2013年11月16日

これ以上犠牲者を増やすな!弾圧被害者からの「特定秘密保護法案」反対声明

みなさま、園良太です。
重複された方は失礼します。

あまりに危険な「特定秘密保護法案」への反対運動が拡大しています。
私も運動弾圧が確実に激増すると強い危機感を持って参加・発言し続けてきました。
そこで、「2.9竪川弾圧」等の被害者として思う問題点をまとめた抗議声明を発表しました。
ぜひご一読いただけますと幸いです。今が山場です。
ともに悪法と戦争を止めましょう!そして11/19竪川弾圧のデモと裁判にも、
人つながりのものとして注目・支援・参加をお願いします!

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これ以上犠牲者を増やすな!弾圧被害者からの「特定秘密保護法案」反対声明

★人の意志や連帯そのものを弾圧する悪法を許さない

安倍政権が「特定秘密保護法案」をとてつもない速さで進めている。11月21日前後の衆議院通過を目指しているようだ。国家情報を調べて公表しようとした人が、何が「秘密」なのかもわからないまま最高10年の懲役刑及び1000万円の罰金刑に処されるものだ。「日本版NSC法案」等と合わせて戦争する国家を完成させ、反対する人間を次々不当逮捕できるようにするためだ。私は社会運動で弾圧され、長期勾留と有罪にされた被害者として、弾圧を激増させるこの法案を絶対に許さない。

声を上げた人間への弾圧は戦後も常に続いてきた。3.11原発事故以降は多くの人が国家権力への怒りを持ち、デモに参加した。だが権力者は3.11原発事故の責任を逃れ被害を隠蔽したいため、2011年の東京の『原発やめろデモ!!!!!』では5回のデモ中に計19人もの仲間たちが警察に不当逮捕された。デモ隊をわざと過剰警備し、参加者が警察と少し体が触れただけで「公務執行妨害罪」を乱発した。

翌12年もあの熱く燃えた大飯原発再稼働反対の現地テントを立てた人を不当逮捕→起訴→半年も勾留→有罪にさせた。さらに大阪で関西電力や震災汚染ガレキの拡散に抗議した人々を計10人も逮捕し、5人も起訴した。「関西大弾圧」と呼ばれている。

この上で13年に秘密法を出すという事は、声を上げた者を弾圧する段階から、声を上げる意欲そのものを萎縮させ消滅させる段階に踏み込んできたとしか思えない。弾圧リスクを格段に高めるとともに、何を知ったら法律違反かわからないのであらゆる人が疑心暗鬼に陥り、社会運動に不可欠な他者への信頼や連帯感を削がれてしまうからだ。

運動に不可欠なツイッターやフェイスブックなどインターネットでの情報交換や拡散も規制され、権力とは違う行動や志向に触れる機会そのものが奪われるだろう。その先の来年の通常国会では雑談や会議をしただけで弾圧できる「共謀罪」の上程が狙われている。これが麻生太郎の「ナチスを見習って静かに改憲したい」ということだ。


★秘密法により監獄や暗黒裁判の被害者も激増する

私も08年の「麻生邸リアリティツアー」、11年の「差別・排外主義にNO!9.23新宿デモ」で不当逮捕された。昨年2月に東京都江東区の野宿者排除に抗議した「2.9竪川弾圧」では、「大声を上げた」だけで「威力業務妨害」で起訴されてしまった。まさにあらゆる抗議行動の封殺だ。そして4ヶ月以上も勾留され、懲役1年・執行猶予3年の有罪判決にされた。

この国で弾圧された人はどうなるのか。世界中から批判される代用監獄制度のもとで、24時間警察の留置場の監視下に置かれたまま取り調べを強制される。確実に「接見禁止」をつけられ、弁護士以外と会えなくなる。現行犯逮捕でも自宅に家宅捜索に来られ、家を荒らされ、大事な物を奪われる。何よりも最低3日、最大23日間は監禁されるため、仕事を失いかねないのだ。この警察の完璧な包囲網により、本人も家族や友人も多大なダメージを受けてしまう。どんなでっち上げでも一度捕らえれば本人や周囲が二度と運動する気が無くなるまで痛めつけるのがこの国の公安警察なのだ。

 もし起訴されれば何ヶ月も監禁され続け、長く厳しい裁判を強いられる。私はこれを目的に公安検事から無理やり起訴された。長期勾留を仲間や弁護士とともに耐え抜き、裁判闘争を懸命にやっても、東京地裁・大野勝則は野宿者の生きる権利や行政側の問題に全く触れない「最初に有罪ありき」の判決を下してきた。高裁に控訴すると、今度は八木正一が被告の私達3名を法廷から強制排除した上で、証人・証拠を全て却下して一発終了させてきた。社会運動の弾圧事件では、警察・検察・裁判所が一体化してしまっている。

 秘密法は、こうした無実の逮捕や微罪逮捕を確実に激増させ、勾留の長期化と重罰化を加速させる。戦前日本が検察も裁判所も軍国主義国家の下請け機関と化したように、戦争に反対する人間は正に自動的に有罪にされていく。そして警察の捜査や裁判に関することが「秘密」指定されれば、逮捕された人がどこにどんな状態でいるのかが分からなくなる事がありえる。

それが行き着くと、過去の軍事独裁政権や現在の米軍グアンタナモ・アブグレイブ刑務所のように突然「行方不明」にさせられる、誰にも知られないから監獄で拷問をし放題、というのが最も恐ろしい事ではないか。「軍法会議を設置し、兵役拒否した者は死刑」と発言した石破茂が政権与党の幹事長なのだから。日本政府は監獄を秘密指定してはいけないと定めた「ツワネ原則」も無視している。


★弾圧の裁判、秘密法反対大集会、ともにご参加を!

今後、原発事故の放射能被害と被災者の棄民化は果てしなく広がる。来年春の消費税増税後は再び大不況になってしまうだろう。政権は中国を始めとしたアジアと世界中に自衛隊を出して資源の略奪と戦争を始めるつもりだ。その分命をかけて真実を暴く、声を上げ反対する人はより増えていくし、増やさなければならない。その時秘密法が猛威を振るい、警察が誰でも弾圧していく事を私達は今から絶対に止めなければならない。

弾圧を加速させる秘密法を許してはいけない。そして弾圧後のあらゆる人権侵害も許してはいけない。これらを一体と考えて反対する事を皆さんに呼びかけたい。私は「2.9竪川弾圧」の次回デモと裁判が以下に予定されている。ぜひ、秘密法に反対する全ての方のご参加をお願いします!

■11月19日12時日比谷公園霞門集合でデモ、14時から東京高裁前アピール→
高裁429号法廷で裁判
詳細:http://solfeb9.wordpress.com/2013/11/05/%E3%80%901119%E3%80%91%E6%9A%97%E9%BB%92%E8%A3%81%E5%88%A4%E3%81%AF%E8%A8%B1%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%81%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%AB%98%E8%A3%81%E3%81%AF%E5%88%A4%E6%B1%BA%E6%97%A5/

■そして以下の大集会に私も全力で参加したい。ぜひ関東中からの結集をお願いします!
「STOP!『秘密保護法』11.21大集会 『何が秘密?それは秘密』それはイヤだ!」
11月21日18時半開会、17時半デモ出発。詳細:http://www.himituho.com/


2013年11月15日
「2.9竪川弾圧」当事者:園良太
http://d.hatena.ne.jp/Ryota1981/

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以上、転載

太田光征


posted by 風の人 at 15:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特定秘密保護法
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