原田さんの選挙共同に関する考え方は、私とほぼ同じだと思う。つまり私の用語でいう“野党住み分けバーター投票”。すでに去年、“2007参院選投票指針”↓として提唱しているもの。ただし、1人区での候補の条件に違いがあるかもしれない。
要するに、1人区でのみ「勝てる候補」一人に票を集中させる代わりに、複数定数区・比例区では、護憲政党の候補のみに投票するという戦術。護憲政党に所属する確実な護憲派候補を最大化させるためには、バーター契約件数を最大化させる必要があるので、1人区での「勝てる候補」に条件をつけない方がいい。
当初私はこの投票の仕方を、主権者としての有権者からみて、違憲選挙制度修復的投票という捉え方をしていました。ところが友人の田口房雄さん(http://fusao.jp/)は、修復すべき元のまともな選挙制度はないという理由から、“選挙制度修正投票”という言い方を考えてくれた。
今回の補選は、比例区選挙がないものの、やはり“野党住み分けバーター投票”が適用可能なケースです。来る総選挙での比例区選挙がバーター契約の対象になるからです。
護憲派議員と野党議員を最大化し、政権交代を果たすために、政党支持の異なる有権者の間でコミュニケーションを図り、“野党住み分けバーター投票”の契約をする。蟻地獄の二大政党制―完全小選挙区制が実現される前に、今ならまだ有権者が持っている力を今度の山口補選で行使しよう!!
太田光征
http://otasa.net/
衆議院山口2区(岩国市、光市他)周辺の市民のみなさん及び全国のみなさんへ
「岩国で全野党共闘を考える集会」へのご案内
(転送転載歓迎)
呼掛け:全野党と市民の共闘会議2008.04.02
呼掛け人登録フォームは↓(無料)
http://memweb.net/bn/Mx.exe?Parm=hrd/AN001
新聞等のニュースによりますと、来る4月15日に山口2区(岩国市他)で衆議院議員の補選が公示されます(4月27日投開票)。
昨年来、政権交代の機運は熟しつつあります。来る山口2区の補選は、この流れを継承し、日本の政治が私たちの願いに幾らかでも添った方向に行くかどうかの重要な選挙です。
幸い、この度山口2区では、若干一部消極的ではありますが、全野党がまとまり、私たちの願う「平和共同候補」の実現に近い形で選挙が行われようとしています。この機会に、私たちの運動の趣旨を山口2区のみなさまにお知らせし、わたしたちと共に歩むことを訴える集会を持ちたいと思います。
記 (4/19集会のご案内)
集会名:岩国で全野党共闘を考える集会
主 催:岩国で全野党共闘を考える集会実行委員会
日 時:2008年4月19日(土)午後14:00〜17:00(13:30開場)
場 所:岩国市民会館 第三研修室(JR岩国駅正面口より徒歩10分)
(住所:〒740-0022 岩国市山手町1-15-3 岩国市役所そば)
連絡先:原田まで(Tel:0463-20-5275 Fax:0463-20-5276携帯:090-5347-3603)
呼掛け:全野党と市民の共闘会議 代表 二田水弘平 (神奈川県平塚市)
なお、上記集会のための準備会(実行委員会)を4/13(日)に開催致します。4/19集会の趣旨に賛同頂ける団体・個人の方は、集会開催についてご意見を頂きたいと考えておりますので、ぜひ下記の準備会にご参加下さい。皆様で作る集会です。
記 (4/13準備会のご案内)
集会名:岩国で全野党共闘を考える集会の実行委員会(準備会)
日 時:2008年4月13日(日)午後14:00〜17:00(13:30開場)
場 所:岩国市民会館 リハーサル室(JR岩国駅正面口より徒歩10分)
連絡先:原田まで(Tel:0463-20-5275 Fax:0463-20-5276携帯:090-5347-3603)
呼掛け:全野党と市民の共闘会議 代表 二田水弘平 (神奈川県平塚市)
私たち「全野党と市民の共闘会議」は改憲によりおおっぴらに戦争の出来る国に向かおうとする政権に反対し、「私たちの平和共同候補を国会に!」を合言葉に日本の政治を変革して行こうとする市民団体です。
改憲論議はまず棚上げし、生活一番、そして国民の声を正しく国会に反映するためには「小選挙区制度反対」、「日本列島に本当の民主主義を」等々が私たちのコンセプトです。
今の衆議院は、さまざまな疑義の持たれた「05年小泉郵政解散」により、与党自民党・公明党は過半数ぎりぎりの得票で議席ではなんと国会の2/3を占めております。昨夏の参議院選挙では与野党が逆転しましたが、いまの衆参は「ねじれ」でもなんでもなく、そもそも衆議院における「2/3巨大与党体制」がすでに国民の意思からかけ離れたものになっているに過ぎません。衆議院における「小選挙区制度」のマジックです。
この「マジック」のために社民党・共産党の「護憲勢力」は得票数で合せて15%を得ながら議席ではわずか3%です。その差12%、国会定数(480)の57議席強が不当に奪われていると私たちは考えます。残念ながら民主党指導部には、このような現実に触れずにかえって「二大政党制」を吹聴し、さらに小選挙区制度を強化しようとする動きが見えます。これは昨年の「大連立構想」でも明らかになったように「大政翼賛政治」に向かう危険な兆候です。
小選挙区制度の下では、野党がバラバラではこのような流れに有効に対処することは極めて困難です。私たちは、民主党指導部が憲法論議を棚上げし、生活一番の立場を堅持し、社民党・共産党とともに全野党共闘で政権交代を成し遂げてほしいと願うものです。
この度の山口2区の補選は、「あるべき野党共闘とは何か」の格好の見本になる、またそうしなければならない、そのような思いの市民の皆様の本集会への参加をお待ちしております。
4/19の「本集会」は、皆様が主催する集会です。時間がありませんが、ぜひ4/13の準備会(実行委員会)に出席して頂き、「4/19本集会」の準備に参加して下さい。
また、これを機会に私たちと共に全国にこの運動を広めて下さい。
呼掛け:全野党と市民の共闘会議 2008.04.02
多くの市民団体・個人の方々のご協力をお願いいたします。(完)
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