2014年03月03日

集団的自衛権:オンライン署名&シール投票

集団的自衛権シール投票.JPG「秘密保護法を考える市民の会」の満田です。
集団的自衛権、ここ数か月が勝負ですね。「集団的自衛権」の意味がいまひとつ伝わっておらず、自国だけ安全圏にいるのはズルイ、国際貢献しなくちゃね、みたいな文脈でとらえている人もいるように思います。
憲法解釈をめぐっては、いままで長年積み上げられてきた政府の見解があります。個別自衛権について、合憲だとしてきた内閣法制局元長官など、政府筋の方々ですら、「これは、(いままで守ってきた)一線を超える」とし、ある種の決意をもって、きっぱりと反対の発言しています。

「集団的自衛権は、第二次世界大戦後、侵略戦争の口実にされてきた。これを認めれば、日本の自衛隊が他国の人を殺し、日本の自衛隊の若者たちも殺される。そこまでの覚悟がみなさんにありますか??」 
(もう少しマイルドだったかもしれませんが)2月20日の院内集会では、元内閣法制局長官の阪田氏から、このような発言もありました。

どこまで問題意識を広げられるかが鍵かと考えています。いくつか関連のお知らせです。

1.下記のオンライン署名をはじめました。今後、市民による国会議員まわりなどで提出していきたいと考えています。現在、2189筆。ぜひ、署名&拡散をお願いします。

「集団的自衛権を容認する「解釈」改憲に反対/戦争を助長する「武器輸出」に反対します。」
http://goo.gl/72b6AF

2.こちら必見です。はじめて集団的自衛権の問題を考える人に見せてください。ぜひ、拡散を!
モーニングバード「集団的自衛権、解釈変更の問題点とは?-解釈を変えるのはそんなに軽い事ですか?」
http://goo.gl/e9SMxp

3.こちらも必見!(ぜひ見てください)
2/20に、福島議員などの呼びかけにより、「市民と議員の勉強会」が開催されました。元内閣法制局朝刊の阪田雅裕氏の講演をIWJが記事にしてくれています。こちらも必見。もと内閣法制局長官ですら、「解釈」改憲による集団的自衛権の行使を、明確に否定しています。

2014/02/20 戦争はすべて集団的自衛権の名のもとに行われる! 元「法の番人」阪田雅裕氏が安倍政権を痛烈批判
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/125998

4.「秘密保護法を考える市民の会」では、この問題に関して、@集団的自衛権の賛否、A「解釈」改憲への賛否−−を問う、「マトリックスシール投票」に取り組みます。(高木画伯力作のボードを添付します)果たして、通行人が投票してくれるかドキドキです。雨天中止。お手伝い歓迎(事前にご連絡ください)。

3月6日(木)18:00〜19:30 大井町駅イトーヨーカドー前
3月8日(土)13:00〜14:30 巣鴨駅
       15:30〜17:00 原宿駅 代々木公園側

連絡先:満田(090-6142-1807)
グループホームページ:
http://zthelp.exblog.jp/

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 23:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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