2009年05月20日

市民のML(CML)が開設されました

みなさんにご参加をお願いしていましたCML(Civil mailing list/市民のML)が本日午前9時をもって正式に開設しました。

以下、CML発起人委員会発の同ML第1号投稿記事のうち(1)市民のML(CML)開設の辞、(2)CML呼びかけ人、(3)CMLの利用案内、をご案内させていただきたいと思います。

CMLご参加の方法、投稿方法等は(3)CMLの利用案内にある「CMLメーリングリストの総合案内ページ」
http://list.jca.apc.org/manage/listinfo/cml
をご参照いただければ幸いです。

みなさんの多くのご参加とご投稿を期待しております。


東本高志@大分
taka.h77@basil.ocn.ne.jp

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(1)市民のML(CML)開設の辞(発起人委員会)
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 本日の5月20日午前9時をもって市民のML(Civil mailinglist/CML)が開設されました。

 CML(市民のML)は、この市民のMLが、日本および国外における平和、反戦、環境、労働、ジェンダー、人権や市民的な権利、社会的なマイノリティーの権利などのために活動しているさまざまな市民運動、社会運動、民衆運動や体制的あるいはメインストリームではないオルタナティブな情報発信・情報交換の場として広範な草の根市民に支えられ、活用される公開型の横断的なネットワークづくりをめざします。

 CMLは、やはり草の根市民のメーリングリストとして13年間に渡って、平和、反戦、環境、労働、ジェンダー、人権などの分野で活動する市民の情報発信・交換の場となってきたAML(オルタナティブ運動メーリングリスト)の閉鎖にともなって、同メーリングリストを再構築するために発足したという側面を持っていますが、旧AMLでは環境系やジェンダー系の情報は必ずしも多くはありませんでした。CMLは、そのような情報の今後の活発な発信にも期待します。また、旧AMLと同様に国内だけでなく、海外からの情報、あるいは海外への情報発信なども積極的に扱っていきたいと考えています。

 ただし、CMLへの投稿・情報のジャンルは問いませんが、たとえ市民運動や草の根の運動であっても、民族差別やナショナリズムを煽ったり、人々の人権を侵害するような情報発信にCMLは場を提供しようとするものではありません。

 小さくてささやかな発信がやがて社会変動の大きな起爆剤になるということがあります。

 かつてユダヤ人精神分析学者のE.フロムは、「社会的性格」(social character)という概念を用い、ナチスを熱狂的に支持したドイツ国民のいわゆる市民(庶民)性の問題と社会変動のダイナミクスの関連について分析したことがあります。

 ドイツの労働者階級や下層中産階級の人びと、いわゆる市民(庶民)が、なぜナチズムのイデオロギーを支持し、自発的に服従したのかを問う中で、彼は、「社会的性格」という概念に想到しました。フロムによれば、社会的性格はひとつの集団の大部分の成員がもっている性格構造の本質的な中核であり、それが社会制度の期待矛盾するとき、社会制度に対する反発と対立を引き起こし、社会変動の起爆剤となります(『自由からの逃走』1941年)。ナチス・ドイツの誕生は、たしかに世界に大きな負の社会変動をもたらしました。

 しかし、その起爆剤は、マッチ一本のような小さな意志で十分なのです。その小さな意志はやがて燎原を焼き尽くすまでに広がっていくということがあります。

 かつて、私たちの国においても、小さな意志が社会変動に結びついた事例がありました。ペリー浦賀来航の年嘉永6年(1853)。南部領農民3万人が「小○(困る)」の莚旗を立ててお上に昂然と逆らった百姓一揆がそれです。なぜ、南部領農民3万人は立ち上がったのか。まずはじめに弘化4年の御用金の重課に喘ぐ百姓たちの困窮の極みの果てということがありました。次にその土地の長老(おさ)たちの私心を捨ててお上に直訴するという小さな意志がありました。「彼らは秩序ある統制をもってついに弘化4年の御用金の重課をはねのけ、一揆の目的を貫」きました(大佛次郎『天皇の世紀』)。わが国の徳川封建体制の終焉を予兆させるできごとでした。

 私たちの国には社会総体の運動としては目立たない形ではあっても、これまで民衆の情報発信・情報交換を目的としたメーリングリストがありました。いま、私たちは、その志を継承し、さらに広範な市民運動の横断的なネットワークを再構築するために一歩を踏み出しました。草の根の市民にとって、暗がりの道を照らす一条のあかりのようなメーリングリストづくりを私たちは志します。小さくてささやかな発信がやがて社会変動の大きな起爆剤になることもある、ということを私たちは信じたいと思います。

2009年5月20日
市民のML(CML)発起人委員会
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(2)CML呼びかけ人
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青柳行信 在野真麻 伊藤孝司 Esaman 大津留公彦 大山信一 小川みさ子 
長内経男 長船青治 加藤和博 木村雅夫 楠正昭 小池/パンチョ 坂井貴司 
酒井信 関口明彦 高田健  鷹嘴  田口敬三 田口弘子  田中宏治  たぬ涼  
田場暁生 寺尾光身  寺町知正  冨田杏二  豊田義信 永井俊策 中田妙佳  
南雲和夫  仁井谷明  林田力  東本高志  平野慶次  二見孝一  藤谷英男 
前田朗  前田純一 増田都志美  増田都子 まっぺん  毛利正道  八木隆次  
薮田徹  山崎久隆  横田英明 
……………………………………………………
*呼びかけ人のハンドルネームの使用について
1.呼びかけ人は住所、氏名を明確にした上でハンドルネームの使用を希望しています。私たちは呼びかけ人のその希望を尊重したいと思います。
2.上記のハンドルネームは私たち旧AML読者にはなじみのある「名前」です。ハンドルネームの使用は本名の掲載よりも読者には誰が呼びかけ人になっているかわかりやすいという側面もあります。
3.本名を名乗ることがご本人の今後の活動の支障になる場合も想定されます。CMLはあくまでも非体制的、非メインストリームとしてのMLですからその辺の事情も考慮しました。
4.発起人委員会として責任を持って呼びかけ人応募者の住所、本名を確認した上でのハンドルネーム記載です。ご理解いただければ幸いです。
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(3)CMLの利用案内
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CMLメーリングリストの総合案内ページは 
http://list.jca.apc.org/manage/listinfo/cml です。

CMLへの投稿は mailto:cml@list.jca.apc.org 宛です。

CMLはJCA-NETの公開メーリングリストとして運用されます。
web上で過去のメールが誰でも閲覧できます。
保存書庫(アーカイブ) http://list.jca.apc.org/public/cml/

投稿される際に他への転載やweb上での公開を避けたい場合はメール本文に「転載*禁止」または「転載*不可」の4文字を入れてください。メールシステムはこれらの4文字が連続していた時に、アーカイブへの転載を中止します。(「転載*禁止」または「転載*不可」としているのはこのメール自体がアーカイブに残るようにするために挿入していますので、実際に利用する場合は*を除いた4文字にしてください)

配信数が増え続けることも考えられます。それを負担に感じる場合は、纏め読みの設定でメールの本数を減らすこともできます。また配信停止設定をしてweb上で閲覧することが可能で、この場合投稿も可能です。これは会員オプション設定ページ 
http://list.jca.apc.org/manage/options/cml/
で可能です。会員オプション設定ページでは、その他に「パスワードの変更」などが可能です。このページにアクセスすると「エラー: アドレスが入力されていません」との警告が出る場合がありますが、その場合にも登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインボタンをクリックすれば個人設定ページにアクセスできます。なお、パスワードを忘れた場合は「パスワード備忘通知」をクリックしてください。登録アドレスにパスワードが送られてきます。

CMLの参加者(登録者)のリスト(名簿)は一切公開しません。

その他利用に関してのお問い合わせなどは管理アドレスにメールで問い合わせてください。
管理者 mailto:cml-owner@list.jca.apc.org
……………………………………………………
posted by 風の人 at 12:36 | Comment(1) | TrackBack(1) | 一般

2009年05月18日

裁判員制度はいらない!大運動4.21銀座デモ

雨にもかかわらず、当日は大勢の方が参加し、久しぶりに長いデモが実現しました。投稿が遅れましたが、雰囲気を感じ取ってください。

日時:2009年4月21日
場所:日比野野外音楽堂〜銀座
主催:裁判員制度はいらない!大運動

http://www.youtube.com/watch?v=oASW-rrUQJA



裁判員制度については、こちらのビデオもご覧ください。

裁判員制度はいらない!3・22 千葉集会
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/116940600.html
斎藤貴男「裁判員制度…それ…大丈夫なの?」
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/113613199.html


太田光征
http://otasa.net/
posted by 風の人 at 13:04 | Comment(2) | TrackBack(2) | 一般

「宇宙基本計画(案)に対する意見」

内閣官房宇宙開発戦略本部事務局 意見募集担当御中
Cc:皆様

こんにちは。
宇宙基本計画(案)について、意見を述べさせて頂きます。

1967年1月27日、日本も署名した「宇宙条約」。
こんな条約があることを、一昨日、伊藤成彦先生よりお聞きしました。

(wikipediaより)
「宇宙空間における探査と利用の自由、領有の禁止、宇宙平和利用の原則、国家への責任集中原則などが定められている。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%9D%A1%E7%B4%84#.E6.97.A5.E6.9C.AC

日本の最高法規である憲法10章98条は、憲法の最高法規性、条約及び国際法規の遵守について規定しています。

つまり、この条約に反する法律は立法できないのです。

もちろん、08年5月に成立した「宇宙基本法」も、この条約の範囲内で運用しているはずのもので、
この「宇宙基本法」に基づく、
「宇宙基本計画」(案)も、
宇宙平和利用の原則を厳格に実行するものでなければなりません。

ところが、下記のホームページを読みまして、
懸念があります。
「あなたから行ってください」のページ
http://www.anatakara.com/petition/public-comment-on-basic-plan-on-spacehtml.html

計画案には、
 「早期警戒機能のためのセンサの研究及び宇宙空間における電波情報収集機能の
  有効性の確認のための電波特性についての研究を着実に推進する」(P21)
 と書かれています。

これは、
「ミサイル防衛」(MD)用の早期警戒衛星の開発に向けた赤外線センサー等の
 研究軍事利用の目玉
とのこと。

私はこのような計画案には賛成できません。

ここにたくさんの税金を使わないで、
私達の暮らしの充実に税金を使って下さい。

7世代後の未来のためにも切に訴えます。
お読みいただき、ありがとうございます。

2008年5月18日

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp


この意見は、ブログなどでも公開するため、
意見募集担当者様へ、別便にて住所と電話番号を送らせていただきます。

平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
posted by 風の人 at 08:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2009年05月16日

89歳、森光子が語る非戦の願い

 テレビで、森光子の密着番組を観ました。戦争中は慰問歌手として樺
太や旧満州、そして南方にまで出向き、帰りの燃料を積まずに出撃して
いく兵士を見送ったそうです。「考えただけで腹が立ちますね。一人ひ
とりの小さな幸せを壊したのですから。戦争だけは絶対にしないと決め
てもらいたいですね」

 よく言った、光子さん! それでこそ昭和を生き抜いた現役最
高齢の女優。全ての日本人よ、そして政治家よ! この言葉の重
みを噛みしめよ。

        川西玲子
posted by 風の人 at 00:52 | Comment(0) | TrackBack(3) | 一般

2009年05月15日

紹介→3/8ベーシックインカム入門の集い、関曠野さん講演会記録


白崎様、感謝です。
私のブログでも紹介させて頂きます。

3月8日の関さんの講演録が公開となりました。
以下です。

「ベーシックインカム・実現を探る会」のHP
http://bijp.net/sc/article/27

次回ベーシックインカム入門講座の第三回の予定です。

感謝して。


豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp

平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
●祝 鎌倉市平和都市宣言50周年(日本初)●
●2010年 あんぽ条約50周年改定でなく平和条約でいこ●

ーーーーーーーーーーーーーー転載歓迎ですーーー

古山明男(ふるやまあきお)さんをゲストスピーカーに
 無条件ですべての個人に所得を保証するプランを知る
ために

●第三回 ベーシックインカム(基礎所得保証)入門の
集い。

(演題)「ベーシック・インカムのある社会  ── 
労働と教育の根本的転換」

ベーシック・インカムをご存じですか?
C・H・ダグラスのソーシャルクレジットを含む包括的
・総合的な第二回関曠野さんのお話に続けて、今回は、
教育研究家の古山明男さんをお招きします。
ベーシック・インカムからみえてくる教育と労働の近未
来についてのお話です。


●ゲストスピーカー 古山明男さんからのメッセージ

 世界的な経済危機が起こっています。しかしこの危機
は、大きなチャンスに変えることができます。ベーシッ
ク・インカムは経済危機の解決になるだけでなく、労働
と教育のありかたを根本的に変えます。 最低限の生活
を保障された人たちは、自発的に社会問題や環境問題の
解決に取組むでしょう。多くの才能が、学術やスポーツ
や文化的創造へと向かうでしょう。多くの人が地方で生
活するようになり、地方は活性化するでしょう。教育は
、無味乾燥さに耐える訓練ではなくなるでしょう。 そ
して、教育がほんとうの個性を育てることができるよう
になったときに、はじめて、科学技術も民主主義も開花
を迎えることができます。


古山明男(ふるやまあきお)
団塊の世代。出版社で雑誌編集に従事したのち、フリー
。民間の立場で社会制度と人間の関係を研究。1990
年頃より私塾・フリースクールを開き、不登校、補習、
受験などさまざまな地域ニーズに応える。
教育の自由を求める運動を支援。経済では、教育費無償
をはじめ公的経済の構築を研究。著書に「教育への権利
」(共訳 イオ)「変えよう!日本の学校システム」(
平凡社)

日時 2009年7月12日(日)
   14:00〜15:40 主催者挨拶/古山明男
さんのお話
   15:55〜17:00 質問・意見交換

場所 青山学院大学青山キャンパス
【住所】渋谷区渋谷4−4−25
【建物】第14号館(通称総研ビル:正門入ってすぐ右の
背の高い茶色の建物)11階第19会議室
(当日問合せ先 090−6124−3502)

【交通アクセス】
http://www.aoyama.ac.jp/other/access/aoyama.html
【キャンパスマップ】
http://www.aoyama.ac.jp/other/map/aoyama.html

●ゲスト 古山明男(ふるやまあきお)さん
●参加費 1,000円(資料代、お茶代含みます)
●申込先 フォーラム・スリー
п@03−5287−4770
fax 03−5287−4771
メール study.bi@gmail.com

☆ 資料準備の都合上、お手数ながら、必ず事前のお申
込みをお願いいたします。
☆ 定員に達し次第、申込みを締め切らせていただきま
す。

ベーシックインカム・実現を探る会 HP
http://bijp.net/

主催

●ベーシックインカム・実現を探る会
「すべての個人への無条件な所得の保証」というBIの
基本的な提言を、さまざまな立場の市民が多様な視点で
考える会。BIを実現につなげる提言を発信します。

●フォーラム・スリー
20世紀初頭の思想家ルドルフ・シュタイナーの社会論
に基づいた社会実践やビジョンを提供しているオープン
スペース。

ーーーー以上ですーーーーーーー
posted by 風の人 at 20:08 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

宇宙基本計画(案)に対する意見

内閣官房宇宙開発戦略本部事務局 意見募集担当 御中

わずか4時間の国会審議で自公民3党などが成立させた「宇宙基本法」は、パブリックな議論がなされたとはとても言えません。そうした法律に基づいて「宇宙基本計画」案にパブリックコメントを求めるなどというのは、国民をあまりにもバカにしています。まともな国会審議から出直す必要があります。

人工衛星などで公共的な宇宙開発が必要であるならば、国際的な合意の下で、共同開発の枠組みを日本のイニシアチブで作るのがよいでしょう。経済的にも効率的で、日本にふさわしい国際貢献になります。公共的な衛星などは、国際的に共同運営すればよい。日本独自の軍事ミサイルなど必要ありません。

日米とその特定軍需企業のために宇宙を私的に軍事利用し、公共的な福祉などのため支出されるべき税金をこれ以上削減することは許されません。「宇宙基本計画」からは、GXロケットや準天頂衛星を含め、一切の私的な軍事利用目的を排除してください。「全地球的に公共的な軍事目的」というものがあるならば、それは国連軍の領分です。その代わり、全地球的な福祉と社会的公正に資する公共的な目的のみ掲げてください。

2009年5月15日

太田光征

住所
電話番号
職業
性別


改憲・MD・宇宙軍拡に反対する皆様へ

杉原浩司(核とミサイル防衛にNO!キャンペーン)です。
ぜひともご協力ください! お知り合いにも広めてください。
【緊急呼びかけ】  <転送・転載歓迎/長文・重複失礼>

■「宇宙基本計画」案にパブリックコメント(意見書)を送ろう!
[締め切りは5月18日] 〜宇宙の軍事利用への道を阻むために〜

 わずか4時間の審議を経て、自公民3党などの賛成により08年5月に「宇
宙基本法」が成立しました。08年8月には内閣に宇宙開発戦略本部が発足
し、御用学者らを動員した「宇宙開発戦略専門調査会」(座長:寺島実
郎氏)などで議論が進められてきました。そして、4月27日に「10年程度
を見通した5年間の政府の施策」をまとめた「宇宙基本計画」(案)が公
表され、4月28日から「パブリックコメント」の募集が始まっています。
【締め切りは5月18日(月)必着】となっています。

「宇宙基本計画(案)」に対する意見の募集(パブリックコメント)について
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/utyuu/pc/090428/090428pc.html

  送付先メールアドレス → i.space-goiken@cas.go.jp
   <タイトルは「宇宙基本計画(案)に対する意見」>

【パブリックコメント】とは、行政手続法により法制化されているもの
で、意見公募手続とも呼ばれます。集まった意見を反映させるとの趣旨で
すが、実際にどのように考慮されたのかは不透明で、「はじめに結論あり
き」だとの批判もあります。また、計画策定に国会の関与が保証されてい
るのかも素朴な疑問です。しかし、限界はありつつも、法的に保証された
意見表明の場を最大限に活用し、主権者としてその結果の反映を要求すべ
きだろうと思います。

 ◇宇宙基本計画(案)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/utyuu/pc/090428/keikakuan.pdf
 ◇宇宙基本計画(案)の概要
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/utyuu/senmon/dai7/se7_siryou2-1.pdf

計画案は長文で、読み通すにはかなりの忍耐力が必要です。概要も圧
縮し過ぎで文字が細かいため、決して読みやすいものではありません。
 宇宙開発戦略本部での今までの議論に関心のある方は以下もご参照を。

 ◇宇宙開発戦略本部 開催状況
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/utyuu/kaisai.html

 この宇宙基本計画(案)の最大の問題点は、公然たる宇宙の軍事利用に
道を開くことです。宇宙の軍事利用に反対する声を1通でも多く届けるこ
とが必要です。「我が国宇宙政策史上初の試み」(基本計画案)、「1969
年の宇宙開発事業団設立以来の、大変革」(松浦晋也氏、宇宙ジャーナリ
スト)とも言われています。この機会に、一人ひとりが【それぞれの言葉
で】メッセージを届けることが大切です。以下に具体的なポイントをまと
めてみましたので、意見を書かれる際の参考にしてください(コピーは避
けてください)。
 
 なお、宇宙の軍事利用については、年末に閣議決定される予定の新「防
衛計画の大綱」と新「中期防衛力整備計画」にも盛り込まれようとしてい
ます。策定を主導する首相の私的諮問機関「安全保障と防衛力に関する懇
談会」には、宇宙基本計画策定の大黒柱でもある青木節子氏(慶応大学)
が入っています。この懇談会の動きに対しても監視が必要です。

 安全保障と防衛力に関する懇談会
 http://202.232.58.50/jp/singi/ampobouei2/index.html


【呼びかけ】核とミサイル防衛にNO!キャンペーン 
 (E-mail)kojis@agate.plala.or.jp   (TEL・FAX)03-5711-6478
 (HP)http://www.geocities.jp/nomd_campaign/
 (第2HP)http://www.anatakara.com/petition/index2.html
 [郵便振替] 00190-0-608393 ピース・チェーン・リアクション
            (通信欄に「キャンペーン」と付記を)

【参考】宇宙基本計画(案)の問題点…………………………………………

 ☆「天空の軍需利権より、地上の生存権を!」

1.最大の血税浪費プロジェクトへの着手=「ミサイル防衛」(MD)用の
 早期警戒衛星の開発に向けた赤外線センサー等の研究
 軍事利用の目玉として、自民党の国防族が導入を声高に叫んでいるもの
です。計画案には、

「早期警戒機能のためのセンサの研究及び宇宙空間における
電波情報収集機能の有効性の確認のための電波特性についての研究
を着実に推進する」(P21)と書かれています。

巧妙かつ悪質なのは
「森林火災の探知など多目的な利用も可能」として、
「防衛目的の機能と他目的の機能を併せ持たせるデュアルユースの可能性」
(P27)などを探るとしている点です。

 新聞各紙にも
 「衛星を導入しても自前の解析装置を持たなければ独自運用は不可能」
 (産経、4月25日)、「人材の育成などで、実際の運用までに10年は
 かかるとみられ、必要な予算も数千億円を超えそうだ」(朝日、同日)
 など費用対効果を疑問視する意見が見られます。

東京新聞政治部の三浦耕喜記者は、「火事場の議論でいいのか」との
サブタイトルを付けた5月4日付の「記者の眼」欄で
「ミサイルの熱源だけを宇宙から識別する技術は日本にとって未知の分野。
導入まで何年かかるか分からない。多くの若者が、老人が、母子家庭が
生活に苦しんでいる中で、数千億円を新たに費やす価値があるのか」
と主張しています。共感します。
 
 MD自体が、日米の「軍産複合体」を喜ばせるだけの無用の長物であり、
更に莫大な血税を投入する早期警戒衛星の研究などもっての他です。 

[参照]毎日新聞5月6日 社説:「早期警戒衛星 拙速の導入論は避けよ」
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090506k0000m070111000c.html

2.税金無駄使いの「GXロケット」と「準天頂衛星」は
 日米軍事協力も促進
 
 中型ロケットであるGXロケットは、開発費が膨れ上がるなど問題が
山積し、開発中止寸前だったものです。主契約企業のIHI(旧石川島播磨
重工業)と河村建夫官房長官をはじめとする自民党国防族が、偵察衛星な
どの軍事衛星打ち上げを担う「安全保障ミッション」を軸に開発継続を狙
っています。

08年11月4日の宇宙開発戦略本部「専門調査会」会合ではIHIの担当者が
「実証試験機の打ち上げ射場として米バンデンバーグ空軍基地を使用する
ことにより、日米防衛分野の相互運用性の確保につながる」という趣旨の
資料を配布しました。

 計画案では、「全体計画・所要経費の見直しの点において考慮すべき課
題が残っている」として、2010年度概算要求(この8月末!)までに「開
発着手に関して判断を行う」(P35)としています。
 
 準天頂衛星も開発が難航しているプロジェクトの一つです。これは日本
版GPSとも言われるもので、米国のGPS(全地球測位システム)を補
完・補強することも目指されています。カーナビなどで知られるGPSで
すが、誘導爆弾を多用する現代の米軍の戦争に不可欠のシステムです。

ほとんど伝えられていませんが、準天頂衛星も防衛省による軍事利用が
前提となっています。オバマ新政権の東アジア・太平洋担当の国務次官補
に就任するカート・キャンベルらが03年7月にまとめた「日米における
21世紀の宇宙政策」という提言でも、GPS分野での緊密な日米協力が
提唱されていました。GXロケットも準天頂衛星も、即刻開発を中止
すべきです。

3.偵察衛星の増強は「血税のブラックホール」を拡大する

 「情報収集衛星」という名の偵察衛星について、計画案では、「今後、
5年内に地球上の特定地点を1日1回以上撮像し得る4機体制を実現する」
(1機が故障したため、現在3機)としたうえで、「より高い撮像頻度」と
「商業衛星を凌駕する解像度」を目指すとしています(P20)。

しかし、軍事以外の用途として「大規模災害等への対応」を掲げている
にも関わらず、今まで偵察衛星の情報は一切開示されていません。
既に数千億円が費やされてきたにも関わらず、完全秘密の「ブラックホール」
と化しています。
費用対効果の検証さえ不可能な偵察衛星は、三菱電機など受注企業に
奉仕するだけの利権衛星に他なりません。増強ではなく廃止すべきです。

4.資源目当ての植民地主義=月探査ではなく「月協定」の批准を!

 計画案では「有人を視野に入れたロボットによる月探査」(P30)が掲
げられ、1年程度をかけて総合的に検討するとされています。毛利衛氏
(かつてスペースシャトル「エンデバー」で米軍の軍事観測ミッションに
参加)の発案によるものです。

これは、「天空の資源採掘」(月には、地球にほとんど存在しない
ヘリウム3が存在するとされ、核融合原子炉の理想的な燃料源となる
とも言われている)を視野に入れた利権重視のプロジェクトではないで
しょうか。貧困が拡大する時代にあって、こうした企てに巨額の税金を
投入することは誤りです。

 日本政府はまず、国家や企業、個人による月面の領有を否定し
天然資源開発を制限した「月協定」(1984年発効)を批准すべきです。
そのうえで、米国をはじめとする「宇宙大国」にも月協定批准を働きかけ、
安易な資源獲得競争自体の見直しを呼びかけるべきです(2008年時点で
批准は13ヶ国)。

<月協定>
JAXA(宇宙航空研究開発機構)ウェブサイト内「世界の宇宙法」ページ
http://stage.tksc.jaxa.jp/spacelaw/index.html を開き、左下の「国際
宇宙法」の欄の「宇宙5条約」をクリックすると邦訳(及び英文)が掲載

5.「夢とロマン」で浪費をごまかす国際宇宙ステーションの茶番

 若田光一宇宙飛行士を広告塔(非人間的な人体実験でもある)として、
盛んに国際宇宙ステーション(ISS)や日本の実験棟「きぼう」の宣伝
が繰り広げられています。

しかし、宇宙開発戦略本部の専門調査会の場ですら「どのような実験を
しているのか、中長期的な目標や中身がよく分からない」(2月5日、
第4回会合議事要旨)との意見が出ています。ブーメランを飛ばしてみたり、
本当に意味のある実験がなされているのか大いに疑問です。予定されて
いる宇宙実験には、もはや時代遅れとなったものがあることも指摘されて
います。
 
 日本の納税者は既にISSに対して6800億円以上を投じさせられており、
やがて1兆円に達する見込みです。計画案もふれているように、ISSの
運用については、国際的にも2016年以降の計画が具体化されていない状況
です(P7)。「夢とロマン」でごまかしながら、惰性で巨額の税金投入を
続けるのではなく、撤退も視野に入れた根本的な見直しが不可欠でしょう。

6.ロケット打ち上げによる環境汚染を調査し、データの公表を!

ロケットとジェット燃料から排出される過塩素酸塩という物質が、
人体や環境に有害であることが明らかになりつつあります。米国では
専門家が警鐘を鳴らし、大きな問題として浮上しつつあるようです。

日本も例外とは言えないでしょう。打ち上げ射場となっている種子島
宇宙センターは、近くに漁場も存在します。米国の事例を調査、分析
しながら、日本においても本格的な調査を開始し、その結果を速やかに
公開すべきです。
 
 ちなみに、過塩素酸塩による環境汚染を危惧する声は、海自イージス艦
による迎撃ミサイルSM3の実射試験に反対するハワイ先住民からも上が
っていました。

・無視されているロケット燃料の有毒性
 (「グローバル・ネットワーク」ニュース、2009年3月30日)
 http://www.anatakara.com/petition/toxic-rocket-fuel-problem.html
・ロケット燃料に含まれる有毒な化学物質:EPAがガイドライン
 (WIRED VISION 2005年2月23日)
 http://wiredvision.jp/archives/200502/2005022302.html
・FDA調査「ロケット燃料が国内の牛乳とレタスを汚染」
 (WIRED VISION 2004年12月2日)
 http://wiredvision.jp/archives/200412/2004120201.html 

7.宇宙への兵器配備を禁止する新宇宙条約制定に向けたイニシアチブを!

 1967年に締結された宇宙条約は、核兵器など大量破壊兵器の宇宙空間へ
の配備を禁じているものの、通常兵器の宇宙配備を禁止していないという
限界があります。

そのため、ジュネーブ軍縮会議などの場で、カナダや中国、ロシアなど
が宇宙へのあらゆる兵器配備を禁止する厳格な新宇宙条約の制定を
呼びかけてきました。

しかし、今まで米国は強硬に反対しています(もちろん、中国の
衛星破壊実験も許されません)。

 計画案ではスペースデブリ(宇宙ごみ)対策等への言及(P7)はあるも
のの、新宇宙条約制定についてはふれられていません。日本は、「宇宙の
平和利用原則」を安易に葬り去るのではなく、そのグローバル化こそを呼
びかけるべきでしょう。新宇宙条約制定に向けてイニシアチブをとること
を宇宙基本計画に明記すべきです。そのためにも、計画案から宇宙の軍事
利用の側面を一掃するくらいの根本的見直しが必要でしょう。    

[宇宙兵器配備を禁じるための方策については『宇宙開発戦争』(ヘレン
・カルディコット他、作品社)を参照してください。]

[参照サイト]宇宙基本計画(案)へ意見書を送ろう!:石附澄夫さん
  http://homepage2.nifty.com/space_for_peace/indexmain1.htm 

【最後に改めてパブリックコメントの応募方法をお伝えします】
 <それぞれの言葉でメッセージを! 短いものでも構いません。>

「宇宙基本計画(案)」に対する意見の募集(パブリックコメント)について
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/utyuu/pc/090428/090428pc.html
[以下、応募要領より]

1.意見募集の対象
  宇宙基本計画(案)
2.資料の入手方法
  (1) ダウンロード
 (2) 窓口での配布
   東京都港区赤坂1-11-28 赤坂1丁目森ビル9階
   内閣官房宇宙開発戦略本部事務局 意見募集担当
(3) 郵送(国内のみ)
 「宇宙基本計画(案)郵送希望」と明記し、返信用封筒(A4版封筒に、
 氏名、住所を記載の上、200円分の切手を貼付したもの。)を同封の上、
 下記の担当宛に送ること。
  〒107-0052 東京都港区赤坂1-11-28 赤坂1丁目森ビル9階
        内閣官房宇宙開発戦略本部事務局 意見募集担当 宛
 
3.意見募集期限
2009年5月18日(月)(必着)
4.意見の提出方法
 電子メール、郵送、FAXのいずれかの方法で、日本語にて提出すること。
 メールやFAXのタイトルは「宇宙基本計画(案)に対する意見」とする
 こと。なお、電話での意見提出は受けつけていません。

(1)電子メールによる提出(テキスト形式で)
   送付先メールアドレス:i.space-goiken@cas.go.jp
    内閣官房宇宙開発戦略本部事務局 意見募集担当 宛
(2)郵送(郵送先)
  〒107-0052 港区赤坂1-11-28 赤坂1丁目森ビル9階
        内閣官房宇宙開発戦略本部事務局 意見募集担当 宛
(3)FAXの場合
   FAX番号:03-3505-5971 まで。
   内閣官房宇宙開発戦略本部事務局 意見募集担当 宛
   なお、FAXの文字切れ等があった場合、事務局より連絡する場合が
   あるため、氏名・電話番号を必ず記入すること。
 
5.意見記入要領
 氏名又は団体名(団体の場合は担当者名も)、職業、住所、性別、電話
 番号、FAX番号(あれば)を御記入下さい。これらは、必要に応じて、
御意見のより具体的な内容を確認させていただく場合などのために記入
をお願いするものです。電子メールの場合は題名に、郵送の場合は封筒
の表面に、FAXの場合は冒頭に、「宇宙基本計画(案)に対する意見」
と記入下さい。
(注意事項)
※御提出いただいた御意見については、氏名、住所、電話番号等個人情
報に当たる事項を除き、すべて公開される可能性があることをあらか
じめ御了承願います。
※皆様からいただいた御意見に対し、個別にお答えすることはできませ
んので、その旨御了承願います。
※法人名又は団体名で提出する場合には、組織内での必要な手続きを経
た上でご提出ください(法人又は団体の意見であることを確認させて
頂く事があります)。なお、連絡先及び住所の記載のない法人名又は
団体名による意見は受理できません。
  
6.お問い合わせ先
内閣官房宇宙開発戦略本部事務局 武田、小黒
   TEL:03-5114-1935(代表)
   FAX:03-3505-5971
=============================
<参考>
〜〜宇宙飛行士エドガー・ミッチェル 1989年〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「地球の近くの宇宙空間で戦争が生じるなら、その1回だけで終わり、
2回目の報復戦はありません。これは一握りの人間には確かにわかって
いることであり、この国の宇宙技術者たちはそれがどういうことか知って
います、何回も研究していますから。宇宙で2、3百万ポンド
(*1000〜1500トン)の重さがある物体が壊れて1グラムほど
の小さな球になると、それだけでその周辺には全く住むことができなく
なります、残骸のためにです。宇宙は、地球周辺に我々が持つ、変化
への耐性がもっとも少ない環境です。・・・私には分別があることに
思えません。宇宙を利用し環境を改善しようとするこの最初の100年間
に、将来の全世代に対し宇宙の適切な利用を閉ざすような決断と行為を、
(現在の世代の)我々がするということが。

〜〜〜ブルース・ギャグノン  2004年〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
現在わかっているのは、11万以上(*)の宇宙ゴミが地球の周りを
時速18,000マイル(*28,800キロ)で軌道を描いて回って
いるということです。(*米空軍が追跡確認しているのは、
この2割に満たない。)

あまりに多いために、最近国際宇宙ステーションを別の軌道に移さねば
なりませんでした。ゴミの軌道から出るようにするためです。当初の
コストでは100億ドルであったのに、今や私たち納税者にとり
1,000億ドルの負担となっている宇宙ステーションが、このような
宇宙ゴミにより粉砕される恐れもあったのです。

また別に分かっていることでは現在、34の原子炉の軌道が地球周辺に
あります。旧ソ連と合同で米国が打ち上げたもので、宇宙計画の開始
された1960年代まで遡るものです。これらの原子炉は地球上をまわ
る軍事衛星に電力を供給していますが、そのうちの幾つかが地球に落ちて
きました。その中には1964年、2ポンドのプルトニウムを搭載した
米国のスナップ9Aという軍事衛星が、大気圏突入時に炎上し世界中に
プルトニウムをまき散らした恐ろしい事故がありました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
posted by 風の人 at 16:43 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

新AMLの名称の変更と今日15日からの会員登録受付の送信先アドレスの変更について

新AMLは今日15日から会員登録受付を開始させていただきます。横断的な民衆の情報発信・情報交換の場の再構築のためにも多くのみなさまのご参加を期待しております。

以下は、14日22:00段階で新AML発足の呼びかけ人になっていただいた方々です。

呼びかけ人:
青柳行信  在野真麻  伊藤孝司  Esaman 大津留公彦  小川みさ子 長内経男 長船青治
加藤和博 楠正昭  小池/パンチョ  坂井貴司  酒井信 高田健 鷹嘴 田口敬三 田口弘子
田中宏  寺尾光身  寺町知正  冨田杏二  豊田義信  中田妙佳  南雲和夫  仁井谷明  
林田力  東本高志  平野慶次 二見孝一  藤谷英男   前田朗   前田純一  増田都志美  
増田都子  まっぺん 毛利正道 八木隆次 薮田徹、横田英明
*発起人を含んでいます。また、上記のハンドルネームは発表用としてのものです。

さて、当初、新AMLはその名称を「民衆のML」(PML)として発足させる予定で事務を進めてきましたが、私たち発起人委員会の事務手続き上の不手際で、明日15日の新ML会員登録開始を控え、その名称を変更しなければならなくなりました。改めて発起人委員会として新AMLの名称を「市民のML」(Civil mailinglist/CML」ということにすることで合意し、J
CAにも正式に登録しました。私たちの不手際をお詫び申し上げますとともに、この新AMLの名称の変更についてご理解をいただければ幸いです。


上記名称の変更にともない明日15日からの会員登録受付の送信先メールアドレス等も以下のとおり変更しました。この点についてもご周知していただければ幸いです。

1.変更後の新AMLの名称を以下のとおりとします。

  変更後の新AMLの名称:CML(Civil mailing list/市民のML)

2.新CMLの「会員登録」受付の開始日時及び送信先メールアドレス、参加要領は以下のとおりとします。

@「会員登録」受付の開始日時:5月15日午前0時〜

A「会員登録」受付の送信先メールアドレス:cml-owner@list.jca.apc.org

B参加要領:以下の事項を記入の上、件名欄に「登録希望」と明記して、上記の「会員登録」受付送信先メールアドレスにメールを送ってください((4)以外は必須)。住所はML管理者以外には公開されません。また、参加資格も特にありません。

(1)住所
(2)氏名
  (3)メールアドレス
  (4)使用するハンドルネーム

折り返し「"Cml" メーリングリスト へようこそ」というタイトルのメールを返信します。約一週間経っても返信のない場合は恐れ入りますが再度上記手続きを繰り返してください。

3.新CMLの投稿先アドレスと投稿開始日時は以下のとおりとします。

@新CMLの投稿先アドレス:cml@list.jca.apc.org

A新CML立ち上げの開始日時:2009年5月20日午前9時

なお、新AML(CML)の賛同人(呼びかけ人)募集は15日の24:00まで引き続いて行っています。さらにいっそうのご応募、ご協力をお願いするものです。

たびたびの追記、変更でご迷惑をおかけしていることを深くお詫び申し上げます。

上記は、新AML発起人委員会のひとりとして同発起人委員会から委嘱されてご送付させていただきました。

なお、下記「オルタナティブなMLから新しいPeoplesのMLへ―『民衆のML』の誕生」(2009年5月11日付)の表題は「オルタナティブなMLから新しいピープルのMLへ―『市民のML』の誕生」に改題させていただくとともに、記事中の「新CMLの投稿先アドレス」などは上記の訂正によっていただくことをお願いします。

http://unitingforpeace.seesaa.net/article/119126260.html

by 東本高志
posted by 風の人 at 12:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2009年05月14日

民主党は新代表に岡田克也氏を選らんで大丈夫か

野党連合を形成するためには、小沢氏が適任であると思っていましたが、ついに辞任へと至りました。民主党の新代表選挙では、鳩山由紀夫氏と岡田克也氏が立候補を表明し、新聞発表の世論調査はほとんどが岡田氏リードを伝えています。

そこで懸念があります。政党の一部からは、岡田氏が人の話しを聞かない性格であることが指摘されています。何の選挙であったか、彼が千葉県松戸市に候補者の応援に来た際、要望書を手渡そうとしたことがあります。見事に仏頂面で拒否されてしまいましたが。

同様の機会に鳩山氏に口頭で要望を伝えた際には、気さくに話を聞いてくれたものです。多少のリップサービスが含まれていたとしても。

こうした情報と経験から、政権交代にとっても重要な野党連合を形成する観点からは、両名の内では、鳩山氏が無難であると私は思います。

岡田氏は今年の3月、前原誠司氏、民主党大分県連代表を務める衆院議員の吉良州司氏らとともに、シンガポールを訪問しています。

吉良氏4月3日配信メルマガ「シンガポール元首相リ・クアンユー氏の激励」2009/04/03
http://www.kirashuji.com/report/page/page_id/022009040400018001/

この吉良氏と前原氏が、2007年参院選大分選挙区で野党分裂選挙により自民候補を勝たせることに貢献したことは、あまり知られていません。政権交代を目指す民主党としては、前原、吉良の両氏は反党的な議員であり、除名にも値するのではないでしょうか。

民主党を1人勝ちさせないために〜大分を「改憲」・「プチ右翼」の砦にしてはならない!!
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/48793132.html

岡田氏は、イメージからは想像できない名うての右翼である吉良氏の素性をご存知ないのでしょうか。岡田氏に対するもう1つの懸念材料です。

太田光征
http://otasa.net/
posted by 風の人 at 16:52 | Comment(1) | TrackBack(1) | 一般

2009年05月13日

普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価準備書に対する意見書

意見書提出の取り組みについて
http://henoko.ti-da.net/e2392147.html

2009年5月13日

沖縄防衛局御中

普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価準備書に対する意見書

ジュゴンに対する音響の影響、ジュゴン調査のためのカメラの設置や調査船、調査機の使用がジュゴンに及ぼす影響を考慮していないなどの理由で、「方法書」「準備書」は環境影響評価に値しません。

したがって、当該建設事業を撤回するか、環境影響評価を「方法書」からやり直してください。

住所
太田光征
posted by 風の人 at 23:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2009年05月12日

田母神ストーリーは事実よりも奇なり

田母神「論文」に対するさらっとした批判は学者などからも行われていますが、逐条批判は見当たりません。この骨の折れる仕事を増田都子さんがやってくれました。48ページに及ぶ報告ファイルとビデオを公開します。

報告者:増田都子さん(元千代田区立九段中学社会科教諭、東京都学校ユニオン委員長)
日時:2009年5月9日
場所:豊島区勤労福祉会館
主催:勤労者自主講座

09・5・9 勤労者自主講座「田母神俊雄(当時・航空自衛隊幕僚長)作文」徹底批判
https://unitingforpeace.up.seesaa.net/document/A3B0A3B9A1A6A3B5A1A6A3B9B6D0CFABBCD4BCABBCE7B9D6BAC2A1A6C5C4CAECBFC0C5B0C4ECC8E3C8BD.pdf
(右クリックで保存できます)

「田母神俊雄作文」徹底批判 1/9
http://www.youtube.com/watch?v=QPi8HUUtzes
「田母神俊雄作文」徹底批判 2/9
http://www.youtube.com/watch?v=SD61Ae75n4U
「田母神俊雄作文」徹底批判 3/9
http://www.youtube.com/watch?v=YbsHgKHq5AM
「田母神俊雄作文」徹底批判 4/9
http://www.youtube.com/watch?v=LmEzOPtgvxg
「田母神俊雄作文」徹底批判 5/9
http://www.youtube.com/watch?v=_KfNMCPf5IQ
「田母神俊雄作文」徹底批判 6/9
http://www.youtube.com/watch?v=vgufHAUzWx8
「田母神俊雄作文」徹底批判 7/9
http://www.youtube.com/watch?v=JX4GsAJC0kk
「田母神俊雄作文」徹底批判 8/9
http://www.youtube.com/watch?v=OlOFnnq4XlU
「田母神俊雄作文」徹底批判 9/9
http://www.youtube.com/watch?v=KZea5LjMnbo



太田光征
http://otasa.net/
posted by 風の人 at 16:27 | Comment(7) | TrackBack(1) | 一般

国家保安罪で逮捕された韓国の6人の市民活動家のために支援をお願いします。

皆さま

大分の佐藤真喜子です。

この4月にソウルで開催された「アジア太平洋ミサイル防衛に反対し
軍拡競争の終わりを求めるソウル国際会議」の共同主催団体である、
韓国委員会のメンバーを含む6名が、国家保安罪の名目で、5月6日に
不当逮捕されました。たくさんの警官が逮捕に動員された模様です。
また長期間の収監が予想されるそうです。
上記韓国委員会のメンバーは、36歳の女性です。
http://nobasestorieskorea.blogspot.com/2009/05/image-source-description-1.html

これに抗議するため、「宇宙への原子力と兵器の配備に反対する
グローバルネット」が、まもなく国連に来る韓国代表に渡す、
抗議声明への団体署名を募っています。米国東部時間火曜日午後に
渡すそうです。私の方でまとめてグローバルネットに送りますので、
宜しければ12日(火)21時までに支援の署名をお願いします。

急な展開であったため、抗議声明は仮のものです。
英語での名前を佐藤まで送ってきてください。
英語名がないグループは、宜しければ
こちらでなるべく日本語名にあう英語を考えます。
armful@oct-net.ne.jp 佐藤真喜子

国際署名が来週、始まるそうです。その時にはまた、
個人の皆さまにも是非、署名をお願いします。

以下、グルーバルネットのブルース・ギャグノンさんからと、
韓国委員会のSung-Hee,Choiさんのメールです。

============================
ブルース・ギャグノンさん (グローバル・ネット)
各種市民活動のグループにお願いします。
グローバルネットと共に下記の声明に、緊急に署名をしてください。

この声明は今週の国連に出席する韓国代表一行に提出します。
二つのコリアの統一のために献身する理由でソウルで今週、
PKARの平和運動の活動家が逮捕されたことへの我々の怒りを
表明しましょう。

GNメンバーのSung-Hee, Choiが下記のように、国家保安法により、
現在の右派政権が数名の活動家を逮捕した韓国での状況を伝えて
きています。この法律は1948年以来、韓国の統一運動家が、祖国の
分裂を終わらせる支援運動をするのを禁止しようとしています。

GNの署名運動に参加したいのであれば、逮捕者の解放を求める声明に
署名するメールを緊急に、グループ名での署名を送って下さい。
(声明はまだこれから練りますが、下記Sung-Heeが概略するものと
ほぼ同じになるでしょう。)

===============================

Sung-Hee Choiさん (グローバルネット・アドバイザー)

今年4月16日から18日にかけてソウルで行われた、
「アジア太平洋ミサイル防衛に反対し、軍拡競争の終わりを求める
国際会議」を共同主催した韓国委員会の委員のひとり、
Choi, Eun-Aさん、36歳が、5月7日に国家情報院(NIS)により,
他の5人の同士(Lee, Kyu-Jae, Lee, Kyeong-Won, Jang, Yoon-Kyeong,
Yoon, Joo-Hyung, Oh,Soon-Wan) と共に逮捕されました。

国家保安法違反という、不当な容疑(特に、いわゆる「敵側との通信」
「利敵活動」と呼ばれる名目)によるものです。逮捕は、韓国の
「両親の日」(「母の日」や「父の日」のような。)のちょうど前日
でした。

Choi, Eun-Aさんは、セルフ・リライアンス・リユニフィケーション・
コミティ(自主独立統一委員会:Self-Reliance Reunification Committee)、
コリアン・アライアンス・フォー・プログレッシブ・ムーブメント
(進歩主義運動の為の韓国連盟・Korean Alliance for Progressive
Movement)に属し、4月17日の上記国際会議で「歓迎基調演説」の
部の司会を努めました。彼女はまた、非武装地帯周辺、ピョンテク、
Mugeon-ri視察の案内資料 をまとめました。

