退」と表現したのであり、これは、取り消さなければならない誤報とまでいえるだろうか。私は大変疑問に思う。


8 線量が絶望的な状態のまま継続しなかった理由はわからない

このような絶望的な状況が現実のものとならなかった理由は何か。15日の昼の段階で、吉田所長らが予測したように、現場に近寄れなくなるほどの線量の上昇が継続するような事態にはいたらず、いったんは10000マイクロシーベルト/hに達していた線量は当日の午後2時には10000マイクロシーベルト/hを切り、その後必要不可欠な要員を徐々にではあるが、呼び戻すことができたこと、東京消防庁、警察、自衛隊などの協力により、必死の冷却作業が遂行され、最悪の事態が避けられたからである。

しかしながら、現場に近寄れなくなるほどの線量の上昇が数時間でおさまり、その後徐々に下がっていった理由は解明されておらず、まさに僥倖であったというほかない。
このまま、吉田所長らが予測どおりに線量の上昇が継続していれば、吉田所長以下の要員は1F内で、急性放射線障害によって死にいたり、現場には他の作業員も戻ることはできず、2号機以外の原子炉も次々に最悪の事態を迎え、4号機の使用済み燃料プールも冷却不能によって燃え出していただろう。近藤最悪シナリオメモのに記述されたような最悪の事態が現実のものとなった可能性が差し迫ったものであったと
言うこと、このことを確認することが、決定的に重要である。


9 その他の問題点

吉田調書には事故対応だけでなく、中越沖地震の対応、津波想定の問題など重要な問題が含まれている。

今回吉田調書以外にも、政府関係者、専門家らの調書が公表された。しかし、他の東電の役員らや政府機関職員の調書は全く公開されていない。

今回は、撤退問題以外の問題は時間の関係で検討できなかった。これらの論点については、次の機会を期したい。

(以下省略)

-----------------
以上、転載

太田光征
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2014年09月25日

河野談話検証報告の検証と朝日新聞バッシング

朝日が修正した「吉田清治証言」は「河野談話」作成のためには全く使われていない。− 緊急寄稿「河野談話検証報告を検証する」(田中利幸)
http://peacephilosophy.blogspot.jp/2014/09/the-yoshida-seiji-testimony-that-asahi.html

なぜ朝日新聞は攻撃目標にされたのか−田中利幸投稿第二弾!
http://peacephilosophy.blogspot.jp/2014/09/blog-post_23.html

太田光征
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「『朝鮮人虐殺はなかった』はなぜデタラメか」サイト

-------- Original Message --------
Subject: [CML 034086] 「『朝鮮人虐殺はなかった』はなぜデタラメか」サイト
Date: Wed, 24 Sep 2014 12:39:22 +0900

前田 朗です。

9月24日

転送です。

*****************************

********************

加藤直樹と申します。

「九月、東京の路上で」の著者です。

このたび、「民族差別への抗議行動・知らせ隊」の友人たちと一緒に、「『朝鮮
人虐殺はな かった』はなぜデタラメか」というサイトを立ち上げました。

工藤美代子/加藤康男夫妻の本が出て以降、ネットでは「関東大震災のときに朝
鮮人が暴動を 起こしたのは本当。自警団は自衛しただけ」という荒唐無稽な歴
史修正主義がはびこっています。それを論理的に否定したサイトです。

まだ完成途上ですが、ご興味のある方はぜひ、ご覧になってください。そして、
拡散していた だけると幸いです。

「『朝鮮人虐殺はなかった』はなぜデタラメか」サイト

http://01sep1923.tokyo/

ツイッター

https://mobile.twitter.com/01sep1923

加藤

-----------------
以上、転載

太田光征
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2014年09月24日

9・13ピョンヤン宣言12周年集会の報告

●9・13ピョンヤン宣言12周年集会の報告: 日韓ネットのブログ
http://nikkan-net.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/91312-390a.html


9.13日朝ピョンヤン宣言12周年集会アピール

 私たちは、「日朝ピョンヤン宣言12周年 動き出した日朝交渉−今こそ日朝国交正常化へ!9・13集会」を開催し、日朝ストックホルム合意の意義と合意履行の重要性について明らかにした。日本政府は拉致問題だけに固執しているが、合意によれば、「日本側は……すべての日本人に関する調査を要請した」のであり、朝鮮側の特別調査委が調査を完了すれば、日本側は「信頼醸成と関係改善を目指す」ため、ただちにすべての制裁措置を解除して、日朝国交正常化交渉を日朝ピョンヤン宣言にのっとって前進させなければならない。過去清算に基づく日朝国交正常化は、日本の東アジア平和外交の第一歩である。私たちは、安倍政権に対して、この日朝合意を誠実に履行するよう強く要請する。

 日朝国交交渉では、集会で報告された在朝鮮「慰安婦」問題や在朝鮮被爆者問題にも焦点が当てられ、強制連行問題を含む個人補償問題が解決に向かうことが求められる。その実現こそが、来年、締結50周年を迎える日韓条約の抜本的見直しにもつながる。

 ところが、安倍政権は、朝鮮との協議に応じる一方で、朝鮮や中国の脅威を防衛白書などであおりつづけている。また、敗戦記念の式辞で安倍首相は、「加害責任」や「不戦の誓い」を意図的に外している。これは、集団的自衛権の行使容認の閣議決定にも見られるように、海外で戦争のできる国、つまり侵略戦争ができる国づくりを推し進めていることをあらわしている。私たちは、侵略戦争に突き進もうとする安倍政権の暴走を絶対に許さず、断固としてこれを阻止する。

 安倍政権はまた、国連人種差別撤廃委員会の最終勧告にもかかわらず、ヘイトスピーチに対する法的規制に取り組まず、朝日新聞の報道をきっかけに「従軍慰安婦はなかった」とするキャンペーンをマスメディアとともに展開し、朝鮮高校を無償化措置から除外する差別的措置をとりつづけている。

 安倍首相が、侵略戦争・植民地支配を否定する歴史歪曲発言を繰り返し、韓国人、朝鮮人、中国人に対する憎しみをあおる差別排外主義的言動をとっているのは、みずからの人権意識水準の低さと軍国主義への憧憬をさらけ出している。しかし、それだけではない。国民に海外での武力行使を容認させるためであり、詰まるところ国民を戦争に動員する狙いも込められている。

 私たちは平和を願う多くの心ある市民に呼びかける。

こうした安倍政権の人権無視・憲法破壊の諸政策に反対する国内の様々な闘いの連帯の輪を広げよう。

韓国、朝鮮、中国を初めとしたアジア民衆と連携して、東アジアに真の平和を築く努力を強めよう。

そして、動き出した日朝交渉を注視しながら、「今こそ日朝国交正常化へ!」の声を挙げよう。

9・13日朝ピョンヤン宣言12周年集会・参加者一同

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以上、転載

太田光征
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主権者の怒り:行政長官「普通選挙」制度改革に抗議して香港の学生が授業ボイコット

最大の政治争点である選挙制度をめぐって静かな日本。香港の学生らのように怒らねばなりませんね。

香港の学生が授業ボイコット 選挙改革めぐり中国に反発:朝日新聞デジタル

http://www.asahi.com/articles/ASG9Q6CY4G9QUHBI028.html

太田光征
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映像をぜひご覧ください:【ガザ】次のラウンドのカウントダウン、イスラエルの犯罪に白紙小切手を渡すな&必見!

-------- Original Message --------
Subject: [uniting-peace:1544] Fw:【ガザ】次のラウンドのカウントダウン、イスラエルの犯罪に白紙小切手を渡すな &必見!
Date: Sun, 31 Aug 2014 06:06:28 +0900 (JST)

 永岡です、京都大学の岡真理さんによる、ガザの情報3つをお送りいたします。
<以下、転送>
(その1)
■拡散歓迎■

京都の岡真理です。

今回の合意が先行き不透明なものであることは、日本のメディアでも報道されています。
イスラエルによるガザの封鎖と占領という根本問題が解決されない限り、ガザに対する攻撃が早晩繰り返されるのは必至です。

Mondoweiss のアレックス・ケイン記者が、今回の停戦合意ついて分析し、その脆弱性ゆえに、次の戦争のカウントダウンはすでに始まっていると述べています。
以下、ご紹介します。

■■ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
http://mondoweiss.net/2014/08/countdown-round-gaza.html

ガザ、次のラウンドのカウントダウン

アレックス・ケイン
Mondoweiss / 2014年8月29日 

停戦により、ガザにおける地獄の7週間が終わって、まだ2日しかたっていない。しかし、イスラエルとパレスチナの武装諸勢力とのあいだの停戦合意のインクが乾くや、次のラウンドのカウントダウンが始まった。

次ラウンドは不可避だ。ガザで新たな戦争があるだろう。パレスチナ人とイスラエルを悩ませる根深い問題は解決してない。停戦は時間稼ぎだ――次に紛争が激化し、死と破壊がガザに降り注ぐまでの。唯一の問いは、次の暴力の発作はいつ起こるのか、ということだ。ハマースその他の党派は再武装しなければならない。イスラエル南部の社会とガザの住民は小休止を欲している。

たしかに、ハマースやその他の諸組織、そしてガザのパレスチナ人は50日間に及ぶ攻撃の終結を祝っている。彼らはそれを勝利と呼ぶ。私がガザにいたら、やはり同じように祝うだろう。パレスチナ人戦士たちがイスラエル兵士に対して予想外の深刻な被害を与え、経済的痛みをもたらし、南部を震撼させ、彼らがイスラエルから封鎖に関して譲歩を引き出したのは事実だ。

しかし、それらはよく言って、最小限の譲歩である。しかも、それを確実に[履行させる]手立ては何もない。これは、前回、2012年の紛争を終結させた停戦の再現である。死も破壊も、前回の攻撃を上回っているのだが。

「停戦の条件は、2012年11月の合意と、そっくりではないにしても、同じようなものです。合意内容を履行させるためのメカニズムが欠如していることもです」、パレスチナ人アナリスト、ヌーラ・エラーカートはIMEU「中東理解インスティチュート」のリポーターに対する発言の中で述べている。「このため、この停戦はそれほど信頼のおけるものではなく、近い将来、ガザに対する新たな攻撃が起こるのを阻止することができません。」

報道によれば、停戦合意は、封鎖の緩和を約束している。封鎖は、今回の戦争が勃発した根深い原因の一つとなっている。ロイターが詳細を伝えているが、それによれば、封鎖緩和に言及する公的文書は何もない。

イスラエルは確かに、ガザとの境界のクロッシング/出入り口を開放し、物資の流入を認めることに同意しているが、それは、人道援助と再建のための資材に対してだけであり、輸出や、ガザの人々の自由な移動を認めているわけではないようだ。しかも、再建のための資材の搬入にしても、イスラエルは容易にひっくりかえすことができるのだ。イスラエルが物資の搬入用に国境を開放し続けると誰が保証するのか?誰も、そんなことをするつもりもなければ、したいとも思っていない。反ハマースの悪意に満ちたエジプト政府もそうだし、合衆国もだ。

来月、ハマースの非武装化――そんなことは起こらないだろう――や、ガザの空港や港[の再開]――これもまた、近い将来には起こりそうもない――などの問題についてさらに協議がもたれる予定だ。これらの要求がまったく満たされないとなれば、新たな戦争が起こる可能性がますます高まる。

ガザを揺さぶった暴力が続くと思われるその他の理由として、ガザは世界から依然として切り離され、さらに重要なことには、西岸からも切り離されている。イスラエルはなおも、パレスチナの統一と見なしうるようなことは何であろうと叩き潰すつもりでいる。ハマースは、暴力的なレジスタンス――イスラエルが理解する唯一の言語だ――によってその地位を上昇させたとは言え、依然、深く孤立している。そして、もちろん、占領は続いている。以上が、さらなる流血のレシピだ。

西洋の政治状況に著しい変化が起こって、イスラエルが占領や封鎖を止めなければ国家として孤立する、というメッセージをイスラエルに対して送らない限り、ガザに対する攻撃は繰り返し生起し続けるだろう。ガザ戦争が起こるたびに、最後の審判の日が近づいているのは確かだ。パレスチナ人の家や学校にミサイルが落ちるたびに、ボイコット、投資引上げ、制裁(BDS)運動の燃料となっている。だが、最後の審判の日は依然、はるか彼方だ。その日がやって来るまで、ガザとイスラエルはさらに苦しむだろう。だから、ガザの次のラウンドに備えなければならない。

[翻訳:岡 真理]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上


(その2)
■拡散歓迎■

京都の岡真理です。

ガザに対するイスラエルの、50日に及ぶジェノサイド攻撃は、「無期限」停戦になりました。しかし、合意は脆弱であり、イスラエルによる封鎖と占領が続く限り、同じような殺戮が繰り返されることは必至です。

封鎖と占領の終結を求めて、アメリカでは、抗議行動が続いています。
ニュージャージー州における抗議行動について伝える、スティーヴン・R・シャロームの
の記事をご紹介します。

「白紙小切手」と訳した blank check は、額面も署名も何も書かれていない小切手のことです。日本語の「白紙委任状」と同じ意味ですが、資金提供の話なので、「白紙小切手」としました。

原文サイトには、写真が3枚、紹介されています。
ごく普通のおばちゃんたちです。
非暴力の抗議運動で逮捕された彼女たちの、拘置所での写真もあります。

■■ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
http://mondoweiss.net/2014/08/thirteen-protesters-senators.html

「イスラエルの犯罪にこれ以上、白紙小切手を渡すな」
メンデス、ブッカー両上院議員に抗議行動、13人逮捕

スティーヴン・R・シャローム
Mondoweiss / 2014年8月29日

8月26日(火曜日)、ロバート・メンデス上院議員とコリー・ブッカー上院議員のニューアーク(ニュージャージー州)事務所の外で、50人以上の市民が抗議行動をおこない、国会議員はイスラエルの戦争犯罪に白紙小切手を渡すなと要求した。13人のデモ参加者が、建物内部で、ガザで殺された500人近い子どもたちの名前のいくつかを読み上げたことで逮捕された。

(ちなみに、イスラエルの人権団体ベツェレムが、殺されたガザの子どもたち500人の名前をリストにしただけのラジオ広告を流そうとしたところ、イスラエルの放送局はこれを禁止している。)

合衆国上院は、ガザに対する今回のイスラエルの攻撃のさなか、恥ずべき役割を果たした。2度にわたり、100対0の満場一致で、イスラエルに対する全面支援を可決したのだ。イスラエルが国際人道法に違反していることについては言及せず(それどころか、国連人権理事会が戦争犯罪を調査することを非難して)、ガザの封鎖についても、占領についても一言も言及せず、イスラエルに対してさらなる武器の供与を約束したのだ。

これはすべて、ガザの人々2100名以上が殺されており、これまで身元が判明している死者の85%が民間人であるというときに起きているのだ。家族が自宅で、バラバラになって吹き飛ばされ、10万人以上が家を失い、国連のシェルターが繰り返し攻撃された。人口密集地域が砲撃され、地区全体が瓦礫となったところもある。高層ビルも粉々になり、水の処理施設や発電所も攻撃された。

イスラエルは、ロケット弾やトンネルを叩くための行為だとしている。ガザから発射されたものは、イスラエルで計6人の民間人の死を招いた。悲劇的で不正なことだ。しかし、イスラエルがその不法で不正な占領を続け、ガザに対する残忍な封鎖――国際人道法に違反する集団懲罰だ――を実行している限り、それは不可避のことだ。

「我々はイスラエルの自衛権を支持する」と上院議員たちは唱える。
しかし、当然のことながら、500人の子どもを殺しておいて、そんなものは自衛ではない。
誰かの首を締め上げておいて、被害者が必死になってからだをばたつかせていて、そんなものは自衛ではない――イスラエルは確かにガザを締め上げているのだ、7年にわたり、残酷な封鎖によって。

今回の戦闘のラウンドが始まる前、封鎖のせいでガザの状況は無惨だった。失業率は41%、停電は1日12時間から16時間、ガザの地下帯水層の水の90%は飲料には有害、毎日、一部しか浄水処理をしていない汚水9000万リットルが地中海に排水される。

さらにガザの人々は、基本的な移動の自由も認められていない。緊急の治療が必要な患者は、出域許可を待っているあいだに亡くなり、夫婦でどちらか一方がガザ出身で、他方がイスラエルか西岸出身の場合、離ればなれで暮らすか、ガザで暮らすしかない。

封鎖の目的はひとえに兵器を入れさせないことだとイスラエルは言うが、これは、真っ赤な嘘だ。封鎖のため、ガザから輸出もできないが、明らかに兵器とは何の関係もない。コリアンダーやノートの輸入が禁じられた時期もあった。

封鎖の真の目的は、イスラエル当局者が公けに認めている。すなわち、飢え死にしない程度に――イスラエル政府の顧問、ドヴ・ワイスグラスのぴったりな表現によれば――ガザの175万ほどの人々を「ダイエットさせる」ことにある。

イスラエルの元首相、シモン・ペレスはかつて、なぜパレスチナ人はガザを繁栄するシンガポールにしないのだろうと疑問を呈したことがある。どうやらペレスはお忘れになっているようだ。中継貿易をするには、貿易することが許されていなければならないということを。シンガポールになるためには、港と空港を持つことが許されなければならないのだ。

だからイスラエルには、500人もの子供を殺したりする必要もなく、自衛する簡単な方法があるのだ。封鎖を止めることだ。

また、一民族を50年近くも占領下に置いておいて、そんなものは自衛などではない。しかも、その占領は、歳月とともに軽減されていくどころか、拡大し続け、パレスチナ人の土地を盗み、新たなイスラエルの入植地を建設し続けているのだ。

イスラエルにはこれまでずっと、自衛する簡単な方法があるのだ。占領を止めることだ。
しかし、合衆国上院は、イスラエルを支持するのだと言う。イスラエルがどれだけ大勢の人間を殺そうがお構いなく。
しかし、上院も悪質だが、なかでもニュージャージー選出の上院議員、メンデスとブッカーは悪質だ。

メンデスとブッカーは、上院の中でもとくに、親イスラエルの政治活動委員会から選挙運動用に高額の寄付を受け取っている。メンデスは、上院の対外関係委員会の長として、イスラエル支援において指導的役割を果たしている。ガザに関する上院決議の法案の両方を共同で提出した一人として、メンデスは(イスラエルの指示に従い)オバマがイランに対して甘いと言って、大統領をあからさまに攻撃している。

アナリストのM・J・ローゼンバーグから、「アメリカ議会におけるAIPAC[アメリカ・イスラエル公共問題委員会。アメリカの親イスラエルの政治団体]のナンバー1の操り人形」と呼ばれているブッカーは、ラビのシュムーリ・ボテイアクが親友かつ顧問だ。ボテイアクはユダヤ教ハバド派のラビでテレビのパーソナリティ、共和党から下院議員に立候補したこともある。また、エリ・ウィーゼルとともに、主要紙に、胸の悪くなるような親イスラエルの意見広告を掲載した。

ブッカーは最近、上院で、ガザについて発言し、ハマースが、「トンネルを建設し、独立を唱え、それを推進するために、ガザの住民が食糧や医薬品を手に入れるのを禁じている」と言って、ハマースを非難した。ブッカーはなぜか、パレスチナの「独立」を実際に阻んだり、食糧や医薬品をガザに入れないのは誰か、ということを言うのを忘れたようだ。

メンデスとブッカーのイスラエルに対する狂信的支持に関して衝撃的なのは、彼らの見解が、彼らを選んだ者たちの見解と対照的だということだ。ニュージャージーの投票率のデータはないが、7月22日から23日のギャラップによる国民の世論調査の結果は示唆的だ。

イスラエルの軍事行動は正当化されるかという質問に対し、民主党員のあいだでは、「正当化される」と答えた者が31%であったのに対し、「正当化されない」と答えたのは47%。無党派層では「正当化される」36%に対し「正当化されない」が46%。

つまり、メンデスとブッカー両上院議員を選んだ者たちの大部分は、基本的な良識の側にいるが、メンデスとブッカーは殺戮を支持する側だということだ。

非白人のアメリカ人のあいだでは、イスラエルの行動は正当化されないと考える者は、正当化されると考える者の2倍に達する(49%対25%)。圧倒的にメンデスとブッカーに投票したのが彼らだ。しかし、両議員は、自分たちを代表に選んだ有権者の見解を無視し、イスラエルの犯罪を支援した。

他の世論調査では、民主党の方が、感情的により分裂していることを示しているが、メンデスとブッカーがパレスチナ人の苦しみに無頓着でイスラエル政府の欲望にこびへつらっていることは是認しようがない。

8月26日のデモ参加者らは、両議員に対し、以下の項目を要求した。

・メンデス、ブッカー、その他77名の上院議員が共同で法案を提出し、2014年7月17日に全会一致で可決された、ガザにおけるイスラエル軍の行動を支持し、ハマースを非難し、イスラエルの攻撃によるガザの民間人の震撼する死者数についてはまったく言及していない決議498号を破棄すること。

・メンデス、その他6名の上院議員が共同で法案を提出し、2014年7月29日、全会一致で可決された、イスラエルの軍事行動を支持し、国連人権評議会が人権侵害を調査することを決めたことを非難し、イスラエルに対し(アイアン・ドームだけでなく)さらなる軍事援助を求めている決議526を破棄すること。

・イスラエルの戦争犯罪を可能にしている、イスラエルに対するあらゆる軍事援助を、(アムネスティ・インターナショナルの訴えに従って)拒否する法律を導入すること。

・国連や国際刑事裁判所がイスラエルに対し国際法を順守するよう求めるのを妨げるべく企図された合衆国の外交的行為を終わりにするよう求めること。

・国際法に違反して課せられている集団懲罰であるガザに対する封鎖の即時解除を要求すること。

・合衆国はイスラエルの継続する入植活動や、現在も進行する占領を支持しないということを主張すること

つまり、デモ参加者たちは、イスラエルの犯罪に対して、もう二度と白紙小切手を渡すなと要求したのだった。

この抗議デモは、以下の団体が賛同している。
NJ Peace Action, Essex/Passaic County Green Party, NJ Labor Against War, NJ Progressive Democrats of America, Labor Fightback Network, Central NJ Coalition Against Endless War, Coalition 2 Save Our Homes, Princeton for Palestine, Green Party of Monmouth County, Socialist Party of Northern NJ, People’s Organization for Progress, and Anakbayan-NJ.

この抗議デモについての報道のひとつは、13人が逮捕されたことは伝えなかったが、次のような効果的な言葉で締めくくられていた。
「今日、我々は、メンデスとブッカー両上院議員に訴えた。どちらの事務所も、議員は[この件に関し]コメントはしないだろうけれど、行動でもって応えるだろうと言ったところ、デモ参加者たちはいっせいに答えた、「そのとおり」」

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スティーヴン・R・シャロームは、ニュー・ポリティクスの共同編集者、および、ニュージャージー・ピースアクションのメンバー。平和とジャスティスのためのガンジー・フォーラムの代表でもある。ニュージャージのウィリアム・パターソン大学で教鞭をとる。
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[翻訳:岡 真理]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上

(その3)
■拡散歓迎■

京都の岡真理です。

ガザの破壊のすさまじさを視覚的に表現した作品を3本、ご紹介します。

1)ジョン・グレイソン作 「ガゾント」
2)メディア・タウン作 シュジャイヤ地区空中撮影ヴィデオ
3)ルイス・ウィルド ガザ戦争地図

■1.ガゾント

カナダの映像作家、ジョン・グレイソンのショートフィルム「Gazont(ガゾント)」。「ガゾント」とは、ガザとトロントの合成語です。

8月、テルアビブ在住のイスラエル人が、グーグルアプリを使った「ガザ攻撃:コード・レッド」と題する、ガザ空爆のシミュレーション・ゲームを創りました。
https://medium.com/sky-news/gaza-the-videogame-12a492bc7f2e

グレイソンの「ガゾント」は、この、ガザ空爆のシミュレーション・ゲームの体裁をとりながら、しかし、ガザをトロントの街に重ねて表現しています。ミサイルで破壊されるのは、トロント市民の生活空間です。ガザで起きていることが、その質・量においていかなるものなのか、人間の想像力を刺激します。
https://www.youtube.com/watch?v=_-ZXOUYfhiE


■2.シュジャイヤ地区空撮ヴィデオ

7月20日、地上戦の開始直後に徹底的に破壊されたガザ市のシュジャイヤ地区。それを空中から撮ったヴィデオです。
https://www.facebook.com/mediatownps

メディアタウンは、ガザのヴィデオ制作会社です。

シュジャイヤ地区の破壊された様子はいくつかの写真で目にしていましたが、この空撮の動画で初めて、破壊の全貌――地区全体が廃墟となっているさま――を知りました。
にわかに想起するのは、東日本大震災の津波の被災地の光景です。そして、原爆投下後の広島…。言葉を失います。

■3.ガザ戦争地図

フォトジャーナリストのルイス・ウィルドが作成した、ガザの北部と中部の7か所の地点のパノラマ写真です。
http://www.kolor.com/virtual-tours/20140818-kolor-lewis-whyld/#s=pano115


ぜひ、見てください。

おか

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以上、転載

太田光征
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2014年09月23日

福島原発事故による放射線影響:第11回専門家会議超簡単報告

-------- Original Message --------
Subject: [121jikkouiinkai:1096] 大11回専門家会議超簡単報告
Date: Tue, 23 Sep 2014 06:34:40 +0900 (JST)

阿部です
(重複投稿)

いつものように、専門家会議の簡単報告です。
詳しくは、アワプラの録画を観て下さい。
今回の録画は、見る価値ありですよ。

第11回専門家会議超簡単報告

最初に述べておけば、今回の専門家会議は、極めて画期的な会議となった。国策推進の御用学者の面々の見解に反して、少数派委員から福島近隣県での健康対策の必要性が明確に語られ、これに対する長瀧座長派からの反論らしい反論が提出されることがなかったのだ。

明らかに、潮目が変わりつつある。崎山氏の問題提起に始まり、津田氏をはじめとする5名の外部委員の報告に引き継がれ、被害市民により長瀧座長解任要求が提出され、市民の抗議を受けて傍聴者抽選制のインチキが曝露され、それを一夜にして撤回せざるを得なかった事などが、専門家会議に確実に影響を及ぼしつつある。

今回の専門家会議のテーマは、何故か、「健康不安対策」。「健康」対策ではなく、「不安」対策。
このテーマの下、環境省のお金を使ってもっぱら放射線に対する「過度の不安」と「放射線ストレス」とその解消プログラムを研究しているという東大の先生の報告。そしてこの先生とともに現場で市民の相談活動に従事している保健師さんの報告、が行われた。お二人の報告者とも、根は実直な人なのではあろうが、放射線の健康影響についてまったく無知な人であり、その結果、安心安全論者に利用される形となっている姿が気の毒であった。

このかんの専門家会議では、福島の子どもの甲状腺がん多発はスクリーニング効果の現れに過ぎない、前からあったガンが見つかっているに過ぎない、過度な健診は利益より不利益の方が多いとの議論が強調され、福島でさえ甲状腺検査やその結果見つかったガンの摘出手術は不要だと言わんばかりの議論がまかり通ってきた。この方向に沿っての、上記2つの報告が行われ、不安解消のためのリスクコミュニケーションと称しての、気休めに過ぎないような様々なナンセンスな取り組みが披露された。

その後、住民の健康管理のあり方についての「論点整理」なるものが、事務局から報告された。客観的で公平な報告を装いながら、実際には安全安心論者に都合良く取捨選択された論点整理だ。もちろん、多くの外部専門家のヒアリングで明らかされた、安心安全論には極めて不利な報告は、見事に映されていない。

次に、この論点整理において、項目だけがあげられていた「論点3 1.福島近隣県における健康管理について」が議論された。多くの市民が待ちに待ったテーマだ。この間、関東ネットなどが再三にわたって、きちんと議論をしろと訴えてきた取り組みが、実ったかに見える。

ここでは、このかん長瀧座長を始め国策擁護派の「専門家」たちが唱えてきた、福島事故がもたらした放射線被ばくは取るに足らない、だから放射線を原因と見なす健康対策は必要がない、福島でさえそうなのだから近隣県においてはなおさらだ、との議論に対して、石川委員(日本医師会常任理事)や春日委員(日本学術会議副会長)などから疑問の声があげられ、福島近隣県での甲状腺のエコー検査をはじめとする健康対策の必要性が論じられた。石川委員からは、具体的に東葛9市の例が挙げられ、市民からも自治体からも声があがっているこれらの地域での健康対策の必要が強く主張された。

驚いたことは、石川委員や春日委員の積極的な発言に対して、これまで長瀧座長の見解の擁護に汲々としてきた委員達から、明確で断固とした反対論が唱えられなかったことだ。石川委員らの発言に対して、いつものように長瀧座長が座長派の委員に反論を促すのだが、そのサインに応える議員の数が目立って減ってきた。そういう状況下でも、ここで頑張らねばとばかりに、鈴木、丹羽、中村委員などが発言を試みるのだが、それもすぐに、石川委員らから明確な反論が返される。そして、鈴木委員や丹羽委員や中村委員は、再反論を返すことが出来ず、個人的な見解です、などと言い訳をしつつ、尻すぼみとなっていく。

そればかりではない。これまで長瀧座長を支えてきたはずの御用委員の多くが、放射線の健康影響や検査の意味などを説明をした上でなら、近隣県での甲状腺エコー検査に反対しないとの意見を述べざるを得なかった。これは、この専門家会議の内部における、大きなトレンドの変化だ。その象徴が、大久保委員(筑波大教授)、伴委員(東京医療保健大教授)の発言だ。

例えば大久保委員は、次のように述べた。個々の不安を抱えている人には機会を与えてあげるべき、希望者による限定的な健診はあった良いと述べ、長瀧座長の反論にも、全員を対象にして首にヒモつけてくるやり方は必要ないが、希望者を拒否する理由はないと再反論。

伴委員は、さらに踏み込んで、次のように語った。福島県内は国がサポートしている。ここでは近隣県についても、国のサポートを前提にして議論をしている、UNSCEARがあげた近隣県線量は平均線量過ぎず、それにも幅があると言っている。近隣県で福島より高いところがあり、その逆もある。国として、きめ細かく、オーダーメイドで何がやれるかを考えるのがこの場の役割。
また伴委員は、検査の利益不利益論に対しても、明確に次のように述べた。このレベルだったら何かをするとかしないとか、線量レベルをはっきり言えるのか疑問。公衆衛生的リスクベネフィットは色々な要因があり、どれだけの要因を考えるかで違ってくる。スパッと切れない。

かくして、今回の専門家会議は、その議論の内容どおりに整理が行われるならば、福島近隣県でも甲状腺エコー検査を含む健康対策が求められている、ということになるはずだ。しかし、長瀧座長は、最後まで、この会議に課せられた課題は、原発事故子ども・被災者支援法の13条の「放射線による健康への影響に関する調査、医療の提供に関する事項」だと強調し、それに固執。おそらく、次回の第12回の会議に向けて、今回の劣勢を挽回するために、様々な試みを行ってくるに違いない。

国策擁護派の「専門家」たちの巻き返しを許してはならない。
第12回専門家会議も、しっかりと傍聴をしよう。

阿部 治正
HP : http://www.abeharumasa.jp

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以上、転載

太田光征
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2014年09月21日

秦郁彦氏「済州島の事件が無根だとしても、吉田式の慰安婦狩りが無かった証明にはならない」(『正論』1992年6月号)

-------- Original Message --------
Subject: [CML 033968] 秦郁彦氏は、1992根には次のように言っていた
Date: Fri, 19 Sep 2014 17:20:59 +0900

小林です

朝日バッシングの先頭に立っている秦郁彦氏が、
1992年には、次のように言っていましたのでご紹介します。

「済州島の事件が無根だとしても、吉田式の慰安婦狩りが無かった証明にはならない」

「彼女たちが連行された事情は各人各様で(中略)、ともあれ、日本統治時代に数万にのぼる
朝鮮人慰安婦たちが、故郷を離れて辛酸をなめたのも厳然たる事実であってみれば、
何らかの形での「補償」を考慮する必要があろう」

これは、彼が済州島での吉田証言の調査を行ったあとに最初に書いた
雑誌『正論』1992年6月号での報告で述べている結論です。

朝日新聞が、今年8月に、「済州島での強制連行」を証言していた吉田清治氏について、

「裏付けが得られず虚偽と判断」して、かつての記事を取り消しました。
このことについて、安倍政権のもとで朝日バッシング、河野談話バッシングが展開されています。
バッシングの先頭に立っている秦郁彦氏は、かつてはこのように言っていたのです。

「慰安婦」問題は厳然たる事実として、解決しなければならない問題なのです。

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061-2273 札幌市南区豊滝442-90
携帯電話 090-2070-4423
FAX 011-596-5848
email: q-ko@sea.plala.or.jp
小林久公
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在特会関西支部長(当時)らが山谷氏の宿泊先訪れ「諸々相談」

【今日の赤旗】 在特会関西支部長(当時)らが山谷氏の宿泊先訪れ「諸々相談」。山谷氏は写真撮影にも応じていた(画像) pic.twitter.com/XzuA3cTC4S
https://twitter.com/akahataseiji/status/512737245896261633

太田光征
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2014年09月20日

山谷えり子と在特会

在特会幹部が作った団体「地方再生議員百人と市民の会」の顧問に、数多くの国会議員などが就任。山谷えり子、高市早苗、松原仁、長谷川三千子(NHK経営委員)…。

【動画】上田清司埼玉県知事と長谷川三千子NHK経営委員が在特会系の集会に参加していた。
http://matome.naver.jp/odai/2140870692216544901

明日9月21日の第178回街頭行動は13時半からNHK放送センター西口前、15時半から新宿アルタ前で行います。NHK前では長谷川経営委員の問題などを訴えます。

太田光征

以下、転載。

-------- Original Message --------
Subject: [CML 033990] 山谷えり子と在特会
Date: Sat, 20 Sep 2014 21:42:26 +0900

 坂井貴司です。
 
 フェイスブックで知りました。
 
 山谷えり子国家公安委員長は、在特会幹部が作った団体の顧問だったことが判
明しました。
 
 在特会は「お巡りさんは私達の味方です!」と叫びます。
 
 それは、このような関係があるからです。
 
 (ここから)
 
【重要】「山谷えり子国家公安委員長は『在特会』幹部が作った団体の顧問だっ
た!」

… 山谷えり子国家公安委員長と「在特会」幹部と撮した写真に関連して、重大な
事実が発覚した。

「山谷先生とは教育問題を議論する団体の活動を通して二十年来のお付き合いが
ありますねん」(「週刊文春」9/25)と述べる『在特会』の元関西支部長は、
NPO法人「地方再生議員百人と市民の会」の事務局長であり、山谷えり子参議院議
員は、この団体の顧問だったのである。

◆ NPO法人「地方再生議員百人と市民の会」

まず、以下の理事長と事務局長の「あいさつ」のページの下には増木重夫氏の写
真入りの文章がある。

http://www1.ocn.ne.jp/~h100prs/top/hajimeni.html

そして、このNPO法人のポータルサイトには、辻淳子理事長の(大阪維新の会)左
に山谷えり子議員が載った写真がある。

http://www1.ocn.ne.jp/~h100prs/

そして、最後の画像は、このNPO法人の特別顧問と顧問の名前の一部が記載されて
いる。

http://mid.parfe.jp/kannyo/100top/party/sannka-komon.htm

そこには、山谷えり子氏以外にも、高市早苗、中山成彬、佐藤正久などの名前が
あり、「学識経験者、オピニオンリーダー」としては、八木秀次、長谷川三千子、
東中野修道、さらに驚くべきことに田母神俊雄閣下の名前までがあるではないか!

まさに、日本の極右の主要人物を全部集めたような団体なのだ。

「教育再生・地方議員百人と市民の会」の会員のなかには増木重夫氏と同様の在
特会の会員が複数おり、その内の2人は京都の朝鮮学校襲撃事件で逮捕され、
2011年4月21日に有罪判決た人物で、その両名も山谷氏が一緒にうつった写真のな
かに顔を見せている。

http://ameblo.jp/oharan/entry-10867254714.html

◆ 世耕弘成官房副長官の釈明は「問題あり」

世耕弘成官房副長官は18日の記者会見で、「デジカメやスマホのカメラを持っ
ている方が多く、政治家はいろんなところで写真撮影を求められる。それがどう
いう人か、講演会の現場などでいちいち確認できない」ので問題ないとしている
が、山谷えり子国家公安委員長は、たまたま在特会の会員と会ったのではなく、
在特会の会員が事務局長を務めていた団体の顧問だったのだ。

http://digital.asahi.com/articles/ASG9L3W0HG9LUTFK001.html

国家公安委員とは、言うまでもなく、日本の治安を守る重職である。このような
物騒な連中と交友があった山谷えり子がどうして、国家公安委員長の職に相応し
いと言えようか?

一体「取り締まる」側なのか「取り締まられる」側なのか、そこをはっきりすべ
きなのは、子供が常識で考えてもわかることだろう。 
 
(ここまで)

坂井貴司

-----------------
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安倍首相と在特会幹部のツーショット

-------- Original Message --------
Subject: [CML 033991] 安倍首相と在特会幹部のツーショット
Date: Sat, 20 Sep 2014 22:07:14 +0900

 坂井貴司です。
 
 在特会がなぜ警察と仲良しなのか。
 
 その理由がこの写真で判ります。
 
 ツイッターで知りました。
 
安倍総理、山谷えり子氏と元在特会関西支部長の増木氏との写真が問題になって
ますが、総理も増木氏と写真を撮っていますね。増木氏は「マスキクンのこと覚
えてくれてました」と書いてますが、増木氏をご存知なのですか。
https://twitter.com/asahian222/status/512882877667610624

元在特会関西支部長の増木重夫と安倍首相のツーショットです。

坂井貴司
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避難者こども健康相談会&セミナー「福島甲状腺がん異常多発と健康被害の現状」大阪9/21/原賠訴訟報告もあり

-------- Original Message --------
Subject: [CML 033980] 避難者こども健康相談会&セミナー「福島甲状腺がん異常多発と健康被害の現状」大阪9/21/原賠訴訟報告もあり
Date: Sat, 20 Sep 2014 10:31:27 +0900

避難者こども健康相談会&セミナー「福島甲状腺がん異常多発と健康被害の現状」大阪9/21/原賠訴訟報告もあり


転送・転載歓迎


京都の菊池です。

福島避難者こども健康相談会おおさか実行委員会事務局の高松さんより

登録しているMLを通して教えていただきました。
ご都合つきましたらぜひご参加ください。


福島避難者こども健康相談会おおさか実行委員会のブログ
http://osakasoudankai.blog.fc2.com/

医療問題研究会のホームページ
http://ebm-jp.com/

も参照ください。



(※避難者の思い 第1回口頭弁論を終えて
森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団代表)(※原発賠償関西訴訟KANSAIサポーターズ
フェイスブックhttps://www.facebook.com/kansaisupporters
公式ブログhttp://kansapo.jugem.jp/

東日本大震災による原発事故被災者支援関西弁護団
http://hinansha-shien.sakura.ne.jp/kansai_bengodan/index.html
を参照ください)
もありますとのこと


原発賠償関西訴訟第1回口頭弁論 満員御礼
2014/09/19 金 16:01
http://kansapo.jugem.jp/?eid=40
に書かれているように、
関西テレビ放送 KTV
http://www.ktv.jp/news/date/20140918.html#pagetop
などテレビ報道がありましたが、

裁判の次の日の大阪での新聞各紙の朝刊では、裁判の記事を見つけられませんでした。(後日特集的に書く新聞があったりするでしょうか?)

