永岡です、第59回ラジオフォーラム、今週は放送作家の石井彰さんの司会で放送されました。今週もFMharoと三角山放送を聞きました。三角山放送では、オリンピックに隠れて福島でもいろいろ起こっており、それはマスコミで報じられず、だからぜひラジオフォーラムを聞いてほしいとのコメントがありました。昨年の12月、奈良どっとFMに石井さん行かれて、奈良の細長く古い町並みの中にあり、道に面したところに畳敷きのところで、土曜日の午後、R55、55歳以上の素敵なお姉さまの井戸端会議の番組に出られて、ラジオフォーラムを語られました。石井さん、ラジオフォーラムを放送される局も紹介されます。
今週のゲストはフリーアナウンサーで大正大学の外川智恵さん、女性の、社会での生き方について語られました。外川さんは東京FMでの朝4時〜6時のクラシック番組のパーソナリティーを5年なされ、また大正大でエンタティンメント、TV、ショービジネスを支える裏方を育てるもので、去年開講、それまでは表方の人を育てるもので、それを、エンタティメントの世界で生きるのは難しく、女子アナは何百倍の関門でなかなかなれず、しかし裏方では活躍できるものもあるのです。表に立つことが苦痛でない人は表に立ち、大学ではセルフマーケティング、自身の調査分析売り出し、世の中を知り、世の中の成り立ちを知る。それを知らないと自分の立ち位置は分からず、自分がどんな形なのかを知るのは、世の中を知ることであり、セルフマーケティング、自己分析との違いは、自分で自分のことを分析して分からない。自分の知識しかなく、19歳の経験で自分は分からない。
自分を分析するのは、自分と社会の関係が見えるようになるもので、自分が社会のどこにいるかであり、どうしたら役に立てるのか知ることから始まり、外川さん生きづらいと思ったこともあり、全てのペーパーテストのみで判断する際に淘汰される側の人間にあり、全て経歴、点数、ポイントで調べられ、それだけで実力は測ってもらえない。そういうことを分かっていると、学生にもいいわけと石井さん言われました。
小出裕章ジャーナル、小出先生のお話。経産省、昨年12月6日、特定秘密保護法案(実態は不特定秘密隠蔽法案(c)石井さん)のドサクサにまぎれて新エネルギー基本計画を発表し、原発を重要な(ベース)基礎電源とする、民主党の2030年代原発ゼロを撤回して原発を活用するというもので、閣議決定され、この理由は安定供給、低コスト、温暖化対策で、これを小出先生は聞かれて「漫画のような話」と言われて、今原発が全部止まっているのに電気は足りており、原発が自民党の言うように安全ではなく事故を起こして止まっているのに、それでも電気が足りないというのはおかしいし、安定供給を目指すなら原発はいらない。原発が安いというのもお話にならないウソで、電力会社の有価証券報告書から計算したら原発は一番高い+原発の事故で本当なら東電は何回もつぶれるほどの被害であり、ちゃんと補償したら日本の国家が破綻する=コスト面では原発は話にならない。温暖化の原因が本当に二酸化炭素かどうかは小出先生は疑問であり、そもそも温暖化を防ぐならエネルギー消費を抑えないといけないのに、この始末なのです。
さらに、この素案で原発の再稼動だけでなく、新設すら狙っている(計画に盛らないことで狙うもの)と石井さん言われて、小出先生もその通りと言われて、まずは今止まっている原発の安全性を確認して再稼動とは、冗談を言うなと小出先生は言われて、自民党政権が安全だからと日本に58基もお墨付きで作って福島で事故、なら自民党は自分たちのやったことは間違いと反省しろ、これは犯罪で自民党を逮捕しろ。それなのに安全性を確認してとは困った人で、新設の先には原発の輸出ももちろんあるのです。
そして、高レベル核廃棄物(使用済み核燃料)の最終処分場、自治体の応募方式から政府の指定になり(どこも応募しないから)、小出先生は埋めてはいけない核の廃棄物であり、原発をやったために核のごみが膨大に出来て無毒化できない(泣)。隔離しないといけないが、日本政府は地面の下に埋めるつもりですが、10万〜100万年埋めないといけない、そんな長期間の安全は科学で保障できず本来やってはいけない(泣)。小出先生も国と論争をして、一昨年日本学術会議(学者の国会)も埋め立てはだめと答申を出して、これはなぜ今まで黙っていたかであるが、今更ではあるが正しく、ところが埋め捨ての方針をそれでも変えず、どこも応募しないので国がどこに埋めるかを命令するのはひどい政権と言われました。候補地も噂としていくつか出てきて、お金で懐柔するか、力づくで強制執行するかしかなく、どこかに処分場がないと原発は糞詰まりであり、国は遮二無二にやり、国はどこかに白羽の矢を強制的に狙い、政府は放射能に汚染された福島15平方キロを国有化するというが、それを核廃棄物の処分場に福島をと狙っている雰囲気で(埋め捨てに必要な漫
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場を福島に押し付ける魂胆と小出先生は疑っておられるのです。
こういうニュース、大きなこと(今回はオリンピックか?)が報じられ、忘れている間に悪政が進められ、それを防ぐにはきちっとものを考え、こういう言い方は良くないが、愚かな国民には愚かな政府しかなく、国民が賢くなるしかひどい時代に流れるのを止められないのです。そのためにも、こういうお話をこれからも小出先生にしていただくのです。以上、小出先生の今週のお話でした。全文は以下にあります。
http://www.rafjp.org/koidejournal/no59/
