オーマイニュースに、貴重な情報が載っていました。イラク従軍を拒否したワタダ中尉に関する情報です。
http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000005150
この件に関して、平和活動家のネルソンさんのコメントが載っています、転載します。
< 私は6日、平和活動家のアレン・ネルソン氏の講演会に参加してきた。ネルソン氏は、ご存じの方も多いかと思うが、ベトナム戦争に従軍し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)にかかり、長年かかって克服しようと努力し、その後、平和活動家として運動を続けてきた方である。
私は彼に聞きたいことが2つあった。
1つは、ブッシュ大統領の予算教書における国防・国土安全保障費の増強について、それが大統領が言うように国を守ることになるのか。2つ目は、ワタダ中尉が行っている反戦運動に対する影響だ。
ネルソン氏は予想通り、「ワタダ中尉の行為は勇気ある行為。この講演会に来る前、支援者と共に彼の拘留されている場所まで行って、支援活動をしてきた」と語った。その上で、ブッシュのことは「戦争犯罪者(war criminal)」と
ばっさり切り捨てた。気持ちの良いほどはっきりした主張で、久しぶりにすっきりした気分になった。
ネルソン氏は海兵隊員だったので、米国本土と沖縄で訓練を受け、特に沖縄では実弾を使い、ひたすら「人を殺す」訓練を受けたという。だから、氏は、イラク派兵の持つ意味の偽善性は身をもって誰よりも感じることができる。自衛隊のイラク派兵は「明らかに、世界に誇れる日本の憲法第9条違反だ」とも、はっきり言明した。
新聞報道によると、昨年1月から4月までイラクにいた空軍兵も「ワタダ中尉は正しい」と主張しているという。人を殺し、死ぬのをみてきた人ほど、この戦争の違法性を身をもって感じ、そして従軍拒否するのも当然だと思う。
将校だからといって、戦争の違法性を論じるのを禁じていいのか。それこそ憲法に保障されている言論の自由に反することではないのか。「大量破壊兵器などなかった」「国にだまされた気分だ」「国民を偽って派兵させるのは憲法に違反する」という彼の主張は正当であると私は思う。
米上院では、増派に反対する決議案が採決されなかった。増派へ、そしてさらなる戦争の拡大へと、正義を裏でねじ伏せようとする力が働いている。ワタダ中尉の無罪を祈りたいと思う。>
ちなみに、この記事へのコメント欄には、例によりネットゴキブリ((C)ヘンリー・オーツさん)がいます。
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