裁判を知った一人一人が地道にとだえることなく粘り強く、裁判を伝え広げることが必要だと改めて感じました。

この報告
裁判に参加できなかった人が、裁判を知り次へ伝える機会ともなると思います。

下記の小山さんの裁判報告も読んで裁判を伝えることに活用ください。

原発損害賠償訴訟(大阪地裁)を傍聴しました
http://no-nukes-hokusetsu.blog.so-net.ne.jp/2014-09-19



※当日時間があれば、直接、講演者と
「福島甲状腺がん異常多発と健康被害の現状」
について
質疑できる時間があるかも。

関連して、
小山さんの書かれた

甲状腺検査結果(8月24日公表分)@
http://no-nukes-hokusetsu.blog.so-net.ne.jp/2014-09-08

決して「軽い」がんではなかった
http://no-nukes-hokusetsu.blog.so-net.ne.jp/2014-09-09

もお読みください。


※健康相談会もまだ枠がありますので、どうぞお越しください。
とのこと申し込みは下記参照ください。)



高松さんのお知らせを転載します。



避難者こども健康相談会&セミナー


みなさまへ夜分すみません。
明後日(9/21日曜日)となりましたので、再度案内させてもらいます。重複申し訳ないです。
健康相談会もまだ枠がありますので、どうぞお越しください。
・・・


避難者こども健康相談会おおさか セミナー
9/21(日) 10:00〜
ドーンセンター(大会議室)
(京阪・地下鉄谷町線 天満橋駅徒歩8分)


◎「福島甲状腺がん異常多発と健康被害の現状」
入江紀夫さん(小児科医・医療問題研究会)

第16回福島県「県民健康調査」検討委員会 (平成26年8月24日開催)で調査報告がだされました。
甲状腺がんは103人となりました。さらなる甲状腺がんアウトブレイクの進行といえる実態です。
低線量の被ばく線量下で明白な健康障害を認めている事実が意味するものを考えます。


◎被災地での法律相談・生活相談活動を続けて
山下正悟さん(大阪青年司法書士会)

◎避難者の思い 第1回口頭弁論を終えて
森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団代表)

◆ 参加費 無料
◆ 会場設営上できるだけ事前申し込みをお願いします。
◆ 保育あり(要申込み)

主催:福島避難者こども健康相談会おおさか実行委員会
ブログhttp://osakasoudankai.blog.fc2.com/ メールアドレス
osaka-kenkousoudan@hotmail.co.jp
お問い合わせ先:福島避難者こども健康相談会おおさか実行委員会事務局
090―7096―4719(高松)Fax 072-843-0833




第5回避難者こども健康相談会 9/21(日)13:00〜15:00 ドーンセンター


● 対象;
福島県及び東日本から避難されたお子様

● 事前申し込み制。20家族(定員に達した時点で締切り) 1家族30分枠の予約制です。

● 予約フォームからお申込みください。→ http://form1.fc2.com/form/?id=863095
メール・FAX・電話で事務局にご連絡ください。ブログからも入れます。>

● 医師の個別面談による健康相談を行います。その他 別室での避難者交流お茶会、法律相談・
教育相談のブース、子どもの広場(保育室)、アロマハンドマッサージの企画を設けています。

これまでのことを記録に留める機会に、おしゃべりに、ほっと!一息つきに、どうぞお気軽に。


高松昌子



菊池
ekmizu8791アットezweb.ne.jp
(菊池へ送信の場合、アットの部分を@に直して送信してください。菊池)

-----------------
以上、転載

太田光征
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2014年09月18日

産経新聞の飛ばし・誤報・やらかし疑惑まとめ

産経新聞の飛ばし・誤報・やらかし疑惑まとめ - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2134316295381324801

太田光征
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「従軍慰安婦問題」決着ーー泥さんが、右派のウソを元から断つ

教育館だより 157. 「従軍慰安婦問題」決着ーー泥さんが、右派のウソを元から断つ.
http://www.shirakaba.gr.jp/home/tayori/k_tayori157.htm

太田光征
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秘密保護法違憲訴訟:安倍首相らを証人尋問申請

43人が提起した秘密保護法違憲訴訟 安倍首相、谷垣前法相、森担当相、北村内調情報管理官、渡邊恒雄氏らを証人尋問申請:MyNewsJapan
http://www.mynewsjapan.com/reports/2077

太田光征
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2014年09月15日

【署名運動】重要・原発推進が国連総会で国際公約に? 福島事故など完全無視して議論が進行中(伊藤 和子)

とんでもないことに、国連ではエネルギー開発目標に持続可能エネルギーに原発エネルギーが含まれるか否かが争点になっていて、開発関係で影響力を持つジェフリー・サックス氏が原発推進を「温暖化」対策として国連の公約にしようと画策しているとのことです。

署名運動が開始されています。

http://www.gopetition.com/petitions/more-nuclear-power-is-not-the-answer-to-the-climate-crisis.html

この問題を訴えている伊藤和子さんの記事があります。

重要・原発推進が国連総会で国際公約に? 福島事故など完全無視して議論が進行中(伊藤 和子) - 個人 - Yahoo!ニュース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/itokazuko/20140914-00039079/

署名文:
We urge you to revise the recommendations of the UN's Sustainable Development Solutions Network to remove its advocacy of nuclear fission as a "solution" to the climate crisis. The accelerated development of nuclear power plants would only increase the course we are on to planetary catastrophe.
貴職は国連持続可能開発ソリューションネットワーク(UN SDSN)宛て勧告書で、気候変動の危機に対する「解決策」として核分裂の推進を主張されていますが、私たちはその削除を強く求めます。原子力発電所の開発加速は、地球破滅への流れを推し進めるものです。

We urge you to develop an analytic model that includes the decommissioning of current nuclear plants as part of a transition to a future based on conservation, efficiency and renewable energy.
環境保護・効率・再生可能エネルギーに基づいた未来へと進む取り組みの一環として、現在の原子炉設備の解体を含む分析的モデルを構築されるよう、私たちは強く要請します。

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太田光征
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2014年09月14日

池上彰氏の従軍慰安婦についての見解は橋下徹氏と同じ

政府の説明を紹介する形で芸能人、視聴者に自説を刷り込む池上彰氏。橋下徹氏の主張とまったく同じ。「当時は仕方なかった」「どこの国でもあった」「強制の証拠はない」。

池上彰【テレ朝】そうだったのか!慰安婦問題 - YouTube
http://youtu.be/hS4FyqkgUyg?t=12m08s

【社説】慰安婦報道撤回 本質は強制連行にない | カナロコ
http://www.kanaloco.jp/article/76014/cms_id/95741
「国際社会から非難されているのは強制連行があったからではない。厳しい視線が向けられているのは、人集めの際の強制性のいかんに焦点を置くことで問題の本質から目を背け、歴史の責任を矮小化しようとする態度にである。」

性奴隷(「従軍慰安婦」)問題に関する池上彰の立場を確認 - ヘナチョコ革命 - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/39239031.html
第2次世界大戦中に軍や政府が公的方針のもとに、兵士のためのレイプの施設をつくったのは大日本帝国とナチス・ドイツだけ

法廷で裁かれる日本の戦争責任
http://www.koubunken.co.jp/0550/0539.html
法廷で裁かれる日本の戦争責任
日本とアジア・和解と恒久平和のために
瑞慶山 茂 責任編集
宇都宮軍縮研究室 編集協力

太田光征
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ウラを取らない日本のメディア体質(田中 良紹)――全社横並びで誤報、ウラを取らない、謝罪しない/「吉田調書」スクープは何らかの政治的意図?/日本のメディアの体質を俎上に

ウラを取らない日本のメディア体質(田中 良紹) - 個人 - Yahoo!ニュース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakayoshitsugu/20140912-00039060/

以下、抜粋。

ウラを取らずに記事を書く新聞社は朝日だけではない。ほとんど全社がウラも取らずに記事を書いている。

朝日の「吉田調書」スクープも私は何らかの政治的意図が隠されていると考えていた。そしてそれに対抗するかのように「吉田調書」は他紙にもリークされた。その結果、政府事故調の調書が国民に公開されることになったのはそれこそ「瓢箪から駒」である。手放しで喜ぶ訳にもいかない。

日本のように記者クラブで発表ものを書き、権力の側に目を付けられ、スクープをするか、あるいは出世していく仕組みとはまるで異なる。そして読者は気が付いていないのだが、日本の新聞はしばしば「誤報」を繰り返す。それが全社横並びで「誤報」するので誰も謝罪しないし訂正もしない。赤信号みんなで渡れば怖くないという訳だ。

それに比べれば今回のように「誤報」が表沙汰になる事は喜ばしい。願わくば朝日の「誤報」を検証する第三者機関には、二つの「誤報」の原因だけでなく、新聞社をはじめとする日本のメディアの体質を俎上に載せてもらわないと問題の解決にはならないと思う。


太田光征
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朝日新聞「吉田調書」報道の功罪(渡辺輝人)――産経新聞なんて誤報や曲解のメッカ/吉田調書の全面開示を勝ち取った/安倍首相は福島第一原発の災害対策を遅らせた張本人

朝日新聞「吉田調書」報道の功罪(渡辺輝人) - 個人 - Yahoo!ニュース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/watanabeteruhito/20140912-00039061/

吉田調書
http://big.assets.huffingtonpost.com/yoshida06_077_1_4.txt

以下、抜粋。

誤報について言えばNHKだって読売新聞だって身に覚えがあるだろうし、産経新聞なんて誤報や曲解のメッカでしょう。

朝日新聞の失敗はこの資料隠蔽に挑んだ結果であり、結果的に吉田調書の全面開示を勝ち取ったという意味では大きな成果をあげており、国民の知る権利の実現のために多いに奉仕したと言えるでしょう。

安倍首相にいたっては第一次安倍政権の時の2006年に福島第一原発に危険性は無いと言い切り(第一次安倍内閣の答弁書はこちらで読めます)、福島第一原発の災害対策を遅らせた張本人なので、吉田調書を今日まで隠してきた歴代政権以上に、この問題であれこれ言う資格はないでしょう。

衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b165256.htm

太田光征
posted by 風の人 at 11:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

朝日新聞「誤報」事件  秘密保護法の生け贄――「秘密」について、十分な裏付け取材を行うのは不可能だ

抜粋:
「秘密」について、十分な裏付け取材を行うのは不可能だ。
朝日新聞は、全言論界に、秘密保護法の威力を見せつけるための、生け贄とされたのだ。
ナチスの暴圧を対岸の火事と見過ごした、どこかの牧師の述懐が、現実となっている。「茶色の朝」が訪れようとしている。

太田光征

以下、転載



 朝日新聞「誤報」事件について、
 悶々とした思いをしています。

 粗い議論ですが、
 一石を投じるつもりでブログを書きました。
 
 拡散していただけますと幸甚です。

 「朝日新聞「誤報」事件 秘密保護法の生け贄」
  http://urx.nu/bUek
守山法律事務所
    弁護士 岩 月 浩 二
Blog:   http://p.tl/t84G
・・・・・・・・・・・・・・・

朝日新聞「誤報」事件  秘密保護法の生け贄

朝日新聞の「誤報」に対するバッシングは、戦後、言論機関(朝日新聞がそう呼ぶに値するかどうかは別として)に対するものとして、かつて例をみない特異な事件に発展した。

沖縄密約を暴いた西山太一記者は女性スキャンダルにすり替えられた人格破壊によって記者生命を絶たれた。
戦後初めての本格的な政権交代を成し遂げた小沢一郎は、事実無根の金銭スキャンダルによる人格破壊によって政治生命を絶たれた(ように見える)。

朝日新聞「誤報」事件も、人格破壊の域に達した。
そして、朝日新聞は、西山氏や小沢氏と異なり、人格破壊に屈して、頭を垂れた。

朝日新聞「誤報」事件は、確実に後世の歴史に残る。
「誤報」としてではなく、「暗黒の言論統制」の時代の幕開けとして、だ。

とりあえず何が対象にされたのかを確認しておくことに意味があるだろう。
「慰安婦」の「拉致」に関する吉田清治証言に関する「誤報」は、「軍」に対するものだ。
福島第一原発事故に関する吉田調書の「誤報」は、原発に対するもので「テロ」関連で軍事に通ずる。

吉田調書に関する誤報は、「命令違反」と「撤退」に関係する。
所員が、吉田所長の意図に反して福島第二原発へ移動したことを「命令違反」とするのか否か、それが「撤退」であったのか「待避」であったのか、いずれも表現の問題であり価値評価に関わる問題だ。
事実関係の詰めに甘さがあったとしても、報道の現場では常に起こりうる問題だろう。

何より、これを問題にするのであれば、小沢一郎の金銭スキャンダルに関する執拗な報道は、「誤報」を超えて「捏造」だったと謝罪しなければならない。
TPPについて未だに農業・畜産業の関税の問題として報道し続けているメディアは全て誤報の山を築いている。
ウクライナ政権を正統政権として報道し続けているのも国民を欺く大誤報だ(革命政権であると主張するのであれば別だが、そのような評価は見たこともない)。

吉田清治証言に関わる「誤報」は30年、短く見ても20年前のものだ。
そうした遙か過去にさかのぼる報道も猛烈な批判の対象になる。
報道回数において朝日新聞が抜きん出ていたとしても、当時の国内メディアは大半が吉田証言を事実として報道していた。

吉田清治証言を除外しても、韓国の軍「慰安婦」を「強制連行」と呼ぶか、これも価値評価の問題だ。
物理的な強制力を使えば「拉致(略取)」である。
仕事の内容を秘匿し、偽って連れ去れば「誘拐」である。
いずれも立派な刑法犯だ。

自分の娘が、仕事の内容を偽った勧誘によって外国に渡らされ、性的労働に従事させられたことを想像すればわかるだろう。
この「誘拐」を「強制連行」と呼ぶか否か、これもまた価値評価の問題だ。
現に「誘拐」を「強制連行」と評価した裁判例も存在する。

その程度の問題であり、20年以上も過去のことであっても、ある日突然、猛烈なバッシングに晒されることを今回の事件は露わにした。
どこかでGOサインが出されれば、どのメディアが狙い打ちにされるかわからないことを言論に関わる全てのメディアに知らしめた。

なぜそうした「誤報」が起きたのか。
根本的な原因は、情報が「秘密」だからだ。
吉田調書はそれ自体が「秘密」である。
吉田清治証言に関わる「誤報」がまかり通ってしまったのは、戦前の軍部全体が秘密情報の山で、多くの歴史的な証拠資料がすでに廃棄されているからだろう。

とくに吉田調書問題を見ればわかりやすいだろうが、「秘密」とされなければ、「誤報」も起こらなかったのだ。
一連の聴取結果が、国民共有の財産として公開とされ、教訓をくみ取るべく活発な議論がなされれば、このような問題は起きなかったし、議論の対象や内容も自ずから違ったものとなったはずだ。

吉田調書について、朝日新聞自身が裏付け取材が不十分であったとしている。
そもそも「秘密情報」について、裏付け取材を十分に行うなどということが可能なのか。
十分な裏付け資料がなければ報道してはならないとすれば、今後、「秘密情報」に関わる報道はできなくなる。
事実上、「秘密情報」に関わる報道は存在しなくなるだろう。

12月には秘密保護法が施行される。
政府は、取材、報道の自由を侵害しないというが、今回の事件で、報道のハードルは一挙に上がった。
十分な裏付け取材もなく、報道すれば、即、刑事処分が待っている。
誤報の後の対応が重要だ等という話では断じてない。
そして、「秘密」について、十分な裏付け取材を行うのは不可能だ。
朝日新聞は、全言論界に、秘密保護法の威力を見せつけるための、生け贄とされたのだ。

メディアは、益々、政府公認情報しか流さなくなる。
われわれは、そうした時代に入る。
それを覚悟して朝日新聞「誤報」騒動を見る必要がある。

--------------------------
朝日新聞に対しては、いい気味だという思いもある。
朝日新聞は、執拗に弁護士増員を主張し、これに反対する弁護士・弁護士会に対して、バッシングを行い、今の弁護士窮乏化政策を導いた張本人だ。
経済基盤を失った弁護士は、権力に対する批判勢力とはなり得ない。
弁護士がまともであれば、おそらく、朝日新聞バッシングに対しては、強い異議が出されただろう。
日弁連会長の抗議声明も出たかもしれない。
しかし、世論の勢いに負ける今の日弁連から、そんなものは出ない。
「日弁連は秘密保護法に反対」している、にも拘わらず、だ。

小沢一郎に対する朝日新聞のバッシングも異様であった。
バッシングに積極的に加担した朝日新聞が生け贄にされた。

ナチスの暴圧を対岸の火事と見過ごした、どこかの牧師の述懐が、現実となっている。
「茶色の朝」が訪れようとしている。





*************************************
近藤 ゆり子  k-yuriko@octn.jp

〒503-0875 岐阜県大垣市田町1-20-1
TEL 0584-78-4119, 090-8737-2372

徳山ダム建設中止を求める会事務局長ブログ
http://tokuyamad.exblog.jp/
*************************************
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【署名運動】重要・原発推進が国連総会で国際公約に? 福島事故など完全無視して議論が進行中(伊藤 和子)

とんでもないことに、国連ではエネルギー開発目標に持続可能エネルギーに原発エネルギーが含まれるか否かが争点になっていて、開発関係で影響力を持つジェフリー・サックス氏が原発推進を「温暖化」対策として国連の公約にしようと画策しているとのことです。

署名運動が開始されています。

http://www.gopetition.com/petitions/more-nuclear-power-is-not-the-answer-to-the-climate-crisis.html

この問題を訴えている伊藤和子さんの記事があります。

重要・原発推進が国連総会で国際公約に? 福島事故など完全無視して議論が進行中(伊藤 和子) - 個人 - Yahoo!ニュース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/itokazuko/20140914-00039079/

署名文:
We urge you to revise the recommendations of the UN's Sustainable Development Solutions Network to remove its advocacy of nuclear fission as a "solution" to the climate crisis. The accelerated development of nuclear power plants would only increase the course we are on to planetary catastrophe.
貴職は国連持続可能開発ソリューションネットワーク(UN SDSN)宛て勧告書で、気候変動の危機に対する「解決策」として核分裂の推進を主張されていますが、私たちはその削除を強く求めます。原子力発電所の開発加速は、地球破滅への流れを推し進めるものです。

We urge you to develop an analytic model that includes the decommissioning of current nuclear plants as part of a transition to a future based on conservation, efficiency and renewable energy.
環境保護・効率・再生可能エネルギーに基づいた未来へと進む取り組みの一環として、現在の原子炉設備の解体を含む分析的モデルを構築されるよう、私たちは強く要請します。

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2014年09月13日

【9月19日】緊急学習会:「贅沢な戦争」2014 ―ガザ攻撃と「長期停戦」の意図(小田切拓さん)

東京の杉原浩司(ガザの人々を殺すな!実行委員会)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

ガザをめぐる情勢はひとまず「停戦」となったものの、壊滅的な打撃を受けた市民生活の支援、ジェノサイド・人道に対する罪・戦争犯罪の責任追及、封鎖の解除、占領の終結など課題山積の状態です。日本政府の加害責任の追及や武器輸出の阻止も含めて、日本の市民もまさにこれからが踏ん張りどころです。緊急学習会を企画しましたので、ぜひご参加ください。

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<緊急学習会> 
「贅沢な戦争」2014 ―ガザ攻撃と「長期停戦」の意図
http://free-gaza.hatenablog.com/entry/2014/09/08/224810

日時:9月19日(金)18時30分〜
会場:文京区民センター3D(定員36名)
講師:小田切拓さん(聞き手:田浪亜央江)
※地下鉄都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩2分、
 東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」徒歩5分ほか
http://www.cadu-jp.org/notice/bunkyo_city-hall.htm
参加費:500円
※会場定員に限りがあるため、先着順です。ご注意ください。

直接交渉も経ず合意文書もないまま、ガザの「戦争」はひとまず停戦となりました。しかしこの停戦はあまりにも脆く、交渉再開の見通しも暗いため、今後の展望は見えません。事態のさなかには「攻撃を止めろ」「ガザの人々を殺すな」と声を合わせた世界の運動の中身が、真に問われるのはこれからです。「天井のない刑務所」のなかでの展望の見えない生活をこれ以上続けさせないためには、私たち自身がさまざまな視点から学び、今後の運動の展開についての手がかりを得る作業が必要です。

今回の作戦において、一体イスラエルは何を意図し、何を獲得したのでしょうか。今後はどのような出方を狙っているのでしょうか。今回の攻撃で浮き彫りになったイスラエルのエゴと「イスラエルありき」の国際社会の姿勢を切り口として、長期的な視点から現地取材を続けてきた小田切拓さんに報告していただき、抵抗言説のあり方をともに考えていきたいと思います。

■小田切拓(おだぎり・ひろむ)さん
ジャーナリスト。2000年以降、パレスチナを中心に取材活動を続ける。日
本による開発援助の政治性や「対テロ戦争」との連動性などを切り口に、
雑誌「世界」や「週刊金曜日」などに多数の論考を寄稿。

主催:ガザの人々を殺すな!実行委員会
ブログ http://free-gaza.hatenablog.com/
ツイッター https://twitter.com/freegaza_jp

※「ガザの人々を殺すな!8.3新宿デモ」終了後、デモの実行委としては
解散しましたが、「ガザの人々を殺すな!実行委員会」として活動を継続
しています。

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 23:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

【9月23日】代々木公園大集会は、亀戸中央公園に変更となりました・・・広瀬隆

(広瀬隆さんより)代々木公園大集会は、亀戸中央公園に変更となりました・・・広瀬隆
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全国のみなさま  広瀬隆です
 みなさまご存知の通り、怪しげなデング熱の流行のため、9月23日の大集会には代々木公園が使えなくなり、急遽、東京・台東区の亀戸中央公園に会場が変更になりました。そもそも、例年に発症していた「風邪と同じような、たいした症状でもないデング熱」が、今年だけ、最初から患者のウィルス特定ができることなど、医学的にあり得ないことですが、誰が仕組んだにせよ、代々木公園で強行することができなくなった事実は動かせません。

 というわけで、9月23日の集会は参加者が大幅に減ると予想され、ヘリコプターによる空撮とインターネット配信は、今回は中止としました。ヘリ空撮には費用が相当にかかりますので、みなさまからの貴重なお金を活かせるよう、大きな効果が得られる次回の大集会を待ちます。

 ただし、今日の状況は、川内原発再稼働の合格証という、トンデモナイ、日本の地獄の連鎖反応を予想させる事態に至っていますので、無理は申しませんが、9月23日の亀戸中央公園の集会に参加できる人は、ぜひともいらっしゃってください。予想以上の参加者であることを祈ります。そして9月27日に川内原発現地集会〜9月28日に鹿児島市の大集会へと、つないでゆきます。私たちの敵は、天狗熱に浮かされている魑魅魍魎の安倍晋三ファシスト連合です。

参考に申し上げておきます。1999年に東海村で臨界事故が起こり、現地では、排気筒から放射性ヨウ素が検出され、中性子が放出されたにもかかわらず、安全宣言が出された。そこで小渕恵三首相が現地を訪れ、野菜市場で野菜料理を食べてみせ、「何でもない」と発言した。食べてすぐ放射能の影響が出るほどなら、その土地は生物の存在しない廃墟である。しかも首相の放射能測定器は針がふれなかったが、報道陣が持参した測定器では、同じ時に同じ場所で針が大きく動いた。この総理大臣は、それからほどなく、首相在任中の翌2000年5月14日に死去した。その娘が、今度の経済産業大臣であります。

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 23:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

「産経」の華麗なる誤報、差別記事

ひき続き転送します。

太田光征

-------- Original Message --------
Subject: [CML 033810] 「産経」の華麗なる誤報、差別記事
Date: Fri, 12 Sep 2014 19:02:01 +0900

 坂井貴司です。
 
 「戦後を糾す」が産経新聞のキャッチコピーです。
 
 産経は極右新聞であることは誰もが知っています。
 右の主張をすることはいいでしょう。
 しかし、産経は誤報やねつ造、差別的な記事が多いのが目立ちます。
 
 フェイスブックで知りました。
 
 (ここから)
 
 【訂正・謝罪というなら産経こそ その華麗なる誤報・デマ記事の世界】

◆沖縄、盛り上がらない反対運動 県庁集結は約10人
2013.12.27 11:13

 「沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾=ぎのわん=市)の名護市辺野古への移
設に反対するグループ約10人は27日午前、沖縄県庁の1階ロビーで反対演説
を行った。ただ、通行人が足を止めることもなく、反対運動は盛り上がっていな
い。」
(写真は産経のいう「10人」の抗議行動)

◆江沢民氏が死去(号外)
2013.07.07
(写真)
 同氏にはいまも死亡説が流れているが、産経によればすでに昨年死亡している。

◆戦車にウインカー 「軍隊否定」の象徴
2012.04.28
 戦車ににウインカーなんかつけてるのは日本の自衛隊だけ、これは平和ボケ憲
法のせいだという記事。
http://megalodon.jp/2014-0712-0913-43/sankei.jp.msn.com/politics/news/120428/plc12042822520013-n1.htm
(写真は堂々とウインカーをつけている各国軍隊の戦車)

◆つぎの真っ赤な嘘記事は民事訴訟に発展した。
http://www.kiyomi.gr.jp/news/2011/03/23-2132.html

 産経は裁判所に対して「論評記事なので取材は不要」と言い切った。
 さすが産経。
 しかし裁判所は「取材しないで記事を書いちゃダメ」としごく当たり前の判決。

 産経記事は便所の落書きだ。
http://matome.naver.jp/odai/2139891782478167101

(ここまで)

 産経は中国人や韓国人を「反日チンパンジー」と罵っています。

坂井貴司
posted by 風の人 at 16:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

「読売」記者が目撃した従軍慰安婦

ひき続き転送します。

太田光征

-------- Original Message --------
Subject: [CML 033812] 「読売」記者が目撃した従軍慰安婦
Date: Fri, 12 Sep 2014 19:40:54 +0900

 坂井貴司です。
 
 従軍慰安婦「誤報」記事で朝日新聞を叩く読売新聞。しかし、太平洋戦争中、同社の従軍記者が、騙されてビルマへ連行された朝鮮人慰安婦と出会った記録が残っています。

「読売新聞の従軍記者 小俣行男氏の記録」
 http://www.twitlonger.com/show/n_1s510jl
 
(ここから)

「読売新聞の従軍記者 小俣行男氏の記録」 
1942年5月か6月頃 ビルマ(現ミャンマー)

(朝到着した貨物船で、朝鮮の女が四、五十名上陸したと聞き、彼女らの宿舎にのりこんだとき)

 私の相手になったのは23、4歳の女だった。日本語は上手かった。公学校で先生をしていたと言った。「学校の先生がどうしてこんなところにやってきたのか」と聞くと、彼女は本当に口惜しそうにこういった。「私たちはだまされたのです。東京の軍需工場へ行くという話しで募集がありました。私は東京に行ってみたかったので、応募しました。仁川沖に泊まっていた船に乗り込んだところ、東京に行かず南へ南へとやってきて、着いたところはシンガポールでした。そこで半分くらいがおろされて、私たちはビルマに連れて来られたのです。歩いて帰るわけに行かず逃げることもできません。私たちはあきらめています。ただ、可哀そうなのは何も知らない娘達です。16、7の娘が8人にいます。この商売は嫌だと泣いています。助ける方法はありませんか」

 考えた末に憲兵隊に逃げこんで訴えるという方法を教えたが、憲兵がはたして助けるかどうか自信はなかった。結局、8人の少女は憲兵隊に救いを求めた。憲兵隊は始末に困ったが、将校クラブに勤めるようになったという。しかし、将校クラブ(将校専用の慰安所)がけっして安全なところでないことは戦地の常識である。その後この少女たちはどうなったろうか。

※出典 小俣行男著『戦場と記者 - 日華事変、太平洋戦争従軍記』冬樹社
(1967年)より 

(ここまで)

坂井貴司
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慰安所を設置した「産経」のドン

怒りをもって転送します。

故・鹿内信隆氏(しかない のぶたか、元産経新聞社長・フジサンケイグループ会議議長):「そうなんです。そのときに調弁する女の耐久度とか消耗度、それにどこの女がいいとか悪いとか、それからムシロをくぐってから出て来るまでの“持ち時間”が将校は何分、下士官は何分、兵は何分……といったことまで決めなければならない(笑)。料金にも等級をつける。こんなことを規定しているのが「ピー屋設置要綱」というんで、これも経理学校で教わった」(『いま明かす戦後秘史』(サンケイ出版/絶版))

陸軍の経理将校向け教科書『初級作戦給養百題』(靖国神社の靖国偕行文庫所蔵)に任務として「慰安所ノ設置」が掲載されている。

太田光征

-------- Original Message --------
Subject: [CML 033722] 慰安所を設置した「産経」のドン
Date: Tue, 09 Sep 2014 00:00:51 +0900

 坂井貴司です。
 
 極右新聞の産経が、執拗に従軍慰安婦を叩く報道をする理由がわかりました。
 自社の経営者が慰安所を設置して、日本軍将兵に利用させていたことを追求さ
れるのを恐れているからです。

 産経新聞のドンと言われた同社のトップだった故・鹿内信隆が、太平洋戦争中
に軍人として慰安所を設置する任務に就いていたことが明らかになりました。

 戦後、ある対談で、自ら得意げにそのことを語っている本が見つかりました。

(ここから)

【堺からのアピール】教育基本条例を撤回せよ
「女の耐久度」チェックも! 産経新聞の総帥が語っていた軍の慰安所作り
 http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/40078344.html

 朝日新聞の慰安婦報道の失態で勢いづいている右派・保守陣営だが、中でも、一番大はしゃぎしているのが産経新聞だろう。産経は慰安婦が政治問題化した1990年初頭から、慰安婦の強制連行はなかったと否定し、河野談話や村山談話を批判、慰安婦を記述した教科書を糾弾するキャンペーンを展開してきた。

 さらに同紙の社説にあたる「主張」や月刊オピニオン誌「正論」では、強制連行の否定だけでなく、慰安婦は「民間業者が行っていた商行為」で、「自ら志願した娼婦」。日本軍は従軍慰安婦に「性病予防対策などで関与していた」だけ、「公衆衛生面で関与していた」にすぎないという主張を繰り広げてきた。

 そして今回、朝日が「吉田証言」の間違いを認めた事で、こうした自分たちの主張がすべて正しかったと勝ちどきをあげているのだ。

 97年に結論が出ていた「吉田証言」の虚偽を朝日が今になって認めたというだけで、どうしてそういう結論になるのかさっぱりわからないが、とにかく産経は自信満々で、日本軍に慰安婦の責任はまったくないかのような論調を繰り広げている。

 だが、彼らは自分たちの会社で中興の祖とあおがれている人物が、その「軍は公衆衛生面で関与していただけ」という主張をくつがえすような衝撃的発言をしていたことを知っているのだろうか。

 その人物とは元産経新聞社長で、フジサンケイグループ会議議長だった故・鹿内信隆。鹿内は日経連専務理事からニッポン放送、フジテレビを開局して社長を歴任した後、産経新聞の経営権を握り社長に就任。現在、フジサンケイグループの原形を築き上げた人物だ。その権力と政治力は絶大なものがあり、1990年になくなるまで、事実上のオーナーとして同グループを独裁支配。経営方針だけでなく、現在の同グループのタカ派的な姿勢もすべて鹿内がつくりあげたものだ。

「鹿内さんは産経新聞社長に就任時するや同紙を反共タカ派の拠点にする方針を掲げ、自分にさからうリベラルなスタンスの社員のクビを片っ端から切っていった。800人に及ぶそのリストラの凄まじさは当時、マスコミ界でも“産経残酷物語”といわれたほどです。こういうことがあって、産経は今のゴリゴリの右派一色に染まった訳です。この鹿内さんのDNAはもちろん、現在の経営陣、編集幹部にも引き継がれています」(産経新聞OB)

 その鹿内は戦中、陸軍経理部に招集されていたのだが、産経新聞社長就任後に桜田武・元日経連会長との対談集『いま明かす戦後秘史』(サンケイ出版/絶版)を出版。陸軍時代の思い出話をこんなふうに語っている。

 「鹿内 (前略)軍隊でなけりゃありえないことだろうけど、戦地に行きますとピー屋が……。

 桜田  そう、慰安所の開設。

 鹿内  そうなんです。そのときに調弁する女の耐久度とか消耗度、それにどこの女がいいとか悪いとか、それからムシロをくぐってから出て来るまでの“持ち時間”が将校は何分、下士官は何分、兵は何分……といったことまで決めなければならない(笑)。料金にも等級をつける。こんなことを規定しているのが「ピー屋設置要綱」というんで、これも経理学校で教わった」

 鹿内は召集後、1939年4月から9月にかけて陸軍経理学校で軍の後方支援のノウハウを学んでいたのだが、そのときに、慰安所の作り方も叩き込まれたというのだ。しかも、その内容は今、右派メディアがしきりに喧伝している「公衆衛生の管理だけ」というようなレベルではない。鹿内の発言に「調弁する女」という表現が出てくるが、「調弁」というのは軍隊用語で兵馬の糧食などを現地で調達するという意味。つまり、これは陸軍が慰安婦の調達に関与していたということではないのか。

 さらに衝撃的なのが「女の耐久度とか消耗度、それにどこの女がいいとか悪いとか(中略)といったことまで決めなければならない」という発言だ。当時の日本軍が現地の女性を完全にモノ扱いし、どんな女がいいのかを品定めする作業までをも士官に命じていたことを証明するものだ。

 断っておくが、この鹿内発言は老人の妄想でも記憶違いでもない。靖国神社の一角に靖国偕行文庫という図書館があるのだが、そこにこの鹿内発言を裏付ける一冊の本が所蔵されている。

 300ページ以上はあろうかという分厚いその本のタイトルは『初級作戦給養百題』。昭和16年に陸軍主計団記事発行部が発行した、いわば経理将校のための教科書だ。
 
 表紙はハードカバーで、「日本将校ノ外閲覧ヲ禁ス」という文字。その9ページ目、第一章総説に、師団規模の部隊が作戦する際に経理将校が担当する15項目の「作戦給養業務」が解説されているのだが、その最後の項目「其他」の解説に以下の任務が列挙されていたのだ。

1 酒保ノ開設
2 慰安所ノ設置、慰問団ノ招致、演藝會ノ開催
3 恤兵品ノ補給及分配
4 商人ノ監視

 ようするに、陸軍の経理将校向け教科書に任務として「慰安所ノ設置」が掲載されていたのである。軍が関与したのは衛生面の管理だけという保守派の主張が、明らかな嘘だということがよくわかるだろう。

 もちろん、こうした事実を産経新聞をはじめとする右派、保守派が知らなかったわけはない。少し前に中曽根康弘元首相が「土人女を集め慰安所開設」していたという戦時記録を紹介したが、今回は自分たちが中興の祖とあおいでいる人物が自社の単行本で軍の組織的な関与を認めていたのだ。

 しかも、中曽根元首相の証言でも明らかになったように、軍は現地で娼婦でない女性たちも徴収している。これでほんとうに、従軍慰安婦のことを「自ら志願した高級娼婦」などと信じているとしたら、どこかおかしいとしか思えない。

 ようするに、保守系メディアはこうした事実を知っていながらそれをネグり、あらかじめ強制連行の定義を「軍が銃剣を慰安婦に直接突きつけて連行した」という非常に狭いものに限定し、それを否定することで、巧妙に情報を誘導してきたのである。朝日が歴史を捏造したというなら、産経をはじめとする保守メディアもまったく同罪なのだ。

 しかも、中曽根首相、今回の鹿内信隆フジサンケイグループ元議長の発言でもうひとつはっきりしたことがある。それは、彼らが従軍慰安婦に対していささかも自責の念を抱いていない事だ。それどころか、まるで笑い話のように、「慰安所をつくってやった」「女の耐久度とか消耗度、それにどこの女がいいとか悪いとかまで決めなきゃならない」と語っている。

 狂気のるつぼだった戦中ならともかく、戦後20年以上たってもこんな発言を嬉々としてできるというのは、そのベースに「女性はセックスのための使い捨ての道具」という差別意識が横たわっているという事に他ならない。そして、このメンタリティは、従軍慰安婦像に紙袋をかぶせるような性差別ギャグを嬉々としてほめたたえる今の右派メディアや嫌韓本、百田尚樹などの右派言論人にもしっかりと引き継がれている。
 
 彼らの姿が今の日本人を代表するものだと思われているとしたら、それこそが「日本の恥」ではないか。
(エンジョウトオル)

(ここまで)

「戦後を糾する」が産経のキャッチコピーですが、その言葉はそっくり産経に返すべきです。

坂井貴司
福岡県
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天木直人さんと土屋源太郎さんが語る集団的自衛権と伊達判決

右向き三角1 天木直人さんと土屋源太郎さんが語る集団的自衛権と伊達判決 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Uvc0O4Ody-4


2014年8月8日午後3時〜
対談 土屋源太郎・天木直人
司会 山口あずさ

以下は、メモ。

太田光征

2008年に新原が発見した日米密約の日本側の資料について情報開示請求したところ、最高裁ほかは文書不開示の回答。最高裁は異議申請すら認めない。外務省などは異議申請は認めた。

4月2日の日米合同委員会の議事録が開示された。跳躍上告について触れられていた。

3月31日の藤山外相とマッカーサー大使の会談についての文書は不開示。

関連法の改定の前に、集団的自衛権の行使を日米ガイドラインに盛り込む。防衛白書で画期的と指摘。憲法違反、法律違反が特定秘密保護法でさらに進む。昔の安保条約関連の情報も開示されないのだから。

米大使と藤山外相が31日8時に会う。跳躍上告を外相が了承。

田中長官と米マッカーサー大使(2回)、ウィリアム・レンハート米公使(1回)が3度にわたって会談。外務省を通さず。8月3日、9月からの裁判日程が明かされる。7月28日に日程が漏えい。安保改定、57年から開始。59年に改定したかったが、3月30日に伊達判決。短期につぶす必要。4月3日に跳躍上告決定。15人の判事、全員一致で破棄させる方針、少数意見を排除、運動を勢いづかせないため。米国は砂川判決以前から田中に工作を仕掛けていた。外務省や自民党に6月の参院選に影響を与えるぞと米国が脅し。今日も行われている、沖縄知事選がそう。

辺野古。キャンプ・シュワブから2000メートルの制限区域に入れば、防衛省は刑事特別法で逮捕すると明言。砂川の再現。

伊達判事の辞表を所長は拒否。

砂川判決で補足意見の3人、差し戻しは同意。小谷判事は統治行為論を間違いと指摘。

安倍首相の「法の支配」。

6月17日に再審請求。検察に意見を聞く。法廷は開かれない。

自爆テロ、本格化はパレスチナから。

ヒズボラ、神風から学んだ。喜んで死ぬ。テロには誰も勝てない。

戦争の時代は終わった。集団的自衛権行使の閣議決定をした安倍はバカ。石破は安倍の説明が支離滅裂だと指摘、血を流すと説明すべきだが、安倍は戦争をしないと言う。

日本の企業は大手もグローバリゼーションで苦しい。ODAで武器を売ったり、政府に頼る。

司法の独立、政治からの独立以外に、現代的な観点からの独立が必要。内部からの独立。
posted by 風の人 at 16:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

「戦後再発見」双書3『検証・法治国家崩壊』――砂川裁判と日米密約交渉

図書出版 創元社 | 検証・法治国家崩壊
http://www.sogensha.co.jp/booklist.php?act=details&ISBN_5=30053

「戦後再発見」双書3
検証・法治国家崩壊
砂川裁判と日米密約交渉
吉田敏浩、新原昭治、末浪靖司著

1959年12月16日、在日米軍と憲法九条をめぐって下されたひとつの最高裁判決(「砂川事件最高裁判決」)。アメリカ政府の違法な政治工作のもと出されたこの判決によって、在日米軍は事実上の治外法権を獲得し、日本国憲法もまた、その機能を停止することになった…。大宅賞作家の吉田敏浩が、機密文書を発掘した新原昭治、末浪靖司の全面協力を得て、最高裁大法廷で起きたこの「戦後最大の事件」を徹底検証する!!

