2008年05月12日

インディアンと原発「ロンゲスト ウォーク」

5月1〜10日鎌倉図書館.

9条ピースウォークの同志達に紹介された森田ゆり『聖なる魂』朝日新聞社,1989年.

砂川基地闘争を阻止する任務を受けた元空軍情報部隊のインディアン,デニス・バンクス氏が森田ゆり氏に依頼して日本語版のみを出版.

インディアンの豊かな文化と教えの中で育つも,居留区への移住と生活の貧しさ,寄宿学校での教育により文化を剥奪される.学校ではインディアンの言語,宗教,行事を禁止され,英語文化を強制させられる苦痛な訓練と虐待を強いられた.それは従順な生産的アメリカ人に育てあげる為だった.

学校を卒業し日雇いで働く中で,朝鮮戦争を美化し,国の偉大さを大宣伝する風潮に洗脳され17歳で入隊.立川基地にて基地拡張に抗議する日本山妙法寺の僧侶をフェンス越しに見る.その22年後,インディアン解放の為,米大陸5800km横断するロンゲストウォークで妙法寺の93歳の藤井日達氏と出会う.

デニスとゆりさん達が1988年8月の1ヶ月間,広島〜札幌の原発や再処理工場をピースランしたと知った.

9条世界会議でゆりさんやロンゲストウォークに参加した若人と話せた.私も1歩1歩楽しんで,1つ1つ出会いを重ね,平和な関係を広げていくぞ.

豊田義信
posted by 風の人 at 14:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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