一方彼女は、祖国統一汎民族連合(「汎民連」:Pan-Korean Alliance
for Reunification (PKAR))の南側本部の広報担当でもありました。

逮捕された6人は以後ずっとNISの取り調べを受けていて、5月9日
午後2時に、拘束の決定が出されました。取り調べの間、昨日やっと
家族への2度目の接見が許されました。

「汎民連(PKAR)」は1991年に、韓国、北朝鮮、海外在住コリアンの和解と
連帯に向ける取り組みの一貫として設立され、自主独立、韓国の平和統一、
のため全ての作業を公けに行いつつ、北朝鮮との会合の結果をファックス
に通じて、一般に知らせてきました。さらに、PKARは、韓国と北朝鮮の
関係が行き詰まったときに韓国政府の要請により、行き詰まり打開の
役割を与えられていたことが知られています。

PKARは、1995年に当時の保守政権により「利敵(北朝鮮を利する)組織」
であると悪意あるレッテルを貼られましたが、それ以降の政権はその活動
を警戒することはなく、特に、離散家族の最初の会合とその他の
平和的な和解取り組みを確立する道を開いた、2000年6月15日の、
あの歴史的な金正日・金大中会談以降は、それが顕著でした。

上記のソウル国際会議の韓国委員会は、国家情報員と韓国政府による、
この異常な取り締まりに、激怒しています。

韓国政府は現在、 韓国での平和的な統一運動を厳重取り締まり
する意向ですが、これはその発足以来、龍山(Yongsan)取り締まり
を含み、人権とその他の平和運動を苛酷に抑圧している、
現在の不人気な李明博政権の利己的思惑です。

5月7日のこの事件は、1980年代の独裁軍事政権時代を私達に思い
ださせます。

上記6人の活動家は実際には、取り調べの期間、拘束ではなく、
それよりも悪い、ソウル留置所への収監という扱いだそうですが、
これは非合法です。そして、拘束令状による監察が行われる以前に、
囚人番号がそれぞれに与えられたそうです。現在発覚しているこれらの
事実は、取り調べの全過程が人権侵害であったことを示します。
これらの6人は現在身体的には心配はないと伝えられますが、それでも
全てが明らかにされるまでは、確実とはいえません。

現在、韓国内の統一運動に対する抑圧に反対し、6人の解放を求める、
様々な組織と一般市民からなる、全国委員会が、来週初めに発足
します。我々は韓国における平和的統一運動の存続のため、そして
Eun-Aを含む、この6人の親愛なる同士の解放のため、皆さんの連帯
を切に求めるでしょう。

どうかこのニュースを広めることに協力してください。来週以降、
アムネスティ・インターナショナルへの請願を含み、国際的な
署名運動を起こす必要があるでしょう。  
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
posted by 風の人 at 00:24 | Comment(0) | TrackBack(22) | 一般

2009年05月11日

オルタナティブなMLから新しいPeoplesのMLへ―「民衆のML」の誕生

訂正があります。

誤:
新投稿先メールアドレス:pml-@list.jca.apc.org

正:
新投稿先メールアドレス:pml@list.jca.apc.org

訂正理由:pmlの後のハイフォンは不要でした。


 社会運動、民衆運動の草分け的なメーリングリストとして13年間に渡って、平和、反戦、環境、労働、ジェンダー、人権などの分野で活動する市民の情報発信・交換の場となってきたAML(オルタナティブ運動メーリングリスト)というメーリングリストが「インターネットを使ったさまざな情報発信の選択肢が利用可能な現在、メーリングリストとしてのamlの使命は終わった」という同ML管理者の宣言によってこの3月、多くの参加者に惜しまれながら閉鎖されることになりました。

 しかし、およそ1800人に及ぶML参加者の中から「GoogleやYahoo、マイクロソフトなどネット上の巨大勢力による情報の囲い込みは一段と強化されつつある一方で、民衆の側の情報発信・情報交換の場は蛸壺化している。そのような中で、横断的な民衆の情報発信・情報交換の場はますます必要性を増している」という声が高まり、社会運動、民衆運動の草分け的なメーリングリストであったAML(オルタナティブ運動メーリングリスト)を超える、民衆の側の情報発信・情報交換の場を再構築しようとする動きが出てきました。その動きが現実となって、この4月20日に「民衆のML(PML/Peoples mailing list)」が正式発足することになりました。

 私たちの国には社会総体の運動としては目立たない形ではあっても、これまで民衆の情報発信・情報交換を目的としたメーリングリストがありました。いま、その志を継承し、さらに広範な市民運動の横断的なネットワークがあらたに生まれようとしています。同メーリングリストは新ML発足にあたって、社会運動、民衆運動に関心のあるあらたな参加者を募集しています。

 以下は新メーリングリストを発足させる「民衆のML(PML/Peoples mailing list)」の設置趣旨です(文中にある個人名は省略しました)。


………………………………………………………………………………………
新AML立ち上げのための賛同人募集の呼びかけ
              &
新AML設置趣旨
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【目次】
1. 新AML立ち上げの経過と賛同人(呼びかけ人)募集の呼びかけ
2. 旧AMLの閉鎖と新AML立ち上げの意義について(設置趣旨)
3. 新AMLの運用・運営方針とメール発信のルールについて
   3−1 新AMLの運用の基本的な考え方について
   3−2 新AMLの運営方針について
   3−3 メール発信のルールについて
4. 新AMLの賛同人(呼びかけ人)の応募要領について(〆切日:5月15日)
5. 新AMLの名称と投稿先及び開始日時について
   5−1 新AMLの名称
   5−2 新AMLの投稿先
   5−3 新AML立ち上げの開始日時(5月20日午前9時)
6. 新AMLの参加要領について
7. 会員登録受付の開始日時(5月15日〜)


2009年5月10日
発起人委員会:長船青治 楠正昭 田中宏治 仁井谷明 東本高志 増田都子 薮田徹
設置責任者:楠正昭
メーリングリスト管理人:楠正昭 仁井谷明
管理人連絡先メールアドレス:pml-owner@list.jca.apc.org
 

1. 新AML立ち上げの経過と賛同人(呼びかけ人)募集の呼びかけ

 私たちは、体制的あるいはメインストリームではない貴重なオルタナティブな情報発信・情報交換の場として旧AMLがこれまで果たしてきた役割を高く評価しています。それだけに突然の旧AMLの閉鎖を残念に思うとともに、旧AMLを超えた、さらに公開を前提とした広範な市民運動の横断的なネットワークを早急に再構築する必要があるという点で認識を共有し、メールでの意見交換と対面での話し合いを重ねてきました。

 以下に新発起人委員会の話し合いで合意した新AMLの「設置趣旨(仮)」及び「運用・運営方針(仮)」を掲げます。お読みいただき、この新AMLの賛同人(呼びかけ人)になっていただきたいと思います。ぜひともご協力ください(応募要領は4を参照してください)。

 また、新AMLの立ち上げ及び開始日時は下記の5−3のとおり5月20日午前9時となっていますので、新AML立ち上げの件について、みなさまがお持ちのブログやみなさまが所属するMLなどに情報を積極的に発信していただければ幸いに思います。

2. 旧AMLの閉鎖と新AML立ち上げの意義について(設置趣旨)

 旧AMLの管理者は「amlの閉鎖について」(旧AML 25014)で、次のように述べておられます。

「amlは、社会運動の分野を横断した新しい流れをインターネットという道具の活用を通じて側面から支えようという目的で設置されました。しかし、インターネットを使ったさまざな情報発信の選択肢が利用可能な現在、メーリングリストとしてのamlの使命は終わったと考えます。今後、amlがどのような形で登場可能かは、若干の検討の期間をいただきたいと思います」

 私たちは「インターネットを使ったさまざな情報発信の選択肢が利用可能な現在」というような楽観的な認識は共有できません。GoogleやYahooあるいはマイクロソフト等のネット上の巨大勢力によって情報の囲い込みが猛スピードで進みつつあり、一方で、民衆の側の情報発信・情報交換の場は蛸壺化しているというのが現状ではないでしょうか? AMLはそのような中で、横断的な民衆の情報発信・情報交換の場として機能していたと思います。旧AML管理者が、独断的にAMLを閉鎖したことに対して、このままそれを受け入れることはできないと考えます。

 新しいAMLはこのような視点から、旧AMLを超えて、さらに広範な民衆の情報発信・交換の場として再構築していきたいものだと思います。これまでのAMLは環境系やジェンダー系の情報は多くなかったように思います。そのような情報も含みつつ民衆の横断的な場が必要なのではないかと思います。

 また、旧AML参加者の中には旧AMLの閉鎖をオルタナティヴ運動の崩壊や自壊ととらえる見方もあるようですが、私たちは、それが崩壊や自壊であるのかという点は疑問です。そのような見解には前提としてAMLには「オルタナティヴ運動」という「運動」があったかのような判断があるようですが、私たちはAMLはオルタナティブな「運動」の情報の発信・交換の場であったと理解しています。AMLは体制的あるいはメインストリームではない情報の発信・交換の場ではなかったでしょうか? また、さまざまな民衆の活動、運動あるいは戦いという意味でのオルタナティブではなかったでしょうか? それぞれの活動や運動あるいは戦いは、ときには低迷し、あるときは高揚するものだと思われます。オルタナティブ運動と一括りにして、その興隆や崩壊を検証するとすれば、それは私たちの役割ではないと思います。

 AMLの存在意義はインターネットの普及によって、オルタナティブな運動にとって、情報発信と交換が劇的に変化したこと、そしてそれを民衆の武器として利用するということであったと思います。インターネットそれ自体がペンタゴンの軍事情報網に侵入し、それを換骨奪胎したという出自を持っています。まさにオルタナティブそのものです。しかし、そのインターネットが変質し、いまや巨大な体制的あるいはグローバルな金融・商業勢力に席巻され始めています。AMLの現時点での閉鎖はインターネットのこの潮流に飲み込まれることだと思います。

 AMLは大多数の参加者にとっては、夾雑物はあっても貴重なオルタナティブな情報発信と情報交換の場であったと思います。Googleなどの巨大化した勢力によって、情報の囲い込みが進行している中にあって、民衆の側はそれぞれの方法や環境によってこのツールを情報交換や伝達に利用しています。それを有機的・横断的に結びつける場を提供してきたのが旧AMLであったと思います。

 旧AML管理者はAML廃止の理由として、「インターネットを使ったさまざな情報発信の選択肢が利用可能」になったということと、管理能力の不足を挙げられてますが、後者についてはAMLの自壊ということに当てはまるかも知れません。しかし、前者については、代替の環境を提示しないままの閉鎖は安易に過ぎたように思います。

 オルタナティブな民衆の側がインターネットをツールとして活用できるということは、私たちとは志向を異にする側にも利用できるということです。彼らはあるいはAMLを潰すことに快感を持っているかも知れません。しかし、たとえそうであってもその彼らの行動を実力排除するべきとは考えていません。それは私たち自身の活動や運動によって凌駕していくべきものではないかと思います。

 旧AML管理者は「AML設置趣旨などの改訂について」(旧AML 3082)で次のように述べています。

「オルタナティブ運動メーリングリスト(以下AMLと呼びます)は、日本および国外における平和、反戦、環境、労働、ジェンダー、人権や市民的な権利、社会的なマイノリティーの権利などのために活動している様々な市民運動、社会運動、民衆運動に関する情報や資料の交換を目的とするものです。これらの運動は地域の 草の根の運動から国際的なNGOの運動まで幅広いものです
から、当面運動のジャンルは問いませんが、侵略戦争に反対すること、軍隊をなくすこと、人々の基本的な権利のための闘いに寄与することなどを目的とするものであって、たとえ市民運動や草の根の運動であっても民族差別やナショナリズムを煽ったり人々の人権を侵害するような運動に寄与するためのものではありません。

 AMLが豊かな運動のためのメディアとなるかどうかは、以上のような趣旨に賛同される皆さんのさまざまな情報・資料の提供にかかっています。より意味のあるメーリングリストに成長できるよう是非とも皆さんがお持ちの情報をお寄せ下さい。また、国内だけでなく、海外からの情報、あるいは海外への情報発信なども積極的に扱っていきたいと考えています。

 参加資格は特に問いませんが、設置趣旨および「ガイド」にある条件に著しく反する場合には参加登録の取り消し等の措置をとることがあります(設置責任者 旧AML管理者)」
 
 この趣旨については方向性として、現在でも私たちに異論はありません。新AMLにもこのような方向性の趣旨は入れておいた方がよいのではないかと思います。正規の立ち上げ趣意書にはこの方向性での文案も加えたいと思います。

3. 新AMLの運用・運営方針とメール発信のルールについて

3−1 新AMLの運用の基本的な考え方について

 新AMLは運用の面では旧AMLと同様にJCA−NETサービスを活用したメーリングリストとします。現在では無料のMLやブログはいくらでもあります。しかし、それらのインフラを支えているのはコマーシャリズムです。それは情報保護の観点からはきわめて危険な状況です。ある日突然それらの情報が消滅したり、売り渡されたりしないという保証はありません。JCA−NETは発足の当時から民衆の側の自主運営です。自前のサーバーと回線を維持してきました。その試みは容易なものでなく、何度も危機的状況にあり、現在も同じですが、これを維持していく努力を重ねています。

 また、旧AMLがそうであったように、これから立ち上げる新AMLも公開のMLとして立ち上げたいと思いますが、それは民衆の側に立って、誰でも情報にアクセスでき、かつ情報発信できる場としてです。無料のアカウントやMLはいくらでもありますが、それらは情報の囲い込みの危険を伴っていますし、公権力に限らず、さまざまな権力側からの介入があったとき、民衆の権利を守ってくれる保証もないと思います。それらを総合すると新AMLとしてもJCA−NETサービスを活用することがもっとも望ましいと私たちは判断しました。

 JCA-NETのサービスが現在の技術レベルからすれば、十分なものでも満足できるものでないのは確かです。それに応えるためにはかなりの投資が必要です。しかし、それを割り引いても独立したサーバーと回線を維持していく意味はあります。AML的なものを再構築していかなくてはならないと考えるのはこの点にあります。JCA−NET以外でそれを模索しようとしても、ネットの巨大勢力に取り込まれますし、サービスとして対抗しようとするのは困難ですが、メーリングリストを有効利用して、民衆の側の情報発信・交換を保証していくことは可能です。

 JCA−NETはまさに現在のインターネット世界の中でオルタナティブそのものだと認識しています。その意味ではオルタナティブ運動の自壊というレベルでは、いまだ持ち応えているといっていいかも知れません。オルタナティブな運動はJCA−NETも含めてさまざまな形であると思います。AMLの閉鎖という局面で、それに異議を唱え、さらにそれを乗り越えて新しい場を、たとえ非力であっても再構築していこうとしているのは以上のような認識によります。

3−2 新AMLの運営方針について

(1)新AMLは旧AMLを超えて、さらに広範な民衆の情報発信・情報交換を目的とします。情報のジャンルは問いません。これまで環境系やジェンダー系の情報は必ずしも多くはありませんでしたが、そのような情報の今後の発信にも期待します。また、旧AMLと同様に国内だけでなく、海外からの情報、あるいは海外への情報発信なども積極的に扱っていきたいと考えています。

(2)参加資格は特に問いませんが、会員登録が必要です。

@住所
A氏名
  Bメールアドレス
  C使用するハンドルネーム

をご記入の上、件名欄に「登録希望」と明記して、下記宛にメールを送ってください(C以外は要必須。ただし、ML管理者以外には公開されません)。


メール送り先:pml-owner@list.jca.apc.org

折り返し「グループ参加のお知らせ」というタイトルのメールを返信します。約一週間経っても返信のない場合は恐れ入りますが再度上記手続きを繰り返してください。

(3)会員登録の中止、一時中断、配信再開、アドレスの変更などはいつでもできます。「会員登録中止」「一時中断」「配信再開」「アドレスの変更」などとそれぞれ明記して下記宛にメールを送ってください。

メール送り先:pml-owner@list.jca.apc.org

(4)何かご質問やトラブルの場合は下記宛にメールを送ってください。

メール送り先:pml-owner@list.jca.apc.org

(5)月1000円(年間12000円)のJCAのML維持会費は年1回の会員へのカンパ要請で賄うこととします。

3−3 メール発信のルールについて

(1)原則として情報交換のメーリングリストですので、若干の意見交換を除いて討論、論争はこのメーリングリストでは控えてください。

(2)本メーリングリストへの投稿は公開と転載の自由を原則とします。ただし、「転載禁止」の但し書きがある場合は公開も転載も禁止とします。


(3)実名、ハンドルネームでの投稿の選択は自由とします。ただし、いずれの場合も投稿者は投稿内容に責任を負ってください。

(4)投稿の削除については、投稿者本人の了解がとれた場合に行います。他の人の投稿を削除してほしい場合は、まず投稿者本人と直接相談して削除の了解を得てください。

(5)新AMLに投稿されたメッセージはアーカイブに保管・公開されます。が、永続して保管される保証はありませんので、必要なメッセージは各自で保管するようにしてください。

(6)新AMLはさまざまな情報を取り扱いますので、メンバーにとっては不要な情報もあるかも知れません。メールの本数を負担に感じられる方は、参加登録をした上で、配信停止措置を取ることができます。配信停止をしてあっても、投稿は可能ですし、web上で投稿されたメールで公開されたメールの閲覧は可能です。ただし、この場合は「転載禁止」吹きのあるメールは閲覧できません。

(7)このメーリングリストには管理者のほか運営委員を若干名置き、メーリングリストの運営に著しい障害が生じた場合などのトラブルの対応を委ねます。参加者は管理者と運営委員の判断を尊重するものとします。なお、管理者、運営委員も一投稿者として投稿することができるのはもちろんです。その場合の管理者、運営委員の主張や論説は一投稿者としての個人の責任に関わるものであって、管理者、運営委員としてのものではありません。管理者や運営委員がトラブルの対応を委ねられるときは個人の主張や志向を離れて公正・公平な判断が求められることはいうまでもありません。なお、発起人委員会のメンバーは新AML発足後、運営委員会を構成し新AMLの円滑な運用の任にあたることとします。また、現在の運営委員のほとんどは男性で女性が少ないことから、ジェンダー平等の観点からも女性の運営委員を若干増員したいと考えています。現在、交渉中です。

(8)メーリングリストの管理者及び運営委員は〈存在感がないほどよい〉を旨とし、民主的な運営を心がけますが、下記のような不適切な行為が繰り返される場合には合議の上参加者登録の取り消し等の措置をとることがあります。

 1 プライバシーの侵害、誹謗中傷など人格権侵害の疑いがあるような言動が繰り返される場合。
 2 このメーリングリストの趣旨に著しく反する場合。
 3 その他このメーリングリストの運営に著しい障害となると判断された場合。

4. 新AMLの賛同人(呼びかけ人)の応募要領について

 新AMLの賛同人(呼びかけ人)になっていただける方は下記宛のメールの件名に「賛同人になります」と記した上で、本文に氏名、住所を記入して下記のメールアドレス宛にご送付ください。応募の〆切は5月15日とさせていただきます。

メール送り先:running@list.jca.apc.org

5. 新AMLの名称と投稿先及び開始日時

5−1 新AMLの名称は下記のとおりとします。

新AMLの名称:PML(Peoples mailing list/民衆のML)

5−2 新AML(PML)の投稿先アドレスは下記のとおりとします。

新投稿先メールアドレス:pml@list.jca.apc.org

5−3 新AML(PML)立ち上げの開始日時は下記のとおりとします。

2009年5月20日午前9時

6. 新AML(PML)の参加要領について(3−2の(2)に同じ)

参加資格は特に問いませんが、会員登録が必要です。

@住所
A氏名
  Bメールアドレス
  C使用するハンドルネーム

をご記入の上、件名欄に「登録希望」と明記して、下記宛にメールを送ってください(C以外は要必須。ただし、ML管理者以外には公開されません)。


メール送り先:pml-owner@list.jca.apc.org

折り返し「グループ参加のお知らせ」というタイトルのメールを返信します。約一週間経っても返信のない場合は恐れ入りますが再度上記手続きを繰り返してください。

7.会員登録の受付開始は5月15日からとします。
………………………………………………………………………………………

by 東本高志
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2009年05月08日

5.21裁判員制度はいらない!実施阻止!緊急行動に参加を!

吉野信次さんからのメールを転載します。

太田光征
http://otasa.net/
 
裁判員制度実施の5月21日が迫ってきました。最後まで、裁判員制度はいらない!実施をするな!の行動を続けたいと思います。5月11日夜に「裁判員制度を考える会・松戸」の相談会が予定されていますが、行動日程が押し詰まっていますので各自が判断され、都合をつけてご参加ください。

裁判員制度の見直しを求める院内集会
▼日時/5月12日(火)午後4時30分から6時30分
▼会場/衆議院第2議員会館 第2会議室(予約不要・参加無料)
▼主催/裁判員制度の見直しを求める市民の会(代表幹事・立松彰弁護士)
・4月1日に超党派の「裁判員を問い直す議員連盟」(代表世話人 亀井久興衆議院議員・国民新党、現在38人参加)が活動されています。国会議員との意見交換と裁判員制度の見直し、刑事裁判を考える集会です。

裁判員制度はいらない!実施阻止!霞ヶ関デモ
▼日時/5月14日(木)午前11時から
▼会場/社会文化会館に午前11時集合 デモ出発12時
▼デモコース/最高裁→法務省→東京地裁→日弁連
▼主催/裁判員制度はいらない!大運動(03-3348-5162)
▼松戸集合/JR松戸駅5.6番線 午前10時集合

裁判員制度はいらない!実施阻止!銀座デモ
▼日時/5月20日(水)午後7時
▼集合場所/日比谷公園霞門→銀座デモ
▼主催/裁判員制度はいらない!大運動(03-3348-5162)
▼松戸集合/JR松戸駅5.6番線 午後6時集合

裁判員制度頗いらない!全国統一行動
▼日時/5月21日(木)午後1時から2時30分
▼会場/松戸駅東口
▼主催/裁判員制度を考える会・松戸(047-360-6064)    (文責 吉野) 
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2009年05月06日

マニフェストキャラバン 鎌倉市長候補に託す政策案

皆様

お早うございます。
重複ごめんなさい。

昨日は、みらい祭。
http://www.reawake.jp/2009/04/post-4.php

『ぶんぶん通信Vol.1』をみたあと、
鎌仲ひとみ監督を交えてトランジションタウン流シェアリングタイム。
皆さんありがとうございました。

以下、知人からのお知らせ転送します。

第1回 マニフェストキャラバンの話題は、『環境』。

メインテーマは『エコシティ鎌倉を創る―自転車利用によるまちづくりを考える―』です。

では良い日を!


豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp

平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
●祝 鎌倉市平和都市宣言50周年(日本初)●
●2010年 あんぽ条約50周年改定でなく平和条約でいこ●


mmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm
第1回 マニフェストキャラバン 
「ご意見を聴く会」にご参加下さい

○今年3月、鎌倉市自治基本条例策定市民会議では、「鎌倉市自治基本条例」大綱素案を策定し市
に提出しました。自治基本条例は市民自治のルールと仕組みを定めたものです。
市民自治の基本は、住んでいる鎌倉をどんな街にしたいのか、市民自らが身の回りの課題を発見
しその解決に努力することです。身の回りの課題とその解決策の集大成というべきマニフェスト(政
策提言)を、約1年かけNPOの方々、主婦、団塊世代、若者そして専門家など32名がまとめまし
た。いわば市民自治条例の実践版です。そしてより多くの市民の参加と意見を頂くことでより実践
的なものに仕上げたいと考えています。
第1回は下記のテーマで「ご意見を聴く会」を開催いたします。市民自治にご関心をお持ちの多く
の市民の皆様のご参加をお待ちいたしております。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1. メインテーマ『エコシティ鎌倉を創る―自転車利用によるまちづくりを考える―』
2. 日時    平成21年5月9日(土) 午前9時半〜12時
3. 主催 鎌倉市民フォーラム 
神奈川県地球温暖化防止推進員横須賀・三浦半島地区会議
4. 場所    雪ノ下公会堂(雪ノ下1−8−21)       
鎌倉駅より徒歩10分(小町通抜け右へ、すぐの建物2階)
5.参加費   500円(茶菓・資料代込)
6.プログラム
(1)挨拶 鎌倉市民フォーラム代表 渡辺光子              ・・・5分
(2)趣旨説明並びに司会 環境省環境カウンセラー(市民部門登録)下條泰生・・10分
(3)講演 『先駆都市 フランスLaRochelle に学ぶ環境交通システム』
講師 藤井繁子さん(住生活ジャーナリスト「歩行者と自転車のまちを考える会」逗子市)会長)    ・・・・・40分
ブレイク                      ・・・・・・・・・・5分
(4)活動紹介:パネラー 
   ちがさき自転車プラン・アクション22 副代表 柿沢京子さん ・・・・・20分
   レンタサイクル鎌倉西口  代表 吉見亮(あきら)さん(質疑応答から参加)
   地球温暖化防止推進員 横・三地区会議 五味一雄さん・・・・10分  計30分
(5)質疑と意見                           ・・・40分
(6)閉会の挨拶                            ・・・3分       
                              終了予定 11時43分
7.連絡先 0467ー23−8541(石田)

講師紹介:藤井繁子さん 逗子市民団体「歩行者と自転車のまちを考える会」会長
1964年大阪府生まれ、1998年より逗子在住。
「月刊HOUSING」(リクルート社)編集長などを経て独立。現在はフリーの住生活ジャーナリストとして活動しながら、リクルート住宅総研主任研究員・逗子市まちづくり審議会委員・逗子市民団体「ほととぎす隊」副会長・流山市まちづくり戦略顧問などを務める。

◇「ご意見を聴く会」の今後予定◇
・第2回 福祉    5月16日(土) 13時半〜16時    二階堂青少年会館(フレンドリー)
・第3回 平和・人権 5月29日(金) 13時半〜15時半   きらら鎌倉第7会議室
・第4回 子ども・教育 6月5日(金) 13時半〜16時    野村総合研究所跡地(青空学習会)
・第5回 まちづくり 6月11日(木) 18時15分〜20時半  きらら鎌倉 

 昨年6月以来、市民が知恵を絞り合い、「鎌倉市民マニフェスト(案)」を作成してきました。2月28日のマニフェスト発表会で、これまでの成果を公表しましたが、今後はこれを元に、もっと多くの市民の意見をいただくために、市内を連続して回る予定です。どうかふるってご参加下さい。

鎌倉市民フォーラム
http://blog.goo.ne.jp/k-forum
nnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnn
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2009年05月03日

第10回平和のためのコンサート

                櫻井 智志



 イラクの果てしない殺戮行為は、ブッシュからオバマに

政権が転換して、今後の展望が拓けるだろうかという観測

もうかがわれる。

 しかし、世界中に底知れぬ不気味さを秘めて、人類を絶

滅する装置体系としての核兵器はいまも巨大な軍事力とし

て、各国に存在する。

 『核時代』T、Uの著作や『核時代の哲学と倫理』を執

筆した芝田進午氏は、最後の著作を「実践的唯物論への道」

とする周囲の声に対して、「人類生存の哲学を求めて」にす

るよう、最後までこだわった。この著作は二つを主題と副

題とすることで、出版された。

 実践的な唯物論哲学者であった芝田進午氏は、反核運動

の理論的創造に取り組まれるとともに、自ら創造的実践に

取り組まれた。

 そのひとつが十年以上の長きにわたって東京と広島で開

催され、多くの音楽家たちが出演するとともに、平和運動

として歴史に刻まれた「ノーモア・ヒロシマ・コンサート」

であった。

 2009年3月、芝田進午氏が残された著作、論文そし

て反核音楽の豊富な楽譜などが、広島の原爆資料館に寄贈

されることとなった。

 芝田進午氏は新宿区の住宅街に強行移転された国立感染

研をめぐるバイオハザート裁判の第一審判決の直前に胆管

がんで斃れた。そのあとも、芝田先生の遺志を継承する多

くのかたがたが、夫人の芝田貞子さんを中心に、継承し続

けた「平和のためのコンサート」は、今年も開催が決定し

た。

 なんと、今年で記念すべき10回目を迎える。この10

回目を記念して、今回は原爆資料館を統括する広島平和文

化センター理事長のスティーブン・リーパーさんが記念講

演をなされる。

 多くの世界の知識人、社会運動家、政治家たちは来日し

て広島を訪れ、その原爆資料館に立ち寄り、一様に深い衝

撃を受けられるときく。芝田先生ご自身も、一度大学教授

の職を辞して民間教育研究のセミナーを主宰されていたが、

広島大学から強く請われたときに、最も胸中に去来したも

のは、原爆資料館であり、実際に広島大学教授在任中にま

とめられた『戦争と平和の理論』(1992年編者)。

 この本は岡本三夫氏や鎌田定夫氏など広島大学以外の大

学のすぐれた知識人たちが執筆に結集されておられる。

 広島平和文化センター理事長のスティーブン・リーパー

さんは、今回「核のない平和な未来を創るーヒロシマから

世界へのメッセージ」と題し、日本語でご講演をなされる。

 コンサートの方は、芝田貞子さんらのグループ、アンサ

ンブル・ローゼ、早稲田大学グリークラブ、ヴァイオリン

とピアノの二重奏(佐久間大和さん、田口真理子さん)な

どが予定されている。



日にち:2009年6月20日(土)開場午後六時

                 開演6:20

会場:牛込箪笥区民ホール

都営地下鉄大江戸線 牛込神楽坂A1出口徒歩0分

東京メトロ東西線神楽坂駅2番出口徒歩10分

全席自由  2200円

問い合わせ TEL/FAX 03-3209−9666 芝田様方



主催  平和のためのコンサート実行委員会

後援  アンサンブル・ローゼ

    ノーモア・ヒロシマ・コンサート

    ストップ・ザ・バイオハザード

    国立感染症研究所の安全性を考える会

    バイオハザード予防市民センター



 私は、毎回コンサートを鑑賞させていただいてきた。なぜ

か。コンサート会場におもむくたびに、私は自らが市民セミ

ナーの不肖の弟子であると十分自覚しつつも、毎回同じ感慨

を抱く。

恩師芝田進午先生が一緒に会場で講演を、音楽を聴いてい

る感情にとらわれるのである。その感慨は単なるセンチメン

タリズムではなく、「人類生存のために」、私がなし得ること

を改めて啓示される想いを抱いて会場を後にするからなのだ。

私個人にできることはあまりに微弱でしかない。それでも、

芝田先生から学んだ「自立した個性」をめざして、私はまた

現実に生き生きと立ち向かおうと想いを新たにしてきた。

 そのような感動が、このコンサートの中には必ず秘められ

ていることは、間違いない。
posted by 風の人 at 23:17 | Comment(0) | TrackBack(3) | 一般

2009年04月30日

自由と生存のメーデー09 賛同

フリーター全般労働組合御中


下記、賛同します。ありがとうございます。

豊田義信
社会福祉士
yoshinobu000-lj@infoseek.jp

名前と肩書公表可です。


==============
賛同もまだまだ募集しています、名前・肩書き・連絡先・公表の可否をお書きの上、
union@freeter-union.org までご連絡ください。

以下転送・転載歓迎です。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

   自由と生存のメーデー09--六十億のプレカリアート
       blog:mayday2009.alt-server.org
       呼びかけ:フリーター全般労働組合
       連絡先: 03-3373-0180 (tel/fax)
       union(at)freeter-union.org

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/


公園やホテルやショッピングモールを開放しよう
街路や山々や渓流は、誰のものでもない、私たちのものだ
金持ちの子に生まれただけで金持ちになれることを許すな
貧しいもの同士が憎しみあい、争いあい、殺しあう世界を終わらせ、パンと薔薇
を奪い返そう

不安定な生を強いられる60億の仲間<プレカリアート>たちの想像/創造はす
でに始まっている

私たちは、あなたに呼びかける

生きることはよい
まともに暮らすために、全てをよこせ

さあメーデーをはじめよう


=== 5月1日【 Asagaya Loft A 】==================== 19:30-23:30 ======

「ムービーメーデープロジェクト--自由と生存のメーデー09前夜」
[場所] Asagaya Loft A (杉並区阿佐谷南1−36−16−B1)
[交通] JR中央線阿佐谷駅パールセンター街徒歩2分

○第1部「『黄金の旅団と路上の星』ワールドプレミア」
2008年「ゴールデンメーデーウィーク」に全国の独立系メーデーを旅した「黄金
の旅団」の記録を上映し、監督・出演者+ゲストによるトーク。

【出演】朴ゆん(映画『黄金の旅団と路上の星』監督)/yoshiya(黄金の旅
団・カンガルー担当)/たま(黄金の旅団に乗った野良猫)/鈴木剛 a.k.a 
QT(フリーター労組副執行委員長)/松本哉(素人の乱5号店店主)
※ミラノ、ソウルのメーデー中継あり

○第2部「映像の力/悲惨な<自由>」
労働者運動・社会運動にとって役割は増しつつある映像。その可能性と限界、と
同時にメディアアクティビストたちが抱える困難を切開するトークセッション。

【出演】イルコモンズ/藤井光(ムービーユニオン)/園良太(フリーター労組)

[チャージ] 1500円(前売 1000円)
Asagaya/Loft A 電話予約: 03-5929-3445
-----------------------------------------------------------------------



=== 5月2日【東京ウィメンズプラザ・ホール】========= 19:30-23:30 ======

「六十億のメーデー集会」
[場所] 東京ウィメンズプラザ・ホール(渋谷区神宮前5−53−67)
[交通] JR山手線・東急東横線・京王井の頭線:渋谷駅下車徒歩12分

○15時-16時半 「居住」をめぐるパネルディスカッション
求めるのか、奪うのか、作るのか。「居住」をめぐるさまざまな論点を話し合う
ディスカッション。

【パネル】稲葉剛(住まいの貧困に取り組むネットワーク)/中島和之(山谷争
議団・反失実)/菊地謙(「自由と生存の家」実行委員会)

○17時-18時半 自由と生存のワークショップ
それぞれに身体と頭を動かして、民主主義と生存とたたかいを経験する。

【ブース】民主主義の実践/生活保護取得/労働組合の作りかた

○19時-20時半 「生きることは『迷惑』か!?」ラウンドテーブル
全国の独立系メーデーをたくらむ人々のほかに、労働組合も労働組合ではないモ
ノも集合。生きることが「迷惑」とされ退けられる社会について議論する。

【出演】独立系メーデー実行委(北見/仙台/新潟/つくば/東京/松本/富山
/名古屋/京都/広島/福岡)、ほか多数
-----------------------------------------------------------------------



=== 5月3日【渋谷・宮下公園】======================= 15:00-21:00 ======

「六十億のプレカリアート・サウンドデモ」
[場所]渋谷・宮下公園(渋谷区神宮前6―20―10
[交通]JR渋谷駅東口から明治通りを原宿方向へ徒歩3分

○15:00- プラカード作り、楽器練習、オープンマイク
○17:30 集合 17:45 デモ出発 19:00 到着(予定)
【コース】宮下公園〜明治通り〜表参道〜「五輪橋」渡る〜「岸記念体育館」右
折〜渋谷区役所前〜公園通り〜井の頭通り〜宇田川町交番左折〜東急文化村通り
〜渋谷スクランブル交差点〜宮益坂下〜明治通り〜宮下公園

「アフターパーティー」
サウンドデモDJによるプアダンスミュージックフェスティル!!!!!!!!!!!!!!!
19時から宮下公園。全員集まれ!!!!!!!!

※当日は独立系メディアのほかマスメディアから取材が入る可能性があります。
撮影コードは設けないので顔を映されたくない方は適宜ご対応ください。
-----------------------------------------------------------------------


=== 5月4日【都内】================================= 15:00-21:00 ======
「全国交流会」

<実行委運営上の確認> 警察官と警察への協力者、および政治的立場の違いを
暴力によって「解決」することを実践し、その行為と思想を正当化し続ける人び
との参加はおことわりします。
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祝島 自然の権利訴訟のげんこく2次募集 応募

長島の自然を守る会御中
Bcc:皆様

こんにちは。
日々の働き、感謝します。

本日締切の自然の権利訴訟のげんこく2次募集、
げんこく団として参加させて下さい。

先日、鎌倉のソンベcafeで冨田貴史さんのお話を聞き、
この裁判のことを思い出しました。

皆さん、「長島の自然を守る会」のページです↓
http://www2.ocn.ne.jp/~haguman/nagasima.htm

私にできること、

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp

平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
●祝 鎌倉市平和都市宣言50周年(日本初)●
●2010年 あんぽ条約50周年改定でなく平和条約でいこ●
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2009年04月29日

鹿児島川内原発増設

みなさま

大分の佐藤です。九州・山口は原発問題で湧いています。
広瀬隆さんと藤田祐幸が九州各地で賢明に、原発の危険性を
説いて下さっています。

シェルブールから運ばれるMOX燃料は、関アジ、関サバが
いる豊後水道をとおり、四国の伊方原発へも。(その他は
玄海と、中部電力の浜岡原発)。米国すら政策見直しをした
プルサーマルを日本が続行するのはなぜでしょう。

「プルサーマルの運転には科学的な安全の根拠もなければ、
経済的な裏付けもない。あるのは時代錯誤の電力会社と
国のメンツだけだ。」(脱原発大分ネットワーク小坂代表)

原発問題では、各地が団結して原子力政策の転換を
訴えていくことが必要だと思いますが、まずは、
川内原発増設反対署名運動へのご支援をどうぞお願いします。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 宮崎の宮原と申します。宮崎では川内原発増設阻止に向けて、
一人でも多くこの問題に関心を持っていただけるよう努力中です。
 
 電力会社も国も、既存の原発の老朽化が進む焦りと、CO2問題の
クローズアップでにわかに原発推進の攻勢をかけてきているかの
ようです。
 
 九州は今年になって、九州電力の川内原発3号機増設問題や
玄海原発のプルサーマル稼動が現実の問題となったこと、
更に九電第3の原発立地、叉は中間貯蔵施設か使用済み核燃料
再処理施設を九州の東海岸に建設する計画など、
次々と3つの原発関連問題が浮上してきました。
 
 増設申請の3号機はほぼ世界最大級の159万KWという巨大なものです。
もし事故になれば、九州は壊滅的打撃を受けることが予想されます。

そして事故の脅威だけでなく、原発は市民に知らされていない多くの
解決困難な問題を抱えた状態で運転されていることを、是非知って頂き
たいのです。

 川内原発の風下に位置する宮崎では、これら九電の原発関連計画に強く
抗議し、計画を撤回させるべく鹿児島県、熊本県などの市民と連携をとり
ながら、4月26日より署名活動を開始しました。

この署名に皆さまのご協力を是非お願いしたいとおもいます。
署名締め切りは7月30日です。転送歓迎です。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
★以下のアドレスを開いてください。署名サイトを開かれたら、ずっと
 下の方の「今すぐ署名をする」をクリックしてください。 

> 原発なしで暮らしたい「みんなで届ける川内原発増設反対署名」>>
> ------------------------------------------------------------
> ■署名用紙・チラシ
> http://kazashimo.web.fc2.com/shomei.html
> ------------------------------------------------------------
> ■オンライン署名(PC)
> http://www.shomei.tv/project-948.html
> -----------------------------------------------------------
> ■オンライン署名(携帯)
> http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=948
>
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2009年04月28日

「無所属」に関する朝日新聞の無思慮と世論を無視したコラム記事

朝日新聞は本日付コラム(2面)の「ニュースがわからん!」(2009年4月28日付、下記参考1参照)で森田健作の「無所属」問題を取り上げているのですが、このコラムの筆者(中西豊樹記者)の「無所属」問題の認識は自己流の誤った法律解釈に基づいていて、多くの不特定多数の読者に影響力を持つ新聞の公共性という観点からみて容認しがたいものがあります。

森田の「無所属」問題について、朝日のコラム子は次のように書いています。

「知事選などの首長選では、選挙管理委員会に立候補を届け出る際、政党に所属する候補は『所属党派証明書』を出す。これを出さない場合は届け出書に『無所属』と記さなければならない。森田知事も証明書を出さずに『無所属』と記載したので、無所属を名乗ることは問題ない」

「法定ビラにも『完全無所属』と記してあり、法律上問題がなくても『有権者に誤解を与えた』という批判は残るだろうね」

ここで問題になるのは「無所属を名乗ることは問題ない」「法律上問題がなくても」という朝日のコラム子の認識です。

この件についての総務省の見解は次のようなものです。

「一般論でございますけれども、それが立候補届における無所属ということではなく、実際の政党への所属関係について、当選を得または得させる目的をもって公職の候補者の政党その他の団体への所属に関し虚偽の事項を公にした、そういうふうに認められる場合には、公職選挙法二百三十五条一項に抵触するおそれがある」(2009年4月3日。衆院法務委員会における富田議員(公明党)の質問に対する総務省自治行政局選挙部長の答弁)
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kaigiroku.htm

上記をあえて解説することもないのですが、総務省の見解は、「立候補届における無所属」と選挙運動として「(無所属と)公にした」場合を明確に区別した上で、「実際の政党への所属関係について(「無所属」と)虚偽の事項を公にした、そういうふうに認められる場合には、公職選挙法二百三十五条一項に抵触するおそれがある」というものです。

この総務省の見解を「無所属を名乗ることは問題ない」「法律上問題がな」いと解釈することはできるでしょうか? できるはずもありません。朝日のコラム子の認識は明らかに曇っているし、誤っています。

この件については「森田健作氏を告発する会」の呼びかけ人のおひとりの吉川ひろしさんのきわめて適切な指摘もあります。下記に参考2として添付しておきます。

森田健作の「無所属」詐称の問題は、ウソや誤解のレベルを超えて、国民主権のもっとも基本的な要素のひとつとしての「投票」行動を誤誘導させるという民主主義の根幹に関わるきわめて重要な問題です。

朝日のコラム子はそういう基本的なことがわかっていないようです。上記のことがわかっていれば、たとえ口が裂けても「無所属を名乗ることは問題ない」などと言えるはずもないのです。

こうした誤った認識、誤った法律解釈を流布するために広い読者を持つ新聞という公共空間を恣逸したコラム子及び朝日新聞の責任は重大だといわなければなりません。

朝日新聞には抗議の声をあげるべきではないでしょうか?

参考1:朝日新聞「ニュースがわからん!」コラム
………………………………………………
【ニュースがわからん!】
■政党と関係が深いのに「無所属」って 無党派対策で、正式推薦を受けない人が多い
(朝日新聞 2009年4月28日付)

コブク郎 26日の名古屋市長選で当選した河村たかしさんは、直前まで民主党の衆院議員だったのに、
「無所属」で立候補していたね。

A 首長選では幅広い支持を集めるために、党員であっても無所属で立候補することが、とても多いん
だ。最近は無党派層の広がりを意識し、実質的に政党の支援は受けながら、政党から正式な推薦を受
けない候補も増えている。「政党隠し」だね。

コ 3月に初当選した千葉県の森田健作知事が、選挙戦で「無所属」と訴えたことが問題になっているね。
どうしてなのかな。

A 選挙戦で「完全無所属」と訴えながら、自民党東京都衆議院選挙区第2支部の支部長を務めていた
ことが、当選後に明らかになった。それで市民グループが、公職選挙法違反(虚偽事項の公表)などに
あたるとして、刑事告発したんだ。

コ 森田知事は、どう説明しているの?

A 自民党支部長であることは認め、「知事選で無所属で立候補することを決意した日から支部の解散
手続きを取るよう支持した」などと釈明している。その一方、「法律に触れる行為は一切ない」とも強調し
ている。

コ そもそも無所属って、どういうこと?

A 知事選などの首長選では、選挙管理委員会に立候補を届け出る際、政党に所属する候補は「所属
党派証明書」を出す。これを出さない場合は届け出書に「無所属」と記さなければならない。森田知事も
証明書を出さずに「無所属」と記載したので、無所属を名乗ることは問題ない。

コ 政党との関係がわかりにくくなっているんだね。

A 森田知事は「自分で政策を作り、選挙活動をした」と話しているが、自民党県議らの支援も受けた。
法定ビラにも「完全無所属」と記してあり、法律上問題がなくても「有権者に誤解を与えた」という批判は
残るだろうね。

コ 国政選挙の場合は、無所属に有利・不利はあるの?

A 小選挙区比例代表並立制が導入された衆院選で、無所属の候補は政見放送ができない。張れる
ポスターの枚数も政党公認候補より少ない。こうした違いが、政界の新陳代謝を妨げ、世襲の温床に
なっているとの指摘もあるんだ。                                  (中西豊樹)


参考2:≪森田健作氏の「完全無所属」県民騙しの手口≫(吉川ひろし)
………………………………………………
森田健作氏は就任最初の定例記者会見で、選管に党派所属証明書を出さないと「無所属」になると
言い訳を述べましたが、先ず最初のウソがここにあります。

確かに、立候補届出の際に「党派所属証明書」を提出しなければ、その欄には「無所属」と記載する
ように選管から指導されます。しかし、選管は候補者がどの政党に所属しているのかという審査権も
ないので、立候補事務手続き上で「無所属」ということにしているのです。例えば、すでに政党公認の
候補者が決まり、同じ党籍のある人が立候補したいという場合に、1人に絞る意味でも「党派所属証
明」を政党が出さないケースです。このように政党所属の立候補者が政党からの推薦をもらいたくて
も政党が推薦を出さない場合が現実にあります。

それでは、「党派所属証明書」は誰が出すのでしょうか?

