2012年08月14日

関西テレビニュースアンカー オスプレイ低空飛行の問題点

低空飛行は高度150m以下は日本の法律で禁止されているのに、米軍は日米地位協定で適用外。

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 永岡です、関西テレビのニュースアンカー、6時台の特集はオスプレイ、低空飛行の問題でした。
ご存知のようにオスプレイは全国6ルート(さらに、米軍は認めていないものの、ブラウンルートという中国山脈〜兵庫県のルートもあり)あり、北海道以外の全国を網羅します。その中で、高知県の中部、愛媛との県境、四国の水がめのあるところですが、ここは昔から米軍機の低空飛行が行われ、それも朝昼晩を問わずで、寝たときに轟音もある、学校の子供たちは飛行機というと黒い米軍機の絵を描くほどで、ここで昨年だけで分かっているだけで17回も低空飛行が行われ、それ以外も含めると467回も米軍機が運用しているのです。
 この場所では94年に低空飛行をしていた米軍機が墜落し、部品だけにバラバラになる事故(パイロット2名死亡)も起きています。
 それで、ここがオレンジルート(四国西部〜和歌山)に当たり、軍事評論家の岡部いさくさんは、ここは山(標高1000m級)と海が接しており、米軍の海兵隊が山を越えて運用というルートの訓練に適しているということなのです。だから、米軍はオレンジルートで訓練したいのです。
 低空飛行は高度150m以下は日本の法律で禁止されているのに、米軍は日米地位協定で適用外、政府も、アメリカに対してお願いするだけで、具体的に頼める地位にはないと言うのです。
 さらに、元外務省の孫先亨さん、米軍は、基地が7割集中している沖縄でOKなことは、米軍は全国で出来ると解釈していること、そして低空飛行、轟音などの規制は、イタリアでは厳しく、アメリカもイタリアに従っているものの、今の日本とアメリカの関係は、日本がそこまで言える立場にないと指摘されました。
 こういう中で、オスプレイ、早ければ10月にも運用なのです。
 このニュースを見たら、日本はほとんどアメリカの植民地扱いであると思われました。こういう危険なものに異を唱えない野田政権は何なのでしょうか?これを、お知らせいたしました。

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以上、転載

太田光征
posted by 風の人 at 19:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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