2008年04月09日

ふぇみん「お知らせ欄」掲載希望 5/24授業「アジア・太平洋戦争」


ふぇみん婦人民主クラブ ご担当者様
Cc:皆様

いつも掲載有り難うございます。
「お知らせ」の掲載を希望いたします。
詳細を掲載したサイトのURLは、
増田都子のホームページ http://www.masudamiyako.org/home/
をご覧ください。

===============================
増田都子先生の社会科授業「近現代史の真実を知ろう」(12)アジア・太平洋戦争 

5月24日(土)14:00〜16:30。
我孫子栄光教会(湖北駅南口徒歩4分、我孫子市中峠台7−1)。
中学生〜大人まで。
参加費500円、中高生無料。
申込不要。
主催、あびこ平和ネット・豊田
TEL 080・5037・0019
Email yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp ←迷惑メイル対策で@を変えてあります。

===============================

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
●祝 鎌倉市平和都市宣言50周年(日本初)●
平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
ストップ ロッカショ.JP http://stop-rokkasho.jp/
ストップ再処理工場・意見広告の会 http://www.iken-k.com/
ガンジーの会 http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/
市民がつくる平和条例の会 http://www17.plala.or.jp/peaceactcampaign/
「平和への結集」をめざす市民の風 http://kaze.fm/
川田龍平を応援する会 http://www.ryuheikawada.jp/
星野さんをとり戻そう全国再審連絡会議 http://www3.cnet-ta.ne.jp/f/fhoshino/
新しい反安保行動をつくる実行委員会 http://www.jca.apc.org/hananpojitsu/
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2008年04月06日

ハーフムーンと人間の鎖

4月4日藤沢.ふじさわ九条の会主催,ハーフムーン演奏会と井上ひさし講演会.

藤沢市議会で否決されたが市民が請求した無防備都市宣言の条例案.井上氏は同宣言の有効性を語った.

死者のうち5%も市民が亡くなった第一次世界大戦.第二次世界大戦では48%.朝鮮戦争84%.ベトナム戦争95%.
イラク戦争は70万人の死者,400万人が国外へ避難.

3月3日は平和の日ということ.

ハーフムーンは六ヶ所村の再処理工場のことも語った.

米軍原子力空母の横須賀港配備に反対し,米軍再編に抵抗する4月6日防衛省前人間の鎖に連帯して.

豊田義信
posted by 風の人 at 23:28 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

2008年04月02日

政治セミナー実行委員会のご案内

皆様

自民党と民主党の二大政党はガソリン暫定税率などの問題をめぐって対決を深めつつも、まだ大連立の危うさも消えてはいません。岩国市長選や沖縄での米兵による少女暴行、護衛艦「あたご」の衝突事件など、日米関係や自衛隊の存在そのものを問う事件が頻発しているにもかかわらず、国会は空転という状態です。物価上昇や負担増で、暮らしの危機は深まるばかりの中、二大政党は有効な打開策を見いだせないでいます。一方で、「二大政党」以外の各政党は、平和憲法と国民の生活を守る立場から、危機打開に向けた有意義な政策提言を積極的に行っていますが、まだまだマスメディアをはじめ、十分その主張が聞き入れられ、理解されているとは言えない現状があります。

このような中、日本の政策の骨格を再確認し、将来に向けた展望を切り開くために、「平和への結集をめざす市民の風」では、連続・政治セミナーの開催を予定しています。憲法、北朝鮮政策などの平和政策、年金問題、ワーキングプア問題などの福祉政策、道路特定財源、環境税、地球温暖化問題などの環境政策など、今迫られている緊急の課題を平和憲法の視点から押さえる活憲セミナーです。

通常の運営委員会とは別に、実行委員会を開催し政治セミナーの企画・運営を行います。実行委員会は、企画の趣旨に賛同される方は現在「風」の運営委員、会員、賛同者であるか否かを問わず、誰でも参加資格がありますので、ぜひ周りの方もお誘いの上参加いただけると幸いです。

<第一回実行委員会についてのご案内>

日時:4月9日(水曜日)午後6時30分−8時30分

会場:神保町区民館(ひまわり館)洋室A
住所/千代田区神田神保町2-40 TEL/03-3263-0741
※地図は、下記をご参照下さい。
http://www.city.chiyoda.lg.jp/sisetu/yakusho.htm

現在予定しているテーマは以下の通りです。

他にも「このような話を聞きたい」という案がありましたら、引き続き皆様の意見を募集しています。

第1回(5月末)地球温暖化問題に日本はどうたちむかうべきか(洞爺湖サミットを考える)

第2回(7月はじめ)拡大する格差社会と失われ行く憲法の精神(ワーキングプアと政治の無策)

第3回(9月)小選挙区制は良い政治につながったか(あるべき選挙制度を考える)

第4回(11月はじめ) 東アジア共同体としての平和政策(北朝鮮とどう向きあうのか)

オプショナルツアー(8月はじめ)

原水爆禁止運動の過去と未来(対立の歴史と対話への道を考える)

広島へのツアーで原水爆被爆者の声を聞き、同時に平和勢力の対立に至る歴史を聞く。

政治セミナーの成功に向けて、ぜひ皆さまの熱いご協力をよろしくお願いします。


末次 圭介
posted by 風の人 at 02:11 | Comment(0) | TrackBack(5) | 一般

2008年04月01日

映画「靖国 YASUKUNI」、東京で公開できず

映画「靖国 YASUKUNI」が東京で公開できなくなりました。
ひどい状況に唖然としています。
完全な自主規制です。
異常事態です。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080331-00000016-flix-movi
posted by 風の人 at 00:17 | Comment(2) | TrackBack(3) | 一般

2008年03月29日

霞ヶ浦パトリオットミサイル配備強行

3月29日未明〜5時,霞ヶ浦自衛隊基地前.

パトリオットミサイル配備に反対する行動."右翼"100人と"左翼"60人.一部の人々の罵倒,罵り合い.北朝鮮へ帰れ,アメリカへ帰れとがなり合う人々.自衛隊頑張れと日の丸を掲げる集団,パトリオットミサイルはいらないと主張する私達.皆日本に住む人間だが耳を傾けない主張のし合い.

道を挟んで300名程度の警官.争っている間に正門内で自衛官と協議.自衛官は受け入れ準備.マスコミ記者は基地内に.

私はマイクを持ち挨拶.右翼も挨拶を返す.シュピレヒコールではなく木の笛を吹き,沖縄の歌を歌った.

3時55分突如,約10台のトレーラーが基地内へ.発射台やレーダー,ミサイル?等が5分間で搬入完了.

帰途右翼の暴行挑発,茨城県警は容疑者を帰してしまった.言論弾圧にあらがう.
配備阻止までには至らなかったがミサイル防衛いらない.ハンスト明け,感謝して.

豊田
posted by 風の人 at 07:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2008年03月28日

本日!霞ヶ浦へ!!

皆様

間際となりましたが、下記転送します。

pacpacpacpacpacpacpacpacpac
パトリオット・ミサイル入らない!習志野基地行動実行委員会(イラク戦争に反対する市民と議員の会・事務局)より


おはようございます

沖縄でお世話になった方々、「パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会」にご賛同いただいている方々、ご連絡いただいた方、「イラク戦争に反対する市民と議員の会」のメル友の皆様にお送りしています。

転送歓迎。おひろめください。

今年度中、とされていた茨城県霞ヶ浦基地へのPAC3搬入が、明日(29日)の未明と考えられます。
今晩、茨城の仲間たちとともに、夜を徹しての行動に起とうと思います。

≪電車の場合≫

遅くとも、JR荒川沖駅 23時51分着の電車に乗ってください

日暮里22時49分発
松戸23時06分発
柏23時14分発
我孫子23時19分発

駅前に「市民統一行動・千葉」の黄色い旗を立てています。
3〜4人ごとに、タクシーで移動となります。

これより遅くなってしまう場合は、独力で正門前に来て下さい。


≪車の場合≫

基地から700メートルほど離れた「とんかつ文(ふみ)」の駐車場に駐車し、そこから歩いて基地正門まで行ってください。
(お店には事前に了解をとってあります)

もし、駅からのピストン輸送にご協力いただける場合は、荒川沖駅に23時50分までに来て下さい。


旗、横断幕、ゼッケン、プラカードなどお持ちよりください。
首都圏最後の搬入。駆けつけて、抗議の声をあげましょう!!


≪その他の注意事項≫

トイレ事情がよくありません。なるべくなら、長時間、トイレに行かなくてもいいように、お気をつけてお集まり下さい。

当日の行動は、茨城の仲間の指示にしたがってください。
pacpacpacpacpacpacpacpacpac



豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
ストップ ロッカショ.JP http://stop-rokkasho.jp/
ストップ再処理工場・意見広告の会 http://www.iken-k.com/
ガンジーの会 http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/
市民がつくる平和条例の会 http://www17.plala.or.jp/peaceactcampaign/
「平和への結集」をめざす市民の風 http://kaze.fm/
川田龍平を応援する会 http://www.ryuheikawada.jp/
星野さんをとり戻そう全国再審連絡会議 http://www3.cnet-ta.ne.jp/f/fhoshino/
新しい反安保行動をつくる実行委員会 http://www.jca.apc.org/hananpojitsu/yo
posted by 風の人 at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2008年03月25日

田中正造と六ヶ所村に高尾山

3月23日柏."赤貧洗うがごとき"上映会.
レイチェルカーソン"沈黙の春"の朗読から始まる.

山県有朋らがつくった絶対天皇制.その明治王制が庇護した古河財閥の足尾銅山.富国強兵には欠かせぬ銅.政府の棄民.現在の政府.それが進める六ヶ所村や高尾山トンネル,数々の基地や道路にも繋がる教訓.

下野の百姓と名乗る田中正造.1877年古河市兵衛が足尾銅山創業.志賀直哉の祖父や渋沢栄一が出資.

農民の調査により農作物被害は足尾銅山とわかる.鉱山での亜硫酸ガスが生態を殺す.被害農民が出る.県会議員から衆議院議員となった正造,鉱毒について質問.

次男を古河の養子にした陸奥宗光は"害はあるが原因は不明"と答弁.

小さな名主の家に生まれた正造.病人の支援をして体を壊していると思われ,嫁を奪う様に連れて来た.嫁は8歳年下のカツ.カツを仲間と思っていた正造.

領主の横暴に反対して御用.獄中90cm立法の檻に入れられた.

奥羽の農民の窮乏を視察中,上役を侮辱したか何かで逮捕.獄中西国立志論を読む.出獄後,自由民権を論ずるべく栃木新聞を再刊.

1894年日清戦争.鉱山は労働者に対して永久示談を迫る.現存する銅山と農民の少額示談の契約書.

正造は根が異様に短い竹を手にして毒害を国会で訴える.神田キリスト教会での鉱毒救済集会.

勝海舟の財閥批判川柳.
"ふる川のにごれつる〜"と企業名を入れ皮肉った.

県はまともに扱ってくれず,被害農民は帝国憲法の請願権を行使すべく都内へ押し出し請願.
榎本武揚農商務大臣が視察.大隈重信首相に報告するも,後に大臣解任.大隈首相の兼任のポスト.福澤諭吉は銅山側を擁護し被害農民を取り締まれと主張.

被害民は選挙権を奪われた.婦人による母乳不足のカンパ活動.正造は足尾銅山の中心課題として応援.

古河は予防工事するも鉱毒再発.
"嗚呼我々は憲法をまもる為には死もおじず"と鉱毒悲歌.山県,議員歳費引き上げの目くらましで軍備増強の増税決行.反対する正造,歳費全部の受取りを拒否.私は現在の政党助成金と議員特権を思った.

農民,御真影奉還の陳情.正造発病.島田三郎より"自分の始末ができないでどうして国が救えるか"と諭され指導者然としていた我が身を反省.

再び農民の押し出し.都内の大使館等各所で抗議.山県政権が2500名農民を180名警官で弾圧.サーベルで殴り50名逮捕.正造,国会にて亡国演説."民を殺し法を破り""この国は滅びる"

"質問の意味がわからない.それが答えだ"と山県の答弁.

私は"何故自民党の新憲法草案は憲法前文の『政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し』を削ったか"という福島瑞穂議員の質問に対し",それはこれから検討するところであります"と応えた小泉の答弁を思い出した.

朝日新聞社の石川半山は正造に対し,"君,佐倉惣五郎たるのみ"と言う.直訴状は中江兆民の弟子,幸徳秋水が執筆.議員として正造と共に闘った兆民は山県の宿敵.

馬車上の天皇.直訴後"寛大な"処置ですぐ釈放.生涯で一度だけ天皇が政治に介入すことを期待した正造.天皇はどう行動するか.天皇は何もせず.正造の痛快な歌.

"食へ太り泥棒面は馬車にあり
細民はひづめに倒る"

古河の妻,受水自殺.被害農民の惨状に胸を痛めたと言われている.

正造の働きに感動した農民,黒澤酉蔵.1100名の学生による路傍応援演説会.

17名の女性座り込み.
廃村となった村々.残留民の北海道移植.政府による棄民.

"政治をやってる間に肝心の人民が滅んでしまった""天は我にくみせり"は正造の言葉.

欠伸1つして官僚を侮辱した罪で拘束.新訳聖書を読む.

1904年日露開戦.正造,軍備に使う金を外交と教育,福祉へ.全世界の陸海軍を全廃を主張.

原敬が銅山副社長に就任.後に内務大臣から総理になった.

谷中村に移住した正造.趣味は小石収集.巡査が常に付きまとう.農民から学び好物のところ汁をマイ箸とマイ椀で頂く.

天下り役人が銅山工場長.労働者の争議,反乱.山県は軍隊3個中隊を投入.指導者の片山潜ら逮捕.愛媛や北海道の炭工でも争議.

内務大臣原の命令で強制取り壊し.残留民16戸.薮の竹で仮小屋を建てる農民.正造の歌,"辛酸亦佳境に入る"

善を為したければその人類の群れに入りその人となるべし,"真の文明は川を汚さず,人を殺さず"と正造.

天皇中心の政体.日露開戦により民の生活がより苦しくなる.天皇,貧民に150万円を寄付.なんじがつくった貧乏民これを救うことは当たり前と思っただろうと正造研究の学者.

水と湯のみの断食.8月2日夏,知人宅にて倒れる."谷中を救うことは国を救うこと"として働いた正造.病床で朦朧とする中"現在を救いたまえ"と叫ぶ.目の前の1人を救うことが本望だった.9月4日朝,怖い目で見舞いの取り巻きを睨みつけ,日本の乱れを憂い教育充実を訴え逝去.胃癌.

カツ"おしまいになりました".数万人の葬式.同日,天皇,銅山訪問.鉱毒100年にして閉山.

圧倒的権力の前で"倒れて止まず"動いた正造.基本的人権と恒久平和,環境,自治の先駆的思想と行動.

民の抵抗を語り継ぐ重要性.足尾,水俣の教訓から現在の国策優先,企業優先社会において今何をすべきか.六ヶ所村の再処理工場をどう考えるか.

豊田義信
posted by 風の人 at 16:39 | Comment(1) | TrackBack(0) | 一般

2008年03月22日

原発にかわる自然エネルギーのこと

皆様

自然エネルギーや原発について教えて下さった方々、有難うございます。
大変勉強になりました。自分自身の行動が問われます。

以下、拙いですが学びを報告します。
原発1基相当の風車1基、出資募集額1.5億円の市民ファンド等、具体的な取り組みを知り、嬉しく思いました。
長文、失礼します。


●風力1● 「大規模洋上風力発電 1ユニットで原発1基分の発電 低リスク・低コストで実現可能」
社民党OfficialWebの政策より↓
http://www5.sdp.or.jp/policy/policy/electoric/electoric_wind01.htm

抜粋↓
「同グループの経済シュミレーション解析によると、100万キロワット級洋上風力発電の初期建設コストは1キロワット当たり7〜12万円と格安で、耐用年数が100年と長く、メンテナンス費用も安く、他の発電事業と比較して格段の優位性を誇る。」

風車は騒音がひどい、という噂。
私も市民風車CEF2への投資を調べましたが、別荘地に隣接する風車の建設についての訴訟があると知り、控えました。
風車監視日誌↓
http://blogs.yahoo.co.jp/izuatagawa2007
Cef2クリーンエナジーファクトリーエコファンド↓
http://www.cef2.co.jp/index.php

洋上ならば、騒音も問題にはならないのでしょうか。
大規模洋上風車、期待します。

●風力2●「電力の5%→20%を風力発電へ、風力発電ブームのドイツ」
「原発に替わるエネルギーですが、例えば温暖化防止に原発を使うとすると、2050年までにあと700基を建設しないといけないそうです、そしてそ
こまでしてやっと5%の二酸化炭素削減に貢献するそうです、ちょっと毎年原発を建設しても間に合わない数ですよね。
 それからドイツは1990年から自然エネルギーの市場導入拡大・法律が出来て風力発
電ブームが起きたそうです。2006年には電力の5%が風力で供給できるようになり
今後20%を目指すそうです。」

●風力3●「道路特定財源で電力の50%を風力発電へ」

グリーンピース・ジャパンのメールマガジン No.102 <08/03/19>より抜粋
グリーンピース・ジャパン事務局長 星川 淳さんの文章↓

「話を単純化するために、今後10年間で59兆円といわれるお金をすべて風力発電に
投入したとします。いま国内で建設されている標準的な風車は出力1,500kWで、
建設費は1基あたり3億円程度。つまり、59兆円あれば20万基近く、3億kWの発電
容量が増設できるわけです。これは平均的な原子炉(出力100万kW)の300基分に
も相当します! ただし設備利用率を3分の1と考えて、風力で原発100基分とし
ましょう。日本では現在、55基の原発が30%あまりの電力供給を担っているとさ
れますから、少なく見積もっても風力だけで国内電力需要の半分以上をまかなえ
るのです。」

●太陽光1●「高性能の太陽光発電」
平和つむぎブログへの書き込み、堀井さんより↓
http://heiwa0.seesaa.net/article/90040355.html#comment
「シャープでは変換効率30%以上の新型の太陽光電池を発明しました。」

変換効率とは?
産総研より↓
http://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/principle/principle_4.html

●太陽光2●「通産省の試算より効率の良い太陽光」
清里大友太陽光発電所より↓
http://www.eps4.comlink.ne.jp/~satoruot/otomosun.htm

「通産省の試算では、利子率4%・運転年数20年で計算していますが、それによると設置費用
が88.8万円kWとして、62円kWhとなるそうです。
 大友太陽光発電の発電コストを、より現実的な運転年数40年・利子率3%で計算した
ところ、42円kWhとなりました。利子率を2%にすると36円kWhとなりました。
現在は、設置費用が60万円kWと低下しているので、利子率3%・40年の運転年数で
25円kWhと現実的な数値になります。」

●太陽光3●「太陽光発電のしくみ」
産総研より↓
http://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/index.html
「また太陽光発電は環境破壊の抑制を通じて、世界の人々にも利益をもたらすことができます。これは日本の国際貢献の一環として誇れる事柄と言えます。」


●原発の危険性●
R-DANはRadiation Disaster Alert Network(放射線災害警報ネットワーク)↓
http://www.r-dan.net/r-dan/

●原発の非効率●
「平和への共同候補をめざす市民の風」でご一緒している方の文章↓(転送させて頂きます)
「 で、結論ですが、代替エネルギーを使ったほうがはるかに環境にいいのです。
 原子力の場合、ウランを採掘してそのまま燃やせるわけではありません、燃やすために処理(何せ、質量しか差異のないものを分離することなど、民生用のコストでは無理です)・加工に膨大なエネルギーが要ります。
 核燃料の加工・処理に必要なエネルギーをA、原発を燃やして出るエネルギーをBとすると、前出の室田さんの本によると、A>Bなのです。
 逆に言うと、核燃料を燃やすより、その処理・加工に使うエネルギーを先に使ったほうが良く、処理・加工には石油・石炭を使用するため、原発は間接的に石油・石炭を使わないと成り立たないのです。
 電力会社が原発は環境に言いと言うのは、核燃料の加工に必要なエネルギーを無視した暴論です。
 さらに、核燃料の場合、後処理にほぼ無限のエネルギーが要ります。後処理に必要となるエネルギーをCとすると、C>>B、あるいはB/C=0なのです。
 つまり、原発を続ける限り、無駄なエネルギー(核燃料加工に必要なもの+後処理)を浪費するのです。
 逆に言うと、このようにエネルギーを浪費するから、原子力・核エネルギーは莫大な利権をもたらすのです。原発がとまらない本当の理由はこれです。
 ご参考までに。」

エネルギーを浪費すると、莫大な利権をもたらす。
大量消費をするから、大量の需要があり、大量の生産があり、生産できる莫大な生産手段が必要になる、それが利権と言うことでしょうか?

●自然エネルギー政策1●「知人からの質問転送」
平和つむぎブログへの書き込み、山本さんより↓
http://heiwa0.seesaa.net/article/90040355.html#comment
「さて原発の件ですが いろんな危険に対する指摘や反対運動があり また孫子の時代にさえ
 問題の先送りに成ってしまいますが、これは推進派 反対派と言ったような受け止め方では
解決しない問題のように思います。いずれの側の人たちにも 孫子がありその将来に危惧を感じるのは親の心情でしょう。 他方において平和に対する大国の世界戦略に対する重要な柱は エネルギーの永続的確保であるのはご存じのところでしょう。
 近年において アフガニスタン・イラク・カザフ・キルギス・ウズベスクやトルコまでまたかっての太平洋戦争における日本でも、戦争や紛争においては エネルギー確保が戦略の潜在的に主要な側面となってきました。
 これらの戦争や 紛争でどれだけの人々が犠牲となり 難民に落とされ 貧困にあえいできたことでしょうか?
また 今現在も天然ガス確保のための領土争いとして、日中が東シナ海で大陸棚境界線をしのぎ合って、争っています。
 これら大国のエネルギー資源確保のために 殺生に突き落とされた人々の数はチェルノブイリを遙かにしのぐ数ではないでしょうか?
 ここにおいて 原発廃止と環境問題は 推進派も反対派も含めた全人類の課題であると思います。
 従って原発は廃止を指向するとすれば 現在と将来を見越したエネルギー量の客観的な予測・代替エネルギーの数値による検証と実行の目途・これに対する政府の具体的施策の実施が、必要なのではないでしょうか?
 客観的具体的資料が 不十分であっては この国の政府・官僚は 企業論理とその科学技術に依存した認識を基準に推進論を推し進めて来ます。 まさに資本主義的ですね。
 また各企業向けに共同運用していてあまり知られてない原発(福島県泉市など)もあるようです。
私は 甘いのかもわかりませんが 代替エネルギーが確保できる根拠を 明確に出来れば 我が国が 原発から遠ざかる政策がとれるのではと思っています。
どなたか教えて下さいな。」


●自然エネルギー政策2●「生活も政策も、自然エネルギーへの転換を」
ブレア英元首相と対面した、「竹村英明のあきらめない!」より↓
http://blog.goo.ne.jp/h-take888/e/d0ba902284a354d91ca73d31aaed7063

「たとえば2010年には全電力供給の10.4%は再生可能な自然エネルギーにするという(イギリスの)目標。日本政府は1.35%という低い目標で、これほど低い国は世界の先進国の中にはありません。中国やインドにも負けています。(世銀は日本の温暖化対策は世界70か国中61位で、先進国の中ではアメリカにも劣る最下位と発表しました。)」

●自然エネルギー普及●「あなたのお金が、温暖化を防ぐ。」
その竹村さんが取り組んでおられる「おひさまファンド」↓
http://www.ohisama-fund.jp/index.html
自然エネルギー普及のための「市民出資」です。
現在の出資募集額は1.5億円。

●エネルギー関連の情報●
皆さんから、下記ご紹介頂きましたので紹介させて頂きます↓
たんぽぽ舎ホームページ、http://www.jcan.net/tanpoposya/index.htm
室田武さんの著書「原発の経済学」(朝日文庫、1993年)

●以上です●

3/22ミニさくらと『世界は戦争に反対する』の平和行進に連帯して


豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
ストップ ロッカショ.JP http://stop-rokkasho.jp/
ストップ再処理工場・意見広告の会 http://www.iken-k.com/
ガンジーの会 http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/
市民がつくる平和条例の会 http://www17.plala.or.jp/peaceactcampaign/
「平和への結集」をめざす市民の風 http://kaze.fm/
川田龍平を応援する会 http://www.ryuheikawada.jp/
星野さんをとり戻そう全国再審連絡会議 http://www3.cnet-ta.ne.jp/f/fhoshino/
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2008年03月20日

米中両国の人権政策に抗議し、国際刑事裁判所規程の批准を求める

米国および中国大使館にFAXで送付しました。内容を変える必要性を感じないし、むしろ同一にしたほうがより一層、人権侵害を際立たせることが可能だと思うので、本文は全く同一です。

中国大使館FAX:03-3403-3381
米国大使館FAX:03-3505-1862

米国大使館の場合の宛名は以下のようにしました:

米国大統領 ジョージ.W.ブッシュ 殿
駐日米国大使 J.トーマス.シェーファー 殿

中国当局のチベット人弾圧に対するアクション情報は例えばこちらで入手可能:

チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン(TSNJ)
http://www.geocities.jp/t_s_n_j/

米中両国の人権政策に抗議し、国際刑事裁判所規程の批准を求める


中華人民共和国国家主席 胡錦濤 殿
中華人民共和国首相    温家宝 殿
中華人民共和国駐日大使 崔天凱 殿

米国当局は「テロとの戦い」と称して、「テロ被疑者」を手当り次第に拘束し、キューバの米軍グアンタナモ収容所などに拘禁し、拷問を加えてきた。そしてこの2月、グアンタナモの被拘禁者6人を新たに911テロに関わったなどとして、特別軍事法廷に起訴した。全員に死刑を求刑している。

3月に入ってからは、中国当局が、チベット自治州などにおけるチベット人らによる抗議行動、暴動に対して、通常の警察行動を超えると思われる武力の行使で応じた。死者を出したと報じられている。

さらに3月18日には、中国の人権活動家・胡佳氏に対する裁判の初公判が行われた。検察側は、胡氏が外国メディアの取材を受けたことなどが「国家政権転覆扇動罪」に当たると主張した。外交官や外国メディアの傍聴は「満席」を理由に認められなかったという。

これらの報道に接すると、両国の類似性に目が及ばざるを得ない。米国の特別軍事法廷法が特に想起される。同法によれば、「違法敵性戦闘員」というレッテルを貼った外国人を、国際テロリスト団体に対する「無形サービス」供与の嫌疑でも起訴することができる。非公開裁判も可能であり、被告には人身保護請求権すらない。拷問によって得られた供述を証拠として採用することもできる。

特別軍事法廷での審理を含む米国による「テロとの戦い」は、実質的に特定宗教の信者に対する弾圧になっているし、中国当局のチベット人政策は民族弾圧といえる。両国は人権政策で非常に似通っている。

本来、両国との友好関係を望むが、両国による上記事件には抗議の意思表示をする。日本の人権政策もお粗末だと思うが、日本は不思議にも国際刑事裁判所規程をすでに批准している。国際刑事裁判所システムは、反人権政策の自己抑制に効果的な世界標準であろうし、それへの加盟は人権重視の明確な宣言になると思う。両国にはこの際、国際刑事裁判所規程の批准を求めたい。

2008年3月19日

太田光征


参考:
グアンタナモ・911被疑者を特別軍事法廷で裁くことは許されない
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/89032338.html
対テロ戦争体制を完成させる2006特別軍事法廷法
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/89029754.html
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WAVEMENTのかくぶんれつかてい

3月16日逗子.
WAVEMENT発祥のこの地で,独映画『核分裂過程』上映会と対談.サーファーの皆さん,素晴らしい企画有難う.

1985年8月再処理工場立地が決まり工事が始まったドイツ連邦共和国バイエルン州ヴァッカースドルフ村.反対が継続して盛り上がり88年85万人署名,同年裁判所の計画無効宣言,翌年電力会社の建設中止,92年には再処理からの撤退を勝ち取った村.

この映画は作成から2年後89年4月に再処理工場建設停止のきっかけとなった.

建設予定地に丸太小屋を建て,再処理まっぴらの歌を歌い集う4万人.

警察と州政府の"合法的"デモつぶし.ベトナム戦争で使用された催涙ガスを使用.軍事協力もあり装行車が走る.市民を潰そうとヘリが飛びガス弾を発射.

原発政策を独裁民主制,スーパーヒトラーと呼ぶ学者.原発への厳重な管理が必ずや全体主義に繋がると語る学者.電力をうむ原発は麻薬.再処理工場の賛否が家族内の分断をうんだ.

ナチ時代の教訓から憲法に盛り込まれた抵抗権.毎週欠かさず建設地脇で抗議のミサと散歩.生命を環境をまもる為に沢山の父親,母親,神父が参加.プルトニウム経済に抵抗する,と地元民の演説.

省エネと経済成長を語る大臣,デモの人々を150名の過激派と名付けるメディア.

近隣への放射能被害を懸念し100m煙突の計画は不可.200mは建設可.工場は辺り一面に放射能の塵や砂をまき散らす.肺に吸い込み生涯にわたる内部被爆の恐れ.

伐採ロボットの映像.殺人ならぬ殺木マシン.伐採される木々の悲しみを歌ったコンスタンチン・ベッカーの"樹"という歌.

荒涼とした大地に重機が鉄柵を打ち込む.警官が人々から工場をまもる構図.良く撮映できたと感じさせる警官による弾圧シーン.

警察を楯にした体制にも抵抗していると語る人.石で鉄柵をリズミカルに打つ人.そのリズムに合わせてジャーマンテクノ.3mの竹馬の様な棒に乗り変装したクラウン達.

"コスト高い"として電力会社が州政府に相談せず建設中止.再処理はフランスに委託.建設が中止され外される鉄柵.切断される鉄筋コンクリートの壁.

●以下対談報告●
この映画を配給している小林大木企画,鎌倉の海をまもる会の蓮沼氏,芸術家やプロサーファーが登壇.司会はWAVEMENTのゲン.

"上映から2年でどう止めたのか?"を語る.
それぞれが思いを寄せ合って専門性をいかした.国内外から支援があった.地元の参加者が多かった.運動からみどりの党議員がうまれた.社会民主党とみどりの党の連立政権が脱原発政策を打ち出した.

何千人という逮捕者の裁判闘争,行政訴訟,23日間もの討論会,85万筆の署名等あらゆる手を尽した.日本では六ヶ所村について100万人の署名を提出した.

日独の違いとしては,州の権限強いこと,チェルノブイリ事故による放射能の雨を住民が直接体験したことが挙げられた.

湘南の取り組み.150m海の方へ広げる鎌倉高校前の踏み切り工事,4つの浜を埋め立てテトラポットを設置する葉山の遊歩道計画.

"安全""経済成長"という名の下での開発.詳しく知らされずに住民の合意が無いことが多い.

原発は中央主権.一ヶ所に利権を集中させたい権力はなかなか手放さない.コンクリートを使った工事をしたい土木業者.原発は超土木,超ハコモノ.構図はどこも同じ.

デンマークの風車の電力を売る法律を習って,日本でも電力を売買できる様になった.

毎日2kwの太陽光発電をしている登壇者.技術革新により2年後に太陽光パネルは3分の1の値段で買える様になる.粛々と進める.

意見は伝えるが相手を否定はしない.推進派を否定しないことが大切.1歩踏み出し参加して運動を活性化しないと変わらない.先ずは地元でアクションすることで広がる.言いたいことは必ず言う.

様々な議論と活動が大切だと感じた.

豊田義信

関係無いが,これを書き途中,満員電車で"うるせえ!"と他人の髪を引っ張る男性.私は彼にまぁまぁと手を当てた.彼が降りる時"すみません"と手を当ててくれた.蛇足失礼.
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2008年03月18日

原発相当分の代替エネルギー?

皆様、

いつも情報をありがとうございます。
先日はSurf Riders Foundationの六ヶ所イベント、WAVEMENTの『核分裂過程』上映会に参加してきました。

ドイツのように原発を廃止ししていく場合、その分、代替エネルギーは、どのくらい必要なのでしょうか?

ブログに下記、質問を寄せて下さった方がいましたので、ご存じの方、教えて下さい。
よろしくお願いします。

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
ストップ ロッカショ.JP http://stop-rokkasho.jp/
ストップ再処理工場・意見広告の会 http://www.iken-k.com/
ガンジーの会 http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/
市民がつくる平和条例の会 http://www17.plala.or.jp/peaceactcampaign/
「平和への結集」をめざす市民の風 http://kaze.fm/
川田龍平を応援する会 http://www.ryuheikawada.jp/
星野さんをとり戻そう全国再審連絡会議 http://www3.cnet-ta.ne.jp/f/fhoshino/
新しい反安保行動をつくる実行委員会 http://www.jca.apc.org/hananpojitsu/

===========================
世界先進国の大勢は皆が聞き及ばれるとおり 原発廃止に向かって各国が努力をされているところですが、
核兵器による最初の被爆国である我が国では、原発の稼働推進が政府によって推進されています。他方多くの団体から危険性を中心に原発反対が指摘されています。まして孫・子に引き継ぐことを考えれば なおの事です。
 私もその危険性からは原発への依存・運転・稼働をやめてもらいたいと思っています。
しかし一面では歴史を顧みて太平洋戦争突入の側面には国家エネルギー確保の限界点において日米開戦が決定されとの事情も伺えるようです。
世界の先進国の代替エネルギーによる原発廃止は エネルギー政策に対する長期に地道な対応と それぞれの国家の特殊性を生かした政策に基づいて行われているようにも思われます。我が国において原発廃止に向かう場合の代替エネルギーの 全エネルギー量(夏冬問わず図最大量は、当然ピーク保障も含め)はどれくらい必要なのでしょうか、またそれに対して
どのような代替案が考えられるのでしょうか どなたか教えて頂けませんか。


===============
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2008年03月17日

ファスレーン365と非暴力平和隊:核兵器システムを破壊し、武力紛争を解決する非暴力の取り組み

下記イベントの様子を収録したビデオをご紹介。核兵器システムを物理的に破壊してしまおうという英国の運動に参加しているファスレーン365日本の豊島耕一氏、スリランカなどの武力紛争に非暴力で介入し、紛争解決を図っている非暴力平和隊・日本の大畑豊氏らのプレゼンテーションから成ります。

非暴力運動の可能性、実力を確信させる内容でありました。「『九条』を輸出する」というもっともな謳い文句が実現するには、人的資源とともに資金の結集が必要であることも痛感。

1日監獄経験つきの英国平和ツアーを薦めている豊島氏。お金のある方は是非チャレンジしていただきたい(ただし今後のアクション予定は未定)。非暴力平和隊のような組織にももっと人と資金が集まらないか。



スピーチ正誤表

9分前後 トライデント・プラウシェアズの設立年
    誤:「1999年に旗揚げ」 正:「1998年に旗揚げ」
17分前後 ジェット戦闘機の輸出先
    誤:「東チモールに輸出」 正:「インドネシアに輸出」



「九条」を輸出する--核廃絶運動と非暴力の紛争介入--
 講演と交流の会(2008年3月1日、東京)
http://faslane365.blog86.fc2.com/blog-entry-49.html

話題1 12名の日本市民はいかに英国の核基地を封鎖したか
    豊島 耕一(佐賀大学教授,ファスレーン365日本代表)

ファスレーン365公式ブログ:
http://faslane365.blog86.fc2.com/blog-entry-50.html

話題2 「非暴力平和隊」とは何か?
    大畑 豊 (非暴力平和隊・日本(NPJ)共同代表)

非暴力平和隊・日本公式サイト:
http://www5f.biglobe.ne.jp/~npj/


太田光征
http://otasa.net/
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2008年03月14日

オーストラリア下院の選挙制度は優れているか?

