2008年03月09日

9条39。おい、そこの河童ぁ〜!

『なにぃ、9条ぉ?甘いこと言ってるねぇ。』

70代と言うおじちゃんが、私の「九条実現」バッヂを見て、そう言いました。

場所は津田沼駅北口。
私は3/9、9:9amに9の日ハンストを明け、習志野基地への申し入れ前に、仲間達数十名とチラシを配っていました。
今日は仲間からアヒムサは博愛だ、と教わったので、そんな気持ちで行いました。

デモやビラ配りは楽しみたいので、全身緑タイツの河童クラウン姿でアピールしたり、笛を吹いたり、子どもと遊んだり。

おじちゃんは大勢の私達を前に、堂々と意見を述べられました。日本に向いている中国のミサイルや北朝鮮の脅威など、将来の日本の不安を語られ、「がんばって」と言い残し去りました。

「日本国民は、...平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」
私は戦後の人々が大切にした憲法の精神をおもいます。
他国のミサイルの脅威より、自国の原発のことを考えます。
話を聞きながら、おじちゃんのご家族と海外の友人のことを考えます。
以前『ディア ピョンヤン』をみました。北朝鮮で暮らす人々のことを想います。


午後はお弁当を食べて、習志野基地へ申し入れに行きました。
趣旨は、パトリオットミサイルの情報公開、
パトリオットミサイルの撤去、
ミサイル防衛からの撤退です。

基地前には1時間前から警官と自衛官の方々が40名ほど待っていました。
基地前の空き地に入らせない様にする自衛官。
階級章をつけた緑色の制服自衛官の結婚指輪。
犬を抱きかかえ10分くらい共にいた散歩中の少女。

高性能拡声器で野次る黒塗り愛国車に乗った2人の男性。
「おい、そこの河童ぁ〜!笑いとってんのかぁ?」
「気持ちわりぃよ、手ぇ振んなよ〜。」

10分おきに何回も声をかけます。
「おらぁ、頭の皿、風で飛んでんぞ。干あがんぞぉ。」

彼らの主張は、自衛隊を応援する、パトリオットミサイルは必要だ、エセ平和集団は北朝鮮へ帰れ、という様なものでした。
私はリラックスして体を揺らし伸ばしながら、自衛官、警官、少女、青年、仲間の幸せを願いました。
青年らの言論の自由の為にも、妨害し合わず主張できればと思います。
また、申し入れも怒号が飛び交っては自衛官の方々も聞く耳を持たなくなるでしょうから、穏やかにできたらと思います。
少しでも良いので、対話ができますように。
それが貴重な交流となるはずです。

どんな風に安全をたもっていくか。
どんな風に生存していくか。
意見の異なる人と話したいです。

今日はありがとうございました。
おやすみなさい。

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
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posted by 風の人 at 21:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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