2014年07月27日

イスラエルによるガザ攻撃を許すな!

-------- Original Message --------
Subject: [121jikkouiinkai:1062] イスラエルによるガザ攻撃を許すな!
Date: Wed, 23 Jul 2014 00:48:16 +0900 (JST)

阿部です

facebookにアップした文章です。


イスラエルによるガザ攻撃を許すな!

私たちが、集団的自衛権行使反対で踏ん張っている間に、パレスチナのガザ地区がイスラエルによって蹂躙されている。多くの子どもたちがシオニストによって虐殺されている。この野蛮と無法を見過ごしにしてはいけない。

メディアは、テロと報復の応酬、ユダヤ人とパレスチナ・アラブの根深い対立などと、相変わらずピントのずれた、見当違いのコメントを垂れ流している。しかし、パレスチナの歴史を偏見なく、詳細に検討したならば、問題はユダヤ人とパレスチナ人の対立などでないことは分かるはずだ。問題の根源は、ユダヤ人の一部の、ウルトラ民族主義者・シオニスト集団が、パレスチナに先住していた人々を暴力や金の力で追い出し、殺害し、従属させ、その上に人造国家イスラエルを無理矢理に建設したことに発していることは明らかだ。

米国などの支援を受けて核兵器を含む圧倒的な近代兵器で武装したシオニスト国家は、シオニスト・ユダヤ人には国家を持つ権利があるが、パレスチナ・アラブの「野蛮人」にはコミュニティも国家も持つ資格はないという感覚、パレスチナ人を人とは見なさない感覚で、野蛮で無慈悲な迫害を繰り返してきた。パレスチナの解放勢力の中には、当初はユダヤ人とパレスチナ人の共存国家の建設という理想を掲げた人々もいたが、イスラエルによる度重なる迫害と虐殺の中で、そうした勢力は影を潜めざるを得なくなった。

私は、ハマスを支持はしないが、同情をする。ハマスのイスラム主義には同調しないが、医療も食料も安全も教育も十分に保障されないガザのパレスチナ人が肩を寄せ合って生きていくために、そして最低限の医療や福祉や教育を保障するために、圧倒的な偏見と孤立の中にもかかわらず、彼らが大きな犠牲を払いながら自力で奮闘してきたことを認める。

ハマスは、イスラエルがガザに撃ち込んだミサイルの破片を集めてきて手製のロケット弾をつくり、ささやかな反撃を試みてもいる。イスラエルの秘密警察=モサドによる徹底した調査と正確な情報、それに輪をかけた近代兵器による10倍、100倍の報復を承知しながら、パレスチナ人の心をくじけさせないために、小さな戦闘にも挑んでいる。モグラのようにトンネルを掘って食料や医薬品を運び込んだりもしている。すべて、ガザのパレスチナ人が人として生きていくためのギリギリの試みだ。

イスラエル国家建設の血塗られた歴史を振り返れば、譲歩をするべきはイスラエルの側であることは明らかだ。国際社会は、イスラエルに対して強く圧力をかけ、パレスチナ人に対して生きていくに十分なコミュニティや国家を保障するための交渉の場につかせるべきだ。それこそが、血で血を洗う争いを停止させるために最初に為すべき事だ。

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 09:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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