オーストラリア下院の選挙制度は、優先順位付連記投票制を採用した完全小選挙区制です。一選挙区内の全候補者に対して、一位から順に優先順位の番号を振り、低順位候補の票を高順位候補に割り振って、過半数の票を獲得した候補者を当選させます。こうしたテクニカルな側面に注目してか、この選挙制度を積極的に評価する日本の有権者もいます。

票の割り振り方を、名古屋大学の浅川晃広氏の論文から引用して説明しておきます。

2004 年オーストラリア連邦総選挙結果の分析
http://www.otemon.ac.jp/cas/pdf/31/asakawa.pdf

第一番目の得票は「第一選好票」(First PreferenceVote)と呼ばれ,また第二番目の得票は「第二選好票」(Second Preference Vote)と呼ばれている.当選の決定要因としては,まず,すべての候補に「第一選好票」を割り振り,過半数を獲得すれば当選する.もし過半数が獲得できなければ,最下位の候補を落選させ,その「第二選好票」(すなわち 2 番をつけた候補)を残りの候補に配分する.これを,一人の候補が過半数を獲得するまで繰り返し,当選者が決定される.


票の割り振り方の実際例が、こちらのサイトに掲載されています。
http://web3.incl.ne.jp/matsuura/geographic01.htm

単記非移譲式投票制を採用した日本の現行小選挙区制に比べれば、はるかに民意を反映する制度とはいえます。しかし、「第一選好票」が死票になる点は変わりません。一見優れたように思える優先順位付連記投票制は、死票を生む小選挙区制ゆえのマッチポンプ的手当てに過ぎません。民意の切捨てを容認する小選挙区制という制度であるから、民意を集約する手当てを施しているだけです。民意の反映を重視するなら、最初から民意を切り捨てる制度設計を採用しなければよい。

得票率49%での当選はけしからんが、得票率51%なら一人だけ当選させても構わない、という小選挙区制の考え方には無理があります。残り49%の民意を切り捨てるのは明らかにおかしい。

日本の現状に、オーストラリア下院の選挙制度を当てはめれば、民主党優遇制度になるでしょう。その方がいいと考える有権者がいるかもしれませんが、政権交代(維持)のためだけならば、民主党だけに票を集中させる必要はありません。比例代表制のような死票が出ない選挙制度であれば、野党は全体で与党と互角に勝負可能です。野党がいがみ合うことも、小手先の選挙共同もする必要がなくなります。

国会政治の現実が、政党政治である現状を考慮すれば、無所属候補にも配慮した比例代表制が、最も公平で民意を反映する制度と言えるでしょう。郵政選挙のように、自公に偽装勝利をもたらす心配もありません。そのような選挙制度の一例として、中選挙区比例代表併用制をすでに提唱しています。

中選挙区比例代表併用制を提案する
http://kaze.fm/wordpress/?p=164

小選挙区制、定数の少ない中選挙区制は、現状では保守二大政党制、大連立という寡頭政治をもたらす危険な仕掛けです。野党には、自公の延命に手を貸す小選挙区制や定数の少ない中選挙区制に反対し、比例代表制を基本にした民意を反映する選挙制度改革で結束してもらいたい。それが野党連合路線を担保することにもなるでしょう。

太田光征
http://otasa.net/
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2008年03月13日

増田防衛事務次官の懲戒申立に関する発表

増田防衛事務次官の懲戒申立に関する発表
3月13日正午〜
参議院議員会館第5会議室にて

 私たちは、平和を愛する市民有志です。今回のイージス艦あたごの事故における情報隠蔽は自衛隊がシビリアンコントロールを無視する体質を持っているということが明確になった象徴的な出来事といえ、放置してはならないと考えています。そこで、自衛隊法に基づき、国民を愚弄する発言を行った増田事務次官の責任を追及することとし、3月3日、下記のような質問状を提出し、防衛省の自主的な解決を迫りましたが、質問状に対する回答はありませんでした。そこで、3月13日、増田事務次官に対する懲戒申立を行います。この懲戒申立は質問状にも記載しましたが、自衛隊法施行規則に基づくものであり、防衛大臣は調査をさせ、報告を受けなければならないことになっておりますので、非常に意味があると考えています。また、賛同者も多数に上っております。懲戒申立について、報道各社・ジャーナリストにご説明したいと考えておりますので、上記のとおり、参議院会館にご参集ください。問い合わせは、弁護士日隅一雄(03-3341-3133)か、同田場暁生(03-3988-4866)までご連絡ください。

呼びかけ人 

 弁護士 中山 武敏
 同   児玉 勇二
 同   澤藤統一郎
 同   梓澤 和幸
 ジャーナリスト林克明
 弁護士 杉浦ひとみ
 同   日隅 一雄
 同   田場 暁生


◆    ◆    ◆     ◆     ◆     ◆
    
緊急公開質問状

2008年3月3日
石破茂防衛大臣殿
市民有志一同(末尾名簿添付)

 イージス艦あたごの漁船衝突事故は、事故そのものの重大性のみならず、自衛隊による情報隠しという市民にとっては重大な関心を抱かざるを得ない事態を招いてしまいました。特に、事故直後に、吉川栄治海上幕僚長が、当直士官であった航海長をヘリコプターで防衛省に呼び寄せて事情を聴取したこと、その事実が明らかにされないまま事態が進行したことは非常に問題があると考えております。
 そこで、この件について、次のとおり質問します。
 増田好平防衛事務次官は、2月27日、記者会見において、事故直後に貴殿を含む約10名が航海長から事情聴取をした際の状況について、以下のようなやりとりをしています(http://www.mod.go.jp/j/kisha/2008/02/j_27.html)。

◆◆記者会見からの引用開始◆◆

Q: でも今までのご説明だと、航海長の話したことで記憶に残っていることもなく、表情しか覚えてない。いくつか質問があったけどそれも覚えてない。ただ、口裏合わせがなかったことだけは間違いないですね。それは説得力に欠けないですか。
A: そういうご指摘はやむを得ないかなと思います。私の記憶を正直に話をしていて、そういうことが説得力がないと思われるのであれば、私の不徳の致すところと言いますか、能力がないということかなと思います。

◆◆記者会見からの引用終了◆◆

 上記やりとりからは、増田次官が虚偽を述べているとしか思えません。もし、真実を述べているのであれば、重要な事情聴取について記憶することもできない能力不足者ということになり、ただちに、増田氏を次官職から解任するべきだと思われます。
 自衛隊法は第58条で、「隊員は、常に品位を重んじ、いやしくも隊員としての信用を傷つけ、又は自衛隊の威信を損するような行為をしてはならない。」と定めています。増田次官の発言が虚偽だとすれば、この規律に違反していることになります。そして、自衛隊員の規律違反については、「何人も、隊員に規律違反の疑があると認めるときは、その隊員の官職、氏名及び規律違反の事実を記載した申立書に証拠を添えて懲戒権者に申立をすることができる」ことになっています(自衛隊法施行規則第68条)。
 私たちは、この懲戒申立を検討中ですが、貴殿から、下記質問について、真摯なご回答をいただけるのであれば、懲戒申立をすることは差し控えたいと思います。ご回答については、3月10日までに弁護士日隅一雄(東京共同法律事務所)に届くようお願いいたします。


1 増田次官が上記記者会見において、事故直後に貴殿を交えて行った事情聴取の内容について、増田次官に記憶がないのは事実ですか。もし、事実だとすれば、増田次官は記憶する能力が一般通常人よりも劣っているのですか?
2 増田次官に記憶がないのが事実ではないとした場合、なぜ、増田次官は記憶がないと答えたのでしょうか?また、記憶にあった事実とはいかなるものなのでしょうか?
3 貴殿は、増田次官が上記記者会見で記憶がないとの発言をしたことについて、何らかの処分を行われる予定ですか?処分を行う場合、処分を行う期日はいつになりますか?処分を行わない場合、行わない理由は何でしょうか?自衛隊法42条3項及び同法46条2項をもご考慮の上、その理由をご回答ください。
 以上の質問について、貴殿のご回答をお待ちしております。もし、真摯なご回答のない場合には、増田次官に対する懲戒申立を行うこととなりますので、あしからずご了承ください。
 本件についてのご回答及び問い合わせは、弁護士日隅一雄までお願いいたします。

                            
以  上


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2008年03月12日

憲法授業と自衛隊、「そこの河童」ご意見へのお返事

皆様

ご意見有り難うございました。
複数のメイリングリストでご意見頂きました。

> -----元のメッセージ-----
> こういうニユースなら周りの話より、中心を話すべきです。
> 貴方が何歳かは分からないけど、9条なら、9条の今、これから、を話して、そして年配をも加えて話すべきです。それをニユースにするべきでしょう。
>

習志野基地への申し入れ当日、ご年配の方も交えて9条について、安全について少し話ができました。

> -----元のメッセージ-----
> それから9条だけでは日本は守れないには現実の情勢の動き方はただ9条を言っていても
> 難しいと言うのは事実だと思います。
>
> ただそれは軍事力をもつことではなく、9条の精神にそった具体的な外交や民間交流な
> どの具体的な展開が必要です。これは新しい日本人になることだと思います。

9条について考える時、「9条の精神にそった具体的な外交や民間交流などの具体的な展開」がまさに必要です。
この具体的な展開は、「自国のことのみに専念し、他国を無視してはならない」のですね。
「全世界の国民」が望む外交や国際交流、国のまもり方は、5月ゴールデンウィークの世界9条会議で紹介されるはず。

> -----元のメッセージ-----
> 今のまったくばかばかしくい軍備の状況の中にも
> 平和の運動ではどこかにユーモア、かすかに愛、が感じられることは
> 実は力強いことなのではないかと思います。
> いつかどこかでこのおじさんも
> 「あの河童の言うこと」に気づいてくれると信じます。

関連して、3/1(土)我孫子のアビスタにて、増田都子先生の模擬授業「憲法ってなぁに?」の報告を。
今回の学びは以下です。

-国の最高法規である憲法。最高法規であって、それに反する法律は認めないということ。(第98条)
-The Constitution of Japan=日本国憲法。Constitutionとは骨組み、構成されるもの、という意味がある。
-憲法前文「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、」の一文を削除した自民党新憲法草案。
-自衛隊元統合幕僚長、栗栖弘臣『日本国防軍を創設せよ』2000年、小学館文庫。『...国民の生命、身体、財産を守るのは...、武装集団たる自衛隊の任務ではない。自衛隊は「国の独立と平和を守る」(自衛隊法)のである。この場合の「国」とは、わが国の歴史、伝統に基づく固有の文化、...国柄、天皇制を中心とする一体感を享受する民族、家族意識である。決してここの国民を意味しない。』

また、伊藤塾塾長の講演報告で書き忘れた点。
-「わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、」
 →この恵沢が「基本的人権」を示している。
-「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、」
 →この部分が「平和主義」に対応している。
-「ここに主権が国民に存することを宣言し、」
 →ここが「国民主権」。
-憲法前文に示された3つの憲法の原則。この「基本的人権」「平和主義」「国民主権」の順番が重要。
 人権と平和を守るために、国民主権という手段をとり、Japanese Peopleが憲法を確定した。
 自民党新憲法草案の前文は、この順番が逆であったり、平和主義の文章をあっさり削除していたり。

塾長の話で私が感動し涙したのは以下。
-塾長が一番好きな部分。「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」
塾長「日本の憲法ですよ。国民の幸せだけじゃなく、全世界の国民が、世界中の子ども達のことを祈っている。国ごとにいがみ合ってちゃいけない。通常の憲法の次元を超えた。少しステージが上なんです。」

皆さん、またご指導下さい。
感謝して、

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
ストップ ロッカショ.JP http://stop-rokkasho.jp/
ストップ再処理工場・意見広告の会 http://www.iken-k.com/
ガンジーの会 http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/
市民がつくる平和条例の会 http://www17.plala.or.jp/peaceactcampaign/
「平和への結集」をめざす市民の風 http://kaze.fm/
川田龍平を応援する会 http://www.ryuheikawada.jp/
星野さんをとり戻そう全国再審連絡会議 http://www3.cnet-ta.ne.jp/f/fhoshino/
新しい反安保行動をつくる実行委員会 http://www.jca.apc.org/hananpojitsu/
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2008年03月11日

三浦和義氏の逮捕に怒る緊急集会〜日本の判決は米国のターミネーターに抹殺されてもいいのか?

今井恭平です。
三浦和義氏の逮捕に怒る緊急集会

表記のような集まりを3月20日(春分の日)の午後2時から、ハロー会議室水道橋1(水道橋駅より徒歩一分)で行うことになりました。なにせ、緊急のことであり、準備もとりあえずばたばたという感じです。

基調講演として、「司法の正義と一事不再理の原則」国際法、合衆国憲法、カリフォルニア州法に照らしてと題して講師新倉修氏(青山大学大学院法務研究科教授)にお願いしていますが、その他の内容については、まだ走りながら決めていくという感じです。
参加費 無料

三浦さんについて、ロス銃撃事件でしか知らない人が多いと思いますが、彼が自分自身の体験にもとづいて、報道、拘禁施設における人権、冤罪などの諸問題に真摯に取り組んできた姿を知っている者の一人として、今回の逮捕を座して見ている訳にはいかない、という思いにかられた数人で準備中です。

今回の逮捕については、法的問題、報道の問題、さらには共謀罪の適用などの無視できない大きな問題が関係しています。マスコミの興味本位の報道からは、こうした本質的な問題が全部抜け落ちていきます。

さまざまな観点から、三浦さん逮捕問題について語り合いたいと思いますので、それぞれの関心分野から、私も一言話したい、という方はぜひ積極的にパネリストに立候補してください。調整している時間もないので、当日、会場での交通整理だけになると思います。

ことに、報道問題、共謀罪問題の観点からの問題提起をしていただける方の参加をお待ちしています。

事前連絡はとくに必要ありませんが、不明な点があれば、今井までメールでお尋ね下さい。

なお、詳細(というか、ただのチラシですが)を以下にアップしています。会場場所などはこちらをご参照ください。
http://www.jca.apc.org/mumia/2008/080320miura.pdf

*AMLより転載

東本高志
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二重の危険の禁止について〜前田朗さんの論についていくつかのオブジェクション

前田さん。

刑事人権論のご専門の立場からの重要なご指摘とご教示に感謝申し上げます。
学ばされることの多いご指摘とご教示でした。

「一事不再理」(二重の危険の禁止)に関するいわゆる「外国判決条項」(他国の有罪または無罪判決にも自国の裁判において「一事不再理」を適用するという規定)は、国際人権法や国際刑法の【現行法解釈においていまだ国際慣習法としては確立していない】ことはよく理解できました。この点についての前田さんのご説明は条理が尽くされており、私のような浅学菲才な者にとっても十分に納得できるものでした。

この点に関して、私は、自分の認識の瑕疵を明確に認めます。

したがって、前便(18475)の「日本の『一事不再理』の原則は米国では適用されないという米捜査当局の見解は二重、三重に誤っています」の一文(センテンス)は、国際人権法や国際刑法の当該規定について「外国判決条項」の有無を想定していなかった私の認識の瑕疵(甘さ)を含みますので一端取り消させていただきます。

上記の私の認識の瑕疵を認めた上で、前田さんのご指摘、ご認識には、私としていくつかの留保、あるいはオブジェクションがあります。

第1。それは、国際法の「人権」規定の本質をどう捉えるか、という私たちの認識の根幹に関わる問題です。16世紀以降の近代国家、近代社会の成立以来、「人権」が人間固有の権利(生まれながらにして持っている権利)、すなわち国家権力といえども介入できない天賦の人権(自然権=前国家的権利)、また、世界の人びとに共通する普遍的権利として国際的に広く認知されてきたことは周知のところであり、それゆえに1948年の第3回国際連合総会で採択された世界人権宣言の前文にも「これらの権利と自由」は「すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準」として明文化されることになったのです。

ところで、くだんの国際人権規約(自由権)は、上記の世界人権宣言の内容を基礎として条約化されたものといわれており、その14条7項には「何人も、それぞれの国の法律及び刑事手続に従って既に確定的に有罪又は無罪の判決を受けた行為について再び裁判され又は処罰されることはない」と規定されています。

だとすれば、同14条7項も「すべての人民とすべての国とが達成すべき【共通の基準】」としての規定であると考えるのが世界人権宣言に添った本来的な解釈というべきであり、その規定が「すべての人民とすべての国の【共通の基準】」である以上、同14条7項は本来的には他国であれ自国であれ、「外国判決条項」があろうとなかろうと、「確定的に有罪又は無罪の判決を受けた行為について再び裁判され又は処罰されることはない」と解す
るべきものであろう、と私は思慮します。

前田さんが重要だとして引用する欧州人権条約第七議定書4条1項の規定「何人も、その国の法律および刑事手続きに基づいて既に確定的に無罪又は有罪の判決を受けた行為について、【同一国の管轄下での刑事訴訟手続きにおいて、再び裁判され又は処罰されることはない】」は、国際条約がいまだ「人権」よりも「国家主権」を優位に置く国家間の「パワー・ポリティックス」ストラクチャーを反映した解釈に過ぎないもので、それが現行国際法の主流の解釈となっている以上、私たちとして「権力にたて突くことはできない」という意味で容認せざるをえないが、擁護に値する解釈ではないように私は思います。同じく前田さんが引用する「二重の危険」(ヒース対アラバマ事件)に関しての米連邦最高裁の解釈もしかりです。

また、これも前田さんが引用する『司法運営における人権――判事、検事、弁護士のための人権マニュアル』(国連、2003年)の「二重の危険」に関する記述「同一犯罪について二度裁かれない権利は、ひとつの同一国における最低基準として、国際法によって保障されている」は、よく読むと必ずしも「二重の危険の禁止の国内原則」を記したものではありません。同人権マニュアルには「二重の危険の禁止」は「ひとつの同一国における【最低基準】」と書かれています。「最低基準」とはどういう意味でしょう? 私には「外国判決条項」はなくてもかまわないとする「二重の危険の禁止」の現行解釈は「最低基準」としてのもので「外国判決条項」は本来は導入するべきものだ、と書いているように読めるのですが・・・

上記に少し見たように前田さんの現行国際法の解釈は、なにゆえの「人権」規定か、という視点に乏しく、やや現状追認的に過ぎるのではないかと私は思います。

第2。なにゆえの「人権」規定か、という視点をどこかに忘失して、もっぱら国際人権法や国際刑法の【現行法解釈】に依存する前田さんの「二重の危険」解釈は「ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)」ブログの2008年2月28日付記事の評価にも及んでいます。私が18483で引用している同記事を、前田さんは「およそ問題外」「お話になりません」「二重の危険の禁止が及ばないことと、被疑者の引渡しとは別問題です」(18508)と一蹴します。ヤメ蚊さん(も、
法律家です)は上記記事で「二重の危険」について述べていると私は思うのですが、それを前田さんは「被疑者の引渡し」の誤例証であるとし、「爆弾事件の犠牲者10人の国籍が違うのなら、それぞれの国に行かなければいいだけのことです」と言います。しかし、ヤメ蚊さんは、ある国の裁判で「無罪」が確定した人が「嫌がらせのように各国(この例の場合は10か国)の裁判所で繰り返し裁」かれるのは「あまりにおかしいだろう」と言っているのです。「被疑者の引渡し」の話ではありません。

前田さん。第一、「それぞれの国に行かなければいいだけのことです」とはどういうことでしょう? 「海外渡航の自由」は日本国憲法第22条にも、国際人権規約(自由権)第12条2項にも定められている各国国民の基本的権利です。この例の場合、「無罪」が確定しているわけですから、もちろん旅券法にも違反しません。出国・帰国の自由の保障は各国家に課せられている義務でもあります。「それぞれの国に行かなければいい」というのは、
「無罪」が確定している者が「ある国へ行きたくても行けない」状況を容認し、「無罪」が確定している者の「海外渡航の自由」を侵害する発言ということにならざるをえません。前田さんは一度「容疑者」になった者は「無罪」が確定しても、「海外渡航の自由」を制限されてもやむをえないとでもお考えでしょうか? そうではないでしょう。

また、国際刑事裁判所規程20条の規定は「いかなる人も、【本裁判所によって】すでに有罪とされまたは無罪とされた第五条に定める犯罪について、他の裁判所において審判を受けないものとする」というもので、同条文の効力は「本裁判所」の審判にのみ及ぶ。それを「一事不再理は国際的に承認されている」などと《吹聴》するのは誤解も甚だしい。「お話になりません」というご指摘のようですが、そうでしょうか?

「本裁判所」とは国際刑事裁判所のことにほかなりませんが、私の以前のメール(18483)でも指摘していることですが、国際刑事裁判所規程は139か国の署名と発効に必要な60か国以上の批准を受けて発効しているものです。国際刑事裁判所の判決の効力は同規程に署名している締結国139か国を拘束します。そのことを「善し」として各締結国はそれぞれ署名しているわけですから、同裁判所規程20条の「いかなる人も、本裁判所によってすでに有罪とされまたは無罪とされた第五条に定める犯罪について、他の裁判所において審判を受けないものとする」という一事不再理の規定は「国際的に承認されている」(ヤメ蚊さん)と《吹聴》しても一向に差し支えないのではないでしょうか? 少なくとも私はそう思います。

私及びヤメ蚊さん(弁護士)は、人間の尊厳と人権の「孤塁」(治安維持法時代の労農党(共産党)員、山本宣治の言葉、「山宣独り孤塁を守る」より)を守ろうとして、「どう考えても一事不再理に反するように思う」(ヤメ蚊さん)今度の米警察当局の三浦和義氏「不当逮捕」を問題視し、真摯に警鐘を鳴らしているのです。前田さん。「お話になりません」というのは、私及びヤメ蚊さん(弁護士)の指摘に仮に誤りが含まれていたとしても、ずい
ぶん私及びヤメ蚊さんを愚弄する発言ということになりませんか。

第3。前田さんの先のメール(18507)のご趣旨はどういうものでしょう?アメリカ憲法及び現行のカリフォルニア州法には「外国判決条項」がないので、三浦氏の「無罪」判決はすでにわが邦において確定していることを持って日本が米当局に「一事不再理」を主張するのは失当である、とのご見解でしょうか? もし、そのようにお考えならば、私はそのような見解には与することはできません。

米国及びカリフォルニア州には、それぞれ国家主権、州主権に基づく刑事裁判権、つまり日本で「無罪」判決が確定している三浦氏を裁判にかける権利がある(カリフォルニア州には04年州法改正にともなう「遡及処罰の禁止」という別の法律上の論点が生じますが)というのは、この点については前田さんに教えられましたが、「外国判決条項」の規定がない、という米国サイドの【現行】憲法・法解釈の限りにおいてはそのとおりだと思いますが、いうまでもなくわが邦にはわが邦の主権があります。私たちの邦の裁判で三浦氏の「無罪」判決が確定している以上、私たちの国として米国に対して「一事不再理」を主張することは、当事国それぞれの「自決の原則」「主権平等」を尊重するという国連憲章の立場、日本側の主権の行使としての「邦人保護」の観点から見ても当然の権利、というよりも進んで行使しなけばならない権利、であろうと私は思います。

また、このことはすでに述べましたが、国際人権規約(自由権)の14条7項は、「本来的には他国であれ自国であれ、『外国判決条項』があろうとなかろうと、『確定的に有罪又は無罪の判決を受けた行為について再び裁判され又は処罰されることはない』と解するべきもの」であって、そういう観点からも、私たちの邦は、米国に対して「一事不再理」を積極的に主張するべきであろう、とも私は思います。

さらに、わが国のいわゆる「ロス疑惑裁判」で三浦和義氏の弁護人を務めていた弘中惇一郎弁護士の「三浦元社長の元妻が殺害された事件の捜査は日米両国で協力して進められた」「日米で協議して日本で(裁判を)やると決めた。米国から(日本側に)資料が提供されたり、警察官や関係者が日本の法廷にきて証言したりというプロセスを経ている」という指摘(朝日新聞、2008年02月26日付)も重要です。
http://www.asahi.com/special/080224/TKY200802250491.html

弘中弁護士も指摘するとおり、上記のようなプロセスを経て出た「無罪という(日本の)裁判所の最終的な結論を米国も尊重するべき」です。

米当局の三浦氏の「拘束」「逮捕」「起訴」は、どう見ても不当だと私は思っています。

第4。その他の前田さんのご指摘に即して。

> 刑事裁判における二重の危険の禁止は、もともとアメリカ憲法上の権利等として形成
> されてきました。修正第5条です。これは「アメリカ憲法上の権利」ですから、アメリカ国
> 内にしか適用されません。日本の刑事裁判権とアメリカの刑事裁判権は別です。

そういうことを知った上での私及びヤメ蚊さんの問題提起でした。日本の刑事裁判権と
アメリカの刑事裁判権を混同しているつもりはまったくありません。

> 日本国憲法39条も二重の危険の禁止です。「日本国憲法上の権利」ですから、日本
> 国内にしか適用されません。

そういうこともわかった上での問題提起です。

第5。以上の理由により、下記に再掲する前回の私のメール(18475)の指摘を取り消す必要性を私は感じません。

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第1。米国憲法修正5条にも「何人も同一の犯罪について、再度生命身体の危険に臨まされることはない」という規定があること(米国法では《DOUBLE

JEOPARDY》(二重の危険)の法理というようです)。

第2。国際人権規約(自由権)の14条7項にも「何人も、それぞれの国の法律及び刑事手続に従って既に確定的に有罪又は無罪の判決を受けた行為について再び裁判され又は処罰されることはない」と明記されていること。

第3。国際刑事裁判所規程20条にも「いかなる人も、本裁判所によってすでに有罪とされまたは無罪とされた第5条に定める犯罪について、他の裁判所において審判を受けないものとする」と明記されており、「一事不再理」の原則は国際的に承認されている国際的なルールであること。

第4。三浦和義氏が逮捕された地であるカリフォルニア州の04年改正前の州法でも「米国内の他州や他国で有罪または無罪判決を受けた場合は」訴追できないことが明確に定められていたこと(02年にロサンゼルス郡保安官が殺害されてメキシコ人容疑者がメキシコに逃亡する事件が起きたことから、法改正の機運が高まり、04年9月に改正法が成立。条文から「他国」が削られたといいます。「改正」後のカリフォルニア州法は「一事不再理」の原則を定めた国際的ルールを明らかに逸脱しています)。
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第6。最後に。私は依然として、この国の裁判で「無罪」が確定している者をメディアという「公共」媒体を使って容疑者(疑わしい者)呼ばわりしてまったく恥じ入ることのないわが国のマスメディアの行為(その無知、無能、人権感覚の欠如、犯罪性)は決して許されることではないだろう、と激しく思っています。

また、「外国判決条項」の有無に関わらず、今回の米当局の三浦氏の「拘束」「逮捕」「起訴」は、

日本国憲法違反であり、

アメリカ合衆国憲法及びカリフォルニア州法違反であり、

国際法違反である、

と私は激しく思っています。

東本高志
posted by 風の人 at 11:50 | Comment(1) | TrackBack(1) | 一般

二重の危険の禁止は国内原則です(前田朗)

*AML(オルタナティブ運動メーリングリスト)より
http://list.jca.apc.org/public/aml/2008-March/018022.html
http://list.jca.apc.org/public/aml/2008-March/018023.html

このところ刑事裁判における二重の危険の禁止が話題になっています。
私が見た複数の新聞記事は完璧に間違いだらけでしたが、友人の話ではTVに出ているタレント弁護士もいい加減なことばかり話しているようです(私は見ていませんが)。他方、ネット上ではニセ「ジャーナリスト」がデマを撒き散らしています。
【前田 朗】

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(0)用語

「二重の危険」――以下では、double jeopardy, ni bis in idemをさします。一事不再理と特に区別せずに使用します。

「国内原則」――同じ国家の中での二重の危険を禁止した一般法原則。

「外国判決条項」――外国判決にも二重の危険の禁止を及ぼす見解や条項。

(1)憲法原則

刑事裁判における二重の危険の禁止は、もともとアメリカ憲法上の権利等として形成されてきました。修正第5条です。これは「アメリカ憲法上の権利」ですから、アメリカ国内にしか適用されません。日本の刑事裁判権とアメリカの刑事裁判権は別です。

日本国憲法39条も二重の危険の禁止です。「日本国憲法上の権利」ですから、日本国内にしか適用されません。

多くの諸国の憲法に二重の危険の禁止が規定されるようになっていますが、それはいずれも「国内原則」です。「外国判決条項」ではありません。

他方、カリフォルニア州には「外国判決条項」があったのが、近年の法改正によって「外国判決条項」は削除されたそうです。一部の報道は、「カリフォルニア州法の該当規定そのものが法原則である」という誤った前提に立って、原則が削除されたとか、原則の適用が制限されたとか言っていますが、完全に誤りです。二重の危険の禁止はアメリカ憲法上の原則ですから、その原則を削除するなどということはありません。そんなことをすれば憲法違反です。「外国判決条項は原則には含まれないから削除できた」のです。

(もっとも、最近の法改正なので、2003年無罪確定の三浦さんの件に適用できるかどうかは議論の余地があります。不利益変更の遡及適用の可否で、これは別の論点ですが、面白い議論になるかもしれません。)

また、やや古い文献ですが、サムヒューストン州立大学教授だったロランドV.デル=カーメンの『アメリカ刑事手続法概説』(第一法規、1994年、原著はブルック出版、1991年)は、次のように述べています。

「1985年の事件で連邦最高裁は、二重の統治機構の原則により、2つの州による同一事実に対する連続的起訴は修正第5条の二重の危険に対する侵害とはならないと判断した(ヒース対アラバマ事件)。」(同書406頁)

「連邦最高裁は二重の危険の主張を退け、二重の統治機構の原則により、被告人の1つの行動が2つの統治機構それぞれの法律を犯してその平和と尊厳を侵害した場合には、被告人は二重の危険の観点から見て2つの異なった犯罪事実を犯したことになると述べた。」(407頁)

(2)国際人権法

自由権規約(市民的政治的権利に関する国際規約)14条7項に二重の危険の禁止があります。自由権規約は、批准した当事国における国内人権の保障を求めた条約ですし、14条7項自体、「それぞれの国の法律および刑事手続きthe law and penal procedure of each country」ですから「国内原則」です。

米州人権条約8条4項も二重の危険を定めていますが、この条約も各国における国内人権を求めたもので、「国内原則」です。

欧州人権条約第七議定書4条1項にも同様の規定があります。重要なので引用します。

「何人も、その国の法律および刑事手続きに基づいて既に確定的に無罪又は有罪の判決を受けた行為について、同一国の管轄下での刑事訴訟手続きにおいて、再び裁判され又は処罰されることはない。」

No one shall be liable to be tried or punished again in criminal proceedings under the jurisdiction of the same State for an offence
for which he has already been finally acquitted or convicted in accordance with the law and penal procedure of that State.

なお、世界人権宣言とアフリカ人権憲章には関連規定がありません。

国連人権高等弁務官事務所が国際法曹協会IBAの協力を得て出版した専門家研修シリーズ九号『司法運営における人権――判事、検事、弁護士のための人権マニュアル』(国連、2003年)には、次のように書かれています。

「同一犯罪について二度裁かれない権利は、ひとつの同一国における最低基準として、国際法によって保障されている。」

The right not to be tried twice for the same criminal offence is guaranteed by international law, as minimum within one and the same
State.
Human Rights In The Administration Of Justice, A Manual on Human Rights for Judges, Prosecutors and Lawyers, United Nations, 2003.
p.300.

(3)国際刑法

1998年の国際刑事裁判所規程20条は一事不再理を規定しています。ICCが裁いた事件についても、他の裁判所が裁いた事件についても一事不再理を定めています。たとえば、日本の裁判所で戦争犯罪として裁かれた事件をICCが裁くことはできません。しかし、20条は、A国で裁いた事件をB国で裁けないとは定めていません。そんなことはICCとは関係ありませんから、規定するはずもありません。それに、ICC規程は1998年に創設された新しい条約であって、ICCだけに適用されるものであり、それ以外に適用される国際慣習法として確立したものではありません。ICC規程はもっとも重要な国際文書ですが、国際刑法の一般原則を定めたものではありません。戦争犯罪や人道に対する罪といった特定犯罪に限られます。しかも、まだほとんど適用されていない規程ですから、これが国際慣習法になったということはありえません。

たとえば、現代国際刑事法の大家として知られ、旧ユーゴスラヴィア国際刑事法廷所長でもあったアントニオ・カッセーゼの著作『国際刑法』は、二重の危険の禁止を、国内原則(internal ne bis in idem principle)とそれ以外に分けて説明しています。国内原則としての二重の危険の禁止は国際慣習法として確立し
ているが、それ以外は国際慣習法とはいえないとされています。

Antonio Cassese, International Criminal Law, Oxford, 2003. p.319.

カッセーゼによると、1976年のイタリア憲法裁判所判決は、ゼナロ事件で、二重の危険の禁止は外国判決には及ばないとしています。さらに、1987年にイタリア政府代表は、国連において、同様の主張をしています。また、1990年のシェンゲン条約54条には二重の危険の禁止が規定されているそうですが、同55条は、自国の領土で行われた事件についての外国判決に二重の危険の禁止は及ばないとの宣言ができるとしているようです(カッセーゼの319−320頁)。

旧ユーゴスラヴィア国際刑事法廷法務官だったアレクサンダー・ザハールとアムステルダム大学教授のゲラン・スルイターの著作『国際刑法』も、二重の危険の禁止について、同一国内での禁止と、各国裁判所とICCの関係での禁止について説明しています。二国間で禁止されるとは言っていません。

Alexander Zahar & Goeran Sluiter, International Criminal Law, Oxford,2008. p.29-30. p.317-318.

