自民党と民主党の二大政党はガソリン暫定税率などの問題をめぐって対決を深めつつも、まだ大連立の危うさも消えてはいません。岩国市長選や沖縄での米兵による少女暴行、護衛艦「あたご」の衝突事件など、日米関係や自衛隊の存在そのものを問う事件が頻発しているにもかかわらず、国会は空転という状態です。物価上昇や負担増で、暮らしの危機は深まるばかりの中、二大政党は有効な打開策を見いだせないでいます。一方で、「二大政党」以外の各政党は、平和憲法と国民の生活を守る立場から、危機打開に向けた有意義な政策提言を積極的に行っていますが、まだまだマスメディアをはじめ、十分その主張が聞き入れられ、理解されているとは言えない現状があります。
このような中、日本の政策の骨格を再確認し、将来に向けた展望を切り開くために、「平和への結集をめざす市民の風」では、連続・政治セミナーの開催を予定しています。憲法、北朝鮮政策などの平和政策、年金問題、ワーキングプア問題などの福祉政策、道路特定財源、環境税、地球温暖化問題などの環境政策など、今迫られている緊急の課題を平和憲法の視点から押さえる活憲セミナーです。
通常の運営委員会とは別に、実行委員会を開催し政治セミナーの企画・運営を行います。実行委員会は、企画の趣旨に賛同される方は現在「風」の運営委員、会員、賛同者であるか否かを問わず、誰でも参加資格がありますので、ぜひ周りの方もお誘いの上参加いただけると幸いです。
<第一回実行委員会についてのご案内>
日時:4月9日(水曜日)午後6時30分−8時30分
会場:神保町区民館(ひまわり館)洋室A
住所/千代田区神田神保町2-40 TEL/03-3263-0741
※地図は、下記をご参照下さい。
<http://www.city.chiyoda.lg.jp/sisetu/yakusho.htm>
現在予定しているテーマは以下の通りです。
他にも「このような話を聞きたい」という案がありましたら、引き続き皆様の意見を募集しています。
第1回(5月末)地球温暖化問題に日本はどうたちむかうべきか(洞爺湖サミットを考える)
第2回(7月はじめ)拡大する格差社会と失われ行く憲法の精神(ワーキングプアと政治の無策)
第3回(9月)小選挙区制は良い政治につながったか(あるべき選挙制度を考える)
第4回(11月はじめ) 東アジア共同体としての平和政策(北朝鮮とどう向きあうのか)
オプショナルツアー(8月はじめ)
原水爆禁止運動の過去と未来(対立の歴史と対話への道を考える)
広島へのツアーで原水爆被爆者の声を聞き、同時に平和勢力の対立に至る歴史を聞く。
政治セミナーの成功に向けて、ぜひ皆さまの熱いご協力をよろしくお願いします。
末次 圭介
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