選管の届出書類の記載例によれば、政党の「支部長、責任者」が「党派所属証明書」を出せるよう
になっています。周知のように、森田健作(鈴木栄治)氏は自民党の支部長でありますので、「党派
所属証明書」は自分で書ける立場の候補者であったのです。それを承知のうえで、あえて「党派所
属証明書」を出さないで、選管に審査件がないことを認識のうえで「無所属」をもらったのです。

しかも、選管は、この無所属は「事務手続き上の無所属」であり、「この候補者は無所属ですよ」と、
有権者に対して選管が証明する書類ではないということです。

森田健作氏は、この仕組みをうまく利用して、あたかも「選管が無所属だから無所属だ!」とマスコ
ミや県民、国民をごまかしてウソをついているのです。そして、悪質なのは自民党支部長で、且つ、
自民党から1億5,000万円もの寄付を受けながら、この事務手続き上の無所属に「完全」をつけて、
「完全無所属」を名乗ったことです。これはウソというより「オレオレ詐欺」ですね。

しかも、小沢秘書の逮捕等で政党不信がピークのタイミングを巧みに利用して「政党推薦の候補者
か完全無所属の候補者か」という選択肢を有権者に迫り、当選を得る目的で「所属政党を秘匿」し
て、虚偽の事項の公表をおこない、事情を知らない有権者を誤誘導したことで犯罪行為を為したの
です。地方議員が仮にどこかの政党に所属していても「無所属」で立候補することはありますが、森
田健作氏のように、当選の目的を持って「政党推薦候補者か完全無所属」を選挙の選択や争点に
することは異常です。

これでは民主主義選挙の「自由公正」を捻じ曲げて「自分勝手・不公正」の選挙を実行したことにな
ります。これに千葉県民だけでなく全国の市民の怒りが爆発したのです。昨今の食品偽装や毒物
混入事件などで社会が大きな不安に陥りました。「完全無農薬」という表示だから購入したのに、成
分を調べてみたら「農薬だらけ」という食品を売っていたら、その製造者や販売者は社会から追放さ
れるでしょう。正に、森田健作氏は偽装「完全無所属」を売りまくり「知事の椅子」を入手したのです。

先ず、森田健作氏がおこなうのは「謝罪」であり、真摯な態度と説明責任を果たすことです。その後
に司法の判断を仰ぐのが人間としてのけじめです。森田健作氏が言った「男のけじめ??」・・・・何
これ??って感じです。このような人は千葉県知事として県民からの信頼を得ることは出来ません。
千葉県財政には広く国民の税金が交付税や国庫補助で入っています。従って、千葉県以外の方々
も千葉県に物を申すことは当然の権利としてあります。今回、森田健作氏が「法律には全く違反して
いない」と開き直った発言に対して、私は「買ってはいけない」と完全な確信を持ちました。
………………………………………………

by 東本高志
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2009年04月26日

【緊急】★Unting peace【10182】の記事の削除をおねがいいたします!

中田です。

管理人様、4月23日送信しました、★Unting peace【10182】の記事の削除をすぐにおねがいいたします。
私の転送ミスで、お手数をおかけしたことを、陳謝いたします。

ブログに掲載していただいた方には、まことに申し訳ありませんが、すぐに記事の削除を、
重ねてお願いいたします。
posted by 風の人 at 22:13 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

公職選挙法:公開アンケートの回答結果を印刷して配布するのは合法か?

公開アンケートは、目的が選挙運動(特定候補を当選させることが目的の運動で、落選目的は含まない)ではないので、少なくとも公示前は、回答結果文書の配布を含め、あらゆる活動が合法です。

ただ、公職選挙法は、選挙運動でなくとも、公示後は「政治団体」(確認団体を除く)による政治活動のうち、ビラ配布などを禁止しています。ですから、公開アンケートの主催団体が「政治団体」でなければ、公示後も配布はOKです。

3月30日に総務省(公職選挙法を所管・解釈する部署は選管ではなく、総務省というのが、総務省の見解)に問い合わせたところ、「政治団体」であるかどうかは、活動内容に即して判断するということです。

例えば、合同立会い演説会の主催団体は、公職選挙法にいう「政治団体」でしょうか。先日開催された千葉県知事選での浦安合同個人演説会では、森田健作氏が途中から退席しました。しかし、その後演説会が、「不公平」になるなどの理由で中止になることはありませんでした。

各候補者は、主催団体からの催促で、政策を記したボード(文書図画)を提示していました。公開質問状に対する回答と同様の行為です。さらに、それら文書図画の映像を含む動画が、選挙運動期間中にインターネット配信されました。

総務省の見解は法律ではないので、それに拘束される必要はありません。「政治団体」でなく、「選挙運動」目的でなければ、何でも可能です。


太田光征
http://otasa.net/

[参考]

落選運動の勝手連?〜 「選挙運動」の定義
http://katteren.blog97.fc2.com/blog-entry-2.html#comment27

勝手連は政治団体か?
http://katteren.blog97.fc2.com/blog-entry-1.html

サクジョ・ヘイサという都市伝説
http://katteren.blog97.fc2.com/blog-entry-3.html

更新についての判断基準
http://katteren.blog97.fc2.com/blog-entry-6.html

第146条 何人も、選挙運動の期間中は、著述、演芸等の広告その他いかなる名義をもつてするを問わず、第百四十二条又は第百四十三条の禁止を免れる行為として、公職 の候補者の氏名若しくはシンボル・マーク、政党その他の政治団体の名称又は公職の候補者を推薦し、支持し若しくは反対する者の名を表示する文書図画を頒布し又は掲示することができない。

まず基本としておさえておくべきは、禁止されているのは「第百四十二条又は第百四十三条の禁止を免れる行為として」の頒布・掲示であることです。これらは「選挙運動のために使用する」、つまり、投票呼びかけなど当選を得させる目的の文書です。ですから、目的が選挙運動目的でなければ、名前が載っていても問題ないのです。


落選運動を禁止する規定は公職選挙法にない
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/47771205.html

公職選挙法
http://www.houko.com/00/01/S25/100.HTM
posted by 風の人 at 14:45 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

【署名TV】 豊田義信 様より署名活動のご案内

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【署名TV】 想いを伝え、社会を変える。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.shomei.tv/ ━━━━

※このメールに返信してもメールは届きません。
 署名TVへのお問い合わせ、ご依頼はメール最下部をご覧ください。

こんにちは、署名TV運営事務局です。

豊田義信 様より、あなた様宛てに
署名活動のご案内を受け付けましたので、
ご案内いたします。

以下が署名活動内容です。ぜひご参加下さい。

署名プロジェクト名:
STOP!プルサーマル、佐賀県玄海原発3号機のプルサーマル計画の中止を求める署名

署名プロジェクトURL:
http://www.shomei.tv/project-856.html

=== 豊田義信 様からのメッセージ =========================

ありがとうございます。

============================================================


=== プロジェクトの企画者 三浦 正之 様からのメッセージ ======

佐賀県玄海原発3号機で今秋実施される計画が進むプルサーマル計画。その中止を求めて、佐賀県知事に署名を届けます。ぜひ周りの方とご一緒に署名のご検討をよろしくお願いします。


============================================================

───────────────────────────────────
オンライン署名サイト【署名TV】
URL : http://www.shomei.tv
問い合せ: https://www.shomei.tv/contact/
運営会社: ユナイテッドピープル株式会社
───────────────────────────────────
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2009年04月25日

 自民・民主に代わる第三極実現の可能性


                       櫻井 智志

 作家にして、経済人の辻井喬氏は、インターネット上での対談でこう述べている。

 国会に議員が5人とか8人とか、数字でいえば勢力としては問題にならないんですよね。共産党なんか、言っていることを聞けば一番まともだと思うんだけど、何でまともなことを言っている政党の議席数がそんなに少ないのか、と思います。
 やっぱり大きいのは、小選挙区制の問題ですよね。私はあの導入のとき、一所懸命反対したんです。今小選挙区制をとったら、下手な独裁者が出てきて、また危険な道に入る。しかも、アメリカに従属した独裁国家なんて、日本人にとってきわめて悲劇であり喜劇でもある、と。

 たとえば、さざ波通信で健筆をふるう原仙作氏など日本共産党の問題点を指摘し、現実的改革を主張する論客の多くは、たとえ共産党がまともなことを言っていても、ただお題目のように唱えるだけではなく、現実政治の節目節目での展望ある政治的判断と集団的実行の具体的実行を力説しておられる。

 辻井氏もほぼ同じような不毛さを感じているだろう。だが、小選挙区制度の導入がかなり大きな左翼低迷の原因と見ている。

 しかし、現実に小選挙区制があるのなら、それに対応した野党勢力の共闘や戦略によって、その弊害に対応した方針提起が必要だろう。いま共闘への具体的実践は「平和の風」など市民団体の間から取り組まれている。かつての革新自治体の東海道メガロポリス化が現実のものとなった頃の政治戦線は、市民運動と社会党、共産党などとがひとつの有機的な連合を形成していた。


 いっこうに共闘もくめず、互いに批判しあっている原水協と原水禁の分裂に腹立たしさを隠さない辻井氏は、またこうも述べている。

 ただ、僕はあんまりがっかりもしていないんですよ。というのは、今回の世界恐慌で、みんな経済的に、追いつめられるところまで追いつめられてしまいます。生活の問題としてなんとかしなきゃならないことが山積みになっている。そうすると、ごちゃごちゃ言って仲間割れしていること自体が大衆から非難される、そういう状況が出てきていると思います。
 昨年も、『蟹工船』が60万部売れたとか、共産党の党員が2万人近く増えたとかいう話がありました。あれは僕はいいニュースだと思ってるんですよ。なぜかといったら、増えた2万人はおそらくマルクスの『資本論』もレーニンの『国家と革命』も読んでない。だけど、共産党の言ってることは正しいと思うから入った。そういう人が体質を変える力になるといいと思うんです。

 このように述べた辻井氏は、日比谷派遣村の村長を務めた湯浅誠氏や運動をリードしている雨宮処凛さんらを革新の新しい在り方を示す可能性として評価している。いま現在、国会では自民・民主に代わる第三極の展望は見えてこない。ただ地方自治体選挙では、青森市や宝塚市をはじめ、全国各地で自公与党に批判的な首長が当選している。国民の政治的意識は、生活困難や現実政治への批判から、暮らしを改善しうる政治の実現を求めている。

 国政においては、麻生政権の数々の失態に代わるべく、民主党の小沢一郎氏を指導者として野党政権交代が実現する動きが見られた。その最中に、謀略的な国策捜査が功を奏し、国民の麻生政権支持率はわずかずつ上向いている。民主党内部では再び寄せ集め所帯の不協和音が出ている。野党が政権交代するための障壁。私は小沢氏の現在の姿勢を支持する。もし小沢氏が辞任すれば民主党は自民党によってのどに腕を突っ込まれ、四分五裂する。自公政権を打破する小沢民主党の挑戦と連動しつつ、第三極を構築する対抗勢力の徹底した自公政権批判によって、第三極は展望を具体的に獲得していくことだろう。
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2009年04月22日

JANJAN記事 「選挙に行こう!」という湘南発プロジェクト

江口征男様、みなさま

こんばんは。
江口征男さんが、記事を書いて下さいました。
江口さん、ありがとうございます↓
http://www.news.janjan.jp/area/0904/0904211907/1.php

「未来は僕らの手の中プロジェクトin鎌倉」
http://www.econakoto.net/kamakura-mirai
連絡先 豊田義信
kamakura0mirai(a)gmail.com ← (a)を@に。
posted by 風の人 at 22:28 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

2009年04月21日

宝塚新市長に、平和市民派・女性の中川ともこさん誕生!

みなさん!このたびはありがとうございました。池辺幸惠@西宮 平和のピアニストです。

 宝塚市の新市長に中川ともこさんが、みごと当選いたしました。こうしてお礼のメールを書いてても涙がにじみ胸が熱くなります。^^ほんとうに、ほんとうにみなさまの熱いご支援をたまわりありがとうございました。m(..)m

 今回2番手を大きく(5791票)ひきはなしての快挙。開票がはじまり10時53分の2度目の発表も、15,000票ずつのタイでしたから・・・やきもきしていたところ、11時10分頃<当確>の報告がはいってみんな大喜び!!得票も、25,851中川ともこ(無所属)・ 20,060 伊藤順一(民主党)・ 12,228 芝・ 8,277 西田・ 6,348 菊川・ 5,132 中原・・・、下からのお2人が自民党さんですから、今回、市民の代表で唯一女性である中川ともこさんの当選は、これからの政治のすすむべき方向をあらわしているように私には思えます。投票率44.2%で前回より1%低かったですが、これまでと違う政治を求めている市民の思いが伝わってきました。

 そして『ともこ・ともこコール』の中、中川さんがあらわれ、報道陣のフラッシュの中喜びの言葉とインタビューに万歳三唱しました。狭い事務所は立錐の余地もなく歩道にあふれていました。中川さんはすぐラジオ生放送出演にでかけましたが帰ってこられて夜半近くに市の選挙管理委員会の人が選挙結果の書類?を渡しに来られました。それからも中川さんを囲んでの写真撮影や感激の挨拶等、興奮さめやらぬまま夜中未明にようやく帰途につきました。
   
 翌朝、私は寝坊して7時のニュースをみそこね、7時20分頃からの“みのもんたの番組”を30分ほどながしてみましたが紹介の新聞各紙のどの一面にも、大きなニュースの<トピック>紹介でも・・・宝塚市長選の話題は全くでませんでした。おかしいななぜでしょうか、しかし関西ではけっこうとりあげていたみたいですが。

 今回の中川さんの快挙は、わたしたち市民の積極的応援だけでなく、とくに社民党と共産党のタイアップあってこそできた快挙ですから、落ちた自民党や民主党にとっても、ましてや政府にとってもおもしろくないでしょう。だからわざと“無視”したり、小さく報道している、そんな雰囲気が私には感じられましたが、みなさんはどう思われたでしょうか?

 で、朝飛び出して、中川さんの市役所ホールでの証書の授与式に駆けつけ、(その様子は、わたしの携帯日記に http://ikenoyuki.blog65.fc2.com/ )そのあと職員への所信表明が11時半と聞いてたので、折り返し行ったのですが、すでに11時に職員への<訓示>はすんでおり、新市長の訓示は、「何回もの汚職による市長の逮捕劇で一番苦労されたのは、職員の方々だったでしょう・・。」 と、涙ぐみながらのねぎらいの言葉だったそうです。(記者の方から聞きました^^)

 私はあと議員室で、社民党の大島議員、梶川議員さんと、それぞれとゆっくりお話しできました。お二人とも選挙には大車輪で動いておられました。そして26日(日)の午後1時からの宝塚ホテルでの祝賀会(会費5000円)で、ピアノを弾いてくださいと頼まれました。もちろん、喜んで!ドラえもんの替え歌をつくろうかしら・・・と、わくわくしています。(^0^)(中川さんは不思議なポケットを持つドラえもんそっくり^^)

 帰り道考えたのだけれど、市議会対策としてこんどの宝塚の市会議員の選挙はいつだろう?中川さんの25000票を 3000ずつで割っても・・・8人は通る!少なくても市民から白浪5人女!を選出し、次回の市議選で市議を誕生させ、中川さんの援護・支援にあたらないとね。あとは職員対策、職員に汚職追放対策案を提出してもらうとか^^。市民にも懸賞つきアイデアもとるとか、ご意見箱を設けたり、市民100人市政検討委員会をつくるとか、にらみのきく良識市民にもお出まし願うとか。すばらしい提案・新機軸を個々にグループを募り職員と市民が一体になって、助成金も出してどんどん進めていくとか・・・・。

 市民が役所とともに政治に気軽に気楽に取り組めてこそ、ほんものの民主主義ではないでしょうか。政治をわたしたち市民の手に(わたしは西宮だけど)とりもどすために 『みなさんご一緒に!』の中川ともこ新市長と一緒に、政治に参加して宝塚市政の改革に取り組んでいきましょう。『市民の暮らしといのちを守る政治を、みなさんとご一緒に!宝塚から、日本を世界を平和にむけて変えてゆきましょう!!』
 
 ではみなさま、ほんとうにありがとうございました。中川新市長の『職員・市民と、みんなご一緒に』の政治のほんとうの勝負はこれからです。ほんらい政治はわたしたち市民の生活とともにあって切り離せないものです。私自身は西宮ですから、西宮の市民派議員(女性3人)の支援はもちろんですが、距離的には宝塚市役所の方が近いのでいろいろ勉強させてもらいに行こうかとわくわくしています。^^

    池辺幸惠@西宮 http://yukichan.cc/
posted by 風の人 at 15:54 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

2009年04月20日

☆☆5月9〜10日(土日)さあ、あなたもアースデイにでかけませんか!

中田です。

重複おゆるしください。

新緑の5月の風と、若者たちのエネルギーにもまれて、
私たちも、元気をとりもどしたいですね。

国家権力と、メディアのすさまじい横暴に、気持ちも正直重くなりがちな日々。
はね返して、いのちの連帯を実感しましょう!

☆☆☆========
楽しいDEMOに、いっしょに、色とりどりの鯉のぼりやカヌーを持って大津通りをあるきましょう!
                     ☆☆☆=============
遠方の方には、おしらせ情報になりますが、気持ちはやっぱりお届けしたいのです。

<転送転載大歓迎>
==========================================
洋子です。

楽しいDEMOのお知らせです。

アースデイのイベントが、今年は5月9日10日(土日)久屋広場であります。若い人が大勢参加し、楽しもうよ!とイベントが盛りだくさんです。今年は、そのイベントに デモ[DEMO]! が加わっていま す。

何のデモ??アースデイのカヌー隊と、設楽ダム計画の矛盾と無駄を「どーして?」と問う人びとが合流してDEMOします。5月9日(土)16:00にアースデイ愛知会場メインステージ前にカヌー又は鯉のぼりを持って来てください!大津通をカヌーと魚でいっぱいにしましょう!もちろんカヤックでもOK!

当日は、色とりどりのカヌーとこいのぼりといっしょに楽しく栄のメインストリートをパレードしたり、たくさんのカヌーが飾り付けられたアースデイ愛知2009メインステージで設楽のジジババ高校生を交えたトークがあったり、メインステージ正面ブースには四万十川から天ぷら油で駆けつけるカヌー達人によるカヌーカフェがあったり、設楽のスライドショー、写真展と盛りだくさんです。自然が好きな方、カヌーが大好きな方にたくさん集まっていただきたいと思っています。

晴れやかで気持ちのいいパレードで、設楽ダムなんていらないことを愛知のみんなに知ってもらいましょう!
(当日はテレビ、ラジオ、新聞などの取材がたくさん来る予定です)


さて、知っていますか?
設楽ダムがいよいよ着工することに愛知県と地元の「合意」が決まりました。いよいよ、愛知県の最も美しい自然ともオサラバする決意をしたようなことです。それに対する疑問「どうして???」という声を反映して大きなデモが土曜日の夕方、名古屋市栄、三越、松坂屋デパートの周りで行われます。

30年以上昔に建設の計画が立てられ、今年その計画の着工が決められましたが、このダムは、水の需要にも電力の需要にもとりわけて必要のない、「水は足りている」「渇水対策にも大きく寄与しない」「発電、工業用水、農業用水でもない」・・・つまり、計画には矛盾が一杯、そして無駄が一杯。地元には合意している人もいるのですが、「すでに補助金で学校などが建てられている」「今さら反対してもどうにもならない」「一部には補償をもらえる人もいる・・とはいうものの大変安いが・・」と諦めの声が多く、「設楽の未来を明るくする方向にはない」という気持ちは共有されています。

では、愛知県民にとってはどうか?3000億円が当初見込みの建設費です。今はお金がないので、借金で建設し、後々の子孫がそれを払います。・・どーして、そんなことしなくちゃならないの???

自衛隊がイラクに行かないほうがいいと思うけど・・・でも行ってしまった。ソマリア沖の海賊対策なら、海上保安庁がふさわしいはずなのに、なんだか知らないけど、自衛隊が行ってしまった・・・設楽ダムで、水辺の生き物も死んでしまうけど・・でも、作るんでしょ?今さら反対と百回唱えてみたところで止まらないし・・・でも・・・・

とにかく、一緒にDEMOして、歩いてみませんか?


**************************
”ミカワオワリの大首長への手紙”

海からわき上がる雲が
山に雨をふり注ぐ。
生い茂る森の土は雨を吸い、
森が動物たちに住みかと食べものを、
草木と動物たちの屍は、
実りをもたらす肥やしとなって
土とともに流れ出す。

川を流れるまぶしい水は
渇きをいやし
カヌーを運び
めぐるいのちを運ぶ。
ときに訪れる嵐とともに
やせた大地にかぐわしい土を運び、
また海に帰ってゆく。

川は、空と、森と、海とを結ぶ、
いのちの道。

わたしたちはその道をたどって
その流れとともにそこに来た砂の浜辺に立ち
どこまでも続く青い海を見た。

あらゆるものがつながっている。
この命の織物を織ったのはわたしたちではない。
わたしたちはそのなかの一本の糸に過ぎない。

大地が私たちに属しているのではない。
わたしたちが大地に属しているのだ。

母なる大地と父なる空をつなぐ命の流れを
あなたの子供のそのまた子供たちのために
守り続け
私たちが愛したように愛して欲しい。
いつまでも
どうか いつまでも



”わたしたちの愛知”

設楽ダムを造るか造らないかを決めるのは、神田知事でも、国土交通省の官僚でもなく、

私たちひとりひとりです。

私たちひとりひとりが真実を求め、
ひとりひとりが意思を表明することが、
わたしたちの望む愛知を実現するはじめの一歩です。

私たちは、地球に感謝し行動するハレの日のアースデイに行動します。

晴れやかに
気持ちよく
川を流れるカヌーに乗って

さあ、あなたもアースデイに出かけませんか。
カヌーと魚で埋め尽くされたいのちの道を見とどけに。
*****************************************

お願いその1
メッセージを添えて、このメールを友達やお知り合いに転送してください(転送期限2009/5/9)


お願いその2
ブログ、SNS日記、ウェブサイトなどでこのイベントを紹介し、下記サイトにリンクを張ってください!
http://www.sai-gr.jp/wellcanoe/
ケータイサイト:http://www.sai-gr.jp/wellcanoe/mobile/index.html
残り時間があまりありません!
口コミ作戦のスピードが必要です!

*”ミカワオワリの大首長への手紙”は”父は空 母は大地”寮美千子編訳を元にして書かれたものです。

以上。
posted by 風の人 at 20:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2009年04月19日

宝塚市長選挙 投票はもうすまされましたか?

みなさま、こんにちは池辺幸惠@西宮 平和のピアニストです。

 このたびの宝塚市長選挙に、わたしは唯一の女性候補・平和候補の中川ともこさんを応援しています。こちらへの案内が当日になって申し訳ないです。下方に、先日木曜日の宝塚ベガホールでの立会演説会から、市場さんの発言の一部を書き出しておきますので、中川さんが、震災後の社民党の比例区で当選なさって、以来国会でどのような活動をしてこられたかが分かっていただけると思います。

 今回、中川さんには、前国立市長の、上原公子さんが日曜の公示以来ずっとはりついて応援なさっています。公示日には広島の秋葉市長さんも応援に来られました。上原さんは、中川さんのモットーは『みなさんご一緒に』だと話されました。それって、今の政治に一番求められている“市民の政治参加”ということですね。
 
 私の思うには、今の日本の混迷の時代・またもや軍国主義に向かおうとしている政治を救えるのは、女性の感性とひらめきだと思います。それは男性の論理ともいえる強者の論理・切り捨てご免・エゴイストのネオコンの論理の行き過ぎが、今日の格差社会と世界的経済恐慌を生んだと思うからです。もう男性だけの政治、企業や業者との癒着にまみれた政治屋にまかせていは、世界は危うくなる一方です。今こそ、いのちを大切に、子孫に膨大な負の付け届けを許さない!細やかで、やさしい心づかいのできる感性をもつ人が、女性こそが政治の場にでるべき時だと思います。
 
 今回、6人の宝塚の候補者のうち平和候補は、一人だけの女性候補・中川ともこさんしかいないのではと思われます。それに今回は共産党も立候補をとりやめて中川さんの応援をしています。先日は新日本婦人の会の会長さんも応援演説をなさっていました。又、尼崎のアスベスト被害者の会の方も話されました。中川さんのネットワークの広さがわかりますね。又、あの野中広務さんからも激励の言葉がきていました。中川さんは超党派で、市民として市民のため平和のための政治に尽くせる方だと分かります。
 
 ところで彼女はインドネシアとのフェアトレードの乾燥糸こんにゃくを起業して成功させました。そして震災の時彼女は宝塚市で、私は灘区で震災ボランティアをたちあげて活動したのですが、その後、彼女は国会議員になり、私はピアノに戻りました^^。

 西宮市の隣の宝塚市は(何処でもそうですが)地方選には関心が薄いということがあります。しかし、今回汚職問題が発端になっているので、とくに汚職を嫌う女性に訴えたいですね。宝塚市は、国政レベルですと70パーセント近くの投票率なのに地方選は前回45パーセントでした。女性票が98000票あると聞きます。この3割を獲得すれば可能性があるのです。
 
 憲法改悪反対、市民の立場での中川さんに是非市長になってもらいたいと思っています!宝塚の女性のみなさん、子どもの未来のために、宝塚から平和を全国に世界に発信していきましょう。

 ===文責池辺 立会演説会から=== 市場じゅんこさん『 韓国の原爆被害者を救援する市民の会 』の発言から、  わたしは、豊中市民ですが、わたしたちの会は、全国で800人の会員、で、広島・長崎で原爆に会ってからそのまま韓国に帰って、日本政府から放置されたままでいた方々の支援をしています。中川ともこさんには10年前、国会ではじめて会ってお世話になりました。

 中川さんのおかげで、今日日本のヒバクシャの方たちとまだ差は残っていますが、ほぼ、韓国に暮らしながらにして手当てや医療費の8割がたの援助がうけれるようになりました。ですから、中川さんは、韓国のヒバクシャたちにしとっていのちの恩人なんです。

 彼女が国会の活動でしてきたことは、●震災の法律を作られた。(小田実さんの市民・議員立法の被災者支援法だと思います、池辺注)●介助犬の法律を作られた。●ヤコブ病で苦しんでいる人の保障も実現された。●さらにハンセン病の保障も実現された。●そして、在韓ヒバクシャの問題も大きな一歩を踏み出すきっかけを作ってくださいました。●さらに日本軍が中国に捨ててきた毒ガスで被害を受けているひとたちの支援も手がけられました。

 このように中川さんは、宝塚市だけではない、日本の人たちのため、いえ世界中で日本のために苦しめられている人たちのためにとても大きな働きをされました。そのために、どんな国会議員より、毎夜毎夜遅くまで議員室に残って国会活動をしてくださいました。

 ですから中川さんが、今度は、宝塚の人たちのために働きたいと言われるのを聞いて、彼女の思いをみなさんのおかげで実現させてあげたい。わたしは、中川さんの国会活動を3・4年一緒にさせていただきしたが、彼女が市長になったら、絶対、市長室はみなさんに開かれたものになるでしょう。 中川さんの最大のポイントは、市民の一人一人被害者の一人一人を主人公にしてくれます。ヤコブ病で国会に来れない方には、坂口厚生大臣を北海道まで連れて行って、被害者に直接会わせました。こんなふうに、政治を一人一人を主人公に、政治を一人一人の手に取り戻してくれるのが、中川さんだと信じています。
 
 宝塚市は、汚職市長が2期つづけて逮捕されるという不名誉を広めましたが、一転、従軍慰安婦の支援の決議をあげたのは、日本で最初の市です。もし中川さんが、市長になったら、さらに、日本に輝く宝塚市というのを市民と一緒になって、中川さんに作っていただいて、近くに住んでいる豊中市にもパワーをいただきたいと思いますし、ひきつづき、いろんな問題で苦しんでいる人たにも、地方行政からもそういう政治を宝塚市で実現していってほしいと思います。
 
 あと、兵庫県高砂市議 井奥まさき(いおくまさき)さんのブログの推薦文貼っておきます。−−−−−−−−−− 宝塚市長選挙で中川ともこさんが立候補しています。二代続けて市長が汚職逮捕という恥ずかしい街になった宝塚。今彼女は決意を固め、市民の市政を取り戻すべく闘っています。逮捕辞任により急な選挙日程。中川さんは他候補より出遅れてのスタートになりました。今回は社民党を離党して無所属。市民団体「宝塚にクリーンな女性市長を!市民の会」を中心に、社民党と共産党が自主的に支持しているという形です。

 主婦出身の中川さんは本来、庶民派・市民派。常に弱者の目線で国会でも闘ってきました。身体を張って、多くの人を巻き込んで議員立法をつくり悪法に反対してきました。とてもとても明るくて、パワフルで、人の懐へ飛び込んでいくともこさん!

 私たちは彼女の挑戦を応援し、成功させるために市議のみなさんに協力の呼びかけをします。とにかく短期決戦なので多くの方々のご協力をお願いします。
  
 呼びかけ人中西智子(箕面市議)/増田京子(箕面市議)/酒井一(尼崎市議)/四津谷かおる(西宮市議)/神原宏一郎(豊中市議)/井奥まさき(高砂市議)/井筒たかお(加古川市議) 〔順不同〕 
 
報告:池辺幸惠@西宮 http://yukichan.
posted by 風の人 at 15:46 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

総務省が改憲国民投票キャンペーンを展開

総務省は、憲法遵守義務を完全に無視し、付帯決議という形で自ら欠陥を認めた改憲国民投票法をそのまま施行しようというのでしょうか。

自治体に命令し、予算を付けさせ、改憲国民投票用の名簿づくりまでさせる。こんな主客逆転は許されない。

[参考]
国民投票投票用紙:「反対」欄の余白に「×」は「賛成」
憲法改定国民投票投票用紙:「反対」の上に「レ点」記号の重ね書きは「賛成」または「無効」

総務省が「ご存知ですか?平成22年5月18日から『憲法改正国民投票法』が施行されます。」というパンフレットを莫大な予算を使って、4月初めから全国の自治体などの窓口で大量に配布しはじめました。

これはまだ憲法審査会も始動できない状況であるにもかかわらず、2010年から憲法改定の国民投票が始まるかのような誤解を招きかねないトンデモ・キャンペーンです。

もともと、この改憲手続き法は07年に安倍内閣の下で強行採決され、与党も18項目もの付帯決議をつけたといういわくつきの法律です。総務省が憲法という重大問題に関して、この経過を無視し、先走って「国民投票法」のキャンペーンをすることなど許されるものではありません。

総務省のこの危険な動きに抗議する市民と国会議員の院内集会を下記のように設定しました。ぜひご参加下さい。
日時:4月21日(火)午前11時30分〜12時30分
会場:参議院議員会館第3会議室

呼びかけ:アンポをつぶせ!ちょうちんデモの会、「憲法」を愛する女性ネット、憲法を生かす会、日本消費者連盟、平和憲法とともに歩む中野の会、
平和を実現するキリスト者ネット、平和をつくり出す宗教者ネット、許すな!憲法改悪・市民連絡会、(03−3221−4668)


太田光征
http://otasa.net/
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2009年04月18日

「無所属」でも「自民党支部長」を名乗れるのにそうしなかった森田健作氏

党籍証明書を選管に提出せず、選管が「無所属」のレッテルを貼った候補でも、党籍(「自民党宝塚市支部長」)をポスターに記載している候補者が、いま戦われている宝塚市長選で存在します。また、党籍証明書を森田知事はもらっていないと主張していますが、党籍証明書は、「所属する支部長」、したがって森田氏自身が発行できたのです。いずれも、さとうしゅういちさんがJANJANで見事に指摘しています。

告発された森田健作知事 苦しい釈明の中身
http://www.news.janjan.jp/government/0904/0904161686/1.php

収賄罪などで起訴された前市長の辞職に伴う兵庫県宝塚市長選は12日告示され、無所属新顔6人が立候補した。
朝日新聞2009年4月13日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200904130031.html


太田光征
http://otasa.net/
posted by 風の人 at 23:08 | Comment(2) | TrackBack(0) | 一般

海賊対策は貧困対策で

生存のために海賊行為を働いているのだから、軍隊などで海賊行為を根絶することはできない。海賊を皆殺しにするというのか。

意見送付先(民主党議員):
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/117239286.html

太田光征
http://otasa.net/

海賊対処派兵新法の衆院での審議が重大局面を迎えております。浜田防衛相はP3Cに派遣準備命令を出しました。ソマリア周辺に派遣されるのは陸海空3自衛隊で1000人に上ると言われております。このようななし崩しの派兵による9条破壊を看過できません。いま、行動を起こしましょう。以下、国会前行動のご案内です。転送・転載にご協力下さい。

自衛隊ソマリア派兵・「海賊対処派兵新法」反対 4・22国会前行動(第4波)
日時:4月22日(水)17:30〜〜18:30
場所:衆議院第2議員会館前
呼びかけ:2009年5・3憲法集会実行委員会
posted by 風の人 at 21:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2009.4.18 安川健人さんの回答 ★ 鎌倉市議選アンケート

安川健人様、皆様

この度は、早速のご回答を感謝いたします。
慎んでご回答を掲載すると共に、広く転送させて頂きます。

ありがとうございます。


「未来は僕らの手の中プロジェクトin鎌倉」
http://www.econakoto.net/kamakura-mirai
連絡先 豊田義信
kamakura0mirai(a)gmail.com ← (a)を@に。



★★★★★★

2009.4.18 安川健人さんの回答 ★ 鎌倉市議選アンケート
 ↓ 
http://www.econakoto.net/kamakura-mirai/article/21
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2009年04月17日

森田健作氏を告発する会が検察に提出した告発状

一昨日の4月15日、森田健作の「公選法」違反と「政治資金規正法」違反を問う告発状が千葉地検に提出されましたが、その告発状が新しく立ち上げられた「森田健作氏を告発する会」のHPにアップされました。以下です。ご覧いただければ幸いです。

■告発状(「森田健作氏を告発する会」2009年4月17日)
http://morikenaccusers.blog42.fc2.com/blog-entry-13.html

その15日の市民告発を受けて、森田新「知事」は翌日の16日に記者会見し、「私は完全(無所属)だと思っている」(読売新聞、2009年4月17日)、「法律上の問題はありません」(東京新聞、2009年4月17日)などと自らの潔白を主張し、知事の座にあくまで居座る姿勢をみせました。

■知事「適法な選挙運動」強調(読売新聞 2009年4月17日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090415-OYT8T01036.htm?from=yolsp
■『政策、一人で考えた』 告発受け森田知事 『政党との協議なし』強調(東京新聞 2009年4月17日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20090417/CK2009041702000091.html

この森田氏の潔白主張について、「森田健作氏を告発する会」の世話人のおひとりで、千葉県議の吉川ひろしさんは、森田氏の「完全無所属」の主張は「県民騙しの手口」だと厳しく批判しています。

以下、吉川さんの4月17日付メール(「森田健作氏を告発する会」ML)から。
(一部重複して読まれる方はご容赦ください)

………………………………………………
≪森田健作氏の「完全無所属」県民騙しの手口≫

森田健作氏は就任最初の定例記者会見で、選管に党派所属証明書を出さないと「無所属」になると言い訳を述べましたが、先ず最初のウソがここにあります。

確かに、立候補届出の際に「党派所属証明書」を提出しなければ、その欄には「無所属」と記載するように選管から指導されます。しかし、選管は候補者がどの政党に所属しているのかという審査権もないので、立候補事務手続き上で「無所属」ということにしているのです。

例えば、すでに政党公認の候補者が決まり、同じ党籍のある人が立候補したいという場合に、1人に絞る意味でも「党派所属証明」を政党が出さないケースです。このように政党所属の立候補者が政党からの推薦をもらいたくても政党が推薦を出さない場合が現実にあります。

それでは、「党派所属証明書」は誰が出すのでしょうか?

選管の届出書類の記載例によれば、政党の「支部長、責任者」が「党派所属証明書」を出せるようになっています。周知のように、森田健作(鈴木栄治)氏は自民党の支部長でありますので、「党派所属証明書」は自分で書ける立場の候補者であったのです。それを承知のうえで、あえて「党派所属証明書」を出さないで、選管に審査件がないことを認識のうえで「無所属」をもらったのです。しかも、選管は、この無所属は「事務手続き上の無所属」であり、「この候補者は無所属ですよ」と、有権者に対して選管が証明する書類ではないということです。

森田健作氏は、この仕組みをうまく利用して、あたかも「選管が無所属だから無所属だ!」とマスコミや県民、国民をごまかしてウソをついているのです。そして、悪質なのは自民党支部長で、且つ、自民党から1億5,000万円もの寄付を受けながら、この事務手続き上の無所属に「完全」をつけて、「完全無所属」を名乗ったことです。これはウソというより「オレオレ詐欺」ですね。

しかも、小沢秘書の逮捕等で政党不信がピークのタイミングを巧みに利用して「政党推薦の候補者か完全無所属の候補者か」という選択肢を有権者に迫り、当選を得る目的で「所属政党を秘匿」して、虚偽の事項の公表をおこない、事情を知らない有権者を誤誘導したことで犯罪行為を為したのです。

地方議員が仮にどこかの政党に所属していても「無所属」で立候補することはありますが、森田健作氏のように、当選の目的を持って「政党推薦候補者か完全無所属」を選挙の選択や争点にすることは異常です。これでは民主主義選挙の「自由公正」を捻じ曲げて「自分勝手・不公正」の選挙を実行したことになります。これに千葉県民だけでなく全国の市民の怒りが爆発したのです。

昨今の食品偽装や毒物混入事件などで社会が大きな不安に陥りました。「完全無農薬」という表示だから購入したのに、成分を調べてみたら「農薬だらけ」という食品を売っていたら、その製造者や販売者は社会から追放されるでしょう。正に、森田健作氏は偽装「完全無所属」を売りまくり「知事の椅子」を入手したのです。

先ず、森田健作氏がおこなうのは「謝罪」であり、真摯な態度と説明責任を果たすことです。
その後に司法の判断を仰ぐのが人間としてのけじめです。
森田健作氏が言った「男のけじめ??」・・・・何これ??って感じです。
このような人は千葉県知事として県民からの信頼を得ることは出来ません。
千葉県財政には広く国民の税金が交付税や国庫補助で入っています。
従って、千葉県以外の方々も千葉県に物を申すことは当然の権利としてあります。

今回、森田健作氏が「法律には全く違反していない」と開き直った発言に対して、私は「買ってはいけない」と完全な確信を持ちました。(吉川ひろし)
………………………………………………

by 東本高志
posted by 風の人 at 18:21 | Comment(1) | TrackBack(3) | 一般

森田健作氏告発状

「森田健作氏を告発する」会が15日に千葉地方検察庁に提出した告発状をご紹介します。ファイルはこちら

なお、「森田健作氏を告発する会」のHP↓が完成しました!
 http://morikenaccusers.blog42.fc2.com/

太田光征
http://otasa.net/


告 発 状

千葉地方検察庁検察官 殿
                  平成21年4月15日
告発人ら代理人  弁護士 西  島  和

告発人ら復代理人 弁護士 坂 本 博 之

同        弁護士 及 川 智 志

同        弁護士 廣 田 次 男

同        弁護士 中 丸 素 明

同        弁護士 菅  野  泰

同        弁護士 大 木 一 俊

同        弁護士 谷 萩 陽 一

告発人の表示    別紙告発人目録記載のとおり  
     
代理人の表示    別紙代理人目録記載のとおり

被告発人の表示   住所不詳
被告発人  森田健作こと鈴木栄治 

住所不詳
被告発人  氏名不詳

公職選挙法違反等告発事件
 
告発の趣旨

被告発人森田健作の次の告発事実に記載の行為は公職選挙法第235条第1項の罪に該当し、被告発人氏名不詳の次の告発事実に記載の行為は政治資金規正法(平成18年12月改正前、以下同)第26条の2により処罰の対象とされる同法第22条の5に違反しますので、捜査の上、厳重に処罰されたく告発します。

告発事実及び告発の事情

第1 告発事実
1 被告発人森田健作関係
被告発人は、平成21年3月29日施行の千葉県知事選挙(以下「本件知事選」という)に際し、立候補して当選したものであるが、自己に当選を得る目的で、本件知事選において、公職選挙法第142条第1項第3号所定のビラ(以下「法定ビラ」という)を配布するにあたり、被告発人が本件知事選当時自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部(以下「本件政党支部」という)の代表者の地位を有し、本件知事選に先立つ平成16年から平成19年までに、本件政党支部が企業・団体等から寄附金として受領した合計約1億6185万円を含む本件政党支部の収入約2億0409万円のうち合計1億5030万円を、被告発人が代表者を務める資金管理団体「森田健作政経懇話会」において寄附金として受領していた状態であったのに、法定ビラのうち1種類のビラに、「政党より県民第一」「候補者力だけが頼り」等の記載とともに、被告発人を「完全無所属候補」と表示して被告発人が政党とは人的・資金的なつながりがないことを記載したビラ(以下「本件2号ビラ」という)を相当枚数作成し、本件2号ビラを平成21年3月12日から同月28日までの選挙期間中に相当枚数配布し、もって公職の候補者の身分に関し虚偽の事項を公にしたものである。
2 被告発人氏名不詳関係
被告発人は、自由民主党東京都衆議院選挙区第2支部の役職員又は構成員であるが、同第2支部において、平成17年に外国法人・外国人の発行済み株式の保有率が50.62%、平成18年に外国法人・外国人の発行済み株式の保有率が51.82%であった株式会社ドン・キホーテ(代表取締役安田隆夫)より、平成17年に合計650万円、平成18年1月から11月までに合計330万円の寄附を受領し、もって主たる構成員が外国人若しくは外国法人である会社からの寄付の受領を禁止する政治資金規正法(平成18年12月改正前)第22条の5の規定に、団体の役職員又は構成員として違反したものである。

第2 告発の事情(被告発人森田健作関係)
 1 虚偽事項の公表
(1)「不完全無所属」(被告発人が政党とつながりがないといえないこと)
  ア 被告発人は、平成16年ころから少なくとも本件知事選当時まで自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部(以下「本件政党支部」という)の代表者であった(甲1・本件政党支部の収支報告書、甲2・衆議院法務委員会議事録)。
    本件政党支部は、政治家個人では受け取ることのできない企業団体からの政治活動に関する寄附を受け取ることができる政治資金規正法第21条の「政党の支部」であるところ、合計約1億6185万円の企業・団体献金を含む本件政党支部の収入約2億0409万円のうち、合計約1億5030万円が、「森田健作政経懇話会」に寄附されている(甲2・衆議院法務委員会議事録、甲3・毎日新聞記事)。
    「森田健作政経懇話会」は、被告発人が代表を務める資金管理団体であり、本件政党支部と同一の住所に事務所がおかれている(甲1・本件政党支部の収支報告書、甲4・森田健作政経懇話会の平成19年収支報告書)。
    すなわち、被告発人は、平成16年から本件知事選当時まで、政党から本件政党支部の支部長という特別な地位を与えられていたことによって、被告発人個人では受領できない多額の企業・団体からの寄附を含む資金を被告発人の政治活動に利用し、または利用しうる立場にあったのであるから、本件知事選当時、被告発人と政党との間に相当強いつながりがあった。
イ なお、被告発人は、被告発人と政党とのつながりについて、「支部の資金を今回の知事選の選挙活動にはあてていない」等と釈明している(甲5・朝日新聞記事)。 
しかし、
@ 平成17年の森田健作政経懇話会の収入は8658万円余であり、うち8061万円余が本件政党支部からの寄附であること
A 平成17年2月に森田健作政経懇話会から「鈴木栄治」へ4000万円が、平成17年3月に森田健作政経懇話会から「元気モリモリ千葉を日本一にしよう会」へ4500万円が、それぞれ寄附されていること
   (以上甲6・森田健作政経懇話会平成17年収支報告書)
B 前記「元気モリモリ千葉を日本一にしよう会」が公職選挙法に基づく知事選の確認団体であること(甲3・毎日新聞記事)
等の事実から、平成17年に実施された千葉県知事選挙(以下「前回知事選」という)に本件政党支部の資金が利用されていることが確認できる。そして、被告発人が前回知事選から引き続き本件政党支部の支部長であったことからすると、本件県知事選の選挙活動にも本件政党支部の資金が利用されたことが強く推認される。
また、仮に、前記被告発人の釈明のとおり、被告発人が本件県知事選に支部の資金を利用していないとしても、被告発人は、平成17年に施行された千葉県知事選挙で落選した後、本件知事選での当選を期することを表明し(甲7・毎日新聞記事、甲8・東京新聞記事、甲9・千葉日報記事、甲10・読売新聞記事)、政治活動を行っているのであり、本件政党支部の資金を利用して本件知事選での当選を期した政治活動を行い、また行うことができる状態であったといえるから、被告発人が本件知事選当時政党とつながりがなかったとは到底いえない。
 (2)「完全無所属」
  被告発人は、被告発人が配布した本件2号ビラに、自らについて「完全無所属」「政党より県民第一」「候補者力だけが頼り」等と表示し、政党とのしがらみがないことをセールスポイントして訴えた(甲11・2号ビラ)。
本件2号ビラにおいて、「完全無所属」とならんで「政党より県民第一」「候補者力だけが頼り」との文言が用いられていることから、「完全無所属」という文言は、単に立候補の届出や、政党への所属のみならず、政党とつながりがないことを意味する表示として用いられているといえる。
すなわち、「完全無所属」とは、その文言自体、または少なくとも本件2号ビラの他の文言(「政党より県民第一」「候補者力だけが頼り」等)とあいまって、候補者が、政党と人的つながりも、資金的つながりもないことを表示する事項といえる。
被告発人は、本件知事選の選挙期間中に「知事は政党の支援を受けては駄目だ」と訴えていること(甲12・読売新聞記事)、「運動員が『政党のしがらみのない完全無所属候補』と連呼しながら候補者の横でビラをまく選挙戦を展開した」こと(甲13・週刊朝日記事)からは、被告発人自身、政党と人的・資金的つながりのないことを表示する言葉として「完全無所属」という言葉を用いているといえる。

 (3)被告発人の行為は「虚偽事項の公表」にあたる
以上のとおり、被告発人は、本件知事選当時、政党から政党支部長という地位を与えられていたことにより、多額の企業・団体献金を含む資金を政治活動に利用し、または利用しうる状態にあったのであり、前回知事選当時、被告発人が本件知事選での当選を期していたこともあわせ考慮すると、政党とつながりがなかったとは到底言えない状態であったから、政党とつながりがないことを意味する文言として用いられた「完全無所属」が虚偽事項の公表罪の「虚偽の事項」にあたること、また、このような事項を記載した本件2号ビラを配布した被告発人の行為が「虚偽事項の公表」にあたることは明らかである。