さらに、1998年のローマ会議に参加した諸国の法律顧問たちが出版した、トリフテラー編著『国際刑事裁判所ローマ規程註釈』の20条の註釈でも、インミ・タルゲレン(どういう人かは知りませんが、どこかの法律顧問です)が、「(二重の危険の禁止は)一般にひとつの管轄権内だけに効力を有するとされている。国際人権条約、地域的条約ならびに普遍的条約の関連規定は、二つ又はそれ以上の諸国に関して二重の危険の禁止を保障していない。」と明言しています。

その根拠として、タルゲレンは、自由権委員会(市民的政治的権利に関する国際規約に基づいて設置された人権委員会)の1986年の決定、UN
Committee for Human Rights, A.P.v. Italy, B202/1986.を掲げています(私自身は見ていませんが)。

Immi Tallgeren, Article 20, in: Otto Trifterer (ed.), Commentary on the Rome Statute of the International Criminal Court, Nomos
Verlagsgesellshaft, 1999. p.423.

(4)結論

外国判決について二重の危険の禁止が及ぶという「外国判決条項」は、国際法(国際人道法、国際刑法)の要請ではありません。国際慣習法として確立しているのは「国内原則」です。

*******************************
補足:

前田 朗です。
3月6日

下記に書いてあることは、およそ問題外です。

> 上記のようなあなたの論法に前もって反駁するかのように、先のメール
> で紹介した「ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)」ブログの「三浦和義氏には一事
> 不再理の適用があるはず(2008年2月28日)」でヤメ蚊さんはわかりや
> すく次のように述べています。
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/ceeb3137ddd35554bb7f5d196f7d4697
>
>  もっとも、国が違えば、再度裁いてもかまわないという反論もあり、米
> 捜査当局もそのような見解に立っているようだ。しかし、このことのおか
> しさは、たとえば、ある爆弾事件で、10人の方がなくなり、犠牲者の国
> 籍が違っていたとする。容疑者は、犠牲者の出身国それぞれで各1回
> ずつ裁いてもかまわないことになるが、つまり、何度無罪になっても嫌
> がらせのように各国の裁判所で繰り返し裁くことができるようになるが、
> それはあまりにおかしいだろう。/そこで、国際刑事裁判所規程をみて
> みる。20条には、「いかなる人も、本裁判所によってすでに有罪とされ
> または無罪とされた第五条に定める犯罪について、他の裁判所におい
> て審判を受けないものとする」と明確に書いてある。国際刑事裁判所は、
> 人道に対する罪など非常に重大な事件を対象とするものだが、そうで
> あってさえ、一事不再理は国際的に承認されている。(以下、省略)


二重の危険の禁止が及ばないことと、被疑者の引渡しとは別問題です。爆弾事件の犠牲者10人の国籍が違うのなら、それぞれの国に行かなければいいだけのことです。二重の危険の禁止の問題とは無関係のナンセンスな事例です。

国際刑事裁判所規程についてかいていることも間違いです。お話になりません。
posted by 風の人 at 11:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | 一般

2008年03月10日

グアンタナモ・911被疑者を特別軍事法廷で裁くことは許されない

 米当局は2月11日、キューバにある米軍グアンタナモ収容所の被拘禁者6人を、911テロに関与した嫌疑などで、特別軍事法廷に起訴した。全員に対して死刑が求刑されている。時間がない。[1]

 特別軍事法廷の根拠法である2006特別軍事法廷法は、米当局の思惑でいかようにも審理を操作し、何が何でも被告を有罪、死刑に持ち込むことが可能な法律である。 [2] 米国の人権団体 Center for Constitutional Rightsは2月の声明[3]で、特別軍事法廷について「これ以上道徳的に不埒なシステムを想像することは困難である」と語った。同感だ。

 アムネスティ・インターナショナル[4]も主張しているように、グアンタナモなどの被拘禁者は、明確な犯罪嫌疑があるなら正当な独立した裁判所で裁かれるか、さもなければ拘束を解かれなければならない。拷問[5]の結果、嘘を話した語っているハリド・シェイク・モハメド氏らの供述[4][6]を証拠とすることは認められない。ブッシュ米大統領は今すぐ特別軍事法廷を廃止すべきである。

 2006特別軍事法廷法の著しく反人権的な内容については、拙稿[2]で解説している。本稿ではさらに、2人の被告の例と尋問テープの破棄問題などを紹介しながら、死刑を求刑している今回の起訴の不当性を訴えたい。


1.2人の息子を人質に取られた“911実行首謀者”とされるハリド・シェイク・モハメド氏

 米国による「テロとの戦い」では子供までもが拘束され、虐待を受けている。このことを知る者は少なくないかもしれない。しかし、今回起訴された6人の中に自分の息子を拘禁、虐待された被疑者がいること、さらに、その被疑者が911テロを実行面で首謀したとされる人物であるという、これら点と点を結びつけている人はあまりいないのではないか。その人物がハリド・シェイク・モハメド(Khalid Sheikh Mohammed)氏だ。

 2007年6月、アムネスティ・インターナショナル、ケージプリゾナーズ、センター・フォー・コンスティテューショナル・ライツ(CCR)、ニューヨーク大学ロースクール人権とグローバル正義センター、ヒューマンライツ・ウォッチ(HRW)およびリプリーヴの人権6団体は、「オフ・ザ・レコード(非公開):『テロとの戦い』の下の強制的失踪に対する米国の責任」を公表した。この報告書は、CIAによって「失踪」させられた被拘禁者39人の情報を詳述している。[7][8]

 その中で、ハリド・シェイク・モハメドの息子たちの拘禁の経緯も語られている。2002年9月、ハリド・シェイク・モハメドの2人の子供、Yusuf al-Khalid(当時9歳)とAbed al-Khalid(当時7歳)がパキスタンの治安部隊に拘束された。一方、2003年3月5日には、Mohammed Khan が、パキスタンのカラチで当局に拘束され、約1ヶ月拘禁された。その妻と満1ヶ月になる娘も同時に拘束され、1週間の拘禁を受けた。Mohammed Khan の兄弟であるMajid Khanも同時に拘束され、その後グアンタナモ収容所に移されている。[8]

 2007年4月16日、MohammedとMajidの父親であるAli Khanは、Majid Khanのグアンタナモ収容所における戦闘員資格審査法廷(CSRT)審問の証人として、文書で次のような証言をしている。「MohammedとMajidは同じ場所に拘束され、そこにハリド・シェイク・モハメドの若い2人の子供もいた。年齢は約6歳と8歳だった。パキスタンの看守は、その2人の子供は上階の別々の場所に拘禁され、看守からは食料と水を与えられなかったと、私の息子に語った。看守たちは精神的な虐待も2人の子供に行い、足に蟻その他の生き物を這わせて脅し、父の隠れ場所を吐くよう強制した」。[9]

 2003年3月9日付けのテレグラフ紙によれば、アフガニスタンのバグラム米軍基地で睡眠剥奪などの手法で尋問されていたハリド・シェイク・モハメドは、息子たちの拘束を知らされていた。CIA当局者は、「息子たちは彼にとって大事だ。息子たちを釈放し、パキスタンに帰すと約束すれば、口を開かせる心理的なテコになる」と同紙に語った。この時点で、息子たちはパキスタンからアメリカに移送される予定であった。[10]

 ハリド・シェイク・モハメドも、グアンタナモ収容所でのCSRT審問で、「当局は息子たちを故意に拘束した。彼らは子供だ。4ヶ月間拘束され、虐待を受けた」と証言している。[6]

 要するにハリド・シェイク・モハメドは息子を人質を取られ、自身も拷問を受け、二重の手段で自白を強要されていた可能性が極めて高い。このような尋問で得られた「証拠」を法廷で採用することは断じて容認できない。


2.拘束後に設立されたブラザ・バンクも標的に――CSRTでのハリド・シェイク・モハメドの供述

 2007年3月、被拘禁者らに対するCSRT審問の記録の一部が公開された。ハリド・シェイク・モハメドの供述もその中に含まれる。[6]

 審問記録によれば、ハリド・シェイク・モハメドは、特許のクレーム文よろしく、「911作戦の何から何にまで責任があった(“I was responsible for the 9/11 operation, from A to Z.”)」と「告白」した。「告白」は、本人ではなく、代理人が読み上げる形で執り行われた。

 ハリド・シェイク・モハメドが関与を認めたとされる既遂・未遂のテロ計画は30以上にも及ぶ。1993年の世界貿易センタービル爆破事件から、ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世、カーター、クリントン両元大統領の暗殺計画まで含み、米当局すらハリド・シェイク・モハメドの関与を否定している計画が多い。 [11]

 ハリド・シェイク・モハメドはワシントン州のプラザ・バンク(Plaza Bank)も標的にしていたという。しかし、プラザ・バンクの公式サイト[12]によれば、同バンクの設立は2006年初頭であり、ハリド・シェイク・モハメドが拘束された2003年3月の3年後ということになる。拘束後に知り得た情報に基づく誇張である可能性がないとはいえないが、拘禁施設にいた彼が一体どのようにしてプラザ・バンクの存在を知ったのか。

 地元メディアのSeattle Post-Intelligencerも、2006年以前にそのような名称の銀行は開業していないと報じている。911独立調査委員会は2004年、ハリド・シェイク・モハメドは「カリフォルニアとワシントンの一番高いビル」に対する攻撃を計画していたと結論付けている。ワシントン州で一番高いビルは Columbia Center in Seattleである。[13]

 このように、ハリド・シェイク・モハメドの供述は信頼できない。本人自身も、CIAによる拷問の結果、嘘の供述をしたと語っている。 [4] 審問記録からは拷問内容に関する部分その他が削除されており、特別軍事法廷の実際の審理でも同じ事態が想像される。特別軍事法廷における正常な審理は不可能である。


3.モハメド・アルカタニ氏が受けた拷問

 モハメド・アルカタニ(Mohammed al Qahtani)氏も今回起訴された1人である。アルカタニ氏はドナルド・ラムズフェルド前国防長官[14]が認めた‘First Special Interrogation Plan’による拷問を受けた。詳細な尋問記録[15]から、Center for Constitutional Rightsがまとめた拷問のリスト[3]が以下である。


・殴打
・1回につき何ヶ月間にも渡る、過酷な睡眠剥奪と20時間に及ぶ尋問の組み合わせ
・拷問を科す他の国々へ移送するという脅迫
・女性を含む家族に対する明白な脅迫
・時に女性所員を前にさせた裸での所持品検査、身体検査および裸になることの強制
・性的辱め
・犬の吠え真似や仮面を付けてのダンスの強制、および“ブタ”と呼ばれながら手錠を掛けられた手でごみの山を拾わさられることによる辱め
・長期間およびラマダン期間中に渡る祈りの禁止を含む宗教的実践の権利の剥奪
・目前でコーランを汚すという脅迫
・犬をけしかけての攻撃
・尋問中における医療スタッフによる頻繁な点滴の強制投与
・長時間に及ぶ激しいストレスの掛かる姿勢の強制
・再三再四に渡る、何ヶ月間もあるいは昼夜に及ぶ狭い場所での監禁
・長時間に及ぶ低温への暴露
・長時間に及ぶ大音量への暴露
・最低160日間に渡る過酷な隔離


 このような明々白々な拷問によって得られた供述を裁判で採用することなどあってはならない。当たり前の話だ。


4.CIAによる尋問ビデオの破棄と911真相究明に対する妨害

 CIAは、「アルカイダ」のメンバーとされる人物に対する厳しい尋問の様子を撮影した複数のビデオテープを2005年に破棄していた。マイケル・ヘイデン CIA長官が自ら、2007年12月に認めている。米議会は2005年当時、グアンタナモ収容所で被拘禁者に対して拷問が行われていたかどうかの調査を行っていた。そのため、尋問テープの破棄は、拷問の証拠を隠蔽するためではないかとの見方がある。[16]

 ところが、911独立調査委員会の共同委員長を務めたリー・ハミルトン氏とトーマス・キーン氏は、「今回の件の発覚は、CIAが委員会の調査妨害を積極的に行っていたことを示すものだ」と述べた。同委員会は2003年と2004年、アルカイダ・メンバーの尋問の詳細情報をCIAに要求していたが、ビデオの存在を一切知らされていなかったという。[17]

 独立調査委員会のエグゼクティブ・ディレクターを務めたフィリップ・ゼリコー氏も、調査委員会が、尋問内容などについて「非常に詳細な情報」を求めたが、「これらの質問に対する(CIAの)回答に委員会は満足しなかった」と語った。[17]

 ただしCIAは、「(独立調査委員会に)多大な支援を提供した」「CIAは委員会が書類でもインタビューでも入手できるよう100%協力した。委員会はテープだって要求できたはず。委員会の調査中はテープは破棄されていなかったのだから」と主張している。[17]

 情報の隠蔽は、これまでのCSRT審問でも明らかになっているし、軍事委員会法でも許容されている。もしも911被疑者とされる人物が死刑に処せられるなら、911テロの真相を究明する上で究極の証拠隠滅になる可能性がある。

 今回の起訴は、個人の権利と生命、司法システムに対する攻撃という側面に留まらず、そのような観点からも絶対に認めるわけにはいかない。

References

[1] 9.11テロ犯6人を起訴、死刑を求刑する構え, 2008年02月12日
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2349595/2629652
[2] 対テロ戦争体制を完成させる2006特別軍事法廷法
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/89029754.html
[3] CCR challenges validity of military commissions and use of torture evidence in new death penalty cases
http://ccrjustice.org/newsroom/press-releases/ccr-challenges-validity-military-comissions-and-use-torture-evidence-new-dea
[4] すべての拷問の容疑は、調査されるべき
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=274
[5] CIA長官、アルカイダ容疑者への「水責め」認める, 2008年02月06日
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2346882/2603472
[6] U.S. Department of Defense, Khalid Shaykh Muhammad, Transcript of CSRT (KSM) Hearing http://www.defenselink.mil/news/Combatant_Tribunals.html
[7] 「オフ・ザ・レコード(非公開)」〜CIAによって「失踪」させられた被拘禁者39人を公開
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=309
[8] USA: Off the Record. U.S. Responsibility for Enforced Disappearances in the "War on Terror"
http://www.amnesty.org/en/library/asset/AMR51/093/2007/5e63853b-a2d0-11dc-8d74-6f45f39984e5/amr510932007en.html
[9] Statement of Ali Khan, Apr. 16, 2007
http://ccrjustice.org/files/Ali%20Khan_Father%20of%20Majid%20Khan_Statement%20from%20CSRT.pdf
[10] CIA holds young sons of captured al-Qa'eda chief, 09/03/2003
http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=%2Fnews%2F2003%2F03%2F09%2Fwalqa09.xml
[11] Two Senators Secretly Flew to Cuba for Alleged 9/11 Mastermind's Hearing, March 16, 2007
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/03/15/AR2007031500865.html
[12] Plaza Bank
http://www.plazabankwa.com/about.asp
[13] State bank on 9/11 terrorists' hit list, March 15, 2007
http://seattlepi.nwsource.com/national/307571_terror15.html
[14] Donald Rumsfeld's Approval Interrogation Methods
http://ccrjustice.org/files/AlQahtani_RumsfeldApproval.pdf
[15] Interrogation Log, Mohammed al Qahtani
http://ccrjustice.org/files/AlQahtani_InterrogationLog.pdf
[16] CIA長官、尋問テープ破棄問題で上院委員会へ, 2007年12月13日
http://www.afpbb.com/article/politics/2324879/2450059
[17] CIA尋問ビデオ隠し、同時多発テロ調査も妨害か, 2007年12月23日
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2329050/2473888

太田光征
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対テロ戦争体制を完成させる2006特別軍事法廷法

ブッシュ米大統領は「テロとの戦い」を開始直後の2001年11月、軍事指令で軍事法廷の設置を命令した。それを受け、アフガニスタンで拘束されたイエメン国籍のサリム・アームド・ハムダン氏が2004年7月、この軍事法廷での審理に掛けられることになった。それに対抗してハムダン氏はラムズフェルド前国防長官を提訴。 2006年6月、この裁判の最高裁判決で、軍事法廷が米国法とジュネーブ条約に違反すると断罪された。そこでブッシュ政権が議会に新しい法案の形で成立させたのが、2006特別軍事法廷法(Military Commissions Act of 2006)である。[1][2][3]

米当局が運営するグアンタナモ収容所などの拘禁施設の問題については、アムネステイ・インターナショナルなどの人権団体が当初から精力的に取り組んできた。[4]

2006特別軍事法廷法の反人権的な問題点を批判したまとまった日本語文献は、ネット上ではアムネスティ[5]と自由法曹団[6]によるものくらいしか目に付かない。以下、注意を喚起するために、同法の問題点を詳しく指摘しておきたい。( )内の英数字は法律原文中のセクションを示す。

米当局は2月にも、グアンタナモ収容所に拘禁されている911テロの被疑者とされる6人を特別軍事法廷に起訴し、死刑を求刑している。[7]


1. 広範な「違法敵性戦闘員」の定義(§ 948a)

「違法敵性戦闘員(unlawful enemy combatant)」の定義は、「米国に対する敵対行為を行った者、またはそれを意図的かつ物質的に支援した者で、合法敵性戦闘員でない者」とした。このため、通常のテロ行為以外の反米活動一般をも裁くことが可能であると解釈できる。

2. 外国人差別を宣言(§ 948b)

特別軍事法廷が裁く対象は「外国人の違法敵性戦闘員(alien unlawful enemy combatant)」と明記してあり、外国人に対する差別的扱いを宣言するものとなった。

3. 軍法会議の水準にも満たない(§ 948b)

一般的な軍法会議の裁判手続き[8][9]では認められているものの、特別軍事法廷において被疑者は(長期拘留を避けるための)迅速な裁判を受ける権利、審理前の尋問で弁護士をつける権利を剥奪された。また、自白の強制とその供述を裁判で証拠として採用することの禁止が解除された。

さらに、審理前に、犯罪容疑に関する供述をする義務が無いこと、および審理前の発言が裁判で被告に不利な証拠として採用される可能性があることを被疑者に通告せずに尋問することを禁じた規定も適用されない。

厚顔にも、特別軍事法廷を、ジュネーブ条約共通第3条[10]が規定する「正規に構成された裁判所で文明国民が不可欠と認めるすべての裁判上の保障を与える」ものと表現している。

しかしその直後で、外国人の違法敵性戦闘員がジュネーブ条約を根拠に権利を訴えることを明確に排斥した。

4. 機密報告書を議会に提出(§ 948e)

審理の報告書を議会に毎年提出するとしたが、機密扱い書類の添付を可能にした。これでは正当性が検証できない。

5. 軍人だけで判事、検事、陪審を構成可能

法廷の召集権は国防長官またはそれが指名する者が持つ。(§ 948h)

陪審員は現役の軍人が務め、法廷召集権者が選任する。(§ 948i)

判事も軍人が務め、国防長官が規定した規則に基づき、各法廷に一人だけ選任される。判事は、その者が所属する軍隊の法務総監の認可があれば、その他の任務を執り行うことも可能としており、権利が限定されていない。(§ 948j)

国防長官が検事と被告側の軍人弁護人を選任する際の規則、およびそれら選任する者に関する規則を規定する。検事は軍法務官であるか、または国防長官が規定した規則に従って執務する能力のある民間法曹人。被告側の弁護人も軍法務官が務める。(§ 948k)

6. 拷問による供述の容認(§ 948r)

2005被拘禁者処遇法(Detainee Treatment Act of 2005)[11]が制定される前に得られた供述の場合、判事が、「全体の状況からして供述が信頼でき、かつ真相究明に十分資すると判断し、その供述を証拠として採用することが最大限正義のためになる」と判断すれば、強制性の程度に疑義が呈されている供述でも採用することができる。

2005被拘禁者処遇法が制定された後で得られた供述の場合、同法の第1003節で禁止された残酷な、非人間的な、または品位を傷つける処遇に当たらない限り、採用できるとした。

グアンタナモ収容所などに拘禁されている者の多くは2005年以前に拘束された。[12] したがって、§948rの(a)と(b)で、自己に不利となる証言を要求されないこと、拷問により得られた供述は認められないことを規定しているが、何の意味もない。

そもそも、拷問の確定的な定義がないという立場が取られているという問題もある。特別軍事法廷のマニュアルには次のように記されている。

「供述が信頼できるかどうか、またその供述の採用が正義に適っているかどうかを評価する際、判事は、強制の嫌疑に関する事実と状況を含むあらゆる関連状況を考慮し、さらにまた、他の証拠が、供述の信頼性を確証し得るものか、またはその信頼性に疑問を投げかけるものかどうかを考慮することができる」[13]

司法省は、虐待が発生する状況に応じた「虐待のスライド制」が憲法上許されると考えているという。[14] 最高裁も、「良心に衝撃をもたらす」行為は禁じられるが、「ある状況で衝撃を与えても、別の状況では明らかにひどいとはいえない」行為もあり、したがって「権力の乱用を良心に衝撃をもたらすものと断罪する前に、状況の正確な分析が必要である」との判決を出している。[15] マニュアルはこうした考え方を踏襲している可能性がある。

国防省は、モハメド・アルカタニ氏に対する拷問[16]も拷問に値しないと考えている。[17] では一体何が拷問に当たるのだろうか。

米当局をよそに、国連人権委員会は2006年2月、グアンタナモ収容所における尋問手法が国連の拷問等禁止条約に違反していると断言し、グアンタナモ収容所の閉鎖を勧告する報告書を発表している。[18]

7. 風聞による証拠の容認(§ 949a)

証拠の「構成要素と態様(elements and modes)」を含む審理手続きに関する規則は、本法に違反しない限り、国防長官が決定できるとした。この規定により、国防長官はいつでも審理に介入することができる。

国防長官が審理手続きおよび証拠に関する規則を規定するにあたり、「証拠が捜索令状またはその他の認可に基づかないという理由」で排除されてはならない、と定めることができる。

さらに、「§ 948rの規定に見合う限り、強制ないし自白の強要の疑いを理由に被告の供述を排除してはならない」とする規則も可能にした。

証拠については、判事が証拠に当たると判断するに「十分な根拠」があると決定し、陪審員に証拠の信憑性の程度を検討してもよいと説明する限り、信憑性があるとして採用すべきとした。証拠採用に当たっての陪審員による投票義務は特に定めていない。「客観的な根拠」が必要だとも書いていない。

風聞による証拠も採用することができ、その公開は949j(c) で規定された機密情報の公開に適用される要件を満たす必要がある。風聞の根拠さえも機密情報を盾に非公開にできるなら、どのようなでっち上げも可能になる。

実際、特別軍事法廷のマニュアルには、「被告の口頭による自白ないし承認は、それを聞いた者の証言によって証明され得る。たとえその証言が書面に落とし込まれたもので、かつ書面の説明責任が果たされなくてもである」と明記してある。[19]

9. 被告の監視役としての軍人弁護士(§ 949c)

被告は雇うことができる限り、民間弁護人をつけることができる。ただしその際、選任された軍人の弁護人が陪席弁護人を務めなければならない。あくまで軍人の監視役を被告につけるためであると思われる。

被告側の民間弁護人は懲戒処分を受けておらず、かつ機密情報にアクセスする資格のある者とした。機密情報を入手資格のない者に漏らしてはいけない規定も設けている。政府に批判的な民間弁護人を排除する仕掛けといえる。

被告は軍人弁護人を一人しか付けることができない。ただし、§ 948kの規定に基づき、弁護人を選任する権限のある者が、その単独裁量によって追加の軍人弁護人を被告に付けることはできる。しかし、その選任者に関する規定は国防長官が定めるのであるから、被告の権利を擁護する規定にはなり得ないだろう。

10. 審理の非公開・機密情報の公開免除特権(§ 949d)

判事は、判事裁定事案について、それが陪審員による後の検討または決定にとって適切な事案であるかどうかを裁定するために、陪審員を同席させずに開廷することができる。この規定により、被告に不利な審理運営を画策することが容易になった。

判事は、諜報機関または法執行機関の情報源、手法および活動を含む情報の公開により、国家安全保障に危害を及ぼすと判断すれば、審理の全てまたは一部を非公開にすることができる。

機密情報は、その公開により国家安全保障に危害を及ぼすと判断される場合、公開免除の特権扱いを受ける。この特権を主張できるのは、大統領、国防省または関係部局の長とした。これらの特権保有者は、その代理人、証人および検事に同様の特権を主張させることもできる。

判事は、検事の動議に基づき、証拠が信頼に足ると判断すれば、その証拠を入手した際の情報源、手法および活動に関する機密情報を非公開にした上で、それ以外の公開可能な証拠の提出を検事に許可できる。

判事は、実行可能で国家安全保障に適う限りにおいて、それらの情報源、手法および活動に関する情報の機密解除された要約を被告側に提出するよう、検事に対して要求することができる。

証人尋問において検事は、機密情報の開示を要求するあらゆる質問、「質問の流れ(line of inquiry)」または証拠を求める動議に異議申し立てができるとした。

機密特権の申し立てと、それを根拠付けるために提出される資料は、政府が要求すれば、判事の私室で検討され、被告には公開されない。

11. 被告に対する情報制限(§ 949o)

被告には審理記録のコピーが渡されるが、機密情報を含む場合は、§949dの規定に従って再編集された版しか提供されない。被告側弁護人は未編集の記録を閲覧できるが、国防長官が規定する規則に従う。

12. 法律瑕疵の免責特権(§ 950a)

特別軍事法廷での事実認定ないし判決は、法律の瑕疵が被告の重要な権利を著しく損なわない限り、その瑕疵を理由に間違いと見なされることはない。

13. 召集権者(米国)主導の審理

召集権者が、事実認定と判決を承認しない場合、不承認の理由を述べれば、再尋問を命令することが可能とした。この規定で、召集権者は被告を有罪に持ち込むまで何度でも審理を繰り返すことができる。(§ 950b)

再尋問を行う場合、最初の審理における嫌疑に関する無罪判決を覆すことはできないが、最初の審理で考慮されなかった犯罪については、新たな有罪判決を出せるとした。(§ 950e)

米国は、審理打ち切り、重要証拠の排除、審理の公開、被告の法廷からの排除、機密情報の扱い、証人尋問・証拠開示に関する判事の命令または裁定について、判決前に、特別軍事再審法廷(Court of Military Commission Review)に抗告することができる。再審法廷は法律問題に関してのみ裁定を下す。被告には、判決前のこのような抗告権は与えられていない。(§ 950d)

14. 事実認定を争えない控訴審

特別軍事法廷での最終決定に有罪の事実認定が含まれる場合、召集権者は事件を特別軍事再審法廷(Court of Military Commission Review)に付託する。(§ 950c)

特別軍事再審法廷の設置と判事の指名は国防長官が行う。再審法廷は、事実認定と判決に関して被告からの申し立てを受理することができるが、その法律問題についてしか再審理しない。(§ 950f)

再審法廷の決定に被告が不服である場合、連邦コロンビア特別区巡回区控訴裁判所(United States Court of Appeals for the District of Columbia Circuit)に上告することができる。ただし控訴裁判所の裁判権は、特別軍事再審法廷による最終決定が、特別軍事法廷法で規定された標準および手続き、さらに適用可能な程度において、米国憲法および法律に見合うかどうかの検討に限定される。(§ 950g)

控訴審での弁護人を指名するための手続きは国防長官が定める。(§ 950h)

このように、事実認定に関する被告の控訴権を完全に封じ込めた。

15. 絶対的管轄権(§ 950j)

特別軍事法廷の訴訟手続きを定める命令は、大統領が定める場合を除き、全ての裁判所、政府部局、公務員を拘束する。特別軍事法廷法が定める場合を除き、いかなる裁判所も同法廷手続きの合法性に対する異議申し立てを受理できない

16. 無形サービス・共謀罪も処罰対象(§ 950v)

国際テロリスト団体に「物質的支援または資源」を提供することも処罰されるが、「物質的支援または資源」には、有形無形の「サービス」も含まれる。

米国に危害を加える意図で、秘密裏に情報を収集し、米国の敵に伝達する者は、死刑または特別軍事法廷が指定する刑罰に処するとした。

共謀罪も適用可能。

17. ジュネーブ条約の無視

何人もジュネーブ条約を根拠に人身保護令状その他の申し立てを米国の裁判所にすることができない。(SEC. 5)

ジュネーブ条約共通第3条が定める国際的性質を有しない紛争における禁止行為を米国の裁判所が解釈する基準として、外国の法律と国際法を排除した。(SEC. 6)

大統領は、ジュネーブ条約上の意味を解釈し、適用する権限、さらに、条約義務のうち「重大でない違反」についての行政規則を公布する権限を持つ。(SEC. 6)

18. 人身保護令状を申し立てる権利ほか、拘禁に関するあらゆる異議申し立ての権利を剥奪(SEC. 7)

2005被拘禁者処遇法でも、すでに拘禁されているか、コロンビア特別区巡回区控訴裁判所で敵性戦闘員と認定された外国人による人身保護令状の申し立てが認められなかった。特別軍事法廷法ではさらに、敵性戦闘員の審査を待つ外国人からも人身保護令状の申し立て権利を奪うように、2005被拘禁者処遇法を修正した。

被拘禁者処遇法でも人身保護令状の申し立て以外の拘禁に関するすべての訴えを禁じていたが、特別軍事法廷法では念を入れ、「拘禁」「移送」「処遇」「裁判」「監禁状況」といった項目を明示して、過去に拘禁されていた者からも、拘禁に関するあらゆる異議申し立てを封じ込めた。

米国憲法には「人身保護令状の特権は、反乱または侵略に際し公共の安全上必要とされる場合のほか、これを停止してはならない」と規定されており、特別軍事法廷法は憲法から著しく乖離している。

References

[1] United States Department of Defense, Military Commissions
http://www.defenselink.mil/news/commissions.html
[2] Military Commissions Act of 2006
http://frwebgate.access.gpo.gov/cgi-bin/getdoc.cgi?dbname=109_cong_public_laws&docid=f:publ366.109
[3] 米国の「テロとの戦い」による人権侵害とアムネスティ
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=761
[4] グアンタナモや「レンディション」に関するアムネスティ・ニュースリリース一覧
http://www.amnesty.or.jp/search.php?query=%A5%B0%A5%A2%A5%F3%A5%BF%A5%CA%A5%E2&mid=41&action=showall&andor=AND
[5] 国際法を無視した「軍事法廷」設置の問題点
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=763
[6] 愛国者法体制を追認するMilitary Commissions Act(軍事委員会法)の成立
http://www.jlaf.jp/tsushin/2006/1218.html#05
[7] 9.11テロ犯6人を起訴、死刑を求刑する構え, 2008年02月12日
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2349595/2629652
[8] UNIFORM CODE OF MILITARY JUSTICE, Sec. 810. Art. 10. Restraint of persons charged with offenses
http://frwebgate.access.gpo.gov/cgi-bin/getdoc.cgi?dbname=browse_usc&docid=Cite:+10USC810
[9] UNIFORM CODE OF MILITARY JUSTICE, Sec. 831. Art. 31. Compulsory self-incrimination prohibited
http://frwebgate.access.gpo.gov/cgi-bin/getdoc.cgi?dbname=browse_usc&docid=Cite:+10USC831
[10] ジュネーブ条約
http://www.itoh.org/kagurazaka/lib.html
[11] See SEC. 1001: DEPARTMENT OF DEFENSE, EMERGENCY SUPPLEMENTAL APPROPRIATIONS TO ADDRESS HURRICANES IN THE GULF OF MEXICO, AND PANDEMIC INFLUENZA ACT, 2006
http://frwebgate.access.gpo.gov/cgi-bin/getdoc.cgi?dbname=109_cong_public_laws&docid=f:publ148.109
[12] Justice delayed and justice denied? Trials under the Military Commissions Act
http://www.amnesty.org/en/library/asset/AMR51/044/2007/en/06e37edc-a2cd-11dc-8d74-6f45f39984e5/amr510442007en.html
[13] Manual for Military Commissions, Military Commissions Rules of Evidence 304 (c)(2), Discussion.
http://www.defenselink.mil/news/commissionsmanual.html
[14] Detainee abuse charges feared. Washington Post, 28 July 2006.
[15] Rochin v. California 342 U.S. 165 (1952) and Sacramento v. Lewis (1998).
[16] CCR challenges validity of military commissions and use of torture evidence in new death penalty cases
http://ccrjustice.org/newsroom/press-releases/ccr-challenges-validity-military-comissions-and-use-torture-evidence-new-dea
[17] Guantanamo provides valuable intelligence information, US Department of Defense News Release, 12 June 2005
http://www.defenselink.mil/Releases/Release.aspx?ReleaseID=8583.
[18] 国連によるグアンタナモ拘禁施設の閉鎖要求を歓迎する
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=102
[19] Manual for Military Commissions, Military Commissions Rules of Evidence 304(g).
http://www.defenselink.mil/news/commissionsmanual.html

太田光征
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2008年03月09日

9条39。おい、そこの河童ぁ〜!

