2008年03月22日

原発にかわる自然エネルギーのこと

皆様

自然エネルギーや原発について教えて下さった方々、有難うございます。
大変勉強になりました。自分自身の行動が問われます。

以下、拙いですが学びを報告します。
原発1基相当の風車1基、出資募集額1.5億円の市民ファンド等、具体的な取り組みを知り、嬉しく思いました。
長文、失礼します。


●風力1● 「大規模洋上風力発電 1ユニットで原発1基分の発電 低リスク・低コストで実現可能」
社民党OfficialWebの政策より↓
http://www5.sdp.or.jp/policy/policy/electoric/electoric_wind01.htm

抜粋↓
「同グループの経済シュミレーション解析によると、100万キロワット級洋上風力発電の初期建設コストは1キロワット当たり7〜12万円と格安で、耐用年数が100年と長く、メンテナンス費用も安く、他の発電事業と比較して格段の優位性を誇る。」

風車は騒音がひどい、という噂。
私も市民風車CEF2への投資を調べましたが、別荘地に隣接する風車の建設についての訴訟があると知り、控えました。
風車監視日誌↓
http://blogs.yahoo.co.jp/izuatagawa2007
Cef2クリーンエナジーファクトリーエコファンド↓
http://www.cef2.co.jp/index.php

洋上ならば、騒音も問題にはならないのでしょうか。
大規模洋上風車、期待します。

●風力2●「電力の5%→20%を風力発電へ、風力発電ブームのドイツ」
「原発に替わるエネルギーですが、例えば温暖化防止に原発を使うとすると、2050年までにあと700基を建設しないといけないそうです、そしてそ
こまでしてやっと5%の二酸化炭素削減に貢献するそうです、ちょっと毎年原発を建設しても間に合わない数ですよね。
 それからドイツは1990年から自然エネルギーの市場導入拡大・法律が出来て風力発
電ブームが起きたそうです。2006年には電力の5%が風力で供給できるようになり
今後20%を目指すそうです。」

●風力3●「道路特定財源で電力の50%を風力発電へ」

グリーンピース・ジャパンのメールマガジン No.102 <08/03/19>より抜粋
グリーンピース・ジャパン事務局長 星川 淳さんの文章↓

「話を単純化するために、今後10年間で59兆円といわれるお金をすべて風力発電に
投入したとします。いま国内で建設されている標準的な風車は出力1,500kWで、
建設費は1基あたり3億円程度。つまり、59兆円あれば20万基近く、3億kWの発電
容量が増設できるわけです。これは平均的な原子炉(出力100万kW)の300基分に
も相当します! ただし設備利用率を3分の1と考えて、風力で原発100基分とし
ましょう。日本では現在、55基の原発が30%あまりの電力供給を担っているとさ
れますから、少なく見積もっても風力だけで国内電力需要の半分以上をまかなえ
るのです。」

●太陽光1●「高性能の太陽光発電」
平和つむぎブログへの書き込み、堀井さんより↓
http://heiwa0.seesaa.net/article/90040355.html#comment
「シャープでは変換効率30%以上の新型の太陽光電池を発明しました。」

変換効率とは?
産総研より↓
http://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/principle/principle_4.html

●太陽光2●「通産省の試算より効率の良い太陽光」
清里大友太陽光発電所より↓
http://www.eps4.comlink.ne.jp/~satoruot/otomosun.htm

「通産省の試算では、利子率4%・運転年数20年で計算していますが、それによると設置費用
が88.8万円kWとして、62円kWhとなるそうです。
 大友太陽光発電の発電コストを、より現実的な運転年数40年・利子率3%で計算した
ところ、42円kWhとなりました。利子率を2%にすると36円kWhとなりました。
現在は、設置費用が60万円kWと低下しているので、利子率3%・40年の運転年数で
25円kWhと現実的な数値になります。」

●太陽光3●「太陽光発電のしくみ」
産総研より↓
http://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/index.html
「また太陽光発電は環境破壊の抑制を通じて、世界の人々にも利益をもたらすことができます。これは日本の国際貢献の一環として誇れる事柄と言えます。」


●原発の危険性●
R-DANはRadiation Disaster Alert Network(放射線災害警報ネットワーク)↓
http://www.r-dan.net/r-dan/

●原発の非効率●
「平和への共同候補をめざす市民の風」でご一緒している方の文章↓(転送させて頂きます)
「 で、結論ですが、代替エネルギーを使ったほうがはるかに環境にいいのです。
 原子力の場合、ウランを採掘してそのまま燃やせるわけではありません、燃やすために処理(何せ、質量しか差異のないものを分離することなど、民生用のコストでは無理です)・加工に膨大なエネルギーが要ります。
 核燃料の加工・処理に必要なエネルギーをA、原発を燃やして出るエネルギーをBとすると、前出の室田さんの本によると、A>Bなのです。
 逆に言うと、核燃料を燃やすより、その処理・加工に使うエネルギーを先に使ったほうが良く、処理・加工には石油・石炭を使用するため、原発は間接的に石油・石炭を使わないと成り立たないのです。
 電力会社が原発は環境に言いと言うのは、核燃料の加工に必要なエネルギーを無視した暴論です。
 さらに、核燃料の場合、後処理にほぼ無限のエネルギーが要ります。後処理に必要となるエネルギーをCとすると、C>>B、あるいはB/C=0なのです。
 つまり、原発を続ける限り、無駄なエネルギー(核燃料加工に必要なもの+後処理)を浪費するのです。
 逆に言うと、このようにエネルギーを浪費するから、原子力・核エネルギーは莫大な利権をもたらすのです。原発がとまらない本当の理由はこれです。
 ご参考までに。」

