2013年08月26日

ネットワーク1・17 経験をつなぐ、東北支援を続ける神戸のボランティア 牧秀一さんのお話(2013/8/26)

 永岡です、第878回ネットワーク1・17、今日も千葉猛さんの司会で放送されました。

 その前に、8月31日午後1時から、知る権利と憲法改正に関する大阪弁護士会のイベントがあると、水野晶子さんの司会の弁護士の放課後、ほな行こか、でありました。秘密保全法が出来ると、例えば原発事故の際にSPEEDIを公開しなかったと報じると罰せられるということです。

http://www.osakaben.or.jp/web/event/2013/130831-2.php

 場所は大阪弁護士会館、地下鉄御堂筋線淀屋橋駅、堺筋線北浜駅から徒歩10分、各線梅田駅から徒歩15分です。入場は無料です。

 今日のゲスト、牧秀一さんは東日本大震災の被災地で、仮設での孤独死を防ぐための高齢者の見守りや子供たちの支援をしているNPOよろず相談室の理事長で、阪神・淡路の経験を活かして被災地支援をされている牧さんのお話です。

 昨日近畿で激しい雨であり、西宮などで被害がありで、毎日放送のところで10分に27.5ミリ、息苦しくなる雨が降り、阪急梅田の周辺で被害です。内水氾濫、都市では50〜60ミリの排水が出来るのにそれも対応できないほどの大雨であったのです、それを知らないといけないのです。

 牧さん、阪神・淡路の支援をされ、高齢者の孤独死を防ぐため活躍され、東日本でも支援され、2011年4月に行かないといけないと思われて、あまりの悲惨さに、とても活動できないと思い、その時は支援できず、その後は何回も被災地に行かれて、最近も気仙沼、石巻、いわき市であり、避難所→仮設に移った方を訪ねて、現地の支援者、こちらはみんな被災者&職を無くし、そういう方を支援されます。牧さん、被災地に30回以上行かれて、震災後2年半、現地は阪神と異なり、復旧が遅々として進まず、復興住宅も進まない(何戸建つか決まっていない)、神戸だと仮設は5年であったが、東北は10年仮設にいないといけないのです。仮設にいらっしゃる方、故郷から離れたところにおられて、「ここで死にたくない、地元に戻りたい」というものの、地元は住める状況ではない、そういう状況が点在しているのが東北なのです。

 牧さんの必要とされる支援は、東北の方と話して、関西と東北の人は気質も異なり、押し付けではいけない、継続する支援で、話し合い、いつもつながるもので、つながる支援が必要なのです。

 関西にいると、現地に行くのも困難であり、リスナーから神戸から出来ることはあるかと質問があり、それはある、全国から質問されるが、手書きの手紙を書く、相手は分からずとも、牧さんが責任をもって届け、そこから文通が始まるのが大変な支援であり、継続してやるのが支援。8月には四国から高校生が文通相手に、1500キロ離れたところから来て、現地は大変喜び、手紙のやり取りは貴重なのです。手紙でつながりが出来る、行くだけが支援ではない、手紙支援も大きいのです。

 牧さん、阪神・淡路でも高齢者の見守りをされて、神戸の経験が生きるのは、実はあまりない。同じ震災でも、阪神は若い人の仕事場があって働いて帰ってこられるが、東北は働く場所がなくなり、若い人が仙台、東京に出てしまい故郷に戻れない=現地は高齢者の比率が多く、その支援が大きな課題なのです。見守らないといけない高齢者が東北に残り、若者は出てしまう。牧さん、資金面も大変で、赤字覚悟で、よろず相談室も解散になり、カンパで助けられた、もう一度行って来いと、後1年は毎月1回は行けるのです。そうしても行かないといけない思いは強く、一度会った人と、もう会わないとするのは牧さんしんどい、また会いたいのです。子供支援もやり、子供たちの顔を見て、子供たちが寄って来る、何とかして行きたいのが人情なのです。

 牧さんのように支援をされるボランティア、数はガタ減りで、ボランティアの姿が見えなくなり、必要なボランティア、人のところに出向くのが少なく、こういうことが必要だと伝えることをして、地域の人が地域の人に訪問するのが出来ないと、東北はしんどいのです。仮設も長く続き、地元の皆さん、支援への思いは、仮設に住んでいる人と、地元にいる人、犠牲者の出た人と出なかった人で思いは違い、しかし被災者はみんな一緒、区別せずやる、地域と一緒に夏祭りをやる、そう活動しないと崩れるのです。

 牧さん、今後は支援者の支援がいり、3箇所でどうできるか、悩みを聞き、地域の人が受け入れられるようにするので、東北の人がこうしたらいいということをするのです。

 よろず相談室のブログは、

http://npo-yorozu.sblo.jp/

 です。

 ニュースは河本光正さんの担当でした。

 福島事故の避難区域から、除染しても線量の下がらない(1ミリシーベルト/年)ところで、井上副大臣は除染をもう一度やる、森林も範囲を広げてやり、除染計画も見直しをするのです。

 シリア、化学兵器のこと、国連の調査団が入り、アサド政権と反体制派は互いに相手が使用したといい、イギリスはアサド側が使い、証拠は消されているとなり、オバマ政権は軍事行動を示唆しています。

 ファン国連事務総長、日本政府は国際的ビジョンを持てといい、侵略の定義は定まっていないという安倍総理を批判し、これは異例のことです。

 はだしのゲン、松江市が閲覧制限の要請を撤回です。過激な文章や絵が多いというものの、知る権利の侵害と批判され、閲覧制限を撤回です。

 中国・重慶市のトップの汚職の裁判、検察は厳罰を貸すように言っています。この裁判は中国で大きく注目され、習近平指導部、反腐敗を訴えるチャンスとして、裁判をリアルタイムで公開し、しかし被告は格差是正をやったので庶民には人気があり、中国の分裂が懸念されます。

 要介護3の高齢者でないと支援しない方向になるのです。

 来週の1・17は、千葉さん生まれ故郷の仙台に行き、東日本大震災の原状について報告されます(千葉さん、9月1日のNHKのラジオにも出られます)。今週のネットワーク1・17でした。
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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 22:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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