『なにぃ、9条ぉ?甘いこと言ってるねぇ。』

70代と言うおじちゃんが、私の「九条実現」バッヂを見て、そう言いました。

場所は津田沼駅北口。
私は3/9、9:9amに9の日ハンストを明け、習志野基地への申し入れ前に、仲間達数十名とチラシを配っていました。
今日は仲間からアヒムサは博愛だ、と教わったので、そんな気持ちで行いました。

デモやビラ配りは楽しみたいので、全身緑タイツの河童クラウン姿でアピールしたり、笛を吹いたり、子どもと遊んだり。

おじちゃんは大勢の私達を前に、堂々と意見を述べられました。日本に向いている中国のミサイルや北朝鮮の脅威など、将来の日本の不安を語られ、「がんばって」と言い残し去りました。

「日本国民は、...平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」
私は戦後の人々が大切にした憲法の精神をおもいます。
他国のミサイルの脅威より、自国の原発のことを考えます。
話を聞きながら、おじちゃんのご家族と海外の友人のことを考えます。
以前『ディア ピョンヤン』をみました。北朝鮮で暮らす人々のことを想います。


午後はお弁当を食べて、習志野基地へ申し入れに行きました。
趣旨は、パトリオットミサイルの情報公開、
パトリオットミサイルの撤去、
ミサイル防衛からの撤退です。

基地前には1時間前から警官と自衛官の方々が40名ほど待っていました。
基地前の空き地に入らせない様にする自衛官。
階級章をつけた緑色の制服自衛官の結婚指輪。
犬を抱きかかえ10分くらい共にいた散歩中の少女。

高性能拡声器で野次る黒塗り愛国車に乗った2人の男性。
「おい、そこの河童ぁ〜!笑いとってんのかぁ?」
「気持ちわりぃよ、手ぇ振んなよ〜。」

10分おきに何回も声をかけます。
「おらぁ、頭の皿、風で飛んでんぞ。干あがんぞぉ。」

彼らの主張は、自衛隊を応援する、パトリオットミサイルは必要だ、エセ平和集団は北朝鮮へ帰れ、という様なものでした。
私はリラックスして体を揺らし伸ばしながら、自衛官、警官、少女、青年、仲間の幸せを願いました。
青年らの言論の自由の為にも、妨害し合わず主張できればと思います。
また、申し入れも怒号が飛び交っては自衛官の方々も聞く耳を持たなくなるでしょうから、穏やかにできたらと思います。
少しでも良いので、対話ができますように。
それが貴重な交流となるはずです。

どんな風に安全をたもっていくか。
どんな風に生存していくか。
意見の異なる人と話したいです。

今日はありがとうございました。
おやすみなさい。

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
ストップ ロッカショ.JP http://stop-rokkasho.jp/
ストップ再処理工場・意見広告の会 http://www.iken-k.com/
ガンジーの会 http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/
市民がつくる平和条例の会 http://www17.plala.or.jp/peaceactcampaign/
「平和への結集」をめざす市民の風 http://kaze.fm/
川田龍平を応援する会 http://www.ryuheikawada.jp/
星野さんをとり戻そう全国再審連絡会議 http://www3.cnet-ta.ne.jp/f/fhoshino/
新しい反安保行動をつくる実行委員会 http://www.jca.apc.org/hananpojitsu/
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2008年03月08日

共産党演説会とNoRapeJapan!

3月8日松戸.我孫子の方々と演説会へ.私は党員ではないが国会議員に六ヶ所村再処理工場の停止と比例代表選挙制度の実現を提案したく参加.会場は物々しい警備.

衆議院候補者4名と19歳の応援,志位委員長演説.人間を使い捨てにする派遣労働の実態."日雇い派遣は望ましく無い"と首相答弁.元々ピンはねを禁止していたが86年派遣法成立.偽装請負で8回起訴されたcanon.御手洗会長を国会に参考人質問したい.共産党だけは99年派遣法自由化に反対した.

75歳〜後期高齢者医療制度の廃止法案を野党4党で提出.この10年で大企業に5兆減税,資産家に2兆減税.毎年5兆の軍事費,2500億の米軍思いやり予算.毎年2200億の社会保障費削減.厚労大臣も削減止めると答弁.

現在ミネラル水より安い米の生産者価格.亡国の大失政.無制限の輸入自由化を改める.ルール無き資本社会を改め経済政策の軸足を大企業から家計へ移す.

女子中学生暴行.告訴取り下げ.米兵釈放.被害者に代わって超党派で糾弾する沖縄大会がある.海兵隊との共存は無理.基地の無い日本,日米友好条約を.

ミサイル防衛.1400億円するイージス鑑は米空母まもる為.勝浦の深い悲しみと怒り.遺族が"船乗りにはわかるはずだ.こんな寒い海に出されたらどうなるか.船に乗る資格,日本をまもる資格は無い"と語ったと紹介.主権在財,主権在米を止め主権在民に.

私は今日,日仏を含む24ヶ国が加入する東南アジア友好協力条約を初めて知った.EUも加入申請中.憲法9条と一致する.

現在,衆議院南関東ブロック22議席では志位議員の1議席.司会は比例区での投票を呼び掛けた.

私は社民党や緑のテーブル,共産党の議席を増やしたく応援したい.企業献金を受けない共産党に小銭を献金.

終了後,若者と志位さん生トーク.住宅の水害や好酸球増多症候群の難病指定,列車事故,石破大臣の責任,高校学費稼ぎの週7日バイト,ヤンバルクイナや珊瑚の絶滅,使い道の無い90式戦車等の話題.

六ヶ所村再処理工場についての私の質問に対する回答.

再処理は絶対反対.原発でウラン燃やしたらプルトニウムのゴミが出る.そのゴミ,燃料棒を寸断して酸の液に溶かし,放射性物質を出しながら数%のプルトニウムを取り出すが,残りはまたゴミ.再処理工場の周りでは白血病の子が増える.
高速増殖炉もんじゅが頓挫し余り続けるプルトニウム.どうにもならないから原発でウランと混ぜ燃やす危険なプルサーマル.これは未だ食い止めている.ゴミはどうしようもなく六ヶ所へ.青葉県はゴミは受けないぞ,ということで再処理工場を渋々開始.
脱原発しかない.具体的にはゴミは原発に置いておき,50年後処分技術ができてから処分.

時間の都合上,満足に質問できなかった為,以下に紹介.

1,5月に本格稼働予定の再処理工場.稼働中止を訴える共産党の文章や取り組み等あれば教えて.

2,護憲政党の議席を増やす為2大政党に有利な小選挙区制度をかえる必要がある.比例代表制度を実現する為の取り組みを教えて欲しい.

どなたか共産党の反原発政策について詳しい方,教えて下さい.

豊田
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憲法を知る学習会での涙

皆様

3/4、船橋での千葉県生協連主催の伊藤真塾塾長講演会へ参加して来ました。
講演会の後、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉による「愛のあいさつ」等の演奏がありました。

以下、報告です。「」内は私のメモによるもので、心に残った塾長の発言要旨です。
一字一句正確なものではありませんが、ご了承下さい。

「人間は戦争してはならない。この1点はどうしても譲れない。」
「『戦争は最も人間的な行為』と言う改憲派の学者。一方で『戦争なぞせず、貧困対策を』と言う9.11被害者の遺族がいる。」

「1874年の台湾出兵以来、71年間アジアへ侵略し続けてきた日本。それが61年前の憲法で戦争しない国となった。」
「教育を利用した国が教育内容に介入しない国となり、地方自治を保障し、差別の撤廃、軍隊の放棄を決めた。」
「憲法の理想と現実は異なっている。異なっているからこそ憲法の理想が重要。」

「例え多数派であっても押しつけてはならない、奪ってはならない価値。それが人権。」
「戦前の日本やナチスドイツ、イラク占領を続ける米国等、民主主義であっても、誤ることがある。憲法で行政の誤りを制限する。」

「法律は社会秩序維持の為、国民を制限する。法律は国民に対する歯止め。
憲法は国民が政府を制限して、人権を保障するもの。強者と多数派への歯止め。憲法は法律の親分ではない。」

「人権は「へき論」であり、主張であり、闘い取るべきもの。人権とはむしろ少数派や異端の自由を認めることに本質がある。」
「9条2項が本質的に重要。9条1項だけでは新規性なし。軍事力によって国民の生命と財産は守れない。そもそも、軍隊は国民をまもるのではく、国家をまもる。自衛隊法に明記してあり、自衛官も明言している。」

「憲法前文に示された理想。人権と平和をまもる為に、国民主権という手段を取り、国民がこれを確定した。」

●感想●
生命の遺伝子を傷つける放射性物質を排出する原発や再処理工場。
伊藤塾長の話を聞いていて、原発や再処理工場の推進派と諦め派の価値観と、人の命をかけがえのないものとして大切にする憲法の価値観は相容れないものだと感じました。


そして、どうしても「正当に選挙」したいと思います。
憲法前文は、「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し...」から始まります。
確かに、選挙制度は与党や多数派の好きな様に決められるから、到底不可能な選挙制度改革を訴えても意味がない、それは権力に対して白旗を揚げている様なものだ、他の運動をやりながら現行選挙制度下で勝てる盛り上がりをつくる必要がある、という意見もあります。
しかし、端から諦めてしまう方が白旗を揚げていることになると思います。様々な運動をやりながら現行選挙制度下で勝てる盛り上がりをつくりながら、選挙制度改革も訴えていく必要があると思います。

具体的には民意が議席に比例して反映できる、比例代表制度の導入を提案したいです。
今日は国会議員の演説会で、提案してみます。


豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
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2008年03月07日

3月8日平和共同かながわ主催 糸数集会@横浜

皆さん

明日に迫った平和共同イベントのご案内です。直前ですみません。共産・社民・神奈川ネットワーク運動・無所属の各市議会議員と糸数慶子参院議員が参加して、神奈川の米軍基地を巡る運動について語り合います。神奈川の良い意味での沖縄化の突破口になることを期待しています。ご参加よろしくお願いします。

太田光征
http://otasa.net/



憲法9条をまもる 平和共同かながわ 事務局の春田です

3月8日(土)の集会が今週末に迫りましたので、
再度ご案内させていただきます

当日は、パネリストのみなさんにご提供いただいた
充実の資料も配布いたします
米軍再編について、首都圏神奈川の基地問題について、
知っていただく良い機会です
まだお席に余裕がございますので、
お誘い合わせの上、ぜひご参加ください

平和共同かながわの趣旨にご賛同いただいた方は、
会員料金(500円)でチケットをご購入いただけます
※事前にお申し込みください
会の趣意書、申し合わせ事項は、サイトでご確認ください

チケットのお申し込みは、こちら
 ↓
憲法9条をまもる 平和共同かながわ
http://peacecollabo.net/ 


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
糸数慶子参議院議員の講演とパネルディスカッション
〜米軍再編と神奈川の平和運動〜

日本で2番目に基地の多い神奈川のことを、
日本で1番基地の多い沖縄選出国会議員の糸数慶子さんと
一緒に考えましょう。

●日時 2008年3月8日(土)
      開場17:30 開演18:00 終了予定20:30 
●場所 かながわ県民センター・ホール 横浜駅西口徒歩5分 
      http://www.kvsc.pref.kanagawa.jp/center/areamap.html
●参加費 当日:1000円 前売り:800円
      学生(大学・短大・専門学校生)・会員:500円
      高校生以下:無料

●プログラム● 
第一部:糸数慶子さん講演
      「沖縄・平和への道−教科書問題と米軍再編を中心に」
☆日本で1番基地の多い沖縄から、
 全野党共闘による「平和共同候補」として当選された
 糸数慶子さんのお話は、
 日本で2番目に基地の多い神奈川に住む私たちに、
 多くのヒントをもたらしてくれるはずです

第2部:糸数さんと基地問題にとりくむ地方議員とのパネルディスカッション
 パネリスト(アイウエオ順)
 糸数慶子(参議院議員)
 大波修二(厚木基地・・・本会共同代表・大和市議会議員 無所属)
 金子豊貴男(相模原補給廠・・・相模原市議会議員 社会民主党)
 瀧川君枝(横須賀基地・・・横須賀市議会議員 神奈川ネットワーク運動)
 中沢邦雄(キャンプ座間・・・座間市議会議員 日本共産党)
☆米軍再編が静かに進む今、
 「神奈川はどうなるのか?」
 「9条をまもり、軍隊のない未来を築くにはどうすればいいのか?」
 みなさんとともに考えたいと思います


「憲法9条をまもる 平和共同かながわ」
http://peacecollabo.net/ 
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2008年03月06日

我孫子の仲間、憲法への気付き

皆様

3/1、我孫子市民活動フェア2008で行った増田都子先生の授業、「憲法って、なぁ〜に?」。
私は、昨年同様、今回も深い気付きがありました。

これまで地元の我孫子でこどもの祭り等に尽力されてきた尊敬する先輩が、授業に参加され、下記のメイルを送って下さいました。
ご了解頂きましたので、転送させて頂きます。
念の為、名前を伏せさせて頂きます。

=============
件名: 増田先生にメール
宛先: "豊田 義信さま(ふさぴえろ)"


豊田さま

市民活動フェアお疲れ様でした。

増田先生のホームページ拝見。
(中略)
下記のメールを転送頂ければ・・・とも思いますが。

増田さま

アビスタでの授業を拝聴し、著作をお譲りいただいた者です。

「たたかう社会科教師」拝読しました。
東京都で行われている偏向教育については
日頃から心を痛めていましたが、ここまで酷いとは
思いませんでした。

私は1946年生まれですので、「現代社会」を学びました。
教育基本法、基本的人権、憲法も、
でも、この法律を守るのは公的権力を持つ者である。
という、先生のお言葉に「目からうろこ・・・」でした。

「子どもたちにつけてもらいたい力」は
「自立して、仲間とともに考え、行動する力」
持論に子ども会活動の指導をしていますが
「何より大切な命と未来のため」
子どもたちと話す中で、正しい憲法を、民主主義を
伝えて行けたら良いなと思っています。

ありがとうございました。
--
===以上==========

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
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横浜事件裁判についての声明

横浜事件の再審を実現しよう!全国ネットワーク御中
Cc:皆様

下記転送します。
****************************************
「横浜事件第三次再審裁判の最高裁に対する市民声明」に賛同します

名前 豊田義信

名前公開可

所属 ガンジーの会

連絡先 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
***************************************

転送・転載歓迎。

―――――――― 以下転送 ―――――――

Subject:[germinal:02072] 横浜事件市民声明にご賛同ください
Date:Tue, 4 Mar 2008 20:58:50 +0900

横浜事件の再審について、最高裁は「免訴」の決定をしようとしています。こ
れでは被害者にたいする「有罪判決」は覆されず、被害者の人権は回復されま
せん。加害者である警察・検察・司法の罪も明らかにされません。
ぜひ、下記の声明にご賛同ください。

返信先:colt@bh.mbn.or.jp

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

横浜事件第三次再審裁判の最高裁に対する市民声明

地球上では戦火が絶えない。
わたしたちは日本政府が悲惨な大戦の加害者であったことを、
国内外の市民に対して多大な損傷を与えたことを、知っている 。
その戦争は多くの人の考えや声や夢を封殺しておこなわれた。
その時に権力の近くにあったものや、指導的立場にあったもの
には責任がある。
横浜事件は、拷問により虚偽自白をさせ、言論を弾圧した。
人々は戦争へと駆りたてられた。
わたしたちは憲法の前文、憲法の条文にあるように不戦の誓い
をし、平和を希求している。
その姿勢を確認するためにも司法は、過去に加害者となった悲
惨な戦争について深く反省しなければならない。
言論を弾圧したことを、不当な不正義な戦争へと人を駆りたて
たことを。
司法がその正義を具現化し、世界に向けて不戦の意志を示し、
平和に絶対的な価値と尊厳を抱いていることをあきらかにする
ためにも、最高裁判所は横浜事件再審判決において原判決を破
棄し、無罪判決をすることを強く求める。
2008年3月4日
横浜事件の再審を実現しよう!全国ネットワーク

「横浜事件第3次再審最高裁審理に関する法学者声明」は以下
http://members.at.infoseek.co.jp/yoko_hama/20080228seimei.html
****************************************

「横浜事件第三次再審裁判の最高裁に対する市民声明」に賛同
します

お名前

お名前公開の可否

所属


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***************************************
以上


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Keep Your Thoughts Positive by Gandhi

きくちゆみさん

ガンジーの言葉を送って下さり、有難うございました。
このメイル、仲間達に転送させて頂きます。

アヒムサ健康法は第一火曜日に千葉県市川のお宅でも学べるみたいです。

感謝して、

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
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=================================================
件名: Re: [uniting-peace][07537] ガンジー翁の実践「真理の把持」とアヒム 57r9/K!

豊田さん

外国の言葉をカタカナにするのって、難しいですね。
わたしは「アヒンサー」という訳語に親しんできました。
「アヒムサ健康」というのははじめてききました。
創設者はお亡くなりになったようですが、ぜひ学んでみたいです。
どこかで学べるところがあったら、教えてくださいね。

サチャグラハ=真理の把持
については「サチアグラハ」
とカタカナ表記してきました。

ガンジーの話題が出たついでに、わたしの好きな彼の遺した言葉を。
とても実践的で役に立ちますので、わたしの指針にしています。

  Keep Your Thoughts Positive

Keep your thoughts positive because your thoughts become your words.
Keep your words positive because your words become your behaviors.
Keep your behaviors positive because your behaviors become your habits.
Keep your habits positive because your habits become your values.
Keep your values positive because your values become your destiny.

さて、これを訳すのは難しいですね。Positiveという言葉をどう
訳出するか。
http://eow.alc.co.jp/positive/UTF-8/?ref=sa
建設的、肯定的、とでも訳しましょうか。

  いつもあなたの考えを肯定的に (ガンジー、きくちゆみ訳)

いつもあなたの考えを肯定的にしなさい。なぜなら、あなたの考えがあ
なたの言葉になるからです。
いつもあなたの言葉を肯定的にしなさい。なぜなら、あなたの言葉があ
なたの行動になるからです。
いつもあなたの行動を建設的にしなさい。なぜなら、あなたの行動があ
なたの習慣になるからです。
いつもあなたの習慣を建設的にしなさい。なぜなら、あなたの習慣があ
なたの価値観になるからです。
いつもあなたの価値観を建設的にしなさい。なぜなら、あなたの価値観
があなたの運命になるからです。

ーーーーーーーーーーーー
わたしのパートナーの森田玄は、こんな風に訳しています。

  いつも前向きな考えをしなさい (ガンジー/森田玄訳)

いつも前向きに考えるようにしなさい。なぜなら、あなたの考えがあな
たの言葉になるからです。
いつも前向きな発言をしなさい。なぜなら、あなたの言葉があなたの行
動になるからです。
いつも積極的に行動しなさい。なぜなら、あなたの行動があなたの習慣
になるからです。
いつもプラスになるような習慣を身につけなさい。なぜなら、あなたの
習慣があなたの価値観になるからです。
いつも価値観を高くもちなさい。なぜなら、あなたの価値観があなたの
人生を決定するからです。
ーーーーーー
2人の違いが良く出ています(わたしはなるべく解釈を加えず、そのま
ま訳すのが好きです)。
だから2人で本や映画を翻訳すると、すりあわせる作業が必要になり、
そのお陰でより良い訳が生まれます。

きくちゆみのブログ http://kikuchiyumi.blogspot.com
平和省プロジェクト http://ministryofpeace.jp
平和の書店 http://ministryofpeace.jp/bookstore/bookstore-
menue.html
東京平和映画祭 http://www.peacefilm.net
911ボーイングを探せ http://www.wa3w.com/911
テロリストは誰? http://www.wa3w.com
911の嘘をくずせ ルース・チェンジ http://www.wa3w.com/LC2J/
グローバルピースキャンペーン http://globalpeace.jp
グローバルピースキャンペーン・ストア http://store.globalpeace.jp
Harmonics Lifeセンター http://harmonicslife.net
Global Peace Campaign (English) http://english.globalpeace.jp
Yumi's English Blog http://yumikikuchi.blogspot.com
posted by 風の人 at 09:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2008年03月05日

ガンジー翁の実践「真理の把持」とアヒムサ健康法

皆様

サチャグラハ=真理の把持、とは何か。
先日お会いしたアヒムサ健康法の先生より、真理について教えて頂きました。
教えに感謝します。何かご存じの方は、教えて下さい。

曰く、「人間が心理を掴むのではなく、真理の方から人間が把持される」とのこと。
アヒムサ健康法では「すべての理屈を超えて真理に把持されたときにのみ自然治癒力がみずからの内から発揮されます。しかもそれは全く目立たずにです」と。

そういった視点であれば、人間が理屈をこね、証拠を挙げて「真理、真理」と無理して頑張って他人ときそうのではなく、無理なく真理に近づけるということでしょうか。
真理に身を委ねる、といった境地でしょうか。
でも、その場合も、何が真理なのかを真理自体に問う必要があるのでしょうか。

ちなみに、アヒムサ健康法についてgoogle検索しますと、下記のページが出ました。
紹介させて頂きます。

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
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ガンジーの会 http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/
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川田龍平を応援する会 http://www.ryuheikawada.jp/
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=========
『アヒムサ健康法−日々好日』
http://blog.goo.ne.jp/miniboy/c/3cdca956bc084ffffecc33122df4a51e
「アヒムサ健康法とは?
アヒムサ健康法はとてもユニークな健康法です。
機械器具は勿論の事、お薬も一切使いませんし、食べ物にも余り囚われていません。
では一体、何で病気をなおすのでしょうか?
「いのち」で病気を治すのです。「いのちのはたらき」で病気を治し、健康を創るのです。
実は、「アヒムサ」と言う言葉は、直訳ではお「不殺生」とか「非暴力」と言う意味に受け止められていますが、本当は「いのち」のはたらく「相(すがた)」を思念したインドの言葉で、「博愛」とか「活かす」と言う様に訳した方が真相に近いくらいです。
つまり、アヒムサ健康法は、「いのち」の健康法なのです。」
========

アヒムサ実在力学研究所
http://www.ahimsa-jituzairikigaku.jp/ahimusa/index.html
「アヒムサ実在力学研究所は、岡林龍之先生(故人)が創建された、「アヒムサ健康法学」を研究するために立ち上げました。
岡林龍之先生は、おそらく人類史上初めて、「真理」・「大実在」・「いのち」のはたらきを、誰でもが簡単にわかる方法・手段を、発見・開発した人であると思います。」

「☆「アヒムサ健康法」に関心のある方は、「アヒムサ会」(TEL.0466−35−3754)へ御連絡をどうぞ。
但し、「アヒムサ会」は、あくまで「アヒムサ健康法」の勉強をする「自主勉強の会」です。治療行為や、治療技術習得を目的としての講習・指導等は行っておりません。☆」
===以上====
posted by 風の人 at 08:58 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

2008年03月04日

アメリカ当局(米警察)の三浦和義氏の「不当逮捕」と日本のマスメディアのあきれるばかりの報道姿勢について

「三浦元社長 米で逮捕」というニュースが日本国中を電撃的に走った当初から、私たちの国のマスメディアはこぞって、この国の裁判ですでに「無罪」が確定している三浦和義氏を「容疑者」呼ばわりしてきました。メディアという「公共」媒体を使って人を貶めることに汲々として恥じないこのようなマスメディアの行為(その無知、無能、人権感覚の欠如、犯罪性)は決して許されることではないだろう、と私はその報道の当初から激しい憤りを感じてきました。

「容疑者」とは司法手続及び法令用語の「被疑者」とほぼ同義で、「捜査機関によって犯罪を犯したとの嫌疑を受けて捜査の対象となっているが、まだ公訴を提起されていない者のこと」をいいます(フリー百科事典『ウィキペディア』「被疑者」→「4 容疑者の語について」)。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A2%AB%E7%96%91%E8%80%85

マスメディアはなぜ「一事不再理」(同一の犯罪について、重ねて刑事上の責任を問われないこと。日本国憲法第39条)の原則がある私たちの国の法廷で「無罪」が確定している三浦和義氏を「容疑者」(準犯罪者)呼ばわりして恥じることがないのでしょうか?

日本のマスメディアは、犯罪捜査について、米国では「属地主義」、日本では「属人主義」を採用していて、日本の「一事不再理」の原則は米国では適用されないという米捜査当局の見解を無批判に受容して三浦和義氏を「容疑者」呼ばわりし続けているようですが、米当局(米警察)の見解を鵜呑みにするだけで、同当局の三浦和義氏「不当逮捕」をなんら問題視しないこの国のマスメディアの報道姿勢は、歴代自民党政府にも増して対米追
随的といわなければならないでしょう(この日本のマスメディアの為体(ていたらく)ありて、この国の政府の為体あり、ということでもあるでしょう)。

しかし、日本の「一事不再理」の原則は米国では適用されないという米捜査当局の見解は二重、三重に誤っています。

第1。米国憲法修正5条にも「何人も同一の犯罪について、再度生命身体の危険に臨まされることはない」という規定があること(米国法ではOUBLE
JEOPARDY》(二重の危険)の法理というようです)。

第2。国際人権規約(自由権)の14条7項にも「何人も、それぞれの国の法律及び刑事手続に従って既に確定的に有罪又は無罪の判決を受けた行為について再び裁判され又は処罰されることはない」と明記されていること。

第3。国際刑事裁判所規程20条にも「いかなる人も、本裁判所によってすでに有罪とされまたは無罪とされた第5条に定める犯罪について、他の裁判所において審判を受けないものとする」と明記されており、「一事不再理」の原則は国際的に承認されている国際的なルールであること。

第4。三浦和義氏が逮捕された地であるカリフォルニア州の04年改正前の州法でも「米国内の他州や他国で有罪または無罪判決を受けた場合は」訴追できないことが明確に定められていたこと(02年にロサンゼルス郡保安官が殺害されてメキシコ人容疑者がメキシコに逃亡する事件が起きたことから、法改正の機運が高まり、04年9月に改正法が成立。条文から「他国」が削られたといいます。「改正」後のカリフォルニア州法は「一事不再理」の原則を定めた国際的ルールを明らかに逸脱しています)。

上記の法的問題の整理は「ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)」ブログからの引用です。

■三浦和義氏には一事不再理の適用があるはず(2008年2月28日)
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/ceeb3137ddd35554bb7f5d196f7d4697
■傲慢な米カリフォルニア州に抗議をするよう法曹三者に申し入れよう!(2008年3月2日)
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/68339fc2ce7c8c17f1a3449b2385baa0

この問題については次の各ブログも警鐘を鳴らしています。

・「Henkyo News」ブログ
■三浦さん米警察が拘束:再び日本マスコミの無責任ぶり(2008年2月25日)
http://www.icchome.net/news/2008/02/post_133.html
■日本マスコミは「二重の危険」に関する議論が広がると困るのか(2008年2月26日)
http://www.icchome.net/news/2008/02/post_134.html
■日本マスコミ、サイパンの判事とメディアに過熱取材がとがめられる(2008年2月27日)
http://www.icchome.net/news/2008/02/post_135.html

・「つれづれなるままに 〜弁護士ぎーちの雑感〜」ブログ
■[米国法] 三浦知義氏の逮捕(1)(2008年2月26日)
http://d.hatena.ne.jp/attorney-at-law/20080226/1203957902

・「NPJ通信 マスメディアをどう読むか」
■「三浦逮捕」のニュースバリュー(丸山重威 2008.2.28)
http://www.news-pj.net/npj/maruyama/index.html

ご参照ください。

そして、この国のマスメディアのあきれるばかりの報道姿勢について、危機意識を共有していただけたら幸いに思います。


東本高志
posted by 風の人 at 17:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2008年03月02日

「沖縄米兵を不起訴」のままで終わらせてはいけない!!

「沖縄米兵を不起訴、釈放 告訴取り下げ受け那覇地検」という報に接して、なんとも
やりきれない思い、どこにもぶつけようのない憤りのようなものを感じたのはもちろん
私だけではなかったでしょう。多くの人が同じ思いを抱いただろうと思います。

沖縄タイムスの2008年3月1日付の報道によれば、「基地・軍隊を許さない行動する女
たちの会」の共同代表の高里鈴代さんは「この二週間以上、被害者がどれだけつらい
思いをしてきたか。支えきれなかった…」と声を詰まらせたと言います。「支えきれなか
った…」という痛恨の思い、は私たちに共通するものではないでしょうか。

この件についての杉浦ひとみさん(弁護士)の下記の指摘は重要だと思います。杉浦
さんは次のように言います。

「この事件は、このまま不起訴でそっとしておけば被害者が回復するというものではあ
りません。(略)このままかさぶたをはらせてしまえば、過去を振り返るときにこのころ
のことは目を向けたくないブラックボックスになり、それは将来にも影響を与えます。」

「時間がかかっても、この問題を清算することが不可欠だと思います。/(検察庁は)
被害者にこれ以上の聞き取りなどの負担を掛けず、またマスコミの取材から彼女を
守ることをしながら、大人の責任としてこの不正義を追及すべきでないでしょうか。」

幸い、これも沖縄タイムスの同日付の報道によれば、暴行事件に抗議する県民大会
の開催を目指す実行委員会準備会は「米兵釈放のニュースを聞き、昨夜、眠らずに
考えた」。「米軍統治下にあったときから、沖縄県民は米兵による犯罪の被害に遭い
続けてきた。女性、子どもが被害者となる事件も続いており、大会開催の意義は変わ
らない」(実行委員のひとり、県婦人連合会の小渡会長の話)と、23日に予定している
大会の開催方針を確認したということです。

この県民大会が「マスコミの取材から彼女を守ることをしながら、大人の責任としてこ
の不正義を追及」するひとつの試みとして成功することを心から祈るものです。

また、本土の人間ができることとして、「この事件をうやむやにするな」という検察庁へ
の要望なども検討すべきことのように思います。弁護士グループに期待したいもので
す。以下、杉浦さんのブログより。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■被害少女が告訴を取り下げ 〜 沖縄米兵による少女強姦事件
(「杉浦ひとみの瞳」ブログ)
http://blog.goo.ne.jp/okunagairi_2007/e/0a3d102a989863ec062b251b9e0f7033

昨日、被害少女が告訴を取り下げたということで、米兵は不起訴、釈放になりました。

被害者の少女が「もう、そっとしておいてほしい」と告訴を取り下げたとのことであるが、
もともと告訴すること自体がこの年齢の子どもにとって大変な決断だったわけです。
それを心ない批判をした方たちは、彼女に二重の被害を与えたことになります。

ところで、この事件は、このまま不起訴でそっとしておけば被害者が回復するというもの
ではありません。それは、被害者の事件にかかわってきた経験です。
このままかさぶたをはらせてしまえば、過去を振り返るときにこのころのことは目を向け
たくないブラックボックスになり、それは将来にも影響を与えます。

時間がかかっても、この問題を清算することが不可欠だと思います。
大人の社会が、このことを妨害したことになります。彼女の解決を遅らせた責任は計り
知れない大きさです。

検察庁は、この事件をほかの親告罪でない罪名に切り替えて捜査を続けることは被害
者の気持ちを考えれば、すべきでないと判断したということです。そして、被疑者を釈放
したのでしょう。
本当にそうでしょうか。
自分はこれ以上戦えなくても、この問題が不問に付されるなど、被害者の少女が考え
ているでしょうか。きっと、検察官は私に代わって、不正義は糺してくれると思っている
のではないでしょうか。被害者にこれ以上の聞き取りなどの負担を掛けず、またマスコ
ミの取材から彼女を守ることをしながら、大人の責任としてこの不正義を追及すべきで
ないでしょうか。

このように言うと「では被害者の方に確認をとって・・・」という責任転嫁が行われそうで
不安です。
少なくとも、この事件を被疑者釈放で一件落着でいいのか、という観点から、国民の法
益、社会の法益を守る検察庁が、この問題によってもたらされた個人の被害、社会の
不安をどう考えるか、検察庁の使命をどう考えるかという問題ではないかと思います。

***************************
沖縄米兵を不起訴、釈放・那覇地検、少女告訴取り下げで
 沖縄の女子中学生暴行事件で、那覇地検は29日、強姦容疑で沖縄県警に逮捕され、
取り調べを受けていた米海兵隊のタイロン・ハドナット二等軍曹(38)を不起訴処分とし、
釈放した。被害者の中学生が告訴を取り下げたためという。

 軍曹の身柄は同日夜、米軍側へ引き渡された。在沖縄米海兵隊の広報担当者は
「基地内で軍曹の身柄を拘束し、米軍としても調べている」と述べた。

 強姦罪は被害者の告訴がなければ起訴できない「親告罪」と刑法に規定されている。
記者会見した那覇地検の山舗弥一郎検事正は「被害を受けた中学生が『もう、そっと
してほしい』と思っている。親告罪以外の罪を適用して起訴することも、被害者の感情
を考えれば適当ではないと判断した」と述べた。

 事件をめぐっては、県内の全41市町村議会が抗議の決議をし、米軍が沖縄や岩国
基地(山口県)の軍人、軍属を無期限外出禁止にするなど反響が広がった。
〔共同〕(00:38)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

東本高志
posted by 風の人 at 10:50 | Comment(0) | TrackBack(3) | 一般

2008年03月01日

検定、検閲?

3月1日我孫子.沖縄戦首都圏の会の寺川氏講演,沖縄戦「集団自決」-教科書検定の真相.以下感想.

歪曲して学会の通説を読み,軍の命令は無かったという検定意見をつけ,教科書の記述を修正させた安倍政権下文科省の権力に驚いた.
が,それ以上に検定という教科書調査官の恣意的な検閲が未だに強制力を持ち続けていることに驚いた.社会科の調査官は必ず,東京大学文学部史学科出身.今回の調査官も「新しい歴史教科書をつくる会」の方の研究室出身で未だ現役.未だ軍の強制という記述は認めない.

最後に11万人沖縄集会DVD鑑賞.以上.

