市民グループ【みんなで決めよう「原発」国民投票】の賛同人や署名者・サポーターのみなさんへ
◆解説・議論の場を各地で設けます。
大阪が直接請求に必要な法定数を大きく突破する6万1千筆余りの署
名を獲得したことを契機に、本会の活動に関心を持つ市民がぐんと増え
ました。その中には、私たちが活動開始直後から、東京、名古屋、大阪、
福岡などで議論を重ねて固めた現在の「原発」国民投票法市民案(第3
次)の投票選択肢について、疑問や批判を寄せる人が一定数おられます。
そこで、3月末までの2か月の間に、下記の通り、全国各地で「原発」
国民投票についての説明・解説や議論の場を設けますので、意見や質問
のある人はぜひお越しください。もちろん、会場に直接来ずに、メール
やFAXなどで御自身の考えを述べていただいてもけっこうです。
≪1月27日(金)18:30〜20:30≫
<東京早稲田でシンポジウム 「げんぱつ 日本の未来 誰が決める?」>
ゲスト:
◇山本太郎(俳優:原発東京都民投票、請求代表者)
◇今井一(ジャーナリスト:原発大阪市民投票、請求代表者)
◇上原公子(元国立市長:原発東京都民投票、請求代表者)
◇レーナ・リンダル(持続可能なスウェーデン協会 理事)
司会:山本雅昭(獨協大学・学生)
場所:早稲田大学早稲田キャンパス14号館201教室(742席)
主催:浜研究室
共催:早稲田メディアシティズンシップ研究所
市民グループ【みんなで決めよう「原発」国民投票】
〜僕らの未来は、僕らで決める。
その前に知ること。聞くこと。
山本太郎さん、「原発」について語るのはなぜ?
原発国民投票・発起人の今井一
東京で始めての女性市長になった上原公子
スウェーデンで国民投票を経験したレーナ・リンダル
4人が早稲田大学でフリートーク。
どんな質問も答えます!
どなたでも参加できます!
<埼玉で説明会開催 「『原発』国民投票を実現させるってどういうこと?」>
日時/1月27日(金) 18:30〜21:00
会場/さいたま市南浦和文化センター 第3集会室
【プログラム】
第一部 18:30〜19:50 「原発」国民投票・説明会
・「原発」国民投票を実現させるってどういうこと?
第二部 20:00〜21:00 埼玉賛同人会議
・これまでの埼玉の活動・これからの埼玉の活動
・ラストスパート!「原発」都民投票署名集めの応援
【アクセス】
さいたま市南区根岸1-7-1
JR京浜東北線・武蔵野線 南浦和駅西口より徒歩7分
http://www.saitama-culture.jp/bunka/index.html
参加費/500円(会場費・資料代)
主催/埼玉賛同人会
どなたでも参加できます。お友達を誘ってお出で下さい。
前日までに参加人数のご連絡をお願いします。
連絡先・鈴木 syuko7290@yahoo.co.jp
<神奈川で初めてのイベント 「『原発』国民投票・神奈川の集い」>
日時/1月27日(金) 18:30〜20:50(会場18:15)
会場/横浜市 野毛地区センター 会議室
【プログラム】
第一部:18:30〜19:20 「原発」国民投票説明会
・「原発」国民投票を実現させるってどういうこと?
・「原発」都民投票/市民投票って何?
第二部:19:30〜20:50 神奈川県賛同人会議
・活動報告 ・これからの神奈川の活動について
【アクセス】
神奈川県横浜市中区野毛町3-160-4 TEL 045-241-4535
(JR桜木町駅から徒歩5分/京急日ノ出町駅から徒歩5分)
http://www.nogechikusen.com/map.htm
主催/神奈川賛同人有志、(呼びかけ 森下、鹿野)
参加費/無料
*神奈川グループとしては、当面2月9日が期限の「都民投票」の署名集
めに全力で協力するとともに、神奈川県内で「国民投票」の署名を集め
ていく予定です。原発国民投票に興味のある方、原発都民投票に興味の
ある方、どなたでもご参加ください。途中参加も大歓迎です。
第二部終了後は、希望者がいれば、近所のレストランか居酒屋で引き続
き交流会を行う予定です。
前日までに参加のご連絡を下記メールアドレスまでお願い致します。
連絡先・鹿野 peinyo@hotmail.com
≪2月4日(土)13:30〜15:30≫
☆上越市民プラザ2階第4会議室
受講料無料 定員20名 要予約
連絡先:矢代090-3403-5416
≪2月5日(日)13:00〜17:00≫
☆新潟市クロスパル403号室
連絡先:武田(ささえあい生協)025-378-6181
≪2月5日(日)18:00〜20:00≫
☆村上市朝日文化会館
参加費200円
連絡先:村上エコネット
菅井 090-5758-9260
斉藤 090-7410-4916
≪2月6日(月)13:00〜15:00≫
☆新発田市 長徳寺
参加費300円(要予約で)テキスト予約の方は参加費込みで800円
連絡先:八幡(からころや)0254-26-2051 携帯 090-2980-8854
≪2月6日(月)18:00〜20:00≫
☆関川村公民館
連絡先:石井0254-64-3021
≪2月18日(土)19時〜≫
☆福岡市中央市民センター
参加費500円
連絡先:090-3602-3842(荒木)
≪2月25日(土)18時〜≫
☆郡山市
※詳細は後日
≪3月31日(土)16時〜19時≫
場所:YMCAアジア青少年センター(Yスペースホール)
参加費:一般700円 学生300円
(参加自由、完全公開、定員150人。メールかFaxによる事前予約が必要)
*「市民案(第3次)」の策定過程を報告・解説したあと、参加者同士
で意見を交換し議論を深めます。議論のための基本資料として、各国の
実施事例などが紹介されている『「原発」国民投票』(集英社新書)を
使います。時間を有効に使うために、参加者は必ず事前に読んでおいて
ください。
★このほかにも3月中に大阪市内で説明と議論の場を設けます。
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が行われています。
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↓
3. メールに記載のURLから必要事項を記入
※お名前欄は、
[氏名]+[お住まいの市区町村名]
を記入してください。
【例】 山田太郎 新宿区
↓
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市民グループ
みんなで決めよう「原発」国民投票 連絡先
〒160-0021
東京都新宿区歌舞伎町2-19-13
ASKビル5階 市民活動共同事務所 内
TEL 03-3200-9115
MOB 080-3866-3037
FAX 03-3200-9274
info@kokumintohyo.com
http://kokumintohyo.com/
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太田光征
http://otasa.net/
2012年01月23日
SPEEDIの結果、国民向けに先立ち3月14日に米軍へ提供!
たんぽぽ舎です。【TMM:No1317】
転送歓迎
◆ 地震と原発事故情報 その302 ◆
5つの情報をお知らせします(1月20日)
1月14日、四国電力伊方2号機が定期検査で停止。
四国の全原発が停止状態。残るは東電2基、関電1基、北海道電1基、
中国電力1基の計5基、全原発停止へあと一歩
★1.さようなら原発1000万人アクション in 福島 現地集会
3月10日(土)・11日(日)福島へ行こうバスツアー 申込み開始
★2.集会へはなかなか行けないが、自分も"何か協力"したい人々の意思を
結集できました「ストップ原発&再処理・意見広告の会」
のべ500万円、9回の意見広告を実現 (1) (岩田 深雪)
★3.<テント日誌 1/16(月)>
脱原発世界大会からテントへ 千客万来
―― 経産省前テントひろば 128日目 ――
★4.読者から(イベントのお知らせ3つ)
◇「命と健康」連続講座第2回 放射能から命守りたい 1月29日(日)
◇『いまできること!-放射能汚染とエネルギーのはなし-』1月21日(土)
◇持続可能な社会づくりに向けて 1月25日(水)
★5.新聞から──2つの記事
★1.さようなら原発1000万人アクション in 福島 現地集会
3月10日(土)・11日(日)福島へ行こうバスツアー 申込み開始
○3月10日開催:〜脱原発〜怒・ド・ドッと3・11前日祭(仮称)へ
参加希望のかたは【福島1泊バス】としてお申込みください。/定員50人
料金:9,500円
([行き]新宿発あさ8時、バス代+1泊代、[帰り]新宿着21時頃)
○3月11日開催:3.11福島県民集会(仮称)のみ参加希望のかたは
【福島日帰りバス】としてお申込みください。/定員50人
料金:4,000円
([行き]新宿発あさ8時、バス代、[帰り]新宿着21時頃)
○申込み専用メール【 basu@tanpoposya.net 】あてにお申込み下さい。
☆メールのタイトル:【福島1泊バス】または【福島日帰りバス】
☆申込者の氏名・住所・電話番号・メールアドレス(お持ちの方)・年令*
(*:参加者は全員、交通傷害保険に入りますので年令が必要です)
☆折り返し送付する「受付けメール」をご確認の上、事前に料金の
お支払いをお願いします。
○主催:福島原発事故緊急会議、 実務担当:たんぽぽ舎 バスツアー係
★2.集会へはなかなか行けないが、自分も“何か協力”したい人々の意思を
結集できました「ストップ原発&再処理・意見広告の会」
のべ500万円、9回の意見広告を実現 (1) (岩田 深雪)
◇目標・発足の頃
意見広告へかける究極の期待(願い、目標)とは、広告の主張(私達の訴え
かけ)が多くの共感を得て、世論となり、政策に反映され、政治を動かすこと
でしょう。
この会が、「再処理とめたい!首都圏市民のつどい」に集う有志の中から2007
年7月「ストップ再処理工場・意見広告の会」として発足したときは、その前
に先ず六ヶ所村の問題(再処理とは?)を知ってもらうこと、広めることが重
要でした。でも知ったからといって、すぐに集会やデモなどの反対行動を起こ
せない大部分の人々の思いを汲み上げ、束ねて、「反再処理」、「反核燃」、
「反原発」という意思を表明する「場」が「意見広告」であると考えました。
◇取り組んできたこと
〜のべ500万円のカンパで9回も意見広告が出せました
青森県六ヶ所村にある使用済核燃料再処理工場を止めたいと願う多くの声を
広く一般から集め、その賛同金をもとに「再処理反対」の意見広告を、地元紙
と首都圏でこれまで4回新聞に掲載しました(2008年2月16日の青森県の東奥日
報夕刊、同年3月29日の岩手県の岩手日報夕刊、同年9月21日の毎日新聞(首
都圏+静岡+山梨)朝刊、2009年9月30日の東京新聞朝刊)。
’09年12月には会の名称を「ストップ原発&再処理・意見広告の会」と改
め、それに伴い、第5弾、第6弾として、15年ぶりに運転再開しようとしてい
た特殊原子炉「もんじゅ」に反対する意見広告を’10年3月17日、18日、と
’10年12月1日に同じ地元3紙(日刊県民福井、北陸中日新聞、中日新聞福井
県版)に掲載しました。次いで、「もんじゅ」と同様に、日本でもっとも大事
故を起こす危険性が高い、東海地震震源域の真上に建つ「浜岡原発」を止めた
いと、週刊金曜日(’11年月11日号)と’11年2月27日の静岡新聞(西部版)
朝刊とに意見広告を出しました。’11年3月11日に東日本大震災にともなう福
島第一原発の未曽有の大事故を経験し、「直ちに全原発を止めよ!」の意見広
告を’11年4月26日(チェルノブイリ事故25周年の日)に毎日新聞朝刊に掲
載しました。以上、これまで9回の意見広告を出してきました。
(詳しくは http://www.iken-k.com/ 参照)
★3.<テント日誌 1/16(月)>
脱原発世界大会からテントへ 千客万来
―― 経産省前テントひろば 128日目 ――
1月16日(月) 晴れ後曇り
14日・15日の脱原発世界会議は大成功だったようである。
準備されたスタッフの苦労は大変なものだったと思うが、この成功は脱原発へ
の気運をさらに高めてくれるに違いない。そしてそれをうけて、今日は全国・
全世界から多くの方々がテントを来訪された。
国内からは、佐賀で玄海原発に反対して運動されている方が3名、北海道で
泊原発に反対して運動されている方が3名来訪された。
外国からは、韓国のエネルギー正義行動の代表の方々が来訪された。韓国では
3月いっぱいが「脱原発月間」として様々なイベントがあり、とくに3・10
に大きな集会を予定されているとのこと。
日韓中の連携した反原発戦線を構想したいということであった。
スイス・フランスのジャーナリストも来られる。
そしてオーストラリアから先住民のアボリジニの方、環境派の方、通訳の方
と4名で来訪される。
アボリジニの方は、日本では原発が殆ど停まっているというのでさぞかし真
っ暗なんじゃないかと思っていたら、眩しいくらいに明るいので驚いたとい
う。
日本はウランの3割をオーストラリアから輸入しているが、ウラン鉱はアボ
リジニの居住地にあり、その採鉱のために被曝しているが、オーストライア政
府はそれを隠蔽すべく抑えつけているという。
それでもアボリジニの方は「自分たちがウランの採鉱や輸出を阻止しえてい
たならば福島の事故・被災はなかったろうに申し訳ない」と言われる。福島の
事故・被災がありながら原発輸出をしようとしている日本は、アボリジニの方
にどのように映じているであろうか。
私たちは今、正念場に立たされているのであろう。
テントにはいろいろな人々が集い、終日賑わった。
夜、テントでは福島の子ども達を放射能から守るための対国会・対議員行動
の計画が椎名さんを交えて議論されている。 ( Y・T )
★4.読者から(イベントのお知らせ3つ)
◇「命と健康」連続講座第2回 放射能から命守りたい
○福島第1原発事故の現状と今後の課題
講師:原田裕史さん
(たんぽぽ舎講師。筑波大学大学院修了理工学修士。たんぽぽ舎では
「地震がよくわかる会」「核開発に反対する会」に所属、3.11以前
から「地震による原発事故の危険性」を指摘、日本の核開発準備の危険
を訴える。共著に「隠して核武装する日本」)
○福島現地からの報告
報告:佐藤幸子さん
(有機農法で農業経営。5人の子どもを育てる。福島第1原発事故により
営農は休止状態。子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク世話人
福島子どものいのちを守る会代表)
日時:1月29日(日)午後2時 (午後1時半開場)
会場:杉並産業商工会館・講堂 杉並区阿佐谷南3―2―9
【交通手段】・JR中央線 阿佐ヶ谷駅南口より徒歩5分
・丸ノ内線 南阿佐ヶ谷駅より徒歩3分
資料代:500円(高校生まで無料)
主催:杉並・市民講座実行委員会
問合せ:Eメール seiichi@keshiba-shinjo.net
090-5497-4222(けしば)、090-1500-9886(新城)
◇『いまできること!〜放射能汚染とエネルギーのはなし〜』
私たちは、汚染された東葛地域で、どんな風に子ども達を守っていけば
よいのでしょう?
また、未来にはどんなエネルギーの可能性があるのでしょう?
衣・食・住に関するヒントの展示コーナーと、目からウロコの
田中優さんのお話。
日時:2012年1月21日(土)14:00〜17:00
場所:松戸市民会館 ホール および ロビーホワイエ
ヨーカドー側に出て線路沿いに上野方面へ6分
内容:14:00〜『知る見るバザール』
15:10〜『田中優さんのおはなし』
参加費:500円(高校生以下無料)
主催:「田中優さん講演会」実行委員会(協力:こども東葛ネット)
お申込/お問合せ先:「こども東葛ネット」
http://tohkatsunet.wordpress.com/
メール:kodomo.tohkatsu.net@gmail.com
◇持続可能な社会づくりに向けて
環境・平和、暦などをテーマにして、年間200本以上各地に飛び回る
ワークショップファシリテーター・冨田貴史さんとのお話し会。
http://twitter.com/takafumitomita
日時 2012年1月25日(水)10時〜15時
場所 守谷市:高野公民館 美術工芸室
※昼食12:30〜13:30 各自お持ちください(持ち寄り歓迎)
※午前・午後だけの参加でも構いません。
※事前に参加連絡下されば助かります。当日参加も可能です。
にしつじ:tuji24@fineocn.ne.jp(kyo.24@docomo.ne.jp:携帯からのみ可)
○午前の部:10:00〜12:30 参加費:1000円
ワークショップ『持続可能な社会づくりに向けて』
震災以降、放射能のホットスポット地域となり私達の住む街も様々こと
を考えさせられるようになりました。
人が作ったものでおびやかされる日々・・・。
私達は自然と対話をし、どう共生しながら、どんな社会をつくって行け
るのだろう。震災前から活躍している冨田さんのお話を伺いながら、
アットホームに未来について分かち合いましょう。
○午後の部:13:30〜14:30 参加費:500円
暦からよみとる実践法『自然のリズムから心や体を知る』
自然なリズムに合わせた旧暦、取り入れないことには始まらない。
いま“冬の土用”に入っています。この時期は体の中心を整える。
★5.新聞から──2つの記事
・福島のマンション 高線量測定 ─経産省、年末に報告受理─
(2012年1月17日 デーリー東北より抜粋)
経済産業省が福島県二本松市のマンションの室内で屋外より高い放射線量が
測定されたとの報告を昨年末に受けたにもかかわらず、すぐに調査などの対応
を取っていなかったことが16日、分かった。(中略)報告では、2、3階部
分などは放射線量が高くなかったことから、同省はコンクリートが関係してい
る可能性は低いと判断したという。
・「SPEEDI」試算結果 事故直後、米軍に提供
文科省、国内公表の9日前
(2012年1月17日 デーリー東北より抜粋)
東京電力福島第一原発事故で発生3日後の昨年3月14日、放射性物質の拡
散状況を予測する緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)
による試算結果を、文部科学省が外務省を通じて米軍に提供していたことが
16日、分かった。
SPEEDIを運用する原子力安全委員会が拡散の試算結果を公表したのは
3月23日。公表の遅れによって住民避難に生かせず、無用な被ばくを招いた
と批判されているが、事故後の早い段階で米軍や米政府には試算内容が伝わっ
ていた。(中略)
昨年末に公表された政府の事故調査・検証委員会の中間報告書(中略)は
「放射量を仮定した計算結果が提供されていれば、より適切な避難経路を選ぶ
ことができた」と指摘した。
───────────────────────────────
[編集部より]
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
「集会・デモ・講演会のお知らせ」に関しては、タイトル及び内容を400字
以内で、またその他投稿に関しては400〜800文字以内でタイトル及び内容
をお送り下さい。宛先は、magazine@tanpoposya.net です。
尚、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙面の都合上
全てを掲載できない場合があります。予めご了承ください。
───────────────────────────────
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13:00〜20:00のオープンです。
日曜・休日は、お休みです。
〒101-0061
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HP http://www.tanpoposya.net/
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
2012年01月22日
経産省前テントひろば131日目「(福島では)放射能と言うだけで非難され…」
経産省前テントひろば
http://tentohiroba.tumblr.com/
<テント日誌 1/19(木)>
福島を知り、フクシマに立つ!
―― 経産省前テントひろば 131日目 ――
1月19日(木) 曇り 夜は雨
今日はテントも、昨日のストレステスト意見聴取会の件でもちきりだった。みんな東京新聞を手にしている。
怒りと道理と信念が直接行動を生み、それが新たな事態を生み出し、闘いの真実をあからさまにしていく、そういうことをひしひしと感じさせられるものであった。
昨日、実況中継の映像を流し続けたOurPlanetTVの彼は、経産省正門前でマイクアピール。 80代の斉藤さんは今日もテント前でマイクアピール。
今日、福島大の教員をされてる方がテントを来訪される。福島の現状を、言葉をかみしめるように話される。声は時々涙声に。
福島では放射能に対して危険を感じた方は次々と避難してしまっている。残っている方の多くは、あえてその危険性を見ようとしないか、避難できないぶん政府の言う除染・復興に望みをつなごうとするか、自縄自縛的な状態にあるという。放射能と言うだけで非難され、学校の校庭の放射線量を計測しょうとすると校長に追い出され、・・・と。
これから、テント日誌に福島の今を、「福島便り」として寄せていただくことを約束された。
コンビニに寄ったついでに、週刊朝日を買う。そこには東電が福島第2原発の再稼働を策動していること、保安院がこのフクニの早急な復旧を11日に指示していることが書かれていた。怒りと驚きが頭を突き抜ける。
福島知事が公式に福島の全原発の廃炉を表明したのは、1月8日のことである。
こういう中で、3・10−11と郡山市で福島県民集会と前日イベントが予定されている。10日は10月27−29日に経産省前座り込み行動を行い、今とつきとおかのフクシマ村行動を行っている「原発いらない!福島の女たち」も主催者として加わっている。「福島を知って下さい!フクシマに立って下さい!」と参加を呼びかけている。
フクシマを脳裏に刻み、フクシマに繋がり、フクシマと連帯する!それは今も尚、私たちの反=脱原発の原点であり、原動力であり続けている。
3・10−11 福島へ! バスツァ−での参加者を募っています。
( Y・T )
http://tentohiroba.tumblr.com/
<テント日誌 1/19(木)>
福島を知り、フクシマに立つ!
―― 経産省前テントひろば 131日目 ――
1月19日(木) 曇り 夜は雨
今日はテントも、昨日のストレステスト意見聴取会の件でもちきりだった。みんな東京新聞を手にしている。
怒りと道理と信念が直接行動を生み、それが新たな事態を生み出し、闘いの真実をあからさまにしていく、そういうことをひしひしと感じさせられるものであった。
昨日、実況中継の映像を流し続けたOurPlanetTVの彼は、経産省正門前でマイクアピール。 80代の斉藤さんは今日もテント前でマイクアピール。
今日、福島大の教員をされてる方がテントを来訪される。福島の現状を、言葉をかみしめるように話される。声は時々涙声に。
福島では放射能に対して危険を感じた方は次々と避難してしまっている。残っている方の多くは、あえてその危険性を見ようとしないか、避難できないぶん政府の言う除染・復興に望みをつなごうとするか、自縄自縛的な状態にあるという。放射能と言うだけで非難され、学校の校庭の放射線量を計測しょうとすると校長に追い出され、・・・と。
これから、テント日誌に福島の今を、「福島便り」として寄せていただくことを約束された。
コンビニに寄ったついでに、週刊朝日を買う。そこには東電が福島第2原発の再稼働を策動していること、保安院がこのフクニの早急な復旧を11日に指示していることが書かれていた。怒りと驚きが頭を突き抜ける。
福島知事が公式に福島の全原発の廃炉を表明したのは、1月8日のことである。
こういう中で、3・10−11と郡山市で福島県民集会と前日イベントが予定されている。10日は10月27−29日に経産省前座り込み行動を行い、今とつきとおかのフクシマ村行動を行っている「原発いらない!福島の女たち」も主催者として加わっている。「福島を知って下さい!フクシマに立って下さい!」と参加を呼びかけている。
フクシマを脳裏に刻み、フクシマに繋がり、フクシマと連帯する!それは今も尚、私たちの反=脱原発の原点であり、原動力であり続けている。
3・10−11 福島へ! バスツァ−での参加者を募っています。
( Y・T )
福島第1原発1号機では津波が来る前に敷地内の放射線量が高いレベルに
12月19日 運転再開に反対する政府交渉報告 速報
http://www.greenaction-japan.org/modules/wordpress/index.php?p=542
原発の運転再開に反対する2011.12.19政府交渉まとめビデオ
http://www.youtube.com/watch?v=EwVrpEWy3Bw
スナメリチャンネル「原発の運転再開に反対する政府交渉」ビデオ全編
http://bit.ly/tVk1hZ
原発の運転再開については、安全協定が結ばれる地域への説明と理解が必要。
福島第1原発1号機では、地震で非常用復水器(IC)系配管等が破損し放射性物質が漏れたのではないか? → 解析からも、地震で配管に0.3㎠のひび割れが入った可能性を否定できない。
津波が来る前の15:29に、福島第1原発の敷地内のモニタリングポストMP3が高いレベルの放射線量を知らせる警報を発した。
17:50、ICの状況を見るために、作業員が原子炉建屋内に入ろうとして、放射線測定器が振り切れた。
基準値振動ss(想定される最大の揺れ)をいくつかの原発で上回った。これまで津波は想定外、地震は想定内としていたが、地震もまた想定外であった。
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
http://www.greenaction-japan.org/modules/wordpress/index.php?p=542
原発の運転再開に反対する2011.12.19政府交渉まとめビデオ
http://www.youtube.com/watch?v=EwVrpEWy3Bw
スナメリチャンネル「原発の運転再開に反対する政府交渉」ビデオ全編
http://bit.ly/tVk1hZ
原発の運転再開については、安全協定が結ばれる地域への説明と理解が必要。
福島第1原発1号機では、地震で非常用復水器(IC)系配管等が破損し放射性物質が漏れたのではないか? → 解析からも、地震で配管に0.3㎠のひび割れが入った可能性を否定できない。
津波が来る前の15:29に、福島第1原発の敷地内のモニタリングポストMP3が高いレベルの放射線量を知らせる警報を発した。
17:50、ICの状況を見るために、作業員が原子炉建屋内に入ろうとして、放射線測定器が振り切れた。
基準値振動ss(想定される最大の揺れ)をいくつかの原発で上回った。これまで津波は想定外、地震は想定内としていたが、地震もまた想定外であった。
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
高橋哲哉・東大大学院教授「原発は富国を装った強兵装置」、曾我逸郎・中川村長「強兵どころか弱国の装置」
竜援塾の中川さんから教えてもらいました。
高橋哲哉教授講演 「犠牲のシステム 福島・沖縄」 - 村長からのメッセージ - 中川村
http://www2.vill.nakagawa.nagano.jp/v_chief/486/
東京大学大学院総合文化研究科教授の高橋哲哉さんが1月7日、竜援塾の主催で「犠牲のシステム 福島・沖縄」をテーマに講演をされ、参加された曽我逸郎・中川村長がその報告と見解を同村のサイトに掲載しています。
高橋教授は、国家が犠牲を隠せなくなった時、犠牲にされた人たちを顕彰するのだと指摘。戦病死した兵士達を神として祀る靖国神社がその例で、福島原発事故の収束に当たった作業員がフクシマ50として称えられたのも同じだという。
さらに高橋教授は1969年の『わが国の外交政策大綱』を取り上げながら、原発や高速増殖炉という核の「平和利用」は富国を装った強兵装置であり、原発の犠牲者は先の戦争と同様に強兵の犠牲者であると見なす。しかも隠れ蓑としての核の「平和利用」は、日本などには許されても、イランなどには許されない。
1969年外務省外交政策企画委員会『わが国の外交政策大綱』(p.67 〜 p.68)
http://kakujoho.net/ndata/us_jp.html
「核兵器については、NPTに参加すると否とにかかわらず、当面核兵器は保有しない政策をとるが、核兵器の製造の経済的・技術的ポテンシャルは常に保持するとともにこれに対する掣肘をうけないよう配慮する。又核兵器一般についての政策は国際政治・経済的な利害得失の計算に基づくものであるとの趣旨を国民に啓発することとし、将来万一の場合における戦術核持ち込みに際し無用の国内的混乱を避けるように配慮する。
」
対して曾我村長は、原発は多くの国民を被ばくさせ、国土を長期の汚染によって使用不能とし、暮らしも生産活動も伝統文化も断ち切り、国民と国土を弱らせるものだから、強兵どころか弱国の装置であるとする。軍事的に考えても致命的急所となる原発を海沿いに54基も並べているのはまったく愚かだ、と。
太田光征
高橋哲哉教授講演 「犠牲のシステム 福島・沖縄」 - 村長からのメッセージ - 中川村
http://www2.vill.nakagawa.nagano.jp/v_chief/486/
東京大学大学院総合文化研究科教授の高橋哲哉さんが1月7日、竜援塾の主催で「犠牲のシステム 福島・沖縄」をテーマに講演をされ、参加された曽我逸郎・中川村長がその報告と見解を同村のサイトに掲載しています。
高橋教授は、国家が犠牲を隠せなくなった時、犠牲にされた人たちを顕彰するのだと指摘。戦病死した兵士達を神として祀る靖国神社がその例で、福島原発事故の収束に当たった作業員がフクシマ50として称えられたのも同じだという。
さらに高橋教授は1969年の『わが国の外交政策大綱』を取り上げながら、原発や高速増殖炉という核の「平和利用」は富国を装った強兵装置であり、原発の犠牲者は先の戦争と同様に強兵の犠牲者であると見なす。しかも隠れ蓑としての核の「平和利用」は、日本などには許されても、イランなどには許されない。
1969年外務省外交政策企画委員会『わが国の外交政策大綱』(p.67 〜 p.68)
http://kakujoho.net/ndata/us_jp.html
「核兵器については、NPTに参加すると否とにかかわらず、当面核兵器は保有しない政策をとるが、核兵器の製造の経済的・技術的ポテンシャルは常に保持するとともにこれに対する掣肘をうけないよう配慮する。又核兵器一般についての政策は国際政治・経済的な利害得失の計算に基づくものであるとの趣旨を国民に啓発することとし、将来万一の場合における戦術核持ち込みに際し無用の国内的混乱を避けるように配慮する。
」
対して曾我村長は、原発は多くの国民を被ばくさせ、国土を長期の汚染によって使用不能とし、暮らしも生産活動も伝統文化も断ち切り、国民と国土を弱らせるものだから、強兵どころか弱国の装置であるとする。軍事的に考えても致命的急所となる原発を海沿いに54基も並べているのはまったく愚かだ、と。
太田光征
2月4日びわこ集会賛同団体募集
皆様へ 美浜の会メール・ニュース2012-3です。
BCCで失礼します。
転送・転載歓迎です。重複して受け取られた場合は申し訳ありません。
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
大飯原発3・4号の運転再開を止めよう!
2月4日 関西びわこ集会&デモ
全国から集会の賛同団体を募集しています。ご協力ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
全国の皆さまへ
原発の運転再開を止めるため、2月4日に琵琶湖の湖畔で集会&デモを行います。
「大飯原発3・4号の運転再開を止めよう!2月4日 関西びわこ集会&デモ」です。
政府と関西電力は2〜3月頃に強引に運転を再開させようとしています。全国初となるストレステストによる本格的な運転再開をなんとしても止めましょう。
★集会の賛同団体を募集しています。締め切りは1月末です。
集会の趣旨に賛同される全国の団体の皆さま、よろしくお願いします。
全国から集会に賛同していただき、運転再開反対の強い意思を示しましょう。
賛同団体は、webで団体名を紹介させていただきます。
(賛同金などの負担はありません)。
★賛同はこちらからお願いします。http://biwako-sayonaragenpatsu.net/
◆日 時:2月4日(土)集会:13:00開場 13:15〜16:00 デモ:16:20
◆場 所:ピアザ淡海(おうみ)ピアザホール 資料代:500円
JR膳所(ぜぜ)駅から歩12分/京阪電車石場駅から歩約5分
http://www.piazza-omi.jp/access/index.html
◆内 容:オープニング音楽:ビブカリーニョ(キューバ音楽など)
署名集約/運転再開を巡る状況と反対の根拠/福井からの訴え/関西各地からリレートーク/ゲスト(未)/今後の行動提起/集会決議採択など。
◆デ モ:集会会場から、関電滋賀支店を通って膳所駅まで。
◆主 催:大飯原発3・4号の運転再開を止めよう!2月4日 関西びわこ集会実行委員会
◆資料代:500円
◆実行委員会の連絡先団体:
暮らしを考える会 滋賀県野洲市小堤184-1 TEL:077-586-0623 FAX:077-586-1403
グリーン・アクション
京都市左京区田中関田町22-75-103 TEL 075-701-7223 FAX 075-702-1952
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
大阪市北区西天満4-3-3星光ビル3階 TEL 06-6367-6580 FAX
06-6367-6581
●2月4日の関西びわこ集会&デモのチラシはこちらです。ぜひ、ご参加ください。
カラー版 http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/biwako20120204_cb-s.pdf
モノクロ http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/annai_20120204_02.pdf
テキスト版
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/annai_20120204_02.htm
●大飯原発の運転再開に反対する署名 第二次集約は1月末です。
現在、約2万筆の署名が集まっています。引き続き、広めてください。
ネット署名
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/ooi_signature/ooi_signature1201_1.htm
紙版の署名用紙
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/ooi_signature_20111209-3.pdf
(このメールは、これまでメール・ニュースをお送りしている皆さん、美浜の会にメールをいただいた皆さんなどにお送りしています。
今後、メール・ニュースが不要の場合は、お手数ですが、ご連絡ください。)
※美浜の会に届くメール全てにお返事を出す時間がありません。ご了承ください。
情報は美浜の会HPにアップしていますので、そちらをご覧下さい。
2012年1月20日
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
530-0047 大阪市北区西天満4−3−3 星光ビル3階
TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581
http://www.jca.apc.org/mihama/ mihama@jca.apc.org
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太田光征
BCCで失礼します。
転送・転載歓迎です。重複して受け取られた場合は申し訳ありません。
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
大飯原発3・4号の運転再開を止めよう!
2月4日 関西びわこ集会&デモ
全国から集会の賛同団体を募集しています。ご協力ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
全国の皆さまへ
原発の運転再開を止めるため、2月4日に琵琶湖の湖畔で集会&デモを行います。
「大飯原発3・4号の運転再開を止めよう!2月4日 関西びわこ集会&デモ」です。
政府と関西電力は2〜3月頃に強引に運転を再開させようとしています。全国初となるストレステストによる本格的な運転再開をなんとしても止めましょう。
★集会の賛同団体を募集しています。締め切りは1月末です。
集会の趣旨に賛同される全国の団体の皆さま、よろしくお願いします。
全国から集会に賛同していただき、運転再開反対の強い意思を示しましょう。
賛同団体は、webで団体名を紹介させていただきます。
(賛同金などの負担はありません)。
★賛同はこちらからお願いします。http://biwako-sayonaragenpatsu.net/
◆日 時:2月4日(土)集会:13:00開場 13:15〜16:00 デモ:16:20
◆場 所:ピアザ淡海(おうみ)ピアザホール 資料代:500円
JR膳所(ぜぜ)駅から歩12分/京阪電車石場駅から歩約5分
http://www.piazza-omi.jp/access/index.html
◆内 容:オープニング音楽:ビブカリーニョ(キューバ音楽など)
署名集約/運転再開を巡る状況と反対の根拠/福井からの訴え/関西各地からリレートーク/ゲスト(未)/今後の行動提起/集会決議採択など。
◆デ モ:集会会場から、関電滋賀支店を通って膳所駅まで。
◆主 催:大飯原発3・4号の運転再開を止めよう!2月4日 関西びわこ集会実行委員会
◆資料代:500円
◆実行委員会の連絡先団体:
暮らしを考える会 滋賀県野洲市小堤184-1 TEL:077-586-0623 FAX:077-586-1403
グリーン・アクション
京都市左京区田中関田町22-75-103 TEL 075-701-7223 FAX 075-702-1952
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
大阪市北区西天満4-3-3星光ビル3階 TEL 06-6367-6580 FAX
06-6367-6581
●2月4日の関西びわこ集会&デモのチラシはこちらです。ぜひ、ご参加ください。
カラー版 http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/biwako20120204_cb-s.pdf
モノクロ http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/annai_20120204_02.pdf
テキスト版
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/annai_20120204_02.htm
●大飯原発の運転再開に反対する署名 第二次集約は1月末です。
現在、約2万筆の署名が集まっています。引き続き、広めてください。
ネット署名
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/ooi_signature/ooi_signature1201_1.htm
紙版の署名用紙
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/ooi_signature_20111209-3.pdf
(このメールは、これまでメール・ニュースをお送りしている皆さん、美浜の会にメールをいただいた皆さんなどにお送りしています。
今後、メール・ニュースが不要の場合は、お手数ですが、ご連絡ください。)
※美浜の会に届くメール全てにお返事を出す時間がありません。ご了承ください。
情報は美浜の会HPにアップしていますので、そちらをご覧下さい。
2012年1月20日
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
530-0047 大阪市北区西天満4−3−3 星光ビル3階
TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581
http://www.jca.apc.org/mihama/ mihama@jca.apc.org
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太田光征
1月23日、沖縄訪米団活動開始に呼応して
■■■沖縄訪米団に呼応して連帯の意思を表明しよう!■■■
●沖縄だけの問題ではありません
1月21日から1週間の日程で沖縄の国会議員、県議会、市町村議会、市民団体などからなる市民訪米団がワシントンDCを訪問し、ホワイトハウスや連邦議会、ペンタゴン、国務省、各シンクタンクに普天間飛行場の閉鎖・返還と名護市辺野古の飛行場建設反対を求めます。沖縄県民をだまし続ける日本政府を飛び越えて、直接米政府に要求に行きます。沖縄基地問題は沖縄だけの問題ではなく、日本の私たちの問題でもあります。この一週間、沖縄訪米団に連帯する行動を本土でも起こしていきましょう。
●米紙サイトに沖縄意見広告を掲載します
沖縄意見広告運動(第三期)ではこの訪米に呼応して、訪問団の現地での行動開始となる23日、アメリカ東部時間午前0時より(日本時間では23日午後2時より27日午後1時59分まで)、訪問先のワシントンポスト紙ウェブサイトのオピニオンフロントページを買い取り、意見広告バナーを掲載します。この意見広告は昨年9月にもニューヨークタイムズウェブサイトに掲載して100万アクセス以上の成果をあげました。今度はそれをワシントンDCにおいて再度実現します。日本からもアクセスし連帯しましょう。この賛同を呼びかけます。ワシントンポスト紙ウェブサイトは以下です。
http://www.washingtonpost.com/opinions
賛同金振り込み先は以下のとおりです。
・振替口座:口座名「意見広告」 口座番号:00920-3-281870
・ネットからの賛同人ご応募・賛同金お振込みも可能です。詳しくは賛同人募集ページをご覧下さい。
●私たちはテントの前に立ちます
意見広告運動事務局では意見広告が掲載される23日、12時より経産省前テント広場にてプラカード・旗を立て、ちらしを撒き、沖縄訪問団の行動開始をアピールしていきたいと思います。多くの参加者を募ります。ともに沖縄連帯の意思を表明し普天間基地即時撤去、辺野古新基地建設反対の声をあげていきましょう。以下の沖縄意見広告サイトに詳細を載せています。
http://www.okinawaiken.org/
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太田光征
●沖縄だけの問題ではありません
1月21日から1週間の日程で沖縄の国会議員、県議会、市町村議会、市民団体などからなる市民訪米団がワシントンDCを訪問し、ホワイトハウスや連邦議会、ペンタゴン、国務省、各シンクタンクに普天間飛行場の閉鎖・返還と名護市辺野古の飛行場建設反対を求めます。沖縄県民をだまし続ける日本政府を飛び越えて、直接米政府に要求に行きます。沖縄基地問題は沖縄だけの問題ではなく、日本の私たちの問題でもあります。この一週間、沖縄訪米団に連帯する行動を本土でも起こしていきましょう。
●米紙サイトに沖縄意見広告を掲載します
沖縄意見広告運動(第三期)ではこの訪米に呼応して、訪問団の現地での行動開始となる23日、アメリカ東部時間午前0時より(日本時間では23日午後2時より27日午後1時59分まで)、訪問先のワシントンポスト紙ウェブサイトのオピニオンフロントページを買い取り、意見広告バナーを掲載します。この意見広告は昨年9月にもニューヨークタイムズウェブサイトに掲載して100万アクセス以上の成果をあげました。今度はそれをワシントンDCにおいて再度実現します。日本からもアクセスし連帯しましょう。この賛同を呼びかけます。ワシントンポスト紙ウェブサイトは以下です。
http://www.washingtonpost.com/opinions
賛同金振り込み先は以下のとおりです。
・振替口座:口座名「意見広告」 口座番号:00920-3-281870
・ネットからの賛同人ご応募・賛同金お振込みも可能です。詳しくは賛同人募集ページをご覧下さい。
●私たちはテントの前に立ちます
意見広告運動事務局では意見広告が掲載される23日、12時より経産省前テント広場にてプラカード・旗を立て、ちらしを撒き、沖縄訪問団の行動開始をアピールしていきたいと思います。多くの参加者を募ります。ともに沖縄連帯の意思を表明し普天間基地即時撤去、辺野古新基地建設反対の声をあげていきましょう。以下の沖縄意見広告サイトに詳細を載せています。
http://www.okinawaiken.org/
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太田光征
1・22神戸 放射能からいのちを守る全国サミットプレ企画
『放射能からいのちを守る全国サミット』プレ企画
みみをすますinひょうご 〜今、関西でできることを語り合う〜
ーーーーーーーーー
3月11日からもうすぐ10カ月、福島県では復興や除染が言われながら、いまだ放射能と向き合い過ごす日常があり、全国に多くの福島県民が避難を余儀なくされています。東日本全体でも同じような状況が続いています。
今、全国で多くの方たちが原発震災の被災者のために立ち上がっていますが、その活動同士の連携は、まだまだこれからです。県外に避難している人や被災地に残って生活している人にとっても、まだ多くの情報が届いていない状況です。
また、支援したいという人たちにとっても、被災地や避難者のおかれている状況についての情報が十分いき渡っていません。多くの被災者のためにも、放射能の被害からいのち、とりわけ子どもたちを守る活動をしている人たちがつながって連携を深める必要を感じています。
そうした目的で、2012年2月11〜12日、福島県内で『放射能からいのちを守る全国サミット』が開催されます。
それに先駆けて関西でも、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク避難・疎開・保養班の吉野裕之さんをお招きし、プレ企画「みみをすますinひょうご〜今、関西でできることを語り合う〜」を開催することにしました。
福島をはじめとした被災地に心を寄せる方、被災地から避難されている方、すでに活動を始めておられる方など、さまざまなお話に、みみをすましたいと思います。多くの参加をよびかけます。
と き 2012年1月22日(日) 午後1時30分〜4時30分
ところ ひょうご共済会館 神戸市中央区中山手通4-17-13 TEL 078-222-2977
JR・阪急・阪神「三宮駅」下車徒歩18分/JR・阪神「元町駅」下車徒歩10分
/市営地下鉄山手線「県庁前駅」下車徒歩5分
地図 http://www.h-kyosai.or.jp/hk-kaikan/06_koutu/index.html
参加費 500円
<当日プログラム(予定)>
・基調報告 吉野裕之さん(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク避難・疎開・保養班)
・福島からの避難者・福島現地団体の方のお話
・関西の原発震災被災者支援活動団体からの発言
・テーブル・トーク…テーマごとにテーブルを囲み、参加者で情報や想い、提案などをシェアします。
例「被災地の子どもたちの現状」「保養キャンプの経験から」「避難者支援」「支援者の連携・行政との協働」等(終了後、懇親会も予定しています。)
主催:みみをすますinひょうご実行委員会
連絡先:小野洋…福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト(たこ焼きキャンプ)代表
090-9871-1419 mail:ramichubunkou@ybb.ne.jp
賛同団体
福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト(たこ焼きキャンプ)大阪でひとやすみ!プロジェクト / ピースチェーンはりまゴーゴーわくわくキャンプ / さよなら原発・神戸アクション脱原発明石・たこの会 / どろんこキャラバンたんば/ 神戸ぽけっとnet./ 神戸YWCA
※賛同団体募集中!
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太田光征
みみをすますinひょうご 〜今、関西でできることを語り合う〜
ーーーーーーーーー
3月11日からもうすぐ10カ月、福島県では復興や除染が言われながら、いまだ放射能と向き合い過ごす日常があり、全国に多くの福島県民が避難を余儀なくされています。東日本全体でも同じような状況が続いています。
今、全国で多くの方たちが原発震災の被災者のために立ち上がっていますが、その活動同士の連携は、まだまだこれからです。県外に避難している人や被災地に残って生活している人にとっても、まだ多くの情報が届いていない状況です。
また、支援したいという人たちにとっても、被災地や避難者のおかれている状況についての情報が十分いき渡っていません。多くの被災者のためにも、放射能の被害からいのち、とりわけ子どもたちを守る活動をしている人たちがつながって連携を深める必要を感じています。
そうした目的で、2012年2月11〜12日、福島県内で『放射能からいのちを守る全国サミット』が開催されます。
それに先駆けて関西でも、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク避難・疎開・保養班の吉野裕之さんをお招きし、プレ企画「みみをすますinひょうご〜今、関西でできることを語り合う〜」を開催することにしました。
福島をはじめとした被災地に心を寄せる方、被災地から避難されている方、すでに活動を始めておられる方など、さまざまなお話に、みみをすましたいと思います。多くの参加をよびかけます。
と き 2012年1月22日(日) 午後1時30分〜4時30分
ところ ひょうご共済会館 神戸市中央区中山手通4-17-13 TEL 078-222-2977
JR・阪急・阪神「三宮駅」下車徒歩18分/JR・阪神「元町駅」下車徒歩10分
/市営地下鉄山手線「県庁前駅」下車徒歩5分
地図 http://www.h-kyosai.or.jp/hk-kaikan/06_koutu/index.html
参加費 500円
<当日プログラム(予定)>
・基調報告 吉野裕之さん(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク避難・疎開・保養班)
・福島からの避難者・福島現地団体の方のお話
・関西の原発震災被災者支援活動団体からの発言
・テーブル・トーク…テーマごとにテーブルを囲み、参加者で情報や想い、提案などをシェアします。
例「被災地の子どもたちの現状」「保養キャンプの経験から」「避難者支援」「支援者の連携・行政との協働」等(終了後、懇親会も予定しています。)
主催:みみをすますinひょうご実行委員会
連絡先:小野洋…福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト(たこ焼きキャンプ)代表
090-9871-1419 mail:ramichubunkou@ybb.ne.jp
賛同団体
福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト(たこ焼きキャンプ)大阪でひとやすみ!プロジェクト / ピースチェーンはりまゴーゴーわくわくキャンプ / さよなら原発・神戸アクション脱原発明石・たこの会 / どろんこキャラバンたんば/ 神戸ぽけっとnet./ 神戸YWCA
※賛同団体募集中!
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太田光征
2012年01月20日
たった4人の御用学者で妥当判断【ドキュメント】ストレステスト審査〜市民を締め出して強行
皆様
OurPlanetTVの白石です。
昨日の大飯原発のストレステストの意見聴取会。
福井の方々、関西の方々、原発立地の方々に全容を知って頂きたく、30分程度の映像ドキュメントにまとめました。
ぜひ拡散お願いいたします。
<転載転送歓迎>
================================
【ドキュメント】ストレステスト審査〜市民を締め出して強行
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1300
原子力発電所の運転再開の判断の前提となる「ストレステスト」の結果を専門家が議論する原子力安全・保安院の意見聴取会。18日は、関西電力大飯原発3・4号機のストレステスト結果について審議する予定だったが、事務局側が、市民の傍聴を認めなかったことから、会議は混乱。4時間遅れの20時過ぎに、別室に会場を移して再開し、市民の傍聴を認めない形で、「ストレステスト(耐性検査)」の1次評価を「妥当」とする審査書案をまとめた。
この日、議事進行の混乱を恐れた保安院は、会場に傍聴者を入れず、会場からの中継画像を別室のモニターで視聴する方法を取ったが、傍聴を求める市民20人ほどが反発。開会予定時間の午後4時すぎ頃、意見聴取会が行われる経産省別館11階の会議室に入り込み、同じ会議室内で傍聴させるよう求めた。
また、同会議 は、司会進行役をしている岡本孝司(東京大学工学研究科原子力専攻)教授をはじめ、阿部豊(筑波大学大学院 システム情報工学研究科)教授、山口彰(大阪大学大学院 工学研究科)教授が、それぞれ、三菱重工業から200万円、500万円、3,385万円の献金を受け取っているとされている。このため、市民らは、会議の中立性が疑われるとして、3人をメンバーから外すよう求めたがこうした要求に対して、委員の沈黙が続き、3時間余り会議が 開かれない異常な状態が続いた。
この間、警察が廊下に待機するような緊迫とした状態となり、事務局は、対応を協議するため、委員に対して別室に移動するよう呼びかけると原発に批判的な立場をとる井野博満東京大名誉教授や元プラントメーカー技術者の後藤政志さんらは「公開は絶対の原則」と主張。事務局の指示をボイコットする事態となった。
午後7時30分頃、保安院の職員は、再度、会議室に現れ、会議を再開すると宣言。市民の傍聴を許さず、別会場で開催すると伝えると、市民らは「枝野大臣を連れて来い」と訴えるなど、会場は騒然とした。
また、井野教授と後藤さんは「傍聴者を認めれば会議に出席したい」とし、公開されない会議は無効であると訴えたものの、保安員側は「傍聴を認めないのが省の方針」として譲らず、2人は会議の参加を拒否。結局、約3時間30分遅れで、意見聴取会は本館17階の別室で再開したものの、出席予定の8人の委員のうち、他の2人の委員も大幅な時間変更が理由で途中退席したため、最後まで残ったのは4人のみだった。
福島第一原子力発電所の事故後、原発の再稼働の前提として導入されたストレステスト。保安院は、国内14基の原発の評価結果を電力会社から受理しているが、再稼働に向けて審査結果をまとめたのは大飯原発が初となる。23日に来日するIAEAの審査に間に合わせるために、会議を急いだものと見られる。
傍聴を求めた市民らは、一部のマスメディアが、「反原発派が乱入」「委員を監禁状態」などと事実と異なる内容を報じていることについて、正しい報道をして欲しいと訴えた。
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太田光征
http://otasa.net/
OurPlanetTVの白石です。
昨日の大飯原発のストレステストの意見聴取会。
福井の方々、関西の方々、原発立地の方々に全容を知って頂きたく、30分程度の映像ドキュメントにまとめました。
ぜひ拡散お願いいたします。
<転載転送歓迎>
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【ドキュメント】ストレステスト審査〜市民を締め出して強行
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1300
原子力発電所の運転再開の判断の前提となる「ストレステスト」の結果を専門家が議論する原子力安全・保安院の意見聴取会。18日は、関西電力大飯原発3・4号機のストレステスト結果について審議する予定だったが、事務局側が、市民の傍聴を認めなかったことから、会議は混乱。4時間遅れの20時過ぎに、別室に会場を移して再開し、市民の傍聴を認めない形で、「ストレステスト(耐性検査)」の1次評価を「妥当」とする審査書案をまとめた。
この日、議事進行の混乱を恐れた保安院は、会場に傍聴者を入れず、会場からの中継画像を別室のモニターで視聴する方法を取ったが、傍聴を求める市民20人ほどが反発。開会予定時間の午後4時すぎ頃、意見聴取会が行われる経産省別館11階の会議室に入り込み、同じ会議室内で傍聴させるよう求めた。
また、同会議 は、司会進行役をしている岡本孝司(東京大学工学研究科原子力専攻)教授をはじめ、阿部豊(筑波大学大学院 システム情報工学研究科)教授、山口彰(大阪大学大学院 工学研究科)教授が、それぞれ、三菱重工業から200万円、500万円、3,385万円の献金を受け取っているとされている。このため、市民らは、会議の中立性が疑われるとして、3人をメンバーから外すよう求めたがこうした要求に対して、委員の沈黙が続き、3時間余り会議が 開かれない異常な状態が続いた。
この間、警察が廊下に待機するような緊迫とした状態となり、事務局は、対応を協議するため、委員に対して別室に移動するよう呼びかけると原発に批判的な立場をとる井野博満東京大名誉教授や元プラントメーカー技術者の後藤政志さんらは「公開は絶対の原則」と主張。事務局の指示をボイコットする事態となった。
午後7時30分頃、保安院の職員は、再度、会議室に現れ、会議を再開すると宣言。市民の傍聴を許さず、別会場で開催すると伝えると、市民らは「枝野大臣を連れて来い」と訴えるなど、会場は騒然とした。
また、井野教授と後藤さんは「傍聴者を認めれば会議に出席したい」とし、公開されない会議は無効であると訴えたものの、保安員側は「傍聴を認めないのが省の方針」として譲らず、2人は会議の参加を拒否。結局、約3時間30分遅れで、意見聴取会は本館17階の別室で再開したものの、出席予定の8人の委員のうち、他の2人の委員も大幅な時間変更が理由で途中退席したため、最後まで残ったのは4人のみだった。
福島第一原子力発電所の事故後、原発の再稼働の前提として導入されたストレステスト。保安院は、国内14基の原発の評価結果を電力会社から受理しているが、再稼働に向けて審査結果をまとめたのは大飯原発が初となる。23日に来日するIAEAの審査に間に合わせるために、会議を急いだものと見られる。
傍聴を求めた市民らは、一部のマスメディアが、「反原発派が乱入」「委員を監禁状態」などと事実と異なる内容を報じていることについて、正しい報道をして欲しいと訴えた。
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太田光征
http://otasa.net/
1月18日のストレステスト意見聴取会の様子(&報道、抗議先)
東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。昨日18日のストレステスト意見聴取会の傍聴や寒い中での抗議アクションに参加された皆さん、そして、経産省や保安院などにファックスや電話、メールなどで抗議の要請をされた皆さん、本当にお疲れさまでした。「想定外」の行動となりましたが、当たり前の声を力いっぱいぶつけることが出来たと思います。
市民を完全に排除し、「利益相反」の3委員を解任しないばかりか、委員の後藤政志さん、井野博満さんをも事実上排除して、11人の委員中の半数にも満たないわずか4人の御用学者のみの参加で行った「聴取会」など完全に無効です。保安院側の情報のみを根拠に、会見で傍聴者を「悪者」に仕立て上げ、なぜか御用学者に向かって「不快な思いをさせた」と謝罪した枝野経産相にも強く抗議しておきます。
まずは、傍聴された阪上武さん(福島老朽原発を考える会)の報告を転送します。ぜひご一読ください。 [転送・転載歓迎/重複失礼]
<報道より>
関西電力大飯原発ストレステスト専門家会議 3時間遅れで開催、
「妥当」との審査結果(FNNニュース、1月19日、動画)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00215552.html
「密室」判断に憤り=反原発派「逃げるな」―傍聴求め怒号も・意見聴取会
(時事通信、1月18日)
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&rel=j7&k=2012011800942
ストレステスト会議 開催できず(NHK、1月18日 18時8分、動画)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120118/t10015365591000.html
大飯原発:3、4号機の安全評価「妥当」保安院が初判断(毎日、1月19日)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20120119k0000m040070000c.html
★枝野経産相、保安院に抗議の集中を!地元選出国会議員にも要請を!
↓ ↓ ↓ ↓
【経産省】
大臣官房 (TEL)03-3501-1609
広報 (FAX)03-3501-6942
【枝野幸男経産相】
[国会事務所]
(FAX)03-3591-2249 (TEL)03-3508-7448
[地元・大宮事務所]
(FAX)048-648-9125 (TEL)048-648-9124
(E-mail)omiya@edano.gr.jp
【原子力安全・保安院】
代表 (TEL)03-3501-1511
広報課 (TEL)03-3501-5890
原子力安全技術基盤課(ストレステストを担当)
(FAX)03-3580-5971 (TEL)03-3501-0621
メールによるお問い合わせ:ご質問・ご意見(保安院HP)
https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html
…………………………………………………………………………………
みなさまへ(転載転送可)
本日のストレステスト意見聴取会についてのご報告です。
保安院は本日、関西電力大飯原発3・4号機のストレステスト結果を「妥当」とした結論をまとめ、意見聴取会に提出しました。しかしその意見聴取会は、市民を締め出し、直接の傍聴もモニタを通じた傍聴もない、密室審議でした。保安院は市民を完全に閉め出した状況でストレステストを妥当とする評価を出すという暴挙に出たのです。井野さんと後藤さんの2名の委員は、傍聴のない審議には応じられないとし、その会議には参加していません。意見聴取は十分行われたとはいえず、今日の会議は無効にすべきです。
<ドキュメント>
会議場には、杉原さんら市民20名余りが入りました。私は4時すぎに、少し遅れて郡山の方と10階のモニター別室ではなく、11階のリアル会議が行われている部屋に向かいました。テレビは「市民団体乱入」などと伝えていましたが、すんなりと部屋の中に入れました。乱入でも何でもありません。
20名くらいの市民が、傍聴者を締め出しての審議を批判し、傍聴者を入れての審議と利益供与を受けている委員の辞任を求めました。いっしょに入った郡山の方は、福島の深刻な状況を伝えていました。こんな状況でなぜ再稼動について議論できるのかと。さらに委員に「福島の事故は本当に収束したのですか?」と問いかけていました。答えた委員は誰もいませんでした。みなうつむいて市民側の訴えに反応しまいとしていました。
会議は開始1時間以上たっても始められず、警官が廊下に並び、私服がうろつくという異様な状況でした。とても議論ができる状況ではなく、普通なら流会、後日仕切りなおしでしょう。
しかし保安院は、流会の宣言をせず、今日の対応について協議すると言って、委員を外に連れ出しました。井野さんと後藤さんは応じられないと残りました。5時半から枝野大臣が、部屋に入った市民を批判する会見を開きました。
その後、保安院は、関電とJNESの説明者も連れ出しました。何が何でも今日中に決めるということでしょう。こちらは、流会にせよ、もし今日やりたければ講堂を確保して傍聴希望者全員を入れることと、利益供与を受けた委員を出席させないことを条件に出しました。
しかし7時20分になって、保安院は、会合を別の会場で再開する、会場にはマスコミを入れるが傍聴者は入れないと宣言、部屋には、井野さんと後藤さん、それにマスコミと市民が残っていましたが、一体どういうつもりかと保安院を取り囲んで聞いていました。
その後、保安院の別の担当者が、井野さんと後藤さんに、別室での会合に参加して欲しい、さもなくば欠席扱いにするぞと、お二人は、市民の傍聴が前提、傍聴ができない密室審議は審議そのものが認められないと抵抗しました。保安院が出て行くと、その場は自然と市民側の記者会見場になりました。その後、会場を後にし、別館の前で続いていた屋外の市民集会に合流しました。
<これから>
すぐそばで傍聴を希望する市民の意思よりも、IAEAが来る前に手土産を優先するという許されない暴挙だと思います。しかし、みなさんの力により、傍聴完全排除という形式でしか審議をさせなかったことは成果だと思います。IAEAの調査、4大臣の承認、そして地元の了解と、まだハードルがあります。
さらにハードルを儲けようと、国会の事故調が徹底した原因究明を行うまで再稼動の判断をしないよう求める文面の議員署名を集めます(19日14時参議院議員会館ロビー集合)。さらに26日には、再処理問題と原発運転再開問題に焦点を当てた政府交渉を準備しています。26日13時参議院議員会館ロビー集合です。こちらにも是非足を運んでください。集会デモも予定されています。がんばりましょう。
阪上 武(福島老朽原発を考える会)
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太田光征
http://otasa.net/
市民を完全に排除し、「利益相反」の3委員を解任しないばかりか、委員の後藤政志さん、井野博満さんをも事実上排除して、11人の委員中の半数にも満たないわずか4人の御用学者のみの参加で行った「聴取会」など完全に無効です。保安院側の情報のみを根拠に、会見で傍聴者を「悪者」に仕立て上げ、なぜか御用学者に向かって「不快な思いをさせた」と謝罪した枝野経産相にも強く抗議しておきます。
まずは、傍聴された阪上武さん(福島老朽原発を考える会)の報告を転送します。ぜひご一読ください。 [転送・転載歓迎/重複失礼]
<報道より>
関西電力大飯原発ストレステスト専門家会議 3時間遅れで開催、
「妥当」との審査結果(FNNニュース、1月19日、動画)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00215552.html
「密室」判断に憤り=反原発派「逃げるな」―傍聴求め怒号も・意見聴取会
(時事通信、1月18日)
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&rel=j7&k=2012011800942
ストレステスト会議 開催できず(NHK、1月18日 18時8分、動画)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120118/t10015365591000.html
大飯原発:3、4号機の安全評価「妥当」保安院が初判断(毎日、1月19日)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20120119k0000m040070000c.html
★枝野経産相、保安院に抗議の集中を!地元選出国会議員にも要請を!
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【経産省】
大臣官房 (TEL)03-3501-1609
広報 (FAX)03-3501-6942
【枝野幸男経産相】
[国会事務所]
(FAX)03-3591-2249 (TEL)03-3508-7448
[地元・大宮事務所]
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【原子力安全・保安院】
代表 (TEL)03-3501-1511
広報課 (TEL)03-3501-5890
原子力安全技術基盤課(ストレステストを担当)
(FAX)03-3580-5971 (TEL)03-3501-0621
メールによるお問い合わせ:ご質問・ご意見(保安院HP)
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みなさまへ(転載転送可)
本日のストレステスト意見聴取会についてのご報告です。
保安院は本日、関西電力大飯原発3・4号機のストレステスト結果を「妥当」とした結論をまとめ、意見聴取会に提出しました。しかしその意見聴取会は、市民を締め出し、直接の傍聴もモニタを通じた傍聴もない、密室審議でした。保安院は市民を完全に閉め出した状況でストレステストを妥当とする評価を出すという暴挙に出たのです。井野さんと後藤さんの2名の委員は、傍聴のない審議には応じられないとし、その会議には参加していません。意見聴取は十分行われたとはいえず、今日の会議は無効にすべきです。
<ドキュメント>
会議場には、杉原さんら市民20名余りが入りました。私は4時すぎに、少し遅れて郡山の方と10階のモニター別室ではなく、11階のリアル会議が行われている部屋に向かいました。テレビは「市民団体乱入」などと伝えていましたが、すんなりと部屋の中に入れました。乱入でも何でもありません。
20名くらいの市民が、傍聴者を締め出しての審議を批判し、傍聴者を入れての審議と利益供与を受けている委員の辞任を求めました。いっしょに入った郡山の方は、福島の深刻な状況を伝えていました。こんな状況でなぜ再稼動について議論できるのかと。さらに委員に「福島の事故は本当に収束したのですか?」と問いかけていました。答えた委員は誰もいませんでした。みなうつむいて市民側の訴えに反応しまいとしていました。
会議は開始1時間以上たっても始められず、警官が廊下に並び、私服がうろつくという異様な状況でした。とても議論ができる状況ではなく、普通なら流会、後日仕切りなおしでしょう。
しかし保安院は、流会の宣言をせず、今日の対応について協議すると言って、委員を外に連れ出しました。井野さんと後藤さんは応じられないと残りました。5時半から枝野大臣が、部屋に入った市民を批判する会見を開きました。
その後、保安院は、関電とJNESの説明者も連れ出しました。何が何でも今日中に決めるということでしょう。こちらは、流会にせよ、もし今日やりたければ講堂を確保して傍聴希望者全員を入れることと、利益供与を受けた委員を出席させないことを条件に出しました。
しかし7時20分になって、保安院は、会合を別の会場で再開する、会場にはマスコミを入れるが傍聴者は入れないと宣言、部屋には、井野さんと後藤さん、それにマスコミと市民が残っていましたが、一体どういうつもりかと保安院を取り囲んで聞いていました。
その後、保安院の別の担当者が、井野さんと後藤さんに、別室での会合に参加して欲しい、さもなくば欠席扱いにするぞと、お二人は、市民の傍聴が前提、傍聴ができない密室審議は審議そのものが認められないと抵抗しました。保安院が出て行くと、その場は自然と市民側の記者会見場になりました。その後、会場を後にし、別館の前で続いていた屋外の市民集会に合流しました。
<これから>
すぐそばで傍聴を希望する市民の意思よりも、IAEAが来る前に手土産を優先するという許されない暴挙だと思います。しかし、みなさんの力により、傍聴完全排除という形式でしか審議をさせなかったことは成果だと思います。IAEAの調査、4大臣の承認、そして地元の了解と、まだハードルがあります。
さらにハードルを儲けようと、国会の事故調が徹底した原因究明を行うまで再稼動の判断をしないよう求める文面の議員署名を集めます(19日14時参議院議員会館ロビー集合)。さらに26日には、再処理問題と原発運転再開問題に焦点を当てた政府交渉を準備しています。26日13時参議院議員会館ロビー集合です。こちらにも是非足を運んでください。集会デモも予定されています。がんばりましょう。
阪上 武(福島老朽原発を考える会)
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太田光征
http://otasa.net/
2012年01月19日
手賀沼に流入する大堀川の底質はセシウムだけで9700Bq/kg、焼却灰の埋め立て基準すら超えている/21日は松戸で田中優さんの放射能のお話、知る見るバザール
手賀沼に流入する大堀川の底質(乾泥)は、セシウムだけで9700Bq/kg、焼却灰の埋め立て基準すら超えている!