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 14:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

辺野古:抗議者の首を絞め、水中に沈める「安全確保」業務を行う海上保安官

一部の海保 暴力表面化 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=6cHTrC92jL4


抗議者の首を絞める海上保安官。「綱をまたぐなって、何回言えばわかるんだ!」「いい加減にしろ!」

[海保暴力]無抵抗の市民に力ずく 水中沈め、恫喝も - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-231433-storytopic-271.html



右向き三角1 山本太郎 辺野古の海を守るカヌー隊に感謝 8/21 残念な海猿 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=aPe62ezxl4E


国会議員団の前ではいつもの暴力を働かない海上保安官ら。



辺野古:海上抗議への海保対応:“過剰警備”との指摘も - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=8rF4tVEb9x8


「安全確保」のため、立ち入り制限区域の外を航行して漁港に帰る途中の抗議者を拘束する海上保安官ら。

海上保安庁法第2条には「海上の安全及び治安の確保を図る」ため、というのがある。「治安」確保は暴力行為という意味。



辺野古の闘い 2014.8.15 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=nRUXxV9e6O4


海上保安官から暴力を受けた抗議者の証言。



海保、辺野古抗議の5人拘束し顔撮影 | 沖縄タイムス+プラス
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=83070
 現場はフロート外で、制限水域内。同日午前、カヌー約10艇と船4隻が浮桟橋付近で抗議。

海上保安庁が拘束した5人の顔写真を撮影したことについて、三宅俊司弁護士は「犯罪行為があって逮捕したわけでもなく、あくまでも個人を特定する資料集めのためにやっている行為であり、法的根拠はない。プライバシーの侵害であり、肖像権の侵害だ」と指摘。
 犯罪の恐れのある者を、事前に拘束する予防拘束は違法だと例を挙げた上で「資料集めのための写真撮影は許されず、権限の乱用だ。そもそも強制する根拠法を明らかにするべきだ」と求めた。


[海保暴力]威圧的行為が横行 「組織として問題」 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-231434-storytopic-271.html
カヌーで連日抗議する、ある市民は「海保の対応も(初期と比べて)だいぶ変わってきた。対応がまともになった保安官がいる」とする一方、「告訴状が受理されたにもかかわらず、相変わらず同じように暴力的に海上警備に当たる保安官もいる。これは組織として問題ではないか」と指摘した。
 海保にけがを負わされた別の男性は「中には報道機関が見ていない所で、威圧的になる保安官もいる。県民の目の届かない所ではやりたい放題だ」と憤った。



海保の暴力表面化 押さえ付け脅し、けが人も - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-231432-storytopic-271.html
9日には、抗議活動をする市民の首を押さえ付けながら怒鳴りつけたり、市民の腕を背中側にねじ上げたりする様子が確認された。一方、辺野古の海上警備が本格化して以降、報道機関の取材に応じない姿勢が目立つようになった。
 10日までに複数の住民が海上保安官によってけがを負わされたとして、医師の診断を受けたが、本庁の担当者はけが人の有無について一貫して「把握していない」と回答している。けが人の1人は那覇地検名護支部に告訴状を提出。地検は9日、告訴状を受理し捜査を始めた。



辺野古新基地:海保拘束、カヌー男性けが【動画あり】 | 沖縄タイムス+プラス
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=82777
男性は「拘束されてから、首を絞められ頭を何度も海に沈められた。海水を飲まされ、気分が悪くなってつばを船底に吐き出しただけだ」と話した。

太田光征
posted by 風の人 at 12:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

【9月17日】秘密保護法訴訟/【9月20日】「絶望の裁判所 築地市場・駐禁違反&公務執行妨害でっち上げ事件」

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【草の実アカデミー・メルマガ】第101号
    2014年9月12日(金)発行
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【草の実アカデミー・メルマガ】は、「草の実アカデミー」が発行する
不定期のメールマガジンです。毎月の講演会の案内や報告、これまでの
講師の動向などをお伝えします。

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【目次】
■9月17日(水)11:00東京地方裁判所103号法廷
 フリーランス43人による秘密保護法違憲確認差し止め訴訟
 第2回口頭弁論&報告会&ブログ開設のお知らせ

■ 9月20日 第66回草の実アカデミー
絶望の裁判所 築地市場・駐禁違反偽装&公務執行妨害でっち上げ事件

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※秘密保護法違憲訴訟1万人傍聴運動
■9月17日(水)11:00東京地方裁判所103号法廷
 フリーランス43人の秘密保護法違憲確認差し止め請求訴訟
 第2回口頭弁論

 今年に入り草の実アカデミーで力をいれている秘密保護法についてのお知らせです。法廷が、一番大きな103号法廷に変更となりました。

 フリーランス表現者43人が提起した秘密保護法違憲訴訟の第2回口頭弁論の法廷が変更になりました。9月17日(水)11:00東京地裁103号法廷(大法廷)で開廷です。

 当日は傍聴券の抽選が行われますので10:30分までには裁判所建物正面入り口付近にお集まりください。くわしくはこのブログで確認お願いします。http://no-secrets.cocolog-nifty.com/blog/

■秘密保護法訴訟第2回口頭弁論
2014年9月17日(水)11:00 傍聴券の抽選があるため30分まえには裁判所建物正面入り口付近へお集まりください。

東京地方裁判所103号法廷
http://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai/index.html
東京都千代田区霞が関1-1-4(地下鉄東京メトロ丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分,地下鉄東京メトロ有楽町線「桜田門駅」5番出口から徒歩約3分)

■裁判後の報告集会
弁護士会館502会議室
12:00より行ないます
(裁判所の東隣です)

■「秘密保護法裁判、傍聴します!」キャンペーン実施中
http://is.gd/Kf9Vfu

■原告団ブログ
http://no-secrets.cocolog-nifty.com/blog/

■第2回口頭弁論のチラシの配布にご協力ください。
https://www.dropbox.com/s/wly48cxmeunnxjt/140917_HHI_flyer-4.pdf?dl=0

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■ 9月20日 第66回草の実アカデミー
絶望の裁判所 築地市場・駐禁違反&公務執行妨害でっち上げ事件

講師: 二本松進氏(寿司店経営)
日時: 9月20日(土)1時30分開場 2時開始 4時45分終了
場所: 渋谷区穏田区民会館1階集会室
    渋谷区神宮前 6-31-5  電話:03-3407-1807
交通: JR 原宿駅徒歩6分、 東京メトロ千代田線 明治神宮前駅徒歩2分
    http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_onden.html
資料代:500円


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草の実アカデミー
ブログhttp://kusanomi.cocolog-nifty.com/blog/
E-mail kusanomi@notnet.jp
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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 10:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2014年09月12日

【変革のアソシエ特別講座】「日韓国交正常化50周年――映像を通して現代韓国を学び、東アジアの平和のために日韓民衆は、今、何をなすべきかを語りあいましょう」

紅林進です。

私も会員になっています「変革のアソシエ」の下記特別講座のご案内を
転載させていただきます。
http://homepage3.nifty.com/associe-for-change/study2014/splec04.html

全4回の講座ですが、単発でも受講できます。

(以下転載)

各位 
変革のアソシエ講座特別講座「日韓国交正常化50周年」(10月6日開講)のご案内
変革のアソシエ講座特別講座「日韓国交正常化50周年」を10月6日午後7時から、
下記の通り、開講しますので、ぜひご参集くださるようお願いします。
また、ご友人などへの転送や各種のホームページなどの掲載はご自由ですので、
転送や掲載をお願いします。
なお、[BCC]送信により、重複送付の場合は、ご容赦下さい。
****************
変革のアソシエ運営委員会
講座担当
****************

(以下転送・転載歓迎)
―――――――――――――――――記――――――――――――――――───
【特別講座 集中講義】【日韓関係論】

日韓国交正常化50周年
――映像を通して現代韓国を学び、東アジアの平和のために
日韓民衆は、今、何をなすべきかを語りあいましょう(仮題)

講師:李 泳采(イ・ヨンチェ)

(全4回・第1月曜日、第3月曜日、19時〜21時)[10月6日開講]
開講日
(2014年)
[1] 10月6日(月)
[2] 10月20日(月)
[3] 11月3日(月)
[4] 11月17日(月)


【会 場】変革のアソシエ東京事務所 TEL:03-5342-1395 
     (JR中野駅南口歩5分(線路沿いに新宿方面へ、フランス料理店隣のビル:ニューグリーンビル 3F 301号室) 
     地図 http://homepage3.nifty.com/associe-for-change/map.html

【受講料】1人1回1000円


変革のアソシエ ホームページ http://homepage3.nifty.com/associe-for-change/home.html
変革のアソシエ Eメール associeforchange@mbn.nifty.com
2014年度講座案内(募集要綱) http://homepage3.nifty.com/associe-for-change/study2014/lecture.html


◎講師◎
李 泳采(イ・ヨンチェ)
(恵泉女学園大学准教授)
専攻:国際政治、日韓・日朝関係、人権論
略歴:1971年、韓国全羅南道に生まれる。韓国映画や映像を通して現代を語る市民講座の講師も務める。
著書・論文:『なるほど!これが韓国か 名言・流行語・造語で知る韓国現代史』(共著、朝日新聞社、2006年)、
「戦後日朝関係の研究−対日工作と物資調達」(『国際政治――国際政治研究の先端 6 』(156号):172-175頁、
2009年)、「日朝不正常関係と二つの人道問題――帰国者、日本人妻問題の背景と課題」(『北朝鮮の人間の
安全保障』第8章:161-184頁、慶応義塾出版社、2009年)、「日本のNGOによる北朝鮮人道支援の現況と展望」
(『北朝鮮と人間の安全保障』第10章:217-239頁、慶応義塾出版社、2009年)、「政治的民族運動としての帰国運動
――在日朝鮮人帰国運動の再解釈」(G−SEC Discussion Paper Series、文部科学省学術フロンティア推進事業、
2006年)、「冷戦終結以降の北朝鮮の対日外交――国家正続性と経済協力のトレードオフを中心に」(『危機の中の
朝鮮半島』第12章、慶応義塾出版社、2006年)、「戦後日本の市民運動と日韓市民連帯」(『季刊 黄海文化』2005年
秋号・通巻48号:105-124頁、ソウル、セオル文化財団、2005年)、「日朝漁業暫定合意の歴史と現状――『政治的
牽制手段』から『経済的利益手段』へ 」(『朝鮮半島と国際政治』第11章:249-274頁、慶応義塾出版社、2005年)、
「日朝不正常関係と三つの人道問題――帰国者、日本人拉致、脱北者問題を考察する」(G−SEC Discussion
Paper Series、文部科学省学術フロンティア推進事業、2004年)、「北朝鮮の対日政策:名分外交と実利外交の二重
構造」(慶応義塾大学院法学研究科修士論文、2002年度)

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 10:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

東京新聞ウェブ 集団的自衛権報道 URL(2014.8.5〜8.15)

近藤ゆり子さんのメールを転載します。

太田光征



遅れがちになってしまっていますが、貼り付けます。
見直してみると「動き」がわかることもあるので。

東京新聞 ウェブ   集団的自衛権など報道 URL(2014.8.16〜8. 31)
★2014年8月31日 19時28分
新指針、敵基地攻撃力明記見送り 周辺国刺激と米が懸念
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014083101001517.html
★2014年8月31日 11時03分
辺野古で賛否、名護市議選が告示 9月7日投開票
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014083101001190.html
★ 2014年8月31日 朝刊
再稼働阻止 デモ規制もダメ 国会前で7000人集会
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014083102000125.html
★2014年8月31日 朝刊
沖縄ミニ統一選きょうスタート 知事選占う「基地」審判
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014083102000118.html
★2014年8月30日 朝刊
原子力艦災害 定まらぬ避難 福島事故後、変わらぬマニュアル
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014083002000125.html
★ 2014年8月30日 朝刊 2014年8月30日 07時15分
防衛省、過去最大の概算要求 武器調達で膨張5兆円
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014083002000118.html
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014083090071506.html
★ 2014年8月30日 朝刊
秘密法運用案の意見公募 懸念反映2万3820件
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014083002000113.html
★ 2014年8月29日 朝刊
自民、国会デモ規制検討 政権批判封じの疑念
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014082902000140.html
★ 2014年8月29日 朝刊 2014年8月29日 07時04分
9条の会の出店拒否 「国分寺まつり」毎年参加一転
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014082902000139.html
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014082990070412.html
★2014年8月29日 朝刊
オスプレイ 整備拠点に木更津 首都圏飛行増加も
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014082902000135.html
★2014年8月28日 夕刊
自民 国会デモ規制検討 ヘイトスピーチ 街宣対策に併せ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014082802000256.html
★2014年8月27日 18時03分
那覇市長が知事批判 辺野古移設「相談なし」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014082701001761.html
★ 2014年8月27日 朝刊
沖縄振興費3794億円 知事要望に応える
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014082702000128.html
★2014年8月27日 02時00分
海保、尖閣警備強化へ倍額要求 15年度予算、24時間監視
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014082601002152.html
★2014年8月25日 12時29分
知事がオスプレイ概算要求容認 佐賀に配備要請で「十分説明を」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014082501001443.html
★ 2014年8月25日 夕刊
オスプレイ予算 佐賀知事が容認 防衛相と会談
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014082502000220.html
★ 2014年8月25日 朝刊
特定秘密の意見募集締め切り 近く有識者会合
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014082502000121.html
★2014年8月24日 12時33分
陸自、最大規模の総合火力演習 離島奪回想定で統合作戦
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014082401001218.html
★2014年8月23日 18時32分
「首相は沖縄の声聞け」 官邸前で移設反対集会
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014082301001645.html
★ 2014年8月23日 18時01分
辺野古反対に3600人 美ら海、守り抜こう
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014082301001588.html
★2014年8月23日 16時28分
防衛省、過去最大5兆円超要求 離島強化に重点
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014082301001411.html
★2014年8月23日 夕刊
辺野古沿岸 潜水ルポ  美ら海 迫る埋め立て
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014082302000232.html
★ 2014年8月23日 朝刊
秘密法 あなたの意見を 公募、あす締め切り
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014082302000129.html
★ 2014年8月23日 02時00分
宇宙でミサイル発射の兆候探知 防衛省新方針、JAXAと連携
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014082201001906.html
★2014年8月22日 夕刊
オスプレイ訓練終了 静岡・山梨
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014082202000238.html
★2014年8月22日 11時26分
那覇市議会が辺野古移設断念要求 ボーリング調査に抗議
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014082201001235.html
★2014年8月22日 10時21分
高村氏「通常国会に全体像提示」 集団的自衛権で
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014082201001165.html
★2014年8月21日 朝刊
オスプレイ東日本初訓練 市街地で夜間飛行 神奈川
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014082102000152.html
★2014年8月20日 20時35分
自民小委、「宇宙庁」設置を提言 情報収集など安保にも重点
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014082001001737.html
★2014年8月20日 18時43分
自民、仲井真氏推薦を27日伝達 河村選対委員長訪沖で
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014082001001548.html
★2014年8月20日 朝刊
オスプレイ訓練延期 情報遅れ、地元不満
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014082002000120.html
★2014年8月20日 朝刊
秘密法、運用素案の問題点 意見公募24日締め切り
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014082002000138.html
★2014年8月18日 18時34分
辺野古沿岸部、海底掘削続く 反対派は大規模抗議
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081801001695.html
★2014年8月20日 17時45分
オスプレイが本土で離着陸訓練 山梨、静岡の陸自演習場
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014082001001365.html
★2014年8月18日 17時06分
オスプレイ、厚木にまた飛来 静岡、山梨で訓練へ
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081801001487.html
★2014年8月18日 夕刊
辺野古沿岸で海底掘削開始 反対派、海上で抗議
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014081802000205.html
★2014年8月18日 14時54分
辺野古で海底の掘削開始 沖縄防衛局、普天間移設
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081801001080.html
★ 2014年8月18日 07時13分  2014年8月18日 朝刊
辺野古、海底調査に着手 沖縄知事選控え反発必至
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081890071348.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014081802000128.html
★2014年8月17日 02時00分
防衛省、軍事技術発掘へ基金創設 3年で60億円規模
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081601001482.html
★2014年8月16日 19時49分
辺野古、海底調査へ準備進む 雨で作業遅延
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081601001281.html
★2014年8月16日 夕刊
全国80カ所 戦後に資料散逸 埋もれる旧陸軍墓地
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014081602000231.html
★2014年8月16日 12時38分
「対馬丸」語り継ぐ集いに出席 秋篠宮ご一家
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081601001254.html
★2014年8月16日 朝刊 2014年8月16日 07時01分
戦後69年「戦前のにおい」 体験者、次世代へ警告
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014081602000120.html
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081690070033.html
★2014年8月16日 朝刊
平和な道 歩きたい モノ言う10代、8・15を巡る
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014081602000145.html
★2014年8月16日 朝刊
「不戦」なし、「反省」なし 首相の追悼式式辞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014081602000121.html
★2014年8月16日 朝刊
3閣僚また靖国へ 首相は玉串料奉納
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014081602000136.html


東京新聞ウェブ  集団的自衛権など報道(2014.8.5〜8.15)
★2014年8月15日 22時28分
民主代表、臨時国会前に役員人事 集団的自衛権は不要
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081501001975.html
★2014年8月15日 21時09分
辺野古海底調査、16日にも着手 ブイ設置ほぼ終了
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081501001847.html
★2014年8月15日 19時43分
追悼式、首相式辞に危惧広がる 今年も加害責任言及せず
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081501001781.html
★2014年8月15日 19時37分
集団的自衛権行使認めない法案 野党有志が素案発表
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081501001726.html
★2014年8月15日 19時23分
靖国集団参拝は84人 超党派議連
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081501001763.html
★2014年8月15日 17時08分
稲田行革相が靖国参拝 閣僚3人目、終戦記念日
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081501001533.html
★2014年8月15日 13時57分 2014年8月15日 夕刊
首相 「不戦の誓い」今年もなし 69回目終戦記念日 戦没者追悼式
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081590135749.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014081502000242.html
★2014年8月15日 12時43分
高市氏ら超党派で靖国集団参拝 約80人、終戦記念日
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081501001229.html
★2014年8月15日 11時07分
辺野古、海底調査へ準備加速 ブイ設置再開
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081501001137.html
★2014年8月15日 夕刊
外交秘密公電の新史料発見 官房長官「研究に期待」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014081502000226.html
★2014年8月15日 夕刊
2閣僚が靖国参拝 首相は私費で玉串料
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014081502000229.html
★2014年8月15日 10時41分
首相、靖国神社に玉串料 2閣僚参拝、中韓反発も
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081501000992.html
★2014年8月15日 朝刊
早期調査に照準 「頭ごなしの計画」名護市長
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014081502000117.html
★2014年8月15日 朝刊
オスプレイの訓練 御殿場市など容認 東日本で初実施へ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014081502000112.html
★2014年8月15日 朝刊
村山談話に逆行安倍政権 外遊しても中韓行かず
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014081502000110.html
★2014年8月15日 朝刊 2014年8月15日 07時01分
市民団体主催 憲法イベント 調布市も後援難色
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014081502000120.html
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081590070054.html
★2014年8月14日 19時30分
防衛局、早期の海底調査目指す 辺野古ブイ設置
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081401001485.html
★2014年8月14日 19時17分
15日、69回目の終戦記念日 憲法解釈変更閣議後、初の追悼
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081401001456.html
★2014年8月14日 17時37分
村山元首相が訪韓へ 歴史認識問題で講演
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081401001225.html
★2014年8月14日 夕刊  2014年8月14日 13時58分
「平和」訴える青い目の人形 戦中焼却の危機免れ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014081402000255.html
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081490135821.html
★ 2014年8月14日 夕刊
海保厳戒異様な海 反対派「最大限抗議」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014081402000253.html
★2014年8月14日 夕刊
反対派締め出し、調査着手へ 辺野古海域にブイ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014081402000254.html
★2014年8月14日 12時17分
辺野古埋め立てへブイ設置 反対派進入阻止狙う
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081401000707.html
★2014年8月14日 07時13分 2014年8月14日 朝刊
終戦1年3カ月前「対中終結を」 重光外相、ソ連仲介構想 新史料で判明
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081490071135.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014081402000141.html
★ 2014年8月14日 朝刊
「終戦」困難 浮き彫り 仲介構想歴史に新視点
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014081402000140.html
★2014年8月13日 20時24分
「普天間閉鎖」学生らが訴え 米軍ヘリ墜落から10年
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081301001638.html
★2014年8月13日 18時33分
辺野古移設へブイ設置秒読み 反対派と海保にらみ合い
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081301001539.html
★2014年8月13日 17時56分 2014年8月14日 朝刊
元陸自高等工科学校生が国を提訴 「寮で日常的にいじめ」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081301001436.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014081402000119.html
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9月20日志葉玲さんのパレスチナ・ガザ最新取材報告会(訂正版)

◆志葉玲さんのパレスチナ・ガザ最新取材報告会(映像&トーク)
   『封鎖・空襲下のガザの人々を訪ねて』

●日時:2014年9月20日(土)午後6時30分〜(6時20分開場) 
1、午後6時30分〜講演
★ガザ最新取材報告   志葉玲さん(フリーランスジャーナリスト)
(仮題)『封鎖・空襲下のガザの人々を訪ねて』                 
      
この夏、イスラエルによるガザ攻撃のさなか、パレスチナ・ガザへの取材を敢行された志葉玲さんに、映像・画像とともにガザの人々の声や現状を伝えていただき、更に、日本の社会で生きる私たちの考えるべきことややるべきことを、参加者の皆様で、共有したり話し合えればと願っております。

2、質疑応答・感想意見交流 (午後9時10分までには終了予定)
 
●会場:ひと・まち交流館京都 第4・第5会議室(3階)
    河原町五条下る東側 市バス「河原町正面」下車すぐ
    京阪「清水五条」駅下車 徒歩8分      
    地下鉄烏丸線「五条」駅下車 徒歩10分
    案内:http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html      
    TEL:075ー354ー8711

●参加費:1000円   学生 500円

●主催:ピースムービーメント実行委員会
    
●問合せ:TEL:090−2359−9278(松本)
    Eメール anc49871@nifty.com(山崎)


●志葉玲(しば・れい)さんのプロフィール
フリーランスジャーナリスト。
1975年東京生まれ。大学卒業後、番組制作会社を経て、2002年春から環境(原発問題含
む)、平和、人権をテーマにフリーランスジャーナリストとしての活動を開始する。
雑誌・新聞に寄稿し、現地で撮影した写真・映像をテレビ局や通信局に提供する他、
コメンテーターとして各メディアで発言、全国各地で講演を行っている。
2010年11月より、イラク戦争の検証を求めるネットワーク事務局長。

2003年のイラク戦争で、3月22日から4月6日まで、バグダッド南部のドーラ浄水場に
「人間の盾」として滞在しながら民間人の空爆被害を取材。

2003年6月のイラク取材では、同国中西部ラマディにて米軍に不当拘束され、
捕虜収容所に8日間拘禁される。

2004年2〜3月、5〜7月には、バグダッド、サマワ、ファルージャなどを取材。
頻発する自爆攻撃や、米軍の「テロ掃討作戦」によるイラク市民の被害、自衛隊の活動
などについて取材した。

2005年春と冬にインド洋大津波被災地を現地取材。

2006年夏にレバノン侵攻を現地取材。

2008年2〜3月 イラク北部で、避難民キャンプなどを取材

2009年1〜2月 パレスチナ自治区ガザを取材

2009年4月 イラク西部ラマディ、ファルージャを取材

2011年4月 福島県第一原発周辺20キロ圏内取材

2012年3月 福島県第一原発周辺20キロ圏内取材

2013年2月 中東の春2年目のエジプトを取材

2013年4月 パレスチナ自治区ガザを取材

2014年7月〜8月 イスラエルによる攻撃中のガザを取材

メディアでの発表
記事・写真提供/コメントを掲載したメディア:アエラ、朝日新聞、AFP通信、
AFPBBNEWS、共同通信、サンデー毎日、週刊SPA!、週刊現代、しんぶん赤旗、
東京新聞、日刊ゲンダイ、NEWSWEEK日本語版、FLASH、FRIDAY、毎日新聞、
Yahoo!ニュース、 他(五十音順)

映像提供:NHK、TBS、共同通信、テレビ東京、BSジャパン、フジテレビ、日本テレビ、
毎日放送、ビデオ『イラク戦争の真実』(日本電波ニュース)他。

著書:『たたかう!ジャーナリスト宣言ーボクの観た本当の戦争』(社会批評社)
共著:『原発依存国家』(扶桑社新書)
『母親達の脱被曝革命』(扶桑社新書)
『イラク戦争を検証するための20の論点』(合同出版)
『脱同盟時代』(かもがわ出版)*鼎談に参加
『ガザ通信』(青土社)*写真を担当
『川田龍平 いのちを語る』(明石書店)*写真を担当
『地球が危ない!』(幻冬舎)
『「イラク戦争」検証と展望』(岩波書店)*コラム寄稿
編集協力:『図解 原発のウソ』(扶桑社)

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 09:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2014年09月10日

2014/09/15 「生活保護への差別・偏見をなくそう」集会《東京》

「生活保護への差別・偏見をなくそう」集会《東京》
http://www.labornetjp.org/EventItem/1410234037141staff01

「生活保護への差別・偏見をなくそう」集会《東京》
9月15日(月)14時〜 
「たましんRISURUホール」5階第1会議室(立川駅)
500円(貧困者割引あり) 
主催:生活保護費大幅引き下げ反対!三多摩アクション 
連絡先:
さんきゅうハウスtel:080-5088-3897(吉田)/
府中緊急派遣村(tel:090-3085-7557(松野)/
びよんどネット

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 10:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

9/10(水)「変えよう選挙制度」の会 9月月例会@四谷の「かふぇオハナ」

紅林進です。
私も参加しています「変えよう選挙制度」の会では、議席数が
得票率から乖離し、死票が多く出る小選挙区制の問題点や
煩雑な規制で市民の自由な選挙運動を制限する公職選挙法
の問題点、市民の立候補する権理を制限する高額な供託金
制度など、選挙制度の問題点と改善する方法を考えます。
この会の9月例会が本日9月10 日(水)の午後6時30分から
四谷の「かふぇオハナ」で開催されますので、ご案内を転載
させていただきます。
※なお会場が広くないので、参加をご希望される方は、
下記サイトよりより事前にお申し込みください。
http://kokucheese.com/event/index/204117/
(以下、転送・転載歓迎)
「変えよう選挙制度」の会 9月月例会
http://kokucheese.com/event/index/204117/
日時:9月10 日(水) 18:30〜
会場:かふぇオハナ(四ツ谷駅下車)
(東京都新宿区本塩町7新井ビル1F)
会費:500円
※会場が広くないので、事前にお申し込みください 。
参加をご希望される方は
【こちらよりお申し込みください】↓
http://kokucheese.com/event/index/204117/
日本の選挙制度を考えます。
今回の議題:選挙制度の問題をまとめたチラシ製作について、イベント開催について
はじめてお越しいただいた方には問題点の概要を説明しますので どうぞお気軽に
お越しください。
ーーーー何か変だな?−−−−
ブログ。問題点についてまとめてあります。ぜひご覧ください
http://kaeyo-senkyo.tumblr.com/intro1
ツイッターやっています。
https://twitter.com/thinkelesys

◆小選挙区制でムダ票(死票)が多い
2012年衆院選・・3164万票(53.06%)が落選者に投票されている

結果自民の得票率43%で79%もの議席をしめることに。

(民意が反映されている議会なの?
もともと二大政党制を求めて、大きく変動できるように
小選挙区制にしたという経緯はあるのですが)

◆立候補するエントリー料(供託金)が世界一高い
衆院小選挙区300万円
参院比例代表600万円

海外では・・・
イギリス下院・・・約8万円
カナダ・・・10万円
ニュージーランド・・・2万4千円
アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア・・・0円

売名行為を防ぐというお題目はあるにせよ、それなら賛同者を100人
集めるとかやり方あるのでは?

◆選挙運動にも制約が多い

選挙カー・・・名前だけ連呼してうるさいのはわかりますが、
       そもそもそういうやり方しか許されていない。

選挙事務所・・・来てくれた人にお茶を出すのはOKだけど
        コーヒーはNG!

チラシ・・・例えば都議選有権者は1060万人で作っていいチラシは
      30万枚。(どうやって政策を訴えるの?
      ネット選挙解禁で多少はましにはなってるけど、
      そんなにネットを参考にしてないってデータもある。)

昭和25年にできた公職選挙法が時代にマッチしていない!

などなど
知れば、見えてくる。民主主義って何?というところから考え、
選挙制度を変えるアクションにつなげていきましょう!

-----------------
以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 10:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2014年09月07日

9 ・ 13 日朝ピョンヤン宣言 12 周年集会@文京区民センター

今年5月の日朝ストックホルム合意は日朝ピョンヤン宣言の履行を再確認したもので、国交正常化が含まれ、日本政府による制裁一辺倒政策の破たんを示している。

日朝ピョンヤン宣言は「過去の植民地支配によって、朝鮮の人々に多大の損害と苦痛を与えたという歴史の事実を謙虚に受け止め、痛切な反省と心からのお詫びの気持ち」を表明。

太田光征

以下、転載です。



日韓ネット@渡辺です。  BCC及び複数のMLに送ります。
             重複ご容赦。

既報ですがこんどの土曜日に迫りましたので再送します。

動き出した日朝国交正常化交渉。これに私たちはどう向き合うのか?
日朝ピョンヤン宣言12周年を前に、この状況に対して市民・民衆の側から声を挙げるべ
く下記の集会を開催します。

多くの皆様の参加・賛同を呼びかけます。
  【ビラは下記からダウンロードできます】
   http://nikkan-net.cocolog-nifty.com/
***********************************************************
日朝ピョンヤン宣言12周年             
動き出した日朝交渉−今こそ国交正常化へ!9・13集会
***********************************************************

●講演 今なぜ日朝国交正常化交渉なのかー歴史と現状を読む(仮題)
   李 泳采(イ・ヨンチェ)恵泉女学園大学准教授

【プロフィール】1971年韓国生まれ。恵泉女学園大学准教授。98年来日、専門
は日韓・日朝関係。「ヤスクニの闇に平和の灯を!東アジア4地域(日本・韓
国・台湾・沖縄)キャンドル行動実行委」事務局、光州5.18財団発行「アジア
ジャーナル」海外編集委員
<著書>『韓流がつたえる現代韓国』(梨の木舎 2010)、『アイリスでわかる
朝鮮半島の危機』(朝日新聞社 2010)、『なるほど!これが韓国か---名言・
流行語・造語で知る現代史』(朝日新聞社 2006)、『朴正煕―動員された近
代化』(�`4n?著, 李泳釆監訳, 牧野波訳)(彩流社 2013)、教科書に書か
れなかった戦争シリーズ『犠牲の死を問う―日本・韓国・インドネシア』(共著
・梨の木舎2013)、「東アジアのフィールドを歩く-女子大学生がみた日・中・
韓のすがお」(編著・梨の木舎 2014)など

 <日本では報道されない>
 ●在朝鮮「慰安婦」被害者の実態   西野瑠美子 VAWW RAC共同代表

 ●在朝鮮被爆者の実態        福山 真劫  平和フォーラム共同代表

  アピール
  ♪民衆歌謡  ノレの会
----------------------------------------------------------------------
日時 9月13日(土)  資料代 500円
    午後6時30分開会(6時開場)
場所 文京区民センター 3F (地下鉄「春日」or「後楽園」下車すぐ)
----------------------------------------------------------------------
●呼びかけ 2014 9・13集会実行委員会                 
 連絡先 日韓民衆連帯全国ネットワーク(03-5684-0194)   
     「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)
                   (03-3818-5903)
     ピースボート(03-3363-7561)
   許すな!憲法改悪・市民連絡会(03-3221-4668)   
     反安保実行委員会(03-3254-5460)
     在日韓国民主統一連合(03-3862-6881)  (順不同)
   (郵便送付先 東京都文京区小石川1-1-10-105 日韓ネット気付)
******************************************************************************
【呼びかけ】
 今年5月、ストックホルムで開かれた日本と朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)の政府間
協議は、日朝国交正常化に向けた新たな合意に至り双方が同時発表しました。続いて7
月に北京で開かれた日朝政府間協議では、朝鮮側が戦時中に朝鮮で亡くなった日本人の
遺骨、残留日本人・日本人配偶者、拉致被害者、行方不明者に対する特別調査委員会の
設置を明らかにし、日本政府は独自制裁の一部解除を実施しました。前途は予断を許さ
ないとはいえ、日朝関係は一歩前に動きはじめました。

●日朝ストックホルム合意の誠実な履行を!

日本のマスメディアの報道を見ていると、この合意が拉致問題のためだけにあるように
報じられていますが、それは正しくありません。
合意文では、まず「双方は、日朝平壌宣言にのっとって、不幸な過去を清算し、懸案事
項を解決し、国交正常化を実現するために、真摯に協議を行った」と協議の目標と前提
を明らかにしました。

そして日本政府がとる7項目の行動措置の第一として、「北朝鮮側と共に、日朝平壌宣
言にのっとって、不幸な過去を清算し、懸案事項を解決し、国交正常化を実現する意思
を改めて明らかにし、日朝間の信頼を醸成し関係改善を目指すため,誠実に臨むことと
した」と国交正常化の意思を再宣明しています。また、「在日朝鮮人の地位に関する問
題については、日朝平壌宣言にのっとって、誠実に協議することとした」ことなども明
らかにしています。
これらのことは、日本政府がこれまで 取り続けていた制裁一辺倒政策の破たんを示すも
のであり、対話によってこそ日朝関係の改善も拉致問題の解決も見えてくることを改め
て示しています。

そして何よりも、「過去の植民地支配によって、朝鮮の人々に多大の損害と苦痛を与え
たという歴史の事実を謙虚に受け止め、痛切な反省と心からのお詫びの気持ち」を表明
した日朝ピョンヤン宣言を基礎とした過去の清算問題が協議の大きな柱となっていくこ
とを示しており、日本の市民にとってもその誠実な履行を日本政府に求めていくことが
求められています。朝鮮学校の「高校無償化」適用など即刻行うべきです。

朝鮮側が、日本人遺骨、残留日本人・日本人配偶者、拉致被害者、行方不明者の全面的
な調査を開始するこ とは、朝鮮側の対日戦後処理の本格的開始を意味します。その中に
は、遺族の方たちが待ち望んでいながら日本政府が放置してきた日本人遺骨問題等も含
まれています。

●東北アジアの平和に直結する日朝国交正常化

日朝国交正常化は東アジアの平和に直結しています。日本の敗戦から来年は70年となり
ます。朝鮮民主主義人民共和国成立からは今年で66年になります。この長い期間にわた
り朝鮮との間で国交すらないこと自体が異常なことです。敵対関係に終止符を打ち日朝
民衆の友好・交流の時代に幕を開くべきです。

朝鮮半島では、「撃ち方やめ」に過ぎない停戦状態のまま60年以上放置され続けていま
す。停戦状態を恒久的平和体制に転換させることが必要です。日本はその ことに積極的
に寄与すべきなのです。
私たちはその道に逆行するような集団的自衛権行使容認などの動きに強く反対します。

このような声をあげるため9・13集会を開催します。ぜひ多くの皆様の参加・賛同をお
願いします

**********************************************
 日韓民衆連帯全国ネットワーク
  東京都文京区小石川1-1-10-105
  TEL/FAX 03-5684-0194
ブログ http://nikkan-net.cocolog-nifty.com/
**********************************************
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2014年09月06日

2014年9月25日(木)「戦争はいやだ!足立憲法学集会」

弁護士中山 武敏

ご案内

私は弁護士43年で東京大空襲訴訟、狭山再審事件など平和と人権にかかわる事件を取りくんでいます。                                 
戦後69年、戦争を知らない政治家が大半を占める時代にあって、安倍政権は、特定秘密保護法の強行裁決、集団的自衛権行使容認の閣議決定、過去最大となる5兆545億円の軍事費を2015年度概算要求に盛り込んでの軍拡競争に突き進み、集団的自衛権容認閣議決定に基づいて、実際に戦争できるようにするための関連法案を準備し国会に提出する方針を表明しています。                            
 いま、平和をまもりきれるか、再びいつかきた道に踏み出すのかの歴史的転換点にきているのでないでしょうか。
私は早乙女勝元さんの隣家で弁護士になってずーと足立区に居住していますが、再び戦争の悲惨さを繰り返させないために、いま、何かの声をあげなければならないのではないかとの危惧から
足立区在住、在勤の弁護士、学者、作家、医師、多くの方々が集まり、意見交換しました。そして、まず第一歩として、「戦争はいやだ!足立憲法学習会」開催を企画しました。同学習会では、語ろう平和、学ぼう憲法のテーマで、集団的自衛権行使決定の意味するもの、立憲主義との関連などについて、福島みずほさん(参議院議員・弁護士)・吉良よしこさん(参議院議員)
・加藤晋介さん(弁護士)からスピーチをいただき、区内戦争体験者、被ばく者の方、中国残留孤児の方、若者からの平和への想いの発言を予定しています。                     
実行委員会では、党派、所属を超えて、戦争に反対する(集団的自衛権反対)の一点でこれまでの枠組みを超えて多くの足立区民、団体に集会と実行委員会参加を呼びかけ、対等平等、排除の論理をとらない、参加の団体・個人の批判はしないとの運営のありかたの基本原則を確認しています。実行委員長は私で、 党派、所属を超えて市民集会に多くの人々が期待を寄せています。                                    
集会チラシも送信します。戦争はいやだ!平和の願いを足立から全国へ、そして世界へとチラシに記載されてしていますが、足立区居住外の方のご参加も歓迎で、他地区での集会とも連携したいと願っています。                   

日時 9月25日(木) 午後6時から午後9時                  
集会会場  足立区役所本庁舎ホール(400名) 東京都足立区中央本庁1−17−1                  
集会の名称  「戦争はいやだ!足立憲法学集会」                 
主催     「戦争はいやだ!足立憲法学集会実行委員会」                    
 実行委員長 中山 武敏                     
 連絡先   東京都足立区梅島1−2−26 TEL 03−5845ー5011(東京土建足立支部内)
 集会内容                                     
1 主催者挨拶 経過と集会趣旨 実行委員長弁護士・中山武敏 10分                
2 福島みずほ・吉良よし子参議院議員、加藤晋介弁護士 各15分の発言     

3 足立・地元からの発言  各5分                        
 足立区区議団からの発言                            
 平和憲法を守る足立の会 弁護士・黒岩哲彦                            
 足立の戦争体験者・被ばく者・中国残留孤児の方・若い人からの発言。
4 集会後の取組についての呼びかけ 弁護士・高橋俊彦 5分                      
   1回だけの集会で終わらせないで、これまでの枠組みを              
    超えた幅広い草の根からの平和を求める運動をつくっていきたいことをよびかけます。               
5 閉会挨拶  医師・宮崎康  5分 

-----------------
以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 14:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2014年09月04日

黒塗り朝日、デマ読売、長崎原爆番組より歌番組のNHK…

週刊新潮の広告、「売国」「誤報」黒塗りで掲載へ 朝日新聞 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140903/ent14090322290016-n1.htm

菅直人元首相の2014年8月31日付読売新聞社説への反論
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/404821842.html
2011年5月21日付の読売新聞 「首相意向で海水注入中断」「震災翌日、55分間」→読売がデマを流す。

太田光征
posted by 風の人 at 09:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2014年09月03日

菅直人元首相の2014年8月31日付読売新聞社説への反論

藤原節男さんのフェイスブック配信
http://goo.gl/BmdgtB
http://goo.gl/uKxP87

要点:

2014年8月31日付の読売新聞 「現場の状況を踏まえぬ菅氏らの過剰介入が、作業を遅らせ、士気を損なった」→現場の状況を東電が説明しないから住民避難の責任者として現地に行った。

2014年8月30日付の読売新聞 (吉田調書では)「19時4分に海水注入した直後、首相官邸にいる(東電の)武黒フェローから電話があり、『官邸はまだ海水注入を了解していないので、四の五の言わずに止めろ』と指示があった。」→海水注入は了解済み。海水注入中止の指示は東電側。

2011年5月21日付の読売新聞 「首相意向で海水注入中断」「震災翌日、55分間」→読売がデマを流す。

太田光征
posted by 風の人 at 19:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2014年08月31日

【締切9月1日(月)24時】:賛同急募【緊急要請】火山検討チームへ>川内原発火山審査は白紙に!