豊田
posted by 風の人 at 11:53 | Comment(0) | TrackBack(13) | 一般

自衛隊海外派兵恒久法公開質問状

 私たちは、平和を愛する市民有志です。自衛隊派遣の恒久法に関連し、下記の要望書に関し、署名を募っております。与党が質問状に答えない場合に、皆様の声を背景に回答を迫りたいと思っています。ご賛同いただける方は、次の事項をお書きの上、civiliancontroljapanh@yahoo.co.jpまでメールしてください。第1次締め切りは両党の回答日の3月15日ですが、それ以降も募集は続けますのでよろしくお願いいたします。

住所:
氏名:
肩書:
インターネット上での氏名肩書きの公開の可否:
一言:
                                    
呼びかけ人

弁護士 中山武敏
同   児玉勇二
ジャーナリスト 林克明
弁護士 杉浦ひとみ
同   日隅一雄
同   田場暁夫

              
要望書


私は、下記公開質問について賛同し、自民党総裁及び公明党代表が真摯にかつ速やかに回答するよう要望します。

            


              
公開質問状

                                        
2008年2月28日


自民党総裁 福田康夫 殿
公明党代表 太田昭宏 殿

                
2008年2月28日緊急集会参加者一同    
                    代表 弁護士 中山武敏


 私たちは、平和を希求し、あらゆる戦争を廃絶することを願っている市民の有志です。
 報道によると、自民党は自衛隊の海外派遣を随時可能にする恒久法を今国会期中にも提案するために「国際平和協力の一般法に関する合同部会」の会合を開催し、公明党も、今月末には与党合同プロジェクトチームを設けて協議に参加すると聞いております。
私たちは、昨年8月、自衛隊のイラク派遣の先遣隊長・第一次復興業務支援隊長を務めた佐藤正久参議院議員が、下記のとおり、JNNの取材に対し、イラクでは、シビリアンコントロールを無視して違憲・違法な行為を行うつもりだった、すなわち、もしオランダ軍が攻撃を受ければ、「情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」という状況を作り出すことで、憲法に違反しない形で警護するつもりだった旨発言したことについて、佐藤正久議員だけでなく当時の自民党総裁らにその真意を問う質問をしましたが、現在まで回答はされていません。
 そもそも、佐藤正久氏を隊長とする部隊がイラクに派遣された際、部隊の編成母体となった北部方面隊派遣部隊の準備訓練では、「武器使用の権限」と題する文書に基づいて、「武器を使用する事についての積極的な意思がなければ、武器を持って救助に駆けつける事はかまわない」という方針に則って訓練が行われたとされています。
 すなわち、その方針とは、@武器を持ってまず救助現場へ駆けつける、Aそれまでは武器を使用しない、B現場へ駆けつけてから(当然)攻撃を受けるから、そのときになって武器を使用する、というものだったとされています。
 この方針は、下記の佐藤正久発言と符合するもので、下記佐藤正久発言は佐藤正久氏の個人的な見解などではなく、自衛隊としての方針であったことになります。
 そうだとすると、自衛隊は、自ら攻撃されてもいないにもかかわらず、友軍援助を理由に戦闘に参加することを予定していることになりますが、その行為が憲法9条に違反することは、これまでの政府見解から明らかです。
 そこで、私たちは、貴殿らに、憲法9条違反を企図する自衛隊を恒久法によって海外に派遣することをいかに考えるのか、1)〜4)のとおり質問をさせていただくことを集会で決議しました。集会参加者全員の総意として質問いたしますので、3月15日までに杉浦ひとみ弁護士(東京アドヴォカシー法律事務所)に届くようご回答ください。
  1)佐藤正久議員の予定していた「巻き込まれる」行動は、違憲違法なもので、シビリアンコントロールにも反するものだと思われますが、貴殿は違憲違法なもの、シビリアンコントロールに反するものだと考えますか。考えないという場合、その根拠をお示し下さい。
 2)佐藤正久議員は、自民党推薦で国会議員となりましたが、貴殿は国会議員が今回のようなシビリアンコントロールを無視する発言をすることについていかなる見解をお持ちですか。
 3)貴殿は、自衛隊が海外に派遣された場合、今後も、「巻き込まれる」行動をとることに賛成しますか。理由も併せてご回答ください。
 4)イージス艦あたごの事故について、情報提供が真摯になされなかったことが明白となっています。このように情報提供が円滑になされない背景にはシビリアンコントロールを尊重しようという教育が自衛隊内でなされていないことがあるのではないかと思われます。自衛隊でのシビリアンコントロール教育の現状について理解されている限り、お答えください。
                             
以上

             


「駆けつけ警護」認めるべきで一致(TBS News:動画あり、2007.8.10)
 集団的自衛権に関する政府の有識者会合はPKO=国連平和維持活動を行う自衛隊に対して、憲法上できないとしてきた「駆けつけ警護」を認めるべきだ、という意見で一致しました。
 PKO活動の際の武器使用は、正当防衛や緊急避難などの場合に限られていますが、10日の会議では国連の集団安全保障の問題としてとらえるべきだとする意見で一致しました。
 その上で、正当防衛を超えるとして憲法違反とされるいわゆる「駆けつけ警護」認めるべきだとする意見が相次ぎました。これは、味方である他国の軍隊が攻撃された場合、駆けつけて応戦するものです。
 こうした事例について、イラクに派遣された陸上自衛隊の指揮官だった佐藤正久氏は、当時現場では、事実上の「駆けつけ警護」を行う考えだったことをJNNの取材に対して明かしました。
 「自衛隊とオランダ軍が近くの地域で活動していたら、何らかの対応をやらなかったら、自衛隊に対する批判というものは、ものすごく出ると思います」(元イラク先遣隊長佐藤正久・参院議員) 
 佐藤氏は、もしオランダ軍が攻撃を受ければ、「情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」という状況を作り出すことで、憲法に違反しない形で警護するつもりだったといいます。
 「巻き込まれない限りは正当防衛・緊急避難の状況は作れませんから。目の前で苦しんでいる仲間がいる。普通に考えて手をさしのべるべきだという時は(警護に)行ったと思うんですけどね。その代わり、日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと」(元イラク先遣隊長 佐藤正久・参院議員) 
 懇談会は11月までに集団的自衛権の行使を容認する提言をとりまとめると見られます。しかし、公明党が反対している上、参院選の惨敗で安倍総理の求心力が低下しており、報告書は棚上げせざるを得ないという見方が強まっています。__
◆   ◆   ◆   ◆

                           
以  上

posted by 風の人 at 07:24 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

増田防衛事務次官に対する公開質問状

          
緊急呼びかけ文


 私たちは、平和を愛する市民有志です。今回のイージス艦あたごの事故における情報隠蔽は自衛隊がシビリアンコントロールを無視する体質を持っているということが明確になった象徴的な出来事といえ、放置してはならないと考えています。そこで、下記のような質問状を提出したうえで、増田事務次官に対する懲戒申立を行いたいと考えております。ご賛同いただける方は、次の事項をお書きの上、masudachoukai@yahoo.co.jpまでメールしてください。第一次締め切りは3月3日午前10時でお願いします。それ以降も、賛同いただける方はぜひお願いします。

住所:
氏名:
肩書:
インターネット上での氏名肩書きの公開の可否:
一言:

呼びかけ人
弁護士 中山武敏
同   児玉勇二
ジャーナリスト 林克明
弁護士 杉浦ひとみ
同   日隅一雄
同   田場暁夫

      
緊急公開質問状

2008年3月3日

       
              
石破茂防衛大臣殿

                  
市民有志一同(末尾名簿添付)


 イージス艦あたごの漁船衝突事故は、事故そのものの重大性のみならず、自衛隊による情報隠しという市民にとっては重大な関心を抱かざるを得ない事態を招いてしまいました。特に、事故直後に、吉川栄治海上幕僚長が、当直士官であった航海長をヘリコプターで防衛省に呼び寄せて事情を聴取したこと、その事実が明らかにされないまま事態が進行したことは非常に問題があると考えております。
 そこで、この件について、次のとおり質問します。
 増田好平防衛事務次官は、2月27日、記者会見において、事故直後に貴殿を含む約10名が航海長から事情聴取をした際の状況について、以下のようなやりとりがなされています(http://www.mod.go.jp/j/kisha/2008/02/j_27.html)。
◆◆記者会見からの引用開始◆◆
Q: でも今までのご説明だと、航海長の話したことで記憶に残っていることもなく、表情しか覚えてない。いくつか質問があったけどそれも覚えてない。ただ、口裏合わせがなかったことだけは間違いないですね。それは説得力に欠けないですか。
A: そういうご指摘はやむを得ないかなと思います。私の記憶を正直に話をしていて、そういうことが説得力がないと思われるのであれば、私の不徳の致すところと言いますか、能力がないということかなと思います。
◆◆記者会見からの引用終了◆◆
 上記やりとりからは、増田次官が虚偽を述べているとしか思えません。もし、真実を述べているのであれば、重要な事情聴取について記憶することもできない能力不足者ということになり、ただちに、増田氏を次官職から解任するべきだと思われます。
 自衛隊法は第58条で、「隊員は、常に品位を重んじ、いやしくも隊員としての信用を傷つけ、又は自衛隊の威信を損するような行為をしてはならない。」と定めています。増田次官の発言が虚偽だとすれば、この規律に違反していることになります。そして、自衛隊員の規律違反については、「何人も、隊員に規律違反の疑があると認めるときは、その隊員の官職、氏名及び規律違反の事実を記載した申立書に証拠を添えて懲戒権者に申立をすることができる」ことになっています(自衛隊法施行規則第68条)。
 私たちは、この懲戒申立を検討中ですが、貴殿から、下記質問について、真摯なご回答をいただけるのであれば、懲戒申立をすることは差し控えたいと思います。ご回答については、3月10日までに弁護士日隅一雄(東京共同法律事務所)に届くようお願いいたします。
       


1 増田次官が上記記者会見において、事故直後に貴殿を交えて行った事情聴取の内容について、増田次官に記憶がないのは事実ですか。もし、事実だとすれば、増田次官は記憶する能力が一般通常人よりもを劣っているのですか?
2 増田次官に記憶がないのが事実ではないとした場合、なぜ、増田次官は記憶がないと答えたのでしょうか?また、記憶にあった事実とはいかなるものなのでしょうか?
3 貴殿は、増田次官が上記記者会見で記憶がないとの発言をしたことについて、何らかの処分を行われる予定ですか?処分を行う場合、処分を行う期日はいつになりますか?処分を行わない場合、行わない理由は何でしょうか?自衛隊法42条3項及び同法46条2項をもご考慮の上、その理由をご回答ください。
 以上の質問について、貴殿のご回答をお待ちしております。もし、真摯なご回答のない場合には、増田次官に対する懲戒申立を行うこととなりますので、あしからずご了承ください。
 本件についてのご回答及び問い合わせは、弁護士日隅一雄までお願いいたします。
                            
以上

posted by 風の人 at 07:15 | Comment(1) | TrackBack(0) | 一般

2008年02月29日

自衛隊員を責めるな

海自の一尉が情報流出事件で事情聴取を受けた後、失踪したそうです。
ネットには、「国を守るべき自衛隊が」という声があふれています。テ
レビのキャスターも枕言葉のようにそう言っています。

自衛隊員は成り行きでイラクに行ったり、ミサイル発射実験をしたりし
ていますが、 もともと公務員感覚でなった人が多いのです。警
察官試験に落ちて自衛隊に入る若者もいます。 「それで国が守
れるか」などと責めるのは残酷だと思います。

だいたい、軍隊が国を守るという考え自体が錯覚なのです。 国
を守るために身を捨てる必要はありません。 戦争を避ければい
いのです。 戦争は外交の失敗なのですから。

そもそも、二言目には「国を守る」なんて言っているのは時代遅
れ。 今や守るべきは国境を超えた人間の命です。 グロー
バル経済は国家間の戦争を過去のものにしています。 だからこ
そ、ブッシュ政権は「テロとの戦争」を標榜しているわけです。 川西
玲子
posted by 風の人 at 20:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2008年02月28日

ジェンダーの視点から考える心身の健康

2月28日柏.『すぐ忘れる男と決して忘れない女』の訳者,下村満子氏講演"男と女のケンカのわけ".

行動や思考,脳が違う.男女の心身,環境の違いに配慮する性差医療.薬効も違う.女は生存の為,嫌な事を長く記憶し察知できる.男は戦いを忘れる為,すぐ忘れる.要求を明確に伝え,頷いて聞く等の意思疎通と感謝と愛が健康,円満の秘訣.

折角違う能力.家庭内の決定や政治でも両性の参加でより良い社会が築ける.北欧の福祉先進諸国では女と男の比率を半々にしたクォータ制の比例代表選挙.日本の諸議会でも導入を目指しWinWinという活動中.

豊田
posted by 風の人 at 16:04 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

ふぇみん「お知らせ欄」掲載希望 4/26授業

ふぇみん婦人民主クラブ ご担当者様
Cc:皆様

いつも掲載有り難うございます。
「お知らせ」の掲載を希望いたします。
詳細を掲載したサイトのURLは、
増田都子のホームページ http://www.masudamiyako.org/home/
をご覧ください。

増田都子先生の社会科授業「近現代史の真実を知ろう」(11)第二次世界大戦 

4月26日(土)14:00〜16:30。
我孫子栄光教会(湖北駅南口徒歩4分、我孫子市中峠台7−1)。
中学生〜大人まで。
参加費500円、中高生無料。
申込不要。
主催、あびこ平和ネット・豊田
TEL 080・5037・0019
Email yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp ←迷惑メイル対策で@を変えてあります。

===============================
お仕着せの勉強はもうたくさん。
我孫子の地に老いと若きが集い、
テーマを決めて学び合う
「新しい学び」が始まっています。

私たちは、今なぜ、こんな時代に生きているのか?
これからどんな世界になっていくのか?

それがさっぱりわからないから、近現代史講座後半のテーマは
ズバリ! 昭和・平成史。

中学校社会科教諭歴三三年の
増田都子先生が、
アッと驚く資料を駆使して
渾身の授業を展開し、
私たちと親と祖父母が
生きた時代の
隠された真実を明かします。

さあ、あなたも鉛筆一本握って
「感動の授業」に参加し、
踏み出してみませんか。
「新しい学び」の一歩を! 
===============================

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
ブログ http://heiwa0.seesaa.net/
ストップ再処理工場・意見広告の会 http://www.iken-k.com/
ガンジーの会 http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/
市民がつくる平和条例の会 http://www17.plala.or.jp/peaceactcampaign/
「平和への結集」をめざす市民の風 http://kaze.fm/
川田龍平を応援する会 http://www.ryuheikawada.jp/
星野さんをとり戻そう全国再審連絡会議 http://www3.cnet-ta.ne.jp/f/fhoshino/
新しい反安保行動をつくる実行委員会 http://www.jca.apc.org/hananpojitsu/
posted by 風の人 at 09:10 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

2008年02月27日

2/23 WAVEMENTと被爆労働

皆様

2008/2/23 増田先生の授業の後、横浜のクラブ、thumbs upへ、WAVEMENTのイベントに行ってきました。
1名分の入場料でタイにマングローブを1本植えるbayside camp vol.14という企画。

stop-rokkashoをゆるやかに発信し、行動するWAVEMENTのサーファーたち。
今回はYukalicious、Jonas、Genの3人のライブとトーク。真剣に六ヶ所のことを語っていました。
かっこよかった。
東田トモヒロ、Spinna B-ILLのステージもあり、200人の若人が飲んで踊りながら楽しみました。

今、嶋橋美智子『息子はなぜ白血病で死んだのか』技術と人間、1999年を読んでいます。
コンピュータ制御された原発と思いきや、いやいや。
制御室の遠く下、原子炉の真下では、大勢の被爆労働がある、と知りました。
皆同じ人間なのに、と思います。

原子力のこと、さらに勉強していきたいと思います。

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
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ストップ ロッカショ.JP http://stop-rokkasho.jp/
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市民がつくる平和条例の会 http://www17.plala.or.jp/peaceactcampaign/
「平和への結集」をめざす市民の風 http://kaze.fm/
川田龍平を応援する会 http://www.ryuheikawada.jp/
星野さんをとり戻そう全国再審連絡会議 http://www3.cnet-ta.ne.jp/f/fhoshino/
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増田都子先生の近現代史 第9回 『世界大恐慌と日中戦争』報告

皆様

2008年2月23日、あびこ平和ネット主催、全15回のシリーズ企画、増田都子先生の社会科授業「近現代史の真実を知ろう」第9回 『世界大恐慌と日中戦争』に参加しました。
今回の授業は、18名もの方が参加。来て下さって有り難うございました。

●授業に関連して一文

-「基本的に、資本家によってコントロールされている日本の教育、日本のマスコミから解き放たれている、別の学習・情報の場で、真実をつかみ取って自分のものにする努力をする必要があると思います。」高岩仁『戦争案内』映像文化協会、2000年、91ページ。

●授業は近現代史年表の穴埋めから。
1928年、男子のみ普通選挙にて無産政党8名が初当選。
→無産とは財産が無い、という意味だそう。
同年、天皇の緊急勅令により、治安維持法に死刑導入。
翌年、同法に反対した労農党代議士、山本宣治、右翼に暗殺される。
→次々回の授業では山本宣治のビデオを見ます。

1931年、天皇に無断で関東軍が満州事変を起こし、朝鮮にいた軍も無断越境。
閣議、朝鮮軍に経費支出。
天皇、参謀長に「十分注意セヨ」(『天皇の昭和史』)とだけ言う。
侍従武官長が処分を要求するも、天皇「(注意したので)それ以上は不要。司令官も『軽度の処分』でよかろう」とのこと。

1932年、5.15事件、犬養毅首相暗殺。犯人達に対し全国で「助命嘆願運動」

1936年、スペイン総選挙、社会主義政党等の人民戦線内閣成立。
同年、2.26事件、勢力を強めたのは、天皇制ファシズム。つまり、侵略戦争によって国力を強めようとし、一切の反対は許さない動き。
同年、天皇「定刻国防方針、用兵綱領」を改訂裁可し、三井 三菱 住友 安田等財閥の兵器工場による大軍拡。
→これが太平洋戦争につながる。
同年、スペインでフランコ将軍がクーデター。独、伊がスペインのフランコ政権を承認。

1937年、七夕に廬溝橋事件。大隊長「...軍の威信上奮起した」(『自由主義史観の本質』)
同年年末、南京大虐殺。天皇、南京部隊に「お言葉」「首都南京を陥れたることは深く満足に思う」

●以下感じたこと。
-天皇の戦争責任と戦争の原因、戦争に至る代表者の決定過程、憲法の精神や教育の理念などをしっかりと教える増田先生。『国益』を考える現状の東京都や都教委から目をつけられるのはわかる気がしました。

映画『母べぇ』の中で、父べぇは戦争に反対したら治安維持法で捕まったんだ、と家族に伝えると、「戦争に反対したのに、治安を維持してないって捕まるの?」と苦笑していました。戦争遂行が国策で、それが治安だ、という価値観。テロ対策が国策で、それが警護だ、安全だ、海外派兵だ、という価値観。

今読み途中の、なだいなだ『権威と権力』岩波新書、1974年。巻頭言より抜粋。
権威とか権力といわれると,われわれは国家とか裁判所とかを連想しがちだが,これらはそうした巨大な機構にのみ関わるものだろうか.人間の在るところいつもつきまとい,われわれの生活を根元から規定している権威と権力.著者は,日常身近な諸事象の分析からその正体をつきとめ,自律的人間の条件とは何かを問おうとする.

ここで、以前の文章と重なりますが、高岩仁『戦争案内』より再度抜粋。

23ページ、
「...この一連のクーデター未遂やクーデターには、巨額の資金を提供していた企業家がいました。

三月事件←五〇万円 ・徳川義親
一〇月事件←六三万円 ・藤田勇
五・一五事件←九万円 ・神武会
二・二六事件←三五万円 ・石原廣一郎」

24ページ、
「金額と名前が分かっているものだけここに出しましたが、三井や三菱、日産などの財閥も、このクーデターの首謀者たちに、金を出していたことが、わかっています。」

こういうことを考えていると、「もっと兵器を輸出したい」と露骨に、武器輸出三原則の緩和を堂々と訴えていた、経済界要人の発言が忘れられません。

どのように財閥や資本家、天皇が戦争によって儲けたのか、儲けようとしていたのか、しているのか、
どのようにファシズムが儲けにつながるのか、今後の学びとしたいです。

●今後の予定●
特別授業3月 1日(土)13時〜アビスタ、「憲法って、なぁに?」
第10回 3月23日(日)14時〜湖北台近隣センター、「映画『侵略』と日本のファシズム」
第11回 4月26日(土)14時〜湖北駅周辺の会場未定、「第二次世界大戦」
特別授業5月10日(土)13時〜柏市内、「柏の戦跡めぐり」

皆様ぜひ、いらして下さい。

冤罪で苦しむ人達、ヒバク労働で苦しむ労働者のことを覚えて、

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
ブログ http://heiwa0.seesaa.net/
ストップ ロッカショ.JP http://stop-rokkasho.jp/
ストップ再処理工場・意見広告の会 http://www.iken-k.com/
ガンジーの会 http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/
市民がつくる平和条例の会 http://www17.plala.or.jp/peaceactcampaign/
「平和への結集」をめざす市民の風 http://kaze.fm/
川田龍平を応援する会 http://www.ryuheikawada.jp/
星野さんをとり戻そう全国再審連絡会議 http://www3.cnet-ta.ne.jp/f/fhoshino/
新しい反安保行動をつくる実行委員会 http://www.jca.apc.org/hananpojitsu/
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2008年02月26日

おすすめ映画はこれ! アカデミー賞発表

中国の若者たちとコンビニでバイトしている次女。
昨日は仲良しの張さんと、映画の話で盛り上がりました。
張さんはアメリカ映画が大好きなんだそうです。

次女が「中国の映画も好きよ。『紅いコーリャン』とか」と言ったら、
「あんなダサい映画」という感じで笑ったそうなのです。
そこで次女。「そんなんだから、今の中国の若者はダメなんだよ」
張さんは苦笑いしていたとか。

で、映画ブログを更新しました。
おすすめ映画はこれ! アカデミー賞発表
http://kzeroko.seesaa.net/

                 川西玲子
posted by 風の人 at 11:52 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

2008年02月25日

戦争の根本原因と憲法 のこと

皆様

Alternative Mailing List にて大変勉強になるお返事を頂きましたので、ブログや他のMLでも紹介させて頂きます。
ご本人に了解を得ておりませんので、お返事下さった方のお名前は伏せてあります。

お返事を読んで、考えさせられました。
海外に進出した市場や石油源などの「国益」をまもろうとすること。
「自衛」ということ。
軍隊への文民統制は困難な現実。

どのようにして戦争という選択をしなくても投資家や経営者が満足するようになるか。
国家や企業の利潤追求が、悪影響を及ぼしそうな場合、私達はそれを指摘していく必要があります。

ただ、指摘しつづけても繰り返される権力の暴力にはどうしていくか?
新自由主義の弊害。
米国の覇権主義。

新自由主義に苦しんでいる人、米国で平和を追求している人。
そんな「諸国民との協和」です。
皆さん、5月GWの九条世界会議でお会いしましょう。
私は河童クラウンに変装して参加したいです。
広島からの9条ウォークにも部分参加してみたい。

やはり、憲法は私達に力を与えてくれると思います。
権力を意識して行動する時、それは素晴らしい先人の知恵だと気付きます。
増田都子先生に憲法を教わって、本当に良かった。

平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
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ガンジーの会 http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/
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「平和への結集」をめざす市民の風 http://kaze.fm/
川田龍平を応援する会 http://www.ryuheikawada.jp/
星野さんをとり戻そう全国再審連絡会議 http://www3.cnet-ta.ne.jp/f/fhoshino/
新しい反安保行動をつくる実行委員会 http://www.jca.apc.org/hananpojitsu/


件名: [AML 18321] Re: 戦争の根本原因、 財閥天皇、再び三菱、三井、住友 ...

> 本を紹介させて下さい。
> 先日亡くなられた高岩仁監督が書いた『戦争案内 -映画制作現場 アジアからの報告』映像文化協会、2000年。

豊田様
 高岩仁著 「戦争案内」の普及活動に賛同します。
 ユネスコ憲章前文にある 「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」 の言葉を私は信じておりました。多くの人々が戦争の悲惨
さを知れば戦争はなくなると思っていた。ところがそれでは十分でないことをこの本に教えられました。
 とにかくまず一人でも多くの人に特に若い人たちに戦争の根本原因を、真実を知ってもらうことが急務であると思います。そのための聖書のようなものです、この本は。この世の悪魔ばらが恐れる書です。どんどん広めましょうね。  
posted by 風の人 at 12:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2008年02月24日

子ども地球未来 自然育児に学ぶエコライフ

2月24日座間.30周年の麦っ子畑保育園での学び報告.
健常者のみ保育に歯向かってきた園長みこべ.あだ名で呼び合い上下関係のない保育.赤ちゃんクラスで年110回散歩した.日常の保育をしながら嫌なものは嫌と言う.綺麗な水と空気,食べ物を残さずにどうして大人の責任を果たしたと言えようか.
ゲスト沢居恵美さん.六ヶ所村の花とハーブの里スタッフ.実家の近くにある再処理工場に身が引き裂かれる思い,と涙して語る.
会場には六ヶ所村に行った夫婦,太陽光発電の家計報告をする母.
命穏やかに暮らせる様に生活を工夫し発信していく.
豊田
posted by 風の人 at 20:21 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

声高に反戦を叫ばない「母べぇ」

この映画は、「日本人が忘れてしまった美しい心」
「昭和を生きた母」を前面に出して宣伝されました。
戦争に反対したということには触れられませんでした。

一番気になったのは、この映画への賛辞に、
「声高に反戦を叫ぶのではなく」という言葉が多かったこと。
今の日本では、声高に反戦を叫んではいけないらしい。
嘆かわしい限りです。

戦前の精神史にこだわり続けた橋川文三は、こう書いています。
「日本で抵抗が成り立たないのは、どんな政治的状況も
『あるがままの自然』として受け止められるからである」と。
そもそも、抵抗して変えられるものと捉えられていないと。

言いたいことはよく理解できます。
抵抗が成り立たない精神構造というか、感覚なんですね。
いわゆる大衆的な人ほどそうですから、どんなにインテリが
それを批判しても現実は変わらないわけです。

この現状を変えるのは、まさに岩に爪を立てるような困難な闘い。
でも、それをしなければなりません。
学生時代からこの問題に取り組んできた私の結論は、
「日本社会は内側からしか変えられない」ということ。
外から批判すればするほど自閉しますから。

ものを考える少数の人間が嘆き合っていても、孤立するだけ。
どうしたら実効性のある反戦運動ができるか。
どうしたら、何も考えたくない人々にメッセージを届けられるか。
目下、私のテーマはこれです。

                   川西玲子
posted by 風の人 at 14:39 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

2008年02月23日

教育再生会議の最終報告書

先日、教育再生会議の最終報告書について検討する集まりに行きました。
事前に目を通したのですが、あまりの内容にびっくり!
復古的なのはもちろんですが、とにかくレベルが低いのです。

まず日本語のレベル。
である調、ですます調、文語体、それに口語体がごちゃまぜ。
それに内容の薄さ。わずか7ページです。
多ければいいわけではありませんが、
あれは内容が薄いから報告書も薄くなったわけです。

そして中身は、読んでいて恥ずかしくなるような言葉の羅列です。
早寝・早起き・朝ご飯、挨拶のできる子ども、規範意識、
思いやり、校長を中心としたマネジメント体制、奉仕活動、
国際競争を勝ち抜ける力、スポーツ大国・・・。
いやはや。

記者時代から40年、教育問題を追っているジャーナリストは、
「これほどひどい報告書はいまだかつて無かった。
中教審、臨教審の報告書がまともに見える」と言っていました。
検証や批判に値しない代物です。
でもこれを「根拠」に、早くも様々な動きが起きています。

新学習指導要領はざっと見ただけですが、
小学校の社会科教育の目的が、愛国心の養成になっていたような。
全く驚きますね。

日本の体制は戦前から続いていますから、これが本音でしょうが、
こういう権力の統制に歯止めをかける生活文化をどう構築するか。
焦点はそこにあると思います。
    
                     川西玲子
posted by 風の人 at 18:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2008年02月22日

政治家が考える家庭論

2月22日衆議6期目の土肥隆一牧師講演報告.

文部大臣所信表明を中座して来た.自分は過剰適応症.疲れちゃう(笑).神戸須摩40万人選挙区から1名定員での選挙は大変.神戸で福祉と伝道に携わってきた.一番難しい児童福祉.戦災孤児の対処として始まった.今は親からの孤児.親を恋しくても殺してやるという心のケアが困難.虐待児を抱き締めほぐす.余程結婚と家庭をわきまえ安定したものにしないと.法案通って無いが今は夫婦別姓でもOK.発達障がい児への教育支援もやっと始まった.親は子の障がいを見定め社会の適応力をつける必要がある.

豊田
posted by 風の人 at 12:15 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

イージス艦事故:漁師さんたちの言葉

イージス艦事故についての漁師さんたちの言葉が明瞭で、
説得力があるのに感銘を受けています。
ストレートで自信にあふれていますね。
言語に身体性があるというか。

組織とテクノロジーを背景に持つ自衛隊に対して、
漁師さんたちには、海で生きてきた人間の実感があります。
海との向き合い方が違うんですね。
海が防衛の対象なのと、生きる場なのとでは、
言葉がこんなに違うものかと驚いています。

もうずいぶん前のことになりますが、スペインあたりで、
落としてしまった魚雷を海軍がどうしても見つけられず、
地元の漁師さんが長年の経験と勘で見つけたことがありました。
海を知っているとはこういうことかと思ったものです。

それにしても、先細りする一方の漁業を、
膨張する一方の軍事産業が吹き飛ばすとは、何と象徴的な。
今、漁業従事者の平均年収は250万円だそうです。



                 川西玲子
posted by 風の人 at 08:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

戦争の根本原因、財閥天皇、再び三菱、三井、住友...

皆様

本を紹介させて下さい。
先日亡くなられた高岩仁監督が書いた『戦争案内 -映画制作現場 アジアからの報告』映像文化協会、2000年。

今週土曜日の増田都子先生の近現代史講座「世界大恐慌と日中戦争」の予習として読みました。
とても重要なことを知りましたので、ご紹介させて下さい。

5ページ、
「...基本的に軍人や政治家を操って、莫大な利益を上げてきたのは、財閥・資本家たちですよ。しかし日本の歴史書には、このことはどこにも書いてありませんね」

8ページ、
「三井物産は、日本の軍隊が出かけていくずっと前から、中国に進出していて、支店網を巡らせ、...ロシアの軍隊の動きをキャッチしていち早く日本軍にもたらし、日露戦争の勝利に大いに貢献しています。もちろん日露戦争のときの武器の調達から運搬など、深くかかわって大きな利益を上げています。」

9ページ、
「伊藤博文...「日本も国内の団結を固め、世界の列強と争って商工業の発展をすることを、日本の基本方針としなければならない。そのために軍備を拡張して、商工業を中国や朝鮮、或いは東南アジアにまで発展させなければならない。」」

11ページ、
「西園寺公望の日記...「首相の山県は、国会議員買収のため天皇から受け取った資金を、どうも一部自分の懐にいれているようだ」」

13ページ、
「明治天皇は日清戦争に勝って、賠償金から二千万円を手に入れたこと。そして植民地にした台湾の最大の産業、台湾製糖の第二位の株主になって、二〇年後には一〇〇%の配当を手に入れたこと...二度目の侵略戦争の日露戦争後植民地にした朝鮮に、植民地支配の動脈のように施設した、京釜鉄道の上位株主は次の通りです。第一位は天皇で五十株、第二位は朝鮮皇室で二千株、三位以下は三井、三菱などが一千株ずつと続いています。...天皇が大量の株を保有していた企業は、ほとんんど日本が行う侵略戦争にかかわっている企業や戦争の結果獲得した植民地支配関連企業です。つまり天皇は、日本が侵略戦争をして、植民地を拡大すれば着実に巨大な利益が得られる仕組みになっていました。」

15ページ、
「三井物産の支店長会議の議事録...「"満州"の軍閥張作霖が大豆の買い付けに手を出し始めたので困った」」

23ページ、
「この一連のクーデター未遂やクーデターによって、いわゆる大正デモクラシーは押しつぶされてしまい、日本には軍国主義体制が確立され、一九四一年十二月八日アジア太平洋戦争へ突入しました。...この一連のクーデター未遂やクーデターには、巨額の資金を提供していた企業家がいました。

三月事件←五〇万円 ・徳川義親
一〇月事件←六三万円 ・藤田勇
五・一五事件←九万円 ・神武会
二・二六事件←三五万円 ・石原廣一郎」

29ページ、
「これは、私たちが確認できたわずかな資料から導き出したものです。しかしこれを見ただけでも、戦争をだれが必要として起こさせたのかがわかります。たとえクーデター資金に今のお金に換算して五〇億円や一〇〇億円を出したとしても、戦争で植民地を獲得すれば直ちに何倍にもなる。これこそが戦争の本質であり、根本原因だと思います。」

以上です。

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2008年02月20日

川田龍平 政策ユース面接報告

皆様

2/11 龍平四谷事務所へ、政策ユースの面接を受けてきました。
この政策ユースは、専門家ではない一般の人々が政治について議論する場を設けたいということで募集があり、応募しました。

政策の助言に重きを置くのではなく、各地で自治のための議論をする土壌をつくる、という趣旨だそうです。

今回はグループ面接では、応募にあたって提出した政策テーマの提案を発表し合い、質問し合いました。
私は六ヶ所村再処理工場の停止と比例代表制選挙導入の提案をしました。
他の方は教育や再生エネルギーについて発表されました。

話し合いの中で、こんな趣旨の意見がありました。
「選挙制度改革は正論だが、結局、与党が制度を好きな様に決めるから、そればかり言っているのは白旗を揚げる様なものだ。それよりも、まずはその制度の中でさえ、勝てる様な盛り上がりをつくらなければ。」

確かにその通りかと思います。
川田龍平が参議院選挙に勝った理由、というブックレットを読んでも、確かに支持者の盛り上がりがあって勝ったのだと思います。
ただ、小選挙区制度では、少数意見は議席に反映されず、民意が反映された議会にはならない、ということは発信し続ける必要があると思います。

民主党は、どういう根拠で小選挙区制度を大事にしているのだろう、と改めて思いました。

以下、面接に当たって、提出したエントリーシートの一部です。

sssssssssss
▼川田議員の政策のどこに特に共感しているか
市民・NGOマニフェスト、選挙制度改革、原発廃止、政府による9条堅持の明言、自衛隊と在日米軍の解消、平和庁創設

→「正当に選挙された国会議員を通じて行動し」という憲法前文の理念が市民・NGOマニフェストで具現化されているのだと思います。
川田議員の政策は、より「正当」な選挙を目指しているのだと感じます。


▼川田議員の政策の改善した方がいい点はどこか
天皇制については議論したり、政策で明言することは時期尚早なのでしょうか?

sssssssssss

米軍ヘリパッド建設作業が強行された沖縄は高江の人々のことを思って、

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
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2008年02月17日

母べぇ

2月16日実話映画,母べぇをみた.
治安維持法違反で獄死した独語学者の野上とその妻.土足で踏み込む警察と泣く子ら.イラクで親を殺され泣く子を思い,家族と引き離される苦しみに自分の将来を思った.
天皇を崇拝し生活を犠牲に戦争協力する価値観以外を排除する考え.それを支えた自治会と教育.天皇夫妻の写真に向かい宗教歌の様な曲を歌っていた.

改めて日の丸君が代を強制する教育と,愛国の態度を目標とした"改正"教育基本法に不安を感じた.

多様な考えを認め,生活を豊かにする.子育てや農業,福祉は戦争の対極にあると思う.