Cs134 4300
Cs137 5400
環境省 報道発表資料−平成23年12月22日−千葉県内の公共用水域における放射性物質モニタリングの測定結果について
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14612
測定結果
http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=18872&hou_id=14612
ツイッター用文章:
手賀沼に流入する大堀川の泥は9700Bq/kg!21日は #松戸 の千人規模イベントで田中優さんが目からウロコの #放射能 のお話し!→goo.gl/kUF3h 農園ほか多数参加、助産師さんも来る!授乳室、子ども遊び場、高校生以下無料! #脱原発 #matsudo
以下は転載です。
太田光征
http://otasa.net/
*
知られざる放射能汚染〜海からの緊急報告〜 お早めにご覧ください - 薔薇、または陽だまりの猫
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/f4d0105f9a4ba87dd121e3986cd1ecdb
2012-01-19 01:26:14 | 社会
NHKスペシャル 知られざる放射能汚染〜海からの緊急報告
http://www.dailymotion.com/gomizeromirai#videoId=xnq6in
http://www.dailymotion.com/gomizeromirai
http://www.dailymotion.com/video/xnq56z_20120115-yyyyyyyyyy-yyyyyyyy_news
---------------
衝撃のNHKスペシャル「原発危機」/隙だらけ 好きだらけ日記〜映像 写真 文学 そして風景〜
NHKスペシャル「知られざる放射能汚染〜海からの緊急報告〜」を2回見た。あまりの中身に衝撃を覚え、震えた。野田総理は、先月、福島第1原発事故の収束宣言をした。しかし、陸はもちろん、海の汚染は、驚くべき深刻さだということがわたった。何せ、原発事故によって、海に放出された放射性物質は、推定10京ベクレルを超える。この値は、もちろん世界最大だ。女性問題で、保安院の審議官をはずされた、ドラえもんのスネオに似た西山氏は、去年3月、放射性物質は海洋では、拡散し、相当程度薄まると、へらへらと照れたように話した。しかし、それは、まったくでたらめだった。
放射性物質は、拡散などしていない。海に沈殿し、泥の中に保たれているのだ。放射性セシウムで見ると、原発直下の泥は、1`あたり4520ベクレル。表面の1万5000倍の値だ。原発から20`圏の海でみると、海底の土は、304ベクレル、ゴカイ130ベクレル、ナメタガレイは316ベクレルとなる。つまり、汚染された泥をゴカイが食べ、「底魚」であるカレイが、ゴカイを食べる。食物連鎖の上位にあるカレイのなかで、濃縮され、値は泥とほとんど同じになるのだ。ナメタガレイは、超高級魚なのに、漁師さんたちは、ゴミだとつぶやく。何と痛ましい言葉だろうか。底にたまった泥など、どうして取り除けるものか。絵空事は止めてほしい。
高濃度の汚染水は、沿岸流に乗って、どんどん南下していくことも、今回の調査で判明した。原発から120`も離れた、ひたちなか市の沖でも、海底の泥を測ると、380ベクレルあった。これは、原発から20`圏の数値と変わらない。しかも、180`も離れた銚子沖では、10月は38ベクレルだったものが、12月にはほぼ3倍の112ベクレルまで跳ね上がった。
恐ろしい報告は、まだまだ続く。群馬県の中部の赤城大沼。陸の汚染は深刻ではないが、湖は深刻な汚染に見舞われている。この1月、湖水に生息するワカサギから、1`あたり591ベクレルの放射性セシウムが検出された。湖の底には、汚染された泥がたまっており、逃げ場所がない。ここに30年以上とどまるしかないのだ。
さらに、東京湾。川から流れ込んだ放射性物質は、塩分によって凝集し、底にたまってく。その後のシナリオは、福島沖と同じだ。現在、河口付近の泥は872ベクレルで、十分高いが、河口から8`の川の底は、1623ベクレルと、とんでもない値を示した。研究者のシミュレーションによれば、東京湾の放射能汚染のピークは、今ではなく、2年2か月後だという。しかも汚染は10年続くという。こうしたもろもろのことが起きているのに、あるいはこれから起きるのに、なぜ収束なのか。きちんとした説明を求めたい。
http://nagata-kozo.com/?p=6470
Cs134 4300
Cs137 5400
環境省 報道発表資料−平成23年12月22日−千葉県内の公共用水域における放射性物質モニタリングの測定結果について
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14612
測定結果
http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=18872&hou_id=14612
ツイッター用文章:
手賀沼に流入する大堀川の泥は9700Bq/kg!21日は #松戸 の千人規模イベントで田中優さんが目からウロコの #放射能 のお話し!→goo.gl/kUF3h 農園ほか多数参加、助産師さんも来る!授乳室、子ども遊び場、高校生以下無料! #脱原発 #matsudo
以下は転載です。
太田光征
http://otasa.net/
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知られざる放射能汚染〜海からの緊急報告〜 お早めにご覧ください - 薔薇、または陽だまりの猫
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/f4d0105f9a4ba87dd121e3986cd1ecdb
2012-01-19 01:26:14 | 社会
NHKスペシャル 知られざる放射能汚染〜海からの緊急報告
http://www.dailymotion.com/gomizeromirai#videoId=xnq6in
http://www.dailymotion.com/gomizeromirai
http://www.dailymotion.com/video/xnq56z_20120115-yyyyyyyyyy-yyyyyyyy_news
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衝撃のNHKスペシャル「原発危機」/隙だらけ 好きだらけ日記〜映像 写真 文学 そして風景〜
NHKスペシャル「知られざる放射能汚染〜海からの緊急報告〜」を2回見た。あまりの中身に衝撃を覚え、震えた。野田総理は、先月、福島第1原発事故の収束宣言をした。しかし、陸はもちろん、海の汚染は、驚くべき深刻さだということがわたった。何せ、原発事故によって、海に放出された放射性物質は、推定10京ベクレルを超える。この値は、もちろん世界最大だ。女性問題で、保安院の審議官をはずされた、ドラえもんのスネオに似た西山氏は、去年3月、放射性物質は海洋では、拡散し、相当程度薄まると、へらへらと照れたように話した。しかし、それは、まったくでたらめだった。
放射性物質は、拡散などしていない。海に沈殿し、泥の中に保たれているのだ。放射性セシウムで見ると、原発直下の泥は、1`あたり4520ベクレル。表面の1万5000倍の値だ。原発から20`圏の海でみると、海底の土は、304ベクレル、ゴカイ130ベクレル、ナメタガレイは316ベクレルとなる。つまり、汚染された泥をゴカイが食べ、「底魚」であるカレイが、ゴカイを食べる。食物連鎖の上位にあるカレイのなかで、濃縮され、値は泥とほとんど同じになるのだ。ナメタガレイは、超高級魚なのに、漁師さんたちは、ゴミだとつぶやく。何と痛ましい言葉だろうか。底にたまった泥など、どうして取り除けるものか。絵空事は止めてほしい。
高濃度の汚染水は、沿岸流に乗って、どんどん南下していくことも、今回の調査で判明した。原発から120`も離れた、ひたちなか市の沖でも、海底の泥を測ると、380ベクレルあった。これは、原発から20`圏の数値と変わらない。しかも、180`も離れた銚子沖では、10月は38ベクレルだったものが、12月にはほぼ3倍の112ベクレルまで跳ね上がった。
恐ろしい報告は、まだまだ続く。群馬県の中部の赤城大沼。陸の汚染は深刻ではないが、湖は深刻な汚染に見舞われている。この1月、湖水に生息するワカサギから、1`あたり591ベクレルの放射性セシウムが検出された。湖の底には、汚染された泥がたまっており、逃げ場所がない。ここに30年以上とどまるしかないのだ。
さらに、東京湾。川から流れ込んだ放射性物質は、塩分によって凝集し、底にたまってく。その後のシナリオは、福島沖と同じだ。現在、河口付近の泥は872ベクレルで、十分高いが、河口から8`の川の底は、1623ベクレルと、とんでもない値を示した。研究者のシミュレーションによれば、東京湾の放射能汚染のピークは、今ではなく、2年2か月後だという。しかも汚染は10年続くという。こうしたもろもろのことが起きているのに、あるいはこれから起きるのに、なぜ収束なのか。きちんとした説明を求めたい。
http://nagata-kozo.com/?p=6470
2012年01月18日
日隅一雄・木野龍逸著「検証 福島原発事故・記者会見」(岩波書店)
胆嚢癌(腹膜播種あり)手術不適応患者の記 - 情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/c/0014fc6d188927ccadc946eab2135f00
「検証 福島原発事故・記者会見」(岩波書店)が刷り上がりました!〜サイン初めも(^^)
2012-01-17 02:35:23
「検証 福島原発事故・記者会見――東電・政府は何を隠したのか」が刷り上がりました。店頭に並ぶのは21日、今週金曜日です。宣告された余命期間を超えての発刊となるため、書店に並ぶ姿を目にすることはできないのではないかとも思っていましたが、なんとか、「嫁入り」させることができました(笑)。まだ、次女( 『「主権者」は誰か 原発事故から考える』:岩波ブックレット)が残っているので、もう少し、宣告が外れてもらわないと困りますが…(笑)。
初めて手にした本には、練習を兼ねて、早速「サイン初め」をしてみました。これまで、たまに、サインを求められたときに汚い字で書くのは味気ないな〜と思っていたため、これを機に考案したものです。
左下のいたずら書きのようなものが、それです。木野さんは最初、こういうサインを考案するのは嫌がっていたのですが、自分も字が汚いということに気づいたせいか(笑)、何か考えると約束してくれました。そこで、木野さんのサインは後日もらうことに…。記念の一冊になりそうだ。
*
キノリュウが行く
「検証 福島原発事故・記者会見」と、事故収束のまやかし
http://kinoryu.cocolog-nifty.com/go_kinoryu/2011/12/post-b994.html
2011年12月29日
長らくブログをお休みしてしまいました。
情報を期待していただいた方々、申し訳ありません。
お休みしていた間に、単行本を作りました。一緒に会見に出席していた日隅一雄さんとの共著です。
「検証 福島原発事故・記者会見〜東電・政府は何を隠したのか」(岩波書店)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4000246690.html
11月くらいまでの記者会見メモ、ビデオ、資料などをベースに、メルトダウン、SPEEDI、工程表、作業員の被ばく関連などについて、テーマごとに、東電、政治家、行政庁からどのように情報が出てきたか、記者会見での説明はどのように変化したのかなどをレポートしています。
基本的なスタンスとして、できるだけ評価は避け、事実関係を列記するようにしています。行政に対する評価、政治家に対する評価、読者の方々におまかせします。それとともに、本著に対する評価もいただければ幸いです。
東電・福島第一原発の事故は、今なお継続中です。12月に政府が発表したステップ2完了と「事故終息宣言」は、言葉をもてあそんだ最悪の決定だと思います。12月27日に福島県議会は「東京電力福島第一原子力発電所事故の収束宣言の撤回を求める意見書」(http://www.pref.fukushima.jp/gikai/pdf/2312/iken07.pdf)を全会一致で可決し、政府(衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、文部科学大臣、経済産業大臣、原発事故の収束及び再発防止担当大臣、東日本大震災復興担当大臣)に見直しを求めています。
福島県会、原発事故収束宣言撤回求め意見書可決(2011年12月27日 読売新聞電子版)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20111227-OYT1T01080.htm
意見書では、1)溶け落ちた燃料がどこにあるのか確認できていない、2)溶融燃料の温度は、溶け落ちたと思われる(圧力容器、格納容器)底部の計測による判断であり、この温度計は20度近くの誤差がある、3)冷却装置は仮設であり、汚染水が溜まり続け漏水もあるなど安定しているとはいえない、という3つの点を問題にしています。
このポイントは、これまでの統合会見、東電や保安院の記者会見でも何度も繰り返し指摘されていたことですが、こうして改めて意見書の形で要求が出ているということは、東電や政府による説明に対して、誰も納得していないことを意味しているといえます。ステップ2完了を宣言した最後の統合会見でも、その場にいた誰もが、不信感と疑問を持っていたように感じました。今でも、これらの点について納得のできる回答は出てきていません。
他方で政府は、12月26日には避難区域の解除方針を発表し、年間20ミリシーベルト以下の地域に関しては基本的に帰宅を認める方向で調整に入っています。原子力災害対策本部は、来年(2012年)の春頃を目安にするようです。原災本部・原子力被災者支援チーム総括班の須藤参事官は、20ミリシーベルトの基準は、8月4日に原子力安全委員会が出した助言と、細野原発担当大臣が行った「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」の結論に沿ったという説明をしています。
しかし安全委による助言は、ICRP勧告による年間1〜20ミリシーベルトの「下方から選択」するとしているので、上限の20ミリシーベルトを選択した原災本部の決定には、避難解除を早くしたいという思惑を感じます。
また、低線量WGの委員には、WG開催中から以下のような発言をしている、丹羽太貫・京都大学名誉教授が参加していることなどから、議論の公平性には疑問があります。
「線量さえきっちり管理されておれば恐れるには及ばないというのが基本です。それにも関わらず、質の良し悪しを区別しない情報が飛び交うネットの普及、センセーショナルなマスコミの報道、さらには一部の科学者や研究者による売名かとも思える発言などが、ごく低い放射線に対する恐怖をあおっています。そのため、一般の方々のみならず、国全体が取るに足らない線量に対してもきわめて神経質になっています」
放影協ニュース 2011年10月 No.69
(http://www.rea.or.jp/kikaku/rea_news/news/2011_69.pdf)
公平に議論をすべき場である会合で、福島の現状に対して「とるに足らない線量」に対して神経質になっているという表現は、あまりにも不穏当に思えるだけでなく、はじめから結果ありきの会合だったのではないかという疑問も浮かびます。
冒頭に戻りますが、福島第一原発の事故は、未だ収束への道が見えません。放射性物質を封じ込める方法も、汚染水の処理方法も、今後の技術開発を待たねばなりません。福島だけでなく、ホットスポットになっている地域の除染はには膨大な費用がかかるうえ、最終的な廃棄物の処理方法も、今後の技術開発が必要な状況です。
そしてなにより、低線量被曝を受忍させられている地域に対する施策は滞ったままになり、住民同士、あるいは家庭内での反目と不信感を生んでいます。こうしたことの責任は、そこに住む住民ではなく、現状を強要している政府、そして汚染者である東京電力にあることを、絶対に忘れてはいけません。政府による事故の収束宣言は、そうした根本の原因から目を逸らし、責任を回避することを目論んでいるのではないでしょうか。
いま大事なことは、放射能汚染の現状に正面から向き合い、福島を忘れず、ひとりひとりができることをやっていくことではないかと思います。今すぐに何かをするのが無理であれば、頭の片隅にでも、福島のことを置いておいてほしいと思います。同時に、例えば地元選出の議員(国会でも県議会でも市町村議会でもなんでもいいです)に電話する、行政庁に電話する、新聞やテレビなどにもっと福島を伝えてほしいを電話することでもいいと思います。そうした声が大きくなることが、変化のきっかけになります。現状を変えられるのは、結局は、私たち市民しかいないのではないかと思います。
冒頭紹介した自著は、これまでを振り返るとともに、東電や政府がなにをしたのかを思い出すことで、同じことを繰り返させないことはもちろん、現在進行形である福島の状況に思いを馳せていただければという思いから、闘病と続ける日隅さんと書き表したものです。内容に納得される方、されない方、いろいろあると思いますが、そうしたご感想もいただけると幸いです。
最後になりましたが、これまで会見に出続けてこられたのは、数多くのご支援をいただいたからに他なりません。本当にありがとうございました。
本来であればひとりひとりの方に御礼を申し上げるべきなのですが、生来の無精もあり、このような形でお伝えするのが精一杯でした。不作法、不義理をお許しください。
これからも可能な限り会見の様子、福島の様子をお伝えしていきたいと思います。ご声援、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
2011年12月29日
木野龍逸
投稿日 2011年12月29日 (木)
*
NPJ ブックレビュー 日隅一雄 『マスコミはなぜ 「マスゴミ」 と呼ばれるのか』 補訂版
http://www.news-pj.net/books/020.html
日隅一雄弁護士『マスコミはなぜ 「マスゴミ」 と呼ばれるのか』補訂版 現代人文社
梓澤和幸(NPJ代表)
ネットやシンポでの発言が、ある種カリスマ的な熱を帯びた人気を呼んでいる、日隅一雄弁護士(NPJ編集長)が、マスゴミ本の増補版を出した。
原発報道でマスコミへの信頼を失ったという声は、少なくない。購読している全国紙をやめたという話も聞く。なぜこんなメディアなのか。日隅弁護士は、ただ、記者のやる気や、経営者の姿勢を糾弾してもだめという。
日本にメディアの独立性を担保する仕組みがないところをついた。堅実な本だが、すでに三刷を重ねたという事実に驚く。加えて、増補版が出た。そのポイントは、東電福島第一原発事故報道の批判、特に東電記者会見の模様と、その批判的解明である。なるほどそうか! と、膝を打つ。
1,890円(税込)で溜飲が下がり、そればかりでなく、メディア改革の見通しまで伝授されるとなれば、ヤスイ。おすすめ本だ。
なお私は、NPJの代表であって、「おいおい、内輪褒めか。」 と言われるかもしれない。でもそんなことは関係なく、いいものはいいのである。少し付け加えると、日隅さんは、ブログでも書いているが、闘病中。軽くはない病である。「でも、原発への自分の闘いは弱かった。福島で苦しんでいる人に申しわけない。その人たちの辛さ、悲しさに比べれば、自分の病など小さなことだ。」 と、日隅さんはインタビューで語った。その想いを込めた発言の記録と思えば、きっと書店で本書に手をのばしていただけると思う。
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/c/0014fc6d188927ccadc946eab2135f00
「検証 福島原発事故・記者会見」(岩波書店)が刷り上がりました!〜サイン初めも(^^)
2012-01-17 02:35:23
「検証 福島原発事故・記者会見――東電・政府は何を隠したのか」が刷り上がりました。店頭に並ぶのは21日、今週金曜日です。宣告された余命期間を超えての発刊となるため、書店に並ぶ姿を目にすることはできないのではないかとも思っていましたが、なんとか、「嫁入り」させることができました(笑)。まだ、次女( 『「主権者」は誰か 原発事故から考える』:岩波ブックレット)が残っているので、もう少し、宣告が外れてもらわないと困りますが…(笑)。
初めて手にした本には、練習を兼ねて、早速「サイン初め」をしてみました。これまで、たまに、サインを求められたときに汚い字で書くのは味気ないな〜と思っていたため、これを機に考案したものです。
左下のいたずら書きのようなものが、それです。木野さんは最初、こういうサインを考案するのは嫌がっていたのですが、自分も字が汚いということに気づいたせいか(笑)、何か考えると約束してくれました。そこで、木野さんのサインは後日もらうことに…。記念の一冊になりそうだ。
*
キノリュウが行く
「検証 福島原発事故・記者会見」と、事故収束のまやかし
http://kinoryu.cocolog-nifty.com/go_kinoryu/2011/12/post-b994.html
2011年12月29日
長らくブログをお休みしてしまいました。
情報を期待していただいた方々、申し訳ありません。
お休みしていた間に、単行本を作りました。一緒に会見に出席していた日隅一雄さんとの共著です。
「検証 福島原発事故・記者会見〜東電・政府は何を隠したのか」(岩波書店)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4000246690.html
11月くらいまでの記者会見メモ、ビデオ、資料などをベースに、メルトダウン、SPEEDI、工程表、作業員の被ばく関連などについて、テーマごとに、東電、政治家、行政庁からどのように情報が出てきたか、記者会見での説明はどのように変化したのかなどをレポートしています。
基本的なスタンスとして、できるだけ評価は避け、事実関係を列記するようにしています。行政に対する評価、政治家に対する評価、読者の方々におまかせします。それとともに、本著に対する評価もいただければ幸いです。
東電・福島第一原発の事故は、今なお継続中です。12月に政府が発表したステップ2完了と「事故終息宣言」は、言葉をもてあそんだ最悪の決定だと思います。12月27日に福島県議会は「東京電力福島第一原子力発電所事故の収束宣言の撤回を求める意見書」(http://www.pref.fukushima.jp/gikai/pdf/2312/iken07.pdf)を全会一致で可決し、政府(衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、文部科学大臣、経済産業大臣、原発事故の収束及び再発防止担当大臣、東日本大震災復興担当大臣)に見直しを求めています。
福島県会、原発事故収束宣言撤回求め意見書可決(2011年12月27日 読売新聞電子版)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20111227-OYT1T01080.htm
意見書では、1)溶け落ちた燃料がどこにあるのか確認できていない、2)溶融燃料の温度は、溶け落ちたと思われる(圧力容器、格納容器)底部の計測による判断であり、この温度計は20度近くの誤差がある、3)冷却装置は仮設であり、汚染水が溜まり続け漏水もあるなど安定しているとはいえない、という3つの点を問題にしています。
このポイントは、これまでの統合会見、東電や保安院の記者会見でも何度も繰り返し指摘されていたことですが、こうして改めて意見書の形で要求が出ているということは、東電や政府による説明に対して、誰も納得していないことを意味しているといえます。ステップ2完了を宣言した最後の統合会見でも、その場にいた誰もが、不信感と疑問を持っていたように感じました。今でも、これらの点について納得のできる回答は出てきていません。
他方で政府は、12月26日には避難区域の解除方針を発表し、年間20ミリシーベルト以下の地域に関しては基本的に帰宅を認める方向で調整に入っています。原子力災害対策本部は、来年(2012年)の春頃を目安にするようです。原災本部・原子力被災者支援チーム総括班の須藤参事官は、20ミリシーベルトの基準は、8月4日に原子力安全委員会が出した助言と、細野原発担当大臣が行った「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」の結論に沿ったという説明をしています。
しかし安全委による助言は、ICRP勧告による年間1〜20ミリシーベルトの「下方から選択」するとしているので、上限の20ミリシーベルトを選択した原災本部の決定には、避難解除を早くしたいという思惑を感じます。
また、低線量WGの委員には、WG開催中から以下のような発言をしている、丹羽太貫・京都大学名誉教授が参加していることなどから、議論の公平性には疑問があります。
「線量さえきっちり管理されておれば恐れるには及ばないというのが基本です。それにも関わらず、質の良し悪しを区別しない情報が飛び交うネットの普及、センセーショナルなマスコミの報道、さらには一部の科学者や研究者による売名かとも思える発言などが、ごく低い放射線に対する恐怖をあおっています。そのため、一般の方々のみならず、国全体が取るに足らない線量に対してもきわめて神経質になっています」
放影協ニュース 2011年10月 No.69
(http://www.rea.or.jp/kikaku/rea_news/news/2011_69.pdf)
公平に議論をすべき場である会合で、福島の現状に対して「とるに足らない線量」に対して神経質になっているという表現は、あまりにも不穏当に思えるだけでなく、はじめから結果ありきの会合だったのではないかという疑問も浮かびます。
冒頭に戻りますが、福島第一原発の事故は、未だ収束への道が見えません。放射性物質を封じ込める方法も、汚染水の処理方法も、今後の技術開発を待たねばなりません。福島だけでなく、ホットスポットになっている地域の除染はには膨大な費用がかかるうえ、最終的な廃棄物の処理方法も、今後の技術開発が必要な状況です。
そしてなにより、低線量被曝を受忍させられている地域に対する施策は滞ったままになり、住民同士、あるいは家庭内での反目と不信感を生んでいます。こうしたことの責任は、そこに住む住民ではなく、現状を強要している政府、そして汚染者である東京電力にあることを、絶対に忘れてはいけません。政府による事故の収束宣言は、そうした根本の原因から目を逸らし、責任を回避することを目論んでいるのではないでしょうか。
いま大事なことは、放射能汚染の現状に正面から向き合い、福島を忘れず、ひとりひとりができることをやっていくことではないかと思います。今すぐに何かをするのが無理であれば、頭の片隅にでも、福島のことを置いておいてほしいと思います。同時に、例えば地元選出の議員(国会でも県議会でも市町村議会でもなんでもいいです)に電話する、行政庁に電話する、新聞やテレビなどにもっと福島を伝えてほしいを電話することでもいいと思います。そうした声が大きくなることが、変化のきっかけになります。現状を変えられるのは、結局は、私たち市民しかいないのではないかと思います。
冒頭紹介した自著は、これまでを振り返るとともに、東電や政府がなにをしたのかを思い出すことで、同じことを繰り返させないことはもちろん、現在進行形である福島の状況に思いを馳せていただければという思いから、闘病と続ける日隅さんと書き表したものです。内容に納得される方、されない方、いろいろあると思いますが、そうしたご感想もいただけると幸いです。
最後になりましたが、これまで会見に出続けてこられたのは、数多くのご支援をいただいたからに他なりません。本当にありがとうございました。
本来であればひとりひとりの方に御礼を申し上げるべきなのですが、生来の無精もあり、このような形でお伝えするのが精一杯でした。不作法、不義理をお許しください。
これからも可能な限り会見の様子、福島の様子をお伝えしていきたいと思います。ご声援、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
2011年12月29日
木野龍逸
投稿日 2011年12月29日 (木)
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NPJ ブックレビュー 日隅一雄 『マスコミはなぜ 「マスゴミ」 と呼ばれるのか』 補訂版
http://www.news-pj.net/books/020.html
日隅一雄弁護士『マスコミはなぜ 「マスゴミ」 と呼ばれるのか』補訂版 現代人文社
梓澤和幸(NPJ代表)
ネットやシンポでの発言が、ある種カリスマ的な熱を帯びた人気を呼んでいる、日隅一雄弁護士(NPJ編集長)が、マスゴミ本の増補版を出した。
原発報道でマスコミへの信頼を失ったという声は、少なくない。購読している全国紙をやめたという話も聞く。なぜこんなメディアなのか。日隅弁護士は、ただ、記者のやる気や、経営者の姿勢を糾弾してもだめという。
日本にメディアの独立性を担保する仕組みがないところをついた。堅実な本だが、すでに三刷を重ねたという事実に驚く。加えて、増補版が出た。そのポイントは、東電福島第一原発事故報道の批判、特に東電記者会見の模様と、その批判的解明である。なるほどそうか! と、膝を打つ。
1,890円(税込)で溜飲が下がり、そればかりでなく、メディア改革の見通しまで伝授されるとなれば、ヤスイ。おすすめ本だ。
なお私は、NPJの代表であって、「おいおい、内輪褒めか。」 と言われるかもしれない。でもそんなことは関係なく、いいものはいいのである。少し付け加えると、日隅さんは、ブログでも書いているが、闘病中。軽くはない病である。「でも、原発への自分の闘いは弱かった。福島で苦しんでいる人に申しわけない。その人たちの辛さ、悲しさに比べれば、自分の病など小さなことだ。」 と、日隅さんはインタビューで語った。その想いを込めた発言の記録と思えば、きっと書店で本書に手をのばしていただけると思う。
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太田光征
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2012年01月17日
【1.18】 大飯原発再稼働ダメ・ゼッタイ! 〜経産省保安院前を埋め尽くせ!〜
≪拡散大歓迎≫
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
【緊急大アクション!1.18】
大飯原発再稼働ダメ・ゼッタイ!
〜経産省保安院前を埋め尽くせ!〜
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
■呼びかけ:東電前アクション!
http://toudenmaeaction.blogspot.com/
Email:toudenmae.action@gmail.com
twitter:http://twitter.com/toudenmaeaction
1月18日(水)
経産省別館(原子力安全・保安院)玄関前(経産省日比谷公園側の建物)
15時〜 アクション開始!
18時半〜 仕事・学校帰りもみんな集まれ!大集会
(「ストレステストに係る意見聴取会」は16時15分から19時15分まで行われて
います)
■インチキな「ストレステスト」で再稼働を決めるな!
■原発は大量殺人の装置だ!「殺されてたまるか!」
経産省と原子力安全・保安院は、「ストレステスト」による審査で大飯原発の
再稼働を認める方針であることが報じられています。
> そして、1月18日に行われる「ストレステストに係る意見聴取会」で、その審
査を終わらせて再稼働に向けて次の段階に移ろうとしています。
私たちは、以下の理由から「ストレステスト」の審査の結果など認めることが
できません!
1, そもそも「ストレステスト」なるものに、原発の稼働の当否を決める法的
権限などない。
2, 「ストレステスト」は机上の数字の計算で「原発の耐久性」を測るもので
しかない。その結果の真偽は、実際の地震・津波でしか確認することはできない。
3,
「原発の耐久性」について、飛行機の激突や隕石の衝突まで含めて考慮される
べきだというのが、いまや国際的な議論の主流になっている。今回の「ストレス
テスト」では、そこまでの計算はなされていない。
4,
「原発の安全」をチェックするはずの経産省と保安院は、電力業界と一体になっ
て原発を推進し、原発立地自治体の説明会で「やらせ」を指南するような組織で
あり、そもそも中立性がない。
5, 福島事故を引き起こした当事者として責任を問われ、近く環境省への移管・
再編が言われている保安院に、原発再稼働の当否を決める資格はない。
6,
枝野経産相は、東電が選んだ「電力業界に貢献した政治家トップ10」に入るよ
うな人物(朝日新聞1月8日)。特定の業界・企業から献金を受けた人物が、その
業界の利益に直接結びつくような省庁の大臣を務めるのはふさわしくない。枝野
経産相は、ただちに辞任しろ!
7,
「ストレステスト」の審査には、原発メーカーである三菱重工から献金を受け
ている御用学者が三人も入っている。買収された審判がジャッジするスポーツな
どありえないように、ましてや人の生き死にに関わる原発の稼働の当否を決める
場に、こんな人物たちがいること自体がありえない。
「原発に想定外などあってはならない」...これは、福島事故の最大の教訓であ
るはずです。「想定外」を最初から度外視した「ストレステスト」の結果などで
原発を再び動かし、これ以上私たちの生命が脅かされるなんて、もう我慢がなり
ません。
ましてや、このように「ストレステスト」など、原発を動かし、日本の原子炉
を外国に売り込むためにする「茶番」としか言いようがありません。
こんな茶番を演じる前に、保安院は福島をかえせ!
政府は「冷温停止状態-収束宣言」を撤回しろ!
そして、福島事故が示したことは、「原発はあっと言う間に当たり前の生活を
根こそぎ破壊する」ということであり、「原発は未必の大量殺人の装置だ」とい
うことです。
原発ゼロを求める闘いは、未来を取り戻す闘いです。
絶対に原発再稼働を阻止して、原発ゼロを実現させよう!未来はそこからしか
始まりません。
1月18日、経産省保安院前に大集合しよう!そして叫ぼう!
「殺されてたまるか!」
:::::(ここまで):::::::::::::::::::::
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
【緊急大アクション!1.18】
大飯原発再稼働ダメ・ゼッタイ!
〜経産省保安院前を埋め尽くせ!〜
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■呼びかけ:東電前アクション!
http://toudenmaeaction.blogspot.com/
Email:toudenmae.action@gmail.com
twitter:http://twitter.com/toudenmaeaction
1月18日(水)
経産省別館(原子力安全・保安院)玄関前(経産省日比谷公園側の建物)
15時〜 アクション開始!
18時半〜 仕事・学校帰りもみんな集まれ!大集会
(「ストレステストに係る意見聴取会」は16時15分から19時15分まで行われて
います)
■インチキな「ストレステスト」で再稼働を決めるな!
■原発は大量殺人の装置だ!「殺されてたまるか!」
経産省と原子力安全・保安院は、「ストレステスト」による審査で大飯原発の
再稼働を認める方針であることが報じられています。
> そして、1月18日に行われる「ストレステストに係る意見聴取会」で、その審
査を終わらせて再稼働に向けて次の段階に移ろうとしています。
私たちは、以下の理由から「ストレステスト」の審査の結果など認めることが
できません!
1, そもそも「ストレステスト」なるものに、原発の稼働の当否を決める法的
権限などない。
2, 「ストレステスト」は机上の数字の計算で「原発の耐久性」を測るもので
しかない。その結果の真偽は、実際の地震・津波でしか確認することはできない。
3,
「原発の耐久性」について、飛行機の激突や隕石の衝突まで含めて考慮される
べきだというのが、いまや国際的な議論の主流になっている。今回の「ストレス
テスト」では、そこまでの計算はなされていない。
4,
「原発の安全」をチェックするはずの経産省と保安院は、電力業界と一体になっ
て原発を推進し、原発立地自治体の説明会で「やらせ」を指南するような組織で
あり、そもそも中立性がない。
5, 福島事故を引き起こした当事者として責任を問われ、近く環境省への移管・
再編が言われている保安院に、原発再稼働の当否を決める資格はない。
6,
枝野経産相は、東電が選んだ「電力業界に貢献した政治家トップ10」に入るよ
うな人物(朝日新聞1月8日)。特定の業界・企業から献金を受けた人物が、その
業界の利益に直接結びつくような省庁の大臣を務めるのはふさわしくない。枝野
経産相は、ただちに辞任しろ!
7,
「ストレステスト」の審査には、原発メーカーである三菱重工から献金を受け
ている御用学者が三人も入っている。買収された審判がジャッジするスポーツな
どありえないように、ましてや人の生き死にに関わる原発の稼働の当否を決める
場に、こんな人物たちがいること自体がありえない。
「原発に想定外などあってはならない」...これは、福島事故の最大の教訓であ
るはずです。「想定外」を最初から度外視した「ストレステスト」の結果などで
原発を再び動かし、これ以上私たちの生命が脅かされるなんて、もう我慢がなり
ません。
ましてや、このように「ストレステスト」など、原発を動かし、日本の原子炉
を外国に売り込むためにする「茶番」としか言いようがありません。
こんな茶番を演じる前に、保安院は福島をかえせ!
政府は「冷温停止状態-収束宣言」を撤回しろ!
そして、福島事故が示したことは、「原発はあっと言う間に当たり前の生活を
根こそぎ破壊する」ということであり、「原発は未必の大量殺人の装置だ」とい
うことです。
原発ゼロを求める闘いは、未来を取り戻す闘いです。
絶対に原発再稼働を阻止して、原発ゼロを実現させよう!未来はそこからしか
始まりません。
1月18日、経産省保安院前に大集合しよう!そして叫ぼう!
「殺されてたまるか!」
:::::(ここまで):::::::::::::::::::::
双葉町の井戸川町長、子どもたちを避難させよと涙で訴え
皆様
脱原発世界会議、お疲れさまでした。OurPlanetTVの白石です。
動画のアーカイブ、徐々に整いつつあります。
完璧になるまでしばしお待ちください。
ところで、脱原発世界会議の首長会議に出席した双葉町の井戸川町長にインタビューした映像をyoutubeに再アップしたので、ぜひご覧ください。
重要なポイントは以下の通り
★自分は原発を推進してきた。責任はある。立地自治体は全て同じ責任
★この事故を絶対に最後にしなければならない
★東電の責任が明らかにならないまま、中間貯蔵施設の設置はありえない
★人形峠の事件の加害者(日本原子力研究機構)に入って欲しくない
★除染は費用も、時間もかかり、技術も確立していない。
★福島県内の子どもたちは、国で避難させるべき。
★安全委員会で、寄付金を貰っている人など、二度と自分の前に出てくるな
特に、子どもたちへの被曝に対して、非常に心配しており避難させて欲しいと訴えながら、涙がこぼれたのを見てびっくりしました。原発立地の他の自治体の首長さんに見てもらいたいです。
========================================================
「反面教師にしてほしい」双葉町井戸川町長インタビュー
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1297
========================================================
youtube版
http://youtu.be/98sudW4C4m8
togetterまとめ
http://togetter.com/li/243001
福島第一原子力発電所のある福島県双葉町の井戸川町長は1月15日、脱原発世界会議に参加。OurPlanetTVのインタビューに応じた。
井戸川町長は、福島第一原子力発電所からわずか3キロの地点に自宅がある。地震が起きたおきた当時は、車の中にいて、原発への影響をまず心配したという。結果的に、翌日早朝に避難指示となり、町民の避難を誘導中に、1号機が爆発。第一原発からのチリを直接かぶったという。その後、線量計で身辺の計測。汚-染の広がりが想像を超えていたため、福島県内では、被曝による危険性があると判断し、避難所を埼玉県に置くことを、自らの判断で決定したことを明らかにした。
現在、政府は、双葉郡に、放射性廃棄物の中間貯蔵施設を建設しようとしているが、井戸川町長は、真っ向から反対を表明。今月12日、その検討を行う電源地域政策協議会の第1回目の会合を欠席したが、インタビューの中で、今後一切、同-協議会には出席しない方針であることを明らかにした。
また、原発を誘致した責任については、「その責任はある」ときっぱり。どのように責任を表したら良いか考えているとしたうえで、「どの原発にも危険性はある」として、原発を誘致した自治体すべ同罪であるとの考えを示-した。また原発の再稼働に関しては、「今回の事故を最後にしなければならない」として、自分たちを「反面教師にして欲しい」と話した。
井戸川町長は、脱原発世界会議の首長会議に出席。他の自治体の首長に対し、福島の子どもたちの避難を受け入れて欲しいと、別室で話をしたという。「国が定めている基準は上-限年間1ミリシーベルトじ。除染には時間も費用もかかる」として「子どもたちを国で避難させてほしい」と涙をうかべて、訴えた。
(転送終了)
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
脱原発世界会議、お疲れさまでした。OurPlanetTVの白石です。
動画のアーカイブ、徐々に整いつつあります。
完璧になるまでしばしお待ちください。
ところで、脱原発世界会議の首長会議に出席した双葉町の井戸川町長にインタビューした映像をyoutubeに再アップしたので、ぜひご覧ください。
重要なポイントは以下の通り
★自分は原発を推進してきた。責任はある。立地自治体は全て同じ責任
★この事故を絶対に最後にしなければならない
★東電の責任が明らかにならないまま、中間貯蔵施設の設置はありえない
★人形峠の事件の加害者(日本原子力研究機構)に入って欲しくない
★除染は費用も、時間もかかり、技術も確立していない。
★福島県内の子どもたちは、国で避難させるべき。
★安全委員会で、寄付金を貰っている人など、二度と自分の前に出てくるな
特に、子どもたちへの被曝に対して、非常に心配しており避難させて欲しいと訴えながら、涙がこぼれたのを見てびっくりしました。原発立地の他の自治体の首長さんに見てもらいたいです。
========================================================
「反面教師にしてほしい」双葉町井戸川町長インタビュー
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1297
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youtube版
http://youtu.be/98sudW4C4m8
togetterまとめ
http://togetter.com/li/243001
福島第一原子力発電所のある福島県双葉町の井戸川町長は1月15日、脱原発世界会議に参加。OurPlanetTVのインタビューに応じた。
井戸川町長は、福島第一原子力発電所からわずか3キロの地点に自宅がある。地震が起きたおきた当時は、車の中にいて、原発への影響をまず心配したという。結果的に、翌日早朝に避難指示となり、町民の避難を誘導中に、1号機が爆発。第一原発からのチリを直接かぶったという。その後、線量計で身辺の計測。汚-染の広がりが想像を超えていたため、福島県内では、被曝による危険性があると判断し、避難所を埼玉県に置くことを、自らの判断で決定したことを明らかにした。
現在、政府は、双葉郡に、放射性廃棄物の中間貯蔵施設を建設しようとしているが、井戸川町長は、真っ向から反対を表明。今月12日、その検討を行う電源地域政策協議会の第1回目の会合を欠席したが、インタビューの中で、今後一切、同-協議会には出席しない方針であることを明らかにした。
また、原発を誘致した責任については、「その責任はある」ときっぱり。どのように責任を表したら良いか考えているとしたうえで、「どの原発にも危険性はある」として、原発を誘致した自治体すべ同罪であるとの考えを示-した。また原発の再稼働に関しては、「今回の事故を最後にしなければならない」として、自分たちを「反面教師にして欲しい」と話した。
井戸川町長は、脱原発世界会議の首長会議に出席。他の自治体の首長に対し、福島の子どもたちの避難を受け入れて欲しいと、別室で話をしたという。「国が定めている基準は上-限年間1ミリシーベルトじ。除染には時間も費用もかかる」として「子どもたちを国で避難させてほしい」と涙をうかべて、訴えた。
(転送終了)
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太田光征
http://otasa.net/
【沖縄・高江】 沖縄防衛局が米軍ヘリパッド工事強行を狙い、現在、小康状態!
【転載歓迎】
沖縄・高江で、本日朝から沖縄防衛局が米軍ヘリパッドの工事を強行しようとして、重機(ユンボ)のアームがあがった状態で、現在、小康状態のようです。
ブログに画像が掲載されています。
http://takae.ti-da.net/
座り込みに参加されている方々は、冷静に対応しているそうですが、防衛局員は誰に向かうともなく、横一列に並んで大きな声で「工事車両を通してくださーい」と、自作自演カメラ向けの演技を繰り返しているそうです。
https://twitter.com/henokocaraban/status/159113638307823617
によると、
↓ここから引用
--------------
高江。防衛局が業者に指示し、必要も無いのに重機のエンジンをふかし、緊張状態を演出しています。沖縄防衛局…今年も「せこいやり口」です。
--------------
↑引用ここまで
https://twitter.com//KENKOOKINAWA/status/159147016243515392
には、まさしくその上を米軍のヘリが飛んでいる画像が掲載されています。
--
小林アツシ
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太田光征
http://otasa.net/
沖縄・高江で、本日朝から沖縄防衛局が米軍ヘリパッドの工事を強行しようとして、重機(ユンボ)のアームがあがった状態で、現在、小康状態のようです。
ブログに画像が掲載されています。
http://takae.ti-da.net/
座り込みに参加されている方々は、冷静に対応しているそうですが、防衛局員は誰に向かうともなく、横一列に並んで大きな声で「工事車両を通してくださーい」と、自作自演カメラ向けの演技を繰り返しているそうです。
https://twitter.com/henokocaraban/status/159113638307823617
によると、
↓ここから引用
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高江。防衛局が業者に指示し、必要も無いのに重機のエンジンをふかし、緊張状態を演出しています。沖縄防衛局…今年も「せこいやり口」です。
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↑引用ここまで
https://twitter.com//KENKOOKINAWA/status/159147016243515392
には、まさしくその上を米軍のヘリが飛んでいる画像が掲載されています。
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小林アツシ
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太田光征
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1/26沖縄市民訪米団院内集会(ワシントンからのスカイプ中継あり)
1月21日から28日まで、沖縄市民訪米団(国会議員、県議会議員、市議会議員、各種市民団体等)がワシントンDCを訪問し、米連邦議員などと懇談しますが、それにあわせて日本(東京)て院内集会を行います。現地ともスカイプでつなぎますので、ぜひご参加ください。
(転送・転載歓迎)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
沖縄市民訪米団を支援し、辺野古アセスの撤回を求める
院内集会・記者会見
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1月21日から28日まで、沖縄市民訪米団(アメリカへ米軍基地に苦しむ沖縄の声を届ける会)がワシントンD.C.を訪問します。訪米団は、平和、人権、環境にかかわる市民団体および国会、県議会、市議会議員で構成され、米国の議会議員や報道機関、市民やNGO等へ、普天間基地の県内移設と辺野古新基地建設に反対し、米軍基地の爆音、生活環境と自然環境の破壊、犯罪や事故などの被害に苦しむ沖縄の実態を訴えることを目的としています。
一方、政府・防衛省は、昨年末28日未明に、辺野古アセス(普天間飛行場代替施設建設に係わる環境影響評価)の評価書を沖縄県庁の守衛室に無理やり運び込むなど、前代未聞のなりふり構わぬ動きをしています。まさに、アセス法にもとづく手続きを無視し、内容も非科学的で、アセス制度自体を破壊するものとなっています。
私たちは、沖縄市民訪米団の活動を支援するとともに、政府に違法な辺野古アセス評価書の撤回を求めるための院内集会、記者会見を、以下のとおり開催します。皆さまのご参加、ご取材をお願いいたします。
●日 時:1月26日(木)12時〜13時30分
(ワシントンD.C.時間で25日22:00〜23:30)
●会 場:衆議院第2議員会館 第3会議室 (地下1階)
*11時30分から55分までの間に、衆議院第2議員会館入口で、
手荷物検査を受けてから、入館証をお受け取りください。
●共 催:JUCON (沖縄のための日米市民ネットワーク)、辺野古への基地建設を許さない実行委員会、沖縄・生物多様性市民ネットワーク、日本環境法律家連盟(JELF)、ジュゴン弁護団、沖縄意見広告運動、許すな!憲法改悪・市民連絡会、憲法を生かす会、日本自然保護協会、グリーンピース・ジャパン、WWFジャパン
●内 容:
・沖縄市民訪米団からの報告(ワシントンからスカイプ中継)
・ 国会議員等の発言
・ 辺野古違法アセス訴訟弁護団、原告団からの発言
・ 共同声明の発表
・ 質疑応答、その他
■お問合せ:花輪伸一(JUCON/沖縄・生物多様性市民ネットワーク)
hanawashinichi2@mbn.nifty.com 090-2452-8555
--
太田光征
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(転送・転載歓迎)
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沖縄市民訪米団を支援し、辺野古アセスの撤回を求める
院内集会・記者会見
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1月21日から28日まで、沖縄市民訪米団(アメリカへ米軍基地に苦しむ沖縄の声を届ける会)がワシントンD.C.を訪問します。訪米団は、平和、人権、環境にかかわる市民団体および国会、県議会、市議会議員で構成され、米国の議会議員や報道機関、市民やNGO等へ、普天間基地の県内移設と辺野古新基地建設に反対し、米軍基地の爆音、生活環境と自然環境の破壊、犯罪や事故などの被害に苦しむ沖縄の実態を訴えることを目的としています。
一方、政府・防衛省は、昨年末28日未明に、辺野古アセス(普天間飛行場代替施設建設に係わる環境影響評価)の評価書を沖縄県庁の守衛室に無理やり運び込むなど、前代未聞のなりふり構わぬ動きをしています。まさに、アセス法にもとづく手続きを無視し、内容も非科学的で、アセス制度自体を破壊するものとなっています。
私たちは、沖縄市民訪米団の活動を支援するとともに、政府に違法な辺野古アセス評価書の撤回を求めるための院内集会、記者会見を、以下のとおり開催します。皆さまのご参加、ご取材をお願いいたします。
●日 時:1月26日(木)12時〜13時30分
(ワシントンD.C.時間で25日22:00〜23:30)
●会 場:衆議院第2議員会館 第3会議室 (地下1階)
*11時30分から55分までの間に、衆議院第2議員会館入口で、
手荷物検査を受けてから、入館証をお受け取りください。
●共 催:JUCON (沖縄のための日米市民ネットワーク)、辺野古への基地建設を許さない実行委員会、沖縄・生物多様性市民ネットワーク、日本環境法律家連盟(JELF)、ジュゴン弁護団、沖縄意見広告運動、許すな!憲法改悪・市民連絡会、憲法を生かす会、日本自然保護協会、グリーンピース・ジャパン、WWFジャパン
●内 容:
・沖縄市民訪米団からの報告(ワシントンからスカイプ中継)
・ 国会議員等の発言
・ 辺野古違法アセス訴訟弁護団、原告団からの発言
・ 共同声明の発表
・ 質疑応答、その他
■お問合せ:花輪伸一(JUCON/沖縄・生物多様性市民ネットワーク)
hanawashinichi2@mbn.nifty.com 090-2452-8555
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太田光征
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「脱原発世界会議」登壇者有志がストレステストに緊急声明!
http://e-shift.org/?p=1514
◆飯田哲也さん、金子勝さん、松田美由紀さん、山本太郎さんら「脱原発世界会議」登壇者16人がストレステストによる原発再稼働に関して緊急声明!
◆枝野経産相と原子力安全・保安院に送付!
東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。
1万1千人が参加した「脱原発世界会議」(1月14日・15日/横浜)の登壇者有志(16人)が15日、ストレステストに関する緊急声明を公表。枝野
幸男経産相の国会事務所、経産省広報課、原子力安全・保安院の原子力安全技術基盤課(ストレステスト担当)に本日16日(月)午前11時にファックスにて送付しました。また、報道機関にも公表しました。
経産省・保安院は1月18日(水)(午後16:15〜19:15)に開催される第7回「ストレステストに係る意見聴取会」において、関西電力大飯原発3、4号機の「安全性は十分」とする評価案を提示しようとしています。「利益相反」の疑いのある3委員を辞めさせず、傍聴者を締め出してまで、あらかじめ決めたスケジュールで押し切ろうというわけです。「3・11」を経た現在、こうした旧態依然たる「原子力ムラ」の手法は許されません。
この緊急声明は1月15日の脱原発世界会議の場において、5時間程の間に急きょまとめられたものです。多方面から連名が集まっていることに加えて、政府の原子力・エネルギー政策の策定に関わる審議会の委員でもある飯田哲也さん、金子勝さん、伴英幸さんが参加されていることも特徴です。
18日の意見聴取会が迫っています。より多くの人々にこの声明を伝えて、現在進行中の危険な事態を止めることにつながるよう力をお貸しください。転送、ツイッター、フェイスブック、ブログ等でぜひ広めてください!
[転送・転載大歓迎/重複失礼]
…………………………………………………………………………………
<緊急声明>
経済産業大臣 枝野幸男 様
原子力安全・保安院長 深野弘行 様
「ストレステスト意見聴取会」について
傍聴者締め出しの撤回と「利益相反」委員の解任を求めます
東電福島原発事故により、地球上の大地も川も海も空も食物も放射性物質で汚染され、世界中の人々が影響を受けています。今、世界中が福島事故の収束と日本の今後の脱原発政策の早急な実施に注目しています。
私たちは、福島のような事故を二度と繰り返さないために、1月14日から15日まで横浜で開催された「脱原発世界会議」に出席するために集まりました。
日本側登壇者の責任において、以下を緊急に要請します。
枝野経産大臣は、就任時に情報公開を強く指示されたと聞いています。即時に善処してください。
1 傍聴者を会議会場から締めださないで
次回1月18日のストレステスト意見聴取会には、会議室での傍聴が許可されないと発表されました。定期点検中の原発の再稼働問題が緊急の重要課題である現在、それに緊密に関わるストレステスト意見聴取会は、密室で議論されるべきではなく、会議室での傍聴を許可することが民主主義の原則に従うものです。
是非とも同室で傍聴できるように善処願います。
2 利益相反行為を許さず、原発業界から寄付を受けている委員を解任して
司会役の岡本孝司委員を含め、原発業界から寄付を受けている委員たちが3人もこの会の進行を主導していることは、許されません。原発大事故のあとの原発の再稼動にかかわる重要事項の決定に、利益相反行為の可能性のある者たちを起用することは、言語同断です。即刻、岡本孝司、山口彰、阿部豊の3委員を解任して下さい。
以上、強く要請します。
2012年1月15日
脱原発世界会議 登壇者有志
雨宮処凛 作家・活動家
飯田哲也 環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長
岩上安身 ジャーナリスト・IWJ 代表
金子勝 慶應義塾大学経済学部教授
鎌田慧 ジャーナリスト
河合弘之 弁護士・脱原発弁護団全国連絡会代表・浜岡原発差止訴訟弁護団長
川崎哲 ピースボート共同代表
阪上武 福島老朽原発を考える会代表
鈴木かずえ 国際環境NGO グリーンピース・ジャパン
アイリーン・美緒子・スミス 環境ジャーナリスト、グリーン・アクション代表
豊田直巳 フォトジャーナリスト
伴英幸 原子力資料情報室共同代表
マエキタミヤコ 広告メディアクリエイティブ(サステナ)代表
松田美由紀 女優・写真家
満田夏花 国際環境NGO FoE Japan 理事
山本太郎 タレント・俳優
(アイウエオ順)
連絡先:「脱原発世界会議」実行委員会
(この件問い合わせ:グリーン・アクション 090-3620-9251 スミス)
………………………………………………………………………………
★傍聴締め出しの撤回と岡本孝司、山口彰、阿部豊の3委員の辞任、そして、大飯3、4号機の評価案提出を強行しないよう、緊急に要請して下さ
い。短いもので構いません。新聞等への投書も有効です。
【原子力安全・保安院】
代表 (TEL)03-3501-1511
広報課 (TEL)03-3501-5890
原子力安全技術基盤課(ストレステストを担当)
(FAX)03-3580-5971 (TEL)03-3501-0621
メールによるお問い合わせ:ご質問・ご意見(保安院HP)
https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html
【枝野幸男経産相】
[国会事務所]
(FAX)03-3591-2249 (TEL)03-3508-7448
[地元・大宮事務所]
(FAX)048-648-9125 (TEL)048-648-9124
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太田光征
http://otasa.net/
◆飯田哲也さん、金子勝さん、松田美由紀さん、山本太郎さんら「脱原発世界会議」登壇者16人がストレステストによる原発再稼働に関して緊急声明!
◆枝野経産相と原子力安全・保安院に送付!
東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。
1万1千人が参加した「脱原発世界会議」(1月14日・15日/横浜)の登壇者有志(16人)が15日、ストレステストに関する緊急声明を公表。枝野
幸男経産相の国会事務所、経産省広報課、原子力安全・保安院の原子力安全技術基盤課(ストレステスト担当)に本日16日(月)午前11時にファックスにて送付しました。また、報道機関にも公表しました。
経産省・保安院は1月18日(水)(午後16:15〜19:15)に開催される第7回「ストレステストに係る意見聴取会」において、関西電力大飯原発3、4号機の「安全性は十分」とする評価案を提示しようとしています。「利益相反」の疑いのある3委員を辞めさせず、傍聴者を締め出してまで、あらかじめ決めたスケジュールで押し切ろうというわけです。「3・11」を経た現在、こうした旧態依然たる「原子力ムラ」の手法は許されません。
この緊急声明は1月15日の脱原発世界会議の場において、5時間程の間に急きょまとめられたものです。多方面から連名が集まっていることに加えて、政府の原子力・エネルギー政策の策定に関わる審議会の委員でもある飯田哲也さん、金子勝さん、伴英幸さんが参加されていることも特徴です。
18日の意見聴取会が迫っています。より多くの人々にこの声明を伝えて、現在進行中の危険な事態を止めることにつながるよう力をお貸しください。転送、ツイッター、フェイスブック、ブログ等でぜひ広めてください!
[転送・転載大歓迎/重複失礼]
…………………………………………………………………………………
<緊急声明>
経済産業大臣 枝野幸男 様
原子力安全・保安院長 深野弘行 様
「ストレステスト意見聴取会」について
傍聴者締め出しの撤回と「利益相反」委員の解任を求めます
東電福島原発事故により、地球上の大地も川も海も空も食物も放射性物質で汚染され、世界中の人々が影響を受けています。今、世界中が福島事故の収束と日本の今後の脱原発政策の早急な実施に注目しています。
私たちは、福島のような事故を二度と繰り返さないために、1月14日から15日まで横浜で開催された「脱原発世界会議」に出席するために集まりました。
日本側登壇者の責任において、以下を緊急に要請します。
枝野経産大臣は、就任時に情報公開を強く指示されたと聞いています。即時に善処してください。
1 傍聴者を会議会場から締めださないで
次回1月18日のストレステスト意見聴取会には、会議室での傍聴が許可されないと発表されました。定期点検中の原発の再稼働問題が緊急の重要課題である現在、それに緊密に関わるストレステスト意見聴取会は、密室で議論されるべきではなく、会議室での傍聴を許可することが民主主義の原則に従うものです。
是非とも同室で傍聴できるように善処願います。
2 利益相反行為を許さず、原発業界から寄付を受けている委員を解任して
司会役の岡本孝司委員を含め、原発業界から寄付を受けている委員たちが3人もこの会の進行を主導していることは、許されません。原発大事故のあとの原発の再稼動にかかわる重要事項の決定に、利益相反行為の可能性のある者たちを起用することは、言語同断です。即刻、岡本孝司、山口彰、阿部豊の3委員を解任して下さい。
以上、強く要請します。
2012年1月15日
脱原発世界会議 登壇者有志
雨宮処凛 作家・活動家
飯田哲也 環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長
岩上安身 ジャーナリスト・IWJ 代表
金子勝 慶應義塾大学経済学部教授
鎌田慧 ジャーナリスト
河合弘之 弁護士・脱原発弁護団全国連絡会代表・浜岡原発差止訴訟弁護団長
川崎哲 ピースボート共同代表
阪上武 福島老朽原発を考える会代表
鈴木かずえ 国際環境NGO グリーンピース・ジャパン
アイリーン・美緒子・スミス 環境ジャーナリスト、グリーン・アクション代表
豊田直巳 フォトジャーナリスト
伴英幸 原子力資料情報室共同代表
マエキタミヤコ 広告メディアクリエイティブ(サステナ)代表
松田美由紀 女優・写真家
満田夏花 国際環境NGO FoE Japan 理事
山本太郎 タレント・俳優
(アイウエオ順)
連絡先:「脱原発世界会議」実行委員会
(この件問い合わせ:グリーン・アクション 090-3620-9251 スミス)
………………………………………………………………………………
★傍聴締め出しの撤回と岡本孝司、山口彰、阿部豊の3委員の辞任、そして、大飯3、4号機の評価案提出を強行しないよう、緊急に要請して下さ
い。短いもので構いません。新聞等への投書も有効です。
【原子力安全・保安院】
代表 (TEL)03-3501-1511
広報課 (TEL)03-3501-5890
原子力安全技術基盤課(ストレステストを担当)
(FAX)03-3580-5971 (TEL)03-3501-0621
メールによるお問い合わせ:ご質問・ご意見(保安院HP)
https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html
【枝野幸男経産相】
[国会事務所]
(FAX)03-3591-2249 (TEL)03-3508-7448
[地元・大宮事務所]
(FAX)048-648-9125 (TEL)048-648-9124
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太田光征
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2012年01月15日
バンダジェフスキー氏:セシウムの長期摂取による体内残存量
柳沢のり子さんが柏市の請願用にまとめた文章を紹介します。
太田光征
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*
バンダジェフスキー氏 セシウムの長期摂取による体内残存量
図:放射性セシウムの一回摂取と長期摂取による体内残存量の経時推移 (ICRP PUBLICATION...
http://yocaki.tumblr.com/post/10719162869/icrp-publication
PUBLICATION 111. Application of the Commission’s Recommendations to the Protection of People Living in Long-term Contaminated Areas after a Nuclear Accident or a Radiation Emergency)。
バンダジェフスキー氏の研究によれば、ミンスクの子どもには20Bq/kg以上のセシウム137が体内に残存し、85パーセントが心電図に病理変化を記録しており、体内放射能が認められない場合でさえも4人に一人の心電図に変化があったという。 竹之内真理氏による 週刊金曜日10.14号
日本政府が基準とするICRPのグラフでわかるように体重30kgの子どもが20Bq/kgになるのは身体に600Bqがたまるということでありそれは100日以内で起きる。体重70kgの大人は600日=2年未満である。
太田光征
http://otasa.net/
*
バンダジェフスキー氏 セシウムの長期摂取による体内残存量
図:放射性セシウムの一回摂取と長期摂取による体内残存量の経時推移 (ICRP PUBLICATION...
http://yocaki.tumblr.com/post/10719162869/icrp-publication

バンダジェフスキー氏の研究によれば、ミンスクの子どもには20Bq/kg以上のセシウム137が体内に残存し、85パーセントが心電図に病理変化を記録しており、体内放射能が認められない場合でさえも4人に一人の心電図に変化があったという。 竹之内真理氏による 週刊金曜日10.14号
日本政府が基準とするICRPのグラフでわかるように体重30kgの子どもが20Bq/kgになるのは身体に600Bqがたまるということでありそれは100日以内で起きる。体重70kgの大人は600日=2年未満である。
2012年01月14日
18日ストレステスト聴取会、保安院は「傍聴」締め出しで「遠聴」を強制
東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]
1月18日(水)に開催される第7回「ストレステストに係る意見聴取会」(16:15〜19:15)の案内が出たのですが、保安院は傍聴者を締め出し、別室をしつらえるという暴挙に出てきました。
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/29/007/240118.pdf
傍聴申し込みは16日(月)17時です。私は、「同室での傍聴を希望」と添え書きして申し込むつもりです。可能な方はぜひ傍聴してください。
・………・………・………・………・………・………・………・
★傍聴希望は、1月16日(月)17時まで氏名(漢字及びカタカナ)、職業(所属、役職)、連絡先(電話番号・FAX番号)、プレス・一般傍聴の別を必ず明記の上、件名を「第7回発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価に係る意見聴取会」とし、FAXまたは電子メールで登録
<申込み(問い合わせ)先>
原子力安全・保安院原子力安全技術基盤課 林田、田尻
TEL:03-3501-0621 FAX:03-3580-5971
e-mail:qqnbbf@meti.go.jp
・………・………・………・………・………・………・………・
本日14日(土)の日経新聞朝刊(1&5面)に「大飯原発の安全性十分」「ストレステスト 保安院、初の判断」「再稼働、地元了承カギ」の見出しのもと、保安院は「大飯原発3、4号機のストレステスト評価結果について、妥当とする方針を固めた。18日に開く専門家の意見聴取会に評価案を提示する」との記事が掲載されました。一方で「手続きが先行するのは大飯原発だが、政府がひそかに『再稼働1号』と期待するのは四国電力伊方原発3号機」などの言及もあります。
三菱重工から献金を受け取った3委員の「利益相反」が問題化する中で、保安院は、傍聴者を排除してまで、あらかじめ決めたスケジュールを強行しようとしています。
この間、傍聴や経産省前などでのチラシ配布などに取り組んできた「福島原発事故緊急会議」は13日(金)午後、以下の抗議・要請書を経産省広報、意見聴取会事務局、枝野経産相国会事務所あてにファックスし、報道関係者にも公表しました。 後ろに保安院、枝野経産相の要請先を付けましたので、皆さんも緊急に要請を集中してください。「八百長テスト」の茶番を許さない声をあげてください!
………………………………………………………………………………
<抗議・要請書>
経済産業大臣 枝野幸男 様
原子力安全・保安院長 深野弘行 様
「ストレステスト意見聴取会」について
傍聴者締め出しの撤回と「利益相反」委員の解任を求めます
福島原発事故により、地球上の大地も川も海も空も食物も放射性物質で汚染し、福島では多くの人々が生活と仕事とふるさとを奪われ、今なお高線量の中で生活しいつしか白血病やがんを罹患するのではとおびえて生活しています。かつその被害は福島に限りません。
このような大事故はなぜ起こったのでしょうか? 私たちは、福島原発事故の原因究明に関心を持ち、種々の審議会や報道発表に注目してきました。そんな中で、「発電用原子炉施設の安全性に関する総合評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会」にも注目し過去数回の傍聴をしてきましたが、この間に私たちにはとても納得できない・黙っていられない事態が発生したので、以下に要請をします。
枝野経産大臣は、就任時に情報公開を強く指示されたと聞いています。即時に善処してください。
1 傍聴者を会議会場から締めださないで
1月12日に公開された第7回(1月18日予定)の開催通知で、今までと異なり傍聴者は1014会議室という別会場で「映像及び音声をリアルタイムでご覧いただける」と案内されました。これでは、傍聴でなく遠聴です。山奥や地球の裏側で見聞きするのと変わりません。会議のその時々の委員や事務方や事業者の表情を知ることも、臨場感を持って全体の空気を掴むこともできません。また、委員たちも密室で議論することを望んでいるとは思えません。このような扱いは民主主義に反します。
是非とも同室で傍聴できるように善処願います。
2 利益相反行為を許さず、原発業界から寄付を受けている委員を解任して
過去数回の意見聴取会を傍聴する中で、原発業界から寄付を受けている委員がこの会の進行を主導していることに愕然としました。おびただしい被害をもたらしている原発大事故のあと、原発の再稼動にかかわる重要事項について、科学技術者の良心に基づいて過去の過ちを認め客観的に検討し判断し意見を述べることを、それらの委員に期待できるでしょうか。原発事業者や原発メーカーなどから種々の名目で寄付を受けているとすれば、その委員たちは利益相反行為をすることになります。他の省庁でも議題毎に利益相反を避けて委員を離席させて議論しています。原発業界から寄付を受けている委員は止めさせるべきだと思います。
以上、強く要請します。
2012年1月13日 福島原発事故緊急会議
連絡先:E-mail: contact@2011shinsai.info
Tel:03-6424-5748/Fax: 03-6424-5749
〒112-0014 東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
ピープルズ・プラン研究所
………………………………………………………………………………
★傍聴締め出しの撤回と岡本孝司、山口彰、阿部豊の3委員の辞任を緊急に要請して下さい。短いもので構いません。新聞等への投書も有効です。
※この情報をぜひ転送、ブログ、ツィッター、フェイスブック等で広めてください。お知り合いのメディア関係者にもぜひお伝えください。
【原子力安全・保安院】
代表 (TEL)03-3501-1511
広報課 (TEL)03-3501-5890
原子力安全技術基盤課(ストレステストを担当)
(FAX)03-3580-5971 (TEL)03-3501-0621
メールによるお問い合わせ:ご質問・ご意見(保安院HP)
https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html
【枝野幸男経産相】
[国会事務所]
(FAX)03-3591-2249 (TEL)03-3508-7448
[地元・大宮事務所]
(FAX)048-648-9125 (TEL)048-648-9124
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
[転送・転載歓迎/重複失礼]
1月18日(水)に開催される第7回「ストレステストに係る意見聴取会」(16:15〜19:15)の案内が出たのですが、保安院は傍聴者を締め出し、別室をしつらえるという暴挙に出てきました。
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/29/007/240118.pdf
傍聴申し込みは16日(月)17時です。私は、「同室での傍聴を希望」と添え書きして申し込むつもりです。可能な方はぜひ傍聴してください。
・………・………・………・………・………・………・………・
★傍聴希望は、1月16日(月)17時まで氏名(漢字及びカタカナ)、職業(所属、役職)、連絡先(電話番号・FAX番号)、プレス・一般傍聴の別を必ず明記の上、件名を「第7回発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価に係る意見聴取会」とし、FAXまたは電子メールで登録
<申込み(問い合わせ)先>
原子力安全・保安院原子力安全技術基盤課 林田、田尻
TEL:03-3501-0621 FAX:03-3580-5971
e-mail:qqnbbf@meti.go.jp
・………・………・………・………・………・………・………・
本日14日(土)の日経新聞朝刊(1&5面)に「大飯原発の安全性十分」「ストレステスト 保安院、初の判断」「再稼働、地元了承カギ」の見出しのもと、保安院は「大飯原発3、4号機のストレステスト評価結果について、妥当とする方針を固めた。18日に開く専門家の意見聴取会に評価案を提示する」との記事が掲載されました。一方で「手続きが先行するのは大飯原発だが、政府がひそかに『再稼働1号』と期待するのは四国電力伊方原発3号機」などの言及もあります。
三菱重工から献金を受け取った3委員の「利益相反」が問題化する中で、保安院は、傍聴者を排除してまで、あらかじめ決めたスケジュールを強行しようとしています。
この間、傍聴や経産省前などでのチラシ配布などに取り組んできた「福島原発事故緊急会議」は13日(金)午後、以下の抗議・要請書を経産省広報、意見聴取会事務局、枝野経産相国会事務所あてにファックスし、報道関係者にも公表しました。 後ろに保安院、枝野経産相の要請先を付けましたので、皆さんも緊急に要請を集中してください。「八百長テスト」の茶番を許さない声をあげてください!
………………………………………………………………………………
<抗議・要請書>
経済産業大臣 枝野幸男 様
原子力安全・保安院長 深野弘行 様
「ストレステスト意見聴取会」について
傍聴者締め出しの撤回と「利益相反」委員の解任を求めます
福島原発事故により、地球上の大地も川も海も空も食物も放射性物質で汚染し、福島では多くの人々が生活と仕事とふるさとを奪われ、今なお高線量の中で生活しいつしか白血病やがんを罹患するのではとおびえて生活しています。かつその被害は福島に限りません。
このような大事故はなぜ起こったのでしょうか? 私たちは、福島原発事故の原因究明に関心を持ち、種々の審議会や報道発表に注目してきました。そんな中で、「発電用原子炉施設の安全性に関する総合評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会」にも注目し過去数回の傍聴をしてきましたが、この間に私たちにはとても納得できない・黙っていられない事態が発生したので、以下に要請をします。
枝野経産大臣は、就任時に情報公開を強く指示されたと聞いています。即時に善処してください。
1 傍聴者を会議会場から締めださないで
1月12日に公開された第7回(1月18日予定)の開催通知で、今までと異なり傍聴者は1014会議室という別会場で「映像及び音声をリアルタイムでご覧いただける」と案内されました。これでは、傍聴でなく遠聴です。山奥や地球の裏側で見聞きするのと変わりません。会議のその時々の委員や事務方や事業者の表情を知ることも、臨場感を持って全体の空気を掴むこともできません。また、委員たちも密室で議論することを望んでいるとは思えません。このような扱いは民主主義に反します。
是非とも同室で傍聴できるように善処願います。
2 利益相反行為を許さず、原発業界から寄付を受けている委員を解任して
過去数回の意見聴取会を傍聴する中で、原発業界から寄付を受けている委員がこの会の進行を主導していることに愕然としました。おびただしい被害をもたらしている原発大事故のあと、原発の再稼動にかかわる重要事項について、科学技術者の良心に基づいて過去の過ちを認め客観的に検討し判断し意見を述べることを、それらの委員に期待できるでしょうか。原発事業者や原発メーカーなどから種々の名目で寄付を受けているとすれば、その委員たちは利益相反行為をすることになります。他の省庁でも議題毎に利益相反を避けて委員を離席させて議論しています。原発業界から寄付を受けている委員は止めさせるべきだと思います。
以上、強く要請します。
2012年1月13日 福島原発事故緊急会議
連絡先:E-mail: contact@2011shinsai.info
Tel:03-6424-5748/Fax: 03-6424-5749
〒112-0014 東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
ピープルズ・プラン研究所
………………………………………………………………………………
★傍聴締め出しの撤回と岡本孝司、山口彰、阿部豊の3委員の辞任を緊急に要請して下さい。短いもので構いません。新聞等への投書も有効です。
※この情報をぜひ転送、ブログ、ツィッター、フェイスブック等で広めてください。お知り合いのメディア関係者にもぜひお伝えください。
【原子力安全・保安院】
代表 (TEL)03-3501-1511
広報課 (TEL)03-3501-5890
原子力安全技術基盤課(ストレステストを担当)
(FAX)03-3580-5971 (TEL)03-3501-0621
メールによるお問い合わせ:ご質問・ご意見(保安院HP)
https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html
【枝野幸男経産相】
[国会事務所]
(FAX)03-3591-2249 (TEL)03-3508-7448
[地元・大宮事務所]
(FAX)048-648-9125 (TEL)048-648-9124
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太田光征
http://otasa.net/
1/14 ひかりかいぎ 脱原発世界会議と森聞きにおくるさのまきこさんの歌詞
みなさま
おはようございます。
今日の日の脱原発世界会議の開催、映画『森聞き』鎌倉上映会の開催、まことにおめでとうございます。
ここ南阿蘇では、各地区ごとに「どんとや」の開催シーズンです。
それぞれの土地が光かがやきますよう、こちらでも、ひばしらをたて、今年のことを、土地の皆さんとかいぎします。今朝はこれから、燃やす竹の切り出し行ってきます。縄文式アグニホートラ、なるか?
宮崎県は幸島の対岸、いちきに住む友達の歌手、さのまきこさんが歌ってくれた歌詞をご紹介させて頂きます。
「あいをひらいて ひかりをはなてば、 ちからはうずまいて ほしはよみがえる」
こうてい的な表現も、ひはんのエネルギーも、言葉はとても力があると感じました。いつも皆さんのお働きとサポートをありがとうございます。
豊田 義信
yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
http://heiwa0.seesaa.net
2012年01月13日
【1月28、31日】トンデル博士講演会 低線量被ばくのリスク
http://www.foejapan.org/energy/evt/120131.html
脱原発・エネルギーシフトに向けて
1/31 トンデル博士、福島で講演会 低線量被ばくのリスクを知ろう!
放射能災害対応特別講演とシンポジウム in FUKUSHIMA
スウェーデンでチェルノブイリ後の低線量被ばくの影響調査を行った
ヨーテボリ大学のマーチン・トンデル博士と京大の原子炉実験所の今
中哲二先生をお招きし、福島で講演会を開きます。
皆さまのご参加をお待ちしています。
日 時
2012年 1月31日(火)18:30〜20:30
会 場
福島テルサFTホール >地図
福島市上町4-25
内 容
○特別講演
低線量被ばくを正しく知ろう 〜チェルノブイリ事故によるスウェーデンでのガン影響〜
・・・マーチン・トンデル氏(スウェーデン ヨーテボリ大学 労働環境医学)
チェルノブイリ原発事故によるスウェーデン人の被ばくと悪性腫瘍追跡調査方法
・・・通訳と解説 今中哲二氏(京都大学原子炉実験所)
○飯舘村への支援活動報告
・・・NPO法人エコロジー・アーキスケープ
○福島の子ども達を放射能から守る活動報告
・・・FoE Japan
参加費
無料 申込み不要
主催
NPO法人エコロジー・アーキスケープ
国際環境NGO FoE Japan(フレンズ・オブ・ジ・アース・ジャパン)
後援
子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
問合せ
NPO法人エコロジー・アーキスケープ
E-mail:eas@bronze.ocn.ne.jp
国際環境NGO FoE Japan
Tel: 03-6907-7217(平日10:00〜20:00)
Fax: 03-6907-7219 携帯:090-6142-1807(満田)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
崎山です。
高木学校でもトンデルさんのセミナーをします。
2012年01月28日(土)13時30分から
高木学校特別講演会 チェルノブイリ原発事故とスウェーデンにおける被ばく影響
同時にウエリンダーさんが労働者被ばくの話しをされます。
http://takasas.main.jp/
ご関心のある方はご参加下さい。
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
ホームページ:http://kaze.fm/
ヘルプページ: http://help.yahoo.co.jp/help/jp/groups/
グループページ: http://groups.yahoo.co.jp/group/uniting-peace/
グループ管理者: mailto:uniting-peace-owner@yahoogroups.jp
グループをやめる(自動処理)
uniting-peace-unsubscribe@yahoogroups.jp
---
なお、投稿者は本メールの送信者欄に表示されている方です。
脱原発・エネルギーシフトに向けて
1/31 トンデル博士、福島で講演会 低線量被ばくのリスクを知ろう!