(4)虚偽事項の公表罪に関する総務省の答弁(甲2号証)
なお、総務省は、虚偽事項の公表罪に関する富田茂之衆議院議員の法務委員会での質問に対し、「立候補届けにおきます無所属という記載は、…所定の所属党派証明書がない、添付されていないという場合に記載すべき、かなり広い意味の呼称であるというふうに解されておりまして、一般に、政党に所属する者が無所属として立候補届けをし、無所属として選挙活動を行うことは、当該規定には抵触しない」「一方、政党に所属する者がいかなる政党にも所属しないということを公にして選挙活動をするということにつきましては、…一般論でございますけれども、それが立候補届における無所属ということではなく、実際の政党への所属関係について、当選を得または得させる目的をもって公職の候補者の政党その他の団体への所属に関し虚偽の事項を公にした、そういうふうに認められる場合には、公職選挙法第235条第1項に抵触するおそれがあるということは考えられる」(下線は代理人)との答弁をしている。
本件ビラの「完全無所属」等の記載は、前記(3)記載のとおり、立候補届けにおける無所属ということにとどまらず、実際の政党への所属関係を含め、被告発人の地位・状態について、政党とのつながりがないことを記載したものであって、公職選挙法第235条第1項に違反する。
 2 虚偽性の認識
   公職選挙法第142条所定の、いわゆる法定ビラは、公職の候補者が選挙において当選を得るために利用するもっとも重要な道具の一つであって、同法で頒布可能な枚数の上限が定められている。
   被告発人が政党支部長として政治資金を集めていたことは被告発人自身がよく知っている事情である以上、特段の事情がない限り、本件ビラを配布した被告発人には虚偽性の認識に欠けるところはない。
なお、被告発人は、「選挙が終わったら(本件政党支部を)解散しようと(思っていた)」等と釈明している(甲5・朝日新聞)が、被告発人が本件知事選後に本件政党支部を解散したという客観的事実はない。
 3 「完全無所属」は公職選挙法235条1項にいう「身分」に含まれる
   「完全無所属」であるとの事項は、「政党より県民第一」「候補者力だけが頼り」として政党とのつながり・しがらみがないことを訴える被告発人の地位・状態を誤って強く印象付け、選挙人の公正な判断に影響を及ぼすおそれがあるものであるから、公職選挙法235条1項にいう「身分」に含まれる。
4 当選を得る目的
  本件県知事選当時、選挙人の間に政党に対する不信感が広がっていた状況下で、政党と完全に無関係であるという事項は、選挙人の支持を集めて当選を得るのに有利な事項であり、とりわけいわゆる無党派の選挙人の支持を集める要因となる事項であること(実際に、無党派の投票先は、被告発人が最も多く、43%が被告発人に投票している、甲14・朝日新聞記事)、被告発人もそのように考えたからこそ「完全無所属候補」という虚偽の事項を公表したと判断される。
そうすると、被告発人は、当選を得る目的で虚偽事項を公表したといえる。
5 付言
 有権者の政党不信が著しい昨今、政党と人的・資金的につながりのある公職の候補者が、あえて「無所属」候補として立候補し、無党派をとりこむなどして選挙を有利にすすめようとすることは、広く行われていることである。
 しかし、本件県知事選において「完全無所属」を公称した被告発人の行為は、前回知事選後、今回知事選での当選を期していた被告発人が、前回知事選以前から本件知事選までの間、政党の支部長という地位にあったことによって、個人では受領できない多額の企業・団体献金を含む資金を政治活動に利用し、または利用しうる立場にあったのに、政党とは一切しがらみ、つながりがないかのように偽装したものであって、悪質といわざるを得ない。
今回の被告発人の行為が見過ごされるならば、民主主義の重要な要素である選挙の公正を実現しようとした公職選挙法の趣旨は没却され、世の中に対し、「当選さえすれば公職選挙法に違反しても処罰されることはない」との誤ったメッセージを発信することとなる。選挙という公共性の高いイベントで行われたルール違反が放置されることは、犯罪の一般予防の点からも問題が大きい。
  よって、御庁に対し、被告発人について厳正な捜査を求めるものである。

第3 告発の事情(被告発人氏名不詳関係)
 1 前記告発事実1の被告発人である森田健作こと鈴木栄治(以下「森田健作」という)が代表を務める本件政党支部は、前記告発事実2記載のとおり、平成17年に外国法人・外国人の発行済み株式の保有率が50.62%、平成18年に外国法人・外国人の発行済み株式の保有率が51.82%であった株式会社ドン・キホーテ(代表取締役安田隆夫、以下「告発外会社」という)より、平成17年に合計650万円、平成18年1月から11月までに合計330万円の寄附を受領し、もって主たる構成員が外国人若しくは外国法人である会社からの寄付の受領を禁止する政治資金規正法(平成18年12月改正前)第22条の5の規定に違反して寄附を受領した(甲15・朝日新聞記事)。
 2 告発外会社から本件政党支部に対して寄附がなされた際、寄附金を誰が、どのような方法で受領したのか、現時点では不明であるが、本件政党支部の誰かが何らかの方法で受領したことは確実である。
 3 よって、御庁に対し、告発事実2記載の犯罪事実について、厳正な捜査を求めるものである。
 4 なお、本件政党支部の代表者である森田健作は、「寄付当時、(問題の外国出資企業の)株主構成は知らなかった」としている(甲・週刊朝日記事)。
   しかし、政治資金規正法第22条の3第6項及び同法第22条の4第2項が、一定の団体から「知りながら、これを受けてはならない」と規定しているのに対し、同法第22条の5が単に「寄附を受けてはならない」と規定しているから、法は、会社から政治活動に関する寄附を受ける者は当該会社の株主構成を調査すべきことを要求しているといえる。
   「株主構成は知らなかった」とする森田健作の弁解が、株主構成に関する誰の認識について述べたものか、必ずしも明らかでないが、法が、会社から政治活動に関する寄附を受ける者に対し、当該会社の株主構成を調査すべきことを要求している以上、告発外会社から寄附を受けた本件政党支部の構成員は告発外会社の株主構成を知っていたことが推認される。
以上

証拠資料

甲第1号証  自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部の収支報告書
甲第2号証  衆議院法務委員会議事録
甲第3号証  毎日新聞記事
甲第4号証  森田健作政経懇話会の平成19年収支報告書
甲第5号証  朝日新聞記事
甲第6号証  森田健作政経懇話会の平成17年収支報告書
甲第7号証  毎日新聞記事
甲第8号証  東京新聞記事
甲第9号証  千葉日報記事
甲第10号証 読売新聞記事
甲第11号証 2号ビラ
甲第12号証 読売新聞記事
甲第13号証 週刊朝日記事
甲第14号証 朝日新聞記事
甲第15号証 朝日新聞記事

添付書類

1、委任状           通
posted by 風の人 at 15:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2009年04月16日

次の総選挙は自民党が勝利する・・・・

              櫻井 智志

次の総選挙は、自公政権が敗北して下野するという見方

があります。しかし、あえて極論を言えば、私は、次の

総選挙は、自民党が勝利すると思います。



それは、願望とは相反する内容ですけれども、完全に麻

生政権が倒れて民主党中心の野党政権ができそうな局面で、

「小沢氏秘書起訴クーデター」を仕掛けられました。



かつて、戦後に革命前夜といわれた2.1ゼネスト決行

という刻にアメリカ占領軍の強権発動によって、ゼネスト

は中止においこまれました。松川事件などでっちあげの謀

略事件が発生して、日本共産党や階級的戦闘的労働組合運

動は弾圧のうきめを見ました。



 私が、社共を支持しながら小沢民主党への共産党からの

批判を批判するのは、総体的に野党勢力に上げ潮な時に、

あっという間の小沢氏秘書問題で冷や水を浴びせかけるよ

うな事態となったのは、そこに謀略的要素が強いと見たか

らです。

 汚職とか金権腐敗とか、そのような題目の批判は、もし

かしたら、小沢氏や自民党の森元総理、尾身元閣僚、二階大

臣などあてはまるかもしれません。しかし、今回の問題はそ

のようなことを最大の焦点としているわけではない。

むしろ、おおきな枠組みは、与党麻生自公政権の屋台骨がぐ

らぐら揺るいでいる真っ最中に起きました。私は、戦後政治

史における支配層危機における謀略的な要素の国策捜査と考

えます。

 

自民党は、少なくとも、大きな壊滅的危機を脱しました。

あとは、自民党の枠組みを残しつつ、政界再編成という名

の反動勢力糾合によって、若干の位置変動をはらみつつ、ア

メリカの従属的国家として、次々に軍事的膨張と経済の軍事

化の深化とが進んでいくきことでしょう。

このような転換点で、枠組みとしての「小沢民主党」を野党

全体の象徴として、国策捜査を批判し、押し返すだけの政治

的構想力の欠落した政治戦術を選択したことは、民主党をも

含めて情け無いことです。



なにが問題か。究極の眼目を見失うと、政界浄化を叫び清

潔政治を唱えても、まるで戦局の判断を見失って、王将を見

殺しにして、飛車角を大切にするへぼ将棋士と変わらなくな

ってしまいます。



国民全体では、国民見殺しの自公政権に、中小市町村で相

次いで自公批判の選挙結果もつづいています。自民党の総選

挙には、アメリカ外交軍事政策の期待がかかっています。こ

れからの政局は、さまざまな駆け引きと権謀術策が見られる

ことでしょう。



なにが根本か。鋭く問われる情勢の始まりです。
posted by 風の人 at 20:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | 一般

森田健作氏告発記者会見ビデオ報告〜「不完全無所属」の森田氏は説明責任を〜

千葉県庁記者クラブ室で行われた森田健作氏告発記者会見の様子を撮影してきました。最初から最後まですべて収録してあります。

森田健作氏告発記者会見
日時:2009年4月15日
場所:千葉県庁記者クラブ室
主催:森田健作氏を告発する会

http://video.google.com/videoplay?docid=-2717754390514285127




西島弁護士は、告発状で森田氏を「不完全無所属」(候補)と表現されていましたが、的確です。帰りの電車で一緒だった告発人は、森田氏を完全無農薬野菜に対する農薬入り野菜にたとえ、Tシャツでも作ろうか、と話していました。

「完全無所属」、あるいは「不完全無所属」の定義を森田氏から聞きたいものです。いわゆる「無所属」のレッテルは、候補者が立候補届け出の際に、所属党派証明書を提出していない場合に、選管がいわば勝手に候補者に付けるもの。実際の政党への所属関係を規定するレッテルではありません。

「完全無所属」とはどういう意味か。実際の党籍とはまったく関係なく、「自分は完全に所属党派証明書を提出していない」とか、「自分は完全に選管から無所属のレッテルをもらった」、という意味か。この場合、森田氏は、選管側の形式的な手続自体を強調しているに過ぎない。

不完全に所属党派証明書を提出していないとか、不完全に選管から無所属のレッテルをもらったとかの主張は成り立たず、選管側の形式的な手続自体の有無を基に完全/不完全の違いを規定することは馬鹿げている。

森田氏の法定ビラでは、「完全無所属候補」とそれに対する「政党推薦無所属候補」のほかに、「政党より県民第一」や「候補者力だけが頼り」などの文言があり、実際の政党とのつながりの有無を比較していることは明らかです。

所属党派証明書を提出していないのも、選管から実際の党籍とは無関係の無所属というレッテルをもらったのも、両者とも同じ。選管側の形式的な手続自体の有無を比較しているのではない。

「完全無所属」という表現は、実際の政党とのつながりを示す言葉だと理解するしかありません。


太田光征
http://otasa.net/
posted by 風の人 at 13:25 | Comment(0) | TrackBack(3) | 一般

2009年04月14日

「森田健作氏を告発する会」発足式ビデオ報告〜候補者がつくウソと選挙制度がつくウソ〜

11日に行われた「森田健作氏を告発する会」の発足式に私も立ち会ってきました。

「森田健作氏を告発する会」発足式
日時:2009年4月11日
場所:千葉市中央区市民ネットワーク千葉県事務所会議室

http://video.google.com/videoplay?docid=1163621931706348215




当日の概略報告については、こちらをご覧ください。

「森田健作氏を告発する会 発足!」のご報告
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/117330776.html

本会は、公職選挙法や政治資金規正法違反を告発することで、森田氏を失職、辞任に追い込むことに主眼があるのですが、発足会では数人から、運動の幅を広げる必要性が語られました。

高校の教員は、右翼知事連合に対抗する枠組みを準備しておく必要があり、本会もそれを視野にいれておくべきだと発言され、司会の大野さんも共感されていました。

私からは、仮に森田氏に違法行為がなかったとしても、単純小選挙区制では、過半数を超えない得票率での勝利に正当性が担保されないことを指摘しました。最多得票者が最も好まれた候補者とは限らないのです。

森田氏の無所属偽装も大問題だが、単純小選挙区制が有権者の候補者に対する選好順位を偽装してしまう問題も重大です。候補者がつくウソと、選挙制度がつくウソの両方に目を向けなければなりません。後者の偽装については、こちらを参照してください。

2009千葉県知事選――森田氏「偽装勝利」の可能性を残す単純小選挙区制のカラクリ
http://kaze.fm/wordpress/?p=265

森田氏は早くも八ツ場ダム推進の方向性を明確にしました。繰り返される市民騙しの原因は、問題知事個人だけではなく、知事に振り回されることを許す地方自治の制度にもあります。田口房雄さん(http://fusao.jp/)が知事選挙のないヨーロッパの事例を紹介したのも、そうした観点からです。

知事に拘ることに加えて、主権者の主権を保障・充実する制度の確立にも力を入れたいところです。会則の事業に選挙制度や地方自治の調査研究などが入っている点は、その意味で非常に重要です。

【目 的】
第3条 この団体は、森田健作(鈴木栄治)の公職選挙法、政治資金規正法及び関連事件の違反を告発して社会正義を実現することを目的とする。
【事 業】
第4条 この団体は前条の目的を達成するため、次の行動及び事業を行う。
 1 森田健作氏の法律違反及び公約違反を告発する。
 2 地方自治と財政、司法制度、選挙制度、政治のあり方を調査研究する。
 3 会員相互の親睦を図るための各種講演会、その他必要な事業



太田光征
http://otasa.net/
posted by 風の人 at 22:08 | Comment(2) | TrackBack(2) | 一般

2009年04月12日

「森田健作氏を告発する会 発足!」のご報告

昨日の4月11日にあった「森田健作氏を告発する会」の概要を同会世話人のおひとりとなった吉川ひろしさん(千葉県議)がご報告されていますので紹介させていただきます。

………………………………………………
皆さまへ(転送歓迎)

4月11日(土)、「森田健作氏を告発する会」が正式に発足しました。
「市民ネットワーク千葉県」の会場には約70名の参加があり、約1時間30分の設立総会は以下の事項を決定し盛会のなか、終了しましたので、ご報告します。
                   吉川ひろし(千葉県議)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
代  表:井村弘子(残土・産廃問題ネットワーク・ちば事務局長、習志野市民)
会  計:宮田みどり(佐倉市民)
世話人:村越(千葉市民)、藤代(鎌ヶ谷市議)、黒須(大網白里町議)
     宇山(船橋市民)、三ツ橋(野田市民)、近藤(千葉市民)、
     秋葉(八千代市議)、内田(柏市民)、永野(市原市民)
     杉山(酒々井元町議)、大野(千葉県議)、川本(千葉県議)、
     吉川(千葉県議)

≪運動方針と協議事項の決定≫
@告発人同志の連絡網の整備(インターネットメールの活用)
A駅頭街宣などの広報活動の強化
B告発人から森田健作氏へ意見書の提出 
C県議会で知事辞職勧告決議、100条委員会の設置、
 さらには知事への緊急質問など他の政党会派と連携のうえ、あらゆる手段を駆使して、県民や全国に問題点を明らかにして森田健作氏の辞職を求めていく。

≪告発状の提出≫  
4月15日(水)13:30  千葉地裁特別刑事部(南町分室)に西島弁護士と代表及び
              世話人、有志が提出する。(集合 13:00 千葉県議会6F会派室)
        15:30  記者会見に参加する方は「千葉県庁新館1Fロビー」に集合
        16:00  県庁5Fの記者会見室で記者会見(約30分の予定)

≪委任状とカンパ≫4月10日(金)現在
委任状 391通   
カンパ(切手、現金、収入印紙)合計で163,480円分

≪4月11日のマスコミ取材≫ (順不同)
毎日新聞(千葉支局)、内外タイムス、横田一(フリーリポーター)、時事通信社(千葉支局)、「週刊文春」、週刊プレイボーイ、日刊スポーツ新聞社、朝日新聞(千葉総局)、TBSテレビ、スポーツ報知、東京新聞(船橋支局)、テレビ朝日

≪配布資料≫
@会則、A会議進行メモ、B意見用紙、C集会資料は添付ファイルをご覧下さい。
「会則ありき」ではなく、市民運動的な緩やかな会則ですのでご了承下さい。

尚、帰宅しましたら42通の委任状が届いていましたので、400人を超える大規模な告発運動に発展しています。皆さんのご協力に感謝します。
又、夜の12時のTBSテレビ「THE NEWS」で「森田健作氏を告発する会」の様子が放映されていました。

*******************************
吉川ひろし(千葉県議・無所属市民の会)
〒277-0861千葉県柏市高田754−24
電話・FAX 04-7144-0073
h-yosikawa@jcom.home.ne.jp
http://members.jcom.home.ne.jp/h-yosikawa/
………………………………………………

上記でふれられている「THE NEWS」と同一のものかどうかわかりませんが、TBS Newsに下記動画がアップされています。動画はすぐにリンク切れになるので、お早めにご覧ください。

■【動画】森田知事を「告発する会」立ち上げ(TBS News 2009年4月12日02:05)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20090412/20090412-00000001-jnn-soci.html

なお、昨日の「告発する会」立ち上げ集会に関して、いまのところ以下のような記事が配信されています。共同通信、時事通信は全国の地方紙に記事を配信するシステムをとっていますから、同記事関連は全国の津々浦々に流れることになると思います。

■市民が森田知事を告発へ 野党系支援の県議呼び掛け(共同通信 2009/04/11)
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009041101000748.html

■県議らが森田知事を告発へ=公選法違反容疑で−千葉(時事通信 2009/04/11)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009041100284 

■市民が森田知事を告発へ 野党系支援の県議呼び掛け(中国新聞 2009年4月12日)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200904120074.html

次のスポーツ報知の記事は読み応えがありますのでアップしておきます。
………………………………………………
■森健辞めろ!「告発する会」が発足(スポーツ報知 2009年4月12日)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090411-OHT1T00249.htm

 ずさんな政治資金管理など問題噴出の千葉県・森田健作知事(59)をめぐり、千葉県議が中心となった「森田健作氏を告発する会」が11日、発足した。千葉市内で設立の会合が行われ、15日に公職選挙法と政治資金規正法違反で森田氏を刑事告発する方針を確認した。同会は「『完全無所属』で選挙を戦った手法は県民を欺いている」などと主張。「モリケン包囲網」が着々と築かれつつある。

 いきなりの厳しい洗礼だ。

 「森田健作氏を告発する会」は、森田氏が自民党東京衆議院選挙区第2支部の代表の肩書を持ちながら、県知事選で「完全無所属」を強調し、初当選したことが公選法違反と指摘。また、同支部が外資が50%以上入っていた企業からの献金を受け取っていたことなどが政治資金規正法違反に該当すると主張している。

 次々と問題が明るみに出る森田氏に「レッドカード」を突き付けたのは、吉川洋県議(59)=市民ネット・社民・無所属の会=。何の因縁か、森田氏の大出世作「おれは男だ!」のマドンナ「吉川君」と姓が一緒だ。

 同調する県議2人と代理人の弁護士を伴い、県庁近くでの記者会見で吉川氏は「『完全無所属』をうたい、有権者を欺くような行為は、民主主義を冒涜(ぼうとく)しており、『おれおれ詐欺』的である。刑事告発していきたい」と厳しい態度を示した。

 吉川氏によると、会の趣旨には既に400人超の賛同者がいるという。同会は15日に千葉地方検察庁に告発する予定で、森田氏の当選無効に持ち込みたい構えだ。

 就任から1週間足らずで包囲網ができつつある。9日に共産党県委員会が政治献金などを問題視し、辞職するよう森田氏に申し入れ書を提出した。そして、今回の痛烈なパンチ。検察側が不起訴にしても、政治的ダメージは避けられない。

 これまで森田氏は刑事告発の動きに関し「弁護士と相談し、法にのっとり対応していく」と話すにとどまっている。政治献金問題などの回答は、個人事務所が主だってやってきたが、異例の展開とあって、今後森田氏の説明責任が問われそう。青春の巨匠はどう出るのか。
………………………………………………

by 東本高志
posted by 風の人 at 09:27 | Comment(2) | TrackBack(4) | 一般

2009年04月11日

「七生養護学校金崎元校長事件勝訴」判決についての2つの報告と見解

七生養護学校「こころとからだの学習裁判」((東京地裁判決、3月12日)に続いて、この9日、東京高裁(2審)において「都立七生養護学校元校長、勝訴」の判決がありました。

■都立七生養護学校元校長、2審も勝訴(共同/日刊スポーツ 2009年4月9日)
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20090409-480818.html

すでに多くのみなさまのご存知のとおりです。

この東京高裁の勝訴判決について、被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団事務局長の近藤徹さんと都教委の不当な分限処分取り消しを求める裁判闘争の当事者である東京都学校ユニオン委員長の増田都子さんのおふたりがそれぞれ下記のような感想と見解を述べておられます。

増田さんの下記見解((2)参照)は、(1)の近藤さんの報告への反論というわけではないのですが、増田さんとして(1)の報告に欠けていると思われる視点を指摘するものになっています。

都教委と3都議(増田さん流にいえば3悪都議。土屋たかゆき(民主)、古賀俊昭(自民)、田代ひろし(同))の不当・不法性を糾弾するという点ではもちろんおふたりとも一致しています。その視点に相違が見られるのは都教委・3都議の民主教育攻撃に対して負の役割を担った(増田さんの評価)右系メディア(産経新聞)と全教・都教組という教育労働組合をどう評価するかという問題、さらにはここでは明文的には述べられていませんが、この件に関して共産党が果たした役割をどう評価するかという問題のように見受けられます。

この視点の有無の問題は、単に民主教育のあり方という問題にとどまらず、今後の民主主義、さらには統一戦線のゆくえにも大きな影響を及ぼさざるをえないすぐれてリアル・ポリティックスの問題ともいえるだろう、と私は思います。そう遠くない時期にこの問題に対する私の見解をまとめるつもりです(と、人さまに公言しながらずるずる延びているわけですが・・・)。

以下、「七生養護学校金崎元校長事件勝訴」判決についての2つの報告と見解です。

………………………………………………
(1)処分撤回を求めて(107):七生養護学校金崎元校長事件、勝訴!(近藤徹 2009年4月9日)
http://www.labornetjp.org/news/2009/1239273475480staff01

東京・全国の仲間の皆さんへ。(転送・転載歓迎。重複はご容赦下さい。一部報道関係者にも送信しています。)

被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

「処分撤回を求めて(107):七生養護学校金崎元校長事件、勝訴!」を送信します。

■七生養護学校金崎元校長事件、東京高裁で勝訴!

吉報です。
本日(9日)、東京高裁(大谷禎男裁判長)で「七生養護学校金崎満元校長事件」の判決があり、一審に続いて勝利しました。

●主文
 1.本件控訴(控訴人東京都)を棄却する。
 2.控訴費用は控訴人(東京都)の負担とする。

■3都議と都教委の教育介入を断罪、金崎元校長の懲戒処分(停職1ヶ月)・分限処分(一般教諭への降格人事)の取消を命令!

この判決で、東京地裁での原告金崎元校長の勝訴(08年2月)、「七生養護学校『こころとからだの学習裁判』」(元同校教員ら原告31名)の勝訴(3月12日、東京地裁)に続いて、七生養護学校関連事件で原告側が「3連勝」となりました。

これら一連の事件は、2003年7月、3都議(土屋、古賀、田代)が、七生養護学校の「こころとからだの学習」という優れた性教育に「過激な性教育」というレッテルを貼り、都教委と一緒に同養護学校に「乗り込み」、校長・教員らを恫喝して「でっち上げた」事件でした。

そして、教員らを文書訓告・厳重注意などの処分に付し、金崎校長(当時)に「学級編成の虚偽申請」「超過勤務の不正な調整」「都教委通達に違反した研修承認」などの言いがかりをつけて懲戒処分(停職1ヶ月)・分限処分(一般教諭への降格人事)にした事件です。

東京都・3都議は、地裁での敗訴を不服として、高裁に控訴しましたが、高裁でもその主張は一切求められませんでした。

●判決文より引用(・・・は省略)
 「被控訴人(金崎校長)が不適正な学級編成をしたという事実は認められず、・・・学校における性教育を不当に問題視した都議会議員の質問に端を発したものであるかを判断するまでもなく、本件懲戒処分は・・・裁量権を濫用・・・違法なものであり、本件分限処分は、一部根拠のない事実を前提とし、・・・重きに失し、裁量権の行使を誤った結果発せられた違法なもの・・・」

■教育現場を励ます判決
七生養護学校事件は、「日の丸・君が代」を強制する10・23通達(06年10月)の3ヶ月前の同年7月に起きた事件でした。

思い起こすと、七生養護学校事件と10・23通達に基づく学校行事への都教委の「介入」は同じような経過をたどっています。

先ず、3都議らが都議会で「質問」という形で各学校の教育活動・学校行事を攻撃し、都教委が一部都議の要求を「都民の声」として受け入れ、学校現場に「介入」するという手法です。

この判決は、都教委の強権的な教育行政の下で日々呻吟している良心的な多くの教職員を励ますものです。

東京都は判決を受け入れ、控訴しないように求める取り組みが必要です。

■負けてたまるか!
 東京「君が代」裁判も高裁で勝訴を目指します。

東京「君が代」裁判(一次訴訟)は残念ながら地裁で敗訴しましたが、既報の通り、原告団は、7日、東京高裁に控訴し逆転勝訴・処分撤回を目指して闘います。

今日は共に頑張ろうと決意を新たにしました。

………………………………………………
(2)七生養護学校金崎元校長、勝訴&3悪都議退場!(増田都子 2009年4月10日)

 おはようございます。犯罪都教委&3悪都議と断固、闘う増田です! これはBCCでお送りしています。重複・長文、ご容赦を。

 東京のごく真っ当な七生養護学校の性教育に関して、犯罪都教委&3悪都議&産経新聞による弾圧があり、教員が多数処分され(東京地裁勝訴)、金崎校長が処分・降格された事件は控訴審でも、降格は都教委の違法とされ勝訴! でした。本当に良かったです! 正義が勝つ! ということは本当に嬉しいことです。

 さて、この事件に関して、以下のような文章が発表されましたため、この方だけでなく多くの方に、もう少し「思い起こ」していただきたいことを明記しましたので、読んでいただければ幸いです。

『思い起こすと、七生養護学校事件と10・23通達に基づく学校行事への都教委の「介入」は同じような経過をたどっています。先ず、3都議らが都議会で「質問」という形で各学校の教育活動・学校行事を攻撃し、都教委が一部都議の要求を「都民の声」として受け入れ、学校現場に「介入」するという手法です。』

 この「手法」には産経新聞とのタイアップも欠かせなかったことを忘れないでください。つまり、「東京の平和教育・民主教育・真っ当な性教育潰し」は「3悪都議&都教委&産経新聞」という、私の命名で「東京の教育における悪の枢軸」の連携によるものです。

 そして、この悪の枢軸の連携の「手法」の成功の端緒は1997年の『足立16中学事件』にあったという歴史事実を「思い起こ」してください。私・増田の憲法に忠実な社会科教育による中2・地理・沖縄県の授業を反米偏向教育と処分・弾圧してきた時、まさしく、『3都議らが都議会で「質問」という形で各学校の教育活動・学校行事を攻撃し』、産経新聞に大仰に書き立てさせた上で『都教委が一部都議の要求を「都民の声」として受け入れ、学校現場に「介入」するという手法』が成功したのです。

 そして、この時、私の当時の所属組合の全教・都教組は、私・増田への弾圧を歓迎し、「処分」が出るや私を誹謗中傷するビラをまきまくり、この「3悪都議&産経新聞&都教委」の悪の枢軸による平和教育・民主教育潰しに加担したという歴史事実を「思い起こ」してください。そして、日教組・東京教組、都障労組、都高教等、当時は未だ弾圧されることのなかった組合の方々には自分たちは当時何をしたか、「思い起こ」していただきたいものです。

 もし、この時、きちんと『3都議らが都議会で「質問」という形で各学校の教育活動・学校行事を攻撃し、都教委が一部都議の要求を「都民の声」として受け入れ、学校現場に「介入」するという手法』と闘っていたら、その後の七生養護学校性教育弾圧や10.23通達に至る経過も、かなり異なっていたものになっていたでしょう。

 この歴史事実について、疑念をお持ちの方、全く無知であられた方は、ぜひ、社会評論社『教育を破壊するのは誰だ!? 【ドキュメント】東京足立十六中学事件』をご購読ください。付言すれば、当時、全教・都教組が私を誹謗中傷するためにまきまきまくったビラを私は2種類持っております。「読んでみたい」という方はお知らせください。実は、数年前に、独立組合の神戸の先生から「そういえば、オレ、全教にいたとき、そのビラ、見た覚えがあるよ」といわれましたので、全教は、全国的に私への誹謗中傷ビラを配布していたのかもしれませんね。

 東京の教育における「茶色の朝」は突然、2003年にやってきたのではない、ということを「思い起こ」し、これからも「3悪都議&産経新聞&都教委」という悪の枢軸と、断固、闘っていきましょう!

 そのために、ぜひ、都議会請願など利用できるものは利用して都教委の違法行為を追及し、来る7月の都議選では3悪都議の落選運動にも取り組みませんか?

 さて、以下、本年(09)3月27日の本会議で、都議会議長が「3悪都議に退場」を命ずるところのビデオです。ライブで!? ご覧ください。私の個人情報を都教委が3悪都議の教唆扇動によって漏洩するという違法行為を行ったことを3悪都儀に謝罪させるようにという請願を出したことに対するものです。この請願の審議及び都教委の追及には共産党の古館都議と市民の党の伊沢都議に大きなご協力いただき感謝にたえません。

 このビデオの1時間25分40秒あたりからですので、早送りすると便利です。残念ながら議長だけ映しており『3悪都議、退場』場面は映していないのですが(こんな貴重な!? 希少な場面を映像記録に残さないなんて)、揶揄の笑いや拍手など入っており、議長の神妙な面持ちは一見の価値がありますよ!
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/cgi-bin/movie.cgi?file=c0903270&file_mode=.wmv

 この請願で本会議での賛成は共産党の都議、生活者ネットの都議、市民の党の伊沢都議、自治市民’93の福士都議のみで、自公民により否決されました。自公民の都議たちは行政に対し「都条例違反の違法な個人情報でも都議には漏洩しろよ」と要求したのです。

また、3都議が議場から退場を命じられたのは地方自治法117条によります。
………………………………………………

by 東本高志
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2009年04月10日

DAYS JAPAN 編集長広河隆一の見たチェルノブイリ

金子なおかさん(チェルノブイリ子ども基金・ボランティア)からの転載依頼です。

太田光征
http://otasa.net/


チェルノブイリ原発事故から23年。西側ジャーナリストとして初めて現地に入り、チェルノブイリを見据え続けてきた広河隆一(「DAYS JAPAN」編集長)が語る、現在進行形の核の惨禍。「地球温暖化対策」という美名の下で再び原発が推進されるいま、社会の在り方を見つめ直すヒントがここにある。


●広河隆一講演会
 日時:4月20日(月)19時開演(18時半開場)
 会場:文京シビック小ホール(地下鉄後楽園駅・春日駅徒歩3分)
  詩人・石川逸子さんが詠む「チェルノブイリ」、須山真怜さんのピアノ演奏など、多彩なゲストをお迎えして
 参加費:1300円(前売り1000円)


●広河隆一写真展
 日時:4月13(月)〜15日(水) 10時半〜20時半
 会場:文京シビック1階展示室1A
  ウクライナ刺繍の実演、『チェルノブイリの祈り』(S・アレクシェーヴィチ作)の朗読などあり
  詳しくは、http://homepage2.nifty.com/chernobyl_children/index.html

主催・問い合わせ チェルノブイリ子ども基金
T/F)03-5228-2680、cherno1986@tokyo.email.ne.jp
 

目には見えない放射能。
やむなく被曝地に住むしか手立てがない人たちは、
サマショール(わがままな人)と呼ばれているとか。
原発大国の日本にあって、チェルノブイリ被曝者の苦痛はよそ事とは思えません。
彼らは、人間にとって最も大事なものは何か、
教えてくれてもいるのですから。

石川逸子
posted by 風の人 at 21:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

海賊対策は海保で

衆院テロ特別委員会民主党委員の皆様

「海賊対策は海保で」の原則を貫いてください

貴党は、「海賊対策は海保が主体的に取り組む」ことを原則としていました。ところが、政府が提出した海賊対処法案への対案として、自衛隊を組み込んだ「海賊対処隊」で対応する方針に変更されたようです。

この「海賊対処隊」に海保も参加するとしても、自衛隊の指揮命令に従うならば、「海賊対処隊」は自衛隊そのものに他なりません。海保を自衛隊の下に置くことは、文民統制的原則を意識的になし崩すようなものではないでしょうか。

ソマリア沖の海賊は、貧困が一因であると指摘されています。日本としては、貧困対策に全力を挙げて貢献すべきです。武力による治安強化では抜本的な対策になりません。いつまで海賊対策を続ける見積でしょうか。費用対効果、財政的効率も検討しなければなりません。

自衛隊による海賊対策は憲法違反です。当初の原則を堅持されるようお願いいたします。

太田光征
http://otasa.net/

14日から衆院で「海賊新法」の審議入りです。民主党は政府の派兵新法案への「修正案」をまとめ、その中で自衛官を、首相を長とする「海賊対策本部」の「海賊対処隊員」の身分を併有させて派兵することを認めようとしています。
海賊問題は「海上保安庁で対処すべき」という民主党の原則的立場を堅持し、自衛隊の派兵は認めるべきではないという声を民主党の特別委員会委員にFAXなどで届けましょう。
http://www.asahi.com/politics/update/0409/TKY200904090159.html
以下、格委員のFAXとメルアドです。

 衆院テロ特委員のうち民主党
 
大 島  敦 (3508)3380 g05425@shugiin.go.jp
伴 野  豊 (3508)3621 banno111@ruby.ocn.ne.jp
渡 辺  周 (3508)3767 wshu@smile.ocn.ne.jp
平 岡 秀 夫 (3508)1055 info@hiraoka-hideo.jp
川 内 博 史 (3597)2716 kawauchi@mxz.mesh.ne.jp
武 正 公 一 (3519)7715 voice@takemasa.org
三 谷 光 男 (3508)3356 mitanimitsuo@tokotonmitani.jp
松 野 頼 久 (3508)8989 y-matsuno@trust.ocn.ne.jp
長 島 昭 久 (3508)3294 tokyo21@nagashima21.net
田 嶋  要 (3508)3411 info@k-tajima.net
鉢 呂 吉 雄 (3593)7272 info@tsukuru.org

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許すな!憲法改悪・市民連絡会
高田 健
東京都千代田区三崎町2−21−6−301
03-3221-4668 Fax03-3221-2558
http://www.annie.ne.jp/~kenpou/
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田保寿一「冬の兵士」緊急上映会のお知らせ

皆様

重複失礼します。

増田都子先生のドキュメンタリーも撮影した
田保寿一監督の渾身作。

兵隊のこと。
この前、湾岸戦争の派兵命令を拒否した米兵の日本ツアー
「抵抗する勇気」に参加してきました。

以下、秋田の友人より転送依頼ありましたので、
お知らせします。

感謝して。


豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp

平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
●祝 鎌倉市平和都市宣言50周年(日本初)●
●2010年 あんぽ条約50周年改定でなく平和条約でいこ●

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[news mail] 05 Apr 09 「冬の兵士」緊急上映会のお知らせ

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「湾岸戦争の子どもたち」写真展UKツアーの藤澤みどりです。


足掛け4年ぶりのニューズメールを一時帰国直

前のあわただしさの最中に書いています。コンピュータのクラ

ッシュで一瞬にして数百のメールアドレスを失って以来、ニュ

ーズメールもメールマガジン「マグキメラ」も休止していまし

た。写真展の活動はその後も続けていましたが、いま現在はTUP(Translators

United for Peace)

のプロジェクトチームの一員として、この夏、岩波書店から出

版予定の証言集の翻訳に取り組んでいます。


『冬の兵士 イラクとアフガニスタン 占領の目撃証言』(仮

題/原書はWinter Soldier Iraq and Afghanistan: Eyewitness Accounts of
the Occupations

)は、昨年3月に反戦イラク帰還兵の会によって開催された公

開証言集会「冬の兵士」の証言を記録したもので、昨年秋、ア

メリカで緊急出版されました。


この証言集会は、かつてヴェトナム戦争時に、帰還兵たちが戦

場での過酷な現実と自らの罪をアメリカ国民に訴えた集会「冬

の兵士」に習ったもので、兵士たちの証言は当時、反戦運動の

原動力の一つとなりました。今回はイラクとアフガニスタンか

らの帰還兵たちが証言に立ち、極端な人種差別や交戦ルールの

無視など、いままさに起きている戦場と軍隊の現実をあからさ

まに証言しています。


残念なことに、この証言集会はアメリカの主流メディアからは

ことごとく無視されましたが、日本のわたしたちは幸運なこと

に、その一部始終、全50時間を映像に記録した日本人ジャーナ

リストの手によるドキュメンタリー映画(80分)を見ることがで

きます。証言集が出版されたおりにはぜひお読みいただきたい

のですが、まずその一端なりとも知るために、また、証言する

兵士ひとりひとりの息づかいにふれるためにも、ドキュメンタ

リーをご覧いただきたいと思い、都内での緊急上映会を企画し

ました。


たった1回だけ、しかも、今日から9日後の4月14日火曜日

です。告知期間も短い上に開始時刻も夕方5時からと最上の環

境ではありませんが、どうか、お誘い合わせのうえ、渋谷アッ

プリンク・ファクトリーへおいで下さい。


都内以外の地域での上映は「冬の兵士」の公式ホームページに

掲載されていますのでそちらでお確かめください。現在、神奈

川で上映中です。また、DVDを3000円で販売しています。ご自

分でご覧になるために、また上映会を開催するために購入いた

だけます。


[緊急上映会]


冬の兵士 良心の告発

監督 田保寿一

2009年ドキュメンタリー作品 80分


*2009年4月14日火曜日

*会場 渋谷アップリンク・ファクトリー

 地図 http://www.uplink.co.jp/info/map.html

*料金 前売および予約 500円/当日 700円

*時間 開場 午後4時50分

    上映 5時〜6時20分

    監督のトーク&質疑応答 上映後6時40分まで


*予約はFAXで045-774-7943までお申込みください。(担当

向井)

「アップリンク予約券申込」と書き、「来場者の氏名」と「F

AX番号」を明記してください。返信FAXが予約入場券の引

き換え券となります。


*メールでのお申し込みは midoriinjapan@yahoo.co.jp まで

。(担当藤澤)


*上映会終了後、ファクトリー隣のカフェレストラン「Tabela

」にて交流会

(交流会の料金は各自負担。上映会予約の際に、交流会参加の

お申し込みをいただければ、お席を確実にできます。当日の飛

び入りも歓迎します)


* アップリンク・ファクトリー内の『冬の兵士』上映情報

http://www.uplink.co.jp/factory/log/003004.php

住所 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル2F

問い合わせ tel. 03-6821-6821 fax. 03-3485-8785 http://
www.uplink.co.jp/


*「冬の兵士」公式ホームページ

監督の言葉や予告編をご覧いただけます。

http://wintersoldier.web.fc2.com/wintersoldier.html


以下、上記ホームページに転載されたリビューより抜粋


(前略)戦争が人間性を破壊すると言いますが、戦争と言う抽

象的な魔物が魔法をかけるわけではありません。戦前の日本軍

兵士は、貧しい農村からじゅうぶんな訓練も受けていないまま

、補給路も確保されていない戦地に送られました。洗脳のよう

に植えつけられたアジアの人々への差別意識が、最初から略奪

が前提の様な作戦で何をもたらすでしょう。南京虐殺やマニラ

の火あぶり等等は、そうした具体的問題が集積した必然として

起こったのです。


 目を覆うようなイラクでの米軍兵士の残虐行為も、交戦規定

の軽視、中東の人々やムスリムの人々への差別意識の擦りこみ

、デマによる恐怖の植え付け、指揮系統の混乱、過剰な装備の

投入など、政策の誤りの必然として惹き起こされたものであり

、兵士個人の暴走でかたづけてしまっては、公正とはいえない

と思います。


 片足だけでなく、PTSDの発作によって仕事も家族も失い

、何度も自殺を考えたマイク、二度目の召集で自殺を図るまで

追い詰められながら戦友に対する負い目に苦しむクリストファ

ー、テロと戦争の違いはどこにあるのかと問うリアム…。彼ら

はアメリカを愛し、自分の人生を他人の幸福のために使いたい

と思って志願した人達です。(中略)


 ウィンター・ソルジャーを開いた反戦イラク帰還兵の会は、

イラクからの軍の即時撤退、帰還兵の福祉の実現、イラクへの

賠償を要求しています。アフガンへの増派や、イラク撤退の大

幅延期を発表したオバマ大統領には、彼らの叫びが聞えていな

いかのようです。(どすのメッキーさんのメールから)


*****

このメールは転送を歓迎します。
 (みどり)



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posted by 風の人 at 14:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

「森田健作氏を告発する会」行動予定

「森田健作氏を告発する会」の今後の一連の行動をお知らせします。

太田光征
http://otasa.net/



本日(4月9日)発売の「週刊新潮」に森田関連記事と吉川コメントが出ています。又、

明日4月10日(金)発売の「日刊ゲンダイ」に森田告発関連記事が出る予定です。

尚、4月11日(土)にTBSテレビからの現場取材の予定があります。
              ↓
1)≪森田健作氏を告発する会≫が正式にスタート
  日  時 :4月11日(土) 18:30〜20:30ごろまで
  場  所 :市民ネットワーク千葉県 4F 会議室
         千葉市中央区中央4−10−11
         電話 043−201−1051
        (千葉駅から徒歩15分、千葉県庁向い、千葉地方裁判所トナリ)
        ※告発希望者、騙されたという方、沢山集まってくださ〜い!!

2)≪告発状の提出≫
  日  時 :4月15日(水)午後1時30分に千葉地方検察庁特別刑事部(南町分室)に『告発状と委任状』を ボランティア弁護士の西島 和(いずみ)さんと発起人らが提出する。(特別刑事部:JR京葉線・内房線・外房線「蘇我駅」から徒歩5分)
     ※西島和さん(東京弁護士会所属、若手女性弁護士、八ッ場ダム住民訴訟の原告団)

3)≪記者会見≫
 日  時 :4月15日(水) 午後16:00〜16:30 
 集合場所:15:30に千葉県庁新館1階ロビーに集合後記者クラブで会見する
        (千葉県庁の代表電話 043−223−2110)
        ※多数の告発人の参加を期待します。

4)≪委任状≫

ファイル:
https://unitingforpeace.up.seesaa.net/document/2009C7AF4B7EEBFB9C5C4B9F0C8AFA1A1B0D1C7A4BEF5.doc

 締め切り日:4月13日(月)『必着』 (費用は無料)
    @委任状には署名のうえ三文判で押印と捨て印(用紙の一番上)が必要。
    A委任状中の告発人の右側にあなたのお名前も記載して下さい。
    B「復代理人」は法律用語です。「復」は正しいので気にしない。
      ※告発人は現時点で200人以上になっています(千葉県民以外でもOK)

       ※80円切手5枚〜10枚程度のカンパ歓迎です。強制ではありません(笑)
 
5)≪委任状の郵送先≫(全国から毎日40通以上の委任状が寄せられています)
  吉川ひろし(千葉県議 無所属市民の会)
  〒277-0861 千葉県柏市高田754の24
posted by 風の人 at 10:41 | Comment(17) | TrackBack(0) | 一般

2009年04月09日

★『公職選挙法に問題があるという「具体的な指摘」が、あまり活発におこなわれていないことです』

中田です。

<<転送転載大歓迎>>

2009年4月9日
★『公職選挙法に問題があるという「具体的な指摘」が、
あまり活発におこなわれていないことです』★
 
みなさまにお知らせしたい、共有したい情報はいっぱいです。

ちょうど、今日のメール上で、みなさんからの話題が上がりましたので、グッド・タイミングかな?と、
思いました。下記ご紹介いたします。

【情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)ブログ、】
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005?sess=e9eb06a99cbcc3aa7fab07f6f7026767

<2009.04.09ブログ・今日の書き込み>下記を目にしましたので、お知らせします。!!