<以下、転送>
東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/緑の党 脱原発・社会運動担当)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

転送が遅れましたが、阪上武さんからの重要な呼びかけをご紹介します。
個人・団体賛同の署名の締切は9月1日(月)の24時です。ぜひお知り合い
などに至急広めてください。アピール行動への参加や検討チーム会合の傍
聴(要申込)もぜひよろしくお願いします。

<参考>
【動画】8月25日の検討チーム会合での藤井敏嗣さんの発言場面
https://www.youtube.com/watch?v=gD_tAKSdHAc&feature=youtu.be&t=1h54m20s

【動画】8月25日の検討チーム会合での石原和弘さんの発言場面
https://www.youtube.com/watch?v=gD_tAKSdHAc&feature=youtu.be&t=2h8m10s

川内審査 専門家「待った」 規制委・九電に疑問続々(8月26日、東京)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2014082602000111.html

原発に影響する巨大噴火「兆候予測困難」 規制委チーム(8月25日、朝日)
http://www.asahi.com/articles/ASG8T5SMTG8TULBJ016.html?ref=rss

原発の新規制基準の「火山評価ガイド」と適合性審査の問題点
小山真人さん(静岡大学防災総合センター)
http://sakuya.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/etc/onlinepaper/kazan2014f.html

------------------------------------

<緊急>みなさまへ<拡散希望>
再びのお願いです。予備のフォーム設置しました。どちらからでも

賛同急募【緊急要請】川内原発火山審査は白紙に!
<緊急要請書全文>http://nazr.in/CvK
<団体・個人賛同署名フォーム> http://nazr.in/Cvn
うまくいかないときはこちら→ http://urx.nu/bsa3
FAXは氏名又は団体名と都道府県を書いて 03-5225-7214 まで
締切は9月1日(月)の24時です。

原子力規制委員会は火山の専門家を集めて検討チームを設置し、第一回の会合が
8月25日に開かれました。その中で、東大名誉教授で火山噴火予知連絡会会長
の藤井敏嗣氏から、川内原発の火山評価について、九州電力の申請書の前提条件
を掘り崩す事実が明らかになりました。

しかし原子力規制庁は、検討チームは川内原発の審査とは別だとし、9月2日の
第二回目の会合で「基本的考え方」を取りまとめて、一旦議論を終わらせようと
しています。これでは、検討チームは、火山学者の単なるガス抜きの場となって
しまいます。許されないことです。

そこで、鹿児島、佐賀、関西、首都圏の9市民団体の連名で8月30日に、原子
力規制委員会及び火山活動のモニタリングに関する検討チーム宛てで、川内原
発・適合性審査火山影響評価に関する緊急要請書を提出しました。要請項目は以
下の3つです。

一.川内原発の火山影響評価はこれを白紙とし、審査を一からやり直すこと。火
山審査に際して、火山学者を検討の場に加えること
一.検討チーム第一回会合における指摘事実から、九州電力の申請はその根拠が
失われ、火山ガイドの要求も満たさないことが明らかになったことから、これの
許可をしないこと
一.9月2日に「基本的考え方」をまとめるのはやめ、第一回会合での指摘事項
について、火山検討チームでさらに検討を続けること

この緊急署名については、団体・個人の賛同を広く募り、次回の検討チームが開
かれる9月2日(火)午前9時に集合でアピール行動の後、9時30分から直接
手渡しで再提出したいと思います。、原子力規制委員会のある六本木ファースト
ビルの玄関前にです。是非以下のフォームからご署名ください。団体でも個人で
も可能です。携帯やスマホからでもできます!

<団体・個人賛同署名フォーム>http://nazr.in/Cvn
うまくいかないときはこちら→ http://urx.nu/bsa3

また、9月2日は是非傍聴をお願いします。当日は検討チーム会合の前の午前9
時からと会合終了後に、ビルの前でアピール行動を行う予定です。こちらにもご
参加ください。よろしくお願いいたします。

傍聴申込み(原子力規制委員会HP)
http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/kazan_monitoring/data/0002_00.pdf

問合せ
原子力規制を監視する市民の会 阪上 武 090-8116-7155

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<呼びかけの背景:8月27日付の阪上さんメール>

みなさまへ<転載歓迎>

原子力規制委員会は「原子力施設における火山活動のモニタリングに関する検討
チーム」を設置し、8月25日に第一回の会合が開かれました。委員には、この
間、規制委員会による川内原発の火山審査に異をとなえてきた火山学者が含まれ
ています。この間、私たちは火山専門家会合の開催を何度も求めてきました。こ
の会合はこの間の取り組みの大きな成果だと思います。

FFTV:http://www.ustream.tv/recorded/51878615
http://twitcasting.tv/fukuroufoe_tv/movie/94249240
http://twitcasting.tv/fukuroufoe_tv/movie/94258618

規制委員会は形式上、会合を川内原発の審査と切り離し、「運用期間中にカルデ
ラ噴火に至るような状況ではないと判断している」とした上で、「事業者が行う
モニタリングによって万が一異常な状況が認められた場合、原子力規制委員会と
して安全側に判断するというスタンスに関し、基本的にどういう考え方で進めた
ら良いか」について意見を聞く場だとしています。

しかし、会合は、実質的に専門家による川内原発の火山審査の場と化し、批判的
な意見が続出しました。特に東大名誉教授で火山噴火予知連会長の藤井氏は、カ
ルデラ噴火の可能性及び兆候の把握について、九電の申請及び審査書案を根底か
ら覆す批判を行いました。これに対し、他の委員からも規制庁からも明確な反論
はありませんでした。

規制委・規制庁は、兆候把握時の対処については、九州電力が保安規定に書き込
むでしょうと逃げた上で、来週早々?に行われる次回には中間とりまとめをし
て、川内原発の火山審査に関わる問題は終わらせてしまおうとしています。

とてもまとめを行うような状況ではありません。川内原発の火山審査のやり直し
を求めていきましょう。是非規制委や規制庁に対して、電話、FAX、メールなど
で批判の声を寄せてください。

藤井氏のプレゼンについて紹介します(規制委のHPにある動画では開始37分
くらいから)。彼が取り上げたのは、2012年の「ドルイット論文」です。こ
れは、ギリシャのサントリーニ火山で3,500年前に発生したミノア噴火とよ
ばれる噴火の岩石学的調査から、噴火直前の100年程度の期間に、マグマが急
速に供給されたという知見です。

この論文の位置づけですが、藤井氏がプレゼンの冒頭で的確に述べていたよう
に、九電及び規制委・規制庁が以下の主張を行う根拠となっています。
(1)原発の運用期間中に巨大噴火が発生する可能性は十分に小さい
(2)巨大噴火について兆候の把握が可能である
(3)しかも核燃料の搬出に間に合わせることができる

逆に、九電及び規制委・規制庁の立場からみれば、この論文の結論を一般化し、
九州のカルデラに適用することでしか、申請を出すことも通すこともできないと
いう状況にあります。このことは、審査書案が出た7月16日の規制委の定例会
合での島崎氏のコメントに表れています(島粼氏はAについては一つ証拠があり
Bについては証拠がない場合、Aをとるのが合理的だが、それが完全ではないこ
ともある…などと謎めいたことを言っていますが、その先のコメントから、A:
兆候の把握は可能、一つの証拠:ドルイット論文を指すものだとわかります:動
画では27分あたり)。特に(1)については、可能性が十分に小さいといえな
ければ即「立地不適」と火山ガイドに明記されています。

これに対し藤井氏は、以下の3点を指摘しました。

(1)まず、ミノア噴火の一事例にすぎず一般にカルデラ噴火について述べたも
のではない、という点です。藤井氏はこれを、論文を書いたドルイット氏本人に
確認したといいます。論文はあくまで、サントリーニ火山のミノア噴火におい
て、約35〜50立法キロのマグマがたまっていたところ、噴火直前の100年
程度の間に、地下から約5〜10立法キロのマグマが供給されたという知見に過
ぎず、カルデラ噴火一般について述べたものではないと。本人に確認したという
のは強いですよね。

九電はミノア噴火の事例を姶良(あいら)カルデラに思いきり適用しています。
>100年で5〜10立法キロ→年間0.05〜0.1立法キロ→現在は年間
0.01立法キロと見込まれているから、マグマの供給(地殻変動に比例すると
みなす)が現在の5倍になったら警戒体制に入る。
>現在このような急速なマグマの供給は見られないことから、今後100年の間
は、巨大噴火が発生する可能性は十分に小さい。
>兆候を把握してから数十〜100年程度あれば、核燃料の搬出等も可能。
といった具合です。

(2)これはドルイット論文に書いてあるこということですが、マグマの供給速
度が上がったとしても、それがそのまま地面の隆起につながるとは限らないとい
うことです。マグマだまりが下に沈降する場合もあり、その場合は、GPSでみて
もわからないことになります。

(3)岩石学的調査による知見は、検証が難しく、50年後に書き換えられると
いうことが珍しくない。すぐに反論がないからといって、それが正しいとみなす
ことはできないとのことです。ドルイット論文はわずか2年前の2012年のも
のです。

これにより、九電の申請と規制委の審査の前提はガラリと崩れました。これに対
し、誰も何も反論できない状況です。改めて、審査の前提が崩れた以上、一旦白
紙にもどして検討しなおすべきだと思います。

阪上 武

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 10:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2014年08月29日

抱き合わせ戦術:ヘイトスピーチ対策、国会周辺デモ規制

自民、国会デモの規制検討:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014082902000071.html

太田光征
posted by 風の人 at 14:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2014年08月22日

生活保護のよくある誤解に答えてみました(みわよしこ)

生活保護のよくある誤解に答えてみました(みわよしこ) - 個人 - Yahoo!ニュース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/miwayoshiko/20140822-00038482/

太田光征
posted by 風の人 at 23:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

Avaaz - ツツ大司教、イスラエルの人々へ:自らを自由に!

署名:Avaaz - イスラエル・パレスチナ:悪循環を終わらせるために
https://secure.avaaz.org/jp/israel_palestine_this_is_how_it_ends_loc/


Avaaz - ツツ大司教、イスラエルの人々へ:自らを自由に!
https://secure.avaaz.org/jp/tutu_to_israelis_free_yourselves/

以下、抜粋:

先月、17のEU加盟政府は自国の市民に、イスラエルの不法入植地におけるビジネスや投資を避けるように強く求めました。

私たちは最近、オランダの年金基金PGGMがイスラエルの銀行から数千万ユーロを引き出し、ビル&メリンダ・ゲイツ財団によるG4S社からの出資の引き揚げや、米国長老派教会によるヒューレット・パッカード(HP)社、モトローラ・ソリューション社、キャタピラー社からの約2100万ドルの出資の引き揚げを目にしました。

ネルソンマンデラ氏が「南アフリカはパレスチナが解放されるまで真に自由ではない」と言ったことは良く知られています。

彼は、「イスラエルはパレスチナを解放することでイスラエルも自由になれる」と付け加えても良かったのではないでしょうか。

-----------------

太田光征
posted by 風の人 at 18:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

【ガザ】公正がなければ平和もない

西村眞悟衆議院議員「普天間基地反対を叫ぶ者の背後にはガザ地区のテロリストと同じ冷酷非情の論理がある」

それ[公正に基づかない平和]は偉そうに、[権利を侵害されて]怒っている者たちに対し、公正の問題について議論できるようになるには、自分たちの怒りを呑み込んで騒ぎを起こすなと要求する。


-------- Original Message --------
Subject: [uniting-peace:1442] Fw:【ガザ】公正がなければ平和もない
Date: Fri, 22 Aug 2014 06:42:35 +0900 (JST)

 永岡です、京都大の岡真理さんによるガザ情勢をお送りいたします。
<以下、転送>
■拡散歓迎■

京都の岡真理です。
アメリカ、ミズーリ州のファーガソンで、黒人の青年が白人の警官に撃ち殺された事件で、黒人住民の怒りの抗議行動が燃え盛り、州警察が鎮圧にあたりました。

レイシズムによる殺人は、イスラエル占領下の東エルサレムや西岸の日常です。
また、今、イスラエル占領下の西岸でも、イスラエル領内でも、パレスチナ人住民によるガザ攻撃に対する平和的な抗議デモが、占領軍による過酷な弾圧を受けています。

ファーガソンのニュースを見ていると、パレスチナが突如、アメリカに現出したような感があります(民衆に対して使用される催涙ガスは、イスラエル軍がパレスチナ人に対して使用しているのと同じものです)。それは偶然や「他人の空似」ではなく、アメリカも、パレスチナも、(そして日本も)同じ世界システムの中にいることの証左なのでしょう。

アメリカの国家システムが、レイシズムに基づくガザのジェノサイドを、そしてパレスチナの漸進的ジェノサイドを支持するならば、それは内においてもそうなのだということ。辺野古の基地建設を進める日本政府が、イスラエルと包括的パートナーシップを進めるのと同様です。

大阪出身の代議士、西村眞悟氏の「普天間基地反対を叫ぶ者の背後にはガザ地区のテロリストと同じ冷酷非情の論理がある」という主張は、このことを例証しています。
http://palestine-heiwa.org/choice/g-list.html

↑パレスチナ情報センターにアップされている日本のイスラエル支援議員のリストです。ぜひ、ご覧ください。日本の軍事化を積極的に推進する政治家たちが同時に、積極的なイスラエル支援議員であることが分かります。

ファーガスンの住民たち、ガザのパレスチナ人、辺野古の基地建設に反対する沖縄の人々、自分たちの土地で平和に暮らしたいと願う者たちがあげる抗議、正当な怒りは、この世界システムのなかでは、軍事力を行使して排除されるべき「テロリズム」とされ、それに対する暴力の行使が正当化されるのだということ。

以下、シリーン・タウィールの「公正なきところに平和はない」をご紹介します。シリーン・タウィールはミラノ在住の、メンタルヘルスとリプロダクティヴヘルスの専門家です。

タウィールの文章を読んで、「不正はどこにおける不正であろうと、あらゆるところの公正に対する脅威となる」(Injustice anywhere is a threat to just everywhere)というキング牧師の言葉を思い出しました。これに倣って言えば、ヒューマニティと人間の尊厳の毀損は、それがどこの誰におけることであっても、私/たち自身のヒューマニティと尊厳の毀損なのであり、それに対する怒りの声をあげることは、私/たち自身が人間であり続けるために必要なことなのだと思いました。

■■ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
http://mondoweiss.net/2014/08/justice-peace-ferguson.html

公正なきところに平和はない――ガザ、あるいはファーガソン

シリーン・タウィール
Mondoweiss / 2014年8月20日

ファーガソンの路上でマイケル・ブラウンが殺害されたことに抗議するアメリカ人の群衆に応答して、ミズーリ州知事ジェイ・ニクソンは最近、次のように述べた。「私たちがジャスティス/公正を望むなら、まず私たちは平和でなければならない、平和を維持しなければならない。これは試金石だ」。同じフレーズを口にしている他の多くの指導者たち同様、ニクソンは、公正に基礎をおかない平和が真の平和ではない、ということを理解していない。そんな平和は、単に、無邪気な指導者たちが、正当な怒りを抑え鎮圧し、抑圧されている人々をなだめて自己満足させるために広めている欺瞞であって、ジャスティス/公正を求めている者たちの選択肢ではない。

公正である以前に平和を呼びかけることは、権利を奪われ、抑圧されている者たちが突きつける要求に取り組むことを先延ばしにするために、権力者たちが用いる使い古されたテクニックだ。それは、自由と、イスラエルによる植民地化の終結を求めるパレスチナ人の要求の実現を遅延させるためにイスラエルが何十年にもわたり用いているものだ。1993年のオスロ合意は、ジャスティス/公正なき「平和」を実行した――帰還権やエルサレムの地位や恒久的国境といった「ハード」な問題の解決を5年間延期することによって。今日、オスロ合意から21年がたって、パレスチナ人の権利はますます侵害され、彼らの盗まれた土地はかつてないほどの高い数字に達している。[オスロ合意で]パレスチナ人の要求に取り組むとイスラエルが言明したもののすべてに対立する行動である。

ニクソンの言葉はまた、次のような問いを喚起する。「彼は何を試しているのか?アメリカの黒人が尊重してもらえるにふさわしくふるまえるかどうか、だろうか?外出禁止令のあいだ家に留まると言う指示に従うことができるかどうか、そして、それによって彼らが、人間として、[彼らが要求する]諸権利に値するかどうかをテストする、ということだろうか?彼らが「良き」市民でありえ、自分たちの怒りを声にするのをやめることができなら、警察は、やたらと引き金を引くという問題に取り組んでくれるかもしれない、ということだろうか?

これらのすべてのシナリオの問題は(吐き気を催すほど人を見下しているということは別に措くとして)、彼らが、権利の実現の基礎を「良き」振る舞い――と権力者たちが判断する振る舞い――においているということだ。これは、イスラエルがパレスチナ人に対して頻繁に用いる方策だ。最も直近では、イスラエルとエジプトがガザのパレスチナ人に対して課している7年に及ぶ封鎖を解除するという交渉において、用いられている。イスラエルは、パレスチナ側が求める国境の開放、ガザ経済の再建、囚人の解放について議論を始める前に、まず「静穏」であること、自分たちの安全保障のニーズが満たされなければならないと主張する。

ジャスティス/公正であることに、良きふるまいを附随させるのは、危険なことだ。このような条件づけは、「権利」というものを、人間がただ人間であるという理由によってあらゆる者に認められている一連の条件であるはずのものから、報償として授けられ、与えられる一連の条件にしてしまう。権利は議論可能なもの――悪いふるまいをすれば取り上げられる特権――に、条件つきのものとなる。ジャスティス/公正に基づかない平和は、譲歩の結果の平静であり、権利は依然、侵害され続け、人々は相変わらず人間扱いされない。それ[公正に基づかない平和]は偉そうに、[権利を侵害されて]怒っている者たちに対し、公正の問題について議論できるようになるには、自分たちの怒りを呑み込んで騒ぎを起こすなと要求する。ジョン・オリバーが喝破したように、ファーガソンの住民に対するニクソン州知事の呼びかけは、「議会で静粛さを回復しようといらつく副議長」の残滓だ。

しかし、ファーガソンの通りで抗議する人々は、冬休みに宿題が出たことに怒っている高校生ではない。彼らは、黒人の肉体が、過剰に軍事化された警察組織によって不用意に撃ち殺されること、彼らの命が、他の者たちの命より軽いものと見なされ、疑われ、暴力的に扱われることに怒っている人々である。ガザにおける成層圏の殺人と破壊に対する怒りから、ミズーリ州におけるマイケル・ブラウンの殺害とそれが表しているあらゆることに対する怒りまで、社会はこれら怒れる者たちに「冷静にしろ」「静まれ」と反応する。答えはNOだ。

アパルトヘイト体制がずっと敷かれるなか、ある国が他に対して組織的にジェノサイド戦争を仕掛け、占領下の人々の民族浄化をおこない、それがまったく処罰されないような世界に私たちが生きているとき、怒ることこそふさわしい。

ただフード付きジャケットを着ていただけで人が誤って殺されるとき、怒ることこそふさわしい。

子どもたちが何百人も虐殺されるとき――眠っているあいだに殺された者もいれば、浜辺でサッカーをしていて殺された者、電気がないために亡くなった者もいる、かけがえのない人生において自由の日を知ることもなく――、怒ることこそがふさわしい。

武器をもたない10代の少年が6発も――「6発」もだ――撃たれ、8月の焼けつくような日差しのもと放置され、腐乱するにまかせられているとき、怒ることこそがふさわしい。

日和見主義で暴力的な技術屋が、プレーヤーがガザの爆撃をシミュレートするようなグーグルのアプリ・ゲームを開発するとき、怒ることこそがふさわしい。

パレスチナ人とアメリカ黒人が(その他多くの、多くの、権利を奪われた人々のなかでもとくに)、世界に対して自分たちのヒューマニティ/自分たちが同じ人間であることと、自分たちが、尊厳と平等と尊重されるべき価値に値する存在だということを信じてもらうために連綿と努力しなければならないとき、これらの制度的抑圧と、彼らを人間として扱わない諸体制に対して怒ることこそがふさわしい。

実際、怒ることは健康に良い――それは、自分が人間であること、そして自分のヒューマニティを自覚していることを示すからだ。自分が自分の価値を自覚していることを示すからだ。他の者たちと一団となって、自分の声をあげるという行為は、帰属感と前向きな精神的健康を高め、自己の価値についての理解を強化する。自己の価値についての知は、人が日常的に人間扱いされていない中で、最大の重要性をもっている。ヒューマニティ/人間であることの集団的、全人的な見解においては、制度が個人レベル、共同体レベルで人々を尊重できないでいることを理解することが決定的に重要である。喉の痛みが、あなたの健康がどこか問題があることを示す肉体の徴候であるように、かくも怒り、抗議している集団は、私たちの世界がどこか間違っているというサインを送っているのである。

抗議と、怒りを声に出すことは、日常的に人間扱いされないことや言葉による虐待など可視的な暴力に対する可視的な反応である。とはいえ、もっとも権利を奪われている集団の苦しみはなかなか可視化されないのだが。この怒りを抑圧することは、ヒューマニティ/自分たちもまた同じ人間であること、自分たちも[人間として]価値があることの訴えを抑圧することである。このように無慈悲に人間扱いされず、人間としての生活を一顧だにされないでいて怒りを感じないというのは、自分自身のヒューマニティの感覚を失うことだ。ジャスティス/公正なき平和という既成事実を受け入れることは、自分の生活にはそれだけの価値がないという現実を受け入れるということだ。ジャスティス/公正を求める私たちは知っている、権力者は決して、被抑圧者に権利を喜んで差し出したりはしないことを。

権利とは、不断の闘いを通して、平等に、尊厳と自由に値する人間として扱われるのだという揺るぎない決意を通して、勝ち取らなければならいものなのだ。往年のプロテストソングが歌うように――ジャスティスがなければ平和もない。

[翻訳:岡 真理]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 18:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

海上保安庁は機関砲で市民を威圧、傷害事件まで:8・23沖縄県民の辺野古大集会に呼応する首相官邸前同時行動にご参加を!

-------- Original Message --------
Subject: [CML 033317] 8・23沖縄県民の辺野古大集会に呼応する首相官邸前同時行動にご参加を!
Date: Fri, 22 Aug 2014 06:45:09 +0900

みなさんへ

 緊急行動の前日になりましたので、再送します。8月23日、沖縄では26台のバスなどで辺野古キャンプ・シュワブゲート前に県民が結集します。それに呼応する首相官邸前同時行動にご参加ください。また下記アピールの拡散にご協力ください。 
井上澄夫 米空軍嘉手納飛行場・一坪反戦地主

【緊急参加要請】

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8・23沖縄・辺野古キャンプ・シュワブゲート前2000人集会に呼応しよう

・・・・・・・・・・・          ・・・・・・・・・・・・

★★首相官邸前同時抗議行動への大結集を!★★

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

◎海底ボーリング調査の強行糾弾!

◎海上保安庁による無法な弾圧糾弾!

◎沖縄と「本土」の力を合わせて、辺野古新基地建設を阻止しよう!

●日 時  8月23日(土)午後2時開始

●場 所  首相官邸前(国会記者会館前路上)

●最寄駅  東京メトロ千代田線・丸ノ内線「国会議事堂前」駅3番出口

http://www.tokyometro.jp/station/kokkai-gijidomae/map/index.html

●呼びかけ  沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック

          電話090−3910−4140

プラカードや旗など持ち寄って、力強くアピールしましょう

 日本政府・防衛省は、さる8月18日に埋め立てにむけてのボーリング(海底掘削)調査を強行しました。

 私たちは、基地建設に反対する沖縄県民の声を、強権を発動して押しつぶす日本政府の暴挙を怒りを込めて糾弾します。 

 政府・防衛省は、機関砲を装備した海上保安庁の大型巡視船10隻を配置して沖合から沖縄県民を威圧しました。この光景を見た沖縄戦の体験者は、70年前の沖縄戦を想起し怒りと恐怖に震えています。また海上保安庁は30隻近くのゴムボートで、抗議するカヌー隊を「制限禁止区域」外で強制排除し、出航を阻止したり、さらにはカヌーに乗っている人を数名で羽交い絞めにして拘束したり、顔に傷をつける暴行まで行いました。このような海上保安庁の無法な弾圧行為は断じて許せません。

 海上行動と共に闘われているキャンプ・シュワブのゲート前での工事用資材の搬入を許さない闘いも、警察の弾圧に抗して闘い抜かれています。県民の怒りが広がり参加者が日ごとに増えています。

 沖縄県民は、日本政府による強権を発動しての基地建設の強行にいささかも怯んでいません。日ごとに「絶対に日本政府の横暴に屈しない」と県民の怒りの声が湧き上がっています。

 この政府の暴挙にたいして、きたる8月23日(土)に、キャンプ・シュワブのゲート前で2000人規模の集会が開催されます。(県選出野党国会議員、県議会野党4会派などの呼びかけ)。今後は、さらなる大きな規模での集会の開催も検討しているとのことです。

 私たちは、灼熱の下キャンプ・シュワブのゲート前行動を闘っている人々と、そして、海上保安庁の弾圧に屈せず勇気を持って海上闘争を闘っている仲間の思いをしっかりと受け止めて、この東京から、政府に対して辺野古新基地建設の断念を迫る闘いを創り上げていかなければなりません。

 沖縄の闘いに呼応した、8・23首相官邸前抗議行動への多くの皆さんの参加を呼びかけます。



****************

沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック

http://www.jca.apc.org/HHK/

****************
以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 14:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

Fwd: [heiwatumugi:0127] 秘密保護法施行許さないため、5分の動画みてパブコメを??

@S4SPL: 【大拡散】特定秘密保護法の解説動画を作りました。パブコメやデモの呼びかけもしています。HPと一緒にご覧ください。This is the next. We shall overcome!! https://t.co/fravr0BKcx http://t.co/QaNCwNz05n

ツイッターで大拡散中です。
書く意欲が出てくる、素晴らしい動画です。神谷より
posted by 風の人 at 13:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

原子力防災計画の責任を放棄する国/奨学金滞納者の情報は防衛省へ

表題を変えて転送します。

太田光征

-------- Original Message --------
Subject: [121jikkouiinkai:1084] 2つの報告
Date: Fri, 22 Aug 2014 06:56:50 +0900 (JST)

阿部です
(重複投稿)

昨日参加した2つの集会のご報告をします。
いずれも、facebookにアップした原稿です

■川内原発避難問題で院内集会&省庁交渉

昨日は、安倍政権が再稼働を急いでいる川内原発の住民避難問題をテーマとする院内集会・内閣府や規制庁との話し合いが行われました。

予想はしてたとは言え、実にひどい、官僚の答弁でした。放射能を含んだプルームはどの方向にも流れる可能性があるにもかかわらず、避難方向を南東部の一方向で想定していることの不合理。避難先が水没する可能性が高いことが想定されるにもかかわらず、そのことへの対策どころか認識さえ曖昧。原子力防災計画の策定の責任はあくまでも自治体にあると言い張り、国の責任を認めようとしない態度。これで川内原発再稼働にゴーサインを出そうというのですから、住民や自治体当局はたまってものではありません。

特に、高齢者や障がい者など災害時の要援護者に対する避難計画のずさんさは目を覆わんばかりです。自らが決めた「原子力災害害対策指針」が書く「早い段階からの対処や必要な支援の手当」、「共通課題についての対応方針」が明記する「入院患者・入所者の批判に関する計画をあらかじめ作成」の言葉にさえ反して、避難先施設など決まって無くてもかまわないのだ、という態度を露骨に示しました。福島原発事故の際、一体どれだけの高齢者や障がい者の方達が、塗炭の苦しみをなめさせられたか、劣悪な環境の避難所で亡くなったか、その反省が全く踏まえられていません。

官僚達は、避難計画や避難先は決まっていなくても、要援護者とその避難先を事後的にマッチングさせる「調整委員会」が組織されていれば良い、と言い張るのです。しかし、さらに驚かされたのは、その「調整委員会」はパソコンシステムで良いと明言したことでした。「調整委員会は機能の問題だからパソコンで良い」と言うのです。

入院者や入所者が避難する場所は福祉避難所でなければなりませんが、福祉避難所に指定されるどこも定員がいっぱいで事故時に受け入れは困難だというのが現場の切実な声です。これに対しても、定員を2倍にするから大丈夫、などとノーテンキな発言。人もスペースも足りない現状の福祉施設や病院で、定員を2倍になどすることは絶対に不可能、仮に2倍にしたらどんな悲惨な状況になるかと言うことにさえ想像力が及ばない様子。福祉や医療の現実を何にも知らない人たちだということがよく分かりました。

また、原発事故が起きた時の「屋内退避」も強調されましたが、福島事故を見ても分かるように、地震や津波に襲われた場合は、退避すべき家屋や建物自体が崩壊するということさえ想定していない様子です。内閣府や規制庁の原子力防災計画が如何にずさんか、単なる絵空事に過ぎないか、そのことが浮き彫りになりました。

川内原発だけで無く、全国どこの原発も同様の問題を抱えています。いったん事故が起きたら、避難などほとんど無意味です。原発は地球上のどこにもつくるべきではありませんが、特に狭い日本列島、地震と津波と火山噴火が繰り返されてきた日本列島で、原発をつくったり、動かしたりすることは愚の骨頂。電力会社や官僚達はどんな責任も取ろうとして無く、感じてもいない、そのことを痛感させられた、院内集会&省庁との話し合いでした。

■ブラックバイトと奨学金返済の重圧が若者を苦しめる―戦争する国づくりの土壌にも


30分前に、原発事故時の避難計画のずさんさについての院内集会について報告しました。

昨日は、その後、やはり参議院議員会館において開かれた「福島みずほと市民の政治スクール」にも参加しました。「ブラックバイトと全身○活時代 戦争できる国に向けた若者の働かせ方」がテーマで、中京大学教員の大内裕和さんが「奨学金とブラックバイトが若者を戦争に追い込む」、ジャーナリスト・和光大学教員の竹信三恵子さんが「雇用劣化と家事ハラが若者を戦争に追い込む」と題して講演を行いました。

大内さんのお話は、現在の奨学金制度が学生をその就職後から中年期に至るまで多額の借金とその利子の重圧で如何に苦しめているか、奨学金の返済額の重荷が若者の恋愛や結婚の障害にさえなりつつある現実、その裏で甘い汁を吸い、ほくそ笑む金融機関と借金取り立て会社の「貧困ビジネス」という以外ないおぞましい姿などを、具体的な数字も交えて、鋭く、分かりやすく説明するものでした。

また学生のアルバイトは、かつてのバイトとは違い、サービス産業などにおいて既に主戦力となっていること、学生バイトはれっきとした労働者であること、ブラックバイトに見られる非正規労働のとことんまで行き着いた劣化現象と、正規労働者の雇用や労働条件の劣悪化は相互に連動し、相互作用していることも指摘されました。

ショックだったのは、奨学金滞納で苦しむ人たちの情報が防衛省に提供されているという事実でした。防衛省が何を狙っているか、それは言うまでもないでしょう。大内さんは、滞納者をさらに追い込むために、国は次には奨学金滞納者の自己破産を不可能にする措置を打ち出すのでは無いかと述べ、ブラックバイトに見られる劣悪な労働者処遇、労働者を過重な債務で追い詰める奨学金制度を告発することは、いまや「反戦闘争」でもあると語りました。

竹信三恵子さんのお話は、大内さんのお話と呼応しつつ、それにジェンダー視点も含めて新たな論点を加えるものでした。竹信さんらしい、シャープで説得力のあるお話でした。

大内さんと竹信さんの共著『「全身○活」時代 就活・婚活・保活からみる社会論』(青土社)をお薦めいたします。

-----------------
以上、転載

太田光征
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2014年08月20日

特定秘密保護法:パブコメお誘い(?)新聞記事

(意見提出用紙の4).doc
-------- Original Message --------
Subject: [uniting-peace:1417] パブコメお誘い(?)新聞記事
Date: Wed, 20 Aug 2014 16:48:40 +0900 (JST)

昨日は岐阜新聞に大きく載っていまたことが、きょうは中日新聞に載っていました。

秘密法のパブコメに関連して、8日に記者会見したことが今記事になっています。

中日新聞のと同じ記事の東京新聞ウェブは以下
**
*秘密法、運用素案の問題点 意見公募24日締め切り*
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014082002000138.html

問題点が表の形で簡単にまとめられています。


膨大な資料、そして「項目を書け」などという「パブコメさせないバリア」。
これに阻まれてパブコメを出し損なっている方が多いと聴きます。

なので、ビギナー版「パブコメ提出用紙」を作ってみました。(添付)
運用基準(案)に対してのみに絞りました。
項目等を無視した「特定秘密保護法の施行に反対です。」以下数行を予め書き込んで、その後に余白をとってあります。


Cf
秘密法に関する日弁連のサイト
http://www.nichibenren.or.jp/activity/human/secret/about.html
日弁連のパブコメお誘いチラシ
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/activity/data/secret/public-comment.pdf

*************************************
以上、近藤 ゆり子さんのメールを転載

太田光征
posted by 風の人 at 18:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

長崎市が長崎平和宣言の賛同者数を調査

長崎市|平和・原爆|長崎平和宣言
http://www.city.nagasaki.lg.jp/peace/japanese/appeal/

長崎市は長崎平和宣言の賛同者数を調査しています。上記ページでクリックをお願いします。

太田光征
posted by 風の人 at 10:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

【8/24の締切まで5日】秘密法廃止へ!パブコメを集中しよう!

東京の杉原浩司(秘密法反対ネット/秘密保護法を考える市民の会)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

現在、稀代の悪法「秘密保護法」の12月までの施行に向けたパブリックコ
メントが行われています。8月24日(日)の締め切りまで、あと5日を切り
ました。

大変遅ればせながら、超悪法の施行中止と廃止を実現するために、一人で
も多くの方がパブコメを提出されるよう呼びかけます。「秘密保護法」廃
止へ!実行委員会からの呼びかけに加えて、後半に他の参考情報も付けて
います。

既に様々な団体、個人が参考例を紹介されています。ただ、あまり勉強し
過ぎてタイミングを逃してしまうと元も子もありません。一人何通送って
も構いませんので、まずは短いものから先行して送られるのもいいと思い
ます。そして、ツイッター、フェイスブック、口コミなど可能な方法でお
知り合いなどにも呼びかけてください。

私から一点だけ強調するとすれば、ぜひ、
★「パブコメをしっかり反映させるために、全ての意見を公開したうえで、
情報保全諮問会議で複数回の公開の検討会議を行ってください」との意見
も併せて送っていただくようにお願いします。

------------------------------------

【8月24日の締め切りまで、5日を切りました!】

<パブコメを集中し市民の声で秘密法廃止へ!>
 http://www.himituho.com/

◆国連からもレッドカード!
◆欠陥法はまず廃止、運用基準でごまかすな。
◆パブコメを集中し、市民の声で秘密法は廃止へ!

・動画「5分でわかるパブコメ入門」
(海渡雄一弁護士と矢崎暁子弁護士の対談形式の番組)
http://youtu.be/YUDesu8ceP4 ※広めてください!

・パブコメ原案 
http://bit.ly/1xKH7it

・テーマ別(原発、戦争、TPP、教育等)パブコメ参考例 
http://bit.ly/1tkfmwn

・簡単パブコメ事例 
http://bit.ly/1oWQkz1

・秘密保護法対策弁護団参考例 
海渡弁護士の参考例 http://nohimituho.exblog.jp/23187874/
平和運動 http://nohimituho.exblog.jp/23096486/
知る権利 http://nohimituho.exblog.jp/23146873/

・ハルペリン氏のパブコメ
http://bit.ly/1sRZKDr 

 「秘密保護法」の施行を中止させ、廃止に追い込むことができるかどう
か、廃止に向けた運動は新たな段階に入りました。
 安倍政権は、7月24日から8月24日までの1ヵ月をかけて、秘密の指定・
解除、適性評価などに関する運用基準、秘密指定できる機関を19行政機関
にするなどの政令および施行令の素案に対するパブリックコメント(市民
からの意見公募)を行っています。出された意見を集約し、情報保全諮問
会議で検討したうえで、運用基準と政令、施行令を10月中にも閣議決定し、
12月の施行に踏み出そうとしています。
 政府がパブコメを開始した7月24日、奇しくも国連の自由権規約委員会
が日本の秘密保護法を批判する勧告を出しました。そもそも秘密保護法は
市民の知る権利を侵害する、憲法21条、自由権規約19条違反の法律です。
この悪法の下では、市民が知るべき情報が特定秘密に指定されることは防
げません。秘密保護法を前提にして、政令や運用基準で様々な「監視機関」
を作ったり、内部通報制度を作っても、有効に機能するはずはありません。
 違憲な法律は、廃止するしかなく、私たちは、政令や運用基準の制定そ
のものに反対です。今回のパブコメに批判的意見を集中することで、運用
基準などに留まることなく、法律そのものの問題点をあぶり出し、施行を
中止させましょう。

◆パブコメは字数に制限はありません。長くても短くてもかまいません。
ただし、パブコメフォームに書く場合は1回2000字以内です。何回でも書
くことができます。

◆パブコメは
・「特定秘密の保護に関する法律施行令(案)」
※秘密を指定する19の行政機関、特定秘密の表示の仕方などを規定
http://bit.ly/1rD6BA0 ※一番下に意見提出フォームあり

・「特定秘密の指定及びその解除並びに適性評価の実施に関し統一的な運
用を図るための基準(案)」
※秘密の指定・解除、指定の満了・延長・解除、公務員・民間人の適性評
価などの基準などについて規定
http://bit.ly/1z6pa0o ※一番下に意見提出フォームあり

・「内閣府本府組織令の一部を改正する政令(案)」
※独立公文書管理監(仮称)について規定
http://bit.ly/1pJUfl5 ※一番下に意見提出フォームあり

の三案について求められています。

この三案、すべてについて意見を書く必要はありません。一つでもかまい
ません。なお、意見はできるだけ「特定秘密の指定及びその解除並びに適
性評価の実施に関し統一的な運用を図るための基準(案)」に集中してく
ださい。

◆意見の形式は http://bit.ly/1z6pa0o をクリックし、「パブリック
コメント:意見募集中案件詳細」にアクセスし、そのなかの意見募集要領
PDFを開いてください。

◆氏名、住所、連絡先は任意ですので、書かなくても問題ありません。

<パブコメ送付先>
◆電子政府の総合窓口(e-Gov)の意見提出フォーム
※上記パブコメ案件詳細ページの一番下にある★「意見提出フォーム」に
記入して送信してください(1回2000字以内、何回でも可)。

◆メールアドレス
運用基準 unyoukijyun1407@cas.go.jp

◆FAXの場合
以下のFAX番号・宛先に送信して下さい。
→ 03‐3592‐2307
 内閣官房特定秘密保護法施行準備室「意見募集」係宛

◆郵送の場合(急いでください)
〒100-8968 東京都千代田区永田町1?6?1
内閣官房特定秘密保護法施行準備室「意見募集」係宛

【呼びかけ】「秘密保護法」廃止へ!実行委員会
http://www.himituho.com/

<よろしければご協力ください>
★「私のパブコメ」を送ってください!
http://bit.ly/1rkhxU7

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【こちらも参考に】

<パブコメのタネ>
特定秘密保護法の廃止にたくさんの声を!パブリック・コメントを出そう!
(秘密保護法を考える市民の会)
http://stophimitsu.cocolog-nifty.com/blog/files/pabukomenotane.pdf

あなたも意見を提出しませんか(日弁連のチラシ)
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/activity/data/secret/public-comment.pdf

秘密保護法 運用基準・施行令に対するパブコメ案
(秘密保全法に反対する愛知の会)
http://nohimityu.exblog.jp/22443924/

特定秘密保護法関連のパブコメについて (7)私のパブコメ 
(瀬畑源さんのブログ「源清流清」)
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2014-08-15

<特定秘密保護法>意見公募 運用基準改善求め「知る権利」守ろう
(8月4日、毎日新聞)
http://mainichi.jp/journalism/listening/news/20140804org00m010005000c.html

-----------------
以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 10:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2014年08月19日

韓国進歩党イ・ソッキ議員の内乱陰謀に無罪判決

-------- Original Message --------
Subject: [CML 033261] ●韓国進歩党イ・ソッキ議員の内乱陰謀に無罪判決
Date: Tue, 19 Aug 2014 21:55:17 +0900 (JST)

日韓ネット@渡辺です。

8月11日、統合進歩党の李石基(イ・ソクキ)国会議員の控訴審判決でソウル高裁は内
乱陰謀罪について無罪判決を下しました。この事件の核心である「RO(地下革命組織)
」は証拠がない、「事前準備行為」があったともみなせない−などの認定がなされまし
た。

しかし内乱扇動や国家保安法違反は「有罪」とされ、懲役9年、資格停止7年の判決を言
い渡しました。一審の内乱陰謀罪「有罪」、懲役12年・資格停止10年より減刑されまし
たが、「この事件の核心である、いわゆる「RO」の存在と内乱陰謀がいずれも無罪であ
ると確認されたにもかかわらず、未だに、古い分断体制の錆びた刀である国家保安法が
、そして、法理に合わないまま残った「内乱扇動」という罪目が、7名の拘束者たちを
家族や同僚のもとに返さず、拘束し続けています」(イ・ジョンヒ統合進歩党代表)とい
う不当な状況は変わりません。
私たちは、朴槿恵政権に引き続き国際的な抗議の声を送っていきたいと思います。

統合進歩党国際局から日韓ネット宛に、今回の高裁判決についてのイ・ジョンヒ代表の
見解、共同弁護団の見解、イ・ソッキ氏の控訴審最終陳述が送られてきました。
これらは統合進歩党の公式ホームページの日本語版サイトからアクセスできます。
日韓ネットのブログからどうぞ
http://nikkan-net.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/811-29b8.html

**********************************************
 日韓民衆連帯全国ネットワーク
  東京都文京区小石川1-1-10-105
  TEL/FAX 03-5684-0194
ブログ http://nikkan-net.cocolog-nifty.com/
**********************************************

以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 22:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2014年08月17日

【賛同署名】個人線量計での被ばく管理に異議! 目標値の堅持と除染以外の手段での被ばく低減を(転載)

みなさま(重複失礼、拡散歓迎)

FoE Japanの満田です。

「放射線被ばくと健康管理のあり方に関する市民・専門家委員会」(事務局:
FoE Japan)は、11日、除染の目標値の堅持と、除染以外の被ばく低減措置
を求める要請書を、環境省、復興省、福島市、伊達市、郡山市、相馬市に
提出しました。(添付および下記)
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-8689.html
要請書の作成・提出に当たっては、フクロウの会の青木さんにご尽力いた
だきました。ありがとうございます。

要請書は、「個人の被ばく線量」重視の考え方は、場の線量の管理を行う行政
の責任をおろそかにするとともに、実質的に個人に被ばく管理の責任をおわせ
るものであり、基準値の緩和につながるとし、0.23μSv/時の目標値を堅持した
上で、避難・移住や保養参加への支援など、除染以外の被ばく低減措置を求め
るものです。

今後、環境省や福島の自治体に個別に面談を求め、趣旨を説明して、申入れ
をしていく定です。

提出にあたり、賛同署名を集めることにしました。下記のフォームより、ぜひご
賛 同ください!
(フォーム1)https://pro.form-mailer.jp/fms/36d661ea63542
(フォーム2)https://pro.form-mailer.jp/fms/004558b363576
★一次締め切り:8月18日朝9時

とりわけ、福島や周辺地域のみなさん、ホットスポットのみなさんにご紹介くだ
さい。多くの人たちの声を、環境省や福島の自治体に届けていきましょう。
ご協力をお願いいたします。

拡散にもご協力をお願いします。
ツイッター拡散文例
-----------------------------------------
【賛同署名急募】
個人線量計での被ばく管理に異議あり!
「目標値の堅持と除染以外の手段での被ばく低減を」
http://goo.gl/WtJhJ0
一次締め切り:8月18日朝9時
-----------------------------------------

↓↓こちらもよろしく↓↓
------------------------------------------------------
★原発の避難問題に関する 政府交渉 (8月21日13時〜@参議院議員会館)
http://www.kiseikanshishimin.net/2014/08/12/140821/
----------------------------------------------------------
★原発と避難問題を考える集いin かごしま(8月24日13時〜@宝山ホール)
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/in-1955.html
---------------------------------------------------
★テーマ別パンフレット
川内原発〜避難計画のここが問題 これでは命は守れない!
PDFダウンロードはこちら
http://goo.gl/EWRDmq
8/6から印刷版も配布しています。
印刷版の申込みはこちらのフォームから
https://pro.form-mailer.jp/fms/13b7183062932
---------------------------------------------------
以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 14:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2014年08月16日

第65回草の実アカデミー8月16日(土)「あなたは特定有害活動に関わったことがありますか?」

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【草の実アカデミー・メルマガ】第97号
    2014年8月15日(金)発行
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【草の実アカデミー・メルマガ】は、「草の実アカデミー」が発行する
不定期のメールマガジンです。毎月の講演会の案内や報告、これまでの
講師の動向などをお伝えします。

第65回草の実アカデミーが明日となりましたので、ご案内を再送します。

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【目次】
■第65回草の実アカデミー8月16日(土)
「あなたは特定有害活動に関わったことがありますか?」
 秘密保護法パブリックコメント(意見公募)勉強会
 講師:畠山里仁(はたけやま・みちよし)氏ジャーナリスト

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■第65回草の実アカデミー8月16日(土)
「あなたは特定有害活動に関わったことがありますか?」
 秘密保護法パブリックコメント(意見公募)勉強会
 講師:畠山理仁(はたけやま・みちよし)氏ジャーナリスト

 秘密は秘密、どこまでいっても秘密の特定秘密保護法。今年12月の施行を目指して政府はやっきになっています。
 
 秘密保護法では、特定秘密を取り扱う立場の人に対して「適性評価」が行なわれ、本人はもちろん、家族親戚、友人まで含めてプライバシーが暴かれます。

 対象者に対するアンケートで「あなたは特定有害活動に関わったことにありますか」という質問項目がある。「ある」場合は「ハイ」と答えなければならない。これには笑ってしまうが、笑で済まされないのが特定秘密保護法なのです。

 今年3月28日にフリーランス表現者43人で秘密保護法の違憲確認・差し止め請求訴訟を起こしましたが、原告のひとり畠山理仁(はたけやま・みちよしお)氏が今回のゲスト講演者です。

 あらためて秘密保護法の問題点を整理し、裁判について、あるいは笑いたいが笑えない取扱者への質問項目を含め勉強します。

 そして外部の有識者の意見を参考に作成した「運用基準素案」に対する意見公募(パブリックコメント)の締め切りが8月24日なので、効果的なパブリックコメントを書くための勉強もします。
 
 ぜひ参加してください。(林 克明)

日時: 8月16日(土)1時30分開場 2時開始 4時45分終了
場所: 渋谷区穏田区民会館1階集会室
     渋谷区神宮前 6-31-5  電話:03-3407-1807
交通: JR 原宿駅徒歩6分、 東京メトロ千代田線 明治神宮前駅徒歩2分
    http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_onden.html
資料代:500円

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
草の実アカデミー
ブログhttp://kusanomi.cocolog-nifty.com/blog/
E-mail kusanomi@notnet.jp
**************************************

以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 11:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2014年08月14日

防衛省が辺野古周辺海域でブイ設置作業を開始! 明日、8・15 防衛省へ緊急抗議行動! 呼びかけ 辺野古への基地建設を許さない実行委員会

-------- Original Message --------
Subject: [CML 033167] 防衛省が辺野古周辺海域でブイ設置作業を開始! 明日、8・15 防衛省へ緊急抗議行動! 呼びかけ 辺野古への基地建設を許さない実行委員会
Date: Thu, 14 Aug 2014 21:28:12 +0900

【拡散希望】

▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
沖縄・辺野古新基地建設のブイ設置作業に着手!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
明日15日に防衛省へ緊急抗議行動
△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲

◎防衛省への緊急抗議行動
<日 時> 8月15日(金)午後6時30分〜
<場 所> 防衛省正門前(東京都新宿区市谷本村町5-1)
<最寄駅>JR・地下鉄「四ツ谷」駅または「市ヶ谷」駅10分
http://www.mod.go.jp/j/profile/mod_sdf/access.html
★抗議文やプラカードを持ち寄ってアピールしましょう。

 今日8月13日(木)午前、政府・防衛省は沖縄・辺野古の
キャンプ・シュワブ沿岸に取り付けた浮き桟橋からフロート
を浮かべてブイ設置作業に着手したと報道されています。
 すぐさま、カヌーで抗議にかけつけましたが、大量に出動
している海上保安庁の船に不当にも囲い込まれ身動きでき
なくされました。キャンプ・シュワブのゲート前にはこれまで
で一番多くの人たちが集まり、抗議行動を展開しました。
 今現在、作業は中断しているようですが、引き続き強行し
てくるでしょう。
 この暴挙を許してはなりません。
 辺野古で起きていることを多くの人に広めましょう!
 防衛省へ抗議しましょう!

≪抗議先≫
防衛省 電話:03-5366-3111(代表)FAX:03-5261-8018
沖縄防衛局 電話098-921-8131

************************
辺野古への基地建設を許さない実行委員会
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/NNBJ.html
************************

以上、転載

太田光征



MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace

----------------------------------------------------------------------
自分に合った趣味イベントに参加して新しい仲間を見つけませんか?
■■ freeml姉妹サイト IRORI(イロリ) ■■
http://ad.freeml.com/cgi-bin/sa.cgi?id=lC9wD
------------------------------------------------------[freeml byGMO]--
posted by 風の人 at 22:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

辺野古新基地の建設:殺人鉄板

IMG_8479 (3).jpgIMG_8485.jpgIMG_8502 (3).jpg(2014/08/12 11:30), Ryosuke Tomihisa wrote:

知人、友人、袖振り合った方々にBCCで送信させていただきます。

不要な方には削除をお願いすることで容赦お願いします。

宜しくお願いいたします。



軍事大国をめざし、憲法を歪曲解釈する、安倍晋三の馬鹿げて幼稚な

発言や行動にその都度激怒していたが、余りにも頻繁に、しかも稚拙な

内容に慣れきり、神経が鈍磨していったみたいである。



 7月27日に沖縄防衛局はキャンプシュワブの正面ゲート資材搬入用

ダンプにくっついた泥を落とすためにとに尖った山形が連続する鉄製の

スレート(?)を設置した。小生はその報道を聞き、「又、馬鹿なこと

をしている」とシニカルな表情を見せたに過ぎず、写真撮影の為に現場

へ急行することもなかった。しかし、その後も続く防衛局の愚行にあき

れ果て、記録のための写真保存をしようと思った。

 友人に撮影を頼むと、「写した物があるからメイル添付で送る」と言

う。見てびっくり。タイトルにさ「殺人鉄板」と記されている。まさに

殺人鉄板だ。しかも、この地域は写真の右下から左上の方への横断歩道

を覆い隠しており、横断そのものも不可能にしている。抗議者がこの鉄

板状で集会デモを行い、足でも滑らせ、頭でも打てば死に至ることだって

あり得ることだ。

絶句した。

公憤を忘れてはならないと思った。

公憤を共有するために皆様にも拡散いたします。

冨久亮輔

-----------------
以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 14:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

立法院占拠・第四原発凍結:台湾人かく闘えり

-------- Original Message --------
Subject: [ene-shift:11464] 台湾人かく闘えり
Date: Wed, 13 Aug 2014 18:15:54 +0900


ぜひ、ご参加ください(鹿児島・大阪・東京)

(重複ご容赦、拡散歓迎)

★「台湾人かく闘えり」(川内原発再稼働阻止行動・連帯企画)

―立法院占拠・第四原発凍結

非暴力直接行動は如何にして市民の共感を得たか ―

「台湾人かく闘えり」(8.30大阪・9.22東京)チラシ

http://www.stopnukes.org/strage/140830.pdf

「台湾人かく闘えり」(8.30大阪・9.22東京)チラシうら

http://www.stopnukes.org/strage/140830ura.pdf

【大阪集会】8月30日(土)18:30

エルおおさか709号(定員108名)TEL:06-6942-0001

地下鉄谷町線・京阪天満橋駅から西へ300m

参加費:500円

【東京集会】9月22日(月)18:30

連合会館501号室

Jr中央線・総武線御茶ノ水駅聖橋口(徒歩5分)

東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅B3出口(徒歩0分)

東京メトロ丸ノ内線淡路町駅(徒歩5分)B3出口

都営地下鉄新宿線小川町駅(徒歩3分)B3出口

参加費:500円

大企業優先の強引な法案の成立に抗議し

3月18日から立法院を24日間に渡って占拠

市民の共感を得て、譲歩を引き出した

4月27日には第四原発建設に抗議して

5万人の市民が台北駅前を占拠

政権に稼動凍結を表明させた

それぞれの活動のいずれも中枢で活躍した

緑色公民行動連盟のチェ・スーシン氏が緊急来日

その場に居たからこそ語れる、台湾の今

そしてアジアが進むべき明日を聞く

☆チェ・スーシン

元ドキュメンタリー映画監督。映画「こんにちは貢寮」は、

1980年代から第四原発建設に反対し続けてきた現地貢寮郷の

住民たちのたたかいと、その顔と涙を映した。

2005〜06年、数々の映画賞を受賞。香港・韓国・カナダなど諸外国

でもで絶賛。台湾100か所以上、日本十数か所で上映会が行われた。

彼女は、上関原発に反対する祝島へも何度も渡り撮影している。

現在は、緑色公民行動連盟の事務局長。4月27日のデモの指揮者。

デモ隊5万人は台北駅前の8車線道路を15時間占拠、

政府は第四原発建設停止を発表した。

■8月31日(日)

「九州・鹿児島 川内行動」 

13:00 集会・ダイイン、14:00 市内デモ、14:30 各戸訪問、16:00 原発ゲート前抗議行動

集合:川内駅西口駅前広場

台湾緑色公民行動連盟のチェ・スーシンさんが参加・アピール、韓国からも多数参加

 

■9月9日(火)

「県庁行動」

鹿児島県議会傍聴+集会

●9月23日(休)

「さようなら原発全国大集会」

フクシマを忘れない!再稼働を許さない!

11:00ライブ、13:00集会→ デモ

東京・代々木公園

台湾緑色公民行動連盟のチェ・スーシンさんが参加・アピール

■9月28日(日)

「全国総決起集会」

13:00 集会、14:30 デモ行進

鹿児島市・天文館公園

★4.27、台北駅前の8車線道路を5万人が占拠、ダイイン、座り込み15時間

→ 台湾第四原発建設停止

http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/128a.htm

.映画[こんにちは貢寮]プロモーションページ
http://www.stopnukes.org/gongliao/

黄ハート「台湾人かく闘えり」(8.30大阪・9.22東京)のチラシを広めてもらえませんでしょうか

10枚でも、100枚でも、それ以上でも、チラシを郵送します

必要枚数を連絡してもらえませんでしょうか → sdaisuke@rice.ocn.ne.jp

佐藤大介 

ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局

-----------------
以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 14:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

【8月24日締め切り】秘密法パブコメ/ 適正評価 同意書・質問票など

重複ご容赦下さい。
24日まで!何件でも!

昨日(12日)の”秘密法廃止・ぎふ”の「秘密法 パブコメ書こう会」で準備した資料のリストを下に貼り付けます(パクリまくりです)。

Aの「日弁連チラシ」は大変お役立ちと思うのですが、日弁連から単位弁護士会に届くのはお盆明けとか?

12日に、改めて「統一的な運用を図るための基準(仮称)(案)」の後半についている適正評価に係る同意書とか質問票などをツラツラ眺めました。
一言でいって、「気分が悪くなる」。

この部分を切り出します。

運用基準案 適正評価 同意書・質問票など
http://www.tokuyamadam-chushi.net/sonota9/tekiseihyoka.pdf


適正評価対象者の想定概数は10万人?(記憶が不確かです。14万人でしたっけ?どなたか教えて頂けませんか?)
こういう質問票だの照会書だのが何十万通も出回る世の中って、どういう世の中になるのでしょう?

あなたのところにも知人に関する「照会書」がくるかもしれません。
あなたはどうしますか?知人についてあれこれ書く?
「回答拒否」したいけど、そのことが評価対象者の減点になることは確かでしょう。
といって「あたりさわりのない回答をしてお」けば、そのことが実は秘密法体制の協力者になってしまう。

人間関係を分断し、密告社会を作り出していく、というこの法律の悪しき面が具体的に見えてきた思いです。
一度目を通して頂きたいと思います。


- - - - - - - - - - - - - -
2014.8.12  「秘密法廃止・ぎふ」主催の「秘密法 パブコメ書こう会」で配布したもののリスト

@fax送信用紙(excel)
http://nagoya.ombudsman.jp/himitsu/FAX140806.xls

A秘密法パブコメお誘い 日弁連チラシ
http://www.tokuyamadam-chushi.net/sonota9/nichibenchirashi.pdf

B「特定秘密の指定及びその解除並びに適性評価の実施に関し統一的な運用を図るための基準(仮称)(案)」に対する意見(word)
http://nagoya.ombudsman.jp/himitsu/unyou140806.doc

C「秘密保護法施行令(案)」に対する意見(word)
http://nagoya.ombudsman.jp/himitsu/sekou140806.doc

D内閣府の下のサイト※からの資料
特定秘密保護法 統一的な運用基準(案) 説明資料 6p
特定秘密保護法 適正確保の仕組み(案) 説明資料  3p
特定秘密保護法 施行令(案) 説明資料   3p

閲覧用に準備したもの
※から
E【資料】特定秘密の指定及びその解除並びに適性評価の実施に関し統一的な運用を図るための基準(仮称)(案) (95p)
F【資料】特定秘密の保護に関する法律施行令(案)(30P)



1)「特定秘密の指定及びその解除並びに適性評価の実施に関し統一的な運用を図るための基準(仮称)(案)」に対する意見募集の実施について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=060072402&Mode=0

2)「特定秘密の保護に関する法律施行令(案)」に対する意見募集の実施について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=060072401&Mode=0
- - - - - - - - - - - - - -

8.6「秘密法廃止・ぎふ」配布チラシ(裏面が文例を少し印刷した意見応募用紙になっています)
http://www.tokuyamadam-chushi.net/sonota9/gifu140806.pdf

秘密保護法廃止をめざす藤沢の会のパブコメ文例サイト
http://fujisawa.boy.jp/PUB-COMME/PUB-COMME-OHASHI3.pdf

-----------------
以上、近藤ゆり子さんのメールを転載

太田光征
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2014年08月11日

原発事故健康管理:2014年8月5日・第9回専門家会議の超簡単報告

長瀧座長「甲状腺を取ってしまえば心配ない」

-------- Original Message --------
Subject: [sinsai-chibanet:4302] 第9回専門家会議の超簡単報告
Date: Wed, 6 Aug 2014 01:30:20 +0900 (JST)

阿部です
(重複投稿)
第9回専門家会議の超簡単報告です。

昨日午後5時から8時半まで、「第9回東京電力福島第1原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」が開催されました。今回の専門会議は、前回の会議における5名の外部専門家による批判的な意見の提出、正規委員達がそれにまともに受け答えできない不勉強ぶりの露呈に続いて、再び極めて異例な会議となりました。
異例さの第1は、会議が始まる直前に、傍聴の女性たちが長瀧座長の恣意的で独断的な会議運営に抗議し彼の解任を求める要請文を、浮島政務官に手渡すという事態が発生したことでした。要請文を手渡したのは、この会議に毎回数名の傍聴者を出して参加してきた関東ネットの母親達でした。また会場では、「偏向座長は要らない」「良心はあるのか」「国民の声を聞け」などの紙を掲げる傍聴者いました。環境省の職員がこの行為を制止しようとしましたが、声をあげているわけでもない傍聴者から逆に「シー、静かに!」と注意をされる始末でした。(要請文はこちらを参照→ http://www.abeharumasa.jp/kainin-yousei
異例さの第2は、これまで長瀧座長の会議運営に従い、御用意見を展開してきた本間委員や阿部委員などが、「中間取りまとめに向けた線量評価部分の要点(案)」への疑問を呈したり、明確な批判的意見を述べたことでした。阿部委員は、“福島県内の外部被曝は5mSv未満が99.8%だと言うが、それがすべてではない。不確実性がある”等々と発言。本間委員に至っては、“これではミスリーディングをもたらす。100ミリを超える被曝を受けた住民がいたとは考えられないという記述と、その可能性を否定することが出来ないという記述の併存は、科学的にはあり得ない文章。こういうまとめ案をつくることがいいのか自信がない、まとめの前の段階の長い文書についても自信がない”等々と言い出す始末でした。
ご用委員の中からのこうした非協力と不満の声の表面化は、ご用委員の幾人かが、こんな結論に共同責任を負わされたのではたまらない、という気分に傾き始めていることを示すものです。彼らは、「難破船(環境省=長瀧体制)から逃げ出す鼠」のごとく、責任回避に走り始めているのです。
異例さの第3は、この会議の正規メンバーの中で春日委員とともに良心的な見解を述べ続けてきた石川委員の発言により、長瀧座長が想定していた会議のスケジュールが変更されたように見えた点でした。石川委員は、これまでの8回にわたる会議がもっぱら線量評価や健康リスク評価に費やされた来たことにいらだちを示しつつ、この会議の目的は健康調査や医療施策についての方向を示すことにある、すぐにでもそうした議論に移っていくべきだと述べたのですが、これに明確に異を唱える委員は現れず、長瀧座長はしぶしぶ“線量評価、リスク評価と健康調査にあり方の検討の同時並行”という苦肉の方向を示さざるを得ませんでした。
そもそも、大方の委員たちは、線量評価についてだけは自分は専門家として振る舞える、この議論で福島原発事故がもたらした被曝線量は大したことは無いという印象をつくりだし、だから被曝リスクも小さいと決めつけ、そして健康調査や健康管理の必要はないと強引に結論づけるつもりでした。しかし、石川委員や春日委員の発言によって、また前回の5名の外部専門家達の発言によって、そして何よりも毎回の傍聴を続けてきた多くの市民の監視とチェックによって、御用学者達のこの目論見は脆くも崩れつつあります。
長瀧座長は、よっぽど悔しかったのでしょう。石川委員の発言への皮肉のつもりで“甲状腺を取ってしまえば心配ない、10人に1人、100人に1人の甲状腺を取っても安心であれば良いのではないかという考えについてはどうか”などと発言をしましたが、この日、外部委員として招かれていた宮内氏に、“それは極端な議倫”とたしなめられる有様でした。こうした子供じみた発言を公式の場で平気で行えることの中に、長瀧座長の「専門家」としての資質とレベルがどの程度のものか、見事に、端的に、示されていると言えます。
環境省と長瀧座長は、この専門家会議を出来るだけ早く店じまいにしたいようです。しかし今回の会議における議論によって、健康調査、健康施策の議論にも時間を割かざるを得なくなるでしょう。またいったん信頼と権威を失い始めた環境省=長瀧体制は、今後は内部の御用委員達を今まで通りにつなぎ止めることも難しくなっていくに違いありません。
専門家会議への監視とチェックを、さらに強めていきましょう。
長瀧座長の解任を求める声をさらに大きくしていきましょう。
会議の全容は、アワプラネットをご覧下さい。↓
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1816

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以上、転載
太田光征
posted by 風の人 at 16:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2014年8月2日、渋谷で安倍政権打倒怒りのブルドーザーデモ

右向き三角1 安倍政権打倒!怒りのブルドーザーデモ - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=UBrgAWthrng&feature=youtu.be



太田光征
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みんなで書こう!川内原発パブリック・コメント

川内原発かんたんパブコメver3.pdf
みなさま

川内原発審査書案のパブコメについて、入り口になるような呼びかけを、
と話していた件で、荒井牧さんが添付のかわいいチラシをつくってくれました。

パブコメくんからの呼びかけとして、お送りします。

Facebookではゼロノミクマくんからもシェアしています。

吉田明子

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みんなで書こう!川内原発パブリック・コメント

☆パブコメくんのページ: http://publiccomment.wordpress.com/
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2年前、2012年の夏に、民主党政権のエネルギー政策を「2030年代に原発ゼロ」
に舵取りさせたのは、私たちの10万件近いパブリックコメントでした。
今回の川内原発の再稼働も、下記のように問題だらけ!

審査書案に対する科学的・技術的意見の募集、とありますが、
プロセスに関することや、全体的なこともふくめ、
あなたの意見も政府に届けましょう!

●意見募集要項、提出方法(原子力規制委員会ウェブサイト)
http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu140716.html

●パブコメの例〜こんなところが大問題!
○「重大事故対策」ができてない!
・福島原発事故の検証が先です
・基準地震動が甘いです。日本の地震データを使うべき
・クロスチェック解析をしてください
・汚染水対策がないのは困ります
・圧力容器の冷却をあきらめないで
・コアキャッチャーもないのに「世界最高水準」?
・首相が「世界最高の安全基準」と言ってるのを訂正して
・テロで飛行機がつっこんできたらどうするの
・燃えないケーブルにとりかえて

○進め方がヘン!
・公聴会をひらいて市民の意見をもっと聞いて!
・パブコメの結果を反映させるための公開会議が必要
・避難計画が再稼働の審査対象になってないのはおかしいです

○火山のそばは危険!
・カルデラ噴火は予測できないのでは
・燃料棒の搬出方法も決まってないのに再稼働していいの
・火砕流が来るならそもそも立地不適です

●もっと詳しいパブコメの例
火山問題、避難問題に関する解説パンフレットも掲載
http://www.kiseikanshishimin.net(原子力規制を監視する市民の会)

●郵送・FAXのあて先
〒106-8450 東京都港区六本木 1-9-9 六本木ファーストビル
原子力規制庁 安全規制管理官(PWR 担当)宛て
FAX:03-5114-2179

☆パブコメくんのページ: http://publiccomment.wordpress.com/
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以上、転載

太田光征
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「チェルノブイリ・子どもの健康診断手引き」日本語版

-------- Original Message --------
Subject: [ene-shift:11423] 「チェルノブイリ・子どもの健康診断手引き」日本語版
Date: Mon, 4 Aug 2014 23:41:03 +0900

みなさま 

お世話になっております。
OurPlanetTVの白石です。

ウクライナ保健省と科学アカデミーが監修した
「チェルノブイリ・子どもの健康診断手引き」日本語版が
多くの方のご協力のもと、ようやく完成しました。

以下よりダウンロードできますので、
お知り合い等にもお知らせいただければ幸いです。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1815

巻末の「小児診断の統一プロトコルカルテ(問診票)」は、
被曝影響に関する健診項目が詳細に並んでおりますので
ぜひ、ご参照いただけると幸いです

なお監修は、ヤブロコフ博士の「調査報告 チェルノブイリ被害の全貌 」(岩波書店)の
翻訳にも参加された石川県のよしだ小児科クリニック吉田均院長にお願いしました。

なお、明日は、福島県内および県外の
住民の健康診断の方針を検討している
環境省の会議も大詰めです。
明日、以下のページから中継しますのでご注目いただけると幸いです。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1816

白石草

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以上、転載

太田光征
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15日まで:川内原発審査書案…パブリック・コメント文例

川内原発審査書案…パブリック・コメント文例(パブコメのタネ) - 原子力規制を監視する市民の会
http://www.kiseikanshishimin.net/2014/07/27/%E5%B7%9D%E5%86%85%E5%8E%9F%E7%99%BA%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E6%9B%B8%E6%A1%88-%E3%83%91%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E6%96%87%E4%BE%8B-%E3%83%91%E3%83%96%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%83%8D/

太田光征
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【ガザ】パレスチナ人のレジスタンスは私たち皆のためのものだ

<私は自由な祖国に戻ってきました。この国は自由です。なぜなら、私たちもまた、レジ
スタンスの瞬間があったからです。占領下の民族には抵抗する権利があると、武器を手
にして表明したからです。それ[占領下の武装闘争]は国際法でも明記されています。>

-------- Original Message --------
Subject: [uniting-peace:1295] Fw:【ガザ】パレスチナ人のレジスタンスは私たち皆のためのものだ 
Date: Sat, 9 Aug 2014 22:15:49 +0900 (JST)

 永岡です、京都の岡真理さんによるガザ情勢をお送りいたします。
<以下、転送>
■拡散歓迎■

京都の岡真理です。

ノルウェーの外科医、マッヅ・ギルベルトのスピーチをご紹介します。

ギルベルト医師は、イスラエル攻撃下のガザのシファー病院で負傷者の治療にあたって
いました(以前、同医師のガザからの手紙をご紹介しました)。

ノルウェーの故郷、トレムソの町に帰国したギルベルト医師は、イスラエルの攻撃に対
する抗議デモに赴き、25分間のスピーチをおこないました。以下のエレクトロニック・
インティファーダのサイトで、スピーチの模様をヴィデオで観ることができます(英
語字幕あり)。

■■ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
http://electronicintifada.net/blogs/ali-abunimah/video-palestinian-resistance-
gaza-fighting-all-us-says-dr-mads-gilbert

マッズ・ギルベルト医師、語る
ガザにおけるパレスチナ人のレジスタンスは、「私たち、みなのためのものだ」

アリー・アブーニウマ 

エレクトロニック・インティファーダ 
2014年8月8日 金曜日

マッズ・ギルベルト医師:
ガザと連帯!封鎖がなければトンネルもない!占領がなければ、ロケットもない!

「ガザで今、大地が鼓動を打っている。それは血を流しているが、しかし、たしかに鼓
動を打っている」、マッズ・ギルベルト医師は語る。ノルウェーの救急外科医は、ガザ
市のシファー病院でイスラエルの攻撃で傷ついた人々を数週間にわたり治療したあと、
7月31日、故郷トロムソの町に戻った。医師は空港を出るとその足で、そのとき開催さ
れていたガザのための一大連帯デモに赴き、自ら進んでスピーチを行った。

トロムソはガザ市の姉妹都市である。Nordlys 紙が医師のスピーチをヴィデオにした。
英語字幕つき。

「ガザにおけるパレスチナの人々のレジスタンスは讃嘆すべきものだ。それはフェア/
公正なものであり、私たちみなのためのものだ。私たちは、ジャスティス/公正のため
に闘う人々を殺すべく生々しい権力が乱用されうる世界など欲していない。」

ギルベルトは、これら集団殺戮が犯され、イスラエルが民間人保護のための法をかくも
侵犯していながら、なぜ、イスラエルに対していかなる制裁もなされないのかと問う。

パレスチナ人が現代史上、もっとも残忍な占領軍の一つと対峙しているとき、ノルウェ
ー政府はなぜ、何も言わないのか知りたいと彼は言う。

「連帯は強力な武器である」と言ってギルベルトは、パレスチナの権利を求める運動に
誰もが加わることを呼びかけて、スピーチを終えた。

「イスラエルはこれまで以上に孤立化している。当然のことだ」、BDS(ボイコット
、投資引上げ、制裁)運動を支持して、ギルベルトは言う。
力強い25分間のスピーチだ。

その最初の数分間分を文字起こしした。ギルベルトがノルウェーの人々に、もし、自分
たちがドイツによる占領からの解放のために闘っていなければ、今日、自分たちの国は
どのようなものになっていたか、想像してほしいと呼びかけている部分である。

----------------------------------

私は知っています、みなさんがガザを称賛していることを。そこにいる人々を、ガザの
英雄たちを讃えてやまないことを。うまくお話できるかどうか分かりません。私は今、
穏やかさ、暖かさ、安全、爆撃もジェット機もなければ、血も死もない状況に圧倒され
ているからです。そして、私たちが、自身のうちに抱えておかねばならなかったことの
すべてが、胸いこみ上げています。ですから、私がことばに詰まることがあっても、ど
うかお許しください。

家に帰り、娘のシリとトルビョルン、義理の息子、孫のジェニーとトリェの顔を見たと
き、私たちが暮らしているのは、こんなにも穏やかな国なのだと思いました。

すばらしいことです。あらゆる関係のなかに、ある種のヒューマニティがあります。私
たちは、多様性を尊重し、個人を尊重し、人間の尊厳を尊重するということの上に、こ
の国を築きました。

記憶をさかのぼり1945年のことを思い出してください。私は決して、ナチス・ドイ
ツとイスラエルを比べているのではない、ということはどうか、よくご理解ください。
私はイスラエルをナチス・ドイツと比べているのではありません。

私は占領を占領と比較しているのです。想像してください。1945年に私たちが解放
戦争に勝利していなかったら、我々を占領していた者たちを追い出していなかったら、
明るい未来を見ることができなかったら、子どもたちに未来があると信じることができ
なかったら。想像してください、占領者が私たちの国に居座り、何十年にもわたり、そ
の領土をひとつ、またひとつと奪い続けているとしたら。そして、私たちをわずかばか
りの土地に追いやっているとしたら。海の魚をとりあげ、土地をとりあげ、水をとりあ
げ、私たちがますます閉じ込められているとしたら。

ここトロムソで、私たちも実際に、閉じ込められていました。トロムソでは占領に対し
て多くのレジスタンスがあったからです。私たちは7年にもわたり閉じ込められていま
した。選挙で、占領を決して受け入れない、もっとも抵抗力のある者たちを選んだから
です。

自分たちの町、トロムソに7年ものあいだ閉じ込められたあと、占領者は私たちを爆撃
し始めました。私たちが、占領下ノルウェーで閉じ込められている他の地域と政治的同
盟を結んだその日、彼らは私たちに対する爆撃を開始しました。ノルウェー人は一丸と
なって占領者に立ち向かうのだと表明したその日、彼らは私たちを爆撃し始めたのです


彼らは私たちの大学病院を爆撃しました。医療センターも。私たちの救急医療士たちを
殺しました。彼らは、家を失った者たちが避難していた学校を爆撃しました。そして、
私たちの発電所を爆撃し、電気も絶ちました。それから水の供給も絶ちました。そうな
ったら、私たちはいったいどうするでしょうか?

諦めて、白旗を振るでしょうか? いいえ、いいえ、絶対にそんなことはしないでしょ
う。これこそが、今のガザの状況なのです。

これは、テロリズムと民主主義のあいだの闘いなどではありません。イスラエルが敵と
して闘っているのはハマースではありません。イスラエルは、パレスチナ人の抵抗の意
志、占領には絶対に屈しないという不動の決意に対して戦争をしているのです。

それは、3級の人間、4級、5級の人間として扱われるのを受け入れないという、パレ
スチナ人の尊厳、人間性なのです。

1938年、ナチスはユダヤ時人を「劣等人種」と呼びました。今日、西岸の、ガザの
、そして、ディアスポラのパレスチナ人は劣等人種として、扱われています。強国のど
れ一つとして何の反応も見せない中、パレスチナ人は何千人と爆撃し、殺し、大量虐殺
してもかまわないものとして扱われています。

私は自由な祖国に戻ってきました。この国は自由です。なぜなら、私たちもまた、レジ
スタンスの瞬間があったからです。占領下の民族には抵抗する権利があると、武器を手
にして表明したからです。それ[占領下の武装闘争]は国際法でも明記されています。

人間は武器を手にしてでも占領者と闘うことが許されているのです。もちろん国際法を
尊重しなければなりませんが・・・・・・

占領下で生きたいなどと思う人間はいません!

[翻訳:岡 真理]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上、転載

太田光征



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秘密保護法パブコメを出しましょう(締切り24日)

皆みなさま、日頃、お世話になっております。
神谷ふさこです。個人の方にはBCC送付ですが不要でしたらお知らせください。

「風の便り〜NAOのブログ」のNAOさんからのメールを転送します。(ここには川内原発パブコメ情報もあり←こちら15日!まじかです) 

一人で5枚ほどは出したいと思っています。
(去年暮れは、藤原紀香効果で9万に達したそうですが今回もっと本気をだしましょう。)
文例もたくさんあるので、少し手を加えるだけで出せて簡単です♪
知れば知るほど、秘密保護法は、【稀代の悪法】と思います。
12月施行を何とかして止めないと!!
原発情報だけ考えても、秘密にされたら愛する人たちの命を守ることが出来ません!

暗黒社会にしないために、どうか、このアクションに参加をお願い致します。

---------- 転送メッセージ ----------
日付: 2014年8月10日 20:11
件名: 秘密保護法パブコメ対策学習会

みなさん



こんばんは。

BCCで送信しています。



台風11号は日本海に抜けたようですが、みなさまのところでは台風の被害はありま
せんでしたか?

日本はずっと安倍台風の暴風の中にいるようです。

静まることがなく、荒れる一方です。

長崎原爆の日、安倍首相は、被爆者たちとの会合で

集団的自衛権は日本の安全を守るためだ、とか言ったそうで、めまいがしそうです。



この夏、重要なパブコメ二つ。

まるで夏休みの宿題に追われているようです。



8日に「ストップ秘密保護法かながわ(ひみかな)」主催の秘密保護法パブコメ対策学習会に参加してきました。


それについてブログを書いてあります。

お話を詳しく書くことはできませんが、パブコメの文例を更新してあります。

ブログを参考にして、パブコメを出しましょう。



http://blogs.yahoo.co.jp/mknony0623/19284743.html



秘密保護法を勉強していたら、目の前が真っ暗になってきます。

こんな法律がこのまま施行されたら、日本はどんな国になって行くのだろうか。

去年の12月6日、秘密保護法が強行採決された日、官邸前にたくさんの人が集まっ
ていましたが、その中に予備校生がいました。

彼はマイクで「僕は、今、こんなところに来ている場合じゃないけど、秘密保護法の
ことを知ればしるほど恐ろしくなって、勉強が手につかない」と訴えていました。



法律は成立しましたが、これを廃案にするのは国会議員の仕事です。

国会議員を動かすのは私たちです。

そして、秘密保護法の廃止を訴えながら、

運用基準、政令などから、少しでも風穴を開けていかねばならないというのがパブコ
メの目的だということです。



そして、パブコメは、何を書けばいいのか、どのように書けば効果的なのか、という
ことを

海渡弁護士さんたちが資料を作ってくれています。

秘密保護法廃止をめざす藤沢の会の仲間も文例をたくさん作ってくれています。



それらを私のブログに載せてあります。

読んで、頑張って、パブコメを出しましょう。

ここでじっとしていても何も変わりません。

この法律は身の毛がよだつほどひどいものです。

黙ってほっといていいわけがありません。

      松本

-----------------
以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 10:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

イスラエル国家はユダヤ教に反する:伝統的ユダヤ教徒による渾身のイスラエル批判

小関博氏による書評より

伝統的ユダヤ教徒による渾身のイスラエル批判 2012/10/20

この書は敬虔な伝統的ユダヤ教徒からのイスラエル国家に対する渾身を込めた抗議、世
界に向けた告発の書である。

著者はロシア史、ユダヤ史が専門で学術的な著書としては「トーラーの名においてーシ
オニズムに対するユダヤ教の抵抗の歴史」がある。「イスラエルとは何か」はこの「ト
ーラーの名においてーシオニズムに対するユダヤ教の抵抗の歴史」のフランス語オリジ
ナル版原稿を大幅に圧縮し、そこに新たに何章か付け加える形で日本語の新書版を念頭
におきながら書き下ろしたものである。新書版ということで学術書とは異なり脚注など
は簡略化されている。この重要な書を読めるのは、実は日本語のこの書だけなのだそう
である。(出版された時点では)

通読して分かったことは、イスラエルという国家の理念(シオニズム)は伝統的ユダヤ
教の教えとは全く相反したものだということである。相反するどころか、シオニズムこ
そはヨーロッパにおける反ユダヤ主義と相似の関係にあるのだという。そして今日イス
ラエルは、かつてのユダヤ人の歴史から見れば逆の加害者の立場となって世界に紛争を
撒き散らしている。著者はこのイスラエルの姿がなぜ起きてしまっているのか、その背
景や歴史から解き明かして世界に向けてその真実を書き伝えようとしているのである。

この書には本来のユダヤ教の考えと対比する形でシオニズムの思想とイスラエルという
国家の歴史と今現在行っている政策が書かれている。この書からはシオニズムというも
のを知る手掛かりと共に本来のユダヤ教の考え方とは如何なるものなのかを知ることが
出来る。ここまで深くシオニズムとユダヤ教の教えの本質を書いた書は少ないのではな
いか。すこぶる有意義な書である。

この書は多くの人に読んでもらいたいと思っている。というのはイスラエルという国家
はあまり日本で注目を浴びることがなかったが今世界の中でイスラエルほど要注意の国
家はないと言えるからである。紛争拡散国家としてのイスラエルである。

イスラエルとパレスチナの問題も多くの人が宗教対立の問題だと思っているが、著者は
それは誤りだという。むしろアジアやアフリカに対して行って来た西欧の植民地化政策
、遅れてやって来た帝国主義の問題と捉えるのが正しいという。

米国の安全保障戦略は現在、「イスラエルの敵が米国の敵であり、米国の敵が世界の敵
である」という基本戦略となってしまっている。それが世界に紛争を拡散しているとい
う現実。それは何故か。それはどうしたら防ぐことが可能かを考える時、本書が欠かす
ことが出来ない一冊になるのではないかと思うのである。

http://www.amazon.co.jp/イスラエルとは何か-平凡社新書-ヤコヴ・M-ラブキン/dp/45
82856438

-----------------
以上、転載

太田光征
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簡単英語署名: 今すぐできるパレスチナ支援:パレスチナによる国際刑事裁判所への告訴を支持しよう

-------- Original Message --------
Subject: [CML 033103] 今すぐできるパレスチナ支援:パレスチナによる国際刑事裁判所への告訴を支持しよう
Date: Mon, 11 Aug 2014 04:36:07 +0900

皆さま

「ストップ!ソーダストリーム」キャンペーンのサイト更新情報です。

・今すぐできるパレスチナ支援:パレスチナによる国際刑事裁判所への告訴を支持しよう
http://d.hatena.ne.jp/stop-sodastream/20140810/1407697880

情報拡散へのご協力を何卒よろしくお願いします。

-----------------
以上、転載

太田光征
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2014年08月10日

原爆犠牲者慰霊平和祈念式典で集団的自衛権を「憲法踏みにじる暴挙」と発言

「出席した政治家たちを見て、黙っていられなかった」として、安倍首相らを批判した。が、安倍首相は原爆犠牲者慰霊平和祈念式典の後、原爆遺族らに「見解の相違」と述べた。中身のないコピペ首相だ。

東京新聞:原稿になかった長崎の怒り 集団的自衛権「憲法踏みにじる暴挙」:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081090070715.html

