2007年11月11日

雑誌と映画に見る、文化の崩壊

私は以前、「Newsweek」日本版を定期購読していました。
でも最近、大学と企業のランキングばかり載せるのでやめ、
講談社の「クーリエ」に乗り換えました。
世界中のメディアから集めた記事が載っていて、面白いと思ったからで
す。

でも、先日届いた最新号を見てびっくりしました。
「中田英寿責任編集号」だって。
どういうビジネスの仕組みができているのか知りませんが、
(多分、読者層を広げようとしているのでしょうが)、話が違う
じゃないですか。
アホらしくなったのでこれもやめ、
その分を「ビッグイシュー」に注ぎ込むことにしました。

売るのが難しいのはわかりますが、あまりにもビジネス先行。
全てがそうですね。
今日は映画マーケティングについて調べたのですが、
経営コンサルタントの言っていることはみんな同じ。
「今のシネコン中心システムを推し進め、テレビ局と提携してもっと派
手にやれ。
 ターゲットは映画を知らない層。過去の名画を知っているような層は
相手にするな」。
そして成功例は「躍る大捜査線」です。

頭に来る。
新しい観客層を拡大したいのはわかるけれど、映画の文化性はどうなる
のよ。
売れ筋商品だけでなく、死に筋商品も大事にしないとダメでしょう。

私の見るところ、10代を映画館に誘い込むことが重要です。
ゲームや携帯との戦いなんですよ、要は。
そのためには、10代にいい映画を観せてあげることが必要です。
そして映画館を楽しい非日常空間にすることです。

売上を上げることは不可欠ですが、文化性を放棄したらおしまい。
雑誌も映画も、そして学校も、それが命なのですから。

                  川西玲子
posted by 風の人 at 00:16 | Comment(0) | TrackBack(1) | 一般
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