放射能災害対応特別講演とシンポジウム in FUKUSHIMA
スウェーデンでチェルノブイリ後の低線量被ばくの影響調査を行った
ヨーテボリ大学のマーチン・トンデル博士と京大の原子炉実験所の今
中哲二先生をお招きし、福島で講演会を開きます。
皆さまのご参加をお待ちしています。
日 時
2012年 1月31日(火)18:30〜20:30
会 場
福島テルサFTホール >地図
福島市上町4-25
内 容
○特別講演
低線量被ばくを正しく知ろう 〜チェルノブイリ事故によるスウェーデンでのガン影響〜
・・・マーチン・トンデル氏(スウェーデン ヨーテボリ大学 労働環境医学)
チェルノブイリ原発事故によるスウェーデン人の被ばくと悪性腫瘍追跡調査方法
・・・通訳と解説 今中哲二氏(京都大学原子炉実験所)
○飯舘村への支援活動報告
・・・NPO法人エコロジー・アーキスケープ
○福島の子ども達を放射能から守る活動報告
・・・FoE Japan
参加費
無料 申込み不要
主催
NPO法人エコロジー・アーキスケープ
国際環境NGO FoE Japan(フレンズ・オブ・ジ・アース・ジャパン)
後援
子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
問合せ
NPO法人エコロジー・アーキスケープ
E-mail:eas@bronze.ocn.ne.jp
国際環境NGO FoE Japan
Tel: 03-6907-7217(平日10:00〜20:00)
Fax: 03-6907-7219 携帯:090-6142-1807(満田)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
崎山です。
高木学校でもトンデルさんのセミナーをします。
2012年01月28日(土)13時30分から
高木学校特別講演会 チェルノブイリ原発事故とスウェーデンにおける被ばく影響
同時にウエリンダーさんが労働者被ばくの話しをされます。
http://takasas.main.jp/
ご関心のある方はご参加下さい。
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太田光征
http://otasa.net/
ホームページ:http://kaze.fm/
ヘルプページ: http://help.yahoo.co.jp/help/jp/groups/
グループページ: http://groups.yahoo.co.jp/group/uniting-peace/
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uniting-peace-unsubscribe@yahoogroups.jp
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なお、投稿者は本メールの送信者欄に表示されている方です。
中川保雄著『放射線被曝の歴史』
諸留能興さんが中川保雄著<増補>『放射線被曝の歴史』の「序にかえて」を出版社から許可を得て公表しています。
〈増補〉放射線被曝の歴史 - 株式会社 明石書店
http://www.akashi.co.jp/book/b94582.html
合わせて紹介されている目次は、失礼ですが、少々誤字があったものですから、出版社のサイトに掲載されている目次のコピーにすべて差し替えさせていただきました。
「序にかえて」では<放射線被曝の影響に関する研究とそれに基づく防護基準は加害側が「科学的」というレッテルを貼りながら独占し、広島・長崎の放射線被害に関しても日本人研究者が米軍主体の調査結果を大筋で受け入れ、米軍による原爆被害の隠ぺいや過小評価に加担してきた。この理解しがたい事実は、そうした日本人研究者が日本の侵略戦争に協力し、日本の原爆開発に従事していたこと、つまり日本側も加害側が研究主体になっていたことが絡んでいる。>という主旨のことなどが書かれています。
太田光征
http://otasa.net/
*
[2012(H24)年01月13日(金曜)AM02:35送信]
《パレスチナに平和を京都の会》諸留です
**転送/転載/拡散 歓迎**
------------------------------------
昨年秋に出版されました
<増補>『放射線被曝の歴史』
中川保雄著
島薗進氏推薦
明石書店
ISBN: 9784750334820
2011年10月20日初版第一刷
本体2,300円+税
http://www.akashi.co.jp/
は、大変優れた著書です。
地道な「実証史学的方法論」を縦横に駆使し、本書巻末に掲載されているアメリカ側の膨大な公開情報(公文書資料等)を、
丹念に収集・分析することで、対象とする問題の根底を、深く、鋭くえぐり出すことに成功した著者、中川保雄氏の手腕に深い敬意を表します。
著者中川保雄氏の用いた「実証史学的分析方法」と同様の分析方法を用いた秀作として、私たち圧倒的多数の日本人、とくに京都人の「神話」を、完璧に打ち砕くことに成功した、日本史研究会の吉田守男氏著の『京都に原爆を投下せよ---原爆投下目標は京都だった』(角川書店)
の著書と並ぶ、記念碑的な著書と言っても過言ではない。
ジャーナリスト界のシンクスが2つある。ひとつは【世間で言われている「秘密情報」の90%は「公開情報」の中に既に隠されている】と言うもの。もうひとつは【「うそ」は「真」の皮、「真」は「ウソ」の皮】というのです。
決定的に重要な情報は、秘密にされ、市民大衆に知らされないから解らない・・・のではなく、既に今までに、一般市民大衆に流された、公開情報の中にこそ、決定的な情報が含まれているのだが、一般大衆はそれに気付かないだけ・・・という意味です!
また、「あぁ・・これはウソだなぁ・・・」と世間の人から思われ、棄て去られ無視されるような情報でも、その「ウソ情報」の皮を、一皮めくれば、実は意外な真実をそこに発見できる。逆に、世間から「あぁ・・これだけは確かな情報だ」と、「真実」と思われてる情報でも、その「確かな情報」の皮を一皮めくれば、その情報が実は「ウソ」か、あるいは「確かさを疑わせるだけの十分な情報がそこに含まれている」ということ。
市民大衆は、そこまで、公開情報をコツコツ収集したり分析まではしないから、気付かないだけ。私(諸留)自身も、この「法則」がかなりの確率で正しいことを半年費やして分析収集して、この「実証史学的分析方法」の有効性を確認した経験があります。
今回、本書の「目次」と「1 放射線被害の歴史から未来への教訓を ---- 序にかえて」 の2箇所だけに限り、ウェブサイト掲載に伴う、電子化や公衆送信権使用の許諾を、出版者の「明石書店様」並びに、(2012年1月現在)の著作権者の中川慶子様(著者中川保雄氏の奥様)から
私(諸留)が承諾を給わりましたので、以下、公開掲示します。
拡散・拡大・複写・転送など大歓迎!
「今回の福島第一原発事故の事態の重大性を鑑み、著作権の保護より有益な情報の提供・公開を優先するべきと考えています」とご判断下さいました本書出版社の明石書店様と、著作権者の中川慶子様のお二人に、ここで、改めて厚く感謝の意を表します。
福島第一原発事故による放射能汚染、とりわけ低線量被曝の危険が日増しに増大・拡散する兆しが強まりつつある現況下にあって、一人でも多くの日本国民が、本書を読んで下さることを願います。
東電や政府・官僚・自治体・保育教育現場管理者・地域住民の圧倒的多数が「盲信している」ICRPの放射能安全値が、核兵器と原発の核エネルギーの開発推進を画策する、アメリカを中核とする、日本も含む欧米核独占超大国の「政治的判断だけに基づいて恣意的に決定された我慢強制値」 でしかない値であることは本著の随所で確認できる。
とりわけ低線量被曝量の人体への影響如何に関しては放射線医学的、疫学的科学的検証や確認などは、その出発当初からほとんど考慮されることなく決定された値であったことは、本書以外にも昨年暮れにも再放送された
NHK特集ドキュメント 追跡!真相ファイル「低線量被縛 揺らぐ国際基準」(関西地方:011チャンネル)
2011年12月28日(水曜)PM22:55再放送(30分)
このTV番組は、以下のULRから見れます
http://matome.naver.jp/odai/2130135738661742901/2132514465921397203
の中で、国際放射線防護委員会(ICRP)名誉委員(複数)が「低線量のリスクはどうせわからないのだから半分に減らしたところで問題はない」
「科学的根拠はなかった。我々の判断で決めたのだ」と言明していたり更には国際放射線防護委員会(ICRP)科学事務局長のクリストファー・クレメント氏も「これまでICRPでは低線量の被曝のリスクは低いと見なし、半分に留めてきていることが、本当に妥当なのか議論している」との
驚くべき無責任な発言を、質問したNHK担当者に対し公言している!
しかもその事実は1980年代後半から既に始まっており、その頃から、ICRP基準値のデーターの基礎となっていた広島・長崎の被爆者データーが、アメリカの核戦略の「政治的意図」によって「修正」されることになったという!このことからも、著者の慧眼の正しさが傍証できる。
本著か広く読まれ、拡散することで、原発廃止イコール核兵器廃絶であることが、国民的規模で自覚され、拡大・深化していく一助となって頂くことを切望する次第である。
※【註】
以下の「1 序にかえて」の本文は、原著の段落表記とは異なって表記されています。改行を頻繁に挿入しないで長文で送信すると、しばしば発生する「文字化現象」を回避する為、原著には無い改行を適宜挿入させました。
改行冒頭部で「一文字下げしてある」改行開始箇所が、原著本来の段落(改行箇所)です。 改行冒頭部で「一文字下げしてない」改行箇所は、原著では改行無しで、全段に直結しています。
従ってこの「1 序にかえて」の、原著の段落改行箇所数は、全部で20段落です。
===========以下原著からの転載=====================
もくじ
1 放射線被害の歴史から未来への教訓を――序にかえて
2 アメリカの原爆開発と放射線被曝問題
全米放射線防護委員会の誕生
マンハッタン計画の放射線科学者
戦前の被曝基準と放射線被害
3 国際放射線防護委員会の誕生と許容線量の哲学
ICRPの生みの親
許容線量の誕生
アメリカの核開発と許容線量
ICRP一九五〇年勧告
4 放射線による遺伝的影響への不安
原爆傷害調査委員会(ABCC)の設立
ABCCによる遺伝的影響研究
倍加線量と公衆の許容線量
5 原子力発電の推進とビキニの死の灰の影響
原子力発電でのアメリカの巻き返し
ビキニの死の灰の影響
BEAR委員会の登場
許容線量の引き下げ
ICRP一九五八年勧告
国連科学委員会
6 放射線によるガン・白血病の危険性をめぐって
微量放射線の危険性への不安の広がり
死の灰によるミルクの汚染
ガン・白血病の「しきい線量」
広島・長崎での放射線障害の過小評価
7 核実験反対運動の高まりとリスク‐べネフィット論
核実験反対運動の高まり
リスク‐ベネフィット論の誕生
一九六〇年の連邦審議会報告とBEAR報告
ICRP一九六五年勧告
8 反原発運動の高まりと経済性優先のリスク論の“進化”
反原発運動の高揚
科学者による許容線量批判の高まり
原発推進策の行きづまり
放射線被曝の金勘定とコスト‐ベネフィット論
BEIR‐1報告
ICRPによるコスト‐ベネフィット論の導入
生命の金勘定
原子力産業は他産業よりも安全
ICRP一九七七年勧告
9 広島・長崎の原爆線量見直しの秘密
原爆線量見直しの真の発端
マンキューソによるハンフォード核施設労働者の調査
絶対的とされたT65D線量の再検討へ
軍事機密漏らしの高等戦術
BEIR‐3報告をめぐる争い
日米合同ワークショップによるDS86の確定
10 チェルノブイリ事故とICRP新勧告
ICRP勧告改訂の背景
新勧告につながるパリ声明
チェルノブイリ事故と一般人の被曝限度
新勧告とりまとめまでの経過
アメリカの放射線防護委員会と原子力産業の対応
国連科学委員会報告
BEIR‐5報告
線量大幅引き下げのカラクリ
新勧告の最大のまやかし
11 被曝の被害の歴史から学ぶべき教訓は何か
時代の変化とともに広がる被曝の被害
防護基準による被害への対応の歴史
現在の被曝問題の特徴
日本における被曝問題の最近の特徴
食品の放射能汚染
12 おわりに
増補 フクシマと放射線被曝
1 フクシマ事故の特徴と労働者・住民の大量被曝
2 一〇〇ミリシーベルト以下の被曝も危険
3 フクシマの汚染・被曝対策とICRP
4 放射線被曝との闘いから脱原発へ
5 フクシマが示すもの
旧版 あとがきにかえて
増補版 あとがき
文献
=====================================
1 放射線被害の歴史から未来への教訓を ---- 序にかえて
=====================================
人類が原子力の開発を始めてからおよそ半世紀たった。通常、その前半はもっぱら核兵器の開発の歴史として、そして後半はそれに加えて原子力発電の歴史として語られる。
しかし原子力を、開発と技術的発展の側面からのみ語ることはできない。また許されない。なぜならこの半世紀は、原子力開発に必ずつきまとう放射線被曝の歴史でもあったからである。しかもその被曝は、人類を死滅させるかもしれない恐るべき危険性をもつのである。
ところが人類の生存を左右する放射線のこの被曝の危険性について、歴史的にどのように認識され、どのように対処されてきたのかを体系的に扱った書物はいまだない。
わずかに、放射線被曝防護の歴史を表面的に扱った書物がいくつか存在するが、それらはすべて放射線被曝を管理する立場から書かれたものばかりである。
放射線防護の行政と実務に深くかかわる種々の組織や学会、協会の人たちの手になるそれらの放射線被曝問題の扱いは、原子力発電の推進あるいはその容認の立場から記述されている。
したがってこれまでに出版されたそれらの書物から、原子力の推進をはかってきた政府や原子力産業の放射線被曝問題に対する政策への批判を見いだすことはほとんどできない。
また、国際的な科学的権威とされている「国際放射線防護委員会」(ICRP)」などが、核兵器開発策や原子力発電推進策とどのように結びついていたのかを知ることはできない。ましてや原爆被爆者や原発労働者など「ヒバクシャ」の真の被害や苦しみを見いだすことなどとうていできない。
原子力の問題に関心を抱く多くの人びとにとって現在最も必要なことの一つは、原子力が人類の未来を約束するものかどうかを、ありとあらゆる原子力開発に共通し、その基礎に横たわる放射線被曝の問題から考えることであると私は思う。
一九七九年のアメリカのスリーマイル島事故は、原発重大事故が現実に起こることを教え、一九七九年のソ連のチェルノブイリ原発事故は、原子力発電が地球的放射能汚染と分かちがたいものであることを示した。
原発と核燃料サイクルによる放射能汚染は、人類と地球上のすべての生物にとって、死活の脅威となっている地球環境問題の筆頭にあげなければならない。
核戦争による人類の滅亡を避けうる可能性が現在大きく高まっている。逆に、たった一つの原発の重大事故でさえ核戦争に匹敵する深刻な被害を引き起こすことをわれわれは今、身をもって教えられている。
核戦争ではなく原発・核燃料サイクル施設の重大事故で、人類と地球上の生物が滅ぼされることはないと誰が断言できようか。
しかし人類の将来の発展に原発は不可欠とする考えが依然として世界を支配している。いやむしろ最近は、主要な先進工業国は原発の新たな推進に未来を託そうとしている。
日本はその先頭を走っている。しかも、広島・長崎の惨害を経験して放射能の恐さを熟知していると思われているがゆえに、日本の原発推進策は世界のその動きを大いに鼓舞する役割を果たしている。
われわれは放射線被曝の影響についてどれほど知っているのであろうか。いや、その危険性や被害について、核兵器や原発の開発を進めてきた人びととどれほど違った観点から考えてきたであろうか。放射能の恐さや放射線被曝の危険性に関する公的なあるいは国際的な評価は、核兵器を開発し、それを使用し、その技術を原発に拡張した人びとと、それらに協カしてきた人びとによって築きあげられてきたのである。
それらの「定説」とされている考えを批判的に受けとめることから始めなければ、被爆国のわれわれが世界の他の国の人びとよりも放射能の恐さについてよく知っているなどとはとても言えない。
被害をどうみるかが問題とされる事柄を、加害した側が一方的に評価するようなことが、しかもそれが科学的とされるようなことが、まかり通ってよいものであろうか。そのような問題のある評価を基にして、現在の放射線被曝防護の基準と法令が定められている。
言い換えれば、一般には通用しないようなやり方で、放射線被曝の危険性とそれにろる被害を隠し、あるいはそれらをきわめて過小にに評価することによって、原子力開発は推し進められてきたのである。
原子力の時代が始まってから、放射線被曝の危険性はどのように考えられてきたのであろうか。それは、どのような人びとによって、いかに過小評価されてきたのであろうか。
被害者たちはどのように扱われてきたのであろうか。これらの事柄を、従来の説明とは全く異なる視点と証拠から明らかにするのが本書の大きな目的である。
秘密で覆われていることが、核・原子力問題の本質的な特徴ではある。しかし、公表されている資料と情報もまた膨大な量にのぼる。それらの入手可能な資料から、隠されているものを丹念に拾い、それらを結びつけることによって、本質的に重要なことがらを見いだすのがここでのやりかたである。
時間の経過に従って述べるなら、私がまず試みたのは、アメリカの「マンハッタン計画」の下で行われた、放射線の人体への影響の研究を洗い直すことだった。原爆放射線の研究は広島・長崎から始まる、と言われる。たしかにその面がある。
しかし破壊を目的とするものが、破壊の程度をなんら予測することなく開発されるということはありえない。そう考えて、マンハッタン計画から放射線の被害について見直すことにしたが、調べてみて驚いた。放射線をあびせる人体実験まで行われていたことが解ったからである。
この事実は後に、アメリカの議会で一九八六年に秘密が暴露されて日本でも多くの人の知るところとなった。しかしそれまでは、マンハッタン計画での放射線被曝の問題など調べても秘密の壁に遮られて何も得られないと考えたのか、誰もそのことすら指摘しなかった。
この例をみても、マンハッタン計画に関する日本の研究に大きな問題点があると指摘することができよう。同時に、誰もがよく知っていると考えている広島・長崎の原爆災害の放射線被害に関する研究に、基本的な視点で欠けるものがあると教えられる。
広島・長崎の放射線被害に関しては、これまで日本でも豊富な研究がある。そのうえ、アメリカ占領軍がプレスコードをしいて被害の実情が多くの人びとに知られることを阻んだという歴史的な経過もあったため、すでに日本やアメリカで公表されているものからは放射線の被害に関して本質的な点で新しい事実は見いだされないのではないか、と考えている人が多い。
最初は私もそのように考えていた一人である。しかし加害した側のアメリカ軍によって調査された事柄を、被害者の側に立つべき日本の研究者たちも大筋において受け入れているという事情は、なんとしても説明しがたいことではないか。
原爆が投下された直後の広島・長崎を調査したのは、日本では「日米合同調査団」とされている。しかしアメリカの公式文書では、それは「アメリカ軍合同調査委員会」と称される。この一例が示すように、調査を行った主体についてすら日本で正しく理解されているとは言えないのである。
このことは、放射線被曝の危険性に関する調査内容の評価にもあてはまる。じつは、アメリカ軍による原爆被害の隠ぺいや過小評価に、日本の代表的研究者たちも同意を与え続けてきたのである。その結果、多くの被爆者たちが、その急性死や急性障害を放射線のせいではないとされたり、ガンや白血病などの晩発的な影響についての評価を歪められてきたのである。
なぜそのようなことがまかり通ってきたのか。それを明らかにするのもこの書の目的の一つである。広島・長崎の原爆被害を調査した日本人の主だった研究者たちが、日本の侵略戦争に協力していたということが、そのことを説明してくれる。
あるいは、戦争中に日本の原爆開発に従事していたり、戦後に日本の原子力開発に関係していたことが絡んでいる。
それらの原爆被爆者の調査が基になって、原子力発電における放射線被曝の防護基準が作られている。その防護基準に集約される放射線被曝の危険性の評価については、「アメリカ原子力委員会」とその関連組織が最も大きな役割を果たしてきた。
これらアメリカを中心とする放射線被曝問題の扱いについて、筆者は一九八七年から一九八八年にかけてニューヨーク市立大学に滞在したおりに、この問題の当事者にも直接あたって調査した。
たとえば、本書の中でしばしば登場するL・S・ティラー・アメリカ放射線防護委員会名誉委員長やK・Z・モーガン・国際放射線防護委員会委員などがその一、二の例である。またアメリカ原子力委員会関係の文書の中には、情報公開法によって機密扱いが解かれたり、その結果出版されたりしたものも少なくない。
それらを基に、これまでほとんど知られていなかった「アメリカ放射線防護委員会」の放射線被曝問題に対する対応や、「アメリカ原子力委員会」による国際的な体制づくりの秘密を明らかにすることができた。その実態を解明し、従来の「定説」と異なる歴史を示すことが本書の大きな目的である。
もとより本書で明らかにされうる事柄は、隠されていた秘密のごく一部でしかないであろう。それにもかかわらず、核兵器と原子力発電の開発に伴う放射線被曝の被害者が、これまでいかにして無視されたり切り捨てられたりしてきたのか、その基本的な仕組みを明るみに引き出すことが可能である。
ここで明らかにしえたその仕組みは、原子力開発とそれによる放射線被害の問題にとどまらず、地球的問題を含む環境汚染問題とそれらによる被害の問題にも基本的にはあてはめることができるであろう。
人類が築き上げてきた文明の度合いとその豊かさの程度は、最も弱い立場にある人たちをどのように遇してきたかによって判断されると私は思う。ここで扱う問題に即して言えば、放射線をあびせられたヒバクシャの被害や、将来の時代を担う赤ん坊や子どもたちへの放射線の影響をどのように考えてきたかで測られると思う。
その子どもたちの安全を守るという場合、放射線の人体への影響という科学的な判断とともに、安全をどのように考えるかという社会的な判断が絡むことになる。その判断は、情報と社会的な権力を握る人たちが、自分たちに都合のよいように行ってきた。
その結果、原子力産業と原発を推進する人びとは、子どもたちを放射線の被害から守るという問題においてすら、経済的な利益を至上とする原理や、人の生命すら貨幣的価他に換算する仕組みを作り上げたのである。
本書のめざすところは、この原理や仕組みが、いかにして「科学」とされていったのかを解き明かし、闇に消され、切り捨てられた被害を新しく見出された証拠とともに示すことにある。
安全なものは「安全」でございますなどとことさら宣伝などしない。人びとが原発に抱く不安は、そのような「原子力広報」などでなくなりはしない。いや、大金を使ったうさん臭いその安全宣伝に、いっそうの不安を感じている。チェルノブイリ事故は、われわれ自らが不安を直視することを求めている。
われわれはその警鐘を受けとめて、この半世紀の放射能被害の歴史を直視することからまず始めよう。そして、放射能被害者を生み出す根源を見据え、新たな被害者を生み出さないためには何が必要か、を考えたいと思う。
=======以上 終わり========
**転送/転載/印刷/拡散 歓迎**
------------------------------------
真の文明は
山を荒らさず
海を荒らさず
村を荒らさず
人を殺さざるべし (田中正造)
社会が激動している今この時
歴史に残る最大の悲劇は
「悪しき人々」の過激な言葉や暴力ではなく
「善良な人々」の沈黙と無関心である
我々の世代が後世に恥ずべきは
「暗闇の子」の言動ではなく
「光の子」が抱く恐怖と無関心である (M.L.キング牧師)
*******************
《パレスチナに平和を京都の会》
"Peace for Palestine" in Kyoto Movement(PPKM)
代表:諸留(モロトメ)能興(ヨシオキ)
*******************
※ 諸留宛への送信は本メールの送信人アドレス宛にメール下さい
〈増補〉放射線被曝の歴史 - 株式会社 明石書店
http://www.akashi.co.jp/book/b94582.html
合わせて紹介されている目次は、失礼ですが、少々誤字があったものですから、出版社のサイトに掲載されている目次のコピーにすべて差し替えさせていただきました。
「序にかえて」では<放射線被曝の影響に関する研究とそれに基づく防護基準は加害側が「科学的」というレッテルを貼りながら独占し、広島・長崎の放射線被害に関しても日本人研究者が米軍主体の調査結果を大筋で受け入れ、米軍による原爆被害の隠ぺいや過小評価に加担してきた。この理解しがたい事実は、そうした日本人研究者が日本の侵略戦争に協力し、日本の原爆開発に従事していたこと、つまり日本側も加害側が研究主体になっていたことが絡んでいる。>という主旨のことなどが書かれています。
太田光征
http://otasa.net/
*
[2012(H24)年01月13日(金曜)AM02:35送信]
《パレスチナに平和を京都の会》諸留です
**転送/転載/拡散 歓迎**
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昨年秋に出版されました
<増補>『放射線被曝の歴史』
中川保雄著
島薗進氏推薦
明石書店
ISBN: 9784750334820
2011年10月20日初版第一刷
本体2,300円+税
http://www.akashi.co.jp/
は、大変優れた著書です。
地道な「実証史学的方法論」を縦横に駆使し、本書巻末に掲載されているアメリカ側の膨大な公開情報(公文書資料等)を、
丹念に収集・分析することで、対象とする問題の根底を、深く、鋭くえぐり出すことに成功した著者、中川保雄氏の手腕に深い敬意を表します。
著者中川保雄氏の用いた「実証史学的分析方法」と同様の分析方法を用いた秀作として、私たち圧倒的多数の日本人、とくに京都人の「神話」を、完璧に打ち砕くことに成功した、日本史研究会の吉田守男氏著の『京都に原爆を投下せよ---原爆投下目標は京都だった』(角川書店)
の著書と並ぶ、記念碑的な著書と言っても過言ではない。
ジャーナリスト界のシンクスが2つある。ひとつは【世間で言われている「秘密情報」の90%は「公開情報」の中に既に隠されている】と言うもの。もうひとつは【「うそ」は「真」の皮、「真」は「ウソ」の皮】というのです。
決定的に重要な情報は、秘密にされ、市民大衆に知らされないから解らない・・・のではなく、既に今までに、一般市民大衆に流された、公開情報の中にこそ、決定的な情報が含まれているのだが、一般大衆はそれに気付かないだけ・・・という意味です!
また、「あぁ・・これはウソだなぁ・・・」と世間の人から思われ、棄て去られ無視されるような情報でも、その「ウソ情報」の皮を、一皮めくれば、実は意外な真実をそこに発見できる。逆に、世間から「あぁ・・これだけは確かな情報だ」と、「真実」と思われてる情報でも、その「確かな情報」の皮を一皮めくれば、その情報が実は「ウソ」か、あるいは「確かさを疑わせるだけの十分な情報がそこに含まれている」ということ。
市民大衆は、そこまで、公開情報をコツコツ収集したり分析まではしないから、気付かないだけ。私(諸留)自身も、この「法則」がかなりの確率で正しいことを半年費やして分析収集して、この「実証史学的分析方法」の有効性を確認した経験があります。
今回、本書の「目次」と「1 放射線被害の歴史から未来への教訓を ---- 序にかえて」 の2箇所だけに限り、ウェブサイト掲載に伴う、電子化や公衆送信権使用の許諾を、出版者の「明石書店様」並びに、(2012年1月現在)の著作権者の中川慶子様(著者中川保雄氏の奥様)から
私(諸留)が承諾を給わりましたので、以下、公開掲示します。
拡散・拡大・複写・転送など大歓迎!
「今回の福島第一原発事故の事態の重大性を鑑み、著作権の保護より有益な情報の提供・公開を優先するべきと考えています」とご判断下さいました本書出版社の明石書店様と、著作権者の中川慶子様のお二人に、ここで、改めて厚く感謝の意を表します。
福島第一原発事故による放射能汚染、とりわけ低線量被曝の危険が日増しに増大・拡散する兆しが強まりつつある現況下にあって、一人でも多くの日本国民が、本書を読んで下さることを願います。
東電や政府・官僚・自治体・保育教育現場管理者・地域住民の圧倒的多数が「盲信している」ICRPの放射能安全値が、核兵器と原発の核エネルギーの開発推進を画策する、アメリカを中核とする、日本も含む欧米核独占超大国の「政治的判断だけに基づいて恣意的に決定された我慢強制値」 でしかない値であることは本著の随所で確認できる。
とりわけ低線量被曝量の人体への影響如何に関しては放射線医学的、疫学的科学的検証や確認などは、その出発当初からほとんど考慮されることなく決定された値であったことは、本書以外にも昨年暮れにも再放送された
NHK特集ドキュメント 追跡!真相ファイル「低線量被縛 揺らぐ国際基準」(関西地方:011チャンネル)
2011年12月28日(水曜)PM22:55再放送(30分)
このTV番組は、以下のULRから見れます
http://matome.naver.jp/odai/2130135738661742901/2132514465921397203
の中で、国際放射線防護委員会(ICRP)名誉委員(複数)が「低線量のリスクはどうせわからないのだから半分に減らしたところで問題はない」
「科学的根拠はなかった。我々の判断で決めたのだ」と言明していたり更には国際放射線防護委員会(ICRP)科学事務局長のクリストファー・クレメント氏も「これまでICRPでは低線量の被曝のリスクは低いと見なし、半分に留めてきていることが、本当に妥当なのか議論している」との
驚くべき無責任な発言を、質問したNHK担当者に対し公言している!
しかもその事実は1980年代後半から既に始まっており、その頃から、ICRP基準値のデーターの基礎となっていた広島・長崎の被爆者データーが、アメリカの核戦略の「政治的意図」によって「修正」されることになったという!このことからも、著者の慧眼の正しさが傍証できる。
本著か広く読まれ、拡散することで、原発廃止イコール核兵器廃絶であることが、国民的規模で自覚され、拡大・深化していく一助となって頂くことを切望する次第である。
※【註】
以下の「1 序にかえて」の本文は、原著の段落表記とは異なって表記されています。改行を頻繁に挿入しないで長文で送信すると、しばしば発生する「文字化現象」を回避する為、原著には無い改行を適宜挿入させました。
改行冒頭部で「一文字下げしてある」改行開始箇所が、原著本来の段落(改行箇所)です。 改行冒頭部で「一文字下げしてない」改行箇所は、原著では改行無しで、全段に直結しています。
従ってこの「1 序にかえて」の、原著の段落改行箇所数は、全部で20段落です。
===========以下原著からの転載=====================
もくじ
1 放射線被害の歴史から未来への教訓を――序にかえて
2 アメリカの原爆開発と放射線被曝問題
全米放射線防護委員会の誕生
マンハッタン計画の放射線科学者
戦前の被曝基準と放射線被害
3 国際放射線防護委員会の誕生と許容線量の哲学
ICRPの生みの親
許容線量の誕生
アメリカの核開発と許容線量
ICRP一九五〇年勧告
4 放射線による遺伝的影響への不安
原爆傷害調査委員会(ABCC)の設立
ABCCによる遺伝的影響研究
倍加線量と公衆の許容線量
5 原子力発電の推進とビキニの死の灰の影響
原子力発電でのアメリカの巻き返し
ビキニの死の灰の影響
BEAR委員会の登場
許容線量の引き下げ
ICRP一九五八年勧告
国連科学委員会
6 放射線によるガン・白血病の危険性をめぐって
微量放射線の危険性への不安の広がり
死の灰によるミルクの汚染
ガン・白血病の「しきい線量」
広島・長崎での放射線障害の過小評価
7 核実験反対運動の高まりとリスク‐べネフィット論
核実験反対運動の高まり
リスク‐ベネフィット論の誕生
一九六〇年の連邦審議会報告とBEAR報告
ICRP一九六五年勧告
8 反原発運動の高まりと経済性優先のリスク論の“進化”
反原発運動の高揚
科学者による許容線量批判の高まり
原発推進策の行きづまり
放射線被曝の金勘定とコスト‐ベネフィット論
BEIR‐1報告
ICRPによるコスト‐ベネフィット論の導入
生命の金勘定
原子力産業は他産業よりも安全
ICRP一九七七年勧告
9 広島・長崎の原爆線量見直しの秘密
原爆線量見直しの真の発端
マンキューソによるハンフォード核施設労働者の調査
絶対的とされたT65D線量の再検討へ
軍事機密漏らしの高等戦術
BEIR‐3報告をめぐる争い
日米合同ワークショップによるDS86の確定
10 チェルノブイリ事故とICRP新勧告
ICRP勧告改訂の背景
新勧告につながるパリ声明
チェルノブイリ事故と一般人の被曝限度
新勧告とりまとめまでの経過
アメリカの放射線防護委員会と原子力産業の対応
国連科学委員会報告
BEIR‐5報告
線量大幅引き下げのカラクリ
新勧告の最大のまやかし
11 被曝の被害の歴史から学ぶべき教訓は何か
時代の変化とともに広がる被曝の被害
防護基準による被害への対応の歴史
現在の被曝問題の特徴
日本における被曝問題の最近の特徴
食品の放射能汚染
12 おわりに
増補 フクシマと放射線被曝
1 フクシマ事故の特徴と労働者・住民の大量被曝
2 一〇〇ミリシーベルト以下の被曝も危険
3 フクシマの汚染・被曝対策とICRP
4 放射線被曝との闘いから脱原発へ
5 フクシマが示すもの
旧版 あとがきにかえて
増補版 あとがき
文献
=====================================
1 放射線被害の歴史から未来への教訓を ---- 序にかえて
=====================================
人類が原子力の開発を始めてからおよそ半世紀たった。通常、その前半はもっぱら核兵器の開発の歴史として、そして後半はそれに加えて原子力発電の歴史として語られる。
しかし原子力を、開発と技術的発展の側面からのみ語ることはできない。また許されない。なぜならこの半世紀は、原子力開発に必ずつきまとう放射線被曝の歴史でもあったからである。しかもその被曝は、人類を死滅させるかもしれない恐るべき危険性をもつのである。
ところが人類の生存を左右する放射線のこの被曝の危険性について、歴史的にどのように認識され、どのように対処されてきたのかを体系的に扱った書物はいまだない。
わずかに、放射線被曝防護の歴史を表面的に扱った書物がいくつか存在するが、それらはすべて放射線被曝を管理する立場から書かれたものばかりである。
放射線防護の行政と実務に深くかかわる種々の組織や学会、協会の人たちの手になるそれらの放射線被曝問題の扱いは、原子力発電の推進あるいはその容認の立場から記述されている。
したがってこれまでに出版されたそれらの書物から、原子力の推進をはかってきた政府や原子力産業の放射線被曝問題に対する政策への批判を見いだすことはほとんどできない。
また、国際的な科学的権威とされている「国際放射線防護委員会」(ICRP)」などが、核兵器開発策や原子力発電推進策とどのように結びついていたのかを知ることはできない。ましてや原爆被爆者や原発労働者など「ヒバクシャ」の真の被害や苦しみを見いだすことなどとうていできない。
原子力の問題に関心を抱く多くの人びとにとって現在最も必要なことの一つは、原子力が人類の未来を約束するものかどうかを、ありとあらゆる原子力開発に共通し、その基礎に横たわる放射線被曝の問題から考えることであると私は思う。
一九七九年のアメリカのスリーマイル島事故は、原発重大事故が現実に起こることを教え、一九七九年のソ連のチェルノブイリ原発事故は、原子力発電が地球的放射能汚染と分かちがたいものであることを示した。
原発と核燃料サイクルによる放射能汚染は、人類と地球上のすべての生物にとって、死活の脅威となっている地球環境問題の筆頭にあげなければならない。
核戦争による人類の滅亡を避けうる可能性が現在大きく高まっている。逆に、たった一つの原発の重大事故でさえ核戦争に匹敵する深刻な被害を引き起こすことをわれわれは今、身をもって教えられている。
核戦争ではなく原発・核燃料サイクル施設の重大事故で、人類と地球上の生物が滅ぼされることはないと誰が断言できようか。
しかし人類の将来の発展に原発は不可欠とする考えが依然として世界を支配している。いやむしろ最近は、主要な先進工業国は原発の新たな推進に未来を託そうとしている。
日本はその先頭を走っている。しかも、広島・長崎の惨害を経験して放射能の恐さを熟知していると思われているがゆえに、日本の原発推進策は世界のその動きを大いに鼓舞する役割を果たしている。
われわれは放射線被曝の影響についてどれほど知っているのであろうか。いや、その危険性や被害について、核兵器や原発の開発を進めてきた人びととどれほど違った観点から考えてきたであろうか。放射能の恐さや放射線被曝の危険性に関する公的なあるいは国際的な評価は、核兵器を開発し、それを使用し、その技術を原発に拡張した人びとと、それらに協カしてきた人びとによって築きあげられてきたのである。
それらの「定説」とされている考えを批判的に受けとめることから始めなければ、被爆国のわれわれが世界の他の国の人びとよりも放射能の恐さについてよく知っているなどとはとても言えない。
被害をどうみるかが問題とされる事柄を、加害した側が一方的に評価するようなことが、しかもそれが科学的とされるようなことが、まかり通ってよいものであろうか。そのような問題のある評価を基にして、現在の放射線被曝防護の基準と法令が定められている。
言い換えれば、一般には通用しないようなやり方で、放射線被曝の危険性とそれにろる被害を隠し、あるいはそれらをきわめて過小にに評価することによって、原子力開発は推し進められてきたのである。
原子力の時代が始まってから、放射線被曝の危険性はどのように考えられてきたのであろうか。それは、どのような人びとによって、いかに過小評価されてきたのであろうか。
被害者たちはどのように扱われてきたのであろうか。これらの事柄を、従来の説明とは全く異なる視点と証拠から明らかにするのが本書の大きな目的である。
秘密で覆われていることが、核・原子力問題の本質的な特徴ではある。しかし、公表されている資料と情報もまた膨大な量にのぼる。それらの入手可能な資料から、隠されているものを丹念に拾い、それらを結びつけることによって、本質的に重要なことがらを見いだすのがここでのやりかたである。
時間の経過に従って述べるなら、私がまず試みたのは、アメリカの「マンハッタン計画」の下で行われた、放射線の人体への影響の研究を洗い直すことだった。原爆放射線の研究は広島・長崎から始まる、と言われる。たしかにその面がある。
しかし破壊を目的とするものが、破壊の程度をなんら予測することなく開発されるということはありえない。そう考えて、マンハッタン計画から放射線の被害について見直すことにしたが、調べてみて驚いた。放射線をあびせる人体実験まで行われていたことが解ったからである。
この事実は後に、アメリカの議会で一九八六年に秘密が暴露されて日本でも多くの人の知るところとなった。しかしそれまでは、マンハッタン計画での放射線被曝の問題など調べても秘密の壁に遮られて何も得られないと考えたのか、誰もそのことすら指摘しなかった。
この例をみても、マンハッタン計画に関する日本の研究に大きな問題点があると指摘することができよう。同時に、誰もがよく知っていると考えている広島・長崎の原爆災害の放射線被害に関する研究に、基本的な視点で欠けるものがあると教えられる。
広島・長崎の放射線被害に関しては、これまで日本でも豊富な研究がある。そのうえ、アメリカ占領軍がプレスコードをしいて被害の実情が多くの人びとに知られることを阻んだという歴史的な経過もあったため、すでに日本やアメリカで公表されているものからは放射線の被害に関して本質的な点で新しい事実は見いだされないのではないか、と考えている人が多い。
最初は私もそのように考えていた一人である。しかし加害した側のアメリカ軍によって調査された事柄を、被害者の側に立つべき日本の研究者たちも大筋において受け入れているという事情は、なんとしても説明しがたいことではないか。
原爆が投下された直後の広島・長崎を調査したのは、日本では「日米合同調査団」とされている。しかしアメリカの公式文書では、それは「アメリカ軍合同調査委員会」と称される。この一例が示すように、調査を行った主体についてすら日本で正しく理解されているとは言えないのである。
このことは、放射線被曝の危険性に関する調査内容の評価にもあてはまる。じつは、アメリカ軍による原爆被害の隠ぺいや過小評価に、日本の代表的研究者たちも同意を与え続けてきたのである。その結果、多くの被爆者たちが、その急性死や急性障害を放射線のせいではないとされたり、ガンや白血病などの晩発的な影響についての評価を歪められてきたのである。
なぜそのようなことがまかり通ってきたのか。それを明らかにするのもこの書の目的の一つである。広島・長崎の原爆被害を調査した日本人の主だった研究者たちが、日本の侵略戦争に協力していたということが、そのことを説明してくれる。
あるいは、戦争中に日本の原爆開発に従事していたり、戦後に日本の原子力開発に関係していたことが絡んでいる。
それらの原爆被爆者の調査が基になって、原子力発電における放射線被曝の防護基準が作られている。その防護基準に集約される放射線被曝の危険性の評価については、「アメリカ原子力委員会」とその関連組織が最も大きな役割を果たしてきた。
これらアメリカを中心とする放射線被曝問題の扱いについて、筆者は一九八七年から一九八八年にかけてニューヨーク市立大学に滞在したおりに、この問題の当事者にも直接あたって調査した。
たとえば、本書の中でしばしば登場するL・S・ティラー・アメリカ放射線防護委員会名誉委員長やK・Z・モーガン・国際放射線防護委員会委員などがその一、二の例である。またアメリカ原子力委員会関係の文書の中には、情報公開法によって機密扱いが解かれたり、その結果出版されたりしたものも少なくない。
それらを基に、これまでほとんど知られていなかった「アメリカ放射線防護委員会」の放射線被曝問題に対する対応や、「アメリカ原子力委員会」による国際的な体制づくりの秘密を明らかにすることができた。その実態を解明し、従来の「定説」と異なる歴史を示すことが本書の大きな目的である。
もとより本書で明らかにされうる事柄は、隠されていた秘密のごく一部でしかないであろう。それにもかかわらず、核兵器と原子力発電の開発に伴う放射線被曝の被害者が、これまでいかにして無視されたり切り捨てられたりしてきたのか、その基本的な仕組みを明るみに引き出すことが可能である。
ここで明らかにしえたその仕組みは、原子力開発とそれによる放射線被害の問題にとどまらず、地球的問題を含む環境汚染問題とそれらによる被害の問題にも基本的にはあてはめることができるであろう。
人類が築き上げてきた文明の度合いとその豊かさの程度は、最も弱い立場にある人たちをどのように遇してきたかによって判断されると私は思う。ここで扱う問題に即して言えば、放射線をあびせられたヒバクシャの被害や、将来の時代を担う赤ん坊や子どもたちへの放射線の影響をどのように考えてきたかで測られると思う。
その子どもたちの安全を守るという場合、放射線の人体への影響という科学的な判断とともに、安全をどのように考えるかという社会的な判断が絡むことになる。その判断は、情報と社会的な権力を握る人たちが、自分たちに都合のよいように行ってきた。
その結果、原子力産業と原発を推進する人びとは、子どもたちを放射線の被害から守るという問題においてすら、経済的な利益を至上とする原理や、人の生命すら貨幣的価他に換算する仕組みを作り上げたのである。
本書のめざすところは、この原理や仕組みが、いかにして「科学」とされていったのかを解き明かし、闇に消され、切り捨てられた被害を新しく見出された証拠とともに示すことにある。
安全なものは「安全」でございますなどとことさら宣伝などしない。人びとが原発に抱く不安は、そのような「原子力広報」などでなくなりはしない。いや、大金を使ったうさん臭いその安全宣伝に、いっそうの不安を感じている。チェルノブイリ事故は、われわれ自らが不安を直視することを求めている。
われわれはその警鐘を受けとめて、この半世紀の放射能被害の歴史を直視することからまず始めよう。そして、放射能被害者を生み出す根源を見据え、新たな被害者を生み出さないためには何が必要か、を考えたいと思う。
=======以上 終わり========
**転送/転載/印刷/拡散 歓迎**
------------------------------------
真の文明は
山を荒らさず
海を荒らさず
村を荒らさず
人を殺さざるべし (田中正造)
社会が激動している今この時
歴史に残る最大の悲劇は
「悪しき人々」の過激な言葉や暴力ではなく
「善良な人々」の沈黙と無関心である
我々の世代が後世に恥ずべきは
「暗闇の子」の言動ではなく
「光の子」が抱く恐怖と無関心である (M.L.キング牧師)
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《パレスチナに平和を京都の会》
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あさこはうすへのハガキのこと 1/14,15 小笠原厚子さんと松戸で交流会
皆様
今年もよろしくお願いします。
下記、松戸の吉野さんからのメイルを転送させて頂きます。
皆さんのお働きをありがとうございます。
豊田 義信
yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
http://heiwa0.seesaa.net
=================
さて、毎年8月に取り組まれる六ヶ所ピースサイクルの際には、
本州の最北端・大間町で大間原発(電源開発)の建設に親子2代で土地を売らずに、
原発の敷地内でがんばっておられる小笠原厚子さんと交流を持ってきました。
この度、14.15日、横浜で開催される脱原発世界会議に小笠原さんも参加されます。
そこで、この機会を使って小笠原さんとの交流会を企画しました。
日時/1月16日(月)午後1時30分から
会場/松戸・ほくとビル4F会議室
連絡先/047-360-6064 チラシを添付します(必要な方は吉野さんか豊田までご連絡下さい)。
ご都合がつきましたらご参加ください。
今年になって、小笠原さんの「あさこはうす」をめぐる状況が緊迫しています。
小笠原さんがSOSを発信しています。
東北電力が、「あさこはうす」への道路を封鎖するために、交通量を量り始めました。
電源開発の敷地内にあるために、公道から「あさこはうす」に行くためには、
かなり長い両サイド厳重な金網の砂利道があります。
この道を封鎖する考えのようです。
原発震災のために苦しむ市民が多数いる中で、
新規の原発建設など絶対に認められません。
そこで、「あさこはうす」へ葉書を出して下さい。
小笠原さんへの激励の手紙で結構です。
一時的な手紙だけでなく、各地域の脱原発の行動などを知らせる案内でも結構です。
継続した取り組みをお願いします。
郵便車の通行も、大事なカウントになるからです。
住所は下記です。
知人・友人にもこの情報をお知らせください。
よろしくお願いします。
〒039−4601 青森県下北郡大間町字小奥戸396 あさこはうす
小笠原厚子様宛
2012.1.10 松戸 吉野信次
=================
保安院、ストレステストの結果を待たずに六ヶ所再処理工場の試験再開を黙認
六ヶ所再処理工場は2011年3月11日に外部電源を喪失し、その後も非常用ディーゼル発電機2機のうち1機が故障し、また4月7日の余震でも外部電源が遮断するという重大事故を起こしている。
原子力発電と核燃料サイクルからの撤退を求める意見書(日弁連)
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/opinion/report/data/110715.pdf
太田光征
http://otasa.net/
*
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
六ヶ所再処理工場のガラス固化試験再開に抗議を!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
メーリングリストなどではご連絡していますが、緊急にお願いします。
抗議文の共同提出団体の締め切りは、14日(土)です。
日本原燃は、六ヶ所再処理工場のガラス固化試験を再開しようとしています。1月4日夕刻に試験再開の準備を開始し、1月末までに再開しようとしています。
原子力安全・保安院は、原燃の判断に任せるとして、無責任にも再開を黙認しています。再処理工場のストレステストについて指示を出しながら、報告は4月でよしとしています。
大飯原発3・4号を筆頭に、原発の運転再開の動きが強まっていますが、なんと、その前に、再処理工場のガラス固化試験を再開するというのです。この試験再開は、再処理工場の本格運転開始のためのものです。
福島原発事故の原因も明らかにならないうちに、特段に危険な再処理工場の試験が事実上無条件で再開されようとしています。日本原燃の社長は、年末の記者会見で「ここ青森で福島のような事故を絶対に起こしてはならない」と述べましたが、福島事故の原因も実態も解明されていません。
このような保安院と日本原燃に対し強く抗議しましょう。
★★抗議文に同意してくださる団体は、共同の提出団体になってください。
提出団体の募集締め切り 1月14日(土)
団体名を明記してこちらに連絡してください。 mihama@jca.apc.org
抗議文の提出は1月16日頃を予定しています。
抗議文は、このメールの最後につけています。
また、こちらでも見ることができます。
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/rrp_prtst20120110.htm
★1月23日からの週には、「原発さよなら署名」の提出と共に、再処理工場の試運転に反対する政府交渉を予定しています。交渉の日程などが決まり次第、ご連絡します。
「原発さよなら署名」は下記まで送ってください。
1月22日必着
〒162-0825 新宿区神楽坂2-19 銀鈴会館405 AIR 福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
こちらも拡散お願いします。
●大飯原発3・4号の運転再開に反対する署名
第二次集約:1月末です。
ネット署名http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/ooi_signature/ooi_signature1201_1.htm
紙版の署名用紙 http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/ooi_signature_20111209-2.pdf
●大飯原発3・4号の運転再開を止めよう!2月4日 関西びわこ集会&デモ
2月4日は琵琶湖のほとりに結集し、運転再開反対の声をあげよう!
案 内 http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/annai_20120204_02.htm
チラシ http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/annai_20120204_02.pdf
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎抗 議 文
六ヶ所再処理工場のガラス固化試験の準備開始に強く抗議する。
直ちに準備作業を停止せよ
2012年1月○日
原子力安全・保安院長 深野 弘行 様
日本原燃(株)社長 川井 吉彦 様
今年1月4日夕刻に日本原燃は、六ヶ所再処理工場のガラス固化設備に係るアクティブ試験の準備を開始した。1月末までにはガラス固化体の製造に入るという。原子力安全・保安院はこの開始について何ら報告等を受けることさえなく、ただ黙認しているだけである。福島事故を受け、原発が次々と停止している中、特段に危険性の高い再処理工場の試験が事実上無条件で再開されようとしている。
このような開始に強く抗議し、直ちに作業を停止するよう要求する。
日本原燃の川井社長は昨年12月27日の定例記者会見で、「ここ青森で福島のような事故を絶対に起こしてはならない」と述べているが、肝心な「福島のような事故」の実態も原因も未だ解明されていない。このことは保安院自身が認めていることである。
その保安院は、11月25日に日本原燃に対し、アクティブ試験に係るストレステストの実施を求めたが、日本原燃の報告書提出は4月以降になるという。それなのに保安院はどうしてアクティブ試験の再開を黙って見過ごすのか。福島事故の教訓を把握しそれを生かすより前に再処理工場を動かすことが、いまどうして許されるのだろうか。
そればかりか、日本原燃は昨年7月22日に安全蒸気ボイラの2台同時故障を起こしている。保安院は12月22日にその原因判断と対策を妥当としたが、1月5日の原子力安全委員会では、設備全体における多重性が成り立っているか、日本原燃の体質に問題があるのではないかという強い疑問が出され、この問題はけっして解決していない。
また、試験準備作業には、高レベル廃液濃縮缶によって高レベル廃液を濃縮し、濃縮廃液をつくる工程が含まれており、その過程は一段と危険性を高める。濃縮缶はすでに廃液漏えい事故を起こしており、その過程で濃縮缶には根本的な欠陥のあることが明らかになっている。
アクティブ試験の再開は、基本的に再処理工場の本格操業を目指し準備するものである。他方、福島事故を受けて、六ヶ所再処理工場をどう位置づけるのかが大きな問題として浮上している。このようなときに、まるで福島事故などなかったかのようにして六ヶ所再処理工場を動かすのは、福島事故で多大な被害を受け、いまもなお被害に苦しむ多くの人たちを冒涜する行為である。
直ちにアクティブ試験の準備作業を停止するよう、日本原燃と原子力安全・保安院に対し強く要求する。
2012年1月○日
提出団体
連絡先 美浜の会
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(このメールは、これまでメール・ニュースをお送りしている皆さん、美浜の会にメールをいただいた皆さんなどにお送りしています。
今後、メール・ニュースが不要の場合は、お手数ですが、ご連絡ください。)
※美浜の会に届くメール全てにお返事を出す時間がありません。ご了承ください。
情報は美浜の会HPにアップしていますので、そちらをご覧下さい。
2012年1月12日
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
530-0047 大阪市北区西天満4−3−3 星光ビル3階
TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581
http://www.jca.apc.org/mihama/ mihama@jca.apc.org
原子力発電と核燃料サイクルからの撤退を求める意見書(日弁連)
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/opinion/report/data/110715.pdf
太田光征
http://otasa.net/
*
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
六ヶ所再処理工場のガラス固化試験再開に抗議を!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
メーリングリストなどではご連絡していますが、緊急にお願いします。
抗議文の共同提出団体の締め切りは、14日(土)です。
日本原燃は、六ヶ所再処理工場のガラス固化試験を再開しようとしています。1月4日夕刻に試験再開の準備を開始し、1月末までに再開しようとしています。
原子力安全・保安院は、原燃の判断に任せるとして、無責任にも再開を黙認しています。再処理工場のストレステストについて指示を出しながら、報告は4月でよしとしています。
大飯原発3・4号を筆頭に、原発の運転再開の動きが強まっていますが、なんと、その前に、再処理工場のガラス固化試験を再開するというのです。この試験再開は、再処理工場の本格運転開始のためのものです。
福島原発事故の原因も明らかにならないうちに、特段に危険な再処理工場の試験が事実上無条件で再開されようとしています。日本原燃の社長は、年末の記者会見で「ここ青森で福島のような事故を絶対に起こしてはならない」と述べましたが、福島事故の原因も実態も解明されていません。
このような保安院と日本原燃に対し強く抗議しましょう。
★★抗議文に同意してくださる団体は、共同の提出団体になってください。
提出団体の募集締め切り 1月14日(土)
団体名を明記してこちらに連絡してください。 mihama@jca.apc.org
抗議文の提出は1月16日頃を予定しています。
抗議文は、このメールの最後につけています。
また、こちらでも見ることができます。
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/rrp_prtst20120110.htm
★1月23日からの週には、「原発さよなら署名」の提出と共に、再処理工場の試運転に反対する政府交渉を予定しています。交渉の日程などが決まり次第、ご連絡します。
「原発さよなら署名」は下記まで送ってください。
1月22日必着
〒162-0825 新宿区神楽坂2-19 銀鈴会館405 AIR 福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
こちらも拡散お願いします。
●大飯原発3・4号の運転再開に反対する署名
第二次集約:1月末です。
ネット署名http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/ooi_signature/ooi_signature1201_1.htm
紙版の署名用紙 http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/ooi_signature_20111209-2.pdf
●大飯原発3・4号の運転再開を止めよう!2月4日 関西びわこ集会&デモ
2月4日は琵琶湖のほとりに結集し、運転再開反対の声をあげよう!
案 内 http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/annai_20120204_02.htm
チラシ http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/annai_20120204_02.pdf
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◎抗 議 文
六ヶ所再処理工場のガラス固化試験の準備開始に強く抗議する。
直ちに準備作業を停止せよ
2012年1月○日
原子力安全・保安院長 深野 弘行 様
日本原燃(株)社長 川井 吉彦 様
今年1月4日夕刻に日本原燃は、六ヶ所再処理工場のガラス固化設備に係るアクティブ試験の準備を開始した。1月末までにはガラス固化体の製造に入るという。原子力安全・保安院はこの開始について何ら報告等を受けることさえなく、ただ黙認しているだけである。福島事故を受け、原発が次々と停止している中、特段に危険性の高い再処理工場の試験が事実上無条件で再開されようとしている。
このような開始に強く抗議し、直ちに作業を停止するよう要求する。
日本原燃の川井社長は昨年12月27日の定例記者会見で、「ここ青森で福島のような事故を絶対に起こしてはならない」と述べているが、肝心な「福島のような事故」の実態も原因も未だ解明されていない。このことは保安院自身が認めていることである。
その保安院は、11月25日に日本原燃に対し、アクティブ試験に係るストレステストの実施を求めたが、日本原燃の報告書提出は4月以降になるという。それなのに保安院はどうしてアクティブ試験の再開を黙って見過ごすのか。福島事故の教訓を把握しそれを生かすより前に再処理工場を動かすことが、いまどうして許されるのだろうか。
そればかりか、日本原燃は昨年7月22日に安全蒸気ボイラの2台同時故障を起こしている。保安院は12月22日にその原因判断と対策を妥当としたが、1月5日の原子力安全委員会では、設備全体における多重性が成り立っているか、日本原燃の体質に問題があるのではないかという強い疑問が出され、この問題はけっして解決していない。
また、試験準備作業には、高レベル廃液濃縮缶によって高レベル廃液を濃縮し、濃縮廃液をつくる工程が含まれており、その過程は一段と危険性を高める。濃縮缶はすでに廃液漏えい事故を起こしており、その過程で濃縮缶には根本的な欠陥のあることが明らかになっている。
アクティブ試験の再開は、基本的に再処理工場の本格操業を目指し準備するものである。他方、福島事故を受けて、六ヶ所再処理工場をどう位置づけるのかが大きな問題として浮上している。このようなときに、まるで福島事故などなかったかのようにして六ヶ所再処理工場を動かすのは、福島事故で多大な被害を受け、いまもなお被害に苦しむ多くの人たちを冒涜する行為である。
直ちにアクティブ試験の準備作業を停止するよう、日本原燃と原子力安全・保安院に対し強く要求する。
2012年1月○日
提出団体
連絡先 美浜の会
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(このメールは、これまでメール・ニュースをお送りしている皆さん、美浜の会にメールをいただいた皆さんなどにお送りしています。
今後、メール・ニュースが不要の場合は、お手数ですが、ご連絡ください。)
※美浜の会に届くメール全てにお返事を出す時間がありません。ご了承ください。
情報は美浜の会HPにアップしていますので、そちらをご覧下さい。
2012年1月12日
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
530-0047 大阪市北区西天満4−3−3 星光ビル3階
TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581
http://www.jca.apc.org/mihama/ mihama@jca.apc.org
総務省でさえ原発の安全検査に当たる原子力安全基盤機構(JNES)の中立性・公正性に疑念
下記報告からの要点です。
●『週刊文春』1月19日号が「M8、M9大地震戦慄の真実」の特集。若狭湾沖地震にも論及。
●原発の安全検査に当たる原子力安全基盤機構(JNES)は総務省の「政策評価・独立行政法人評価委員会」(2011年12月9日)からも「原子力事業者等の出身者を多数採用しており、検査の中立性、公正性に疑念が生じている」と批判された。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/52180.html
http://www.soumu.go.jp/main_content/000138072.pdf
●JNESは検査対象となる事業者の作成した原案を丸写しにした検査手順書を基に検査。
http://www.mainichi.jp/select/wadai/news/20120111ddm001040005000c.html
●欧州のストレステストでさえ問題、とゲオルギ・カスチエフ氏(国立ウィーン自然資源応用生命科学大学上席研究員)。
太田光征
http://otasa.net/
*
IK原発重要情報(66)[2012年1月12日]
私たちは、原発についての情報と脱原発の国民投票をめざす市民運動についての情報を発信しています。よろしく、お願いいたします。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許しください。転送・転載は自由です。)
弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策
連絡先 [1月1日より新住所です。御注意ください。]
〒170-0005 東京都豊島区南大塚3丁目4番4-203号 河内謙策法律事務所(電話03-6914-3844、FAX03-6914-3884)
Email: kenkawauchi@nifty.com
脱原発の国民投票をめざす会
http://2010ken.la.coocan.jp/datsu-genpatsu/index.html
―――――――――――――――――――――――――――――
4号機問題 巨大地震 JNES ストレステスト批判会
年末から年始にかけてのセシウム線量急上昇問題については、厚いベールに遮られて、いまだ真相が見えてきません。避難を呼びかけるサイトもありますが、私たちは、そこまでの確信にはいたっていません。
http://minnie111.blog40.fc2.com/?cx=partner-pub-6583485948050604%3A9nrcucvb1k4&cof=FORID%3A10&ie=Shift_JIS&q=%A3%B4%B9%E6%B5%A1%A1%A1%C8%F2%C6%F1&sa=%B8%A1%BA%F7&siteurl=minnie111.blog40.fc2.com%2F
1月1日の地震により4号機の配管が破断した、との情報も入っていますが、それにしては4号機の作業が旧に復するスピードが速いような気もします。
http://blogs.yahoo.co.jp/kmasa924/28786180.html
そういうことで、現時点では、私たちは、今後もこの重要な問題を考え続けていく、原子炉の状態のウォッチを続けていく、ということしかできません。申し訳ありません。
小出先生の見解も珍しく歯切れが悪いと思います。
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65784723.html
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65784904.html
私たちは南海トラフ巨大地震や南海トラフ巨大地震に連動して内陸部にも地震が展開する超巨大地震が発生する可能性を考慮するならば、原発は廃炉にするしかないと訴えています。これは本当に重要な問題です。たとえば柏崎刈羽原発は、この超巨大地震説に立てば、ストレステストを実施するまでもなく廃炉にすべきことになると思います。
『週刊文春』1月19日号は、「M8M9大地震戦慄の真実」の特集を組んでいます。一読をお勧めします。この特集では、若狭湾沖地震にも論及しています。私は、保安院で進められている「意見聴取会」での関西電力の発言を聞いて、びっくりしたことを思い出しました。彼らは、天正大地震を否定し、「現在、若狭湾の(大地震の痕跡や活断層についての)海底調査を進めている、この調査結果がまとまるのは1年かかる。だから(!)ストレスの結果に基づき運転再開をしたい」と言ったのです(言葉は不正確かもしれません)。海底調査の結果を含めて原発の安全を検討するのでなく、海底調査の結果を待たないで運転再開を口にする異常さ、それを異常とも思わない神経、本当にぞっとしました。
ストレステストの結果について審理をすすめている「意見聴取会」の岡本委員、山口委員、阿部委員が三菱重工あるいは三菱重工系の企業から寄付をもらっていたことについては、既にお知らせしたとおりです。今日は、保安院と共同で(実際は“丸投げ”とも言われる)審理にあたっている、原子力安全基盤機構の問題について注目していただきたいと思います。
(原子力安全基盤機構JNES(ジェーネス)のサイトは
http://www.jnes.go.jp/
昨年の12月9日、総務省「政策評価・独立行政法人評価委員会」(岡素之委員長)より、JNESについて厳しい批判がなされました。そこでは、「原子力事業者等の出身者を多数採用しており、検査の中立性、公正性に疑念が生じている」と明確に指摘され、「検査対象を、出身元とかかわりのない施設に限」り、「国民の信頼を確保するための措置を講ずる」ようにと勧告されていました。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/52180.html
http://www.soumu.go.jp/main_content/000138072.pdf
これだけでも大問題なのに、原子力安全基盤機構が、検査対象者の事業者の作成した原案を丸写しにした検査手順書を基に検査していることが明るみにでたのです。
http://www.mainichi.jp/select/wadai/news/20120111ddm001040005000c.html
かねてから、「原子力ムラ」の腐敗について話には聞いていましたが、こんなひどいとは…、こんなでたらめとは…、私の「想定外」でした。こんな腐敗・でたらめに基づくストレステストの審査・原発の運転再開は絶対に許されない、という声を、急速に大きくしていく必要があると思います。
昨日(1月11日)、eシフトやFoE Japan などの主催によるセミナー「欧州ストレステスト批判と日本の現状〜原発運転再開問題をめぐって〜」が、東京しごとセンターで開催されました。
同セミナーでは、欧州議会議員のレベッカ・ハームス氏、国立ウィーン自然資源応用生命科学大学上席研究員のゲオルギ・カスチエフ氏、プラント技術者の会の川井康郎氏が、講演・問題提起を行いました。参加者が少なくて残念でしたが、欧州との連帯を実感させる、非常にすばらしい集いでした。(同様の集会は大阪、松山でも開催されています。京都新聞の以下の記事も参考にしてください。
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20120111000021
レベッカ・ハームス氏とゲオルギ・カスチエフ氏の話のうち私の印象に残った点を記載します。(なお、川井氏のレジメは、日本のストレステストの問題点について、非常に整理された明解なものでした。)
レベッカ・ハームス氏:私は2007年に来日し広島・長崎の集会に参加した。そこで日本の平和運動がなぜ原発に反対しないのか、集会直前の柏崎刈羽原発事故をなぜ大きな問題にしないのか、疑問に思いました;福島の現実は、まるで核戦争後の世界のように見えます;ヨーロッパでは、国民の大多数が原発に反対しており、
政府が原子力政策を進めることが困難になっています;ドイツでは風力発電が大きく前進しています;このストレステストを信じてはいけない。ストレステストは絶対に原発の安全を保障しない。むしろ次の大事故を保障するものだ。
ゲオルギ・カスチエフ氏:ストレステストは、政治家が原発を動かすための言い訳でしかない;欧州では、包括的にリスクを評価すると言われるが、実際は限定的だ。災害、設備やシステムの品質や劣化、事故防止対策、大型航空機の墜落、テロなどを対象外にしている;欧州では調査期間が短い、日本はもっと短い。これでは新しい調査、データは不可能になり、原発は安全という結論しか出てこない;欧州では基準が無く、ほとんどの部分が「工学的判断」ということになっている;欧州では専門家の独立性がない;欧州では、透明性、公開性が不十分だ;3月11日の前に、福島原発にストレステストを実施していたら、問題ない、という答えが返ってきていただろう:IAEAは原子力推進派の代理人だ。彼らは安全評価の面でも能力が無い。その証拠に、3.11以後、何もしなかったではないか。外国の機関を招待するというのであれば、WHOなどを招待したほうが良い。
―――――――――――――――――――――――――――――
以上
●『週刊文春』1月19日号が「M8、M9大地震戦慄の真実」の特集。若狭湾沖地震にも論及。
●原発の安全検査に当たる原子力安全基盤機構(JNES)は総務省の「政策評価・独立行政法人評価委員会」(2011年12月9日)からも「原子力事業者等の出身者を多数採用しており、検査の中立性、公正性に疑念が生じている」と批判された。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/52180.html
http://www.soumu.go.jp/main_content/000138072.pdf
●JNESは検査対象となる事業者の作成した原案を丸写しにした検査手順書を基に検査。
http://www.mainichi.jp/select/wadai/news/20120111ddm001040005000c.html
●欧州のストレステストでさえ問題、とゲオルギ・カスチエフ氏(国立ウィーン自然資源応用生命科学大学上席研究員)。
太田光征
http://otasa.net/
*
IK原発重要情報(66)[2012年1月12日]
私たちは、原発についての情報と脱原発の国民投票をめざす市民運動についての情報を発信しています。よろしく、お願いいたします。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許しください。転送・転載は自由です。)
弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策
連絡先 [1月1日より新住所です。御注意ください。]
〒170-0005 東京都豊島区南大塚3丁目4番4-203号 河内謙策法律事務所(電話03-6914-3844、FAX03-6914-3884)
Email: kenkawauchi@nifty.com
脱原発の国民投票をめざす会
http://2010ken.la.coocan.jp/datsu-genpatsu/index.html
―――――――――――――――――――――――――――――
4号機問題 巨大地震 JNES ストレステスト批判会
年末から年始にかけてのセシウム線量急上昇問題については、厚いベールに遮られて、いまだ真相が見えてきません。避難を呼びかけるサイトもありますが、私たちは、そこまでの確信にはいたっていません。
http://minnie111.blog40.fc2.com/?cx=partner-pub-6583485948050604%3A9nrcucvb1k4&cof=FORID%3A10&ie=Shift_JIS&q=%A3%B4%B9%E6%B5%A1%A1%A1%C8%F2%C6%F1&sa=%B8%A1%BA%F7&siteurl=minnie111.blog40.fc2.com%2F
1月1日の地震により4号機の配管が破断した、との情報も入っていますが、それにしては4号機の作業が旧に復するスピードが速いような気もします。
http://blogs.yahoo.co.jp/kmasa924/28786180.html
そういうことで、現時点では、私たちは、今後もこの重要な問題を考え続けていく、原子炉の状態のウォッチを続けていく、ということしかできません。申し訳ありません。
小出先生の見解も珍しく歯切れが悪いと思います。
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65784723.html
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65784904.html
私たちは南海トラフ巨大地震や南海トラフ巨大地震に連動して内陸部にも地震が展開する超巨大地震が発生する可能性を考慮するならば、原発は廃炉にするしかないと訴えています。これは本当に重要な問題です。たとえば柏崎刈羽原発は、この超巨大地震説に立てば、ストレステストを実施するまでもなく廃炉にすべきことになると思います。
『週刊文春』1月19日号は、「M8M9大地震戦慄の真実」の特集を組んでいます。一読をお勧めします。この特集では、若狭湾沖地震にも論及しています。私は、保安院で進められている「意見聴取会」での関西電力の発言を聞いて、びっくりしたことを思い出しました。彼らは、天正大地震を否定し、「現在、若狭湾の(大地震の痕跡や活断層についての)海底調査を進めている、この調査結果がまとまるのは1年かかる。だから(!)ストレスの結果に基づき運転再開をしたい」と言ったのです(言葉は不正確かもしれません)。海底調査の結果を含めて原発の安全を検討するのでなく、海底調査の結果を待たないで運転再開を口にする異常さ、それを異常とも思わない神経、本当にぞっとしました。
ストレステストの結果について審理をすすめている「意見聴取会」の岡本委員、山口委員、阿部委員が三菱重工あるいは三菱重工系の企業から寄付をもらっていたことについては、既にお知らせしたとおりです。今日は、保安院と共同で(実際は“丸投げ”とも言われる)審理にあたっている、原子力安全基盤機構の問題について注目していただきたいと思います。
(原子力安全基盤機構JNES(ジェーネス)のサイトは
http://www.jnes.go.jp/
昨年の12月9日、総務省「政策評価・独立行政法人評価委員会」(岡素之委員長)より、JNESについて厳しい批判がなされました。そこでは、「原子力事業者等の出身者を多数採用しており、検査の中立性、公正性に疑念が生じている」と明確に指摘され、「検査対象を、出身元とかかわりのない施設に限」り、「国民の信頼を確保するための措置を講ずる」ようにと勧告されていました。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/52180.html
http://www.soumu.go.jp/main_content/000138072.pdf
これだけでも大問題なのに、原子力安全基盤機構が、検査対象者の事業者の作成した原案を丸写しにした検査手順書を基に検査していることが明るみにでたのです。
http://www.mainichi.jp/select/wadai/news/20120111ddm001040005000c.html
かねてから、「原子力ムラ」の腐敗について話には聞いていましたが、こんなひどいとは…、こんなでたらめとは…、私の「想定外」でした。こんな腐敗・でたらめに基づくストレステストの審査・原発の運転再開は絶対に許されない、という声を、急速に大きくしていく必要があると思います。
昨日(1月11日)、eシフトやFoE Japan などの主催によるセミナー「欧州ストレステスト批判と日本の現状〜原発運転再開問題をめぐって〜」が、東京しごとセンターで開催されました。
同セミナーでは、欧州議会議員のレベッカ・ハームス氏、国立ウィーン自然資源応用生命科学大学上席研究員のゲオルギ・カスチエフ氏、プラント技術者の会の川井康郎氏が、講演・問題提起を行いました。参加者が少なくて残念でしたが、欧州との連帯を実感させる、非常にすばらしい集いでした。(同様の集会は大阪、松山でも開催されています。京都新聞の以下の記事も参考にしてください。
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20120111000021
レベッカ・ハームス氏とゲオルギ・カスチエフ氏の話のうち私の印象に残った点を記載します。(なお、川井氏のレジメは、日本のストレステストの問題点について、非常に整理された明解なものでした。)
レベッカ・ハームス氏:私は2007年に来日し広島・長崎の集会に参加した。そこで日本の平和運動がなぜ原発に反対しないのか、集会直前の柏崎刈羽原発事故をなぜ大きな問題にしないのか、疑問に思いました;福島の現実は、まるで核戦争後の世界のように見えます;ヨーロッパでは、国民の大多数が原発に反対しており、
政府が原子力政策を進めることが困難になっています;ドイツでは風力発電が大きく前進しています;このストレステストを信じてはいけない。ストレステストは絶対に原発の安全を保障しない。むしろ次の大事故を保障するものだ。
ゲオルギ・カスチエフ氏:ストレステストは、政治家が原発を動かすための言い訳でしかない;欧州では、包括的にリスクを評価すると言われるが、実際は限定的だ。災害、設備やシステムの品質や劣化、事故防止対策、大型航空機の墜落、テロなどを対象外にしている;欧州では調査期間が短い、日本はもっと短い。これでは新しい調査、データは不可能になり、原発は安全という結論しか出てこない;欧州では基準が無く、ほとんどの部分が「工学的判断」ということになっている;欧州では専門家の独立性がない;欧州では、透明性、公開性が不十分だ;3月11日の前に、福島原発にストレステストを実施していたら、問題ない、という答えが返ってきていただろう:IAEAは原子力推進派の代理人だ。彼らは安全評価の面でも能力が無い。その証拠に、3.11以後、何もしなかったではないか。外国の機関を招待するというのであれば、WHOなどを招待したほうが良い。
―――――――――――――――――――――――――――――
以上
2012年01月12日
2012年01月11日
足踏みの圧力で発電するペイブジェン・システム
足踏みの圧力で発電するペイブジェン・システム。
Energy generating green technology/ Kinetic energy into renewable electricity | Green Energy by Pavegen Systems Ltd, London
http://www.pavegen.com/
http://youtu.be/o_n2gznONvI
太田光征
http://otasa.net/
Energy generating green technology/ Kinetic energy into renewable electricity | Green Energy by Pavegen Systems Ltd, London
http://www.pavegen.com/
http://youtu.be/o_n2gznONvI
太田光征
http://otasa.net/
Firefox 9.0.1にアップグレードしたら、アドオンが消えた
Firefox 9.0.1にアップグレードしたら、アドオンのほとんどが消えてしまいました。同じ体験で苦労している方も多いかと思うので、私が取った対処について書き留めておきたいと思います。
例えば、Tab Mix Plusとセッションマネージャが消えたのですが、個人設定やセッション情報は生き残っていて、アドオンの再インストールで復活させることができました。
Tab Mix Plus
https://addons.mozilla.jp/firefox/details/1122
セッションマネージャ
https://addons.mozilla.jp/firefox/details/2324
フォルダを確認してみると、セッションフォルダのバックアップとしてsessionbackupsがあり、ここに以前のセッションが保存されています。セッションマネージャの再インストール後に保存したセッションはsessionsフォルダに保存されていました。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\sessionbackups(Windows7の場合)
ですから、sessionbackupsはそのままにし、これをコピーして名前をsessionsに変えることで、セッションマネージャを使用できるようになります。
Tab Mix Plusとセッションマネージャを同時に使う場合には注意が必要です。
Firefoxを開き、ツール>アドオン>拡張機能>Tab Mix Plus>設定>セッションと進み、「Firefox内臓のセッション復元機能を使用する」のチェックボックスのチェックを外し、「セッションマネージャを有効にする」のチェックボックスにチェックを入れてください。
例えば、Tab Mix Plusとセッションマネージャが消えたのですが、個人設定やセッション情報は生き残っていて、アドオンの再インストールで復活させることができました。
Tab Mix Plus
https://addons.mozilla.jp/firefox/details/1122
セッションマネージャ
https://addons.mozilla.jp/firefox/details/2324
フォルダを確認してみると、セッションフォルダのバックアップとしてsessionbackupsがあり、ここに以前のセッションが保存されています。セッションマネージャの再インストール後に保存したセッションはsessionsフォルダに保存されていました。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\sessionbackups(Windows7の場合)
ですから、sessionbackupsはそのままにし、これをコピーして名前をsessionsに変えることで、セッションマネージャを使用できるようになります。
Tab Mix Plusとセッションマネージャを同時に使う場合には注意が必要です。
Firefoxを開き、ツール>アドオン>拡張機能>Tab Mix Plus>設定>セッションと進み、「Firefox内臓のセッション復元機能を使用する」のチェックボックスのチェックを外し、「セッションマネージャを有効にする」のチェックボックスにチェックを入れてください。
1/30・NPJ企画「審議会が本来の姿を取り戻すために」
日隅一雄連続対談 審議会が本来の機能を取り戻すために(東京)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
NPJ(News for the Peoplw in Japan) PRESENTS
NPJ編集長日隅一雄 連続対談企画〜無制限10本勝負〜のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東電原発事故を契機として、市民は自らが主権者としての権利を
実行できていないことに気づき始めた。
必要な情報も知らされず、政策の決定過程に関与もできず、お上の
指示に従わせられる…
その状況に甘んじていたことが今回の大事故の遠因だった。
なぜ、主権者として振舞うことができなかったのか、その理由は、
市民の怠慢ではなかった。
日本では民主的な制度が整っておらず、民意が反映されにくい社会に
なっていた。
弁護士が中心となって運営しているインターネット市民メディアNPJの
編集長であり、原発事故以降の東電記者会見でも記者として
市民が知るべき情報を引き出すために奮闘した日隅一雄(弁護士)は、
それらの問題をまとめたブックレットを岩波書店から2月に出版する。
NPJは、そのブックレットで取り上げるテーマについて、
各分野の専門家らと日隅が対談をして議論を深める連続対談を行う。
●日時
<第2回>
「審議会が本来の機能を取り戻すために」
2012年 1月30日(月)午後6時30分〜(開場午後6時)
ゲスト:青山貞一氏(東京都市大学教授)
※eメールでゲスト及び日隅編集長への質問を受け付けます。
各前日までに、pr@news-pj..netへ
●会場
岩波書店アネックスビル3階「セミナーホ−ル」
東京都千代田区神田神保町2−3−1
(神保町交差点、1階が岩波ブックセンターのビル)
地下鉄神保町駅(都営三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線)A6出口徒歩1分
http://www.i-bookcenter.com/shop/index.html
●参加費
500円(NPJ賛助会員は無料)
当日受付でお支払いください。なお、会場の都合により,
参加を先着順とさせて頂く場合がありますのでご了承ください。
●主催
NPJ(News for the People in Japan)
http://www.news-pj.net
【問い合わせ先】 城北法律事務所 弁護士 田場曉生(пF03-3988-4866)
●チラシはこちら
http://www.news-pj.net/pdf/2011/1219.pdf
<第1回>
「伝えないメディアを変革する方法」
2011年 12月19日(月)午後6時30分〜(開場午後6時)
ゲスト:藤森研氏(元朝日新聞編集委員)
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
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NPJ(News for the Peoplw in Japan) PRESENTS
NPJ編集長日隅一雄 連続対談企画〜無制限10本勝負〜のお知らせ
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東電原発事故を契機として、市民は自らが主権者としての権利を
実行できていないことに気づき始めた。
必要な情報も知らされず、政策の決定過程に関与もできず、お上の
指示に従わせられる…
その状況に甘んじていたことが今回の大事故の遠因だった。
なぜ、主権者として振舞うことができなかったのか、その理由は、
市民の怠慢ではなかった。
日本では民主的な制度が整っておらず、民意が反映されにくい社会に
なっていた。
弁護士が中心となって運営しているインターネット市民メディアNPJの
編集長であり、原発事故以降の東電記者会見でも記者として
市民が知るべき情報を引き出すために奮闘した日隅一雄(弁護士)は、
それらの問題をまとめたブックレットを岩波書店から2月に出版する。
NPJは、そのブックレットで取り上げるテーマについて、
各分野の専門家らと日隅が対談をして議論を深める連続対談を行う。
●日時
<第2回>
「審議会が本来の機能を取り戻すために」
2012年 1月30日(月)午後6時30分〜(開場午後6時)
ゲスト:青山貞一氏(東京都市大学教授)
※eメールでゲスト及び日隅編集長への質問を受け付けます。
各前日までに、pr@news-pj..netへ
●会場
岩波書店アネックスビル3階「セミナーホ−ル」
東京都千代田区神田神保町2−3−1
(神保町交差点、1階が岩波ブックセンターのビル)
地下鉄神保町駅(都営三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線)A6出口徒歩1分
http://www.i-bookcenter.com/shop/index.html
●参加費
500円(NPJ賛助会員は無料)
当日受付でお支払いください。なお、会場の都合により,
参加を先着順とさせて頂く場合がありますのでご了承ください。
●主催
NPJ(News for the People in Japan)
http://www.news-pj.net
【問い合わせ先】 城北法律事務所 弁護士 田場曉生(пF03-3988-4866)
●チラシはこちら
http://www.news-pj.net/pdf/2011/1219.pdf
<第1回>
「伝えないメディアを変革する方法」
2011年 12月19日(月)午後6時30分〜(開場午後6時)
ゲスト:藤森研氏(元朝日新聞編集委員)
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太田光征
http://otasa.net/
2012年01月10日
2012年1月初旬の福島県、降下物放射線量は増加しているが、ダスト線量と空間線量に大きな変化はない
ダストサンプリングの測定結果(平成23年6月1日〜平成24年1月10日までの測定結果) | 文部科学省
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_around_FukushimaNPP_dust_sampling/2012/01/28374/index.html
12月から1月初旬にかけて、約4倍前後の変動があり、1月初旬より高い値が12月に測定されているので、ダストサンプルについては1月初旬が特に高いということはないようだ。
測定値を幾つか拾ってみると…
【1】(62km北西)福島市杉妻町
Cs137 (Bq/m^3)
採取時刻:10:00〜翌10:00まで
2011/12/21
2011/12/22
0.00182
2011/12/23
2011/12/24
0.00116
2011/12/28
2011/12/29
0.000331
2011/12/29
2011/12/30
0.00171
2011/12/31
2012/1/1
0.000482
2012/1/1
2012/1/2
0.00103
2012/1/2
2012/1/3
0.00164
2012/1/3
2012/1/4
0.00120
2012/1/4
2012/1/5
0.000813
太田光征
2012年1月初旬の福島県ほか降下物放射線量と空間線量の食い違い
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/245234562.html
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_around_FukushimaNPP_dust_sampling/2012/01/28374/index.html
12月から1月初旬にかけて、約4倍前後の変動があり、1月初旬より高い値が12月に測定されているので、ダストサンプルについては1月初旬が特に高いということはないようだ。
測定値を幾つか拾ってみると…
【1】(62km北西)福島市杉妻町
Cs137 (Bq/m^3)
採取時刻:10:00〜翌10:00まで
2011/12/21
2011/12/22
0.00182
2011/12/23
2011/12/24
0.00116
2011/12/28
2011/12/29
0.000331
2011/12/29
2011/12/30
0.00171
2011/12/31
2012/1/1
0.000482
2012/1/1
2012/1/2
0.00103
2012/1/2
2012/1/3
0.00164
2012/1/3
2012/1/4
0.00120
2012/1/4
2012/1/5
0.000813
太田光征
2012年1月初旬の福島県ほか降下物放射線量と空間線量の食い違い
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/245234562.html
ワールドウオッチ研究所:2010年に(大規模水力を除く)自然エネルギー発電の設備容量が原発の設備容量を上回った
THE WORLD NUCLEAR INDUSTRY STATUS REPORT 2010–2011
Nuclear Power in a Post-Fukushima World
25 Years After the Chernobyl Accident
Worldwatch Institute
http://www.worldwatch.org/nuclear-power-after-fukushima
http://www.worldwatch.org/system/files/pdf/WorldNuclearIndustryStatusReport2011_%20FINAL.pdf
2010年に初めて、(大規模水力を除く)自然エネルギー発電の設備容量が原発の設備容量を上回った。すなわち、風力(193 GW)、小水力(80 GW)、バイオマスおよび廃棄物由来エネルギー(65 GW)、太陽光(43 GW)が計381 GW、原発が375 GWとなっている。これは福島原発事故前の実績。(38ページ)
太田光征
http://otasa.net/
Nuclear Power in a Post-Fukushima World
25 Years After the Chernobyl Accident
Worldwatch Institute
http://www.worldwatch.org/nuclear-power-after-fukushima
http://www.worldwatch.org/system/files/pdf/WorldNuclearIndustryStatusReport2011_%20FINAL.pdf
2010年に初めて、(大規模水力を除く)自然エネルギー発電の設備容量が原発の設備容量を上回った。すなわち、風力(193 GW)、小水力(80 GW)、バイオマスおよび廃棄物由来エネルギー(65 GW)、太陽光(43 GW)が計381 GW、原発が375 GWとなっている。これは福島原発事故前の実績。(38ページ)
太田光征
http://otasa.net/
2012年01月09日
2012年1月初旬の福島県ほか降下物放射線量と空間線量の食い違い
定時降下物環境放射能測定結果(暫定値)(第12報)
平成24年1月9日 14時現在
http://www.pref.fukushima.jp/j/koukabutsu12.pdf
1月2〜3日にピークを迎え、5〜6日に谷となり、また上昇を始めている。
ヨウ素131
セシウム134
セシウム137
単位:MBq/km^2(B/m^2)
12月31日9時〜1月1日9時
ND
6.57
8.10
1月1日9時〜1月2日9時
ND
ND
ND
1月2日9時〜1月3日9時
ND
180
252
1月3日9時〜1月4日9時
ND
54.3
71.8
1月4日9時〜1月5日9時
ND
18.9
26.0
1月5日9時〜1月6日9時
ND
10.9
17.0
1月6日9時〜1月7日9時
ND
30.8
40.5
1月7日9時〜1月8日9時
ND
37.1
53.7
*
しかし、1月7日の既報のとおり、空間線量については変化がない。
県内各市町村 環境放射能測定結果(暫定値)(第309報)(PDF:189KB) (24.1.9更新)
http://www.pref.fukushima.jp/j/zenken309.pdf
可搬型モニタリングポストによる福島県における空間線量率
http://www.r-monitor.jp/
第二原子力発電所周辺地図
http://www.atom-moc.pref.fukushima.jp/dynamic/C0003-PC.html
このサイトの測定値(nGy/h)は「過去最大値」よりはるかに高いが、過去最大値は茨城の測定値レベルで、3.11後であるはずがないと思う。
*
千葉についても空間線量に変化はないが、降下物については上昇が見られる(12月26日〜1月4日)。
空間放射線量率の測定結果について
(平成24年1月 測定分)
http://www.jcac.or.jp/lib/senryo_lib/senryo_2012_1.pdf
測定場所
千葉市稲毛区山王町295−3 日本分析センター千葉本部
降下物(地表に降下した放射性核種の濃度)
http://www.jcac.or.jp/lib/senryo_lib/taiki_kouka.pdf
大気浮遊じんについては不検出だが、降下物はCs134が26MBq/km^2(Bq/m^2)、Cs137が28MBq/km^2を検出(12月26日〜1月4日)
*
茨城の空間線量率にも変化がない。
放射線テレメータ・インターネット表示局
http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/result01.html
過去
http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/earthquake/doserate.html
*
1月2~3日に福島原発からの放射性物質放出量が増加?(1月7日)
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/244819805.html
女性記者「定時降下物環境放射能測定結果上昇についての質疑・東京電力記者会見1/6夕(部分書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1361.html
太田光征
http://otasa.net/
平成24年1月9日 14時現在
http://www.pref.fukushima.jp/j/koukabutsu12.pdf
1月2〜3日にピークを迎え、5〜6日に谷となり、また上昇を始めている。
ヨウ素131
セシウム134
セシウム137
単位:MBq/km^2(B/m^2)
12月31日9時〜1月1日9時
ND
6.57
8.10
1月1日9時〜1月2日9時
ND
ND
ND
1月2日9時〜1月3日9時
ND
180
252
1月3日9時〜1月4日9時
ND
54.3
71.8
1月4日9時〜1月5日9時
ND
18.9
26.0
1月5日9時〜1月6日9時
ND
10.9
17.0
1月6日9時〜1月7日9時
ND
30.8
40.5
1月7日9時〜1月8日9時
ND
37.1
53.7
*
しかし、1月7日の既報のとおり、空間線量については変化がない。
県内各市町村 環境放射能測定結果(暫定値)(第309報)(PDF:189KB) (24.1.9更新)
http://www.pref.fukushima.jp/j/zenken309.pdf
可搬型モニタリングポストによる福島県における空間線量率
http://www.r-monitor.jp/
第二原子力発電所周辺地図
http://www.atom-moc.pref.fukushima.jp/dynamic/C0003-PC.html
このサイトの測定値(nGy/h)は「過去最大値」よりはるかに高いが、過去最大値は茨城の測定値レベルで、3.11後であるはずがないと思う。
*
千葉についても空間線量に変化はないが、降下物については上昇が見られる(12月26日〜1月4日)。
空間放射線量率の測定結果について
(平成24年1月 測定分)
http://www.jcac.or.jp/lib/senryo_lib/senryo_2012_1.pdf
測定場所
千葉市稲毛区山王町295−3 日本分析センター千葉本部
降下物(地表に降下した放射性核種の濃度)
http://www.jcac.or.jp/lib/senryo_lib/taiki_kouka.pdf
大気浮遊じんについては不検出だが、降下物はCs134が26MBq/km^2(Bq/m^2)、Cs137が28MBq/km^2を検出(12月26日〜1月4日)
*
茨城の空間線量率にも変化がない。
放射線テレメータ・インターネット表示局
http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/result01.html
過去
http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/earthquake/doserate.html
*
1月2~3日に福島原発からの放射性物質放出量が増加?(1月7日)
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/244819805.html
女性記者「定時降下物環境放射能測定結果上昇についての質疑・東京電力記者会見1/6夕(部分書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1361.html
太田光征
http://otasa.net/
暴力団が被災者を死人扱いにして何度も福島原発に派遣させている
暴力団員が語る【原発作業員派遣】の闇
http://nikkan-spa.jp/119718
「原発作業員は被曝線量が厳しく管理され、短期間しか働くことができない。でも、ゴーストを使えば、何度でも身元を変えて作業員登録し直して現地に送れる。一便行って作業して戻ったら、1か月休ませて再び送る。問題化するまで何度でも送り続ける」(都内暴力団幹部)
被災地ゴーストとは、震災や津波で行方不明となった多重債務者などで、生存しているのに、死亡届を出すことで「死んでいるはずの人間」とされた人のことだという。
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太田光征
http://otasa.net/
http://nikkan-spa.jp/119718
「原発作業員は被曝線量が厳しく管理され、短期間しか働くことができない。でも、ゴーストを使えば、何度でも身元を変えて作業員登録し直して現地に送れる。一便行って作業して戻ったら、1か月休ませて再び送る。問題化するまで何度でも送り続ける」(都内暴力団幹部)
被災地ゴーストとは、震災や津波で行方不明となった多重債務者などで、生存しているのに、死亡届を出すことで「死んでいるはずの人間」とされた人のことだという。
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太田光征
http://otasa.net/
1/15(日)原発被曝労働国際シンポジウム
要注意:参加には脱原発世界会議のチケットが絶対に必要です
*
原発被曝労働国際シンポジウム
日時: 2012年1月15日(日) 午後3時30分〜午後5時
会場: 脱原発世界会議会場内(パシフィコ横浜)
入場料: 要注意!! 参加には脱原発世界会議のチケットが絶対に必要です。
チケットの問い合わせ先: 脱原発世界会議ウェブサイトhttp://npfree.jp/
「脱原発世界会議」実行委員会 03-3363-7561
パネリスト
西野方庸さん (関西労働者安全センター事務局長)
ポール・ジョバンさん(日本とフランスの原発労働に詳しい社会学者)
布施祐仁さん(福島第1原発で働いている労働者から継続して取材している
ジャーナリスト)
特別発言 福島第1原発で働いている労働者の方(要請中)
コーディネーター 森崎 巌(全労働省労働組合委員長)
原発被曝労働国際シンポジウム実行委員会
(実行委員長:河添 誠(首都圏青年ユニオン書記長)
実行委員会問い合わせは下記へ。
新聞労連(日本新聞労働組合連合 )
〒113-0033東京都文京区本郷2-17-17(井門本郷ビル6階)
TEL 03-5842-2201 FAX 03-5842-2250 E-mail : jnpwu@mxk.mesh.ne.jp
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太田光征
http://otasa.net/
*
原発被曝労働国際シンポジウム
日時: 2012年1月15日(日) 午後3時30分〜午後5時
会場: 脱原発世界会議会場内(パシフィコ横浜)
入場料: 要注意!! 参加には脱原発世界会議のチケットが絶対に必要です。
チケットの問い合わせ先: 脱原発世界会議ウェブサイトhttp://npfree.jp/
「脱原発世界会議」実行委員会 03-3363-7561
パネリスト
西野方庸さん (関西労働者安全センター事務局長)
ポール・ジョバンさん(日本とフランスの原発労働に詳しい社会学者)
布施祐仁さん(福島第1原発で働いている労働者から継続して取材している
ジャーナリスト)
特別発言 福島第1原発で働いている労働者の方(要請中)
コーディネーター 森崎 巌(全労働省労働組合委員長)
原発被曝労働国際シンポジウム実行委員会
(実行委員長:河添 誠(首都圏青年ユニオン書記長)
実行委員会問い合わせは下記へ。
新聞労連(日本新聞労働組合連合 )
〒113-0033東京都文京区本郷2-17-17(井門本郷ビル6階)
TEL 03-5842-2201 FAX 03-5842-2250 E-mail : jnpwu@mxk.mesh.ne.jp
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太田光征
http://otasa.net/
内部被曝研設立に当たっての独放射線防護協会声明:日本は放射能汚染ゴミの希釈禁止原則に違反
独放射線防護協会声明|ACSIR 内部被曝研
http://www.acsir.org/sebastian_pflugbeil.php
放射線防護協会会長 Dr. セバスティアン・プルークバイル
「放射線防護における国際的な合意では、特定の措置を取らないで済ませたいが為に、あらゆる種類の汚染された食品やゴミを、汚染されていないものと混ぜることによって特定の放射線量を減らし「危険ではない」ものにすることを禁止しています。日本の官庁は現時点において、食品の分野、また地震と津波の被災地から出た瓦礫の分野で、この希釈(きしゃく)禁止に違反をしています。」
●西ヨーロッパ各国での調査研究では、チェルノブイリ以降、例えばそれまでの男女の胎児の比率が女子の目立った減少として確認されている。2010年。
出典:
Von Dr. Hagen Scherb, Epidemiologe, Institut für Biomathematik und Biometrie am Helmholtz Zentrum München:
www.strahlentelex.de/Stx_10_558_S01-04.pdf
●ドイツ連邦環境省の原子炉安全及び放射線防護庁による委託研究:
「原子力発電所周辺における幼児発癌に関する疫学的研究」2007年。
出典:KiKK-Studie:
Peter Kaatsch, Claudia Spix, Sven Schmiedel, Renate Schulze-Rath, Andreas Mergenthaler, Maria Blettner: Umweltforschungsplan des Bundesumweltministeriums (UFOPLAN), Reaktorsicherheit und Strahlenschutz, Vorhaben StSch 4334: Epidemiologische Studie zu Kinderkrebs in der Umgebung von Kernkraftwerken (KiKK-Studie), Mainz 2007.
www.bfs.de/de/bfs/druck/Ufoplan/4334_KiKK_Gesamt_T.pdf (7,27 MB)
これは2003年から4年をかけた非常に膨大(330頁)な研究ですが、冒頭に簡単な英文サマリーもあります。
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
http://www.acsir.org/sebastian_pflugbeil.php
放射線防護協会会長 Dr. セバスティアン・プルークバイル
「放射線防護における国際的な合意では、特定の措置を取らないで済ませたいが為に、あらゆる種類の汚染された食品やゴミを、汚染されていないものと混ぜることによって特定の放射線量を減らし「危険ではない」ものにすることを禁止しています。日本の官庁は現時点において、食品の分野、また地震と津波の被災地から出た瓦礫の分野で、この希釈(きしゃく)禁止に違反をしています。」
●西ヨーロッパ各国での調査研究では、チェルノブイリ以降、例えばそれまでの男女の胎児の比率が女子の目立った減少として確認されている。2010年。
出典:
Von Dr. Hagen Scherb, Epidemiologe, Institut für Biomathematik und Biometrie am Helmholtz Zentrum München:
www.strahlentelex.de/Stx_10_558_S01-04.pdf
●ドイツ連邦環境省の原子炉安全及び放射線防護庁による委託研究:
「原子力発電所周辺における幼児発癌に関する疫学的研究」2007年。
出典:KiKK-Studie:
Peter Kaatsch, Claudia Spix, Sven Schmiedel, Renate Schulze-Rath, Andreas Mergenthaler, Maria Blettner: Umweltforschungsplan des Bundesumweltministeriums (UFOPLAN), Reaktorsicherheit und Strahlenschutz, Vorhaben StSch 4334: Epidemiologische Studie zu Kinderkrebs in der Umgebung von Kernkraftwerken (KiKK-Studie), Mainz 2007.
www.bfs.de/de/bfs/druck/Ufoplan/4334_KiKK_Gesamt_T.pdf (7,27 MB)
これは2003年から4年をかけた非常に膨大(330頁)な研究ですが、冒頭に簡単な英文サマリーもあります。
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太田光征
http://otasa.net/
1月9日-12日:ヨーロッパ専門家ツアー:ストレステスト・ドイツ脱原発政策など
皆さま、
アイリーンです。
☆☆ 以下転送・転載歓迎です。☆☆
1月9日から12日の間、以下の方が海外から来られ、大阪、松山(愛媛)、東京を回ります。お話の内容はヨーロッパのストレステスト、ドイツなどヨーロッパの脱原発政策。
ゲストは以下の方たちです:
レベッカ・ハームス(欧州議員。欧州緑グループ・欧州自由連盟所属、ドイツ緑の欧州議会議員のスポークス・パーソン。)
ゲオルギ・カスチエフ(ブルガリア原子力安全庁長官。)
(大阪は、井野博満先生も加わり、日本のストレステストの問題を話されます。)
各地ツアーの紹介:
1月9日(月) 13:30〜16:30
エル・おおさか606(6階)
1月10日(火) 18:30〜21:30
松山市コミュニティセンター 2F 第1・2会議室
1月11日(水) 18:30〜20:30
東京しごとセンター 地下2階講堂 (東京・飯田橋)
1月12日(木) 14:30〜16:00
衆議院第二議員会館第1会議室 (東京・永田町)
☆各地企画の詳細は以下です。
------------------------------------------------------
原発運転再開問題をめぐって〜
欧州のストレステスト批判と日本の現状
ヨーロッパの原子力撤退と新しいエネルギー政策を語る
福島原発事故の結果、原発は相次いで停止しています。
政府は、「ストレステスト」の評価などを行い原発運転再開へと足早く動こうとしています。運転再開が始めに予定されている原発は福井県にある関西電力の大飯3号機です。
各国の専門家が指摘しているように、ストレステストには様々な矛盾・欠陥があります。そこで、欧州の専門家と日本のストレステスト意見聴取会委員である井野氏から話を聞き、両者の対談もしてもらう場を設けました。
EUと日本の専門家が、現行のそれぞれのストレステストの諸問題を整理・議論し、運転再開問題について問い直します。また、ドイツ緑の党のレベッカさんには、ドイツにおける反対運動の実情を語っていただきます。
ぜひご参加ください。
ゲスト:
・ゲオルギ・カスチエフ
・レベッカ・ハームス
・井野 博満
日 時:1月9日(月・休) 13:30〜16:30
場 所:エル・おおさか 606(6階)
(地下鉄谷町線/京阪「天満橋」から徒歩5分)
参加費:一般900円
ゲオルギ・カスチエフ
37年にわたり原子力発電所の運転、管理規制等の技術研究に携わり、1997〜2001年までブルガリア原子力安全庁長官。2011年、欧州議会の委託により作成したEUの原子力発電所ストレステストの評価報告にて「残余リスク」部分を担当。元東京工業大学客員教授。
レベッカ・ハームス
欧州緑グループ・欧州自由連盟所属、ドイツ緑の欧州議会議員のスポークス・パーソン。2004年以降、ヨーロッパ議会の産業、研究&エネルギー委員会メンバーとして、再生可能エネルギー、エネルギー効率利用、原子力問題などの課題に取り組む。
井野 博満
東京大学名誉教授、柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会代表。主な著書:『福島原発事故はなぜ起きたか』(編著、藤原書店、2011年6月刊)、『徹底検証21世紀の全技術』(現代技術史研究会編、責任編集、藤原書店、2010年10月刊)
問い合わせ
グリーン・アクション
京都市左京区田中関田町22-75-103 TEL:075-701-7223 FAX:075-702-1952
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル3階 TEL:06-6367-6580 FAX:06-6367-6581
チラシはこちらからご覧下さい。
http://greenaction-japan.org/internal/120109_chirashi.pdf
---------------------------------------------------------------
欧州のストレステスト批判から考える
伊方原発3号機の再稼働の前提とされているストレステストは、既に四国電力が国に報告し、現在原子力安全・保安院が評価を進めています。
欧州でのストレステスト批判から、日本でのストレステストの問題点を検証し、伊方再稼動への問題点を考えましょう。
日 時 2012年1月10日(火) 18:30〜21:20
場 所 松山市コミュニティセンター 第1・2会議室
資料代 1,000円
講師
ゲオルギ・カスチエフ
レベッカ・ハームス
アイリーン・美緒子・スミス
問い合わせ先 ストレステストを考える講演会実行委員会
國元:090-9771-9572 阿部:089-915-0619
--------------------------------------------------------------
欧州のストレステスト批判と日本の現状
〜原発の運転再開問題をめぐって〜
http://e-shift.org/?p=1470 (チラシのデータもあり)
●2012年1月11日(水) 18:30〜20:30
東京しごとセンター 地下2階講堂 (東京・飯田橋)
●2012年1月12日(木) 14:30〜16:00
衆議院第二議員会館第1会議室 (東京・永田町)
福島原発事故後、欧州委員会はEU域内の原子炉143基を対象にストレステストを導入しました。第1段階の原発事業者による自己評価は10月までに終了し、「福島のような事故に陥るリスクは無視してよい」などの楽観的な報告が提出されました。その後、欧州委員会によって事業者提出のストレステスト評価が行われ、その中間報告が11月末に発表されました。中間報告は、原発の安全性については踏み込みませんでしたが、各国の規制当局による検査への取り組みに大きなばらつきがあることを指摘しています。
一方、日本政府は、現在停止している原発の運転再開に向けた動きを加速させています。2012年1月下旬頃にIAEA調査団が来日し、原子力安全・
保安院や安全委員会によるストレステスト評価の検討が行われた後、地元了解を得てから、総理大臣など4大臣が運転再開の判断を下すことになっています。
各国の専門家が指摘しているように、ストレステストには様々な矛盾・欠陥があります。このセミナーでは、EUと日本の専門家および欧州議会議員が、現行のそれぞれのストレステストの諸問題を整理・議論し、運転再開問題について問い直します。
【ゲストスピーカー】
◆ゲオルギ・カスチエフ:(国立ウィーン自然資源応用生命科学大学上席研究員)37年にわたり原子力発電所の運転、管理規制等の技術研究に携わり、1997年から2001年までブルガリア原子力安全庁長官。2011年、欧州議会の委託により作成したEUの原子力発電所ストレステストの評価報告にて「残余リスク」部分を担当。元東京工業大学客員教授。
◆レベッカ・ハームス(欧州議会議員):欧州緑グループ・欧州自由連盟に所属、ドイツ緑の欧州議会議員のスポークス・パーソン。2004年以降、ヨーロッパ議会の産業、研究&エネルギー委員会メンバーとして、再生可能エネルギー、エネルギー効率利用、原子力問題などの課題に取り組む。
◆川井康郎(プラント技術者の会):
プラントエンジニアリング企業勤務を経て、現在、コンサルタント会社代表。約40年間にわたって、主にエネルギー関連プラントの設計ならびにプロジェクトマネジメントに携わる。
【日時・場所】
●2012年1月11日(水) 18:30〜20:30
東京しごとセンター 地下2階講堂 (東京・飯田橋)
http://www.tokyoshigoto.jp/shisetsu.php?page_id=150
●2012年1月12日(木) 14:30〜16:00
衆議院第二議員会館第1会議室 (東京・永田町)
【資料代】それぞれ1,000円
【参考】※緑の党/EFA(欧州緑グループ・欧州自由連盟)の委託による欧州「ストレステスト」評価報告書 2011年10月
ヴォルフガング・レンネベルク(前ドイツ連邦環境省原子力局原子力安全委員会委員長)ほか
http://www.greens-efa.eu/fileadmin/dam/Documents/Studies/2011_10_22_European_Stresstest_FINAL_LOGO.pdf
日本語訳資料を当日配布します。
【主催】eシフト:脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会/福島原発
事故緊急会議/グリーン・アクション/原子力資料情報室/国際環境
NGO FoEJapan /柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会
【連絡先】eシフト事務局:国際環境NGO FoE Japan内(03-6907-7217)
finance@foejapan.org
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
アイリーンです。
☆☆ 以下転送・転載歓迎です。☆☆
1月9日から12日の間、以下の方が海外から来られ、大阪、松山(愛媛)、東京を回ります。お話の内容はヨーロッパのストレステスト、ドイツなどヨーロッパの脱原発政策。
ゲストは以下の方たちです:
レベッカ・ハームス(欧州議員。欧州緑グループ・欧州自由連盟所属、ドイツ緑の欧州議会議員のスポークス・パーソン。)
ゲオルギ・カスチエフ(ブルガリア原子力安全庁長官。)
(大阪は、井野博満先生も加わり、日本のストレステストの問題を話されます。)
各地ツアーの紹介:
1月9日(月) 13:30〜16:30
エル・おおさか606(6階)
1月10日(火) 18:30〜21:30
松山市コミュニティセンター 2F 第1・2会議室
1月11日(水) 18:30〜20:30
東京しごとセンター 地下2階講堂 (東京・飯田橋)
1月12日(木) 14:30〜16:00
衆議院第二議員会館第1会議室 (東京・永田町)
☆各地企画の詳細は以下です。
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原発運転再開問題をめぐって〜
欧州のストレステスト批判と日本の現状
ヨーロッパの原子力撤退と新しいエネルギー政策を語る
福島原発事故の結果、原発は相次いで停止しています。
政府は、「ストレステスト」の評価などを行い原発運転再開へと足早く動こうとしています。運転再開が始めに予定されている原発は福井県にある関西電力の大飯3号機です。
各国の専門家が指摘しているように、ストレステストには様々な矛盾・欠陥があります。そこで、欧州の専門家と日本のストレステスト意見聴取会委員である井野氏から話を聞き、両者の対談もしてもらう場を設けました。
EUと日本の専門家が、現行のそれぞれのストレステストの諸問題を整理・議論し、運転再開問題について問い直します。また、ドイツ緑の党のレベッカさんには、ドイツにおける反対運動の実情を語っていただきます。
ぜひご参加ください。
ゲスト:
・ゲオルギ・カスチエフ
・レベッカ・ハームス
・井野 博満
日 時:1月9日(月・休) 13:30〜16:30
場 所:エル・おおさか 606(6階)
(地下鉄谷町線/京阪「天満橋」から徒歩5分)
参加費:一般900円
ゲオルギ・カスチエフ
37年にわたり原子力発電所の運転、管理規制等の技術研究に携わり、1997〜2001年までブルガリア原子力安全庁長官。2011年、欧州議会の委託により作成したEUの原子力発電所ストレステストの評価報告にて「残余リスク」部分を担当。元東京工業大学客員教授。
レベッカ・ハームス
欧州緑グループ・欧州自由連盟所属、ドイツ緑の欧州議会議員のスポークス・パーソン。2004年以降、ヨーロッパ議会の産業、研究&エネルギー委員会メンバーとして、再生可能エネルギー、エネルギー効率利用、原子力問題などの課題に取り組む。
井野 博満
東京大学名誉教授、柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会代表。主な著書:『福島原発事故はなぜ起きたか』(編著、藤原書店、2011年6月刊)、『徹底検証21世紀の全技術』(現代技術史研究会編、責任編集、藤原書店、2010年10月刊)
問い合わせ
グリーン・アクション
京都市左京区田中関田町22-75-103 TEL:075-701-7223 FAX:075-702-1952
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル3階 TEL:06-6367-6580 FAX:06-6367-6581
チラシはこちらからご覧下さい。
http://greenaction-japan.org/internal/120109_chirashi.pdf
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欧州のストレステスト批判から考える
伊方原発3号機の再稼働の前提とされているストレステストは、既に四国電力が国に報告し、現在原子力安全・保安院が評価を進めています。
欧州でのストレステスト批判から、日本でのストレステストの問題点を検証し、伊方再稼動への問題点を考えましょう。
日 時 2012年1月10日(火) 18:30〜21:20
場 所 松山市コミュニティセンター 第1・2会議室
資料代 1,000円
講師
ゲオルギ・カスチエフ
レベッカ・ハームス
アイリーン・美緒子・スミス
問い合わせ先 ストレステストを考える講演会実行委員会
國元:090-9771-9572 阿部:089-915-0619
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欧州のストレステスト批判と日本の現状
〜原発の運転再開問題をめぐって〜
http://e-shift.org/?p=1470 (チラシのデータもあり)
●2012年1月11日(水) 18:30〜20:30
東京しごとセンター 地下2階講堂 (東京・飯田橋)
●2012年1月12日(木) 14:30〜16:00
衆議院第二議員会館第1会議室 (東京・永田町)
福島原発事故後、欧州委員会はEU域内の原子炉143基を対象にストレステストを導入しました。第1段階の原発事業者による自己評価は10月までに終了し、「福島のような事故に陥るリスクは無視してよい」などの楽観的な報告が提出されました。その後、欧州委員会によって事業者提出のストレステスト評価が行われ、その中間報告が11月末に発表されました。中間報告は、原発の安全性については踏み込みませんでしたが、各国の規制当局による検査への取り組みに大きなばらつきがあることを指摘しています。
一方、日本政府は、現在停止している原発の運転再開に向けた動きを加速させています。2012年1月下旬頃にIAEA調査団が来日し、原子力安全・
保安院や安全委員会によるストレステスト評価の検討が行われた後、地元了解を得てから、総理大臣など4大臣が運転再開の判断を下すことになっています。
各国の専門家が指摘しているように、ストレステストには様々な矛盾・欠陥があります。このセミナーでは、EUと日本の専門家および欧州議会議員が、現行のそれぞれのストレステストの諸問題を整理・議論し、運転再開問題について問い直します。
【ゲストスピーカー】
◆ゲオルギ・カスチエフ:(国立ウィーン自然資源応用生命科学大学上席研究員)37年にわたり原子力発電所の運転、管理規制等の技術研究に携わり、1997年から2001年までブルガリア原子力安全庁長官。2011年、欧州議会の委託により作成したEUの原子力発電所ストレステストの評価報告にて「残余リスク」部分を担当。元東京工業大学客員教授。
◆レベッカ・ハームス(欧州議会議員):欧州緑グループ・欧州自由連盟に所属、ドイツ緑の欧州議会議員のスポークス・パーソン。2004年以降、ヨーロッパ議会の産業、研究&エネルギー委員会メンバーとして、再生可能エネルギー、エネルギー効率利用、原子力問題などの課題に取り組む。
◆川井康郎(プラント技術者の会):
プラントエンジニアリング企業勤務を経て、現在、コンサルタント会社代表。約40年間にわたって、主にエネルギー関連プラントの設計ならびにプロジェクトマネジメントに携わる。
【日時・場所】
●2012年1月11日(水) 18:30〜20:30
東京しごとセンター 地下2階講堂 (東京・飯田橋)
http://www.tokyoshigoto.jp/shisetsu.php?page_id=150
●2012年1月12日(木) 14:30〜16:00
衆議院第二議員会館第1会議室 (東京・永田町)
【資料代】それぞれ1,000円
【参考】※緑の党/EFA(欧州緑グループ・欧州自由連盟)の委託による欧州「ストレステスト」評価報告書 2011年10月
ヴォルフガング・レンネベルク(前ドイツ連邦環境省原子力局原子力安全委員会委員長)ほか
http://www.greens-efa.eu/fileadmin/dam/Documents/Studies/2011_10_22_European_Stresstest_FINAL_LOGO.pdf
日本語訳資料を当日配布します。
【主催】eシフト:脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会/福島原発
事故緊急会議/グリーン・アクション/原子力資料情報室/国際環境
NGO FoEJapan /柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会
【連絡先】eシフト事務局:国際環境NGO FoE Japan内(03-6907-7217)
finance@foejapan.org
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太田光征
http://otasa.net/
世界最悪の企業を決めるインターネット投票
世界最悪の企業を決めるインターネット投票が行われています。
http://www.publiceye.ch/en/vote/
東電(TEPCO)も投票対象になっています。現在第3位!
投票方法は、GO TO VOTEをクリック → 画面が変わって、左上にあるVOTE NOWをクリック。
太田光征
http://otasa.net/
http://www.publiceye.ch/en/vote/
東電(TEPCO)も投票対象になっています。現在第3位!
投票方法は、GO TO VOTEをクリック → 画面が変わって、左上にあるVOTE NOWをクリック。
太田光征
http://otasa.net/
米エネルギー省の再生可能エネルギー研究所が再生可能エネルギー資源マップを作成
米エネルギー省の再生可能エネルギー研究所が再生可能エネルギー資源マップを作成した。
NREL: News - Electronic Atlas Maps U.S. Renewable Energy Resources
http://www.nrel.gov/news/press/2012/1681.html
RE Atlas | maps.nrel.gov
http://maps.nrel.gov/re_atlas
太田光征
http://otasa.net/
NREL: News - Electronic Atlas Maps U.S. Renewable Energy Resources
http://www.nrel.gov/news/press/2012/1681.html
RE Atlas | maps.nrel.gov
http://maps.nrel.gov/re_atlas
太田光征
http://otasa.net/
2012年01月08日
1月21日(土)「原発崩壊〜闇に葬られた原発労働者」 (樋口健二氏)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【草の実アカデミー・メルマガ】第41号
2011年1月8日(日)発行
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【草の実アカデミー・メルマガ】は、「草の実アカデミー」が発行する
不定期のメールマガジンです。毎月の講演会の案内や、これまでの
講師の動向などをお伝えします。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
【目次】
■1月21日(土)第35回草の実アカデミー
「原発崩壊〜闇に葬られた原発労働者」
講師:樋口健二氏(報道写真家)
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■1月21日(土)第35回草の実アカデミー
「原発崩壊〜闇に消される原発被曝者」
講師:樋口健二氏(報道写真家)
日時 1月21日(土)午後2時から5時
場所 アカデミー千石 学習室B(千石図書館内)
東京都文京区千石1丁目25番3号
03-3946-4430
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.44.49.0N35.43.27.6&ZM=10
交通 都営地下鉄三田線「千石駅」下車 A4出口3分
テーマ 原発崩壊〜闇に消された原発労働者
資料代 500円(会員無料)
主催 草の実アカデミー http://kusanomi.cocolog-nifty.com/
原発労働者を40年にわたって取材し続けてきた報道写真家の樋口健二さんを講師として迎える。
危険な作業を続けざるを得ない原発作業は、下層労働者によって担われてきた。ボロ雑巾のように捨てられた被曝労働者たちをずっと見続けてきたのが樋口さんである。
その40年の集大成として『原発崩壊』(合同出版)を2011年8月に出版。「平和・協同ジャーナリスト基金」第17回大賞に選ばれた。
原発の本質は、弱者である下請労働者を被曝させて犠牲にしてきたことであり、樋口さんは「原発は人権問題」だと言い切る。「トヨタの大量リコール(欠陥車)は人権問題」と私は言ってきたが、基本構造は同じである。
当日は、これまで撮影した写真をスクリーンに映しながら、縦横無尽に原発について語ってもらう。あわせて、過去2回も絶版になって復刊した『闇に消される原発被曝者』(八月書館)や、今回受賞した『原発崩壊』(合同出版)などを販売する。
一度、樋口さんの講演を写真つきで聞いたことがありあすが、かなり迫力がありました。ぜひご来場ください。
それでは1月21日(土)午後2時。千石アカデミー(千石図書館)でお会いしましょう。
(草の実アカデミー 林克明)
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
草の実アカデミー
ブログhttp://kusanomi.cocolog-nifty.com/blog/
〒114-0023 東京都北区滝野川6−82−2
TEL 03-3916-2664(火・木・土日祝)
FAX 03-3916-2676
E-mail kusanomi@notnet.jp
**************************************
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太田光征
http://otasa.net/
【草の実アカデミー・メルマガ】第41号
2011年1月8日(日)発行
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【草の実アカデミー・メルマガ】は、「草の実アカデミー」が発行する
不定期のメールマガジンです。毎月の講演会の案内や、これまでの
講師の動向などをお伝えします。
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【目次】
■1月21日(土)第35回草の実アカデミー
「原発崩壊〜闇に葬られた原発労働者」
講師:樋口健二氏(報道写真家)
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■1月21日(土)第35回草の実アカデミー
「原発崩壊〜闇に消される原発被曝者」
講師:樋口健二氏(報道写真家)
日時 1月21日(土)午後2時から5時
場所 アカデミー千石 学習室B(千石図書館内)
東京都文京区千石1丁目25番3号
03-3946-4430
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.44.49.0N35.43.27.6&ZM=10
交通 都営地下鉄三田線「千石駅」下車 A4出口3分
テーマ 原発崩壊〜闇に消された原発労働者
資料代 500円(会員無料)
主催 草の実アカデミー http://kusanomi.cocolog-nifty.com/
原発労働者を40年にわたって取材し続けてきた報道写真家の樋口健二さんを講師として迎える。
危険な作業を続けざるを得ない原発作業は、下層労働者によって担われてきた。ボロ雑巾のように捨てられた被曝労働者たちをずっと見続けてきたのが樋口さんである。
その40年の集大成として『原発崩壊』(合同出版)を2011年8月に出版。「平和・協同ジャーナリスト基金」第17回大賞に選ばれた。
原発の本質は、弱者である下請労働者を被曝させて犠牲にしてきたことであり、樋口さんは「原発は人権問題」だと言い切る。「トヨタの大量リコール(欠陥車)は人権問題」と私は言ってきたが、基本構造は同じである。
当日は、これまで撮影した写真をスクリーンに映しながら、縦横無尽に原発について語ってもらう。あわせて、過去2回も絶版になって復刊した『闇に消される原発被曝者』(八月書館)や、今回受賞した『原発崩壊』(合同出版)などを販売する。
一度、樋口さんの講演を写真つきで聞いたことがありあすが、かなり迫力がありました。ぜひご来場ください。
それでは1月21日(土)午後2時。千石アカデミー(千石図書館)でお会いしましょう。
(草の実アカデミー 林克明)
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草の実アカデミー
ブログhttp://kusanomi.cocolog-nifty.com/blog/
〒114-0023 東京都北区滝野川6−82−2
TEL 03-3916-2664(火・木・土日祝)
FAX 03-3916-2676
E-mail kusanomi@notnet.jp
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太田光征
http://otasa.net/
市民と科学者の内部被曝問題研究会設立へ
みなさまへ (BCCにて)松元
一筋の光明といえるニュースです。ヨーロッパ各国にも広がっている市民と科学者の本格的な連携が、日本でも生まれます。どんな市民にも参加可能な開かれた組織です。
新しく誕生する「市民と科学者の内部被曝問題研究会(略称:内部被曝研)」の「結成の呼びかけ」をお知らせします。圧倒的な市民のサポートでこの試みを支え育てたいと願い紹介させていただきます。
原発事故後10ヶ月にもなるのに政府、東電は責任をいっさいとろうとせず、市民に被ばくを強要する体制ばかりが進んでいます。食品、瓦礫、除染などで被ばくの可能性を過小評価する政府の施策によって、市民の不安は逆に深刻になりそれが全国に広がっています。その不安の根源は、低線量放射能による内部被ばくです。
政府と御用学者の被ばくリスクの評価は、外部被ばくだけを問題にし低線量被ばくを過小評価ないし無視しているICRP勧告を根拠にしています。日本の原爆被爆者を犠牲にし利用し、米国およびIAEAなどの国際核推進機構をバックにしたこの科学的にずさんな方法を市民と科学者が連携して批判し克服しなければ、いまや市民のいのちとくらしを守り抜くことはできない、ということが明らかになっています。
本会には、肥田舜太郎(氏のこの会への「思い」は下記リンクから読めます)、矢ヶ崎克馬、澤田昭二、松井英介氏らの専門家が名前を連ねています。矢ヶ崎克馬氏は昨年暮れ、「政治に支配されないまともな科学を立ち上げたい」と抱負を述べています。故高木仁三郎さんも喜んでいると思います。政治に支配されない市民を守る提言と勧告を期待したいと思います。
本会は、昨年12月にホームページを公開し、1月27日には日本記者クラブの記者会見で設立が公表されることになっています。また1月15日の「脱原発世界会議」(横浜)でも「内部被曝研」としての講演会とシンポジウムが企画されています。4月には、「市民と科学者:国際シンポジウム」が東京で開催される予定です。
=====以下転載=====
■市民と科学者の内部被曝問題研究会(略称:内部被曝研)
http://www.acsir.org/acsir.php
●結成のよびかけ
東日本大震災にさいして起こった東京電力福島第一原子力発電所事故は深刻な被害をもたらしています。広範な地域が汚染され、多くの人々が被曝していのちと暮らしを脅かされています。
原発事故による放射線被曝の主要なものは、呼吸や飲食を通しての内部被曝です。政府や政府に助言する専門家は、被曝影響の評価を主として測定しやすいガンマ線に頼っています。しかし、内部被曝では、ベータ線やアルファ線の方がガンマ線よりはるかに大きな影響を与えます。政府と東電は、ベータ線を放出するストロンチウム90や、アルファ線を放出するプルトニウム239などの測定をほとんど行っていません。彼らは、内部被曝の特性とその健康影響を意図的に無視し続けています。
その背景には、アメリカの核戦略や原発推進政策があります。これらの政策の影響下で組織された国際放射線防護委員会(ICRP)などの機関は、広島・長崎原爆の放射性降下物による被曝影響を無視した放射線影響研究所の研究に依存し、日本政府は福島原発事故の被曝に関しても、「100mSv以下では病気を引き起こす有意な証拠はない」とするなど、事実を覆い隠し、被曝限度に高い線量値を設定して、市民のいのちを守ろうとはしていません。
いま求められているのは、核兵器政策や原発推進政策に影響された研究ではなく、内部被曝を含めて、被曝実態に基づいた放射線による人体影響の真に科学的な研究を推進することです。これは国際的・全人類的課題です。そして今、福島の原発事故の被害について、市民の立場に立った民主的で科学的な対応が求められています。市民にとって必要なのは、被曝を防ぐ食品・食料対策と被害の補償、放射能にさらされない生活・労働環境などです。市民の安全に生きる権利が認められるべきで、そのためには、放射線被曝に関する正しい知識を持った主権者としての市民の力を確立しなければなりません。
このような状況において、内部被曝に重点を置いた放射線被曝の研究を、市民と科学者が協力しておこなうために、標記(仮称)のような研究会を組織して以下のような活動を行うことを呼びかけます。
2011年12月20日
活動内容:
•(1)内部被曝に重点を置いた放射線による被曝影響の科学的研究。
•(2)放射線影響に関する研究体制の形成に関する政治的・歴史的経緯の研究。
•(3)事実と実態に基づく放射線影響に関する研究体制の構築。
•(4)若手研究者の参加を促す活動。
•(5)(1)〜(3)に関する学習会・研究会と市民を対象にしたシンポジウムの開催。
•(6)(1)と(2)に関する研究成果の論文著書の紹介と出版。
•(7)政府行政および諸機関と市民社会への提言。
•(8)プレス・リリース・記者会見・ウェブ等によるメディアへの情報提供。
•(9)上記の活動を推進する体制づくりなど。
入会案内
•内部被曝研へのご入会を案内しています。入会にあたっては、会則をご覧下さい。
•【正会員】入会申込
•【学生会員】入会申込
•【賛助会員】入会申込
====当会サイトより=====
●肥田舜太郎 内部被曝問題研究会への思い
http://www.acsir.org/hida_shuntaro.php
●事務局:田代真人「市民と科学者の内部被曝問題研究会」結成への動き他
http://www.acsir.org/news.php?1
●入会案内
http://www.acsir.org/join.php
●寄付のお願い
http://www.acsir.org/donation.php
(以上転載)
------------------------------------
パレスチナ連帯・札幌 代表 松元保昭
〒004-0841 札幌市清田区清田1-3-3-19
TEL/FAX : 011−882−0705
E-Mail : y_matsu29@ybb.ne.jp
振込み口座:郵便振替 02700-8-75538
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太田光征
http://otasa.net/
一筋の光明といえるニュースです。ヨーロッパ各国にも広がっている市民と科学者の本格的な連携が、日本でも生まれます。どんな市民にも参加可能な開かれた組織です。
新しく誕生する「市民と科学者の内部被曝問題研究会(略称:内部被曝研)」の「結成の呼びかけ」をお知らせします。圧倒的な市民のサポートでこの試みを支え育てたいと願い紹介させていただきます。
原発事故後10ヶ月にもなるのに政府、東電は責任をいっさいとろうとせず、市民に被ばくを強要する体制ばかりが進んでいます。食品、瓦礫、除染などで被ばくの可能性を過小評価する政府の施策によって、市民の不安は逆に深刻になりそれが全国に広がっています。その不安の根源は、低線量放射能による内部被ばくです。
政府と御用学者の被ばくリスクの評価は、外部被ばくだけを問題にし低線量被ばくを過小評価ないし無視しているICRP勧告を根拠にしています。日本の原爆被爆者を犠牲にし利用し、米国およびIAEAなどの国際核推進機構をバックにしたこの科学的にずさんな方法を市民と科学者が連携して批判し克服しなければ、いまや市民のいのちとくらしを守り抜くことはできない、ということが明らかになっています。
本会には、肥田舜太郎(氏のこの会への「思い」は下記リンクから読めます)、矢ヶ崎克馬、澤田昭二、松井英介氏らの専門家が名前を連ねています。矢ヶ崎克馬氏は昨年暮れ、「政治に支配されないまともな科学を立ち上げたい」と抱負を述べています。故高木仁三郎さんも喜んでいると思います。政治に支配されない市民を守る提言と勧告を期待したいと思います。
本会は、昨年12月にホームページを公開し、1月27日には日本記者クラブの記者会見で設立が公表されることになっています。また1月15日の「脱原発世界会議」(横浜)でも「内部被曝研」としての講演会とシンポジウムが企画されています。4月には、「市民と科学者:国際シンポジウム」が東京で開催される予定です。
=====以下転載=====
■市民と科学者の内部被曝問題研究会(略称:内部被曝研)
http://www.acsir.org/acsir.php
●結成のよびかけ
東日本大震災にさいして起こった東京電力福島第一原子力発電所事故は深刻な被害をもたらしています。広範な地域が汚染され、多くの人々が被曝していのちと暮らしを脅かされています。
原発事故による放射線被曝の主要なものは、呼吸や飲食を通しての内部被曝です。政府や政府に助言する専門家は、被曝影響の評価を主として測定しやすいガンマ線に頼っています。しかし、内部被曝では、ベータ線やアルファ線の方がガンマ線よりはるかに大きな影響を与えます。政府と東電は、ベータ線を放出するストロンチウム90や、アルファ線を放出するプルトニウム239などの測定をほとんど行っていません。彼らは、内部被曝の特性とその健康影響を意図的に無視し続けています。
その背景には、アメリカの核戦略や原発推進政策があります。これらの政策の影響下で組織された国際放射線防護委員会(ICRP)などの機関は、広島・長崎原爆の放射性降下物による被曝影響を無視した放射線影響研究所の研究に依存し、日本政府は福島原発事故の被曝に関しても、「100mSv以下では病気を引き起こす有意な証拠はない」とするなど、事実を覆い隠し、被曝限度に高い線量値を設定して、市民のいのちを守ろうとはしていません。
いま求められているのは、核兵器政策や原発推進政策に影響された研究ではなく、内部被曝を含めて、被曝実態に基づいた放射線による人体影響の真に科学的な研究を推進することです。これは国際的・全人類的課題です。そして今、福島の原発事故の被害について、市民の立場に立った民主的で科学的な対応が求められています。市民にとって必要なのは、被曝を防ぐ食品・食料対策と被害の補償、放射能にさらされない生活・労働環境などです。市民の安全に生きる権利が認められるべきで、そのためには、放射線被曝に関する正しい知識を持った主権者としての市民の力を確立しなければなりません。
このような状況において、内部被曝に重点を置いた放射線被曝の研究を、市民と科学者が協力しておこなうために、標記(仮称)のような研究会を組織して以下のような活動を行うことを呼びかけます。
2011年12月20日
活動内容:
•(1)内部被曝に重点を置いた放射線による被曝影響の科学的研究。
•(2)放射線影響に関する研究体制の形成に関する政治的・歴史的経緯の研究。
•(3)事実と実態に基づく放射線影響に関する研究体制の構築。
•(4)若手研究者の参加を促す活動。
•(5)(1)〜(3)に関する学習会・研究会と市民を対象にしたシンポジウムの開催。
•(6)(1)と(2)に関する研究成果の論文著書の紹介と出版。
•(7)政府行政および諸機関と市民社会への提言。
•(8)プレス・リリース・記者会見・ウェブ等によるメディアへの情報提供。
•(9)上記の活動を推進する体制づくりなど。
入会案内
•内部被曝研へのご入会を案内しています。入会にあたっては、会則をご覧下さい。
•【正会員】入会申込
•【学生会員】入会申込
•【賛助会員】入会申込
====当会サイトより=====
●肥田舜太郎 内部被曝問題研究会への思い
http://www.acsir.org/hida_shuntaro.php
●事務局:田代真人「市民と科学者の内部被曝問題研究会」結成への動き他
http://www.acsir.org/news.php?1
●入会案内
http://www.acsir.org/join.php
●寄付のお願い
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(以上転載)
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パレスチナ連帯・札幌 代表 松元保昭
〒004-0841 札幌市清田区清田1-3-3-19
TEL/FAX : 011−882−0705
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振込み口座:郵便振替 02700-8-75538
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太田光征
http://otasa.net/
「ふくしま集団疎開裁判」世界市民法廷の開催にYES!の賛同を
「※ 賛同表明は□のチェックだけでOK。それ以上必要ありません。」の下にある「賛同」をチェックすればよいようです。お願いします。
太田光征
http://otasa.net/
ふくしま集団疎開裁判: 賛同のお願い:人権侵害の決定にNO!を 放射能の危険に正しい判断を下す「ふくしま集団疎開裁判」世界市民法廷の開催にYES!を
http://fukusima-sokai.blogspot.com/2012/01/no-yes.html
【賛同アピール1】 いま、日本中、世界中の人たちがこの人権侵害の決定にNO!と表明し、この決定が誤りであることを世の中に示して、我々市民の手で誤りをただしていきましょう。
【賛同アピール2】 司法の自殺により機能不全に陥った裁判所に代わって、命の危険にされされているふくしまの子どもたちを救うために、世界中の市民から構成される陪審員の手によって、放射能の危険について正しい判断を下す世界市民法廷を設置し、開催することに決めました。世界市民法廷は真理と正義とそしていのちに対する無条件の愛を基本原理とする、21世紀の市民型紛争解決機関です。いま、日本中、世界中の人たちがこの新しい世界市民法廷の誕生をYES!と表明し、これを支持することを世に示して、「市民の、市民による、市民のための世界市民法廷」による世直しを力強く支えましょう。
太田光征
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【賛同アピール1】 いま、日本中、世界中の人たちがこの人権侵害の決定にNO!と表明し、この決定が誤りであることを世の中に示して、我々市民の手で誤りをただしていきましょう。
【賛同アピール2】 司法の自殺により機能不全に陥った裁判所に代わって、命の危険にされされているふくしまの子どもたちを救うために、世界中の市民から構成される陪審員の手によって、放射能の危険について正しい判断を下す世界市民法廷を設置し、開催することに決めました。世界市民法廷は真理と正義とそしていのちに対する無条件の愛を基本原理とする、21世紀の市民型紛争解決機関です。いま、日本中、世界中の人たちがこの新しい世界市民法廷の誕生をYES!と表明し、これを支持することを世に示して、「市民の、市民による、市民のための世界市民法廷」による世直しを力強く支えましょう。
【脱原発世界会議 Now!!! 第16号】先取り!最終版プログラム公開!写真つきゲストプロフィールも!!
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
開催まで6日!!
「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」
(2012.1.14-15 @パシフィコ横浜)
※前売り購入はこちらから
http://npfree.jp/ticket.html
★プログラム最終版公開!一目で分かる、当日企画時間割!
http://npfree.jp/download/program/timetable_jan14.pdf
http://npfree.jp/download/program/timetable_jan15.pdf
★写真つきゲストプロフィールできました。100名近くのゲストが集結します!
http://npfree.jp/download/program/guest_prof.pdf
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
2012年1月14〜15日(土・日)、パシフィコ横浜にて「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」
を開催します。このメルマガでは、会議に関する最新情報をお送りしています。
http://npfree.jp/
★プログラム最終版公開!一目で分かる、当日企画時間割!
http://npfree.jp/download/program/timetable_jan14.pdf
http://npfree.jp/download/program/timetable_jan15.pdf
当日はどれに参加しようかな・・?
多様な企画が集まった「脱原発世界会議」の、会場それぞれの“時間割”とも言えるプロ
グラム表が完成しました!プリントアウトして印をつけるもよし、眺めながら会議をイ
メージするもよし!
(英語訳付です)
A3・A4版の2種類作成しました:
【14日A3版】
http://npfree.jp/download/program/timetable_jan14.pdf
【14日A4版】
http://npfree.jp/download/program/timetable_jan14_a4.pdf
【15日A3版】
http://npfree.jp/download/program/timetable_jan15.pdf
【15日A4版】
http://npfree.jp/download/program/timetable_jan15_a4.pdf
『ふくしまの部屋』の詳しい内容はこちら:
http://npfree.jp/download/program/p12-14.pdf
なお、企画の内容に関してはこちら(カーソルを合わせると内容が浮き上がります):
http://npfree.jp/program.html
★写真つきゲストプロフィールできました。100名近くのゲストが集結します!
http://npfree.jp/download/program/guest_prof.pdf
多岐に渡る分野から、専門家、活動家、研究者、アーティストなど、当日は100名近く
のゲストと意見を交換することができます。普段の疑問、不安を解消するヒントを提供し
てくれるはず!要チェックです。
■□■賛同金、後援のお願い■□■
これまでのご支援、ご賛同、心よりお礼申し上げます。みなさんからお預かりした賛同金
はすべて会議運営のために使われます。まだまだ必要としています。引き続き、ご協力を
お願いいたします。
http://npfree.jp/donation.html
連絡先
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-13-1 B1
ピースボート内 「脱原発世界会議」事務局
Tel: 03-3363-7561 (担当:山元)
Fax: 03-3363-7562
office@npfree.jp
Twitter ID:DATSUGENPATSUtw
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太田光征
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(2012.1.14-15 @パシフィコ横浜)
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を開催します。このメルマガでは、会議に関する最新情報をお送りしています。
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多様な企画が集まった「脱原発世界会議」の、会場それぞれの“時間割”とも言えるプロ
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メージするもよし!
(英語訳付です)
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『ふくしまの部屋』の詳しい内容はこちら:
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なお、企画の内容に関してはこちら(カーソルを合わせると内容が浮き上がります):
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これまでのご支援、ご賛同、心よりお礼申し上げます。みなさんからお預かりした賛同金
はすべて会議運営のために使われます。まだまだ必要としています。引き続き、ご協力を
お願いいたします。
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Fax: 03-3363-7562
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太田光征
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東電が貢献度を査定しパーティー券を多額購入:自民から石破茂、石原伸晃氏など、民主から仙谷由人、枝野幸男、小沢一郎の各氏へ
asahi.com(朝日新聞社):東電、10議員を「厚遇」 パーティー券を多額購入 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0107/TKY201201070496.html
複数の東電幹部によると、東電は、電力業界から見た議員の重要度や貢献度を査定し、購入額を決める際の目安としていた。2010年までの数年間の上位ランクは、いずれも衆院議員で、自民では麻生太郎、甘利明、大島理森、石破茂、石原伸晃の5氏、元自民では与謝野馨(無所属)、平沼赳夫(たちあがれ日本)の2氏。民主では仙谷由人、枝野幸男、小沢一郎の3氏だった。
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太田光征
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http://www.asahi.com/national/update/0107/TKY201201070496.html
複数の東電幹部によると、東電は、電力業界から見た議員の重要度や貢献度を査定し、購入額を決める際の目安としていた。2010年までの数年間の上位ランクは、いずれも衆院議員で、自民では麻生太郎、甘利明、大島理森、石破茂、石原伸晃の5氏、元自民では与謝野馨(無所属)、平沼赳夫(たちあがれ日本)の2氏。民主では仙谷由人、枝野幸男、小沢一郎の3氏だった。
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太田光征
http://otasa.net/
ウクライナ・ナショナル・レポート抜粋訳
ウクライナ・ナショナル・レポート【抜粋訳・その1】 - 市民研アーカイブス
http://archives.shiminkagaku.org/archives/2011/12/post-281.html
今年(2011年)4月20‐22日に、ウクライナの首都キエフで、チェルノブイリ事故25周年の国際科学会議が行われました。この会議は、ウクライナ政府が、ベラルーシ、ロシア各政府、およびIAEA(国際原子力機関)、WHO(世界保健機関)などの国連諸機関の協力のもとに行われました。『ウクライナ・ナショナル・レポート』はその会議参加者のために用意された資料のひとつで、緊急事態省が主となり、ウクライナの各研究所の資料を使用して編纂されたものです。
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太田光征
http://otasa.net/
http://archives.shiminkagaku.org/archives/2011/12/post-281.html
今年(2011年)4月20‐22日に、ウクライナの首都キエフで、チェルノブイリ事故25周年の国際科学会議が行われました。この会議は、ウクライナ政府が、ベラルーシ、ロシア各政府、およびIAEA(国際原子力機関)、WHO(世界保健機関)などの国連諸機関の協力のもとに行われました。『ウクライナ・ナショナル・レポート』はその会議参加者のために用意された資料のひとつで、緊急事態省が主となり、ウクライナの各研究所の資料を使用して編纂されたものです。
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太田光征
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福島第1原発、循環注水冷却ホースに亀裂、凍結破裂の恐れ
「循環ホースに亀裂…福島第1原発、冬の「落とし穴」」:イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/disaster/541160/
直径約8センチのホースの一部が異常に膨れあがり、表面には亀裂が発生していた。
夏の強い紫外線にさらされたホースが、寒さで硬くなり破損しやすくなっている可能性があるという。
昨年11月以降には、ホースに1ミリ程度の小さな穴も、計22カ所で見つかった。
原子炉への注水に使われているホースは常に水が流れているため凍結の心配は少ないが、非常時の給水ホースや汚染水浄化装置のホースは、水が流れていないときもあり、凍結が心配されている。
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太田光征
http://otasa.net/
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/disaster/541160/
直径約8センチのホースの一部が異常に膨れあがり、表面には亀裂が発生していた。
夏の強い紫外線にさらされたホースが、寒さで硬くなり破損しやすくなっている可能性があるという。
昨年11月以降には、ホースに1ミリ程度の小さな穴も、計22カ所で見つかった。
原子炉への注水に使われているホースは常に水が流れているため凍結の心配は少ないが、非常時の給水ホースや汚染水浄化装置のホースは、水が流れていないときもあり、凍結が心配されている。
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太田光征
http://otasa.net/
2012年01月07日
1月2~3日に福島原発からの放射性物質放出量が増加?
武田氏が警告を発しています。確かに要注意です。
武田邦彦 (中部大学): 速報 福島中心にセシウム急増 マスク必要!!
http://takedanet.com/2012/01/post_43b1.html
ところが空間線量率をみるとどうもおかしい。
*
定時降下物環境放射能測定結果(暫定値)第9報
平成24年1月6日 15時現在
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1285/2012/01/1285_010618.pdf
ヨウ素131
セシウム134
セシウム137
1月1日9時~1月2日9時
ND
ND
ND
1月2日9時~1月3日9時
ND
180
252
1月3日9時~1月4日9時
ND
54.3
71.8
1月4日9時~1月5日9時
ND
18.9
26.0
確かに2日から3日にかけてピークになっているようです。
*
しかし空間線量率については変化がない
県内各市町村 環境放射能測定結果(暫定値)(第306報)(PDF:172KB)(24.1.6更新)
http://www.pref.fukushima.jp/j/zenken306.pdf
可搬型モニタリングポストによる福島県における空間線量率
http://www.r-monitor.jp/
*
千葉市では空間放射線量率、大気浮遊じんには変化がないが、降下物では検出量が増加している。ただ、福島原発からの新たな放出にしては、空間で検出されず、降下物だけで検出されるのは不自然。同時に、降下物のCs134とCs137がほぼ同じというのも変。
空間放射線量率の測定結果について
(平成24年1月 測定分)
http://www.jcac.or.jp/lib/senryo_lib/senryo_2012_1.pdf
1日から6日までフラット
日本分析センターが分析した環境試料の放射能測定結果は以下の通りです。
1、対象試料
大気浮遊じん (大気1立方メートルあたりの放射性核種の濃度)
降下物 (地表に降下した放射性核種の濃度)
水道水 (水道水1リットルあたりの放射性核種の濃度)
http://www.jcac.or.jp/lib/senryo_lib/taiki_kouka.pdf
大気浮遊じんは不検出
降下物はCs134が26MBq/km^2(B/m^2)、Cs137が28MBq/km^2
*
茨城の空間線量率にも変化がない。
放射線テレメータ・インターネット表示局
http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/result01.html
過去
http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/earthquake/doserate.html
*
ともかく、国は除染基準であるとか食品安全基準を定める資格はないが、異常測定値が出ればすぐに周知徹底を図ってもらいたい。
太田光征
http://otasa.net/
武田邦彦 (中部大学): 速報 福島中心にセシウム急増 マスク必要!!
http://takedanet.com/2012/01/post_43b1.html
ところが空間線量率をみるとどうもおかしい。
*
定時降下物環境放射能測定結果(暫定値)第9報
平成24年1月6日 15時現在
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1285/2012/01/1285_010618.pdf
ヨウ素131
セシウム134
セシウム137
1月1日9時~1月2日9時
ND
ND
ND
1月2日9時~1月3日9時
ND
180
252
1月3日9時~1月4日9時
ND
54.3
71.8
1月4日9時~1月5日9時
ND
18.9
26.0
確かに2日から3日にかけてピークになっているようです。
*
しかし空間線量率については変化がない
県内各市町村 環境放射能測定結果(暫定値)(第306報)(PDF:172KB)(24.1.6更新)
http://www.pref.fukushima.jp/j/zenken306.pdf
可搬型モニタリングポストによる福島県における空間線量率
http://www.r-monitor.jp/
*
千葉市では空間放射線量率、大気浮遊じんには変化がないが、降下物では検出量が増加している。ただ、福島原発からの新たな放出にしては、空間で検出されず、降下物だけで検出されるのは不自然。同時に、降下物のCs134とCs137がほぼ同じというのも変。
空間放射線量率の測定結果について
(平成24年1月 測定分)
http://www.jcac.or.jp/lib/senryo_lib/senryo_2012_1.pdf
1日から6日までフラット
日本分析センターが分析した環境試料の放射能測定結果は以下の通りです。
1、対象試料
大気浮遊じん (大気1立方メートルあたりの放射性核種の濃度)
降下物 (地表に降下した放射性核種の濃度)
水道水 (水道水1リットルあたりの放射性核種の濃度)
http://www.jcac.or.jp/lib/senryo_lib/taiki_kouka.pdf
大気浮遊じんは不検出
降下物はCs134が26MBq/km^2(B/m^2)、Cs137が28MBq/km^2
*
茨城の空間線量率にも変化がない。
放射線テレメータ・インターネット表示局
http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/result01.html
過去
http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/earthquake/doserate.html
*
ともかく、国は除染基準であるとか食品安全基準を定める資格はないが、異常測定値が出ればすぐに周知徹底を図ってもらいたい。
太田光征
http://otasa.net/
ストレステスト意見聴取会の進行役を務める岡本孝司委員は三菱重工に在籍していた/しかも三菱から寄付をもらっている/ストレステストをするのは三菱
井野博満委員が「三菱重工とストレステストは深い関係がある。ストレステストを実際にやっているのは三菱重工だ。また審査にたずさわっているJNESにも三菱重工出身者がいる。(司会進行役の)岡本先生も大学を出てから三菱重工に務めていたことがある。寄付は、岡本先生と三菱重工が強い絆で結ばれていることを意味している」と新事実を明らかにした。
以下、改行を修正しての転送です。
太田光征
http://otasa.net/
---
IK原発重要情報(64)[2012年1月6日]
私たちは、原発についての情報と脱原発の国民投票をめざす市民運動についての情報を発信しています。よろしく、お願いいたします。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許しください。転送・転載は自由です。)
弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策
連絡先 [1月1日より新住所です。御注意ください。]
〒170-0005 東京都豊島区南大塚3丁目4番4-203号 河内謙策法律事務所(電話
03-6914-3844、FAX03-6914-3884)
Email: kenkawauchi@nifty.com
脱原発の国民投票をめざす会
http://2010ken.la.coocan.jp/datsu-genpatsu/index.html
――――――――――――――――――――――――――――――――
第6回意見聴取会を傍聴して
日本の原発推進派が、運転停止中の原発につきストレステストを実施し、「ストレステストにより安全性が確認された」として、原発の運転再開に踏み切ろうとしていることは、よく知られているとおりです。
1月6日現在、原子力・安全保安院に対し、第1次ストレステストが終了したとして報告書が提出されている原発は、以下の11基になっています。
大飯原発3号機、4号機、伊方原発3号機、泊原発1号機、玄海原発2号機、川内原発1号機、2号機、美浜原発3号機、泊原発2号機、東通原発1号機、敦賀発電所2号機。
最近提出された、泊原発2号機、東通原発1号機、敦賀発電所2号機の報告書は、以下のサイトからアクセスできます。
http://www.meti.go.jp/press/2011/12/20111227006/20111227006.html
上記報告書は、現在、保安院と「発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価に係る意見聴取会」(略称:意見聴取会)で検討・審議が進められています。私が「IK原発重要情報(61)」で言及した、第5回意見聴取会の資料が、以下のサイトにアップされています。
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/29/800_29_index.html
第6回意見聴取会が、1月6日、午前9時より、経産省本館地下2階講堂で開催されました。私が傍聴した中で、重要と思われる点を報告させていただきます。
今日の討議は、大飯発電所3・4号機のストレステストの結果についての評価から始まりました。
後藤委員から、「台風など、特異な状況になったらどうなるかを考えなければならない。これをもって安全だという評価は疑問だ。これで十分とはいえない。」という意見が述べられたのにたいし、関西電力から「これで十分とは思っていない」という回答がなされました。
後藤委員から、「先日のTVで、津波による漂流物対策が重要であること、また、津波による火災の発生ということも考えなければならないことが分かった。何万トンもの船が流されて原発に衝突したらどうなるか、防ぐ手立てが確実になければ、防ぐ手立てがないと考えるべきだ」と述べられた意見に対しては、保安院から、「対策を多重化する方向で考えていきたい。船の問題については、状況可能な範囲でやってき
たい」と回答がありました。後藤委員は了承せず、更に「確率が少ないことをもって良しとしては、いけない」と念押し発言をしました。
関西電力は、「天正大地震により若狭湾に津波が生じた可能性は低いと考えるが、年内(平成23年)を目処に調査結果を報告する」と言ってきました。
ネットで見る限り、関西電力は大津波の痕跡なし、と結論付けたようです。
しかし、これは、どちらか分からないという状態になれば自分が有利だという、関西電力の汚い戦術だと言わざるをえません。関西電力は、関西電力が津波がなかったということを完全に論証しない限りは、津波があったものと扱わなければならない、ということを忘れさせようとしているのです。
この問題については、以下のサイトを見てください。
http://yanapong.blogspot.com/2011/05/blog-post.html。
http://www.mainichi.jp/area/fukui/news/20111222ddlk18040636000c.html
これは非常に重要な問題だと思いますが、今日、なぜか関西電力からの報告はありませんでした。現地からも積極的な発信が求められていると思います。
2番目の議題である、泊原発1号機、2号機のストレステストの結果については、本格的な議論はなされませんでした。
「いわゆる津波の高さと遡上高さを明確に区別してほしい」という委員の発言にたいしては、北海道電力は了承しました。保安院から「地震と津波の重畳ということについては、いろんな組み合わせがありうるので考えていきたい」という発言がありま
した。
泊原発の討議の中で、「大飯原発と基本的に同じ」という発言がなされたのが気になりました。共通の問題は何回も繰り返して討論する必要がない、したがって、もっとスピードアップすべきだ、という考えのようです。
泊原発の問題は、討議は継続です。
3番目の議題は、「ストレステストの審査の進め方」でした。ここで最も問題になったのが、岡本委員と阿部委員と山口委員が原子力企業(三菱重工業)から寄付を受けている問題でした。原子力企業から献金を受けた人間が、ストレステストの結果につき、公平な立場から委員を務めることができるのか、という根本的な問題が問われたのです。この問題は前から利益相反の問題として問題になってきましたが、朝日新聞が1月1日付で具体的な事実をスクープしたことにより、大問題になってきました。
http://www.asahi.com/national/update/1231/OSK201112310119.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/824.html
この問題については、原発事故緊急会議の方たちが熱心に取り組んでおられます。
http://2011shinsai.info/node/1480
岡本委員から、「寄付は、さまざまなところから頂いている。東京大学の基準にもとづいて、いただいている。工学系研究科で審査のうえでいただいており、私個人のためには使用していない」、山口委員から「私も岡本委員と同じ見解で、あくまで専門的なスタンスで意見を言ってきている」という弁明がありました。しかし、当然ながら井野委員と後藤委員は納得しないし、会場からも抗議の声があがりました。会場は、一時、騒然となりました。
井野委員は「(福島の経験は)本来、チェック機能を果たすべきものがチェック機能を果たせなかったところに問題があることを教えている。だからこの問題は重要なのだ。世の中は厳しい見方をしている。それをわれわれは踏まえなければならない」と述べました。
岡本委員が「私が2004年以来、安全審査に関わってきたことは事実だ。しかし、私は技術的なことを述べているだけだ」と述べたことに対し、後藤委員から「岡本委員は、反省の色が感じられない。単に物事を処理するという姿勢では、進行役として適切でない」という厳しい批判がなされました。
保安院が「われわれは透明な形でやっているから問題はない。司会役、進行役としてやっていただきたい」と発言したことに対し、井野委員は「三菱重工とストレステストは深い関係がある。ストレステストを実際にやっているのは三菱重工だ。また審査にたずさわっているJNESにも三菱重工出身者がいる。岡本先生も大学を出てから三菱重工に務めていたことがある。寄付は、岡本先生と三菱重工が強い絆で結ばれていることを意味している」と新しい具体的事実を明らかにしました。
すると岡本委員は、「私が便宜供与しているかのように言うのは名誉毀損だ」と開き直りました。
別の委員から「今の話は、技術的な話と違う」と、また保安院から「少しでもまずいことがあったら辞めてもらうというのでは、委員になり手が限定される」という“助け舟”が出されましたが、井野委員は「保安院と国民の常識はちがう。岡本委員と山口委員は、もう冠に手をやっているから問題にしているのだ」と厳しく反論しました。また、保安院が用意した資料の中で、井野委員の見解から、山口委員や岡本委員の名前が、井野委員の了解もなしに白抜きにされていることに対し、「これは、個人情報だからという問題ではない。公的情報だから、元にもどしていただきたい」という強い抗議がなされました。
保安院が討論を打ち切ろうとすることにたいし、会場からは「岡本委員と山口委員は次回までに考えてください」という声があがり、井野委員からは「岡本委員と山口委員は再検討してください」という発言がなされましたが、討論は打ち切られました。
最後は非常に後味の悪い幕切れでした。岡本委員らの問題につき明確な形で討論の継続は確認されませんでしたから、このままいけば、保安院はうやむやにするかも知りません。しかし、絶対にこれを認めることはできません。こんな委員にストレステストを論じる資格がないことは明白です。保安院が、この問題をやむやにしようと言うのなら、国民が許さないということを思い知らせなければならないのです。私は、このメールを読まれた方が、自分の言葉で保安院に抗議のメールを出すように訴えさせていただきたいと思います。
https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html
――――――――――――――――――――――――――――――――
以上
以下、改行を修正しての転送です。
太田光征
http://otasa.net/
---
IK原発重要情報(64)[2012年1月6日]
私たちは、原発についての情報と脱原発の国民投票をめざす市民運動についての情報を発信しています。よろしく、お願いいたします。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許しください。転送・転載は自由です。)
弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策
連絡先 [1月1日より新住所です。御注意ください。]
〒170-0005 東京都豊島区南大塚3丁目4番4-203号 河内謙策法律事務所(電話
03-6914-3844、FAX03-6914-3884)
Email: kenkawauchi@nifty.com
脱原発の国民投票をめざす会
http://2010ken.la.coocan.jp/datsu-genpatsu/index.html
――――――――――――――――――――――――――――――――
第6回意見聴取会を傍聴して
日本の原発推進派が、運転停止中の原発につきストレステストを実施し、「ストレステストにより安全性が確認された」として、原発の運転再開に踏み切ろうとしていることは、よく知られているとおりです。
1月6日現在、原子力・安全保安院に対し、第1次ストレステストが終了したとして報告書が提出されている原発は、以下の11基になっています。
大飯原発3号機、4号機、伊方原発3号機、泊原発1号機、玄海原発2号機、川内原発1号機、2号機、美浜原発3号機、泊原発2号機、東通原発1号機、敦賀発電所2号機。
最近提出された、泊原発2号機、東通原発1号機、敦賀発電所2号機の報告書は、以下のサイトからアクセスできます。
http://www.meti.go.jp/press/2011/12/20111227006/20111227006.html
上記報告書は、現在、保安院と「発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価に係る意見聴取会」(略称:意見聴取会)で検討・審議が進められています。私が「IK原発重要情報(61)」で言及した、第5回意見聴取会の資料が、以下のサイトにアップされています。
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/29/800_29_index.html
第6回意見聴取会が、1月6日、午前9時より、経産省本館地下2階講堂で開催されました。私が傍聴した中で、重要と思われる点を報告させていただきます。
今日の討議は、大飯発電所3・4号機のストレステストの結果についての評価から始まりました。
後藤委員から、「台風など、特異な状況になったらどうなるかを考えなければならない。これをもって安全だという評価は疑問だ。これで十分とはいえない。」という意見が述べられたのにたいし、関西電力から「これで十分とは思っていない」という回答がなされました。
後藤委員から、「先日のTVで、津波による漂流物対策が重要であること、また、津波による火災の発生ということも考えなければならないことが分かった。何万トンもの船が流されて原発に衝突したらどうなるか、防ぐ手立てが確実になければ、防ぐ手立てがないと考えるべきだ」と述べられた意見に対しては、保安院から、「対策を多重化する方向で考えていきたい。船の問題については、状況可能な範囲でやってき
たい」と回答がありました。後藤委員は了承せず、更に「確率が少ないことをもって良しとしては、いけない」と念押し発言をしました。
関西電力は、「天正大地震により若狭湾に津波が生じた可能性は低いと考えるが、年内(平成23年)を目処に調査結果を報告する」と言ってきました。
ネットで見る限り、関西電力は大津波の痕跡なし、と結論付けたようです。
しかし、これは、どちらか分からないという状態になれば自分が有利だという、関西電力の汚い戦術だと言わざるをえません。関西電力は、関西電力が津波がなかったということを完全に論証しない限りは、津波があったものと扱わなければならない、ということを忘れさせようとしているのです。
この問題については、以下のサイトを見てください。
http://yanapong.blogspot.com/2011/05/blog-post.html。
http://www.mainichi.jp/area/fukui/news/20111222ddlk18040636000c.html
これは非常に重要な問題だと思いますが、今日、なぜか関西電力からの報告はありませんでした。現地からも積極的な発信が求められていると思います。
2番目の議題である、泊原発1号機、2号機のストレステストの結果については、本格的な議論はなされませんでした。
「いわゆる津波の高さと遡上高さを明確に区別してほしい」という委員の発言にたいしては、北海道電力は了承しました。保安院から「地震と津波の重畳ということについては、いろんな組み合わせがありうるので考えていきたい」という発言がありま
した。
泊原発の討議の中で、「大飯原発と基本的に同じ」という発言がなされたのが気になりました。共通の問題は何回も繰り返して討論する必要がない、したがって、もっとスピードアップすべきだ、という考えのようです。
泊原発の問題は、討議は継続です。
3番目の議題は、「ストレステストの審査の進め方」でした。ここで最も問題になったのが、岡本委員と阿部委員と山口委員が原子力企業(三菱重工業)から寄付を受けている問題でした。原子力企業から献金を受けた人間が、ストレステストの結果につき、公平な立場から委員を務めることができるのか、という根本的な問題が問われたのです。この問題は前から利益相反の問題として問題になってきましたが、朝日新聞が1月1日付で具体的な事実をスクープしたことにより、大問題になってきました。
http://www.asahi.com/national/update/1231/OSK201112310119.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/824.html
この問題については、原発事故緊急会議の方たちが熱心に取り組んでおられます。
http://2011shinsai.info/node/1480
岡本委員から、「寄付は、さまざまなところから頂いている。東京大学の基準にもとづいて、いただいている。工学系研究科で審査のうえでいただいており、私個人のためには使用していない」、山口委員から「私も岡本委員と同じ見解で、あくまで専門的なスタンスで意見を言ってきている」という弁明がありました。しかし、当然ながら井野委員と後藤委員は納得しないし、会場からも抗議の声があがりました。会場は、一時、騒然となりました。
井野委員は「(福島の経験は)本来、チェック機能を果たすべきものがチェック機能を果たせなかったところに問題があることを教えている。だからこの問題は重要なのだ。世の中は厳しい見方をしている。それをわれわれは踏まえなければならない」と述べました。
岡本委員が「私が2004年以来、安全審査に関わってきたことは事実だ。しかし、私は技術的なことを述べているだけだ」と述べたことに対し、後藤委員から「岡本委員は、反省の色が感じられない。単に物事を処理するという姿勢では、進行役として適切でない」という厳しい批判がなされました。
保安院が「われわれは透明な形でやっているから問題はない。司会役、進行役としてやっていただきたい」と発言したことに対し、井野委員は「三菱重工とストレステストは深い関係がある。ストレステストを実際にやっているのは三菱重工だ。また審査にたずさわっているJNESにも三菱重工出身者がいる。岡本先生も大学を出てから三菱重工に務めていたことがある。寄付は、岡本先生と三菱重工が強い絆で結ばれていることを意味している」と新しい具体的事実を明らかにしました。
すると岡本委員は、「私が便宜供与しているかのように言うのは名誉毀損だ」と開き直りました。
別の委員から「今の話は、技術的な話と違う」と、また保安院から「少しでもまずいことがあったら辞めてもらうというのでは、委員になり手が限定される」という“助け舟”が出されましたが、井野委員は「保安院と国民の常識はちがう。岡本委員と山口委員は、もう冠に手をやっているから問題にしているのだ」と厳しく反論しました。また、保安院が用意した資料の中で、井野委員の見解から、山口委員や岡本委員の名前が、井野委員の了解もなしに白抜きにされていることに対し、「これは、個人情報だからという問題ではない。公的情報だから、元にもどしていただきたい」という強い抗議がなされました。
保安院が討論を打ち切ろうとすることにたいし、会場からは「岡本委員と山口委員は次回までに考えてください」という声があがり、井野委員からは「岡本委員と山口委員は再検討してください」という発言がなされましたが、討論は打ち切られました。
最後は非常に後味の悪い幕切れでした。岡本委員らの問題につき明確な形で討論の継続は確認されませんでしたから、このままいけば、保安院はうやむやにするかも知りません。しかし、絶対にこれを認めることはできません。こんな委員にストレステストを論じる資格がないことは明白です。保安院が、この問題をやむやにしようと言うのなら、国民が許さないということを思い知らせなければならないのです。私は、このメールを読まれた方が、自分の言葉で保安院に抗議のメールを出すように訴えさせていただきたいと思います。
https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html
――――――――――――――――――――――――――――――――
以上
大間原発の建設を阻止している「あさこはうす」を応援しよう!
フルMOXの大間原発が本州最北端の地に建設されようとしています。建設予定地の一部をあさこさんが娘の小笠原厚子さんに残し、それを今も守り続けている。電源開発はこの「あさこはうす」に通じる道を封鎖しようとしているのです。そこで、あさこはうす宛てに郵便物を!
「あさこはうす」宛てに激励のはがきを出してください。
http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-11108920118.html
大間原発 あさこはうす とはなんですか?
http://www.youtube.com/watch?v=kMb5b8kNUG8&feature=related
以下、転送です。
太田光征
http://otasa.net/
*
皆さま 重複ご容赦ください。
小林です。本年もどうぞ宜しくお願いします。
早速、お世話になります。
あさこはうすからSOSです。
メール便でも年賀状でも構いません。
何か郵便物の発送してください。
小笠原厚子さんの必死の闘いが続いています。
道路封鎖しようとしています。
交通量が少ないと封鎖されてしまいます。
郵便も道路確保のためです。
〒039−4601
青森県下北郡大間町字小奥戸396 あさこはうす
また、ツイッターなどあらゆる手段で情報拡散してください!
小林栄子
「あさこはうす」宛てに激励のはがきを出してください。
http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-11108920118.html
大間原発 あさこはうす とはなんですか?
http://www.youtube.com/watch?v=kMb5b8kNUG8&feature=related
以下、転送です。
太田光征
http://otasa.net/
*
皆さま 重複ご容赦ください。
小林です。本年もどうぞ宜しくお願いします。
早速、お世話になります。
あさこはうすからSOSです。
メール便でも年賀状でも構いません。
何か郵便物の発送してください。
小笠原厚子さんの必死の闘いが続いています。
道路封鎖しようとしています。
交通量が少ないと封鎖されてしまいます。
郵便も道路確保のためです。
〒039−4601
青森県下北郡大間町字小奥戸396 あさこはうす
また、ツイッターなどあらゆる手段で情報拡散してください!
小林栄子
2012年01月06日
もんじゅの原子力機構理事長「ナトリウム漏れ起きないという方がおかしい」
原子力機構理事長「ナトリウム漏れ起きないという方がおかしい」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/other/541023/
2012/01/06
高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)を運営する日本原子力研究開発機構の鈴木篤之理事長は6日、高速増殖炉について「ナトリウム漏れが起きないと思う方がおかしい」と述べた。
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太田光征
http://otasa.net/
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/other/541023/
2012/01/06
高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)を運営する日本原子力研究開発機構の鈴木篤之理事長は6日、高速増殖炉について「ナトリウム漏れが起きないと思う方がおかしい」と述べた。
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太田光征
http://otasa.net/
福島原発出稼ぎ作業員「骨まで被曝、体が急にだるうになる」
福島原発出稼ぎ作業員「骨まで被曝、体が急にだるうになる」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/accident/539970/
アラーム鳴りっぱなし、体が急にだるうになるのは、しょっちゅう。内部被曝も外部被曝もありゃせんで。骨まで全面被曝じゃもん。しかしまあ、われわれ、地獄の釜這いずりまわる人間ですき、いたしかたなかよ。
メルトダウンを聞かされたのも後になってからやけねえ。3号機の前通ると、線量計がひと桁上がる。死ぬくさと思うとです。そんでも、カネと欲の道連れでこんな割のええ仕事やめられんとですよ」
※週刊ポスト2012年1月1・6日号
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/accident/539970/
アラーム鳴りっぱなし、体が急にだるうになるのは、しょっちゅう。内部被曝も外部被曝もありゃせんで。骨まで全面被曝じゃもん。しかしまあ、われわれ、地獄の釜這いずりまわる人間ですき、いたしかたなかよ。
メルトダウンを聞かされたのも後になってからやけねえ。3号機の前通ると、線量計がひと桁上がる。死ぬくさと思うとです。そんでも、カネと欲の道連れでこんな割のええ仕事やめられんとですよ」
※週刊ポスト2012年1月1・6日号
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太田光征
http://otasa.net/
地熱が豊富なハワイ:「ハワイ郡は再生可能エネルギー100パーセントを目指すべきである」とハワイ郡長
ハワイ郡の地熱ワーキンググループがハワイ島のベースロード電力源としての地熱資源を評価してきたが、先ごろ報告書が発表された。それによれば、地熱発電の潜在力は500〜700メガワットあり、ハワイの電力需要である90〜185メガワットと比べ、十分に余力がある。ハワイ郡長のウィリアム・ケノイ氏は「ハワイ郡は再生可能エネルギー100パーセントを目指すべきである」と発言。
Geothermal Working Group Report unveiled | Office of Mayor Billy Kenoi
http://hawaiicountymayor.com/2012/01/04/geothermal-working-group-report-unveiled/
ハワイの地熱電力会社プナ・ジオサーマル・ベンチャーズが発電容量を30メガワットから38メガワットに増加させたことで、電力会社のHELCOは毎月の電気料金を約70セント下げることになった。
HELCO customers to save under new geothermal contract - Pacific Business News
http://www.bizjournals.com/pacific/blog/morning_call/2012/01/helco-customers-to-save-under-new.html?ana=RSS&s=article_search&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+bizj_pacific+%28Pacific+Business+News+of+Honolulu%29
太田光征
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Geothermal Working Group Report unveiled | Office of Mayor Billy Kenoi
http://hawaiicountymayor.com/2012/01/04/geothermal-working-group-report-unveiled/
ハワイの地熱電力会社プナ・ジオサーマル・ベンチャーズが発電容量を30メガワットから38メガワットに増加させたことで、電力会社のHELCOは毎月の電気料金を約70セント下げることになった。
HELCO customers to save under new geothermal contract - Pacific Business News
http://www.bizjournals.com/pacific/blog/morning_call/2012/01/helco-customers-to-save-under-new.html?ana=RSS&s=article_search&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+bizj_pacific+%28Pacific+Business+News+of+Honolulu%29
太田光征
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たね蒔きジャーナル2012/1/4 僧侶・玄侑宗久さんのお話 困難を生きる日本人の知恵
宮城と岩手では自殺者が3〜5月は変わらないが、福島は4割増えている。
Date: Wed, 4 Jan 2012 21:56:11 +0900
---
永岡です、たね蒔きジャーナル、続いて、2012年最初のゲスト、震災以降福島におられる僧侶、作家の玄侑宗久(そうきゅう)さんのお話がありました。玄侑さん、福島の三春町(原発から45km西)のところにいらっしゃいます。桜の有名なところです。
玄侑さん、この番組に初登場で、日本初の天然記念物の桜がここなのです。竹下総理の故郷創生資金で7000万円桜に使ったところです。桜は変わらず咲いているが、見に来るのは県内の人だけでした。自然がいつもと変わらないので、よけいに違いが目立つのです。
福島の人は、先行きが見えないのを悲観して自殺する人が増えており、大阪にはそういうニュースはあまり入らないのですが、宮城と岩手では自殺者が3〜5月は変わらず、しかし福島は4割増えているのです。事故から2カ月で5人、玄侑さんの周りで自殺されています(今後の見通しが見えないから)。
この際に玄侑さん、自殺は他の人にしっかり分かる理由でやるものではない、竜巻のようなもので、4つの方向からの風が吹くと竜巻になるのです。
近藤さん、毎日新聞で国は誠を示すべきと言われて、しかし国がウソつきであり、先が見えないどころか疑心暗鬼であり、県民の思いはどうかと聞かれて、玄侑さん、昨年末までに除染計画を立てて、今年初めから国の予算でやる予定なのに、「絵に描いた餅」であり、現場に来ていない人間がシナリオを描き、やろうとして水道なし、そういうことが、デスクワークをしている人には分からないのです。
福島から逃げると言う考えについて、逃げている人は徐々に増えており、全国に避難した人のアンケートは、30歳未満は、半分以上は戻らないと表明しており、日本の真ん中に穴が開くのです。原発立地町村の人は何としても戻ると言うものの、若者が戻らず町は成り立たないのです。
近藤さん、逃げて生き延びることもありと指摘され、逃げた人を非難してはいけないと玄侑さん言われました。しかし、出るときに役場に言わない、新聞を止めてくれとの連絡で分かると言うことなのです。また、一家の離散もあり、出ていく人と残った人の分断があり、残った人でも、地元の米・野菜を食べるかで分断される、小さい子を抱えていると別のものを食べる、年よりは地元のものを食べる、そういう分断もあるのです。家族が思いを一つに出来ないのです。
家族も傷を負いつつ生きているのです。出る人、残る人、自分の行動は肯定したく、残った人は放射能を過小に考え、出た人は過大に考えると言うことで、正当な判断がないのです。本当は一つになり、国に要求しないといけないのに、分断されるのです。
近藤さん、原発を所有する資格が日本にあるのかと玄侑さんが書かれたこと、元旦から震度4であり、辰年の辰に雲をつけて「震」、日本人は災害の対応力があり、節電も出来る、原発は何十年かけてやるのではなく、一気に減らすべきと言われました。それが日本人で、時間をかけてやるのが日本人ではないとのことでした。
玄侑さん、「無常の力」と言う本を書かれて、どう生きたらいいか、途方に暮れる中、今の世の中はマニフェスト、しっかりした計画など、考えている内容が重んじられるのに、それが訴えたものが安全神話であり、絶対に自信を持つのがおかしいのです。自分はこう考えると、揺らいでいい、世界が無常に変わる、ある考えをもつ自分が無常である、絶対にこうというのは無常に反する、科学、技術の態度が、事故が起きないと想定を停止した、これが罪の根源である、絶対と理解できるものはない、想定を超えるもので、揺らいでいい、それが方丈記に出るのです。
これで時間でした。また、玄侑さんのお話があると思われます、これを、お伝えいたしました。
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
Date: Wed, 4 Jan 2012 21:56:11 +0900
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永岡です、たね蒔きジャーナル、続いて、2012年最初のゲスト、震災以降福島におられる僧侶、作家の玄侑宗久(そうきゅう)さんのお話がありました。玄侑さん、福島の三春町(原発から45km西)のところにいらっしゃいます。桜の有名なところです。
玄侑さん、この番組に初登場で、日本初の天然記念物の桜がここなのです。竹下総理の故郷創生資金で7000万円桜に使ったところです。桜は変わらず咲いているが、見に来るのは県内の人だけでした。自然がいつもと変わらないので、よけいに違いが目立つのです。
福島の人は、先行きが見えないのを悲観して自殺する人が増えており、大阪にはそういうニュースはあまり入らないのですが、宮城と岩手では自殺者が3〜5月は変わらず、しかし福島は4割増えているのです。事故から2カ月で5人、玄侑さんの周りで自殺されています(今後の見通しが見えないから)。
この際に玄侑さん、自殺は他の人にしっかり分かる理由でやるものではない、竜巻のようなもので、4つの方向からの風が吹くと竜巻になるのです。
近藤さん、毎日新聞で国は誠を示すべきと言われて、しかし国がウソつきであり、先が見えないどころか疑心暗鬼であり、県民の思いはどうかと聞かれて、玄侑さん、昨年末までに除染計画を立てて、今年初めから国の予算でやる予定なのに、「絵に描いた餅」であり、現場に来ていない人間がシナリオを描き、やろうとして水道なし、そういうことが、デスクワークをしている人には分からないのです。
福島から逃げると言う考えについて、逃げている人は徐々に増えており、全国に避難した人のアンケートは、30歳未満は、半分以上は戻らないと表明しており、日本の真ん中に穴が開くのです。原発立地町村の人は何としても戻ると言うものの、若者が戻らず町は成り立たないのです。
近藤さん、逃げて生き延びることもありと指摘され、逃げた人を非難してはいけないと玄侑さん言われました。しかし、出るときに役場に言わない、新聞を止めてくれとの連絡で分かると言うことなのです。また、一家の離散もあり、出ていく人と残った人の分断があり、残った人でも、地元の米・野菜を食べるかで分断される、小さい子を抱えていると別のものを食べる、年よりは地元のものを食べる、そういう分断もあるのです。家族が思いを一つに出来ないのです。
家族も傷を負いつつ生きているのです。出る人、残る人、自分の行動は肯定したく、残った人は放射能を過小に考え、出た人は過大に考えると言うことで、正当な判断がないのです。本当は一つになり、国に要求しないといけないのに、分断されるのです。
近藤さん、原発を所有する資格が日本にあるのかと玄侑さんが書かれたこと、元旦から震度4であり、辰年の辰に雲をつけて「震」、日本人は災害の対応力があり、節電も出来る、原発は何十年かけてやるのではなく、一気に減らすべきと言われました。それが日本人で、時間をかけてやるのが日本人ではないとのことでした。
玄侑さん、「無常の力」と言う本を書かれて、どう生きたらいいか、途方に暮れる中、今の世の中はマニフェスト、しっかりした計画など、考えている内容が重んじられるのに、それが訴えたものが安全神話であり、絶対に自信を持つのがおかしいのです。自分はこう考えると、揺らいでいい、世界が無常に変わる、ある考えをもつ自分が無常である、絶対にこうというのは無常に反する、科学、技術の態度が、事故が起きないと想定を停止した、これが罪の根源である、絶対と理解できるものはない、想定を超えるもので、揺らいでいい、それが方丈記に出るのです。
これで時間でした。また、玄侑さんのお話があると思われます、これを、お伝えいたしました。
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
2012年01月05日
経産省前テントひろば、前代未聞の脱原発餅つき大会
経産省、もち食べれば?
太田光征
http://otasa.net/
<テント日誌 1/4(水)>
脱原発新年餅つき大会は盛大に!
誰もかも 心ひとつの テント前
―― 経産省前テントひろば 116日目――
1月4日(水) 晴れ 後曇り
今日は新年餅つき大会である。天気は晴れ、風もなく穏やかな陽気。12時頃にはテント前はもうたくさんの人が集まっている。第2テントの横に臼が置かれ、テント前には、つきあがった餅を丸めてあんこ、きな粉、おろし、納豆をまぶして食べられるように、用意が調えられている。
餅米を蒸すのは公安の了解の下、日比谷公園で行うことに。が、公園事務所は許可せず、やむなく公園と歩道の境の空間で公安が見守る中、2人行ったそうだ。ところが、30分もした頃、丸の内署の制服警官20名程が撤去!と叫びながら押し寄せ取り囲む。で、やむなく撤収。取りあえず最初のぶんをテントに届けた後、急遽、テントの弁護対策をしていただいている弁護士さんの法律事務所に移動して、なんと法律事務所内で餅米蒸しをさせていただく。
予定の1時を少し過ぎたところでいよいよ餅つき開始。一斉に臼の前には黒山の人だかりが。そしてつきあがると、この餅をもっての各省庁への挨拶回りの出陣式。椎名さんが挨拶文を読み上げる。経産省、財務省、文科省、外務省、農水省、厚労省の6つの省庁を4人が正装して回るも、各省庁はお餅の受け取りは拒否。挨拶文は受け取ったそうであるが。
そのあとは次々とつきあがってくるお餅をみんなでいただく。豚汁の炊き出しもあり。
ともかく、警察の介入や経産省の査察などもありつつも、無事、餅つき大会は大成功のうちに終わった。参加者は総数150名にも及ぶ程に。
その熱気が冷めやらぬうちに、川柳大会が行われ、乱鬼龍さんの選定により、標題の句が優秀賞を獲得。
誰もかも 心ひとつの テント前
★テントひろばへの抱負、期待、要望、意見など、様々な思いを寄せて下さい。
可能な限りテント日誌でご紹介します。またそれらを集めた「テントひろば通信」の
発行も考えています。
郵便なら、〒100−0013 東京都千代田区霞が関1−3−1 経産省前テントひろば
メールなら 電子メール アドレス : tentohiroba@gmail.com へ。
実名・ハンドルネーム・イニシアル・匿名なんでもありです。
地域名、年齢、性別は記入していただくとありがたいです。
( Y・T )
太田光征
http://otasa.net/
<テント日誌 1/4(水)>
脱原発新年餅つき大会は盛大に!
誰もかも 心ひとつの テント前
―― 経産省前テントひろば 116日目――
1月4日(水) 晴れ 後曇り
今日は新年餅つき大会である。天気は晴れ、風もなく穏やかな陽気。12時頃にはテント前はもうたくさんの人が集まっている。第2テントの横に臼が置かれ、テント前には、つきあがった餅を丸めてあんこ、きな粉、おろし、納豆をまぶして食べられるように、用意が調えられている。
餅米を蒸すのは公安の了解の下、日比谷公園で行うことに。が、公園事務所は許可せず、やむなく公園と歩道の境の空間で公安が見守る中、2人行ったそうだ。ところが、30分もした頃、丸の内署の制服警官20名程が撤去!と叫びながら押し寄せ取り囲む。で、やむなく撤収。取りあえず最初のぶんをテントに届けた後、急遽、テントの弁護対策をしていただいている弁護士さんの法律事務所に移動して、なんと法律事務所内で餅米蒸しをさせていただく。
予定の1時を少し過ぎたところでいよいよ餅つき開始。一斉に臼の前には黒山の人だかりが。そしてつきあがると、この餅をもっての各省庁への挨拶回りの出陣式。椎名さんが挨拶文を読み上げる。経産省、財務省、文科省、外務省、農水省、厚労省の6つの省庁を4人が正装して回るも、各省庁はお餅の受け取りは拒否。挨拶文は受け取ったそうであるが。
そのあとは次々とつきあがってくるお餅をみんなでいただく。豚汁の炊き出しもあり。
ともかく、警察の介入や経産省の査察などもありつつも、無事、餅つき大会は大成功のうちに終わった。参加者は総数150名にも及ぶ程に。
その熱気が冷めやらぬうちに、川柳大会が行われ、乱鬼龍さんの選定により、標題の句が優秀賞を獲得。
誰もかも 心ひとつの テント前
★テントひろばへの抱負、期待、要望、意見など、様々な思いを寄せて下さい。
可能な限りテント日誌でご紹介します。またそれらを集めた「テントひろば通信」の
発行も考えています。
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( Y・T )
原発発祥の地で脱原発をアピール! にこにこピクニックウォークin東海村、Ustビデオ
http://t.co/dV7JZmb6
http://www.ustream.tv/recorded/19575767
50分あたりから東海村役場前でのアピールが始まります。
太田光征
http://otasa.net/
http://www.ustream.tv/recorded/19575767
50分あたりから東海村役場前でのアピールが始まります。
太田光征
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自治体らしからぬ目的の大阪府教育基本条例案
大阪府教育基本条例案の発案者である坂井良和・大阪市議会議員が、その目的を「統治機構を変える」「戦後レジームを変える」などと本音を語っています。
自治体というのは<統治>機構ではありません。自治体の中において私たちは統治される対象ではない。
条例案「統治機構を変える」「戦後レジームを変える」
http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/1884388.html
12/28大阪市教委通知:「教職員は教育基本条例案を批判してはならない」
http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/1840154.html
太田光征
http://otasa.net/
自治体というのは<統治>機構ではありません。自治体の中において私たちは統治される対象ではない。
条例案「統治機構を変える」「戦後レジームを変える」
http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/1884388.html
12/28大阪市教委通知:「教職員は教育基本条例案を批判してはならない」
http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/1840154.html
太田光征
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「ストレステストに係る意見聴取会」の委員のうち、脱原発派の委員2人を除く9人の3分の1が原発関連企業から献金
原子力安全・保安院御中
https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html
原子力安全・保安院は福島原発事故を起こした責任の大きな部分を占めており、ストレステストを実施する主体としては資質を欠いています。少なくとも後継となる原子力安全庁が担うべきです。もっとも、「国」が事故責任主体であり、原発事故の管理は主権者の力の及ぶ枠組みで行わなければなりません。
「ストレステストに係る意見聴取会」の委員のうち、後藤政志、井野博満の両委員を除く9人の3分の1が原発関連企業から献金を受けていたことには驚きました。明確な利益相反です。
耐震指針などについては原子力安全委員会の斑目委員長も誤りであることを認めていますが、事故原因の究明を待たず、指針類を改定しないままでストレステストを実施しても、原発の安全性は保証されません。
少なくとも、意見聴取会委員の構成を公平にしてください。
以下、転送です。
太田光征
http://otasa.net/
【岡本、阿部、山口の「利益相反」3教授はストレステスト委員を辞任せよ!】
東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]
先に、「ストレステストに係る意見聴取会」司会進行役の岡本孝司教授が
三菱重工業から献金を受け取っていたことをお伝えし、辞任を求める要請
を呼びかけました。既にご協力いただいた方はありがとうございます。
保安院・電力会社の側に立って強引な進行を行う岡本委員に真っ先に退場
してもらうべきだと思いますが、この聴取会では岡本教授を含めて3人も
の委員が原発メーカーの三菱重工(審査対象の原子炉の多くを製造)から
の献金を受け取っています。委員は計11人ですから、脱原発派である後藤
政志、井野博満の両委員を除く9人の御用学者のうち、何と3分の1が「利
益相反」(=「一人の人間が泥棒と警察の両方をやること」)というわけ
です。こんな金まみれの委員たちが、危険な原発再稼働の前提とされるス
トレステスト審査への意見聴取に関与することは到底認められません。
「3・11」後の現在、こうした状態を許すことはあり得ないことです。
◆岡本孝司 東京大学 工学研究科原子力専攻教授
三菱重工業 200万円
「多忙につき答えられない」(大学広報を通じて回答):朝日1/1記事
◆阿部 豊 筑波大学大学院 システム情報工学研究科教授
三菱重工業 500万円
「審議では専門の立場から中立な意見を述べてきた」:朝日1/1記事
◆山口 彰 大阪大学大学院 工学研究科教授
(株)ニュークリア・デベロップメント(三菱重工業系) 3,385万円
【参考】井野博満委員の12月22日意見聴取会への質問書より
「報道によれば、山口彰委員は、(株)ニュークリア・デベロップメント
から『受託研究』の名目で3,385万円の研究費を受け取っている。ニュー
クリア・デベロップメントは、現在審議中の大飯原発・伊方原発・泊原発
などの主製造メーカである三菱重工の関連企業である。これが事実であれ
ば、利益相反の事例に該当する可能性があり、研究者倫理としても委員に
はふさわしくないと考えるが、保安院の判断をお聞きしたい。」
★引き続き、岡本、阿部、山口の3委員を辞任させるよう、要請を集中し
てください。原発に批判的な研究者との入れ替えや、今までの議論を白紙
に戻し一からやり直すことなども要請してはどうかと思います。また、保
安院に加えて、枝野幸男経産相にも要請されるようお願いします。6日
(金)午前9時からの意見聴取会が迫っていますので、まだの方は可能な
方法で急ぎの働きかけをぜひお願いします。新聞等への投書も有効です。
※この情報をぜひ転送、ブログ、ツィッター、フェイスブック等で広めて
ください。お知り合いのメディア関係者にもぜひお伝えください。
【原子力安全・保安院】
代表 (TEL)03-3501-1511
広報課 (TEL)03-3501-5890
原子力安全技術基盤課(ストレステストを担当)
(FAX)03-3580-5971 (TEL)03-3501-0621
メールによるお問い合わせ:ご質問・ご意見(保安院HP)
https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html
【枝野幸男経産相】
[国会事務所]
(FAX)03-3591-2249 (TEL)03-3508-7448
[地元・大宮事務所]
(FAX)048-648-9125 (TEL)048-648-9124
https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html
原子力安全・保安院は福島原発事故を起こした責任の大きな部分を占めており、ストレステストを実施する主体としては資質を欠いています。少なくとも後継となる原子力安全庁が担うべきです。もっとも、「国」が事故責任主体であり、原発事故の管理は主権者の力の及ぶ枠組みで行わなければなりません。
「ストレステストに係る意見聴取会」の委員のうち、後藤政志、井野博満の両委員を除く9人の3分の1が原発関連企業から献金を受けていたことには驚きました。明確な利益相反です。
耐震指針などについては原子力安全委員会の斑目委員長も誤りであることを認めていますが、事故原因の究明を待たず、指針類を改定しないままでストレステストを実施しても、原発の安全性は保証されません。
少なくとも、意見聴取会委員の構成を公平にしてください。
以下、転送です。
太田光征
http://otasa.net/
【岡本、阿部、山口の「利益相反」3教授はストレステスト委員を辞任せよ!】
東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]
先に、「ストレステストに係る意見聴取会」司会進行役の岡本孝司教授が
三菱重工業から献金を受け取っていたことをお伝えし、辞任を求める要請
を呼びかけました。既にご協力いただいた方はありがとうございます。
保安院・電力会社の側に立って強引な進行を行う岡本委員に真っ先に退場
してもらうべきだと思いますが、この聴取会では岡本教授を含めて3人も
の委員が原発メーカーの三菱重工(審査対象の原子炉の多くを製造)から
の献金を受け取っています。委員は計11人ですから、脱原発派である後藤
政志、井野博満の両委員を除く9人の御用学者のうち、何と3分の1が「利
益相反」(=「一人の人間が泥棒と警察の両方をやること」)というわけ
です。こんな金まみれの委員たちが、危険な原発再稼働の前提とされるス
トレステスト審査への意見聴取に関与することは到底認められません。
「3・11」後の現在、こうした状態を許すことはあり得ないことです。
◆岡本孝司 東京大学 工学研究科原子力専攻教授
三菱重工業 200万円
「多忙につき答えられない」(大学広報を通じて回答):朝日1/1記事
◆阿部 豊 筑波大学大学院 システム情報工学研究科教授
三菱重工業 500万円
「審議では専門の立場から中立な意見を述べてきた」:朝日1/1記事
◆山口 彰 大阪大学大学院 工学研究科教授
(株)ニュークリア・デベロップメント(三菱重工業系) 3,385万円
【参考】井野博満委員の12月22日意見聴取会への質問書より
「報道によれば、山口彰委員は、(株)ニュークリア・デベロップメント
から『受託研究』の名目で3,385万円の研究費を受け取っている。ニュー
クリア・デベロップメントは、現在審議中の大飯原発・伊方原発・泊原発
などの主製造メーカである三菱重工の関連企業である。これが事実であれ
ば、利益相反の事例に該当する可能性があり、研究者倫理としても委員に
はふさわしくないと考えるが、保安院の判断をお聞きしたい。」
★引き続き、岡本、阿部、山口の3委員を辞任させるよう、要請を集中し
てください。原発に批判的な研究者との入れ替えや、今までの議論を白紙
に戻し一からやり直すことなども要請してはどうかと思います。また、保
安院に加えて、枝野幸男経産相にも要請されるようお願いします。6日
(金)午前9時からの意見聴取会が迫っていますので、まだの方は可能な
方法で急ぎの働きかけをぜひお願いします。新聞等への投書も有効です。
※この情報をぜひ転送、ブログ、ツィッター、フェイスブック等で広めて
ください。お知り合いのメディア関係者にもぜひお伝えください。
【原子力安全・保安院】
代表 (TEL)03-3501-1511
広報課 (TEL)03-3501-5890
原子力安全技術基盤課(ストレステストを担当)
(FAX)03-3580-5971 (TEL)03-3501-0621
メールによるお問い合わせ:ご質問・ご意見(保安院HP)
https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html
【枝野幸男経産相】
[国会事務所]
(FAX)03-3591-2249 (TEL)03-3508-7448
[地元・大宮事務所]
(FAX)048-648-9125 (TEL)048-648-9124
2012年01月04日
日本の逆さま警察:韓基大さんへの弾圧に対する抗議
日本の逆さま警察。
転送です。
太田光征
http://otasa.net/
*
みなさまへ (BCCにて)松元
ことし第一回目の転送ですが、こうしたことを許している日本の民衆はまた、被ばくを強要している棄民政策を許しているのだと思います。日本の権力の問題というより(私と私の身内を含めた)日本の民衆の問題だと思います。根は同じです。
====以下、転送====
みなさま、
徐京植から転送します。
──────────【転送歓迎】──────────
「韓基大(ハン キデ)さんへの弾圧に対する抗議」賛同のお願い
前略
韓基大さんの友人の下地真樹(しもじ まさき)と申します。
「在日特権を許さない市民の会」(通称、在特会)から暴力被害を受けた韓基大さんに対し、逆に韓さんを加害者として警察が執拗に任意出頭を求めるという嫌がらせをやめないので、友人有志が中心となって警察署に抗議することにしました。詳しい経緯は末尾の抗議文に書いてあります。
内容にかかわらず、政府の姿勢に批判的なさまざまな活動が治安当局の弾圧を受けるケースが増えてきています。もはや黙っているわけにはいかないと思い、このたび、韓基大さんへ不当な任意出頭要請を繰り返す大阪府警四条畷(しじょうなわて)警察署に対し、友人として抗議を行うことにしました。そして、この抗議への賛同を広くよびかけることにしました。
これ以上、治安当局の恣意的な権力行使を許さないためにも、多くの人からのご賛同をいただきたいと思っています。賛同いただける方は、以下のいずれかの方法で賛同をお寄せください。
【宛先】
電子メール:supporthan@mail.goo.ne.jp
電話 :090-8468-9988
郵便 :東大阪市源氏ケ丘16-10
日本自由メソヂスト布施源氏ケ丘教会気付
戦争と平和を考えるつどい(弾圧対策部)
【お送りいただく内容】
お名前、肩書き
※「山田 花子(会社員)」のように表記ください。
※肩書きは簡単なものでよいです。あるいは、なくてもかまいません。
【付記】
※ 賛同者の数については、対策ホームページ上でもお知らせします。
http://supporthan.tumblr.com/
※ 賛同者のお名前、肩書きがホームページ上に掲載されることはありません。
※ 警察に提出する抗議文のみに、賛同人のお名前、肩書きが連記されます。
【警察に提出する抗議文、ここから】
韓基大さんへの弾圧に対して抗議します
四条畷警察署が韓基大さんに対して執拗に任意出頭を要求することに対し、私たちは強く抗議します。
すでに3回目となる呼び出し状では、韓基大さんが「在日特権を許さない市民の会」(以下、「在特会」)に所属する名前も知らない何者かに対して暴行をふるったということになっています。しかし、そのような事実はまったくありません。事実は、韓基大さんが2011年9月24日の『「君が代」強制大阪府条例はいらん!全国集会』に参加する為に最寄りの住道(すみのどう)駅を降りた時に在特会のメンバー少なくとも5名以上に待ち伏せを受けたということ、その際に、韓基大さんは取り囲まれ、鞄をつかまれ、顔面につばを吐きかけられ、罵声を浴びせられた、というものです。暴行を受けたと言えばそれは韓基大さんの方です。
以上の事実は、その時周辺にいた私服警官も見ていたはずです。また、被害届を出した在特会が、彼らにとって気に入らない市民運動に対して威力的に妨害行為を繰り返している事実も警察は知っているはずです。彼らが聞くに耐えない差別的暴力的発言を繰り返しているという事実も、警察は知っているはずです。それにも関わらず、今回のようなそもそも事実の無いデタラメな「被害届」を元に執拗に任意出頭を要求することは、韓基大さんに対する重大な人権侵害です。このような不当な出頭要請に対し、韓基大さんがその貴重な時間を割いて応じる必要はまったくありません。
これはあらゆる人々への差別・排外主義に反対する一人の人間として絶対に譲れないことです。
四条畷警察署は、市民の安全を守るという本来の職務・職責を思い起こし、これ以上、差別・排外主義者たちの暴力に力を貸すようなまねは止められるよう申し入れます。
韓基大さんの友人一同
呼びかけ人 安藤眞一(日本自由メソヂスト布施源氏ヶ丘教会
牧師)、鵜飼哲
(一橋大学教員)、下地 真樹(阪南大学教員)
賛同人 …………
【警察に提出する抗議文、ここまで】
────────【転送歓迎ここまで】────────
------------------------------------
パレスチナ連帯・札幌 代表 松元保昭
〒004-0841 札幌市清田区清田1-3-3-19
TEL/FAX : 011−882−0705
E-Mail : y_matsu29@ybb.ne.jp
振込み口座:郵便振替 02700-8-75538
------------------------------------
転送です。
太田光征
http://otasa.net/
*
みなさまへ (BCCにて)松元
ことし第一回目の転送ですが、こうしたことを許している日本の民衆はまた、被ばくを強要している棄民政策を許しているのだと思います。日本の権力の問題というより(私と私の身内を含めた)日本の民衆の問題だと思います。根は同じです。
====以下、転送====
みなさま、
徐京植から転送します。
──────────【転送歓迎】──────────
「韓基大(ハン キデ)さんへの弾圧に対する抗議」賛同のお願い
前略
韓基大さんの友人の下地真樹(しもじ まさき)と申します。
「在日特権を許さない市民の会」(通称、在特会)から暴力被害を受けた韓基大さんに対し、逆に韓さんを加害者として警察が執拗に任意出頭を求めるという嫌がらせをやめないので、友人有志が中心となって警察署に抗議することにしました。詳しい経緯は末尾の抗議文に書いてあります。
内容にかかわらず、政府の姿勢に批判的なさまざまな活動が治安当局の弾圧を受けるケースが増えてきています。もはや黙っているわけにはいかないと思い、このたび、韓基大さんへ不当な任意出頭要請を繰り返す大阪府警四条畷(しじょうなわて)警察署に対し、友人として抗議を行うことにしました。そして、この抗議への賛同を広くよびかけることにしました。
これ以上、治安当局の恣意的な権力行使を許さないためにも、多くの人からのご賛同をいただきたいと思っています。賛同いただける方は、以下のいずれかの方法で賛同をお寄せください。
【宛先】
電子メール:supporthan@mail.goo.ne.jp
電話 :090-8468-9988
郵便 :東大阪市源氏ケ丘16-10
日本自由メソヂスト布施源氏ケ丘教会気付
戦争と平和を考えるつどい(弾圧対策部)
【お送りいただく内容】
お名前、肩書き
※「山田 花子(会社員)」のように表記ください。
※肩書きは簡単なものでよいです。あるいは、なくてもかまいません。
【付記】
※ 賛同者の数については、対策ホームページ上でもお知らせします。
http://supporthan.tumblr.com/
※ 賛同者のお名前、肩書きがホームページ上に掲載されることはありません。
※ 警察に提出する抗議文のみに、賛同人のお名前、肩書きが連記されます。
【警察に提出する抗議文、ここから】
韓基大さんへの弾圧に対して抗議します
四条畷警察署が韓基大さんに対して執拗に任意出頭を要求することに対し、私たちは強く抗議します。
すでに3回目となる呼び出し状では、韓基大さんが「在日特権を許さない市民の会」(以下、「在特会」)に所属する名前も知らない何者かに対して暴行をふるったということになっています。しかし、そのような事実はまったくありません。事実は、韓基大さんが2011年9月24日の『「君が代」強制大阪府条例はいらん!全国集会』に参加する為に最寄りの住道(すみのどう)駅を降りた時に在特会のメンバー少なくとも5名以上に待ち伏せを受けたということ、その際に、韓基大さんは取り囲まれ、鞄をつかまれ、顔面につばを吐きかけられ、罵声を浴びせられた、というものです。暴行を受けたと言えばそれは韓基大さんの方です。
以上の事実は、その時周辺にいた私服警官も見ていたはずです。また、被害届を出した在特会が、彼らにとって気に入らない市民運動に対して威力的に妨害行為を繰り返している事実も警察は知っているはずです。彼らが聞くに耐えない差別的暴力的発言を繰り返しているという事実も、警察は知っているはずです。それにも関わらず、今回のようなそもそも事実の無いデタラメな「被害届」を元に執拗に任意出頭を要求することは、韓基大さんに対する重大な人権侵害です。このような不当な出頭要請に対し、韓基大さんがその貴重な時間を割いて応じる必要はまったくありません。
これはあらゆる人々への差別・排外主義に反対する一人の人間として絶対に譲れないことです。
四条畷警察署は、市民の安全を守るという本来の職務・職責を思い起こし、これ以上、差別・排外主義者たちの暴力に力を貸すようなまねは止められるよう申し入れます。
韓基大さんの友人一同
呼びかけ人 安藤眞一(日本自由メソヂスト布施源氏ヶ丘教会
牧師)、鵜飼哲
(一橋大学教員)、下地 真樹(阪南大学教員)
賛同人 …………
【警察に提出する抗議文、ここまで】
────────【転送歓迎ここまで】────────
------------------------------------
パレスチナ連帯・札幌 代表 松元保昭
〒004-0841 札幌市清田区清田1-3-3-19
TEL/FAX : 011−882−0705
E-Mail : y_matsu29@ybb.ne.jp
振込み口座:郵便振替 02700-8-75538
------------------------------------
【1/5】にこにこピクニックウォークin東海村
エネパレに参加している方からのメールです。
太田光征
*
議員アクションチーム、エネパレ有志でお正月から行動します。
にこにこピクニックウォークin東海村 1月5日(木)13:00〜
お正月からでは最も早い行動かもしれません。
皆さんもよかったら参加しませんか。
それかツイッターで拡散願います。
東海第二原発がある東海村では1月16日公示1月22日に村会議員選挙がおこなわれます。
村長は脱原発派ですが、1人きりです。
他議員数名(うちずっと脱原発なのは相沢一正議員一人)が脱原発派ですが、20名の定員のほとんどが原発推進派です。
原発は地元の了解がないと再稼働できません(法律ではなく慣習とのこと)。
この選挙は実は再稼働にとっても重要な選挙なのです。
だから僕らは行動します。
すでに東海村の脱原発議員に連絡をとりました。
東海村は静かな村。刺激になるのではとのこと。
だからピースフルに行動します。
東海第二原発は日本原子力発電(電力9社が出資の会社)が運営する原発です。
関東にも近く、フクシマと同じような事故が起こったら東京も一発です。
東海村では日本原子力発電株式会社の従業員も多数いるでしょうから、あまり挑発するようなことはせずに、寄り添う内容にしたいと思います。
やわらかく、にこにこピースにあくまでピクニックで散歩です。
トラメガ大・小2台でMC
音楽もトラメガ接続
ドラムあれば。
プラカード3台
ツイッター、Ust中継
【ツイッター用告知内容】
にこにこピクニックウォークin東海村
1月5日(木) JR常磐線東海駅 13:00集合 13:15出発(東海駅付近を1時間程度)
東海村で行われる村会議員選挙を前にふるさとの未来のために脱原発へ向けたピクニックウォークをします。
にこにこピースウォーク一同
太田光征
*
議員アクションチーム、エネパレ有志でお正月から行動します。
にこにこピクニックウォークin東海村 1月5日(木)13:00〜
お正月からでは最も早い行動かもしれません。
皆さんもよかったら参加しませんか。
それかツイッターで拡散願います。
東海第二原発がある東海村では1月16日公示1月22日に村会議員選挙がおこなわれます。
村長は脱原発派ですが、1人きりです。
他議員数名(うちずっと脱原発なのは相沢一正議員一人)が脱原発派ですが、20名の定員のほとんどが原発推進派です。
原発は地元の了解がないと再稼働できません(法律ではなく慣習とのこと)。
この選挙は実は再稼働にとっても重要な選挙なのです。
だから僕らは行動します。
すでに東海村の脱原発議員に連絡をとりました。
東海村は静かな村。刺激になるのではとのこと。
だからピースフルに行動します。
東海第二原発は日本原子力発電(電力9社が出資の会社)が運営する原発です。
関東にも近く、フクシマと同じような事故が起こったら東京も一発です。
東海村では日本原子力発電株式会社の従業員も多数いるでしょうから、あまり挑発するようなことはせずに、寄り添う内容にしたいと思います。
やわらかく、にこにこピースにあくまでピクニックで散歩です。
トラメガ大・小2台でMC
音楽もトラメガ接続
ドラムあれば。
プラカード3台
ツイッター、Ust中継
【ツイッター用告知内容】
にこにこピクニックウォークin東海村
1月5日(木) JR常磐線東海駅 13:00集合 13:15出発(東海駅付近を1時間程度)
東海村で行われる村会議員選挙を前にふるさとの未来のために脱原発へ向けたピクニックウォークをします。
にこにこピースウォーク一同
若狭の大飯原発3・4号の運転再開反対を福井県などに求める署名
緊急署名
福島原発事故を繰り返したくありません
若狭の大飯原発3・4号の運転再開に反対を表明してください
福井県はじめ関西の知事に求めます。住民の安全を第一に、大飯3・4号の運転再開に反対を表明してください。
福井県知事 西川 一誠 様
滋賀県知事 嘉田由紀子 様 京都府知事 山田 啓二 様
兵庫県知事 井戸 敏三 様 大阪府知事 松井 一郎 様
奈良県知事 荒井 正吾 様 和歌山県知事 仁坂 吉伸 様
★署名の提出先は、最後の砦である自治体の了解を止めるために、福井県知事と関西2府4県の知事宛です。事故が起これば、琵琶湖は汚染され、関西一円に甚大な影響が生じます。
署名第一次集約:2012年1月15日
大飯3・4号の運転再開に反対(署名ページ)
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dERQaHpYdFQ4bVZwUzk3MFFDVUVhV2c6MQ
琵琶湖の水がみんなのいのち・さよなら原発ネットワーク(署名呼び掛け団体)
http://biwako-sayonaragenpatsu.net/
運転再開に反対する理由(美浜の会)
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/ooi_signature/ooi_signature1201_1.htm
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
福島原発事故を繰り返したくありません
若狭の大飯原発3・4号の運転再開に反対を表明してください
福井県はじめ関西の知事に求めます。住民の安全を第一に、大飯3・4号の運転再開に反対を表明してください。
福井県知事 西川 一誠 様
滋賀県知事 嘉田由紀子 様 京都府知事 山田 啓二 様
兵庫県知事 井戸 敏三 様 大阪府知事 松井 一郎 様
奈良県知事 荒井 正吾 様 和歌山県知事 仁坂 吉伸 様
★署名の提出先は、最後の砦である自治体の了解を止めるために、福井県知事と関西2府4県の知事宛です。事故が起これば、琵琶湖は汚染され、関西一円に甚大な影響が生じます。
署名第一次集約:2012年1月15日
大飯3・4号の運転再開に反対(署名ページ)
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dERQaHpYdFQ4bVZwUzk3MFFDVUVhV2c6MQ
琵琶湖の水がみんなのいのち・さよなら原発ネットワーク(署名呼び掛け団体)
http://biwako-sayonaragenpatsu.net/
運転再開に反対する理由(美浜の会)
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/ooi_signature/ooi_signature1201_1.htm
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太田光征
http://otasa.net/
高木学校特別講演会 チェルノブイリ原発事故とスウェーデンにおける被ばく影響(マーチン・トンデル、今中哲二ほか)
高木学校特別講演会 チェルノブイリ原発事故とスウェーデンにおける被ばく影響
http://takasas.main.jp/event_120128.php
★マーチン・トンデル氏(スウェーデン ヨーテボリ大学 労働環境医学)
チェルノブイリ原発事故によるスウェーデン人の被ばくと悪性腫瘍追跡調査方法
★ロバート・ウェリンダー氏(スウェーデン ウプサラ大学 労働環境医学)
スウェーデンの核施設労働者の被ばく線量と原発労働者における発がん
★通訳は京都大学原子炉実験所の今中哲二氏
(講演会の様子は、後日USTREAMで配信の予定です)
日 時: 日時:2012年1月28日(土) 13時30分から16時30分(13時00分開場)
会 場: 新宿区立新宿歴史博物館 2階講堂
新宿区三栄町22番地 電話03-3359-2131
地下鉄都営新宿線曙橋駅A4出口徒歩8分
丸ノ内線四谷三丁目駅4番出口徒歩8分
南北線四谷駅2番出口徒歩10分
主 催: 高木学校
資料代: 800円
申込み: 事前申込みは不要ですが、先着120人まで
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
http://takasas.main.jp/event_120128.php
★マーチン・トンデル氏(スウェーデン ヨーテボリ大学 労働環境医学)
チェルノブイリ原発事故によるスウェーデン人の被ばくと悪性腫瘍追跡調査方法
★ロバート・ウェリンダー氏(スウェーデン ウプサラ大学 労働環境医学)
スウェーデンの核施設労働者の被ばく線量と原発労働者における発がん
★通訳は京都大学原子炉実験所の今中哲二氏
(講演会の様子は、後日USTREAMで配信の予定です)
日 時: 日時:2012年1月28日(土) 13時30分から16時30分(13時00分開場)
会 場: 新宿区立新宿歴史博物館 2階講堂
新宿区三栄町22番地 電話03-3359-2131
地下鉄都営新宿線曙橋駅A4出口徒歩8分
丸ノ内線四谷三丁目駅4番出口徒歩8分
南北線四谷駅2番出口徒歩10分
主 催: 高木学校
資料代: 800円
申込み: 事前申込みは不要ですが、先着120人まで
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太田光征
http://otasa.net/
2012年01月03日
経産省前テントひろば、3、4日は餅つきなど
経産省前テントひろば
http://tentohiroba.tumblr.com/
3日〜4日の予定
3日(火) 新春・霞が関「好きなだけ走ろう」マラソン大会
13時〜 オープニング 経産省前初詣「こんなんじゃ、よい年迎えらんない」私のひとこと
4日(水) 経産省前テントひろばで、新春餅つきを行います。
10時から準備開始
13時からつき始め。
14時ころから、通行人に対し、お餅を振る舞い、併せて経産省、文科省、外務省、農林省に対し、つきたてのお餅を持って新年のご挨拶に出向きます。
準備、お餅のつき手を募っています。
15時ころから川柳大会
http://tentohiroba.tumblr.com/
3日〜4日の予定
3日(火) 新春・霞が関「好きなだけ走ろう」マラソン大会
13時〜 オープニング 経産省前初詣「こんなんじゃ、よい年迎えらんない」私のひとこと
4日(水) 経産省前テントひろばで、新春餅つきを行います。
10時から準備開始
13時からつき始め。
14時ころから、通行人に対し、お餅を振る舞い、併せて経産省、文科省、外務省、農林省に対し、つきたてのお餅を持って新年のご挨拶に出向きます。
準備、お餅のつき手を募っています。
15時ころから川柳大会
1月14〜15日は脱原発世界会議
[転送・転載歓迎]
初めまして、脱原発世界会議の草深と申します。
新年あけましておめでとうございます。
年始のお忙しいところかと存じますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
脱原発世界会議より、皆様にご協力のお願いがあります。
とても情報量が多いのですが、下記ご一読お願いいたします。
脱原発世界会議は、国内外の脱原発活動をしている団体と市民で作り
上げている国際会議です。
脱原発世界会議とは http://npfree.jp/about-conference.html
世界が注目する世界会議のプログラムをご覧下さい。
企画 http://npfree.jp/program/soes-event.html
ブース http://npfree.jp/program/soes.html
全体 http://npfree.jp/program.html
世界中から脱原発の運動をしている方や専門家をゲストとして呼んでい
ます。元ドイツ原子力安全委員会委員長や原子力・エネルギー専門家と
して世界的に有名なマイケル・シュナイダーさんも来日します。
http://npfree.jp/program/guest-lisg.html
この呼びかけには坂本龍一さんや加藤登紀子さんも賛同してくれています。
http://npfree.jp/message.html
「原子力」や「核」といった巨大な力に立ち向かう世界の大きなうねりを
つくり出すとともに、脱原発へ向けて歩みだす市民ひとりひとりの第一歩
を後押しできる会議となることを確信しております。
http://npfree.jp/download/20111228_about_conference.pdf
しかしながら、この会議の成功は、当日会場にひとりでも多くの市民の
参加を招くことができるかが大きな鍵を握っております。ぜひとも脱原発
世界会議への参加・賛同の輪を広めていただけますよう、みなさんにご
協力をお願いしたいです。
具体的には下記の事にご協力下さい。
【1】チケット購入、また販売促進にご協力ください。
http://npfree.jp/ticket.html
一番お得でほぼ全ての企画に参加できるB券が売れていません。
【2】ツイッターやフェイスブック、メーリングリストで情報を拡散お願いしま
す。メールマガジンもあります。
ツイッター:@DATSUGENPATSUtw
フェイスブック:脱原発世界会議 (Global Conference for a Nuclear Power
Free World)
メールマガジン:http://npfree.jp/mailmagazine.html
【3】チラシ配布やポスターの掲示にご協力下さい。
お送り先をお知らせいただければ郵送で送ります。会合や集会などでの
配布をお願いします。
【4】会議当日のボランティアとしてお手伝いお願いします。
http://npfree.jp/volunteer.html
いろいろと協力をしてほしいことはありますが、一番協力して頂きたいの
はチケットの販売です。
重要な会議にも参加者が居ないと意味がありません。会議参加の呼びか
けにご協力お願いいたします。会議まで残りの時間は12日です。脱原発
のためにも、みなさんのご協力が必要です。何卒宜しくお願いいたします。
脱原発世界会議 草深
草深比呂至LEO
脱原発世界会議実行委員会
M:leo.kusafuka@peaceboat.gr.jp
T:0333637561 F:0333637562
website http://npfree.jp/
facebook http://www.facebook.com/npfree.jp
twitter http://twitter.com/datsugenpatsutw
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
初めまして、脱原発世界会議の草深と申します。
新年あけましておめでとうございます。
年始のお忙しいところかと存じますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
脱原発世界会議より、皆様にご協力のお願いがあります。
とても情報量が多いのですが、下記ご一読お願いいたします。
脱原発世界会議は、国内外の脱原発活動をしている団体と市民で作り
上げている国際会議です。
脱原発世界会議とは http://npfree.jp/about-conference.html
世界が注目する世界会議のプログラムをご覧下さい。
企画 http://npfree.jp/program/soes-event.html
ブース http://npfree.jp/program/soes.html
全体 http://npfree.jp/program.html
世界中から脱原発の運動をしている方や専門家をゲストとして呼んでい
ます。元ドイツ原子力安全委員会委員長や原子力・エネルギー専門家と
して世界的に有名なマイケル・シュナイダーさんも来日します。
http://npfree.jp/program/guest-lisg.html
この呼びかけには坂本龍一さんや加藤登紀子さんも賛同してくれています。
http://npfree.jp/message.html
「原子力」や「核」といった巨大な力に立ち向かう世界の大きなうねりを
つくり出すとともに、脱原発へ向けて歩みだす市民ひとりひとりの第一歩
を後押しできる会議となることを確信しております。
http://npfree.jp/download/20111228_about_conference.pdf
しかしながら、この会議の成功は、当日会場にひとりでも多くの市民の
参加を招くことができるかが大きな鍵を握っております。ぜひとも脱原発
世界会議への参加・賛同の輪を広めていただけますよう、みなさんにご
協力をお願いしたいです。
具体的には下記の事にご協力下さい。
【1】チケット購入、また販売促進にご協力ください。
http://npfree.jp/ticket.html
一番お得でほぼ全ての企画に参加できるB券が売れていません。
【2】ツイッターやフェイスブック、メーリングリストで情報を拡散お願いしま
す。メールマガジンもあります。
ツイッター:@DATSUGENPATSUtw
フェイスブック:脱原発世界会議 (Global Conference for a Nuclear Power
Free World)
メールマガジン:http://npfree.jp/mailmagazine.html
【3】チラシ配布やポスターの掲示にご協力下さい。
お送り先をお知らせいただければ郵送で送ります。会合や集会などでの
配布をお願いします。
【4】会議当日のボランティアとしてお手伝いお願いします。
http://npfree.jp/volunteer.html
いろいろと協力をしてほしいことはありますが、一番協力して頂きたいの
はチケットの販売です。
重要な会議にも参加者が居ないと意味がありません。会議参加の呼びか
けにご協力お願いいたします。会議まで残りの時間は12日です。脱原発
のためにも、みなさんのご協力が必要です。何卒宜しくお願いいたします。
脱原発世界会議 草深
草深比呂至LEO
脱原発世界会議実行委員会
M:leo.kusafuka@peaceboat.gr.jp
T:0333637561 F:0333637562
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facebook http://www.facebook.com/npfree.jp
twitter http://twitter.com/datsugenpatsutw
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太田光征
http://otasa.net/
2012年01月02日
5万人の子どもを診察したエフゲーニャ・ステパノワ博士(ウクライナ放射線医学研究センター)の話
5万人の子どもを診察したエフゲーニャ・ステパノワ博士(ウクライナ放射線医学研究センター)に子どもたちへの健康影響について話を聞く
http://youtu.be/GQJ4MRnCBi8
健康な子どもの割合は受けた線量が低いほど高い。
強制移住基準(550kBq/m^2、5mSv/y以上)以下の汚染地域でも健康被害が起きている。
子どもの消化系疾患が非汚染地域の子ども、高度汚染地域の子どもと共に、年々増加している。
ウクライナでは健康な子どもの割合は27パーセント。
医療は無料。
制作:OurPlanetTV
http://www.ourplanet-tv.org/
ステパノワ博士の講演ビデオ(全編)
http://www.youtube.com/watch?v=e-RiD2cP6SY
グリーンピース
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/dblog/5/blog/38339/
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太田光征
http://otasa.net/
http://youtu.be/GQJ4MRnCBi8
健康な子どもの割合は受けた線量が低いほど高い。
強制移住基準(550kBq/m^2、5mSv/y以上)以下の汚染地域でも健康被害が起きている。
子どもの消化系疾患が非汚染地域の子ども、高度汚染地域の子どもと共に、年々増加している。
ウクライナでは健康な子どもの割合は27パーセント。
医療は無料。
制作:OurPlanetTV
http://www.ourplanet-tv.org/
ステパノワ博士の講演ビデオ(全編)
http://www.youtube.com/watch?v=e-RiD2cP6SY
グリーンピース
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/dblog/5/blog/38339/
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太田光征
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原発ストレステストの計算プログラム、原発メーカー以外にはブラックボックス
原発ストレステストは原発メーカーが行い、使用した計算プログラムや詳細な生データは公開されず、電力会社も第三者も妥当性を評価できない(毎日新聞の三菱重工業取材から)
http://d.hatena.ne.jp/byebyegenpatsukyoto/20120102/1325453236
太田光征
http://otasa.net/
http://d.hatena.ne.jp/byebyegenpatsukyoto/20120102/1325453236
太田光征
http://otasa.net/
ストレステスト意見聴取会の進行役、岡本孝司・東大教授が三菱重工業から200万円の献金
【要請を!】三菱重工から献金:岡本教授はストレステスト委員を辞任せよ!