太田光征
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第二の原発となるリニア中央新幹線が着工へ

右向き三角1 リニア中央新幹線がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=u-cLZ2m6324&feature=youtu.be



太田光征
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2014年08月08日

沖縄県知事選前に工事強行の魂胆:赤旗日曜版スクープ! 沖縄・辺野古工事を大成建設が極秘受注

-------- Original Message --------
Subject: [uniting-peace:1278] 赤旗日曜版スクープ! 沖縄・辺野古工事を大成建設が極秘受注
Date: Fri, 8 Aug 2014 10:04:27 +0900 (JST)

 永岡です、赤旗日曜版(8/10・17合併号)に久々の大スクープ、沖縄の辺野古基地建設のため、ボーリング調査があり、しかしその先の本体準備工事を、本土のゼネコン、大成建設が50数億でそれも極秘裏に落札していたことが報じられています。
http://www.jcp.or.jp/akahata/web_weekly/
 記事によると、この落札は6月上旬に行われ、大成建設が50数億で落札したのに、沖縄防衛局はこの入札情報を一切公表していないとのことです。公共工事の入札は公開が義務付けられており、入札契約適正化法に抵触する可能性があり、赤旗日曜版の取材に、沖縄防衛局は事業に支障が出るからと回答していません。
 これ、政府は工事を来年に着工の予定でした。しかし、11月の沖縄知事選は辺野古推進の仲井真氏に勝ち目はなく、知事選前に工事を急ぎ、ゼネコン関係者は、本体工事の入札も9月にやると証言しています。そして、大成建設も赤旗日曜版の取材に答えていません。
 このスクープ、ネットでは一昨日より話題になっていますが、少なくとも電波メディアでは取り上げられていません。もちろん、赤旗のスクープを他のマスメディアが後追いすることは少ないですが、こんな大事態を放置させるわけにはいきません。
 この他、やくみつるさんが赤旗日曜版に連載した小言大事が単行本になり、やくさん、悪政ほどネタがわくとコメントされています。この本に、去年9月の、安倍総理の汚染水コントロール発言を皮肉ったものももちろん収録されています。
 さらに、原発関係で、元高松地裁の溝渕裁判長のコメント、集団的自衛権関係で、元自衛官の吉田さん、泥さんのコメントもあり、またアメリカ版のゴジラに関しての辛口の批評もあります。
 安倍政権は辺野古建設を民意に反して強行しています、これを許してはなりません、赤旗日曜版、これは見事です。

 ついでに、安倍総理の、広島原爆式典の挨拶が去年の使いまわしであったこと、ネットでは大きく報じられていますが、マスメディアでは、スポーツ紙で一部報じられているのみ
(スポニチで http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/08/08/kiji/K20140808008707720.html)、

電波では、私の見た限りではテレビは皆無で、ラジオで、昨日のMBSニュース(水野晶子さんの担当)で報じられた程度です。が、一国の総理がこんなことをして、学生が論文をコピペしても、誰もとがめられません、本当に、日本という国のモラルが喪失しています。こんなモラルの無い総理に、辺野古工事を強行する資格はありません、早く退陣すべきです。
 以上、赤旗のスクープ記事の紹介でした。

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以上、転載

太田光征
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【2014年8月8日】対談 土屋源太郎・天木直人 米軍駐留は違憲(伊達判決の意義)/「福島原発告訴団 東京地検前行動と東電前『汚染水』打ち水抗議行動」




-------- Original Message --------
【Ch6】15:00〜「対談 土屋源太郎x天木直人『なぜ再審か?』検証 米軍駐留は違憲(伊達判決の意義)/日米密約と田中最高裁長官の罪」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※「集団的自衛権と伊達判決を考える市民の集い 」主催で行われる、砂川事件元被告の土屋源太郎氏と元駐レバノン日本国特命全権大使で作家の天木直人氏による対談
日のIWJの中継番組表を送ります。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もありますのでご了承ください。

**2014.8.8 Fri.**

【Ch4】12:00〜「福島原発告訴団 東京地検前行動と東電前『汚染水』打ち水抗議行動」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※福島原発告訴団による抗議行動。12:00〜 東京地検前でスピーチと上申書提出。その後、東電前で、スピーチ・シュプレヒコール、水まきが行われる予定

【Ch3】14:00〜「原子力規制庁 定例ブリーフィング」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3
※片山啓 長官官房審議官(官房担当)による定例ブリーフィング

【Ch1】14:00〜「岩上安身によるアメリカン大学ピーター・カズニック教授&ピース・フィロソフィー・センター代表 乗松聡子氏インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※岩上安身が、ピーター・カズニック教授と、「ピース・フィロソフィー・センター」の代表の乗松聡子氏にインタビューを行います。ピーター・カズニック教授は、主な著書に『原発とヒロシマ』『広島・長崎への原爆投下再考』(いずれも共著)などがあり、オリバー・ストーン監督と共に『もうひとつのアメリカ史』というドキュメンタリーを制作。乗松聡子氏は、2006年からはカズニック教授と連携して、広島・長崎プログラムにも通訳、コーディネーター、講師として関わっている

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以上、転載

太田光征
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2014年07月31日

川内原発の再稼働審査:「パブコメ」意見を書いて規制委を糾弾しよう

-------- Original Message --------
Subject: [CML 032885] 「パブコメ」意見を書いて規制委を糾弾しよう
Date: Wed, 30 Jul 2014 23:12:55 +0900

再稼働阻止全国ネットワーク事務局の木村(雅)です。

重いメールの重複送信をお許し願います。
転送・転載を歓迎します。

今、川内原発の再稼働審査書へのパブコメ募集中で、8月15日に締め切られます。
規制委への行動を踏まえ、再稼働阻止全国ネットワークの事務局で
「川内原発再稼働にNO! 原子力規制委員会も新規制基準も適合性審査も総てまやかしだ!―川内原発再稼働審査書「パブコメ」意見を書いて規制委を糾弾しよう―」
を作成しました。テキストを以下に添えます。

パブコメ書きの参考に活用していただき、
沢山の方々にパブコメ意見を提出していただきたいと思います。
以上、どうぞよろしくお願いします。

1
川内原発再稼働にNO!
原子力規制委員会も新規制基準も適合性審査も
総てまやかしだ!
―川内原発再稼働審査書「パブコメ」意見を書いて
規制委を糾弾しよう―
2014 年7 月30 日 再稼働阻止全国ネットワーク 事務局
TEL 070-6650-5549 FAX 03-3238-0797(たんぽぽ舎気付)
〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F
info@saikadososhinet.sakura.ne.jp http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/
T 原子力規制委員会に対する私たちの主張
私たちは、原子力規制委員会の発足後、次のことを主張してきました。
1 原子力規制委員会は、委員長をはじめ3人が「原子力ムラ」の人間であり信用できない、原子力規制委員会は再稼働推進委員会である。
2 「新規制基準」は既存の原発を再稼動させる為に作成された再稼働ありきの基準であり、「世界最高レベル」にはほど遠く、田中委員長が再三話しているように「適合性審査に合格しても絶対に安全とはいえない」
3 川内原発の適合性審査は、「国民」の懸念や多くの専門家の指摘を無視して、規制委員会と規制庁とが再稼働推進のために実施したもので、信用できない
4 規制委が策定した「原子力防災指針」に基づく防災計画・防災訓練を審査対象とせず、特に避難計画・避難訓練が全く非現実的なまま再稼働を認めようとしており、国際原子力推進機関IAEAでさえ要求する深層防護第5層を満たしていない
5 関係自治体の長や議会の同意を得るのみで、地元や周辺自治体の住民の理解を得ずに再稼働を認めようとしている
6 福島第一原発(以下イチエフ)の放射能汚染水対策も廃炉化への道も全く先が見えず、原子力規制委員会は再稼働適合性審査よりもイチエフの汚染水対策と廃炉に専念するべきである
U パブコメ提出の提案
以上の観点から、田中委員長をはじめとする委員の辞任と規制委の解散をこそ私たちは要求したいですが、今回規制委が推し進めようとしている川内原発他の再稼働を止めるためには、沢山の方々が意見を提出することが必要と考え、短い<意見1>〜<意見5>を用意しました。これら下線部分を記入してパブコメ意見として提出願います。なお、補足的に付記した文については、無視しても引用記入していただいても結構です。もちろん、他にも指摘があれば是非記入願います。
なお、規制委は、審査書に対する科学的・技術的意見に限定し、御意見の対象を該当箇所がわかるように、ページ番号、章番号及び条番号(例:13 ページ V−1.1)を明記することを要求しているので、<意見5>を入れ、意見タイトルの後に()で添えています。
<意見1>
福島第一原発事故の検証をやり直し新規制基準を作り直すべき
(1ページ〜6ページ Tはじめに)
<意見2>
現「新規制基準」に対する適合性審査を、有識者を入れて公開でやり直すべき
(1ページ〜6ページ Tはじめに)
<意見3>
原発立地・周辺の自治体において住民説明会を実施し納得を得るまで再稼働しない
(1ページ〜6ページ Tはじめに)
<意見4>
高レベル放射性廃棄物の保管・管理の仕方を確定してから、再稼働審査をする
(1ページ〜6ページ Tはじめに)
<意見5>
基準地震動620は小さすぎる、過去に日本で観測された最高値を適用すべき
(13ページ V−1.1 基準地震動)
<その他>
なお、もっと言いたいことがある方は意見を付記してください。以下は参考意見の例です。
○国会事故調ほか各福島第一原発の事故調査に基づき、各報告者や関係する専門家の英知を集めて、事故の検証をやり直し、その結果を「新規制基準」に反映する
○従来あった立地指針を全原発に適用する
○複数基同時稼働を許さない
○火山噴火について、モニタリングと予知と対応策作成の方法を先に確定する
○コアキャッチャーを義務付けるなど、既存原発の再稼働よりも安全性を優先させる
○実効的な避難計画と避難生活計画を義務付ける
○九電が8600 ページの再申請書を出してから一度も開催していない(更田委員チームと島崎委員チームそれぞれの)適合性審査を実施するべきである。その際、異論を述べている多くの有識者を集めて意見を聴取し再検討する
(以上、1ページ〜6ページ Tはじめに)
○基準地震動の妥当性を多くの地震学者を集めて再検討する(13ページ〜、V−1.1 基準地震動)
○火山学者を集めて、モニタリングと予知と対応策を再検討する(61ページ〜、V−4.2.
2 火山の影響に対する設計方針)
○川内原発の再稼働の影響を受ける地域(例えば250km圏)の住民への説明会を実施し、住民の了解を得てから審査書を確定する(1ページ〜6ページ Tはじめに)
○日本学術会議の提言「高レベル放射性廃棄物の処分について」(2012 年9 月)を踏まえて、まずは国民的議論を実施して、高レベル放射性廃棄物の保管・管理の方法を確定してから、審査をし直す(1ページ〜6ページ Tはじめに)
(以上のパブコメ意見に関する問い合わせ先)
再稼働阻止全国ネットワーク 事務局
TEL 070-6650-5549 FAX 03-3238-0797(たんぽぽ舎気付)
info@saikadososhinet.sakura.ne.jp http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/
【パブコメ募集案内】
以下は、規制委の次のサイトに掲げられている【パブコメ募集案内】です。
http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu140716.html
意見提出は、インタネット または 郵送・FAXで可能です。
(1)電子政府の総合窓口(e-Gov)の意見提出フォームを使用する場合
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=198252311&Mode=0
(2)郵送・FAXで意見を提出する場合
【意見送付の宛先】
住所:〒106-8450
東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル
原子力規制庁 安全規制管理官(PWR 担当)宛て
FAX:03-5114-2179
(3)問合せ先
原子力規制庁
電話:03-3581-3352(代表) 安全規制管理官(PWR担当)付
安全規制管理官 市村 担当者: 中桐、大野、大塚、牧
電話:03-5114-2113(直通)
3
【パブコメ募集案内】
1.御意見募集案件
. 「九州電力株式会社川内原子力発電所
の発電用原子炉設置変更許可申請書(1
号及び2号発電用原子炉施設の変更)に
関する審査書(原子炉等規制法第43 条の
3 の6 第1 項第2 号(技術的能力に係る
もの)、第3 号及び第4 号関連)(案)」
【PDF:1.5MB】
また、御意見の提出にあたっては、上記
の資料のほか、以下を参照ください。
.川内原子力発電所1・2号炉 審査状況
2.募集する御意見の内容
上記1.に対する、科学的・技術的なご
意見
3.御意見の提出方法
御意見は理由を付して、以下に掲げるい
ずれかの方法で提出してください。
なお、提出していただく御意見は、必ず
御意見の対象を該当箇所がわかるように、
ページ番号、章番号及び条番号(例:13
ページ V−1.1)を明記して提出して
ください。
(1)電子政府の総合窓口(e-Gov)の意見
提出フォームを使用する場合
「パブリックコメント:意見募集中案件
詳細」画面の意見提出フォームへのボタ
ンをクリックし、「パブリックコメント:
意見提出フォーム」より提出を行ってく
ださい。
パブリックコメント:意見提出フォーム
(2)郵送・FAXで意見を提出する場

下記より、別添の意見提出様式をダウン
ロードし、「意見送付の宛先」まで、御送
付ください。
郵送・FAXの様式【PDF:393KB】
【意見送付の宛先】
住所:〒106-8450
東京都港区六本木1-9-9 六本木ファー
ストビル
原子力規制庁 安全規制管理官(PWR 担当)
宛て
FAX:03-5114-2179
4.御意見提出上の注意
.(1)御提出いただく御意見等につきま
しては、日本語に限ります。また、個人
の場合は住所、氏名及び連絡先を、法人
の場合は法人名、所在地、担当者氏名、
所属及び連絡先をそれぞれ記載してくだ
さい。
.(2)いただいた御意見については、意
見募集期間終了後、個人情報等を除き、
原則として公表させていただきます。(御
意見自体は原則として全て公表しますの
で、御意見中には個人情報等の公開に適
さない情報を記載なさらないようお願い
致します。)なお、いただいた御意見に
個々に回答は致しかねますので、御了承
願います。
. (3)氏名・連絡先等の個人情報
については、いただいた御意見の内容に
不明な点があった場合などの問い合わせ
をさせていただくため、御記入いただく
ものです。御記入いただいた情報は、今
回の意見募集以外の用途には使用いたし
ません。なお、いただいた御意見が下記
に該当する場合は、御意見の一部を伏せ
ること、または、御意見として取り扱わ
ないことがあります。
o 意見が、対象となる原子力発電施設等
の設置変更許可申請に係る規制基準適合
性審査に関する審査書案における科学
的・技術的判断と無関係な場合
o 御意見の中に、特定の個人を識別する
ことができる情報がある場合
o 特定の個人・法人の財産権等を害する
おそれがある場合
o 特定の個人・法人の誹謗中傷に該当す
る場合
o 事業・ホームページ・思想等の宣伝・
広告に該当する場合
o 入力された情報が虚偽であると判明し
た場合
.(4)システムへのアクセスが集中した
際等、動作が遅くなる場合がございます。
少し時間を置いてから再度アクセスして
ください。 また、締切日直前にアクセス
が集中する場合がございますので、余裕
を持って応募いただくことをお勧めしま
す。
.
5.意見提出期間
平成26年7月17日(木)から平成2
6年8月15日(金)までの30日間(期
間内必着)
お問い合わせ先
原子力規制庁
電話:03-3581-3352(代表)
安全規制管理官(PWR担当)付
安全規制管理官 市村
担当者: 中桐、大野、大塚、牧
電話:03-5114-2113(直通)

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 13:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

【緊急拡散お願い】ガザの人々を殺すな!8.3 新宿デモ

東京の杉原浩司です。[転送・転載歓迎/重複失礼]

世界の市民の抗議や各国政府の「停戦」調停をあざ笑うかのように、イスラエルによる虐殺がエスカレートしています。既に、1300人を超えるガザの人々が殺されてしまいました。

「おまえは無力だ、あきらめろ」と言わんばかりのイスラエルの傲慢な姿勢を、米国をはじめ、欧州諸国、そして日本などが支えていることは明らかです。

市民には、抗議の意思を明らかにして、政府を動かしていく責任があります。今週末の日曜午後に新宿で大きなデモを実現しましょう。ぜひ広めてください。そして、お誘い合わせのうえご参加ください。

<ツイッター拡散用>
【緊急拡散お願い】「ガザの人々を殺すな!8.3新宿デモ」イスラエルは占領と封鎖をやめろ!安倍政権はイスラエルを支援するな!/8月3日(日)14時 新宿アルタ前広場集合、15時デモ出発 8.3新宿デモ実行委(090-6185-4407) http://free-gaza.hatenablog.com

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◆ガザの人々を殺すな! 8.3 新宿デモ

  <イスラエルは占領と封鎖をやめろ!>
       <安倍政権はイスラエルを支援するな!>

8月3日(日)14時 新宿アルタ前広場(新宿駅東口)に集合
      15時 デモ出発 (16時15分頃に終了予定)

※プラカード、鳴り物など持ち寄り歓迎

呼びかけ:8.3新宿デモ実行委員会
 ブログ http://free-gaza.hatenablog.com/
[問い合わせ先]090-6185-4407(杉原)

 イスラエル軍による空爆と地上侵攻により殺されたガザの人々は、1300人を超えました(7月30日現在)。人口密集地への攻撃自体が違法であり、民間人、子ども、ジャーナリスト、学校、病院、救急車、避難所、国連施設、発電所、漁港などへの爆撃は、重大な戦争犯罪に他なりません。
 占領し、封鎖し、虐殺する。国際人道法に何重にも違反するとてつもない不正義が、私たちの眼前で繰り広げられています。

 ガザで続いているのは、「暴力の応酬」でも「戦闘」でもなく、世界屈指の軍事力を用いた無辜の市民に対する一方的な殺りくです。今必要なのは、一刻も早い停戦に留まらず、根源にある封鎖と占領をやめさせることです。

 武器輸出を解禁するなど、急速にイスラエルとの経済・軍事面での協力関係を強化してきた安倍政権は、岸副外相を派遣し何ら実効性のない停戦要請を行い、国連人権理事会でのガザ侵攻非難決議にすら棄権するなど、ネタニヤフ政権を事実上支える役割を果たしています。日本政府は今こそ、パレスチナが国際刑事裁判所に加入することを促進し、戦争犯罪を裁く道筋をつけるべきです。

 世界に広がる「虐殺やめろ!」「FREE GAZA!」の叫びの輪に、日本の市民も加わりましょう。政府を動かし、イスラエルの非道に今度こそ終止符を打ちましょう。

【デモコース(予定)】
新宿アルタ前広場出発〜新宿通り〜明治通り右折〜中央通り右折〜アルタ
前を通過〜西口大ガード下左折〜新宿西口駅前〜甲州街道左折〜新宿南口
〜明治通り左折〜新宿通り左折〜新宿アルタ前広場ゴール(約1時間)

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 13:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

【2014年8月31日(日)】 中村哲さん講演会〜軍事力で平和は築けない−ペシャワール会の30年〜

−アフガニスタンからの報告−
中村哲さん講演会2014
〜軍事力で平和は築けない−ペシャワール会の30年〜
◆8月31日(日)
◆開場13時30分 開演14時
◆資料代500円 申し込み不要
◆会場:京都大学・法経第4教室(時計台北側)
市バス 京大正門前【206、201、31系統】
        百万遍【17、3、203系統】

「私たちは自然さえ科学技術で制御でき、カネさえあれば豊かになれ、
武力を持てば安全とする錯覚の中で暮らしています。
そして世の中は、自然から無限大に搾取できるという前提で
動いています。疑いなく、ひとつの時代が終わりました。
カネと暴力が支配する世界は自滅への道を歩んでいるように思われます。」
ペシャワール会報120号2014年6月25日 〜 中村 哲 〜

◆主催 ピースウォーク京都
連絡先 080−6159−6073 ?peace@pwkyoto.com??http://pwkyoto.com/


★「平和への貢献」とは喧嘩に加わることでも、喧嘩の道具を輸出することでもない。
暴力化する世界情勢を生き残る道は、無用に敵対をつくらず、 犠牲を減らす努力である。
そしてそれこそが破局を救う現実的な国際貢献となり得るのだ」(中村哲さん 2014

★中村哲医師は30年間にわたって、パキスタンとアフガニスタンでハンセン病医療をはじめとした医療活動を続け、
2000年の大干ばつを機に、砂漠化した農地の回復のため水利事業がその活動の中心となりました。
この活動を「ペシャワール会」が支えてきました。
 私たちピースウォーク京都は2001年の冬から、これまで8回の講演会を開催してきました。
集団的自衛権行使が閣議決定され、平和憲法が危機に瀕している今、再び中村哲さん講演会を開催し、
中村さんとペシャワール会が紡ぎ出してきた平和の歩みに学びたいと思います。

★大干ばつと戦争、井戸を掘り食料援助を行う
2000年、大干ばつで1200万人が被災し、400万人が飢餓線上をさまよっていたアフガンで中村さんは
「まずは生きておれ、病は後で治す」と、飲料水確保のための井戸掘り事業に着手。1年間で600本の井戸を掘り、
20万人の飲み水を確保したところに、2001年9・11事件が発生。アメリカは報復と称し、アフガンに大規模な空襲を始めました。
大干ばつに加えた戦争で、人々がさらに絶望的な状態に追い込まれた冬、中村さんの日本中を回った食料援助の訴えに
「命の基金」1億5000万円が集まり、小麦粉と食用油が、空襲の中で直接アフガンの人々に手渡されました。

★農村復興のために用水路建設に挑戦
アフガニスタンは、人口の8割以上が農民という伝統的農業国です。
戦乱のなか、農村の復興こそが重要だと考えた中村さんは、大河、クナール川から取水して
干ばつにあえぐ大地を潤すという大事業への挑戦を決意します。
2002年春からアフガン東部山村の長期的復興計画「緑の大地計画」を開始し、
さらに翌年、マルワリード灌漑用水路建設が開始され、7年後に最終地点のガンベリ砂漠までの25.5Km・灌漑面積約3000haが完成しました。
この工事には日本の伝統工法が多用されました。頻発する大洪水に命がけの水路の復旧活動を経て、
その有用性が実証され、更に改良を加えながら近隣の地域に次々と用水路が建設されています。
大洪水の繰り返しで困難だった安定灌漑を実現し、合計16500haの不毛の砂漠が、65万人の命を養う緑の農地によみがえりました。
かつて100%近い食糧自給率を誇ったアフガンは、現在は半分以下に自給率が落ちたと言われています。
人々が食べて働き暮らしが成り立つことが、平和への大きな力になり、農業復興のモデルを示す意義は少なくありません。
灌漑用水路建設の総額は20億円、すべてがコツコツと重ねられた寄付によります。
アメリカはアフガンに100兆円を超える軍事費を投入し、殺戮と破壊と混乱だけを残して撤退=敗退したのです。

★「戦争をしない」憲法に守られて活動
ペシャワール会30年の活動は、「現地の人々の立場に立ち、現地の文化や価値観を尊重し、
現地のためにはたらく」ことを大切に継続されてきました。
アフガニスタン東部では、かつて多くの外国NGOが活動していましたが、戦乱の中ですべて撤退しました。
アメリカの戦争に加担し出兵した欧米諸国と対照的に、
武器を持って戦闘しない「平和憲法」を持つ日本への親近感が失われなかったことが、現地での活動の安全を支えてきました。
武力を行使しないことが、戦乱の地で最も有効な安全の要であることをペシャワール会30年の活動が実証してきたのです。


●中村 哲 氏(略歴)
ペシャワール会現地代表。PMS(ペシャワール会医療サービス)総院長。1946年福岡市生まれ。
国内の診療所勤務をへて1984年パキスタン北西辺境州のペシャワールに赴任アフガン難民の診療に携わり現在に至る。
マグサイサイ賞、イーハトーブ賞など受賞。

●ピースウォーク京都は、9・11事件の直後に、戦争に反対し、平和を自分の声で訴えていきたいと歩み始めました。
以来、アフガン戦争、イラク戦争、自衛隊の派兵に反対して、繰り返し街を歩いたり様々な取り組みをしてきました。
そのなかで2001年より中村哲さんをお招きして講演会を開催してきました。

◆運営実費のカンパをお願いします ※当日のカンパは講演会運営費を除いてペシャワール会に送らせていただきます
〔振込口座〕
 京都銀行 下鴨支店  (普)3213202
  ?  ピースウォーク京都

 郵便振替 00990-1-297950
   ? ピースウォーク京都

-----------------
以上、転載

太田光征
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2014年07月29日

福井県地裁法廷で朗読された詩  エアコン留めで、 耳の穴かっぽじって よーく聞け

川内原発を第2のフクシマにさせないために

九電社長 瓜生道明氏と鹿児島県知事 伊藤祐一郎氏
は読んでますか

  福井県地裁法廷で朗読された詩


拝 啓 東京電力様

        作 青田恵子

エアコン留めで、 耳の穴かっぽじって よーく聞け

福島には「までい」っつう言葉があるんだ。

までいっつうのは、ていねいで大事にする

大切にするっちゅう意味があるんだ。

そりゃあ、めいらどこ東北のくらしは厳しかった。

米もあんまし穫れにぇがったし

べこを飼い

おかいこ様を飼い

自然のめぐみで、までいにまでいに今まで

暮らしてきた。

原発はいちどに何もかもを

奪っちまった。

原発さえなかったらと

壁さ チョークで遺書を遺して

べこ飼いは首を吊って死んだ。

一時帰宅者は

水仙の花咲く自宅の庭で

自分さ火つけて死んだ

放射能でひとりも死んでいないだと・・・

この うそこきやろう 人殺し

原発は 田んぼも畑も海も

ぜーんぶ(全部)かっぱらったんだ。

この 盗っ人 ドロボー

原発を止めれば

電気料金を2倍にするだと・・・

この 欲たかりの欲深ども

ヒットラーは毒ガスで人を殺した

原発は放射能で人を殺す





あめぇらのやっていることは

ヒットラーと なんもかわんねぇ

ヒトラーは自殺した

おめいらは誰ひとり

責任とって 詫びて死んだものはいない

んだけんちょもな、おめいらのような

人間につける薬がひとつだけあんだ。

福島には人が住まんにゃくなった家が

なんぼでもたんとある

そこをただで貸してやっからよ

オッカァーと子と孫つれて

住んでみたらよかっぺ

放射能をたっぷり浴びた牛は

そこらじゅう ウロウロいるし

セシウムで太った魚は

腹ぐっちくなるほど 太平洋さいる

いんのめぇには 梨もりんごも柿もとり放題だ

ごんのさらえば

飯も炊けるし、風呂も沸く

マスクなんと うっつぁしぐて かからしくて

するもんでねえ

そうして 一年もしだら

少しは薬が効いてくっかもしんにぇな

ほしたら フクシマの子どもらとおんなじく

鼻血が どどうっと出て

のどさ グリグリできっかもしんにぇな

ほうれ 言った通りだべよ

おめぇらの言った 安全で安心な所だ

  さぁ 急げ・・・

荷物まどめて、フクシマさ引っ越しだ

これが おめぇらさつける

たったひとつの薬かもしんにぇな

         (2011年福島県南相馬市から避難)


福井県原発設置反対小浜市民の会:0770−57−1355:鳩ぽっぽ通信190号2012.12から

転載についていはご了解を得ていますので拡散を宜しくお願いします、(さいたま市 石垣) 

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以上、転載

太田光征
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2014年07月27日

パレスチナ問題における「原罪」は欧米列強やシオニズムの側にある

-------- Original Message --------
Subject: [sinsai-chibanet:4293] パレスチナ問題における「原罪」は欧米列強やシオニズムの側にある
Date: Sun, 27 Jul 2014 09:18:45 +0900 (JST)

阿部です

先ほど、私のfacebookにUPした文章です。
イスラエルの蛮行を事実上黙認する日本政府に抗議しましょう。


パレスチナ問題における「原罪」は、欧米列強やシオニズムの側にある!

イスラエルによる今回の攻撃に先立つガザの現状は、イスラエルによる経済封鎖や分離壁建設によって巨大な監獄≠ニ化していた。水源を支配され、仕事を奪われ、食料や燃料や医薬品の供給を絶たれたガザ地区は、人口150万人の超過密のメガ・スラムに陥っていた。ハマスはこうした状況の中、パレスチナ人の生活を守るべく、教育や福祉や生活インフラを建設する活動などを通して力を拡大していった。

しかしイスラエルは、このハマスを脅威と受けとめ、叩き潰す必要があるとして、何度も軍事攻撃を仕掛けてきた。自らがイスラエルへの憎悪と反抗の原因をつくりだしていることはまったく顧みず、その反抗が気に入らないからと圧倒的な物量で攻撃をしかけ続けてきたのだ。だが、ハマスによるおもちゃのような手製のあるいは町工場製のロケット弾に対し、その数百、数千倍の破壊力を持ったハイテク兵器を繰り出して一般の民衆、子どもたちをも殺戮する戦争を、「自衛行為」だと強弁することは出来ない。

パレスチナ問題が発生したそもそもの原因は、欧州のユダヤ人の一部、当時流行の帝国主義的な考えに影響されたシオニスト・ユダヤ勢力が、1948年にパレスチナの地でイスラエル国家建設を強行したことにある。

当時の欧米諸国や国連は、「民なき国を国なき民に」などと言ってパレスチナの地でのシオニスト勢力によるイスラエル建国を支援、黙認した。しかしそこは「民なき国」などではなく、古くからパレスチナ・アラブが暮らす土地だった。当時の欧米勢力にとって、パレスチナ人は民ですらなく、パレスチナの地はユダヤ人に開かれた無人地帯のように映っていたのだ。

西欧諸国は自らの内部問題であり、自身で解決できなかった「ユダヤ人問題」(ユダヤ教・ユダヤ人に対する差別・迫害、その最悪の結果がナチスによるユダヤ人虐殺)を、非西欧の中東の地において、ユダヤ人に人工国家を与えることで「解決」しようと図った。そしてユダヤ人の一部もまた、自らが被った差別や抑圧の歴史を正しく活かすことが出来ず、「ユダヤ国家の建設」に唯一の解決策を求めた。先住のパレスチナ人の生活や権利を眼中に置くことなく、経済力とテロと戦争を駆使しながら、ユダヤ国家建設・拡大を推し進めていった。その背景には米英、米ソの勢力圏争い、資源を巡る角逐もあった。

その結果、多くのパレスチナ人が故郷を追われて難民となった。やがてパレスチナ人の中から解放運動が生まれ、民族主義派、社会主義派、イスラム主義勢力が育っていった。民族主義派のファタハなどの行き詰まりの中で、ハマスが台頭することとなった。パレスチナ解放勢力は多くの問題点や限界を抱えている、と人は言うかも知れない。しかしだからと言ってテロと戦争の手段でパレスチナ人を追い出したシオニストやそれを支援、黙認した勢力に、「正義」や「自衛」を語る一欠片の資格もあるわけではない。

パレスチナ問題における原罪≠ヘ、シオニストとその後援者の側にこそある!
私たちは、日本政府に対して、イスラエルの蛮行に荷担しないよう要求する! そして、イスラエルの無法行為を非難し、ガザ攻撃を直ちにやめさせるための国際的な圧力の一端を担うよう要求する!

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以上、転載

太田光征
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イスラエルによるガザ攻撃を許すな!

-------- Original Message --------
Subject: [121jikkouiinkai:1062] イスラエルによるガザ攻撃を許すな!
Date: Wed, 23 Jul 2014 00:48:16 +0900 (JST)

阿部です

facebookにアップした文章です。


イスラエルによるガザ攻撃を許すな!

私たちが、集団的自衛権行使反対で踏ん張っている間に、パレスチナのガザ地区がイスラエルによって蹂躙されている。多くの子どもたちがシオニストによって虐殺されている。この野蛮と無法を見過ごしにしてはいけない。

メディアは、テロと報復の応酬、ユダヤ人とパレスチナ・アラブの根深い対立などと、相変わらずピントのずれた、見当違いのコメントを垂れ流している。しかし、パレスチナの歴史を偏見なく、詳細に検討したならば、問題はユダヤ人とパレスチナ人の対立などでないことは分かるはずだ。問題の根源は、ユダヤ人の一部の、ウルトラ民族主義者・シオニスト集団が、パレスチナに先住していた人々を暴力や金の力で追い出し、殺害し、従属させ、その上に人造国家イスラエルを無理矢理に建設したことに発していることは明らかだ。

米国などの支援を受けて核兵器を含む圧倒的な近代兵器で武装したシオニスト国家は、シオニスト・ユダヤ人には国家を持つ権利があるが、パレスチナ・アラブの「野蛮人」にはコミュニティも国家も持つ資格はないという感覚、パレスチナ人を人とは見なさない感覚で、野蛮で無慈悲な迫害を繰り返してきた。パレスチナの解放勢力の中には、当初はユダヤ人とパレスチナ人の共存国家の建設という理想を掲げた人々もいたが、イスラエルによる度重なる迫害と虐殺の中で、そうした勢力は影を潜めざるを得なくなった。

私は、ハマスを支持はしないが、同情をする。ハマスのイスラム主義には同調しないが、医療も食料も安全も教育も十分に保障されないガザのパレスチナ人が肩を寄せ合って生きていくために、そして最低限の医療や福祉や教育を保障するために、圧倒的な偏見と孤立の中にもかかわらず、彼らが大きな犠牲を払いながら自力で奮闘してきたことを認める。

ハマスは、イスラエルがガザに撃ち込んだミサイルの破片を集めてきて手製のロケット弾をつくり、ささやかな反撃を試みてもいる。イスラエルの秘密警察=モサドによる徹底した調査と正確な情報、それに輪をかけた近代兵器による10倍、100倍の報復を承知しながら、パレスチナ人の心をくじけさせないために、小さな戦闘にも挑んでいる。モグラのようにトンネルを掘って食料や医薬品を運び込んだりもしている。すべて、ガザのパレスチナ人が人として生きていくためのギリギリの試みだ。

イスラエル国家建設の血塗られた歴史を振り返れば、譲歩をするべきはイスラエルの側であることは明らかだ。国際社会は、イスラエルに対して強く圧力をかけ、パレスチナ人に対して生きていくに十分なコミュニティや国家を保障するための交渉の場につかせるべきだ。それこそが、血で血を洗う争いを停止させるために最初に為すべき事だ。

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以上、転載

太田光征
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2014年07月26日

ガザ紛争に関してさまざまな「誤解」が流布しています。

-------- Original Message --------
Subject: [uniting-peace:1133] ガザ紛争に関してさまざまな「誤解」が流布しています。
Date: Sat, 26 Jul 2014 09:32:04 +0900 (JST)

京都の岡真理さんからいただきました。
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ガザ紛争に関してさまざまな「誤解」が流布しています。

たとえば、イスラエル人少年3人の殺害が、今回の攻撃の発端となったとか、これは、イスラエルの自衛戦争であるとか…。

これらガザ紛争にまつわる「誤解」について、3人の識者が事実や法的根拠を提示しながら、それが誤解であることを詳しく説明しています。ぜひ、お読みください。

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ガザ紛争をめぐる誤解
http://imeu.org/article/faq-misperceptions-about-the-conflict-in-gaza

回答者:
ダイアナ・ブット 
人権弁護士、ラーマッラーを拠点に活動するアナリスト。PLOアッバース議長の顧問も務めた。アル=シャバカ:パレスチナ政治ネットワークの政治アドヴァイザー。

ジョージ・ビシャーラート 
カリフォルニア大学サンフランシスコ校ヘイスティングス法律カレッジ教授。パレスチナ研究所上級フェロー、パレスチナ法評議会もと法律コンサルタント。

ナディア・ヒジャーブ
アル=シャバカ:パレスチナ政治ネットワーク代表、パレスチナ研究所上級フェロー

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Q−何が、今回の暴力の爆発を引き起こしたのでしょうか?

ダイアナ・ブット(以下DB) 
4月に、[ファタハとハマースによる]パレスチナ民族統一政府の発足が発表されるや、イスラエルはそれを破壊することに照準を定めました。まず、政府を孤立化させようと圧力をかけ、それがうまくいかないとなると、3人のイスラエル人の少年たち(彼らはイスラエルの完全支配下にある西岸地区で誘拐されたのですが)の死を利用して、ガザのハマースを悪魔化しました。

少年たちが行方不明だった18日間のあいだに、イスラエルは西岸の、何百人ものパレスチナ人を逮捕しました。その中には、11名の議員と、3年前、捕虜交換で釈放された59名のもと囚人たちが含まれます。これらの人々は、3人のイスラエル人少年の死に何等かのかかわりがあるという証拠などまったくなしに逮捕されたのです。

さらに、イスラエルは、西岸の10人のパレスチナ人を殺害しました。うち3人が子どもです。そして3軒の家を破壊しました。イスラエルはガザ地区に空襲をおこない、国連が報告しているように、10歳の子どもを含む2人を殺害しました。これらはすべて、ハマースのロケット弾がガザから一発も撃ち込まれていない段階で起きています。イスラエルは、パレスチナ統一政府を外交的に解体することに失敗したとき、残忍な軍事攻撃に訴えることにしたのです。明らかなことは、既成事実が「正解」ではない、ということです。2012年の停戦段階に戻るということは、[今回は]機能しません。[2012年の停戦を]イスラエルはいとも容易に侵犯にしているからです。

ジョージ・ビシャーラート(GB)
イスラエルは、6月12日に誘拐され殺された、3人のイスラエル人の若者たちの悲劇的な死を、西岸のハマースを攻撃し、パレスチナの民族的和解を阻害するための道具として利用しました。外交的に、民族的和解を阻止しようとして失敗していたからです。
イスラエルは400人以上を逮捕し、2200軒もの家を家宅捜査し、捜査の過程で少なくとも9人のパレスチナ人を殺害しています。若者たちは、誘拐された直後に殺されたという証拠があがっていたにもかかわらず、イスラエル政府はそれを隠匿して、イスラエルの世論を狂乱状態に煽り、それが、ムマンマド・アブー・フデイルを焼き殺すというむごたらしい事態に直結しました。これらのシニカルな行動が、ガザの境界線に沿って暴力のエスカレーションを招きました。

ナディア・ヒジャーブ(NH)
イスラエルは、6月12日に3人のイスラエル人の10代の入植者が誘拐され殺されたことを利用して、西岸と東エルサレムに対する残忍な大弾圧を行いました。人権団体は、これを集団懲罰として非難しています。イスラエルはとりわけ、ハマースのメンバーを標的にしました。[少年たちの誘拐と殺害について]ハマースの犯行という証拠もなければ、ハマースも責任を否定しているにもかかわらず、です。真の標的は、ハマースが実現した民族的統一の合意でした。

しかし、事実を言えば、イスラエルによるガザに対する総力を挙げての攻撃は、遅かれ早かれ起きていたはずです。イスラエルは、ガザに対する自分たちのアプローチを「芝を刈る」と呼んでいます。つまり、2年か3年に一度は必ず、ハマースを攻撃し、弱体化しなければならない、ということです。ハマースが停戦に積極的であり、停戦を尊重しているということが証明されているのに、です。これが、イスラエルが、西岸と東エルサレムの占領と植民地化、そして、ガザの占領と封鎖を「経営する」やり方の一つです。

Q−イスラエルは自衛のために行動しているのですか?

DB いいえ、ガザに対する攻撃を最初に始めたのはイスラエルであり、ガザ地区(および西岸)に対して過酷な軍事占領を続けているという事実ゆえに、イスラエルは自衛を主張することはできません。それどころか、イスラエルは、その軍事支配下で生きるパレスチナ人を庇護するという国際法上の義務があるのです。

GB 自衛とは、暴力を最初に行使した国家が主張しうるものではないでしょう。イスラエルが西岸のハマースに対して暴力的な攻撃を行ったのですから。

NH いいえ。戦争に関する規定を尊重すると誓う国際条約に署名した国連加盟国に、民間人や民間のインフラを無差別に攻撃する権利などありません。男性、女性、子供を問わず、実に大勢のパレスチナ人民間人が死傷しているという事実が、イスラエルの「自衛」の主張が嘘偽りであることを示しています。ハマースが停戦を維持することに積極的であったという事実によってもです。

さらに、イスラエルは、何十年にもわたって軍事占領し、植民地化している土地の住民たち、しかも封鎖下においている住民に対して「自衛」を主張することはできません。停戦だけがパレスチナ人とイスラエル人を同じように守り、そして、占領と封鎖の終結こそが、恒常的平和への道を整えます。

ハマースもまた、民間施設を標的にするのをやめなければなりませんが、ハマースは国連加盟国ではなく、国際法の順守を誓う条約に署名していません。

Q−イスラエルは、ハマースを標的にして攻撃しているのですか?