エネルギーを浪費すると、莫大な利権をもたらす。
大量消費をするから、大量の需要があり、大量の生産があり、生産できる莫大な生産手段が必要になる、それが利権と言うことでしょうか?

●自然エネルギー政策1●「知人からの質問転送」
平和つむぎブログへの書き込み、山本さんより↓
http://heiwa0.seesaa.net/article/90040355.html#comment
「さて原発の件ですが いろんな危険に対する指摘や反対運動があり また孫子の時代にさえ
 問題の先送りに成ってしまいますが、これは推進派 反対派と言ったような受け止め方では
解決しない問題のように思います。いずれの側の人たちにも 孫子がありその将来に危惧を感じるのは親の心情でしょう。 他方において平和に対する大国の世界戦略に対する重要な柱は エネルギーの永続的確保であるのはご存じのところでしょう。
 近年において アフガニスタン・イラク・カザフ・キルギス・ウズベスクやトルコまでまたかっての太平洋戦争における日本でも、戦争や紛争においては エネルギー確保が戦略の潜在的に主要な側面となってきました。
 これらの戦争や 紛争でどれだけの人々が犠牲となり 難民に落とされ 貧困にあえいできたことでしょうか?
また 今現在も天然ガス確保のための領土争いとして、日中が東シナ海で大陸棚境界線をしのぎ合って、争っています。
 これら大国のエネルギー資源確保のために 殺生に突き落とされた人々の数はチェルノブイリを遙かにしのぐ数ではないでしょうか?
 ここにおいて 原発廃止と環境問題は 推進派も反対派も含めた全人類の課題であると思います。
 従って原発は廃止を指向するとすれば 現在と将来を見越したエネルギー量の客観的な予測・代替エネルギーの数値による検証と実行の目途・これに対する政府の具体的施策の実施が、必要なのではないでしょうか?
 客観的具体的資料が 不十分であっては この国の政府・官僚は 企業論理とその科学技術に依存した認識を基準に推進論を推し進めて来ます。 まさに資本主義的ですね。
 また各企業向けに共同運用していてあまり知られてない原発(福島県泉市など)もあるようです。
私は 甘いのかもわかりませんが 代替エネルギーが確保できる根拠を 明確に出来れば 我が国が 原発から遠ざかる政策がとれるのではと思っています。
どなたか教えて下さいな。」


●自然エネルギー政策2●「生活も政策も、自然エネルギーへの転換を」
ブレア英元首相と対面した、「竹村英明のあきらめない!」より↓
http://blog.goo.ne.jp/h-take888/e/d0ba902284a354d91ca73d31aaed7063

「たとえば2010年には全電力供給の10.4%は再生可能な自然エネルギーにするという(イギリスの)目標。日本政府は1.35%という低い目標で、これほど低い国は世界の先進国の中にはありません。中国やインドにも負けています。(世銀は日本の温暖化対策は世界70か国中61位で、先進国の中ではアメリカにも劣る最下位と発表しました。)」

●自然エネルギー普及●「あなたのお金が、温暖化を防ぐ。」
その竹村さんが取り組んでおられる「おひさまファンド」↓
http://www.ohisama-fund.jp/index.html
自然エネルギー普及のための「市民出資」です。
現在の出資募集額は1.5億円。

●エネルギー関連の情報●
皆さんから、下記ご紹介頂きましたので紹介させて頂きます↓
たんぽぽ舎ホームページ、http://www.jcan.net/tanpoposya/index.htm
室田武さんの著書「原発の経済学」(朝日文庫、1993年)

●以上です●

3/22ミニさくらと『世界は戦争に反対する』の平和行進に連帯して


豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
ストップ ロッカショ.JP http://stop-rokkasho.jp/
ストップ再処理工場・意見広告の会 http://www.iken-k.com/
ガンジーの会 http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/
市民がつくる平和条例の会 http://www17.plala.or.jp/peaceactcampaign/
「平和への結集」をめざす市民の風 http://kaze.fm/
川田龍平を応援する会 http://www.ryuheikawada.jp/
星野さんをとり戻そう全国再審連絡会議 http://www3.cnet-ta.ne.jp/f/fhoshino/
新しい反安保行動をつくる実行委員会 http://www.jca.apc.org/hananpojitsu/
posted by 風の人 at 22:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック