2007年07月06日

中国は本当に脅威か

防衛白書が、中国の軍備近代化に警戒感を示したそうです。
北朝鮮に加えて中国も脅威になれば、自衛隊も盤石ですね。
冷戦終結で一時、存在意義を失いかけた自衛隊にとって我が世の春到来。

しか〜し、中国はそんなに脅威なのでしょうか。
中国はこれからしばらく大国路線を歩み、軍備を拡大すでしょう。
日本人は歴史を忘れているようですが、中国はもともと大国です。
そして20世紀において大国と言えば、軍事大国のことを意味しま
した。
そういう意味では、米中二大大国時代が来るわけです。

でも実は、日本も中国に負けない軍事大国なのです。
それより何より、中国は日本を意識して軍備を増強しているわけではあ
りません。
先入観を持たずに見れば、それは明らかです。
こっちが一方的に競争心を燃やす必要はないでしょう。

あっちが軍拡するこらこっちもなどという、幼稚な競争心を持つ必要は
さらにありません。
日本と中国は、歴史的経験も向いている方向も違うのです。

経済発展と国際的存在感をバックに、中国のナショナリズムは沸点にま
で達すると思います。
でも、それは日本とは無関係な話です。
日本は我が道を行けばいいのであり、
唯一の被爆国としてアジアの軍縮をリードするべきです。
そして中国にも友人として、軍縮を呼びかけていきましょう

日本がそういう路線を行く限り、中国の軍拡は日本にとって脅威にはな
りません。
日本にとって最大の脅威は、日本を巻き込むアメリカの軍拡です。
イラク戦争に協力するまで、日本にテロの脅威はありませんでした。

                 川西玲子
posted by 風の人 at 15:58 | Comment(1) | TrackBack(1) | 一般
この記事へのコメント
共産中国の脅威は、事実を見れば明らかです。
チベットでの抑圧、天安門事件での大虐殺、いまではスーダンの虐殺支援などなど。
国防予算にしても正確ではありませんし、商品管理のデタラメさ、著作権無視のコピー製品の氾濫。
彼らが文明世界の脅威であることは疑いありません。
共産主義は20世紀において1億人を殺戮しました。
そういう現実を見ない一部の人たちの無知・無神経は理解できません。
Posted by 通行人 at 2007年07月06日 17:46
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