大阪国際児童文学館存続署名の訴えが「児童文学書評」のひこ・田中さんから来ています。同署名の〆切は五月十七日までとなっています。
急なお願いで恐縮ですが、ご協力をよろしくお願いいたします。
東本高志
以下、転載(転載歓迎)
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【児童文学評論】 お願い号
1998/01/30創刊 今号の発行部数3262部
kids@hico.jp
〔児童文学書評〕 <http://www.hico.jp>
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☆すでに各マスメディアの報道でご存じの方も多いと思いますが、児童文学館が存続の危機にあります。
ここには現在、府の予算でだけではなく、一般の方、出版社、作家、研究者たちの寄贈によって四半世紀の年月をかけ、七十万点もの資料が集積されています。
資料館は、継続的に資料を集めていかないと、その価値はなくなります。一度廃止してしまうと、容易には元に戻すことができないのです。
児童文学館に集められている資料は、雑誌の付録など、意識的に残していかないと散逸しやすい物も多く、とても貴重です。専門員による継続的な管理・保存が必要と考えています。
子どもの物語たちの記憶が失われてしまはないように、存続願いの署名運動を行っています。お一人様からでも、よろしくおねがいいたします。
ご協力いただければ幸いです。
署名用紙は、「児童文学書評」http://www.hico.jp/に置いています。
発送はFAXでもかまいません(手書きでお願いします)。
五月十七日をめどに、
020-4665-3160まで、お送り下さい。
*また、kids@hico.jp 宛に、ご賛同のお名前とご住所を送っていただいても、もちろん結構です。
(ひこ・田中)
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参考:3月20日のasahi.com より
■橋下知事 国際児童文学館「府立図書館などに集約化を」2008年03月20日
大阪府の橋下徹知事は20日、見直しを進める府立27施設のうち、吹田市千里万博公園の国際児童文学館を視察し、「同じような機能の所に統合した方がいい」と話し、府立中央図書館(東大阪市)や中之島図書館(大阪市)などと集約化していく方向を示唆した。
同館は84年に開館。子どもの本や資料70万点を所蔵し、子どもが本に親しむための支援・研究などの活動をしている。
視察後、橋下知事は「通常の図書館となぜ分離しているのかわからない。児童文学を子どもに広める機能は必要。例えば府立図書館に入るとしても、そこで特徴を出せばいい」と話した。蔵書の保管などハード面の課題については「いい案はないか知恵を借りたい」とした。
向川幹雄館長は視察後、資料のうち50万点が文学発展に貢献するとして寄贈を受けたものと説明し、「文学館だからこそ寄贈が受けられる。統合されたら受けられない」と話した。
(http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK200803200035.html)
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もう1通。
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日本書籍協会(出版社の団体です)は、五月一日に、副知事に面談し要望書を提出し、意見を述べました。
以下、その内容をお知らせいたします。
児童文学館がどのようにして維持され、発展してきたかがわかります。
ブログなどで紹介していただければ嬉しいです。(ひこ・田中)
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2008年5月1日
国際児童文学館の存続について 社団法人 日本書籍出版協会
http://www.hico.jp/
● 日本書籍出版協会(書協)について
・日本を代表する出版社団体。1957年3月創立。現在会員472社。
・出版事業の健全な発達、文化の向上と社会の進展に寄与することを目的とする。
● 書協と国際児童文学館との関係
協会所属の出版各社は、国際児童文学館の趣旨に賛同し、開館以来24年間、発行図書の寄贈などの支援を行い、その発展に尽力してきました。
会員出版社 約250社が 図書・雑誌 約8,000点(年間)を寄贈
【参考】年間収集資料点数 約15,000点
うち寄贈 約9,000点(約2,100万円相当、出版社・個人・機関)
<寄贈について>
・出版社がこのような形で寄贈しているのは、全国で国際児童文学館だけです。
・図書館には、寄贈していません。
・存続されるならば、引き続き、協会を挙げて支援させていただきます。
<理由>
国際児童文学館は、図書館と大きく異なる機能と役割を持っている。
・資料は、児童文化財として、発行したままの姿で保存、次代に引き継がれる。
・資料を元にした研究は、出版社にとっても参考になる。
・寄贈した資料は、子どもの読書活動推進に活かされている。それは、全国のモデルとなる。
● 大阪府に望むこと
・行政の継続性、公の責任を考えていただきたい。
協会所属の出版各社は、設立主旨と役割に大きな期待を寄せ、大阪府と同館の要請に応えて本の寄贈の支援をしてきました―
子どもたちの読書環境の整備に向けて、大阪府の計画においても、国際児童文学館は重要な役割・機能を担うことが明記されています―
・国際児童文学館は「官民協働」の仕組みを構築している先行事例です。
同館の実質的な事業費約3億円(企業の協賛事業費等を含む)のうち、3分の1は民間等によるものであり、人的、知的な協働作業など支援・協力によって運営されています―
・5年後、10年後を考えていただきたい。
「大阪の未来をつくる」中に、子どもの未来に特段の配慮をいただきたい。
一度失ったものは、二度と戻ってきません―
・国内、国際的な観点から国際児童文学館の意義を考えていただきたい。
府民、国民の貴重な財産です―
わが国の児童文学研究、読書推進活動の中核施設である大阪府立
国際児童文学館および財団法人大阪国際児童文学館の存続と充実
を強く要望します。
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大阪人でもないのに、存続署名して、税金払うのは
私達、大阪人なんです。医療をぜひとも残して欲しいのに、他県の人の署名で、税金払う人の事考えてますか??????
高名な人。団体。お金を出してください。
他県の人が署名するなら、寄付金付けて貰わないと、勝手過ぎる。
児童図書館より医療が欲しいんです。税金払わない
他県の無責任は、辞めて欲しい。