9条世界会議とUA

5月4日幕張.

満員の会場.外に溢れる参加者.河童の衣装で「ねがい」を歌ったりしてたら,同郷の友人や世界の友人,ビースウォーカー達に会えた.

●ベアテ シロタ ゴードン氏のお話●
戦後,松本大臣が民主的な憲法草案を書けなかったことを受け,2月4日10:00am,マッカーサーの命を受けたホイットニー民生局長が,20人の部下を憲法制定会議のスタッフとして極秘で任命.

社会党や共産党の草案,鈴木安蔵らの憲法草案も参考にし7日間で草案作成した.世界中の歴史的英知が入っている.

国民はGHQが草案をまとめたことを知らなかった.GHQが去った後,保守系の学者が「押し付け憲法」と喧伝した.政府には押し付けたが,国民は憲法を喜んだ.

日本の憲法は米国の憲法より優れている.他の国から良い憲法を受けたのらそれで良いじゃないですか.
●●

ナターシャ グジー氏のウクライナ民謡とバンドゥーラ演奏.

AINU REBELSの舞い.

FUNKISTと踊った.

UAの故郷,奄美大島の唄を聴いた.

「年間100人が自殺し800人が餓死している日本」「殺すことにお金を使うのではなく生かすことにお金を使うこと」雨宮かりん氏が語った.

楽しんだ.
明日も楽しみ.

豊田義信

Comments

3日、大久保から新宿へ
貧困のプレカリアート（不安定さを強いられるフリーター等）
　は増殖連結する
というサウンドデモに参加。
若者やおじさんやおばさん。
大きなハリボテ猫が二匹で先導。
なめんなよ、って言う意味かな？
「仕事をよこせ」「金持ちから税金を取れ」
「底辺からまきあげるな」
「ガソリンが高すぎるぞ」「殺すな」
「軍備に税金を使うな」「そんな金があったら福祉に回せ」
「私たちは生きているんだぞ」
「部品扱いするな」「時給をあげろ」
「法律どおり残業代を払え」
しごくもっともです。
お店から従業員が顔をだす。
元気な音だし踊ったりしているけど、おとなしいものです。
マスクだらけの私服さん、いかつい　きどうたいさん？がかえっておかしな感じ。

　　4日　私も参加。
9条世界大会いん幕張メッセ。
会場7000席は満員。２〜３０００人が空席待ち。
ピースボートの吉岡達也さんが力強く宣言。
「最強の武器で（アメリカ）中規模の町（バクダッド）ひとつ平和にはできない。
武力では平和をつくれない。」

世界は9条を望んでいる！
ここにこんなに大勢が9条を選びなおしている。
こころ強く、確信が持てた。

アニファ・メズーイ　アルジェリア
真の敵は貧困、無学、温暖化、飢餓　
武器が自体を悪化させている。

コーラ・ワイス　アメリカ
戦争はジェンダーの問題。必ず重要事項の決定に女性を入れなければ起こる。
アフガンイラクに軍備3兆ドル。犯罪的配分ミス。国際援助、学校へかければ解決。

池田香代子
最近のシール投票では「9条を守る」が81パーセント。
9条を守るのは市民しかできない勤め。市民が国から交戦権を取り除く。
オルタグローバリゼーションを。

土屋公献　　弁護士
軍隊を持たない国7から30へ。歴史は前進している。

エマニュエル・ボンバンテ　ガーナ
日本の9条は世界の指導者への圧力に

ベアテ・シロタ・ゴードン　アメリカ　元ＧＨＱ（24条男女平等）憲法起草
日本の憲法は戦争で疲弊した人々が望んだもので
世界の憲法の中で理想のもの、
アメリカ憲法より良いものを「押し付け」たりはしない。

李ソクテ　韓国　弁護士
仏・独の良い関係のように日・韓も。
日本は戦後処理をドイツにくらべられて批判されてきたが
その克服の為にも9条守ること
理性的な政策に背を向ける理由はない。
カントの永久平和、ガンジーの非暴力につながるもの。

カルロス・バルガス　コスタリカ　外務省
コスタリカもアメリカに基地をつくられそうになったがはねのけた。
この会議が世界の礎となる。

アン・ライト　元陸軍大佐　外交官　反戦活動家
すべての国の戦争の禁止を呼びかけるこの会へ声を寄せられて光栄
アメリカは武力で政治、経済に影響を与えようとしてきた。
人々の意に反した軍事行動をやめさせること。
アメリカは日本が9条を捨てるようにＰＵＳＨしてきた。
日本の9条はアメリカの軍事行動の歯止めにもなっている。
軍事産業におとらない平和産業を。

高遠菜穂子　イラク支援
武器の放棄、丸腰、対話、支援といったことをしたから
人質になったときに殺されなかった。
9条を実践していたからだと思う。

カーシム・トゥルキ　イラク　人道支援ワーカー
国を守るには武器をとった、しかしソレは破壊でしかなかった
国の再建のために武器を捨て対立しないことを選んだ
しかし、人道支援と軍事行動は混同される。
アメリカからもタリバンからも捉えられスパイ扱いされるなど
疑われて困る。

エイダン・デルカド　アメリカイラク帰還兵　アブグレイブ告発
アメリカでは映画やドラマで軍隊は美化され、英雄視される。
１８のとき目的なく兵士に。すべてウソだった。仏教徒になった。
人殺しの合法化であり、言わなければ認めることだと思い
刑務所内でのことを話した。

雨宮処凛　作家
２５条の生存権が脅かされている。
世界で日本は貧困率は第二位、軍事費は第三位。
フリーターは年収106万。最低時給618円。
自殺はこのところ一ヶ月100人.
そんな中「希望は戦争」という若者が出てくる。
子どもを生むことができる給与がもらえる自衛隊が魅力となる。
27歳までは「再チャレンジ」ができるからだ。
「だまされて戦争になんかいかないぞ」と思っていても
たべるために自衛隊が身近くなる社会。
殺す為にではなく生きる為に金をまわせ！

合唱ねがいも
交響曲第９も
高橋竹山も
普天間かおりも
ＵＡウーアも
すんごい高い気を感じました。
加藤登紀子まではいられなかった。
高遠さんはバッシングの上、忘れたい無残なイラクの状況を語り続ける
という過酷な体験をこえての語りだと思うと涙がこぼれた。

5日も10時から分科会形式
参加されたらどなたか報告をおねがいしたいです。

横浜市民テレビ（仮）
インターネットライブ中継だそうです。 http://www.yokohama.citv.org/

　柳沢　典子　〜☆

Posted by 柳沢典子 at 2008年05月05日 21:44