貴職は安倍晋三首相との会談で、環境保全の日米特別協定の交渉開始や普天間飛行場の5年以内の運用停止「努力」など、政府提案を積極的に評価されています。
辺野古埋め立て承認へ 知事あす表明 - 琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-217161-storytopic-53.html
しかし、当時の橋本龍太郎首相が1996年に5〜7年以内の普天間飛行場返還で米国と合意したものの、実現していないことから明らかなように、今回の「努力」約束も空手形に終わるのではないでしょうか。
また環境特別協定といっても、日米地位協定に裏マニュアルがあるように、表向きの環境特別協定が実効性あるものになる保障はありません。
秘密法案と報道 国の強権行使を許すな(日米地位協定の裏解釈マニュアルである「日米地位協定の考え方」)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-215210-storytopic-11.html
琉球新報東京支社報道部長の島洋子氏は12月21日の都内での集会で、「沖縄県が普天間飛行場の名護市辺野古への移設を受け入れてしまえば、沖縄県が戦後初めて基地を受け入れてしまうという、歴史の岐路に立たされています」と語っています。
20131221 UPLAN 【第1部】特定秘密法廃止へ「世直し弁護士と共に日本国憲法を活かすフォーラム」
http://youtu.be/JU7kVN3fMco?t=1h31m04s
貴職が辺野古埋め立てを承認することで普天間飛行場の辺野古への移設を容認すれば、貴職は「戦後初めて基地を受け入れた沖縄県知事」として歴史に名を残すことになるのではないでしょうか。
そのような不名誉を欲するはずがありません。貴県の民意に従って、辺野古埋め立ては承認されないよう、お願いいたします。
2013年12月26日
太田光征
知事公室 基地対策課/沖縄県
http://www.pref.okinawa.jp/site/chijiko/kichitai/
知事公室基地対策課(代表)
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