ここで1曲、60〜70年代のフォークの名曲を集めたCDボックス、KBS京都の企画CD(http://www.kbs-kyoto.co.jp/contents/folkdays/)から、悲しくてやりきれない、ザ・フォーク・クルセダーズです。
後半のお話、 点数で計られる外にいたと言われて、セルフマーケティングと言われて、エリートの道は外川さん歩まず、エリートのいるところには出没して、どこの大学、TOEICどれくらい、どこのアナウンサーかと聞かれると外川さんは下のほうになる。太陽と月なら月のほうにいて、それでも山梨放送のアナウンサーは太陽に近いと石井さん言われて、外川さん、山梨放送に入り、タレントではなく、新聞記者になりたくて、心理学者になりたくて、夢はたくさんあり、出来ず、アナウンサー、何千倍の難関かと石井さん言われましたが、外川さん、なりたいと思うと自分の本領は発揮できず、入社試験時にこういう人間だと、アナウンサーになれるならなるとなり、石井さんが試験官なら落とすと言われて、外川さんは頂点を目指されたのです。
石井さんも大学で教えて、女子のほうが熱心であり、外川さん、女性はターニングポイントごとに自分のキャリアをどうするかを考えないといけない。しめた、というのと、しまった、というのは異なり、女性は結婚によりターニングポイントになり、伴侶の転勤の際、遠距離恋愛も選択になり、その際に仕事をしたいとなると男性より結婚はあきらめよと、閉められてしまい、外川さんも結婚して山梨放送を辞めて、その後別居。女性でも総合職なら転勤もあり、男性は子育てによる中止はなく、どんな現場でも聞くもので、国際会議でも話し合われている。今は専業主婦は少なくなり、二人で働かないと生活が賄えない(親の介護、子どもの教育)、女性の65%が働き、それも50〜60社(ひどいと100社)も受けてやっと1社受かったのに、それを辞める女性も多く、結婚・出産を期に女性は辞めざるを得ない。待機児童の問題もあるし、保育所も足りない。外川さん、結婚・出産のタイムリミットを期に、ゴールをどう決めるかは問題と学生に教えて、自己実現か、仕事を何のためにしたいかと教えており、男が稼いで女性が親の面倒を見る時代はなくなり\xA1
、それで
外川さん、新しい女性の生き方
を教えており、男が変わらないといけない。男性と女性と特性もあり、一人の人間として、労働力、自己実現を、男女の別ではなく、人間であるとするべきであり、男女の役割はあるが、力持ちの女性、細やかなところに気を使える男性もあり、男女の別ではなく、その人間を見るべきと言われました。
外川さん、女性に、あきらめないで、自分で扉を閉めてほしい、余計なことが入ってくる(結婚しないと、介護しないととか)を閉めて、自分の好きな扉を開けたらいい。自分の望む扉を開けたらいい、というものです。以上、外川さんのお話でした。
そして、みんなジャーナル、電話インタビューのコーナーで、10年前の中越地震の際に臨時災害FMとして設置されたFMとおかまちの佐藤広樹さんにより、中越地震後の十日町の模様についてお話がありました。今はコミュニティFMとして続いています。ラジオフォーラムもFMとおかまちで土曜の夜7時に放送しています。
中越地震で68名亡くなられ、全壊も3300棟、十日町も被害があり、体育館や車の中での避難生活で、エコノミークラス症候群(飛行機のエコノミー席のような狭いところにいて足を折りたたむと血栓が出来て病気になり、今も避難者の検査をして年に何人もの人の血栓が今でも発見される)が10年たっても発症され、恐ろしい。十日町は東日本大震災で忘れられた、全国的に報じられなかった長野県中部地震(東日本の翌日)でも震度6弱(中越地震と同じ)でしかし全国ではほとんど報じられず、中越地震で被害の少なかった山間部に被害があり、高齢者世帯が多く、家が再建できず村を離れて過疎化する。再建する資金もなく、あと何年住めるかと地域を離れてしまう。犠牲者は3年前はなかったものの被害なのです。
臨時災害FMとして設立され、その後民間のコミュニティFMになり、昔はここに放送局はなく、臨時災害FMは2ヶ月で、しかし災害時にラジオはいり、市民の支援でラジオ局が出来たわけです。市民の熱意によるラジオ局であり、佐藤さんはこの局の前は自営業、委託販売のお店をされて、そこのスタッフや介護職員が何か役に立てないかとこのラジオになり、常勤のスタッフは13人。東日本大震災でも臨時災害FMはできて、その中でも廃止された局もあるが、その中FMとおかまちが生き延びたのは、楽しいだけでなく、災害時の放送が経営理念や使命感になり、職員・役員にも浸透し、その使命感=ラジオはライフライン、水道や電気と同じという意識があるのです。中越地震から10年、人口の少ないところもあり、地震により全村避難をして村を捨てるかとなったのに、東京のボランティアが延べ1000人来て、20〜30代の若い人が移住して子を産み限界集落指定(今後この村は数年でなくなる予想、半数以上70代以上)を外れた、全国的にも珍しい事例なのです。そういうものを支えるものに、地元の安全・安心を支えるFMとおかまぁ
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お話でした。
阪神・淡路から19年、中越地震から10年、東日本大震災から3年、国は私たちのために何かしてくれるのではなく、自分の人生をプランニングして人にも働きかけないといけない、そこにラジオの役割があり、そういうラジオでありたいと石井さん言われました。今週のラジオフォーラムでした。
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以上、転載
太田光征
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