私の重宝している好きなブログ。つっこみが鋭いのと、元新聞記者から、弁護士になられた経歴の持ち主。第一線で現在活躍されている、バリバリの弁護士さんの、ブログ紹介です。
みなさま、ぜひ毎日ごらんくださいね。おすすめです。

★かえよ選挙メーリングリスト にも、みなさまの、いろいろなお考えを、どんどん主張を、投稿していただけるのを、たのしみにしています。

★私たちの会と同じ考えです!!===「問題は、たとえば、公職選挙法に問題があるという「具体的な指摘」があまり活発に行われていないことです 」    (ヤメ蚊さんのことば)
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<以下ブログ掲載文>【情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)ブログ、】
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005?sess=e9eb06a99cbcc3aa7fab07f6f7026767

『政策論議やデモをしないのではなく、できなくさせられている原因を流布しよ
う』   

メディア(知るための手段のあり方) / 2009-04-09 04:35:38 

ここのところ2回連続で、なぜ、日本の市民は政策を論じることがなく、デモにも参加しないのかについて、ご意見を伺いました。
いろいろな問題があることが分かりました。
その中でも最も明確なのは、公職選挙法の問題のように思いました。

確かに日本では、戸別訪問が禁じられているため(先進国ではあり得ない)、最も政治を語るべき選挙期間中に、コミュニティーにおいて、政治を語ることが封じ込まれているのです。

選挙運動をまじめに行えば当然政策論議になるはずですが、ここが活発に行えないために、日常的にも政策論議が活発化しない。また、政治的問題について話す気風が育たず、デモにも参加しない…。 もちろん、それだけが答えでないのも事実です。マスメディアの取り上げ方なども問題になるでしょう。

★ここで、問題は、たとえば、公職選挙法に問題があるという「具体的な指摘」があまり活発に行われていないことです。
 戸別訪問の禁止は、最高裁では合憲とされていますが、★学会では違憲という見解が圧倒的です。下級審では下記のように違憲とする判決も複数あります。 

◆  ◆  ◆松江地方裁判所出雲支部昭和54年1月24日 判決3 戸別訪問の意義と長所 

人が人をその居宅に訪ねるという戸別訪問は、本来、国民の日常的生活の一場面であり、古来より対人交際の基本的手段となっているものであって、それ自体、何ら犯罪視されるいわれはない。

選挙運動というのは、国民が知人、友人、隣人に対し、自分の支持する候補者に、究極的には投票を依頼するべく働きかけることを含んでおり、従って、必然的に戸別訪問は、選挙運動の基本的手段の一つとならざるを得なかったのであって、現に西欧型民主国では、すべてそうなっている。
  
 このように、戸別訪問は、国民ができる選挙運動としては、最も簡易で、優れたものなのである。

すなわち、戸別訪問は、候補者、選挙運動者が選挙人の生活の場に出向いて、候補者の政見等を説明し、
投票依頼などをすることであるから、候補者、選挙運動者にとっては、選挙運動の方法として、極めて自然なものであり、また選挙人にとっても、彼等が戸別訪問してくれることは、直接彼等と対話できることであるから、候補者の政見等をじっくり聞くのにも、最も効果的な方法である。 
 
 以上述べたところから明らかなように、戸別訪問は、選挙運動の方法として、他の方法をもって代替し得ないほどの意義と長所を有するものであり、財力のない一般国民にとっては、なくてはならない選挙運動なのである。
 従って前記憲法的選挙運動観に立脚すれば、戸別訪問は、むしろ推奨されなければならないということができる。
 4 戸別訪問の正当性 戸別訪問は、前記のような意義と長所を有するばかりか、次に述べるとおり、世論や国民の主体的な選挙運動に関する意識の変化や欧米諸国の選挙における戸別訪問の意義と実情、更には我が国の選挙制度審議会における意見などによって、その正当性を裏付けられている。 

 まず、世論や国民の意識についてみると、旧憲法下では、国民は選挙に際しては、常に受動的な存在と規定されていたが、終戦による上からの民主主義も終戦後30年余り経過した現在では、ようやく国民1人1人のもとに根付き、国民の自覚も高まって、選挙運動は、候補者だけが行うものではなくて、国民1人1人が主体的に行うものであるという認識が、普遍化してきている。
 
 因みに、ここ数年、戸別訪問による逮捕が増大していることは、国民の政治意識が向上し、主体的な選挙運動の重要性の認識が、高まっていることを証明するものといえよう。このような選挙民の意識の変化に対応した選挙運動の自由化、とりわけ戸別訪問の自由化こそ、明朗、活発にして自由な雰囲気を醸成し、買収などの実質的選挙違反を減少させるものである。
 
 次に、欧米諸国における戸別訪問であるが、これらの国では、戸別訪問は禁止されないばかりか、むしろ法律上も奨励されており、実際にも、最も有力な選挙運動の一つとして盛んに行われていて、国民の政治意識の高揚に役立ち、選挙や政治を国民の身近なものにするのに、大きな役割を果していることは、周知のとおりである。
 
 最後に、我が国の選挙制度審議会における戸別訪問に関する意見についてみると、周知のように、選挙運動の自由化の観点から、戸別訪問を自由化すべしとの意見が、圧倒的多数を占めている。◆  ◆  ◆ ◆
 
私は、前回、独立行政委員会の不存在やクロスオーナーシップなどのマスメディア問題を「マスコミはなぜ『マスゴミ』と呼ばれるのか」で「指摘」したことを書きました。そう、指摘なのです。

 この本で書かれている問題は、研究者や一部マスコミ関係者の間では周知のことなのです。しかし、そのことを世間一般に訴えるような形で「流布」させることには成功していない。そこが問題だと思うのです。

 日本人がなぜ、政策論議をしないのか、デモに参加しないのか、という疑問について、
◎たとえば、公職選挙法の規制が先進国ではあり得ないほど厳しいからだ、という具体的な問題点を意識的に流布していかないといけない、そう思うのです。 学会では当たり前、一部の市民では当たり前では、不十分なわけです。ダメなものはダメだと言い続けなければならないはずです。  今後もこの件について、ぜひ、原因に関するご意見やどうすれば市民が主権者として振る舞うことができるようになるかのアイデアをお聞かせください。------------------------------------------------------------------------------     ○ 以上「ヤメ蚊さんのブログ」です。  いかがでしたか?感想をぜひ!ヤメ蚊さんへ。(PS)  <<♪ 私たちのブログも、のぞいて転送転載大歓迎です。♪ >>  **********************************************************子どもたちの未来のために政治を変えよう! 主催:選挙を市民の手に〜公職選挙法を考える市民フォーラム〜Mail:info@clays.co.jp URL: www.clays.co.jp/senshimin※ブログ開設しました。 http://senshimin.blogspot.com**********************************************************
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転載・七生養護学校金崎元校長事件、東京高裁で勝訴

winmail.dat
以下、転載記事です。

***************************

■七生養護学校金崎元校長事件、東京高裁で勝訴!

吉報です。

本日(9日)、東京高裁(大谷禎男裁判長)で「七生養護学校金崎満元校長事件」の
判決があり、一審に続いて勝利しました。

●主文

 1.本件控訴(控訴人東京都)を棄却する。

 2.控訴費用は控訴人(東京都)の負担とする。

■3都議と都教委の教育介入を断罪、金崎元校長の懲戒処分(停職1ヶ月)・分限処
分(一般教諭への降格人事)の取消を命令!

この判決で、東京地裁での原告金崎元校長の勝訴(08年2月)、「七生養護学校
『こころとからだの学習裁判』」(元同校教員ら原告31名)の勝訴(3月12日、
東京地裁)に続いて、七生養護学校関連事件で原告側が「3連勝」となりました。

これら一連の事件は、2003年7月、3都議(土屋、古賀、田代)が、七生養護学
校の「こころとからだの学習」という優れた性教育に「過激な性教育」というレッテ
ルを貼り、都教委と一緒に同養護学校に「乗り込み」、校長・教員らを恫喝して
「でっち上げた」事件でした。

そして、教員らを文書訓告・厳重注意などの処分に付し、金崎校長(当時)に「学級
編成の虚偽申請」「超過勤務の不正な調整」「都教委通達に違反した研修承認」など
の言いがかりをつけて懲戒処分(停職1ヶ月)・分限処分(一般教諭への降格人事)

にした事件です。

東京都・3都議は、地裁での敗訴を不服として、高裁に控訴しましたが、高裁でもそ
の主張は一切求められませんでした。

●判決文より引用(・・・は省略)

 「被控訴人(金崎校長)が不適正な学級編成をしたという事実は認められ
ず、・・・学校における性教育を不当に問題視した都議会議員の質問に端を発したも
のであるかを判断するまでもなく、本件懲戒処分は・・・裁量権を濫用・・・違法な

ものであり、本件分限処分は、一部根拠のない事実を前提とし、・・・重きに失し、
裁量権の行使を誤った結果発せられた違法なもの・・・」



■教育現場を励ます判決

七生養護学校事件は、「日の丸・君が代」を強制する10・23通達(06年10
月)の3ヶ月前の同年7月に起きた事件でした。

思い起こすと、七生養護学校事件と10・23通達に基づく学校行事への都教委の
「介入」は同じような経過をたどっています。

先ず、3都議らが都議会で「質問」という形で各学校の教育活動・学校行事を攻撃
し、都教委が一部都議の要求を「都民の声」として受け入れ、学校現場に「介入」す
るという手法です。

この判決は、都教委の強権的な教育行政の下で日々呻吟している良心的な多くの教職
員を励ますものです。

東京都は判決を受け入れ、控訴しないように求める取り組みが必要です。



■負けてたまるか!

 東京「君が代」裁判も高裁で勝訴を目指します。

東京「君が代」裁判(一次訴訟)は残念ながら地裁で敗訴しましたが、既報の通り、
原告団は、7日、東京高裁に控訴し逆転勝訴・処分撤回を目指して闘います。

今日は共に頑張ろうと決意を新たにしました。





●以下、再度掲載します。

■卒業式処分・都人事委不服審査請求へ!

3月31日、都教委は卒業式における不起立・ピアノ不伴奏を理由に教職員12名
(高校7名、特別支援学校4名、中学校1名)の懲戒処分を強行しました。これで1
0・23通達に基づく処分者数は延べ422名となりました。

都立高校・特別支援学校の卒業式被処分者の大半は、処分取消を求めて都人事委員会
に不服審査請求を行います。



◆◇卒業式処分都人事委員会不服審査請求◇◆

 4月24日(金)15時30分 都庁第1庁舎1Fロビー集合

          15時45分 不服審査請求 

                   人事委審理室 同庁舎北棟39F

          16時30分 記者会見 

                   都庁記者クラブ 同庁舎南棟6F



■<他の関連裁判の日程> 共に頑張ろう!

「君が代」解雇裁判・高裁控訴審第6回口頭弁論

  4月21日(火)13時30分集合 

           14時開廷 

           東京高裁101号

  ●原告側証人尋問 土肥信雄前三鷹高校校長



*東京地裁・高裁への行き方 地下鉄霞ヶ関A1出口徒歩1分



●○今こそ声をあげよう!教育を子どもたちのために 4・25集会○●

 ―愛国心の押しつけ・「日の丸・君が代」強制・教育の格差NO!―



4月25日(土)13時30分開場 14時開会 九段会館           

 

  ★特別講演:益川敏英(ノーベル物理学賞受賞者、科学者9条の会呼びかけ人)

  ★パネルディスカッション(小森陽一、藤田英典、木附千晶、本田由紀)

  ★現場からの報告(被処分者の会・予防訴訟事務局川村佐和さんの発言あり)

**************************************

                   (櫻井 智志)


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9の日ハンスト終了報告 と ガンジー と 世界共和国

4月9日、8:09am、24時間9の日ハンスト終えました。

ちょうど、マガジン9条で中島岳志さんが
ガンジーについて語っていたので、
読んでいます。
http://www.magazine9.jp/interv/nakajima/index2.php

「柄谷行人さんと議論したときにも、「9条がベタなレベルでの理念として実現できるとは思ってもいない」という話になりました。しかし、それを統整的理念として掲げることによって、現実を批判し続けるための指標にできるのではないか、と。そのような方向に向けて、永遠に努力し続ける営為こそが重要なのではないか、ということです。それがおそらく今の9条の持つ可能性であり、意義かもしれません。」

ちょうど知人から薦められて、
柄谷行人『世界共和国へ』岩波新書、2006年を
読み終えたところでした。
長くなりますが、一部紹介させて頂きます。

(122ページ)
「議会制民主主義とは、実質的に、官僚あるいはそれに類する者たちが立案したことを、国民が自分で決めたかのように思いこむようにする、手の込んだ手続きです。」

(143ページ)
「無益というよりむしろ有害な技術の革新や商品の差異化も、資本が存続するためにこそ不可欠なのです。」

(153ページ)
「産業資本は、あくまで商品交換の原理を貫徹しつつ、剰余価値を得るというシステムです。旧来のような「階級闘争」では、それに対して対抗することはできないのです。」

(156ページ)
「資本は生産過程におけるプロレタリアを規制することができるし、積極的に協力させることもできます。これまで生産過程におけるプロレタリアの闘争として(政治的に)ストライキが提唱されてきましたが、それはいつもしっぱいしてきました。

しかし、流通過程において資本はプロレタリアを強制することはできません。働くことを強制できる権力はあるが、買うことを強制できる権力はないからです。流通過程におけるプロレタリアの闘争とは、いわばボイコットです。そして、そのような非暴力的で合法的な闘争に対して、資本は対抗できないのです。」

(182ページ)
「社会主義とは互酬的交換を高次元でとりかえすことにある。そしてそれは、分配的正義、つまり、再分配によって富の格差を解消することではなく、そもそも富の格差が生じないような交換システムを実現することであるのです。

第二にカントは「神の国」の実現を具体的なかたちで考えていました。諸国家がその主権を譲渡することによって成立する世界共和国、それが「神の国」なのです。カントは「永遠平和」を実現するための国際連合を提唱しました。これはあとで述べるように、たんなる平和論ではない。資本と国歌を揚棄する過程の第一歩なのです。

カントが『永遠平和のために』を書いたのは、1789年のフランス革命以後の情勢においてです。つまり、それはカントが、集権的な国家によって平等を性急に実現しようとするジャコバン主義的な恐怖政治を見たあとです。...

カントは、国家権力をにぎって強行する革命に反対したのです。」

(186ページ)
「第一に特筆すべき点は、ブルードンが経済的平等よりも自由を優先したことです。...彼が反対したのは、分配的正義なのです。それは国家による富の再分配を要求することになり、そのことが再分配する国家の権力を強化させることになる。そこで自由が犠牲にされる。...

プルードンがいう「アナルシー」(アナーキー)とは、双務的=互酬的な契約にもとづく民主主義社会のことです。アナーキーは通常、混沌や無秩序のように思われますが、プルードンによれば、国家によらない、自己統治による秩序を意味するものです。」

(188ページ)
「...そのシステムは、貧富の格差や資本−賃労働の対立関係をもたらすことがないようなものでなければならない。それは具体的にはどのようなシステムでしょうか。

第一に、それは生産者協同組合です。そこでは、全員が労働者であるとともに経営者である。ゆえに賃労働(労働力商品)は揚棄されています。第二に、代替貨幣・信用銀行などの創出です。これはいわば「貨幣の王様」を揚棄しようとするものです。プルードンによれば、真の民主主義は政治的なレベルだけでなく経済的なレベルで実現されなければならない。...

要するに、プルードンが考えたのは、国家と資本主義市場経済から自立したネットワーク空間を形成することです。」

(201ページ)
「では、一国だけの社会主義革命も、同時的世界革命もありえないとしたら、どうすればよいのでしょうか。ここで鍵となるのは、19世紀のあいだずっと無視されてきた、カントの「
世界共和国」という理念です。

これは、諸国家が主権を譲渡することによって成立するものです。カントは、その第一歩として、国際連合を構想しました。これは、諸国家をいわば「上から」抑制するものです。

社会主義は、国家に対する「下から」の革命によって実現されると考えられてきました。...同時に、国家を「上から」抑え込むシステムを形成することが不可欠なのです。

そして、そのようなシステムの形成こそ、漸進的な「同時的世界革命」であると考えてよいでしょう。私の考えでは、そのようなヴィジョンを提起した人こそカントなのです。」

(218ページ)
「マルクスが国家主義的であったことが、国家主義的な独裁体制をもたらしたのではない。むしろ、国家が簡単に死滅するだろうという見方が、それをもたらしたのだ、と。あるいは、国家をその内部だけで考える見方が、それをもたらしたのだ、と。ゆえに、われわれはこの種のアナキズムに対して警戒すべきなのです。」

(225ページ)
「では、どのように国家に対抗すればよいのでしょうか。その内部から否定していくだけでは、国家を揚棄することはできない。国家は他の国家に対して存在するからです。われわれに可能なのは、各国で軍事的主権を徐々に国際連合に譲渡するように働きかけ、それによって国際連合を強化・再編成するということです。たとえば、日本の憲法第九条における戦争放棄とは、軍事的主権を国際連合に譲渡するものです。各国でこのように主権の放棄がなされる以外に、諸国家を揚棄する方法はありません。」

以上です。
感謝して、

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp

平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
●祝 鎌倉市平和都市宣言50周年(日本初)●
●2010年 あんぽ条約50周年改定でなく平和条約でいこ●
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2009年04月08日

北朝鮮による「飛翔体」発射報道について

北朝鮮は実験通信衛星「光明星(クァンミョンソン)2号」を運搬ロケット「銀河2号」で5日に打ち上げたと発表しました。日本のメディアは、ロケット発射の前から、報道の域を超えた情報を発信し続けてきたと思われます。

日本政府でさえ、同ロケットを「飛翔体」と表現することがあるにもかかわらず、メディアの多くは、「(弾道)ミサイル」、「テポドン2号」(とみられる)などと呼称しています。

インターネットでの解説によれば、テポドンとは、「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が開発していると推測される弾道ミサイルの(CIAによる)コードネーム」(http://gogen-allguide.com/te/taepodong.html)とのことです。

メディアの多くは、CIAが提供した情報の枠組みで報道してきたことになります。これは、報道姿勢として問題ではないでしょうか。

打ち上げた「衛生」が軌道を回っているとする北朝鮮政府の発表をそのまま信用するわけにはいきませんが、米国軍事関係者の分析を含め、「衛星」ではないとする論評も同様に鵜呑みにはできません。いずれの主張にも、納得できる根拠が欠落しています。

各報道機関には、根拠のある、政府発表を垂れ流しにしない、報道を期待いたします。

北朝鮮非難で統一された根拠のない論評といえるものが多かったのに比して、北朝鮮による「ミサイル」が日本にとって本当に脅威となるのか、「ミサイル防衛」が必要、有効なのかどうかなどについては、検証がほとんどなされていません。

ジリ貧支持率の麻生政権にとっては、今回の報道が、政権浮揚に働いたのではないでしょうか。2006年に同様の事件があった時に外務大臣だった現麻生首相は、「金正日に感謝しないといけないのかもしれませんが」と発言していました。
(http://atsukoba.seesaa.net/article/117017531.html)

自民党の坂本剛二衆議院議員も7日、「向こう(北朝鮮)は核を保有している。日本も『核を保有する』と言ってもいいのではないか」「日本が核武装も国連脱退もできないことはわかっている。ただ、北朝鮮に強く臨むため、例え話をした」と述べ、国連脱退にも言及したといいます。(4月7日 読売新聞)

この間の報道は、意図の有無にかかわらず、政府・自民党の非民主的キャンペーンに利用される性格のものではないかと思わざるを得ません。各報道機関には、主権者の熟議民主主義に貢献する冷静で根拠のある報道を期待いたします。

太田光征
http://otasa.net/

送付先
http://www.nhk.or.jp/css/goiken/mail.html
https://se01.asahi.com/reference/form.html
https://form.mainichi.co.jp/toiawase/index.html
https://app.yomiuri.co.jp/form/
http://sankei.jp/inquiry.html#Articles
posted by 風の人 at 17:52 | Comment(1) | TrackBack(1) | 一般

火垂るの墓

「火垂るの墓」が、イギリスの雑誌「エンパイア」が選んだ落ち込む映
画の、第六位に選ばれたそうです。ベスト10に入るなんて、ある
意味で快挙じゃないでしょうか。子どもの頃にああいう映画を観て、ト
ラウマを抱えることが大事だと思います。

  川西玲子
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
映画「ジョン・ラーベ」の公開を望む!
http://kzeroko.seesaa.net/article/116693088.html?1238761991
予告篇はこちらで
http://kino-zeit.de/filme/trailer/john-rabe
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2009年04月06日

衆議院・法務委員会 森田問題について政府委員が「公選法235条1項に抵触するおそれがある」と答弁

4月3日にあった衆議院・法務委員会において門山泰明政府委員(総務省自治行政局選挙部長)は、富田茂之衆議院議員(公明党)の質問に応えて、「候補者が『無所属』をことさら公にした(すなわち選挙運動)場合は公選法235条1項に抵触するおそれがある」と明確に答弁しました。

森田健作の刑事告発にとって有力な「証言」が政府側から飛び出した格好です。
(衆議院TV:http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php、カレンダー検索の4月3日→法務委員会→発言者一覧の富田茂之(公明党)の順にクリック)


この件に関する富田議員の質問は次のようになっています。

・14分48秒あたり〜:政治資金規制法違反に関する質疑応答
・22分28秒あたり〜:無所属の定義に関する質疑応答

政府委員の「公選法235条に抵触する可能性」に触れた部分は以下のとおりです。

………………………………………………
●富田議員(24:10あたり〜):
公選法第235条の趣旨から言いますとですね、一般論として、ある程度の党員で、かつ政党支部の支部長をつとめるような人物がことさらそれらの事実を隠して当選を得る目的で選挙活動のさまざまな場面で自分は政党に所属しない、政党の支援を受けない、無所属、完全無党派であることをアピールしていたような場合にはこの235条の虚偽事項公表罪に該当する可能性があるというふうに思えるのですが、そのように理解してよろしいですか?

●総務省自治行政局選挙部長・門山泰明政府委員(24:39あたり〜):
一般論としてのお尋ねでございますが、若干前提をご説明させていただきますと、立候補届け出におきまして立候補届出書に所属する政党その他の政治団体の名称、これを記載する場合には当該政党その他の政治団体の証明書、いわゆる所属党派証明書というのを添付するということになっておりまして、この所属党派証明書の添付がない場合には無所属と、こういう扱いになるわけでございます。したがいまして立候補届けにおきます無所属という機会(注:場合、という意味か?)は立候補届けをした方がどの政党にも属しないということを意味するものではなくて、所定の所属党派証明書がない、記載されていないという場合に記載すべきかなり広い意味の呼称であると解されておりまして、一般に政党に所属する方が無所属として立候補届けをし、無所属として選挙運動をすることは当該規定に抵触しない、と考えられるところでございます。

一方、政党に所属する方がいかなる政党にも所属しないということを公にして選挙運動をするということにつきましては、これも一般論でございますけども、それが立候補届けにおける無所属ということではなく、実際の政党への所属関係について当選を得、または得させる目的をもって公職の候補者の政党その他の団体の所属に関し虚偽の事項を公にしたと、そういうふうに認められる場合には公職選挙法235条1項に抵触するおそれがある、ということは考えられるところでございます。なお、個別の事案につきましては具体の事実に即して判断されるべきものと考えております。
………………………………………………

門山政府委員(総務省自治行政局選挙部長)は「当選を得、または得させる目的をもって公職の候補者の政党その他の団体の所属に関し虚偽の事項を公にした(すなわち、選挙運動をした)」場合は、「公職選挙法235条1項に抵触するおそれがある」と明確に述べています。森田告発にとって、重要な国会答弁だと思います。


by 東本高志
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『森田健作氏を告発する会』の立ち上げ

吉川ひろしさんからのメールを転載します。私も委任状を送ろうとい思いますが、森田氏の「圧倒的な勝利」かどうかは、実は分からないのです。選挙制度とは言えない現行の単純小選挙区制に、まずは優先的に目を向ける必要があります。誰が「当選」しようと、不当性を残すのが単純小選挙区制です。

2009千葉県知事選――森田氏「偽装勝利」の可能性を残す単純小選挙区制のカラクリ
http://kaze.fm/wordpress/?p=265

太田光征
http://otasa.net/


千葉県知事選挙は、森田健作氏の圧倒的な勝利に終りました。

しかし、選挙期間中、徹底的に自民党とのつながりを隠し、「完全無党派」として有権者をあざむいた手法は、公職選挙法に違反すると指摘されています。

また、大手の安売りショップ、ドンキホーテからの献金が政治資金規正法違反だと新聞でも大きく報道されました。

「選挙のやり方で、その後の政治姿勢が決まる」とは、元宮城県知事浅野史郎さんの言葉ですが、今回の森田氏の情報隠蔽は千葉県の情報公開の大幅な後退につながる恐れがあります。また、このような不正な選挙がまかり通るようなことになれば、全国に大変な悪影響と政治不信を与えます。

時機を逃さず、きちんと告発する必要があると考えます。千葉県内外からも、「森田健作の不公正な選挙を市民として告発したい」という意見が多々寄せられています。

そこで、以下の会をたちあげ、森田氏への告発を行うことになりましたので、皆さまの積極的なご参加をお願いします。

             (記)

1)『森田健作氏を告発する会』の立ち上げ
  日時:4月11日(土) 18:30〜20:30ごろまで
  場所:市民ネットワーク千葉県 4F 会議室
     千葉市中央区中央4−10−11
     電話 043−201−1051
     (千葉駅から徒歩15分、千葉県庁向い、千葉地方裁判所トナリ)

2)女性弁護士として活躍中の西島和さんが『千葉県民および弁護士』の立場で
  「ボランティア」で代理人になっていただける。感謝、感謝
  西島和(にしじま いずみ)さんは八ッ場ダム住民訴訟の弁護士でもあります。

3)4月13日(月)『必着』で全国から出来るだけ多くの委任状を集める。(費用は無料)
   ※添付ファイルの委任状には三文判で押印と捨て印(用紙の一番上)をお願いします。
   ※現在約80名の告発申込みがありますが、100人以上の目標です。(千葉県民以外でもOK)
    ※80円切手5枚〜10枚程度のカンパ歓迎です。強制ではありません(笑)

委任状ファイル:https://unitingforpeace.up.seesaa.net/document/2009C7AF4B7EEBFB9C5C4B9F0C8AFA1A1B0D1C7A4BEF5.doc
 
4)委任状の郵送先
 ・吉川ひろし(無所属市民の会 代表 千葉県議)
  〒277-0861 千葉県柏市高田754の24

5)4月15日(水)に千葉地方検察庁特別刑事部に『告発状と委任状』を提出し、午後(時間は未定)に千葉県庁記者クラブで記者会見をおこなう。
  記者会見には多数の告発人の参加を期待します。
  ※記者会見の時間が決まり次第、委任者の皆さまにお知らせします。

≪公職選挙法≫
(虚偽事項の公表罪)
第235条 当選を得又は得させる目的をもつて公職の候補者若しくは公職の候補者となろうとする者の身分、職業若しくは経歴、その者の「政党その他の団体への所属」、その者に係る「候補者届出政党の候補者の届出」、その者に係る参議院名簿届出政党等の届出又はその者に対する人若しくは政党その他の団体の推薦若しくは支持に関し「虚偽の事項」を公にした者は、2年以下の禁錮又は30万円以下の罰金に処する。
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裁判員制度はいらない!3・22 千葉集会

「裁判員制度はいらない!3・22 千葉集会」に参加してきました。

裁判員制度については、裁判そのものの劣化を招きながら、市民を国家統治に組み込むものという見解がある一方で、司法改革につながるので意味がある、とする見解もあります。

問題だらけの介護保険制度も、暗闇の介護労働に光を当てることができるように、裁判員制度も、自白偏重などの裁判に風穴を開けるだろう、という見方です。裁判員制度でしか、市民が司法改革にアプローチできる道はない、という見解とセットのようです。

民主党などが取り調べの全面可視化を求めています。政権交代が起きれば、全面可視化の実現も不可能ではないでしょう。そこまでいかなくても、こうした動きが裁判員制度の問題点を改善させる譲歩を引き出すことにつながるかもしれない。

あるいは、実際の裁判員裁判で司法のあり方が批判にさらされることでしか、真の司法改革は始まらないのか。

太田光征
http://otasa.net/

裁判員制度については、こちらのビデオもあります。

斎藤貴男「裁判員制度…それ…大丈夫なの?」
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/113613199.html






裁判員制度はいらない!3・22 千葉集会 1/3
講演:佐藤和利弁護士(裁判員制度はいらない!大運動・事務局長)ほか

http://video.google.com/videoplay?docid=-829195735445073494


日時:2009年3月22日
場所:千葉市ホテルプラザ菜の花
主催:裁判員制度はいらない!3・22 千葉集会実行委員会


裁判員制度はいらない!3・22 千葉集会 2/3
講演:武内更一弁護士(裁判員制度はいらない!大運動・事務局)

http://video.google.com/videoplay?docid=1807981223784351101



裁判員制度はいらない!3・22 千葉集会 3/3
集会後のデモ

http://video.google.com/videoplay?docid=-8306994144148287286
タグ:裁判員制度
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2009年04月04日

「無所属」詐称 森田健作の弁解は通用するか?

このところ森田健作の「違法政治資金」受領の問題がメディアにとりあげられていますが、以下は、この問題に関する朝日新聞と読売新聞の記事です。


■森田健作氏の団体、献金違法受領か 2年間計980万円(朝日新聞 2009年4月3日)
http://www.asahi.com/politics/update/0403/TKY200904030314.html
■森田健作氏に違法政治資金、献金禁止企業から1010万円(読売新聞 2009年4月3日)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090403-OYT1T00398.htm

朝日は「違法政治資金」の受領額は「980万円」。読売では「1010万円」となっています。朝日の記事では06年の違法献金は330万円。読売の記事では同額は360万円。この違いが「980万円」と「1010万円」の違いになっているようです。どちらかの記事の数字が誤りですね。確認する必要があるように思います。

ところで、森田健作の「無所属」詐称について日刊ゲンダイが記事にしています。同記事によれば、森田事務所は「森田は所属党派証明書を得ておらず、立候補届け出書に無所属と記載した候補者が無所属であるとして選挙運動を行うとしても虚偽事項には該当しない」と弁解していますが、問われているのは、その事実を知れば有権者は投票しないかもしれないという「自民党東京都衆議院選挙区第2支部長」という有権者の投票動向を左右する重要な政党のポジションを隠して「完全無所属」として立候補し、選挙活動をしたこと。かつ、その自民党支部を通じて04〜07年にかけて1億6185万円もの多額の政治献金を集金しながらその事実をも隠していたこと。森田健作は二重の意味で千葉県民を欺いていたこと、です。

公選法235条の趣旨に照らしてその違反の悪質度はきわめて高い、というべきです。森田健作の弁解は通用しない、と思います。

以下、日刊ゲンダイの記事です。
………………………………………………
■森田健作の“苦しい弁明”(日刊ゲンダイ 2009年4月3日)
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-02040737/1.htm
 
●学歴詐称とどこが違う?

 千葉県知事選に勝ったばかりの森田健作元衆院議員に「辞任に発展?」という疑惑が飛び出した。

 無所属を売り物にして選挙を戦ったのに、今現在も自民党の支部長を務めていたことが発覚したのだ。

 森田が支部長を務めるのは自民党東京都衆議院選挙区第2支部。収支報告書の支部長名には森田の本名である「鈴木栄治」と書いてある。しかも、この支部は04〜07年で1億6185万円の企業・団体献金を受けていて、森田の資金管理団体「森田健作政経懇話会」に1億円以上を寄付している。「無所属」に偽りがあっただけでなく、自民党の看板を使って、金集めし、その金が個人の資金管理団体に流れたのである。

 公職選挙法の235条には「当選を得る目的で候補者の身分、職業、経歴、その者の政党その他の団体への所属などに関して虚偽の事項を公にした者は2年以下の禁固または30万円以下の罰金に処する」とある。悪質の場合は検察が乗り出す。学歴詐称で古賀潤一郎衆院議員は議員辞職に追い込まれたし、サッチーこと野村佐知代さんの場合は検察に告発され、不起訴になったが騒がれた。森田事務所の説明はこうだ。

 「今回の千葉県知事選に立候補をするにあたり、無党派で立候補することを決意しました。ケジメをつけるために政党支部の解散手続きを準備すると共に(現在手続きを進めているところです)、立候補表明後の政党支部から寄付などの財政的支援は受けないことなどの指示をしました。従っ
て、今回の知事選に関して党からの財政的支援は一切ありません。なお、森田は所属党派証明書を得ておらず、立候補届け出書に無所属と記載した候補者が無所属であるとして選挙運動を行うとしても虚偽事項には該当しない」

 確かに立候補後に金の動きはないのかもしれないが、問題はその前だ。県民が納得するかどうか。
(日刊ゲンダイ2009年3月31日掲載)
………………………………………………


東本高志@大分
taka.h77@basil.ocn.ne.jp
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★4/11(土)おすすめ映画【フツーの仕事がしたい】上映と監督あいさつの情報

中田です。

重複の方おゆるしください。
転送転載歓迎です

<おしらせ>
Ourplanet-tv :特定非活動営利法人 ページhttp://www.ourplanet-tv.org/index.htmlで、
昨年9月に監督の土屋トカチさんのインタビュー(動画)を見ました。
各地での上映が始まったら、ぜひ、映画を見たいと思っていました。
今回、名古屋市千種区の本山生協会館で、上映と土屋トカチさんによる挨拶があるときいております。

過酷な派遣や、日雇いの労働のすさまじさを、一人の人物にカメラで追いながら、
現実問題に立ち上がっていくドキュメンタリー作品です。
土屋トカチさんの魅力的な人柄にふれて、21世紀によみがえる、まさに「現代の蟹工船と表現されていましたが、
ぜひ、映画を見たい!と、こころに強く残ったインタビューとして記憶していました。

■<番組視聴方法>
OurplanetTV制作(インターネット放送)
ContActの下記コーナー画面で、インタビュー(14分)動画と予告篇を、ぜひごらんになってみてください。
         ↓
http://www.ourplanet-tv.org/video/contact/2008/200809_index.html
        注☆PLAY の表示をクリックして 動画がみられます

日時   4月11日(土) 
時間   @11時より  A13時30分より
  
場所   本山にある生協文化会館の4階ホール(地下鉄本山駅徒歩2分)
        注 :  看板表示がないので、探しにくいです。   
            *目標はCoopmストアー店入口に入り、エレベーター使用

        第1回上映のあと 舞台挨拶される予定です。
        第2回上映のあと 15時から「監督を囲んで交流会」の予定です。

主催者団体  ピースシネマ2Days・あいち平和映画祭実行委員会
                 問い合わせ連絡先: Tel 052-938-5402
======================================
(紹介)

番組タイトルのContAct

社会をよりよく変えるために行動している人やプロジェクトを紹介するインタビュー番組です。番組タイトルのContActはConnect to Act の略。人のつながりが原動力を生み出すことをひそかに期待して名づけたタイトルです。
情報を受け取った人が別の人に伝えるなどの行動を起こすことによって、変革のきっかけを作ることができるかもしれません。


【フツーの仕事がしたい”すべての人へ】
2008年09月24日

http://www.ourplanet-tv.org/video/contact/2008/200809_index.html
1ヶ月552時間という、過酷な労働時間を強いられていたトラック運転手を追ったドキュメンタリー映画「フツーの仕事がしたい」。広がる格差社会の影には何が隠れているのか?現代社会を生きる労働者の実態とは?監督の土屋トカチさんにお話を聞きました。
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2009年04月03日

映画「ジョン・ラーベ」の日本公開を求める署名

 「南京の真実」の著者、ジョンラーベの奮闘を描いた映画「ジョン・
ラーべ」が、ドイツに続き中国で公開されます。ベルリン映画祭でも好
評を博した映画ですが、日本公開がまだ決まりません。

 南京事件が背景になっているのですが、日本の残虐行為を告発する映
画ではありません。「困難な状況下で行なわれた人道的行為を描いた作
品」です。蛮行をやめさせようとする日本人の士官も出て来ます。架空
の人物ですが。

 ヨーロッパの実力派俳優の他、日本からは松井司令官役に柄本明、朝
香宮鳩彦親王役に香川照之、 若い士官役にARATA(架空の
人物) など、個性派が出演しています。

 お金をかけたハリウッド的なつくりで、 純粋に映画として面
白そうです。
それなのに配給先が決まらないのは、「靖国」のトラウマでしょう
か。 興行的にも充分いけると思うんですが。

 そこで、知り合いが公開を求める署名を始めました。 このサ
イトは友人に紹介できる機能もついていますので、 皆さん是非
よろしくお願いします。
http://www.shomei.tv/project-897.html

 川西玲子
posted by 風の人 at 20:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2009年04月02日

森田健作が100万票取った理由

森田健作の当選について、マスコミは「民主党の敗北」と評しています
が、
私はそうは思いません。

そういう要素もあったでしょうが、要はタレント知事の知名度でしょう。
それに、あの「異様な明るさ」に惹かれたのだと思います。
背景には地方の荒廃があるのではないでしょうか。
何かマスコミの報道ってズレていますよね。

もう一つ、日本一?!の選挙プランナーがついていたそうです。
嫌な感じの人です。
http://www.e-ask.ne.jp/
                川西玲子
 
 
posted by 風の人 at 11:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2009年04月01日

2009.3.31 山田直人さんの回答 ★ 鎌倉市議選アンケート

山田直人様、皆様

この度は、早速のご回答を感謝いたします。
慎んでご回答を掲載すると共に、広く転送させて頂きます。

ありがとうございます。


「未来は僕らの手の中プロジェクトin鎌倉」
http://www.econakoto.net/kamakura-mirai
連絡先 豊田義信
kamakura0mirai(a)gmail.com ← (a)を@に。



★★★★★★



日付: Tue, 31 Mar 2009 18:54:12 +0900
差出人: "naoto yamada"


豊田 義信様

山田@鎌倉市議会です

この度はアンケートへの回答をさせていただけること嬉しく存じます。
貴活動に対し敬意を表したいと思います。

さて、アンケートへ順次回答させていただきます。

==========

質問1、
あなたは、どのような思いで、今回の市議選に立候補されましたか?
その動機や情熱について、おしえてください。

正確を期すればまだ立候補を予定している身分ではありますが、その立場で記載いたします。
私のキャッチフレーズは「『やさしい都市(まち)・鎌倉』の未来を創造します」です。まさに、貴
プロジェクトが志向している通り、未来志向で鎌倉を創っていこうとの強い思いを抱いています。
現状を単に批判するだけではなく、現状をしっかり見据え、未来を創造していこうとの考えです。
そして、その都市(まち)づくりには「やさしさ」があふれていることが必要です。
そして、これを実現するため、次の「4つの都市(まち)づくり政策」を継続していこうと考えています。
●共同社会 都市(まち)づくり、●快適で安全 都市(まち)づくり、●環境と調和 都市(まち)づくり、
●効率行政 都市(まち)づくり
これまでも、この4つの都市(まち)づくり政策への取り組みを市民の皆さんに周知してまいりましたが、
今後の4年間に向けて新たに内容をヴァージョンアップして政策を策定しました。
詳細は、すでに日常活動の中で市民の方々への周知をさせていただいておりますが、さらに力強く
お知らせさせていただこうと考えていまい。
(政策に対し記載した資料を2部添付いたします)

※送って頂いたPDF資料が開けませんでした。※
※ご希望の方は直接山田さんへご依頼下さい。(豊田)※



質問2、
任期が終わる4年後、どんな鎌倉になっているか、あなたが描く鎌倉の未来像を教えて下さい。

私が所属する会派「かまくら民主の会」会派では、昨年「会派政策提案」を立案いたしました。
政策提案のテーマ:「市民がかがやく舞台づくりのために今」
サブタイトル:市民、行政、議会が最大限のパフォーマンスを発揮する仕組みづくり
というものです。
詳細は添付資料に委ねますが、その根本にあるのが、いかに市民が自ら住む地域を自らよくして
いこうという地域力、市民力を高めることが重要かということにあります。
サブタイトルにある通り、まさに三位一体となってそれぞれが力を発揮することが必要です。この力の
醸成により、鎌倉はあらゆる場面で未来が展望できるようになると確信しています。



質問3、
ぼくらの一票一票の思いが重なって、
もしあなたが当選したときに、
鎌倉の未来のために実行されていく
いくつかの政策について、具体的に教えて下さい。
@環境、開発、エネルギーに関わること

●環境と調和 都市(まち)づくりでは、「循環型社会と健全な財政基盤を実現します」としています。
歴史的環境と自然環境を保全するしくみの確立、環境を保全する循環型社会の創造、これをバックアップする
強固な財政基盤の確立です。そのために必要とされるコンセンサスを取りながら開発(技術)を進めていきます。

A子育て、教育に関わること

●共同社会 都市(まち)づくりでは、「心豊かに、やさしさあふれるまちを実現します」としています。
教育と生涯教育が充実した人間性豊かなまちづくりを進めます。子育て環境は、働いていると否とを問わず保護者
にとっては大切な社会的基盤です。子どもは社会の大切な宝です。安心してあずけられる保育園、幼稚園、そして
小学校・中学校における教育環境を整備し、市民の手で子どもたちを育てるしくみに取り組んでいきます。

B医療、福祉にかかわること

●共同社会 都市(まち)づくりでは、「心豊かに、やさしさあふれるまちを実現します」としています。
障害者の社会参加を支援する環境整備に取り組みます。福祉にはナショナルミニマムが最も求められています。
このミニマムをいかに高めていくか、地方自治体として国の制度をにらみながら、独自制度も併せ考えていく必要
があります。こうした福祉制度の充実に取り組んでいきます。

Cまちづくりにかかわること

●快適で安全 都市(まち)づくりでは、「快適で、安心・安全なまちを実現します」としています。
快適な交通環境の実現(交差点、信号、舗装、歩道など)を目指し、一方では、子どもの交通事故が跡を絶たない
ことから、事故ゼロを目指しスクールゾーンの整備、子どもが安心して歩行できる空間の整備などに取り組みます。
また、鎌倉市に住む方、訪れる方が安心して過ごせる環境整備として、ユニバーサルデザインによるまちづくりに
取り組みます。

Dその他
●効率行政 都市(まち)づくりでは、「効率化、省資源化によるサービスの最大化を実現します」としています。
まずは、これまでも取り組んできた電子自治体の構築に向け取り組ます。また、ここ数年来取り組んでいる行政評価
をさらに進化させるよう取り組んでいきます。新しい公共空間として、市民力をおおいに発揮いただける地域力強化の
仕組みを構築していきたいと考えています。



質問4、
今回の選挙に役立つ、オススメサイトやご自身のHPなど、ございましたらおしえてください。

選挙に役立つということではなく、もっと私を知っていただく媒体として、HPを立ち上げていますので紹介いたします。
URLは、

http://www12.ocn.ne.jp/~intnrhr/

です。このHPから、「創造工房」という私のブログにもリンクしていますので、ご参照ください。

ありがとうございました。
posted by 風の人 at 07:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2009.3.30 岩田薫さんの回答 ★ 鎌倉市議選アンケート

岩田薫様、皆様

この度は、早速のご回答を感謝いたします。
慎んでご回答を掲載すると共に、広く転送させて頂きます。

ありがとうございます。


「未来は僕らの手の中プロジェクトin鎌倉」
http://www.econakoto.net/kamakura-mirai
連絡先 豊田義信
kamakura0mirai(a)gmail.com ← (a)を@に。



★★★★★★
Date: Mon, 30 Mar 2009 13:51:06 +0900
From: kataribe.k.iwata@docomo.ne.jp


アンケートに回答します。よろしくお願いします。

1、鎌倉の悪政を大掃除します。
私は市長を政治資金規正法違反容疑で告発しました。
これは市と請け負い関係にある医師会から献金をもらっていた容疑に関するものです。

市と観光ナビゲーションシステムの業務で2000万の請け負いをしていた業者から
700万の報酬をもらっていた議員をあっせん利得容疑で告発もしました。

関谷の生ごみ処理施設の用地取得費2億9000万の取り消しを求めて市長相手に住民訴訟を起こしてもいます。

きれいな政治を実現するため全力をささげます。
軽井沢の議員時代に西武の堤義明の開発を止めた力を鎌倉に注ぎます。



2、鎌倉を国のみどりの特区にして緑地保全を図っているはずです。


3、
(1)環境問題では携帯基地局や武田薬品のバイオ施設など危険な施設から住民を守るために全力をささげます。

(2)子育て支援のためNPOなどと協力し住民と協働の場所づくりに努めます。
教育は引きこもりや不登校の子供たちをサポートする。
フリースクールづくりに努めます。支援体制を確立します。

(3)お年寄りを支援するマップづくりをすすめます。
福祉タクシーの拡充にも努力します。
医療面は湘南鎌倉病院との提携をすすめ市民の健康づくりに努めます。
産科医院(テイアラ鎌倉)への赤字補填の契約を見直します。

(5)議会改革を進め各地域を巡る出前議会や土日議会の開催を提案します。
議員の資産公開をすすめ業者からお金をもらうような議員を一掃します。
審議で賛成したか反対したか一目でわかる議員の通信簿を市民に公開します。

HPはもっか開設準備中でまだありません。
よろしくお願いします。


岩田薫
posted by 風の人 at 07:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2009年03月31日

2009.3.30 おだじま敏浩さんの回答 ★ 鎌倉市議選アンケート

おだじま敏浩様、皆様

この度は、早速のご回答を感謝いたします。
慎んでご回答を掲載すると共に、広く転送させて頂きます。

ありがとうございます。


「未来は僕らの手の中プロジェクトin鎌倉」
http://www.econakoto.net/kamakura-mirai
連絡先 豊田義信
kamakura0mirai(a)gmail.com ← (a)を@に。



★★★★★★
日付: Mon, 30 Mar 2009 15:05:31 +0900
差出人: "日本共産党鎌倉市議団"


豊田義信 様

日本共産党鎌倉市会議員のおだじま敏浩です。
どうぞよろしくお願いします。


> 質問1、
> あなたは、どのような思いで、今回の市議選に立候補されましたか?
> その動機や情熱について、おしえてください。

いま、政治が雇用と暮らしを守る責任を果たすことがもっとも求められていると思います。
特に親の失業、ワーキングプア、離婚などの問題が影響した「子どもの貧困」問題に取り組んでいきたい。



> 質問2、
> 任期が終わる4年後、どんな鎌倉になっているか、あなたが描く鎌倉の未来像を教えて下さい。

市民の暮らしと環境、まちづくりを最優先に取り組む市政に進んでいると思います。



> 質問3、
> ぼくらの一票一票の思いが重なって、もしあなたが当選したときに、鎌倉の未来のために実行されていくいくつかの政策について、具体的に教えて下さい。
> @環境、開発、エネルギーに関わること

武田薬品工業叶V研究所建設は、住民の心配する環境汚染問題を克服する取り組みを求める
ゴミの焼却量を減らすために生ごみの資源化処理を実現する


> A子育て、教育に関わること

保育園待機児対策をすすめる。少人数学級の学年を3年生へ引き上げる。大船中学校の改築を急ぐ。


> B医療、福祉にかかわること

小児医療費無料化の年齢を中学校3年生までに広げる。特別養護老人ホーム待機者対策を進めるために施設増設と介護労働者の増員支援策を進める。


> Cまちづくりにかかわること

小規模連鎖開発を抑制する条例づくり。大船観音前マンション開発で崩された階段市道の原状回復。


> Dその他



> 質問4、
> 今回の選挙に役立つ、オススメサイトやご自身のHPなど、ございましたらおしえてください。

日本共産党鎌倉市会議員団のホームページをご覧ください。
posted by 風の人 at 07:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2009.3.30 吉岡和江さんの回答 ★ 鎌倉市議選アンケート

吉岡和江様、皆様

この度は、早速のご回答を感謝いたします。
慎んでご回答を掲載すると共に、広く転送させて頂きます。

ありがとうございます。


「未来は僕らの手の中プロジェクトin鎌倉」
http://www.econakoto.net/kamakura-mirai
連絡先 豊田義信
kamakura0mirai(a)gmail.com ← (a)を@に。



★★★★★★
日付: Tue, 17 Mar 2009 13:09:24 +0900
差出人: "日本共産党鎌倉市議団"