DB いいえ。イスラエルは民間人の住宅や民間のインフラを攻撃していると思われます。今日までに、国連の算定によれば、殺された者たちの80%が民間人で、150人が子どもです。イスラエルは病院や学校、モスクも爆撃しています。これらはすべて、国際法で、標的にするのが違法とされているものです。

2000軒以上の家とその近隣の地区がイスラエルの攻撃で破壊されました。このようなことは、国際法とは矛盾します。住宅など民間の構造物が標的として合法の標的とされるのは、軍事目的に使用された場合だけです。

戦争に関する規定に関するジュネーブ条約追加議定書のTは、「信仰の場や、家その他の住居、学校といた通常、民間の目的のために使用される対象が、軍事行動のために効果的に使用されているかどうかが疑わしい場合には、軍事目的には使用されていないと推定しなければならない」 イスラエルは、パレスチナ人の家々が司令センターとなっていると主張していますが、ヒューマン・ライツ・ウォッチは、こうした主張を退けています。

民間人と戦闘員を区別しない攻撃は違法です。イスラエルの論理を使えば、過去あるいは現在、イスラエルの兵士や警察官がいるいかなる家も合法的標的と言うことになります。軍が存在するところ、たとえば、テル・アヴィヴの防衛相も、合法的標的です。明らかに、このような論理は受け入れがたいものです。

これはヴィデオゲームではありません。イスラエル軍は、ハマースに関係している者なら誰であろうと攻撃しています。戦闘員であるかどうかなどおかまいなしに、民間の基盤施設であろうと一顧だにせずに。

GB イスラエルはどうやら、ハマースの幹部なら誰でも、「戦闘員」に分類しているようです。実際にどんな仕事をしているかなど関係なしに。たとえばガザの警察庁長官のタイシール・アル=バトシュは、彼が従兄の家を訪ねているときをわざわざ狙ってイスラエルは攻撃し、タイシールは負傷、彼の親族18人が殺されました。

国際法上、警察は民間人です。そして、これは、一見したところ、明らかな戦争犯罪です。個人の住宅に対してなされるその他、多数の攻撃も同様に戦争犯罪です。もちろん、最終的な結論を下すには、さらに調査してみる必要がありますが。

イスラエルは、病院や、浄水施設、下水道、その他、ハマースとは何の関係もない民間の基盤インフラも攻撃しています。実際のところ、イスラエルは、軍事目標と民間人を区別するという国際的な法的要請を尊重していると主張していますが、イスラエル自身の行動が、ハマースを政治的に弱体化させるために故意に民間人を殺すという政策をとっているということを物語っています。

NH いいえ、民間人の死傷者の数が、イスラエルの主張を切り崩しています。国連の数字によれば7月22日までに殺された、640人を超えるパレスチナ人の死者の中で民間人は433人。一方、イスラエル側で殺された民間人は2人です。この数字を比べてみてください。

Q−ハマースはなぜ、停戦を受け入れるのを拒否したのですか?

DB ハマースにしてもその他の党派にしても、エジプトが提案した停戦案について相談されませんでした。エジプトはパレスチナやパレスチナ人を代表などしません。パレスチナ人を代表するのはパレスチナ人だけです。提案された合意の場に主要な当事者がいないのに、事態が前進するなど考える方が愚かです。さらに、イスラエルは最近、必要物資をガザ地区に入れ、同時医、パレスチナ人が亡くなった者たちの遺体を埋葬できるようにするための人道的停戦を拒否しました。

GB ハマースは停戦の申し出を受け入れるのを拒否しましたが、この申し出について事前に相談されておらず、公平さという点で基本的な要件を満たせていませんでした。しかし、それから24時間以内にハマースその他のパレスチナのグループはイスラエルに対して10年間の休戦協定を申し出ました。この協定でイスラエルはガザ地区の封鎖をやめていただろうし、その結果、長期にわたりこの地域の安定も保証されていたでしょう。しかし、イスラエルはこの申し出に応えませんでした。[長期的安定よりも]イスラエルにとっては、定期的に「芝を刈る」ことの方が都合が良いようです。

NH ハマースは停戦を受け入れたいと思っていますが、しかし、それは、イスラエルが尊重し遵守する停戦であり、ガザに対する封鎖を解除する停戦です。ガザのパレスチナ人は、圧倒的多数を占める民間人もハマースその他の党派のメンバーも、2007年以来、[封鎖下で]緩慢に殺されるか、[攻撃で]一瞬で殺されるか、という二者択一を迫られています。イスラエルがガザに課し、エジプトもその維持に協力している厳格な封鎖の結果、飲料水もなく、栄養も不十分で、医療も十分ではないせいで、病気や疾病で死ぬのか、イスラエルが、そろそろ「芝を刈る」頃だと決めたとき、あっという間に死ぬかのどちらかだ、ということです。

「国境の検問所が開放されて、人々や物資が自由に移動できるようにならないかぎり、ガザのパレスチナ人は、もっとも基本的な権利のないまま、これからも生きることを強
いられることになります。」

Q−ハマースはパレスチナ人を人間の楯に使っているのですか?

DB ガザは縦40キロ、横が最長でも12キロの土地です。そこに180万近くのパレスチナ人がいます。ガザ地区は、世界でももっとも人口過密な地域です。さらに、この攻撃の以前から、ガザ地区の35%の地域がパレスチナ人立ち入り禁止――進入は死の危険を伴います――になっており、イスラエルは、これらの地域を立ち入り禁止区域として維持しています。つまり、ハマースがこの小さな地区の内部で闘うとき、パレスチナ人の民間人を援護には使いません。

[ハマースが民間人を人間の盾に使っていると]イスラエルはずっと主張していますが、今日まで、国際的な調査によっても、これらの長期にわたる主張を裏付ける証拠は何もありません。にもかかわらず、この主張が、多くの者に受け入れられ、まかり通っているのです。皮肉なことに、その逆こそ、確証されています。イスラエルは、軍事作戦を行うとき、パレスチナ人の民間人を人間の楯として使っています。

GB ハマースは、居住区の内部から闘います。人口過密なガザ地区です。しかし、ハマースが攻撃避けに、故意に民間人を危険にさらしているという主張は、ほとんど実証されていません。この主張は、「犠牲者を非難する」ためのものです。確かに、パレスチナ人にとっては、パレスチナ人の血を流しているのはイスラエルだといういことは、疑う余地もなく明らかです。

NH イスラエルは、ニューヨークの半分以下しかないガザ地区の44%を軍事的な「バッファ・ゾーン[進入禁止区域]」にしています。誰が誰を人間の盾に使っているのでしょう?

Q−イスラエル軍は、民間人の死傷を避けるために、可能なあらゆる注意を払っていますか。

DB いいえ。「屋根をノックする」方式で、つまり、家を爆破するに先立ってまずミサイルを家の上に落とすということですが、死をもたらしています。アムネスティ・インターナショナルのフィリップ・ルーサーによれば、「民間人の家に向けてミサイルを発射することは、効果的な「警告」を構成するなどということはありえない。アムネスティ・インターナショナルは、ガザ地区に対するイスラエルのこれまでの軍事作戦において、このようなミサイルによって殺害された、あるいは負傷した民間人の事例をまとめている」と彼は語っています。

加えて、イスラエルは[攻撃を警告し、退避を勧告する]リーフレットを撒いていると主張しますが、これらのリーフレットには、人々がどこに行けば安全かということは書かれていません。イスラエルの人権団体が書いているように、「リーフレットを撒くことでは、その地域に民間人は一人も残っていないと見なして、民間の用地を攻撃してよい、という許可を軍に与えはしない。軍は、すべての住民がほんとうに自宅を後にした、と仮定してはいけない」

さらにイスラエルは、鉄のドーム・システムが、イスラエルの民間人の死を防ぐのに効果を発揮していると主張しています。この主張を踏まえ、また、イスラエルの民間人の死者が2名(パレスチナ人の死者数は650名)であることを踏まえると、民間人を傷つけずに、イスラエルに向けて発射されるロケットを問題にする別の方法があることは明らかです。

GB これまでの回答のいくつかが示唆しているように、もちろん、違います。民間人に対して、効果的な避難場所などどこにもない状況下で家を離れろと警告することは無意味です。シュハイバル家の3人の少年を含む多数のパレスチナ人が、イスラエルの「屋根をノックする」というやり方で――つまり、より破壊力のある兵器を使う前に、警告用とされているミサイルを発射することで――殺されています。

NH ガザは地球上でもっとも人口過密なところの一つです。空から、陸から、海から攻撃しておいて、何百人もの民間人を殺さないでいることなど不可能です。ガザの民間人の殺傷を防ぐ唯一の道は、停戦しかありません。ハマースは過去の停戦を遵守してきました。そして、平和を実現する唯一の道は、西岸と東エルサレムの占領と植民地化、およびガザの封鎖を終結し、長期にわたり否定されてきたパレスチナ人のその他の権利を尊重するという合意を結ぶことです。

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 14:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2014年07月25日

【ガザ】ハマース提案の10年間の休戦協定案

「これ以上の死者を出さないためにエジプト提案の停戦(封鎖解除に ついては停戦後協議)を受け入れろと迫るのは、一見、犠牲になる命を大切にしているように見えて、実は、すさまじく殺しておいて、これ以上、殺されたくなければ、封鎖の解除など四の五の言わずに、さっさと降参しろ、というヤクザの恫喝のように聞こえます。」

【ガザ】ハマース提案の10年間の休戦協定案   

岡真理です。

ケリー国務長官がエジプト入りし、エジプトが提案した停戦案
(封鎖緩和については停戦後に協議)を受け入れるよう、
ハマースに迫っています。
http://www.aljazeera.com/news/middleeast/2014/07/kerry-urges-hamas-accept-gaza
-truce-offer-2014722144142289653.html

日本の主流メディアの報道ぶりを見ていると、ハマースが停戦を
受け入れないことが、パレスチナ人・イスラエル人双方の死者の拡大を
招いており、700人を超えるパレスチナ人が犠牲になっているのは
ハマースの責任であるかのような印象を抱いてしまいます。

問題の根源には、ガザの封鎖と占領という問題があるわけですが、
日本の主流メディアは、ガザが47年にわたり国際法上違法な占領下に
あり、また8年にわたり国際法上違法な封鎖下にあり、占領と封鎖により
住民がその基本的人権をことごとく否定されているという事実を
ほとんどまったく報道していません。

そのため、ハマースが封鎖の解除を停戦の絶対的な条件として掲げ、
これが受け入れられない限り、停戦を受託しないという姿勢を、
ハマースが身勝手な要求を掲げて妥協しないために、パレスチナ人
市民が犠牲になっているかのような誤った印象を広めることに貢献
しています。

しかし、ハマースは先のエジプトによる停戦案を拒否した直後、
10年間の休戦協定をイスラエルに提案しています。以下の10の
条件をイスラエルが受け入れるならば、10年間の休戦協定を結ぶと
提案しているのです。

10年間の休戦協定のための10の条件
http://mondoweiss.net/2014/07/report-israel-conditions.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1)ガザとの境界からイスラエルの戦車が撤退すること。

境界線に沿って内側300メートルから1,5キロに及ぶ区域
(ガザ全土の35%、全可耕地の85%)をイスラエルは
パレスチナ人のアクセス禁止区域としており、立ち入った者は
発砲されます。戦車の撤退は、ガザのパレスチナ人が自分たちの
領土内で、命の危険を伴わずに安全に農業を行うために必要な
ことです。

2)3人の少年殺害後に逮捕された囚人すべてを釈放すること。

6月、イスラエル人少年3人が誘拐されたあと、イスラエル政府は、
少年らが誘拐直後に殺害され、その容疑者も特定できていたにも
かかわらず、その情報を隠匿し、少年たちを捜索するための軍事作戦を
展開し、数百名を逮捕、その過程で9名を殺害しています。これは、
西岸のハマース・メンバーを再逮捕することが目的でした。

3)封鎖を解除し、境界の検問所を商業および人間に開放すること。

物資の自由な搬入・搬出、人間の自由な移動が禁じられているために、
ガザの人々は「生きながらの死」をこの8年間、生きています。

4)国連の監督のもと、国際用の港と国際空港を創り機能させること。

日本のODAで建設されたガザ空港は破壊され、ローマの遺跡のような
廃墟となっています。

5)出漁範囲を10キロまで認めること。

オスロ合意で認められたガザの領海は20海里でありながら、出漁は
3〜6海里に制限され、それを超える出漁は発砲や拿捕、漁船の没収に
遭います。そのため、ガザの漁師の多くが漁をすることができません。。

6)ラファ検問所を国際化し、国連およびアラブ諸国の監督下におくこと。

現在、エジプト側の時の権力のご都合しだいで、ラファハは閉鎖されています。

7)境界に国際軍をおくこと。
8)アル=アクサーモスクでの礼拝許可の条件緩和。
9)ファタハとハマースの和解合意にイスラエルが介入することの禁止

今回のイスラエルによる攻撃の目的は、ファタハとハマースが和解に合意し、
統一政府を発足させたことを脅威とするイスラエルが、これを切り崩すこと
でした。

10)工業地区の再建およびガザ地区における経済開発の改善。

ガザは占領が始まった直後から一貫して、その経済開発を妨げる、
「反開発(Dedevelopment)」政策がイスラエルによってとられてきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

10の条件とは一言で言えば「封鎖の解除」です。
社会が社会としてまっとうに機能し、そこで、住民が人間らしく暮らす
ために必要なものです。

「封鎖」自体が国際法上違法な暴力であり、私たちの人権概念に照らして、
許されるものではありません。先にお送りした、ガザ市民社会の知識人ら
による世界へのメッセージの中にもありましたように、
封鎖とは「生きながらの死」であり、封鎖の解除は、ガザの人々すべての
願いです。
ハマースの要求は、ガザのパレスチナ人にも人間らしく生きる権利を認めよ、人間とし
ての尊厳を認めよ、
平等な人間性を認めよ、という当然の要求です。

しかし、イスラエルはこれを無視しました。封鎖が解除され、10年間の
休戦が実現することが、この地域の安定に大きく貢献することが明らかで
あるにもかかわらず、です。

ハマースの休戦協定案を報道せず、犠牲者の拡大は、エジプトの停戦案を
受け入れようとしないハマースに責任があるかのような報道ぶりは、
まったく偏っているとしか言いようがありません。

これ以上の死者を出さないためにエジプト提案の停戦(封鎖解除に
ついては停戦後協議)を受け入れろと迫るのは、一見、犠牲になる
命を大切にしているように見えて、実は、すさまじく殺しておいて、
これ以上、殺されたくなければ、封鎖の解除など四の五の言わずに、
さっさと降参しろ、というヤクザの恫喝のように聞こえます。

(2012年の攻撃のときの停戦は封鎖緩和が条件でした。しかし、
イスラエルはそれを履行しませんでした。停戦の条件ですら履行しない
者が、いったん停戦した後に協議して実効性ある答えが得られるわけが
ないとハマースが考えるのは、無理からぬことです。)

PLOがハマース提案に対する支持を表明しましたので、封鎖の解除を
条件とする停戦が前進するかもしれません。

しかし、この停戦案をイスラエルが受け入れることは政治的敗北です。
地上戦にまで踏み込み、イスラエル兵側にも大きな犠牲を出した挙句、
封鎖解除という政治的勝利まで勝ち取られたとあっては、ネタニヤフ
首相の大失策になります。そのため力でますますねじ伏せようとして、
攻撃が激化するのではないかと心配です。

イスラエルに対し、「一刻も早く攻撃をやめろ」だけではなく、
封鎖の解除、そして、ハマース提案の休戦協定案を受け入れろ、
ということを、国際社会が――私たちのことです――声を大にして
訴え、もし、イスラエルがガザの違法な封鎖の継続を望み、ガザの
人々を「生きながらの死」「緩慢な死」の状態にとどめおくことを
臨んで、この休戦案を蹴るならば、そのようなイスラエルこそを弾劾し、
制裁する必要があるのだと思います。

参考 http://mondoweiss.net/2014/07/deafening-silence-proposal.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 14:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2014年07月22日

7月24日(木)午後4時からNHK前行動

国際NGOの国境なき記者団によれば、日本の報道の自由度は世界第59位。集団的自衛権、原発再稼働、イスラエルによるパレスチナ攻撃などの問題でことごとく政府寄りの報道・放送をしているメディア。特に安倍首相によるお友達人事の産物である籾井会長になってからのNHKはひどいものです。

政府と一体化しているNHKに物を言いに行きます。下記要望書を窓口のNHKハートプラザ (http://www.nhk.or.jp/css/communication/heartplaza.html) で届け、意見を伝えた後、NHK前の街頭で訴えます。ご参加ください。

ツイッターのハッシュタグ「ザ草の根同時多発アピール」で長岩均さんらと行っている街頭行動の有志の呼びかけとなります。一応、海外メディアに声を掛けました。

太田光征


要望書:

NHKは政府からの独立を保ち、公共放送としての使命を果たせ
NHK, keep independent from the government and carry out the mission as public broadcaster

NHK経営委員会御中
To the NHK Management Committee

また、NHKに対する政治介入が顕在化したようです。この国の憲法をただの閣議決定で変えてしまおうという集団的自衛権の行使容認をテーマに、クローズアップ現代が7月3日に菅義偉官房長官を呼んで放送したところ、首相官邸側が国谷裕子キャスターの質問内容にクレームを付けたと、7月11日発売の週刊誌フライデーが報じました。

It seems that a political intervention against NHK has been revealed again. NHK broadcasted Today's Close-up with the topic of admitting of collective defense right by the mere cabinet decision resulting in the change of the Constitution, in the presence of Yoshihide Suga, Chief Cabinet Secretary, on July 3, 2014. Following the broadcast, weekly magazine Friday published on July 11 reported that the question by Hiroko Kunitani, Caster of Today's Close-up, was challenged by pressure from the Office of the Prime Minister.

NHKの籾井勝人会長は15日に週刊誌の内容を否定しましたが、一連の問題発言から明らかなように、同会長がこの政治スキャンダルでNHKの潔白を説明できる資格がありません。

NHK President Katsuto Momii denied the report by Friday on July 15, but Mr. Momii is not qualified to explain NHK’s political scandal of accepting such governmental pressure as is clear from a series of problematic remarks by himself.

現安倍首相が閣内にいるときに顕在化した政治介入は、これで2回目ということになります。1回目は、NHKが2001年1月30日に放送した「戦争をどう裁くか(2)問われる戦時性暴力」をめぐって、当時の安倍晋三内閣官房副長官らが事前にNHKに介入し、番組内容を大幅に変更させたという問題です。今回の週刊誌報道が事実なら、2001年から政権と一体化するNHKの体質が変わっていないことを意味します。

It is the second that a political intervention against NHK is revealed when incumbent Prime Minister Abe is in the Cabinet. The first was when then Deputy Chief Cabinet Secretary Abe and others intervened beforehand against the NHK program "How War Should Be Judged" Vol.2 “Wartime Sexual Violence Need to be Questioned” broadcasted on January 30, 2001 and altered the contents significantly. If the report by Friday is true, it means that NHK’s habitude of integrating with the Government has never been changed from 2001.

この政治介入も問題ですが、そもそもクローズアップ現代やNHKスペシャルなどが閣議決定の前に同テーマの番組を放送していないことも重大です。安倍首相によるNHKお友達人事の成果でしょう。決定後の報道は民主主義を支える報道としての価値が極めて低いといわなければなりません。

While the recent political intervention is fatal, the fact that NHK’s programs such as Today's Close-up and NHK Special have not raised the same topic before the cabinet decision is also ever serious. This might be thanks to the Otomodachi-Jinij, favorable personnel affairs by Prime Minister Abe. It should be noted that the air after the cabinet decision is far less valuable in supporting democracy.

イスラエルによるガザ攻撃をめぐっての報道も、質の低さが際立っています。7月17日にキーワード「ガザ 占領」でNHKサイトを検索してみると、検索結果はわずか13件に過ぎず、ニュースに限ってみればたったの1件しかありません。対して英国BBCのサイトで同様の検索をすると、225件も見つかります。

NHK is also markedly in low level regarding its coverage on the Israeli aggression against Gaza. Searching for NHK website contents with keywords “Gaza Occupation” resulted in only 13 hits on July 17, or only 1 hit if limited to news contents, compared to 225 hits for BBC website.

また、同日のNHKサイトにアクセスしてまず目に飛び込んでくるビジュアルが木曜時代劇「吉原裏同心」であるのに対して、BBCサイトではガザ攻撃の写真です。違いは歴然としています。

It was Thursday Samurai Drama “Yoshiwarauradoshin” that came into eyes as the first visual when one accessed the NHK site on that day, whereas it was an image of Gaza aggression in the case of BBC. The difference is like night and day.

いま日米共同開発の戦闘機をイスラエルへ輸出し、パレスチナ攻撃に使わせようとしている時に、この報道の有様はあまりの無関心といわなければならず、このような「公共放送」を抱えることは市民にとって恥以外のなにものでもありません。

When the Japan-U.S. jointly developed fighter aircrafts are to be exported to Israel and used for Palestine aggression, such plight of NHK's coverage certainly represents awesome apathy. It is none other than shame for citizens to have such a “public broadcaster”.

さらに付け加えるなら、NHKはイラク戦争での自衛隊による米軍支援をめぐって、現地での給水活動のシーンばかりを延々と放送し続け、米軍サイトにも写真で掲載されている米兵輸送のシーンなどは一度も報道しませんでした。これが年収1000万円以上をもらうジャーナリストの仕事であるとは情けない限りです。

Furthermore, regarding SDF support to U.S. forces in the Iraq war, NHK endlessly aired only the scene of water supply activity by SDF, but did not report the scene of transporting U.S. soldiers by the SDF airplane, which is posted on the U.S. military site in the form of photo. Is this work by the journalists receiving more than 10 million yen as annual salary? Too miserable.

NHKは政府と一体化し、政府の意向を忖度した番組・報道姿勢を一貫して取っています。この姿勢を改める改革の一歩として、籾井会長や経営委員の辞任を求めます。元幹部を含む172人のNHK退職者でさえ、籾井会長の罷免ないし辞職勧告を経営委員会に求めているくらいです。その上でクローズアップ現代に対する政治介入の検証作業を外部の視点を交えて行うよう、お願いします。

NHK consistently has the approach that it integrates with the Government and airs in consideration of the Government’s intent. We request that NHK should urge President Momii and the Management Committee to resign as the first step to reform such approach. Even 172 retired NHK staff including former executives have asked the Management Committee to dismiss President Momii or advise him to resign. After that, please investigate the political intervention against Today's Close-up with an outside perspective.

政府の進める新エネルギー基本計画や原子力規制委員会による川内原発の再稼動審査に関しても、見通しの立たない避難計画や地震・火山噴火の危険など様々な問題があり、また多くの住民や国民が反対や懸念を示しているにもかかわらず、こうした民意を無視した政府の意向にそうかのような報道についても改善を求めます。

Also, as for the new Basic Energy Plan and the approval of Sendai Nuclear Power Plant restart by the Nuclear Regulation Authority, we have many issues such as foggy evacuation plan and earthquake and volcanic eruption risks. While many residents and citizens show opposition and concern, NHK broadcasts in the manner of ignoring public opinion and considering the Government’s intent. We also ask NHK to improve such coverage.

NHKの独立を求める市民有志

Voluntary Citizens Calling for NHK’s Independency

長岩 均
西尾典晃
太田光征

Hitoshi Nagaiwa
Noriaki Nishio
Mitsumasa Ohta
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2014年07月20日

【最新版】ガザの民衆に連帯する緊急アクション(7/20-22 神戸・大阪・広島・仙台・甲府・東京)

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Subject: [CML 032697] Fwd: 【最新版】ガザの民衆に連帯する緊急アクション(7/20-22 神戸・大阪・広島・仙台・甲府・東京)
Date: Sun, 20 Jul 2014 02:33:48 +0900

皆さま

「ストップ!ソーダストリーム」キャンペーンのサイト更新情報です。

・【最新版】ガザの民衆に連帯する緊急アクション(7/20-22 神戸・大阪・広島・仙台・甲府・東京)
http://d.hatena.ne.jp/stop-sodastream/20140719/1405790368

・今すぐできるパレスチナ支援:中東訪問中の岸副外相宛に要請を!
http://d.hatena.ne.jp/stop-sodastream/20140719/1405763939

情報拡散へのご協力を何卒よろしくお願いします。

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以上、転載

太田光征
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小出先生 ラジオフォーラム2014/7/19のお話(美味しんぼは事実を描写して感謝している)&母になったアイドルが今守りたいもの、千葉麗子さんのお話

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Subject: [uniting-peace:1063] 小出先生 ラジオフォーラム2014/7/19のお話(美味しんぼは事実を描写して感謝している)&母になったアイドルが今守りたいもの、千葉麗子さんのお話
Date: Sat, 19 Jul 2014 17:58:53 +0900 (JST)

 永岡です、第80回ラジオフォーラム、今週はジャーナリストの今西憲之さんの司会で放送されました。今日も朝のFMharoと夕方の三角山放送を聞き、三角山放送のスタッフの丸山さん、これをぜひ聞いて、安倍総理も聞いて、日本の将来について考え、小出先生のお話を聞いて原発のことも考えて欲しいと言われました。

 6月27日、週刊朝日で今西さん原発の記事、福島の広野火力に大量の放射性廃棄物が置かれ、21km先の警戒区域外、なぜあるのか、福島の原発の爆発でそこまで飛んだものであり、1年に170ミリシーベルト!の高線量ものが置かれ、東電は公表せず、この町や周囲にも知らせていないのです。とんでもない隠蔽で、この周囲にも放射能は広がっています。ラジオフォーラムでもこういうことを報じます。

 今週のゲストは元アイドル歌手の千葉麗子さん、福島出身で反原発運動にも参加されている千葉さんのお話です。千葉さん今西さんを兄貴と呼ばれています。

 チバレイという愛称で呼ばれて、昔はバリバリのアイドル、恐竜戦隊ジュウレンジャーのヒロインのピンク(プテラレンジャー)もされて、千葉さんの生き様は後半であり、なぜ千葉さん脱原発運動に入ったか、生まれは大阪で、小学校から福島に父とともに行き、福島事故で自分の父が佐藤前知事(プルサーマルに反対して国策逮捕)やチェルノブイリを見ていて、福島の浜通りはなぜ反対しないのか、中通も反対したのにとなった。

父は原発を懸念し、3・11は千葉さん子供を迎えに行く時に、地震で、原発は大丈夫かとなり、福島では小さいときから原発は危ないと思い、事故・爆発で、ネットによる情報は政府発表・マスメディアの発表と違い、避難者に毛布を貸す中、枝野氏らが安全と言い出したのです。

 その中、原発国民投票にも参加し、官邸前デモにも参加し、ツイッター、フェイスブックで、子供を持つ身で、原発に反対し、ネットではメディアにない情報が来て、山本太郎さんら仲間たち、チェルノブイリを体験した団塊ジュニア、このメンバーがメディアを恐れず活躍し、このメンバーで経産省前などで抗議し、千葉さんも官邸前で抗議し、経団連前や電事連などでも抗議した。

 その中、仕事をやるからとの懐柔工作などはなく、市民のできることをしており、今西さんもすごいと言われました。

 これからの活動、デモも行ったが、どこかの政治色や左右のラベルでやったら広がらず、若い人にも、原発を知らない人にもポップに伝えたく、新しい層へのイベントもしたいのです。

 小出裕章ジャーナル、今週の小出先生のお話。

 今週はマンガ、美味しんぼのことで、5月に連載されたもの、第604話で記者山岡が福島原発で取材して鼻血を出して疲労感を覚えたと描写して、これがバッシングされ、小出先生もコメントを求められ、これを読んだ小出先生の感想は、このシーンではなく、この漫画は美味しんぼは素晴らしく思い、福島事故を取り上げ、苦難のどん底にいる被害者に寄り添う姿がはっきりとあり、ありがたく、こういうマンガが今あることをありがたく思われました。 

 その鼻血は事実で、それを描いて何も表現上の問題なく、騒ぐのはおかしいのです。

 前双葉町長の井戸川さんも述べられており、井戸川さんも鼻血を出しており、写真も示され、たくさんの人が鼻血を出し、小出先生もその話は聞いている。マンガだから許されるというわけではないが、ちゃんと議論すべきで、鼻血のことで騒ぐのはおかしいと言われます。

 石原環境大臣を筆頭に政府の要職もバッシングし、この背後に原発を再稼動したい原子力マフィアがあると小出先生は言われて、石原氏や菅氏ら自民の要職にある人は福島事故の責任があり、福島が安全とお墨付きを与えた自民党は責任を取らず謝罪もせずにマンガを攻撃し、異様であり、マスコミも美味しんぼの攻撃に加担したのはおかしいと言われました。

 自民の国会議員も国会で鼻血に言及し、小出先生、事実として出ている鼻血の原因を自民はちゃんと追究すべきなのに、鼻血と被曝の因果関係を否定しており、自民は全国の原発を再稼動させたく、福島を忘れさせたいので、何としても被害を否定したかったのです。

 正確な情報がいり、これまで蓄積されて来た被曝と被害の因果関係を証明するのは広島・長崎の被爆者で、大量の外部被曝の瞬間のデータであり、しかし今回は鼻のみ局所的な被爆があったと小出先生は思われ、検証すべきなのに、「これまでの(広島・長崎だけの)データで判断する間違い」、福島事故は人類初で過去に例がなく、過去にない被曝の事例もあり、科学は事実と経験の蓄積と検証が要り、事故に謙虚に向き合い、ありとあらゆる可能性を調べるべきなのが科学的な態度なのです。

 それなのに、政治家に科学的な態度はなく、しかし政治家は国民を守るべきで、頭から因果関係なしとするこの態度はおかしいのです。

 今西さん、美味しんぼのバッシングでマスコミでも欠けていたのは、漫画に出てくる記者の山岡さんの実在を確認していないことで、架空の人物かもしれないが、作者の雁屋さんの取材であり実在の可能性もあり、小出先生は美味しんぼで緻密な取材を見て、山岡は実名でないにせよ、実在の人がいると言われました。

今西さんもマスコミの人として反省すべきと言われて、小出先生も一時休載中の美味しんぼ、続けて欲しい、優れたマンガが今あったことを感謝され、これからも活躍して欲しいと言われました。以上、今週の小出先生のお話でした。やり取り全文は以下にあります。

http://www.rafjp.org/koidejournal/no80/

 ここで音楽、エアサプライのアンチインドメロディです(これはユーチューブにありませんでした)。

 

 後半のお話、千葉さん、大阪の天王寺で生まれて、福島で育ち、両親の仲が悪くて早く自立を目指し、アイドルを目指して東京に行き、家族から自立を目指して、アイドルのオーディションを受けて、仙台でまずやり、トップになったが、東京では3位、そして95年に引退して実業家になり、300万円で会社を作り、芸能事務所には行かず、自分で自由にしたく、企業を作ったのです。

 この会社、95年はネット黎明期、六本木ヒルズもなく、ネット系の仕事やヨガをやり、結婚、出産で、今はシングルマザー、息子さんは15歳、お弁当をフェイスブックに上げており、そんな中、脱原発運動に参加し、原発あかんという声を上げたら、今までと違う人間関係もあり、人間関係、ファンより、なぜ左翼運動をするのかと言われて、ピンと来ない人もあったのです。左翼ではなく、右翼の友達もいるのです。

 アイドルとしてもてはやされた時期もあり、それと脱原発について違和感はなく、恥ずかしい言い方であるが愛であり、両親の仲が悪く愛が欲しく、息子を産んで愛されることを目指し、愛されるだけでなく、愛することを考えて、脱原発は原発を息子のために残せないからでやっている。

ヨガもそういう精神であり、これから、脱原発の運動をどうするか、政治・政党色がつくと良くなく、個人の時代で、同じ世代の母親に、一部の人間の意見だけではなく、脱原発=左翼という概念を払拭するために活動しており、未来のためにやっている。ギャルたちが原発に関心を持つために活動しているのです。

 これをやるのは難しく、祖母は福島にいて、今の福島を祖母はそこで生きていくしかないと決めており、そういう人が福島に残り、意識の高い人は避難し、言えない空気、福島は線量が高く、その中で福島にいるしかない人もいて、そういう人に、線量の高さは福島県民は痛いくらい分かっており、避難ではなく保養、西日本などに母子を疎開させ、そこで遊ぶほうが間口が広く、ママたちが入ってこられるので、保養をやるというのです。

 みんなジャーナル、ヒップホップは民衆の音楽だと主張されるミュージシャンのDELIさん、反原発運動にも参加されるお話です。リトルマイクロフォンというバンドで活躍されています。自身のレーベルよりCDも出し、そのDELIさんがなぜラジオフォーラムに出るから、です。

 DELIさん、たね蒔きジャーナルから小出先生のお話を聞かれて、3・11以降原発反対は、偶然、ヒップホップは自分のコミュニティによるもので、アメリカでは黒人差別もあり、メンタリティの役目もあり市民権を得たが、今やっている。

東電前などで抗議し、地元(松戸市)が放射能で汚染され(2011/4〜5に気づく)、これは松戸市、避難者が南相馬から来て、DJ友達の親も来ていて、2km圏に家があり、ガイガーカウンターがあり、測ったら松戸でも反応し、南相馬は高いが、松戸の高さ、自分でもガイガーカウンターを持って測り、福島の子供を避難させる運動もあり、北海道にも連れて行き、しかし地元、関東での放射能被害は行政も動かず、もう少しどうにかならなかったかと思われるのです。

 DELIさんの歌にも出てきて、セシウム、ホットスポットと出て,若い人が受け入れて、放射能被害は子供に出て、若い人が関心を持たないといけない。DELIさんの世代が大人よりもっと関心を持つべきで、震災から3年、地元の市議会議員への立候補も考えて,政治は敷居が高いと思っていたが、政治は生活、家族や地域のことをやれば変わり、そういう国にしたい。ヒーローを待っても来ないからです。以上、DELIさんのお話でした。

 ラジオフォーラムでは、7月24日にロフトプラスワンウエストで小出先生のイベントを行います。

 今回は漫才で(笑)、しかしこれからも市民目線でやるということです。以上、今週のラジオフォーラムでした。

-----------------
以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 10:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

【政府交渉・パンフレット】川内原発・審査書案にNo!パブコメを集中しよう!

川内原発の審査書案にNo!をつきつけましょう。
パブリックコメントを集中しましょう。
以下、院内集会・政府交渉のご案内です。重大事故対策をめぐる交渉も入りま
した。井野先生など科学者・技術者の方も参加されます。是非ご参加ください!

★パブコメ・ワークショップ http://goo.gl/4Xywi0
 7月26日(土)18:30〜20:30 飯田橋しごとセンターにて
 解説を聞いて議論してその場でパブコメを書いてしまおうという企画です。
◆主催 原子力規制を監視する市民の会

<院内集会・政府交渉>
★政府交渉★川内原発審査・火山審査について http://goo.gl/Wxaxp6
 7月29日(火)衆議院第一議員会館多目的ホールにて
  事前集会:13:00〜14:30
  政府交渉:14:30〜16:00
※通行証は12:30から第一議員会館ロビーにて配布します
◆衆議院第一議員会館多目的ホール
◆問合せ:原子力規制を監視する市民の会/090-8116-7155

★政府交渉★川内原発審査・重大事故対策について http://goo.gl/LRIcS9
 7月28日(月)衆議院第二議員会館第一会議室にて
  事前集会:13:00〜14:30
  政府交渉:14:30〜16:00
※通行証は12:30から第二議員会館ロビーにて配布します
◆井野博満さん(東大名誉教授・金属工学)他参加予定です。
◆衆議院第二議員会館第一会議室
◆問合せ:原子力規制を監視する市民の会/090-8116-7155

<渾身の火山パンフレット!> http://goo.gl/yM0Mf5

★パンフレットできました!<カラー12ページ>
 これを読めば川内原発の火山審査の何が問題か、すべてがわかる!パブコメが
書ける!パブコメ文例付!

→審査書案のパブリック・コメントに遅れないようということで、思い切って
ファイルを公開しています。以下からダウンロードできます。
http://goo.gl/yM0Mf5 カンパのほうよろしくお願いいたします。

★カンパ送付先★
******************************************
★金融機関名:ゆうちょ銀行
★口座名称: 原子力規制を監視する市民の会
(ゲンシリョクキセイヲカンシスルシミンノカイ)
■ゆうちょ銀行以外からの振込口座
・受取口座: 店名(店番) 〇一九(ゼロイチキュウ)店(019)
・預金種目: 当座
・口座番号: 0449670
■ゆうちょ銀行からの振込口座
・口座記号番号: 00140−5−449670
・加入者払込・払出店: 新宿神楽坂
******************************************

→冊子版は7月26日から配布できます。オールカラー12ページ。カンパ一
部200円プラスアルファでお願いしま す。

原子力規制を監視する市民の会 阪上 武

-----------------
以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 10:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2014年07月19日

直ちに行動を!ガザの市民社会からの緊急アピール

-------- Original Message --------
Subject: [CML 032675] Fw:直ちに行動を!ガザの市民社会からの緊急アピール
Date: Sat, 19 Jul 2014 02:57:54 +0900

東京の杉原浩司です。[転送・転載歓迎/重複失礼]

連投すみません。緊急性が極めて高い内容につきご容赦ください。岡真理
さんからのメールを転送します。どんどん広めてください。そして、手遅
れになる前に、一人ひとりが出来る行動をしていきましょう。

空爆下ガザの民衆に連帯する緊急行動
(7月19日-21日 京都・神戸・大阪・東京・仙台・甲府)
http://d.hatena.ne.jp/stop-sodastream/20140717/1405619710

【メッセージを届けよう!】
岸信夫・外務副大臣 ツイッター @KishiNobuo

外務副大臣がイスラエルなど訪問へ(7月17日、朝日)
http://www.asahi.com/articles/DA3S11247486.html

※彼は現在、カイロへ向かう飛行機の中です。ちなみに私は以下のツイー
トを送りました。

@KishiNobuo 空爆のみならず地上侵攻に踏み切ったイスラエルに対して、
「これ以上、民間人を虐殺するな」「ただちに地上戦と空爆を停止せよ」と
強く要求してください。「虐殺を続けるなら、日本政府は経済協定など全
ての取り決めを凍結する」と迫るべきです。アリバイ訪問は許されません。

------------------ 以下、転送 ------------------

みなさま、

京都の岡真理です。
攻撃開始から10日、数千人のイスラエルの地上部隊が
ガザに侵攻し、市民のさらなる犠牲が危惧されます。

以下、7月12日(土)にガザの諸団体から出された
緊急アピール(試訳)です。

拡散歓迎
=========================
ガザの市民社会から緊急アピール:直ちに行動を! 
2014年7月12日
エレクトロニック・インティファーダ
http://electronicintifada.net/content/urgent-call-gaza-civil-society-act-now/13558
=========================

私たち、血みどろの封鎖されたガザ地区に閉じ込められているパレスチナ
人は、世界中の良心ある人々に訴えます。行動してください、抗議してく
ださい、イスラエルに対するボイコット・投資引上げ・制裁を強化してく
ださい。イスラエルがこの殺戮攻撃を止め、その責任をとるまで。

世界がまたも私たちに背を向けているなかで、この4日間、ガザの私たち
は虐殺に次ぐ虐殺にさらされています。あなたがこの文章を読んでいるあ
いだにも、25人の子どもを含む120人を超えるパレスチナ人が亡くなりま
した。負傷者は1000人を越えます。その中には、生きている限りその人生
を制約する、恐ろしい怪我を負った者たちが無数にいます。負傷者の3分
の2は女性や子どもです。

私たちは知っています、多くの者が翌日まで生き延びることができない、
という事実を。

今晩、大虐殺の音に目覚めたままベッドに身を横たえながら、私たちの誰
が、次の犠牲になるのでしょうか? 肉体を引き裂き、四肢を剥ぎ取る、
イスラエルの最新式破壊兵器によって、見分けのつかない姿で次の写真に
写るのは誰でしょうか?

