2013年06月06日

橋下日本維新の会共同代表の発言に抗議し謝罪を求める6・6沖縄県議会決議

沖縄県議会は6月6日、「橋下日本維新の会共同代表の風俗業活用提案発言に関する謝罪を求める抗議決議」を賛成多数で可決しました。紹介します。

井上澄夫 米空軍嘉手納基地・一坪反戦地主 2013・6・6

●橋下日本維新の会共同代表の風俗業活用提案発言に関する謝罪を求める抗議決議

 去る5月13日、橋下徹日本維新の会共同代表は記者会見において、5月1日に普天間飛行場を視察した際に、米軍司令官に対し、「法律の範囲内で認められている中で、性的なエネルギーを合法的に解消できる場所は日本にあるわけだから、もっと真正面からそういうところを活用してもらわないと、海兵隊の猛者の性的なエネルギーをきちんとコントロールできないではないか。建前論ではなく、もっと活用してほしい。」と進言したとの報道があった。
 これに対して県内外から多数の批判が沸き上がっている。米国防総省のリトル報道官は5月13日に記者団に対し、この件に関してコメントしないことを述べた上で、米軍が買春を拒否するのは言うまでもないと語り、在日米軍司令部の高官も「我々が米兵に徹底させようとしている価値観と相容れない。米国防総省の政策や米国の法律に逆行する。」と語ったとの報道があった。
 政党の代表者であり市長という公職にある者が、このような暴言ともいえる、人権感覚を欠いた発言をしたことはまことに許しがたいことである。
 橋下日本維新の会共同代表は、米軍や米国民に対して発言を撤回・謝罪したが、沖縄県民に対しては謝罪していない。
 県民はこれまで、米軍基地があるがゆえに、米兵による暴行事件や県民の尊い生命が奪われた事件・事故など筆舌に尽くしがたい苦しみと痛み、人権じゅうりんを戦後67年間も強いられている。このような県民感情を逆なでする発言は、断じて許しがたいものである。
 よって、本県議会は、怒りを込めて、橋下日本維新の会共同代表の発言に抗議するとともに、県民に対する謝罪を強く要求する。

 上記のとおり決議する。
 平成25年6月6日

 沖縄県議会

 日本維新の会共同代表 橋下徹 あて

http://www.pref.okinawa.jp/site/gikai/h250606ikenketugi.html#ketugi2

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 20:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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