豊田 義信さん

         2009年3月30日
      遅くなりましたが、アンケート送ります。
        日本共産党鎌倉市議団  吉岡和江

-------------------

2009年3月30日
「未来は僕らの手の中プロジェクトin鎌倉」様
日本共産党 吉岡和江
アンケートへのご回答

《問1》
 4期16年間、子どもたち、障害者、高齢者、中小業者など市民の目線で、すみやすいまちをめざしてがんばってきました。この4年間は、特に平和、水害対策・生ごみのバイオガス化、遺伝子組み換え問題など環境・まちづくり・障害者自立支援法や介護保険、後期高齢者問題、保育園の待機児対策、食教育などくらし優先の市政実現に力を入れてきました。平和都市宣言50周年を向えた今、この精神を市政のすみずみまで広げ、鎌倉の歴史的遺産を守り、国の悪政の防波堤となり、市民生活優先の市政目指して力を尽くしたい。こんな思いで次の4年間、全力投球する決意です。


《問2》
 世界有数の経済力を持ちながら深刻な雇用問題に象徴される国民生活の破壊の現実、地方自治体は悪政の防波堤となって、住民の福祉向上に努めなければなりません。
 小泉構造改革の破綻が目に見える形で問題となっています。市民生活を守る視点で市民の皆さんが自らの問題意識で積極的に市政に取り組み、その市民の声が反映される市政になるよう頑張りたい。いつでも皆さんと一緒に行動し、共に考える市政であってほしい。
市民生活と生活環境を大切にする市政、これからの鎌倉を担う若者たちも安心して住める住宅政策の推進、鎌倉の宝とも云うべき緑と景観を保全し、歴史が生きるまちづくりなどを大きく前進させる必要があります。市民の皆さんとご一緒に努力しながら、前進できることを願ってがんばります。


《問3》
@ ・ 脱焼却をめざし、分別の徹底、生ごみの資源化
・ 脱原発をめざし太陽光発電等自然エネルギーの活用を促進し、環境を保全します。
・ 武田新研究所遺伝子組み換え実験施設の市民への情報公開と安全性を求めます

A ・ 中学卒業まで子どもの医療費の無料化と、所得制限をなくします。
・ 保育所や学童保育を増設し、待機児をなくします。
・ 少人数学級の拡大、日の丸・君が代の押し付けをやめさせ、教育現場の豊かな実践を応援します。

B ・ 653人を超える待機者解消のため、施設計画の見直し特養ホームを増設します。
・ 障害者自立支援法の応益負担廃止などを含め障害者や作業所への公的支援を拡充します。
・ 後期高齢者医療制度の廃止と市独自軽減制度の創設

C ・世界遺産登録をめざすにふさわしい都市計画の確立と開発事業に対する規制の強化
・ がけ崩れ、水害等まちの総点検と災害対策の強化

D ・平和都市宣言を市政に貫く基本理念として、これを行政全般に生かした市政を運営するとともに市民の平和推進運動を支援します。


《問4》選挙に役立つ、オススメサイト等
  日本共産党鎌倉市市議団のホーム・ページがあります。
http://www.jcp-kamakura.jp/
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2009.3.30 赤松正博さんの回答 ★ 鎌倉市議選アンケート

赤松正博様、皆様

この度は、早速のご回答を感謝いたします。
慎んでご回答を掲載すると共に、広く転送させて頂きます。

ありがとうございます。


「未来は僕らの手の中プロジェクトin鎌倉」
http://www.econakoto.net/kamakura-mirai
連絡先 豊田義信
kamakura0mirai(a)gmail.com ← (a)を@に。



★★★★★★
日付: Tue, 17 Mar 2009 10:36:33 +0900 
差出人: "日本共産党鎌倉市議団"

 「未来は僕らの手の中プロジェクトin鎌倉」
 豊田義信 様

 日本共産党の赤松正博です。いただいた質問に別添のとおりお答えします。どうぞよろしくお願いします。

-------------------

2009年3月30日
「未来は僕らの手の中プロジェクトin鎌倉」様
日本共産党 赤松 まさひろ
アンケートへのご回答


《問1》
 今期4年前のスタートは、鎌倉9条の会#ュ足集会に鎌倉市が「後援」を取り消した誤りを厳しく追及することから始まりました。
この4年間は、特に平和・環境・まちづくり・くらし優先の市政実現に力を入れてきました。平和都市宣言50周年を向えた今、この精神を市政のすみずみまで広げ、鎌倉の歴史的遺産を守り、後世に伝えたい。こんな思いで次の4年間、全力投球する決意です。


《問2》
 世界有数の経済力を持ちながら深刻な雇用問題に象徴される国民生活の破壊の現実、地方自治体は悪政の防波堤となって、住民の福祉向上に努めなければなりません。
 市民生活と生活環境を大切にする市政、これからの鎌倉を担う若者たちも安心して住める住宅政策の推進、鎌倉の宝とも云うべき緑と景観を保全し、歴史が生きるまちづくりなどを大きく前進させる必要があります。市民の皆さんとご一緒に努力しながら、この方向にむかって前進できることを願っています。


《問3》
@ ・ 脱焼却をめざし、分別の徹底、生ごみの資源化
・ 脱原発をめざし太陽光発電等自然エネルギーの活用を促進し、環境を保全します。

A ・ 中学卒業まで子どもの医療費の無料化
・ 保育所を増設し、待機児をなくします。
・ 少人数学級の拡大、日の丸・君が代の押し付けをやめさせ、教育現場の豊かな実践を応援します。

B ・600人を超える待機者をなくすため、施設計画を見直し特養ホームを増設します。
・ 障害者自立支援法の応益負担廃止などを含め障害者や作業所への公的支援を拡充します。

C ・世界遺産登録をめざすにふさわしい都市計画の確立と開発事業に対する規制の強化
・ がけ崩れ、水害等まちの総点検と災害対策の強化

D ・平和都市宣言を市政を貫く基本理念として、これを行政全般に生かした市政を運営するとともに市民の平和推進運動を支援します。


《問4》選挙に役立つ、オススメサイト等
  日本共産党鎌倉市市議団のホーム・ページがあります。
http://www.jcp-kamakura.jp/
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2009年03月29日

ミネルバのフクロウは闇の中で飛び立つ

私はこう考えていた。

小沢氏の秘書の起訴で検察庁東京地検は

それ以上の捜査は無理と判断。
捜査は今後裁判で追求されることだろう。
問題は、政権が危うい状況で、国策捜査した特捜部と政権の癒着。
内閣官房副長官は警察検察畑。彼は「捜査は自民党にはおよばない」と言った。
しかもそれがあきらかになると、そんなことは言っていない、マスコミのでっちあげ
と言った。
それにさえまともに抗議て゛きないマスコミは検察のリーク情報の垂れ流しにむらが
る。

このようなマスコミの一方的報道のもと、国民はしだいに洗脳され、世論は誘導され
ていった。
小泉劇場のもとの新自由主義政策のもと、格差社会化はすすみ、日本はがたがたに
なっていった。

私は小沢一郎をよしとは想わない。社共を支持する。けれど、このような危険な日本
の社会状況をみると、社共をうのみにせず、自分のあたまで判断し発言したい。汚職
や斡旋収賄はなかった。それでも民主党党首は明確に失権させられそうである。この
ことを分けて考えられないようでは、政治を語る資格はうすい。 そんな最中に、千
葉県知事選について共同通信が伝わってきた。

****************
 任期満了に伴う千葉県知事選は29日投票、即日開票の結果、自民党県議の約半数
が支援する無所属新人で元衆院議員の俳優森田健作氏が、第三セクター元社長吉田平
氏=民主、社民、国民新、日本推薦=や、関西大教授白石真澄氏ら無所属新人4人を
破り、初当選が確実となった。西松建設の巨額献金事件で民主党の小沢一郎代表の公
設第1秘書が起訴されて以降、初の大型選挙。吉田氏の敗北により、小沢氏辞任論拡
大の可能性がある。

*****************
 結果は生きてくる。
自民党参院議員を落選した森田健作氏が、当選した。もし民主党への追い風が吹いて
いたら、レースにならなかったろう。
 ここまで小沢民主党がおいつめられ、辞任の声が一気に噴き出すだろうことは、秘
書を逮捕したときから、政治的文脈で予期されていただろう。
 だから、これだけ小沢氏を追い落とす結果をうんだ政治的文脈が問題なのだ。

だが、自民公明政権には、いまの日本の経済的社会的危機を救う統治能力はない。民
主党への幻滅も広がる。
 いよいよニヒリズムは広がる。本格的なフアシズムと軍事国家として、経済の軍事
による不況打開策を求める様相が危惧される。


 それでも、絶対にいまの支配的政治家たちではうまくいくまい。民衆の自立が求め
られている。共産党や社民党も含めて、政治的対抗戦略が要請されている。自暴自棄
こそ、支配層のそれこそ思うつぼである。

どっこいおいらたちは生きてるぜ。 (櫻井 智志)
posted by 風の人 at 22:08 | Comment(0) | TrackBack(7) | 一般

人工衛星迎撃や制裁中止を求める緊急署名

以下、転載です。

太田光征
http://otasa.net/

政府に人工衛星迎撃や制裁中止を求める緊急署名にご協力くだ
さい
http://okayama925.blog107.fc2.com/blog-entry-41.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 対話で平和を!日朝関係を考える神戸ネットワークの高橋と
いいます。
朝鮮の人工衛星に対する日本政府の対応は、臨戦態勢ともいえ
る異常な状況です。東北アジアの平和が脅かされる重要局面だ
という認識に立ち、現在の状況を少しでも変えるために、「核
とミサイル防衛にNO!キャンペーン」のみなさんらとともに、
外務省と防衛省への要請行動を4月1日に取り組みます。
 下記に要請文を貼り付けますので、賛同していただける方は
ぜひ、以下のアドレスに、「名前」「居住都道府県」「メール
アドレス」を記入してください。

このメール署名は、3月29日から31日までの3日間のみ取り組み
ます。
名前と居住都道府県は外務省と防衛省に提出します。
メールアドレスは、要請行動の報告を後日させていただくため
のものです。

署名集約先 satelite925@yahoo.co.jp

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

朝鮮の人工衛星にかかわる外務省への要請文

外務大臣 中曽根弘文様
                            
       2009年4月1日
よびかけ 対話で平和を!日朝関係を考える神戸ネットワーク
                            
       賛同者 別紙

朝鮮民主主義人民共和国(以下朝鮮と略)の人工衛星うちあげ
に関連して、以下のことを要請します。
1 防衛省に弾道ミサイル等破壊措置命令の撤回を求め、あく
までも外交努力によって朝鮮政府に人工衛星うちあげの中止を
求めること。
2 国連安全保障理事会に朝鮮の人工衛星打ち上げへの制裁を
求めないこと。
3 朝鮮に対する輸出禁止対象の拡大などの制裁強化を行わず
、4月13日に予定されている制裁措置を延長しないこと。
4 在日コリアンの団体の口座凍結などの人権侵害措置を行わ
ないこと。

(要請趣旨)
 日本政府は、4月4日以降に朝鮮が人工衛星を打ち上げたなら
ば、国連安保理に制裁を求め、経済制裁の強化や在日コリアン
の資産凍結などの人権侵害措置を行うと発表しています。そし
てついに防衛省は3月27日、安全保障会議の承認のもとに「弾
道ミサイル等破壊措置命令」を出しました。すでに地上発射型
のPAC3が関東から東北へ移動し、ミサイル迎撃機能を持つイー
ジス艦が日本海に出動しました。私たちは、このような好戦的
な対応は東北アジアの緊張を激化させるだけであり、あくまで
も外交努力によって朝鮮に人工衛星の打ち上げ中止をもとめる
ことを日本政府に要求します。

1 確かに、朝鮮の人工衛星打ち上げにも問題があり、私たち
はその中止を求めます。宇宙開発の権利があるといっても、そ
の目的は軍事技術力を内外に誇示し、アメリカとの交渉を有利
に進めることにあるからです。
しかし、もともと在日米軍が日本や韓国の協力のもとに、海上
発射型の巡航ミサイルだけで500発以上をいつでも朝鮮に打ち
込める先制攻撃体制を作っていることが、東北アジアの緊張の
根本原因です。朝鮮の人々は、われわれ日本人とは比較になら
ないほどの脅威にさらされているのです。
 日本のミサイル防衛システムも、そのような先制攻撃態勢を
強化するために開発されたものです。ミサイル防衛システムの
演習ともいえる今回の迎撃態勢は、朝鮮の対応とも相まって、
東北アジアのミサイル軍拡をもたらします。
私たちは際限のないミサイル軍拡をもたらす「朝鮮の人工衛星
打ち上げ」「日本の迎撃」いずれにも反対します。

2 人工衛星うちあげを理由とした制裁はあり得ません。なぜ
なら、朝鮮の人工衛星打ち上げは国連安保理決議1718違反にな
りません。2006年の朝鮮の核実験に対応した1718決議は、朝鮮
に弾道ミサイル計画に関連するすべての活動の停止を求めてい
ます。しかし、宇宙の平和利用はすべての国家
に認められており(宇宙条約)、安保理がすべての国家に認め
られた条約上の権利行使を禁ずる権限などないからです。安保
理が個々の国の人工衛星打ち上げを問題にした前例もありませ
ん。

3 日本政府はこれまでも、朝鮮とのヒト・モノ・カネの交流
を禁止する制裁をしてきましたが、ぜいたく品に限定されてき
た輸出禁止をさらに拡大しようとしています。しかし朝鮮への
経済制裁は、エネルギー支援のサボタージュとあわ
せて、朝鮮半島の非核化にブレーキをかけただけでした。拉致
問題をはじめとする日朝間の諸問題の解決にも結びついていま
せん。いまもなお万景峰号の運航が禁止され、こどもや孫に会
えないという在日コリアンの高齢者がたくさんいます。日本政
府は、4月13日に期限が切れる朝鮮への経済制裁の延長もやめ
るべきです。

4 在日コリアンの資産を凍結することは、朝鮮政府の意向と
は全く関係ありません。外交上の国益のために在日外国人の財
産権や結社の自由を制限するというやり方は、日本政府の人権
感覚のなさを世界中に暴露するだけでしょう。

アメリカのクリントン国務長官はすでに、朝鮮の人工衛星発射
後も6カ国協議を継続する考えを打ち出しました。米政府は、
好戦的な麻生政権とは一線を画しています。事態はオバマ政権
の基本的スタンスである、米朝対話と6カ国協議推進にすすむ
でしょう。日本政府が迎撃や制裁をあきらめ、日
朝国交正常化に向けて対話を始めることこそが東北アジアの平
和を実現します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

朝鮮の人工衛星にかかわる防衛省への要請文
防衛大臣 浜田靖一様
                            
     2009年4月1日
よびかけ 対話で平和を!日朝関係を考える神戸ネットワーク
                            
        
 賛同者 別紙

朝鮮民主主義人民共和国(以下朝鮮と略)の人工衛星打ち上げ
に関連して、以下のことを要請します。

3月27日に出した「弾道ミサイル等破壊措置命令」を撤回し、
人工衛星を迎撃する態勢を解除すること。

(要請趣旨)
 防衛省は3月27日に朝鮮の人工衛星が日本に落下した場合に
備えるとして「弾道ミサイル等破壊措置命令」を出しました。
それにもとづき航空自衛隊は27日夜、首都圏警戒のためとして
地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を陸自の朝霞駐屯地や市ヶ
谷駐屯地に配備しました。秋田・岩手駐屯地などにも30日まで
に配備するとしています。さらに海上自衛隊は海上配備型迎撃
ミサイル(SM3)を搭載したイージス艦「こんごう」「ちょう
かい」を日本海に、SM3を配備していないイージス艦「きりし
ま」を太平洋に配備しようとしています。こういった措置は、
朝鮮の人工衛星の打ち上げが失敗した場合で、ロケットブース
や破片などが日本に落下してきた場合に「迎撃」するためのも
のだとしています。

 しかし、政府自身が「万が一の場合」と強調するように、人
工衛星の破片が日本に落ちてくる確率は極めて低く、さらに上
述のミサイル防衛(MD)システムが落下物を破壊できる可能性
も、「ピストルの弾をピストルで撃ち落とせるはずがない」(
中曽根外相)と政府内部からも批判がでているように、極めて
低いものです。一方で確実なことは、日本政府の対応は、朝鮮
政府を刺激し、報復的な措置を招きます。日本が種子島で打ち
上げるH2ロケットを他国がミサイルだと言って迎撃するのと同
じだからです。
 確かに、朝鮮の人工衛星打ち上げにも問題があり、私たちは
その中止を求めます。宇宙開発の権利があると言っても、その
目的は軍事技術力を内外に誇示し、アメリカとの交渉を有利に
進めることにあるからです。しかし、もともと在日米軍が日本
や韓国の協力のもとに海上発射型の巡航ミサイルだけでも500
発以上をいつでも朝鮮に打ち込める先制攻撃態勢を作っている
ことが、東北アジアの緊張の根本原因です。朝鮮の人々は、わ
れわれ日本人とは比較にならないほどの脅威にさらされている
のです。
 ミサイル防衛システムも、そのような先制攻撃態勢を強化す
るために開発されたものです。ミサイル防衛システムの演習と
もいえる今回の迎撃態勢は、朝鮮の対応とも相まって、東北ア
ジアのミサイル軍拡をもたらします。
私たちは際限のないミサイル軍拡をもたらす「朝鮮の人工衛星
打ち上げ」「日本の迎撃」いずれにも反対します。
posted by 風の人 at 12:31 | Comment(8) | TrackBack(0) | 一般

2009年03月28日

2009.3.26 千一さんの回答 ★ 鎌倉市議選アンケート

千一様、皆様

この度は、早速のご回答を感謝いたします。
慎んでご回答を掲載すると共に、広く転送させて頂きます。

ありがとうございます。


「未来は僕らの手の中プロジェクトin鎌倉」
http://www.econakoto.net/kamakura-mirai
連絡先 豊田義信
kamakura0mirai(a)gmail.com ← (a)を@に。



★★★★★★


日付: Thu, 26 Mar 2009 17:22:46 +0900
差出人: "千一"


> ==========
> 質問1、
> あなたは、どのような思いで、今回の市議選に立候補されましたか?
> その動機や情熱について、おしえてください。

高齢の方も障がいのある方も住みよい地域社会を引き続きつくっていきたいから。
ハンディを持った方の意見が反映される社会を引き続きつくっていきたいから。
「心のバリアフリー」こそがよりよい社会をつくります。
社会保障を充実したものに改善していきたいから。
誰もが移動しやすい交通政策の実現を引き続き目指していきたいから。
安全で、のびのびと、個性的な子供を育てられる社会の確立こそ、私たちの将来をつくります。


> 質問2、
> 任期が終わる4年後、どんな鎌倉になっているか、あなたが描く鎌倉の未来像を教えて下さい。

今現在より質問1への私の答えが、より実現化されていると思います。(当選したとして)



> 質問3、
> ぼくらの一票一票の思いが重なって、
> もしあなたが当選したときに、
> 鎌倉の未来のために実行されていく
> いくつかの政策について、具体的に教えて下さい。
>   @環境、開発、エネルギーに関わること
>   A子育て、教育に関わること
>   B医療、福祉にかかわること
>   Cまちづくりにかかわること
>   Dその他

A,B、C、Dについて。



> 質問4、
> 今回の選挙に役立つ、オススメサイトやご自身のHPなど、ございましたらおしえてください。

HP http://www.senhajime.jp/
>
> ありがとうございました!!
> ==========
posted by 風の人 at 07:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

我慢ならない、東京都のオリンピック招致CM

オリンピック招致を訴える東京都の宣伝活動が、常軌を逸しています。
街中にポスターを張り出し、テレビCMを流し、
ついに番組のスポンサーにまでなっている。
「提供は、新しいオリンピックをめざす東京都でした」だって。

情けないのは、これに誰も異議を唱えないことです。
野党不在、ジャーナリズム不在。
もはや日本人には、健全な批判精神のひとかけらも残っていないのか。

三期に渡る石原都政で、東京はめちゃくちゃになっています。
日の丸・君が代の強制、都立高校の強引な権威回復政策(公立の
役割を逸脱)、
一切の政治活動を不可能にする安全安心街づくり条例(制定へ
まっしぐら)。

で、オリンピック招致CMに石原良純が出ているんですよ。
全く目を疑います。悪い冗談としか思えない。

                  川西玲子
posted by 風の人 at 01:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2009年03月27日

2つの「君が代」訴訟に不当判決 東京地裁中西茂裁判長

昨日の26日、「君が代」問題に関する2つの重要な裁判がありました。が、

《東京地裁において、
@<東京「君が代」裁判(04年処分取り消し訴訟)>
A<河原井・根津「君が代」裁判(06年処分取り消し訴訟)>
の「不当判決」が出されました。いずれも中西茂裁判長です。

これらの二つの判決内容はほぼ同じでした。
2007年2月のピアノ事件最高裁第判決と同様のもので、原告の主張は一切認めず、都教委の一方的な主張をそのまま取り入れたまさに、「一番スッキリヒドイ判決」(@裁判の白井弁護士)であり、「最低最悪」(A裁判の萱野弁護士)の判決でした。

また、「良心に従って行動する人への嫌悪に満ちた判決」(A裁判の岩井弁護士)であり、「日本はこれでいいのか」(@裁判の菊池弁護士)と思わずにはいられない判決でした。》(「渡部通信〜『最低最悪』判決の中身」より)

詳しくは下記をご覧ください。

■渡部通信〜「最低最悪」判決の中身(レイバーネット日本 - 8 時間前)
http://www.labornetjp.org/news/2009/0326watabe
■治安維持法復活か!? 歴史に残る 不当判決(河原井さん 根津さんらの「君が代」解雇をさせない
会 2009年3月26日)
http://homepage2.nifty.com:80/kaikosasenaikai/
■根津・河原井訴訟原告・弁護団による不当判決弾劾声明:
http://kaikosasenaikai.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/index.html#entry-57185695
■東京「君が代」裁判一次訴訟原告団・弁護団声明(「処分撤回を求めて(101)」より):
http://www.labornetjp.org/news/2009/0326kondo

参考:
■君が代命令に違憲性なし 都立高教諭らの請求棄却(共同/東京新聞 2009年3月26日)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009032601000808.html
■君が代不起立・不斉唱訴訟、教諭側の請求棄却 東京地裁(朝日新聞 2009年3月26日)
http://www.asahi.com:80/national/update/0326/TKY200903260305.html
■「君が代懲戒」都立教職員の処分取り消し請求棄却…東京地裁(読売新聞 2009年3月26日)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090326-OYT1T00803.htm?from=navr
■君が代訴訟:不起立で教職員処分、「裁量権逸脱せず」―東京地裁(毎日新聞 2009年3月27日)
http://mainichi.jp/life/edu/news/20090327ddm041040049000c.html

下記に「河原井さん 根津さんらの『君が代』解雇をさせない会」と「『日の丸・君が代』不当処分撤回を求める被処分者の会」の緊急行動の呼びかけを添付しておきます。


●河原井さん 根津さんらの『君が代』解雇をさせない会の緊急呼びかけ
----------------------------------------------------------------
昨日26日、君が代不起立を理由とした処分の是非をめぐって行なわれた裁判の判決が東京地裁で出されました。

判決は、君が代の強制は個人の信条を侵害しないと判断し、処分を受けた教員の訴えを棄却しました。
http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY200903260305.html

来週月曜(30日)10時から行なわれる東京都教育委員会臨時会で君が代不起立を続けてきた根津公子さんと河原井純子さんの免職が決定され、翌日(31日)に発令される可能性が極めて高いです。

来週月曜や、ましてや処分発令後の抗議では間に合いません。
土日は電話を受け付けないと思いますので、今日、抗議の電話・FAXを集中させてください。
よろしくお願い致します。

 東京都教育委員会の抗議先
 ●教育長 大原正行 〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1 
 都庁第二庁舎 東京都教育庁内
 ●東京都教育委員会 人事部服務課(処分担当)
 TEL 03-5320-6792
 ●東京都教育委員会 人事部職員課
 TEL 03-5320-6790 FAX03-5388-1729
 ●東京都教育委員会 教育情報課
 TEL 03-5320-6733 FAX 03-5388-1726
----------------------------------------------------------------


●「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会」の緊急行動の呼びかけ
----------------------------------------------------------------
●早速、行動します。●

◆◇都教委要請行動◇◆
卒業式処分を許さないために都教委要請を行います。
「処分するな」の署名(第2次分)も提出します。
多数の参加をお願いします。(取材歓迎)

3月27日(金)
 17時15分 都庁第2庁舎1Fロビー集合
 17時30分 都庁第2庁舎10F208会議室

下記の行動にも参加して下さい!

◆◇卒業式処分抗議・該当者支援行動◇◆
3月31日(火)
 13時〜13時20分 
   卒業式処分発令抗議・該当者支援総決起集会
    全水道会館4F大会議室
 13時30分 
   卒業式処分発令抗議・該当者支援行動
    都教職員研修センター前(発令場所・水道橋)
 処分発令終了後、
   卒業式処分発令抗議・該当者支援総決起集会 
     全水道会館4F
 16時(予定・早まる可能性大) 記者会見 全水道会館4F

●主催:四者卒・入学式対策本部
     予防訴訟をすすめる会、被処分者の会、
     被解雇者の会、採用拒否撤回を求める会
  (注意)四者・被処分者の会の行動指示にご協力をしてもらいますのでご了承下さい。
----------------------------------------------------------------


by 東本高志
posted by 風の人 at 13:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2009年03月26日

日本版地方自治・現実の姿から、また国政・地方選挙のありかたなどへ、どうぞご参考に。


名古屋@中田です。


(重複おゆるしください)

日経ビジネスオンライン配信の、下記のニュースの紹介させていただきます。

直接、記者の竹原市長インタビュー記事なので、TV番組や、新聞報道の断片とは異なる趣が、出ています。

私たち税を納める側・人々の意識は、どこから意識改革が始まるのでしょうか?

自分自身の意識なども、あらためて考えます。

日本版地方自治・現実の姿から、また国政・地方選挙のありかたなどへ、どうぞご参考に。


<転送転載歓迎>
*******************************************************************

ニュースを斬る 2009年3月26日
a.. シリーズ 変なニッポン4
ブログ市長の「切ない」思い  5ページ


a.. 竹原 信一(たけはら しんいち)氏

1959年鹿児島県阿久根市生まれ、50歳。1977年、鹿児島県立出水高等学校を卒業、防衛大学校に入学。1983年、航空自衛隊に入隊。1988年に退官、帰郷して親の経営する建設会社に就職。2005年、阿久根市議会議員選挙で初当選。2008年8月、阿久根市長選挙で初当選。2009年2月、市長不信任決議案が全会一致で可決、同月10日、議会解散を告示。

(写真:小森園 豪、以下同
 そんな、のどかな町で竹原氏は6年前、1人でチラシ配りを始めた。これまでの、すべての行動の原点である。

 行政サービスと言いながら市民を見下す態度の役所、財政赤字を放置して責任も取らず研修という名の旅行に興じる議員、職員と議員を身内のように扱う無軌道な市長、そして、こうした事実に目を背ける無気力な市民…。

 これでいいのかと糾弾するビラを作り、バイクに乗って一軒一軒の郵便受けに配って回った。その数、2年半で約7万枚に及ぶ。その頃の話から竹原氏に聞いた。 (抜粋)
posted by 風の人 at 21:38 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

2009.3.26 高橋浩司さんの回答 ★ 鎌倉市議選アンケート

高橋浩司様、皆様

この度は、早速のご回答を感謝いたします。
慎んでご回答を掲載すると共に、広く転送させて頂きます。

ありがとうございます。


「未来は僕らの手の中プロジェクトin鎌倉」
http://www.econakoto.net/kamakura-mirai
連絡先 豊田義信
kamakura0mirai(a)gmail.com ← (a)を@に。


★★★★★★



日付: Thu, 26 Mar 2009 09:38:55 +0900
差出人: "高橋浩司"
添付: [[ H21.マニフェ.ストmt.doc(320.2KB)|http://takahasikoji.sakura.ne.jp/archives/020/022/index.html]]



豊田様
早速ですが、回答いたします。


質問1、
> あなたは、どのような思いで、今回の市議選に立候補されましたか?
> その動機や情熱について、おしえてください。

回答:添付資料、高橋浩司のローカルマニフェスト
    高橋浩司の政治姿勢並びに高橋浩司の基本的考え
    を以って、回答とさせて下さい。



質問2、
> 任期が終わる4年後、どんな鎌倉になっているか、あなたが描く鎌倉の未来像を教えて下さい。

回答:グランドデザイン的には、あまり変化は無いと考えます。
    むしろ、乱開発はら鎌倉を守る意味では、その方が
    良いとも考えます。
    一方、ソフト的には、住民自治条例や議会基本条例が制定され
    市民、行政、議会の責務が、明確化され、市民本位の
    鎌倉市に変わっていると考えます。
    私の描く鎌倉の将来像は、国や県に財政的に頼らない
    自立した地方自治体に成長させることです。
    そのためのアイディアを添付資料、高橋浩司の将来構想に
    まとめてあります。全て書き尽くせてはいませんが
    それを以って、回答とさせて下さい。 


質問3、
> ぼくらの一票一票の思いが重なって、
> もしあなたが当選したときに、
> 鎌倉の未来のために実行されていく
> いくつかの政策について、具体的に教えて下さい。

@環境、開発、エネルギーに関わること
回答:鎌倉市の公共需要電力は、ゴミ焼却炉や下水道終末処理場
    や下水管、橋梁の振動、太陽光等々により100%捻出することを
    目指して、取り組みます。

A子育て、教育に関わること
回答:学区を撤廃し、各学校独自の取り組みを推進し、児童生徒の
    希望性格や希望に合わせて市内公立校を選択できるように
    します。そのため市内公立校を回るスクールバスを巡回させる
    ように、取り組みます。
    先生を養成する塾を創設できるよう取り組みます。

B医療、福祉にかかわること
回答:町内会を単位ににした在宅介護の体制をつくれるように
    努力して参ります。

Cまちづくりにかかわること
回答:鎌倉の歴史、風土にあったまちづくりをするため
    建築士、市民、事業者、学者により「かまくらまちづくりプログラム」
    を策定し、そのプログラムの研修を受けた事業者が
    鎌倉の開発に携わるような、環境をつくれるよう
    取り組んで参ります。
    その他、添付資料、高橋浩司の将来構想参照下さい。

Dその他


質問4、
> 今回の選挙に役立つ、オススメサイトやご自身のHPなど、ございましたらおしえてください。

回答:[[高橋浩司のローカルマニフェスト最終ページ|http://takahasikoji.sakura.ne.jp/]]をご覧下さい。


以上、宜しくお願い致します。
高橋浩司
mmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm
posted by 風の人 at 10:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2009年03月25日

2009.3.25 高野洋一さんの回答 ★ 鎌倉市議選アンケート

高野洋一様、皆様

この度は、早速のご回答を感謝いたします。
慎んでご回答を掲載すると共に、広く転送させて頂きます。

ありがとうございます。


「未来は僕らの手の中プロジェクトin鎌倉」
http://www.econakoto.net/kamakura-mirai
連絡先 豊田義信
kamakura0mirai(a)gmail.com ←@を変えてあります。



★★★★★★



日付: Sun, 15 Mar 2009 21:23:52 +0900
差出人: "日本共産党鎌倉市議団" (高野洋一)



 豊田義信 様

 共産党市会議員の高野洋一です。積極的な行動に心より敬意を表します。
 いただいた質問に以下のとおりお答えします。どうぞよろしくお願いします。
 なお、余計なことかもしれませんが、正式な立候補は公示日(4/19)に
なりますので、質問1は「立候補を予定されていますか?」というのが正確
な表現だろうと思います。
 また、字数の関係で物足りない印象を受けるかもしれませんが、長ければ
良いとも思いませんので、ご容赦いただければと思います。

> 質問1、
> あなたは、どのような思いで、今回の市議選に立候補されましたか?
> その動機や情熱について、おしえてください。

 ◎私は、この4年間、人間にやさしい環境・くらし優先の市政を目指して活動してきました。
  利権に関わらず、企業・団体献金や政党助成金を受け取らないクリーンな姿勢で、もっと
  人を大切にする政治(市政)、環境や平和といった人が生きていくうえで「大切なもの」を
  後の世代に伝えていきたい。そんな思いをもって、二期目に向けて取り組んでいます。

> 質問2、
> 任期が終わる4年後、どんな鎌倉になっているか、あなたが描く鎌倉の未来像を教えて下さい。

 ◎いま、経済状態が深刻で、鎌倉のまちづくりにとっても正念場を迎えているなかで、市民生活
  を守り、生活環境を大切にする市政、また、世界遺産をめざすうえで、本当に鎌倉らしい「古都
  のまちづくり」を進める市政に変えていくことが求められていると思います。主権者の一人として
  取り組みながら、4年後、そうした方向に向かって鎌倉が進んでいることを願っています。

> 質問3、
> ぼくらの一票一票の思いが重なって、
> もしあなたが当選したときに、
> 鎌倉の未来のために実行されていく
> いくつかの政策について、具体的に教えて下さい。

>   @環境、開発、エネルギーに関わること
     ◎脱原発、脱焼却の社会を目指し、環境優先の施策に力を入れて取り組みます。
     ◎特に、生ごみ資源化施設をつくり、生ごみの分別を行い、焼却ごみの削減を図ります。
>   A子育て、教育に関わること
     ◎幼稚園就園奨励費の更なる拡充と中学校卒業まで小児医療費無料化を拡大します。
     ◎学校教育は、少人数学級の拡大など基盤整備を進め、教育現場の実践を支援します。
>   B医療、福祉にかかわること
     ◎介護問題は最重要課題の一つです。依然として足りない特養老人ホームなどの増設
     とともに、在宅介護の公的支援を強めます。
     ◎高齢者や若い世代の住宅確保を推進するため、市営住宅の建て替えや地域バランス
     に配慮した借り上げ住宅の確保に努めます。
>   Cまちづくりにかかわること
     ◎宅地の細分化問題や小規模連鎖開発に対して、市民的な立場で開発行政を見直し、
     古都鎌倉の街並み景観の保全を図ります。
     ◎樹林管理は防災上からも重要であり、管理事業を充実させるとともに、古都法区域の
     樹林管理について、事業の補助を国・県に要求するなど、本格的に取り組みます。
>   Dその他
     ◎平和都市宣言をいかし、平和を推進する市民活動を支援するとともに、憲法を尊重した
     市政を推進します。
     ◎市内各地域での議会報告会の開催、傍聴環境の改善など、市民に開かれた議会改革
     に取り組み、議会基本条例を制定します。
     
> 質問4、
> 今回の選挙に役立つ、オススメサイトやご自身のHPなど、ございましたらおしえてください。

 ◎鎌倉市役所のHPから「市議会」に入っていただき、各議員の紹介コーナーから共産党市議団
  HPをご覧いただけます。更新状況が不十分な面がありますが、ご参考にしていただければと
  思います。
posted by 風の人 at 21:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

あゝ貧なり。この日本の小さな自治体職員の「小役人根性」  定額給付金で滞納世帯に納税要請

数日遅れの記事の紹介ですが、以下の記事、まさにゴーゴリやドストエフスキーが指弾してやまなかったあの小役人根性そのものです。

一見、瑣末な記事です。しかし、この瑣末な記事は小さな村のできごとというにはとどまらず、愚かしくも悲しいこの日本の貧困なる行政の現実そのものの反照でもあるでしょう。

ゴーゴリ生誕200年、ドストエフスキーの死からも約130年。世の中は変わったはずなのに、小役人根性はいつの時代も変わらない・・・

そういうことなのか? そうであってはならないのですが・・・

………………………………………………
■定額給付金で滞納世帯に納税要請 福島県川内村、その後撤回
(共同/東京新聞 2009年3月20日)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009032001000414.html

 福島県川内村が村税を滞納する約300世帯に、定額給付金で納税するよう求める文書を送付していたことが20日、分かった。川内村は、納税に応じない場合、支給後の差し押さえも明記していたが、国などから「給付金の趣旨に合致しない」との指摘を受け、撤回を決めた。

 文書は「村税の催告書」で今月16日に発送。「村税への納付をお願いいたします」として、定額給付金の支給先を村指定の金融機関に変更するよう求め、代理で受け取った村の税務担当者が納税するとしていた。

 さらに文書は、納税に応じない場合「給付金が口座に入金された時点で、強制的に納付していただくことになります」と記載していた。

 総務省は1月末の地方自治体向け指針で、市町村による定額給付金の差し押さえについて「家計への緊急支援という趣旨に合致しない」との見解を表明。国や福島県から指摘を受けた川内村は文書の撤回を決定した。給付金からの納税に同意していた25世帯には、個別に訪問して謝罪するという。
(共同)
………………………………………………

by 東本高志
posted by 風の人 at 21:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

浅井基文さんの「北朝鮮」問題に関するマスメディア批判

すでにご存知の方も多いと思いますが、広島市立大学・広島平和研究所長の浅井基文さんが朝鮮民主主義人民共和国の人工衛星発射問題に関するわが国のマスメディアの報道姿勢について、毎日新聞と朝鮮新報の紙上で「『北朝鮮バッシング』」に走る国民感情を煽るだけの」感情的な粗悪な論にすぎない、と厳しく批判しています。

読み応えのある記事ですのでご紹介させていただきます。「各社の社説を的確に批判した胸のすくような文章です」(岡山大名誉教授・野田隆三郎さん)。

■「北朝鮮の人工衛星」批判社説に疑問(毎日新聞「新聞時評」 2009年3月10日付)
http://qzto.exblog.jp/(岡山大名誉教授の野田隆三郎さんのブログより)

浅井基文さんのご自身のブログでも、国際法の権威である藤田久一教授の『軍縮の国際法』(日本評論社)の指摘が付加された上で同時評が紹介されています。

■社説のあり方への強い疑問
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2009/277.html

朝鮮新報(2009年3月20日付)に掲載された浅井基文さんのご論攷は下記をご覧ください。

■朝鮮の人工衛星打ち上げ計画と日本の異常な反応をどう見るか
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2009/280.html



by 東本高志
posted by 風の人 at 19:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2009年03月24日

ぼくらの選挙!言いだしっぺ達の言葉 + ブルーハーツ、ブランキー、ミスチルの映像

皆様


こんばんは。重複失礼します。

未来は僕らの手の中プロジェクト、
発起人のコメント、
敬意をこめて、ご紹介します。

それと、
パンク魂せんきょ、とも言うべきこのプロジェクト。

ブルーハーツ、ブランキー、ミスチル。
おすすめの曲のライブ映像、うかつに
ご紹介します。



★★未来PJ発起人達★★
古屋賢悟
「僕らが等しく持っている「この手の中の一票」は、まっすぐ僕らの未来に繋がっている。」

松本健吾
「しっかりとマニフェストを読んで自分達の信頼出来る政治家に
1票入れようじゃないですか。 」

堀直也
「誰を推薦するとか、誰のマニフェストが何だとか、 そんなことは後から付いてくる。まずは「知りたい」という気持ちが大事。」

清水千絵
「今こうして、好きなことをしていられるという事実と、政治や社会は無関係ではない、めっちゃつながってる!」

続きは下記で↓
http://www.shonan-senkyo.net/hokkinin.html





★★パンク!★★
THE BLUE HEARTS「未来は僕等の手の中」
「チェルノブイリ」(live)
http://www.youtube.com/watch?v=7onyzgS9wDc

♪未来は僕らの手の中
誰かのレールは要らない 誰かのモラルは要らない
学校も塾も要らない 真実を握り締めたい
僕らは泣くために 生まれたわけじゃないよ
僕らは負けるために 生まれてきたわけじゃないよ
生まれてきたわけじゃないよ♪


★★パンク?★★
THE BLUE HEARTS「青空」(live)
http://www.youtube.com/watch?v=ly1sB2yS_sc

♪歴史が僕を問いつめる
まぶしいほど青い空の真下で♪


★★パンクじゃないけど★★
Blankey Jet City「悪い人たち」(live)
http://www.youtube.com/watch?v=aZvMfvnqzDg

♪BABY Peace Mark を送るぜ このすばらしい世界へ♪


★★パンクじゃないけど★★
Mr.Children「where have all the flowers gone-花はどこへ行った-」(live)
http://www.youtube.com/watch?v=rVy4YDK0kzY

♪耳をふさいで 何を聞く
 まぶたを閉じて 何を見る
 口を閉ざして 何が言えるの
 反戦歌は 海の彼方で
 遠く響く 海の彼方で♪

★★★★★★

ありがとうございます。


「未来は僕らの手の中プロジェクトin鎌倉」
http://www.econakoto.net/kamakura-mirai
連絡先 豊田義信
yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp ←@を変えてあります。
posted by 風の人 at 22:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2009.3.24 渡辺たかしさんの回答 ★ 鎌倉市議選アンケート

渡辺たかし様、皆様

この度は、早速のご回答を感謝いたします。
慎んでご回答を掲載すると共に、広く転送させて頂きます。

ありがとうございます。


「未来は僕らの手の中プロジェクトin鎌倉」
http://www.econakoto.net/kamakura-mirai
連絡先 豊田義信
yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp ←@を変えてあります。



★★★★★★



日付: Tue, 24 Mar 2009 18:53:35 +0900
差出人: "渡辺 たかし"


豊田義信さま


==========

質問1、
あなたは、どのような思いで、今回の市議選に立候補されましたか?
その動機や情熱について、おしえてください。

回答1
時代の大きな変化の中、中央集権から地方分権への流れがこの国の未来に大きく影響
していく。改革を進めるため、東京や海外で培った経験、視野を地方議会の中で発揮
していくため。

質問2、
任期が終わる4年後、どんな鎌倉になっているか、あなたが描く鎌倉の未来像を教え
て下さい。

回答2
鎌倉の特長である歴史・文化、自然環境が充分に生かされた街づくりを行っていきた
い。また、観光産業の振興を促し、財源の確保、雇用の確保に努めたい。行財政改革
においては、事務事業の評価と絞り込みを達成していきたい。

質問3、
ぼくらの一票一票の思いが重なって、
もしあなたが当選したときに、
鎌倉の未来のために実行されていく
いくつかの政策について、具体的に教えて下さい。

回答3
@環境、開発、エネルギーに関わること
緑地の確保。
交通渋滞の解消。
A子育て、教育に関わること
医療費の補助。
少人数学級の実現。
(現在行われている事業の検証が前提)
B医療、福祉にかかわること
地域医療の充実。
Cまちづくりにかかわること
街づくり条例、開発条例の強化。

質問4、
今回の選挙に役立つ、オススメサイトやご自身のHPなど、ございましたらおしえてく
ださい。

回答4
http://www.fsinet.or.jp/~onefor/

以上、よろしくお願いいたします。
==========
posted by 風の人 at 22:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2009年03月23日

チェコ議会レーダー批准停止から思うこと

皆さま

大分の佐藤真喜子です。
先日こちらで、太田さんが代わりに紹介して下さいました、
チェコ下院での米国レーダー基地建設合意の批准について、
報告が大変遅くなり、すみません。
結果として、親米チェコ政権は下院での成立見込みがのぞめないと、
批准の提案を撤回しました。グローバルな市民運動の一時勝利です。
チェコには世界各地の市民平和運動体から祝電が寄せられたそうです。

詳細はこちら→http://www.geocities.jp/nomd_campaign/czech-md-stop.html

私は、このチェコのミサイル防衛導入問題は、
国会の民主度や、メディアの役割に関して、
日本を振り返る「鏡」であるような気で注目しています。
そしてまたに、世界中で、反基地、反ミサイル防衛の連帯が
これほど育っていることに勇気づけられもします。

この結果を知らせるアメリカの市民運動体の速報の訳文を、
数名の日本の民主党の国会議員に送信しました。
もし政権交代するなら、当然のように自民党政権からミサイル防衛を
受け継ぐのか、(導入時には民主党には反対の声がありました。)
あるいはこの是非を、チェコのようにとことん議会で話し合うのか。
民主党の民主度は、そこで問われるはずです。

皆様のご協力に感謝します。
posted by 風の人 at 22:13 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

2009年03月22日

 ★紹介します。=【 檄文】 森田健作という統一協会系政治家を千葉県知事選挙で落選させたし!


名古屋@中田です。

(重複の方おゆるしください)

下記のブログが今日目に入りました。

ぜひ下記、ブログをまわりご紹介ください。


<下記転送転載歓迎>
**********************************************************************************

★【檄文】千葉県の同志諸姉諸兄へ、森田健作という統一協会系政治家を千葉県知事選挙で落選させたし★


「カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの虚業日記」
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/

2009-03-22

 ■ [選挙][日本会議]森田健作と「日本会議」■  04:03
2009年03月29日投票 ・千葉県知事選挙について、

***************************************************************


安倍晋三内閣官房長官、自民党の議員たちが、統一協会主催合同結婚式に祝電。の記事を、
私はネットで知って以来、上記の「カマヤンの虚業日記」を読むようにしています。


東京の石原都政、橋本大阪府政の、露骨な思想統制につづく人物。
千葉県知事選挙への、森田健作候補のリードが、今メディア報道で流れはじめました。

着実に、戦前への足固めが、また進められていることに恐れます。

2年前の都知事選挙でも、リベラルと称せられる陣営内いにおいて、勢力を分裂させる足ひっっぱりは、
結果的には、憲法蹂躙の石原都政の悪行をつづけさせた。
バックから支えた動きになってしまいました。

有事法制は成立し、ものが言えない時代がひたひた押し寄せてきているのに、
同じ愚行を、又してもくりかえしていく私たちの状況を笑っているのは、だれでしょう?

中・高教科書採択が、たしか全国で、今年の夏ごろまたあるのではないでしょうか?

