2008年02月22日

戦争の根本原因、財閥天皇、再び三菱、三井、住友...

皆様

本を紹介させて下さい。
先日亡くなられた高岩仁監督が書いた『戦争案内 -映画制作現場 アジアからの報告』映像文化協会、2000年。

今週土曜日の増田都子先生の近現代史講座「世界大恐慌と日中戦争」の予習として読みました。
とても重要なことを知りましたので、ご紹介させて下さい。

5ページ、
「...基本的に軍人や政治家を操って、莫大な利益を上げてきたのは、財閥・資本家たちですよ。しかし日本の歴史書には、このことはどこにも書いてありませんね」

8ページ、
「三井物産は、日本の軍隊が出かけていくずっと前から、中国に進出していて、支店網を巡らせ、...ロシアの軍隊の動きをキャッチしていち早く日本軍にもたらし、日露戦争の勝利に大いに貢献しています。もちろん日露戦争のときの武器の調達から運搬など、深くかかわって大きな利益を上げています。」

9ページ、
「伊藤博文...「日本も国内の団結を固め、世界の列強と争って商工業の発展をすることを、日本の基本方針としなければならない。そのために軍備を拡張して、商工業を中国や朝鮮、或いは東南アジアにまで発展させなければならない。」」

11ページ、
「西園寺公望の日記...「首相の山県は、国会議員買収のため天皇から受け取った資金を、どうも一部自分の懐にいれているようだ」」

13ページ、
「明治天皇は日清戦争に勝って、賠償金から二千万円を手に入れたこと。そして植民地にした台湾の最大の産業、台湾製糖の第二位の株主になって、二〇年後には一〇〇%の配当を手に入れたこと...二度目の侵略戦争の日露戦争後植民地にした朝鮮に、植民地支配の動脈のように施設した、京釜鉄道の上位株主は次の通りです。第一位は天皇で五十株、第二位は朝鮮皇室で二千株、三位以下は三井、三菱などが一千株ずつと続いています。...天皇が大量の株を保有していた企業は、ほとんんど日本が行う侵略戦争にかかわっている企業や戦争の結果獲得した植民地支配関連企業です。つまり天皇は、日本が侵略戦争をして、植民地を拡大すれば着実に巨大な利益が得られる仕組みになっていました。」

15ページ、
「三井物産の支店長会議の議事録...「"満州"の軍閥張作霖が大豆の買い付けに手を出し始めたので困った」」

23ページ、
「この一連のクーデター未遂やクーデターによって、いわゆる大正デモクラシーは押しつぶされてしまい、日本には軍国主義体制が確立され、一九四一年十二月八日アジア太平洋戦争へ突入しました。...この一連のクーデター未遂やクーデターには、巨額の資金を提供していた企業家がいました。

三月事件←五〇万円 ・徳川義親
一〇月事件←六三万円 ・藤田勇
五・一五事件←九万円 ・神武会
二・二六事件←三五万円 ・石原廣一郎」

29ページ、
「これは、私たちが確認できたわずかな資料から導き出したものです。しかしこれを見ただけでも、戦争をだれが必要として起こさせたのかがわかります。たとえクーデター資金に今のお金に換算して五〇億円や一〇〇億円を出したとしても、戦争で植民地を獲得すれば直ちに何倍にもなる。これこそが戦争の本質であり、根本原因だと思います。」

以上です。

豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp
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posted by 風の人 at 07:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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