東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]
いよいよ今年は、再稼働を止めて「原発なしでも大丈夫」を立証する正念場の年です。生活の改善を図りながら、結果を出すために着実かつ大胆な取り組みを進めていきたいと思います。よろしくお願いします。
さて、新年元旦の朝日新聞1面トップに「原子力ムラ」の癒着を暴くスクープ記事が掲載されました。
原子力業界が安全委24人に寄付 計8500万円(朝日新聞、1月1日1面)
http://www.asahi.com/national/update/1231/OSK201112310119.html
中立的立場で国や電力事業者を指導する権限を持つ内閣府原子力安全委員会の安全委員と非常勤の審査委員だった89人中、班目委員長を含む3割近くの24人が、2010年度までの5年間に、原子力関連企業・業界団体から計約8500万円の寄付を受けていたというものです。うち11人は原発メーカーや、審査対象の電力会社・核燃料製造会社からも受け取っていたとのこと。
とりわけ重大なのは、現在経産省・保安院が原発再稼働のための手続きと位置づけて進めている「ストレステストに係る意見聴取会」の委員であり、司会進行役(保安院が一方的に指名)を務めている【岡本孝司・東大教授】に三菱重工業から200万円が寄付されていたという事実です。この間、ストレステスト報告書があがってきたのは、ほとんどが三菱重工業製の加圧水型原子炉(PWR)です。これでは、利益相反の疑念を払拭することは出来ません。
(朝日記事より)
◆岡本孝司・東大教授 三菱重工業(200万円)
多忙につき答えられない(大学広報を通じて回答)
岡本教授は前回12月22日の第5回意見聴取会で、後藤政志、井野博満両委員によるストレステストや意見聴取会に対する根源的な問いかけに対して、「技術的なことに限って評価を行うのが我々のミッション」と繰り返し発言し、議論の封殺を図りました。これに対して井野委員から、「技術は社会の中に存在する。技術的問題と同時に社会的問題も議論すべきだ。客観的事実の認識をしっかりやり、最後に社会的判断が加わって技術は実現する」との反論がなされました。傍聴席からも、議論したというアリバイを作ろうと急ぐ岡本委員の強引な進行に強い抗議の声が上がりました。
12月22日:意見聴取会(経産省本館、保安院)記録動画
「発電用原子炉施設の安全性に関する総合評価に係る聴取会」
CNIC vimeo http://vimeo.com/34137834 (204分:特に冒頭1時間10分)
岡本委員は朝日の取材に「多忙につき答えられない」と語っています。それならば、次回1月6日(金)午前9時〜12時の第6回意見聴取会の場で、堂々と弁明をしてもらいましょう。利益相反の疑念を払拭できない委員が司会進行役を務めるのは論外であるばかりか、委員としても不適格です。岡本委員は即刻委員を辞任すべきです。そんなに多忙な人間にこの重大な役職を委ねることは危険でもあります。
★保安院に岡本委員を辞任させるよう要請したいと思います。
皆さんもぜひ声を届けてください。
【原子力安全・保安院】
代表(TEL)03-3501-1511
原子力安全技術基盤課(ストレステストを担当)
(FAX)03-3580-5971 (TEL)03-3501-0621
メールによるお問い合わせ:ご質問・ご意見(保安院HP)
https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]
いよいよ今年は、再稼働を止めて「原発なしでも大丈夫」を立証する正念場の年です。生活の改善を図りながら、結果を出すために着実かつ大胆な取り組みを進めていきたいと思います。よろしくお願いします。
さて、新年元旦の朝日新聞1面トップに「原子力ムラ」の癒着を暴くスクープ記事が掲載されました。
原子力業界が安全委24人に寄付 計8500万円(朝日新聞、1月1日1面)
http://www.asahi.com/national/update/1231/OSK201112310119.html
中立的立場で国や電力事業者を指導する権限を持つ内閣府原子力安全委員会の安全委員と非常勤の審査委員だった89人中、班目委員長を含む3割近くの24人が、2010年度までの5年間に、原子力関連企業・業界団体から計約8500万円の寄付を受けていたというものです。うち11人は原発メーカーや、審査対象の電力会社・核燃料製造会社からも受け取っていたとのこと。
とりわけ重大なのは、現在経産省・保安院が原発再稼働のための手続きと位置づけて進めている「ストレステストに係る意見聴取会」の委員であり、司会進行役(保安院が一方的に指名)を務めている【岡本孝司・東大教授】に三菱重工業から200万円が寄付されていたという事実です。この間、ストレステスト報告書があがってきたのは、ほとんどが三菱重工業製の加圧水型原子炉(PWR)です。これでは、利益相反の疑念を払拭することは出来ません。
(朝日記事より)
◆岡本孝司・東大教授 三菱重工業(200万円)
多忙につき答えられない(大学広報を通じて回答)
岡本教授は前回12月22日の第5回意見聴取会で、後藤政志、井野博満両委員によるストレステストや意見聴取会に対する根源的な問いかけに対して、「技術的なことに限って評価を行うのが我々のミッション」と繰り返し発言し、議論の封殺を図りました。これに対して井野委員から、「技術は社会の中に存在する。技術的問題と同時に社会的問題も議論すべきだ。客観的事実の認識をしっかりやり、最後に社会的判断が加わって技術は実現する」との反論がなされました。傍聴席からも、議論したというアリバイを作ろうと急ぐ岡本委員の強引な進行に強い抗議の声が上がりました。
12月22日:意見聴取会(経産省本館、保安院)記録動画
「発電用原子炉施設の安全性に関する総合評価に係る聴取会」
CNIC vimeo http://vimeo.com/34137834 (204分:特に冒頭1時間10分)
岡本委員は朝日の取材に「多忙につき答えられない」と語っています。それならば、次回1月6日(金)午前9時〜12時の第6回意見聴取会の場で、堂々と弁明をしてもらいましょう。利益相反の疑念を払拭できない委員が司会進行役を務めるのは論外であるばかりか、委員としても不適格です。岡本委員は即刻委員を辞任すべきです。そんなに多忙な人間にこの重大な役職を委ねることは危険でもあります。
★保安院に岡本委員を辞任させるよう要請したいと思います。
皆さんもぜひ声を届けてください。
【原子力安全・保安院】
代表(TEL)03-3501-1511
原子力安全技術基盤課(ストレステストを担当)
(FAX)03-3580-5971 (TEL)03-3501-0621
メールによるお問い合わせ:ご質問・ご意見(保安院HP)
https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html
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太田光征
http://otasa.net/
2012年01月01日
不明確な判断基準で従来どおり保安院が評価するストレステスト:柏崎・刈羽原発の閉鎖を求める科学者・技術者の会のニューズレター
永岡さんからの転送ですが、その中からまず、井野博満氏が2011年11月11日に開催された「発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価に係る意見聴取会」の第1回で提出した意見書の要点を抜き出しておきます。
●ストレステストは、事業者がストレステストを実施し、その結果を保安院が検討し、安全委員会がその妥当性を確認するという従来どおりの枠組みであり、原発に批判的なメンバーを加えるべきである。
●ストレステストの判断基準が不明確であるため、合否の判断が恣意的・主観的になる。原子力安全委員会委員長の斑目氏も誤りを認める安全指針の見直し、政府「事故調査・検証委員会」報告の評価が先行されるべきである。(昨年12月の同委員会中間報告では地震の影響に関する評価がない。)
●保安院は、福島第一、第二原発をストレステストの対象外としているが、福島事故の現実を再現できるものでなければストレステストの意味はない。
●2011年4月11目の福島県浜通り地震(M7.0)で湯ノ岳断層が動いたことから、基準地震動の見直しも必要ではないか。
●2011年10月末に提出された開西電力大飯3号機の報告書では、基準地震動の信頼性についての記述がなく、近くの海底活断層に連続して陸側活断層が動く可能性の評価もなされていない。
●過去の時点の施設状況が評価対象となっており、例えば、同機で2008年に圧力容器関連の溶接部に深さ20ミリ超のひび割れが発見されたが、こうした劣化個所の現状についての記述がない。
誤字脱字は気づく範囲で修正してあります。
太田光征
http://otasa.net/
---
永岡です、柏崎・刈羽原発の閉鎖を求める科学者・技術者の会のニューズレターが来ました。その中で、原発のストレステストに関するところが重要であり、例により紙面をスキャンしてテキストお越ししたものをお送りいたします。例により、少々の誤字脱字はご容赦願います。
「ストレステスト」および柏崎刈羽原発の運転再開についての見解
「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会」は、9月15日に、原子力資料情報室」、「プラント技術者の会」と共同で院内集会を開催し、以下の見解を発表しました。
柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会
意見1.現時点で発表されている「ストレステスト」の内容は、EUでおこなわれているものに比べ、網羅性もなく、透明性もない。EU仕様書をベースとしているにも拘わらず、そこからの意図的かつ悪質な改ざんが随所にみられる。
福島第一原発事故原因の解明の視点も抜け落ちており、極めて不十分である。これをもって原発の運転再開是非の判断とすることは認められない。
理由
(1) [ストレステスト]は、3.11福島原発事故以降、EUで実施されつつあるものが参考にされている。EUのストレステストは、手続期限が明確であり、「公開と透明性の原則」を基本として、市民の理解を得ることの重要性を明快に示している。
また、事故発生のシナリオの検討においても、地震以外については、確率論的ではなく、決定論的手法が採用され、安全裕度の評価だけではなく、原発の安全欧に関して網羅的な検証が求められている。とりわけ、過酷事故時の、管理体制(放射線管理や検ばく管理を合む)の検証と改善策についても、詳細な報告を求めている。
(2) これに対して、我が国で実施されようとしている「ストレステスト」は、上記のEUで行われているそれとは、内容は全く別のものであると評価せざるを得ない。
すなわち、「過度の保守性を考慮することなく現実的な考慮を行う」などと明記されていること、技術的な要求項目が大幅に削られていること、地震以外の事項(電源喪失事故や冷却材喪失事故)にまで確率端的安全評価を認めていること、二次評価においては、材料強度について「降伏点を超えた塑性変形後も安全余裕の範囲」とする評価を認めていること、など、安全を重視する立場からは、到底受け入れられない内容と皆っている。
(3) また、ストレステストは、EUのそれを含めて、システムの検証が中心であり、設備・機器の往年劣化や損傷についての診断にもとづく検討が要求されていない。
事故のあった福島第一原発が、いずれも運転開始から30年以上を経過した老朽した原発であったことや、これら原発において冷却材喪失事故が配管破断によって起こった可能性については言及されていない。
(4) このような内容のない「ストレステスト」に合格したとして、原発の安全性を確保できたとするのは、これまでの原子力行政の不備にさらに屋上屋を重ねるものであって、到底認められないし、市民の理解を得ることもできない。
意見2.柏崎・刈羽原発は、即時停止すべきである。運転の再開に関しては、福島原発事故の原因究明を踏まえて、安全設計審査指針、安全評価審査指針及び耐震設計審査指針等を改正した上で、慎重に判断すべきである。安易な「ストレステスト」の実施を運転再開のロ実にすることは許されない。
理由
(1) 3・11福島原発事故は、未だ収束しておらず、膨大な放射能をまき散らしている。福島原発事故は、長時間の全電源喪失を想定しなくても良いとされてきた安全設計審査指針及び安全評価審査指針が、完全に誤っていたことに、大きな原因がある。柏崎刈羽原発も、こうした誤った指針に基づき設置・運転されているのであって、その安全性に関して、重大な疑義がある。従って、運転中の柏崎刈羽原発については、即時停止すべきである。
(2) 福島原発事故の原因究明は、その原因を津波のみに求める見解もあるが、専門家から、津波以前に地震で配管嶮所が生じ冷却材喪失事故が発生したのではないか、との指摘がされている。いずれにしても、原因究明は、まだ始まったばかりであって、現時点で、事故原因を確定することは時期尚早である。福島原発事故の原因を踏まえて、他の既存の原発の安全欧を確認することが必要であるが、その前提条件が満たされていない。
(3) 問題は、正しく福島原発事故の原因を究明し、これを踏まえて、日本の全ての原発の安全性が確認されなければならないということである。「長時間の電源喪失」の想定を求めておらず、また、共通原因故障を想定しない、という現行の安全基準(安全設計審査指針、安全評価審査指針及び耐震設計審査指針、さらにいわゆる維持基準)が誤りであることは、班目原子力安全委員長自身も認めているとおり、誰の目にも明らかである。ようするに、福島原発事故の原因を踏まえて、まずこれらの指針の誤りを改正することが先決であり、個別の原発の安全性の確認、とりわけ運転の再開については、こうした改正された指針に基づいて判断するということが、本来あるべき姿である。
(4) そして、指針の改正にあたっては、これまでのように原発推進に賛成する者だけではなく、原発に批判的な意見を有する専門家を含めて、内外の英知を結集し、かつ、情報公開を徹底して行うことが必要である。安易な「ストレステスト」の実施を運転再開のロ実にすることは評されない。
以 上
ストレステストについての意見
2011年11月11日 井野博満
これは、11月14目に開催された「発常用原子炉施設の安全性に関する総合的評価に係る意見聴取会」の第1回に際し、委員である井野博満さんが提出した意見書です。
1.従来の枠組みのままでのストレステストの真偽でよいのか
福島原発事故は、これまでの安全審査に不備があったことを如実に示した。すなわち、福島原発事故を防ぐことが出来なかった立地審査指針、耐震設計審査指針、安全設計審査指針、安全評価審査指針の内容的不備、および、これらに基づいて行われた具体的安全審査の不備を示すものである。
これらの不備な内容の安全指針類の検討がなされない状態で、位置付けの不明なストレステストを実施することは安全欧評価を混乱させることになる。
加えて問題なのは、ストレステスト評価の枠組みが、事業者がストレステストを実施・評価し、その結果を保安院が官見聴取会での検討を経て確認し、安全委員会がその妥当性を確認するという従来の安全審査と同じ枠組みになっていることである。
このストレステストに関する意見聴取会を進めるに際して、まず重要なことは、原発に批判的な考えをもつ市民や地元住民をメンバーに加えるべきことである。現状では、メンバーがいわゆる専門家に限られている。メンバー構成の根本的な見直し・拡大を求める。
2.市民・住民の参加がなぜ必要か
今回の原発事故により、安全神話が崩壊し、原発のリスクがゼロでないばかりか過小評価されてきたことが明白になった。ストレステストが、リスクゼロ、すなわち、大事故は絶対に起きないことを証明するものでないことは明らかである。
とするならば、ストレステストの結果が再稼働の条件として適切なものであるかどうかについて意見を述べ判断する主体は、被害を受ける可能性のある地域住民であって、いわゆる専門家はその助言をする立場であると考えるべきである。この意見聴取会のメンバーに市民・住民の参加を求めるゆえんである。
加えて、今まで安全審査に関わってきた専門家は、事業者の立場を代弁し、安全でないものを安全だと判断し、ときにはごまかしの論理を組み立ててきたという「実績」がある。公正な立場で安全審査に携わってきたとはみなされていない。そういう負の歴史を踏まえる必要がある。
以上の理由から、ストレステストの審議プロセスに住民参加は不可欠である。意見聴歌会のメンバーに市民・住民を加えるとともに、保安院のまとめ作成に際しては、公正な運営のもとでの公聴会を開催する必要かおる。
3.ストレステストの位置づけについての疑問
技野・海江田・細野三大臣署名の文書「我が国原子力発電所の安全性の確認について(ストレステストを参考にした安全評価の導入)」(平成23年7月11日)によれば、一次評価は、定期点検中の原発の運転再開の可否についての判断のために行い、二次評価は、すべての原発を対象に運転の継続または中止の判断のために行うとしている。しかし、これは論理的に矛盾している。福島原発事故を受け、安全審査の瑕疵が問題になったのであるから、本来ならばすべての原発の運転を停止し、一次・二次の区別なく検査を受けるべきである。
また、一次評価・二次評価の実施計画(保安院7月21日、参考3)において、二次評価の事業者報告は本年内(2011年12月末)を目処とするとされているが、一次評価の報告が11月初めにおいていまだに大飯3号機1件であることを考えると、一次評価と二次評価の時期は重なってきている。
一次評価・二次評価は内容的に見ても連続しており区別して実施する意味はない。
そもそもストレステストが原発の運転の可否を判断するためのものであるならば、個別の原発ごとに可否を議論・判断するのでなく、運転継続を求めるすべての原発についてのストレステストが出そろったところで、横並びにして議論をすべきなのではなかろうか。そのようにして初めて、各原発の安全評価上の相対的位置が理解できると考える。つまり、すべての原発に危険性があると考えている私流の表現を使えば、「非常に危ない原発」と「かなり危ない原発」との位置関係が理解でき、廃炉にすべき原発の緊急性の順序が評価できると考える。
浜岡原発については、運転停止の措置が取られたが、同様の措置が必要と考えられる原発が数多くある。照射脆化の著しい玄海1号機などがその一例である。
4.ストレステストの判断基準が明確でない
このように一括して議論・判断すべきと考えるのは、ストレステストの審査基準・合否の判新基準はどこにおいているのか、まったく不明確だからである。明確な判断基準がない状態では、合否の判断が恣意的・主観的なものにならざるを得ない。そのような判断はすべきでない。1.で述べたように、安全指針の見直しが先行されるべきであって、それに基づいて安全基準が新たに作られるべきである。別の恣意的・主観的安全評価がなされるべきではない。ストレステストは、せいぜい、各原発の評価結果の比較を行うことにより、どの原発がより安全か(より危険か)という相対的な判断に役立つことでしかない。
5.福島原発事故原因についての知見を反映させることの必要性
政府の「事故調圭・検証委員会」(畑村委員会)が調査を継続中であり、その中間報告が本年中にも出されると言われている。その中間報告で解明された事態を踏まえて、ストレステストは実施されねばならない。事故原因としては、津波による被害とともに、サイトをおそった地震動によって配管切断や機器の損傷があったのではないかと疑われている。原子炉圧力容器の水位計指示や格納容器の圧力上昇の時間推移などがその可能性を強く示唆している。ストレステストはそれらの知見を踏まえねばならないと考える。
保安院の実施計画(7月21日、別示2)では、福島第一、第二原発についてはストレステストの実施計画から除くとしているが、東北地方太平洋沖地震で被災した原発もまたストレステストを実施すべきである。なぜならば、それら被災した原発についてストレステストを実施することは、事故原因解明に寄与しうるとともに、ストレステストの有効性を検証することになる。すなわち、ストレステストの結果が福島事故の現実を(完全ではないにしても)再現できるものでなければストレステストの意味をなさない。その意味では、これら被災原発に対するストレステストが、ほかの原発に先駆けて行われるべきである。東京電力、東北電力、日木原電各社に対し、それぞれ、福島第一・第二原発、女川原発、東海第二原発のストレステストを早急におこなうよう保安院は申し入れるべきであると考える。
6.耐震安全性評価(耐震バックチェック)見直しの必要性
東北地方太平洋沖地震の誘発地震といわれる4月11目の福島県浜通りの地震(M7.0)の際、福島県の湯ノ岳断層が動いた。活断層とは認定されていなかったこの断層が動いたことを受けて、保安院は事業者に対し全国各地の原発近傍の断層についての調査を命じた。その結果は、いずれも活断層と認められないという回答であったが、その根拠は十分であろうか。住民を納得させるに足るものであろうか。これら断層が活断層である可能性を考慮してストレステストの前提となる基準地震動の大きさを見直し、再評価すべきではなかろうか。
例えば、10月末に提出された開西電力大飯3号機の報告書において、前提となる基準地震動についての説明が添付5・(1)・2にあるが、700ガルとされた基準地震動の信頼性やその評価の幅についてなんら記述がなく、敷地近傍の2本の海底活断層に連続して陸側の熊川活断層が動く可能性の評価もなされていない。また、敷地内には多数の断層が走っている。これらが動けば重要設備・機器の支持基盤が喪失する怖れがある。ストレステストという以上、懸念されている最大の地震が起こった場合の評価や断層が勤いた場合の評価をし、その後の設備・機器の応答と組み合わせて全体像を明らかにすべきではないのか。
7.経年変化(老朽化)の現実を反映させることの必要性
ストレステストで実施される評価方法は、基本的に解析的手法(シミュレーション)であって、現実の設備・機器がどのような状態にあるかについて、現時点での調査・診断がなされないのではないかと懸念している。現実の原発は長期間の運転によって老朽化(高往年化)しており、運転開始時と同じ状態にあるわけではない。この現実を踏まえたストレステストでなければならない。
実施計画書(前出の別添2)には、「評価は、報告時点以前の任意の時点の施設と管理状態を対象に実施する」という説明文が書かれている。これは設備・機器の現実を取り入れて評価すると読めるが、「任意の時点」は「現時点」ではない。過去において実施した検査を踏まえるということであろうが、それは現時点で新しく設備・機器の検査などは実施する必要はないと言っていることになる。それは評価方法として不適当である。
30年を超えて運転を継続することを望む原発については、事業者は「高往年化技術評価書」を提出し、老朽化の現実について評価を受けることになっている。30年に満たない原発においても材料劣化などは当然起こっている。それら設備・機器の現実を現時点で調査し、その結果をストレステストに反映させるべきであると考える。
例えば、大飯3号機においては、2008年に原子炉圧力容器一次冷却水出口ノズルのセーフエンド溶接部に深さ20ミリを超えるひび割れが観測され、70ミリ厚の配管を工事認可申請書の記載を変更して53ミリまで削って運転を再開した。このような劣化個所が現在どのような伏態になっているかの現状把握は安全上欠かせないと考える。しかし、今回提出されたストレステスト報告書には(見落としでなければ)この問題についての記述はない。
8.自然現象以外の外的事象も評価対象事象に加えるべきである
上記別示2の実施計画では、評価対象として自然現象(地震、津波)および安全機能の喪失(全交流電源喪失、最終ヒートシンクの喪失)を挙げている。しかし、それ以外の重大な事象として、航空機墜落や破壊工作、他国からの攻撃が懸念されている。そのような場合に大事故にならないための対策が必要である。
欧州原子力安全規制部会の声明(2011年5月13日)では、これらに関連する事象をEUストレステスト仕様書(アネックスI)の範囲外としているが、同時に、安全保障上の脅威によるリスクに関しては、特別な作業部会を設けることをアネックスHとして同声明で提案している。日本においても、これにならう必要があると考える。
過酷事故の可能性がゼロでない以上、その被害の大きさの評価とどのような被害緩和策が用意されているかの評価は不可欠である。その具体的予測が明らかにされて初めて、受忍可能なものであるかどうか、地域住民・自治体の判断が可能となる。事業者は、過酷事故発生後の放射能汚染の評価をも加えた報告書を作成すべきである。
以 上
柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会 Newsletter N0.4
編集・発行:柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会
代表 井野博満 事務局長 菅波 完
〒160-0004東京都新宿区四谷1・21戸田ビル4階
E-mail kk-heisa@takagifund.org
URL http://www.kkheisa.com/
郵便振替口座:00140-O-687327加入者名:柏崎刈羽・科学者の会
当会の活動は、高木仁三郎市民科学基金からの助成金(委託研究費)と、趣旨に賛同して下さる一般の方々の会費やカンパに支えられています。
●ストレステストは、事業者がストレステストを実施し、その結果を保安院が検討し、安全委員会がその妥当性を確認するという従来どおりの枠組みであり、原発に批判的なメンバーを加えるべきである。
●ストレステストの判断基準が不明確であるため、合否の判断が恣意的・主観的になる。原子力安全委員会委員長の斑目氏も誤りを認める安全指針の見直し、政府「事故調査・検証委員会」報告の評価が先行されるべきである。(昨年12月の同委員会中間報告では地震の影響に関する評価がない。)
●保安院は、福島第一、第二原発をストレステストの対象外としているが、福島事故の現実を再現できるものでなければストレステストの意味はない。
●2011年4月11目の福島県浜通り地震(M7.0)で湯ノ岳断層が動いたことから、基準地震動の見直しも必要ではないか。
●2011年10月末に提出された開西電力大飯3号機の報告書では、基準地震動の信頼性についての記述がなく、近くの海底活断層に連続して陸側活断層が動く可能性の評価もなされていない。
●過去の時点の施設状況が評価対象となっており、例えば、同機で2008年に圧力容器関連の溶接部に深さ20ミリ超のひび割れが発見されたが、こうした劣化個所の現状についての記述がない。
誤字脱字は気づく範囲で修正してあります。
太田光征
http://otasa.net/
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永岡です、柏崎・刈羽原発の閉鎖を求める科学者・技術者の会のニューズレターが来ました。その中で、原発のストレステストに関するところが重要であり、例により紙面をスキャンしてテキストお越ししたものをお送りいたします。例により、少々の誤字脱字はご容赦願います。
「ストレステスト」および柏崎刈羽原発の運転再開についての見解
「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会」は、9月15日に、原子力資料情報室」、「プラント技術者の会」と共同で院内集会を開催し、以下の見解を発表しました。
柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会
意見1.現時点で発表されている「ストレステスト」の内容は、EUでおこなわれているものに比べ、網羅性もなく、透明性もない。EU仕様書をベースとしているにも拘わらず、そこからの意図的かつ悪質な改ざんが随所にみられる。
福島第一原発事故原因の解明の視点も抜け落ちており、極めて不十分である。これをもって原発の運転再開是非の判断とすることは認められない。
理由
(1) [ストレステスト]は、3.11福島原発事故以降、EUで実施されつつあるものが参考にされている。EUのストレステストは、手続期限が明確であり、「公開と透明性の原則」を基本として、市民の理解を得ることの重要性を明快に示している。
また、事故発生のシナリオの検討においても、地震以外については、確率論的ではなく、決定論的手法が採用され、安全裕度の評価だけではなく、原発の安全欧に関して網羅的な検証が求められている。とりわけ、過酷事故時の、管理体制(放射線管理や検ばく管理を合む)の検証と改善策についても、詳細な報告を求めている。
(2) これに対して、我が国で実施されようとしている「ストレステスト」は、上記のEUで行われているそれとは、内容は全く別のものであると評価せざるを得ない。
すなわち、「過度の保守性を考慮することなく現実的な考慮を行う」などと明記されていること、技術的な要求項目が大幅に削られていること、地震以外の事項(電源喪失事故や冷却材喪失事故)にまで確率端的安全評価を認めていること、二次評価においては、材料強度について「降伏点を超えた塑性変形後も安全余裕の範囲」とする評価を認めていること、など、安全を重視する立場からは、到底受け入れられない内容と皆っている。
(3) また、ストレステストは、EUのそれを含めて、システムの検証が中心であり、設備・機器の往年劣化や損傷についての診断にもとづく検討が要求されていない。
事故のあった福島第一原発が、いずれも運転開始から30年以上を経過した老朽した原発であったことや、これら原発において冷却材喪失事故が配管破断によって起こった可能性については言及されていない。
(4) このような内容のない「ストレステスト」に合格したとして、原発の安全性を確保できたとするのは、これまでの原子力行政の不備にさらに屋上屋を重ねるものであって、到底認められないし、市民の理解を得ることもできない。
意見2.柏崎・刈羽原発は、即時停止すべきである。運転の再開に関しては、福島原発事故の原因究明を踏まえて、安全設計審査指針、安全評価審査指針及び耐震設計審査指針等を改正した上で、慎重に判断すべきである。安易な「ストレステスト」の実施を運転再開のロ実にすることは許されない。
理由
(1) 3・11福島原発事故は、未だ収束しておらず、膨大な放射能をまき散らしている。福島原発事故は、長時間の全電源喪失を想定しなくても良いとされてきた安全設計審査指針及び安全評価審査指針が、完全に誤っていたことに、大きな原因がある。柏崎刈羽原発も、こうした誤った指針に基づき設置・運転されているのであって、その安全性に関して、重大な疑義がある。従って、運転中の柏崎刈羽原発については、即時停止すべきである。
(2) 福島原発事故の原因究明は、その原因を津波のみに求める見解もあるが、専門家から、津波以前に地震で配管嶮所が生じ冷却材喪失事故が発生したのではないか、との指摘がされている。いずれにしても、原因究明は、まだ始まったばかりであって、現時点で、事故原因を確定することは時期尚早である。福島原発事故の原因を踏まえて、他の既存の原発の安全欧を確認することが必要であるが、その前提条件が満たされていない。
(3) 問題は、正しく福島原発事故の原因を究明し、これを踏まえて、日本の全ての原発の安全性が確認されなければならないということである。「長時間の電源喪失」の想定を求めておらず、また、共通原因故障を想定しない、という現行の安全基準(安全設計審査指針、安全評価審査指針及び耐震設計審査指針、さらにいわゆる維持基準)が誤りであることは、班目原子力安全委員長自身も認めているとおり、誰の目にも明らかである。ようするに、福島原発事故の原因を踏まえて、まずこれらの指針の誤りを改正することが先決であり、個別の原発の安全性の確認、とりわけ運転の再開については、こうした改正された指針に基づいて判断するということが、本来あるべき姿である。
(4) そして、指針の改正にあたっては、これまでのように原発推進に賛成する者だけではなく、原発に批判的な意見を有する専門家を含めて、内外の英知を結集し、かつ、情報公開を徹底して行うことが必要である。安易な「ストレステスト」の実施を運転再開のロ実にすることは評されない。
以 上
ストレステストについての意見
2011年11月11日 井野博満
これは、11月14目に開催された「発常用原子炉施設の安全性に関する総合的評価に係る意見聴取会」の第1回に際し、委員である井野博満さんが提出した意見書です。
1.従来の枠組みのままでのストレステストの真偽でよいのか
福島原発事故は、これまでの安全審査に不備があったことを如実に示した。すなわち、福島原発事故を防ぐことが出来なかった立地審査指針、耐震設計審査指針、安全設計審査指針、安全評価審査指針の内容的不備、および、これらに基づいて行われた具体的安全審査の不備を示すものである。
これらの不備な内容の安全指針類の検討がなされない状態で、位置付けの不明なストレステストを実施することは安全欧評価を混乱させることになる。
加えて問題なのは、ストレステスト評価の枠組みが、事業者がストレステストを実施・評価し、その結果を保安院が官見聴取会での検討を経て確認し、安全委員会がその妥当性を確認するという従来の安全審査と同じ枠組みになっていることである。
このストレステストに関する意見聴取会を進めるに際して、まず重要なことは、原発に批判的な考えをもつ市民や地元住民をメンバーに加えるべきことである。現状では、メンバーがいわゆる専門家に限られている。メンバー構成の根本的な見直し・拡大を求める。
2.市民・住民の参加がなぜ必要か
今回の原発事故により、安全神話が崩壊し、原発のリスクがゼロでないばかりか過小評価されてきたことが明白になった。ストレステストが、リスクゼロ、すなわち、大事故は絶対に起きないことを証明するものでないことは明らかである。
とするならば、ストレステストの結果が再稼働の条件として適切なものであるかどうかについて意見を述べ判断する主体は、被害を受ける可能性のある地域住民であって、いわゆる専門家はその助言をする立場であると考えるべきである。この意見聴取会のメンバーに市民・住民の参加を求めるゆえんである。
加えて、今まで安全審査に関わってきた専門家は、事業者の立場を代弁し、安全でないものを安全だと判断し、ときにはごまかしの論理を組み立ててきたという「実績」がある。公正な立場で安全審査に携わってきたとはみなされていない。そういう負の歴史を踏まえる必要がある。
以上の理由から、ストレステストの審議プロセスに住民参加は不可欠である。意見聴歌会のメンバーに市民・住民を加えるとともに、保安院のまとめ作成に際しては、公正な運営のもとでの公聴会を開催する必要かおる。
3.ストレステストの位置づけについての疑問
技野・海江田・細野三大臣署名の文書「我が国原子力発電所の安全性の確認について(ストレステストを参考にした安全評価の導入)」(平成23年7月11日)によれば、一次評価は、定期点検中の原発の運転再開の可否についての判断のために行い、二次評価は、すべての原発を対象に運転の継続または中止の判断のために行うとしている。しかし、これは論理的に矛盾している。福島原発事故を受け、安全審査の瑕疵が問題になったのであるから、本来ならばすべての原発の運転を停止し、一次・二次の区別なく検査を受けるべきである。
また、一次評価・二次評価の実施計画(保安院7月21日、参考3)において、二次評価の事業者報告は本年内(2011年12月末)を目処とするとされているが、一次評価の報告が11月初めにおいていまだに大飯3号機1件であることを考えると、一次評価と二次評価の時期は重なってきている。
一次評価・二次評価は内容的に見ても連続しており区別して実施する意味はない。
そもそもストレステストが原発の運転の可否を判断するためのものであるならば、個別の原発ごとに可否を議論・判断するのでなく、運転継続を求めるすべての原発についてのストレステストが出そろったところで、横並びにして議論をすべきなのではなかろうか。そのようにして初めて、各原発の安全評価上の相対的位置が理解できると考える。つまり、すべての原発に危険性があると考えている私流の表現を使えば、「非常に危ない原発」と「かなり危ない原発」との位置関係が理解でき、廃炉にすべき原発の緊急性の順序が評価できると考える。
浜岡原発については、運転停止の措置が取られたが、同様の措置が必要と考えられる原発が数多くある。照射脆化の著しい玄海1号機などがその一例である。
4.ストレステストの判断基準が明確でない
このように一括して議論・判断すべきと考えるのは、ストレステストの審査基準・合否の判新基準はどこにおいているのか、まったく不明確だからである。明確な判断基準がない状態では、合否の判断が恣意的・主観的なものにならざるを得ない。そのような判断はすべきでない。1.で述べたように、安全指針の見直しが先行されるべきであって、それに基づいて安全基準が新たに作られるべきである。別の恣意的・主観的安全評価がなされるべきではない。ストレステストは、せいぜい、各原発の評価結果の比較を行うことにより、どの原発がより安全か(より危険か)という相対的な判断に役立つことでしかない。
5.福島原発事故原因についての知見を反映させることの必要性
政府の「事故調圭・検証委員会」(畑村委員会)が調査を継続中であり、その中間報告が本年中にも出されると言われている。その中間報告で解明された事態を踏まえて、ストレステストは実施されねばならない。事故原因としては、津波による被害とともに、サイトをおそった地震動によって配管切断や機器の損傷があったのではないかと疑われている。原子炉圧力容器の水位計指示や格納容器の圧力上昇の時間推移などがその可能性を強く示唆している。ストレステストはそれらの知見を踏まえねばならないと考える。
保安院の実施計画(7月21日、別示2)では、福島第一、第二原発についてはストレステストの実施計画から除くとしているが、東北地方太平洋沖地震で被災した原発もまたストレステストを実施すべきである。なぜならば、それら被災した原発についてストレステストを実施することは、事故原因解明に寄与しうるとともに、ストレステストの有効性を検証することになる。すなわち、ストレステストの結果が福島事故の現実を(完全ではないにしても)再現できるものでなければストレステストの意味をなさない。その意味では、これら被災原発に対するストレステストが、ほかの原発に先駆けて行われるべきである。東京電力、東北電力、日木原電各社に対し、それぞれ、福島第一・第二原発、女川原発、東海第二原発のストレステストを早急におこなうよう保安院は申し入れるべきであると考える。
6.耐震安全性評価(耐震バックチェック)見直しの必要性
東北地方太平洋沖地震の誘発地震といわれる4月11目の福島県浜通りの地震(M7.0)の際、福島県の湯ノ岳断層が動いた。活断層とは認定されていなかったこの断層が動いたことを受けて、保安院は事業者に対し全国各地の原発近傍の断層についての調査を命じた。その結果は、いずれも活断層と認められないという回答であったが、その根拠は十分であろうか。住民を納得させるに足るものであろうか。これら断層が活断層である可能性を考慮してストレステストの前提となる基準地震動の大きさを見直し、再評価すべきではなかろうか。
例えば、10月末に提出された開西電力大飯3号機の報告書において、前提となる基準地震動についての説明が添付5・(1)・2にあるが、700ガルとされた基準地震動の信頼性やその評価の幅についてなんら記述がなく、敷地近傍の2本の海底活断層に連続して陸側の熊川活断層が動く可能性の評価もなされていない。また、敷地内には多数の断層が走っている。これらが動けば重要設備・機器の支持基盤が喪失する怖れがある。ストレステストという以上、懸念されている最大の地震が起こった場合の評価や断層が勤いた場合の評価をし、その後の設備・機器の応答と組み合わせて全体像を明らかにすべきではないのか。
7.経年変化(老朽化)の現実を反映させることの必要性
ストレステストで実施される評価方法は、基本的に解析的手法(シミュレーション)であって、現実の設備・機器がどのような状態にあるかについて、現時点での調査・診断がなされないのではないかと懸念している。現実の原発は長期間の運転によって老朽化(高往年化)しており、運転開始時と同じ状態にあるわけではない。この現実を踏まえたストレステストでなければならない。
実施計画書(前出の別添2)には、「評価は、報告時点以前の任意の時点の施設と管理状態を対象に実施する」という説明文が書かれている。これは設備・機器の現実を取り入れて評価すると読めるが、「任意の時点」は「現時点」ではない。過去において実施した検査を踏まえるということであろうが、それは現時点で新しく設備・機器の検査などは実施する必要はないと言っていることになる。それは評価方法として不適当である。
30年を超えて運転を継続することを望む原発については、事業者は「高往年化技術評価書」を提出し、老朽化の現実について評価を受けることになっている。30年に満たない原発においても材料劣化などは当然起こっている。それら設備・機器の現実を現時点で調査し、その結果をストレステストに反映させるべきであると考える。
例えば、大飯3号機においては、2008年に原子炉圧力容器一次冷却水出口ノズルのセーフエンド溶接部に深さ20ミリを超えるひび割れが観測され、70ミリ厚の配管を工事認可申請書の記載を変更して53ミリまで削って運転を再開した。このような劣化個所が現在どのような伏態になっているかの現状把握は安全上欠かせないと考える。しかし、今回提出されたストレステスト報告書には(見落としでなければ)この問題についての記述はない。
8.自然現象以外の外的事象も評価対象事象に加えるべきである
上記別示2の実施計画では、評価対象として自然現象(地震、津波)および安全機能の喪失(全交流電源喪失、最終ヒートシンクの喪失)を挙げている。しかし、それ以外の重大な事象として、航空機墜落や破壊工作、他国からの攻撃が懸念されている。そのような場合に大事故にならないための対策が必要である。
欧州原子力安全規制部会の声明(2011年5月13日)では、これらに関連する事象をEUストレステスト仕様書(アネックスI)の範囲外としているが、同時に、安全保障上の脅威によるリスクに関しては、特別な作業部会を設けることをアネックスHとして同声明で提案している。日本においても、これにならう必要があると考える。
過酷事故の可能性がゼロでない以上、その被害の大きさの評価とどのような被害緩和策が用意されているかの評価は不可欠である。その具体的予測が明らかにされて初めて、受忍可能なものであるかどうか、地域住民・自治体の判断が可能となる。事業者は、過酷事故発生後の放射能汚染の評価をも加えた報告書を作成すべきである。
以 上
柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会 Newsletter N0.4
編集・発行:柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会
代表 井野博満 事務局長 菅波 完
〒160-0004東京都新宿区四谷1・21戸田ビル4階
E-mail kk-heisa@takagifund.org
URL http://www.kkheisa.com/
郵便振替口座:00140-O-687327加入者名:柏崎刈羽・科学者の会
当会の活動は、高木仁三郎市民科学基金からの助成金(委託研究費)と、趣旨に賛同して下さる一般の方々の会費やカンパに支えられています。
3・4原発さよなら千葉集会(仮称、武藤類子さん)と3・11福島県民集会(仮称)参加のバスツアー
皆さん 毎日ご苦労様です。
永野です。BCCでお送りいたします。重複ご容赦ください。
原発さよなら千葉は、3月に下記のイベントを開催しますので、多くの方
の参加をお願いします。今から日程を空けておいて下さい。
(1)、3・4原発さよなら千葉集会(仮称)とデモ行進
日 時:3月4日(日) 13:30〜15:30
場 所:千葉県教育会館大ホール
(場所の詳細は、HPで千葉県教育会館案内図で検索して下さい)
内 容:(1)、講 演
内容: フクシマ・原発震災を語る(仮題)
講師:武藤類子さん
(9月19日に東京・明治公園で開催された脱原発
5万人集会で福島を代表して、感動的なアピールを
された方です)
(2)、デモ行進 16:30〜17:30
集会・デモ行進とも、誰でも参加しやすいようにするため、内容については
今後検討していきます。
(2)、3・11福島県民集会(仮称)参加のバスツアー
3月11日(に)郡山開成山球場で開催される福島県民集会(仮称)参加のバスツアーを
下記内容で実施します。(内容の詳細については今後検討します)
8時半 出発 (出発地は柏、新松戸、船橋、津田沼を考えています)
13時 郡山開成山球場着
17時 現地出発
20時半 着
出来れば出発地を別々にしてバス(40〜45人乗り)2台位を考えています。
料金は、1人3000円〜4000円(昼食代抜き)を考えています。
どうか皆さま 素晴らしい新年をお迎えください。
なお「原発さよなら千葉」については、http://www.藤野.jp/~genpatsu-sayonara/
を参照して下さい。(準備中となっておりますが参照可能です。)
永野です。BCCでお送りいたします。重複ご容赦ください。
原発さよなら千葉は、3月に下記のイベントを開催しますので、多くの方
の参加をお願いします。今から日程を空けておいて下さい。
(1)、3・4原発さよなら千葉集会(仮称)とデモ行進
日 時:3月4日(日) 13:30〜15:30
場 所:千葉県教育会館大ホール
(場所の詳細は、HPで千葉県教育会館案内図で検索して下さい)
内 容:(1)、講 演
内容: フクシマ・原発震災を語る(仮題)
講師:武藤類子さん
(9月19日に東京・明治公園で開催された脱原発
5万人集会で福島を代表して、感動的なアピールを
された方です)
(2)、デモ行進 16:30〜17:30
集会・デモ行進とも、誰でも参加しやすいようにするため、内容については
今後検討していきます。
(2)、3・11福島県民集会(仮称)参加のバスツアー
3月11日(に)郡山開成山球場で開催される福島県民集会(仮称)参加のバスツアーを
下記内容で実施します。(内容の詳細については今後検討します)
8時半 出発 (出発地は柏、新松戸、船橋、津田沼を考えています)
13時 郡山開成山球場着
17時 現地出発
20時半 着
出来れば出発地を別々にしてバス(40〜45人乗り)2台位を考えています。
料金は、1人3000円〜4000円(昼食代抜き)を考えています。
どうか皆さま 素晴らしい新年をお迎えください。
なお「原発さよなら千葉」については、http://www.藤野.jp/~genpatsu-sayonara/
を参照して下さい。(準備中となっておりますが参照可能です。)
脱原発カレンダーと脱原発かるたのご紹介



永岡さん経由の転送です。
太田光征
http://otasa.net/
*
皆様、今年1年、今年出会った方も、ありがとうございました。
原発に不安を感じるママの会の、内田由紀子です。
ポスターを貸し出す縁で知り合った、新しい出会いの中で
教えて頂いた脱原発グッズを紹介させて頂きます。
が、新年・正月直前ですみません〜。
とってもいいので、添付のビジュアルも是非ご覧くださいませ☆
●脱原発カレンダー●
愛媛発!
脱原発ポスター展事務局の公認カレンダー。
残り100部だそうです。1家に1冊、是非どうぞ。
********
・サイズ:A4(開いてA3)
・月めくりで12ヶ月(スケジュールを書き込めるサイズです)
・巻末に“伊方原発年表”付き
・1冊¥1,000 *10冊以上は1割引き!(送料6冊まで80円)
お申し込みは「子どもたちの未来を放射能から守る愛媛の会」事務局(野中)まで。
⇒E-mail okierakanon@ybb.ne.jp FAX 089-947-6947
希望冊数と、お届け先をお知らせください。
基本的にメール便でのお届けになります。
誤配防止のため、建物名、号数など略さずお知らせください。
http://blogs.yahoo.co.jp/umiyamakaeru/22002109.html
●脱原発かるた●
神奈川県茅ヶ崎発!
読み札の言葉もとっても良くて、
脱原発ポスターになってほしいくらい☆
*******
作者の古知屋恵子さんは、茅ヶ崎在住の木版画家。
絵札は素朴な木版画ですが、どきっとするような図柄。
読み札の短い文章に、
言いたい事がぎゅっと詰まっている感じがします。
価格を下げるために、たくさん作ったそうです。
1800円/1セット 送料は何セット買っても一律500円
http://blog.livedoor.jp/genpatu_no-news/archives/67126760.html
発送ご希望の方はこちらへ
genpatsukaruta@yahoo.co.jp
2012年は怒哀が無くて、喜楽いっぱいの年になりますように☆
反原発・年越し Occupy @経産省前テント! 進行中(ユースト中継も)
経産省前テントには門松が飾られ、年末年始も賑わっています。
以下、転載です。
太田光征
http://otasa.net/
*
内田聖子です。
年の瀬も迫ってきました。
今年は311の震災と、原発事故を抜きに語れませんが、とにかく来年も引き続き
原発をなくす取り組みをもっともっと進めなければいけない、ということだけは
はっきりしてます。。
さて、そんなことを日頃つきあう仲間たちと話す中で、「年越しに何かやらない
と!」ということになりました。主には10月に六本木で「OCCUPY TOKYO」をやっ
た仲間や、反貧困・労働運動関係で一緒に活動する人たちです。ちょうど同じ頃、
「経産省前で反原発を訴えテント暮らしをしている人たちは、年末年始は人も誰
もいなくてやることもないし、心細く思っている」という話も聞こえてきました。
そこで、年末の30日〜1月3日まで、経産省前テントの皆さんたちと、「反原発・
年越しOCCUPY」を行います。さまざまな企画がもりだくさんの4日間です。特に
31日のカウントダウン前後は、みんなで飲んだり・食べたりしながら元気に新年
を迎えよう!と考えています。また年明け直後には、「朝生」ならぬ「夜生(夜
な夜な生テレビ)」と題した討論企画もあります(湯浅誠さん、雨宮処凛さん、
松本哉さん、河添誠さん、、、他豪華ゲスト。内田が司会を務めます)。
この企画はPARC全体の取り組みではなく、内田個人が実行委として参加していま
すが、脱原発はPARCが2011年に必死で取り組んできた課題です。ぜひひとりでも
多くの会員の方に、経産省前に足を運んでいただければ幸いです!またボランティ
アスタッフも大募集中です。
企画の大部分は、UST中継でもご覧いただけますので、年末年始、ご自宅で番組
を見ていただいてもありがたいです。
お問い合わせやボランティア参加希望の方は、内田のメールまでお願いいたしま
す。kokusai@parc-jp.org
では、皆様、経産省前でお会いしましょう!
内田聖子
===============================
【転送・転載大歓迎】
反原発・年越しOccupy@経産省前テント
〜こんなんじゃ、よい年迎えらんない99%のための祭り〜
みんなでつくろう!年末年始大生放送!
★ウェブサイト:http://toshikoshioccupy.blogspot.com/
★番組視聴UST:http://www.ustream.tv/channel/toshikoshitv
★夜な夜な生テレビ ウェブサイト:http://occupytokyo.web.fc2.com/
★12月30日
■16時 オープニング
■17時〜 今年のニューストップ10
1)原発関連ニュース
2)貧困問題ニュース
3)反グロ的世界のニュース
4)労働関連ニュース
5)環境問題ニュース
■22時〜 年末オールナイト映画上映会
1)ブライアンと仲間たち
2)希望のバス
3)コカコーラ・ケース
4)Hard Rain
5)The Take(英語、スペイン語字幕のみ)
6)安全・パン・自由
7)Occupy Berkeley
★12月31日
■13時〜 オープニング
■17時 ブツブツ交換会(フリーマーケット、ネットオークション)
オープンマイク「私のひとこと」
■19時〜 世界から原発なくそう!紅白歌合戦
出演者募集中!
■22時〜 ゆく年くる年/カウントダウン
■00時30分〜 夜な夜な生テレビ 『ド〜する、ド〜なる、日本の2012』
出演: 湯浅誠、雨宮処凛、河添誠、松本哉、司会:内田聖子
※この他、豪華キャスト出演打診中!!
★2012年1月1日
■10時〜 新春・霞が関「好きなだけ走ろう」マラソン大会
■13時〜 オープニング
経産省前初詣「こんなんじゃ、よい年迎えらんない」私のひとこと
書き初め
■17時
★1月2日
■10時〜 新春・霞が関「好きなだけ走ろう」マラソン大会
■13時〜 オープニング
経産省前初詣「こんなんじゃ、よい年迎えらんない」私のひとこと
新春囲碁大会
たこ揚げ・コマまわし
新春「原発よせ寄席」
■17時
★1月3日
10時 新春・霞が関「好きなだけ走ろう」マラソン大会
13時〜 オープニング
経産省前初詣「こんなんじゃ、よい年迎えらんない」私のひとこと
17時
以下、転載です。
太田光征
http://otasa.net/
*
内田聖子です。
年の瀬も迫ってきました。
今年は311の震災と、原発事故を抜きに語れませんが、とにかく来年も引き続き
原発をなくす取り組みをもっともっと進めなければいけない、ということだけは
はっきりしてます。。
さて、そんなことを日頃つきあう仲間たちと話す中で、「年越しに何かやらない
と!」ということになりました。主には10月に六本木で「OCCUPY TOKYO」をやっ
た仲間や、反貧困・労働運動関係で一緒に活動する人たちです。ちょうど同じ頃、
「経産省前で反原発を訴えテント暮らしをしている人たちは、年末年始は人も誰
もいなくてやることもないし、心細く思っている」という話も聞こえてきました。
そこで、年末の30日〜1月3日まで、経産省前テントの皆さんたちと、「反原発・
年越しOCCUPY」を行います。さまざまな企画がもりだくさんの4日間です。特に
31日のカウントダウン前後は、みんなで飲んだり・食べたりしながら元気に新年
を迎えよう!と考えています。また年明け直後には、「朝生」ならぬ「夜生(夜
な夜な生テレビ)」と題した討論企画もあります(湯浅誠さん、雨宮処凛さん、
松本哉さん、河添誠さん、、、他豪華ゲスト。内田が司会を務めます)。
この企画はPARC全体の取り組みではなく、内田個人が実行委として参加していま
すが、脱原発はPARCが2011年に必死で取り組んできた課題です。ぜひひとりでも
多くの会員の方に、経産省前に足を運んでいただければ幸いです!またボランティ
アスタッフも大募集中です。
企画の大部分は、UST中継でもご覧いただけますので、年末年始、ご自宅で番組
を見ていただいてもありがたいです。
お問い合わせやボランティア参加希望の方は、内田のメールまでお願いいたしま
す。kokusai@parc-jp.org
では、皆様、経産省前でお会いしましょう!
内田聖子
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【転送・転載大歓迎】
反原発・年越しOccupy@経産省前テント
〜こんなんじゃ、よい年迎えらんない99%のための祭り〜
みんなでつくろう!年末年始大生放送!
★ウェブサイト:http://toshikoshioccupy.blogspot.com/
★番組視聴UST:http://www.ustream.tv/channel/toshikoshitv
★夜な夜な生テレビ ウェブサイト:http://occupytokyo.web.fc2.com/
★12月30日
■16時 オープニング
■17時〜 今年のニューストップ10
1)原発関連ニュース
2)貧困問題ニュース
3)反グロ的世界のニュース
4)労働関連ニュース
5)環境問題ニュース
■22時〜 年末オールナイト映画上映会
1)ブライアンと仲間たち
2)希望のバス
3)コカコーラ・ケース
4)Hard Rain
5)The Take(英語、スペイン語字幕のみ)
6)安全・パン・自由
7)Occupy Berkeley
★12月31日
■13時〜 オープニング
■17時 ブツブツ交換会(フリーマーケット、ネットオークション)
オープンマイク「私のひとこと」
■19時〜 世界から原発なくそう!紅白歌合戦
出演者募集中!
■22時〜 ゆく年くる年/カウントダウン
■00時30分〜 夜な夜な生テレビ 『ド〜する、ド〜なる、日本の2012』
出演: 湯浅誠、雨宮処凛、河添誠、松本哉、司会:内田聖子
※この他、豪華キャスト出演打診中!!
★2012年1月1日
■10時〜 新春・霞が関「好きなだけ走ろう」マラソン大会
■13時〜 オープニング
経産省前初詣「こんなんじゃ、よい年迎えらんない」私のひとこと
書き初め
■17時
★1月2日
■10時〜 新春・霞が関「好きなだけ走ろう」マラソン大会
■13時〜 オープニング
経産省前初詣「こんなんじゃ、よい年迎えらんない」私のひとこと
新春囲碁大会
たこ揚げ・コマまわし
新春「原発よせ寄席」
■17時
★1月3日
10時 新春・霞が関「好きなだけ走ろう」マラソン大会
13時〜 オープニング
経産省前初詣「こんなんじゃ、よい年迎えらんない」私のひとこと
17時
税金で反原発記事の「訂正案」を作成・公表、訂正要求を行う経産省資源エネルギー庁の「電源立地推進調整等事業(即応型情報提供事業)」
政府が監視した「反原発」識者・市民団体ランキング 1位は原子力資料情報室と西尾、矢部、伴、広瀬の各氏
佐々木奎一 12/29 2011
http://www.mynewsjapan.com/reports/1537
電気料金にかけられている「電源開発促進税」を原資に、経産省資源エネルギー庁は「電源立地推進調整等事業(即応型情報提供事業)」という名称で、メディアの「反原発」記事を監視していた。佐々木奎一市が情報開示請求で記録文書304枚を公開させた(ダウンロード可)。
【Digest】
◇「声高に叫ぶ反原発グループを報じるのは問題」政府
◇「書類は専門家3人で作成」科学技術振興財団
2008〜2010年の発注先は社会経済生産性本部、科学技術振興財団、エネルギー総合工学研究所で、いずれも経産省の天下り先。
悪質なのは、「訂正案」を作成・公表し、メディア側に訂正を求めることができる点。実際に訂正を求めたことはないというが、有権者が政府権力を縛るという憲法の考え方を真っ向から踏みにじるもので、監視から訂正案作成の段階で思想の自由を犯している。
原発安全神話を垂れ流してきた政府自身を監視しなさい。
太田光征
http://otasa.net/
佐々木奎一 12/29 2011
http://www.mynewsjapan.com/reports/1537
電気料金にかけられている「電源開発促進税」を原資に、経産省資源エネルギー庁は「電源立地推進調整等事業(即応型情報提供事業)」という名称で、メディアの「反原発」記事を監視していた。佐々木奎一市が情報開示請求で記録文書304枚を公開させた(ダウンロード可)。
【Digest】
◇「声高に叫ぶ反原発グループを報じるのは問題」政府
◇「書類は専門家3人で作成」科学技術振興財団
2008〜2010年の発注先は社会経済生産性本部、科学技術振興財団、エネルギー総合工学研究所で、いずれも経産省の天下り先。
悪質なのは、「訂正案」を作成・公表し、メディア側に訂正を求めることができる点。実際に訂正を求めたことはないというが、有権者が政府権力を縛るという憲法の考え方を真っ向から踏みにじるもので、監視から訂正案作成の段階で思想の自由を犯している。
原発安全神話を垂れ流してきた政府自身を監視しなさい。
太田光征
http://otasa.net/
2011年12月31日
欧州放射線リスク委員会(ECRR)2010年勧告の書籍翻訳版ほか
欧州放射線リスク委員会(ECRR)2010年勧告の書籍翻訳版などをご紹介します。
【書名】放射線被ばくによる健康影響とリスク評価
−欧州放射線リスク委員会(ECRR)2010年勧告−
【訳者】ECRR2010翻訳委員会(山内知也監訳)
【装丁】A5判 356頁 並製本
【定価】2800円+税
【発行】明石書店 (http://www.akashi.co.jp/book/b96169.html )
【発売日】2011年11月30日
【ISBN】978-4-7503-3497-4
*
欧州放射線リスク委員会勧告2010第四章訳
http://globalethics.wordpress.com/2011/12/31/%e6%ac%a7%e5%b7%9e%e6%94%be%e5%b0%84%e8%83%bd%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%82%af%e5%a7%94%e5%93%a1%e4%bc%9a%e5%8b%a7%e5%91%8a2010%e7%ac%ac%e5%9b%9b%e7%ab%a0%e8%a8%b3/
*
http://www.jca.apc.org/mihama/ecrr/ecrr2010_dl.htm
ECRR(欧州放射線リスク委員会)2010年勧告
翻訳:ECRR2010翻訳委員会
発行:美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
*
哲野イサク氏による解説
<参考資料>欧州放射線リスク委員会ECRR 2010年勧告
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/hiroshima_nagasaki/fukushima/ECRR2010.html
<参考資料>ECRR勧告:欧州放射線リスク委員会 第3章「科学的諸原理」
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/hiroshima_nagasaki/fukushima/ECRR_sankou_01.html
*
原文はこちらです。
European Committee on Radiation Risk
http://www.euradcom.org/
ECRR 2010: The Health Effects of Ionising Radiation Exposure at Low Doses and Low Dose Rates for Radiation Protection Purposes
http://www.euradcom.org/2011/ecrr2010.pdf
太田光征
http://otasa.net/
【書名】放射線被ばくによる健康影響とリスク評価
−欧州放射線リスク委員会(ECRR)2010年勧告−
【訳者】ECRR2010翻訳委員会(山内知也監訳)
【装丁】A5判 356頁 並製本
【定価】2800円+税
【発行】明石書店 (http://www.akashi.co.jp/book/b96169.html )
【発売日】2011年11月30日
【ISBN】978-4-7503-3497-4
*
欧州放射線リスク委員会勧告2010第四章訳
http://globalethics.wordpress.com/2011/12/31/%e6%ac%a7%e5%b7%9e%e6%94%be%e5%b0%84%e8%83%bd%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%82%af%e5%a7%94%e5%93%a1%e4%bc%9a%e5%8b%a7%e5%91%8a2010%e7%ac%ac%e5%9b%9b%e7%ab%a0%e8%a8%b3/
*
http://www.jca.apc.org/mihama/ecrr/ecrr2010_dl.htm
ECRR(欧州放射線リスク委員会)2010年勧告
翻訳:ECRR2010翻訳委員会
発行:美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
*
哲野イサク氏による解説
<参考資料>欧州放射線リスク委員会ECRR 2010年勧告
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/hiroshima_nagasaki/fukushima/ECRR2010.html
<参考資料>ECRR勧告:欧州放射線リスク委員会 第3章「科学的諸原理」
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/hiroshima_nagasaki/fukushima/ECRR_sankou_01.html
*
原文はこちらです。
European Committee on Radiation Risk
http://www.euradcom.org/
ECRR 2010: The Health Effects of Ionising Radiation Exposure at Low Doses and Low Dose Rates for Radiation Protection Purposes
http://www.euradcom.org/2011/ecrr2010.pdf
太田光征
http://otasa.net/
唄「だから原発をやめよう」
だから原発やめよう。少子が作詞作曲演奏唄をしました。見てくださいませ。
合掌
中村 行明
http://www.youtube.com/watch?v=EqTzwRq-WXA
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
合掌
中村 行明
http://www.youtube.com/watch?v=EqTzwRq-WXA
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
広瀬隆、「事故収束」の大嘘をあばく
みなさまへ (BCCにて)松元
田中妙佳さんが、「崖っぷちにいる、日本の事故原発の実態」として広めている広瀬隆さんの最新分析情報です。広瀬さん、「今年の一字は、嘘」ということばからはじまって事故以来9ヶ月の「嘘」の要点をまとめています。
●広瀬隆さんの最新の分析情報。
週刊朝日UST劇場のアーカイブ。
↓
http://www.wa-dan.com/hirose/
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
田中妙佳さんが、「崖っぷちにいる、日本の事故原発の実態」として広めている広瀬隆さんの最新分析情報です。広瀬さん、「今年の一字は、嘘」ということばからはじまって事故以来9ヶ月の「嘘」の要点をまとめています。
●広瀬隆さんの最新の分析情報。
週刊朝日UST劇場のアーカイブ。
↓
http://www.wa-dan.com/hirose/
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
放射線プルームの金属の味は矢ケ崎さんも味わった:たね蒔きジャーナルスペシャル2011/12/30 内部被曝 矢ケ崎克馬さんのお話(その4)
ホールボディーカウンターでは検出限界を高くしていることもある。
放射線プルームの金属の味は矢ケ崎さんも味わった。
---
永岡です、たね蒔きジャーナル、続いて、内部被曝の専門家、琉球大学名誉教授の矢ケ崎克馬さんのお話がありました。おしどりも同席です。電話での出演です。
矢ケ崎さん、夏に3回出ていただき、(1)内部被曝は外部より怖い、体内に入ると放射線を出して分子を切断し、細胞破壊、生命の機能破壊がある、(2)免疫の低下、(3)細胞が生き延びても、DNAが異常になり子孫に影響がある、ことを説明され、(4)核の被害は広島・長崎で経験しているのに、アメリカが核の恐ろしさを小さく見せようとしていたのです。
具体的ケースが出ており、各地で様々な症状が出ており、東京・町田で被曝から子供を守る会、子供に鼻血が出る(3月以前なし)、医者の診方により、ICRPの見方になり、放射線が鼻の粘膜に留まるとひどい被曝をして、傷もないのに鼻血になる(一般には傷から出る)、被曝範囲が小さいところに集中すると下痢・血便があるのです。東京でこの症例があるのです。
ICRPの見方だと、大線量でないと出るはずはないとなり、放射線の影響ではないと医者に考えが多く、子供たちが見捨てられているのです。ICRP=国際放射線防護委員会のやり方で国もやっているのです。福島で、内部被曝をボディーカウンターで調査しており、これについて、逆用されるケースもある、自治体が二つの要素で動き、安全神話により、被害を考えず、事故の際に原発の対応も出来なかった以上に何もできないが、市民がこれをしてくれと言い、それで動き出しているのです。
ホールボディーカウンターでの検査、安全神話より、何をやっていいか分からない国が、原爆投下以来犠牲者を隠す政策をやっており、ホールボディーカウンターで雑な測定で、検出限界を高くしていることもあり、被曝している人なしとの結果も出せるのです。設定は、1時間測定しないと出ないものを5分でやる、そういうこともあり、出てくるものも出ないのです。体内の放射能の証拠なしとされる恐れもあるのです。
おしどりさんの質問で、ホールボディーカウンター、追及しているが、内部被曝を測定しても経口被曝しか分からず、爆発によるものは分からない、飯館村より、3月15日に放射能が降り注ぎ線量が上がった(プルーム)、汚染のひどいところで、口の中で金属の味がすると100人単位で訴え、後から放射能の味と4月に気付き、しかし検査してもらえなかった、この内部被曝の評価は出来るかについて、放射線プルームはどうかとの質問で、金属の味は矢ケ崎さんも味わった、ヨウ素、セシウムの原子が入ると唾液の作用で電気を帯びて、金属の味になるのです。金属の味=大量の内部被曝、放射性物質なのです。
そして、子供にヨウ素131がどれだけ吸収されたか、半減期が8日で、過ぎると測定不能(測定は8月)、しかしヨウ素の被害はベラルーシ、ウクライナで子供の甲状腺被害がひどく、ポーランド、国民にヨウ素剤を飲ませていた。ベラルーシで亡くなった人の体内の放射能、バンダジェフスキー博士が死体解剖で調査して、甲状腺にセシウム137が大量にあり、初期にヨウ素とセシウムが出て、ヨウ素とともにセシウムに甲状腺に入るのです。
矢ケ崎さん、ヨウ素がないから調べられないのではない、セシウムを調べて、丁寧に測定して出来るのです。
矢ケ崎さん、内部被曝の研究会を立ち上げて、今の学会は外部と内部被曝、後者が隠されている、犠牲者を隠すためで、隠し続けないといけない政治支配があり、政治に支配されないまともな科学を立ち上げて、政治支配=命を軽視、命を大切にしたいのです。
政治に支配されない科学が大切なのです。
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太田光征
http://otasa.net/
放射線プルームの金属の味は矢ケ崎さんも味わった。
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永岡です、たね蒔きジャーナル、続いて、内部被曝の専門家、琉球大学名誉教授の矢ケ崎克馬さんのお話がありました。おしどりも同席です。電話での出演です。
矢ケ崎さん、夏に3回出ていただき、(1)内部被曝は外部より怖い、体内に入ると放射線を出して分子を切断し、細胞破壊、生命の機能破壊がある、(2)免疫の低下、(3)細胞が生き延びても、DNAが異常になり子孫に影響がある、ことを説明され、(4)核の被害は広島・長崎で経験しているのに、アメリカが核の恐ろしさを小さく見せようとしていたのです。
具体的ケースが出ており、各地で様々な症状が出ており、東京・町田で被曝から子供を守る会、子供に鼻血が出る(3月以前なし)、医者の診方により、ICRPの見方になり、放射線が鼻の粘膜に留まるとひどい被曝をして、傷もないのに鼻血になる(一般には傷から出る)、被曝範囲が小さいところに集中すると下痢・血便があるのです。東京でこの症例があるのです。
ICRPの見方だと、大線量でないと出るはずはないとなり、放射線の影響ではないと医者に考えが多く、子供たちが見捨てられているのです。ICRP=国際放射線防護委員会のやり方で国もやっているのです。福島で、内部被曝をボディーカウンターで調査しており、これについて、逆用されるケースもある、自治体が二つの要素で動き、安全神話により、被害を考えず、事故の際に原発の対応も出来なかった以上に何もできないが、市民がこれをしてくれと言い、それで動き出しているのです。
ホールボディーカウンターでの検査、安全神話より、何をやっていいか分からない国が、原爆投下以来犠牲者を隠す政策をやっており、ホールボディーカウンターで雑な測定で、検出限界を高くしていることもあり、被曝している人なしとの結果も出せるのです。設定は、1時間測定しないと出ないものを5分でやる、そういうこともあり、出てくるものも出ないのです。体内の放射能の証拠なしとされる恐れもあるのです。
おしどりさんの質問で、ホールボディーカウンター、追及しているが、内部被曝を測定しても経口被曝しか分からず、爆発によるものは分からない、飯館村より、3月15日に放射能が降り注ぎ線量が上がった(プルーム)、汚染のひどいところで、口の中で金属の味がすると100人単位で訴え、後から放射能の味と4月に気付き、しかし検査してもらえなかった、この内部被曝の評価は出来るかについて、放射線プルームはどうかとの質問で、金属の味は矢ケ崎さんも味わった、ヨウ素、セシウムの原子が入ると唾液の作用で電気を帯びて、金属の味になるのです。金属の味=大量の内部被曝、放射性物質なのです。
そして、子供にヨウ素131がどれだけ吸収されたか、半減期が8日で、過ぎると測定不能(測定は8月)、しかしヨウ素の被害はベラルーシ、ウクライナで子供の甲状腺被害がひどく、ポーランド、国民にヨウ素剤を飲ませていた。ベラルーシで亡くなった人の体内の放射能、バンダジェフスキー博士が死体解剖で調査して、甲状腺にセシウム137が大量にあり、初期にヨウ素とセシウムが出て、ヨウ素とともにセシウムに甲状腺に入るのです。
矢ケ崎さん、ヨウ素がないから調べられないのではない、セシウムを調べて、丁寧に測定して出来るのです。
矢ケ崎さん、内部被曝の研究会を立ち上げて、今の学会は外部と内部被曝、後者が隠されている、犠牲者を隠すためで、隠し続けないといけない政治支配があり、政治に支配されないまともな科学を立ち上げて、政治支配=命を軽視、命を大切にしたいのです。
政治に支配されない科学が大切なのです。
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太田光征
http://otasa.net/
2011年12月30日
NHK「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」
低線量被ばく 揺らぐ国際基準 追跡!真相ファイル
http://www.dailymotion.com/video/xnb9h8
サールグレンスカ大学病院のマーティン・トンデル、スウェーデン110万人の疫学調査。ICRPが影響を認めない累積10mSv以下で、がんがチェルノブイリ事故以前の34%増加。25年前の線量は0.2mSv/y、ICRP基準1mSvの5分の1。
シカゴ郊外、3つの原発。排水に放射性トリチウム。脳腫瘍を患ったシンシア・セーラさん。
住民疾患データから、脳腫瘍、白血病など30倍以上、小児がんは2倍以上。
水の基準は1μSv/y以下、水は基準値以下だった。
ICRP、100mSvで過剰リスク0.5パーセント。
10月、メリーランドでICRP国際会議。子どもの基準が原発労働者と同じでいいのか。
ICRP科学事務局長クリストファー・クレメント氏、作業部会で低線量被ばくリスクの見直しの議論開始した。低線量でリスク半減(DDREF=2)したことの妥当性を議論している。「問題の一端はDDREF(線量・線量率効果係数)、外挿だ。DDREF値がまだ適用できるか検討している」。
1980年代後半から、被爆データが修正された。従来、1000mSvで発がん過剰リスクは5パーセントとされていたが、日米合同調査により500mSvで5パーセント、つまり従来リスクの2倍と判明。
しかし据え置いた。ICRP委員17人中13人は政府を含む核業界の出身者、核産業への配慮。ICRP名誉委員チャールズ・マイホンフォールド氏、ICRP基準を策定。原発労働者向けにさらにリスクを20パーセント引き下げ。「これは科学的根拠はなく、ICRPの判断」。
米エネルギー省、1990年、ICRP要望、安全対策費の向上に懸念。
ICRP予算は各国の規制機関など(日本は日本原子力研究開発機構)が拠出。推進側が安全基準値を決めている。政策的な判断をする組織であると自ら認めている。
*
チェルノブイリからの放射能汚染によりスウェーデンでガンが増えている?(トンデルらの研究)
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/215522346.html
*
2012年1月13(火)トンデル博士の講演会「低線量被ばくを正しく知ろう」@福島
http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-11121070675.html
1月31日(火)18:30〜、福島テルサにて 低線量被ばくのガン影響に関して、
チェルノブイリ事故後に100万人規模の疫学調査を行った、スウェーデン・
ヨーテボリ大学のマーチン・トンデル博士の講演会が開催されます。
通訳・解説は京大原子炉実験所の今中哲二助教です。
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太田光征
http://otasa.net/
http://www.dailymotion.com/video/xnb9h8
サールグレンスカ大学病院のマーティン・トンデル、スウェーデン110万人の疫学調査。ICRPが影響を認めない累積10mSv以下で、がんがチェルノブイリ事故以前の34%増加。25年前の線量は0.2mSv/y、ICRP基準1mSvの5分の1。
シカゴ郊外、3つの原発。排水に放射性トリチウム。脳腫瘍を患ったシンシア・セーラさん。
住民疾患データから、脳腫瘍、白血病など30倍以上、小児がんは2倍以上。
水の基準は1μSv/y以下、水は基準値以下だった。
ICRP、100mSvで過剰リスク0.5パーセント。
10月、メリーランドでICRP国際会議。子どもの基準が原発労働者と同じでいいのか。
ICRP科学事務局長クリストファー・クレメント氏、作業部会で低線量被ばくリスクの見直しの議論開始した。低線量でリスク半減(DDREF=2)したことの妥当性を議論している。「問題の一端はDDREF(線量・線量率効果係数)、外挿だ。DDREF値がまだ適用できるか検討している」。
1980年代後半から、被爆データが修正された。従来、1000mSvで発がん過剰リスクは5パーセントとされていたが、日米合同調査により500mSvで5パーセント、つまり従来リスクの2倍と判明。
しかし据え置いた。ICRP委員17人中13人は政府を含む核業界の出身者、核産業への配慮。ICRP名誉委員チャールズ・マイホンフォールド氏、ICRP基準を策定。原発労働者向けにさらにリスクを20パーセント引き下げ。「これは科学的根拠はなく、ICRPの判断」。
米エネルギー省、1990年、ICRP要望、安全対策費の向上に懸念。
ICRP予算は各国の規制機関など(日本は日本原子力研究開発機構)が拠出。推進側が安全基準値を決めている。政策的な判断をする組織であると自ら認めている。
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チェルノブイリからの放射能汚染によりスウェーデンでガンが増えている?(トンデルらの研究)
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/215522346.html
*
2012年1月13(火)トンデル博士の講演会「低線量被ばくを正しく知ろう」@福島
http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-11121070675.html
1月31日(火)18:30〜、福島テルサにて 低線量被ばくのガン影響に関して、
チェルノブイリ事故後に100万人規模の疫学調査を行った、スウェーデン・
ヨーテボリ大学のマーチン・トンデル博士の講演会が開催されます。
通訳・解説は京大原子炉実験所の今中哲二助教です。
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太田光征
http://otasa.net/
2011年12月29日
防衛省・沖縄防衛局の暴挙への抗議文
転載です。
太田光征
http://otasa.net/
*
みなさんへ
防衛省・沖縄防衛局の暴挙への抗議文を首相・官房長官・防衛相に提出しました。井上
【緊急の申し入れ】
沖縄防衛局による押し込み強盗的評価書「搬入」に抗議し、沖縄県庁に持ち込んだ評価書を回収・撤去することを強く要求する!!