あたりまえの常識を持った人を地方政権のトップにと、まず私たち市民は、
折り合いをつけ、話し合い、力合わせて選挙で応援していく。

これが出来ないということは、権力が喜ぶ現在の政治そのものへの、選挙民の不信感と無関心層が、
益々、作られていくうごきと感じています。(見えないとろで図られ、意図されたものでしょう、、、)

マスメディアは、国家権力側の援護射撃をすること。(ニュース報道は証明しています)

知名度で、またしても、右派タレントが権力の勝利を手にすることには、強い憤りと、悲しみでしかありません。
posted by 風の人 at 15:48 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

皆様へプレゼント ★ 酵素食事学の小冊子

皆様

おはようございます。
日ごろの感謝をこめて、勝手にお知らせです。
ぜひ、申し込んで、手にとって見てください。無料です。
私も大事な人から情報頂きました。

長寿地域から学んだ「体内年齢が5歳若返る食の秘訣」
全 48P の小冊子を今なら無料でさし上げます
http://www.accainfo.jp/2_4.htm#sasshi

kkkkkkkkkkkousoooooooooooooooooooo
(9ページ)
「酵素によって人間の生命が誕生し、
体内酵素がなくなった時に人は死ぬ」
医学博士エドワード・ハウエル

(17ページ)
第3章 しかし、食卓から酵素が消えた
●熱が酵素を破壊する。

(22ページ)
●尿に酵素が多い動物は...
私たちの食べ物に、いかに酵素がないか、尿を見るとわかります。
人間ほど尿に酵素が多い動物はいないんだそうです。
つまり、食べるものに酵素がないので、自らの、
しかも限られた体内酵素を使わざるをえず、
その作りすぎた酵素が尿中に排泄されているからです。

(24ページ)
第4章 ムダ使いを防ぎ、酵素を貯金しよう。
酵素の宝庫、発酵食品を食べる。
●旬の生野菜で酵素を補おう。
生の野菜には食物酵素が含まれた水分が豊富なのでお腹の中もきれいになります。

(42ページ)
ドイツのイセルス博士は、こう述べています。
「世界には名医が2人いる。食欲不振と発熱である。」

kkkkkkkkkkkousoooooooooooooooooooo

平和を志す仲間たちが、健康であることを祈り。

The Cinematic Orchestraの音楽映像も良いです↓
http://www.youtube.com/watch?v=0F1RVXfiWEE&feature=PlayList&p=F15A59D68569AE91&index=9

ありがとうございます。

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp

平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
●祝 鎌倉市平和都市宣言50周年(日本初)●
●2010年 あんぽ条約50周年改定でなく平和条約でいこ●
posted by 風の人 at 07:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2009年03月21日

2009.3.21 岡田和則さんの回答 ★ 鎌倉市議選アンケート

岡田和則様、皆様

この度は、早速のご回答を感謝いたします。
慎んでご回答を掲載すると共に、広く転送させて頂きます。

ありがとうございます。


「未来は僕らの手の中プロジェクトin鎌倉」
http://www.econakoto.net/kamakura-mirai
連絡先 豊田義信
yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp ←@を変えてあります。

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日付: Sat, 21 Mar 2009 15:12:34 +0900
件名:Re:鎌倉市議選、公開アンケートのお願い

豊田 義信さん:


> 鎌倉市議選立候補者の皆さまへ

  岡田和則 です。


> ==========
>
> 質問1、
> あなたは、どのような思いで、今回の市議選に立候補されましたか?
> その動機や情熱について、おしえてください。

  既に3期の市議の経験をしています。
  今回の立候補の動機は地方において
 市民が主役の市政を行いたいからです。
 そのために出来る限り入手した市民生活に係わる情報を
 ホームページで公開し、市民が考える糧にしてもらいたい
 と考えています。
  また、鎌倉は世界遺産登録をめざして、昨年、市内における
 世界遺産登録の拠点を含む周辺をバッファゾーンとして
 高度地区と景観地区に区分し高さ制限を一律15メートルとした。
 この高さはビルの5階建ての高さで、規制という名の一律15メートル
 規制ではまちの景観が壊れ、世界遺産登録も進まないと考えます。
 むしろ開発がどんどん進んで乱開発され、まちの景観が荒廃すると
 考えるものです。まちを開発サイドから市民の手に取り戻したいのです。
 警鐘を鳴らして10月に行われる市長選では多面的な高さ規制を
 行政が自ら提案するような市長候補を選びたいと思います。
>
> 質問2、
> 任期が終わる4年後、どんな鎌倉になっているか、あなたが描く鎌倉の未来
像を教えて下さい。
>
 これは直接的には市長選に係わるもので石渡市政を変えなければ15メートル
 一律規制
から多面的規制は困難かもしれない。
 議会の一員として警鐘を鳴らし続けるが、まちが壊れていくのは忍びがたい。
 まちの高さ規制や色合いなどは市民参画で行政提案を土台にやっていくのが
 よい。
 すばらしい市民提案があれば行政提案がなくても良いが、その場合、実現性
 の担保を
 どう取るか、これが難しい。
 良識派と提携してなんとしても鎌倉にふさわしいまちなみの保全と創造を行
 いたい。
 出来れば、市民参画を主体とした多用な主体による協働のまちが出来て欲し
 いと
 念願している。
 
 
 
> 質問3、
> ぼくらの一票一票の思いが重なって、
> もしあなたが当選したときに、
> 鎌倉の未来のために実行されていく
> いくつかの政策について、具体的に教えて下さい。
>   @環境、開発、エネルギーに関わること

    低層で良好な鎌倉のまちの保全に尽くしたい。
    まちなかの開発は極力抑える。周辺の開発も
    法制度にきちんと則って正しくやるよう努力する。
    でたらめな開発許可が多すぎる。
    
    低炭素社会実現に向けて電気自動車など公共の乗り物に
   対して適用していく。市民啓発を図る。

    原子力発電から太陽光発電などソフトエネルギーへの
   転換と利用を促進する。
    
>   A子育て、教育に関わること
    待機児童対策の推進を図る。少なくとも4月の申込時に
   待機児童が0になるよう働きかけを行う。
    大船中学の早期改築を図る。改築が遅すぎる。
    教育は、まず、郷土を愛する心を培うべきと考える。また、国際社会
    では
   共生的関係を築き上げるような地勢学的観点からのこれからの
   日本の行く末を考えさせるような教育が必要だ。
    観念的教育ではなく、現実に立脚した教育が必要と考える。

>   B医療、福祉にかかわること
    医療関係については良くも悪くも徳洲会の新病院が岡本に
   建ちあがる。福祉は母子家庭や父子家庭、或いは生活困窮者に
   鎌倉は伝統的に冷たい。この部分の改善を行うのに市営住宅の
   立て替え時は幾分の高度化を図り住宅困窮者を少しでも減らしたい。
   また、障がい者については知的、精神、身体の各障がい者の
   雇用の拡大や仕事の提供など努力していく。

>   Cまちづくりにかかわること
    市民参画で各種のまちづくり施策を行うべきと考える。
   高さや色彩、罰則規定など条例の改訂提案に取り組む。
   小規模連鎖開発も多発している。市民の反対行動もあり、
   市民サイドで物事を考えるまちづくり機関、例えば
   まちづくり市民会議などを立ち上げ援助できる仕組みを
   提唱していきたい。
   
>   Dその他
    市議会議員は地域の市民の声のパイプ役と全市的に鎌倉を
   市民のために役立つように考える二面を持っていると思う。
    全市の方向性を決めるには議会で多数派を形成することが
   必要だし、また、市長を含む理事者が決定的な権限を持っている。
   その構造を理解し、節々で自分たちが掲げる声を市民力として見せない
   と
   実現は容易くないと思います。
    まちのために永続的に頑張るしかないと思っています。
>
> 質問4、
> 今回の選挙に役立つ、オススメサイトやご自身のHPなど、ございましたらお
しえてください。
岡田和則本人のHPです。
http://www.okada-report.jp

2009年3月21日
> ありがとうございました!!
> ==========

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posted by 風の人 at 22:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2009.3.21 長嶋竜弘さんの回答 ★ 鎌倉市議選アンケート

長嶋竜弘様、皆様

この度は、早速のご回答を感謝いたします。
慎んでご回答を掲載すると共に、広く転送させて頂きます。

ありがとうございます。


「未来は僕らの手の中プロジェクトin鎌倉」
http://www.econakoto.net/kamakura-mirai
連絡先 豊田義信
yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp ←@を変えてあります。

00000000000000000000000000000000000000000
日付: Sat, 21 Mar 2009 09:01:27 +0900
差出人:"長嶋竜弘"
件名:Re: 鎌倉市議選、公開アンケートのお願い


豊田 義信様

 メールいただきましてありがとうございます。
 素敵なプロジェクトですね。
 是非皆様にまちがいのない方を選んでいただきたいと思います。

 なお、各候補者についての掲載は、公職選挙法に抵触する場合がありますので、
 充分注意されてから掲載されたほうがいいと思います。
 詳しくは選挙管理委員会にお問い合わせください。

http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/senkan/senkyo.htm


質問1、
あなたは、どのような思いで、今回の市議選に立候補されましたか?⇒立候補予定者ですのであしからず。
その動機や情熱について、おしえてください。


  今の鎌倉、このまま放っておいたら、子供達の為の明るい未来はやってこないと思います。
  この状況を変えるため、神奈川県議会議員の松尾たかしさんと、『鎌倉夢プロジエクト』というものを立ち上げております。
  30年後を見据えて鎌倉を子供達の未来の為に、夢の街にしてゆこうというプロジエクトです。

  こちらをご覧ください

http://kamakurasi.air-nifty.com/blog/2009/01/post-e68b.html




質問2、
任期が終わる4年後、どんな鎌倉になっているか、あなたが描く鎌倉の未来像を教えて下さい。

 
  今、日本の政治・行政システムは大きな転換期を迎えていますので、4年では簡単に変わらないと思います。
  未来への道筋が少し見えてくるかな?といった感じではないかと思います。
  これは、この秋行われる市長選挙で誰が市長になるかで大きく変ってくると思います。
  私の掲げている政策を、実行していただける市長を全力でバックアップして、ともに鎌倉を変えていきたいと思います。



質問3、
ぼくらの一票一票の思いが重なって、
もしあなたが当選したときに、
鎌倉の未来のために実行されていく
いくつかの政策について、具体的に教えて下さい。


  すべて簡単には語れませんが・・・
  詳細は長嶋竜弘☆Webをご覧下さい


@環境、開発、エネルギーに関わること



⇒質問の意図がよくわかりませんが?同じ分野ではないと思います。

   環境は保全について?開発ってなんの開発? エネルギーってなんのエネルギー?

   環境保全
    鎌倉にとっては大変重要な問題です。城郭都市として世界遺産登録をすればかなり解決できると思います。

   エネルギー
    ソーラー発電の発電所建設や市内の至る所にソーラーパネルの設置などをして発電して収入を得る。

この他詳細はこちら
http://kamakurasi.com/1_5-2.htm


A子育て、教育に関わること


  出産できる場所を市内に5ヶ所程度確保する。
  待機児童をなくす為、保育園の新設・誘致を積極的におこなう。
   ⇒小学校に併設すればすぐできますし、費用も少なくてすみます。

この他詳細はこちら
http://kamakurasi.com/1_5-3.htm

B医療、福祉にかかわること


  24時間安定した医療が受けられる体制づくりと、病院の新設・誘致を積極的におこなう。
   とくに高齢者福祉は子育てと相互交流で高い効果をあげる事が必要だと思います。

この他詳細はこちら
http://kamakurasi.com/1_5-3.htm

Cまちづくりにかかわること


  城郭都市として世界遺産の登録を目指す

この他詳細はこちら
http://kamakurasi.com/1_5-4.html



Dその他


『夢の街鎌倉』を市民の皆様と共に考えつくります!

●無駄使いをなくす

 行財財政改革などにより、税金の無駄使いをなくします!

●収入を増やす

 観光を中心とした経済の多角化により、税収入を増やします!
  ●使い方を見直す

   開発型の市政運営をやめて、子育て・福祉・医療に予算を重点配分します!



質問4、
今回の選挙に役立つ、オススメサイトやご自身のHPなど、ございましたらおしえてください。



  私の運営しているサイトです

   鎌倉★情報館       http://homepage2.nifty.com/kamakurasi/
   鎌倉★ブログ       http://plaza.rakuten.co.jp/kamakurasi/
   長嶋竜弘Webサト  http://kamakurasi.com/
   mixi 鎌倉★情報館   http://mixi.jp/view_community.pl?id=1361766
   
  神奈川県議会議員 松尾たかし さん
    http://www.matsuonet.com/index.html

 インターネットニュースJanJan ザ・選挙 (元鎌倉市長竹内氏運営)
    http://www.senkyo.janjan.jp/

  ザ・選挙 鎌倉のページ
    http://www.senkyo.janjan.jp/city/14/142042.html



どうぞよろしくお願いいたします


==========






--
長嶋竜弘
http://kamakurasi.com/
鎌倉★情報館・館長 
http://homepage2.nifty.com/kamakurasi/
鎌倉駅西口ボランテイアガイド・メンバー
http://plaza.rakuten.co.jp/kamakurasi/diary/200610010001/
鎌倉巡りウォーク・案内人
http://homepage2.nifty.com/kamakurasi/sakusaku/9_1.htm
大船駅前・鎌倉駅クリーン大作戦・メンバー
http://www.matsuonet.com/clean.html 
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市民発ニュースが社会を変える

みなさま

大分佐藤真喜子です。
まだこちらには掲示がないため、下記の番組をお知らせします。
あまり間がないのですが、よろしければお知り合いに広めて下さい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

デモクラシー・ナウ・ジャパンより (転載歓迎)

みなさま、今度の日曜日に次の特集が放送されます。
デモクラシー・ナウ!の紹介もさりながら、地デジ後の報道のあり方全体を考え
させる番組構成になっているようです。 いま大きな転機を迎えているメディア
業界のなかで個人発のメディアの可能性をさぐります。ぜひ、お知り合いの方に
もお披露目ください  (制作部)
*****************************************************
放送記念日特集 「市民発ニュースが社会を変える」 *************

放送記念日特集「市民発ニュースが社会を変える」チャンネル:BS1
放送日:2009年 3月22日(日)
放送時間:午後9:10〜午後10:00(50分)
ジャンル:ドキュメンタリー/教養>社会・時事
【語り】宗矢 樹頼


「市民発ニュースが社会を変える」 個人発ニュースによる新たなメディアの実
態とその可能性に迫る。

アメリカのマサチューセッツ工科大学での調査によれば、在学生の40%がテレ
ビを持っていないという。彼らが情報を得る手段はインターネットやネットテレ
ビだという。

テレビ離れが進む中で、今、注目されているのがアメリカの独立系テレビ局
「DEMOCRACY NOW」。9.11同時テロの時も巨大メディアがブッシュ政権のイラク
侵攻を支持する中、疑問を投げかけ続けたテレビ局だ。その編集方針は「ニュー
スは個人から生まれる」「当事者の声にこそ真実がある」という「コミュニ
ティ・ジャーナリズム」を重視していることだ。そのニュース番組は午前8時か
ら全米 268の局で放送され、午前9時からは同じ番組が320のラジオ局で流れる。
そして、昼までには、動画とテキスト全文がネット上に発信される。発信した
ニュースに対し、視聴者は局のサイトに書き込みを行うことで双方向の放送が作
られていく。番組では、主催者の女性ジャーナリスト、エイミー・グッドマンに
密着取材を試み、ニュースを発信するまでの流れを追いかけ、巨大ネットワーク
では拾いきれない、個人の意見がどの様にニュースに反映されるかを検証する。

一方、ネット大国・韓国では「個人発のニュース」が動画ポータルサイトを賑わ
せている。市民がパソコンを持って、事件の現場に出向き、その一部始終をサイ
トで生中継しているのだ。きっかけは昨年6月、「大統領退陣デモ」にまで発展
したBSE問題。そのデモの引き金となったのがインターネットのポータルサイ
トに投稿されたリポート映像、つまり個人発のニュースだった。その影響力に驚
いた韓国政府は、サイトへの発信者や運営者を逮捕、また、モニタリングを強化
する新たな立法に走るなど、表現の自由をめぐり議論を巻き起こすことになって
いる。番組では、巨大メディアが報じなかった分野にも光を当てるとともに、個
人発ニュースによる新たなメディアの実態とその可能性に迫りながら、放送の未
来はどうあるべきかを考える。
posted by 風の人 at 10:21 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

【署名TV】 豊田義信 様より署名活動のご案内

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【署名TV】 想いを伝え、社会を変える。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.shomei.tv/ ━━━━

※このメールに返信してもメールは届きません。
 署名TVへのお問い合わせ、ご依頼はメール最下部をご覧ください。

こんにちは、署名TV運営事務局です。

豊田義信 様より、あなた様宛てに
署名活動のご案内を受け付けましたので、
ご案内いたします。

以下が署名活動内容です。ぜひご参加下さい。

署名プロジェクト名:
警察による違法な職質行為の強要を止めさせる活動

署名プロジェクトURL:
http://www.shomei.tv/project-311.html

=== 豊田義信 様からのメッセージ =========================

皆様

おはようございます。

署名のご協力、宜しければぜひ↓

「警察による違法な職質行為の強要を止めさせる活動」

豊田義信

============================================================


=== プロジェクトの企画者 HALT 様からのメッセージ ======



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───────────────────────────────────
オンライン署名サイト【署名TV】
URL : http://www.shomei.tv
E-Mail : support@shomei.tv
運営会社: ユナイテッドピープル株式会社
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2009年03月20日

鎌倉市議選、 公開アンケート

皆様

下記、ご参考までに送らせて頂きます。
ご協力いただいた方、感謝します。

各地の情報もお寄せ下さい。


豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp

平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
●祝 鎌倉市平和都市宣言50周年(日本初)●
●2010年 あんぽ条約50周年改定でなく平和条約でいこ●




kkkkkkkkkkkkkkaaaaaaammmmmmma
鎌倉市議選立候補者の皆さまへ

2009年3月20日

「未来は僕らの手の中プロジェクトin鎌倉」
http://www.econakoto.net/kamakura-mirai
連絡先 豊田義信
yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp ←@を変えてあります。

突然のメイルを失礼します。
私たちのこのプロジェクトは「選挙」と「自分達の未来」との関わりについて
気づき始めている皆さんに「楽しく行動(投票)」してもらう事を応援するプロジェクトです。

私たちは明るい未来を描ける人に
自分の大切な一票を入れたいと思います。
鎌倉の未来のために
どんな働きをしたいと思っているか、教えて下さい。

頂いた回答は4月4日のまちづくり市民集会や、関係報道機関、
鎌倉の情報ポータルサイト「鎌倉ツリープ」などのサイトで、
お知らせしてもらう予定です。

お忙しいところ、誠に恐れいりますが、
回答を4月2日(木)までにメールでご返信下さい。
よろしくお願いします。

==========

質問1、
あなたは、どのような思いで、今回の市議選に立候補されましたか?
その動機や情熱について、おしえてください。

質問2、
任期が終わる4年後、どんな鎌倉になっているか、あなたが描く鎌倉の未来像を教えて下さい。

質問3、
ぼくらの一票一票の思いが重なって、
もしあなたが当選したときに、
鎌倉の未来のために実行されていく
いくつかの政策について、具体的に教えて下さい。
  @環境、開発、エネルギーに関わること
  A子育て、教育に関わること
  B医療、福祉にかかわること
  Cまちづくりにかかわること
  Dその他

質問4、
今回の選挙に役立つ、オススメサイトやご自身のHPなど、ございましたらおしえてください。

ありがとうございました!!
==========
posted by 風の人 at 15:02 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

2009年03月18日

鎌倉市議選の公開アンケート案 ★ 未来PJ

皆様

おはようございます。
昨日、カフェ麻心にて打ち合わせたアンケートの内容。
来てくれた鎌倉の仲間たちと、
へっころ谷のけんちゃん、
ありがとう。

明日、候補者に送りたいので、
皆さん、ご意見下さいませ。

==========
鎌倉市議選立候補者の皆さまへ

「未来は僕らの手の中プロジェクトin鎌倉」
連絡先 豊田義信
yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp ←@を変えてあります。


2009年3月19日

私たちは明るい未来を描ける人に
自分の大切な一票を入れたいと思います。
鎌倉の未来のために
あなたはどの様に働いてくれますか?

頂いた回答は4月4日のまちづくり市民集会や、関係報道機関、
鎌倉の情報ポータルサイト「鎌倉ツリープ」などのサイトで、
お知らせしてもらう予定です。

お忙しいところ、誠に恐れいりますが、
回答を4月2日(木)までにメールでご返信下さい。
==========

質問1、
あなたは、どのような思いで今回の市議選に立候補したのですか?

質問2、
任期が終わる4年後、どんな鎌倉になっているか、あなたが描く未来像を教えて下さい。

質問3、
ぼくらの一票一票の思いが重なって、
もしあなたが当選したときに、
鎌倉の未来のために何をしたいですか?
==========



豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp

平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
●祝 鎌倉市平和都市宣言50周年(日本初)●
●2010年 あんぽ条約50周年改定でなく平和条約でいこ●
posted by 風の人 at 09:40 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

2009年03月17日

中国残留孤児二世の犯罪

中国残留孤児二世の犯罪が顕在化してきましたね。
今日は立川で、違法に風俗営業を行なっていた人間が逮捕されました。
彼らが十代の頃は主に窃盗などをしていましたが、
三十代になって、ついに暴力団になってしまいました。

戦争に翻弄されて大陸に取り残され、
やっと戻ってきたと思ったら生活が成り立たず。

子どもたちは不登校の末に中退し、仕事にも就けず、
結局こういうことになって。
何とも言えない気持ちです・・・

拉致被害者への国民的同情に比べて、
残留孤児問題はほとんど忘れられている現状です。 
背後には歴史の風化があります。     

                 川西玲子
posted by 風の人 at 15:22 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

鎌倉市議選 未来は僕らの手の中プロジェクトと公開アンケート

かまわの皆様、皆様

こんにちは。
4月26日は鎌倉市議会議員選挙。

未来は僕らの手の中プロジェクトをやろうと進めています。
ぜひ、皆さんにも協力してもらいたく、次回定例会でお伝えします。

まずは、ホームページを見てみてください。

●「未来は僕らの手の中プロジェクトin鎌倉」●
.. 思想、宗教も超えて、「未来」というキーワードでつながって、
「選挙」っていうおまつりを日本中で楽しみたい!
それが「未来は僕らの手の中プロジェクト~選挙行こうぜ!」です。

... 未来は僕らの手の中プロジェクト(選挙行こうぜ!) 協賛ショップ大募集! ...
http://www.econakoto.net/kamakura-mirai


●「湘南選挙:未来は僕らの手の中プロジェクト」●
このプロジェクトは「選挙」と「自分達の未来」との関わりについて
気づき始めているみんなに「楽しく行動(投票)」してもらう事を
応援するプロジェクトです。

.. 一人ひとりの力は小さいけれど、一人ひとりのその手の中に、
未来を変える力がきっとある。 ...
http://www.shonan-senkyo.net

●未来は僕らの手の中プロジェクト(選挙行こうぜ!)●
「未来は僕らの手の中プロジェクト in 鎌倉」 を立ち上げますよ!
http://maglog.jp/miraiproject
●●●●●●●●●●●●●


お店やっている方で、ご賛同いただける方は、ぜひ応募して下さい。

ここならサポートショップになってもらえる、というお店やイベント、アーティストを
ご存知の方は、ぜひご紹介を。
または、直接広めて下さい。

あと、本日3月17日16:30〜麻心にて、
鎌倉市議選候補者への公開アンケートを考える集まりをやりたいと思います。
今のところ、4人の参加です。

よろしくお願いします。


豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp

平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
●祝 鎌倉市平和都市宣言50周年(日本初)●
●2010年 あんぽ条約50周年改定でなく平和条約でいこ●
posted by 風の人 at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

2009年03月15日

【今晩中:賛同署名】チェコ下院、明日16日にレーダー導入で議決

皆さん

大分の佐藤真喜子さんからのメールを転送します。署名サイト・要請文はこちら。

http://www.cpdweb.org/statements/1012/stmt.shtml

軍拡を招くとか、当たり障りのない主張です。よろしければ署名ください。

「add your name」をクリックし、下記項目に入力してください。

First Name*
Last Name*
email*
verify email* :メールアドレス再入力


太田光征

============================

東欧ミサイル防衛の構築を市民が阻んでいたチェコで、
明日16日に、下院で議決が行われる見込みだとの情報が、
東京の市民の方より、けさ(15日)早く寄せられました。
すでに上院では可決されており、下院の決定が
最終決定となります。

オバマ政権がMD推進とわかり、
チェコ議会も国民の3分の2の意志を押し切って、
Xバンドレーダーの導入を決めそうな気配です。
勢力は半々のようですが、買収なども行われて
いそうで、予断を許しません。
可決されればXバンドレーダー導入にとどまりません。
いずれ各地にPAC3基地が建設されていくはずです。

アメリカの識者がすぐさま、これに反対の署名運動を
おこしました。今日か、明日朝、議会に提出しそうです。

今夜しか時間がありませんが、署名と転送をお願いします。
訳をする暇がなくすみません。

核とミサイル防衛にNO!事務局分室さとう
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(アメリカの署名サイト:米国識者が署名しています。)

http://www.cpdweb.org/statements/1012/stmt.shtml

Dear Friend,

We have just learned that the Czech Chamber of Deputies is
likely to vote this coming week of March 16 on whether to
accept the U.S. military radar base that was originally
proposed by the Bush administration.
The radar, along with Interceptor missiles in Poland, would
create a European "missile defense" system. Two thirds of Czechs
have consistently opposed the radar, and the Campaign for Peace
and Democracy has been active in supporting the Czech anti-radar
movement.
The upcoming vote in the Chamber of Deputies is critical;
a vote to defeat the radar could put an end to this dangerous
escalation.

Please sign the open letter below TODAY; we will be sending it
to Prague early in the week of March 16. To sign the letter,
donate, or see the full list of signers, please go to the CPD
website at www.cpdweb.org If
for any reason you have difficulty signing on at the website,
just send us an email at cpd@igc.org

Thank you for your support,
Joanne Landy and Thomas Harrison
Co-Directors, Campaign for Peace and Democracy

Here is the text of the open letter:

TO THE MEMBERS OF THE CZECH CHAMBER OF DEPUTIES:
posted by 風の人 at 19:38 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

2009年03月14日

3・21千葉県知事選挙熟議討論集会 県知事に誰を選ぶか―しっかり議論、しっかり選ぼう、私たちの千葉県―

皆さん

平和への大結集・千葉が千葉県知事選挙熟議討論集会を開催するので、どうぞご参加ください。

太田光征

3・21千葉県知事選挙熟議討論集会

県知事に誰を選ぶか―しっかり議論、しっかり選ぼう、私たちの千葉県―

3月12日告示、29日投票で、千葉県知事選挙が行われます。アメリカのサブプライムローンの破綻に始まった金融危機は、全世界に波及し100年に1度といわれる大恐慌へと深化しつつあります。日本も例外ではなく、小泉構造改革のマイナス面との相乗効果で、「年越し派遣村」に象徴される不安定雇用労働者の窮状の拡大、失業者、生活保護受給者の増大等々国民の困窮は一層深まりつつあります。また、住民の生活を直接保護する立場にある地方自治体は、三位一体改革と不況による税収減によって苦境に立たされています。
このような中での今回の知事選挙は、今後の私たちの生活と日本の進路にも直結する重大な選択になると思われます。私たちは、知事候補者へのアンケート(内容は裏面参照)をもとに誰が千葉県知事としてふさわしいか、多角的に検討・討論し、県民の正しい判断の一助にしたいと思い下記のように熟議討論集会を企画しました。
皆さん、千葉県知事に誰がふさわしいか徹底討論しましょう。多くの県民の参加を呼びかけます。

日 時  3月21日(土)  午後1時30分開会
会 場  千葉市市民会館 特別会議室2(地図参照)
内 容  ・候補者によるアンケートへの回答
     ・参加者による熟議討論
☆アンケートは立候補を予定している次の方々にお願いしました:白石 真澄さん、西尾 憲一さん、八田 英之さん、森田 健作さん、吉田 平さん
                        
主催 平和への大結集・千葉

共同代表  渥美 雅子(弁護士) 井村 弘子(残土産廃ネットワーク千葉)
   小林 正弥(千葉大学大学院教授) 佐藤 鋼造(弁護士) 
    仲佐 秀雄(通信放送史料室平和文庫) 廣瀬 理夫(弁護士)

連絡先 : 千葉市中央区中央3−13−4 渚法律事務所気付
      п@080−2042−5625
posted by 風の人 at 14:16 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

2009年03月13日

とんでもない条例

東京都が「安心・安全まちづくり条例」という、
とんでもない条例の準備をしています。
もう一切、社会活動ができなくなる可能性があります。
http://street.chikadaigaku.net/

で、これを検討する有識者会議のメンバーがひどい。
その中にガーディアン・エンジェルスの代表がいますが、
このおしゃれな自警団、NHKも好意的に取り上げていましたが、
自警団に対する警戒心がないのに驚きました。 

それから、千葉県知事選が始まりますね。
東京・神奈川・埼玉の右翼ネーットワークから、
かろうじてはずれていた千葉ですが、
今回有力視されているのが、白石真澄という「美人」教授。

教育再生会議のメンバーでTVのコメンテーター。
大学で何を教えているのか、疑問に思わざるを得ない知的レベルです。

エコとかバリアフリーとか子育て支援とか、
当り前のことを言っているだけ。
最近、こういう教員が増えたような・・・
大学教授をしているだけでも図々しいのに、知事選に出るとは。

             川西玲子
posted by 風の人 at 13:33 | Comment(0) | TrackBack(13) | 一般

2009年03月11日

 ★「リベラルな 報道機関による民主主義の圧殺」 ジョン・ピルジャー氏の講演(動画・デモクラシーナウ・ジャパン)

チョムスキー「メディア・コントロール」.docx

中田です。

重複おゆるしください
<転送転載歓迎です>

デモクラシー・ナウ・ジャパンhttp://democracynow.jp/submov/20070807-1 により(7月サイトで放映)、
2007年12月29日阿修羅の戦争・掲示版において、日本語の字幕を入れて、その講演会が、阿修羅のサイトにアップされたものを、
参考資料になればと、ご紹介させていただきます。

◆ ジョン・ピルジャー氏講演 (動画44分 ) 
  http://asyura2.com/07/war99/msg/376.html

ジョン・ピルジャー(ドキメンタリー作家・ジャーナリスト)
     痛烈な、そして、深い示唆をもつメッセージを講演収録の動画でご紹介いたします。
---------「ジャーナリズムを装うプロパンダに抗するため」
『広報の父』エドワード・バーネイは、”見えない政府”という真の統治者について書きました。
それはメディアのことです。-------------------------------

◆最近いちばん気がかりな、日本で重いニュースが流されました。

本格的な政権交代が目の前にきたこの時期。、何故、次の政権で首相かともいわれている、民主党党首である、
小沢一朗に的をしぼった、検察捜査が、かなり無理とも考えられる内容が、実行されたのか?と、、、

マスメディアの報道の洪水。警察からのリークを、相変わらずそのままに政府広報機関となりはてて、横並びに流す日本の記者クラブ。
そして、さらに、事実は捜査と称して、一方的な情報のみで、世論づくりが形成されることに使われていく。
マスメディアの短期間の世論調査と報告記事。
まさに、「プロパガンダ」といわれる手法が、国家権力むきだしで、今使われていることへの、恐ろしさを感じています。

国民には事実は決して知らされない。目に触れさせず、国民の関心を他のものに、するりと変えていく世論づくりがされていく。
重要な意味をもつニュースは、こうした報道の洪水の陰へと、意図的ににおおい隠されていく。
これらのことにについては、警鐘をづっと鳴らされてきた、辺見庸さんの講演や著作において、みなさんは、よくご存じだと思います。

今回の検察による逮捕・取り調べをこの時期にあえておこし、小沢一郎を民主党の要からひきずりおろして、
どういう勢力や、人間たちが利を得るのでしょうか?
戦後の日本が、しくみが変わるとまずい人たちは、日本のどういった人達なんでしょう。アメリカなのでしょうか?
軍産複合体の世界企業でしょうか?

現行の日本の憲法の文言は、現在は変えられていないけれど、ぼろぼろにされてしまいました。
民主党はたしかに、自民党とかわらない部分があるかもしれません。
しかし、全野党共闘ができることで、自公政権を倒すことが、長い間の私たち国民にとっては悲願ともいえます。

残念ながら、某小政党は、自分たちの組織を守ることが、国民のねがいよりも、最優先事項になっているようです。
この、数々の事実を目にして、私たちは正直、無力感、閉塞感に打ちひしがれていきそうになります。

けれども、国民が唯一、意志表示としての残されている権利。「投票する」この選挙の手続きを踏むことによってのみしか、
私たちには、政権交代につながる政治のしくみはどうしても変えていけない。
私たち国民にとっては少しでも無関心の殻をぬけ出ていくために、今政治を身近に感じられる、
世界的な危機をチャンスに!とも考えています。

そして、官僚が隠し続けてている膨大な情報公開にむけて、裁判でも、わずかであっても風穴があけられていく。
ある面では、小さな一歩でも日本の政治をよりましな方へ、変えていけることにつながる。
政治が変わることへ、かすかな期待を政権交代という力にのぞみをかけています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−-
   日本の統治構造 (官僚内閣制から議院内閣・・・)飯尾潤著/中央公論社
特の官僚内閣制のもと、政治家が大胆な指導力を発揮できず、大統領制の導入さえ主張されてきた戦後日本政治。
しかし一九九〇年代以降の一連の改革は、首相に対してアメリカ大統領以上の権能を与えるなど、日本国憲法が意図した議院内閣制に変えた。
本書は、議会、内閣、首相、政治家、官僚、政党など議院内閣制の基盤を通し、その歴史的・国際的比較から、日本という国家の統治システムを明らかにするものである。
日本独特の日本独特の政治はなぜ生まれたのか。議会、内閣、首相、政治家、官僚制、政党など議院内閣制の基盤を通し、国家のシステムを解明する

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−◆【「国民が中心となる民主的な政権をめざす第三極の政治勢力の形成を。】のご意見は、、、  たしかに理想的な方向です。
   二大政党というのは、アメリカの現状を考えても、日本でも最良の政治形態ではないと私も考えます。

しかし、現状を考えてみると、日本では、がっちり組んだ、政・官・財・マスメデイア(第4の権力)という、4つの巨大な権力のスクラムを、
どうすれば、私たちはくさびを打ち込むことができるのでしょうか?
このようなご意見に加えて、どのような運動の具体的な施策案があるのかを、ぜひ私たちにも伝えていただけると、とてもありがたいです。

オバマを大統領に押し上げた若者たちの大きな力の要因は、マスメデイアよりも、インターネットといわれています。
オバマは、その重要性を、もっとも熟知していた人間といわれています。

◆アメリカでは、いろいろな「オルタナティブ・メディア」が、権力であるマスメディの操作されていない情報を、発信しています。
日本でマスメデイアから流されている情報は、私たちはそのまま鵜呑みにしては、危険であること。

「日本の新聞や、テレビでは、世界の本当の情報は、わからない。情報鎖国といってもいい」 緒方靖子さんが(元国連高等弁務官)、
はっきりそのように述べられている配信記事を、昨年インターネット版において読みました。

ほんとうに必要な、大切な情報は、●「マスメデイアでは流されていない事実」を、私たちはしっかり認識していくようにしたいものです。
メディア・リテラシーの視点は、とてもとてもたいせつなものだと、今回の小沢関連騒動でも、つくづく感じています。

◆チョムスキーも、「メディアコントロール」の著作の中で、「意図的に、報道されない事実にこそ、重要な意味をもつ」
チョムスキーについては『国家と企業』、『「新世界秩序」の中での第三世界』 、『メディア・コントロール』、『「家畜化」教育を超えて』で取り上げられています。ご参照ください。

<*添付>にもつけました、民主主義と称されているアメリカの歴史から、世界の世論形成が意図的につくられる、説得力ある分析が述べられています。
 まさに、目からうろこ。
 何度読んでも、混沌とした現実社会の動き、世界の動きに、示唆が生きています。

以下、貼り付けますので、
ご参照ください。

●理解に苦しむこの時期の小沢氏秘書の逮捕
   元検事・郷原信郎氏インタビュー(無料動画)
     http://www.videonews.com/interviews/001999/000869.php2009年03月06日配信、17分
      ビデオニュース・ドットコム  (無料放送中http://www.videonews.com/)  

●カナダde日本語ブログ  2009.03.09 (Mon) 
  郷原信郎元検事がサンプロで正論を展開(動画)
  http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-1462.html

●らくちんランプ:2009.03.08 (Sun)
  東京地検特捜部とマスゴミを叱責田中真紀子議員
   http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/2009-03-1.html#8164631 から紹介
  http://www.youtube.com/watch?v=XBvEUWHvDEY  1潜む巨大な国家権力 (不公正な権力行使)
  http://www.youtube.com/watch?v=C0D41XLvxNo2.   2潜む巨大な国家権力 (職務権限と便宜供与)
  http://www.youtube.com/watch?v=zHrkENovHOM&feature=channel_page 3、潜む巨大な国家権力 (検察を操っているのは)

 確かに私も、田原総一郎を相手に堂々と、理路整然と論をはる、田中真紀子の力と説得力とに息を呑みました。感心しました。
 すごいです!(動画3本)
     

●国会傍聴記by下町の太陽・宮崎信行
     http://blog.goo.ne.jp/kokkai-blog/e/a4b49c927aed5a22c0e19db289b86b53
    6日付読売新聞14版1面トップは、「元秘書」という表現で、自民党岩手4区支部長で次期衆院選自民党公認候補予定者、
    高橋嘉信元衆院議員が陸山会会計責任者だった1995年頃、
    西松建設東北支店との間で献金額やダミー団体を使った献金方法を取り決めていたと報じました。    
  
   *しかし、他の全国紙(日経・産経・朝日・毎日・)、と新聞・テレビは、
   ★小沢氏の元秘書が、地元での自民党から強力な対立候補者として立っていること。
   このニュースについて、目にしたことはありますか?、なぜ、国民に知らせようとはしないのでしょうか?

●田中良紹の「国会探検」-----ブログ知られざる聖域に光をあてる
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2009/03/post_173.html

政治とカネの本当の話(2)
<より抜粋>

★よく「選挙に金がかかりすぎる」と言う人がいる。そう言う人がいるために日本の選挙は民意を反映されない形になった。
「金がかかりすぎるから」と言う理由で選挙期間は短くなり、お祭り騒ぎをやめさせられ、
 戸別訪問は禁止され、選挙カーで名前を連呼するだけの選挙になった。

名前を連呼されて候補者の何が分かるのか。何も分からない。要するに「金がかかりすぎる」を口実に、国民に判断をさせない選挙になった。
現職議員にとってその方が再選される可能性が高まるからだ。
 選挙期間が十分にあり、戸別訪問を認めて候補者と有権者とが会話をし、国民を選挙戦に参加させるためにお祭り騒ぎをやれば、国民に政治に参加しようという意欲が生まれる。「

それだと自分たちに不利になる」と世襲議員や年寄り議員は考える。より若く、情熱があって、意欲的な議員が選ばれる可能性が高まる。

政権交代も起きやすい。それをさせないための仕掛けが「金のかからない選挙」という名目で行われた。

 だから日本で選挙に金をかけるのは「悪」である。それに賛成したのが55年体制の野党だった。

初めから政権交代を目指さない社会党にとって現状維持で何の問題もない。

憲法改正をさせないために三分の一の議席だけを確保すれば良い。過半数は要らない。

それが「金をかけない選挙」という思想と共鳴した。そして政権交代をさせたくない自民党と官僚とも利害が一致した。

       *----(うまーくいつの間にかすり替えられた??  感想)

    以上
posted by 風の人 at 23:21 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

どのように若者は政治から遠ざけられてきたか?

すとう信彦様、いろいろなメイリングリストの皆様

すとう様、はじめまして。
メイリングリストの皆さんにも紹介したい内容ですので、
同報メイルを失礼致します。

公立学校での教育実践、平和教育、
都教委から分限免職を受けた増田都先生のこと、
日本の民主主義教育に関連して、
すとうさんの本から、皆さんにご紹介したい箇所がありますので、
この場をお借りして抜粋させて頂きます。

bbbbbbbbbbbbooooooooooooooooooooooooooooooookkkkkkkkkkkk
首藤信彦『政治参加で未来をまもろう』岩波ジュニア新書、2006年。
bbbbbbbbbbbbooooooooooooooooooooooooooooooookkkkkkkkkkkk

「...1960年代に安保条約延長をめぐってのデモが激化し、
大学そして高校や中学までもその影響を受けるようになると、
政府は1969年に文部省通達を出して、学校教育の現場から、
政治教育を締め出す政策をうちだしました。
 その通達は「高等学校における政治的教養と政治活動について」
というもので、以降、高校生の政治活動は事実上、
非公認となったのです。
 (中略)
...休日にも一般人は政治活動も自由だが、生徒は心身ともに
未発達であるから政治活動への参加は制限する等々の指導や規則、
そして懲戒措置が詳細に書いてあります。
 たしかに30年以上も前の通達であるとしても、
その時代錯誤の程度、そして民主主義システムに対する無理解には
愕然とするものがあります。」(132−5ページ)

「このような69年文部省通達は、憲法や1959年に採択された
国連総会決議「児童の権利に関する宣言」の精神に反するものです。
そして何よりもいまでは、1989年に国連総会で採択された
「児童の権利に関する条約」に明らかに抵触します。
文部科学省には民主主義のシステムを理解し、児童の権利に関する条約
の精神を尊重して69年の通達を撤回することを期待します。」(137ページ)

「教育の場で、政治的中立のために特定政党名を挙げて批判しては
ならないというような、一見すると中立に思える考え方があり、
それが、現実の政治に関する教育が学校で十分に行われない
ということにつながっているようです。けれども、政治について
きちんとした教育は必要なのです。
 このような似非(えせ)中立主義というものが、教育の場に
蔓延していると日ごろ感じています。」(138ページ)

「歴史は現代の鏡であることを考えれば、日本史の授業は
現代から昔にさかのぼって行ってもおかしくないでしょう。
「いやあ、現代史などは確固とした評価が定まっていないから、
触れるのをやめよう」というのでは、日本に歴史教育がない、
大戦の反省がない、平和教育ができないと指摘されても
反論できないでしょう。政治教育や歴史教育はそれ自体、
特定の価値観にもとづく評価だからです。」(139ページ)

以上です。

関連するページのご紹介です。

すとう信彦サイト
http://www.sutoband.org/

インターバンド(すとうさんが立ち上げたNGO)
http://www.interband.org/

増田都子のホームページ
http://www.masudamiyako.org/

初めの一歩を踏み出さない?
未来は僕らの手の中プロジェクト
http://maglog.jp/miraiproject/
http://www.shonan-senkyo.net/

感謝して、


豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp

平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
●祝 鎌倉市平和都市宣言50周年(日本初)●
●2010年 あんぽ条約50周年改定でなく平和条約でいこ●
posted by 風の人 at 10:16 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

『スウェットロッジでめぐってきた憲法の魂 〜 増田都子近現代史から授かったもの』

皆様

●お知らせ●
今週末3/14に予定していた「増田先生の近現代史の講座第20回」は、
都合により延期とさせていただきます。
次回開催日は、改めて御連絡を致します。よろしくお願い致します。
●●●●●●

こんにちは。
これまで増田先生の授業を通して学んでこれたことに感謝して、
感想を書き留めたいと思います。

この授業は、学校では教えない近現代史の真実を、
学校で教えないのなら、自分たちで学ぼう!と気合いを込め、
我孫子の仲間と企画したものです。

題して、
増田都子先生の社会科授業「近現代史の真実を知ろう」
あびこ平和ネット主催、全20回のシリーズ企画。

幕末からイラク派兵の現代まで続く日本の歴史。
どれだけの人々が自由を求め生き、死んでいったか。
彼らの思いを学ぶことで、今の自分たちにのこされたもの、
引き継がれてきたもの、平和への渇望を強く思い起こしました。

〜間奏♪〜
けーさらー、けーさらー、けーさらー。
ぼくたちのー、じぃんせいはー、
へいわとじゆうをもとめて、
いきてー、ゆけばいぃのさ。
〜♪♪♪〜

3月3日、鎌倉山でネイティブアメリカンの浄化のための伝統儀式、
スウェットロッジに参加してきました。
http://www.reawake.jp/2009/02/-in.php

母なる地球の胎内から生まれ直すという意味合い、生まれ変わりの儀式です。
初雪の降る鎌倉山の森の中、30名程度の参加。
ふんどし一丁、という様な、格好で裸足で雪を踏みしめ、いざロッジへ。

メディスンマンが歌う中、皆で平和のための祈りを捧げます。
儀式の合間、焼け石が入れられ、皆で祖母や祖父から受け継いだ思いを
分かち合いました。
皆の話しを聞く中で、僕らは未だ戦争のトラウマを受け継いでいること、
戦争責任をはっきりさせていないことを思い知りました。

メディスンマンが涙ながらに戦争で亡くなった魂に祈りを捧げる中、
私は憲法前文を唱えていました。
平和のために精一杯祈る中、先人たちの魂が憲法前文として
私の中にめぐってきた心地がしました。

憲法前文の暗唱は増田先生の宿題として、身につけたものです。
増田先生の授業では、近現代史上の平和を求める人々の思いを
学んできました。
たくさんの人の思いと実践が結実するものとして、
憲法前文があるのだと思います。
憲法前文にこめられた思いは、私の人生の道しるべとなりました。
増田先生の教育実践から受け継いだ、私の一番の宝です。

憲法前文への思いは下記にも書いてあります↓
2007年08月19日「魂とやら」
http://heiwa0.seesaa.net/article/51910487.html

憲法前文の前文は、下記に↓
2007年06月21日「日本国憲法前文」
http://heiwa0.seesaa.net/article/45439817.html

この授業の学びがあったからこそ、今の私があります。
この春、関連したイベントのお知らせです。

3/12 横須賀にて 抵抗する勇気
http://america-banzai.blogspot.com/2009/01/courage-to-resist_8759.html

3/15 上野にて バカでもできるもん!! 環境作戦会議
ameblo.jp/bakademokankyou/

4/22 東京地裁にて 安保条約無効訴訟 第2回口頭弁論
http://www.cscreate.net/anpo_mukou/

4/26 鎌倉市市議選に向けて、動き出したプロジェクト
http://www.shonan-senkyo.net/shops/index.html

星川著『魂の民主主義』(築地書館)を読んでみたい。

平和は私から始まる、

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp

平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
●祝 鎌倉市平和都市宣言50周年(日本初)●
●2010年 あんぽ条約50周年改定でなく平和条約でいこ●
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2009年03月09日

9の日ハンスト と 千葉県知事選公開アンケート

皆様

重複された方、申し訳ありません。
千葉県知事選候補者の政策について、
知人よりお知らせいただきました。
各地での参考になればと思い、転送させていただきます。

「千葉県知事選〜候補者の政策を知る会」が
各候補者にアンケートを送り、回答していただいたものが載っています。

憲法9条の「改正」、退職金辞退の件、三番瀬、八ツ場ダム計画、
圏央道、リニアモーターカーの導入、
医療政策、学校選択制、子ども人権条例の制定、男女混合名簿、
男女混合名簿、など。

候補者の政策がはっきりわかれていて、
投票するときの判断基準として役立つことうけあいです。

 http://chibatiji.exblog.jp/  

ありがとうございます。
9の日ハンストの日に、
3月9日サンキュー。

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp

平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
●祝 鎌倉市平和都市宣言50周年(日本初)●
●2010年 あんぽ条約50周年改定でなく平和条約でいこ●
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2009年03月08日

規制内容を警察の任意性に委ねる東京都「安全・安心まちづくり条例」改悪に反対をを !!(賛同署名のお願い)

立川自衛隊監視テント村・立川反戦ビラ弾圧事件元被告の大洞俊之さんからのメールを転載します。私もこの声明に賛同しました。

太田光征

こちらもよろしく:
イスラエル戦争犯罪特別法廷設置を求める署名
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/113009480.html


昨日の立川反戦ビラ弾圧救援会解散集会は解散集会にも関わらず133名(名簿上)の参加がありました。遠く東北や静岡などから駆けつけてくれた仲間もいました。本当に最後までご支援ありがとうございました。

今、集合住宅へのポスティングばかりではなく、街頭情宣への規制にも及ぶ可能性のある条例改悪の動きが都議会で起きています。声明への多くの皆さんの賛同を願います(大洞)


東京都「安全・安心まちづくり条例」改悪反対「共同声明」(下です)に連名を!!

今都議会に条例案が提案され、3月17日の総務委員会で審議されます。緊急な取組ですが、ぜひご協力ください。

条例案の大づかみな特徴としては

1 繁華街などを対象とすることを条例で定め、具体的規制内容は都・警視庁が任意に定める「指針」に委ねる。
2 「有識者会議報告書」を受け、指針の下敷きとなる「繁華街における安全・安心の確保に関する考え方」(別紙)のポイントは
●街頭行動の禁圧と外国人労働者排除
  ・街頭での「パフォーマンスなど街の秩序を乱す行為の防止」
  ・外国人の「不法就労防止」
●「防犯」から「弾圧」へ、民衆の警察化を促進
  ・事業者、地域住民、関係行政機関などによる「推進協議会」の設置
  ・事業者、地域住民に防犯パトロールや環境美化活動への「参加・協力」義務、来訪者には「パフォーマンスなど街の秩序を乱す行為を慎む」義務

・参加頂ける場合は、裏面の記入欄に団体名・個人名を記入し
FAX下さい。03-3262-3088(争議団連絡会議)
・メールの場合は rentai@mbn.nifty.com(連帯労働者組合)
・〆切は3月13日(金)です。

呼びかけ
地域共闘交流会(中部地区労働者交流会 南部地区労働者交流会 北部労働者共同闘争会議 西部地区労働者共闘会議 三多摩労組争議団連絡会議) 争議団連絡会議 日雇い全協・山谷争議団/反失業闘争実行委
員会渋谷・野宿者の生活と居住権をかちとる自由連合 在日アジア労働者と共に闘う会 立川自衛隊監視テント村 救援連絡センター


東京都安全安心まちづくり条例改悪に反対する共同声明
(案)

 今都議会に提出された条例案は、抽象的な3条文の追加であり、具体的内容は「指針」に委ねられている。指針に白紙委任するやり方の不当性に加え、その下敷きとなる「有識者会議報告書」には、街頭行動の規制や外国人排除など、労働運動や市民運動に取り組む者として見過ごせない内容が数多く含まれており、今回の改悪を絶対に認めることはできない。

私たちは以下の理由により、今回の改悪案に反対であることを明らかにするとともに、都議会で可決することのないよう求めるものである。

1 労働者・民衆の団体行動権や表現の自由を規制するものであること労働団体や市民団体などが、街頭でビラをまきマイクを使って情宣活動を行うことは最も基本的な活動であり、権利として保障されなければならない。現に私たちは多くの人が集まる繁華街で情宣し、署名や相談活動を行ってきている。これらの行動を規制することなど決して認められない。

2 外国人労働者、野宿労働者を危険視し排除しようとするものであること「不法就労」などと、あたかも外国人が働くことそれ自体を有害なものとして描き出し、繁華街を不法就労の温床と決めつけていることには、外国人を人として尊重しようとする姿勢のかけらもない。このような姿勢のもとでの条例・指針は、外国人とみれば疑いのまなざしを向け排除しようとすることを促進する。また、「繁華街」、「パフォーマンス」の規定があいまいであり、野宿労働者がその命をつなぐ炊き出しを
も規制できる内容となっている。

3 推進協議会が権力行使の主体となりかねないこと
 推進協議会の具体的活動として、ポイ捨てや歩行喫煙、街の秩序を乱す行為、外国人の不法就労、などへの「啓発活動」が挙げられている。この「啓発活動」が現場での具体的な注意や指示・禁止に及ぶ可能性が高い。協議会による注意や指示・禁止が、条例に根拠を持つものとして権力的に作用し、従わない者には警察による弾圧を加えることとなる危険性が強い。

4 まとめとして
条例改悪により、以下のような事態が想定される。
“A団体が繁華街でビラまき・マイク情宣に取り組むことを警察が情報収集する→警察が推進協議会メンバーに情報提供し、指針に基づき注意するよう要請しておく→当日、推進協議会メンバーがA団体に注意し、やめるよう指示する→A団体は情宣活動を継続する→警察が道路交通法や軽犯罪法違反としてA団体の主要メンバーを逮捕し、弾圧する”
 このような想定は決して絵空事ではない。「麻生宅見学ツアー」にみられるような弾圧が日常的に地域ぐるみで行われることとなるのである。

以上

●下記に記載のうえFAX・メール下さい・・・FAX先 03-3262-3088
(争団連)

〆切は3/13(金)です 
   
・メール先 rentai@mbn.nifty.com(連帯労組)
共同声明に連名します。
(公表:可・不可) 
団体名・個人名             

−*−*−*−*−*−*−*−
立川自衛隊監視テント村・立川反戦ビラ弾圧事件元被告
大洞俊之
HP http://www.geocities.jp/solea01/

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2009年03月04日

浅草聖ヨハネ教会日曜給食活動継続のためのお願い

私も賛同しました。皆さん、よろしくお願いします。

太田光征

メッセージ:

千葉県松戸市で今年2月、3人の警官らがホームレスの方を尋問している場面に遭遇した。私は警官から事件性がない旨の説明を引き出し、ならば、ホームレスの方に、その場を立ち去ったほうがよいとお話した。

その後、今度は私が警官らに絡まれることになったが、ホームレスの方から話を聞いて驚いた。彼は任意の尋問かどうかを警官に質問したが答えず、犯罪者扱いの尋問が続いたという。

さらに、その方は以前、駅前交番に財布の落し物を届けに行ったところ、お礼を言われるどころか、指紋を採取されたそうだ。犯罪被疑者でないホームレスからの指紋採取が渋谷区でも起きていることは、貴グループから聞いて知っている。

ホームレス=危害を加える者、というのは偏見にすぎない。生存の危機に陥り、人間の尊厳を踏みにじられているホームレスを市民社会は温かく受け入れるべきだ。
       

浅草聖ヨハネ教会日曜給食活動継続のためのお願い

皆さま

 私たち「聖公会・渋谷給食活動グループ」は、日本聖公会東京教区の有志が中心となって、渋谷近辺の野宿生活者への給食活動を、2004年12月から行っている団体です。

 同じ日本聖公会東京教区においては、「浅草聖ヨハネ教会日曜給食活動」が、7年以上前から、毎日曜日の礼拝後に野宿生活者・生活困窮者にお弁当(炊き込みご飯)を提供する活動を続けています。社会の状況悪化に伴い、現在では多い時には約500人もの方々がこのお弁当を求めて教会に集まります。

 昨年12月、この活動に対して、近隣の方々から「即時中止」要請が出され、12月21日に近隣の方々のご意見を伺う会が開かれました。近隣の方々が即中止を求めている理由は、野宿生活者が家の近くにいることに
対しての「不安」です。活動が始まって以来7年以上の間、一度もトラブルは起きていませんが「いつか何か起きるかもしれない」という不安があるのだそうです。

 今、浅草聖ヨハネ教会の方々は、近隣の方々の気持ちを受け止め理解しながら、野宿生活者や生活困窮者の今日の命をつなぐものであるかも知れない「一食」を自らの手で奪うことはできないという大きな悩みの中で活動を続けています。近隣の方々の「不安」をなくすために、できる限りの改善をしながら、3月中旬に予定されている近隣の方々との2回目の話し合いの準備を進めています。

 私たちのグループからも3人が実際にこの活動とミーティングに加わり、浅草聖ヨハネ教会日曜給食活動の方々が、近隣の方々の思いを真摯に受け止めて、現段階でできる限りの改善と努力を重ね続けている事実と、食を求めて集まる約500人の困窮の様子をつぶさに見続けています。そして検討した結果、やはり命の危険すら覚えながら生きなければならない方々の一食を奪うことはできないという思いのもと、浅草聖ヨハネ教会日曜給食活動関係者および浅草聖ヨハネ教会の近隣の皆さまに、以下の要望書を出したいと思います。

 そしてその要望書は、私たち「聖公会・渋谷給食活動グループ」だけで出すのではなく、同じ思いを持つ個人・団体の方々と共同し、連名で出すことを望んでいます。

 要望書をお読みいただき、名前を連ねてくださる個人・団体の方は、
3月15日正午頃までに、以下の通りご連絡いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

ご連絡いただきたい内容
 ・表記するお名前と読み方
   (団体・個人別、あいうえお順に掲載したいと思います)
 ・ご住所、電話番号、メールアドレス(これらは表記しません)
 ・何かメッセージがあればお願いいたします。
   
連絡先・お問い合わせ先
「聖公会・渋谷給食活動グループ」代表:楡原民佳(にれはらたみか)
        メールアドレス:ctamika☆boreas.dti.ne.jp
             (☆を@に置き換えてください)
   FAX:03-3760-7535

           2009年3月2日 聖公会・渋谷給食活動グループ


    ***** 以下、要望書 *****

浅草聖ヨハネ教会日曜給食活動の皆さま
浅草聖ヨハネ教会の近隣の皆さま

              要 望 書

 私たちの周りには、職と住まいを失った何千人もの野宿生活者や日々の生活に困窮している方々がおり、その多くは日々の食べ物にも欠く状態にあります。中には一日1食で暮らしている人もおり、その方々にとって、支援者の配る1食は一日の命をつなぐものです。このような状況の中、病死や餓死、凍死する不安を持ちながら生きています。さらに、身を守る住まいもない野宿生活者たちには、暴力を受けたり、殺されるかも知れないという恐怖もつきまとっています。

 このように私たちの周りには、豊かな社会の中にありながら、「明日は食べられないかも知れない」、「死んでしまうかもしれない」、「襲われるかもしれない」という、「命」の危機を痛切に感じながら生きなければならない方々がいるのです。これは、安心して身体を休めることのできる家があり、今日の食事に事欠くことのない私たちには、到底想像することのできない不安、恐怖、苦しみなのではないでしょうか。

 にもかかわらず、野宿生活者は、「いると不安」、「危険」なもの、時には「何かするかもしれない」犯罪者のように見なされ、排除されることさえあります。しかし、それらの認識は事実とは大きく異なるものです。野宿生活者たちは不安、危険なものなのではなく、生活どころか命の保障もない上に、時には偏見によって存在すら認められないという、社会の中で最も弱い立場に置かれている人々です。

 私たちは、野宿生活者や生活困窮者が、不安や恐怖、苦しみから解き放たれ、平和な生活を取り戻せるように願います。また、その方々が生きる希望を取り戻し、一歩でも自立生活に向けて歩き出せるように、たとえささやかであってもその支援の一端を自らも担うとともに、同様の願いを持ってなされる支援活動を支持します。

 このような立場から、浅草聖ヨハネ教会日曜給食活動と、浅草聖ヨハネ教会の近隣の皆さまに対して、以下の通り要望いたします。

1.浅草聖ヨハネ教会日曜給食活動の皆さまへ
  野宿生活者や生活困窮者の今日の命をつなぐ日曜給食活動の継続を望みます。

1.浅草聖ヨハネ教会の近隣の皆さまへ
  野宿生活者・生活困窮者のおかれている状況と、  その方々への支援として行われている浅草聖ヨハネ教会日曜給食活動をご理解くださるよう望みます。
   
              2009年3月15日

(以下に連名)
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2009年03月03日

許し難い特捜部の政治的恫喝

櫻井 智志

東京地検特捜部は、小沢一郎氏の公認第一秘書を逮捕した。
麻生政権がどんづまりの、まさに自公政権崩壊寸前のタイミ

ングをみはからった今回の逮捕は、完全に政治的恫喝を結果

的にもたらした。
見事な謀略的タイミングである。
私は逮捕の前提となることがらが事実かどうかの前に、予算

もとおり、麻生辞職の直前にこうした恫喝をもたらした特捜

部は、政治的中立どころか、腐敗権力の手先に過ぎないと感

じる。

今後の予断は許されないが、国民を徹底的にしめつけている

支配層の貧弱な政治を許し難いものと感じている。
posted by 風の人 at 20:23 | Comment(0) | TrackBack(3) | 一般

イラクの図書館は破壊され本も消えた

「市民がつくる図書館の会」(我孫子市)の馬渡巌さんが、イラク戦争による文化遺産の破壊についてまとまった文章を書かれています。優れているので、ご紹介します。

文化性と精神性を破壊する残酷さで、イスラエルによるパレスチナの占領などと共通しています。

太田光征
http://otasa.net/


2009年 我孫子市民活動フェア− 出展パネル原稿

イラクの図書館は破壊され本も消えた

 2003年3月、イラクは大量破壊兵器を持っているという事実無根の宣伝がアメリカにより世界中に流されたのを背景に、アメリカ軍のイラク侵攻が開始された。主要な都市への無差別爆撃に続く米・英地上軍の電撃的な進軍により、侵攻開始から僅か一ヶ月余で首都バグダッドは陥落した。フセイン政権の崩壊、イラク軍の壊滅のもと、アメリカ軍の占領支配によるイラク統治が始まった。

 イラクは、数千年に及ぶ歴史的文化遺産と多様な文化財の豊かな国であるから、ユネスコはそれらの破壊状況と今後の対策立案のために、戦後直ちに二回の調査団をイラクに派遣した。報告書には多数の文化施設や図書館の罹災状況とともに、次の一節が有るのが目をひく。「占領当局は石油施設を厳重に守っていた反面、博物館や遺跡への略奪行為は野放しだった。」米兵とイラク民衆により、文化財や本が手当たり次第盗まれた。後にロンドンのオ−クションで、イラクの稀少本が100万ドル、約1億円で売買され、帰還米兵の出品であったことの記載が報告書にある。

 だがこの報告は、アメリカのイラク侵攻の真の目的が何であったかを、問わず語りに示している。石油である。中東での最大の産油国の一つであるイラクを占領下に置き、石油資源の支配をアメリカの意のままにすることこそ真の戦争目的だった。文化財の保存に関心はなく、かくて治安の悪化とともに図書館の本も失われてゆく一方だった。

世界の文化史はこの損失を取り戻せない

 ユネスコの報告書にある、主な図書館の損害状況を見てみよう。バグダッドで最も被害が大きかったのは、バグダッド大学中央図書館とモスル大学図書館で、両館あわせて250万冊のうち200万冊が失われたという。イラク国立図書館や国立公文書館も略奪放火により損壊状況はひどい。蔵書、重要資料の一部は、米軍侵攻前に職員により移動されていたのだが、報告書では50万冊が略奪や放火により失われたとされている。

 南部バスラではバスラ中央図書館が、司書と市民の協力で蔵書を館外に移して、蔵書の大部分を救出したが、建物施設は戦災により全焼した。バスラ大学中央図書館は施設、蔵書ともに被災、焼失した。北部の都市モスルの図書館・文書館は、建物、設備がおおむね破壊され、略奪を受けるなど被害が大きい。

 戦火が及び、治安の悪化したイラク各地の都市で図書館の受けた被害は、まだ数多くあろう。被害調査は、復旧対策とともに、ユネスコや関係国際団体、例えば国際図書館連盟等により続行中であり、全貌が明らかになるのには長い時間を要すると見られる。

 そして書籍以外の問題なので、ここでは最小限の言及にとどめるが、歴史的文化財についての破壊、損壊、略奪は、事態がより深刻とも見られている。

 バグダッドの国立博物館と考古博物館は、一部の貴重な展示物の避難、移動は行われたものの、破壊、略奪は広い範囲にわたり、1万数千点の貴重な文化財が失われたという。その最たる一つとして、古代遺跡の展示場所から紀元前18世紀のハムラビ法典が刻まれた石碑の一部が米軍兵士により持ち去られた、との記録が報告されていることを挙げておこう。

 戦乱等による文化財の流出防止や、不当な販売阻止のために、国際的な会議を経て1954年ハ−グ協定が成立し、実施されている。アメリカのイラク侵攻が開始されてから直ちに、ユネスコはじめ関係国際機関の多くが、同協定による文化財保護と復旧、流出防止に多面的な活動を展開し、なお継続中である。

 しかし本年2009年2月に、6年がかりの流出文化財の探索・回収の結果、ようやく再開にこぎつけた国立博物館においては、旧所蔵文化財の回収総数は約6千点。失われたものの三分の一に過ぎず、残り三分の二は行方知れずで終わるのではないか。

 そして国立博物館が、メソポタミア文明をはじめとする古代史研究の大きな拠点としての昔日の役割を果たすことは、もはや不可能になったともしてよい。その他イラク全土の博物館や歴史遺跡からの文化財の流出は、今後のイラクでの歴史研究にとって大きな障壁となることに疑いの余地はない。

 アメリカのイラク侵攻はそんな結果をもたらした意味で、古代人類が文化と精神生活を創造し、発展させた道すじをたどる文化史探究にとって、将来にわたる困難を及ぼすものであり、全人類への犯罪と言えよう。戦争によるイラクの人的、物的被害、また社会的、政治的混乱が未だに終わったとし得ないことの責任と併せて、アメリカの戦争犯罪として糾弾されざるを得ないであろう。

 ひるがえって、我が日本政府と日本人全体のイラク戦争との関わり方がどうであったか、問われざるを得ないのではないか。答えは明らかである。イラク特措法なるものをつくり、従犯ないし共犯として米軍の作戦に協力し、自衛隊派兵等イラク国民に敵対する立場に立った。これが将来もたらす結果を深く考え、現在は国民全体の強い反省が求められているのではないか。

 国際間の平和が日本の追求すべき課題であり、その道を偽りなく歩もうとすれば、安保条約という実質的な日米軍事同盟は邪魔者でしかない。イラク戦争の6年間の推移の一端と、そこでの我が国の関わり方を見ただけで、結論とすべきは速やかな軍事同盟の解消、これ以外にない。今や、国民大多数が国のあり方として、その道を選ぶことに賛成、あるいは積極的に推進する側に加わろうとする気運がうかがわれる。日米軍事同盟を解消し、真の平和国家となることこそ国民大多数の願望なのだ。

希望の灯火はここにも −補遺として−

 図書館に足を運ぶ人、そして何よりも本を愛する人。そうした人々は世界中共通であり、より豊かな知識を得る喜び、より深く考える絆(きずな)を見いだす幸せ、作者とともに空想の広い世界で遊ぶ楽しみ。こうした読書を通じてだけ得られる経験を共有している人々はどこの国でも同じで、また大勢いるものです。

 イラクへのアメリカ侵攻で、イラクの図書館の多くが被災したり、破壊や略奪にあったりの、本を愛する人にとってはイラクの人に限らず、胸の痛くなるような話を書き連ねました。日本ではこうした戦争の実相はほとんど伝えられないので、愛書家には応える話と思いつつ、敢えて丹念に事実を拾いました。

 その中にバスラの中央図書館の司書が市民の協力を得て、収蔵図書を救う話があったのをご記憶でしょうか。戦火の近づく中、責任者でもあったこの司書、アリア  ムハンマド バクルさんは「図書館の本には、私たちの歴史が全部詰まっている。」と言いつつ、近くの人や大勢の人に呼びかけて協力してもらい、約3万冊蔵書の70%を戦火から護ったのでした。その9日後に、図書館は空襲で焼けてしまいました。

 再建はまだだと思いますが、バスラはイラク南部の文化的中心であり、多数の愛書家市民の熱意により、護られた本を再び収納するためにも、復旧は必ずや成し遂げられるでしょう。一日も早くその日がくることを、司書のアリアさんも心から願っているそうです。この話は、アメリカのニユーヨークタイムズに「美談」として戦争中に伝えられ、後に一冊の児童向け絵本になりました。邦訳は、下記の通りですので関心のある方はどうぞ。アビスタの図書館にあります。
 
書名;バスラの図書館員−イラクで本当にあった話
著者名;ジャネット ウインタ−  訳者;長田 弘
出版社;晶文社    出版年月;2006.04


文責 馬渡 巌/我孫子市 市民がつくる図書館の会
タグ:イラク戦争
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2009年03月01日

「戦争と女性の人権博物館」建設を求める署名

立て続けに署名のお願いですが、よろしくお願いします。

太田光征
http://otasa.net/

署名サイト
http://caramel.candybox.to/whrmuseum-jp/postmail/postmail.php

韓国ソウル特別市市長 呉世勲 貴下

要望書

私たちは「戦争と女性の人権博物館」の建設を待ち望んでいます!!

私たちは、韓国で光復会などの独立運動関連団体により、ソウル市の西大門独立公園内に建設予定の「戦争と女性の人権博物館」の建設許可撤回を求める声明が出されたことを知り、大変衝撃を受けています。加害を与えた日本に生きる者として、「慰安婦」問題の正当な解決がなされないがために、このような主張が被害女性の生きる地で吹き出したと思うと、いたたまれない気持ちです。

声明によれば、撤回を求める理由は、1、博物館の建設は没歴史的な行為で、独立運動家と独立運動を汚す「殉国先烈に対する名誉毀損」であり、2、日本人に対し、先祖の悪行に対する反省を促すどころか、むしろ嘲笑を提供する結果を招き、3、青少年に正しい歴史認識よりも、「我が民族は反日闘争より日帝による受難のみ受けた民族」という歪曲された歴史認識を植え付けると語っています。
なぜ、「慰安婦」被害女性たちの尊厳回復のため、女性の人権を守り育てるための博物館が「殉国先烈に対する名誉毀損」「嘲笑を提供する結果を招く」「歪曲された歴史認識を植え付ける」ことになるのでしょうか。そこには、性暴力を受けた女性たちの苦痛も、真の謝罪・補償を怠ってきた日本政府への怒りも感じられず、むしろ、被害女性に対する抜きがたい蔑視と根深い差別意識が感じられます。このような排除の眼差しが、同郷に生きる被害女性に苦痛の沈黙を強い、「汚れた女」という烙印を押してきたのではないでしょうか。これでは、植民地支配を正当化し「先烈たちによる独立運動」「抗日抵抗」を「暴動」「暴徒」と決めつける日本の右翼・歴史修正主義者たちが、「慰安婦」に対して「慰安婦は商行為」と決めつけた主張と変わりません。光復会が闘う相手は、「慰安婦」問題を解決しようという韓国挺身隊問題対策協議会や被害女性たちではなく、日本の右翼や歴史修正主義者たちではないでしょうか。

日本軍「慰安婦」被害者は、植民地支配と侵略戦争の被害者であるのみならず、日本政府の責任否定に対して立ち上がり、証言をはじめた人権回復闘争の当事者です。1991年8月「日本軍に捕らえられ、動物以下の扱いをされた。生きた証人がここにいる」と声を上げた金学順さんの勇気は、韓国をはじめ同じ被害を受けたアジアや世界の女性たちに人間の尊厳を取り戻す勇気を与えました。そして、多くの「慰安婦」被害女性たちが沈黙を破り、その被害を明らかにし、正当な解決を求めて立ち上がりました。被害女性たちの闘いは、3・1運動をはじめとする抗日独立運動に共通する歴史に残る女性解放運動です。

「慰安婦」への性暴力は、独立運動関連団体の方たちが考えているような「被害者の恥」「民族の恥」の問題ではなく、人間の尊厳と女性の人権を踏みにじる戦争犯罪です。その記憶を封印し被害者を社会の周辺に追いやるのではなく、何があったのかを明らかにし、犯罪の責任を明確にし、二度と同じ過ちが繰り返されないように真の謝罪・補償と歴史認識を育てていくよう努力することこそが、「次世代の青少年に正しい歴史認識」を継承することになるのだと思います。

私たちは、このような独立運動団体の圧力にもかかわらず、博物館の建築許可を出したソウル市の英断を支持し、歓迎します。そして、被害女性たちに再び悲しみを与えることがないよう、ソウル市が今後も、圧力に屈することなく「戦争と女性の人権博物館」建設実現に向けて、引き続き力を尽くしてくださるよう求めます。

署名集約:「戦争と女性の人権博物館」日本建設委員会(仮称)

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裁判員制度はいらない!3・22千葉集会

「裁判員制度はいらない!3・22千葉集会」をご案内します。

太田光征
http://otasa.net/

裁判員制度

http://no-saiban-in.org/より)


裁判員制度はいらない!3・22千葉集会

最高裁判所は昨年11月28日、「裁判員候補者通知票」を全国約30 万人に送りつけ、本年5月21日から裁判員制度を実施しようとしています。裁判員制度は、刑事裁判のうち殺人、強盗致死傷、放火など重大事件について、「くじ」で選ばれた一般市民が、職業裁判官とともに事件の審理に加わり、多数決で有罪か無罪かを決定し、刑の重さも決定するものです。

この裁判員制度は、被告人の裁判を受ける権利、防御権が著しく侵害されます。密室での「公判前整理手続き」によって公判の内容や争点、進行があらかじめ決められてから行われるもので、裁判員裁判は、裁判員が裁判官の判決に市民の判断という「お墨付き」を与えるために利用される儀式に過ぎないものです。

「国民に開かれた司法」といった美名のもとに強行されようとしている裁判員裁判とは、「裁判」と言えるような代物ではまったくなく、裁判員制度はやはり廃止するしかありません。しかも世論調査の結果でも8割もの人々が裁判員にはなりたくないと言っているのです。今回、裁判員候補の通知書を送付された約30 万の人々の内、40%にも達する約12 万人が「辞退」を突き付け、受け取り拒否者は2,700 名にも上っています。千葉県でも元教師の男性らが受け取りを拒否し、堂々の記者会見!(昨年12月20日)。1月22日、千葉県弁護士会の臨時総会においても、昨年の栃木県弁護士会、新潟県弁護士会に続いて、実施の延期を求める決議が圧倒的多数で採択されました(賛成121、反対86)。

来る3 月22 日(日)、私たちは “裁判員制度はいらない!千葉集会”を開催いたします。講師に、“裁判員制度はいらない!大運動”事務局長の佐藤和利弁護士を招き、裁判員制度の廃止にむけた展望を大いに語っていただきます。

つきましては、3・22 集会へ皆さまのご参加を呼びかけるとともに、多くのご賛同をお寄せくださるようお願い申し上げます。

主 催:裁判員制度はいらない!千葉集会実行委員会
連絡先:裁判員裁判実施延期を求める千葉県弁護士有志の会
〒260-0013 千葉市中央区中央4-10-8-205 植竹法律事務所
TEL:090-4017-8373(深谷)、080-5668-6524(岩崎)

★3 月22 日(日)
開場1 3 時/ 開会1 3 時半
市内デモ: 1 6 時〜
★ホテルプラザ菜の花3F(千葉市中央区長洲1-8-1)
JR本千葉駅から 徒歩で3 分,千葉都市モノレール県庁駅前から 徒歩で1 分
★講演 佐藤和利弁護士(裁判員制度はいらない!大運動・事務局長)
★裁判員候補拒否者のお話
★千葉県弁護士有志の会からの発言他
★参加費:500 円(高校生以下無料)

■■■“裁判員制度はいらない!3・22 千葉集会”に賛同します■■■
FAX宛先:043-202-7820、043-252-5618
氏名(団体の場合は団体名):
連絡先:
TEL/FAX:
E-mail:
2009 年  月  日
3 月22 日当日の行動に参加 する ・ できない ・ 未定 (どれかに○を)
タグ:裁判員制度
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桜大異変?の柏崎刈羽原発7号機運転再開の撤回を求める署名

桜の開花異常をもたらした可能性が大で、活断層の真上にある東電柏崎刈羽原発7号機の運転再開撤回を求める要請文をたんぽぽ舎が東電に提出します。皆さん、どうぞご賛同を!

太田光征

こちらもよろしく:
イスラエル戦争犯罪特別法廷設置を求める署名
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/113009480.html

地震で放射性ヨウ素を大量に放出した原発の再開は危険
東電柏崎刈羽原発7号機の放射能はサクラに大異変をもたらした
東京電力は、なぜ放射能放出したか、理解できる説明を!
説明責任を果たせ!

柏崎刈羽原発7号機運転再開の動きに反対する
抗議・撤回申し入れに賛同を
賛同締め切りは3月2日(月)18:00までです

東京電力への申し入れは、3月3日(火)16:30になりました。
            集合:16:00−東京電力本社正門前

1.東京電力柏崎刈羽原発7号機の運転再開に反対し、撤回申し入れへの緊急賛同よびかけを2月25日にメールマガジンで発信したところ、たくさんの個人・団体から賛同をいただいています。2月28日18:00現在、約100(個人・団体の合計)

2.2月25日のメールマガジン-TMM:749-の申し入れ文・同趣旨文(下記)で説明が不十分な点を2点補足します。

 1つは、地震で放射能(放射性ヨウ素)を大量に放出した7号機の運転再開は大問題だ、という点です。新潟県中越沖地震(M6.8)で東電柏崎刈羽原発(1〜7号機)は、3600箇所の損傷を受けました(東電発表)。(目に見えにくい傷など、もっとあると思われる) その中で、7号機は大量の放射能を放出しました。東電公表分で、4億ベクレル(通常放出量の400年分)。物理学者の槌田敦さん(核開発に反対する会代表)の計算では、7億ベクレル(通常放出量の700年分)もの大量の放射能(放射性ヨウ素)を放出しました。なぜ、大量の放射性ヨウ素を放出したのか、理解できる説明を東電はするべきです。説明責任をキチンと果たすのが公益企業の社会的責任(使命)です。

 ◎放射能(放射性ヨウ素)大量放出は、柏崎刈羽付近のサクラを傷つけました。毎年、全国各地でサクラと環境・原発の調査をしている「サクラ調査ネットワーク」の発表(協力、柏崎刈羽の地元の皆さん)によれば、2008年は、4本のサクラの木―4000個の花ビラの調査で、912個もの異常が発見されました。(異常花率は22.8%)前年(2007年)の調査では、異常花率は3.6%でした。なんと19%も激増しました。 
これは、2008年の全国平均(2.89%)と比しても異常に大きな数字です。人間は放射能の異変を感じ取れなかったが、サクラの花は敏感に感じたのです。(水俣病でも、最初の異変は魚に現れた。人間へ来たときはもう手遅れ) サクラ調査の詳細をお知りになりたい方は、「サクラ調査ネットワーク」発行のパンフレット第5集(槌田敦分析文を含む)をご覧下さい。お問い合わせは、たんぽぽ舎内「サクラ調査ネットワーク」へ。

 2つめは、電気料金でコストを負担させられている大都市の電気消費者に、7号機運転再開の理由を説明すべきです。(説明責任を果たすべき) 地震に襲われて傷だらけ、かつ大量の放射能(放射性ヨウ素)を放出した原発の運転再開の理由は地元だけでなく、電気の消費者にも説明すべきです。これが東電には欠落しています。ひたすら、7号機の運転再開を急いでいる。人々の安全・安心よりも、東電の収益(営業)の方を優先していると疑われます。
                       柳田 真


たんぽぽ舎です。【TMM:No749】
                   転送歓迎です

 たんぽぽ舎は、東京電力が進めている柏崎刈羽原発7号機運転「再開」に反対して、抗議・申し入れ文を提出します。
 7号機再開の動きが急なため、時間的余裕があまりないのですがご賛同いただければ、幸いです。
賛同については、団体と個人で、団体名、個人名の後に都道府県名を記入して下さい。

賛同受付の締め切りは、3月2日(月)18:00までとさせて下さい。
東京電力への申し入れは、3月3日(火)を予定しています。

───────────────────────────────────
  東京電力が新潟県、柏崎市、刈羽村へ申し入れた柏崎刈羽原発
  7号機運転「再開」に対して、私たちは抗議し撤回を要求します

                       2009年3月3日

東京電力株式会社
取締役社長 清水 正孝 様

東京電力柏崎刈羽原子力発電所
所長 高橋 明男 様

 東京電力は2009年2月19日、新潟県、柏崎市、刈羽村に対し、2006年7月16日に発生した新潟県中越沖地震により被災し、運転を停止している柏崎刈羽原発のうちの、7号機についての「運転再開」を申し入れたが、これは極めて重大な背信行為であるだけでなく、地域住民にも、私たちに対しても大きな被害を与える行為である。

 強く抗議すると共に、次の5点を行うよう申し入れる。

1 東京電力は「耐震偽装」原発である柏崎刈羽原発7号機の「運転再開」申し入れを直ちに撤回すること。

2 東京電力は現在進行している新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会(以下「技術委員会」)における調査審議が結論をまとめるまで、7号機以外も含め一切の運転再開作業を中止すること。

3 東京電力は、少なくても地元と東京及びその周辺地域(東京電力供給管内)において複数回、東京電力の見解を支持する科学者と、東京電力による解析・評価に対し反対の意見を持つ科学者による公開討論会を開催すること。

4 東京電力が行い、国に提出した柏崎刈羽原発7号機の「健全性評価報告書」(各種あるがそれら全て)は、震源断層の推定や地震動の推定などに、東電や国にとって都合の良い推定に基づいており、到底容認できないため撤回すること。

5 東京電力は柏崎刈羽原発立地以後今日に至るまでおかした数々の「耐震偽装」について、謝罪すると共に、なぜそのような事態に至ったかを調査検討する第三者委員会を設置すること。


たんぽぽ舎
     東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
           TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

賛同個人



賛同団体



────────────── ── ─────────────────
申し入れ趣旨

☆ 東京電力により2月18日に新潟県、柏崎市、刈羽村への「運転再開」申し入れが行われたという報道に接した。同社ホームページにも「7号機の運転再開のお願いをさせていただきました。」(東京電力ホームページ 原子力情報>柏崎刈羽原子力発電所>発電所からのお知らせ(一覧)02.19 柏崎刈羽原子力発電所7号機の運転再開のお願いについて より)と記載をしているが、これはたいへんな背信行為である。
 今回の運転再開申し入れの根拠となった理由は「平成21年2月13日、経済産業大臣ならびに経済産業省原子力安全・保安院より、2月18日、原子力安全委員会より、それぞれプラントの起動について安全上の問題はないとのご判断をいただいた」(プレスリリースより)としているが、ここに記載されているとおり国が問題なしとしているのはあくまでも原子炉起動に止まり、発電所として営業運転開始を意味する「運転再開」などではない。このことが意図的に混同されて申し入れに記載されていることにまず大きな怒りを感じる。
 さらに、この文面を見る限り地元の自治体はもとより、住民にも安全性を納得してもらわなければ起動など出来ないはずなのに、そのことは一言も触れられておらず、単に「地域の皆さまに丁寧にご説明する」としているだけである。
 法的には国が認可をしていれば原子炉の起動が可能であることを盾に、地元には説明は続けるが了解を得られなくても運転再開はするとした姿勢の表れであり、到底許されるものではない。さらに消費者や地元以外の市民への説明については言及さえない。柏崎刈羽原発から100キロ西は富山県であり、柏崎刈羽原発の起動により大きな災害を受けるリスクがあるのだが、その意見を聞く機会さえ東京電力は保証していない。

☆ 柏崎刈羽原発は、本来は立地することは出来ない原発だった。
 1980年頃の原発立地については「活断層の上には作らない」と明確に説明をしており、中越沖地震のような震源断層が敷地の真下にまで伸びていることが明らかであれば、立地は不可能であった。
 当時から柏崎刈羽原発の直下には地震を起こす断層や地震により地盤変位を起こす断層があることを主張する科学者はいたし、当時の地層図やボーリングなどでも知ることは出来たと考えられている。
 従って、柏崎刈羽原発の立地検討時点にまでさかのぼり、なぜこの地に原発立地を強行したのかを解明することと、現在まで何度もあった見直しの機会をことごとく逸してきた責任を明確にすべきであり、「運転再開」を口にするような次元ではない。
 これは日本各地の原子力施設でも起きたことであり、特に浜岡原発と六ヶ所再処理工場ともんじゅ・敦賀・美浜原発のある敦賀半島については同様に震源域の真上にある施設であり、このようなことが起きた原因を立地時点にさかのぼり調べる責任がある。
 これまでの東電不祥事でも指摘をされていた社内体質も含めて第三者委員会による調査を行うべきである。

☆ 現在、県では「技術委員会」が、開催されており、7号機に関する議論が継続して行われている。
 地震、地質・地盤に関する小委員会では、東京電力が主張するF−B断層の活動ではなく、全長が50キロを超える可能性もある佐渡海盆東縁断層の有無が争点となっている。活断層の総延長が50キロを超えて活動すれば、少なくともM7.5の地震を起こす可能性もあると、渡辺満久東洋大学教授は指摘している。安全側に立って立地を検討すべき原発では、致命的なM7.5の地震を起こす活断層が敷地直下に存在するのであれば、安全性に鑑み、それを評価対象とすべきだが、それをしない耐震評価は、なんとしても簡易な耐震工事で運転再開するためであり、これはまぎれもない「耐震偽装」というべきものだ。

☆ 7号機の健全性についても、全てが弾性範囲に収まっていたから問題ないとする評価については、あくまでも震動モードをシミュレーションしてはじき出した一つの推定であり、実際に残留応力やひずみを測定したわけではない。
 巨大な設備に大きな揺れが襲った際の影響は一様ではないし、経験も不足している。
 7号機が他と比べて比較的新しいからと言って、経年劣化を見なくて良いとする評価基準も理解できない。
 少なくても核加熱をしないで定格温度と圧力を掛けた模擬試験を行い、破壊が生じないかを調べるくらいの慎重さが求められているにもかかわらず、系統試験を終えたらすぐに営業運転開始という乱暴きわまりない計画自体も批判されることだ。

☆ このようなことを行う前に、地元自治体、住民、消費者への説明責任をまずはたし、納得を得てから再開の手順を話し合うべきである。


──────────────────────────────
たんぽぽ舎のホームページと電子メールアドレス変更のお知らせ
 ホームページアドレスは次のように変更となっております。
 http://www.tanpoposya.net/
 メールアドレスは、次のように変更となっております。
新アドレス:nonukes@tanpoposya.net
今後ともよろしくお願い致します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 たんぽぽ舎では、急ぎの催し物・学習会、重要な情報や大きな
問題への見解などを敏速に多くの人たちへお知らせしたいと考え
ています。
 環境問題と原子力の問題(究極の目標は核の廃止)を追求する
たんぽぽ舎の最新の活動案内・情報・見解等をお送り致しますの
で、ごらんいただくと幸いです。
 この「お知らせメール」送付不用の方は、ご面倒をおかけしま
すが、ご返信願います。
 次回からリストよりはずさせていただきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  たんぽぽ舎      たんぽぽ舎は、月曜〜土曜−
             13:00〜20:00のオープンです。
             日曜・休日は、お休みです。
   〒101-0061
   東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
   TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
   HP http://www.tanpoposya.net/


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2009年02月27日

ないかくだとう への賛同

ないかくだとう実行委員御中
皆様

メッセージ:

まずは正当に選挙された国会議員を通じて行動したいと思うのですが、
今のこの状況、
非暴力でないかくをだとう、賛同します。

デモの中で怒りを表現する人が
麻生首相の顔写真を踏みつけているのはやりすぎだと思うが、
以下の原則の範囲で、表現の規制はしないという趣旨を読み、
アピールに名を連ねることにしました。

「非暴力に関する確認ですが、実行委員会では以下のように確認しています。
・参加を認めない人
(1)警察官と警察組織への協力者
(2)殺人を実行もしくは公言する組織に所属するした経験のある人で、自己批
判を公開していない人
(3)実行委員会内での意見対立を暴力や謀略で解決しようとする人」

怒りの表現と非暴力のこと、
「ガンジーの言葉の窓より」紹介させて頂きます。
http://mkgandhi.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-bcd4.html

人類に奉仕することが使命だと宣言している者は、奉仕する相手に腹を立ててはならないのです。私にとって非暴力が、私の信条ですから、私は誰に対しても腹を立てることがあってはいけないのです。たとえ、非暴力を信条としていなくても、ご主人様に腹を立てないのが、本物の僕としての義務です。僕であれば、怒りはタブーです。もし、怒りをこらえられないのであれば、その人は、人類の奉仕者であることを辞めるべきです。私は辞めたくありませんので、彼らには怒る権利があっても、私にはないと申し上げているのです。

2票のあて先を語る会
豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp

平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
●祝 鎌倉市平和都市宣言50周年(日本初)●
●2010年 あんぽ条約50周年改定でなく平和条約でいこ●
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2009年02月26日

アメリカやイスラエルにおける平和的生存権を考えてみれば…

自衛隊イラク派遣差し止め訴訟の岡山地裁判決(第3次訴訟)が24日、出ました。

朝日記事
http://qzto.exblog.jp/
自衛隊イラク派遣:差し止め訴訟 地裁で敗訴も原告側、高く評価 /岡山
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20090225ddlk33040740000c.html

「徴兵拒絶権」「良心的兵役拒絶権」「軍需労働拒絶権」など、徴兵や軍需労働の当事者に関しては、平和的生存権の具体例が示され、解釈に前進が見られたようです。それら以外の有権者にとって、自衛隊イラク派兵が平和的生存権の侵害に当たらないのでしょうか。

「アメリカやイスラエルにおける平和的生存権」はものすごく切実だと思う。イラク戦争やアフガニスタン戦争などに従事した米兵の多くがPTSD(や脳損傷)などを患い、帰国後、それが原因で、自殺のみならず、他殺行為に及んでいるようです。

アメリカで平和的生存権がどうのように扱われているのか知らないが、これらの被害者にとって、明らかに平和的生存権が侵害されていると言えるでしょう。これは単なる個人による犯罪ではなく、国策による犯罪です。

イスラエルでも同じこと。イスラエル(軍)によるパレスチナ占領に反対するイスラエル国民にとって、ガザ虐殺などは、平和的生存権の侵害に当たるでしょう。「ミサイル」攻撃など、パレスチナ側からの抵抗による犠牲を否応無く強いられるからです。

徴兵や軍需労働の当事者だけにしか平和的生存権の具体例を認めていない岡山地裁判決は、前進ではあっても、不十分です。


太田光征
http://otasa.net/
posted by 風の人 at 13:46 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般

2009年02月25日

私的な平和的生存権と公共的な平和的生存権

岡山地裁が第3次イラク自衛隊差し止め訴訟で判決を言い渡しました。

朝日記事:
http://qzto.exblog.jp/

憲法前文に基づく平和的生存権を認めたものの、「派遣によって、自己の憲法上の見解、平和的生存権に基づく平和、非戦の心情や感情を害されたとして慰謝料を求めるに過ぎない」と断定した。

判決は、平和的生存権の具体例として、「徴兵拒絶権」「良心的兵役拒絶権」「軍需労働拒絶権」などを挙げ、これらが具体的に侵害された場合、個人が国に損害賠償を請求できると認めた。徴兵や軍需労働の強制は、強制労働そのものだから、平和的生存権に基づかなくても違憲だ。判決は心底、平和的生存権を認めたとは言えないと思う。

この判決で認められた平和的生存権は、私的で身体的な権利に限定されている。自衛隊、税金、その他を含む政治的リソースが平和憲法に反して他殺行為(の支援)に浪費されたことが、平和的生存権の侵害にあたるかどうかについて明示的に判断していない。公共的で精神的な平和的生存権を認めていない。国の行政行為が国民に何の作用もしない、空想の代物なら、そういう判断でもいいのかもしれないが。


太田光征
http://otasa.net/
posted by 風の人 at 22:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般

2009年02月24日

伊勢崎賢治「ソマリアへ自衛隊はめちゃくちゃ違憲」

マエキタミヤコさんからの情報です。

太田光征
http://otasa.net/



お元気ですか。
21日のシンポジウム、行けなくてごめんなさい。
いま気になっている話なのですが
伊勢崎賢治さんがソマリアへ自衛隊はめちゃくちゃ違憲!といっています。
これを法案が国会を通る前に、みんなに知ってもらいたいのです。

YouTubeにアップしてるんですが、まだ833人なんです、見てる人が。
少ないと思いませんか。
もうアップしてから15日もたっているのにもかかわらず。

きくちゆみさんにはMLに投げてもらいました。
そのときにぐっと数がのびています。
一日に200人アクセスが来たから、それがきくちゆみ効果だと思います。

でもそのあとのびが鈍化しているから、二次的に情報を廻す人が少ないのかな、
と思っています。

どんな人に知らせたら、もっと多くの人に知られるのかな、とも思っています。
だれかいい人とその方のメールアドレスを教えていただくか、その方にメールを
転送していただくか、してもらえませんか。

その、伊勢崎さんのソマリアへ自衛隊はめちゃくちゃ違憲、という話のYouTube↓
http://www.youtube.com/watch?v=siOuDEmLN_s


伊勢崎賢治さんのアフガニスタンとパキスタンの和平計画↓ こっちも相当のス
クープです!
http://www.youtube.com/watch?v=UX6ce0ceSgU


マエキタが手作りで作っているNGOの放送局(っちゅうか、マエキタが知ってし
まった事実たち、みたいな)アキラカテレビ↓
http://www.youtube.com/user/maekitamtam

どうぞよろしくおねがいします。

マエキタ
posted by 風の人 at 17:58 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般

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