2013年10月15日

アフリカ人を「奴隷」と呼んで喚声をあげるイスラエルの群衆

み なさまへ     (BCCにて)松元

ここに紹介するのは、イ スラエルに亡命移住してきたアフリカ人を「奴隷」と呼び、イスラエル群衆が喚声をあげて「ここはユダヤ人国家だ」と叫ぶ記録です。記 者は、現在ディモナに住んでいるトロント生まれのカナダ人デヴィッド・シーン。拙訳ですが、紹介させていただきます。

日本では、在特会のヘイ トスピーチが「人種差別」にあたると京都地裁が判決しましたが、朝鮮学校への補助金打ち切りという「人種差別」が極右政府と地方行政 によって進行中です。

あからさまに幻想として の「一民族一国家」をめざす人種差別国家イスラエルと、ながいあいだ幻想の中で「一民族一国家」だと思い込んで排外主義に勤しんでい る日本とが、セキュリティ産業や武器供与などで密接になっていることを恐れます。

This article’s Url
http://feedproxy.google.com/~r/intifada-palestine/yTiY/~3/Xr_TzOmumpU/?utm_source=feedburner&utm_medium=email

*Video: Israeli crowd cheers as Africans called “slaves*“

*ビデオ:アフリカ人を「奴 隷」と呼んで喚声をあげるイスラエルの群衆***

David Sheen - The Electronic Intifada

Posted: 09 Oct 2013 07:10 AM PDT

_ _

撮影・記事:デヴィッド・ シーン(松元保昭訳)

2013年10月9日

インティファーダ・パレス タイン



■Video:Url=9月17日の集会のビデオ(南テルアビブ)

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=2mmqVxLMrJU



【ビデオ英文字幕の一部書き起こし】

✓2013年9月、イスラ エル最高裁は、2012年の反潜入法に追加した改正 案を却下した。

✓改正案は、亡命を求 めて入国してくるすべてのアフリカ人を裁判なしに自動的に拘留することを許可していた。

✓(シュプレヒコー ル):「スーダン人はスーダンに帰れ!」

✓2000年 に改正案が効力をもってから、アフリカ人は収監されていたが、現在、裁判所は彼らは釈放されなければならないと決定した。

✓翌日、約3万人 のアフリカ人亡命者が暮らしている南テルアビブのイスラエル住民は、裁判所の決定に抗議した。

(中略)

✓(極右クネセト前議 員)聞いてくれ!最高裁は、今月5000人 のスーダン人がここに来ると決定した。この意味が分かるか?5000人のスーダン人 だ!

✓もし私が彼らのうち1000人 をラマード・アビブ・ヒメール(金持ちの地区)に連れて行ったら、どうなる?

✓結局、彼らは裁判官 の奴隷なんだ!二グロは奴隷だ!そうじゃないか?

✓(群衆、喚呼で応え る)

✓そりゃそうだ、やつ らが問題を引き起こしているんだ!

✓あっち(アフリカ) では、やつらに支払うカネがあるが、こっちでは支払うカネなんかない!

✓きょうはこの交差点 を離れない!もう夜中だ。

✓最高裁の判決に言う ぞ、お前たちと俺たちの考えは一致しない!

✓お前たちは、イスラ エル国家を多民族国家に変えているんだ!俺たちはユダヤ人国家を望んでる!ユダヤ人国家を望んでる!

✓(群衆のシュプレヒ コール):「ユダヤ人国家を望んでる!ユダヤ人国家を望んでる!ユダヤ人国家を望んでる!…」(続いて):「スーダン人はスーダンに帰 れ!スーダン人はスーダンに帰れ!スーダン人はスーダンに帰れ!…」

✓いま俺たちみんな は、緊急事態法を布くんだ!裁判所を忘れろ!

✓(群衆のシュプレヒ コール):「緊急事態法だ!緊急事態法だ!緊急事態法だ!…」

✓1000万 の中国人、500万のインド人、2000万のアフリカ人が、この国に入ってもい いという法律をぶち壊せ!

✓ここはユダヤ人国家 だ!子どもたちのために、ユダヤ人国家を要求する!

✓(群衆のシュプレヒ コール):「ユダヤ人国家!ユダヤ人国家!ユダヤ人国家!…」

(中略)

✓(リクードのプラ カードを持った子どもが、「私を撮って」と撮影者に要求)

✓(子どもたちも一緒 に群衆のシュプレヒコール):「スーダン人は帰れ!スーダン人は帰れ!スーダン人は帰れ!…」

(後略)

*● アフリカ人の判決に怒るイスラエル人***

ア フリ カからの政治亡命者の無期限拘留を認めている法律を却下するという9月16日のイス ラエル最高裁判所の決定 は、翌日、テルアビブ(Tel Aviv)で何百 人もの抗議するイスラエ ル住民を街頭にあふれさせた。

南 テル アビブのイスラエル・ユダヤ人は、ハティクヴァ(Hatikvah)・マー ケットの入り口の交差点 を1時間半に わたって通行止めにし、無効になった法律によって拘留されている2000人のアフ リカ人を90日以内に 釈放すべきだと命じた裁 判所の判決を公然と非難した。

