2018年11月29日

希望の党への「合流クーデター」:昨日11月28日も公開質問状への回答催促に前原誠司氏の国会事務所を訪問

ご承知の通り、前原誠司氏は現在、国民民主党の所属ですが、「合流クーデター」の責任を取っておりません。合流クーデターの根っこにある考え方が共産党を排除した(同質的)保守二大政党制で、これがいつまでも野党選挙共同の足を引っ張り続けています。

前原誠司氏が再始動 国民民主党京都府連会長に就任 「二大政党制へ、原点に戻って頑張る」 - 産経ニュース
https://www.sankei.com/politics/news/180819/plt1808190012-n1.html

「平和への結集」をめざす市民の風( http://kaze.fm/ )は2017年12月14日、前原誠司氏に希望の党への「合流クーデター」の説明を求める公開質問状を提出しました。この間、何度も回答の催促に国会事務所を訪問。昨日11月28日も。

平和への結集第2ブログ: 前原誠司氏は「合流クーデター」の説明を、民進党は政策を軸に身の処遇を:2017年12月14日政党/議員申し入れ
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/455573993.html

前原氏も同氏が現在所属する国民民主党の玉木雄一郎代表も共産党と選挙共同する気がありません。また玉木氏は下掲の市民連合との意見交換で安倍改憲反対を表明しておきながら(10月27日の千葉県市民連合1周年賛同者集会で山口二郎氏も玉木氏の同様の見解を紹介)、改憲論議そのものを否定していません。

国民民主「共産党との直接協力、難しい」 市民連合を介し候補者調整 参院選対応で全国幹事会
https://www.sankei.com/politics/news/180924/plt1809240010-n1.html
国民・玉木代表 憲法改正議論「CM規制が大前提」
https://www.sankei.com/politics/news/181017/plt1810170062-n1.html

一方、京都の大山崎町長選のチラシで国民主権否定の自民党参院議員・西田昌司氏と写真に収まっていた立憲民主党の福山哲郎氏は、参院選の京都選挙区で前原誠司氏と協力し、西田氏でなく共産党の倉林明子氏の議席を奪いたい様子?

連合京都、国民候補を推薦 来夏参院選、議席奪還へ決断
https://web.smartnews.com/articles/fkfbCKALzUv
歴史的な大山崎町長選挙のチラシの写真
https://twitter.com/mitsu_ohta/status/1055090180393066496
【要拡散】国民の権利没収改憲ムービー 自民党 参議院議員 西田昌司 有権者はおバカさん 憲法改正の裏の顔 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=kyyAU9LGI_Y

玉木氏個人が対外的に護憲派が喜ぶような政策観を表明していますが、残念ながらそれは共産党を含むまっとうな野党選挙共同を保証するものにはまだなっていません。さあ皆さん、どうする?

国民民主党の野党協力路線に関する見解 – 市民連合
http://shiminrengo.com/archives/2251
国民民主党との意見交換について – 市民連合
http://shiminrengo.com/archives/2253


太田光征
posted by 風の人 at 16:37 | Comment(0) | 一般
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