豊田
posted by 風の人 at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(3) | 一般

2008年02月12日

南大門(崇礼門)、消失

南大門(崇礼門)が焼け落ちるのを見て、私でもショックを
受けました。
韓国の人はもっとショックを受けたでしょう。
秀吉の朝鮮出兵も朝鮮戦争もくぐり抜けた、
古都ソウルの象徴でしたからね。

これからあの焼け跡を見続けることが、
韓国社会に悪い影響を及ぼさなければいいのですが。

              川西玲子
posted by 風の人 at 15:13 | Comment(0) | TrackBack(4) | 一般

岩国市長選と選挙制度改革・2008「平和への結集」アピール

今回の岩国市長選は接戦で井原氏が敗れる結果となりましたが、民主的な制度が整っていれば、本来なら市長選を行う必要などありませんでした。

まず、米軍再編とは関係のない、すでに決まっていた国から岩国市への交付金が中止されることに法的正当性などあるのでしょうか。それが可能であるというなら、驚くべき欠陥です。地方分権を進めなければならない、ということです。

住民投票の結果に強制性がないこともおかしい。空母艦載機部隊移転のような個別の問題で、有権者の意思を正確に反映させることのできる仕掛けが必要です。議員や首長に白紙委任し、個別の政策で有権者が意思表示できない制度は問題です。

首長選挙自体がなく、議員で構成されるシティ・カウンシルが行政に当たるという制度がヨーロッパなどの国では見られます(参照:http://fusao.jp/)。首長選を廃止するかどうかは別にして、首長に強大な権限を与える現在の制度は問題です。議会と首長の意思が著しく異なる場合の意思決定手続きを明確にしなければならない。

このように、今回の岩国市長選はいくつもの制度的欠陥の上に行わざるを得なかった選挙といえます。首長選を行うにしても、決戦投票制がなく、大量の死票を生む現制度は明らかに問題です。

ところが、なぜか、選挙制度のような民主主義の土台となる問題は運動圏でさえほとんど語られません。「平和への結集」をめざす市民の風では、地方分権や選挙制度改革などを結集軸にした野党連合を求める2008「平和への結集」アピールを公表しています。

民意をゆがめる選挙制度は改正しなければなりません。黙っていても政党は動いてはくれません。先日、「風」としても、江田参院議長へ選挙制度改革の申し入れを行ってきました。平和への結集ブログで申し入れ書と報告を読むことができます。

選挙制度改革に関する江田参院議長への申し入れ
http://kaze.fm/wordpress/?p=191


選挙制度改革ほかを進めるため、2008「平和への結集」アピールに是非ご賛同ください。

全野党・議員にむけての2008「平和への結集」アピール
http://kaze.fm/
賛同署名フォーム(名前公表可否の項目で「不可」を選択すると匿名も可能です)
http://form1.fc2.com/form/?id=268462



太田光征
http://otasa.net/
中選挙区比例代表併用制を提案する
http://kaze.fm/wordpress/?p=164

(以上は転送・転載OKです)
posted by 風の人 at 13:19 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

原発と三菱、三井、日立、住友、富士、東芝

皆様

今、地元の我孫子で近現代史の学びを続けています。
また、六ヶ所村の再処理工場について学んでいます。

以下、ご紹介したいことがありました。

●原発と財閥の復活●
Stop RokkashoのTシャツを着ながら、地元の仲間にもらった、日本キリスト教団社会委員会『原発と教会』1994年を読みました。
明治から財閥解体まで、足尾銅山の鉱毒事件などを学んだので、以下の文章は読み流せませんでした。

高木仁三郎氏の発言を引用、12ページ。
「原子力というのは大変中央集権的な技術だし、大企業中心の技術ですから、日本の高度成長を担ったような中核的企業は、原子力を大きな柱にしよう、それが日本の政治経済を安定させることになると考えたと思います。
日本の原子力の伸展過程を見ますと、だいたい50年代半ばから始まっているのですが、...一度解体された旧財閥がもう一度力を復活させて来ます。...原子力というのは、この旧財閥が結合する結合軸になったのです。
三菱、三井、日立、住友、富士の系列という風に、原子力の開発からこれらの結合が公然化してきます。
国も原子力は大変金がかかるので、旧来の独禁法で縛っていたのでは不可能だということで、財閥の合体を認める方向になりました。...」

同、13ページ。
「...かつて日本というアイデンティティを確立しようとして戦争に突入していったのと同じように、今原子力に積極的な様子を見ていると、50年前と重なって大変こわいですね。」

同冊子、岩田雅一氏の記述を引用、33ページ。
「原発は権力と差別の構造であり、それは日本という国家の「利潤」(国益)・「核保有」を達成するという国家目的を中心に、その巨大な利権に権力・資本・官僚・原子力学者・マスコミが集合し強固な社会構造をなしている。...電気はあまっている、原子力は必要ない、なのに原発は止まらない……。その秘密は、原発官民複合体の利益、彼らの野望が巨大な「壁」になっているからだ。...原子力産業(原子力を推進してカネを儲ける事業体)の存在を問題としたい。資本金百億円を超える企業150余、電気、建設、商社、重工業、製鉄、銀行、これら日本経済を担う大企業が原子力産業を構成している。...原発の心臓部を製作しているのが三菱・日立・東芝。この三社が原発企業である。...」

同、36ページ。
「日本の近代化の120年をしっかり総括し、再びあの危険な方向(侵略戦争)をとってはならない。しかし...その大国化の方向は「日本の核武装」、経済的には日本官民複合体のアジア諸国に対する「原発輸出」として進出しつつある。...」
●●●●

原発労働者の便からプルトニウムが検出され、
青森のサーファーは、「腹下すから」と海に入らないと聞きました。
ウラン採鉱地に住む人々、核燃料が運搬される高速道路近辺に住む私たち。

かたや原発で儲ける大企業。

六ヶ所 核毒事件ともいえるこの差別的な現状。
構造的暴力といえるでしょう。
太陽光や風力など、永続的な代替エネルギーが儲かる、そんなエネルギー政策に転換すると、企業も変わるでしょうか。

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
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増田都子先生の近現代史 第8回 映画『ガンジー』鑑賞と明治〜大正の歴史を振り返る 報告

皆様

2008年1月26日、あびこ平和ネット主催、全15回のシリーズ企画、増田都子先生の社会科授業
「近現代史の真実を知ろう」第8回 映画『ガンジー』鑑賞と明治〜大正の歴史を振り返る に参加しました。

ガンジーに対しての学び。断片的なメモなので、何か誤りがあればご指摘ください。

●今回の資料より
-授業参加者のまとめより
「米騒動、参加人数は50から70万人。対するに、...投入された「軍隊」は、120地点延べ9万2千人!近代日本史上、民衆運動に対してこれほど巨大な兵力が動員されたことはないそうです。」


●今回の授業は、参加者7名の自己紹介から始まった。
大正期、大英帝国や大日本帝国の占領に抵抗するインド、韓国、中国、台湾の人々のことを学び、
今回は全人類の良心のスポークスマンと呼ばれたガンジーの映画を鑑賞した。

「抵抗は積極的、挑発的に」と語るガンジー。
増田先生の裁判報告やその他の発言が時に過激で挑発的な理由を垣間見た思いだ。


●以下新しく知ったこと。
-南アフリカで白人による差別に対し、ガンジーは新聞に投書することから非暴力抵抗を始めた。
その時、有力商人や白人弁護士などの仲間がいた。
-インド人に関する法律の反対集会にて「警官を殺し、立ち向かおう」という会場の発言に対し、
ガンジーは「この法律には決して服さない。暴力を受ける痛みを通して相手に悟ってもらう」ことを力説した。
-ガンジーの発言「不正があるところ私は常に闘う」「彼らの心をかえたい。過ちを犯しているからといって殺したくはない」「主導権は我々にある。(抵抗を政府が無視したら)反応するまで刺激し続ける。真の力は抵抗する側にある」「どんな暴力にも耐えるのです」
-アムリッツァーでの虐殺事件。集会を取り囲んだ軍隊による1650発の銃弾で1500人が死亡。

●紙上討論 「明治時代を学んでの感想と意見」に対して●
-明治期、政府は人民に対して「国民」「国家のおかげで生きていられる」という国民意識の注入を行ってきた。
それをわかりやすく注入する為に「天子さまのおかげ」があった、という意見。
なるほど。確か、尋常小学校1年生の修身の教科書が、「天子さまうやまいましょう」うんぬんで始まっていた。

-「...天皇を頂点とする国家の価値体系が、「家」をそっくり飲み込んでしまいました。」
戦後、または昭和天皇死去後、元号を廃止するという選択を日本国民はしなかった。
また、現在も天皇制は、人身の心に根強くあり、
明治政府が導入した明治民法、夫婦同姓など、未だにこの社会に根深い価値観としてあると思う。
小さな変化を私から、おこしていきたい。

毎朝のNHKニュースでも、神社のお祭りをよく放映していると思う。
天皇制、国家神道は宗教のような統治形態のような。良く学んでいきたい。
そして、広く議論していきたい。

-「同じ間取りの家に住み、あてがいぶちの工業製品にかこまれて、季節も土地柄も関係無しの加工食品を食べ、地上を瞬時にかけまわる媒体に目を奪われていたら、自ずと思考も均質化してくることでしょう。私たちは間違いなく明治時代の兵隊より格段に扱いやすい国民に仕立てあがっていると思うのです」という意見に対して。
そうでない生活を送る人々もいるけれど、確かに、目指す生活が似てくれば、思考も似てくる。用心、用心。

そう考えると、貴方にはこういう人権があるのです、この国の政治を担うのは貴方です、主権者は私たちです、という憲法教育はどんなに重要か。
コスタリカの小学校1年生は、先ず、そういう学びをするそうだ。
この日本の管理教育を変えて行くためにも、47年教育基本法を再び私たちの手で取り戻したい。

「身を守る術はすべからく民衆自身で伝承しなければ」という意見を読んで、47年教育基本法の理念を伝承していこうと思った。

-「分断することが支配のツボ」という意見。
まさに。人の思考は千差万別。ひとりひとり違っていて良いけれど、時に連帯することは重要だ。

-「人生を生き生きと生きていく力を再発見しなければなりません。...だから私は、...自分の住む街に自分たちの学びの場を作っていきたいと願います。」
私も、どこに暮らそうと、そういう仲間と学んでいきたい。この授業を企画してきたことは貴重な経験だ。

●増田先生へ●
今回の授業で、紙上討論の楽しさを再認識しました。
競争ではなく、他人の意見とまじわることで、自らの学びと気づきを積み上げていく楽しさ。

これは、大学時代、学びと行動のグループ ファシリテーションを学んできたことと一致します。
他者の意見を聴くことができない人々やそういった場には来られない人々のことを思います。

やはり、私の身近な人達と対話を続けていくことが大切だと感じました。
原発と財閥のことを書きましたので、そちらも紙上討論資料としてお使い下さい。

●今後の予定●
第9回 2月23日(土)14時〜湖北台近隣センター、「世界大恐慌と日中戦争」
第10回 3月23日(日)14時〜湖北台近隣センター、映画「侵略」と日本のファシズム
第11回 4月中、「第二次世界大戦」
第12回 5月中、「アジア・太平洋戦争」
皆様ぜひ、いらして下さい。

ヒバクで苦しむ世界の人々のことを覚えて、


豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
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2008年02月11日

岩国市長選敗北の読み方


櫻井 智志

注目されていたし、私達が応援して見まもっていた岩国市長選の結果が出た。NHKテレビのホームページは、以下のように結果を伝えている。

岩国市長選

 開票 終了

 有権者 121,717人  投票率 76.26%

       党派  新旧 当選当確  得票  得票率  年齢
 福田 良彦  無   新   当   47,081   51.0   37
 井原 勝介  無   前        45,299   49.0   57

 実に接戦である。得票率の差で2パーセント。得票差で、1782票の差。
きわめて惜しい接戦であった。しかし、岩国市民の政治的意識は、高い投票率からいっても、僅差から言ってもかなり高い政治意識をもっていることがわかる。結果から見れば、井原市長は敗北したわけであるが、これだけの接戦は実に意義深い。
 しかも、井原さんは、子どもや孫の世代が住みづらい結果となってしまうことをわびている。道義的にも高い志をもった民衆のための民主主義政治家である。

 政府がアメリカ政府と一体となった市長選で、これだけ健闘したことをまず、確認し合いたい。岩国市政は、これで終りではない。今後も続く。井原さんには、ぜひ国政に出て、この闘いの志を持続的に展開してほしい。

 選挙は敗北した。それは、厳然たる結果であり、粛然と受け止めねばならない。にもかかわらず、敗北主義や否定的側面にうちのめされていては、敵の思うつぼである。
 このような健闘に自信をもち、次の闘いにむけることだ。 それが有効な総括ではあるまいか。
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2008年02月10日

今日は岩国市長選の投票日です

知人がMLで伝えてくれました。

プリンスホテルが日教組の使用を拒否した事について、
テレビで右翼(暴力団)のメンバーが日の丸の鉢巻きを締めて、
「長年にわたる我々の運動の成果」と語っていました。


岩国でも似たようなことが行われています。借金が桁違いに岩国の方が少ないにもかかわらず、「夕張化」というデマ、その他の脅しを「国側」の方たちが岩国市民にかけているのです。

大阪の新知事さんは、空母艦載機部隊移転の是非に関する岩国住民投票で国に異議を差し挟むのはけしからん、という立場。重大なのは、そういう方を主権者が選んでしまっているという現実でしょう。

理不尽なことを素直に受け入れる素地がないかどうか、その辺を今一度考えに入れて、投票に望んでいただきたいと思います。

太田光征
http://otasa.net/
posted by 風の人 at 09:44 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

9の日ハンスト、サーファー集める全世界署名

皆様

ガンジーの会 掲示板投稿です。

2/9 9:9am, 24時間ハンスト終えました。岩国市長、藤沢市長、の選挙は私達市外の者にも影響を及ぼす選挙だと思っています。

個人の働きは小さいけれど、それが繋がっていくことに喜びがあります。
なので、自分から発信したり、発信を受けたらそれに対してなるべく返信したりしようと思っています。

今日はサーフライダーズファンデーションの再処理反対署名を行いました。今、世界で署名を集めているところです。皆さんも是非↓
http://actionnetwork.org/campaign/rokkasho_waste

2月9日。毎月憲法九条を思って、9のつく日にガンジーの会の仲間と1日断食をしました。
1日食べることを休むと、食べることが好きな私の腸がよく働く感じがします。

今朝はグリーンTVを見ていました。
デンマークのグリーンサンタやアルゴア氏、サティシュクマール氏の動画があります。
http://www.japangreen.tv/mv/?cat=ch1&fn=15

Faithlessという英国クラブミュージシャンのBombという曲の動画、関心があればご覧下さい。
http://youtube.com/watch?v=atDmZP1nGj0

Mass Destructionという曲も、暴力的な映像はありますが、興味深い歌詞です。
http://youtube.com/watch?v=c-MfC7pw1AM

脈絡はないですが、鎌倉に日本支社があるパタゴニア社、社長の言葉。
「企業は株主のものではない。経営者や社員のものでもない。地球のものである。地球や資源がなければどんなビジネスも成立しない。」
http://www.ufpress.jp/modules/news/article.php?storyid=36 

こちらは仲間がしらせてくれた集会案内。
「ピースデポ設立10周年記念シンポジウム
北東アジア非核兵器地帯の可能性」
http://www.peacedepot.org/new/sokaievent08.htm

同日、私達あびこ平和ネットが企画している授業。

増田都子先生の社会科授業「近現代史の真実を知ろう」
(9)世界大恐慌と日中戦争 2月23日土14時。
(10)映画『侵略』と日本のファシズム 3月23日日14時。
湖北台近隣センター。
参加費500円。中高生無料。
主催あびこ平和ネット・豊田080・5037・0019

2/11 紀元節??
皆様、良い休日を。

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
ブログ http://heiwa0.seesaa.net/
ストップ ロッカショ.JP http://stop-rokkasho.jp/
ストップ再処理工場・意見広告の会 http://www.iken-k.com/
ガンジーの会 http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/
「平和への結集」をめざす市民の風 http://kaze.fm/
川田龍平を応援する会 http://www.ryuheikawada.jp/
星野さんをとり戻そう全国再審連絡会議 http://www3.cnet-ta.ne.jp/f/fhoshino/
新しい反安保行動をつくる実行委員会 http://www.jca.apc.org/hananpojitsu/
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2008年02月09日

「ここまでするか『早寝・早起き・朝ごはん』?!」

今「早寝・早起き・朝ごはん」運動が、
全国的に進んでいるのをご存知ですか? 

■シンポジウム「ここまでするか『早寝・早起き・朝ごはん』?!」
 山田 真さん(八王子中央診療所)
 池田賢市さん(中央大学・教育総研運勢委員)
 池田芳江さん(日本教育会館館長=コーディネーター)
■入場無料

■2008年2月16日(土)14:00〜
17:00
 日本教育会館 8階 第3会議室
 東京都千代田区一ツ橋2-6-2 TEL.03-3230-0564

■主催:国民教育文化総合研究所                 
                              
  共催:平和・人権・民主主義の教育の危機に立ち上
がる会                             
           財団法人 日本教育会館

■シンポジウム「ここまでするか『早寝・早起き・朝ごはん』?!」

 山田 真さん(八王子中央診療所)
 池田賢市さん(中央大学・教育総研運勢委員)
 池田芳江さん(日本教育会館館長=コーディネーター)
■入場無料

                  文責:川西玲子
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2008年02月08日

10日の岩国市長選挙が日本の未来を大きく左右する!

池辺幸惠@西宮 ピアニストです。(重複失礼いたします)

 岩国市長選挙は、平和を願う国民一人一人にとっての闘いです。

         新しい日本をめざして!

  今、瀬戸内海の西に位置する岩国で、日本の将来を左右する大事件がおきています。それは山口県岩国市の10日の“岩国市長選挙”です。
 岩国はアメリカにとって沖縄につぐ重要な基地です、1950年の朝鮮戦争で本格的な米軍用基地となって以来基地が存続していました。ところが近年小泉政権でのアメリカとの新軍事同盟によりアジアに向かう基地として岩国の強化がはじまったのです。

 しかし岩国市民が基地の拡大を望んでいないのは前回の89%反対の住民投票のでもあきらかで、すぐの市長選で反対している前市長が再選されました。しかし政府と市の議員団のほとんどは、アメリカと国からの利権とにはいつくばって住民の意思を無視して議会を霍乱したので、市民とともにある市長は自らの首とひきかえに修正された予算案を通すしかなかったのです。

 これによる岩国氏の市長選挙は、岩国市民と周辺住民にとって自分達の生命と未来を守る闘いというだけでなく、日本全国民にとっても地方自治のあり方が問われる重大な闘いともいえるのです。

 政府は冷酷にもすでに決定し始まってもいた岩国市役所建て替えの助成金を基地の拡大とひきかえにストップさせ、市を財政破綻へと向かわせる脅しとやくざなやり口で市を“いじめ”ています。私たち市民はこのようなアメリカの言うなりになって国民や市民の意思を無視し、地方自治体を金でしばり脅しにかかる現政府のやり方を許すわけにはいかないでしょう。

  基地強化によって、岩国の地域社会全体が直接に受ける被害としては、
@各種米軍用機が発する異常騒音による保育所・幼稚園・学校・病院その他各種事業所での集団活動の阻害、
Aこれら軍用機が排出する有毒ガスによる大気汚染、
B冷酷無情で野蛮な戦争心理に侵された米軍兵士らの増加による治安の悪化、
Bこれらの被害による居住環境や産業立地条件の劣悪化とそれに伴う青壮年勤労住民の流出などがあります。

 ことに岩国に配備される≪原子力空母ジョージ・ワシントン≫の主力艦載機主力艦載機F/A-18ホーネットの騒音は、実にジャンボ旅客機の場合の5,000倍もの強度(音のエネルギー)になり、人の感覚による音の大きさに換算すると換算すると16倍にもなるという科学的検証があります。又原子力空母は、その排水もですが事故があれば確実に周辺一帯の生命をおびやかすものとなるのです。

 全国のみなさん、わたしたち平和をねがう市民の意思を今、岩国市長選挙で示しましょう。日本はいつまでアメリカの占領に甘んじているのでしょうか。今こそ、岩国市を支援することで、私たち市民の平和を愛する気持ちを表わす時なのです。
 岩国市の皆さん前市長を再選しましょう。そして市民とともにある市長の再選を全国に知らせ、毅然として、米空母艦載機の移駐と岩国基地の増強に対して断固反対を宣言し、全市挙げて基地はいらない宣言をしましょう。岩国の政府にだまされない自立した民主的な地方自治の実現から新しい平和な日本がはじまるのです。

 岩国市民一人一人が自らの行動と選択で、アメリカの傀儡政権である政権与党の支配から逃れ、真に私たちの望む平和で幸せな民主的な国をめざし、この腐敗した日本の政治を新しくできるのです。

 今回の米空母艦載機移駐と基地拡大の是非を争点とする岩国市長選は、何よりも岩国市民とその地域社会の生命(いのち)を守る闘いであり、ひいては日本国民にとって、私たちと子々孫々の生命を守る闘いなのです。 この選挙の闘い
方次第で、この国が今後平和に向けて進んでゆけるか、あるいはこれまで以上にアメリカの言うなりに軍事拡大に向かうのか、どちらを選択するのか、日本のこれからを左右する大変に重大な選挙であることを重ねて強調しておきます。

 さあ、みなさん、私たち一人一人が自ら岩国市長選に参加して市民の力を示しましょう、そして自らの手で日本の平和で明るい未来を生み出しましょう。                                            

                          2008.2.7 
                       庶民のネットワーク主宰
                             池邊幸惠  
                      
                     http://yukichan.cc
                     http://peaceyukichan.blog18.fc2.com
posted by 風の人 at 14:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

昭和維新

私は今、坂野潤治著「未完の明治維新」と、
橋川文三著「昭和維新」を同時に読んでいます。
たまたまだったのですが、内容が重なっていて面白い。

橋川文三は「昭和維新」の中で、明治末期を第二維新、
昭和の初めを第三維新と解釈、試論を展開しています。
その中に興味深い一節があります。

それは、明治末期の為政者が、
「社会」という言葉をすごく嫌ったということです。
だから「社会改良」と言わず、「地方改良」と言ったそうです。
社会の形成を非常に恐れたんですね。
今も昔も、問題は「社会」の形成にあるようです。

なお私は最近、石川啄木の時事感覚と、
母校の大先輩である長谷川如是閑に関心を持っています。
日本近代史をもっと勉強しないと。

                   川西玲子

       
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2008年02月07日

週刊金曜日掲載依頼 3/23授業案内

週刊金曜日業務部 ご担当者様、
「こんなこと、やってます」「市民運動案内板」 ご担当者様
Cc:皆様

いつも興味深く読ませて頂いております。
以前金曜日で取り上げられた増田都子先生の全15回講座の案内を兼ね、
「お知らせ」の掲載を希望いたします。

詳細を掲載したサイトのURLは、
増田都子のホームページ http://www.masudamiyako.org/home/
をご覧ください。

増田都子先生の社会科授業「近現代史の真実を知ろう」(10)映画『侵略』と日本のファシズム

3月23日日14〜17時。
湖北台近隣センター(湖北駅徒歩4分、我孫子市湖北台81-21-1 )。
中学生〜大人まで。
参加費500円、中高生無料。
申込不要。
主催、あびこ平和ネット・豊田
TEL 080・5037・0019
Email yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp

===============================
お仕着せの勉強はもうたくさん。
我孫子の地に老いと若きが集い、
テーマを決めて学び合う
「新しい学び」が始まっています。

私たちは、今なぜ、こんな時代に生きているのか?
これからどんな世界になっていくのか?

それがさっぱりわからないから、近現代史講座後半のテーマは
ズバリ! 昭和・平成史。

中学校社会科教諭歴三三年の
増田都子先生が、
アッと驚く資料を駆使して
渾身の授業を展開し、
私たちと親と祖父母が
生きた時代の
隠された真実を明かします。

さあ、あなたも鉛筆一本握って
「感動の授業」に参加し、
踏み出してみませんか。
「新しい学び」の一歩を! 
===============================
豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
ブログ http://heiwa0.seesaa.net/
ストップ再処理工場・意見広告の会 http://www.iken-k.com/
ガンジーの会 http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/
市民がつくる平和条例の会 http://www17.plala.or.jp/peaceactcampaign/
「平和への結集」をめざす市民の風 http://kaze.fm/
川田龍平を応援する会 http://www.ryuheikawada.jp/
星野さんをとり戻そう全国再審連絡会議 http://www3.cnet-ta.ne.jp/f/fhoshino/
新しい反安保行動をつくる実行委員会 http://www.jca.apc.org/hananpojitsu/
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2008年02月06日

あまりに情けない岩国市長選のデマ

例えばこんなデマ。「空母艦載機部隊の受け入れで1兆円の金をもらえる。拒否すれば岩国は夕張のように破綻する」。さとうしゅういちさんがJANJANに書いているように、夕張の借金と岩国のそれとでは、桁が違います。もちろん、岩国の借金が少ない、という意味です。人口15万人に1兆円といえば、一人当たり700万円ということになりますが、そんなこと可能なんでしょうか。

「岩国が夕張になる」という主張への疑問
http://www.news.janjan.jp/government/0801/0801289713/1.php

夕張は国の言うとおりに交付金行政を続けた挙句の果てに破綻した、というさとうさんの指摘は本質を突いているでしょう。自公政権の命運が定かでない政治情勢では、米軍再編としての空母艦載機部隊の移駐問題も、近い将来どうなるかは分かりません。

あたかも某候補が当選すれば税金が上がるなどというのもデマです。それらに反論するチラシが作られています。

http://homepage3.nifty.com/civilsocietyforum/iharatirasi.jpg

日本という国中に“偽”というイメージが蔓延していますが、岩国の有権者もなめられたものです。大阪の新知事さんも、住民投票で国にたてつくのはけしからん、というご見解のようで。ここらで皆さん、反撃に出ないといけませんな。

太田光征
http://otasa.net/
非民主的な選挙制度は有権者をコケにする象徴です
中選挙区比例代表併用制を提案する
http://kaze.fm/wordpress/?p=164

全野党・議員にむけての2008「平和への結集」アピール
に対する賛同署名を求めています
http://kaze.fm/
posted by 風の人 at 08:31 | Comment(1) | TrackBack(6) | 一般

3.23柏映画 赤貧洗うがごとき

「赤貧洗うがごとき」上映東葛実行委員会御中
Cc:映画を紹介したい皆様

豊田です。田中正造の映画前売り1枚申し込みます。10枚程度チケット預かれます。
宜しくお願いします。


豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
ブログ http://heiwa0.seesaa.net/
ストップ再処理工場・意見広告の会 http://www.iken-k.com/
ガンジーの会 http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/
市民がつくる平和条例の会 http://www17.plala.or.jp/peaceactcampaign/
「平和への結集」をめざす市民の風 http://kaze.fm/
川田龍平を応援する会 http://www.ryuheikawada.jp/
星野さんをとり戻そう全国再審連絡会議 http://www3.cnet-ta.ne.jp/f/fhoshino/
新しい反安保行動をつくる実行委員会 http://www.jca.apc.org/hananpojitsu/

9999999999999999999999999999999999999
重複ご容赦下さい。
転送可です。お知り合いに転送してくださるとたすかります。
田中正造からのメッセージをしっかり受けとめる時は今。
****************************
3月23日(日) アミュゼ柏
   田中正造ドキュメンタリー映画(98分)

 「赤貧洗うがごとき」  田中正造と野に叫ぶ人々
〜 真の文明は山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし〜

田中正造と足尾鉱毒事件を描いた映画『赤貧洗うがごとき』は、
一昨年秋の完成以降、全国約60会場で上映され、延べ3万人
が観た映画です。地球環境映像祭で入賞。監督は「東京大空襲
・子供たちの証言」「ガラスのうさぎ」「時代を撃て・小林多喜二」
などを手がけた池田博穂氏。約100年前に環境・平和・人権に
ついて命を賭けて訴え続けた田中の生涯を映像で紹介しています。
レイチェル・カーソンの「沈黙の春」から80年前のことですが、地球
温暖化問題が大きな課題となっている現在、今と未来へのメッセージ
であり、明日への力になる映画です。

是非お友達をお誘いあわせてお越し下さい。

千葉県ではダイオキシン問題の藤原寿和さんらが発起人です。
東葛地域の方々に広く鑑賞してもらおうと近隣市にすむ人たち
で実行委員会を立ち上げました。
アミュゼのホール400席を是非埋めたいと思います。
アイデアをお持ちの方、お手伝い、チケットあずかっていただける
方も歓迎です。

HPも参考に。http://www.sekihin.net/
*************************
*************************

3月23日(日)19時から (98分)  開場18:30
アミュゼ柏 クリスタルホール (400席)

    柏市柏6-2-22   柏駅東口徒歩7分 04−7164−4552 
         駐車場は民間をご利用ください
    全席自由 *DVDのプロジェクター上映
*******************************************
一般前売り1,200円(当日1,500円) 
 シニア(60歳以上)・高校生1,000円  小・中学生500円
 TEL・FAX受付 047-360-6064(吉野)
 メール受付 / sekihinarau@yahoo.co.jp
チケット種類、枚数、お名前、住所、電話番号 を明記でお申し込み下さい

チケット取扱所 / 浅野書店 (柏駅前スカイプラザ 地下1階 
                         TEL 04-7164-2040)

            ブックス青い鳥 (松葉中学校となり04−7132−2408)

*****************************
主催:「赤貧洗うがごとき」上映東葛実行委員会  

 後援:柏市教育委員会  松戸市  松戸市教育委員会 
 我孫子市  我孫子市教育委員会  流山市 流山市教育委員会 
 鎌ヶ谷市 鎌ヶ谷市教育委員会 印西市  印西市教育委員会 
 野田市 野田市教育委員会 
*********

 この映画は、日本の公害の原点ともいわれる足尾鉱毒事件の歴史を知る上でも、また、かつて明治政府の圧政の下にあって、加害企業と癒着した国家権力に敢然と闘いを挑んだ名もなき農民と知られざる女性たちの闘い、そして最後まで「赤貧」に甘んじながら土と民のために生き抜いた自由民権運動の闘士「田中正造」の生き方を通して、今の私たちに「真の文明とは何か」を考えさせてくれるまさに“生きた環境教育”の題材であると確信します。
     映画「赤貧洗うがごとき」上映ちば実行委員会

              藤原寿和(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議
常任幹事)

千葉市での上映予定 

4月19日(土)午後・夜の二回上映 

  問い合わせ先 090-1792-4985(藤原)

 会場:千葉県教育会館 JR千葉駅下車 徒歩15分

  千葉市中央区中央4−13−10
***************  
posted by 風の人 at 07:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2008年02月05日

良心的軍事費拒否

良心的軍事費拒否の会御中
(Cc:平和関連メイリングリストの皆様)

確定申告の時期となりました。
貴会のブログを見て、メイル致します。
「良心的軍事費拒否の会」http://blog.goo.ne.jp/comit2008

非暴力平和隊の大畑豊さんのお話を聞き、
キリスト教独立学園校長の鈴木弼美さんの新聞記事を読み、
良心的軍事費拒否に関心があります。

サラリーマンなので、源泉徴収されている税金から軍事費にあたる分を還付請求する、
そのために、
まずは還付請求の用紙を手に入れるところからでしょうか。

平成19年度の軍事費相当分は何%でしょう。
ご指導下さい。

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
ブログ http://heiwa0.seesaa.net/
ストップ再処理工場・意見広告の会 http://www.iken-k.com/
ガンジーの会 http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/
市民がつくる平和条例の会 http://www17.plala.or.jp/peaceactcampaign/
「平和への結集」をめざす市民の風 http://kaze.fm/
川田龍平を応援する会 http://www.ryuheikawada.jp/
星野さんをとり戻そう全国再審連絡会議 http://www3.cnet-ta.ne.jp/f/fhoshino/
新しい反安保行動をつくる実行委員会 http://www.jca.apc.org/hananpojitsu/
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「女の格差」

「AERA」の編集部に意見を送りました。
「女の格差」ばかり取り上げて煽って、どういうつもりなのか。
「海外経験、夫の勤務先、子供の成績」って、いい加減にしなさい。
それなりの大学を出てそれなりの収入のある層が対象らしいから、
よけいに嫌らしいです。

まぁ雑誌も売れなくて大変だとは思うけれど、
美肌と格差と流行の話題しかないのは、いくら何でもひどい。
もう少し考えてもらいたいものです!

                   川西玲子
posted by 風の人 at 18:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2008年01月30日

続・軍艦マーチ

軍艦マーチに送られて海自が出航していく様子が忘れられず、
こういうことを放置しておくのは良くないと、幕僚本部に
抗議電話をかけてから気づいたのですが、あれは海自の公式
行進曲なんですってね。

驚きました。それ自体が大問題ですよ。
だって内容が大日本帝国そのもの。
おまけに侵略戦争を推進した歌なのです。
しかも「海ゆかば」を一緒に演奏することもあるとか。
何ですか、これは。

歌詞

守るも攻むるも黒鉄(くろがね)の
浮かべる城ぞ頼みなる
浮かべるその城日の本の
皇国(みくに)の四方(よも)を守るべし
真鉄(まがね)のその艦(ふね)日の本に
仇なす国を攻めよかし

石炭(いわき)の煙は大洋(わだつみ)の
竜(たつ)かとばかり靡(なび)くなり
弾撃つ響きは雷(いかづち)の
声かとばかり響(どよ)むなり
万里の波濤(はとう)を乗り越えて
皇国(みくに)の光輝かせ

★1番と2番の間奏時に海行かばの歌詞が歌われる場合もあ
る。

               川西玲子
posted by 風の人 at 21:19 | Comment(0) | TrackBack(3) | 一般

今なぜ野党連合を訴えることが必要か?

すでに野党連合と政権交代を訴える2008「平和への結集」アピールを公表し、賛同をお願いしています。民主党との協力関係をめぐっては、従来から意見の違いが先鋭に現れていました。

以下の河内さん、東本さんの意見はこの問題を考える上での一つの有効な「回答」になっていると思われ、私も賛同するので、ご紹介します。

太田光征
http://otasa.net/
中選挙区比例代表併用制を提案する
http://kaze.fm/wordpress/?p=164

河内謙策と申します。(このメールの転送・転載は自由です)

来る総選挙と政界再編に向けて、“平和への結集をめざす市民の風”が「今こそ平和・環境・福祉・地方分権・選挙制度改革を柱に野党連合を結成し、政権交代を!」というアピールを発表しました(http://kaze.fm/参照)。私は、これを支持する立場で本MLに投稿したところ、多くの方からコメントをいただきました。コメントをいただいたすべての方々に感謝するとともに、批判的なコメントをいただいた方に対し、以下のとおりの私見を述べさせていただきたいと思います。

私が第1に述べたいことは、日本の抜本的改革を多くの市民が望んでいるので、野党連合の必要性があり、それが一番現実的だ、ということです。
 私にたいする多くの批判は、後述する民主党の問題に集中していました。しかし、批判的コメントを寄せられた方の多くは、なぜか自分の改革の道筋を述べられませんでした。日本の抜本的改革の必要性を認めるのか否か、認めるとすれば、どのような改革の道筋があるのか、これを吟味し、自分の回答を提起しない批判は、一時期の私を含めた旧左翼と新左翼がよくやった、批判のための批判と言われかねないのではな
いでしょうか。
 今野党連合が本当にできて、力を合わせれば、自民党支配を終わらせることができる大きな可能性があることは見易い道理だと思います。数十年ぶりのチャンスです。昔流にいえば、変革の客観的条件は成熟しているが、主体的条件に問題があるのです。だから、“皆団結し、野党連合を作って、自民党支配を終わらせましょう”という呼びかけがなされて良いはずなのに、市民の風以外誰も言い出さないという異常な状態が続いているのです。日本の市民に“日本の改革は不可能だから、自分の支持する政党に投票しましょう”と言えば、市民からブーイングが返ってくるだけでしょ
う。
 もっとも村岡氏は、その点に目配りをされて、<左派・市民の共同>を提起されたいようです([AML17862][wsfj7618]参照)。しかし、村岡氏の言う“左派”とは何でしょうか。きわめて漠然としていますが、村岡氏が「私たちは、事態の根底に、利潤を動機・目的とする資本制生産の矛盾が貫流しているという視点は依然として有効だと考えている。したがって、そこを突破する方向を<社会主義>として展望し、それらのことを意味するために<左派>と表現する」と述べているところをみれば、社会主義を展望する勢力のようです。しかし、社会主義を展望して共同を実現し、それで日本の国民の多数を結集できるはずがありません。村岡氏の構想は“白昼夢”でしょう。

私が第2に述べたいことは、多くの方がコメントで政界再編について触れられなかったのは不思議だということです。昨年の大連立劇は記憶に新しいことですが、あの動きは終わっていません。その証拠に、森元総理大臣は『WiLL』3月号で、「これはもう完全に潰れたんですか?」という大下英治氏の質問に対し、「まだあるだろうと思い、傷つけられないから話せないんです」と述べています(同誌50頁)。また、水木楊氏は、小説家特有の鋭い構想力で、「小泉純一郎“大連立”総理の誕生」を描いています(『文藝春秋』2月号124頁)。日本の平和活動家の多くは、単なる権力闘争だ、と見ているようです。もちろん権力闘争の側面はありますが、大連立とか中連立を通じて日本の支配層がどんな政策を実行しようとしているのか、を見抜く必要があると思います。野党の一部を取り込んで、自分たちだけがやるのではありませんよ、という形をとらなければならない政策とは何でしょう。水木楊は消費税増税だといっていますが、私は、それに加えて、自衛隊海外派兵恒久法ないしは憲法改正だと思っ
ています。それに、大連立か中連立をつうじての国民に対するイデオロギー効果があります。国民が、“政治は所詮ゲームさ”と考えるようになったら、日本の平和運動は改憲を待たずして大打撃を受けるでしょう。したがって、政界再編に市民がノーと言う必要があり、そのための対案としても野党連合構想が有効なのです。

私が第3に述べたいことは、民主党の評価・民主党の参加問題です。私は、民主党は、共産党や公明党のような世界観政党とは考えていません。民主党には多様な人がいて、それが自民党の出方や世論の動向の中で方針を決めていっていると思っています。したがって、“民主党の本質は”という発想の仕方は誤りであり、民主党の現在の方針が永久不変のものとは考えません。また、民主党を支持している広範な市民や
労働組合の力がなくて、日本の抜本的改革は不可能だと思っています。私は、1970年代に革新自治体創生に威力を発揮した、いわゆる社共共闘路線をとりません。それゆえ、民主党に野党連合の参加を呼びかけることは当然だと思っています。
 このような私見に対し、民主党に呼びかけても参加を得るのは困難だよというのならともかく、民主党に参加を呼びかけるべきでない、という意見は私には理解できないのです。“民主党が危険だよ”という意見を強調される方は、ぜひ東本氏が民主党との共闘を考えるべきとして挙げている4つの例を御検討いただきたいと思います([AML17794]参照)。また私は、民主党の野党連合参加に消極的な方に、沖縄の経験も考えていただきたいのです。沖縄では、2001年の参議院選挙で、共産党が、2000年の衆議院選挙の6.9万票を大きく下回る4.6万票しかとることができませんでした。このときの相手は民主党でなく照屋寛徳氏でしたが、その敗因の一つが照屋寛徳氏にたいする厳しい批判でした。厳しい批判は、それが正しくてもかえって市民にきらわれることがある、と深刻に考えた共産党員が中心になって、独自候補擁立派の共産党員を説得し、2004年の参議院選挙では、共産党として民主党らと連帯し、糸数慶子さんを統一候補に推すことになったということです。

 私が述べたい第4の点は、政党と市民の新しい関係=協力・共同の関係を日本でつくらなければならないということです。日本では、政党にとって市民は単なる客体で、市民にとって、政党の方針に対し、イエスかノーと言う自由しかないようです。そうではなく、政党が市民の意見をとりいれて方針を検討したり、方針を変更したり、することや、市民運動がもっと気楽に政党に相談することがあって然るべきなのではないでしょうか。市民と政党の協力・共同を強調しているのは、そういう意味です。自衛隊のISAF参加問題についても、野党と市民が協議し、市民の批判に係らず民主党がそれを野党の共通(!)政策にと固執したとすれば、民主党にとっては“多数の市民を敵に回しても野党連合に参加しないことが本当にプラスか”を考えなければならなくなるでしょうし、市民にとっても“野党連合による変革を断念するのが本当によいのか”を検討することになるでしょう。そういう局面になる以前に、ある政党が危険かどうかで市民同士がいがみあってしまうというのは、本当に悲しいことです。“そんな夢のようなこと”という人には、沖縄で出来たことがなぜできないのですか、と言いたいのです。
 
 私が述べたい第5の点は、もっとフェアに誠実に論争をしようよ、ということです。今回の論争の中では、少し悪口が目立ったと思います。平和の風の新アピールで述べてもいないのに“民主党中心”の構想だとか、根拠も無しに民主党の応援団だとかいう批判がなされたのは誠に心外です。私が民主党・小沢代表のISAF参加合憲発言批判のアピールを平和の風の新アピールと同時に紹介しなかったのは、単に私が急いでいただけです。それを「偽装」と同じだ、というのは発言する人の見識を疑わせるものです。論争は、あくまでも、発表された見解を中心に、お互いが信頼するという前提でしたいものです。「右翼」は団結し、「左翼」はいがみあってばらばら、という恥ずかしい状態は、もう終わりにしたいと心から願っています。

以上、率直に述べさせていただきました。諸氏の御検討よろしく御願い申し上げます。

河内謙策


民主党については私たちも厳しい見方をしています。河内さん(本MLに「2008『平和への結集』アピール」を紹介した)は言及されていませんが、私たちは、左記アピールとともに下記の「憲法9条を高く掲げた『国際協力』の道を探求しよう ― 私たちは自衛隊のISAF参加に反対します ―」という民主党・小沢代表の「ISAF参加合憲」発言を批判するアピールも同時に採択、発表しました。私たちは民主党を手放しで評価しているわけではありません(http://kaze.fm/wordpress/?p=183)。

問題は、「現実」を変革する(したい)という視点から、「現実政治」という大状況をどう見るか、ということだろうと思います。民主党の批判するべきところ(たくさんありますが)は仮借なく批判して、しかし、「共闘」の思想を持ち続ける、という姿勢が、私たちに求められている姿勢だというべきではないでしょうか? もちろん戦後60年続く自民党政治(悪政)という大状況を変革するために、です。

4つの例を示してみます。

@2月10日にある岩国市長選挙では民主党は実質的に井原勝介前市長を推薦する立場です(民主党は公式には「自主投票」と言っていて、この立場のあいまいさはもちろん問題にしなければなりませんが)。岩国基地への空母艦載機移転問題での国の理不尽を糾すためにも井原前市長にはぜひとも勝利していただかなければなりません。そのためには民主党との「共闘」が必要です(「政党からの推薦や支持を受けない」という井原前市長の意思とはまた別次元の話です)。民主党との「共闘」がなければ、この選挙は負けるかもしれません。

A3月23日には熊本県知事選挙があります。同選挙では「川辺川ダム建設」問題が大きな争点として浮上していますが、40年続いたこの問題を決着させるためにも「ダム建設反対」を明確にした県知事を誕生させる必要があります。そのためには民主党の力が必要です。民主党熊本県連は、「自民党との相乗りはできない」「知事選では建設中止を問うていく」立場を明確にしています(熊本日日新聞 2008年1月12)。現在の力量では共産党や社民党だけの力で県知事選を勝利させることは無理です。民主党との「共闘」の思想なくして熊本県知事選を勝利させることは不可能です。

B先の東京都知事選で「浅野陣営」と「吉田陣営」の共闘が実現していれば、石原3選を阻止しえた可能性はきわめて高かった。その共闘が実現しなかったために、石原都政の悪政がさらに4年間続くことを許した、ということ。

C先の参院選で民主党が負けて、自民党が勝利していたら、「憲法改悪」は否も応もなく現実のものにならざるをえなかったでしょう。先の参院選における民主党の勝利が「改憲」気運をとめたのです。そのことは客観的に認める必要があるでしょう。

毛利さんもおっしゃるように、今国会においても「民主党が大変危険な役割をして」いることを私は否定しません。私たちはだから上記のような民主党を批判するアピールも出しました。

批判するべきところは批判して、しかし、「共闘」を模索することなしに、自民党の悪政が続くこの閉塞した大状況を変えることはできないだろう、と私は思うのです。

なお、昨日の河内さん発信の「2008『平和への結集』アピール」には「アピール賛同のお願い」文が欠落していました。あらためて下記をご覧いただければ幸いです。

http://kaze.fm/

東本高志@大分
タグ:野党連合
posted by 風の人 at 15:03 | Comment(1) | TrackBack(10) | 一般

『これが沖縄戦だ』

昨日の朝日新聞夕刊で読みました。太田昌秀元沖縄県知事が、総決算と
もいうべき本を執筆中だそうです。東京の出版社から出せば売れるだろ
うけれど、敢えて、沖縄の出版社から出すことにこだわっているそうで
す。

「摩文仁の丘で、『これが沖縄戦だ』を売っているお婆さんがいるんで
すよ。そういう人たちの暮らしを応援できるというのは、本を出す者の
冥利です」。この言葉を読んで即、購入することに決めました。

皆さんもよろしかったら
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?
refShinCode=0100000000000004160432&Action_id=121&Sza_id=GG

         川西玲子
posted by 風の人 at 09:14 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

2008年01月28日

モンゴル人が支える「国技」大相撲

昨日、千秋楽の結びの一番を御覧になりましたか。
いやぁ見応えのある相撲でしたね。
どっちも闘志満々で。
観ている方も力が入りました。

この相撲の話題は、国民国家を考えるきっかけとして
格好のテーマです。
「もし外国人に門戸を解放していなかったら、
 今頃相撲界はどうなっていたと思うか」。

そして、必ず出てくる日本国籍取得の問題をどう考えるか。
相撲文化を担うためには、日本国籍が必要なのか。
スポーツ界にこの問題は付き物です。
最近では、サッカー五輪代表の李忠成が日本国籍を取りました。

スポーツは国境を超えると言いますが、
市場原理がとっくに越えているんですよね。
もはや監督が外国人でも違和感がありませんから。
一方、北朝鮮代表としてWカップに出たJリーガーもいます。
こちらはルーツを大切にするという考え方。

どちらの生き方も許容しつつ、幅広い生活文化を形成する。
そういう感覚を若者が持ってくれることを、
心から願わずにはいられません。

                   川西玲子
posted by 風の人 at 20:10 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

2008年01月26日

「国家・個人・宗教」

講談社現代新書「国家・個人・宗教」を読みました。
稲垣久和ICU教授の新著です。

「市民社会は、再生した自我によって自覚的につくる自治のシステムで
ある」
「自然的でない異質な他者と共に、努力してつくる社会である」。
このことを、国家神道や戦前の宗教弾圧、西田幾多郎ら知識人の苦悶、
そしてオウムや靖国問題を通して丁寧に解説しています。

かつて日本を破滅に追い込んだ公民宗教イデオロギーが、
今なお愛国心という名で跋扈していることがよくわかります。
お勧めします。
posted by 風の人 at 01:27 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

2008年01月25日

米地裁、沖縄新基地計画に違法判決→銀座デモ、増田先生授業 『ガンジー』鑑賞案内

皆様

2008年1月25日、読売新聞、九州発の情報です。
YOMIURI ONLINE「普天間移設、米地裁がジュゴン調査を国防総省に命じる」
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_08012552.htm

新しい米軍基地建設を、私は許したくないです。

明日1月26日は、銀座での辺野古への基地建設・高江へのヘリパッド建設を許さない!<fモンストレーション。
明日、私は下記の授業に参加しますので、デモには行けませんが、デモに、賛同します。

では、間際ではありますが、授業案内↓。
●●●●●●●●●●●●●●
増田都子先生の社会科授業「近現代史の真実を知ろう」(8)映画『ガンジー』鑑賞と明治〜大正の歴史のを振り返る

1月26日土14〜17時。
近隣センターこもれび(東我孫子駅徒歩7分、我孫子市東我孫子1-41-33 )。
中学生〜大人まで。
参加費500円、中高生無料。
申込不要。
主催、あびこ平和ネット・豊田
TEL 080・5037・0019
Email yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp ←迷惑メイル対策で@を変えてあります。

増田さんの詳細を掲載したサイトのURLは、
増田都子のホームページ http://www.masudamiyako.org/home/
をご覧ください。
●●●●●●●●●●●●●●

全く関係ないのですが、YouTubeでPort of Notesの方の歌を見つけました。
Every Breath You Take feat. little cleatures/畠山美由紀 (PV)
http://www.youtube.com/watch?v=o4YtE0BFF50

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
ブログ http://heiwa0.seesaa.net/
ストップ再処理工場・意見広告の会 http://www.iken-k.com/
ガンジーの会 http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/
市民がつくる平和条例の会 http://www17.plala.or.jp/peaceactcampaign/
「平和への結集」をめざす市民の風 http://kaze.fm/
川田龍平を応援する会 http://www.ryuheikawada.jp/
星野さんをとり戻そう全国再審連絡会議 http://www3.cnet-ta.ne.jp/f/fhoshino/
posted by 風の人 at 20:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2008年01月24日

どうして軍艦マーチ?!

自衛隊が給油のために出発しました。
石破大臣や町村官房長官の、高揚したピーチもどうかと思いましたが、
驚いたのは軍艦マーチを演奏して送り出していたこと。
軍艦マーチですよ!

人道復興支援に行くのに、どうして軍艦マーチ?
やはり戦争の手伝いに行くのね。
だいたい、無神経でしょ。

              川西玲子
posted by 風の人 at 22:18 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

2008年01月23日

浅野忠信主演映画「モンゴル」が、アカデミー外国語映画賞にノミネート

浅野忠信主演映画「モンゴル」が、アカデミー外国語映画賞にノミネー
トされた。チンギスハーンの半生を描く物語。製作発表があった時か
ら、大いに期待していた映画だ。

 日本有数の花美男、浅野忠信が主演しているということもあるが、も
う一点。モンゴル、カザフスタン、ロシア、それに中国の合作映画とい
う点に、私は興味津々なのだ。そして今まで、日本での配給元も公開も
決まっていないことに失望している。

 アカデミー外国語映画賞の候補になったのだから、間もなく公開が決
まるだろう。しかし、こういうアジア系の合作映画に対する映画界の無
関心というか、そろばん勘定には失望させられる。宣伝次第ではいけそ
うな映画なのだが。

 モンゴルと言えば、今や国技大相撲を支える存在だ。日本人はモンゴ
ロイドであり、新生児の多くはお尻にモンゴル斑を持つ。なじみの間柄
である。それなのに視線が冷たい。角川春樹制作のとんちんかんな「蒼
き狼」は、大々的に公開されたのに。
posted by 風の人 at 21:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

青森県知事 三村申吾様、六ヶ所村の安全協定について

皆様

GREEN PEACEのサイバーアクションを通して、青森県知事の三村申吾さんへメイルを送りました。
皆さんも宜しければ、ぜひ。

サイバーアクション↓
https://www.greenpeace.or.jp/ssl/enerevo/switch1/?cyber

青森県知事 三村申吾様

六ヶ所核燃料再処理工場の本格操業に向けた安全協定にサインしないでください。
あなたのメッセージ
============================
千葉県に住む豊田と申します。日々のお仕事に感謝します。

私は六ヶ所村の核燃料再処理工場が2月に本格稼働予定だ、ということを心配しております。
三村さんが知事として日本原燃(株)と安全協定を締結しなければ、本格稼働がなされないとお聞きしました。

三村さんは青森県の知事として、日本国民として安全をどのようにお考えでしょうか。
私は7世代後の安全について考えます。

原発1基の一年分の放射能を、一日で放出する六ヶ所再処理工場。安全でしょうか?
放射能とは、放射線を出す性質や能力。放射線とは、放射性物質から出される粒子や電磁波のこと。
この放射線は、私達の遺伝子、全ての生物の遺伝子に影響を及ぼします。
再処理工場から出される放射性物質は、海水や大気に薄まるから安全と言っても、その放射能は7世代くらいしても半減しないのではないでしょうか。

そして、遺伝子への影響は何世代か後に影響が出ます。
私達はこれから安心して、子どもを生み育てられる地球に暮らしたいのです。
7世代後も安全だと言い切れる政策を実行して下さい。
主権者として、私は訴えます。
安全協定への締結を見送って下さい。

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
ブログ http://heiwa0.seesaa.net/
ストップ再処理工場・意見広告の会 http://www.iken-k.com/
ガンジーの会 http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/
市民がつくる平和条例の会 http://www17.plala.or.jp/peaceactcampaign/
「平和への結集」をめざす市民の風 http://kaze.fm/
川田龍平を応援する会 http://www.ryuheikawada.jp/
星野さんをとり戻そう全国再審連絡会議 http://www3.cnet-ta.ne.jp/f/fhoshino/
posted by 風の人 at 13:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2008年01月22日

つくばみらい市のバックラッシュ派の暴力行為に屈したDV講演会の中止決定に抗議する(賛同署名のお願い)

先日(1月16日頃)、つくばみらい市が、同市主催の「ドメスティックバイオレンス(DV)」をテーマにした講演会を少数のバックラッシュ派の暴力行為(威力業務妨害)に屈して中止するという事件がありました。DVという暴力をなくそうと訴える講演会が市側の暴力に屈する姿勢によって中止されたのです。まさしくゆゆしき「事件」というべきだと思います。

・下記抗議文にも記載されていますが、「事件」の概要を知るにはまず下記ブログをご参照されるのが便利かと思います。
http://www.againstgfb.com/index.htm

・文書と署名フォームへの直接リンクページは以下をご利用ください。
http://www.againstgfb.com/tsukubamirai_shomei.html


以下、つくばみらい市に対する抗議文です。下記の呼びかけ人を中心としてみなさまの賛同署名を募っています。ご協力をよろしくお願いします。

第1次〆切り 1/28

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
抗議の署名をお願いします。

抗議文
つくばみらい市における平川和子さんの講演会直前中止に抗議し、改めて実施を求めます

  1/20につくばみらい市主催で予定されていた平川和子さん(東京フェミニストセラピーセンター所長)の「ドメスティックバイオレンス(DV)」をテーマにした男女共同参画講演会(タイトル「自分さえガマンすればいいの?―DV被害実態の理解と支援の実際」)が、直前の1/16になって、市によって中止を決定されていたことが、毎日新聞ほか(注1)で報道されました。報道によれば、1/16にDV防止法に反対する民間団体が、市役所前で「数人が拡声器を使って抗議する騒ぎ」を起こしたため、市の担当者が「混乱を招く」(毎日新聞1/18)「市民に危険が及ぶ恐れがある」(産経新聞1/17)と中止を決定したものです。抗議した団体の代表(男性)は、「市長直訴の抗議により、中止が正式に決定された」、「少数が巨大な行政を圧倒・屈服させた」と発言されたと伝えられています(注2)。

 講師予定者の平川さんが直ちに市長宛に送った抗議文によれば、市側の説明では「西村と名乗る男性と他に数名の女性が、役所内に拡声器を持って押しかけ、職員に対する誹謗中傷などを大声でまくしたて、講演会の中止を求めて詰めより、そのうえ講演会の当日には街宣活動を行うとの予告をしたため、講演会の参加者に危険が及ぶ恐れがあるとの判断のもと、やむなく中止した」とあります。平川さんはこれを「講演会主催者と私に対する暴力であり、参加市民に対する暴力」にほかならないと認識しており、私たちも彼女の認識に全面的に同意します。

  改正DV防止法(2007年制定本年1月11日施行)によれば「主務大臣(法務大臣と厚生労働大臣)は都道府県又は市町村に対し、都道府県基本計画又は市町村基本計画の作成のために必要な助言その他の援助を行うように努めなければならない」(第2条の3、5項)とされています。改正前にすでに茨城県が策定したDV対策基本計画の関係文書によれば、「県民一人ひとりが「DVは許さない」といった認識を強く持っていただくことが、何よりも大切なことです。このため、県では、今後とも学校や家庭、地域、職場などにおいて、人権意識を高める教育や男女平等の理念に基づく教育を促進していきます」とあります。つくばみらい市が計画していた講演会は、まさに県が推進している「地域における人権意識を高める教育」そのものといえます。そのような事業が少数の暴力によって妨害されることを、見過ごすわけにはいきません。

  中止の報道に接してわたしたちは大きな衝撃を受け、あってはならないことが起きたとふかく憂慮しています。市の行事が少数の人々の暴力的な行動によってくつがえされたことそのものが問題であるだけでなく、DVという暴力に対する人権を守るための事業が、少数の人々の暴力によって実施不可能になるとすれば、DV被害者および支援者を暴力から守るべき責務を負う、自治体の姿勢に対する信頼もゆらがざるをえません。このような暴挙がまかりとおるなら、今後他の自治体においても、DV関連の事業がいちじるしい不安にさらされるだけでなく、講演や学習会等の啓発事業についても「混乱をおそれて」自主規制する自治体が続出しないともかぎりません。

 このような暴力に対して、市がとるべき態度は、きぜんとしてこれを退け、安全を確保したうえで、予定通り事業を実施すること以外にありません。市当局が、暴力に屈して出した今回の中止決定をすみやかに取り消し、あらためて日程を調整して、平川さんの講演会を実施することを、わたしたちは心から求めます。また平川さんおよび関係者の身辺の安全に配慮することをも要望いたします。

注1:
「DV防止法:反対団体の抗議で講演会中止 つくばみらい市」@毎日新聞(1/18)
http://mainichi.jp/select/today/news/20080118k0000e040081000c.html

「抗議受け市の講演会中止に DV被害支援めぐり」@MSN産経(1/17)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080117/crm0801171225014-n1.htm

「DV防止法講演会 団体抗議で中止に つくばみらい」@東京新聞茨城版(1/18)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20080118/CK2008011802080348.html

注2:http://seaside-office.at.webry.info/200801/article_15.html

呼びかけ人(敬称略・50音順・08.01.21現在);
青山薫・赤石千衣子・麻鳥澄江・有村順子・石田邦子・市場恵子・伊田広行・伊藤公雄・稲邑恭子・井上輝子・上野千鶴子・小川真知子・戒能民江・木村涼子・熊田一雄・黒岩秩子・小島妙子・今大地はるみ・坂上香・早苗麻子・佐藤明子・さとうももよ・出納いずみ・鈴木隆文・鈴木ふみ・土橋博子・角田由紀子・寺町知正・寺町みどり・内藤和美・中原道子・中村彰・西野瑠美子・丹羽雅代・沼崎一郎・橋本育・長谷川京子・姫岡とし子・弘田しずえ・福沢恵子・フックス真理子・船橋邦子・細谷実・堀田哲一郎・皆川満寿美・三井富美代・米田佐代子

署名フォームへのリンクページ(ダイレクトリンク)
http://www.againstgfb.com/tsukubamirai_shomei.html

第1次〆切り 1/28
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

東本高志
posted by 風の人 at 11:49 | Comment(1) | TrackBack(2) | 一般

2008年01月21日

全野党・議員にむけての2008「平和への結集」アピール:今こそ平和・環境・福祉・地方分権・選挙制度改革を柱に野党連合を結成し、政権交代を!

去年までは参院選へ向けて平和共同候補を実現するべく取り組んできました。今年は総選挙がある可能性が大です。そこで、2006「平和への結集」の訴えという包括的なアピールに追加する形で、新たに、2008「平和への結集」アピールを発することにいたしました。民主党や共産党の全選挙区擁立方針が変更され、元々困難ではありますが、私たちの運動次第で、野党連合が実現する余地が拡大してきたと言えます。

以下のアピールをお読みになり、是非ご賛同ください。こちら↓のサイトの署名フォームを使うか

http://form1.fc2.com/form/?id=268462

署名フォームが利用できない場合は、下記事項をjoin@kaze.fm宛にメールでお知らせください。(第一次)集約は2月末とさせていただきます。

(1) お名前
(2) お名前公表の可否
(3) 肩書き
(4) メールアドレス(メールアドレスのない方はFAX番号)
(5) ご住所または都道府県名

2006「平和への結集」の訴えに対する賛同も引き続きよろしくお願い します。

新規賛同/入会申し込みフォーム
郵便口座番号: 00170−4−594080
(口座名義: 「平和への結集」をめざす市民の風)

[関連見解]
「憲法9条を高く掲げた『国際協力』の道を探求しよう ― 私たちは自衛隊のISAF参加に反対します ―」
http://kaze.fm/wordpress/?p=183

全野党・議員にむけての2008「平和への結集」アピール
http://kaze.fm/2008appeal.html

今こそ平和・環境・福祉・地方分権・選挙制度改革を柱に
野党連合を結成し、政権交代を!


 年明けのマスコミは、今年中に国会の解散・総選挙があるだろうと報道しています。私たちは、今度の総選挙が何時にもまして重要な選挙になると思います。 なぜならば、イラクでの戦乱の長期化、原油の高騰、サブプライムローン問題などでアメリカの威信が大きく低下し、平和と地球環境の問題が世界政治に大きな 比重を占めつつあるなかで、日本がどのような選択をするのかを、アジアと世界の人々が注目しているからです。今度の総選挙は、自衛隊派兵恒久法や消費税増 税などの個別政策の是非だけでなく、自民党政治の継続か、終止符を打つのか、が問われる選挙になると思います。

 一方でいま私たち市民は、消えた年金や増税などの高負担の上に、雇用合理化や派遣労働による格差社会の激化の中で、「これから日本はどうなるのだろう」 「明日の仕事と生活はどうなるのだろう」という大きな不安をかかえて生活をしています。したがって、今度の総選挙についても、野党に期待するところが大き いと思います。しかし私たちからみて、各野党の政策は市民の願いを反映するには不十分であり、また活動がバラバラであるため野党に対する市民の信頼が十分 に結集できていないように思います。

 今度の総選挙では野党第一党に投票を集中させるべきだという考えだけでは、市民間の意見の違いをひろいあげることができず、場合によっては市民間の対立 が拡大し、政権交代が困難になるかもしれません。また、少数意見が切り捨てられるという、アメリカのような二大政党制の罠に落ちることが危惧されます。さ らに日本では、大連立の危険性さえ顕在化しており、これは日本の民主主義にとって深刻な脅威です。

 私たちは、全野党が市民とともに協議・討議を積み重ね、野党共通の政策を練り上げ、更には新しい日本の政治システムの創造をめざして活動する、いわゆる 「野党連合」により総選挙を闘うことが必要と考えます。

 私たちは、平和(憲法9条にもとづき、アメリカ追従をやめ、毅然とした平和外交)、環境(環境税や自然エネルギー導入等により京都議定書の目標を実現 し、地球温暖化を食い止める積極的な環境政策)、福祉(年金問題の根本的解決、格差是正、市民参加型の新たな福祉社会)、地方分権(国と地方の間で、権限 も税源も大胆に入れ替える根源的改革)、選挙制度改革(死票が多く野党の共倒れを招く小選挙区比例代表並立制を廃止し、民意を反映する新たな選挙制度)の 五つが野党共通政策の重要な柱になると考えます。

 私たちは、野党間での選挙協力をもっと強化すべきだと思います。大連立の可能性さえ報道される中では、部分的な選挙協力を超えた、幅広い野党間の平和連 合を考える時期に来ているのではないでしょうか。かりに総選挙前にそのような野党連合が結成できないとしても、総選挙後を見据えた野党間・野党と市民間の 協議・討議が開始されるべきだと考えます。

 私たちは、日本が大きな政治の分岐点にある現在、市民と野党の協力、そして共同の実現こそが日本を平和の危機や経済的破綻や社会的混乱から救う道であることを確信しています。       
以上

2008年1月13日

「平和への結集」をめざす市民の風
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2008年01月19日

近代日本のアジア主義

今日の朝日新聞25面に、「政治化する30代の論客」という
記事がありました。宮台真司らのポストモダン派が、時代の寵児になっ
てから20年。やっと正常化の兆しが見えてきたかという感じです。

政治化と書かれていますが、政治や社会について語るのは当り前。今ま
でが異常だったのです。久し振りに思想誌も出るそうです(「思
想地図」NHK出版)

その中で、私が注目しているのが中島岳志。「中村屋のボース」は、最
近読んだ本の中ではダントツの面白さでした。実際に話してみると、
清々しくて感じのいい若者。若くして成功した人間によくある、傲慢さ
もありません。期待の若手です。

その中島岳志、ネット右翼から目の敵にされています。理由は、リベラ
リストであって左翼ではないから。左翼なら反日だの何だのとレッテル
を貼って罵倒できますが、そう簡単にはいきませんからね。おまけに、
今まで右翼の専売特許のように思われてきたアジア主義に関心を持って
います。ネット右翼にとっては手強い相手なのですよ。

だから何がなんでも叩き潰そうと、躍起になっています。ブログに荒ら
しが結集、レスがないと「反論できないのか」「降参だな」と、いつも
の手で必死に釣っています。やれやれ・・。

で、その中島岳志の新刊が「頭山満と近代日本」。頭山満伝です。ブロ
グに書いています。
http://indo.to/log/nakajima/

私も今、近代日本とアジア主義の問題に首を突っ込んでいるので、これ
は非常に興味深い本。ということで、ご紹介しました。
posted by 風の人 at 14:58 | Comment(0) | TrackBack(3) | 一般

DV防止法:反対団体の抗議で講演会中止 つくばみらい市

先程のニュース、読めなかったようで失礼しました。
このニュースです。
DV防止法:反対団体の抗議で講演会中止 つくばみらい市
http://mainichi.jp/select/today/news/20080118k0000e040081000c.html

                 川西玲子
posted by 風の人 at 01:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

女性問題は、より複雑になっている

全く、恐ろしい事態ですね。
    ↓
DV防止法に抗議 講演会が中止
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=386067&media_id=2

思うに、恵まれた女性たちが女性の問題に無関心になり、
女性問題なんて終わったように考えていることが、
こういう事態を招いた一因です。
もっともっと女性の問題について考え、語っていく必要があります。

専門学校には、危ないところにいる少女がたくさんいます。
ネットで知り合った男性から「車をプレゼントする」と言われて
それを信じてしまうような少女たちです。

大卒女性はよく「今どき誰だって大学へ行く」と言いますが、
それ自体が間違いなのです。
二人に一人しか行っていないのですから。

成功した女性が自分の自己実現ばかり考えているのは
本当に困った風潮です。
アホな特集ばかりしている「AERA」よ、恥を知れ!

