2012年06月11日

文科省の放射線副読本

日本原子力研究開発機構や日本アイソトープ協会など、原子力推進の組織ばかりからの出典で構成した文科省の放射線副読本。

文科省は原発が地震・津波に耐えられるとする旧パンフを作成してきたこと、福島原発事故を起こした側にあったことをまったく反省せず、この機会に乗じて放射線安全神話の新たな教本を作り出したのです。

放射線等に関する副読本:文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/detail/1311072.htm

副読本の問題点を指摘したものとしては、原子力教育を考える会の下記資料が一番まとまっているでしょう。

文科省放射線読本を検証する
http://www.nuketext.org/indexR.htm

副読本の問題の核心は低線量被ばくの影響がないとする印象操作です。このようなキャンペーンに対抗するために低線量被ばくの影響を報告した論文などをまとめたのが下記資料です。

内部被曝−学習会資料
http://2011shinsaichiba.seesaa.net/article/273231204.html

副読本を批判するその他の資料を幾つか紹介しておきます。

http://bit.ly/JeyOpt
https://www.ad.ipc.fukushima-u.ac.jp/~a067/FGF/FukushimaUniv_RadiationText_PDF.pdf
放射線と被ばくの問題を考えるための副読本
〜“減思力げんしりょく”を防ぎ,判断力・批判力を育はぐくむために〜

若狭ネット
http://www4.ocn.ne.jp/~wakasant/
電力社長が理事の「原子力文化振興財団」が作成した「放射線副読本」の配布をやめ、撤回せよ!(ニュース135号から)
http://www4.ocn.ne.jp/~wakasant/news/135/20120120b.pdf
<この副読本は財団法人「原子力文化振興財団」が文科相の委託を受けて作成したのですが、その経過が問題になっています。この財団は以前から原子力推進の教材作りや講演会への講師派遣などに関わり、「プルトニウムが含まれた水を飲んでも安全」とするキャラクター「プルト君」を産み出して批判を浴びるなど悪名高い財団です。>

文科省の放射線副読本を斬る! 批判リーフレット
http://www4.ocn.ne.jp/~wakasant/news/136/hihan.pdf
市民との交渉で文科省は…
文科省「文科省の意向は入らないようにしました。」
文科省「放射線の学習について、児童生徒に興味を持ってもらわないといけない。興味を持ってもらうには、身近にある放射線の利用について示して、興味を持たせることがいいということになりました。」
文科省「放射線の専門家や学会の意見として、100ミリシーベルト以下については、放射線だけによるガンの発生については明確な証拠がない。ヒロシマ・ナガサキの被爆者の低い線量のガンは放射線を受けたからということが明確になっていないと聞いています。一切、100ミリ以下なら大丈夫だとの表現はしていません。できるだけ少なくする必要があると理解しています。」

Ustream.tv: ユーザー CNIC_JAPAN: 『文部科学省による放射線安全教育の問題点』について 崎山比早子さん山本太郎さん, Recorded on 11/11/16 http://www.ustream.tv/recorded/18549367
教師用「100ミシシーベルト以下の低い放射線線量と病気の関係については、明確な根拠なないことを理解できるようにする。」
国際的にはしきい値なし直線説を採用。1.3ミリシーベルト以上のX線で、二本鎖DNAの切断頻度が直線的に増加する(2003年の研究)。ベラルーシでは学校の時間を短縮。伊達市の子ども、携行線量計で1カ月で3ミリシーベルト。1ミリ超えたら避難させるわけではない、データは自分には分からない。

Ustream.tv: ユーザー CNIC_JAPAN: 文部科学省の『放射線等に関する副読本』を読む。ゲスト:吉井友二氏(原子力教育を考える会、高校教員), Recorded on 2012/04/15.
http://www.ustream.tv/recorded/21858567
福島原発事故、チェルノブイリ事故に触れない。原子力村の情報を刷り込み。
放射線の効用は細かく記述。危険性はほとんど書かない。
がんを引き起こす原因の説明では、大人の場合のもの(喫煙など)が採用され、放射線を過小評価している。
高校生用18ページ「(放射性物質が地面に落ちれば)マスクをしなくてもよくなります。」→定期降下物は上昇したりする。
中川文科大臣「第三者的な専門家の知見に基づいて制作したので、影響はない。」
ICRPが経済的・社会的な合理性を重視していることを教師用でわざわざ説明。

副読本作成委員会委員長を務めたのは、文科省放射線審議会の前会長、中村尚司東北大名誉教授で、放射性セシウムの新基準値策定のパブコメで関係学会の会員らに「反対意見の投稿要請」とも受け取れる依頼をメールで送っていた(東京新聞)。
「やらせ投稿」メールで要請 中村尚司(前会長・文科省放射線審議会)セシウム新規制値のパブコメに:ざまあみやがれい!
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65790859.html

ここがおかしい「放射線副読本(副毒本)」問題点検証@|脱原発の日のブログ
http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-11251809405.html

文科省の「放射線」副読本を斬る 若狭連帯行動ネットワーク
http://www.scribd.com/doc/77433367/%E6%96%87%E7%A7%91%E7%9C%81%E3%81%AE%E3%80%8C%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E3%80%8D%E5%89%AF%E8%AA%AD%E6%9C%AC%E3%82%92%E6%96%AC%E3%82%8B-%E8%8B%A5%E7%8B%AD%E9%80%A3%E5%B8%AF%E8%A1%8C%E5%8B%95%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF

太田光征


posted by 風の人 at 02:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 文科省の放射線副読本

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