2007年02月19日

「憲法9条」こそが国民の主権を守る!

6者協議の意味が一般市民にわかりにくく、市民感情と離れた感じがするのは6者
協議そのものが抱える不条理さと協議の前提の不明瞭さのためだと思います。
北朝鮮の核開発をやめさせることは、最終的に地球上のすべての核廃絶をめざすこと
につながっていなければならないでしょう。
人類や地球環境を破壊する武器をすべてなくそう、というのが正しい目標です。
それなしでは核保有禁止の話し合いは詭弁のやり取りにすぎません。

6者協議の国々(政府代表者たち)は、核廃絶および「平和」を絶対的な目標および
指針としていません。 核抑止力、つまりは核保有を前提にしています。 
核保有国、イラク戦争を引き起こしたアメリカ政府、そのイラク戦争を支持し憲法9
条を今変えようとしている日本政府の代表達が、北朝鮮の核問題について何を話し合
えるのか、というのが一般庶民の正常な感情です。自国の利益を念頭においての話し
合いは、本当に心から平和を望む市民の気持ちと全くかけはなれています。

拉致問題は、「対話と圧力」のような駆け引きで解決できるのでしょうか。 
対話と圧力は相反するものです。

平和を金で買えるものなのでしょうか。
経済援助が必要な国に対しては純粋にできる限り援助をすべきでしょう。
核廃絶や拉致の問題を、言葉で(誠意のある本物の言葉と姿勢で)しっかり訴えてい
くだけでは効力がないのでしょうか。

言葉が信じられない世界は、暴力に支配される世界です。

「政府=その国の人々」ではありません。 
政府ではなく一般の人々の声が、他国の一般の人々に伝えられるようにしたいもので
す。 
しかし、「平和」を取引の条件にしたり、「平和」よりも経済を優先する政治家が国
民の代表者であるかぎり、「平和」を心から願う国民の声も、他の国の人々には届か
ないと思います。 

軍事力は「政治における国民の主権」を奪います。 軍事力を捨てることによっての
み、普通の人々が主人公となり、他国の人々と協力し合って、世界の平和を築ける道
を切り開けるのではないでしょうか。

憲法9条の意義をしっかり考え、守り、世界に広めていきましょう!

         「やさしい街づくりの会」     タマラ

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posted by 風の人 at 01:05 | Comment(0) | TrackBack(2) | 一般
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