2015年02月10日

人質の命を救うことを最優先しなければならない 身代金に関する4つの誤謬 ? アダム・ドルニック教授

VIDEO NEWS人質の命を救うことを最優先しなければならない 身代金に関する4つの誤謬 − アダム・ドルニック教授 ≫
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論説、意見 - COMMENTARY - ビデオジャーナリスト神保哲生のブログ
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アダム・ドルニック教授
オーストラリアのウーロンゴン大学
テロリストとの交渉経験もある
フォーリンアフェアーズ(2015年1月13日)

交渉しないといっても、実際は裏で、間接的に払っている。ODAなどを通じて。
身代金を払う国がテロリストに狙われやすいという根拠はない。
IS(ダーウィッシュ)が稼いでいる身代金は少額のものを含む。
身代金を取ることで道義的正当性を失う。フィリピンのアブサヤフも人質を取ったが、今ではギャングだと見なされている。
米国はフォーリさんを特殊部隊で救出しようとして失敗。十数回で1回しか成功していない。軍事的手段なくして交渉しないというのは、殺すということ。米国では身代金交渉で訴追される。
米英は囚人としてのテロリストを人質交換要員として確保している。
見殺しにすることのコスト。エイドワーカーは行かなくなる。軍事作戦よりハーツアンドマインド。いなくなることで対立が激化してしまう。このロスは大きい。



宮台:米国は対ソ連のアフガニスタン戦争でアルカイダを生み、サダムフセインにしても同様。ある成果を生んだしても別の随伴的帰結を生む。
外交的リソース(エイドワーカー)の損失を伊勢崎氏が強調してきた。

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以上、ビデオの要点

太田光征
posted by 風の人 at 14:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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