南 テル アビブは、ここ数年間で、彼らの大部分はエジプト国境に接するイスラエルの砂漠を徒歩で横断し入国してきた非ユダヤ人のアフリカ国民 ほぼ3万人の生家となった。

ア フリ カ人の支援団体は、彼らの大部分が独裁政権と民族浄化キャンペーンから逃れてきたと主張する一方で、彼らの存在に反対するイスラエル 人は、故国で望む以上のカネを稼ぐためだけにイスラエルに移住してくると彼らを訴えている。

*●炎を焚きつける***

破 棄さ れた改正案は、他のアフリカ人の到着を思いとどまらせ、またすでに国内にいる彼らがすぐにも立ち去るよう納得させるための、イスラエ ル政府のあからさまな取り組みの一部を表現している。政府に実行された別の反アフリカ人政策は、非常に多くの亡命申請者に対する難民 地位の認定拒否、さらには一時的労働許可の拒否、および国境フェンスの 建設を含んでいる。最初から貧しかった所(南テルアビブ)にようやく住むことがで きるよう になった地区で暮らすだけで、生活維持のための法的手段もなく、大部分のアフリカ人は貧窮に陥ったままである。

政 治的 な左派および中道派の一部のイスラエル人は、南テルアビブのような貧困地区の経済的な重荷を少しでも軽減し生計が立てられる経済上の 援助のために、政治亡命者に在住許可を与えるよう政府に強く迫ってきた。しかし、2009年以来連 続して支配している政治的宗教的な極右派は、相当数の非ユダヤ人に対してこの国に長期間 の滞在許可を与えるどんな提案にも激しく反対してきたので、そのオプションを考慮することを拒否している。

こ の3年間、南 テルアビブの怒れるイスラエル住民は、しばしば街頭に繰り出し、かなりの数の非ユダヤ教 徒のアフリカ人が居住している近隣のいたる所をデモ行進しては、彼らすべてをこの国から追い出せと要求している。右派の議員たちは、 その抗議に参加し人種的憎悪の炎を焚きつけては政治的なポイントを稼ごうとしていた。10月22日に予定 されている地方選挙にと もない、テルアビブ・ヤッファ市議会のかなりの立候補者が9月17日の集会 を利用して、横断幕を掲 げ彼らの活動家たちで群衆をあふれさせた。

*●おどし***

私 がそ の集会で撮影した上のビデオは、近年イスラエルに現れているウルトラ・ナショナリズム(超国家主義)のその恐ろしさをもっともよく現 わしているものを見せている。すべてのアフリカ人を奴隷と表現 する集会の司会者に、群衆が喝采を贈っているのだ。

イ スラ エル議会、クネセトの前議員であるミカエル・ベン・アリ(Michael Ben-Ari )は、イスラエルを「ユダヤ人国家」から「多民族国家」に変えるためこの国に入ってくる 「1000万人の中 国人、500万人のイ ンド人、そして2000万人のア フリカ人」を防ぐために戒厳令(ビデオでは緊急事態法=訳 注) を要求する。小さな子どもたちも大声で喚声をあげる:大人の保護者たちが喜ぶため、「みんなはスーダン人の追放を要求している!」 と。

だ が、 その夜のもっとも本性を現わしている際立ったエピソードは、市民の服装の20歳のイス ラエル兵へのインタビューだった。彼は、その近所を歩いているとき彼が攻撃用ライフルで 武装しているときでも、攻撃されるのが怖いと、私に語った。何が起こって激しい怖れを感じたのかと(何度も)彼に尋ねたら、ヨム・キ プル(Yom Kippur)に(こ の日、ユダヤ教の人々に はこれらの行為が禁じられている)、非ユダヤ教徒のアフリカ人が外でバーベキューをしタバコを呑んでいるのを見たとき不安に襲われ た、と彼は私に語った。(Yom Kippur:贖罪の 日は、ユダヤ教徒にとっ て一切の飲食、労働が禁じられている断食の日でもある=訳注)

ヨ ム・キプルにシナゴーグから出てきたひとりのユダヤ人は、イスラエルの外の世界のどこにでもいるものだ。しかし彼が、タバコを一服し たりバーベキューの網の上でハンバーグをひっくり返したりする非ユダヤ教徒の人間を見て、彼/彼女の人生が突然不安になるとい うことは想像することがむずかしい。

ア フリカ人亡命者へのこの恐怖感は、プロパガンダがいつもその犠牲者のせいにするどんなに考えられた悪魔的な性質よりも、おそらく非白 人、非ユダヤ人の人々を悪魔化する国家後援のプロパガンダでさらに植え付けていると推測させるものだが―これが、世界史上最大のユダ ヤ人大多数の都市テルアビブで、これから戦闘に行こうというイスラエル兵が訴えた体験の事実である。

(以 上、翻訳終り)

The post Video: Israeli crowd cheers as Africans called “slaves” appeared first on Intifada Palestine .

-----------------
以上、転載

太田光征


posted by 風の人 at 00:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。