私たちは、私たちに対する犯罪と抑圧を最終的に終わらせることを訴えます。
私たちは、

・イスラエルに対する武器輸出禁止、すなわち、このような戦争犯罪を行
使するためにイスラエルが頼りにしているヨーロッパおよび合衆国から
[イスラエルに対してなされる]武器供与と軍事援助を打ち切るという制
裁、

・ヨーロッパ連合とイスラエルの間の労働協約のような、すべての自由貿
易協定や二国間協定の停止、

・2005年にパレスチナの市民社会の圧倒的大多数が呼びかけた、[イスラ
エル製品の]ボイコット、[イスラエルに対する]投資引上げ、制裁を訴
えます。

イスラエル体制は繰り返し繰り返し証明してきました。圧力をかけられな
いかぎり、孤立しないかぎり、今、まさに私たちが目にしている集団虐殺
を続けるのだということを、そして、何十年にもわたる民族浄化と軍事占
領とアパルトヘイト政策をこれからも続けるのだということを。

私たちはこの文章を土曜の晩に書いています。爆弾がここガザ、私たちの
頭上に投下されるなか、自宅で、再び、からだを硬直させながら。いった
いこの攻撃はいつ終わるのか、誰にも分かりません。7歳以上の者ならだ
れもが、その脳裏には永久に刻まれているのです、2009年、3週間以上に
わたり、330人以上の子どもを含む1400人を超えるパレスチナ人が殺され
て、ガザの通りという通りに血の川が流れたことを。

白燐弾その他の化学兵器が民間地区に対して行使され、私たちの土地を汚
染し、その結果、癌の増加を招きました。最近では、2012年11月下旬、1
週間に及ぶ攻撃で180人以上が殺されました。

今度は何人? 200人? 500人? 5000人? 私たちは問います、世界が行
動を起こすには、私たちの命がいったいどれだけ、無用の長物とされれば
よいのでしょうか? 私たちの血がどれだけ流されればよいのでしょうか?

イスラエルが爆撃する前、イスラエル国会議員、極右政党「ユダヤ人の家」
のアイェレト・シャケドは、パレスチナ人のジェノサイドを呼びかけました。

「彼ら[パレスチナ人]は消え去らねばならない。彼らが蛇を育てた肉体
の家が消え去らねばならないように。さもなくば、さらに小さな蛇たちが
そこで育てられよう。」

今現在、イスラエル国家ほどその性格が残忍なものはありません。私たち、
その大半が子どもたちである[ガザのパレスチナ人]住民は、彼らにとっ
てすべて蛇でしかないのです。

ガザのオマル・グライブが言っているように、「幼い少年や少女が悪意に
満ちたやり方で殺されている写真を目にするのは、心が打ち砕かれる思い
だ。年輩の女性が、日が暮れて断食明けの食事をとっているときに、自宅
が爆撃されて殺された写真もそうだ。彼女は、片手にスプーンを握ったま
ま死んでいた。その姿が頭から消え去るには長い時間がかかるだろう。」

すべての家々が標的とされ、すべての家族が殺害されています。木曜の朝
早く、アル=ハッジ家の家族全員が抹殺されました。父親のマフムード、
母親のバシーマ、その5人の子どもたち。事前の警告もなく、一つの家族
が狙い撃ちされ、その命を奪われたのです。木曜の夜にも、同じことが再
び起こりました。警告なく、さらに5人が殺されました。うち4人はガンナ
ーム家の者たちです。犠牲者には、女性一人と7歳の子どもが含まれてい
ます。

火曜の朝、カワレの一家は、電話で、3階建ての自宅を爆撃すると告げら
れました。貯水タンクが攻撃を受け、家族は避難し始めましたが、やがて
近隣の住民たちとともに、自宅に戻ってきました。彼らはみな、一家とと
もに攻撃に立ち向かうために、家にやって来た、地区全体の人々でした。
イスラエルのジェット機は、屋上に大勢、人間がいるその建物を爆撃しま
した。民間人でいっぱいだと十二分に分かった上で攻撃したのです。

7人が即死、うち5人が13歳以下の子どもです。さらに25人が負傷、8歳の
セラージュ・アブドル=アールはその晩、亡くなりました。

おそらく家族は、イスラエル体制の人間性に訴えようとしたのでしょう。
イスラエルであろうと、まさか人間でいっぱいの屋上を爆撃したりはしな
いだろうと。けれども、私たちの周りの引き裂かれた家族たちを目にする
と、イスラエルの行動は人間性とは無縁のものだということは明らかです。

ほかの場所では、はっきりと「メディア」と大書きされた車両が攻撃され、
フリージャーナリストのハーメド・シェハーブが死亡、ほか8人が負傷、
また、赤新月社の救援車両も攻撃されました。複数の病院も攻撃され、患
者は避難を余儀なくされ、さらなる負傷者が出ました。

イスラエルの野蛮さを示すこの最新のセッションは、イスラエルによる7
年に及ぶ非人間的な封鎖という文脈の中で行われています。物資の主要な
ライフラインは絶たれ、人はガザを出入りすることもできず、その結果、
今、私たちのすべての病院が報じているように医薬品および食料は極度の
欠乏状態に陥っています。

イスラエルの攻撃で破壊された何千軒もの家を再建するためのセメントは
[ガザへの搬入が]禁じられ、大勢のけが人や病人たちは、緊急の治療を
受けるために海外に渡航することが、依然として禁じられており、600人
を超える患者がそのために命を落としてきました。

さらなるニュースが入るたびに、そして、イスラエルの指導者たちが残忍
さの次なる段階へ移ると約束するたびに、私たちは、さらなる恐怖が私た
ちを見舞うことを知っています。だからこそ、私たちはあなたたちに訴え
ます、私たちに背を向けないでと。私たちはあなたたちに訴えます、正義
と人間性を求めて立ち上がってください。迫りくる暗黒に直面しながらも、
ガザ地区に深く根を下ろして生きる勇気ある男性たち、女性たち、子ども
たちを支え、その意志を示してください。国際的な行動をとるよう、私た
ちは強く求めます。

・イスラエルとの外交断絶
・戦争犯罪を裁くこと
・ガザの民間人を即刻、国際的に保護すること

私たちは呼びかけます、高まりつつある国際的な、ボイコット、投資引上
げ、制裁キャンペーンにあなたも参加してください。この犯罪的国家が、
再び、かくも暴力的でありながら問題とされないでいる、その責任をとら
せるために。

パレスチナ人が、イスラエル体制による情け容赦ない殺戮と破壊の只中で
成長しなくてもよい日のために関わろうとする、イスラエルに対して批判
的な大衆は世界中で増え続けています。これにあなたも加わってください。

私たちが自由に移動でき、封鎖が解除され、占領が終わり、世界のパレス
チナ難民についに正義が与えられる日のために。

今すぐ行動してください。手遅れになる前に!

パレスチナ労働組合総同盟
パレスチナ大学教員協会
パレスチナNGOネットワーク(130団体の包括組織)
パレスチナ女性合同労働組合
医療民主会議
パレスチナ・ゼネラル・ユニオン
保健医療ゼネラル・ユニオン
公務員ゼネラル・ユニオン
石油化学・ガス・ゼネラル・ユニオン
農業ゼネラル・ユニオン
女性労働委員会組合
パル・シネマ(パレスチナ映画フォーラム)
青年ヘラク運動
女性闘争委員会組合
シナジー組合(女性支部)
パレスチナ女性委員会組合
女性学会
働く女性協会
プレス・ハウス
イスラエルに対するアカデミック・ボイコットを求めるパレスチナ学生キャンペーン
ガザBDSワーキング・グループ
民主的一国家グループ

【翻訳:岡 真理】

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■明日19日(土)
午後5時〜 かぜのね(出町柳)にて
「繰り返されるジェノサイド〜私たちの応答責任〜」岡真理
https://twitter.com/KazenoneKyoto

午後7時〜8時半 三条大橋
<ガザのためのピース・スタンディング・ビジル>
・雨天決行
・キャンドル、メッセージ・ボードをご持参ください。
・なるべく黒い服でお越しください。
呼びかけ人:ピースウォーク京都、つばめクラブ
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以上

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以上、転載

太田光征
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2014年07月17日

2014/07/20 イスラエル軍のガザ攻撃に反対する緊急デモ(神戸)

イスラエル軍のガザ攻撃に反対する緊急デモ(神戸)
http://www.labornetjp.org/EventItem/1405571619571staff01

2014/07/20 イスラエル軍のガザ攻撃に反対する緊急デモ(神戸)
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【7/20 神戸】イスラエル軍のガザ攻撃に反対する緊急デモのよびかけ
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●日時:7月20日(日)午後1時〜3時
●場所:神戸市役所山側花時計前集合(JR三宮南へ徒歩5分)

●デモコース:三宮センター街を西進、鯉川筋を北上して兵庫県庁1号館北側の「在神戸イスラエル名誉領事館」までデモをします。
※ぜひメッセージカードをお持ちください。

イスラエル軍のガザへの攻撃が激しさを増しています。7月14日現在で死者は172人を超え、負傷者は1200人以上と言われています。(7/15朝日)。空爆の回数は2179回を超え、避難民が16万人以上とも言われています。ガザの人々は今、死の恐怖のもとで暮らしているのです。イスラエル軍の攻撃はヨルダン川西岸地域でも行われ、ガザ地域には地上侵攻の可能性すらあります。

今回の攻撃は、ハマスがユダヤ人入植者を誘拐し殺害したことが原因とイスラエル政府は言いますが、ハマスの犯行だという証拠はありません。イスラエルの和平交渉を無視した蛮行に業を煮やしたパレスチナ政府は、6月2日にハマスと和解し統一政府を樹立しました。その直後から、イスラエル軍はガザ空爆を始めたのです。誘拐事件を利用してイスラエル政府は、パレスチナ人の団結を破壊し、パレスチナの人々を虐殺し続けているのです。

国連安全保障理事会は、イスラエルを擁護する米政府などの妨害によって実効力のある停戦声明が出せないでいます。7月7日には茂木経済産業相が、イスラエルの軍需産業であるセキュリティビジネスと日本企業との技術協力の覚書を交わしました。安倍政権は今まさに、「武器輸出三
原則の撤廃」や「集団的自衛権行使容認」の閣議決定を通じて、イスラエルとアメリカが中東で展開する対テロ戦争に日本が積極的に軍事協力する道を開きつつあるのです。

ガザは神戸市の面積の3分の2に約170万人が住む人口密集地で、この間の占領と封鎖によって医薬品や食料が不足しています。戦争とも呼べない一方的な虐殺を一刻も早くやめさせましょう。兵庫県庁北側にある「在神戸イスラエル名誉総領事館」や日米両政府に私たちの意思を伝え
ましょう。

・イスラエル政府はガザへの空爆・地上侵攻をやめよ!
・日米両政府はイスラエル政府に攻撃の中止を求めよ!
・対テロ戦争に協力する「集団的自衛権の閣議決定」撤回!

●よびかけ:KOBEピースiネット パレスチナの平和を考える会
●問合せ先:高橋090-3652-8652 saltshop@kobe.zaq.jp

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以上、転載

太田光征
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2014年07月16日

7月19日(土)14:30〜福東トモダチ公園:オスプレイNO!行動

オスプレイくるなビラ.pdf
オスプレイくるなビラ カラー.pdf
転送します。

太田光征

-------- Original Message --------
Subject: FW: オスプレイNO!行動よびかけビラ
Date: Wed, 16 Jul 2014 07:15:00 +0000
From: 井出 由美子

みなさま

今日の防衛省交渉の後での打ち合わせで修正させていただきました。
ビラ改訂版モノクロとカラーをPDFで送ります。
Word希望の場合は連絡ください。
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2014年07月15日

集団的自衛権行使容認の閣議決定について抗議し、その撤回を求めます

-------- Original Message --------
Subject: [uniting-peace:1007] 集団的自衛権行使容認の閣議決定について抗議し、その撤回を求めます
Date: Tue, 15 Jul 2014 09:15:26 +0900 (JST)

2014年7月11日

内閣総理大臣   安倍晋三殿

自由民主党総裁  安倍晋三 殿

公明党代表    山口那津男 殿

埼玉県平和資料館を考える会 

共同代表  石垣敏夫

        武内 暁

集団的自衛権行使容認の閣議決定について抗議し、その撤回を求めます

かつて日本は、兵士を含め300万人の尊い命、侵略したアジア諸国で2000万人という多くの人びとの命を戦争で奪うという罪悪行為を行い、

この反省と謝罪を込めて、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し」(前文)、

「国権の発動たる戦争と武力による威嚇または武力の行使は永久にこれを放棄する」「国の交戦権は認めない」(9条)

と自らを戒める国是を、最高法規である日本国憲法として確立し、68年間守り続け、自国と世界平和に貢献してきたことは全国民・市民の誇りである。

しかし、あなた方は去る7月1日、自民公明与党で合意したと、従来の憲法解釈を変更し集団的自衛権の行使容認を閣議で決定した。

日本を再び「戦争できる・する」国家にすることであり、強い怒りをもって抗議する。

その合意の前も後も世論調査の過半数はあなた方を支持していない中での暴挙であり、

強引にことを進めた安倍晋三首相及び閣僚、合意を与えた与党、とりわけ公明党の責任は重大である。

これまでの政府の憲法解釈では、憲法第9条の下で許容される自衛権の行使は、専守防衛に徹するものとし、

自国が直接攻撃されないにもかかわらず武力行使を可能にする集団的自衛権の行使は、その範囲を超え、憲法上許されない、

とされている。憲法の基本理念に抵触するこのような解釈の変更を、一内閣の決定によって行うことは本来できない。

それを強行したことは、憲法第99条「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、

この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」違憲の「集団的自衛権閣議決定」はその効力を有しない、

憲法第98条「この憲法は、国の最高法規であって、その条項に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、

その効力を有しない」に対する明らかな違反であり、立憲主義の否定と言わざるをえない。集団的自衛権行使の容認は、

軍備増強と武力行使についての歯止めを失わせるものであり、時の政府の考え一つで、

自衛隊員や他国民を含む国民を戦争の恐怖と生命の危険にさらすものである。それは実質的に、憲法前文の精神と第9条を葬り去る暴挙である。

個別的自衛権、専守防衛だとした場合でも、現代の大量かつ殺傷力の強い近代兵器を行使することは、

かってない惨禍をもたらすことは自明のことであり、どんなことがあっても自他共に武力行使をしないことが鉄則であり、憲法9条の趣旨である。ましてやどんな理由があれ、

他国とともに他国に武力を行使すれば日本の自衛隊も国土も国民も反撃を受け、悲惨な結果になることは明らかである。また、

日本の自衛隊も武器も他国人を殺傷する事態となる。そんなことはすべきでないとしてきた国民の努力は一瞬にして灰燼に帰すのである。

公明党は、「大きな歯止めがかけられた」(山口代表)というが、戦争行為、武力行使容認への扉を開いたことであり、

武力行使限定条件が事態如何ですぐ無限定条件に変化することは自明であり、自党の利益のため安倍首相の暴走を支援したと指摘せざるを得ない。

「平和の党の旗」のためにも、将来の日本、若い世代の未来のため、容認を撤回し、関連法案に反対すべきである。

私たちは、改めて、日本の国土、国民、とりわけ若者の将来を守るため、日本国民と他国民を戦争の恐怖にさらさないこと、

戦争のない平和な世界を残すこと、人間として、政治家として、これが最大の責務であることを想起され

、安倍首相、連立与党が、集団的自衛権の容認の閣議決定の撤回を求める。

この要求に対し回答を7月25日までに文書で求めます。

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以上、転載

太田光征
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2014年07月11日

ガザでのイスラエル空爆に対する緊急行動のお知らせです!

[転送・転載歓迎/重複失礼]
イスラエルによる国際法違反の占領と封鎖という巨大な暴力の上に、またしても「集団的懲罰」に他ならない空爆という戦争犯罪が繰り返されています。見過ごすことは出来ません。とにかく急いで抗議の声をあげましょう。本日7月11日、東京と大阪で抗議行動が行われます。可能な方はぜひご参加ください。

<ツイッター拡散用>
【緊急拡散お願い】ガザ空爆をやめろ!イスラエル大使館前緊急行動:7月11日(金)18時30分〜19時30分、イスラエル大使館前(麹町駅6番出口〈日テレ方面〉から徒歩3分)
呼びかけ:個人有志(連絡先 090‐6185‐4407 杉原) ※プラカード等持ち寄り歓迎。

空爆下ガザの民衆に連帯する緊急行動(7/11 東京・大阪)http://d.hatena.ne.jp/stop-sodastream/20140710/1404994148

【イスラエル大使館に抗議のファックスを!】イスラエル大使館(FAX)03-3264-0791
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【東京】ガザ空爆をやめろ!イスラエル大使館前緊急行動
日時:7月11日(金)18時30分〜19時30分
場所:イスラエル大使館前(地下鉄有楽町線麹町駅6番出口〈日テレ方面〉から徒歩3分)
   地図 http://bit.ly/1qZoFE8 (千代田区二番町3番地)
報道でもご存知のとおり、ガザへのイスラエルの空爆が激しくなっています。イスラエル軍は地上侵攻を視野に、予備役兵の召集を開始しました。
事態の拡大をとめるには、世界中での迅速な抗議行動が鍵を握っています。そこで急きょ、緊急の行動を有志で呼びかけることにしました。参加され
る方は各自、プラカードや鳴り物などの準備をお願いします。
呼びかけ:個人有志  問い合わせ先:090−6185−4407(杉原)
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【大阪】
イスラエルによるガザ空爆糾弾!日・米・イスラエルの戦争協力強化に反対!7・11大阪アメリカ領事館前緊急行動

日時:7月11日(金)午後6時〜
場所:駐大阪・神戸アメリカ総領事館前 http://japanese.osaka.usconsulate.gov/map-contact.html
イスラエルによるガザ空爆が激しさを増しています。7月8日から10日にかけての3日間ですでに81名のパレスチナ人が殺害され、550人以上が負傷し
ています。西岸地区にもイスラエル軍は全面展開し、武装入植者と一体となってパレスチナ人の生活と生命を脅かしています。
8日、アーネスト米大統領報道官は「イスラエルの自衛権」を支持しながら、「パレスチナ人の自衛権」には一顧だにしないという米国のダブルスタンダードを改めて明らかにしました。これまでもパレスチナの人々は、封鎖政策や隔離壁・入植地、人種差別的法制度等によって、移動の自由や教育・就労・資源へのアクセス権を奪われてきました。しかし、米国の国連安保理における拒否権によってパレスチナ人の権利を守るための国際的な行動は常に妨害されてきたのです。
このような全面的ジェノサイドが進行するイスラエル/パレスチナを茂木経産相は日本企業27社とともに訪ね、イスラエルのセキュリティ・ビジネスを中心とした産業界と技術開発協力を進めていくための覚書を7月7日に交わしました。パレスチナ人を実験台にして成長してきたイスラエルのセキュリティ技術に、日本の無邪気な「死の商人」達が群がろうとしています。
パレスチナ人に対するジェノサイドを進める日・米・イスラエルの戦争機械を止めるため、いまこそ市民的連帯の声をあげていきましょう!
※各自、プラカードなどご用意ください。
呼びかけ(7月10日現在)・ATTAC関西・関西共同行動・「ストップ!ソーダストリーム」キャンペーン・パレスチナの平和を考える会
連絡先:palestine.forum@gmail.com

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以上、転載

太田光征
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2014年07月09日

福島原発事故放射線被害:補充質問発送と被ばく学習会

713チラシ10.pdf
-------- Original Message --------
Subject: [uniting-peace:0939] 補充質問発送と被ばく学習会
Date: Wed, 9 Jul 2014 09:34:20 +0900 (JST)

皆さま
いつも「放射線被ばくを学習する会」を暖かく見守ってくださり
熱く感謝申し上げます。
bccにて送らせていただきます。
2つのお知らせを申し上げます。

(1)
1つは、添付いたしました。
「福島県県民健康調査等に関する610公開質問への第1次回答を理解するための補充質問」
添付のものを、7月7日に発送したことです。
http://goo.gl/X3F0PP
回答期限は7月17日(木)です。

昨日中に先方に届いているはずです。
質問項目を御活用して、
みなさまそれぞれに、先方に電話取材など、
あるいは、ご友人との四方山話の題材にしてくださると幸いです。

6月10日 公開質問状とりまとめ
6月11日 発送
6月25日 福島県県民健康調査課、および県立医大放射線健康管理センターから回答発送
6月27日 同 落手
6月30日 回答内容公表(記者会見)
7月3日 環境省専門家会議へ督促状発送
7月7日 福島県県民健康調査4機関に補充質問発送

ご参照と資料ファイルはこちらです。
http://www57.atwiki.jp/20030810/pages/141.html
今後とも、このページをご注視してくだされば幸いです。

====
福島県37 万人の子どもたちのなかで、甲状腺がん発見者は90 人に達しました
(「悪性および悪性疑い」5/19・県民健康調査検討委員会)。

仮にスクリーニング効果を考えたとしても、発病数は平時(100 万人に約2人)に比べれば
圧倒的な多発です。それにも拘わらず県検討委員会は「放射線の影響とは考えにくい」との
強弁を繰り返しています。

首都東京では環境省が集めた放射線専門家の会議が、住民が受けた放射線は
福島県内でも「圧倒的に低い」、その他都県では「もちろん取るに足らない」とし、
この夏までに「フクイチ事故による健康影響なし」の結論を出そうとしています。
結論を急いでいるのは、年間20 ミリシーベルト以下なら帰還せよ、あるいは
損害賠償は必要なし、そして全国の原発再稼動、という政策と連動しているからです。

私たち「放射線被ばくを学習する会」では、今年に入り月例学習会に加え
「特別学習会」を2 回、雑誌「科学」読み合わせ会を3 回開くなど、こうした動きを
監視しながら放射線健康影響の基礎を学んできました。

学習成果を踏まえて、当局・専門家に対し公開質問状を発信しました。
====

(2)
2つめは、月例の学習会です。
7月13日(日)の13:10〜です。
http://www57.atwiki.jp/20030810/pages/140.html
http://cdn57.atwikiimg.com/20030810/?cmd=upload&act=open&page=7%E6%9C%8813%E6%97%A5%E7%AC%AC13%E5%9B%9E%E5%AD%A6%E7%BF%92%E4%BC%9A%E3%81%AE%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85&file=713%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B79%20%281%29.pdf
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映画をみて、とことん語り合いましょう!
7月13日(日)被ばく学習会
「チェルノブイリ・28年目の子どもたち」
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• 感想の語り合い
• 質疑応答:白石 草さん
(アワプラネットTV代表、映画「チェルノブイリ・28年目の子どもたち」プロデューサー&ディレクター)
• 講演:吉田由布子さん
(チェルノブイリ被害調査・救援女性ネットワーク)
「健康被害を綴った専門家たち、ウクライナ報告」

====
3年余りがすぎました、福島第一原発事故からです。
もはや心配はないのでしょうか?

法律が定めた年間1ミリシーベルトではなく、年間20ミリシーベルトを避難基準としたまま、
住民の帰還が進められています。放射線防護策や健康調査は極めて限定的です。

そんな中、OurPlanetTVではチェルノブイリ事故後28年たったウクライナへ足を運び、
子どもたちの健康状態や学校生活などを取材し作品にまとめました。
取材地は、発災時には福島市と同程度の汚染を受けた、コロステン市です。
汚染地域の子どもや住民の発病率が今も上昇する中、医師、教師たちの
懸命な努力が続けられています。

福島第一原発事故の放射能・放射線による健康影響について、
「もはや、ありえない」という当局とマスメディアによる繰返しがある一方、
「健康影響がでるのはチェルノブイリと同じように、むしろこれからだ」
という心配があります。

チェルノブイリの28年から、私たちは何を学べばよいのでしょうか?
映画をみて感想と疑問を出し合いましょう。
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以上です。

ni0615田島直樹
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めーる hamasa7491あっとhotmail.com
放射線被ばくを学習する会 共同代表
http://www57.atwiki.jp/20030810
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2014年07月06日

7/6(日)15時〜第169回街頭行動於新宿アルタ前のお誘い

集団的自衛権の閣議決定でも押しやられてしまいました。未来は自覚ある主権者をいかに増やすかにかかっています。そのためには多くの有権者に訴えかける取り組みが必要。少人数多地点での街頭行動が有効ではないでしょうか。現在の運動圏でも土日に全国の駅を埋めるくらいの力は持っているはずです。

長岩均さんらや音楽グループ(サックス、エレキ、ボーカル)と一緒に街頭で訴えています。本日も午後6時、7時くらいまで行います。ご参加ください。

最近、集団的自衛権がらみでは以下を含む内容を訴えています。


(1)北朝鮮が日本に攻撃を仕掛ける最初で最後は、アメリカが北朝鮮を先制攻撃し、日本がアメリカを支援することで、北朝鮮が日本に反撃するときのみ。軍事弱小国家の北朝鮮が日本に先制攻撃を仕掛けるはずがない。集団的自衛権は日本の安全を脅かす。

(2)多くの日本企業が中国に進出し、膨大な権益を中国に築いている。これらの権益を放棄してまで、尖閣諸島ごときの領土問題で日中が武力紛争に突入する覚悟があるのか(環境省事務次官経験者の指摘を拝借)。アメリカ自身が日中の武力紛争には巻き込まれたくないと言い始めている。もはや日中は戦争できない関係にある。日中武力紛争がらみの集団的自衛権の行使はさらにあり得ない想定。

(3)安倍首相は国民の命を守るために特定秘密保護法が必要、集団的自衛権が必要と言うが、命を脅かす原発にしがみついている。第一次安倍内閣のとき、野党から原発の電源対策の不備が指摘されながら、それを無視した。これが今回の福島原発事故につながった可能性がある。先の大雪でも自衛隊の対応が遅れ、二桁の死者を出した。国民の命を軽視しているのがこの国の政府。集団的自衛権はただひたすら米軍を軍事支援することが目的。

(4)自衛隊員はアメリカではなく、日本を守るために入隊している。集団的自衛権の行使は、自衛隊員の命をアメリカのために差し出せ、という命令に等しい。が、安倍首相以下、死者が出ても誰も責任を取らない。自分らはただ命令するだけだ。


(日曜に想う)「出動せよ」政治は言う資格あるか 特別編集委員・星浩:朝日新聞デジタル
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11167041.html?_requesturl=articles%2FDA3S11167041.htmlamp;iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11167041
山口那津男・公明党代表が当時の防衛政務次官として、PKO(国連平和維持活動)に派遣される部隊の壮行会にて:
< 報道陣が会場を出て、家族と国会議員、防衛省幹部らとの懇親会になったら、雰囲気が一転。家族の表情が曇ってきた。ある隊員の父親が、深刻そうな表情で山口氏に訴えた。「なんで、私の息子が危険なところに行かなくてはいけないのですか」「もし、万一のことがあったらどうしてくれるのですか。国は責任がとれますか」
 山口氏は、その剣幕に圧倒された。「現地は停戦合意が成立しているから大丈夫ですよ」と型通りの説明はしたものの、子どもを送り出す親の不安を実感した。「自衛隊員は政府の方針に黙って従うのがルールだけれど、実際に出て行く隊員やその家族の気持ちは複雑です。派遣を決めた政治が全幅の尊敬、信頼を得ているわけではないから」と山口氏は言う。>

(5)政治家は消費税増税ごときで、国民に負担を強いるからという変な理屈で、身を切る改革と称して、国会議員定数の削減を主張する。ところがアメリカのために自衛隊員は命を犠牲にせよと命じる集団的自衛権を主張する政治家連中は、自ら身を切るべきだなどとは言わない。集団的自衛権を主張する以上、政治家の命の一つや二つ、自ら絶ってしかるべきだろう。

(6)イラク戦争に派遣された自衛隊は武装米兵を輸送するなどの純然たる軍事支援を行った。既に集団的自衛権に相当するものを行使している。だから2008年の名古屋高裁でこうした軍事支援が違憲であると断罪された。自衛隊員は本格的な戦闘には参加しなかったが、それでも派遣隊員の自殺率は国民平均を大きく上回っている。集団的自衛権による米軍支援で殺し殺される環境に追いやられる隊員は、イラク派兵の比ではない苦悩を抱えることになる。イラク戦争に従軍した米兵の多くが精神を病んでいる事実をみれば分かる。


集団的自衛権:懸念される自衛隊の「ブラックボックス化」 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20140628k0000m010038000c.html
自衛隊イラク派兵:今年3月までに派遣隊員26人が自殺している。国民平均(おおむね4000人に1人)の10倍以上だ。

(7)集団的自衛権の行使容認は、漠然とした安全保障の議論の問題ではなく、自衛隊員が殺し殺されるという現実、命の問題である。

(8)福島のような地方に原発を押し付けていれば大丈夫と思いきや、関東にまで放射性物質が飛んできた。沖縄に米軍基地を押し付けていれば問題ないと思ってきたが、首都・東京の横田基地でも、沖縄に配備されているのと同じオスプレイ、事故ばかり起こしている米軍輸送機が配備されようとしている。こうした差別政治は他人事でない。集団的自衛権も、自分は自衛隊員として殺されるわけではないから関係ない、では済まされない。差別政治による政治災害から逃れることはできない。

(9)今、政治の優先課題は憲法を壊す集団的自衛権の容認ではない。2012年総選挙の小選挙区では死票率が5割を超えた。直近の国政選挙では、自民党の比例区での得票率、すなわち有権者からの支持率は、わずか2割、3割に過ぎない。それでいて比例区・選挙区の全議席の6割を超える議席を自民党は獲得してしまう。平等な国民主権、投票価値が保障されていない。いわゆる1票の格差、つまり定数配分の格差はたいして重要ではないが、それでも最高裁は違憲であると判断している。小選挙区制がもたらす投票価値の不平等は定数配分の格差以上に重大である。日本では政治の土台たる民主主義の基礎的条件さえ成立していない。政治の仕事はまず、平等な国民主権と投票価値を保障するよう、選挙制度を改正することである。解釈壊憲は論外であり、国会議員は選挙制度改正の前に個別法をうんぬんする資格はない。

太田光征
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2014年07月02日

7・1行動、お疲れ様でした

-------- Original Message --------
Subject: [sinsai-chibanet:4258] 7・1行動、お疲れ様でした
Date: Wed, 2 Jul 2014 04:38:58 +0900 (JST)

阿部です

7・1官邸前行動への参加、お疲れ様でした。
官邸前に行けなかった人も、気苦労されたと思います。
ともに、お疲れ様。
さっきfacebookにアップした文章を、以下に貼り付けます。


国民世論と、首相官邸を取り巻く数万の市民の声に背を向けて、安倍内閣が集団的自衛権行使容認の閣議決定を強行した。安倍首相らは、これで日本も海外で戦争をする国に成り上がる第一歩を踏み出せた、と歪んだ勝利感に浸っているのだろう。

しかし、ことはそう簡単ではない。次の国会では、10本以上の法律の改正案を成立させなければならないが、私たちはそれを阻止するために全力を挙げて闘うだろう。仮に腐った公明党や、自民党以上に戦争好きの諸新党に助けを求めて法案を成立させることが出来たとしても、海外派兵が現実のものになる度に、国民世論との対峙が待ち構えている。安倍首相らは、一度既成事実をつくってしまえば日本人はそれに慣れていくだろう、憲法守れ、戦争反対の声も小さくなっていくだろう、とたかをくくっているのだろう。しかし市民はそんなに愚かな存在ではないことを、彼らもやがて知るだろうし、それを知らしめていかなければならない。

安倍首相の先輩格のウルトラ右翼政治家である中曽根康弘は、安倍よりは慎重であり、戦略家であった。中曽根は、国民的大闘争となった60年安保闘争から教訓を引き出し、憲法を変えるのは容易ではない、国民世論の虎の尾を踏み間違えたらオシマイだ、だから慎重に準備しよう、環境権だ新しい人権だと言って裏口から憲法改悪に手を付けよう、平和勢力の強力な一翼である労働組合を前もって弱体化させようと考えた。

安倍晋三自身には、そういう慎重さや戦略的発想はない。ただただ皮相浅薄な考えで、急進的に行動をしている。もちろん、その背後には、戦略を描いている者たちがちゃんといる。日本を本気で海外で戦争をする国に作り変えるために、用意周到に、着々と事を進めている連中が存在する。それは、このかんの一連の政策布陣、秘密保護法成立、武器輸出三原則撤廃、国家安全保障会議と国家安全保障局の発足、尖閣の紛争化と日本版海兵隊の組織化等々の整合性を見れば明らかだ。安倍晋三は、彼らにとっては使い勝手の良い政治家だ。その狭量な反中国・韓国意識と浅薄な右翼イデオロギーと歴史に名を残したいとの虚栄心を満足させてやれば、何でもやってしまう男だから。

しかし、彼らの望むとおり、日本が戦争をする国になってしまえば、イラク戦争やアフガンの戦争に参加した諸国と同じように、日本人にも死人が出る。他国の人々が死ぬことには鈍感な人々も、そういう事態には耐えられそうもない。だから次に戦争屋たちが考えているのは、それに耐えられる日本人と日本社会の構築だ。そのために、教育や文化や地域コミュニティ政策など様々な領域を動員して、戦争に絶えられる社会づくりが押し進められるに違いない。

戦争屋たちは、今のところは予定通りに事が進んでいるとほくそ笑んでいるのかもしれない。しかし彼らにしても、本来の悲願であった憲法の明文改憲には手が付けられず、96条の改正でハードルを下げようとしたがそれも国民世論の反対にあって叶わず、結局は一番安易で容易な閣議決定という方法に逃げ込まざるを得なかった。将来もっとまともな政府が成立して逆の閣議決定をすれば、安倍らの成果は水泡に帰してしまう。彼らの勝利は脆弱なかりそめの勝利に過ぎない。

安倍や戦争屋たちが依拠しているのは、中国脅威論に尽きるだろう。この脅威論の魔法に、日本国民は少し引っかかってしまった。しかしこの脅威論は、半分はフィクションであり、フィクションでない残りの半分も、動かしがたい現実というものではない。私たちの行動によって変えていくことが出来る現実だ。

中国の支配層が、かつての日本の侵略主義や米国の帝国主義の轍を踏むほど愚かかどうかは分からないが、もし彼らが膨張主義に走るならば、それを抑えるために世界の民衆と中国の民衆とが手を繋いでそれを牽制していく必要がある。他方、中国の支配層からすれば、米国や日本や韓国やオーストラリアなどによる対中国連携、特に日本が熱心に唱える反中国包囲網づくりは、日本にとっての中国以上に、自国にとっての脅威に見えているはずだ。中国を取り巻く日本・韓国・米国等々の諸国の民衆は、やはり手を取り合ってそれぞれの政府の反中国政策に反対し、それを押さえ込んでいかなければならない。

安倍首相と戦争屋たちに、国民の中に根強く生きる平和と非戦を求める強い思いを踏みにじればどうなるか、虎の尾を踏んだらどんなしっぺ返しが待っているかを、知らしめよう。

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 12:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2014年06月28日

PSI特別レポート:新サービス貿易協定と企業アジェンダ

PSI特別レポート:新サービス貿易協定と企業アジェンダ
TISAと公共サービス
http://www.world-psi.org/sites/default/files/documents/research/jp_tisaresearchpaper_hqp_internal.pdf

太田光征

以下、転載です。

-------- Original Message --------
Subject: [uniting-peace:0794] >  TiSA交渉をご存じでしょうか。
Date: Sat, 28 Jun 2014 07:17:56 +0900 (JST)


>  TiSA交渉をご存じでしょうか。
>  私は昨日、初めて聞きました。
>
>  WTO交渉で、サービス貿易に関する協定(GATS)分野で
>  激しい抵抗にあって盛り込めなかった部分をWTOに持ち込もうとする
>  ブロック交渉で、以下の23ヶ国の国と地域が参加しています。
>
>  米国、EU(加盟28ヶ国を代表)
>  オーストラリア、カナダ、チリ、台湾、コロンビア、コスタリカ、香港、
>  アイスランド、イスラエル、日本、リヒテンシュタイン、メキシコ、ニュージーラ
ンド、 ノルウェー、パキスタン、パナマ、パラグアイ、ペルー、韓国、スイス、トル
コ、
>
>  サービスは、農業と製造業を除く全ての分野です。
>  ありとあらゆる暮らしの仕組みに関わるものです。
>
>  とくにTiSAによって狙われているのは、公共部門の民営化と
>  再公有化の阻止(ラチェット条項)です。
>
>  たとえば、水道の民営化については
>  複数のISD裁定が出されていますが、
>
>  これらの例は、
>  料金の高騰、水質の悪化などを受け
>  失敗が明らかなために再公有化しようとしたのが
>  ISD提訴されたものです。
>
>  ヨーロッパでも水道を民営化した末、
>  失敗に終わり、再公有化する流れにあります。
>  
>  TiSAは、これをラチェット条項で縛ります。
>
>  国際公務労連の委託による
>  カナダの研究者の論文(日本語版)のURLをご紹介します。
>  www.world-psi.org/sites/default/files/documents/research/jp_tisaresearchpa
per_final_web.pdf
>  
>
>  グローバリゼーションによる市民生活の破壊は
>  ありとあらゆる方向から押し寄せているわけです。
>
>  以下、国際公務労連のブリーフィングの抜粋です。
>
> -----------------------------------
> ・TiSAは公共サービスの民営化に好都合な環境を生み出す。
>
> ・TiSAによって、政府は公共サービスを再公営化したり、
> 新たなサービスを立ち上げたりすることができなくなる。
>
> ・TiSAは医療機関、大学、学校の認定、公共水道、ゴミ処理施設、
> 発電所、放送の許認可と言った分野にも拡大している。
>
> ・TiSAは、労働者の安全、環境規制、消費者保護、
>  ユニバーサルサービスの義務といった分野における
>  政府の政府の立法能力を制限する。
>
> ・TiSAの対象は、いわゆるモード4のもと、
>  移民労働者の自由な移動など、
>  すべての部門と提供手段に広がる。
>
> ・TiSAで除外されるのは公共サービスのわずかな断片のみ。
>
> ・TiSAにはラチェット条項とスタンドスティル条項が含まれる。
>
> ・TiSAでは、内国民待遇に「ネガティブリスト」方式をとっている
>
> TiSAの交渉は、現在ジュネーブにて8週間に1度、秘密裏に進められています。
> このような交渉は、企業の大々的なロビー活動の山場に当たります。
>
>
> TiSAは将来の政府からも自由を奪います。
> 秘密主義と協議の欠如とともに、
> 将来の政府が拘束されることは、
> 政府の説明責任をとうという市民の民主的権利に対して、
> 重大な侵害であると言えます。
>
>
> ===============
> 名古屋市守山区中新10−8
>  シャンボール小幡2階B号
> 守山法律事務所
>     弁護士 岩 月 浩 二
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2014年06月27日

集団的自衛権:6月25日、創価学会本部に要望書を提出し、公明党本部前・付近、信濃町駅前で激励行動

18日、20日に続き、25日夕刻も同様の行動に取り組むことになりました。午後6時くらいからは、火炎瓶テツさんと仲間たちも公明党本部前で行動。

メディアから取材を受けたので、警察による相変わらずの妨害を含め、報道を期待しています。

昨日は山梨、茨城などからも駆け付けた方いました。まだ時間が残っています。公明党、特に地方の公明党議員が揺れているので、あきらめずに働きかけていきましょう。

集団的自衛権:公明の意見集約が難航 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20140626k0000m010136000c.html

以下は、簡単な創価学会あて要望書です。

創価学会名誉会長 池田大作様
創価学会会長 原田 稔様

2014年6月25日

集団的自衛権の行使容認に突き進む
公明党にブレーキ役を

 貴会が支持される公明党は今、その党是である「平和の党」を自ら投げ捨てさりたいようであります。自由民主党と一緒に正式な改憲手続きによらず、単なる閣議決定だけで集団的自衛権の行使を容認するという、実質的な改憲を行おうとしている問題です。

 公明党はその綱領第一章で「生命・生活・生存の人間主義」を謳っていますが、原発再稼働や消費税増税を含め、自民党と組んでの政治は、自らの綱領に反しているといわなければなりません。

 公明党が目指すべき政治と実際の政治の乖離について、多くの貴会会員が心を悩ましていることと思います。

 公明党が自民党政治をその中から制御するという説明は、もはや成り立ちません。憲法にまで手を付けるに及び、何らかの政治的実を取るために何かに妥協するという説明は、不可能になったのです。

 今週のうちにも閣議決定の内容で与党が合意に至るのではないかと報道されています。この状況において貴会の意思表明は決定的に大きな意味を持ちます。賢明なご指導を期待いたします。

 警察による妨害があったものの、6月18日に公明党本部に出向き、要望を伝えました。その要望書*を添えます。

都内で街頭行動を行っている市民グループ有志(一定の名称はございません)

仮連絡先(太田光征):〒271-0076 千葉県松戸市岩瀬46-2 さつき荘201号
           Tel/fax:047-360-1470
           otasa@nifty.com

*要望書:6/18(水)「山口さん!綱領忘れた??激励行動」
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/399770487.html

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太田光征
posted by 風の人 at 14:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般