2012年04月20日

【5月12日】秘密保全法・共通番号法で国民監視・行政不正行為の隠ぺい「5・12集会=作らせてはいけない共通番号・ICカードが進める監視・管理社会」

社会保障の充実を目的にした税の一体改革のためと称して、政府は「共通番号法案」を国会に提出しました。

この法案は全ての国民と在住外国人に唯一無二の番号をつけ、国の行政機関や地方自治体がそれぞればらばらに分散管理している年金、福祉、医療、税金などの市民の個人情報を名寄せ・統合して、国が個人情報を掌握し一元管理しようとするもので、「国民総背番号制」にほかなりません。

全国民に共通番号入りのICカードが交付され、誰でも身分証明書としていつでも持っていなければならないことになります。
共通番号で税の公平な徴収をするはずでしたが、*所得が把握されるのは低収入の給与所得者で、富裕層への適正課税は不可能です*。狙いは、番号によって収入と税、医療費などを掌握し、増税と社会保障費の削減をはかろうとするものです。

道路、街角、駅構内等での監視カメラの氾濫に市民が馴らされていく中で、共通番号によって私たちの情報は行政がすべて把握し、監視、管理されることになります。その上政府は、市民の眼から行政の行為を覆い隠す「秘密保全法」の制定を狙っています。そうなれば私たち市民は政治権力の思いのままにされるでしょう。民主主義も平和もたちまち崩れてしまいます。

監視・管理社会をもたらす「共通番号制」についてよく知り、私たちの人権を守り、平和と民主主義の社会を確保するために、ぜひ、集会にご参加ください。

5・12集会=作らせてはいけない共通番号・ICカードが進める監視・管理社会=

◆と き 5月12日(土)午後1時30分〜4時30分
◆ところ スペースたんぽぽ
東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4階TEL: 03-3238-9035
http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=336
◆講 演 石村耕治さん(白鴎大教員)
「共通番号・共通ICカードと監視社会」
◆提 起
小倉利丸さん(富山大学教員)
斎藤貴男さん(ジャーナリスト)
◆発 言
◆参加費 500円
◆共 催
盗聴法に反対する市民連絡会(090‐2669-4219)
JCA-NET(070‐5553‐5495)
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太田光征


posted by 風の人 at 19:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一般
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