2013年09月09日

シリアで「テロリスト」が化学兵器の使用を認めたとする通話の録音(LiveLeak)

シリアで「テロリスト」が化学兵器の使用を認めたとする通話の録音がLiveLeakに公開されている。英語解説文の翻訳を掲載する。

LiveLeak.com - Two phone calls affirm the use of chemical weapons in Homs by terrorists(2本の通話からテロリストがホムスで化学兵器を使用した事実を確認)
http://www.liveleak.com/view?i=94a_1377271950



2013年8月23日-ダマスカス(SANA)-ホムスのShuhada al-Bayada大隊に属するテロリストとそのサウジアラビア出身のAdulbasitと呼ばれる上司の間で交わされた電話から、ホムス郊外のDeir Ballba地区で化学兵器をテロリストが使用したことが判明した。

シリアのテレビチャンネルで放送された通話において、テロリストは所属グループが200人から成り、al-Bayadahからal-Daar al-Kaberaへとトンネルをくぐって脱出した、ホムス市を攻撃するために兵器を購入する必要があった、と語った。

サウジの資金提供者はカイロ在住で、シリアのテロリストに所属グループの詳細と、資金を受け取る方法を尋ね、Daraaおよびダマスカス郊外のテロリストを支援していると認め、シリアのテロリストの方は資金提供者に自分の大隊の手柄の1つがDeir Ballbaにおける化学兵器の使用であったと話した。

同じ文脈で、別の通話から、ダマスカス郊外のBarzehからサリンガスのボトル2本を持ち込む2つのテロリストグループの間の協力が明らかになった。

太田光征
posted by 風の人 at 01:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | シリア
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