2012年12月13日

政府によるインターネットの検閲を阻止するためAvaaz署名

政府によるインターネットの検閲を阻止するため、行動を起こして頂きありがとうございます。

以下のメールをお友達やご家族の皆さまにも送信してください。フェイスブックのウォールへのリンクの投稿もお願いします。

http://www.avaaz.org/jp/hands_off_our_internet_i/?tCFVlab

ご協力、誠にありがとうございます。

Avaazチーム一同
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Avaazメンバーの皆さま,

現在ドバイで開かれている国連の会議で、法的拘束力を持つ国際条約のもと、政府による徹底的なインターネット規制を認めるべきだと、、強権的な国々が主張しています。もし、こういった国々主張が通ってしまえば、インターネットは今よりも自由でなくなり、コストも高くなり、時間もかかってしまうことになるでしょう。彼らを阻止するのに残された時間は、わずか2日です。

インターネットは様々な形で、すばらしい「市民の力」となってきました。かつてないほどに人々はつながり、訴え、権力のある人物に圧力をかけることができるのです。なぜならば現在に至るまで、インターネットは政府ではなく、ユーザーや非営利団体が管理してきたからです。しかし今、ロシアや中国、アラブ首長国連邦などの国々は、国際電気通信規則(International Telecommunication Regulations, ITR)と呼ばれる電気通信業務に関わる規則を改正し、インターネット規制を強化しようとしています。そうなってしまえば、インターネットの活用は私たちユーザーではなく、政府によって決定されることになります。「インターネットの父」ことティム・バーナーズ・リー氏は、規則の改正よってオンライン上の検閲が強化され、プライバシーが侵害される恐れがあると警告しています。しかし、人々の力で膨大な量の署名を集め反対運動を展開すれば、ネット規制強化案に反対する国々の影響力を強めることができます。

ITR改正に反対する声は高まりつつあります。嘆願書に署名し、改正推進派の政府にインターネットへの干渉を直ちにやめるよう訴えましょう!さらにこのメールをお知り合いの皆さまにも転送してください。100万人分の署名が集まりましたら、ドバイ会議の参加国代表に直接届けてまいります。

http://www.avaaz.org/jp/hands_off_our_internet_i/?tCFVlab

ITRの改正を検討するこの会議は、国連の専門機関である国際電気通信連合(International Telecommunications Union, ITU)が開催しています。普段はそれほど注目される会議ではないのですが、ロシアや中国、サウジアラビア他、数カ国がこの会議を利用して政府によるインターネット規制を強化しようとしています。ネット規制強化を推進するこのような国々は、政府がより簡単にアクセスを妨害をしたり、プライバシーを脅かしたり、監視やトラフィック遮断を合法化したり、ネット上のコンテンツへの接続に新たな料金を導入したりすることを提案しています。.

今のところ、インターネットをまとめて管轄する中央組織は存在せず、インターネットの運営には、様々な非営利組織が協力し、異なる技術的、商業的、政治的関心を管理しています。もちろん、そのようなモデルに欠点が無いわけではありません。米国優位のあり方や企業の影響などを考えれば、改革の必要性は明らかです。しかし、改革は透明性をもたない国の政府のみで形成された条約機関によって進められるべきではありません。透明性をもつオープンな、市民参加型のプロセスで、ユーザーの関心を中心に進められるべきです。

ITUはネットワークの保護や、貧しい国でも手ごろな価格でネットにアクセスできるようにする取り組みなど、極めて重要な役割を果たしてきました。しかし、インターネットの運営方法に関する改正を決定すべき機関ではありません。インターネットが自由かつ市民の手で管理できるものであり続けられるよう行動しましょう。そしてインターネットへの攻撃に対して、私たち市民は黙っていないということをITUと世界に示しましょう。リンクをクリックしてご署名お願いします。またこのメールをできるだけたくさんの方に転送してください。

http://www.avaaz.org/jp/hands_off_our_internet_i/?tCFVlab

Avaazメンバーは以前にも、ネットの自由を救うため力を合わせ、その取り組みを成功させました。政府の都合の良いようにサイトを閉鎖することを認める法案を廃案にするよう、300万を超えるメンバーたちが米国に要請したことにより、ホワイトハウスは法案への支持を撤回しました。ヨーロッパにおいては280万のメンバーたちが、インターネットの自由を脅かすACTA合意を撤回するよう要請した結果、欧州議会が同合意を否決しました。今再び力を合わせ、ネット規制強化案を阻止しましょう。

希望を込めて

パスカル、イアン、ポール、ルカ、キャロライン、リッケン、キア、およびAvaazチーム一同

関連情報

日本経済新聞 ネット規制の是非で対立 ITU国際会議が開幕
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO49139040U2A201C1EE8000/

Sankei Biz ITU 規制改正へ 国際協調アピールも“検閲”継続は疑問
http://www.sankeibiz.jp/business/news/121130/bsj1211300502002-n1.htm

CNET Japan  ITU会議でのネット規制の提案に是非を問う声-----WWWの父も懸念を表明
http://japan.cnet.com/news/society/35025290/

Wireless Wire News ロシア、インターネット規制強化案を取り下げー ITU ドバイ会議
http://wirelesswire.jp/Watching_World/201212121035.html

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 19:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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