民主・社民共闘が伝統的に成立していた大分選挙区では、本来、今回は社民(推薦)候補を共同候補にして闘うはずでした。
ところが、地元の民主党県連が拒み、無所属の矢野大和氏を推薦することにしたのです。
その結果は典型的な野党分裂選挙による野党候補の惜敗。これは最初から予想できたことです。
民主党中央の表向きの方針に背いて、公然と民主党県連推薦候補を応援することで、自民候補の当選に貢献したのが、民主党の<前代表>・前原誠司氏です。
大分選挙区で野党勝利の足を引っ張ったのは、民主党大分県連と前原氏といえます。
民主党を1人勝ちさせないために〜大分を「改憲」・「プチ右翼」の砦にしてはならない!!
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/48793132.html
前原氏にとっては、社民推薦候補よりも自民候補に勝ってもらった方が都合がよいのでしょう。このケースは「民主党・第2自民党化プロジェクト」というより「自民党応援プロジェクト」と言った方がいい。
前原氏は結果的に自民候補の応援をすることになったわけですが、東京の民主党・長島昭久衆院議員も、結果的に自民党候補の当選に貢献したといえます。
長島氏が直接応援したのは、民主党現職の鈴木寛氏でした。長島氏が自分のブログで表明しています。鈴木氏自身が、愛国心教育の思想に限定すれば、日本会議系で、自民党候補そのものです。
2007参院選――東京選挙区
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/46770904.html
選挙結果を振り返れば、鈴木氏を含む民主党2候補が野党票を取りすぎたことで、自民の丸川氏の当選を許すことにつながりました。
自民候補が勝っても、鈴木氏が勝っても、自民が勝つようなものだったわけです。
[参考] 2007参院選――結果分析
http://kaze.fm/wordpress/?p=140
森田実氏の論評によれば、前原氏の動きが活発になっている模様です。民主党から出るなら出るで、早くはっきりさせてほしいものです。
[参考] 前原民主党前代表のマスコミ登場急増の背景――従米派の反撃が始まった?!
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03564.HTML
| 2007参院選・大分選挙区 | ||||
| 当 | 199,523 | 礒崎 陽輔 | 自 | 新 |
| 170,645 | 矢野 大和 | 無 | 新 | |
| ◎ | 140,287 | 松本 文六 | 無 | 新 |
| 63,099 | 後藤 博子 | 国 | 前 | |
| 37,764 | 山下 魁 | 共 | 新 | |
太田光征
http://kaze.fm/wordpress_test/?p=38