署名者 細井明美・加賀谷いそみ・奥田恭子
弥永健一・井上澄夫 ※ 肩書き略
2011年12月28日
沖縄防衛局は本日、12月28日未明、沖縄県庁に突如押しかけ、環境影響評価書を強引に守衛室に持ち込んだ。
その手口はまさに押し込み強盗同様で、およそ責任官庁による公文書の正常な提出とは言えない。県庁が閉鎖されている未明を狙って押し込み、守衛室に文書をおしつけることは、まさに奇襲作戦そのものである。沖縄県庁は防衛省にとって、軍事的強襲作戦の対象であるのか。
この奇襲は、田中聡前沖縄防衛局長がのべたとおり、沖縄を「犯す」ことであり、日本政府が沖縄県民を敵視し、どんなことをしてもいい相手と考えていることをあからさまに示している。
私たちは、このような防衛省の暴挙を激しい怒りをこめて糾弾し、沖縄防衛局が強制的に持ち込んだ評価書をただちに回収・撤去することを要求する。
太田光征
http://otasa.net/
*
みなさんへ
防衛省・沖縄防衛局の暴挙への抗議文を首相・官房長官・防衛相に提出しました。井上
【緊急の申し入れ】
沖縄防衛局による押し込み強盗的評価書「搬入」に抗議し、沖縄県庁に持ち込んだ評価書を回収・撤去することを強く要求する!!
署名者 細井明美・加賀谷いそみ・奥田恭子
弥永健一・井上澄夫 ※ 肩書き略
2011年12月28日
沖縄防衛局は本日、12月28日未明、沖縄県庁に突如押しかけ、環境影響評価書を強引に守衛室に持ち込んだ。
その手口はまさに押し込み強盗同様で、およそ責任官庁による公文書の正常な提出とは言えない。県庁が閉鎖されている未明を狙って押し込み、守衛室に文書をおしつけることは、まさに奇襲作戦そのものである。沖縄県庁は防衛省にとって、軍事的強襲作戦の対象であるのか。
この奇襲は、田中聡前沖縄防衛局長がのべたとおり、沖縄を「犯す」ことであり、日本政府が沖縄県民を敵視し、どんなことをしてもいい相手と考えていることをあからさまに示している。
私たちは、このような防衛省の暴挙を激しい怒りをこめて糾弾し、沖縄防衛局が強制的に持ち込んだ評価書をただちに回収・撤去することを要求する。
2011年12月28日
ファルージャの現状―動画と論考
転載します。
太田光征
---
みなさまへ (BCCにて)松元
ファルージャの現状について嘉指信雄さんから動画(上■)、益岡賢さんから翻訳論考(下■)が紹介されていますので、お送りします。
核兵器と原発という核利用サイクルから生み出されたウラン兵器の惨状です。
[転送・転載歓迎。重複受信される方、ご容赦ください]とありました。
=====以下転送=====
■アルジャジーラによるファルージャの病院の現状の動画リポート「US invasion leaves lasting Iraq scars(アメリカの侵攻
がイラクに残し続ける傷跡)」(3分弱)が、12月24日、YouTubeにアップされました。
今年3月、来日したサミラ医師が、先天性異常の増加を訴えています。(医師たちが直面している深刻な現状を直裁に伝える映像が含まれています。)
http://www.youtube.com/watch?v=0B-7oT-DUJo
■益岡@東ティモール全国協議会です。
貴重な情報をありがとうございます。
関連して、つい最近、Foreign Policy in Focusから、
「ファルージャ:隠された真実」という記事を訳しましたので、ご案内いたします。
http://trans-aid.jp/index.php/article/detail/id/25438/at/recent
------------------------------------
パレスチナ連帯・札幌 代表 松元保昭
〒004-0841 札幌市清田区清田1-3-3-19
TEL/FAX : 011−882−0705
E-Mail : y_matsu29@ybb.ne.jp
振込み口座:郵便振替 02700-8-75538
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太田光征
---
みなさまへ (BCCにて)松元
ファルージャの現状について嘉指信雄さんから動画(上■)、益岡賢さんから翻訳論考(下■)が紹介されていますので、お送りします。
核兵器と原発という核利用サイクルから生み出されたウラン兵器の惨状です。
[転送・転載歓迎。重複受信される方、ご容赦ください]とありました。
=====以下転送=====
■アルジャジーラによるファルージャの病院の現状の動画リポート「US invasion leaves lasting Iraq scars(アメリカの侵攻
がイラクに残し続ける傷跡)」(3分弱)が、12月24日、YouTubeにアップされました。
今年3月、来日したサミラ医師が、先天性異常の増加を訴えています。(医師たちが直面している深刻な現状を直裁に伝える映像が含まれています。)
http://www.youtube.com/watch?v=0B-7oT-DUJo
■益岡@東ティモール全国協議会です。
貴重な情報をありがとうございます。
関連して、つい最近、Foreign Policy in Focusから、
「ファルージャ:隠された真実」という記事を訳しましたので、ご案内いたします。
http://trans-aid.jp/index.php/article/detail/id/25438/at/recent
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パレスチナ連帯・札幌 代表 松元保昭
〒004-0841 札幌市清田区清田1-3-3-19
TEL/FAX : 011−882−0705
E-Mail : y_matsu29@ybb.ne.jp
振込み口座:郵便振替 02700-8-75538
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沖縄防衛局、未明にこそ泥的に評価書を搬入:28日、怒りの行動にご参加を
転載です。
太田光征
http://otasa.net/
*
古荘です。
Bccで流します。
今夜(28日)、私は行けないのに、緊急行動を転送するのは、大変、心が痛み
ますが。でも、とりあえず流します。
≪転送≫
沖縄防衛局は今日の未明、こそ泥的に評価書を搬入しました。
防衛省に対して怒りスタンディングで断固抗議しましょう。
沖縄県は宛先もなく、差出人も不明なものは受け取れないとまだ受理していません。
まだ間に合います。
沖縄で戦っている人々を応援しましょう。
11時半からのスタンディングに参加しましょう。
夜は一坪関東ブロック呼び掛けの官邸前抗議行動があります。
以下に、「辺野古浜通信」から貼り付けました。
2011年12月28日
卑劣、日本政府、眞鍋沖縄防衛局長による深夜の評価書持ち込み
今朝4時過ぎ、県庁守衛室に「こっそり」持ち込まれた評価書は16箱。
沖縄防衛局森田企画部長が運び込みました。
レイプ発言の田中に替わってレイプしにきた真部防衛局長は車の中に隠れそのまま立ち去りました。
徹夜で警戒していた山城博治さんが、記者会見を行っています。
沖縄県の真剣な眼差しを愚弄する日本政府による卑劣な強姦行為です。
厳重な抗議を展開します。後ほどご報告します。
太田光征
http://otasa.net/
*
古荘です。
Bccで流します。
今夜(28日)、私は行けないのに、緊急行動を転送するのは、大変、心が痛み
ますが。でも、とりあえず流します。
≪転送≫
沖縄防衛局は今日の未明、こそ泥的に評価書を搬入しました。
防衛省に対して怒りスタンディングで断固抗議しましょう。
沖縄県は宛先もなく、差出人も不明なものは受け取れないとまだ受理していません。
まだ間に合います。
沖縄で戦っている人々を応援しましょう。
11時半からのスタンディングに参加しましょう。
夜は一坪関東ブロック呼び掛けの官邸前抗議行動があります。
以下に、「辺野古浜通信」から貼り付けました。
2011年12月28日
卑劣、日本政府、眞鍋沖縄防衛局長による深夜の評価書持ち込み
今朝4時過ぎ、県庁守衛室に「こっそり」持ち込まれた評価書は16箱。
沖縄防衛局森田企画部長が運び込みました。
レイプ発言の田中に替わってレイプしにきた真部防衛局長は車の中に隠れそのまま立ち去りました。
徹夜で警戒していた山城博治さんが、記者会見を行っています。
沖縄県の真剣な眼差しを愚弄する日本政府による卑劣な強姦行為です。
厳重な抗議を展開します。後ほどご報告します。
NHK総合テレビで今晩放送「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」
【放射能】NHK総合テレビで今晩放送「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」
http://goo.gl/bmSi4
1980年代後半、ICRPが「政治的な判断」で、被ばくでガンになるリスクを実際の半分に減らしていた事実が浮かびあがってきた。
http://goo.gl/bmSi4
1980年代後半、ICRPが「政治的な判断」で、被ばくでガンになるリスクを実際の半分に減らしていた事実が浮かびあがってきた。
2011年12月26日
【最重要】評価書提出明日も止めます。(辺野古浜通信)
転載です。
太田光征
http://otasa.net/
*
寺尾です。
田場さんからの辺野古浜通信の転送です。
今夕の首相官邸前に私も行ってきました。
寒かったけれど、元気な街頭集会でした。
明日夜も行くつもり。
重複して受信された方には大変申し訳ありません。
お手数をお掛けして恐縮ですが、
削除してくださることでお許しください。
転送・転載歓迎。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 以下転送 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Subject: [appeal2005][04043] 【最重要】評価書提出明日も
止めます。(辺野古浜通信)
From: "SachikoTaba"
Date: 2011/12/26 22:01
To:
田場祥子です。
辺野古浜通信を転送します。
防衛省が環境影響評価書を沖縄県に提出しないよう求めて
沖縄と東京で行動が起こされています。
東京では防衛省前で11時30分より2時間、首相官邸前では
18時半から1時間今日も阻止行動を行いました。
東京では明日も同じ時間帯で評価書提出をしないよう
訴え続けます。
お一人でも多くの方の参加をお願いいたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今朝7時には100名、昼には300名の皆さんが
集まって頂いたお陰様で、防衛局による
環境影響評価書の提出を完全に止めることが出来ました。
明朝も、明日の日中も止めます。明後日も!
万が一、郵便で送られた。或いは宅配便を利用したと
しても、7000ページが20冊…たぶん止まるでしょう。
より多くの県民が集まれば!
声を掛け合って、明日早朝、県庁前に更に多く
集まってください。
完全に止めて、沖縄の、私たちの意思を、行動で、
日本政府に示しましょう。
辺野古浜通信
太田光征
http://otasa.net/
*
寺尾です。
田場さんからの辺野古浜通信の転送です。
今夕の首相官邸前に私も行ってきました。
寒かったけれど、元気な街頭集会でした。
明日夜も行くつもり。
重複して受信された方には大変申し訳ありません。
お手数をお掛けして恐縮ですが、
削除してくださることでお許しください。
転送・転載歓迎。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 以下転送 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Subject: [appeal2005][04043] 【最重要】評価書提出明日も
止めます。(辺野古浜通信)
From: "SachikoTaba"
Date: 2011/12/26 22:01
To:
田場祥子です。
辺野古浜通信を転送します。
防衛省が環境影響評価書を沖縄県に提出しないよう求めて
沖縄と東京で行動が起こされています。
東京では防衛省前で11時30分より2時間、首相官邸前では
18時半から1時間今日も阻止行動を行いました。
東京では明日も同じ時間帯で評価書提出をしないよう
訴え続けます。
お一人でも多くの方の参加をお願いいたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今朝7時には100名、昼には300名の皆さんが
集まって頂いたお陰様で、防衛局による
環境影響評価書の提出を完全に止めることが出来ました。
明朝も、明日の日中も止めます。明後日も!
万が一、郵便で送られた。或いは宅配便を利用したと
しても、7000ページが20冊…たぶん止まるでしょう。
より多くの県民が集まれば!
声を掛け合って、明日早朝、県庁前に更に多く
集まってください。
完全に止めて、沖縄の、私たちの意思を、行動で、
日本政府に示しましょう。
辺野古浜通信
【12月26、27日】 辺野古アセス評価書を提出するな!政府へスタンディングと抗議行動
(転送・転載歓迎)
【26、27日と連日、連続緊急行動】
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
辺野古アセス評価書を提出するな!
−−−−−−−−−−−−−−−
政府へスタンディングと抗議行動
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
★12月26日以降にも提出強行か
★沖縄では食い止める連日行動へ
<日にち>12月26日(月)、27日(火)
<時間と場所>
◆防衛省前スタンディング◆11:30〜13:30
防衛省正門前路上(東京都新宿区市谷本村町5-1)
JR・地下鉄「四ツ谷」「市ヶ谷」駅7分
http://www.mod.go.jp/j/profile/mod_sdf/access.html
◆首相官邸前抗議行動◆18:30〜19:30
国会記者会館前路上(首相官邸の向かい)
東京メトロ丸の内線・千代田線「国会議事堂前」駅出入口3のすぐ前
http://www.tokyometro.jp/station/kokkai-gijidomae/map/index.html
☆訴えを書いた紙や鳴り物などアピールするものを持ってきてください。
☆首相官邸前では抗議文を渡します。用意できる方はお願いします。
※これらの時間以外でも自分の都合の良い時間に行動していただくことを歓迎します。
※防衛省前スタンディングは、有志で12月30日まで続けます。
★12月26日以降にも提出強行か
辺野古への新基地建設のための環境アセスメント評価書を政府・沖縄防衛局は、12月26日以降にも沖縄県に提出しようとしていると報道されています。県知事や県議会のみならず、各市町村議会で評価書提出の断念を求める意見書が相次いで採択され、今や全沖縄で評価書を提出するなという訴えを無視して強行しようとしているのです。
★沖縄では食い止める連日行動へ
この全沖縄の総意をもって評価書の提出を食い止めようと、基地の県内移設に反対する県民会議では、提出の可能性が高い26〜28日、県庁舎のすべての出入り口付近にのぼりを立てゼッケン、腕章などをして、沖縄防衛局職員が県庁に入ることを警戒する県民行動を展開することを明らかにし結集を呼びかけています。行動には県選出国会議員、県議会議員も参加する予定です。
★とくに26日夜の首相官邸前抗議行動には多くの参加を求めます。参加を呼びかけてください!かけつけてください!
★今からでも防衛省と県知事に私たちの声を届けよう!
ハガキ文例をダウンロードできます。
★状況によっては緊急に行動を追加する可能性があります
いずれも、下記のホームページをご覧ください。
(毎月の防衛省前行動は、次回1月10日(火)18:30〜)
************************
辺野古への基地建設を許さない実行委員会
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/NNBJ.html
電話090-3910-4140(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)
************************
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
【26、27日と連日、連続緊急行動】
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辺野古アセス評価書を提出するな!
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政府へスタンディングと抗議行動
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★12月26日以降にも提出強行か
★沖縄では食い止める連日行動へ
<日にち>12月26日(月)、27日(火)
<時間と場所>
◆防衛省前スタンディング◆11:30〜13:30
防衛省正門前路上(東京都新宿区市谷本村町5-1)
JR・地下鉄「四ツ谷」「市ヶ谷」駅7分
http://www.mod.go.jp/j/profile/mod_sdf/access.html
◆首相官邸前抗議行動◆18:30〜19:30
国会記者会館前路上(首相官邸の向かい)
東京メトロ丸の内線・千代田線「国会議事堂前」駅出入口3のすぐ前
http://www.tokyometro.jp/station/kokkai-gijidomae/map/index.html
☆訴えを書いた紙や鳴り物などアピールするものを持ってきてください。
☆首相官邸前では抗議文を渡します。用意できる方はお願いします。
※これらの時間以外でも自分の都合の良い時間に行動していただくことを歓迎します。
※防衛省前スタンディングは、有志で12月30日まで続けます。
★12月26日以降にも提出強行か
辺野古への新基地建設のための環境アセスメント評価書を政府・沖縄防衛局は、12月26日以降にも沖縄県に提出しようとしていると報道されています。県知事や県議会のみならず、各市町村議会で評価書提出の断念を求める意見書が相次いで採択され、今や全沖縄で評価書を提出するなという訴えを無視して強行しようとしているのです。
★沖縄では食い止める連日行動へ
この全沖縄の総意をもって評価書の提出を食い止めようと、基地の県内移設に反対する県民会議では、提出の可能性が高い26〜28日、県庁舎のすべての出入り口付近にのぼりを立てゼッケン、腕章などをして、沖縄防衛局職員が県庁に入ることを警戒する県民行動を展開することを明らかにし結集を呼びかけています。行動には県選出国会議員、県議会議員も参加する予定です。
★とくに26日夜の首相官邸前抗議行動には多くの参加を求めます。参加を呼びかけてください!かけつけてください!
★今からでも防衛省と県知事に私たちの声を届けよう!
ハガキ文例をダウンロードできます。
★状況によっては緊急に行動を追加する可能性があります
いずれも、下記のホームページをご覧ください。
(毎月の防衛省前行動は、次回1月10日(火)18:30〜)
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辺野古への基地建設を許さない実行委員会
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/NNBJ.html
電話090-3910-4140(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)
************************
-----------------
太田光征
http://otasa.net/
【Ust中継も】12/26学習会「ストレステスト評価による危険な再稼働への道」
転載です。
太田光征
http://otasa.net/
杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。
直前になりましたので再送します。ぜひご参加ください。なお、学習会はIWJのチャンネル5でUstream中継される予定です。遠方の方、参加が難しい方はぜひご覧ください。[転送・転載歓迎/重複失礼]
→ http://t.co/3oZCuSOO
…………………………………………………………………………………
<学習会>
★ストレステスト評価による危険な再稼働への道
〜そもそも机上のシミュレーション〜
現在、大飯3号、伊方3号など電力会社が提出した原発のストレステスト結果が、保安院が設置した「発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価に係る意見聴取会」(ストレステストに係る意見聴取会)の場に次々と提出されています。この会には、脱原発の立場から井野博満さん、後藤政志さんが委員として参加され、再稼働のための儀式にしようと図る保安院や電力会社、多数派の御用学者に対して、果敢に論陣を張られています。
そこで、ストレステストの問題点は何か、意見聴取会で何が議論されているのか、一連の手続きの何が問題か、などについて学習する場を設けました。意見聴取会の積極的な傍聴や保安院への具体的な働きかけなどにつなげて、再稼働を止める力にしたいと思います。年末の押し迫った時期ですが、ぜひご参加ください。
◇日時:12月26日(月) 午後7時〜9時 (6時30分開場)
◇会場:スペースたんぽぽ
http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=336
(東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4階)
JR水道橋駅徒歩4分、TEL 03-3238-9035
◆問題提起:川井康郎さん(プラント技術者の会)
小川正治さん(プラント技術者の会)
◆コメント:山崎久隆さん(たんぽぽ舎)
*参加者を交えた討論
<Ustream中継:IWJ チャンネル5>
http://t.co/3oZCuSOO
◇資料代:500円
【呼びかけ】11.11-12.11再稼働反対!全国アクション実行委員会
[連絡先]ピープルズ・プラン研究所
(TEL)03-6424-5748 (FAX)03-6424-5749
(E-mail) contact@2011shinsai.info
【ウェブサイト】 http://nonukes.jp/
【ツイッター】 @1111nonukes
太田光征
http://otasa.net/
杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。
直前になりましたので再送します。ぜひご参加ください。なお、学習会はIWJのチャンネル5でUstream中継される予定です。遠方の方、参加が難しい方はぜひご覧ください。[転送・転載歓迎/重複失礼]
→ http://t.co/3oZCuSOO
…………………………………………………………………………………
<学習会>
★ストレステスト評価による危険な再稼働への道
〜そもそも机上のシミュレーション〜
現在、大飯3号、伊方3号など電力会社が提出した原発のストレステスト結果が、保安院が設置した「発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価に係る意見聴取会」(ストレステストに係る意見聴取会)の場に次々と提出されています。この会には、脱原発の立場から井野博満さん、後藤政志さんが委員として参加され、再稼働のための儀式にしようと図る保安院や電力会社、多数派の御用学者に対して、果敢に論陣を張られています。
そこで、ストレステストの問題点は何か、意見聴取会で何が議論されているのか、一連の手続きの何が問題か、などについて学習する場を設けました。意見聴取会の積極的な傍聴や保安院への具体的な働きかけなどにつなげて、再稼働を止める力にしたいと思います。年末の押し迫った時期ですが、ぜひご参加ください。
◇日時:12月26日(月) 午後7時〜9時 (6時30分開場)
◇会場:スペースたんぽぽ
http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=336
(東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4階)
JR水道橋駅徒歩4分、TEL 03-3238-9035
◆問題提起:川井康郎さん(プラント技術者の会)
小川正治さん(プラント技術者の会)
◆コメント:山崎久隆さん(たんぽぽ舎)
*参加者を交えた討論
<Ustream中継:IWJ チャンネル5>
http://t.co/3oZCuSOO
◇資料代:500円
【呼びかけ】11.11-12.11再稼働反対!全国アクション実行委員会
[連絡先]ピープルズ・プラン研究所
(TEL)03-6424-5748 (FAX)03-6424-5749
(E-mail) contact@2011shinsai.info
【ウェブサイト】 http://nonukes.jp/
【ツイッター】 @1111nonukes
2011年12月24日
【2012年1月21日】憲法講座 「東海第2原発と千葉 千葉から廃炉に向けて運動をどうつくるか」
1月21日夕方に、千葉で以下の講座があります。
講師は、千葉大の小林正弥先生。
千葉が、第2の福島とならないために、できることは何か皆で考えます。
ぜひご参加ください。
平和への大結集・千葉 憲法講座「日本国憲法のいま」第17回
東海第2原発と千葉
千葉から廃炉に向けて運動をどうつくるか
日時 2012年1月21日(土)午後6時15分開始
場所 千葉市市民会館 4階 会議室3(千葉市中央区要町1−1)
講師 小林正弥さん(千葉大学大学院教授)
資料代500円
主催 平和への大結集・千葉
連絡先 千葉市中央区中央3-15-6
渚法律事務所内 TEL080-2042-5625
チラシはこちらです ↓
http://2011shinsai.info/sites/default/files/2012-01-21LEAF.jpg
講師は、千葉大の小林正弥先生。
千葉が、第2の福島とならないために、できることは何か皆で考えます。
ぜひご参加ください。
平和への大結集・千葉 憲法講座「日本国憲法のいま」第17回
東海第2原発と千葉
千葉から廃炉に向けて運動をどうつくるか
日時 2012年1月21日(土)午後6時15分開始
場所 千葉市市民会館 4階 会議室3(千葉市中央区要町1−1)
講師 小林正弥さん(千葉大学大学院教授)
資料代500円
主催 平和への大結集・千葉
連絡先 千葉市中央区中央3-15-6
渚法律事務所内 TEL080-2042-5625
チラシはこちらです ↓
http://2011shinsai.info/sites/default/files/2012-01-21LEAF.jpg
2011年12月23日
ストレステストをめぐる攻防:発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会第5回
脱原発派が意見聴取会の名前の通り「総合的評価」をすべきだと主張するのに対して、原発推進派は「三大臣の見解がミッションの範囲だ」と主張。
福島第一、第二にストレステストを適用すべきとの脱原発派の発言に対して、東電は「詳細なデータに基づくストレステスト評価を実施することは困難であるが、津波の影響を中心に、現状入手可能なデータを用いて簡易的な評価を代表号機について実施することは可能であり、柏崎刈羽原発に関する一次評価準備作業と並行して対応したい」。
地震の影響は避けたいのね。
以下、転載です。
太田光征
http://otasa.net/
---
IK原発重要情報(61)[2011年12月22日]
私たちは、原発についての情報と脱原発の国民投票をめざす市民運動についての情報を発信しています。よろしく、お願いいたします。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許しください。転送・転載は自由です。)
弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策
連絡先 〒112-0012 東京都文京区大塚5丁目6番15-401号 保田・河内法律事務所(電話03-5978-3784、FAX03-5978-3706)
Email: kenkawauchi@nifty.com
脱原発の国民投票をめざす会
http://2010ken.la.coocan.jp/datsu-genpatsu/index.html
――――――――――――――――――――――――――――
第5回意見聴取会を傍聴して
12月16日に大飯原発2号機が定期検査のために運転を停止し、これにより全国で運転中の原発は7基になりました。しかし、運転の停止を単純に喜ぶことはできません。日本の原発推進派は、運転停止中の原発のストレステストを実施し、「ストレステストの結果、原発の安全性が証明された」として、運転停止中の原発の運転再開に踏み切ろうとしているからです。
第1次ストレステストが終了し、その結果が保安院に提出されたのは、大飯原発3号機、4号機、伊方原発3号機、泊原発1号機、玄海原発2号機、川内原発1号機、2号機、美浜原発3号機の8基となっています。
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/32155.html
原子力安全・保安院は、各地の原発の第1次ストレステストの結果につき「意見聴取会」での意見をふまえて原子力安全・保安院の態度を決めると言い、そのため、これまでに4回の意見聴取会を開催しています。
私が「IK原発重要情報(60)」で、その状況を報告した、第4回意見聴取会の配布資料は、以下のサイトにアクセスすることにより入手できます。
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/29/800_29_index.html
第5回意見聴取会が、本日、午前9時より、経産省本館地下2階の会議室で開催されました。
今日の討論は、一言で言うならば、原発推進派の委員・保安院と脱原発派の井野委員及び後藤委員が激突したということです。原発推進派の委員から「原発の運転再開は社会的要請だ」という発言がなされ、これに対し、井野委員から「原発の安全こそ社会的要請だ。したがって、討論の期限を区切ってはならない」という反論がなされたことが、その激突を象徴していました。
私は、保安院が大体3月ごろまでに討論を終わらせるというスケジュールを立て、その線で、原発推進派の委員の根回しをしていたように思います。
最初に討論になったのは、ストレステストの評価、意見聴取会は何をするところなのか、ということでした。この根本問題が、再び、三度、激しく燃え上がったのです。
後藤委員は「今まで出されているのは机上の計算だ。これでは安全性を確認できないし、“総合的評価”ということに反する。非科学的で無責任だ」と発言しました。これに対し、保安院や岡本委員が「地震についての議論は、別の場でやっている。ストレステスト自身は、三大臣の見解の範囲内でやる」「三大臣の見解がミッションの範囲だ」と述べ、これに対し、井野委員は「その解釈は、岡本さんの解釈だ。われわれの使命は、安全についての総合評価ではないのか」と鋭く迫りました。これは、重大な提起でした。意見聴取会の正式名称が「発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会」であることと、やっていることの矛盾を突き、さらに「総合的評価」をやれと迫ったのです。
これに対し、高田委員からは、「今まで許容値を超えたらどうなるか、その議論をやってこなかった」、岡本委員からは「可能な限り安全の側でやっていこうという見解だ。地震については、別の場で大丈夫だったということになってきている」「技術的評価をやることが重要だ」という見解が表明されましたが、井野委員の提起に対する反論になっていませんでした。
井野委員は、更に、「(総合的評価というのであるから)いろんなところで議論されたことも、ここにフィードバックされるということを確認していただきたい」と保安院に確認を求めましたが、保安院は逃げました。議論はエキサイトし、岡本委員の不公平な進行に対し、会場から「公正な進行をやってください」という声も出ましたが、結局、岡本委員が「またこの問題に戻りますから」という発言で、この討論は打ち切られました。
この後、大飯原発3号機、4号機の問題についての井野委員、後藤委員の質問に対し、関西電力からの回答がありました。(この詳細は省略します。原発推進派の中(!)では、かなり「議論が煮詰まってきている」という印象を受けました。危険です。関心ある方は、ぜひ当日の配布資料を入手の上、御検討ください。)この日予定していた泊原発1号機の審議入りは、できませんでした。
上記以外に私が注目したのは2点ありました。
第一。井野委員は、福島第一原発、第二原発にストレステストを適用すべきだと発言し、保安院、東電は、それを拒否してきましたが、東電が態度を変化させました。「詳細なデータに基づくストレステスト評価を実施することは困難であるが、津波の影響を中心に、現状入手可能なデータを用いて簡易的な評価を代表号機について実施することは可能であり、柏崎刈羽原発に関する一次評価準備作業と並行して対応したい」と言っています。柏崎刈羽のストレステストを円滑に実施するために、ちょっとだけ譲歩したよ、ということでしょう。
第二。井野委員が、意見聴取会に陪席していた原子力安全基盤機構(JNES)メンバーうち3名が原子力発電プラントメーカーである三菱重工業のOBであるのは利益相反にあたるのではないか、と具体的に指摘したことに対し、保安院は、JNESメンバーは職務専念義務があるから利益相反にならないと答弁していることです。これは、刑事訴訟法第20条を読んでみれば一発で解決する問題です。保安院の業務はJNES(ジェーネス)に丸投げされている、といわれているだけに、これは大問題なのです。
http://www.jnes.go.jp/
第6回意見聴取会は1月6日、第7回意見聴取会は1月18日です。
傍聴するためには、保安院に対し、事前の申し込み・許可が必要です。ご注意ください。
―――――――――――――――――――――――――――――
以上
福島第一、第二にストレステストを適用すべきとの脱原発派の発言に対して、東電は「詳細なデータに基づくストレステスト評価を実施することは困難であるが、津波の影響を中心に、現状入手可能なデータを用いて簡易的な評価を代表号機について実施することは可能であり、柏崎刈羽原発に関する一次評価準備作業と並行して対応したい」。
地震の影響は避けたいのね。
以下、転載です。
太田光征
http://otasa.net/
---
IK原発重要情報(61)[2011年12月22日]
私たちは、原発についての情報と脱原発の国民投票をめざす市民運動についての情報を発信しています。よろしく、お願いいたします。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許しください。転送・転載は自由です。)
弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策
連絡先 〒112-0012 東京都文京区大塚5丁目6番15-401号 保田・河内法律事務所(電話03-5978-3784、FAX03-5978-3706)
Email: kenkawauchi@nifty.com
脱原発の国民投票をめざす会
http://2010ken.la.coocan.jp/datsu-genpatsu/index.html
――――――――――――――――――――――――――――
第5回意見聴取会を傍聴して
12月16日に大飯原発2号機が定期検査のために運転を停止し、これにより全国で運転中の原発は7基になりました。しかし、運転の停止を単純に喜ぶことはできません。日本の原発推進派は、運転停止中の原発のストレステストを実施し、「ストレステストの結果、原発の安全性が証明された」として、運転停止中の原発の運転再開に踏み切ろうとしているからです。
第1次ストレステストが終了し、その結果が保安院に提出されたのは、大飯原発3号機、4号機、伊方原発3号機、泊原発1号機、玄海原発2号機、川内原発1号機、2号機、美浜原発3号機の8基となっています。
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/32155.html
原子力安全・保安院は、各地の原発の第1次ストレステストの結果につき「意見聴取会」での意見をふまえて原子力安全・保安院の態度を決めると言い、そのため、これまでに4回の意見聴取会を開催しています。
私が「IK原発重要情報(60)」で、その状況を報告した、第4回意見聴取会の配布資料は、以下のサイトにアクセスすることにより入手できます。
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/29/800_29_index.html
第5回意見聴取会が、本日、午前9時より、経産省本館地下2階の会議室で開催されました。
今日の討論は、一言で言うならば、原発推進派の委員・保安院と脱原発派の井野委員及び後藤委員が激突したということです。原発推進派の委員から「原発の運転再開は社会的要請だ」という発言がなされ、これに対し、井野委員から「原発の安全こそ社会的要請だ。したがって、討論の期限を区切ってはならない」という反論がなされたことが、その激突を象徴していました。
私は、保安院が大体3月ごろまでに討論を終わらせるというスケジュールを立て、その線で、原発推進派の委員の根回しをしていたように思います。
最初に討論になったのは、ストレステストの評価、意見聴取会は何をするところなのか、ということでした。この根本問題が、再び、三度、激しく燃え上がったのです。
後藤委員は「今まで出されているのは机上の計算だ。これでは安全性を確認できないし、“総合的評価”ということに反する。非科学的で無責任だ」と発言しました。これに対し、保安院や岡本委員が「地震についての議論は、別の場でやっている。ストレステスト自身は、三大臣の見解の範囲内でやる」「三大臣の見解がミッションの範囲だ」と述べ、これに対し、井野委員は「その解釈は、岡本さんの解釈だ。われわれの使命は、安全についての総合評価ではないのか」と鋭く迫りました。これは、重大な提起でした。意見聴取会の正式名称が「発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会」であることと、やっていることの矛盾を突き、さらに「総合的評価」をやれと迫ったのです。
これに対し、高田委員からは、「今まで許容値を超えたらどうなるか、その議論をやってこなかった」、岡本委員からは「可能な限り安全の側でやっていこうという見解だ。地震については、別の場で大丈夫だったということになってきている」「技術的評価をやることが重要だ」という見解が表明されましたが、井野委員の提起に対する反論になっていませんでした。
井野委員は、更に、「(総合的評価というのであるから)いろんなところで議論されたことも、ここにフィードバックされるということを確認していただきたい」と保安院に確認を求めましたが、保安院は逃げました。議論はエキサイトし、岡本委員の不公平な進行に対し、会場から「公正な進行をやってください」という声も出ましたが、結局、岡本委員が「またこの問題に戻りますから」という発言で、この討論は打ち切られました。
この後、大飯原発3号機、4号機の問題についての井野委員、後藤委員の質問に対し、関西電力からの回答がありました。(この詳細は省略します。原発推進派の中(!)では、かなり「議論が煮詰まってきている」という印象を受けました。危険です。関心ある方は、ぜひ当日の配布資料を入手の上、御検討ください。)この日予定していた泊原発1号機の審議入りは、できませんでした。
上記以外に私が注目したのは2点ありました。
第一。井野委員は、福島第一原発、第二原発にストレステストを適用すべきだと発言し、保安院、東電は、それを拒否してきましたが、東電が態度を変化させました。「詳細なデータに基づくストレステスト評価を実施することは困難であるが、津波の影響を中心に、現状入手可能なデータを用いて簡易的な評価を代表号機について実施することは可能であり、柏崎刈羽原発に関する一次評価準備作業と並行して対応したい」と言っています。柏崎刈羽のストレステストを円滑に実施するために、ちょっとだけ譲歩したよ、ということでしょう。
第二。井野委員が、意見聴取会に陪席していた原子力安全基盤機構(JNES)メンバーうち3名が原子力発電プラントメーカーである三菱重工業のOBであるのは利益相反にあたるのではないか、と具体的に指摘したことに対し、保安院は、JNESメンバーは職務専念義務があるから利益相反にならないと答弁していることです。これは、刑事訴訟法第20条を読んでみれば一発で解決する問題です。保安院の業務はJNES(ジェーネス)に丸投げされている、といわれているだけに、これは大問題なのです。
http://www.jnes.go.jp/
第6回意見聴取会は1月6日、第7回意見聴取会は1月18日です。
傍聴するためには、保安院に対し、事前の申し込み・許可が必要です。ご注意ください。
―――――――――――――――――――――――――――――
以上
2011年12月19日
医学博士ミッシェル・フェルネックス教授からフクシマへの提言
抜粋:
太田光征
http://otasa.net/
---
みなさまへ (BCCにて)松元
パリのコリンさんから、医学博士ミッシェル・フェルネックス教授の内部被ばくにかんするフクシマの人々に対する重要な提言文書がPDFで送られてきましたので、そのコピーを紹介させていただきます。
著者のミッシェル・フェルネックス教授は、長年アフリカ熱帯病と闘いWHOとの共同作業を経てNPO「チェルノブイリ/ベラルーシーのこどもたち」(ETB)を創設したスイスの医学博士です。IPPNW(核戦争防止国際医師会議)、CRIIRAD(放射能に関する研究と独立情報委員会)の会員でもあり、仏脱原発ネットワークなどとWHO独立のためのキャンペーン(Independent WHO)を組織してきた方でもあります。
フランスのNPO<チェルノブイリ/ベラルーシーのこどもたち>の会会長イヴ・ルノワール氏の推薦状からはじまります。
=====以下、転送転載歓迎=====
コリン@パリです。
私の友人、フランスのNPO<チェルノブイリ/ベラルーシーのこどもたち>の会会長イヴ・ルノワールから託されて,彼の手紙とミッシェル・フェルネックス教授(同会の創設者)の貴重な論考をお送りします。皆さんにご熟読頂き、とりわけ、医師、医療関係者で福島事故の放射能被曝犠牲者たちの支援を行なっている方々に,できるだけ,広めて頂けるなら,ありがたいです。よろしくお願い致します。
コリン・コバヤシ
会長 : イヴ・ルノワール
2011年12月16日パリ
主題 : ミッシェル・フェルネックス教授の論文のプレゼンテーション
拝啓
私はイヴ・ルノワールと申しまして、フランスのNPO<チェルノブイリ/ベラルーシーのこどもたち>の会長をしております。当会は2001年4月27日にベルラド放射線防護研究所(政府とは独立した機関)所長をしていましたヴァッシーリ・ネステレンコ教授からの要請に基づいて設立されたものです。
私たちの会は、ベルラド研究所
の科学的、人道的な活動に財政支援し、 ミンスクのベラルーシー科学アカデミー
の遺伝子保全研究所に近代的な機材投資を行ない、それによって、体内に取り込まれたセシウム137の遺伝上の影響を調べるためです。ベラルーシー政府は、これらの課題に財政投資することを拒んでいます。
ここに添付しております書類に署名しているミッシェル・フェルネックス教授は世界保健機関(熱帯病治療)の専門家でした。20年以上、彼は、卓越した医者、学者などと連携しながら、体内に取り込まれた放射性物質による影響の問題〔内部被曝問題〕を非常に身近に追求してきました。
この資料は、放射線による危機の初期の保健衛生上の影響について皆さんの注意を喚起するだろうと思います。特に卵割から八週以内の胎児、それ以後の胎児に対するヨウ素131の重大な衝撃を彼は強調しています。汚染から免れた地域で収集されたデータと比較して、彼が記述する偏差を明らかにすることは、福島の惨事が開始された後、放射線汚染による環境の公共衛生上の問題の重要性に関して、明白な証拠をもたらすでしょう。
私たちは、彼の発表に、性差と比率の問題と放射性物質による内部被曝の他の影響に関する二枚の論考を添えておきます。
これらの資料を皆さんに知って頂けたことに感謝致します。
敬具
Yves Lenoir
=====ミッシェル・フェルネックス教授の論文=====
ミッシェル・フェルネックス
2011年11月30日
フランス、オー=ラン県 ビーダータル
AP通信社は11月21日、「福島第一原発の事故による健康被害の実態は、明らかにならない可能性がある」という記事を配信した。これを読むと、次のような疑問が浮かぶ。「人々をできるだけ被ばくから守り、犠牲を最低限に食い止めるための最適な方策を、いったいどの機関が日本政府に進言できるだろうか」。福島原発の管理者は、原発の計画をたて、建設を実行した最初の誤ちから、津波到来の1時間も前、すでに地震によって原発が壊れていたことを隠蔽した過ちまで、一貫して責任を負っている。これは明らかな人災で、結果として、環境中への放射能漏れの対応に遅れが生じた。
●● IAEAに従属するWHO
1946年の世界保険機構( WHO)憲章で、WHOは、医療部門において適正な技術を提供する義務がある、と定められている。緊急時には、政府が要請するか、あるいはWHOの介入に合意が得られたあとで、その役割を実行することになっている。WHOは健康に関する全ての情報、アドバイスおよび援助を与え、健康に関する世論をしっかり記録に残す義務がある。ところが、これらの義務はまったく遂行されていない。
WHOはもともとこうだったわけではない。1957年に設立された国際原子力機関(IAEA)との間で交わされた合意(1959年、 WHA12.40)によって、原子
力分野での独立性を失ったのである。より最近では、放射線関連分野におけるWHOの活動は縮小しており、福島に介入したのもIAEAであった。
あまり問題とされてはいないが、IAEAは、福島やチェルノブイリのような原発大惨事が起こるたびに、大きな決定権を発揮できる、という国際原子力機関憲章をもつ。IAEAは自らの憲章に忠実で、1996年4月8日〜12日にウィーンで開催されたチェルノブイリに関する国際会議会報のように、IAEA出版物には度々、憲章の第二条が引用されている。IAEAの主要目的は「全世界の平和、健康、繁栄に対して原子力産業が果たす役割を推進し拡大すること」なのである。
言い換えれば、国連組織であるIAEAは、原子力産業を推進し、その商業プロジェクトを支援するための機関である。WHO、FAO(国連食糧機構)、ユニセフなどの国連諸機関のなかで、IAEAはその最上部に位置している。さらに、法的に見ると、WHOは、健康および放射線分野での独立性をもたない、あるいは存在すらしていない。原子力産業を代弁するIAEAは、深刻な病気の数々と放射能の関係を認めない。彼らの意図は原子力産業を保護することであり、放射能汚染から人々を保護したり被災者を支援することではない、とIAEAの指針にはっきり示されている。
従って、国の保健当局は、原発事故の際にIAEAに忠告を求めてはならない。IAEAは経済的配慮を優先するため、被ばくによると思われる健康被害を過小評価したり否定したりする。その結果、強度の汚染地域からの住民の避難が遅れる可能性もある。
●● まず性差に表れる放射線の影響
行政が福島の住民、特に放射能の影響を受けやすい子供たちにヨード剤を配布しなかったのは理解に苦しむ。ヨード剤は高価なものではない。ポーランドの例を見るように、たとえ百万単位の子供たちに配布しなければならないとしても、効果があったことだろう。原発から放出されたヨウ素131が到来する前に一錠飲むだけで予防になった。
AP通信社の記事は、原発事故の影響がまず子供たちに現れることを伝えていない。細胞分裂の早い成長期の子供は、成人に比べて千倍も放射能の影響を受けやすい。妊娠八週以内の胎芽が死亡するリスクもある。すなわち早期流産である。86年のチェルノブイリ事故前の統計と比較すると、事故後、女児新生児の5%が死亡している。最も汚染されたベラルーシとロシアでは、このために新生児の男女比が最大となっている。分娩時の女児死亡はチェルノブイリ後の東欧およびバルカン諸国でも見られ、ドイツでも同様に急増した。しかし汚染が局地的あるいはほとんどなかったフランスやスペインでは性差にあまり差異は見られなかった。このデータは性比が放射能汚染の度合いに比例して変化することを示している。
通常の性比は男1045に対して女1000前後で、地域別に見ても大差はない。放射能の影響で性比が変化した例は他にもある。例えば高濃度のトリウムを含むモナザイト岩地域、インドのケララ谷は、自然放射線レベルが通常の6倍も高く、ここの住民にはダウン症などの先天性異常が多い。また、自然放射線レベルが通常の周辺地域には見られない性比が認められている。(Padmanabham)
チェルノブイリでは死産、周産期死亡および先天性異常の増加が見られた。もっと後になってからだが、心臓の先天異常も見られた。50年代に行われたアリス・スチュワート医師の研究では、胎内で被ばくした胎児は後に白血病や癌(脳腫瘍)を発病するリスクが高いことが分かっている。
●● 放射線と免疫機能低下
チェルノブイリでは子供たち、特に小さい子供や幼児の1型糖尿病が増加し、昏睡の症状が確認された。通常は、遺伝的要因からくる自己免疫異常や新たな突然変異によるものだが、チェルノブイリでI型糖尿病を発病した小さい子供や幼児たちは糖尿病家系ではないことが特徴的だった。
事故後、被ばくが免疫機能に影響を与えることがベラルーシで明らかとなっている。そのため、福島周辺住民の白血球および抗体グロブリンの長期的調査が必要である(チトフ教授の研究を参考)。調査結果は、福島から離れた九州などの汚染されていない地域の対象群と比較しなければならない。
汚染地域の子供たちの免疫調査では、膵臓ランゲルハンス島のベータ細胞および甲状腺細胞に対する自己抗体に注意を払う必要がある。橋本甲状腺炎の原因にはI型糖尿病と同じように遺伝子が関連すると考えられている。性ホルモンなどその他の内分泌腺は、特に思春期に機能不全を引き起こすリスクがある。たとえば、生理の遅れやウクライナで急増した男性不妊症だ。アレルギー性疾病も汚染地域の子供たちの間で増加すると思われるが、これらの調査はいずれも、非汚染地域の対象群と比較すべきである。チェルノブイリでペレヴィナ教授が子供にレントゲンを短時間照射し細胞の過敏性(リンパ球培養)を調査したが、同じ調査を福島でも行う必要がある。
食品による内部被ばくにより免疫が低下したチェルノブイリの子供や幼児は、事故から何年も経ってからも頻繁に感染症にかかっている。汚染されていない地域に比べて合併症や慢性化によって悪化する率が高い。
被ばくによって引き起こされるゲノム不安定性は遺伝的に受け継がれる。調査は、子どもの祖父母から始まって、これから何世代にも渡って続ける必要がある。
●● 被ばくとガン
甲状腺ガンは五歳児では百万人に一人という、子どもには稀な病気だが、今後は五歳未満の子供たちの間でも増大するだろう。被ばくした胎児・新生児の場合、甲状腺ガンの潜伏期間は非常に短く、浸潤性の甲状腺乳頭ガンが極めて速く進行する可能性がある。チェルノブイリ後、甲状腺腫、甲状腺炎および甲状腺機能不全などの甲状腺の病気が増加した。その他のガンは潜伏期間が長く、最大で35年である。スウェーデンのクロンベルクとベラルーシのオケアノフは、チェルノブイリ事故から十年後に様々なガンが増加する、という明白な傾向をつかみ、二十年後には一般的なガンの発生率が統計的に顕著に上昇することを確認した。
放射線を受けた若い人々は、若くしてガンを発病するなど、若年性老化のリスクがある。被ばく量の等しいリクビダートル(原発事故処理作業員)たちと比較すると、若いリクビダートルの発ガン率は年配のリクビダートルより著しく高かった。オケアノフはまた、被ばく総量より被ばくした時間の長さがよりリスクを高める要因であることを示した(1996年4月8日〜12日のウィーン国際会議のIAEA会報279ページ参照)。ガンの調査においては、年々減少するであろう死亡率をパラメータにするのではなく、特に被ばくした人々の発ガン率、また従来より20年早まるであろう発ガン年齢に注目する必要がある。発ガン率と発ガン年齢は10〜20年後、統計的に顕著な変化が見られると思われる。
若いリクビダートルの失明も、年配者より頻繁に発生した。これは微小循環障害を伴う網膜の変性疾患で、数年後に黄斑に現れる。
チェルノブイリ事故後、最初の死因はガンではなく、脳と心臓の合併症を伴う心臓血管病と高血圧だった。医師にはこうした合併症の予防に力を尽くして欲しい。
被ばくした幼児は、通常より若い年齢で橋本甲状腺炎および1型糖尿病を示す危険がある。性ホルモンの異常による症状などその他の内分泌腺の病気は性機能を不調にし、特に思春期の女性には生理の遅れ、男性には男性不妊症という症状が現れる。
●● 内部被ばくを避けるには
放射能から子供を守るために最も重要なのは、食べ物による内部被ばくを避けることだ。危険なのは外部被ばくよりもむしろ内部被ばくである。体内に取り込まれた放射性物質は、胸腺、内分泌腺、脾臓、骨の表面および心臓といった特定の内臓に蓄積する。チェルノブイリの事故後にバンダジェフスキーが行った研究によると、大人の内臓に蓄積された濃度の二倍近いセシウム137が同地域の子供の内臓から検出された。最も濃度の高かったのは、新生児、乳幼児の膵臓および胸腺だった。
チェルノブイリ後にセシウム137が体内に蓄積された子供たちの八割は病気で、心臓疾患も多い。事故前のベラルーシでは健康に問題のある子供は2割程度で、ベラルーシの汚染されていない地域では事故後でも変化が見られなかった。
子供たちは放射線測量計を身につけるより、ホールボディカウンターを定期的に学校に搬送し、子供たちのセシウム137体内蓄積量を調査する必要がある。体重1キロ当たり20ベクレルの値を超えている場合にはペクチンを与え、汚染された食品の摂取を避ける必要がある。また子供を汚染地域外でしばしば保養させるのも効果的だ。
ペクチンはストロンチウム90、セシウム137、ウラン誘導体の体内摂取を減らすとともに、体外への排出を促進する。イタリア、イスプラの欧州委員会研究所の専門家たちは、ペクチンが安全で放射能の排出に効果的なサプリメントであるとみなしている。(Nesterenko V.I.他「アップル
ペクチンによるチェルノブイリの子どもの体内のセシウム137の除去効果」SMW 134: 24-27. 2004)
汚染された子供たちには、抗酸化物質として作用するビタミンE、ビタミンA、カロチンも有効であり、ニンジン、赤かぶ、赤い果物などを与えるのが効果的だ。
以上はAP配信記事に対する意見である。記事によると、放射能事故を原因とする成人の死亡例はまだ出ていないようだ。汚染地域で小児科医、遺伝学者、免疫学者たちによる出生時から思春期までの継続した疫学調査・医学調査を行うことを強く要請したい。この調査には、汚染されていない地域で、年齢・性別の分布、職業、生活水準、居住地域の人口密度など環境的に類似した対象群を選ぶことが重要である。
(翻訳:小川万里子 編集:藤原かすみ)
●ミッシェル・フェルネックス Michel Fernex 略歴
1929年ジュネーヴ生まれのスイス人。医学博士。ジュネーヴ、パリ、ダカール、バーゼルで医学を学ぶ。後、セネガル、マリ、ザイール、タンザニアなどアフリカ諸国に勤務、またフランス、スエーデンでも勤務し、寄生体学、マラリア、フィラリア症の問題で、世界保健機関と15年間,共同作業を行う。スイス・バーゼル大学医学部教授に任命。臨床医学,及び熱帯医学専門医。66歳で退職。以後、IPPNWの会員、またNPO「チェルノブイリ/ベラルーシーのこどもたち」(ETB)を仏緑の党創立メンバーで反核の闘士であった夫人のソランジュ・フェルネックスと2001年に創設。また2007年から、ETB、IPPNW, CRIIRAD、仏脱原発ネットワークなどとWHO
独立のためのキャンペーン(Independent WHO)を組織。キャンペーン会員はジュネーヴのWHO本部前で毎日8時から18時までピケを張っている。(過去に、ジャン・ジーグレール、ダニエル・ミッテラン、クリス・バスビー、チェルトコフ、ヴァシーリ・ネステレンコがヴィジーに参加)
(以上、転載終わり)
------------------------------------
パレスチナ連帯・札幌 代表 松元保昭
〒004-0841 札幌市清田区清田1-3-3-19
TEL/FAX : 011−882−0705
E-Mail : y_matsu29@ybb.ne.jp
振込み口座:郵便振替 02700-8-75538
------------------------------------
WHOはもともとこうだったわけではない。1957年に設立された国際原子力機関(IAEA)との間で交わされた合意(1959年、 WHA12.40)によって、原子力分野での独立性を失ったのである。
従って、国の保健当局は、原発事故の際にIAEAに忠告を求めてはならない。IAEAは経済的配慮を優先するため、被ばくによると思われる健康被害を過小評価したり否定したりする。その結果、強度の汚染地域からの住民の避難が遅れる可能性もある。
チェルノブイリの事故後にバンダジェフスキーが行った研究によると、大人の内臓に蓄積された濃度の二倍近いセシウム137が同地域の子供の内臓から検出された。最も濃度の高かったのは、新生児、乳幼児の膵臓および胸腺だった。
チェルノブイリ後にセシウム137が体内に蓄積された子供たちの八割は病気で、心臓疾患も多い。事故前のベラルーシでは健康に問題のある子供は2割程度で、ベラルーシの汚染されていない地域では事故後でも変化が見られなかった。
太田光征
http://otasa.net/
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みなさまへ (BCCにて)松元
パリのコリンさんから、医学博士ミッシェル・フェルネックス教授の内部被ばくにかんするフクシマの人々に対する重要な提言文書がPDFで送られてきましたので、そのコピーを紹介させていただきます。
著者のミッシェル・フェルネックス教授は、長年アフリカ熱帯病と闘いWHOとの共同作業を経てNPO「チェルノブイリ/ベラルーシーのこどもたち」(ETB)を創設したスイスの医学博士です。IPPNW(核戦争防止国際医師会議)、CRIIRAD(放射能に関する研究と独立情報委員会)の会員でもあり、仏脱原発ネットワークなどとWHO独立のためのキャンペーン(Independent WHO)を組織してきた方でもあります。
フランスのNPO<チェルノブイリ/ベラルーシーのこどもたち>の会会長イヴ・ルノワール氏の推薦状からはじまります。
=====以下、転送転載歓迎=====
コリン@パリです。
私の友人、フランスのNPO<チェルノブイリ/ベラルーシーのこどもたち>の会会長イヴ・ルノワールから託されて,彼の手紙とミッシェル・フェルネックス教授(同会の創設者)の貴重な論考をお送りします。皆さんにご熟読頂き、とりわけ、医師、医療関係者で福島事故の放射能被曝犠牲者たちの支援を行なっている方々に,できるだけ,広めて頂けるなら,ありがたいです。よろしくお願い致します。
コリン・コバヤシ
会長 : イヴ・ルノワール
2011年12月16日パリ
主題 : ミッシェル・フェルネックス教授の論文のプレゼンテーション
拝啓
私はイヴ・ルノワールと申しまして、フランスのNPO<チェルノブイリ/ベラルーシーのこどもたち>の会長をしております。当会は2001年4月27日にベルラド放射線防護研究所(政府とは独立した機関)所長をしていましたヴァッシーリ・ネステレンコ教授からの要請に基づいて設立されたものです。
私たちの会は、ベルラド研究所
ここに添付しております書類に署名しているミッシェル・フェルネックス教授は世界保健機関(熱帯病治療)の専門家でした。20年以上、彼は、卓越した医者、学者などと連携しながら、体内に取り込まれた放射性物質による影響の問題〔内部被曝問題〕を非常に身近に追求してきました。
この資料は、放射線による危機の初期の保健衛生上の影響について皆さんの注意を喚起するだろうと思います。特に卵割から八週以内の胎児、それ以後の胎児に対するヨウ素131の重大な衝撃を彼は強調しています。汚染から免れた地域で収集されたデータと比較して、彼が記述する偏差を明らかにすることは、福島の惨事が開始された後、放射線汚染による環境の公共衛生上の問題の重要性に関して、明白な証拠をもたらすでしょう。
私たちは、彼の発表に、性差と比率の問題と放射性物質による内部被曝の他の影響に関する二枚の論考を添えておきます。
これらの資料を皆さんに知って頂けたことに感謝致します。
敬具
Yves Lenoir
=====ミッシェル・フェルネックス教授の論文=====
ミッシェル・フェルネックス
2011年11月30日
フランス、オー=ラン県 ビーダータル
AP通信社は11月21日、「福島第一原発の事故による健康被害の実態は、明らかにならない可能性がある」という記事を配信した。これを読むと、次のような疑問が浮かぶ。「人々をできるだけ被ばくから守り、犠牲を最低限に食い止めるための最適な方策を、いったいどの機関が日本政府に進言できるだろうか」。福島原発の管理者は、原発の計画をたて、建設を実行した最初の誤ちから、津波到来の1時間も前、すでに地震によって原発が壊れていたことを隠蔽した過ちまで、一貫して責任を負っている。これは明らかな人災で、結果として、環境中への放射能漏れの対応に遅れが生じた。
●● IAEAに従属するWHO
1946年の世界保険機構( WHO)憲章で、WHOは、医療部門において適正な技術を提供する義務がある、と定められている。緊急時には、政府が要請するか、あるいはWHOの介入に合意が得られたあとで、その役割を実行することになっている。WHOは健康に関する全ての情報、アドバイスおよび援助を与え、健康に関する世論をしっかり記録に残す義務がある。ところが、これらの義務はまったく遂行されていない。
WHOはもともとこうだったわけではない。1957年に設立された国際原子力機関(IAEA)との間で交わされた合意(1959年、 WHA12.40)によって、原子
力分野での独立性を失ったのである。より最近では、放射線関連分野におけるWHOの活動は縮小しており、福島に介入したのもIAEAであった。
あまり問題とされてはいないが、IAEAは、福島やチェルノブイリのような原発大惨事が起こるたびに、大きな決定権を発揮できる、という国際原子力機関憲章をもつ。IAEAは自らの憲章に忠実で、1996年4月8日〜12日にウィーンで開催されたチェルノブイリに関する国際会議会報のように、IAEA出版物には度々、憲章の第二条が引用されている。IAEAの主要目的は「全世界の平和、健康、繁栄に対して原子力産業が果たす役割を推進し拡大すること」なのである。
言い換えれば、国連組織であるIAEAは、原子力産業を推進し、その商業プロジェクトを支援するための機関である。WHO、FAO(国連食糧機構)、ユニセフなどの国連諸機関のなかで、IAEAはその最上部に位置している。さらに、法的に見ると、WHOは、健康および放射線分野での独立性をもたない、あるいは存在すらしていない。原子力産業を代弁するIAEAは、深刻な病気の数々と放射能の関係を認めない。彼らの意図は原子力産業を保護することであり、放射能汚染から人々を保護したり被災者を支援することではない、とIAEAの指針にはっきり示されている。
従って、国の保健当局は、原発事故の際にIAEAに忠告を求めてはならない。IAEAは経済的配慮を優先するため、被ばくによると思われる健康被害を過小評価したり否定したりする。その結果、強度の汚染地域からの住民の避難が遅れる可能性もある。
●● まず性差に表れる放射線の影響
行政が福島の住民、特に放射能の影響を受けやすい子供たちにヨード剤を配布しなかったのは理解に苦しむ。ヨード剤は高価なものではない。ポーランドの例を見るように、たとえ百万単位の子供たちに配布しなければならないとしても、効果があったことだろう。原発から放出されたヨウ素131が到来する前に一錠飲むだけで予防になった。
AP通信社の記事は、原発事故の影響がまず子供たちに現れることを伝えていない。細胞分裂の早い成長期の子供は、成人に比べて千倍も放射能の影響を受けやすい。妊娠八週以内の胎芽が死亡するリスクもある。すなわち早期流産である。86年のチェルノブイリ事故前の統計と比較すると、事故後、女児新生児の5%が死亡している。最も汚染されたベラルーシとロシアでは、このために新生児の男女比が最大となっている。分娩時の女児死亡はチェルノブイリ後の東欧およびバルカン諸国でも見られ、ドイツでも同様に急増した。しかし汚染が局地的あるいはほとんどなかったフランスやスペインでは性差にあまり差異は見られなかった。このデータは性比が放射能汚染の度合いに比例して変化することを示している。
通常の性比は男1045に対して女1000前後で、地域別に見ても大差はない。放射能の影響で性比が変化した例は他にもある。例えば高濃度のトリウムを含むモナザイト岩地域、インドのケララ谷は、自然放射線レベルが通常の6倍も高く、ここの住民にはダウン症などの先天性異常が多い。また、自然放射線レベルが通常の周辺地域には見られない性比が認められている。(Padmanabham)
チェルノブイリでは死産、周産期死亡および先天性異常の増加が見られた。もっと後になってからだが、心臓の先天異常も見られた。50年代に行われたアリス・スチュワート医師の研究では、胎内で被ばくした胎児は後に白血病や癌(脳腫瘍)を発病するリスクが高いことが分かっている。
●● 放射線と免疫機能低下
チェルノブイリでは子供たち、特に小さい子供や幼児の1型糖尿病が増加し、昏睡の症状が確認された。通常は、遺伝的要因からくる自己免疫異常や新たな突然変異によるものだが、チェルノブイリでI型糖尿病を発病した小さい子供や幼児たちは糖尿病家系ではないことが特徴的だった。
事故後、被ばくが免疫機能に影響を与えることがベラルーシで明らかとなっている。そのため、福島周辺住民の白血球および抗体グロブリンの長期的調査が必要である(チトフ教授の研究を参考)。調査結果は、福島から離れた九州などの汚染されていない地域の対象群と比較しなければならない。
汚染地域の子供たちの免疫調査では、膵臓ランゲルハンス島のベータ細胞および甲状腺細胞に対する自己抗体に注意を払う必要がある。橋本甲状腺炎の原因にはI型糖尿病と同じように遺伝子が関連すると考えられている。性ホルモンなどその他の内分泌腺は、特に思春期に機能不全を引き起こすリスクがある。たとえば、生理の遅れやウクライナで急増した男性不妊症だ。アレルギー性疾病も汚染地域の子供たちの間で増加すると思われるが、これらの調査はいずれも、非汚染地域の対象群と比較すべきである。チェルノブイリでペレヴィナ教授が子供にレントゲンを短時間照射し細胞の過敏性(リンパ球培養)を調査したが、同じ調査を福島でも行う必要がある。
食品による内部被ばくにより免疫が低下したチェルノブイリの子供や幼児は、事故から何年も経ってからも頻繁に感染症にかかっている。汚染されていない地域に比べて合併症や慢性化によって悪化する率が高い。
被ばくによって引き起こされるゲノム不安定性は遺伝的に受け継がれる。調査は、子どもの祖父母から始まって、これから何世代にも渡って続ける必要がある。
●● 被ばくとガン
甲状腺ガンは五歳児では百万人に一人という、子どもには稀な病気だが、今後は五歳未満の子供たちの間でも増大するだろう。被ばくした胎児・新生児の場合、甲状腺ガンの潜伏期間は非常に短く、浸潤性の甲状腺乳頭ガンが極めて速く進行する可能性がある。チェルノブイリ後、甲状腺腫、甲状腺炎および甲状腺機能不全などの甲状腺の病気が増加した。その他のガンは潜伏期間が長く、最大で35年である。スウェーデンのクロンベルクとベラルーシのオケアノフは、チェルノブイリ事故から十年後に様々なガンが増加する、という明白な傾向をつかみ、二十年後には一般的なガンの発生率が統計的に顕著に上昇することを確認した。
放射線を受けた若い人々は、若くしてガンを発病するなど、若年性老化のリスクがある。被ばく量の等しいリクビダートル(原発事故処理作業員)たちと比較すると、若いリクビダートルの発ガン率は年配のリクビダートルより著しく高かった。オケアノフはまた、被ばく総量より被ばくした時間の長さがよりリスクを高める要因であることを示した(1996年4月8日〜12日のウィーン国際会議のIAEA会報279ページ参照)。ガンの調査においては、年々減少するであろう死亡率をパラメータにするのではなく、特に被ばくした人々の発ガン率、また従来より20年早まるであろう発ガン年齢に注目する必要がある。発ガン率と発ガン年齢は10〜20年後、統計的に顕著な変化が見られると思われる。
若いリクビダートルの失明も、年配者より頻繁に発生した。これは微小循環障害を伴う網膜の変性疾患で、数年後に黄斑に現れる。
チェルノブイリ事故後、最初の死因はガンではなく、脳と心臓の合併症を伴う心臓血管病と高血圧だった。医師にはこうした合併症の予防に力を尽くして欲しい。
被ばくした幼児は、通常より若い年齢で橋本甲状腺炎および1型糖尿病を示す危険がある。性ホルモンの異常による症状などその他の内分泌腺の病気は性機能を不調にし、特に思春期の女性には生理の遅れ、男性には男性不妊症という症状が現れる。
●● 内部被ばくを避けるには
放射能から子供を守るために最も重要なのは、食べ物による内部被ばくを避けることだ。危険なのは外部被ばくよりもむしろ内部被ばくである。体内に取り込まれた放射性物質は、胸腺、内分泌腺、脾臓、骨の表面および心臓といった特定の内臓に蓄積する。チェルノブイリの事故後にバンダジェフスキーが行った研究によると、大人の内臓に蓄積された濃度の二倍近いセシウム137が同地域の子供の内臓から検出された。最も濃度の高かったのは、新生児、乳幼児の膵臓および胸腺だった。
チェルノブイリ後にセシウム137が体内に蓄積された子供たちの八割は病気で、心臓疾患も多い。事故前のベラルーシでは健康に問題のある子供は2割程度で、ベラルーシの汚染されていない地域では事故後でも変化が見られなかった。
子供たちは放射線測量計を身につけるより、ホールボディカウンターを定期的に学校に搬送し、子供たちのセシウム137体内蓄積量を調査する必要がある。体重1キロ当たり20ベクレルの値を超えている場合にはペクチンを与え、汚染された食品の摂取を避ける必要がある。また子供を汚染地域外でしばしば保養させるのも効果的だ。
ペクチンはストロンチウム90、セシウム137、ウラン誘導体の体内摂取を減らすとともに、体外への排出を促進する。イタリア、イスプラの欧州委員会研究所の専門家たちは、ペクチンが安全で放射能の排出に効果的なサプリメントであるとみなしている。(Nesterenko V.I.他「アップル
ペクチンによるチェルノブイリの子どもの体内のセシウム137の除去効果」SMW 134: 24-27. 2004)
汚染された子供たちには、抗酸化物質として作用するビタミンE、ビタミンA、カロチンも有効であり、ニンジン、赤かぶ、赤い果物などを与えるのが効果的だ。
以上はAP配信記事に対する意見である。記事によると、放射能事故を原因とする成人の死亡例はまだ出ていないようだ。汚染地域で小児科医、遺伝学者、免疫学者たちによる出生時から思春期までの継続した疫学調査・医学調査を行うことを強く要請したい。この調査には、汚染されていない地域で、年齢・性別の分布、職業、生活水準、居住地域の人口密度など環境的に類似した対象群を選ぶことが重要である。
(翻訳:小川万里子 編集:藤原かすみ)
●ミッシェル・フェルネックス Michel Fernex 略歴
1929年ジュネーヴ生まれのスイス人。医学博士。ジュネーヴ、パリ、ダカール、バーゼルで医学を学ぶ。後、セネガル、マリ、ザイール、タンザニアなどアフリカ諸国に勤務、またフランス、スエーデンでも勤務し、寄生体学、マラリア、フィラリア症の問題で、世界保健機関と15年間,共同作業を行う。スイス・バーゼル大学医学部教授に任命。臨床医学,及び熱帯医学専門医。66歳で退職。以後、IPPNWの会員、またNPO「チェルノブイリ/ベラルーシーのこどもたち」(ETB)を仏緑の党創立メンバーで反核の闘士であった夫人のソランジュ・フェルネックスと2001年に創設。また2007年から、ETB、IPPNW, CRIIRAD、仏脱原発ネットワークなどとWHO
独立のためのキャンペーン(Independent WHO)を組織。キャンペーン会員はジュネーヴのWHO本部前で毎日8時から18時までピケを張っている。(過去に、ジャン・ジーグレール、ダニエル・ミッテラン、クリス・バスビー、チェルトコフ、ヴァシーリ・ネステレンコがヴィジーに参加)
(以上、転載終わり)
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パレスチナ連帯・札幌 代表 松元保昭
〒004-0841 札幌市清田区清田1-3-3-19
TEL/FAX : 011−882−0705
E-Mail : y_matsu29@ybb.ne.jp
振込み口座:郵便振替 02700-8-75538
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2011年12月18日
12/19「原発の経済性、新エネルギーについて」in八王子
転載します。
太田光征
*
みなさま
明後日12/19、八王子のクリエイトホールにて以下の通りエネルギー専門部会を開催致します。
原発の経済性と事故の被害総額についての講演をメインに、神奈川県職員の方による神奈川県のエネルギー政策の講演・東電社員の方による揚水発電の講演をお聞き頂けます。お近くの方は是非ご参加下さい。
------------------------------------------------
2011年度桂川・相模川流域協議会第2回エネルギー専門部会
「原発の経済性、新エネルギーについて」
■日時:2011年12月19日(月)13:30〜16:30
■会場:八王子市 クリエイトホール11階 第6学習室
■内容:「原発の経済性、新エネルギーについて」
@「原発の経済性・原発事故の被害総額」朴勝俊(関西学院大准教授)
A「かながわスマートエネルギー構想」(神奈川県環境農政局)
B「葛野川発電所の揚水式発電」((株)東京電力)
■問合先:桂川・相模川流域協議会事務局:045-210-4358
■HP:http://www.katura-sagami.gr.jp/index.html
■講� ;U>R2p�
朴勝俊…神戸大学大学院博士課程修了。経済学博士。在学中にドイツ・ホーエンハイム大学で環境政策を学ぶ。02年より京都産業大学講師。05年より同准教授。03年、28歳で原発に批判的な立場では日本唯一の事故被害額試算を発表し、原子力発電のリスクの高さを指摘。同論文の一部は共同通信により記事として配信され、大きな議論を巻き起こした。2011年より関西学院大学準教授。主著に『環境税制改革の「二重の配当」』、訳本に『ネガワット-発想の転換から生まれる次世代エネルギー-』など。
---------------------------------------------
NGO e-みらい構想
T&F:075-202-7584 e-mirai21@hotmail.co.jp
http://e-miraikousou.jimdo.com/
バイバイ原発・京都(HP担当)
http://bye-bye-nuclear-kyoto.jimdo.com/
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太田光征
*
みなさま
明後日12/19、八王子のクリエイトホールにて以下の通りエネルギー専門部会を開催致します。
原発の経済性と事故の被害総額についての講演をメインに、神奈川県職員の方による神奈川県のエネルギー政策の講演・東電社員の方による揚水発電の講演をお聞き頂けます。お近くの方は是非ご参加下さい。
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2011年度桂川・相模川流域協議会第2回エネルギー専門部会
「原発の経済性、新エネルギーについて」
■日時:2011年12月19日(月)13:30〜16:30
■会場:八王子市 クリエイトホール11階 第6学習室
■内容:「原発の経済性、新エネルギーについて」
@「原発の経済性・原発事故の被害総額」朴勝俊(関西学院大准教授)
A「かながわスマートエネルギー構想」(神奈川県環境農政局)
B「葛野川発電所の揚水式発電」((株)東京電力)
■問合先:桂川・相模川流域協議会事務局:045-210-4358
■HP:http://www.katura-sagami.gr.jp/index.html
■講� ;U>R2p�
朴勝俊…神戸大学大学院博士課程修了。経済学博士。在学中にドイツ・ホーエンハイム大学で環境政策を学ぶ。02年より京都産業大学講師。05年より同准教授。03年、28歳で原発に批判的な立場では日本唯一の事故被害額試算を発表し、原子力発電のリスクの高さを指摘。同論文の一部は共同通信により記事として配信され、大きな議論を巻き起こした。2011年より関西学院大学準教授。主著に『環境税制改革の「二重の配当」』、訳本に『ネガワット-発想の転換から生まれる次世代エネルギー-』など。
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NGO e-みらい構想
T&F:075-202-7584 e-mirai21@hotmail.co.jp
http://e-miraikousou.jimdo.com/
バイバイ原発・京都(HP担当)
http://bye-bye-nuclear-kyoto.jimdo.com/
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2011年12月17日
「死んでもいい人間を集めてくれ」と東電が各社に指示:鈴木智彦氏が福島第1原発に潜入しビデオ収録
ジャーナリストの鈴木智彦氏が福島第1原発に作業員として潜入し、内部の様子をビデオに収めている。
Inside of Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant
Voyeur Spy Video by Tomohiko Suzuki
http://p.tl/6piQ
著書「ヤクザと原発 福島第一潜入記」などについて外国特派員協会で記者会見
Former Fukushima Plant Worker - Press Conference (with translator)
http://p.tl/bPZb
「冷温停止」を急いでプラスチック製配管を使用しているため、冬場に向け凍結漏れの心配。その尻拭い工事に忙しい。
1Fでの労働は「死んでくれ」の状況。「死んでもいい人間を集めてくれ」と東電が各社に指示。東芝や日立などのメーカーが提案するアイデアが予算不足で生かされない。暴力団が地域共同体に既に入り込んでいる。1Fの事故収束は進展がない、これからが本番。Jビレッジでのスクリーニングは、7段階あるレンジ設定が作業員に伝えられていない、ブザーを切っている、早く動かし過ぎなので、やってるふり。米社も協力を申し出たが、造血幹細胞の採取を受けたのは自分を含め2人。合わない配管を無理につなげている、耐震性ない。
ヤクザと原発 〜福島第一潜入記〜 鈴木智彦
http://www.youtube.com/watch?v=llO7pq70Vsc
2Fで重大事と労働者が噂。東電には暴力団排除条例が適用される。
冷温停止宣言の裏に潜む「ずさん工事」の現状(BLOGOS編集部)
http://blogos.com/article/27119/
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太田光征
Inside of Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant
Voyeur Spy Video by Tomohiko Suzuki
http://p.tl/6piQ
著書「ヤクザと原発 福島第一潜入記」などについて外国特派員協会で記者会見
Former Fukushima Plant Worker - Press Conference (with translator)
http://p.tl/bPZb
「冷温停止」を急いでプラスチック製配管を使用しているため、冬場に向け凍結漏れの心配。その尻拭い工事に忙しい。
1Fでの労働は「死んでくれ」の状況。「死んでもいい人間を集めてくれ」と東電が各社に指示。東芝や日立などのメーカーが提案するアイデアが予算不足で生かされない。暴力団が地域共同体に既に入り込んでいる。1Fの事故収束は進展がない、これからが本番。Jビレッジでのスクリーニングは、7段階あるレンジ設定が作業員に伝えられていない、ブザーを切っている、早く動かし過ぎなので、やってるふり。米社も協力を申し出たが、造血幹細胞の採取を受けたのは自分を含め2人。合わない配管を無理につなげている、耐震性ない。
ヤクザと原発 〜福島第一潜入記〜 鈴木智彦
http://www.youtube.com/watch?v=llO7pq70Vsc
2Fで重大事と労働者が噂。東電には暴力団排除条例が適用される。
冷温停止宣言の裏に潜む「ずさん工事」の現状(BLOGOS編集部)
http://blogos.com/article/27119/
-----------------
太田光征
2011年12月14日
田中三彦氏の福島原発事故「地震原因説」は海外にも広まっている…観念しろ、東電
原発事故「津波原因説」に疑問あり - 三万人のための総合情報誌『選択』(田中三彦氏)
http://www.sentaku.co.jp/category/culture/post-1970.php
『選択』記事の要旨英語版
Real cause of nuclear crisis | The Japan Times Online
http://www.japantimes.co.jp/text/eo20111213a1.html
それを伝える海外ツイート
Twitter / @nirsnet: More evidence that #Fukush ...
http://twitter.com/#!/nirsnet/status/146595837231906817
東電が非常用復水器停止の理由をマニュアルに従ったためとしたが、田中三彦氏は、温度低下を1時間当たり55℃未満に抑えるというマニュアルの記述は、トラブル発生直後に適用されるものではなく、冷温停止直前に適用されるものだと指摘している。
東電は5月15日、シミュレーションによれば第1のメルトダウンは地震から約15時間後(12日午前5時40分)に発生し、その時刻に格納容器の圧力が大気圧の7倍以上になったと主張しているが、実際は既に12日午前0時12分に大気圧の6倍になっていた。
太田光征
http://otasa.net/
http://www.sentaku.co.jp/category/culture/post-1970.php
『選択』記事の要旨英語版
Real cause of nuclear crisis | The Japan Times Online
http://www.japantimes.co.jp/text/eo20111213a1.html
それを伝える海外ツイート
Twitter / @nirsnet: More evidence that #Fukush ...
http://twitter.com/#!/nirsnet/status/146595837231906817
東電が非常用復水器停止の理由をマニュアルに従ったためとしたが、田中三彦氏は、温度低下を1時間当たり55℃未満に抑えるというマニュアルの記述は、トラブル発生直後に適用されるものではなく、冷温停止直前に適用されるものだと指摘している。
東電は5月15日、シミュレーションによれば第1のメルトダウンは地震から約15時間後(12日午前5時40分)に発生し、その時刻に格納容器の圧力が大気圧の7倍以上になったと主張しているが、実際は既に12日午前0時12分に大気圧の6倍になっていた。
太田光征
http://otasa.net/
2011年12月13日
★私たちの声を防衛省と沖縄県知事に届けよう★12・15集会に集まり、怒りの声を轟かせよう
(転送・転載歓迎)連続緊急行動に参加を
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辺野古アセス評価書を出すな!知事ガンバレ!
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★私たちの声を防衛省と沖縄県知事に届けよう
★12・15集会に集まり、怒りの声を轟かせよう
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★<私たちの声を防衛省と沖縄県知事に届けよう>
普天間基地の返還を口実とした、辺野古新基地建設のための環境アセスメントにおける評価者を、政府・防衛省は沖縄県へ今年中に提出しようとしています。
「犯す前に言うか」などの差別発言をした田中・沖縄防衛局長を即座に辞めさせたことで一件落着とし、何が何でも年内に評価書を提出しようとしているのです。仲井真知事へ「謝罪」しにきた中江・防衛事務次官は、「環境影響評価書は、年内に提出すべく準備を行っており、この方針に変更はない。ただ、提出について、沖縄県側で厳しい意見があることは、十分、承知しているので、沖縄の理解を求めながら、法令にのっとって手続きをしたい」と述べ、知事は、「この状況でも強引に評価書の提出を進めようというのは、状況の判断のしかたとして納得がいかない」と反発しています。
この後、一川・防衛大臣も知事に「謝罪」。知事は「極めて、極めて遺憾」と述べ、大臣に抗議しています。
全沖縄の声は、「普天間基地は県外へ」です。この声を公約に当選した仲井真知事も矢継ぎ早に訪問する閣僚らに強く訴えています。沖縄県議会や名護市議会では評価書提出の断念を求める意見書が可決されました。
田中・前沖縄防衛局長の差別発言は、沖縄の反対によって辺野古新基地建設を進められない焦りから出た政府の本音そのものです。「沖縄の理解を得」ず評価書を提出すれば、政府の沖縄差別そのものです。
評価書を提出することで環境アセスメントの手続きを進め、終わらせることで予定地である辺野古沖の公有水面の埋め立て申請など着工へと突き進もうとしているのです。
「評価書を提出するな」と防衛省へ訴えましょう!政府の圧力に屈しないよう仲井真知事を激励しましょう!
○防衛省宛
〒162-0845東京都新宿区市谷本村町5‐1防衛省
防衛大臣 一川保夫 様
ハガキ表(宛名、住所)
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/11NNB/bo_address_1.pdf
ハガキ裏(文例)
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/11NNB/bo_sentence_2.pdf
○仲井真知事宛
〒900-8570沖縄県那覇市泉崎1‐2‐2沖縄県庁
沖縄県知事 仲井眞弘多 様
ハガキ表(宛名、住所)
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/11NNB/oki_address_1.pdf
ハガキ裏(文例)
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/11NNB/oki_sentence_2.pdf
ハガキの文例をダウンロードできます。ハガキに印刷してお使いください。
文面の空いたスペースに、できればご自身のメッセージを一言添えてください。
※印刷したハガキを下記の12・15集会で配布します。
★<12・15集会に集まり、怒りの声を轟かせよう>
----------------------------------------------------------
辺野古アセス反対 沖縄の民意を踏みにじるな 12・15集会
----------------------------------------------------------
●日時 12月15日(木) 18:15開場 18:30開会 20:30終了
●場所 自治労会館6階ホール
http://www.jichirokaikan.jp/access.html
住所 東京都千代田区六番町1
交通 東京メトロ有楽町線「麹町駅」より徒歩3分
JR線、東京メトロ有楽町線・南北線
・都営地下鉄線「市ヶ谷駅」より徒歩5分
JR線、東京メトロ丸の内線・南北線
「四ツ谷駅」より徒歩7分
●内容 沖縄からの報告@
安次富浩さん(ヘリ基地反対協議会代表委員)
沖縄からの報告A
崎山嗣幸さん(沖縄平和運動センター議長
・県議会議員)
国会情勢報告 沖縄等米軍基地問題議員懇談会から
ほか連帯のアピールなど
●共催 ○フォーラム平和・人権・環境
連絡先:03−5289−8222
○辺野古への基地建設を許さない実行委員会
連絡先:090−3910−4140
(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)
●参加費 500円
●集会のチラシはこちら
http://www.peace-forum.com/mnforce/2011/01senden/111215okinawa.pdf
-----------------------------------------------
野田佳彦内閣の成立以降、民主党政府は、普天間基地の辺野古への移設を推し進めようとしています。11月13日に行われた日米首脳会談では、野田首相がオバマ大統領に、アセスメントの評価書を年内に提出することを約束しました。
中断しているアセスメントが再開されれば、来年の夏ごろにも、政府は 沖縄県に基地建設のための海の埋立てを申請することになります。また東村の高江では、防衛省がヘリパット建設を強行しようとしています。アメリカ政府は来年10月には、沖縄にMV−22オスプレイを配備する
としており、このままでは県民の生活は脅かされてしまいます。
与那国島では住民合意のないまま、自衛隊の配備が行われようとしています。沖縄の人々の闘いと連帯するため、集会を企画しました 。ぜひ参加してください。
************************
辺野古への基地建設を許さない実行委員会
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/NNBJ.html
電話090-3910-4140(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)
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辺野古アセス評価書を出すな!知事ガンバレ!
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★私たちの声を防衛省と沖縄県知事に届けよう
★12・15集会に集まり、怒りの声を轟かせよう
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★<私たちの声を防衛省と沖縄県知事に届けよう>
普天間基地の返還を口実とした、辺野古新基地建設のための環境アセスメントにおける評価者を、政府・防衛省は沖縄県へ今年中に提出しようとしています。
「犯す前に言うか」などの差別発言をした田中・沖縄防衛局長を即座に辞めさせたことで一件落着とし、何が何でも年内に評価書を提出しようとしているのです。仲井真知事へ「謝罪」しにきた中江・防衛事務次官は、「環境影響評価書は、年内に提出すべく準備を行っており、この方針に変更はない。ただ、提出について、沖縄県側で厳しい意見があることは、十分、承知しているので、沖縄の理解を求めながら、法令にのっとって手続きをしたい」と述べ、知事は、「この状況でも強引に評価書の提出を進めようというのは、状況の判断のしかたとして納得がいかない」と反発しています。
この後、一川・防衛大臣も知事に「謝罪」。知事は「極めて、極めて遺憾」と述べ、大臣に抗議しています。
全沖縄の声は、「普天間基地は県外へ」です。この声を公約に当選した仲井真知事も矢継ぎ早に訪問する閣僚らに強く訴えています。沖縄県議会や名護市議会では評価書提出の断念を求める意見書が可決されました。
田中・前沖縄防衛局長の差別発言は、沖縄の反対によって辺野古新基地建設を進められない焦りから出た政府の本音そのものです。「沖縄の理解を得」ず評価書を提出すれば、政府の沖縄差別そのものです。
評価書を提出することで環境アセスメントの手続きを進め、終わらせることで予定地である辺野古沖の公有水面の埋め立て申請など着工へと突き進もうとしているのです。
「評価書を提出するな」と防衛省へ訴えましょう!政府の圧力に屈しないよう仲井真知事を激励しましょう!
○防衛省宛
〒162-0845東京都新宿区市谷本村町5‐1防衛省
防衛大臣 一川保夫 様
ハガキ表(宛名、住所)
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/11NNB/bo_address_1.pdf
ハガキ裏(文例)
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/11NNB/bo_sentence_2.pdf
○仲井真知事宛
〒900-8570沖縄県那覇市泉崎1‐2‐2沖縄県庁
沖縄県知事 仲井眞弘多 様
ハガキ表(宛名、住所)
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/11NNB/oki_address_1.pdf
ハガキ裏(文例)
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/11NNB/oki_sentence_2.pdf
ハガキの文例をダウンロードできます。ハガキに印刷してお使いください。
文面の空いたスペースに、できればご自身のメッセージを一言添えてください。
※印刷したハガキを下記の12・15集会で配布します。
★<12・15集会に集まり、怒りの声を轟かせよう>
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辺野古アセス反対 沖縄の民意を踏みにじるな 12・15集会
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●日時 12月15日(木) 18:15開場 18:30開会 20:30終了
●場所 自治労会館6階ホール
http://www.jichirokaikan.jp/access.html
住所 東京都千代田区六番町1
交通 東京メトロ有楽町線「麹町駅」より徒歩3分
JR線、東京メトロ有楽町線・南北線
・都営地下鉄線「市ヶ谷駅」より徒歩5分
JR線、東京メトロ丸の内線・南北線
「四ツ谷駅」より徒歩7分
●内容 沖縄からの報告@
安次富浩さん(ヘリ基地反対協議会代表委員)
沖縄からの報告A
崎山嗣幸さん(沖縄平和運動センター議長
・県議会議員)
国会情勢報告 沖縄等米軍基地問題議員懇談会から
ほか連帯のアピールなど
●共催 ○フォーラム平和・人権・環境
連絡先:03−5289−8222
○辺野古への基地建設を許さない実行委員会
連絡先:090−3910−4140
(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)
●参加費 500円
●集会のチラシはこちら
http://www.peace-forum.com/mnforce/2011/01senden/111215okinawa.pdf
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野田佳彦内閣の成立以降、民主党政府は、普天間基地の辺野古への移設を推し進めようとしています。11月13日に行われた日米首脳会談では、野田首相がオバマ大統領に、アセスメントの評価書を年内に提出することを約束しました。
中断しているアセスメントが再開されれば、来年の夏ごろにも、政府は 沖縄県に基地建設のための海の埋立てを申請することになります。また東村の高江では、防衛省がヘリパット建設を強行しようとしています。アメリカ政府は来年10月には、沖縄にMV−22オスプレイを配備する
としており、このままでは県民の生活は脅かされてしまいます。
与那国島では住民合意のないまま、自衛隊の配備が行われようとしています。沖縄の人々の闘いと連帯するため、集会を企画しました 。ぜひ参加してください。
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辺野古への基地建設を許さない実行委員会
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/NNBJ.html
電話090-3910-4140(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)
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2011年12月11日
新大阪市長と大衆迎合政治の危険
先日12月10日に大阪市の動向を日刊ゲンダイのネットがこう伝えた。
=======================================
http://gendai.net/articles/view/syakai/134093
7日の夜は「亀田祭り」に登場した。メーンイベントの前にリングに立ち、国歌を斉唱してご満悦だった橋下徹・大阪新市長(42)。相変わらず、目立つことは何でもやる。で、これもその一環か、と思えたのが新たな人事・組織案だ。
二重行政解消に向けた調整機関の顧問に元経産官僚の古賀茂明氏や原英史氏を起用するのはいいとして、なんと大阪の副市長に中田宏・前横浜市長(47)を起用するというのである。ヤンキー漫画の「ビー・バップ・ハイスクール」じゃあるまいし、トオル&ヒロシのコンビなんて悪い冗談としか思えない。
「橋下新市長は、中田氏の経験と能力を高く買っている」(大阪維新の会関係者)というが、中田氏の行政手腕には大いに疑問符が付く。なにしろ、在任中に横浜市の財政は致命的に悪化したのだ。中田氏がブチ上げた横浜開国博で大赤字をつくり、不振の責任を問う声が出ると、任期途中で突然辞任。規定の満額(約3600万円)の退職金をもらってトンズラした過去がある。
もっとも、中田氏の副市長就任には、市議会の同意が必要だ。「大阪維新の会」だけでは過半数に届かないため、他会派の動向がカギを握る。
「当然、反発する勢力が出てくるでしょうが、橋下氏はそれも計算ずくです。抵抗勢力が見えた方が、市民の支持を集めやすい。もともと橋下氏としては府知事選に中田氏を出したかったのですが、維新の会の内部で反対の声が強く、断念した経緯があります。今後は副市長として会見などに同席させ、メディア露出をどんどん増やす。市民・府民にも『私の同志で、週刊誌を賑わせたすごいヤツです』と顔を売っていく。そして、最終的には衆院選に維新の会から中田氏を出すつもりです」(ジャーナリスト・山田厚氏)
女性問題で週刊誌を賑わせ、「ハレンチ市長」と呼ばれたこともある中田氏は、近著「政治家の殺し方」でメディア批判を展開していた。橋下はそうしたスキャンダルも武器にするつもりなのか。
.
======================================
大阪市長選は、反橋下陣営が敗れた。けれど、勝てばどのような政治行動も認可されるものではない。どのような政治的闘いがくまれたか。選挙の勝敗の結果の前に、選挙の質自体が大切なのに。
中田元横浜市長の人気は圧倒的だった。スマートな物腰とソフトな語り口。すでに衆院議員時代から、地元小選挙区では、圧倒的に連戦連勝だった。いきなり横浜市長に転身しても、市長選の獲得票数は他を圧倒した。しかし、彼自身が最近の月刊誌『婦人公論』で述べたように、横浜市長時代の女性スキャンダルは、相当なダーティイメージとして彼を脅かした。噂で中田氏の政治的信念や行動を決めつける愚は避けたい。しかし、今度は大阪市にとんで何をしようというのか。
私は日本新党で鳩山由紀夫氏や田中秀征氏と一緒だった中田宏氏を、あまり否定的に見ていない。けれどそんな中田氏を利用して、橋下徹氏が大阪で仕掛けている作戦は、決して肯定的に見ていない。
評論家が、橋下氏をファシズム、ハシズムと決めつけることは、そこで思考停止となるだけで、かえって橋下氏に有利になるだけで、反橋下側がそれ以上の思考を行うことを阻むだけだという表現をしていた。
もはやファシズムやハシズムというレッテルよりも、着々と橋下徹が行おうとしていることは、戦後の自治制度を根幹から転換して、戦後民主主義政治の21世紀的な権力政治の側からのブルーザー・ローラー作戦で、次々に地域破壊と権力集中制の徹底である。
表面に出ている橋下氏はピエロに過ぎず、支配体制反動側の全面的攻勢が開始されるのろしだろう。大阪の橋下は、東京の石原慎太郎・そのまんま東などと大衆迎合政治家として広く国民の熱狂的な陶酔を覚醒させつつ、高級官僚・官公庁の反動行政による憲法改悪までのゴールを急ぎ、そのまま軍国大国への道を邁進するだろう。
私はインターネットサイトの「阿修羅」や「インターネット新聞JANJAN」での記事に関するコメントの論調の保守化蛸壺化に驚くことがある。さらにもともと井戸端会議のような他人への罵詈雑言名誉毀損の言辞が飛び交う「2ちゃんねる」は、いっそう人権侵害の破壊の先走り役を進めている。私は最近「2ちゃんねる」のあまりのひどさにコメントしようとして、もう何年も書き込むことがリモートホスト禁止処分対象となっていることにあきれている。とくに「ザ・ワイドの有田芳生スレッド」は、参院議員でジャーナリストの有田氏への誹謗中傷のみならず、その6や8では、小生の本名、職業、住所、父母家族に至るまで事実を暴露するとともに、全く事実に反する誹謗や罵詈雑言が書き連ねられ
ている。しかももう何年も前のスレッドで一度倉庫入りしたものが、恣意的に引っ張り出されている。
以前2ちゃんねるの問題性を告発した法政大学教師のの南雲義夫さんに共鳴を覚えたが、国民の私生活での資質を著しく親ファシズム化させる尖兵を、「2ちゃんねる」が果たしていることに強い懸念を覚える。インターネットは、大手マスコミに比較すると、革新的庶民的と思われているが、徐々に規制の網を政府からかぶせられつつあり、しかもその口実を2ちゃんねるなど一部のサイトとインターネットを悪用した犯罪の出現も見逃せない。
国民は、いつでも理性的知性的とは限らない。経済的な長期のデフレ不況と原発事故による社会の無力感とそれに対する民主党政府・官僚の棄民化政策があらわになりはじめた中で、国民の鬱積する不満は、容易に非合理的政治行動に自己投影の心理的代償を満足させている。その現れが、石原都知事や橋下大阪市長への危険な熱狂的支持となっている。
このような現状に、賢明な選択をおこなうことは難しいが、それでも、心ある市民、個人、団体、政党などまともに時代に対応しようとしている存在に連帯していきたい。
(櫻井 智志)
ドイツ放射線防護協会勧告:「放射能ゴミの希釈を禁止する国際的な合意」
ドイツ放射線防護協会から日本の政府への勧告と、市民、科学者への呼びかけ/追加あり(ブログ「明日うらしま」)
http://tkajimura.blogspot.com/2011/12/blog-post.html
「放射線防護における国際的な合意では、特定の措置を取らないで済ませたいが為に、あらゆる種類の汚染された食品やゴミを、汚染されていないものと混ぜることによって特定の放射線量を減らし「危険ではない」ものにすることを禁止しています。日本の官庁は現時点において、食品の分野、また地震と津波の被災地から出た瓦礫の分野で、この希釈(きしゃく)禁止に違反をしています。ドイツ放射線防護協会は、この「希釈政策」を停止するよう、緊急に勧告します。」
元訳はこちら:
ドイツ放射線防護協会によるフクシマ事故に関する報道発表 - Eisbergの日記
http://d.hatena.ne.jp/eisberg/20111130/1322642242
「明日うらしま」には勧告の根拠・背景となる疫学調査などが解説されています。
ドイツ連邦環境省の原子炉安全及び放射線防護庁による委託研究:「原子力発電所周辺における幼児発癌に関する疫学的研究」(2007年、KiKK-Studie)
主な結論:
・原発から5キロメートル以内ではそれを越える地域と比較して顕著な癌の発症の増加があり、全ての腫瘍は基本的に白血病が原因である。
・原発に居住地が近づくほど発癌の危険が高まる。
http://tkajimura.blogspot.com/2011/12/blog-post.html
「放射線防護における国際的な合意では、特定の措置を取らないで済ませたいが為に、あらゆる種類の汚染された食品やゴミを、汚染されていないものと混ぜることによって特定の放射線量を減らし「危険ではない」ものにすることを禁止しています。日本の官庁は現時点において、食品の分野、また地震と津波の被災地から出た瓦礫の分野で、この希釈(きしゃく)禁止に違反をしています。ドイツ放射線防護協会は、この「希釈政策」を停止するよう、緊急に勧告します。」
元訳はこちら:
ドイツ放射線防護協会によるフクシマ事故に関する報道発表 - Eisbergの日記
http://d.hatena.ne.jp/eisberg/20111130/1322642242
「明日うらしま」には勧告の根拠・背景となる疫学調査などが解説されています。
ドイツ連邦環境省の原子炉安全及び放射線防護庁による委託研究:「原子力発電所周辺における幼児発癌に関する疫学的研究」(2007年、KiKK-Studie)
主な結論:
・原発から5キロメートル以内ではそれを越える地域と比較して顕著な癌の発症の増加があり、全ての腫瘍は基本的に白血病が原因である。
・原発に居住地が近づくほど発癌の危険が高まる。
2011年12月10日
原発輸出に道を開く原子力協定批准に対する FoE Japan の抗議声明
転載です。
太田光征
------------------------------------------------------------
2011年12月9日
【声明】原発事故に苦しむ人々の思いをふみにじる原子力協定批准に抗議
〜原発事故の実像や被害の実態を海外に伝えて下さい〜
http://dl.dropbox.com/u/23151586/111209_statement.pdf
------------------------------------------------------------
本日、参議院でベトナム、ヨルダン、ロシア、韓国の4か国との原子力協定が一括採決されました。これにより4か国との原子力協定が国会で批准され、危険で無責任な原発輸出に道を開くこととなりました。
私たちは、この拙速な原子力協定の批准に対して、国民の意思や福島原発事故に今なお苦しむ多くの方々の思いを踏みにじるものとして強く抗議します。
日本政府は、下記のような問題に対して、何一つ責任のある説明を行っていませせん。
ヨルダンに関しては、前期の国会においても協定に関して審議されましたが、参考人招致により、冷却水の供給体制、事故時における100万人以上の周辺住民の避難などが極めて非現実的であり、テロのリスクも高いことが明らかになりました。これらの問題は何一つ解決されていません。
ベトナムに関しては、事業地がヌイチュア国立公園と隣接・重複していること、絶滅危惧種のアオウミガメの生息地となっていること、同国の施工リスクは高く施工面・運用面での事故の恐れがつきまとうこと、住民が事故のリスクについて知らされておらず、国家事業ありきで計画が進行していることなどの問題点があげられます。また、ベトナムにおいて原発導入のメリット・デメリットが十分議論されている状況ではありません。
両国とも、放射性廃棄物の処理についての見込みはたっておらず、福島原発事故クラスの事故が生じたときの損害賠償体制も不明です。
日本の公的資金を利用して、当該国の原発建設を支援するのであれば、日本政府は当然のこととしてその説明責任を負うはずです。
私たちは東京電力福島第一原子力発電所の事故を経験し、現在も福島をはじめとして、多くの人々が放射能汚染に苦しんでいます。除染や賠償にかかる被害金額は計り知れません。同発電所が完全に廃炉となるまで最低30年かかると言われています。
原発に依存することの危険性を私たちは身をもって経験しています。「原子力協力」と称して海外に危険な原発依存体制を輸出するのではなく、原発事故の実像や被害の実態を伝え、エネルギー多消費体質から抜け出るための哲学や技術を共有することとこそ、真の原子力協力と言えるのではないでしょうか。
一部のプラント・メーカーの利益のために、税金や国際協力銀行による融資など公的な資金を使って、これ以上原発輸出が進められることに、私たちは強く反対します。
なお、採決に当たり、一部の民主党議員が反対・棄権を行い、処分が検討されていると報じられています。私たちは、民主党執行部に対して、今回の強引な協定採択の責任を問うと同時に、反対・棄権を行った議員に対する処分を行わないよう求めます。
国際環境NGO FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)
--
満田夏花 MITSUTA Kanna
国際環境NGO FoE Japan/tel: 03-6907-7217 fax: 03-6907-7219
メコン・ウォッチ/tel: 03-3832-5034 fax.03-3832-5039
--------------------------------------------------------
★渡利署名第2弾!>子どもたちを放射能から守るために
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-87fb.html
--------------------------------------------------------
太田光征
------------------------------------------------------------
2011年12月9日
【声明】原発事故に苦しむ人々の思いをふみにじる原子力協定批准に抗議
〜原発事故の実像や被害の実態を海外に伝えて下さい〜
http://dl.dropbox.com/u/23151586/111209_statement.pdf
------------------------------------------------------------
本日、参議院でベトナム、ヨルダン、ロシア、韓国の4か国との原子力協定が一括採決されました。これにより4か国との原子力協定が国会で批准され、危険で無責任な原発輸出に道を開くこととなりました。
私たちは、この拙速な原子力協定の批准に対して、国民の意思や福島原発事故に今なお苦しむ多くの方々の思いを踏みにじるものとして強く抗議します。
日本政府は、下記のような問題に対して、何一つ責任のある説明を行っていませせん。
ヨルダンに関しては、前期の国会においても協定に関して審議されましたが、参考人招致により、冷却水の供給体制、事故時における100万人以上の周辺住民の避難などが極めて非現実的であり、テロのリスクも高いことが明らかになりました。これらの問題は何一つ解決されていません。
ベトナムに関しては、事業地がヌイチュア国立公園と隣接・重複していること、絶滅危惧種のアオウミガメの生息地となっていること、同国の施工リスクは高く施工面・運用面での事故の恐れがつきまとうこと、住民が事故のリスクについて知らされておらず、国家事業ありきで計画が進行していることなどの問題点があげられます。また、ベトナムにおいて原発導入のメリット・デメリットが十分議論されている状況ではありません。
両国とも、放射性廃棄物の処理についての見込みはたっておらず、福島原発事故クラスの事故が生じたときの損害賠償体制も不明です。
日本の公的資金を利用して、当該国の原発建設を支援するのであれば、日本政府は当然のこととしてその説明責任を負うはずです。
私たちは東京電力福島第一原子力発電所の事故を経験し、現在も福島をはじめとして、多くの人々が放射能汚染に苦しんでいます。除染や賠償にかかる被害金額は計り知れません。同発電所が完全に廃炉となるまで最低30年かかると言われています。
原発に依存することの危険性を私たちは身をもって経験しています。「原子力協力」と称して海外に危険な原発依存体制を輸出するのではなく、原発事故の実像や被害の実態を伝え、エネルギー多消費体質から抜け出るための哲学や技術を共有することとこそ、真の原子力協力と言えるのではないでしょうか。
一部のプラント・メーカーの利益のために、税金や国際協力銀行による融資など公的な資金を使って、これ以上原発輸出が進められることに、私たちは強く反対します。
なお、採決に当たり、一部の民主党議員が反対・棄権を行い、処分が検討されていると報じられています。私たちは、民主党執行部に対して、今回の強引な協定採択の責任を問うと同時に、反対・棄権を行った議員に対する処分を行わないよう求めます。
国際環境NGO FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)
--
満田夏花 MITSUTA Kanna
国際環境NGO FoE Japan/tel: 03-6907-7217 fax: 03-6907-7219
メコン・ウォッチ/tel: 03-3832-5034 fax.03-3832-5039
--------------------------------------------------------
★渡利署名第2弾!>子どもたちを放射能から守るために
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-87fb.html
--------------------------------------------------------
【12/13】朝鮮学校への高校無償化適用に向けた院内集会のご案内
転送します。
太田光征
*
今日、国会は閉会しましたが、自民党文部科学部会が、朝鮮学校への適用審査手続き停止を求める決議をまとめるなど、執拗な反対の動きが続いており、いつ最終判断がなされるのか、先が見えない状況です。2010年3月、国連人種差別撤廃委員会は、法案審議の段階で、これは朝鮮人の子どもたちの教育を受ける権利の侵害であり、差別であると指摘しましたが、それからもう1年半以上が経過しています。日本政府は恥を知るべきです。
院内集会では、改めて、田中宏さんが、この問題の本質は何なのかを振り返る講演を行います。直前のご案内で恐縮ですが、一日も早い適用を実現すべく、どうぞご参加ください。
日時:12月13日(火)13:00〜15:00
場所:参議院議員会館107号室
内容:
・ 田中宏一橋大学名誉教授・外国人学校ネットワーク代表の講演
「高校無償化」制度の画期的な意義、朝鮮学校だけ排除すること
の制度
矛盾、外国人学校や民族学校の教育保障・制度的保障の状況等に
ついて
・ 朝鮮学校生徒・保護者の訴え
・ 主催者団体からの訴え
・ 東京・大阪・愛知での集会報告と決議の報告
・ 参加国会議員の発言
・その他、会場からの発言
主催:
・ 「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会
・ フォーラム平和・人権・環境
・日朝学術教育交流協会
太田光征
*
今日、国会は閉会しましたが、自民党文部科学部会が、朝鮮学校への適用審査手続き停止を求める決議をまとめるなど、執拗な反対の動きが続いており、いつ最終判断がなされるのか、先が見えない状況です。2010年3月、国連人種差別撤廃委員会は、法案審議の段階で、これは朝鮮人の子どもたちの教育を受ける権利の侵害であり、差別であると指摘しましたが、それからもう1年半以上が経過しています。日本政府は恥を知るべきです。
院内集会では、改めて、田中宏さんが、この問題の本質は何なのかを振り返る講演を行います。直前のご案内で恐縮ですが、一日も早い適用を実現すべく、どうぞご参加ください。
日時:12月13日(火)13:00〜15:00
場所:参議院議員会館107号室
内容:
・ 田中宏一橋大学名誉教授・外国人学校ネットワーク代表の講演
「高校無償化」制度の画期的な意義、朝鮮学校だけ排除すること
の制度
矛盾、外国人学校や民族学校の教育保障・制度的保障の状況等に
ついて
・ 朝鮮学校生徒・保護者の訴え
・ 主催者団体からの訴え
・ 東京・大阪・愛知での集会報告と決議の報告
・ 参加国会議員の発言
・その他、会場からの発言
主催:
・ 「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会
・ フォーラム平和・人権・環境
・日朝学術教育交流協会
2011年12月09日
12月18日「更迭で終わらせない! 沖縄への暴力支配を止めよう! 12.18新宿ど真ん中デモ」
★☆★☆★☆★(転送・転載大歓迎)★☆★☆★☆★
更迭で終わらせない! 沖縄への暴力支配を止めよう! 12.18新宿ど真ん中デモ
2011年12月18日(日)
13時:新宿アルタ前広場で全国アピール(沖縄からの発言など)
14時:デモ出発!新宿東口〜西口を縦断!!
デモコース:http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=200403007798813527707.0004b34701fcc899f13d0&msa=0&ll=35.690311,139.701612&spn=0.007206,0.009645
11月15日高江の森に、ついに沖縄防衛局が現れた。オスプレイ
配備の米軍ヘリパッド工事を再開させないために、住民は朝から晩まで
座り込んでいる。いまこの時も、抵抗と説得をねばりづよく続けている。
作業員たちが何度も何度も押しかける、その最中に暴露された、
防衛省・沖縄防衛局長の沖縄侮辱発言。基地押しつけをレイプに
なぞらえる、それは決して「失言」じゃない。防衛省が、日本政府が、
「ヤマト」が、沖縄でおこなっている現実の暴力支配の反映だ。
高江の工事強行だけじゃない。辺野古新基地建設を進めるための
「環境評価書」を、政府はいまにも提出しようとしている。与那国・宮古
への陸上自衛隊配備まで計画されている。八重山では戦争・沖縄支配
肯定の教科書が、住民の反対を無視して押しつけられようとしている。
「ヤマト」の、東京のわたしたちの安全や快適のために、有事をあおり、
沖縄に危険を押しつけ、自己決定権を奪う。差別構造がそこにある。
「ヤマト」のわたしたちはいつでも問われている。植民地主義をいつ
やめるのかと。
沖縄はみずから抵抗を持続してきた。わたしたちも、わたしたちの
立場から抵抗をつくりだそう。いつもの新宿で。更迭で終わらせない!
沖縄への暴力支配を止めよう! 12.18新宿ど真ん中デモへ!
主催:沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会(新宿ど真ん中デモ)
http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/
twitter:https://twitter.com/#!/domannakademo
--
更迭で終わらせない! 沖縄への暴力支配を止めよう! 12.18新宿ど真ん中デモ
2011年12月18日(日)
13時:新宿アルタ前広場で全国アピール(沖縄からの発言など)
14時:デモ出発!新宿東口〜西口を縦断!!
デモコース:http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=200403007798813527707.0004b34701fcc899f13d0&msa=0&ll=35.690311,139.701612&spn=0.007206,0.009645
11月15日高江の森に、ついに沖縄防衛局が現れた。オスプレイ
配備の米軍ヘリパッド工事を再開させないために、住民は朝から晩まで
座り込んでいる。いまこの時も、抵抗と説得をねばりづよく続けている。
作業員たちが何度も何度も押しかける、その最中に暴露された、
防衛省・沖縄防衛局長の沖縄侮辱発言。基地押しつけをレイプに
なぞらえる、それは決して「失言」じゃない。防衛省が、日本政府が、
「ヤマト」が、沖縄でおこなっている現実の暴力支配の反映だ。
高江の工事強行だけじゃない。辺野古新基地建設を進めるための
「環境評価書」を、政府はいまにも提出しようとしている。与那国・宮古
への陸上自衛隊配備まで計画されている。八重山では戦争・沖縄支配
肯定の教科書が、住民の反対を無視して押しつけられようとしている。
「ヤマト」の、東京のわたしたちの安全や快適のために、有事をあおり、
沖縄に危険を押しつけ、自己決定権を奪う。差別構造がそこにある。
「ヤマト」のわたしたちはいつでも問われている。植民地主義をいつ
やめるのかと。
沖縄はみずから抵抗を持続してきた。わたしたちも、わたしたちの
立場から抵抗をつくりだそう。いつもの新宿で。更迭で終わらせない!
沖縄への暴力支配を止めよう! 12.18新宿ど真ん中デモへ!
主催:沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会(新宿ど真ん中デモ)
http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/
twitter:https://twitter.com/#!/domannakademo
--
「原発ストレステスト」をめぐる意見聴取会
転載です。
異様な攻防になっています。
太田光征
http://otasa.net/
*
IK原発重要情報(60)[2011年12月8日]
私たちは、原発についての情報と脱原発の国民投票をめざす市民運動についての情報を発信しています。よろしく、お願いいたします。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許しください。転送・転載は自由です。)
弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策
連絡先 〒112-0012 東京都文京区大塚5丁目6番15-401号 保田・河内法律事務所(電話03-5978-3784、FAX03-5978-3706)
Email: kenkawauchi@nifty.com
脱原発の国民投票をめざす会
http://2010ken.la.coocan.jp/datsu-genpatsu/index.html
――――――――――――――――――――――――――――
第4回 意見聴取会 を傍聴して
日本の原発推進派が、ストレステストをバネに運転再開に突き進もうとしていることは、よく知られているとおりです。現在、原子力安全・保安院には、大飯原発3号機、大飯原発4号機、伊方原発3号機の第一次ストレステストの結果が提出されていますが、昨日、北海道電力が、泊原発1号機の第一次ストレステストの結果を提出しました。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/336588.html
保安院では、今日(8日)、14時30分から、経済産業省別館9階944会議室で、「第4回発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会」が開催されました。
本日の第1議題は、「ストレステストの審査の進め方について」でした。井野博満委員が、11月24日、12月3日に意見を提出し、後藤政志委員が、12月5日に意見を提出したことが、この議題設定になったように思われます。後藤委員の意見とそれに対する保安院の回答を紹介します。
「今回のストレステストを審査する原子力安全・保安院および関係する原子力安全基盤機構等の経歴を提示し、利益相反と公正さの欠如への懸念を払拭すべきである。」「審査に関わる保安院及び原子力安全基盤機構(JNES)職員については、過去の業務において事業者と関係があった場合でも、現在は保安院およびJNESのみに所属し、現在の職務に専念する責務を負っていることから利益相反は生じない。」
「保安院、原子力安全基盤機構で、今回の審査に関わる組織と責任者、所属する担当者の個人名と職務経歴を公表すべきである」「名字及び肩書きを公表して意見聴取会に参加している職員のほか、関係する職員を含めて議論を行い、最終的には保安院として意志決定を行っている。」
「審査業務にあたって、そのスケジュールと、マンパワーの計画をどのように考えているか」「現在、保安院において主に担当している者が20名弱、JNESにおいては30名強の体制である。」
「本会で出た意見は、どのように保安院のなかで扱われるのか」「審査は委員からいただいたご意見を踏まえつつ実施し、最終的には保安院の責任の下にとりまとめるものである。」
「ストレステストでは、基本的に地震・津波以外の要因による機器の故障、ヒューマンファクター、設計・製作・施工ミスなどは考慮されていないと思われる。事故というものが、それらの要因と大なり小なり関わっていることを考えると、基準地振動の何倍とか、想定津波の何倍までもつなどという評価は、『安全性に関する総合的評価』の確認としての意味が無い」「ストレステストは、一定の条件の下で、決定論的に評価するものであり、その結果は、安全向上策等に対する評価値として意味を有すると考える。」
「ストレステストの評価方法は、一般的な技術における安全率の意義を無視したものになっており、危険側の評価を与えることになっている」「事業者の評価の適切性については、意見聴取会の意見も踏まえながら検討したい。」
「絶対的な安全が確保できない以上、多重防護が破綻した場合の、本来の意味の最悪の被害の程度を表すことが、原子力安全の国民に対する責任であろう」「ストレステストは、発電所敷地外における被害想定の評価まで求めるものではない。」
「保安院から出されている“過度に保守的な評価をしない”といった趣旨の方針は、安全性評価上に極めて有害な方針なので、文書にて撤回を求める。」「工学的に妥当な判断を行うという趣旨である。」
「福島第一原発の地震動の計測データが120秒程度で以降のデータが記録されていなかった。保安院としての見解と対策を明示されたい。」「設置されている装置の不具合によるもの。既に事業者に指示を出し、改修した旨の報告をうけた。」
討論の中では、井野博満委員が「東京電力が緊急体制で大変だから
ストレステストを福島第一に適用しないと言うのなら、柏崎刈羽も大変だからストレステストをやらないということになるが」と鋭く突っ込んだのに対し、保安院も答えることができなくなり「状況を確認したい」と述べる一幕もありましたが、全体としては、井野委員、後藤委員の鋭い問題提起にもかかわらず、原発推進派の逃げの見解表明が相次ぎ、結局、討論の打ち切り・継続ということになりました。
第二議題の「大飯発電所3、4号機に関する一次評価について」では、井野委員の本質をついたすばらしい質問がありました。井野委員は「ストレステスト報告書のなかで、1.8Ssというような表記が用いられているのは、誤解を与える。『許容値がSsでの発生応力の1.8倍になる。1.8倍のSsで許容応力に達すると言う意味ではない』と正確に書き直すべきではないか」と述べたのです。井野委員が突いているのは、1.8倍のSsというなら、それにともなう地震波の長さの変化などさまざまな変化もあるはずである。それなのに、単にSsを1.8倍して調べるというのでは、本当に許容応力を調べたことにならない、ということを言っているのです。これに対し、関西電力は、「いまのところ記載の見直しは考えていない」としか答えることができませんでした。
第三議題の「伊方原発3号機に関する一次評価について」では、
四国電力が「津波の高さ14.2mをクリフエッジにしている」ことに対し、井野委員から「14.2mを超えたらどうなるのか」という質問が出されましたが、四国電力は明快な答えをすることができませんでした。
また、後藤委員から、「四国電力が対策を一生懸命に考えておられることは分かる。しかし、それらの対策が確実になされるという保証はない。たとえば、電源車の配備を対策として考えていたとしても、台風などにより電源車の配備ができない、という事態は起こる。だから対策があるからいい、という訳ではない」という指摘もなされました。
大飯原発3,4号機の評価も、伊方原発3号機の評価も、討論は継続です。しかし、井野委員や後藤委員の正論を切り捨て、粛々と討論が進む様に対し、私は不気味なものを感じました。
前回の意見聴取会の配布資料は、以下のサイトからダウンロードできます。今回の配布資料も、近日中にサイトにアップされると思います。
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/29/003/231129.html
第5回意見聴取会は12月22日、第6回は1月6日、第7回は1月18日の予定と発表されました。関心のある方や現地の方の傍聴を、お勧めします。
―――――――――――――――――――――――――――――――
以上
異様な攻防になっています。
太田光征
http://otasa.net/
*
IK原発重要情報(60)[2011年12月8日]
私たちは、原発についての情報と脱原発の国民投票をめざす市民運動についての情報を発信しています。よろしく、お願いいたします。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許しください。転送・転載は自由です。)
弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策
連絡先 〒112-0012 東京都文京区大塚5丁目6番15-401号 保田・河内法律事務所(電話03-5978-3784、FAX03-5978-3706)
Email: kenkawauchi@nifty.com
脱原発の国民投票をめざす会
http://2010ken.la.coocan.jp/datsu-genpatsu/index.html
――――――――――――――――――――――――――――
第4回 意見聴取会 を傍聴して
日本の原発推進派が、ストレステストをバネに運転再開に突き進もうとしていることは、よく知られているとおりです。現在、原子力安全・保安院には、大飯原発3号機、大飯原発4号機、伊方原発3号機の第一次ストレステストの結果が提出されていますが、昨日、北海道電力が、泊原発1号機の第一次ストレステストの結果を提出しました。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/336588.html
保安院では、今日(8日)、14時30分から、経済産業省別館9階944会議室で、「第4回発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会」が開催されました。
本日の第1議題は、「ストレステストの審査の進め方について」でした。井野博満委員が、11月24日、12月3日に意見を提出し、後藤政志委員が、12月5日に意見を提出したことが、この議題設定になったように思われます。後藤委員の意見とそれに対する保安院の回答を紹介します。
「今回のストレステストを審査する原子力安全・保安院および関係する原子力安全基盤機構等の経歴を提示し、利益相反と公正さの欠如への懸念を払拭すべきである。」「審査に関わる保安院及び原子力安全基盤機構(JNES)職員については、過去の業務において事業者と関係があった場合でも、現在は保安院およびJNESのみに所属し、現在の職務に専念する責務を負っていることから利益相反は生じない。」
「保安院、原子力安全基盤機構で、今回の審査に関わる組織と責任者、所属する担当者の個人名と職務経歴を公表すべきである」「名字及び肩書きを公表して意見聴取会に参加している職員のほか、関係する職員を含めて議論を行い、最終的には保安院として意志決定を行っている。」
「審査業務にあたって、そのスケジュールと、マンパワーの計画をどのように考えているか」「現在、保安院において主に担当している者が20名弱、JNESにおいては30名強の体制である。」
「本会で出た意見は、どのように保安院のなかで扱われるのか」「審査は委員からいただいたご意見を踏まえつつ実施し、最終的には保安院の責任の下にとりまとめるものである。」
「ストレステストでは、基本的に地震・津波以外の要因による機器の故障、ヒューマンファクター、設計・製作・施工ミスなどは考慮されていないと思われる。事故というものが、それらの要因と大なり小なり関わっていることを考えると、基準地振動の何倍とか、想定津波の何倍までもつなどという評価は、『安全性に関する総合的評価』の確認としての意味が無い」「ストレステストは、一定の条件の下で、決定論的に評価するものであり、その結果は、安全向上策等に対する評価値として意味を有すると考える。」
「ストレステストの評価方法は、一般的な技術における安全率の意義を無視したものになっており、危険側の評価を与えることになっている」「事業者の評価の適切性については、意見聴取会の意見も踏まえながら検討したい。」
「絶対的な安全が確保できない以上、多重防護が破綻した場合の、本来の意味の最悪の被害の程度を表すことが、原子力安全の国民に対する責任であろう」「ストレステストは、発電所敷地外における被害想定の評価まで求めるものではない。」
「保安院から出されている“過度に保守的な評価をしない”といった趣旨の方針は、安全性評価上に極めて有害な方針なので、文書にて撤回を求める。」「工学的に妥当な判断を行うという趣旨である。」
「福島第一原発の地震動の計測データが120秒程度で以降のデータが記録されていなかった。保安院としての見解と対策を明示されたい。」「設置されている装置の不具合によるもの。既に事業者に指示を出し、改修した旨の報告をうけた。」
討論の中では、井野博満委員が「東京電力が緊急体制で大変だから
ストレステストを福島第一に適用しないと言うのなら、柏崎刈羽も大変だからストレステストをやらないということになるが」と鋭く突っ込んだのに対し、保安院も答えることができなくなり「状況を確認したい」と述べる一幕もありましたが、全体としては、井野委員、後藤委員の鋭い問題提起にもかかわらず、原発推進派の逃げの見解表明が相次ぎ、結局、討論の打ち切り・継続ということになりました。
第二議題の「大飯発電所3、4号機に関する一次評価について」では、井野委員の本質をついたすばらしい質問がありました。井野委員は「ストレステスト報告書のなかで、1.8Ssというような表記が用いられているのは、誤解を与える。『許容値がSsでの発生応力の1.8倍になる。1.8倍のSsで許容応力に達すると言う意味ではない』と正確に書き直すべきではないか」と述べたのです。井野委員が突いているのは、1.8倍のSsというなら、それにともなう地震波の長さの変化などさまざまな変化もあるはずである。それなのに、単にSsを1.8倍して調べるというのでは、本当に許容応力を調べたことにならない、ということを言っているのです。これに対し、関西電力は、「いまのところ記載の見直しは考えていない」としか答えることができませんでした。
第三議題の「伊方原発3号機に関する一次評価について」では、
四国電力が「津波の高さ14.2mをクリフエッジにしている」ことに対し、井野委員から「14.2mを超えたらどうなるのか」という質問が出されましたが、四国電力は明快な答えをすることができませんでした。
また、後藤委員から、「四国電力が対策を一生懸命に考えておられることは分かる。しかし、それらの対策が確実になされるという保証はない。たとえば、電源車の配備を対策として考えていたとしても、台風などにより電源車の配備ができない、という事態は起こる。だから対策があるからいい、という訳ではない」という指摘もなされました。
大飯原発3,4号機の評価も、伊方原発3号機の評価も、討論は継続です。しかし、井野委員や後藤委員の正論を切り捨て、粛々と討論が進む様に対し、私は不気味なものを感じました。
前回の意見聴取会の配布資料は、以下のサイトからダウンロードできます。今回の配布資料も、近日中にサイトにアップされると思います。
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/29/003/231129.html
第5回意見聴取会は12月22日、第6回は1月6日、第7回は1月18日の予定と発表されました。関心のある方や現地の方の傍聴を、お勧めします。
―――――――――――――――――――――――――――――――
以上
環境放射能データベースについて(文部科学省が気象研究所による50年以上の放射能測定を打ち切り)
改行を修正して転載します。
太田光征
http://otasa.net/
-------- Original Message --------
Subject: [CML 013590] 環境放射能データベースについて
Date: Thu, 8 Dec 2011 23:32:03 +0000
ni0615 田島です
以前、「横浜のストロンチウムについて」のスレットで、
大畑豊さんから
「環境放射能データベース」についてご教示をいただきました。
http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-November/013218.html
改めて御礼をもうしあげます。
そのご、ご教示のサイトを検討するにあたって、
朝日新聞連載「プロメテウスの罠、第3部 観測中止令」(11/7-23の15回連載)
これを読みましたところ、
放射能・放射線測定に関しては、
国土交通省管轄の気象庁といえども、文部科学省が予算配分管轄権をにぎっていて、
大畑さんご教示の、
> 気象研究所が過去、50年以上測定しています。
この国際的にも評価された測定が、3月31日をもって打ち切られた事実が詳しく報じられています。
この文部科学省による情報隠ぺい(情報の元を断つ)というよりか、研究弾圧を
ある国会議員がひそやかに問題にしたところ、
文科省の役人は、それが世間に知れるのをおそれて、
予算は7月になって一部復活しました。
しかし、いったん測定が打ち切られた結果、
微量元素の測定という職人技をもって従事していた、
契約技師は離散し、
測定は、ままならないようです。
しかも、「測定値を評価して予測モデルをつくる研究」は、
文部省の認可条件からは、除外統制されてしまったようです。
気象庁の研究者は、測定を再開しても発表の機会は与えられていないようです。
「環境放射能データベース」には、
3.11以降のデータは見つかりません。(見つかったら教えてください)
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/servlet/search.top?pageSID=165038819
また、気象庁気象研究所のサイトをたずねても、
http://www.mri-jma.go.jp/
当該の、1957年からずっと続けてきたという大気中のSr降下量についての報告は見つかりません。
4月から7月までは、予算がないのでサンプル収集のみ。7月から一部予算復活したものの、
データの発表は5カ月たってもありません。
これは、原発のために学問研究が枉げられたことを世界に示した「国辱」です。
また、
文部科学省所管「環境放射能データベース」は、
データ公表のサイトと言うよりも、
データの「独占」と「遮断」に寄与するサイトだといってよいかもしれません。
この問題は、
渦中の気象研究所研究員の立場がありますから、
その去就、情報を求めなくてはなりません。
ni0615拝
安禅不必須山水
http://ni0615.iza.ne.jp/blog/list/
太田光征
http://otasa.net/
-------- Original Message --------
Subject: [CML 013590] 環境放射能データベースについて
Date: Thu, 8 Dec 2011 23:32:03 +0000
ni0615 田島です
以前、「横浜のストロンチウムについて」のスレットで、
大畑豊さんから
「環境放射能データベース」についてご教示をいただきました。
http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-November/013218.html
改めて御礼をもうしあげます。
そのご、ご教示のサイトを検討するにあたって、
朝日新聞連載「プロメテウスの罠、第3部 観測中止令」(11/7-23の15回連載)
これを読みましたところ、
放射能・放射線測定に関しては、
国土交通省管轄の気象庁といえども、文部科学省が予算配分管轄権をにぎっていて、
大畑さんご教示の、
> 気象研究所が過去、50年以上測定しています。
この国際的にも評価された測定が、3月31日をもって打ち切られた事実が詳しく報じられています。
この文部科学省による情報隠ぺい(情報の元を断つ)というよりか、研究弾圧を
ある国会議員がひそやかに問題にしたところ、
文科省の役人は、それが世間に知れるのをおそれて、
予算は7月になって一部復活しました。
しかし、いったん測定が打ち切られた結果、
微量元素の測定という職人技をもって従事していた、
契約技師は離散し、
測定は、ままならないようです。
しかも、「測定値を評価して予測モデルをつくる研究」は、
文部省の認可条件からは、除外統制されてしまったようです。
気象庁の研究者は、測定を再開しても発表の機会は与えられていないようです。
「環境放射能データベース」には、
3.11以降のデータは見つかりません。(見つかったら教えてください)
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/servlet/search.top?pageSID=165038819
また、気象庁気象研究所のサイトをたずねても、
http://www.mri-jma.go.jp/
当該の、1957年からずっと続けてきたという大気中のSr降下量についての報告は見つかりません。
4月から7月までは、予算がないのでサンプル収集のみ。7月から一部予算復活したものの、
データの発表は5カ月たってもありません。
これは、原発のために学問研究が枉げられたことを世界に示した「国辱」です。
また、
文部科学省所管「環境放射能データベース」は、
データ公表のサイトと言うよりも、
データの「独占」と「遮断」に寄与するサイトだといってよいかもしれません。
この問題は、
渦中の気象研究所研究員の立場がありますから、
その去就、情報を求めなくてはなりません。
ni0615拝
安禅不必須山水
http://ni0615.iza.ne.jp/blog/list/
参議院議員 島尻安伊子様:原子力協定に反対を
参議院議員 島尻安伊子様
2011年12月8日
原子力協定に反対を
田中前沖縄防衛局長の発言には苦々しい思いをされているのではないかと思います。
前局長の発言は政府のこれまでの沖縄差別政策を正しく代表したもので、彼個人だけの見解ではありません。発言問題を防衛相の「任命責任問題」に矮小化するわけにはいかないと思います。
原発も差別を強要しなければ成り立たないものです。
推進福島原発震災の原因究明が済んでいない段階で原子力協定を推進するのはいかがなものでしょうか。
太田光征
2011年12月8日
原子力協定に反対を
田中前沖縄防衛局長の発言には苦々しい思いをされているのではないかと思います。
前局長の発言は政府のこれまでの沖縄差別政策を正しく代表したもので、彼個人だけの見解ではありません。発言問題を防衛相の「任命責任問題」に矮小化するわけにはいかないと思います。
原発も差別を強要しなければ成り立たないものです。
推進福島原発震災の原因究明が済んでいない段階で原子力協定を推進するのはいかがなものでしょうか。
太田光征
2011年12月06日
「衆院の土地に車を止めているだけ」と自民・石原氏
「衆院の土地に車を止めているだけ」と自民・石原氏 自民党の土地無償使用問題で
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111206/stt11120614320007-n1.htm
「賃貸借契約はなく、従って賃料も発生しない。自民党の見解と衆議院の認識の間に齟齬はない」(自民党コンプライアンス室の橋爪雄彦弁護士)
経産省前テントひろばも問題ないね。
http://tentohiroba.tumblr.com/
*
郵政造反の小泉、城内両氏、自民会派入り 将来の復党目指す
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111206/stt11120612080003-n1.htm
小泉龍司、城内実両衆院議員は次回選挙で落選させましょう。
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太田光征
http://otasa.net/
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111206/stt11120614320007-n1.htm
「賃貸借契約はなく、従って賃料も発生しない。自民党の見解と衆議院の認識の間に齟齬はない」(自民党コンプライアンス室の橋爪雄彦弁護士)
経産省前テントひろばも問題ないね。
http://tentohiroba.tumblr.com/
*
郵政造反の小泉、城内両氏、自民会派入り 将来の復党目指す
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111206/stt11120612080003-n1.htm
小泉龍司、城内実両衆院議員は次回選挙で落選させましょう。
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太田光征
http://otasa.net/
チェルノブイリへのかけはしの野呂美加さんのお話会
12/16[午前]お話会in市川
http://npokakehashi.blogspot.com/2011/11/1216in.html
チェルノブイリから学んだ、放射線から子どもを守るための提言
大規模な原発事故による放射能の影響は福島だけでなく私たちの住む地域にも広がっ
ています。子供たちが将来どんなリスクを負う可能性があるのか。何をどう防ぎ、どう引き受けることができるのか。野呂さんは19年に及びチェルノブイリの子供たちの保養活動に携わりました。チェルノブイリの母親たちから学んだ放射能対策、大切な子どもたちを守る方法を聴くことができます。放射能を心配するだけでなく、具体的にどうすればいいか、一緒に考えてみませんか?野呂さんのお話し会の後、高世仁監督の映画「チェルノブイリの今、フクシマへの教訓」の上映もあります。
●日時:平成23年12月16日(金)開場:10:00
●第T部:野呂さんお話し会 10:30〜13:00
第U部:映画「チェルノブイリの今、フクシマへの教訓」13:20〜14:20
●会場:市川市市民会館ホール(市川市八幡4−2−1)
(JR本八幡駅北口徒歩7分、京成八幡駅徒歩5分、地下鉄本八幡駅徒歩6分)
※駐車場に限りがありますので、公共交通機関をご利用ください。
大きな地図で見る
●参加費:700円
※予約はありませんので、当日直接会場にお越しください。
お子さん、赤ちゃん連れでお聞きいただけます。託児に関してはお問い合わせください。
●定員:900名
主催:手をつなごうママの会ICHIKAWA
協賛:脱原発・市川市民の会、M's room(子育て相談室)、SaveChild市川
事務局・連絡先:脱原発・市川市民の会
TEL/FAX:047-302-0014(担当者:中村)
主催者HPブログ:http://no-nukes-ichikawa.blogspot.com/p/ohanashikai.html
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太田光征
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http://npokakehashi.blogspot.com/2011/11/1216in.html
チェルノブイリから学んだ、放射線から子どもを守るための提言
大規模な原発事故による放射能の影響は福島だけでなく私たちの住む地域にも広がっ
ています。子供たちが将来どんなリスクを負う可能性があるのか。何をどう防ぎ、どう引き受けることができるのか。野呂さんは19年に及びチェルノブイリの子供たちの保養活動に携わりました。チェルノブイリの母親たちから学んだ放射能対策、大切な子どもたちを守る方法を聴くことができます。放射能を心配するだけでなく、具体的にどうすればいいか、一緒に考えてみませんか?野呂さんのお話し会の後、高世仁監督の映画「チェルノブイリの今、フクシマへの教訓」の上映もあります。
●日時:平成23年12月16日(金)開場:10:00
●第T部:野呂さんお話し会 10:30〜13:00
第U部:映画「チェルノブイリの今、フクシマへの教訓」13:20〜14:20
●会場:市川市市民会館ホール(市川市八幡4−2−1)
(JR本八幡駅北口徒歩7分、京成八幡駅徒歩5分、地下鉄本八幡駅徒歩6分)
※駐車場に限りがありますので、公共交通機関をご利用ください。
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●参加費:700円
※予約はありませんので、当日直接会場にお越しください。
お子さん、赤ちゃん連れでお聞きいただけます。託児に関してはお問い合わせください。
●定員:900名
主催:手をつなごうママの会ICHIKAWA
協賛:脱原発・市川市民の会、M's room(子育て相談室)、SaveChild市川
事務局・連絡先:脱原発・市川市民の会
TEL/FAX:047-302-0014(担当者:中村)
主催者HPブログ:http://no-nukes-ichikawa.blogspot.com/p/ohanashikai.html
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太田光征
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