2007年02月16日

ローレンス・レペタの寄稿記事from天木直人ブログ

 永岡です。
 天木直人さんのブログ、紹介しまして、多くの方がご覧になっていると思われますが、今回、イラク戦争に関しまして、ローレンス・レベタという、日米で活躍する弁護士さんの著書で、紹介がありました。

http://www.amakiblog.com/archives/2007/02/16/#000264

 中核部分を抜粋します、
<・・・米軍の機関紙「スターズ・アンド・ストライプ」によると、三沢の米空軍基地に駐屯する200人以上の米戦闘機F14の分隊がイラクへ向かった。33歳のヒュータス軍曹は「あなたが歴史の一部に参加していないとしても、ちょうど目にしているのだ」と語った・・・米国人にとって歴史とは戦争の話なのだ。この論理では、戦争に従軍しなければ歴史に参加していないことになる。
 ブッシュ大統領はハノイで開かれたアジア太平洋経済協力会議(昨年11月に開催された首脳会議)に出席した。「ベトナム戦争から何を学んだのか」と記者から尋ねられると、大統領は「あきらめないことだ」と簡単な答えを口にした。大統領はベトナム戦争の敗因を「あきらめたこと」と考えているようだ・・・

 彼ら(ヒュータス軍曹やブッシュ大統領)は、米国から遠く離れた土地で常に戦争を続けるべきだと信じている。「あちら」(国外)で戦わなければ、敵が「こちら」(米国)へやって来る。これは第二次大戦や冷戦中の論理である。これらの戦いが相当前に終わっているのに、論理は生き続けているのだ・・・

 ブッシュ大統領がイラクでの戦争に敗れかけているのは明白だ。世論調査と昨年11月の中間選挙は米国民が「あきらめた」ことをはっきり示している。そのような時に、自衛隊の輸送機は、米軍の地上部隊を支援するためイラクの空を飛び、自衛隊の艦船がイラク近海の米軍を助けている。イラクでの戦争は日本の防衛に何の関係もないはずなのに。

 ブッシュ大統領がなぜイラク戦争を始めたのかは理解できるつもりだ。しかし、日本の指導者の行動はどのように説明できるのだろうか。遠い地域へ戦闘部隊を送り続けている日本の指導者の熱心さを、どう解釈すべきなのだろうか・・・>

 考えさせられるものです。ブッシュや、小泉、安倍、それに慎太郎にも読ませたいです。まあ、理解できないでしょうが・・・
posted by 風の人 at 22:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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