                川西玲子
posted by 風の人 at 00:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2008年01月18日

rokkasho

皆様

ストップ再処理工場・意見広告の会のページをご紹介します。
www.iken-k.com

また、下記のメイル、自然農のメイリングリストで流れてきました。
転送させて頂きます。


豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
ブログ http://heiwa0.seesaa.net/
ストップ再処理工場・意見広告の会 http://www.iken-k.com/
ガンジーの会 http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/
市民がつくる平和条例の会 http://www17.plala.or.jp/peaceactcampaign/
「平和への結集」をめざす市民の風 http://kaze.fm/
川田龍平を応援する会 http://www.ryuheikawada.jp/
星野さんをとり戻そう全国再審連絡会議 http://www3.cnet-ta.ne.jp/f/fhoshino/

**********【転送歓迎】***************
朝日新聞の青森県版に「下北よ! 原子力と私たち」という再処
理工場などの青森の原子力施設の特集記事が出ました。
http://mytown.asahi.com/aomori/newslist.php?d_id=0200031

特に、与党国会議員ながら一貫してこの問題に反対している河野太郎氏
へのインタビューが載ったのは、大変重要なことだと思います。この記
事を全国版にも出してもらうようお願いしませんか?
そのまま出すことができないなら、全国版でも特集記事を組んでもらう
ようお願いしましょう。

朝日新聞のウェブサイトから意見を送ることができます。
http://www.asahi.com/reference/form.html

「青森県内版の「下北よ! 原子力と私たち」は大変よかった。
ぜひ全国版にも記事を載せてほしい」と、一行だけでもいいと思いま
す。一行じゃ足らない人はぜひいろいろ書いてください。

100人、200人、300人とこういう意見が届けば、新聞社と
しても無視することはできないでしょう。
「新聞は再処理工場の問題を伝えない」とよく言われますが、それは正
しくないと思います。
新聞が伝えないのではなく、読者があまり興味を持っていないから新聞
も取り上げないのです。

再処理の問題に関心を持っている人たちがたくさんいるんだということ
をこの機会に伝えませんか?
そして、全国版にも特集記事を載せさせましょう。

メーリングリスト、mixi、ブログ、友だちへのメールなどでまわ
りの人たちにもぜひ呼びかけてください。
朝日新聞の全国版に特集記事が載れば、河野太郎議員以外の国会議員も
再処理の問題に注目せざるを得なくと思います。
みなさんのご協力よろしくお願いします。

**********【転送歓迎】***************
posted by 風の人 at 15:28 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

2008年01月17日

芥川賞

今さらですが・・・
芥川賞は話題性が先行し過ぎて、ひどいことになっていますね。
今年は本を読まない層、
つまり携帯小説を読む層向けにマーケティングしたらしい。

出版界の苦境を感じます。
これで市場が広がれば、いい本も売れるかもしれませんが、
そううまくいくかしら。

だいたい今どき女性の身体感覚なんて、
書く方も評価する方も時代遅れ。
もう少し真面目にやってもらいたいものです。
一応、文化なのですから。
これでは、まともに小説を書くのが馬鹿らしくなります。

そう言えば、「女性の品格」がコンビニで売られていました。
さすが230万部!
中身がそんなにひどいわけではないし、
本の販売場所が増えるのはいいことなのでしょうが、
恥ずかしげもなく二冊目を出したのには驚きました。
今の時代、臆面もなく行動できないとダメなのか。

                川西玲子
posted by 風の人 at 19:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2008年01月15日

新宿御苑で、ミサイル迎撃の調査

昨夜、新宿御苑で、ミサイル迎撃が可能かどうかの調査がありました。
あまりのバカバカしさに、怒りを通り越して笑ってしまった。戦争ごっ
こか。

本気で考えているとしたら恐ろしいし、アメリカの御機嫌取りだとした
らアホらしいし。両方なのでしょうが、莫大な費用には唖然とします
ね。川西玲子
posted by 風の人 at 18:11 | Comment(0) | TrackBack(6) | 一般

チョコレボ

1月11日国分寺カフェスローでチョコレートレボリューションの集いへ.
奴隷労働によるチョコでなく公正な労働,フェアトレードチョコを選び,美味しく楽しくかわいく緩かな革命を目指す.わくわくした.現地生産したチョコには関税10%かかるのに兵器,核燃料は0%.なぜ?
豊田
posted by 風の人 at 00:55 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

2008年01月11日

中選挙区比例代表併用制の具体例

すでに提案している「中選挙区比例代表併用制」を具体例で説明した文章を元記事に追加しました。なかなか分かりにくい制度のようなので、理解の一助になればと思います。

中選挙区比例代表併用制を提案する
http://kaze.fm/wordpress/?p=164

【具体例】

全国を仮定数5の選挙区に区割りした場合を説明します。その内のある選挙区で、投票の結果、1位から4位までを政党候補が占め、5位に無所属候補がついたとします。

この段階で、無所属候補の当選は確定ですが、1位から4位までの政党候補については、当選はまだ確定しません。ただし、政党全体に割り当てられる比例区議席数の内、4が確定します。

総定数から無所属候補の総当選者数を差し引いた数の議席を政党に割り当てるのです。政党候補にとっての選挙区選挙は、政党全体に対する議席割り当て数を獲得する戦いという意義を持ちます。

そもそも、政党候補と無所属候補が公平に議席を争う設定が必要です。現行の小選挙区比例代表<並立>制では、政党候補にとって、比例区定数分は、無所属候補と戦わずして割り当てが確保されています。これは非常に不公平な制度です。この不公平さは、ドイツ下院の小選挙区比例代表<併用>制でも排除しきれていません。

各政党に対する議席割り当て数は、比例区選挙の得票数に応じた比例配分で決定します。各政党内における当選順位の決定は、各候補者の比例区得票実績に基づきます。要するに、現在の参院と同じ制度です。ただし、比例区の大きさについては、ブロック制も考えられるし、政党内における当選順位の決定についても、中選挙区選挙の得票実績(惜敗率など)などに基づく方法もあり得ます。


太田光征
http://otasa.net/
posted by 風の人 at 09:05 | Comment(0) | TrackBack(10) | 一般

上海の青春:草の根の侵略

大叔母が死去しました。
99歳です。明日、お通夜です。
大叔母はおしゃれな人で、ファッションにうるさく、
会うとまず服装のことを言われます。

それを母に愚痴ったら、こう言われました。
「青春を上海で過ごした人だからね。
 美人だし、モテて大変だったのよ」。
ああ、そうですか。

で、その当時のことを聞いてみたいと思いつつ、
遂にできないままで終わってしまいました。
あまり話したがらなかったし。
戦前に中国にいた人は、多くを語りませんね。

私も早く、亡父の兄弟たちに色々聞いておかないと。
特に祖父が中国に渡った頃の話を。
草の根の侵略は、自覚のないままになされたのですね。

                川西玲子
posted by 風の人 at 00:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2008年01月07日

選挙制度資料集をアップしました

私が管理している田口房雄さんのサイト(http://fusao.jp/)に選挙制度に関する資料集(Wordファイル)をアップしました。選挙制度を学習する際にはもってこいの内容です。ご一読をお薦めします。

選挙制度資料集
http://fusao.jp/resources.html

(1)諸外国の選挙制度
(2)選挙制度分析
(3)選挙制度修正的投票1:「民意を反映した(国民世論の縮図となる)議会をどのように作り上げるか? この投票方法を日本全国に広げよう!」
(4)選挙制度修正的投票2:「ゆがみ解消期待選挙区」

太田光征
中選挙区比例代表併用制を提案する
http://kaze.fm/wordpress/?p=164
http://otasa.net/
posted by 風の人 at 09:20 | Comment(0) | TrackBack(5) | 一般

2008年01月06日

ピースワークショップへのお誘い

こんにちは! 玄野武人です。

2月9日(土)、大阪のドーンセンターで、「ブレイン・ストーミングによるピース・ワークショップ:戦争をしないですむ方法を100個考えよう!」とういうワークショップをします。
楽しく交流できるワークショップを目指しています。
ぜひ、ご参加ください。
詳細は、下記をご参照ください。

今回は、森田ゆりさんらが展開している「ピースWITHアクション」(下記URL参照)の事前の学習会して開かれます。
http://www.geocities.jp/empowerment9center/index.html
本番のピースWITHアクションは、3月29日(土)、大阪で開かれます。
こちらも、歌あり、踊りありのたのしい平和のつどいです。


****** 【転送、大歓迎!】 ********

☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★
 〜ブレイン・ストーミングによるピース・ワークショップ〜
  【戦争をしないですむ方法を100個考えよう!〜】
☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★

ブレイン・ストーミングという方法で、ともかくあらゆる戦争をしないですむ方法を、100個を目指して考えてみましょう!
夢のようなアイデアから、楽しいアイデアまで、いろいろなアイデア、大歓迎!
頭が痛くなるまで、みんなで考えてみましょう。

◆と き:2008年2月9日(土) 午後1時半〜4時半  受付1時〜
◆ところ:ドーンセンター 1階「パフォーマンススペース」
   住所:大阪市中央区大手前1丁目3番49号
   交通:京阪「天満橋」駅下車、東口方面の改札から1番出口より東へ350m。
     地下鉄谷町線「天満橋」駅下車、東へ350m。
   地図:http://www.dawncenter.or.jp/shisetsu/map.html
◆ファシリテーター: クロタケ&有志
◆資料代 : 500円  ※15歳以下無料。小学生から参加いただけます。
◆主 催 : 背高女 from ピースWITHアクション
◆問合せ先&申し込み 電話&ファクス:06-6477-3806(西川)
               eメール:hina-peace@cwo.zaq.ne.jp
  ※準備の都合上、できるだけ事前にお申し込みください。

◆このワークショップで期待できることは、
  ・ワイワイと言いながらできる。
  ・楽しくてユーモアのある方法や、具体的に平和を実現できる方法を発見できる。
 
  ・新たなアクションに結びつけられる。
  ・平和について語りたいけど仲間がいない、なんとなく引いてしまうという人たちも気軽に参加できる。
  ・護憲派も改憲派も、いっしょに参加できる。
  ・9条を護るだけではなく、9条を使って平和をつくる方法も見つかることがある。

  ・外国が攻めてきたらどうするという疑問にたいするユニークな答えが見つかることもある。

この告知文、添付ファイルの転送、チラシの印刷配布、大歓迎です! 
では、ご来場をお待ちしています!

**********************************
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2008年01月05日

「ALLWAS 続・三丁目の夕日」過去のない昭和30年代

2005年、日本映画復活の牽引力の一つとなった「ALLWAYS 三丁
目の夕日」の続編が公開されている。鈴木オートと、その周囲にいる地
域の人々を中心に繰り広げられる物語だ。

 集団就職で上京してきた従業員が一人いるだけの、小さな自動車修理
工場、鈴木オート。その友人が営む吉田サイクル。東大出だが貧乏暮ら
しで、小説を書きながら細々と駄菓子屋を営んでいる、ロシア文学に傾
倒する気の弱い若者といった面々だ。敗戦から13年、テレビが買
えたことに感激し、ささやかな幸せを味わう人々の物語である。原作の
持つこの目線が、大ヒットの理由だろう。
 
 鈴木オートの社長は誰が死んだのか知るのが怖くて、一度も戦友会に
行ったことがない。二言目には「戦争中はな」と説教して息子から嫌が
られる。夫と共に鈴木オートを支える妻も、戦争に行ったっきり行方が
わからない男性のことが心に引っかかっている。社会にはまだ戦争の影
が色濃く残っていた。
 
 だがこの映画にあふれる幸せ感が、それを吹き飛ばしている。その結
果、ここに描かれる昭和30年代は過去のないものになった。その
ために、この時代と現在とのつながりもまた、消えてしまったのであ
る。経済成長を地域から支えた彼らは今、グローバル経済の大波に押さ
れて四苦八苦しているはずだ。戦前と昭和30年代と現在とを一本
の線で結んだ時、そこに見えるのは苦い現実である。
 
 それにしても、英語と日本語をつなげた「ALLWAS 続・三丁目
の夕日」といいうタイトルはセンスが悪い。川西玲子
posted by 風の人 at 13:11 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

ヒラリーの敗因

ヒラリーがアイオワの予備選挙で三位に甘んじる結果に。
イラク戦争に反対しなかったし、集会でのやらせが発覚したし、
斬新さという点でオバマ候補にかなわない。
色々な理由があると思うけれど、私の感想をひとこで言うと
「先頭を走るフェミニストは損だなぁ」ということ。

もともと保守的な人からは嫌われているし、
年上の同性からも男性からもうとまれる。
おまけに年下の同性は、「あんなに肩に力を入れなくても」という目で
見る。

社会に出た頃はセクハラという言葉すらなく、苦労の連続だったし、
30代ぐらいで成功している女性は、全部自分の力だと勘違いしている。
過去はどんどん忘れられていきますね。

                   川西玲子
posted by 風の人 at 13:05 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

2008年01月04日

「嬉しいお知らせ―完全勝訴判決のこと」

初投稿のふさっぺです。友人の蒔田さんからの画期的な、住民訴訟の
勝訴判決のお知らせ、転載します。なお、改悪教育基本法を通した、当時の
文科省大臣・伊吹氏の言いなりに動いたのが門川教育長であったのです。
ーーーーーーーーーーーー転送・転載歓迎ーーーーーーーーーーーーーー

蒔田直子です。今日は嬉しいお知らせ。
私たちが提訴している裁判のひとつ、「パイオニア委託事業」住民訴訟
で26日、京都地裁において、めったにない完全勝訴しました!
私たちは、校長の選んだ教員だけに5万円をばらまくことが、教員間の
格差やもの言えぬ管理を生み出すことになると考え、裁判を提訴しまし
た。領収書の偽造など、どうしてそれで子どもに向えるの?と聞いてみ
たいこともありましたが、教員を攻撃するためではありません。教育長
の責任をはっきりさせた判決は、本当に求めていたことでした。
いつも「敗けてもめげない」心の準備ばかりしているので、初めはなん
だかわからなかったのですが、裁判長の親切な説明で、完全勝訴、それ
も予想以上の判決だとやっと理解し、歓声を上げました。
京都市長選に出馬する門川(前)教育長への最高の年末プレゼントです。
今年は、原告のうち2名(林功三さん、田中真人さん)が亡くなられま
した。お二人がどんなに喜んでくださっているか、うれしい涙です。

(以下、北上田毅さんの報告) 
この3年以上、闘ってきた市教委のパイオニア委託事業の住民訴訟で、
完全勝訴しました。
 門川前教育長は、7100万円を返還せよという画期的な判決です。
住民訴訟としては考えられないような大勝利です。

 判決は午後4時から言い渡されました。裁判長は、「被告
は----」と判決を読み上げ始めました。「原告らの---」
で始まると住民側敗訴、「被告は---」という出だしは勝訴の場
合です。
 思わず、「勝った!」と叫びました。「教育長は7100万円、総務
部長ら2人は600万円、総務課長は19万円を損害賠償せよ」という
主文を読み上げた後も、裁判長は判決内容の詳しい説明をしてくれまし
た。これも異例なことです。あまりの明快な判決に傍聴席から拍手が起
こります。裁判長はそれを制止することもなく、淡々と説明を続けま
す。10分ほどで概要の説明が終った後も、傍聴席からまた大きな拍手。

 裁判長の判決言い渡しを聞きながら、思わず涙ぐんでしまいました。
これだけ見事な勝訴があるでしょうか。膨大な資料と格闘を続け、その
分析に大変な時間と労力を費やしてきたのですが、全て報われました。
 我々の主位的請求は、制度そのものが違法というものでしたが、もし
それが違法といえない場合でも、予備的請求として、要綱に違反した運
用や領収書の偽造など、1400件の契約一つひとつにつき、細かい分
析をして違法なものもあると主張してきました。主位的請求が認められ
ない場合でも、予備的請求のいくつかは認められるかもしれないと予想
していたのですが、今回の判決は、我々の予想をはるかに超え、主位的
請求そのものを認め、2年間に費やした事業費全額を京都市の損害と認
めたものです。
 特に、門川前教育長について、事業の責任者として全額の賠償責任を
命じたのは、最近の住民訴訟が、政策決定者の行為は、財務会計上の行
為ではないとして免責する傾向が多かっただけに、画期的なものです。

******************
● MBSは動画で見ることができます。
 (071226MBSニュース/京都地裁の外でのインタビュー)
http://www.mbs.jp/news/kansai_GE071226174500075161.shtml

●京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?
mid=P2007122600171&genre=D1&area=K10
違法支出と認定 賠償命令
京都地裁 京都市教委に
 京都市教育委員会の「教育改革パイオニア研究事
業」で特定の教職員に委託料を支出したのは違法だ
として、「『心の教育』はいらない!市民会議」な
どの市民団体のメンバーが桝本頼兼市長を相手に、
桝本市長や門川大作前教育長らに総額約7100万
円の損害賠償を請求するよう求めた訴訟の判決が2
6日、京都地裁であった。中村隆次裁判長は「給与
の実質的な二重払いで、違法な支出」と認定し、門
川前教育長や当時の市教委幹部に全額を請求するよ
うに命じた。

 判決は、市長への請求は「自ら決裁していない」
として棄却した。当時の幹部にはそれぞれが決裁し
た分の責任を認定し、事業要綱を決裁した門川前教
育長については「事業実施により違法な支出をさせ
た」として、全額の賠償責任を認めた。

 判決などによると、市は2001年度から05年
度にかけて、校長の推薦を受けた教職員と道徳、人
権教育などの研究の委託契約を結び、図書費や印刷
費などとして約2500人に総額約1億2000万
円を支払った。原告は、うち02、03年度分の約
7100万円を請求するように求めた。

 市長らは「教員の研究や研修に対し、給与とは別
に書籍や教材などの実費を支給するのは問題ない」
と主張したが、中村裁判長は「委託内容を本来の職
務と区別することは困難。給与とは別に、条例に基
づかない金銭の支給はできない」と指摘し、事業そ
のものが違法と結論付けた。

 この訴訟では、委託を受けた19人の教員が、教
材購入などの領収書を偽造していたことも判明し
た。市民団体は「こうしたずさんさが裁判所の判断
の基礎になった。市教委や校長の言うことを聞く教
員だけに金をばらまく教員管理の手法が根本から否
定された」と判決を評価している。

 市教委は「事業は教育活動の充実に大きな成果を
挙げた。直ちに控訴したい」とコメントしている。
posted by 風の人 at 00:51 | Comment(0) | TrackBack(4) | 一般

2008年01月03日

努力と根性

先程の投稿に訂正があります。

×「いまだに8万人が拘束されている」
     ↓
◯「今までに8万人が拘束された」

投稿数を増やして申し訳ありません。

ついでですが・・・
先程NHKの七時のニュースで、
日本人の好きな言葉ベスト10が発表されてました。
信憑性は不明ですけど。

それで10年前に比べて劇的にランクを下げた言葉が二つ。
努力と根性です(笑)
長女のリアクションは「努力しても報われないものね」。

まぁねぇ・・・。
特権層が成功を独占していますから。
皆が自分を中流だと思えた頃は、今思うといい時代だった。

                川西玲子
posted by 風の人 at 20:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

いまだに8万人が拘束されている!

昨夜から連日、NHK総合テレビで深夜に、
“民主主義”〜世界10人の監督が描く10の疑問〜を放映中。
BSで放映されたものの再放送です。

毎晩二本ずつで、昨夜の一本目は「アメリカ 闇へ」でした。
それを観て、今でもアルカイダの関係者とされた人々が、
8万人も拘束されていると知って絶句。
我が家のリビングに怒りの嵐が吹き捲くりました。

しかし、一体どうしたらいいのか。
「ホワイトハウスに抗議に行こう」とか様々な案が出ましたが、
結局、足下からしか変えられないという結論に。
今年もできる限り頑張ります。
今晩は「欧州 風刺画事件」です。
必見!

                 川西玲子
posted by 風の人 at 18:42 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

「魍魎の匣」の中国ロケ

元日は「続 ALLWAYS 三丁目の夕日」、
二日は「魍魎の匣」と日本映画を続けて鑑賞しました。

「魍魎の匣」の舞台は昭和32年です。
観ていて、街並がちょっと中国に似ているなと思ったら、
半分は中国でロケしたらしい。
最後に延々と流れるテロップで、制作過程がわかります。
興味が湧いたので、プログラムを買って読んでみました。

中国ロケは、何事も段取り通りに行かなくて苦労したとか。
中国ロケの利点は群衆シーンの撮影ができること。
でも、エキストラの中には逃げ出す人もいて、
現場監督が目を光らせていたそうです。

打ち合わせ通りにいかないこともしょっちゅう。
でも最終的には息も合って、うまく撮れると歓声が上がり、
打ち上げの時は、日中のスタッフがどんちゃん騒ぎしたそうです。

雨中のトンネルシーンが印象的だったのですが、
あの場面は、韓国映画「殺人の追憶」を参考にしたとのこと。
戦争の話も出てくるし、色々な意味で興味深い映画でした。
posted by 風の人 at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2008年01月01日

増田都子先生の近現代史 第7回 『民族独立運動と大正デモクラシー』報告

皆様

2007年12月15日、あびこ平和ネット主催、全15回のシリーズ企画、増田都子先生の社会科授業「近現代史の真実を知ろう」第7回 『民族独立運動と大正デモクラシー』に参加しました。

●今回の資料より一行

-「二大政党主義が人権自由の泉から流れて来たものでなければ効果の程は思ひやられる。(雑誌『第三帝国』)」松尾 尊兌著『大正デモクラシー』岩波書店、1994年。


●今回の授業では、行政も広めたとされる関東大震災後の朝鮮人暴動の噂と、それによる民衆による朝鮮人虐殺を機に、社会主義者や労働組合員等が検挙、処刑され、大正デモクラシーの動きは地下に潜らざるを得なかったことを知り、驚きました。

これが、政府による活動の潰し方なのでしょうか。授業では警察がどのように処刑したかを具体的に知ることが出来ました。

我孫子市国民保護計画が策定され、ご近所の自警団活動が盛んになってきた今日この頃、今後このようなことが起こらないように目を見張ることが必要だと感じました。いかなる時も人を殺してはならない。

●以下新しく知ったこと。
-1913年の大正政変と第一次護憲運動は、外見的立憲性である憲法を本当の立憲性にすべく行われた。今もまさに「正当に選挙された国会議員を通じて行動」できるような私自身と選挙制度が求められていると感じた。
-1919年3月1日、朝鮮200万人の非暴力運動、三・一独立運動。鎮圧のために日本軍がどのように女学生を殺したかを知りました。
-1923年9月1日、関東大震災。2日、戒厳令。戒厳令は憲法を停止すること。この戒厳令下で朝鮮人暴動の噂が広まった。行政が民衆に発した「あちらへ避難しろ」「こちらへ」という電報が残っている。
-3日、朴烈と金子文子が保護検束→後、大逆罪。朴と金子カップルの存在意義は大きいと思う。

-同年12月27日、24歳の難波大輔による摂政裕仁への発砲事件。
-1925年3月19日、治安維持法成立。これがあったから大戦が止められなかった。第一条、「国体を変革...を目的として結社を組織し...加入したる者は十年以下の懲役または禁固に処す。」星島次郎「国体とは何か。」若槻首相「帝国の国体は、万世一系の天皇をいただいた帝国をいう。」共謀罪のことを思った。
-1925年4月16日、日本労働総同盟、右派と左派に分裂。亀戸計七の発言「団結は何よりも大事だ。」同感。
-1926年12月25日、大正天皇没→昭和天皇裕仁即位。昭和の幕開け。

「新聞とラジオはその一年を通して、...昼夜を問わず毎日のように儀式関係の報道を続けた。...国家の意図への服従、時代風潮へのあわれな迎合は、以降も続く日本の新聞の特性になった。...大正天皇の弱さが大正デモクラシーの台頭を促したのに対して、昭和天皇の即位はその終焉をもたらし、祭政一致の宗教的理想を再生させた。それは...ふたたび日本を閉ざし、君臨し、かつ統治する天皇の神格化の完成を宣言した。」「本書の主な関心は、国家の元首および軍の最高指揮官としての彼の名で、その積極的な指揮のもとで行われた戦争の道義的、政治的、法的な説明責任を、天皇が公的に認めずに済んだ点にある。」ハーバート ヴィックス著『昭和天皇』講談社、2002年。

●今後の予定●
第8回 1月26日(土)14時〜近隣センターこもれび、「映画『ガンジー』鑑賞と明治から大正の歴史を振り返る」
第9回 2月23日(土)14時〜湖北台近隣センター、「世界大恐慌と日中戦争」

皆様ぜひ、いらして下さい。

沖縄の辺野古や高江、山口の岩国、千葉の習志野、茨城の百里や霞ヶ浦、神奈川の座間や横須賀など、各地で基地軍備強化に抵抗している人達のことを覚えて、

豊田義信
posted by 風の人 at 08:58 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

市場経済と志

文句を言いながら観ていた紅白歌合戦が終わり、
娘たちはジャニーズ・カウントダウンを観始めました。
で、私はパソコン(笑)

昨年は紅白でSMAPが反戦的な歌を歌って感激したのですが、
今年は資生堂のCMソングだったのでがっかり。
今年もあの歌が良かったのにな。

市場で力を持っている人には自覚を持ってもらいたい。
でも、湯川れい子さんがシンポジウムで言っていました。
そういう事はなかなか難しいって。

歴史修正主義の本が次々に出たのは、ビジネスモデルができたから。
出版不況で、出版社が飛びついたのです。

                    川西玲子
posted by 風の人 at 00:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2007年12月31日

市場に食い込む必要性

笠原十九司著「南京事件論争史」にこう書いてありました。
「出版不況もあって、出版社が次々に否定本を出すようになった」と。
「嫌韓流」も「ゴー宣」もマーケットをつくったから、
その手の本が次々に出るようになったわけです。

ビジネスモデルができるって怖いんですよね。
でも、こっちが逆ビジネスモデルをつくることもできるはず。
あらゆる手段を使って情報を発信し、
市場にも食い込んでいく必要があるでしょう。
市民メディアにだけ発信しても広がりません。

いい映画があったら観て、いい本があったら買って、
お金を出して志を後押ししていくことが大切だと思います。

           川西玲子
posted by 風の人 at 02:09 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

2007年12月29日

ヒバクシャ

以下座間の麦っ子畑保育園での鑑賞メモ.被爆とは何かを知った.

300t劣化ウラン弾を散らした湾岸戦争後イラクで子供のガン白血病が4倍.大量破壊兵器の原料になるからと抗癌剤輸入に制限.子を殺した経済制裁.それでも制裁が価値あると語ったオルブライト長官を私は忘れない.

長年病を繰り返す原爆病は非定型.定まらない様々な症状.全身に感染症.

米政府が知りつつも放射汚染をし,長崎原爆や核兵器を製造し続けるハンフォード核施設と原発.水と食物,母乳で汚染.癌,流産を繰り返す付近住民.この苦しみを後世に残したくないと語る女性.かたや町起こしの店ATOMIC_FOODS,プルトニウムBeer.ここのポテトが日本に輸出中.ポテト農家は妻を癌で亡くしても生産を続ける.

放射性ゴミを扱う六ヶ所村再処理工場.53基原発の年単位の放射能を一日で扱う.2月本格稼働を如何に阻止するか.
86年チェルノブイリ事故で放射性セシウムが放射.96年から東北で女性の乳癌による死亡が急上昇.中国核実験の影響もあった.つくられた病.私達の傷つけられた遺伝子の影響は孫世代に.

伝えてくれた被爆者の方々,鎌仲監督,麦っ子に感謝.命のリレーを大事に.それを断とうとするものに抵抗す.豊田
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2007年12月28日

「南京事件論争史 日本人は史実をどう認識してきたか」

笠原十九司著「南京事件論争史 日本人は史実をどう認識してきたか」を
読みました。寝る前にちょっとだけ読むつもりがやめられず、
夜明けまでかけて一気に読んでしまいました。

この問題が戦後政治の中でどう扱われてきたか、
とてもよくわかります。
是非お知り合いにも勧めてください。
一人でも多くの人に読んでもらいたいと思います。
平凡社新書です。

               川西玲子
posted by 風の人 at 12:44 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

2007年12月25日

政府がISAF参加合憲の解釈へ――共産・社民、頑張れ!

政府がアフガニスタン本土に展開する国際治安支援部隊(ISAF)本体への自衛隊参加に関し、憲法上、可能との見解をまとめていたことが、21日、明らかになりました。読売の電子版で知り、記事を書こうと思っていたら、現政権に「ノー」さんからトラックバックをいただきました。

憲法解釈変更を粛々と断行する政府与党の狡猾さ
http://blog.livedoor.jp/passionmaster/archives/50180290.html

とうとうここまで来たか。明らかに総選挙後の自民・民主大連立を想定し、小沢民主党が今国会に提出した「テロ特措法対案」の中でも言及されている自衛隊派遣恒久法を制定しようということでしょう。

ISAFでの武力行使が「国際法上の武力行使」――何だこれは?――に当たらないからOKだという理屈ですが、これは小沢さんの憲法解釈に沿った表現でしょう。小沢さんは「国連決議」に基づきさえすればOKという考え方。どちらも全く憲法を吹っ飛ばした詭弁です。

益々、共産・社民など、護憲政党の役割が致命的に重要になってきました。先日の社民党大会で、福島瑞穂さんは以下のように発言されているといいます。


12月22日16時46分配信 産経新聞

福島氏はまた、「大連立が自衛隊派兵恒久法案、消費税大増税をめぐって行われることを危惧(きぐ)する。憲法改悪の環境作りにもなっていく。小沢一郎民主党代表は『大連立は間違っていない』と述べている」と指摘。そのうえで「総選挙で民主党だけが勝てば大連立が復活するかもしれない。社民党が議席を増やさねばならない」と述べた。


民主党の管直人さんが来賓として参加していたというから、もし管さんの目の前で上記の発言をされたのなら、大変好ましいことだと思う。亀井静香さんのように、民主党に対してもっとズバズバ物を言っていくべきでしょう。

民主と社民は正式に次期総選挙での選挙協力を合意しました。かような民主党であるとはいえ、野党選挙共同の枠組みでしか、護憲派議員の当選者を増やすことはできないでしょう。ここに、是非とも共産党も加わってほしいと思います。

2007/12/20-時事 20選挙区程度で社民推薦=民主

 民主、社民両党の幹事長、選対委員長は20日、国会内で会談し、次期衆院選への対応について、20近い選挙区で民主党が社民党候補の推薦を目指すことで一致した。来年早々にも「選挙協力の第1弾」を発表する予定だ。


アメリカの言いなりになりたくない有権者は、イヤでも、比例区は共産・社民などの護憲政党に投票し、自民・民主の二大保守政党制を許してはなりません。

太田光征
http://otasa.net/
中選挙区比例代表併用制を提案する
http://kaze.fm/wordpress/?p=164
posted by 風の人 at 07:30 | Comment(0) | TrackBack(9) | 一般

本当の改革

明治大学応援団、いじめ自殺で活動停止。
いじめなんていうレベルではない、ひどい話です。

とかくの噂がある応援団を放置していたから、こういうことになったの
です。
応援団は大学にとって、ラグビーや野球の試合を盛り上げてくれる存在。
だから手を付けなかったのしょう。

大学はどこも生き残りを賭けて必死ですが、
こういう不祥事一つで、どんな努力も吹き飛んでしまいます。
だから新学部設置とかタレント教授招聘とか、そんなことよりも、
教育の質や文化を大切にするべきなのです。

応援団の改革は難問ですが、こういうことに取り組むことこそ大事。
でもそういう努力をしても、学内で評価されませんからね・・・・。
世の中、評価されるのは数字を出す人間だけ。
病根に斬り込む人はなかなかいません。

                     川西玲子
posted by 風の人 at 00:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2007年12月24日

17代大統領選挙結果に対する「韓国進歩連帯」の立場

今秋、新たに発足した韓国民衆運動勢力の連合体「韓国進歩連帯」の声明が出されていますので、ご紹介します。

太田光征
http://otasa.net/

【声明】 17代大統領選挙結果に対する「韓国進歩連帯」の立場    *翻訳・日韓ネット

12月19日、大統領選挙はハンナラ党イ・ミョンバク(李明博)氏の当選によって幕が下りた。まず、いつにも増して汚い選挙によって心痛めた国民の皆さんに慰労の言葉を伝え、ここに今回の選挙結果に対する「韓国進歩連帯」の立場を明らかにする。

1.国民への欺瞞によって得たイ・ミョンバク(李明博)氏の勝利、審判は終わっていない!

 われわれはまず、今回の大統領選挙がBBK事件などイ・ミョンバク(李明博)氏の犯罪嫌疑に対する真実が究明されない最中に行われることによって、国民の主権が正しく行使できない大変非正常な状況の結果であることを指摘する。
 これはウソで一貫したイ・ミョンバク(李明博)氏自身と、当選が有力視された候補に早い段階からすり寄った政治検察のせいだ。その結果、大統領当選者が特別検察調査の対象となるという憲政史上初めての事態となった。これは国のためにも、国民のためにも、大変不幸なことだ。
 大統領選挙と無関係にイ・ミョンバク(李明博)氏の犯罪嫌疑に対する徹底的な捜査は行われるべきで、その結果は彼が当選者として辞退するなど、自ら述べているように責任を負うべきだ。よって私たちは、国民と共に真実究明と責任追及のための闘いを今後も続け、根深い不正腐敗を清算することによって道徳と正義を立てるために努力する。

2.ノ・ムヒョン(盧武鉉)政権の無能さと失政に対する国民の厳しい審判だ。
 不動産投機、擬装就業、擬装転入、株価操作疑惑など、到底大統領候補とは信じられない

イ・ミョンバク(李明博)氏が当選したのは、ノ・ムヒョン(盧武鉉)政権を審判し、政権交代を望んだ民心の厳しい審判によるものだ。
 本当に胸が痛いのは、これによって国民の苦痛と不幸が予感されるためだ。ノ・ムヒョン(盧武鉉)政権の財閥と金持ちのための新自由主義政策によって非正規職労働者が多くなり、社会格差が広がり国民が背を向けたのに、すでにイ・ミョンバク(李明博)氏はこれより何倍も強力な財閥中心の成長政策を予告しているではないか。ノ・ムヒョン(盧武鉉)政権は韓米同盟を楯にブッシュ政権のイラク侵略に同調し、朝鮮半島の南北関係発展を遅延させたが、ハンナラ党とイ・ミョンバク(李明博)氏はさらに韓米同盟強化と対北相互主義を唱えているではないか。
 ハンナラ党とイ・ミョンバク(李明博)氏はノ・ムヒョン(盧武鉉)政権を厳しく審判した民心を誤判し、反民衆、反統一、反民主主義的な行為をするならば、民心はハンナラ党とイ・ミョンバク(李明博)氏を権力の座から引きずり下ろし、永遠に追放することになるということを肝に銘じなければならない。
 とりわけ朝鮮半島の平和を定着させ、朝鮮半島の南北の関係を統一志向的に発展させようとする課題は、政権によって決して左右されるものではない民族的課題だ。6.15共同宣言と10.4宣言を無視したり逆行したりするような者は、誰しも民族的審判を受けるということを明確に述べておく。

3.進歩勢力は謙虚な姿勢と骨身を削る反省で一大革新を成し遂げねばならない。

 民心はノ・ムヒョン(盧武鉉)を審判しただけでなく、民主労働党を中心とした進歩的な勢力に対しても背を向けた。民主労働党を中心とした進歩勢力は、これまでの大統領選挙と総選挙を通じて多くの国民から支持されたということからみても、今回の大統領選挙結果は進歩勢力全体に対する国民の手痛い叱責だというべきだろう。
 たとえ今回の大統領選挙がノ・ムヒョン(盧武鉉)政権の失政に対する民心の怒りによって政権交代へと結び付き、候補が乱立するなど、民主労働党をはじめとする進歩勢力にとって不利な状況だったとしても、国民の下した冷静な審判は謙虚に受け入れるべきだろう。
 民主労働党を中心とした進歩勢力は、新しい時代を牽引する代案として認められず、民心を得られなかった原因を外に向けるのではなく、謙虚で骨身を削る反省によって、一大革新を成し遂げねばならない。このようなところからみると私たち「韓国進歩連帯」もまた決してここから自由ではあり得ないことを率直に認め、省察と革新を遂げねばならない。

4.自主と平等、平和と統一の新時代に向かう歴史の進歩は、決して止められない時代の流れだ。

 歴史の途上で一時的な紆余曲折があっても永遠の退歩はあり得ない。進歩をめざす民衆の歩みは政権の行方とは無関係に絶え間なく続いていくというのは私たちの変わらない信念だ。私たちは歴史の進歩と民衆に対する確固たる信頼によって、自主と平等、平和と統一の新たな時代のため、闘いと前進を続けていく。
 民衆よ!災いを福と成し、危機を機会ととらえ、民衆が主人公となる新しい時代のために、力強く前進しよう!

2007年12月20日
韓国進歩連帯
posted by 風の人 at 06:33 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

2007年12月21日

選挙制度を考える討論会

以下我孫子で参加した時のメモ.4名での討論と学び.

-75票差で落ちた市民派候補.個人を選ぶ選挙の弊害.

-江田参院議長が来年度選挙制度改革すべしと発言.

-民意を反映できる選挙制度をつくってから考えないと情報操られっ放し.

-岩本美砂子教授"候補者選定という議会制民主主義の根幹に関わる部分でも透明化が求められている."

-少数護憲政党が議席を確保できる様な修正投票を.

-若者にも興味の持てる発信を模索したい.

豊田
posted by 風の人 at 21:11 | Comment(0) | TrackBack(3) | 一般